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JP7805982B2 - 扉開閉装置 - Google Patents
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JP7805982B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

扉開閉装置

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JP7805982B2 JP2023038684A JP2023038684A JP7805982B2 JP 7805982 B2 JP7805982 B2 JP 7805982B2 JP 2023038684 A JP2023038684 A JP 2023038684A JP 2023038684 A JP2023038684 A JP 2023038684A JP 7805982 B2 JP7805982 B2 JP 7805982B2
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Description

本発明の実施形態は、扉開閉装置に関する。
駅構内や遊戯施設などで改札業務を行う自動改札装置が知られている。自動改札装置は、通常、2台1組で使用され、2台の自動改札装置の間には、利用者が通過する通路が設けられている。各自動改札装置は、筐体と、扉と、扉を回動させる扉開閉機構と、を備えている。利用者が不適正な通過券を提示あるいは投入した場合、左右の扉が閉じられ、通路への利用者の侵入が規制される。これらの扉は、閉動作が開始すると、高速で回動し、中間点に達した後、減速して低速で回動する。これにより、扉が利用者に接触してしまった場合に生じる衝撃を緩和することができる。
通常、各扉は、複数、例えば、3つの検知部により回動位置が検知され、検知部による検知に応じて扉の回動速度が制御される。複数の検知部は、扉の開閉に連動して回転するカムを基に回動位置を検知する。一方の自動改札装置における検知部に対するカムの取付け位置が、他方の自動改札装置における検知部に対するカムの取付け位置とずれている場合、扉の開閉タイミングが合わないことや、閉位置が揃わないことがある。
そのため、製造時や保守点検時に、一対の扉における開閉タイミングや閉位置が揃うように、カムの取付け位置を調整する必要がある。しかしながら、カム及び検知部は、筐体内部に位置し、かつ、数mm単位での位置調整が必要であるため、調整作業が煩雑であるとともに時間がかかる。
特開2001-118091号公報
本実施形態の課題は、製造時や保守時における作業時間を短縮可能な扉開閉装置を提供することにある。
一実施形態に係る扉開閉装置は、枢軸の回りで開位置と閉位置との間を回動可能に設けられた扉と、第1回転速度及び前記第1回転速度よりも低速の第2回転速度で回転可能なモータと、前記モータの回転を前記枢軸に伝達する伝達機構と、それぞれ前記モータの回転に連動して回転可能に設けられた第1カム及び第2カムと、を有し、前記扉を開閉する扉開閉機構と、前記第1カムによりONとOFFとが切り換え可能に設けられ、前記扉が前記開位置から第1所定位置までの第1範囲にある場合にONであり、前記扉が前記第1範囲にあることを検知する第1検知部と、前記第2カムによりONとOFFとが切り換え可能に設けられ、前記扉が第2所定位置から前記閉位置までの第2範囲にある場合にONであり、前記扉が前記第2範囲にあることを検知する第2検知部と、前記扉を前記開位置から前記閉位置に回動する際、前記モータを前記第1回転速度で駆動し、前記第1検知部がOFFになってから第1所定時間が経過した場合に、前記モータを前記第2回転速度に減速し、前記第2検知部がONになってから第2所定時間が経過したと判断した場合に、前記モータの駆動を停止するコントローラと、を備えている。
図1は、一実施形態に係る自動改札装置を示す斜視図である。 図2は、上記実施形態に係る自動改札装置を複数台並べた状態を示す平面図である。 図3は、上記実施形態に係る自動改札装置の扉開閉装置を示す斜視図である。 図4は、図3に示すB矢視から見た扉開閉装置の側面図である。 図5は、扉が開位置に位置している場合における回転軸、第1カム、及び第1検知部を示す平面図である。 図6は、扉が閉位置に位置している場合における回転軸、第1カム、及び第1検知部を示す平面図である。 図7は、扉が開位置に位置している場合における回転軸、第2カム、及び第2検知部を示す平面図である。 図8は、扉が閉位置に位置している場合における回転軸、第2カム、及び第2検知部を示す平面図である。 図9は、上記実施形態に係る自動改札装置の制御構成を示すブロック図である。 図10は、上記実施形態に係る扉開閉装置の閉動作時におけるタイミングチャートである。 図11は、上記実施形態に係る扉開閉装置の閉動作時におけるフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の趣旨を保っての適宣変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面や説明をより明確にするため、実際の様態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宣省略することがある。
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る自動改札装置について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る自動改札装置10を示す斜視図である。図2は、上記実施形態に係る自動改札装置10を複数台並べた状態を示す平面図である。
図示したように、互いに直交する第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zを定義する。第1方向Xは自動改札装置10の長さ方向に相当し、第2方向Yは自動改札装置10の幅方向に相当し、第3方向Zは自動改札装置10の高さ方向に相当する。
自動改札装置10は、例えば、鉄道駅の改札口などに配置され、利用者の通行(入出場)を許可又は禁止する改札業務を行う。上記利用者とは、例えば、鉄道を利用する旅客(乗降客)、駅構内への入出場者、駅務員、保守作業員などである。
図1及び図2に示すように、自動改札装置10は、筐体24、投入部12、読取部14、排出部16、第1表示部18a、第2表示部18b、扉開閉装置21a,21b、複数の高さ検知部22、及び複数の通行検知部23を備えている。
筐体24は、例えば、ほぼ扁平な直方体形状に形成されている。筐体24は、それぞれ設置面に対してほぼ垂直に起立し互いに対向した矩形状の内側面24a及び外側面24bと、設置面とほぼ平行に位置する上面24cと、第1方向Xの一端側に位置しほぼ垂直に起立した一端面24dと、第1方向Xの他端側に位置しほぼ垂直に起立した他端面24eと、を有している。さらに、筐体24は、外側に位置し上面24cよりも第3方向Zに突出したセンサ取付部24fを有している。
上面24cには、第1方向Xの一端から他端に亘って、投入部12、読取部14、排出部16、及び第1表示部18aが並んで設けられている。
投入部12は、磁気券が投入される投入口である。上記磁気券は、例えば、磁気方式の乗車券である。
読取部14は、媒体に記録された情報を読み取る。より具体的には、読取部14は、媒体と無線通信により乗車情報を読み取る。上記媒体は、例えば、IC(Integrated Circuit)チップが埋め込まれた無線ICカードや、スマートフォンなどの電子機器である。上記乗車情報は、例えば、媒体に固有の識別情報、利用者の識別情報、及び有効期間、有効期間、入場記録、出場記録などに関する各種情報である。
排出部16は、投入部12から投入された磁気券が排出される排出口である。
第1表示部18aは、例えば、複数の点光源を有する表示パネルを有し、上記表示パネルに改札処理の結果などを表示する。
第2表示部18bは、筐体24の一端面24dに設けられている。第2表示部18bは、例えば、複数の点光源を有する表示パネルを有し、上記表示パネルに後述する通路PWへの進入の可否などの通路に関する情報を表示する。
扉開閉装置21a,21bは、それぞれ筐体24の内側面24aに設けられた開閉可能な扉20a,20bと、扉を開閉する後述の扉開閉機構30と、を有している。扉20aは、第1方向Xの一端側に設置され、扉20bは、第1方向Xの他端側に設置されている。各扉20a,20bは、それぞれ設置面に対してほぼ垂直に延びる枢軸19の周りで回動可能に支持されている。後述するように、各扉20a,20bは、内側面24aと面一に位置する開位置P1と、通路PW側に所定角度回動した閉位置P2と、の間を回動される。
複数の高さ検知部22は、筐体24のセンサ取付部24fに並んで設けられている。一例において、3つの高さ検知部22が設けられている。高さ検知部22は、身長が所定の高さ以上である利用者が通路PWを通過していることを検知する。高さ検知部22は、投光部と受光部とを有するセンサである。高さ検知部22は、投光部から照射(投光)し被検体で反射された光を受光部で受光することで、身長が所定の高さ以上である利用者を検知する。
複数の通行検知部23は、筐体24の内側面24aに並べて設けられている。一例において、6つの通行検知部23が筐体24に設けられている。通行検知部23は、投光部と受光部を有するセンサである。通行検知部23は、通路PWに進入した利用者の位置や進行方向などを追従して検知する。
自動改札装置10は、2台を一組として用いられる。一例では、図2に示すように、2台の自動改札装置10は、筐体24の内側面24a同士が所定の間隔を置いて対向した状態に配置される。すなわち、一方の自動改札装置10は、他方の自動改札装置10に対して、180度反転した向きで配置され、第1方向Xの向きが逆向きとなっている。
2台の自動改札装置10の間には、利用者が通過可能な通路PWが形成されている。利用者は、矢印A1,A2で示すように通路口E1及び通路口E2の両方から通路PWに進入できる。なお。2台の自動改札装置10は、逆向きの状態で配置されることに限定されず、同じ向きに配置されてもよい。
一方の自動改札装置10の扉20aは、他方の自動改札装置10の扉20bに通路PWを挟んで互いに対向している。左右(第2方向Y)に並ぶ、一対の扉20a,20bが閉位置P2に回動すると、これらの扉20a,20bにより通路PWの入口が塞がれ、利用者の進入が規制される。
次に、扉開閉装置21a,21bについて詳細に説明する。
なお、扉開閉装置21a、21bは、同一の構成を有しているため、扉開閉装置21bを代表して、その構成を詳細に説明し、扉開閉装置21aの説明は省略する。
図3は、上記実施形態に係る自動改札装置10の扉開閉装置21bを示す斜視図である。図4は、図3に示すB矢視から見た扉開閉装置21bの側面図である。なお、図3において、扉20bは開位置P1に位置し、図4において、扉20bは閉位置P2に位置している。
図3及び図4に示すように、扉開閉装置21bは、扉20bを開閉する扉開閉機構30を備えている。扉開閉機構30は、筐体24の内部に収納されている。扉開閉機構30は、支持部材33と、モータ32と、回転軸38と、ギア34,36と、回転板47と、第1カム40と、第2カム42と、第1検知部44と、第2検知部46と、リンク48,50と、を有している。
支持部材33は、第1方向Xに延在し間隔を置いて対向した上壁33a及び下壁33bと、第3方向Zに延在し上壁33aの一端及び下壁33bの一端に連結された側壁33cと、を一体に有している。支持部材33は、筐体24に固定され、枢軸19の近傍に配置されている。
モータ32は、支持部材33の側壁33cに固定されている。モータ32は、第1方向Xに延びる駆動軸52を有し、この駆動軸52は、側壁33cを貫通して支持部材33の内部に延出している。駆動軸52の延出端にギア34が取り付けられている。ギア34は、駆動軸52を中心として駆動軸52と一体的に回転可能である。ギア34は、かさ歯車である。
後述するように、モータ32は、第1回転速度V1、および第1回転速度V1よりも低速の第2回転速度V2で駆動軸52を回転可能である。また、モータ32は、回転を停止するブレーキ31を有していてもよい。
回転軸38は、駆動軸52に直交する向き(一例において、第3方向Z)に延在し、上壁33a及び下壁33bに回転自在に支持されている。回転軸38は、上壁33aを貫通し、上壁33aの上方に延出している。
ギア36は、支持部材33の内部において、回転軸38に固定されている。ギア36は、回転軸38を中心として回転軸38と一体的に回転可能である。ギア36は、かさ歯車であり、ギア34とかみ合っている。これにより、ギア34の回転に連動して、回転軸38及びギア36は回転する。
回転板47は、円形状であり、回転軸38の延出端に設けられている。回転板47は、回転軸38と同軸的に位置し、回転軸38と一体的に回転可能である。回転板47は、リンク48,50を介して扉20bの枢軸19に連結されている。
リンク48の一端は、回転板47の外周部に回動自在に連結され、リンク48の他端は、リンク50の一端に回動自在に連結されている。さらに、リンク50の他端は、枢軸19に固定されている。
上記のように、扉開閉機構30は、枢軸19と平行に設けられ回転自在な回転軸38と、ギア34及びギア36で構成された歯車機構と、リンク48、リンク50、及び回転板47で構成されたクランク機構と、からなりモータ32の回転を枢軸19に伝達する伝達機構を有している。歯車機構はモータ32の回転により回転軸38を回転させ、クランク機構は回転軸38の回転を枢軸に伝達する。
より具体的には、モータ32により駆動軸52及びギア34を回転駆動すると、ギア36、回転軸38、及び回転板47が連動して回転駆動される。回転板47の回転に伴い、リンク48,50を介して、枢軸19および扉20bが回動される。扉20bは、筐体24の内側面とほぼ平行に位置する開位置P1と、通路PWを閉じる閉位置P2と、の間を回動可能である。
扉の位置を検知する第1検知部44及び第2検知部46、並びに第1検知部44及び第2検知部46を操作する第1カム40及び第2カム42について説明する。
図4に示すように、第1カム40は、止めねじ54により回転軸38に固定され、ギア36の下方に位置している。第2カム42は、止めねじ56により回転軸38に固定され、第1カム40の下方に位置している。第1カム40および第2カム42は、モータ32の回転に連動して回転可能に設けられ、回転軸38と一体的に回転する。
一例では、第1検知部44及び第2検知部46の各々は、マイクロスイッチで構成されている。第1検知部44及び第2検知部46は、支持部材33に固定されている。第1検知部44は、第1方向Xにおいて第1カム40に隣接して位置している。第2検知部46は、第1検知部44の下方に位置している。第2検知部46は、第1方向Xにおいて第2カム42に隣接して位置している。
第1カム40は、回転軸38と一体的に回転することにより、第1検知部44の切り換え操作を行う。扉20bが開位置P1に位置している際、第1検知部44は、第1カム40によりONに切り換えられ、ON信号を出力する。
第2カム42は、回転軸38と一体的に回転することにより、第2検知部46の切り換え操作を行う。扉20bが閉位置P2に位置している際、第2検知部46は、第2カム42によりONに切り換えられ、ON信号を出力する。
次に、第1カム40及び第1検知部44について詳細に説明する。
図5は、扉20bが開位置P1に位置している場合における回転軸38、第1カム40、及び第1検知部44を示す平面図である。
図5に示すように、第1カム40は、第3方向Zに直交する方向に突出する突出部58を有している。第1検知部44は、接触子60と、押し部62と、検知部本体64と、を有している。扉20bが開位置P1に位置しているとき、突出部58は、接触子60に接触し、接触子60を第1方向Xに押圧している。このため、押し部62は、接触子60によって、検知部本体64の内部に押し込まれている。これにより、第1検知部44は、ONに設定され、ON信号を出力している。
扉20a,20bの閉動作が開始すると、第1カム40は、矢印Rに向かって回転する。回転軸38が第1角度θ1だけ回転すると、突出部58が接触子60から離れ、接触子60による押し部62の押し込みは、解除される。これにより、第1検知部44は、OFFに切り換わる。第1角度θ1は、例えば、30度である。
このとき、扉20bは、第1所定位置P3(図3参照)に位置している。扉20bにおいて、開位置P1から第1所定位置P3までの角度は、約13度である。
図6は、扉20bが閉位置P2に位置している場合における回転軸38、第1カム40、及び第1検知部44を示す平面図である。
図6に示すように、突出部58と接触子60との接触が解除された後、回転軸38および第1カム40は、扉20bが閉位置P2に移動するまで矢印R方向に回転する。扉20bが第1所定位置P3から閉位置P2まで移動する間、第1カム40は、第1検知部44(接触子60)に接触せず、第1検知部44はOFF状態に維持される。
第1カム40及び第1検知部44が上記のように構成されているため、第1検知部44は、押し部62が押し込まれているか否かを基に、扉20bが開位置P1から第1所定位置P3までの第1範囲に位置しているか否かを検知することができる。
第1検知部44が検知する第1範囲は、止めねじ54を緩め、第1カム40を回転させることで調整することができる。つまり、第1カム40は、回転位置を調整可能に回転軸38に設けられ、第1カム40の回転位置を調整することで、第1検知部44が検知する第1範囲を調整可能である。
次に、第2カム42及び第2検知部46について詳細に説明する。
図7は、扉20bが開位置P1に位置している場合における回転軸38、第2カム42、及び第2検知部46を示す平面図である。
図7に示すように、第2カム42は、第1カム40と同様に突出部58を有している。第2検知部46は、第1検知部44と同様に、接触子60と、押し部62と、検知部本体64と、を有している。扉20bが開位置P1に位置している場合、突出部58は、接触子60に接触していない。つまり、第2カム42(突出部58)が接触子60から離れており、接触子60による押し部62の押し込みは、解除されている。つまり、第2検知部46は、OFF状態である。
扉20bの閉動作が開始すると、第2カム42は、矢印Rに向かって回転する。回転軸38が第2角度θ2だけ回転すると、突出部58は、接触子60に接触し、接触子60を第1方向Xに押圧する。このため、押し部62は、接触子60によって、検知部本体64の内部に押し込まれる。第2角度θ2は、例えば、125度である。
このとき、扉20bは、第2所定位置P4(図3参照)に位置している。扉20bにおいて、開位置P1から第2所定位置P4までの角度は、約75度である。
図8は、扉20bが閉位置P2に位置している場合における回転軸38、第2カム42、及び第2検知部46を示す平面図である。
図8に示すように、突出部58が接触子60に接触した後、回転軸38は、扉20a,20bが閉位置P2に移動するまで回転する。扉20a,20bが第2所定位置P4から閉位置P2まで移動する間、第2カム42は、第2検知部46(接触子60)に接触し、第2検知部46はON状態に維持される。
第2カム42及び第2検知部46が上記のように構成されているため、第2検知部46は、押し部62が押し込まれているか否かを基に、扉20a,20bが第2所定位置P4から閉位置P2までの第2範囲に位置しているか否かを検知することができる。
第2検知部46が検知する第2範囲は、止めねじ56を緩め、第2カム42を回転させることで調整することができる。つまり、第2カム42は、回転位置を調整可能に回転軸38に設けられ、第2カム42の回転位置を調整することで、第2検知部46が検知する第2範囲を調整可能である。
次に、自動改札装置10の制御構成について説明する。
図9は、上記実施形態に係る自動改札装置10の制御構成を示すブロック図である。図9に示すように、自動改札装置10は、コントローラ80と、メモリ82と、磁気読取書込部84と、IC読取書込部86と、タイマ88と、をさらに備えている。コントローラ80は、モータ32、第1検知部44、第2検知部46、高さ検知部22、通行検知部23、メモリ82、磁気読取書込部84、IC読取書込部86、及びタイマ88に接続されている。
コントローラ80は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などを備えるコンピュータとして構成され、ROMに格納されたプログラムを実行することにより、モータ32、磁気読取書込部84、IC読取書込部86、及びタイマ88のそれぞれの動作など、自動改札装置10の全体の動作を制御する。
コントローラ80は、以下の判断を行う。
コントローラ80は、通行検知部23で得られた情報を基に利用者の位置や通行方向を判断する。コントローラ80は、高さ検知部22で得られた情報を基に利用者が大人か子供かを判断する。
コントローラ80は、磁気読取書込部84及びIC読取書込部86で得られた情報を基に、磁気券やICカードなどに記録されている乗車区間や使用期間などの情報が正しいか否かを判断する。なお、磁気読取書込部84は、投入部12から投入された磁気券に対して読取り及び書込みを行う。IC読取書込部86は、読取部14にかざされた媒体に対して読取り及び書込みを行う。
コントローラ80は、上記した判断を考慮して、利用者が通路PWを通過してよいか否かを判断する。利用者が通路PWを通過してはいけないと判断した場合、コントローラ80は、扉開閉装置21a,21bを駆動して扉20a,20bの閉動作を開始する。
タイマ88は、予め設定された所定時間をカウントし、所定時間に達した時点で、検知信号をコントローラ80に出力する。タイマ88は、扉20a,20bの回動位置が任意の位置に達してからの経過時間をカウントする。例えば、タイマ88は、扉20a,20bが第1所定位置P3に達してからの第1所定時間T1をカウントするように設定されている。また、タイマ88は、扉20a,20bが第2所定位置P4に達してからの第2所定時間T2をカウントするように設定されている。
メモリ82は、コントローラ80の制御プログラムや料金計算を行うための運賃データなどを記憶している。メモリ82は、第1検知部44及び第2検知部46で得られた情報を記憶する。メモリ82は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の一般に知られている記憶媒体で形成されている。
次に、扉20a,20bの閉動作時に、自動改札装置10で行われる処理について説明する。
図10は、上記実施形態に係る扉開閉装置21a、21bの閉動作時におけるタイミングチャートである。図11は、上記実施形態に係る扉開閉装置21a、21bの閉動作時におけるフローチャートである。
図10に示すように、初期状態(開位置)における扉20a,20bの角度及び回転軸38の回転角度を0度とする。このとき、第1検知部44はONであり、第2検知部46はOFFである。
上述したように、コントローラ80は、利用者が通路PWを通過してはいけないと判断した場合、扉開閉装置21a、21bを駆動して扉20a,20bの閉動作を開始する。すなわち、図11に示すように、扉20a,20bの閉動作が開始されると、コントローラ80は、モータ32の駆動軸52を第1回転速度V1で回転させる(S1)。第1回転速度V1は、例えば、1300rpmである。
次に、コントローラ80は、第1検知部44がOFFか否かを判断する(S2)。第1検知部44がONであった場合、コントローラ80は、再度、ステップS2を実行する。
回転軸38及び第1カム40が、初期位置から第1角度θ1(一例では、30度)だけ回転した時点で、第1カム40が第1検知部44から離間し、第1検知部44はOFFになる。
第1検知部44がOFFであると判断した場合(S2)、コントローラ80は、タイマ88を起動し、第1所定時間T1のカウントを開始する(S3)。タイマ88は、第1所定時間T1が経過した時点で、コントローラ80に検知信号を出力する。
次いで、コントローラ80は、第1検知部44がOFFになってから第1所定時間T1が経過したか否かを判断する(S4)。タイマ88からの検出信号を受け、第1検知部44がOFFになってから第1所定時間T1が経過したと判断した場合、コントローラ80は、モータ32の回転速度を第2回転速度V2まで減速する(S5)。第2回転速度V2は、例えば、750rpmである。
第1所定時間T1が経過していないと判断した場合(S4)、コントローラ80は、再度、ステップS4を実行する。
次に、コントローラ80は、第2検知部46がONか否かを判断する(S6)。第2検知部46がOFFであった場合、コントローラ80は、再度、ステップS6を実行する。
回転軸38及び第2カム42が、初期位置から第2角度θ2(一例では、125度)だけ回転した時点で、第2カム42は第2検知部46に接触し、第2検知部46はONになる。
第2検知部46がONであると判断した場合(S6)、コントローラ80は、タイマ88を起動し、第2所定時間T2のカウントを開始する(S7)。タイマ88は、第2所定時間T2が経過した時点で、コントローラ80に検知信号を出力する。
次いで、コントローラ80は、第2検知部46がONになってから第2所定時間T2が経過したか否かを判断する(S8)。タイマ88からの検出信号を受け、第2検知部46がONになってから第2所定時間T2が経過したと判断した場合、コントローラ80は、モータ32の駆動を停止する(S9)。具体的には、コントローラ80は、モータ32内に設けられたブレーキ31を駆動して、駆動軸52の回転を停止する。なお、ブレーキ31は、モータ32の回転を電気エネルギーに変換する回生ブレーキや、モータ32の回転を熱エネルギーに変換する摩擦ブレーキなどである。
以上により、扉20a,20bが開位置P1から閉位置P2に回動される。
本実施形態の効果について説明する。
本実施形態に係る扉開閉装置21a,21bによれば、扉開閉装置21a,21bは、第1カム40によってONとOFFが入れ替わる第1検知部44と、扉20a,20bを開位置P1から閉位置P2に回動する際、第1検知部44がOFFになってから第1所定時間T1が経過した場合に、モータ32を減速するコントローラ80と、を備えている。
これにより、第1所定時間T1に応じて、扉20a,20bの開閉タイミングや閉位置を調整することができるため、第2カム42及び第2検知部46の機械的な位置調整の時間を短縮することができる。つまり、製造時や保守時における作業時間を短縮可能な扉開閉装置を得ることができる。
また、扉20a,20bを減速する位置を検知するための検知部を省略して、扉開閉装置21a,21bを構成することができる。より具体的には、第1検知部44と第2検知部46との2つの検知部で閉動作可能な扉開閉装置を得ることができるため、部品数を減らし、コストを削減することができる。
第2検知部46は、第2カム42の回転角度に応じて扉20a,20bの回動位置を検知する。このため、利用者によって強引に扉20a,20bの位置がずらされた場合、第2検知部46がOFFになり、扉20a,20bが閉位置P2よりも奥に回動していることを検知することができる。
さらに、第2検知部46で検知される第2所定位置P4及び閉位置P2は、第2カム42の取付け位置を変化させることで、調整することができる。これにより、扉20a,20bの閉位置P2が強引にずらされた場合であっても、閉位置P2を容易に調整することができる。
本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述した新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…自動改札装置、19…枢軸、20a,20b…扉、21a,21b…扉開閉装置、30…扉開閉機構、31…ブレーキ、32…モータ、38…回転軸、40…第1カム、42…第2カム、44…第1検知部、46…第2検知部、52…駆動軸、80…コントローラ、88…タイマ、P1…開位置、P2…閉位置、P3…第1所定位置、P4…第2所定位置、T1…第1所定時間、T2…第2所定時間。

Claims (6)

  1. 枢軸の回りで開位置と閉位置との間を回動可能に設けられた扉と、
    第1回転速度及び前記第1回転速度よりも低速の第2回転速度で回転可能なモータと、前記モータの回転を前記枢軸に伝達する伝達機構と、それぞれ前記モータの回転に連動して回転可能に設けられた第1カム及び第2カムと、を有し、前記扉を開閉する扉開閉機構と、
    前記第1カムによりONとOFFとが切り換え可能に設けられ、前記扉が前記開位置から第1所定位置までの第1範囲にある場合にONであり、前記扉が前記第1範囲にあることを検知する第1検知部と、
    前記第2カムによりONとOFFとが切り換え可能に設けられ、前記扉が第2所定位置から前記閉位置までの第2範囲にある場合にONであり、前記扉が前記第2範囲にあることを検知する第2検知部と、
    前記扉を前記開位置から前記閉位置に回動する際、前記モータを前記第1回転速度で駆動し、前記第1検知部がOFFになってから第1所定時間が経過した場合に、前記モータを前記第2回転速度に減速し、前記第2検知部がONになってから第2所定時間が経過したと判断した場合に、前記モータの駆動を停止するコントローラと、を備えている、
    扉開閉装置。
  2. 前記第1所定時間が設定されたタイマをさらに備え、
    前記コントローラは、前記第1検知部がOFFになったときに前記タイマによるカウントを開始し、前記第1所定時間がカウントされた場合に、前記モータを前記第2回転速度に減速する、
    請求項1に記載の扉開閉装置。
  3. 前記扉開閉機構は、前記モータを停止するためのブレーキをさらに有し、
    前記コントローラは、前記扉を前記開位置から前記閉位置に回動する際、前記第2検知部がONになってから前記第2所定時間が経過した場合に、前記ブレーキにより前記モータの回転を停止する、
    請求項1に記載の扉開閉装置。
  4. 前記第2所定時間が設定されたタイマをさらに備え、
    前記コントローラは、前記第2検知部がONになったときに前記タイマによるカウントを開始し、前記第2所定時間がカウントされた場合に、前記ブレーキにより前記モータの回転を停止する、
    請求項3に記載の扉開閉装置。
  5. 前記伝達機構は、前記枢軸と平行に設けられ回転自在な回転軸と、前記モータの回転により前記回転軸を回転させる歯車機構と、前記回転軸の回転を前記枢軸に伝達するクランク機構と、を有し、
    前記第1カム及び前記第2カムは、それぞれ前記回転軸と一体的に回転可能に前記回転軸に設けられている、
    請求項1に記載の扉開閉装置。
  6. 前記第1カム及び前記第2カムは、回転位置を調整可能に前記回転軸に設けられ、前記第2カムの回転位置を調整することで、前記第2検知部が検知する前記第2範囲を調整可能である、
    請求項5に記載の扉開閉装置。
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