JP7804973B2 - 熱転写材製造方法及び熱転写材製造装置 - Google Patents
熱転写材製造方法及び熱転写材製造装置Info
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Description
インクジェット記録装置により前記転写捺染用インクを転写紙上に吐出して画像を形成する画像形成工程と、
前記画像形成工程によって画像が形成された前記転写紙を前記定着樹脂の架橋温度よりも低温で乾燥する乾燥工程と、
前記乾燥工程によって乾燥された前記転写紙を布帛に重ね合わせて前記定着樹脂の架橋温度より高温で加熱しながら加圧することで前記転写紙上に形成された画像を前記布帛に転写する転写工程と、
前記転写工程によって画像が転写された後の前記布帛から前記転写紙を剥離する剥離工程と、
を含む転写捺染方法であって、
前記転写紙は親水性のインク受容層と、親水性の乳化剤によって表面が被覆された疎水性粒子のエマルジョンからなる離型層形成剤とで形成される表面層を有し、
前記乾燥工程または前記転写工程において前記離型層形成剤が加熱されることで前記インク受容層の近傍に疎水性の離型層を形成する転写捺染方法が開示されている。
剥離シートと、前記剥離シート上に形成され、熱可塑性樹脂粒子と前記加飾対象を加飾するための加飾粒子とを含む転写層と、を備える熱転写シートを用意する用意工程;
前記加飾対象に前記熱転写シートの前記転写層の側の面を当接させた状態で加熱した後、前記剥離シートを剥がして、前記加飾対象の表面に前記転写層を固着する転写工程;
少なくとも前記転写層にインクを浸透させて、画像を形成する画像形成工程;
を包含し、前記画像形成工程において、インクジェットプリンタを用いる加飾方法が開示されている。
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。
上記保持層形成位置におけるインクジェット印刷による保持層形成は、前記熱転写箇所が前記保持層形成位置に位置することを検知した上で行うものであり、
上記粉層形成位置におけるホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層形成は、前記熱転写箇所が前記粉層形成位置に位置することを検知した上で行うものであり、
上記樹脂粉除去位置における不要のホットメルト樹脂粉の除去は、前記熱転写箇所が前記樹脂粉除去位置に位置することを検知した上で行うものであり、
上記樹脂層形成位置におけるホットメルト樹脂粉の熱処理によるホットメルト樹脂層形成は、前記熱転写箇所が前記樹脂層形成位置に位置することを検知した上で行うものである上記(1)又は(2)記載の方法。
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において前記インク像層上に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記インク像層上にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上のインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成するためのインク像層形成部、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成するための保持層形成部、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成するためのホットメルト樹脂粉層形成部、
保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去するための樹脂粉除去部、及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成するためのホットメルト樹脂層形成部
を含み
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造装置。
前記熱転写箇所が上記保持層形成位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記保持層形成位置に位置することを検知した上で、上記インクジェット印刷による保持層形成を行うものであり、
前記熱転写箇所が上記粉層形成位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記粉層形成位置に位置することを検知した上で、上記ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層形成を行うものであり、
前記熱転写箇所が上記樹脂粉除去位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記樹脂粉除去位置に位置することを検知した上で、上記不要のホットメルト樹脂粉の除去を行うものであり、
前記熱転写箇所が上記樹脂層形成位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記樹脂層形成位置に位置することを検知した上で、上記ホットメルト樹脂粉の熱処理によるホットメルト樹脂層形成を行うものである上記(12)又は(13)記載の装置。
基材を所定の経路に沿って駆動又は搬送すること、
前記経路上のそれぞれ所定の位置において、
基材の一方の面に設けられたインク受容層に対しインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
インク像層上の全て又は所要部分、及び、インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉層を形成すること、
不要のホットメルト樹脂粉を基材から除去すること、及び、
ホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含むものである。
基材を所定の経路に沿って駆動又は搬送すること、
前記経路上のそれぞれ所定の位置において、
基材の一方の面に設けられたインク受容層に対しインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
インク像層上にホットメルト樹脂粉層を形成すること、
不要のホットメルト樹脂粉を基材から除去すること、及び、
ホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含むものである。
基材を所定の経路に沿って駆動又は搬送する駆動又は搬送システム、
前記経路上のそれぞれ所定の位置において、
基材の一方の面に設けられたインク受容層に対しインクジェット印刷によりインク像層を形成するためのインク像層形成部、
インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成するための保持層形成部、
保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成するためのホットメルト樹脂粉層形成部、
不要のホットメルト樹脂粉を基材から除去するための樹脂粉除去部、
及び、
ホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成するためのホットメルト樹脂層形成部
を有する。
・基材の一方の面に、離型層を介してインク受容層又は前記他の層が設けられた場合、
・基材の一方の面に、離型性を備えたインク受容層又は離型性を備えた前記他の層が設けられた場合、
・基材自体又は少なくとも基材の一方の面自体が、離型性を有する場合
を挙げることができる。
(a) 帯状の基材の一方の側縁部及び他方の側縁部が、互いに内方を向いて相対する一対の溝状ガイド部におけるそれぞれの溝状ガイド部の溝状部内を通過する状態で案内されることにより、基材の幅方向の蛇行を防止すること、
(b) 帯状の基材を厚さ方向において(例えば空圧、油圧又は電磁力等により)押圧保持する保持部を、インク像層形成部を挟んで複数箇所に設けて印刷時にそれらの保持部により押圧保持(印刷後は押圧保持を解除)すること、
(c) 帯状の基材の背面側である基材側に空気吸引等による負圧を作用させて印刷時に保持(印刷後は負圧による保持を解除)すること
の何れか又はこれらの2以上の組み合わせを挙げることができる。
5.各実施例及び比較例における物性及び性能等の評価
○・・・優れる
△・・・劣る
×・・・不良
20 保持層形成位置
30 粉層形成位置
40 樹脂粉除去位置
50 樹脂層形成位置
A 帯状の基材用の熱転写材製造装置
B シート状の基材用の熱転写材製造装置
C 不要ホットメルト樹脂粉循環部
D 駆動システム
D1 巻き出し部
D2 巻き取り部
E インク像層形成部
F 保持層形成部
G ホットメルト樹脂粉層形成部
H 不要ホットメルト樹脂粉除去部
I 不要ホットメルト樹脂粉受容部
J ホットメルト樹脂層形成部
R 帯状の基材
Ra 熱転写箇所
S シート状の基材
T 搬送システム
X Tシャツ
m インク像層
n 保持層
p ホットメルト樹脂粉層
p1 ホットメルト樹脂粉
q ホットメルト樹脂層
Claims (19)
- 厚さが薄い基材を、所定の経路に沿って駆動又は搬送すること、
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、少なくとも前記インク像層上の全て又は所要部分に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記保持層を形成するための、保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷は、インクジェット印刷されたインク像形成用インクが湿潤状態である間に行うことができ、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。 - 前記離型性を有するものとするために、ワックス類、パラフィン、シリコーン樹脂、シリコーンオイル及びフッ素樹脂から選ばれた離型性成分が用いられた請求項1記載の方法。
- 厚さが薄い基材を、所定の経路に沿って駆動又は搬送すること、
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記インク受容層は、下記i)及びii)の一方又は両方に該当するものであり、
i) 少なくともインク像形成用インクによるインクジェット印刷が行われる部分の表面の表面自由エネルギーが、25(mJ/m2)乃至35(mJ/m2)であるもの
ii) イオン性ゲル化剤としてカチオン化合物モノマー、カチオン化合物ポリマー、又は塩基性無機金属塩を含有するもの
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。 - 厚さが薄い基材を、所定の経路に沿って駆動又は搬送すること、
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記保持層形成用インクが、表面張力が23乃至35(mN/m)の水性インクであり、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。 - 上記ホットメルト樹脂粉層の形成が、ホットメルト樹脂粉層の形成対象である保持層を形成する保持層形成用インク及び保持層が存在しないインク像層を形成するインク像形成用インクの何れに対してもホットメルト樹脂粉の付着が可能な状態で行われるものである請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
- 上記インク像層形成位置におけるインクジェット印刷によるインク像層形成は、上記基材における熱転写箇所が前記インク像層形成位置に位置することを検知した上で行うものであり、
上記保持層形成位置におけるインクジェット印刷による保持層形成は、前記熱転写箇所が前記保持層形成位置に位置することを検知した上で行うものであり、
上記粉層形成位置におけるホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層形成は、前記熱転写箇所が前記粉層形成位置に位置することを検知した上で行うものであり、
上記樹脂粉除去位置における不要のホットメルト樹脂粉の除去は、前記熱転写箇所が前記樹脂粉除去位置に位置することを検知した上で行うものであり、
上記樹脂層形成位置におけるホットメルト樹脂粉の熱処理によるホットメルト樹脂層形成は、前記熱転写箇所が前記樹脂層形成位置に位置することを検知した上で行うものである請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法。 - 上記インク像形成用インクが水性インクであり、そのインクの表面張力が23乃至35(mN/m)である請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法。
- 上記ホットメルト樹脂粉層形成のために用いられたホットメルト樹脂粉のうち、基材に保持されなかったホットメルト樹脂粉の全部又は部分が、ホットメルト樹脂粉層形成のために再利用されることを含む請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法。
- 厚さが薄い基材を、所定の経路に沿って駆動又は搬送すること、
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において前記インク像層上に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記インク像層上にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上のインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記インク受容層は、下記i)及びii)の一方又は両方に該当するものであり、
i) 少なくともインク像形成用インクによるインクジェット印刷が行われる部分の表面の表面自由エネルギーが、25(mJ/m2)乃至35(mJ/m2)であるもの
ii) イオン性ゲル化剤としてカチオン化合物モノマー、カチオン化合物ポリマー、又は塩基性無機金属塩を含有するもの
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。 - 厚さが薄い基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
少なくとも前記インク像層上の全て又は所要部分に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記保持層を形成するための、保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷は、インクジェット印刷されたインク像形成用インクが湿潤状態である間に行うことができ、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。 - 前記離型性を有するものとするために、ワックス類、パラフィン、シリコーン樹脂、シリコーンオイル及びフッ素樹脂から選ばれた離型性成分が用いられた請求項10記載の方法。
- 厚さが薄い基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記インク受容層は、下記i)及びii)の一方又は両方に該当するものであり、
i) 少なくともインク像形成用インクによるインクジェット印刷が行われる部分の表面の表面自由エネルギーが、25(mJ/m2)乃至35(mJ/m2)であるもの
ii) イオン性ゲル化剤としてカチオン化合物モノマー、カチオン化合物ポリマー、又は塩基性無機金属塩を含有するもの
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。 - 厚さが薄い基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成すること、
前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成すること、
前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去すること、
及び、
前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成すること
を含み、
前記保持層形成用インクが、表面張力が23乃至35(mN/m)の水性インクであり、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造方法。 - 厚さが薄い基材を、所定の経路に沿って駆動又は搬送するための駆動又は搬送システム、
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成するためのインク像層形成部、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、少なくとも前記インク像層上の全て又は所要部分に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成するための保持層形成部、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成するためのホットメルト樹脂粉層形成部、
保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去するための樹脂粉除去部、及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成するためのホットメルト樹脂層形成部
を含み
前記保持層を形成するための、保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷は、インクジェット印刷されたインク像形成用インクが湿潤状態である間に行うことができ、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造装置。 - 前記離型性を有するものとするために、ワックス類、パラフィン、シリコーン樹脂、シリコーンオイル及びフッ素樹脂から選ばれた離型性成分が用いられた請求項14記載の装置。
- 厚さが薄い基材を、所定の経路に沿って駆動又は搬送するための駆動又は搬送システム、
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成するためのインク像層形成部、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成するための保持層形成部、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成するためのホットメルト樹脂粉層形成部、
保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去するための樹脂粉除去部、及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成するためのホットメルト樹脂層形成部
を含み
前記インク受容層は、下記i)及びii)の一方又は両方に該当するものであり、
i) 少なくともインク像形成用インクによるインクジェット印刷が行われる部分の表面の表面自由エネルギーが、25(mJ/m2)乃至35(mJ/m2)であるもの
ii) イオン性ゲル化剤としてカチオン化合物モノマー、カチオン化合物ポリマー、又は塩基性無機金属塩を含有するもの
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造装置。 - 厚さが薄い基材を、所定の経路に沿って駆動又は搬送するための駆動又は搬送システム、
前記基材の一方の面に直接又は他の層を介して設けられたインク受容層に対し、前記経路におけるインク像層形成位置において、所要の像を表すためのインク像形成用インクを用いたインクジェット印刷によりインク像層を形成するためのインク像層形成部、
前記経路におけるインク像層形成位置よりも前方の位置又はインク像層形成位置と同一位置である保持層形成位置において、前記インク像層上の全て又は所要部分、及び、前記インク受容層のうちインク像層以外の部分の、一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉保持のための保持層形成用インクを用いたインクジェット印刷により保持層を形成するための保持層形成部、
前記経路における保持層形成位置よりも前方の位置である粉層形成位置において、前記保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方に、ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層を形成するためのホットメルト樹脂粉層形成部、
保持層上及び保持層が存在しないインク像層上の一方又は両方にホットメルト樹脂粉層を形成した後、基材上の保持層又は上に保持層が存在しないインク像層以外の部分に存在し得る不要のホットメルト樹脂粉を、前記経路における粉層形成位置よりも前方の位置又は粉層形成位置と同一位置である樹脂粉除去位置において、ホットメルト樹脂粉の熱処理前に、基材から除去するための樹脂粉除去部、及び、
前記経路における樹脂粉除去位置よりも前方の位置又は樹脂粉除去位置と同一位置である樹脂層形成位置において、前記ホットメルト樹脂粉層を構成するホットメルト樹脂粉を熱処理により溶融固化させてホットメルト樹脂層を形成するためのホットメルト樹脂層形成部
を含み
前記保持層形成用インクが、表面張力が23乃至35(mN/m)の水性インクであり、
前記基材の一方の面に直接設けられたインク受容層又は前記他の層を介してインク受容層が設けられた場合の当該他の層が、熱転写の際の基材の剥離を助けるための離型性を有するように設けられたものである熱転写材製造装置。 - 上記ホットメルト樹脂層形成部によるホットメルト樹脂粉層の形成が、ホットメルト樹脂粉層の形成対象である保持層を形成する保持層形成用インク及び保持層が存在しないインク像層を形成するインク像形成用インクの何れに対してもホットメルト樹脂粉の付着が可能な状態で行われるものである請求項14乃至17の何れか1項に記載の装置。
- 上記基材における熱転写箇所が上記インク像層形成位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記インク像層形成位置に位置することを検知した上で、上記インクジェット印刷によるインク像層形成を行うものであり、
前記熱転写箇所が上記保持層形成位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記保持層形成位置に位置することを検知した上で、上記インクジェット印刷による保持層形成を行うものであり、
前記熱転写箇所が上記粉層形成位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記粉層形成位置に位置することを検知した上で、上記ホットメルト樹脂粉によるホットメルト樹脂粉層形成を行うものであり、
前記熱転写箇所が上記樹脂粉除去位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記樹脂粉除去位置に位置することを検知した上で、上記不要のホットメルト樹脂粉の除去を行うものであり、
前記熱転写箇所が上記樹脂層形成位置に位置することを検知する検知手段を有し、その検知手段により前記熱転写箇所が前記樹脂層形成位置に位置することを検知した上で、上記ホットメルト樹脂粉の熱処理によるホットメルト樹脂層形成を行うものである請求項14乃至18の何れか1項に記載の装置。
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