JP7806726B2 - 情報処理方法、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents
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Description
本開示は、情報処理方法、情報処理システム、及びプログラムに関する。
従来、複数データセンタにおいて、再生エネルギーで発電した電力に合わせてデータ処理を動的に配分する技術がある(例えば、特許文献1)。
Green energy driven cellular networks with JT CoMP technique, AbuJahida, Abdullah BinShams, Md. Farhad Hossain, Physical Communication Volume 28, June 2018,Pages 58-68
Sustainable communication and networking in two-tier greencellular networks, Zhongming Zheng; Xiaoxia Zhang; Lin X. Cai; Ran Zhang; Xuemin Shen; IEEE Wireless Communications (Volume: 21, Issue: 4, August 2014)
本開示は、端末の通信に関して再生可能エネルギーを好適に利用可能とする情報処理方法、情報処理システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の態様の一つは、セルラー網を構成する第1の装置が、前記セルラー網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得することと、前記セルラー網を構成する第2の装置が、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて前記セルラー網に接続された端末の通信に関するポリシーを変更することと、を実行する情報処理方法である。
また、本開示の態様の一つは、セルラー網を構成する第1の装置であって、前記セルラー網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得する第1の装置と、前記セルラー網を構成する第2の装置であって、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて前記セルラー網に接続された端末の通信に関するポリシーを変更する第2の装置とを含む情報処理システムである。
本開示の態様は、情報処理装置を第1及び第2の装置として動作させるプログラム、及びプログラムを記録した記録媒体の少なくとも一つを含んでもよい。
本開示によれば、端末の通信に関して再生可能エネルギーを好適に利用可能とすることができる。
実施形態に係る情報処理方法は、以下を含む。
(1)セルラー網を構成する第1の装置が、セルラー網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得する。
(2)セルラー網を構成する第2の装置が、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じてセルラー網に接続された端末の通信に関するポリシーを変更する。
(1)セルラー網を構成する第1の装置が、セルラー網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得する。
(2)セルラー網を構成する第2の装置が、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じてセルラー網に接続された端末の通信に関するポリシーを変更する。
情報処理方法によれば、ポリシーの変更によって、端末の通信に関して、積極的に再生可能エネルギーを利用可能な状態としたり、再生可能エネルギー以外の利用が抑えられる状態としたりすることができる。すなわち、端末の通信に関して好適な再生可能エネルギーの利用を図ることができる。
再生可能エネルギーは、太陽光、太陽熱、風力、潮汐、地熱などの自然エネルギー、バイオマスエネルギー、及び廃棄物発電などのリサイクルエネルギーを含む。
セルラー網は、例えば5G網であるが、5G網以外であってもよい。以下、5G網をセルラー網の例示として説明する。再生可能エネルギーの利用状況を示す情報は、例えば、5G網の運用に利用可能な再生可能エネルギーの量を示す情報である。或いは、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報は、5G網における再生可能エネルギーの利用率(運用のために消費されるエネルギーのうち、再生可能エネルギーによって賄われる比率(消費エネルギー中の再生可能エネルギーが占める割合))である。但し、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報はこれら以外であってもよい。
情報処理方法は、以下の構成を採用してもよい。すなわち、第1の装置は、再生可能エネルギーの利用状況を示す値が閾値を上回る場合、又は下回る場合に第2の装置に対する通知を行う。第2の装置は、通知に応じて、ポリシーに含まれる通信用のパラメータの少なくとも一つを、再生可能エネルギーの利用状況を示す値に対応する値に変更する。
通信用のパラメータは、端末の通信に関するビットレート、優先度、端末の通信に対する監視の要否、遅延時間、パケットロスレート、及び報告の頻度のうちの少なくとも一つを含むことができる。但し、上記の例示以外であってもよい。
第2の装置が、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて、端末の通信のルー
トのポリシーを決定する構成が採用されてもよい。例えば、第2の装置は、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合に、端末の通信が5G網を経由するルートのポリシーを決定する。あるいは、第2の装置は、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合に、端末の通信が非5G網にオフロードされるルートのポリシーを決定する。
トのポリシーを決定する構成が採用されてもよい。例えば、第2の装置は、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合に、端末の通信が5G網を経由するルートのポリシーを決定する。あるいは、第2の装置は、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合に、端末の通信が非5G網にオフロードされるルートのポリシーを決定する。
第1の装置は、5G網を構成するNWDAFとして動作する装置であってもよい。第2の装置は、5G網を構成するPCFとして動作する装置であってもよい。
以下、図面を参照して実施形態に係る情報処理装置について説明する。実施形態の構成は例示であり、実施形態の構成に限定されない。
<情報処理システムの構成>
図1Aは、第5世代移動通信システム網(5G網)を構成するコンポーネント(構成要素)を示す。図1において、UE(User Equipment)2は、ユーザ(加入者)の端末である。RAN(Radio Access Network)3は、5Gコアネットワーク(5GC)へのアクセス網である。RAN3は、基地局(gNB)3Aによって構成される。5G網は、5Gコアネットワーク(5GC)及びアクセス網((R)AN)からなり、5G網には、UE2、DN5、及びAL12が接続されている。NF11a~11kの夫々は、1又は2以上のコンピュータ(情報処理装置)がプログラムを実行することによって実現される機能である。
図1Aは、第5世代移動通信システム網(5G網)を構成するコンポーネント(構成要素)を示す。図1において、UE(User Equipment)2は、ユーザ(加入者)の端末である。RAN(Radio Access Network)3は、5Gコアネットワーク(5GC)へのアクセス網である。RAN3は、基地局(gNB)3Aによって構成される。5G網は、5Gコアネットワーク(5GC)及びアクセス網((R)AN)からなり、5G網には、UE2、DN5、及びAL12が接続されている。NF11a~11kの夫々は、1又は2以上のコンピュータ(情報処理装置)がプログラムを実行することによって実現される機能である。
5GCは、NF(Network Function)と呼ばれる所定の機能を有するコンポーネントの集合によって構成される。図1には、5GCを構成するNF11として、以下が図示されている。図1Aでは太線の矩形で示す。
UPF((User Plane Function)11a
AMF(Access and Mobility Management Function)11b
SMF(Session Management Function)11c
PCF(Policy Control Function)11d
NEF(Network Exposure Function)11e
NRF(Network Repository Function)11g
NSSF(Network Slice Selection Function)11h
AUSF(Authentication Server Function)11i
UDM(Unified Data Management)11j
NWDAF(Network Data Analytics Function)11k
UPF((User Plane Function)11a
AMF(Access and Mobility Management Function)11b
SMF(Session Management Function)11c
PCF(Policy Control Function)11d
NEF(Network Exposure Function)11e
NRF(Network Repository Function)11g
NSSF(Network Slice Selection Function)11h
AUSF(Authentication Server Function)11i
UDM(Unified Data Management)11j
NWDAF(Network Data Analytics Function)11k
UPF11aは、ユーザパケット(UE2が送受信するユーザプレーンのパケット)のルーティング及び転送、パケット検査、QoS処理を行う。AMF11bは、5GC1(図2)におけるUEの在圏収容装置である。AMF11bは、RAN3を収容し、加入者認証制御、UE2の位置(モビリティ)管理などを行う。UDM12は、加入者情報の提供、或いは、UEの状態の取得、登録、削除、変更を行う。
SMF11cは、PDU(Protocol Data Unit)セッションを管理し、QoS(Quality of Service)制御及びポリシー制御の実施のためにUPF11aを制御する。PDUセッションは、UE2とDN(Data Network)5との間でデータのやり取りを行うための仮想的な通信路)である。DN5は、5GC外部のデータネットワーク(インターネット等)である。
PCF11dは、SMF11cの制御下で、QoS制御、ポリシー制御、課金制御など
を行う。QoS制御では、パケットの優先転送などの通信の品質の制御が行われる。ポリシー制御では、ネットワーク或いは加入者情報に基づくQoS、パケット転送可否、課金などの通信制御が行われる。NEF11eは、AF (Application Function)12などの
外部のノードと制御プレーン内のノードの通信を仲介する役割を果たす。AF12は、5GCの外部にあるアプリケーションサーバ(外部サーバ)である。
を行う。QoS制御では、パケットの優先転送などの通信の品質の制御が行われる。ポリシー制御では、ネットワーク或いは加入者情報に基づくQoS、パケット転送可否、課金などの通信制御が行われる。NEF11eは、AF (Application Function)12などの
外部のノードと制御プレーン内のノードの通信を仲介する役割を果たす。AF12は、5GCの外部にあるアプリケーションサーバ(外部サーバ)である。
NRF11gは、5GC1(図2)内におけるNF(例えば、AMF、SMF、UPFなど)の情報を記憶及び管理している。NRF11gは、使用を所望するNFに係る問い合わせに対して、複数のNFの候補を問い合わせ元に返信することができる。
NSSF11hは、ネットワークスライシングによって生成されたネットワークスライスの中から、加入者が使用するネットワークスライスを選択する機能を有する。ネットワークスライスは、用途に応じたスペックを有する仮想のネットワークである。
AUSF11iは、AMF11bの制御下で加入者認証を行う加入者認証用サーバである。UDM11jは、加入者関連情報を保持する。NWDAF11kは、NWDAF12は、各NF11、OAM(Operations, Administration,and Maintenance)端末8(図2)、外部サーバ12a(図2)などからのデータ収集、解析を行う機能を有している。ネットワークの分析情報を提供するNFである。
5GCを形成する各NFは、単数又は複数の情報処理装置(サーバ及びネットワーク機器など)によって構成される。情報処理装置は、データセンタと呼ばれる特別な建物に設置される。データセンタは局舎とも呼ばれる。図1Bに示すように、データセンタ6は、5GCの通信エリア内に1又は2以上配置され(図1Bでは3を例示)、データセンタ6間は通信回線7で接続される。データセンタ6の夫々には、OAM端末8が設けられている。OAM端末8は、ネットワーク(5GC)の運用・管理・保守を行う機能を有する。
5GCにおいて、同種類の複数のNFが用意される場合がある。例えば、NF11がデータセンタ6毎に用意される場合がある。また、データセンタ6間で1つのNF11が共用される場合もある。また、1つのデータセンタ6で複数個の同種類のNF11を構成する場合もある。データセンタ6の数、NF11の数は、NF11とデータセンタ6との対応関係は適宜設定することができる。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの説明図である。図2に示す5GC1は、図1Aに示したNF11(11a~11k)を有している。UE2は、RAN3を構成する基地局3Aと無線接続を行い、5GC1を通じて通信相手(DN5)とデータのやり取りを行うことができる。図2に示す例では、UE2は、車両9に搭載されているが、UE2は車載端末でなくてもよい。車両9は、人が運転する車両であっても自動運転車両であってもよい。
実施形態において、5G網(5GC1及びRAN3)の運用、すなわち5G網を構成する情報処理装置を稼働させる電力の一部は、再生可能エネルギーを用いて賄うことが可能となっている。
NWDAF(データ分析部)11kは、5G網全体又は一部における再生利用エネルギーの利用状況を示す情報(利用状況情報。第1の情報の一例)収集し、分析を行う。再生可能エネルギーの利用状況情報は、利用可能な再生可能エネルギーの量、及び再生可能エネルギーの利用率(使用電力のうち再生可能エネルギーによる電力が占める割合)のうちの少なくとも一方である。NWDAF11kは、分析によって得られた情報(第2の情報の一例)を、5G網を経由する通信に係る処理を行う装置(第2の装置の一例)に送信す
る。
る。
NWDAF11kは、NF11(例えば、UPF11a、SMF11c、AMF11b、PCF11d、UDM11jなど)、基地局3A,及び外部サーバ2のうちの少なくとも一つ(第1の装置に相当)から、利用状況情報を取得することができる(図3<1>)。NF11の種類は、上記例示に制限されず、新規のNFであってもよい。
利用状況情報の取得は、例えば、提供元の装置から定期的に送信する利用状況情報を受信することで行われる。また、NWDAF11kが提供要求を送信し、その要求の応答として提供元から送信されてくる利用状況情報を取得してもよい。提供元の装置の数、及び提供元の装置が有する利用状況情報の範囲(単位)は適宜設定可能である。
利用状況情報の範囲は、5G網全体、又は5G網の一部(例えばNF単位)である。利用状況情報の提供元は、OAM端末8であってもよい。OAM端末8からは、データセンタ(局舎)6単位の再生可能エネルギーの利用状況と、データセンタ6に設置(収容)された情報処理装置(情報処理装置に対応するNF11)を示す情報を取得することができる。このように、利用状況及び通信制御の範囲(エリア)は、適宜設定可能である。
利用状況情報は、5G網全体の利用状況を示す情報であっても、その一部の利用状況を示す情報であってもよい。提供元の装置の数は、1つであっても2以上であってもよい。NFDAF11kが複数の提供元の装置から収集した利用状況情報(5G網の部分的な利用状況を示す)を集計することで、5G網全体の利用状況を示す情報が得られてもよい。
NWDAF11kは、NEF11eを介して5GCに接続された外部サーバ12aから、気象予報(日射量、風量等の予測)の情報を収集することができる。外部サーバ12aは、第1の装置の一例であり、気象予報の情報は、第1の情報の一例である。
NWDAF11kは、収集した情報(第1の情報)を利用(分析)して、現時点の利用状況(再生可能エネルギーの利用可能量及び利用率)を示す情報と、未来の時点における利用状況の予測を示す情報との少なくとも一方を生成する(図3<2>)。未来の時点(予測時点)の数、予測時点間の時間長(現時点からの経過時間)は、適宜設定可能である。但し、現時点の利用状況における再生可能エネルギーの利用可能量及び利用率の少なくとも一方を算出し、予測をしない場合、気象予報の情報の取得は省略可能である。
NWDAF11kは、現時点の利用状況、及び未来の利用状況の少なくとも一方を示す情報(第2の情報の一例)を、所定の送信先に送信する(図3<3>)。所定の送信先は、例えば、NADAF11kとNEF11eを介して接続された外部サーバ12b、UE2、及び所定のNF11のうちの少なくとも一つである。外部サーバ12b、UE2及び所定のNF11の夫々は、「通信に係る処理を行う装置」の一例である。NF11は、例えばUPF11b、SMF11c、AMF11b、PCF11d、UDM11jなどであるが、これらに制限されない。
NWDAF11kは、現時点又は未来の利用状況を示す情報から、5G網を経由する通信量の増加又は減少を促す情報を所定の送信先に送信してもよい。このとき、通信量の増加又は減少を行う時間帯を指定する情報が含まれてもよい。
第2の情報の送信は、Subscribe/Notify方式とRequest/Response方式との一方により行うことができる(TS23.288 6.1章の規定と同様)。Subscribe/Notify方式が適用される場合、通信量の増加を促す情報(第2の情報の一例)の送信は、例えば、再生利用エネルギーの利用可能量或いは利用率が第1の閾値を上回った場合に行われる。また、通信量の減
少を促す情報(第2の情報の一例)の送信は、例えば、再生利用エネルギーの利用可能量或いは利用率が第2の閾値を下回った場合に行われる。第1の閾値と第2の閾値は同じ値でも異なる値でもよい。また、第1及び第2の利用率は、利用可能量と利用率とで異なる値が用意される。また、Request/Response方式が適用される場合、NWDAF11kは、第2の情報の提供先からの要求に応じて、第2の情報を提供先に送信する。
少を促す情報(第2の情報の一例)の送信は、例えば、再生利用エネルギーの利用可能量或いは利用率が第2の閾値を下回った場合に行われる。第1の閾値と第2の閾値は同じ値でも異なる値でもよい。また、第1及び第2の利用率は、利用可能量と利用率とで異なる値が用意される。また、Request/Response方式が適用される場合、NWDAF11kは、第2の情報の提供先からの要求に応じて、第2の情報を提供先に送信する。
外部サーバ12b及びUE2は、第2の情報に基づいて、通信を制御することができる(図3<4>)。例えば、第2の情報を受信した外部サーバ12bは、通信量の増加を促す情報を受信した場合に、指定された時間帯において、ダウンリンクへ送信するパケットの送信レートを上昇させる。あるいは、第2の情報を受信したUE2がアップリンクへ送信するパケットの送信レートを指定時間帯において上昇させる。
送信レートの上昇により、単位時間当たりの送信パケット量が増加する。このため、5G網のパケットの転送経路(例えば、基地局3A、UPF11a、NEF11e)におけるパケット転送処理の負荷が上昇し、消費電力が上昇する。これより、再生可能エネルギーがパケット転送に好適に消費されることができる。逆に、第2の情報の送信によって、外部サーバ12b、UE2のパケットの送信レートを低下させる。パケットの送信が停止されてもよい。これにより、5G網における転送処理の負荷が低減し、再生可能エネルギー以外を用いた電力消費が抑えられる。このような、送信レートの増加又は減少(通信の停止又は再開)によって、再生可能エネルギーが効率的に消費されるようにすることができる。また、通信量の増減を促す情報をNF11(例えばPCF11d、SMF11c、UPF11aなど)に送信してもよい。
<情報処理装置及び端末の構成>
図3Aは、NF11a~11k、OAM端末8、外部サーバ12a及び12bの夫々として動作可能な情報処理装置の構成例を示す図である。図3Aにおいて、情報処理装置20は、パーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション(WS)、又はサーバマシンなどの専用又は汎用の情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成可能である。もっとも、情報処理装置20は、1又は2以上のコンピュータの集合体(クラウド)であってもよい。
図3Aは、NF11a~11k、OAM端末8、外部サーバ12a及び12bの夫々として動作可能な情報処理装置の構成例を示す図である。図3Aにおいて、情報処理装置20は、パーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション(WS)、又はサーバマシンなどの専用又は汎用の情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成可能である。もっとも、情報処理装置20は、1又は2以上のコンピュータの集合体(クラウド)であってもよい。
情報処理装置20は、バス26を介して相互に接続された、処理部又は制御部(コントローラ)としてのプロセッサ21と、記憶装置22と、通信インタフェース23(通信IF23)と、入力装置24と、ディスプレイ25とを含む。
記憶装置22は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、プログラム及びデータの記憶領域、プログラムの展開領域、プログラムの作業領域、及び通信データのバッファ領域などの少なくとも一つとして使用される。主記憶装置はRAM(Random Access Memory)、又はRAMとROM(Read Only Memory)との組み合わせで構成される。補助記憶装置は、データ及びプログラムの記憶領域として使用される。補助記憶装置には、不揮発性記憶媒体が適用される。不揮発性記憶媒体は、例えば、ハードディスク、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ、或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などである。また、記憶装置22は、ディスク記録媒体のドライブ装置を含むことができる。
通信IF23は、通信処理を行う回路である。例えば、通信IF23は、ネットワークインタフェースカード(NIC)である。また、通信IF23は、無線通信(5G、無線LAN(Wi-Fi)、BLEなど)を行う無線通信回路であってもよい。また、通信I
F23は、有線の通信処理を行う回路と、無線通信回路との組み合わせであってもよい。
F23は、有線の通信処理を行う回路と、無線通信回路との組み合わせであってもよい。
入力装置24は、キー、ボタン、ポインティングデバイス、及びタッチパネル等を含み、情報の入力に使用される。ディスプレイ25は例えば液晶ディスプレイなどであり、情報及びデータを表示する。
プロセッサ21は、記憶装置22に記憶された各種のプログラムを実行することによって、様々な処理を行う。プロセッサ21が記憶装置22に記憶されたプログラムを実行することによって、情報処理装置20は、NF11a~11k、OAM端末8、外部サーバ12a及び12bの夫々として動作することができる。
図3Bは、UE2として動作可能な端末40の構成例を示す図である。端末40は、バス46を介して相互に接続された、プロセッサ41と、記憶装置42と、通信インタフェース43(通信IF43)と、入力装置44と、ディスプレイ45とを含む。プロセッサ41、記憶装置42、通信IF43、入力装置44、及びディスプレイ45は、プロセッサ21、記憶装置22、通信IF23、入力装置24、及びディスプレイ25と同様のものを使用可能である。このため、これらの説明は省略する。
プロセッサ21及び41は、例えば、Central Processing Unit(CPU)である。CP
UはMicroprocessor Unit(MPU)とも呼ばれる。プロセッサ21及び41は、単一のプ
ロセッサ構成であってもマルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一の物理CPUがマルチコア構成を有していても良い。プロセッサ21及び41は、Digital Signal Processor(DSP)、或いはGraphics Processing Unit(GPU)などの様々な回路構成の演算装置を含んでも良い。また、プロセッサ21及び41は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路、及びアナログ回路などの少なくとも一つと連携する構成を有していてもよい。集積回路は、LSI、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、及びプログラマブルロジックデバイス(PLD)などを含む。PLD
は、例えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。プロセッサ21及び4
1は、例えば、マイクロコントローラ(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、或いはチップセットなどと呼ばれるものも含む。
UはMicroprocessor Unit(MPU)とも呼ばれる。プロセッサ21及び41は、単一のプ
ロセッサ構成であってもマルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一の物理CPUがマルチコア構成を有していても良い。プロセッサ21及び41は、Digital Signal Processor(DSP)、或いはGraphics Processing Unit(GPU)などの様々な回路構成の演算装置を含んでも良い。また、プロセッサ21及び41は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路、及びアナログ回路などの少なくとも一つと連携する構成を有していてもよい。集積回路は、LSI、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、及びプログラマブルロジックデバイス(PLD)などを含む。PLD
は、例えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。プロセッサ21及び4
1は、例えば、マイクロコントローラ(MCU)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、或いはチップセットなどと呼ばれるものも含む。
<処理の例>
図4は、情報通信システムにおける処理例を示すシーケンス図である。5GC1における所定のNF11及び基地局3Aは、定期的に、自身が保持(記憶)している再生可能エネルギーの利用状況を示す情報(利用状況情報)をNWDAF11kへ送信する(図4<1>)。利用状況情報の送信は、NWDAF11kの要求に応じてなされてもよい。
図4は、情報通信システムにおける処理例を示すシーケンス図である。5GC1における所定のNF11及び基地局3Aは、定期的に、自身が保持(記憶)している再生可能エネルギーの利用状況を示す情報(利用状況情報)をNWDAF11kへ送信する(図4<1>)。利用状況情報の送信は、NWDAF11kの要求に応じてなされてもよい。
外部サーバ12aは、定期的に、自身が保持(記憶)している気象予報情報をNWDAF11kへ送信する(図4<2>)。気象予報情報の送信は、NWDAF11kの要求に応じてなされてもよい。気象予報情報に基づく予測を行わない場合は、気象予報情報の受信が省略されてもよい。
NWDAF11kは、利用状況情報及び気象予報情報を分析し、第2の情報を生成する(図4<3>)。例えば、NWDAF11kは、利用状況情報及び気象予報情報から通信制御情報(例えば、所定の時間帯における通信量の増加を促す情報)を生成する。
NWDAF11kは、外部サーバ12b及びUE2に対し、通信制御情報を送信する(図4<4>)。外部サーバ12b及びUE2の夫々は、通信制御情報に基づく通信制御を行う(図4<5>)。例えば、通信制御情報は、再生可能エネルギーを十分に利用可能なエリア及び時間帯では、データの種類の制限を解除する(通信量の増加を促す)ことを示す情報を含むことができる。この場合、外部サーバ12b及びUE2は、あらゆる種類のデータについての送信を行う。これに対し、再生可能エネルギーが不足するエリア及び時
間帯では、通信制御情報は、低遅延のデータを送信し、低遅延のデータ以外は送信を停止する(通信量の減少を促す)ことを示す情報を含むことができる。外部サーバ12b及びUE2は、低遅延のデータのみの送信を行う。
間帯では、通信制御情報は、低遅延のデータを送信し、低遅延のデータ以外は送信を停止する(通信量の減少を促す)ことを示す情報を含むことができる。外部サーバ12b及びUE2は、低遅延のデータのみの送信を行う。
ここで、通信制御の一例として、再生エネルギーの利用可能量に対する閾値を事前に設定し、利用可能量が閾値を超える場合には、外部サーバ12b及びUE2の夫々がパケット送信を制限なしで行うように、通信制御情報を送信する構成を採用することができる。閾値未満である場合には、パケット送信に制限が設定される。また、再生可能エネルギーの利用率を数段階に区分し、各段階に対して送信可能なデータの種類を定義しておき、利用率に応じた種類のデータ送信が行われる構成を採用することができる。
また、UE2のハンドオーバ等により、基地局3A及びUPF11aなどが変更される(通信の経路が変更される)場合にNWDAF11kが通信制御情報を送信する構成を採用してもよい。
また、NWDAF11kが位置情報予測機能を用い、将来においてUE2が使用する基地局3A及びUPF11aを割り出し、未来における通信制御に用いるようにしてもよい。
図5は、NWDAF11kとして動作する情報処理装置20の処理例を示すフローチャートである。図5には、NWDAF11kにおける分析処理(図4<3>)の一例が示されており、図5に示す処理は、情報処理装置20のプロセッサ21によって実行される。
ステップS01において、プロセッサ21は、或る時点の再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率(利用状況)を示す情報を算出する。或る時点とは、現時点、及び未来における1又は2以上の時点を指す、未来の時点の数は、あらかじめ設定されている。本実施形態では、現時点から30分後と1時間後とを予測するように設定されている。最初のステップS01では、現時点における利用状況を示す情報が算出される。
ステップS02では、プロセッサ21は、再生可能エネルギー利用可能量又は利用率を示す値が第1の閾値を上回っている(第1の閾値以上)である否かを判定する。再生可能エネルギー利用可能量又は利用率を示す値が第1の閾値を上回っていると判定される場合には、処理がステップS07に進み、そうでない場合には、処理がステップS03に進む。
ステップS03では、プロセッサ21は、再生可能エネルギー利用可能量又は利用率を示す値が第2の閾値を下回っている(第2の閾値未満)である否かを判定する。再生可能エネルギー利用可能量又は利用率を示す値が第2の閾値を下回っていると判定される場合には、処理がステップS04に進み、そうでない場合には、処理がステップS07に進む。
ステップS04では、プロセッサ21は、或る時点が含まれる時間帯における通信量の増加を促す通信制御情報を生成し、処理をステップS07に進める。通信制御情報は、例えば、該当の時間帯における送信レートの上昇又は維持、或いは通信の再開を示す情報を含むことができる。
ステップS05では、プロセッサ21は、或る時点が含まれる時間帯における通信量の減少を促す通信制御情報を生成し、処理をステップS07に進める。通信制御情報は、例えば、該当の時間帯における送信レートの低下、或いは通信の一時停止を示す情報である。
ステップS06では、プロセッサ21は、ステップS01~S05の処理を行うべき次の時点(本実施形態では、30分後および1時間後の各時点)があるか否かを判定する。このとき、次の時点があると判定される場合には、処理がステップS01に戻り、そうでない場合には、処理がステップS07に進む。処理がステップS01に戻った場合には、次の時点(例えば、現時点から30分後)について、気象予報情報を元に、再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率の予測値が算出される。
ステップS07では、プロセッサ21は、各時点に対応する通信制御情報が所定の送信先(例えば、外部サーバ12b及びUE2の少なくとも一方)に送信する。その後、図5に示す処理が終了する。
図6は、外部サーバ12bとして動作する情報処理装置20、UE2として動作する端末40の処理例を示すフローチャートである。図6には、外部サーバ12b又はUE2における通信制御(図4<5>)の一例が示されている。図6に示す処理は、情報処理装置20(外部サーバ12b)のプロセッサ21、或いは、端末40(UE2)のプロセッサ41によって実行される。以下の説明は、情報処理装置20のプロセッサ21における処理を例示する。プロセッサ41による処理も同様である。
ステップS101において、プロセッサ21は、通信制御情報を受信する。ステップS102では、通信制御情報に含まれる或る時点を特定する。本実施形態では、プロセッサ21は、現時点、30分後の時点、1時間後の時点を特定する。初回のS101の処理では、現時点が特定される。
ステップS103では、ステップS102で特定した時点に対する通信制御が通信量増加か否かを判定する。通信量増加と判定される場合には、処理がステップS104に進み、そうでない場合(通信量減少)には、処理がステップS107に進む。
ステップS104では、プロセッサ21は、変更のタイミングとして、現時刻がステップS102で特定した時点に対応する時間帯の開始時刻に達するのを待機する。
ステップS105では、プロセッサ21は、通信量増加処理として、パケットの送信レートを上昇させる、送信可能なパケットの種類の制限を解除する、などの処理を行う。このとき、送信レートが上限に達している場合、或いは、制限が解除済みの状態である場合は、送信レート、或いは解除済みの状態が維持される。その後、処理がステップS106に進む。
ステップS104では、プロセッサ21は、ステップS102~S108の処理を行うべき次の時点(本実施形態では、30分後および1時間後の各時点)があるか否かを判定する。このとき、次の時点があると判定される場合には、処理がステップS102に戻り、そうでない場合には、図6の処理が終了する。処理がステップS01に戻った場合には、次の時点(例えば、現時点から30分後)が特定され、ステップS103以降の処理が実行される。
ステップS107では、プロセッサ21は、変更のタイミングとして、現時刻がステップS102で特定した時点に対応する時間帯の開始時刻に達するのを待機する。
ステップS108では、プロセッサ21は、通信量減少処理として、パケットの送信レートを低下させる、送信可能なパケットの種類を制限する(制限を強化する)、パケットの送信を一時停止するなどの処理を行う。このとき、送信レートが下限に達している場合
、制限ずみ、或いは一時停止の状態である場合は、送信レート、制限済み又は一時停止の状態が維持される。その後、処理がステップS106に進む。
、制限ずみ、或いは一時停止の状態である場合は、送信レート、制限済み又は一時停止の状態が維持される。その後、処理がステップS106に進む。
<再生可能エネルギーの利用状況に応じたポリシー制御>
図1Aに示した5G網において、AMF11bは、UE2の認証,認可,モビリティ管理などを提供する。また、AMF11bはSMF11cを制御する.SMF11cは、UE2のPDUセッション(以下セッションと表記)の管理、IPアドレスの割当、並びにデータ(ユーザパケット)転送のためのUPF11aの選択及び制御を行う。
図1Aに示した5G網において、AMF11bは、UE2の認証,認可,モビリティ管理などを提供する。また、AMF11bはSMF11cを制御する.SMF11cは、UE2のPDUセッション(以下セッションと表記)の管理、IPアドレスの割当、並びにデータ(ユーザパケット)転送のためのUPF11aの選択及び制御を行う。
UE2とDN5の間には、UPF11aを経由するセッションが確立され、セッション内には、1又は2以上のサービスデータフロー(SDF)が設定される。UE2が複数のセッションを確立する場合,各セッションは独立し管理され,セッションごとに異なるNF11を利用するために,異なるSMF11cを各セッションに割り当てることができる。5GC1では,UE2に関わる管理は1つのAMF11bで行なわれ、トラフィックは個別のネットワークスライスごとのSMF11cで扱われる。
PCF11dは、AMF11b及びSMF11cを適正に動作させるポリシー及び課金制御(PCC)ルールを設定し、特定のSDFに関連付けられたパケットに適用する処理を定義することができる。PCCルールは、セッションを管理するSMF11bに提供され、SMF11bは、PCCルールに従ってポリシー及び課金制御を行い、セッションに対して設定されたQoSが満たされるようにUPF11aの動作を制御する。
PCCルールは、例えば、TS23.503 Table 6.3.1などに規定されたパラメータの設定を行うことで、設定される。図7は、PCCルールの変更に係る処理を示すシーケンス図である。図7に示す例では、定期的に(不定期(イベント発生時)でもよい)、所定の送信元(例えば、SMF11c、UPF11aなどのNF11が、再生可能エネルギー利用状況情報をNWDAF11kに送信する(図7<1>)。また、外部サーバ12aが気象予報情報をNWDAF11kに送信する(図7<2>)。
NWDAF11kは、利用状況情報及び気象予報情報(第1の情報)の分析を行い、再生可能エネルギーの利用可能量、或いは利用率を算出する(図7<3>)。
NWDAF11kは、再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率に関する1又は2以上の閾値を有している(記憶している)。利用可能量又は利用率が閾値を上回る場合、又は下回る場合に、利用可能量又は利用率を示す情報(分析結果を示す情報、第2の情報に相当)をPCF11dに送信する(図7<4>)。なお、図7と異なり、PCF11dがNWDAF11kに情報の提供を要求し、利用可能量又は利用率を示す情報の提供を受けることもできる。
PCF11dは、NWDAF11kからの情報を受けて、新規のPCCルールの設定、または自身が有しているPCCルール(設定中のPCCルール)の変更を行う。PCCルールを構成する複数のパラメータのうち、以下のパラメータは、再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率と閾値の比較結果(分析)に基づいて設定、または変更(更新)される。但し、以下のパラメータは例示であり、これら以外のパラメータの更新も考えられる。
・UL最大ビットレート:SDFで許可されたアップリンク最大ビットレート
・DL最大ビットレート:SDFで許可されたダウンリンクの最大ビットレート
・UL保証ビットレート:SDFで許可されたアップリンク保証ビットレート
・DL保証ビットレート:SDFで許可されたダウンリンク保証ビットレート
・優先度レベル:QoSフロー中のリソースのスケジューリングにおける優先度を示す。
・セッションレベルモニタリングからの除外の指示:SDFをPDUセッション使用状況の監視(モニタリング)から除外することを示す。
・UL最大パケットロスレート:SDFのアップリンクで許容できるパケット損失率の最大値。
・DL最大パケットロスレート:SDFのダウンリンクで許容できるパケット損失率の最大値
・報告頻度(Reporting frequency):イベントトリガなどのレポーティングの頻度を定
義する。
・ユーザプレーンレイテンシ(遅延時間):ユーザパケットが送信元から宛先に到達するまでにかかる時間
・UL最大ビットレート:SDFで許可されたアップリンク最大ビットレート
・DL最大ビットレート:SDFで許可されたダウンリンクの最大ビットレート
・UL保証ビットレート:SDFで許可されたアップリンク保証ビットレート
・DL保証ビットレート:SDFで許可されたダウンリンク保証ビットレート
・優先度レベル:QoSフロー中のリソースのスケジューリングにおける優先度を示す。
・セッションレベルモニタリングからの除外の指示:SDFをPDUセッション使用状況の監視(モニタリング)から除外することを示す。
・UL最大パケットロスレート:SDFのアップリンクで許容できるパケット損失率の最大値。
・DL最大パケットロスレート:SDFのダウンリンクで許容できるパケット損失率の最大値
・報告頻度(Reporting frequency):イベントトリガなどのレポーティングの頻度を定
義する。
・ユーザプレーンレイテンシ(遅延時間):ユーザパケットが送信元から宛先に到達するまでにかかる時間
例えば、利用状況を示す値が閾値を上回る場合(再生可能エネルギーが十分にある場合)には、ビットレートを上げることで、時間当たりのパケットの量を増やし、再生可能エネルギーの利用率が上がるようにする。これに対し、利用状況を示す値が閾値を下回る場合(再生可能エネルギーが不足している場合)には、ビットレート、優先度、報告頻度、遅延時間、パケット損失率、或いはスループットの低下(緩和)が行われる。あるいは、モニタリングの停止が行われる。これらによって、パケットの処理に要する消費電力の減少が図られる。
PCF11dは、設定、または更新されたPCCルールの情報をSMF11cに通知する(図7<6>及び<7>))。SMF11は、設定、または更新されたPCCルールに基づくポリシー及び課金制御を行う。これによって、十分な再生可能エネルギーがある場合には、その消費を促進する処理が行われる。一方、再生可能エネルギーが不足する場合には、処理の負荷が減らされ、再生可能エネルギー以外の利用が抑えられる。これによって、好適な再生可能エネルギーの利用を図ることができる。
図8は、NWDAF11kとして動作する情報処理装置20の処理例を示すフローチャートである。図8には、図7<3>の処理例が示されている。図8に示す処理は、情報処理装置20(NWDAF11k)のプロセッサ21によって実行される。
ステップS201において、プロセッサ21は、PCF11dからの情報提供要求があったか否かを判定する。情報提供要求があったと判定される場合には、処理がS203へすすみ、そうでない場合には、処理がステップS202に進む。
ステップS202では、プロセッサ21は、利用状況の算出タイミングか否かを判定する。このとき、利用状況の算出タイミングであると判定される場合には、処理がステップS203に進み、そうでない場合には、処理がステップS201に戻る。
ステップS203では、プロセッサ21は、SMF11c等から受信された情報を用いて、或る時点における再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率を算出する。ステップS204では、プロセッサ21は、ステップS203で算出した利用可能量又は利用率と、あらかじめ保持(記憶)されている閾値との比較を行う。
ステップS205では、利用可能量又は利用率が閾値を上回る又は下回るか否かを判定する。このとき、利用可能量又は利用率が閾値を上回る又は下回ると判定される場合には、処理がステップS206に進み、そうでない場合には、図8の処理が終了する。
ステップS206では、プロセッサ21は、分析結果を示す情報(利用可能量又は利用率が閾値を上回る又は下回ることを示す情報)をPCF11dに送信する。
図9は、PCF11dとして動作する情報処理装置20のプロセッサ21による処理例を示すフローチャートである。ステップS221では、プロセッサ21は、NAWDAF11kからの分析結果の通知があるか否かを判定する。分析結果の通知があると判定される場合には、処理がステップS225に進み、そうでない場合には、処理がステップS22に進む。
ステップS222では、プロセッサ21は、情報提供の送信要求の送信タイミングが到来するのを待機し、要求タイミングが到来すると、提供要求を送信する(ステップS223)。
ステップS224では、プロセッサ21は、分析結果を示す情報の受信を待機する。そして。分析結果を示す情報を受信したと判定される場合には、処理がステップS225に進む。
ステップS225では、プロセッサ21は、分析結果に対応するPCCルールのパラメータを検出(特定)する。ここに、記憶装置22には、分析結果としての利用可能量又は利用率(複数段階(クラス))の夫々に対応するPCCルールのパラメータの設定値があらかじめ記憶されている。ステップS226で、プロセッサ21は、該当する設定値を読み出し、読みだした値でPCCルールを更新する。
ステップS227では、プロセッサ21は、更新されたPCCルールをSMF11cに送信する。その後SMFは、送信されたPCCルールを用いたポリシー制御及びQoS制御を行う。
また、PCF11dは、再生可能エネルギーの利用状況に応じて、UE2の通信のルートに係るポリシーの設定を変更することができる。PCF11dは、ネットワークスライス上のアプリケーションをより効率的に運用するため、3GPP標準仕様に基づくURSP(User equipment Route Selection Policies、特定の要件を持つアプリケーションや
サービスを定義された特定のスライスに誘導する機能)に対応している。
サービスを定義された特定のスライスに誘導する機能)に対応している。
例えば、UE2のトラフィックのルートに関するポリシー(URSPルール)として、5G網を経由するルートを選択するポリシーと、非5G網(例えばWi-Fiなどの無線LA
N)へオフロードするルートを選択するポリシーとが事前に用意される。PCF11dは、このようなURSPルールの設定を再生可能エネルギーの利用状況に応じて行うことができる。例えば、PCF11dは、再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を下回る場合に、非5G網を経由するルートを選択するURSPルールを設定する。これにより、UE2のパケットのトラフィックをオフロードさせることができる。
N)へオフロードするルートを選択するポリシーとが事前に用意される。PCF11dは、このようなURSPルールの設定を再生可能エネルギーの利用状況に応じて行うことができる。例えば、PCF11dは、再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を下回る場合に、非5G網を経由するルートを選択するURSPルールを設定する。これにより、UE2のパケットのトラフィックをオフロードさせることができる。
図10は、PCF11dとして動作する情報処理装置20の処理例を示すフローチャートである。図10において、ステップS221~S224の処理は、図9に示した処理と同じであるので説明を省略する。ステップS231では、プロセッサ21は、UE2のトラフィック(PDUセッション)に関して、分析結果(再生可能エネルギーの利用状況を示す値(利用可能量又は利用率)が閾値を上回る又は下回ること)に応じたURSPルールを決定する。すなわち、再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合には、PCF11dは、UE2のトラフィックが5G網を経由するルートが選択されるURSPルールを決定する。これに対し、再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を下回ると判定される場合には、PCF11dは、UE2のトラフィックが非5G網へオフロードされるルートが選択されるURSPルールを決定する。
ステップS232では、決定したURSPルールをAMFに通知する。AMF11bは
、UE2を制御し、UE2のトラフィックがURSPルールに従ったルート(スライス)に設定される。
、UE2を制御し、UE2のトラフィックがURSPルールに従ったルート(スライス)に設定される。
<実施形態の作用効果>
実施形態に係る情報処理システムでは、5G網(セルラー網)を構成するNWDAF11kとして動作する情報処理装置20(第1の装置)が、5G網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得する。また、5G網を構成するPCF11dとして動作する情報処理装置20(第2の装置)が、再生可能エネルギーの利用状況に応じて5G網に接続されたUE2(端末)の通信に関するポリシーを設定する。
実施形態に係る情報処理システムでは、5G網(セルラー網)を構成するNWDAF11kとして動作する情報処理装置20(第1の装置)が、5G網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得する。また、5G網を構成するPCF11dとして動作する情報処理装置20(第2の装置)が、再生可能エネルギーの利用状況に応じて5G網に接続されたUE2(端末)の通信に関するポリシーを設定する。
NWDAF11kは、再生可能エネルギーの利用状況を示す値(利用可能量又は利用率)が閾値を上回る場合、又は下回る場合にPCF11dに対する通知を行う。PCF11dは、通知に応じて、ポリシーに含まれる通信用のパラメータの少なくとも一つを、再生可能エネルギーの利用状況を示す値に対応する値に変更することができる。
通信用のパラメータは、端末の通信に関するビットレート、優先度、端末の通信に対する監視の要否、遅延時間、パケットロスレート、及び報告の頻度のうちの少なくとも一つを含むことができる。通信用パラメータの変更により、積極的な再生可能エネルギーを利用したUE2の通信に係る処理を行うこと、又は、再生可能エネルギー以外の消費を抑えることができる。
また、実施形態に係る情報処理システムでは、PCF11dが、再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて、UEのトラフィックのルート(端末の通信のルート)に係るポリシーの決定(URSPルールの決定)を行うことができる。このため、再生可能エネルギーが不足する場合には、UE2のトラフィックが非5G網にオフロードするルートに設定される。これによって、再生可能エネルギー以外の消費が抑えられる。これに対し、十分な再生可能エネルギーがある場合には、UE2のトラフィックが5G網を経由するルートに設定される。これにより、好適な再生可能エネルギーの利用を図ることができる。
上記の実施形態及び変形例はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。また、本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは、柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、または光学式カードのような、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・・5GC、2・・・UE、3・・・RAN、3A・・・基地局、11a~11k・・・NF,12a,12b・・・外部サーバ、21,41・・・プロセッサ、22,42・・・記憶装置
Claims (20)
- セルラー網を構成する第1の装置が、前記セルラー網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得することと、
前記セルラー網を構成する第2の装置が、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて前記セルラー網に接続された端末の通信に関するポリシーを変更することと、を実行する情報処理方法。 - 前記第1の装置は、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値が閾値を上回る場合に前記第2の装置に対する通知を行い、
前記第2の装置は、前記通知に応じて、前記ポリシーに含まれる通信用のパラメータの少なくとも一つを、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値に対応する値に変更する請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記第1の装置は、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値が閾値を下回る場合に前記第2の装置に対する通知を行い、
前記第2の装置は、前記通知に応じて、前記ポリシーに含まれる通信用のパラメータの少なくとも一つを、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値に対応する値に変更する請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記通信用のパラメータは、端末の通信に関するビットレート、優先度、端末の通信に対する監視の要否、遅延時間、パケットロスレート、及び報告の頻度のうちの少なくとも一つを含む
請求項2又は3に記載の情報処理方法。 - 前記第2の装置が、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて、前記端末の通信のルートのポリシーを決定する
請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記第2の装置は、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合に、前記端末の通信が前記セルラー網を経由するルートのポリシーを決定する
請求項5に記載の情報処理方法。 - 前記第2の装置は、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合に、前記端末の通信が非セルラー網にオフロードされるルートのポリシーを決定する
請求項5に記載の情報処理方法。 - 前記第1の装置は、前記セルラー網を構成するNWDAFとして動作する装置である
請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記第2の装置は、前記セルラー網を構成するPCFとして動作する装置である
請求項1に記載の情報処理方法。 - セルラー網を構成する第1の装置であって、前記セルラー網の運用における再生可能エネルギーの利用状況を示す情報を取得する第1の装置と、
前記セルラー網を構成する第2の装置であって、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて前記セルラー網に接続された端末の通信に関するポリシーを変更する第2の装置と、
を含む情報処理システム。 - 前記第1の装置は、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値が閾値を上回る場合に前記第2の装置に対する通知を行い、
前記第2の装置は、前記通知に応じて、前記ポリシーに含まれる通信用のパラメータの少なくとも一つを、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値に対応する値に変更する請求項10に記載の情報処理システム。 - 前記第1の装置は、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値が閾値を下回る場合に前記第2の装置に対する通知を行い、
前記第2の装置は、前記通知に応じて、前記ポリシーに含まれる通信用のパラメータの少なくとも一つを、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す値に対応する値に変更する請求項10に記載の情報処理システム。 - 前記通信用のパラメータは、端末の通信に関するビットレート、優先度、端末の通信に対する監視の要否、遅延時間、パケットロスレート、及び報告の頻度のうちの少なくとも一つを含む
請求項11又は12に記載の情報処理システム。 - 前記第2の装置が、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報に応じて、前記端末の通信のルートのポリシーを決定する
請求項10に記載の情報処理システム。 - 前記第2の装置が、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を上回ると判定される場合に、前記端末の通信が前記セルラー網を経由するルートのポリシーを決定する
請求項14に記載の情報処理システム。 - 前記第2の装置が、前記再生可能エネルギーの利用状況を示す情報である再生可能エネルギーの利用可能量又は利用率が閾値を下回ると判定される場合に、前記端末の通信が非セルラー網にオフロードされるルートのポリシーを決定する
請求項14に記載の情報処理システム。 - 前記第1の装置は、前記セルラー網を構成するNWDAFとして動作する装置である
請求項10に記載の情報処理システム。 - 前記第2の装置は、前記セルラー網を構成するPCFとして動作する装置である
請求項10に記載の情報処理システム。 - 情報処理装置を請求項10に記載の第1の装置として動作させるプログラム。
- 情報処理装置を請求項10に記載の第2の装置として動作させるプログラム。
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