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JP7804866B2 - オペレータ支援システム、オペレータ支援装置、およびオペレータ支援方法 - Google Patents
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JP7804866B2 - オペレータ支援システム、オペレータ支援装置、およびオペレータ支援方法 - Google Patents

オペレータ支援システム、オペレータ支援装置、およびオペレータ支援方法

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本発明は、顧客が電話で問い合わせた内容に基づいて顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援するオペレータ支援システム、オペレータ支援装置、およびオペレータ支援方法に関するものである。
コールセンタでは、オペレータが、顧客からの問合せの電話の対応が終わると、顧客の問合せ内容を所定のフォーマットにしたがって項目に分けて記載した顧客対応記録(チケット)を作成する。この顧客対応記録の作成は手間を要するため、オペレータの作業を支援してオペレータの負担を軽減することが望まれる。
このようなオペレータの作業を支援してオペレータの負担を軽減する技術として、従来、AIを用いて、顧客とオペレータとの間の通話音声に関する音声認識結果から顧客の用件を抽出すると共に、その用件に対応するFAQ(質問事項とその回答)を検索し、見つかったFAQをオペレータに提示する技術が知られている(特許文献1参照)。
特許第6675788号公報
従来の技術では、顧客の用件に対応する回答がオペレータに提示されるため、顧客の問合せに対する電話対応を円滑に進めることができ、また、AIを用いることで、オペレータの作業負担を軽減することができる。しかしながら、従来の技術には、顧客対応記録の各項目に対応する情報を音声認識結果から抽出する項目抽出に関する考慮はなんらなく、オペレータによる顧客対応記録の作成の作業負担を軽減することはできない。
一方、顧客対応記録の各項目に対応する情報を音声認識結果から抽出する項目抽出処理を、生成AIを用いて実施することが考えられる。しかしながら、顧客とオペレータとの間の通話には雑談や異なる話題が含まれる場合があり、このような場合には、生成AIを用いた項目抽出処理の精度が低下し、顧客対応記録の品質が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、顧客対応記録を作成する操作を行うオペレータを支援して、オペレータの作業負担を軽減すると共に、顧客対応記録の品質を向上させることができるオペレータ支援システム、オペレータ支援装置、およびオペレータ支援方法を提供することを主な目的とする。
本発明のオペレータ支援システムは、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、前記プロセッサは、顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示する構成とする。
また、本発明のオペレータ支援装置は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理をプロセッサが実行するオペレータ支援装置であって、前記プロセッサは、顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目に対応するテキストを抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させるようにGUI制御部に指示し、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示する構成とする。
また、本発明のオペレータ支援方法は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサに実行させるオペレータ支援方法であって、顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目に対応するテキストを抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示する構成とする。
本発明によれば、通話中に行われる雑談などの不要な部分を音声認識結果から除外して項目抽出処理を実施させることができるため、オペレータによる簡単な操作で、項目抽出結果の精度を高めることができる。これにより、オペレータの作業負担を軽減すると共に、項目抽出結果に基づいて作成される顧客対応記録の品質を向上させることができる。
本実施形態に係るオペレータ支援システムの全体構成図 本実施形態に係る主制御部およびGUI制御部の概略構成を示すブロック図 本実施形態に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図 本実施形態に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図 本実施形態に係るテキスト分析部に入力するプロンプト、およびテキスト分析部から出力される回答の一例を示す説明図 本実施形態に係るオペレータ端末に表示される通話画面を示す説明図 本実施形態に係るオペレータ端末に表示される確認画面を示す説明図 本実施形態に係るオペレータ端末に表示される確認画面を示す説明図 本実施形態に係るオペレータ端末に表示される登録画面を示す説明図 本実施形態に係るオペレータ端末に表示される登録画面を示す説明図 第1変形例に係るオペレータ端末に表示される通話画面を示す説明図 第2変形例に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図 第2変形例に係るオペレータ端末に表示される通話画面を示す説明図 第3変形例に係るオペレータ端末に表示される通話画面を示す説明図 第4変形例に係るオペレータ端末に表示される通話画面を示す説明図 第5変形例に係るオペレータ端末に表示される通話画面を示す説明図 第6変形例に係るオペレータ端末に表示される通話画面を示す説明図 第6変形例に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図 第7変形例に係るオペレータ端末に表示される確認画面を示す説明図 第7変形例に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、前記プロセッサは、顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示する構成とする。
これによると、通話中に行われる雑談などの不要な部分を音声認識結果から除外して項目抽出処理を実施させることができるため、オペレータによる簡単な操作で、項目抽出結果の精度を高めることができる。これにより、オペレータの作業負担を軽減すると共に、項目抽出結果に基づいて作成される顧客対応記録の品質を向上させることができる。また、通話の途中でも音声認識処理が行われるため、通話が終了した後に通話の全体が含まれる音声認識結果がユーザに提示されるまでの待ち時間を短縮することができる。
また、第の発明は、前記プロセッサは、1回の問合せの通話に複数の話題が含まれる場合に、複数の話題の各々に関係する範囲を別々に選択するオペレータの操作に応じて、複数の話題の各々に関する前記項目抽出処理を前記テキスト分析部に指示して、複数の話題の各々に関する前記項目抽出結果を取得する構成とする。
これによると、1回の問合せの通話に複数の話題が含まれる場合でも、オペレータの簡単な操作で、複数の話題の各々に関する顧客対応記録を別々に作成することができる。
また、第の発明は、前記プロセッサは、前記音声認識結果をオペレータに提示する画面を前記オペレータ端末に表示させ、画面表示された前記音声認識結果に対して前記対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づく前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得する構成とする。
これによると、オペレータが、音声認識結果を目視しかしながら対象範囲を適切に指定することができる。なお、音声認識結果に対してオペレータが対象範囲を指定する画面は、通話終了後に表示される画面でもよく、また、通話中に表示される画面でもよい。
また、第の発明は、前記プロセッサは、通話の最中に前記対象範囲の開始時点および終了時点を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる音声に関する前記音声認識結果に基づく前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得する構成とする。
これによると、オペレータが、通話の途中で対象範囲の開始時点および終了時点を指定することができる。この場合、オペレータ端末の画面に対象範囲の開始時点および終了時点を指定する操作部(例えばボタン)が表示され、オペレータが操作部を操作することで、開始時点および終了時点が指定されてもよい。
また、第の発明は、前記プロセッサは、オペレータが対応する前に顧客に問合せの概要を説明させる案内を通話部に指示して、顧客が発話する問合せ内容の音声を取得し、前記問合せ内容の音声に対する前記音声認識処理を前記音声認識部に指示して、前記音声認識結果として問合せ内容のテキストを取得し、前記問合せ内容のテキストを分析する処理を前記テキスト分析部に指示して、問合せ内容のタグ情報および要約文を取得し、前記タグ情報に基づいて、問合せ内容に適合するオペレータを選択し、選択されたオペレータに顧客の電話を繋ぐように前記通話部に指示すると共に、前記要約文をオペレータに提示する画面を前記オペレータ端末に表示させる構成とする。
これによると、顧客の問合せ内容に適合する適切なオペレータに電話対応を行わせることができるため、顧客の問合せに対する電話対応が円滑に進み、顧客の満足度を高めることができる。
また、第の発明は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、前記プロセッサは、顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、更に、通話中において、前記音声認識結果をオペレータに提示する画面を前記オペレータ端末に表示させ、画面表示された前記音声認識結果を修正するユーザの操作に応じて、修正済み音声認識結果を取得し、前記修正済み音声認識結果に基づく前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得し、加えて、前記音声認識結果をオペレータに提示する画面において、編集モードへの移行を指示するユーザの操作に応じて、前記編集モードに移行すると、前記音声認識結果を修正するユーザの操作を受け付けると共に、前記音声認識結果の画面への反映を一時的に停止する構成とする。
これによると、オペレータが、通話が終了する前に音声認識結果の不適切な部分を修正できるため、項目抽出処理の実行を早期に指示して、顧客対応記録を迅速に作成することができる。また、オペレータが音声認識結果を手入力で修正している最中に、次に出力された音声認識結果で、オペレータが修正した箇所が上書き消去されるのを防ぐことができる。
また、第の発明は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、前記プロセッサは、顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、更に、通話中にメモをオペレータが入力する画面を前記オペレータ端末に表示させて、オペレータが入力した前記メモを取得し、前記音声認識結果と前記メモとに基づいて前記項目抽出処理を実行するように前記テキスト分析部に指示して、前記メモの内容が反映された前記項目抽出結果を取得する構成とする。
これによると、メモの内容が反映された項目抽出結果を取得することができるため、項目抽出結果に基づいて登録される顧客対応記録の品質を向上させることができる。
また、第の発明は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、前記プロセッサは、顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、更に、今回の顧客の問合せ内容に類似する過去の事例を検索する類似事例検索処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、検索結果としての類似事例の情報を取得し、前記類似事例の情報を前記オペレータ端末に表示させる構成とする。
これによると、オペレータに、今回の顧客の問合せ内容に類似する過去の事例を提示することができる。これにより、顧客の問合せに対する電話対応が円滑に進み、顧客の満足度を高めることができる。
また、第の発明は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、前記プロセッサは、顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、更に、前記音声認識結果を校正する処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、校正済み音声認識結果を取得し、前記校正済み音声認識結果に対する前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得する構成とする。
これによると、校正済み音声認識結果に基づいて項目抽出処理が行われるため、顧客対応記録の精度を向上させることができる。なお、校正処理は、実行を指示するオペレータの操作に応じて行われてもよく、また、オペレータの指示によらずに校正処理が行われてもよい。
また、第10の発明は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理をプロセッサが実行するオペレータ支援装置であって、前記プロセッサは、顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目に対応するテキストを抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させるようにGUI制御部に指示し、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、通話中に行われる雑談などの不要な部分を音声認識結果から除外して項目抽出処理を実施させることができるため、オペレータによる簡単な操作で、項目抽出結果の精度を高めることができる。これにより、オペレータの作業負担を軽減すると共に、項目抽出結果に基づいて作成される顧客対応記録の品質を向上させることができる。また、通話の途中でも音声認識処理が行われるため、通話が終了した後に通話の全体が含まれる音声認識結果がユーザに提示されるまでの待ち時間を短縮することができる。
また、第11の発明は、顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサに実行させるオペレータ支援方法であって、顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目に対応するテキストを抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、通話中に行われる雑談などの不要な部分を音声認識結果から除外して項目抽出処理を実施させることができるため、オペレータによる簡単な操作で、項目抽出結果の精度を高めることができる。これにより、オペレータの作業負担を軽減すると共に、項目抽出結果に基づいて作成される顧客対応記録の品質を向上させることができる。また、通話の途中でも音声認識処理が行われるため、通話が終了した後に通話の全体が含まれる音声認識結果がユーザに提示されるまでの待ち時間を短縮することができる。

以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るオペレータ支援システムの全体構成図である。
オペレータ支援システムは、コールセンタにおいて、顧客が電話で問い合わせた内容に基づいて顧客対応記録(チケット)を作成するオペレータの業務を支援する。顧客対応記録は、顧客の問合せ内容を所定のフォーマットにしたがって項目に分けて記載したものである。
オペレータ支援システムは、通話部1と、音声傍受部2と、主制御部3(オペレータ支援装置)と、音声認識部4と、テキスト分析部5と、管理部6と、GUI制御部7と、オペレータ端末8とを備えている。
通話部1は、顧客が使用する電話機9と、オペレータが使用するオペレータ端末8との間の音声の送受信を中継し、顧客とオペレータとの間での通話を実現する。通話部1は、公知のクラウドサービスで実現されてもよいし、クラウド上に「PBX(主装置)」の機能を構築し、インターネット回線を利用してビジネスフォンの機能を利用できる電話システムで実現されてもよい。
音声傍受部2は、通話部1で行われる顧客とオペレータとの間の通話の音声を傍受(収集)する。音声傍受部2は、公知のクラウドサービスで実現されてもよい。
音声認識部4は、音声傍受部2で取得した通話の音声を音声認識によりテキスト化する。音声認識部4は、公知のクラウドサービスで実現されてもよい。
テキスト分析部5は、音声認識部4から出力される音声認識結果に対して項目抽出処理を実行する。項目抽出処理では、生成AIを用いて、顧客対応記録における各項目の登録情報の下書き(原案)となる文字列が、音声認識結果から抽出される。また、テキスト分析部5は、音声認識結果に対して要約文生成処理を実行する。要約文生成処理では、生成AIを用いて、問合せ内容の要約文が生成される。テキスト分析部5は、例えばGoogle Bard(登録商標)、Microsoft Bing AI(登録商標)、ChatGPTなどのクラウドサービスで実現されてもよい。
管理部6は、顧客対応記録などの各種のデータを、データベースを用いて管理する。管理部6は、例えばCRMツールと呼ばれるお客様とのコンタクト履歴を管理するツールや一般的なリレーショナルデータベースで実現されてもよい。また、公知のインシデント管理ツールや、WEBサーバーの機能を含むクラウドサービスで実現されてもよい。
主制御部3は、オペレータ支援システムの各部を制御して、顧客とオペレータとの間の通話の音声から、顧客対応記録の各項目の登録情報を生成して、その登録情報を管理部6のデータベースに登録するために必要な処理を行う。
GUI制御部7は、オペレータ端末8に表示させる各種の画面の表示情報(例えばHTMLデータ)を生成して、オペレータ端末8に各種の画面を表示させる。また、GUI制御部7は、オペレータ端末8で行われるオペレータの操作に応じた操作情報を取得する。GUI制御部7は、例えばWEBサーバーの機能を含むソフトウェアパッケージであるCRMツールやインシデント管理ツールで実現されてもよいし、WEBサーバーの機能を含むクラウドサービスで実現されてもよい。
オペレータ端末8は、PCやスマートフォンやタブレット端末などで構成される。オペレータ端末8は、液晶パネルなどの表示デバイス11と、タッチパネル、キーボード、およびマウスなどの入力デバイス12と、マイク13と、スピーカー14とを備える。なお、マイク13およびスピーカー14は、ヘッドセットであってもよい。
オペレータ端末8では、オペレータが、マイク13およびスピーカー14を用いて、顧客との間の通話が行うことができる。また、オペレータ端末8では、ブラウザなどのアプリケーションを用いて、GUI制御部7から送信される表示情報に基づいて、オペレータが閲覧する各種の画面が表示デバイス11に表示される。また、オペレータ端末8は、入力デバイス12を用いてオペレータが行う画面操作を検出して、操作情報をGUI制御部7に送信する。
次に、本実施形態に係る主制御部3およびGUI制御部7の概略構成について説明する。図2は、主制御部3およびGUI制御部7の概略構成を示すブロック図である。
主制御部3は、通信部21と、記憶部22と、プロセッサ23と、を備えている。
通信部21は、音声傍受部2、音声認識部4、テキスト分析部5、管理部6、およびGUI制御部7との間で通信を行う。
記憶部22は、プロセッサ23で実行されるプログラムなどを記憶する。
プロセッサ23は、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することで各種の処理を行う。本実施形態では、プロセッサ23が、音声認識制御、項目抽出制御、および画面制御の各処理などを行う。
音声認識制御の処理では、プロセッサ23が、顧客とオペレータとの間の通話音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部4に指示して、音声認識結果を取得する。
項目抽出制御の処理では、プロセッサ23が、音声認識結果から、生成AIを用いて、音声認識結果に基づいて、顧客対応記録の各項目の登録情報の下書き(原案)を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部5に指示して、項目抽出結果を取得する。
画面制御の処理では、プロセッサ23が、通話中に通話音声の音声認識結果をオペレータに提示する通話画面51(図6参照)や、通話終了後に音声認識結果をオペレータに確認させる確認画面61(図7,図8参照)や、顧客対応記録の各項目に関する登録の操作をオペレータが行う登録画面71(図9,図10参照)を、オペレータ端末8に表示させるようにGUI制御部7に指示する。
GUI制御部7は、通信部31と、記憶部32と、プロセッサ33と、を備えている。
通信部31は、主制御部3との間で通信を行う。
記憶部32は、プロセッサ33で実行されるプログラムなどを記憶する。
プロセッサ33は、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することで各種の処理を行う。本実施形態では、プロセッサ33が、画面情報生成、および操作情報取得の各処理などを行う。
画面情報生成の処理では、プロセッサ33が、オペレータ端末8に表示させる画面の表示情報を生成する。本実施形態では、通話画面51(図6参照)、確認画面61(図7,図8参照)、および登録画面71(図9,図10参照)の表示情報が生成される。
操作情報取得の処理では、プロセッサ33が、オペレータ端末8においてオペレータの操作を検出することで生成された操作情報を取得する。
次に、本実施形態に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順について説明する。図3,図4は、オペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、GUI制御部7が、オペレータ端末8にログイン画面を表示させる。オペレータがオペレータ端末8でログインの操作を行い、ログインが成功すると、GUI制御部7が、オペレータ端末8に通話画面51(図6参照)を表示させる。このとき、オペレータIDなどのログイン情報が主制御部3に送信され、さらに管理部6に送信されてデータベースに登録される。
次に、通話部1が、問い合わせを行う顧客からの電話の着信を検知すると、その着信にコンタクトIDを付与して、そのコンタクトID、顧客の電話番号、およびオペレータIDを主制御部3に送信する。次に、主制御部3が、コンタクトID、電話番号、およびオペレータIDを管理部6に送信する。次に、管理部6が、コンタクトID、電話番号、およびオペレータIDをデータベースに登録する。
なお、通話部1において、問い合わせを行う顧客からの電話の着信が検知されて、コンタクトID、顧客の電話番号、およびオペレータIDが、管理部6のデータベースに登録される際に、顧客対応記録(チケット)が新規に登録されてもよい。この場合、コンタクトID、電話番号、およびオペレータID以外の項目が空の状態でもよく、また、これらの項目に関連する項目、例えば、顧客の電話番号から明らかな店舗名の項目や、オペレータIDから明らかなオペレータ名の項目が登録されてもよい。
さらに、管理部6において顧客対応記録(チケット)が新規に登録されると、その旨がオペレータに通知されてもよい。具体的には、主制御部3が、顧客対応記録の新規登録が成功した旨の応答を管理部6から受け取ると、顧客対応記録が新規に登録された旨の通知を、オペレータIDに関連付けられたオペレータの連絡先(オペレータ端末8)に向けて送信するように、外部のソフトウェアに依頼してもよい。この外部のソフトウェアの例としては、電子メールや、ビジネスチャット機能を備えたコミュニケーションツールなどがある。
また、顧客対応記録が新規に登録された旨の通知には、顧客対応記録の閲覧画面をオペレータ端末8に表示させるためのアクセス情報が含まれてもよい。アクセス情報の例としてはURLがある。オペレータは、オペレータ端末8において顧客対応記録の閲覧画面を開く操作を行うことで、新規登録された顧客対応記録の内容を閲覧することができる。
次に、通話部1において、顧客とオペレータとの間の通話が開始されると、音声傍受部2が、通話部1から通話の音声を収集する。次に、音声認識部4が、通話の音声を音声認識によりテキスト化し、音声認識結果を主制御部3に送信する。次に、主制御部3が、音声認識結果をGUI制御部7に送信する。次に、GUI制御部7が、通話画面51に音声認識結果を表示させる。このとき、通話の音声に対して所定時間(例えば30秒)単位で音声認識が行われ、所定時間単位の音声認識結果が通話画面51に順次表示される。
次に、通話部1が、顧客とオペレータとの間の通話の終了(終話)を検知すると、終話を主制御部3に通知する。次に、主制御部3が、確認画面61(図7,図8参照)への遷移をGUI制御部7に指示し、GUI制御部7が、オペレータ端末8に確認画面61を表示させる。
次に、図4に示すように、オペレータ端末8に表示された確認画面61において、オペレータが、項目抽出処理の対象範囲を指定した上で、項目抽出処理の実行を指示する操作を行うと、GUI制御部7が、項目抽出処理の実行指示を主制御部3に送信する。このとき、オペレータが指定した対象範囲の情報も主制御部3に送信される。次に、主制御部3が、登録画面71(図9,図10参照)への遷移をGUI制御部7に指示し、GUI制御部7が、オペレータ端末8に登録画面71を表示させる。
次に、主制御部3が、顧客の電話番号に基づいて顧客番号および顧客名を取得し、顧客番号および顧客名をGUI制御部7に送信する。次に、GUI制御部7が、登録画面71に顧客番号および顧客名を表示させる。
また、主制御部3が、項目抽出処理の実行を指示するプロンプトをテキスト分析部5に送信する。このとき、項目抽出処理の対象範囲に含まれる音声認識結果が抽出されて、その対象範囲に含まれる音声認識結果がプロンプトに付加される。次に、テキスト分析部5が、対象範囲に含まれる音声認識結果に基づいて項目抽出処理を行い、項目別抽出結果を主制御部3に送信する。次に、主制御部3が、項目抽出結果をGUI制御部7に送信する。次に、GUI制御部7が、項目抽出結果を登録画面71に反映させる。
次に、オペレータ端末8に表示された登録画面71において、オペレータが登録を指示する操作を行うと、GUI制御部7が、登録指示を主制御部3に送信する。次に、主制御部3が、項目抽出結果を登録情報として管理部6に送信する。次に、管理部6が、項目抽出結果を登録情報としてデータベースに登録する。このとき、オペレータ端末8において、オペレータが、登録画面71に表示された項目抽出結果を修正する操作を行った場合には、修正済みの項目抽出結果が登録情報として管理部6に送信されてデータベースに登録される。
次に、本実施形態に係るテキスト分析部5に入力するプロンプト、およびテキスト分析部5から出力される回答について説明する。図5は、プロンプトおよびその回答の一例を示す説明図である。
主制御部3では、音声認識部4から出力された音声認識結果に基づく項目抽出処理の実行をテキスト分析部5に指示する。このとき、例えば、図5(A)に示すようなプロンプト(指示文)が主制御部3で生成されて、そのプロンプトがテキスト分析部5に入力されて、図5(B)に示す回答がテキスト分析部5から出力される。
図5(A)に示す例では、顧客担当者、受付区分、原因機器、問合内容、障害内容、電源ランプ、復旧可否、復旧方法、および結果要約の各項目に関する質問がプロンプトに含まれる。このプロンプトに対して、図5(B)に示すように、プロンプトで指定された各項目に関する項目抽出結果が含まれる回答が出力される。
なお、図5(A)に示す例は、1回の通話に含まれる2つの話題のうちの1番目の話題に関するプロンプトであり、確認画面61(図7参照)において、オペレータが指定した1番目の話題に関する音声認識結果がプロンプトに付加されている。2番目の話題に関しては、プロンプトが別途生成されてテキスト分析部5に入力される。
次に、本実施形態に係るオペレータ端末8に表示される通話画面51について説明する。図6は、通話画面51を示す説明図である。
オペレータ端末8では、ログインが成功すると、図6に示す通話画面51が表示される。通話画面51には、通話開始ボタン52が設けられている。顧客からの問合せの電話の着信がオペレータに通知されて、オペレータが通話開始ボタン52を操作すると、顧客とオペレータとの間の通話が開始される。顧客とオペレータとの間の通話が開始されると、通話の音声をテキスト化する音声認識の処理が音声認識部4で行われる。
また、通話画面51には、音声認識結果表示部53が設けられている。音声認識結果表示部53には、音声認識部4から出力される音声認識結果が表示される。本実施形態では、通話の音声に対して所定時間単位で音声認識が行われ、所定時間単位の音声認識結果が通話画面51に順次表示される。これにより、音声認識部4での音声認識の状況が通話画面51に表示されるので、オペレータが、音声認識処理が正常に実行されていることを確認することができる。
次に、本実施形態に係るオペレータ端末8に表示される確認画面61について説明する。図7,図8は、確認画面61を示す説明図である。
オペレータ端末8では、顧客とオペレータとの間の通話が終了すると、図7に示す確認画面61が表示される。確認画面61には、通話画面51(図6参照)と同様に、音声認識結果表示部62が設けられている。音声認識結果表示部62には、音声認識部4から出力された音声認識結果の全文が表示される。オペレータは、確認画面61を閲覧することで、音声認識結果が適切か否かを確認することができる。
また、音声認識結果表示部62では、オペレータが、所定の操作(例えばドラッグ操作)を行うことで、音声認識結果に対して項目抽出処理の対象範囲を指定することができる。なお、図7に示す例では、顧客担当者に関する通話部分が含まれるように対象範囲が指定されているが、顧客担当者はオペレータが手入力することから、顧客担当者に関する通話部分は除外して対象範囲が指定されてもよい。
また、確認画面61には、項目抽出ボタン63が設けられている。オペレータが項目抽出ボタン63を操作すると、確認画面61に表示された音声認識結果のうち、オペレータが指定した対象範囲に含まれる音声認識結果に対する項目抽出処理がテキスト分析部5で実行される。
ここで、顧客からの問合せの電話の対応では、通話の途中から別の話題に移り、1回の問合せの通話の中に複数の話題(トピック)が含まれる場合がある。この場合、複数の話題の各々に関する顧客対応記録が別々に作成される。このとき、まず、複数の話題の各々に関係する音声認識結果の範囲が別々に選択されて、複数の話題の各々に関する項目抽出処理がテキスト分析部5で別々に実行されて、複数の話題の各々に関する項目抽出結果が得られる。
図7,図8に示す例では、1回の通話に2つの話題が含まれ、それぞれの話題に関係する範囲が2回に分けて選択されている。図7に示す例では、2つの話題のうちの1番目の話題に関係する範囲が選択されている。図8に示す例では、2つの話題のうちの2番目の話題に関係する範囲が選択されている。
このように本実施形態では、音声認識結果から必要な範囲をオペレータが指定できるため、音声認識結果に含まれる雑談などの不要な部分を項目抽出処理の対象範囲から除外でき、オペレータの簡単な操作で、項目抽出結果の精度を高めることができる。また、1回の問合せの通話に複数の話題が含まれる場合に、音声認識結果に含まれる別の話題を切り分けることができるため、オペレータの簡単な操作で、複数の話題の各々に関する顧客対応記録を別々に作成することができる。また、音声認識結果の文字数が削減されるため、テキスト分析部5の負荷を軽減でき、また、項目抽出結果が出力されるまでの待ち時間を短縮できる。
なお、図7,図8に示す例では、通話終了後に表示される確認画面61において、項目抽出処理の対象範囲をオペレータが指定するが、通話中に表示される通話画面51(図6参照)において、項目抽出処理の対象範囲をオペレータが指定できるようにしてもよい。
また、本実施形態では、1回の問合せの通話に複数の話題が含まれる場合に、複数の話題の各々に関する音声認識結果の範囲をオペレータが別々に選択して、複数の話題の各々に関する項目抽出処理が別々に行われるが、1回の問合せの通話に関する音声認識結果から、複数の話題の各々に関する範囲を抽出する処理が、テキスト分析部5において生成AIを用いて行われてもよい。
また、図7,図8に示す例では、確認画面61の音声認識結果表示部62において、項目抽出処理の対象範囲として、連続した状態で文字列が指定されているが、不連続な状態で文字列が指定されてもよい。
次に、本実施形態に係るオペレータ端末8に表示される登録画面71について説明する。図9,図10は、登録画面71を示す説明図である。
確認画面61(図7,図8参照)においてオペレータが項目抽出ボタン63を操作すると、テキスト分析部5に対して項目抽出処理の実行が指示され、項目抽出結果が出力されると、その項目抽出結果に基づいて、図9,図10に示す登録画面71がオペレータ端末8に表示される。
登録画面71には、顧客対応記録の各項目、具体的には、オペレータID、顧客番号、顧客名、顧客担当者、受付区分、原因機器、問合内容、障害内容、電源ランプ、復旧可否、復旧方法、および結果要約の各項目に関する入力欄72,73,74が設けられている。
オペレータIDの入力欄72には、ログインの際にオペレータが入力したオペレータIDが予め表示される。なお、入力欄72では、表示された文字列を、オペレータが入力デバイス12を用いた手入力で修正することができる。
顧客番号、および顧客名の各項目の入力欄73には、顧客の電話番号から求められた顧客番号および顧客名が予め表示される。なお、入力欄73では、表示された文字列を、オペレータが入力デバイス12を用いた手入力で修正することができる。
顧客担当者、受付区分、原因機器、問合内容、障害内容、電源ランプ、復旧可否、復旧方法、および結果要約の各項目の入力欄74には、テキスト分析部5から出力された項目抽出結果が反映される。項目抽出結果は、顧客対応記録の各項目の登録情報の下書き(原案)となるものであり、項目抽出結果が適切でない場合に、オペレータが入力欄74で修正の操作を行うことができる。なお、問合内容、障害内容、復旧方法、および結果要約の各項目に関する入力欄74では、文章(要約文)が入力される。
また、入力欄74では、音声認識で発生した誤字をオペレータが修正することができる。この場合、管理部6でデータベースに登録される音声認識結果に対して自動的に誤字の修正が反映される。
登録画面71には、登録ボタン75が設けられている。オペレータが登録ボタン75を操作すると、登録画面71の各項目の入力欄72,73,74に表示された文字列が、顧客対応記録の各項目の登録情報として登録される。
ここで、1回の問合せの通話の中に複数の話題が含まれる場合には、1つの話題に関して1つの顧客対応記録(チケット)が作成される。この場合、複数の話題の各々に対応する範囲をオペレータが項目抽出の対象範囲として別々に指定することで、話題ごとに別々に登録画面71が表示されて、顧客対応記録が話題ごとに別々に作成される。
図9に示す例は、項目抽出処理の対象範囲として、図7に示すように、確認画面61において2つの話題のうちの1番目の話題に関係する範囲が選択された場合である。図10に示す例は、項目抽出処理の対象範囲として、図8に示すように、確認画面61において2つの話題のうちの2番目の話題に関係する範囲が選択された場合である。
また、1回の問合せの通話に関する音声認識結果から、話題ごとに項目抽出処理の対象範囲が指定されて、話題ごとに登録画面71が表示される場合、話題ごとのタブ76が確認画面61に表示される。オペレータは、タブ76を操作することで、話題ごとの登録画面71を切り替えることができる。なお、タブ76に表示される文字(タブタイトル)も、テキスト分析部5において生成AIを用いて音声認識結果から抽出されてもよい。
ところで、主制御部3が、顧客の電話番号に基づいて問合せ内容に関係する場所(例えば店舗)を特定し、その場所に過去に納入した機材、すなわち、問合せ内容の対象機材を特定し、その対象機材の種類に応じて、音声認識で用いられる辞書を選択してもよい。これにより、対象機材に特化した辞書を用いることができため、音声認識結果の精度を高めることができる。また、対象機材の種類に応じて、テキスト分析部5に対して生成AIを用いた項目抽出処理の実行を指示する際のプロンプト(指示文)を変えてもよい。これにより、項目抽出結果の精度を高めることができる。
(第1変形例)
次に、第1変形例について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図11は、第1変形例に係るオペレータ端末8に表示される通話画面51を示す説明図である。
本変形例では、オペレータが、顧客との通話の最中に、顧客との通話の音声に対して項目抽出処理の対象範囲を指定することができる。
本変形例では、オペレータ端末8において、ログインが成功すると、図11に示す通話画面81が表示される。通話画面81には、通話開始ボタン82と、開始時点ボタン83と、終了時点ボタン84と、項目抽出ボタン85とが設けられている。
オペレータが通話開始ボタン82を操作すると、顧客とオペレータとの間の通話が開始される。
オペレータが開始時点ボタン83を操作すると、操作した時刻が項目抽出処理の対象範囲の開始時点に設定される。オペレータが終了時点ボタン84を操作すると、操作した時刻が項目抽出処理の対象範囲の終了時点に設定される。
オペレータが項目抽出ボタン85を操作すると、対象範囲に含まれる通話音声に関する音声認識が音声認識部4で行われ、その音声認識結果に基づく項目抽出処理がテキスト分析部5で行われる。オペレータは、問合せの会話が終了して雑談が始まると、通話が終了していなくても、項目抽出ボタン85を操作して項目抽出処理の実行を指示することができる。
また、本変形例における通話画面81では、前記の実施形態における通話画面51(図6参照)とは異なり、音声認識結果が表示されないが、通話画面81でも音声認識結果が表示されてもよい。また、本変形例では、前記の実施形態における確認画面61(図7,図8参照)に相当する画面が表示されないが、オペレータが音声認識結果を確認するために確認画面が表示されてもよい。
(第2変形例)
次に、第2変形例について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図12は、第2変形例に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図である。図13は、第2変形例に係るオペレータ端末8に表示される通話画面51を示す説明図である。
本変形例では、主制御部3が、問合せを行う顧客および問合せ内容に応じて適切なオペレータを選択して、そのオペレータに電話対応を指示する。まず、顧客からの電話の着信が検知されると、その着信をオペレータに振り分ける前に、自動音声案内により問い合わせの概要を説明するように顧客を促して、顧客が発話する問合せ内容の音声を取得する。次に、問合せ内容の音声に対する音声認識により、問合せ内容のテキストを取得する。次に、生成AIを用いて、問合せ内容のテキストから、オペレータを選択するために必要な情報を取得して、顧客の問合せに対して適切に対応できるオペレータを決定する。
具体的には、図12に示すように、前記の実施形態と同様に、通話部1が、問い合わせを行う顧客からの電話の着信を検知すると、コンタクトID、顧客の電話番号、およびオペレータIDが、主制御部3を経由して管理部6に送信されてデータベースに登録される。
次に、通話部1が、自動音声案内を行う。具体的には、問い合わせの概要を説明するように顧客を促す案内音声が出力される。例えば合成音声で「お困りごとを話してください」との案内音声が出力される。顧客は、案内音声に応じて、問い合わせの概要を発話する。このとき、音声傍受部2が、顧客が発話する問合せ内容の音声を収集し、その問合せ内容の音声を主制御部3に送信する。次に、主制御部3が、問合せ内容の音声を音声認識部4に送信する。次に、音声認識部4が、問合せ内容の音声を音声認識によりテキスト化して、音声認識結果(問合せ内容のテキスト)を主制御部3に送信する。
次に、主制御部3は、タグ付けおよび要約文生成を指示するプロンプトをテキスト分析部5に送信する。プロンプトには、問合せ内容の音声に関する音声認識結果(問合せ内容のテキスト)が付加される。
次に、テキスト分析部5が、生成AIを用いて、音声認識結果(問合せ内容のテキスト)から、問合せ内容を識別するタグ情報(問合せの属性情報)を取得する(タグ付け処理)。タグ情報は、顧客の問合せに対して適切に対応できるオペレータを決定するために必要な情報であり、例えば、問合せ元の顧客や不具合の状況などを端的に表すキーワードであってもよい。また、テキスト分析部5が、生成AIを用いて、音声認識結果(問合せ内容のテキスト)から問合せ内容の要約文を生成する(要約文生成処理)。次に、テキスト分析部5が、タグ情報および要約文を主制御部3に送信する。
次に、主制御部3が、タグ情報に基づいて、問合せ内容に適合するオペレータを選択し(対応者選択処理)、オペレータ選択情報を通話部1に送信する。このとき、主制御部3は、タグ情報とオペレータとを関連付ける関連付け情報を管理部6から取得し、その関連付け情報を用いてタグ情報からオペレータを選択する。関連付け情報は、オペレータが得意とする分野や、オペレータが担当する顧客などに基づいて設定される。
次に、通話部1が、選択されたオペレータに顧客の電話を繋ぐ処理を行う。また、主制御部3が、問合せ内容の要約文をGUI制御部7に送信する。次に、GUI制御部7が、問合せ内容の要約文を通話画面51に表示させる。図13に示すように、通話画面51には、問合せ内容表示欄59が設けられている。問合せ内容表示欄59には、問合せ内容の要約文が表示される。
次に、通話部1において、顧客とオペレータとの間の通話が開始される。以降は、前記の実施形態と同様である。
このように本変形例では、顧客の問合せに対して適切に対応できるオペレータに電話対応を行わせることができるため、顧客の問合せに対する電話対応が円滑に進む。また、問合せ内容の要約文がオペレータに提示されるため、オペレータが電話対応を始めた際に、問い合わせの概要を顧客に再度説明させなくても済む。このため、顧客の満足度を高めることができる。
(第3変形例)
次に、第3変形例について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図14は、第3変形例に係るオペレータ端末8に表示される通話画面51を示す説明図である。
本変形例では、オペレータが、オペレータ端末8に表示された音声認識結果を編集することができる。テキスト分析部5は、編集済みの音声認識結果に基づいて項目抽出処理を実施する。
本変形例では、図14に示す通話画面51がオペレータ端末8に表示される。通話画面51には、編集ボタン54が設けられている。オペレータが編集ボタン54を操作すると、編集モードに移行する。
編集モードでは、オペレータが、音声認識結果表示部53に表示された音声認識結果を、入力デバイス12を用いた手入力で修正することができる。また、編集モードでは、新たな音声認識結果の通話画面51への反映が一時的に停止される。すなわち、編集モードに移行する前に通話画面51に反映された音声認識結果のみが通話画面51に表示され、編集モードに移行した後に音声認識部4から出力された音声認識結果は通話画面51に反映されない。
オペレータは、編集操作が終了すると、編集ボタン54を再度操作することで、編集モードを解除することができる。編集モードが解除されると、それまでに通話画面51への反映が停止されていた音声認識結果が通話画面51に反映され、また、編集モードが解除された以降に音声認識部4から出力される音声認識結果も通話画面51に順次反映される。
このように本変形例では、オペレータの操作に応じて編集モードに移行すると、音声認識結果の通話画面51への反映が一時的に停止され、編集操作が終了して編集モードが解除されると、音声認識結果の通話画面51への反映が再開される。このため、音声認識結果に対する編集操作の最中に、オペレータが手入力で修正した箇所が次の音声認識結果で上書きされることを防ぐことができる。
(第4変形例)
次に、第4変形例について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図15は、第4変形例に係るオペレータ端末8に表示される通話画面51を示す説明図である。
本変形例では、図15に示す通話画面51がオペレータ端末8に表示される。通話画面51の音声認識結果表示部53には、区切りマーク55が表示される。
本変形例では、前記の実施形態と同様に、通話の音声に対して所定時間(例えば30秒)単位で音声認識が実行され、所定時間単位の音声認識結果が、通話画面51の音声認識結果表示部53に順次表示される。このとき、所定時間単位の音声認識結果が表示される度に、区切りマーク55が挿入される。すなわち、次に出力された所定時間単位の音声認識結果は区切りマーク55の後に追加される。区切りマーク55により区切られた範囲では、音声認識結果が確定している。一方、区切りマーク55の後に追加される音声認識結果は未確定であり、音声認識処理の進行に応じて音声認識結果が次々追加される。
区切りマーク55により区切られた範囲、すなわち、音声認識結果が確定した範囲では、オペレータが自由に音声認識結果を編集することができる。また、オペレータは、区切りマーク55により音声認識結果が確定している範囲を識別することができる。これにより、オペレータは、区切りマーク55の前の確定された範囲に対して、入力デバイス12を用いた手入力で音声認識結果の修正を行えばよく、オペレータが手入力した修正部分が音声認識結果で上書きされることを避けることができる。
なお、本変形例では、通話画面51の音声認識結果表示部53に順次表示される所定時間単位の音声認識結果の範囲を識別するために区切りマーク55が挿入されるが、音声認識結果が確定された範囲と未確定の範囲とが識別できればよいため、最新の区切りマーク55のみを残して、その以前の区切りマーク55が消去されるようにしてもよい。また、音声認識結果の文字の表示形態(文字色、斜体などの文字修飾など)が変更されたり、音声認識結果の文字の背景の表示形態(色、パターンなど)が変更されたりすることで、音声認識結果が確定された範囲と未確定の範囲とが識別できるようにしてもよい。
(第5変形例)
次に、第5変形例について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図16は、第5変形例に係るオペレータ端末8に表示される通話画面51を示す説明図である。
本変形例では、図16に示す通話画面51がオペレータ端末8に表示される。通話画面51には、メモ入力欄56が設けられている。オペレータは、通話中に、顧客との間の通話で注目した内容を表す語句や文章をメモとしてメモ入力欄56に入力することができる。
主制御部3は、音声認識結果に対する項目抽出処理を指示するプロンプトをテキスト分析部5に送信する際に、音声認識結果のテキストと共に、メモ入力欄56に入力されたメモがプロンプトに付加してテキスト分析部5に送信される。テキスト分析部5は、生成AIを用いて、音声認識結果およびメモに基づいて項目抽出処理を実施する。
このように本変形例では、オペレータが、通話中に注目した内容を忘れる前にメモに残すことができる。そして、メモの内容が項目抽出結果に反映されるため、項目抽出処理の精度を高めて、項目抽出結果に基づいて登録される顧客対応記録の品質を向上させることができる。
(第6変形例)
次に、第6変形例について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図17は、第6変形例に係るオペレータ端末8に表示される通話画面51を示す説明図である。図18は、第6変形例に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図である。
本変形例では、通話中に、今回の問合せ内容に類似する過去の事例が検索されて、その事例がオペレータに提示される。これにより、顧客の問合せに対する電話対応が円滑に進み、顧客の満足度を高めることができる。
本変形例では、図17に示す通話画面51がオペレータ端末8に表示される。通話画面51には、類似事例表示欄57が設けられている。類似事例表示欄57には、今回の顧客の問合せ内容に類似する過去の事例に関する情報(例えば、問合せ内容の要約文)が表示される。
また、類似事例検索は、テキスト分析部5において生成AIを用いて行われる。テキスト分析部5は、過去の事例に関する情報を管理部6から取得して、今回の問合せ内容に類似する事例を検索する。このとき、過去の事例に関して、今回の問合せ内容との関連度が取得され、関連度が高い事例がオペレータに提示される。図17に示す例では、関連度が高い方から3件の事例が選択されて、その3件の事例に関する情報が類似事例表示欄57に表示される。
また、通話画面51には、保留ボタン58が設けられている。オペレータは、顧客の問合せに対して即答できない場合に保留ボタン58を操作する。オペレータが保留ボタン58を操作すると、顧客とオペレータとの間の通話が保留状態となり、同時に、それまでの音声認識結果に基づく類似事例検索がテキスト分析部5で実施されて、類似事例が類似事例表示欄57に表示される。なお、類似事例検索の実行を指示する専用の操作ボタンが設けられてもよい。また、通話中に定期的に(例えば30秒ごとに)、それまでの音声認識結果に基づく類似事例検索がテキスト分析部5で実施されて、類似事例表示欄57に表示される類似事例が定期的に更新されてもよい。
具体的には、図18に示すように、オペレータが通話画面51の保留ボタン58を操作すると、GUI制御部7が保留の指示と、類似事例検索の指示を主制御部3に送信する。次に、主制御部3が、保留の指示を通話部1に送信し、通話部1は保留状態に移行する。また、主制御部3が、類似事例検索の指示(プロンプト)をテキスト分析部5に送信する。次に、テキスト分析部5が、生成AIを用いた類似事例検索の処理を実行し、検索結果としての類似事例の情報を主制御部3に送信する。このとき、テキスト分析部5は、過去の事例に関する情報の提供を管理部6に要求して管理部6から過去の事例に関する情報を取得し、その事例の中から、今回の問合せ内容に類似する事例を検索する。次に、主制御部3が、検索結果としての類似事例の情報をGUI制御部7に送信する。次に、GUI制御部7が、通話画面51の類似事例表示欄57に類似事例の情報を表示する。オペレータは、類似事例を確認すると、保留ボタン58を再度操作することで、保留状態が解除されて顧客との間の通話が再開され、問合せに対する回答、例えば不具合を解消するための対策の説明を行うことができる。
(第7変形例)
次に、第7変形例について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図19は、第7変形例に係るオペレータ端末8に表示される確認画面61を示す説明図である。図20は、第7変形例に係るオペレータ支援システムで行われる処理の手順を示すシーケンス図である。
本変形例では、テキスト分析部5において、生成AIを用いて、音声認識部4から出力された音声認識結果に対する校正の処理が行われる。
本変形例では、図19に示す確認画面61がオペレータ端末8に表示される。確認画面61には、校正ボタン64が設けられている。オペレータは、校正ボタン64を操作することで、音声認識結果に対する校正をテキスト分析部5に行わせることができる。
具体的には、図20に示すように、オペレータが確認画面61の校正ボタン64を操作すると、GUI制御部7が校正の指示を主制御部3に送信する。次に、主制御部3が校正の指示(プロンプト)をテキスト分析部5に送信する。次に、テキスト分析部5が、AIを用いた校正の処理を実行し、校正結果を主制御部3に送信する。次に、主制御部3が校正結果をGUI制御部7に送信する。次に、GUI制御部7が、確認画面61の音声認識結果表示部62の表示内容を校正結果(校正済みの音声認識結果)に更新する。オペレータが、校正結果を確認して項目抽出ボタン63を操作すると、テキスト分析部5が校正済みの音声認識結果に基づいて項目抽出処理を実行する。
このように本変形例では、音声認識結果に対して生成AIによる校正が行われた上で項目抽出処理が行われるため、項目抽出処理の精度を高めて、項目抽出結果に基づいて登録される顧客対応記録の品質を向上させることができる。
また、本変形例では、テキスト分析部5で行われる校正の対象範囲をオペレータが指定することができる。具体的には、オペレータは、図19に示す確認画面61の音声認識結果表示部62に表示された音声認識結果に対して、項目抽出処理の対象範囲を指定する操作と同様の操作で(図7,図8参照)、校正処理の対象範囲を指定することができる。テキスト分析部5は、指定された対象範囲に含まれる音声認識結果に対して校正の処理を実行する。
なお、本変形例では、オペレータ端末8でオペレータが校正を指示する操作を行うことで、テキスト分析部5で校正が行われ、その校正結果(校正済みの音声認識結果)がオペレータ端末8に一旦表示され、ここでオペレータが項目抽出を指示する操作を行うことで、テキスト分析部5で項目抽出が行われる。一方、オペレータ端末8でオペレータが校正および項目抽出を指示する操作を行うことで、テキスト分析部5で校正および項目抽出が連続して行われてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
本発明に係るオペレータ支援システム、オペレータ支援装置、およびオペレータ支援方法は、顧客対応記録を作成する操作を行うオペレータを支援して、オペレータの作業負担を軽減すると共に、顧客対応記録の品質を向上させることができる効果を有し、顧客が電話で問い合わせた内容に基づいて顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援するオペレータ支援システム、オペレータ支援装置、およびオペレータ支援方法などとして有用である。
1:通話部
2:音声傍受部
3:主制御部(オペレータ支援装置)
4:音声認識部
5:テキスト分析部
6:管理部
7:GUI制御部
8:オペレータ端末
9:電話機
11:表示デバイス
12:入力デバイス
13:マイク
14:スピーカー
23:プロセッサ
33:プロセッサ
51:通話画面
53:音声認識結果表示部
54:編集ボタン
55:区切りマーク
56:メモ入力欄
57:類似事例表示欄
58:保留ボタン
59:問合せ内容表示欄
61:確認画面
62:音声認識結果表示部
63:項目抽出ボタン
64:校正ボタン
71:登録画面
72,73,74:入力欄
75:登録ボタン
76:タブ
81:通話画面
83:開始時点ボタン
84:終了時点ボタン
85:項目抽出ボタン

Claims (11)

  1. 顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、
    前記プロセッサは、
    顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、
    前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、
    前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示することを特徴とするオペレータ支援システム。
  2. 前記プロセッサは、
    1回の顧客応対に複数の話題が含まれる場合に、複数の話題の各々に関係する範囲を別々に選択するオペレータの操作に応じて、複数の話題の各々に関する前記項目抽出処理を前記テキスト分析部に指示して、複数の話題の各々に関する前記項目抽出結果を取得することを特徴とする請求項1に記載のオペレータ支援システム。
  3. 前記プロセッサは、
    前記音声認識結果をオペレータに提示する画面を前記オペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記音声認識結果に対して前記対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づく前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得することを特徴とする請求項1に記載のオペレータ支援システム。
  4. 前記プロセッサは、
    顧客応対中に前記対象範囲の開始時点および終了時点を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる音声に関する前記音声認識結果に基づく前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得することを特徴とする請求項1に記載のオペレータ支援システム。
  5. 前記プロセッサは、
    オペレータが対応する前に顧客に問合せの概要を説明させる案内を通話部に指示して、顧客が発話する問合せ内容の音声を取得し、
    前記問合せ内容の音声に対する前記音声認識処理を前記音声認識部に指示して、前記音声認識結果として問合せ内容のテキストを取得し、
    前記問合せ内容のテキストを分析する処理を前記テキスト分析部に指示して、問合せ内容のタグ情報および要約文を取得し、
    前記タグ情報に基づいて、問合せ内容に適合するオペレータを選択し、
    選択されたオペレータに顧客の電話を繋ぐように前記通話部に指示すると共に、
    前記要約文をオペレータに提示する画面を前記オペレータ端末に表示させることを特徴とする請求項1に記載のオペレータ支援システム。
  6. 顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、
    前記プロセッサは、
    顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、
    前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、
    前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、
    更に、
    通話中において、前記音声認識結果をオペレータに提示する画面を前記オペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記音声認識結果を修正するユーザの操作に応じて、修正済み音声認識結果を取得し、
    前記修正済み音声認識結果に基づく前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得し、
    加えて、前記音声認識結果をオペレータに提示する画面において、編集モードへの移行を指示するユーザの操作に応じて、前記編集モードに移行すると、前記音声認識結果を修正するユーザの操作を受け付けると共に、前記音声認識結果の画面への反映を一時的に停止することを特徴とするオペレータ支援システム。
  7. 顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、
    前記プロセッサは、
    顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、
    前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、
    前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、
    更に、
    応対中にメモをオペレータが入力する画面を前記オペレータ端末に表示させて、オペレータが入力した前記メモを取得し、
    前記音声認識結果と前記メモとに基づいて前記項目抽出処理を実行するように前記テキスト分析部に指示して、前記メモの内容が反映された前記項目抽出結果を取得することを特徴とするオペレータ支援システム。
  8. 顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、
    前記プロセッサは、
    顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、
    前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、
    前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、
    更に、
    今回の顧客の問合せ内容に類似する過去の事例を検索する類似事例検索処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、検索結果としての類似事例の情報を取得し、
    前記類似事例の情報を前記オペレータ端末に表示させることを特徴とするオペレータ支援システム。
  9. 顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサが実行するオペレータ支援システムにおいて、
    前記プロセッサは、
    顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理の実行を音声認識部に指示して、音声認識結果を取得し、
    前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目の登録情報の原案を抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、
    前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示し、
    更に、
    前記音声認識結果を校正する処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、校正済み音声認識結果を取得し、
    前記校正済み音声認識結果に対する前記項目抽出処理の実行を前記テキスト分析部に指示して、前記項目抽出結果を取得することを特徴とするオペレータ支援システム。
  10. 顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理をプロセッサが実行するオペレータ支援装置であって、
    前記プロセッサは、
    顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、
    前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目に対応するテキストを抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、
    前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させるようにGUI制御部に指示し、
    画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示することを特徴とするオペレータ支援装置。
  11. 顧客対応記録を作成するオペレータの業務を支援する処理を、1つまたは複数のプロセッサに実行させるオペレータ支援方法であって、
    顧客応対における顧客とオペレータの音声を音声認識によりテキスト化する音声認識処理を所定時間単位で実行するように音声認識部に指示して、前記所定時間単位の音声認識結果を取得し、
    前記音声認識結果に対して対象範囲を指定するオペレータの操作に応じて、前記対象範囲に含まれる前記音声認識結果に基づいて前記顧客対応記録の各項目に対応するテキストを抽出する項目抽出処理の実行をテキスト分析部に指示して、項目抽出結果を取得し、
    前記項目抽出結果をオペレータに提示する画面をオペレータ端末に表示させ、
    画面表示された前記項目抽出結果を確認したオペレータの操作に応じて、前記項目抽出結果を前記顧客対応記録として登録するように管理部に指示することを特徴とするオペレータ支援方法。
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