JP7807933B2 - 継手ユニット及び漏水検知方法 - Google Patents
継手ユニット及び漏水検知方法Info
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Description
パイプを適切な長さまで挿入できるよう、特許文献1では、シール部材を継手への挿入長さの目印としてパイプに貼ることが提案されている。しかし、シール部材の貼る位置を間違える可能性もあり、挿入不足を完全に回避することはできない。
そのため、漏水を触手にたよらず、視覚的に検知する方法が提案されている。
しかし、漏水箇所で着色を視認できる訳ではなく、漏水箇所特定のためには、触手による確認をせざるを得ない。
しかし、漏水した場合、着色された水で配管周辺を着色してしまう問題がある。床下等であれば、まだしも、洗面台の下など居住部に露出している箇所の色水による汚染は問題となる。
[1]パイプ接続口を有する継手本体と、水検知シールとを備え、
前記水検知シールは、前記パイプ接続口にパイプが挿入された際、少なくとも一部が、前記パイプの前記パイプ接続口に挿入されない部分であって、前記パイプ接続口の開口端近傍に位置するように、前記パイプに貼着されることを特徴とする、継手。
[2]前記水検知シールが、水溶性色素を含有する着色層を備える[1]に記載の継手。
[3]前記水溶性色素が蛍光色素を含む、[2]に記載の継手。
[4]前記水検知シールは、前記パイプ接続口の開口端を塞ぐように前記継手本体に貼着されており、前記パイプ接続口にパイプを挿入する際に、前記継手本体から剥離して、前記パイプに貼着されるものである、[1]~[3]の何れか一項に記載の継手。
[5]前記水検知シールにミシン目が形成されており、前記水検知シールを前記ミシン目にて分割した状態で前記パイプに貼着可能とされている、[4]に記載の継手。
[6]さらに、前記パイプの端部の内側に嵌入されるコアリングを備え、
前記コアリングは、前記パイプ接続口内に収容されている、[4]又は[5]に記載の継手。
[7][1]~[5]の何れか一項に記載の継手における前記パイプ接続口にパイプを挿入すると共に、前記水検知シールを、その少なくとも一部が、前記パイプの前記パイプ接続口に挿入されない部分であって、前記パイプ接続口の開口端近傍に位置するように、前記パイプに貼着することを特徴とする漏水検知方法。
[8][6]に記載の継手における前記コアリングをパイプの端部の内側に嵌入してから前記パイプ接続口に前記パイプを挿入すると共に、前記水検知シールを、その少なくとも一部が、前記パイプの前記パイプ接続口に挿入されない部分であって、前記パイプ接続口の開口端近傍に位置するように、前記パイプに貼着することを特徴とする漏水検知方法。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る継手と、その継手の使用態様を示す模式図である。本実施形態の継手は、継手本体10と水検知シール20とを備える。継手本体10には、その両端から第1パイプ接続口11と第2パイプ接続口12とが形成されている。
パイプ30の挿入先端は、第1パイプ接続口11と連結部15との境界部にまで達している。第2パイプ接続口12に他のパイプを挿入する場合も、その先端が、第2パイプ接続口12と連結部15との境界に達するように挿入される。
また、第1パイプ接続口11内には、図示を省略する抜け止め部材が適宜設けられており、挿入したパイプ30が第1パイプ接続口11から抜ける方向の力が加わっても容易にパイプ30が第1パイプ接続口11から抜け落ちないようになっている。
第2パイプ接続口12側にも同様に止水材や抜け止め部材が設けられる。
水検知シール20の形状に特に限定ないが、例えば、短冊状のシールの場合、図1に示すようにその長さ方向がパイプ30の周方向となるように貼着することができる。
基材21としては、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等の樹脂基材、アルミニウム等の金属シート、合成紙等が挙げられる。
着色層22が水溶性色素を含む層である場合、水に濡れた際、水溶性色素が滲むことにより、パターンや色が変化する。水溶性色素としては、安全性が高いことから、食品添加物として認められている色素などが好適なものとして挙げられる。また、暗所でも視認しやすいことから、水溶性色素として蛍光色素を含有することが好ましい。
着色層22は、色素に加えて、水解紙などの水溶性の紙材、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコールなどの水溶性樹脂を含有していてもよい。
水検知シール20は、着色層と粘着剤層の2層構成でもよい。その場合、着色層には、基材としての強度も求められる。
ここで、第1開口端13近傍とは、第1開口端13から水がしみ出た際に、そのしみ出た水に接触可能な程度に第1開口端13に近いことを意味する。図1に示すように、水検知シール20の周辺が第1開口端13に接するか又はほぼ接する位置であることが好ましい。
その結果、水検知シール20が発色、変色等の色の変化の他、パターンの変化等の視覚的な変化を示すので、当該箇所で漏水が発生したことを視覚的に検知することができる。
水検知シール20のパイプ30に対する貼着は、パイプ30を第1パイプ接続口11に挿入する前でも後でもよい。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る継手の分解斜視図である。本実施形態の継手は、継手本体50とコアリング60と水検知シール70とを備える。
パイプが挿入される未使用の状態では、このパイプ接続口54内に、コアリング60が収容されている。そして、コアリング60を収容したパイプ接続口54の開口端55を塞ぐように、水検知シール70が貼着されている。
パイプが挿入される未使用の状態では、コアリング60は、図3に示すように、鍔部62を開口端55側としてパイプ接続口54内に収容されている。
水検知シール70の層構成にも特に限定はないが、例えば、図5に示すように、基材81の一方の面に着色層82、他方の面に粘着剤層83を有するものが挙げられる。
なお、把持片73部分も含む全体に粘着剤層83を形成する場合は、把持片73とする部分の粘着剤層83上に糊殺し層を設けてもよい。また、粘着剤層83を内側として折り返した部分を把持片73としてもよい。
ここで、開口端55近傍とは、開口端55から水がしみ出た際に、そのしみ出た水に接触可能な程度に開口端55に近いことを意味する。図6に示すように、水検知シール70の周辺がパイプ接続口54に接するか又はほぼ接する位置であることが好ましい。
その結果、水検知シール70が発色、変色等の色の変化の他、パターンの変化等の視覚的な変化を示すので、当該箇所で漏水が発生したことを視覚的に検知することができる。
本実施形態において、水検知シール70は、パイプ接続口54にパイプ30を挿入する際に、継手本体50から剥離して、パイプ30に貼着される。
なお、コアリング60の長手方向の長さが、パイプ接続口54へのパイプの適切な挿入長さと等しければ、コアリング60を使用して、パイプの適切な挿入長さ位置を知ることができる。
そして、直線部72、又はミシン目75で2分割した第1分割片76と第2分割片77のミシン目75部分がパイプ30におけるパイプ接続口54へのパイプの適切な挿入長さ位置に沿うようにして、その外側に水検知シール70を貼着する。
その状態で、パイプ30をパイプ接続口54に適切に挿入すれば、水検知シール70の貼着位置は、自ずとパイプ接続口54の開口端55近傍となる。
図6に示すように、シール本体71の大きさが、パイプ接続口54の開口端55を閉鎖する程度である場合、2分割した第1分割片76と第2分割片77は、パイプ30の外周の大半を覆うことができるので、パイプ接続口54とパイプ30との間の漏水を検知しやすい。
上記第1実施形態では、パイプ接続口が2つある態様を示し、第2実施形態では、パイプ接続口が1つである態様を示したが、本発明の継手におけるパイプ接続口の数に限定はなく、3つ以上のパイプ接続口を有する継手であってもよい。
また、第2実施形態では、コアリング60を備える態様としたが、コアリング60を備えず、継手本体50と水検知シール70とからなる継手であってもよい。
11 第1パイプ接続口
12 第2パイプ接続口
13 第1開口端
14 第2開口端
20 水検知シール
21 基材
22 着色層
23 粘着剤層
30 パイプ
50 継手本体
54 パイプ接続口
55 開口端
60 コアリング
70 水検知シール
75 ミシン目
76 第1分割片
77 第2分割片
81 基材
82 着色層
83 粘着剤層
Claims (8)
- パイプと、前記パイプが挿入されるパイプ接続口を有する継手本体と、水検知シールとを用いる漏水検知方法であって、
前記水検知シールには、前記水検知シールを中央で2分するミシン目が形成されており、
前記継手本体が未使用の状態では、前記水検知シールは、前記パイプ接続口の開口端を塞ぐように前記継手本体に貼着されており、
前記パイプ接続口に前記パイプを挿入する際、前記水検知シールを前記継手本体から剥離した後、前記ミシン目で2分割して第1分割片と第2分割片とし、
前記パイプ接続口に前記パイプが挿入された際、前記第1分割片と第2分割片を、少なくとも一部が、前記パイプの前記パイプ接続口に挿入されない部分であって、前記パイプ接続口の開口端近傍に位置するように、前記パイプに貼着することを特徴とする、漏水検知方法。 - 前記水検知シールが、水溶性色素を含有する着色層を備える請求項1に記載の漏水検知方法。
- 前記水溶性色素が蛍光色素を含む、請求項2に記載の漏水検知方法。
- 前記ミシン目が直線状であり、前記ミシン目で切断された直線状の切断部分が前記パイプの適切な挿入長さ位置に沿うように、前記第1分割片と前記第2分割片を前記パイプにおける前記適切な挿入長さ位置の外側に貼着してから、前記パイプを前記パイプ接続口に挿入する、請求項1~3の何れか一項に記載の漏水検知方法。
- 前記水検知シールは、略円形で一端が直線部とされており、前記ミシン目は、前記直線部側から前記直線部と反対側の端部にかけて形成されている、請求項1~4の何れか一項に記載の漏水検知方法。
- 前記水検知シールは、略円形で一端が直線部とされたシール本体とシール本体の直線部と反対側の縁部から外方に突出する把持片とで構成され、前記ミシン目は、前記直線部側から把持片にかけて形成されている、請求項1~4の何れか一項に記載の漏水検知方法。
- 請求項1~6の何れか一項に記載の漏水検知方法に用いる継手ユニットであって、前記パイプと、前記継手本体と、前記水検知シールとを備え、前記水検知シールが、前記パイプ接続口の開口端を塞ぐように前記継手本体に貼着されていることを特徴とする継手ユニット。
- さらに、コアリングを備え、前記コアリングは、前記水検知シールで開口端を塞がれた前記パイプ接続口に収容されている、請求項7に記載の継手ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022024552A JP7807933B2 (ja) | 2022-02-21 | 2022-02-21 | 継手ユニット及び漏水検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2023121295A JP2023121295A (ja) | 2023-08-31 |
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| JP2022024552A Active JP7807933B2 (ja) | 2022-02-21 | 2022-02-21 | 継手ユニット及び漏水検知方法 |
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-
2022
- 2022-02-21 JP JP2022024552A patent/JP7807933B2/ja active Active
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