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JP7808766B2 - 炊飯器 - Google Patents
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JP7808766B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP7808766B2 JP2022205807A JP2022205807A JP7808766B2 JP 7808766 B2 JP7808766 B2 JP 7808766B2 JP 2022205807 A JP2022205807 A JP 2022205807A JP 2022205807 A JP2022205807 A JP 2022205807A JP 7808766 B2 JP7808766 B2 JP 7808766B2
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Description

本開示は、重量検知部を備える炊飯器に関する。
従来、この種の炊飯器として、例えば、特許文献1(特開2017-77459号公報)に記載された炊飯器が知られている。特許文献1には、重量検知部として4つの歪ゲージが台座の四隅に配置された炊飯器が開示されている。特許文献1の炊飯器によれば、4つの歪ゲージの検知重量の合計から鍋の重量等を差分することで、鍋内に収容された被調理物の重量を検知することができる。
特開2017-77459号公報
しかしながら、特許文献1の炊飯器においては、被調理物の重量の検知精度の低下を抑えつつ、部品コストを抑えるという観点において、未だ改善の余地がある。
従って、本開示の目的は、前記問題を解決することにあって、被調理物の重量の検知精度の低下を抑えつつ、部品コストを抑えることができる炊飯器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本開示に係る炊飯器は、
鍋と、
前記鍋が載置される載置面を有する筐体と、
前記載置面の下方に配置され、前記載置面に載置された前記鍋の重量を受ける支持部と、
前記載置面の下方に配置され、前記載置面に載置された前記鍋の重量を受けて前記鍋内に収容された被調理物の重量を検知するための重量検知部と、
を備え、
前記支持部と前記重量検知部とは、前記鍋の上方から見た平面視において、前記鍋の中心部を通る第1仮想直線を挟んで互いに反対側に配置され、
前記支持部と前記重量検知部とは、高さ位置が互いに異なる、
ように構成される。
本発明に係る炊飯器によれば、被調理物の重量の検知精度の低下を抑えつつ、部品コストを抑えることができる。
本開示の実施形態に係る炊飯器の斜視図である。 図1の炊飯器に係る鍋、鍋容器、及び蓋体の分解斜視図である。 図1の炊飯器において、鍋容器の底部に設けられている凹部を示す図である。 図1の炊飯器において、鍋、鍋容器、及び蓋体を取り外した状態の筐体の斜視図である。 図1の炊飯器において、鍋容器と筐体の一部とを示す分解斜視図である。 図1の炊飯器において、鍋容器と筐体の一部とを示す組立斜視図である。 図1の炊飯器において、鍋容器と筐体の一部とを示す縦断面図である。 図1の炊飯器において、鍋容器と筐体の一部とを示す左側側面図及び右側断面図である。 高さ位置が同じである、2つの支持部と1つの重量センサとで鍋の重量を受けるように配置したときの鍋の重心位置のばらつきを示す模式図である。 高さ位置が異なる、2つの支持部と1つの重量センサとで鍋の重量を受けるように配置したときの鍋の重心位置のばらつきを示す模式図である。
(本開示の基礎となった知見)
本開示者らは、被調理物の重量の検知精度の低下を抑えつつ、部品コストを抑えるために鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
従来の炊飯器においては、重量検知部として4つの歪ゲージ(重量センサともいう)を用いている。重量センサは、比較的高価な部品である。このため、部品コストを抑えるには、重量センサの数をより少なくすることが有効であると考えられる。
例えば、鍋の底面の3箇所で鍋の重量を受けるように3つの重量センサを設けた場合、各重量センサは、鍋の重量の約1/3の重量を検知する。このため、例えば、3つの重量センサのうちの2つの重量センサを樹脂製の突起などの安価な支持部に置き換え、残り1つの重量センサの検知重量を3倍した値を鍋の重量として検知できると考えられる。
しかしながら、この構成では、図8に示すように、2つの支持部101及び1つの重量センサ102が鍋103の重量を受けるように鍋103を載置する度に、鍋103内の被調理物の偏りなどによって鍋の重心位置(図8の黒点)がばらつくことが起こり得る。この場合、1つの重量センサ102が鍋103の重量の1/3の重量を正確に検知できず、1つの重量センサ102の検知重量を3倍した値と実際の鍋103の重量との誤差が大きくなり、被調理物の重量の検知精度が低下することになる。
そこで、本開示者らは、鋭意検討した結果、支持部101と重量センサ102との高さ位置を互いに異ならせる構成を見出した。この構成によれば、図9に示すように、鍋103の重心位置(図9の黒点)のばらつきを集約させることができ、1つの重量センサ102の検知重量に基づいて鍋103の重量を推定しやすくなる。従って、被調理物の重量の検知精度の低下を抑えつつ、部品コストを抑えることができる。この新規な知見に基づき、本開示者らは、以下の発明に至った。
本開示の第1態様によれば、前記鍋が載置される載置面を有する筐体と、
前記載置面の下方に配置され、前記載置面に載置された前記鍋の重量を受ける支持部と、
前記載置面の下方に配置され、前記載置面に載置された前記鍋の重量を受けて前記鍋内に収容された被調理物の重量を検知するための重量検知部と、
を備え、
前記支持部と前記重量検知部とは、前記鍋の上方から見た平面視において、前記鍋の中心部を通る第1仮想直線を挟んで互いに反対側に配置され、
前記支持部と前記重量検知部とは、高さ位置が互いに異なる、
炊飯器を提供する。
本開示の第2態様によれば、前記重量検知部は、前記支持部よりも高さ位置が低い、第1態様に記載の炊飯器を提供する。
本開示の第3態様によれば、前記筐体は、前記載置面を有する台座を備え、前記支持部と前記重量検知部とは、前記台座を介して前記鍋の重量を受けるように構成されている、第1又は2態様に記載の炊飯器を提供する。
本開示の第4態様によれば、前記重量検知部は、1つの重量センサで構成されている、第1~3態様のいずれか1つに記載の炊飯器を提供する。
本開示の第5態様によれば、複数の前記支持部を備え、前記複数の支持部は、前記平面視において、前記重量検知部と前記鍋の中心部とを通る第2仮想直線に対して線対称に配置されている、第4態様に記載の炊飯器を提供する。
本開示の第6態様によれば、前記鍋を収容する鍋容器を更に備え、前記鍋容器は、前記筐体の側方から前記第2仮想直線に沿ってスライド移動されることによって前記載置面に載置され、前記重量検知部は、前記支持部よりも、前記鍋容器がスライド移動する方向の下流側に配置されている、第5態様に記載の炊飯器を提供する。
本開示の第7態様によれば、前記重量検知部の検知重量に基づいて前記鍋内に供給する被調理物の量を制御する制御部を更に備え、前記制御部は、前記支持部よりも前記重量検知部の近傍に配置されている、第1~6態様のいずれか1つに記載の炊飯器を提供する。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。この実施形態によって本開示が限定されるものではない。また、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
また、以下では、説明の便宜上、通常使用時の状態を想定して「上」、「下」、「前」、「後」、「横」等の方向を示す用語を用いるが、本開示に係る炊飯器の使用状態等を限定することを意味するものではない。
(実施形態)
本開示の実施形態に係る炊飯器の全体構成について説明する。図1は、本開示の実施形態に係る炊飯器の斜視図である。本実施形態に係る炊飯器は、米及び水の鍋内への供給から炊飯まで自動的に行うことができる、いわゆる全自動炊飯器である。なお、本開示に係る炊飯器は、いわゆる全自動炊飯器に限定されず、米又は水の鍋内への供給を自動的に行わない通常の炊飯器であってもよい。
図1に示すように、本実施形態に係る炊飯器は、筐体1、鍋容器21と、蓋体22と、米容器3と、水容器4とを備えている。
筐体1は、上面視において、角丸長方形状である。言い換えると、筐体1は、上面視において、矩形形状の対向する2辺が半円の円弧状に曲げられたような形状を有する。本実施形態において、筐体1の一方の曲面側を前方という。また、筐体1の他方の曲面側を後方という。更に、筐体1の前方及び後方に向かう方向を前後方向といい、当該前後方向に対して直交する方向を横方向という。本実施形態では、図1の左上及び右下に向かう方向を横方向Xとする。また、図1の左下及び右上に向かう方向を前後方向Yとする。更に、横方向X及び前後方向Yに対して直交し、図1の上方及び下方に向かう方向を高さ方向Zとする。本実施形態の高さ方向Zは、上下方向に一致する。また、本実施形態では、横方向X、前後方向Y、及び、横方向Xと前後方向Yとに対して交差する方向を側方という場合がある。
筐体1の下側且つ前側には、鍋容器21を収容可能な収容領域11が設けられている。収容領域11は、筐体1の一部であり、鍋容器21及び蓋体22を収容する空間を画定する。収容領域11は、鍋容器21及び蓋体22を収容領域11の側方からスライド移動させて収容できるように構成されている。図1では、一例として、鍋容器21を収容領域11の前方から前後方向Yに沿ってスライド移動させて収容できる構成を示している。筐体1の上端部には、筐体1を覆うとともに米容器3を覆う筐体蓋12が着脱可能に取り付けられている。
収容領域11には、鍋容器21と、鍋容器21に着脱可能に取り付けられている蓋体22が収容されている。鍋容器21には、図2に示すように、鍋2が着脱可能に収容されている。鍋容器21は、後述する収容領域11の底部である載置面13(図3B参照)に載置されている。以下、本実施形態において、収容領域11に収容されている鍋容器21には、鍋2が収容されるとともに蓋体22が取り付けられているものとする。
収容領域11に収容されている鍋容器21の高さは、収容領域11の高さよりも低い。鍋2、鍋容器21、及び蓋体22は、蓋体22が鍋容器21に取り付けられたまま、収容領域11と、筐体1の外部で且つ収容領域11の側方との間を、前後方向Yに沿ってスライド移動することによって、筐体1に対して着脱可能である。
米容器3は、米を収容する容器である。米容器3は、筐体1の内部で且つ収容領域11の上方に設けられている。言い換えると、米容器3は、筐体1の内部で筐体蓋12の下方に筐体蓋12に隣接するように設けられている。
水容器4は、水を収容する容器である。水容器は、筐体1の後側且つ上側に設けられている。
図2は、図1の炊飯器に係る鍋2、鍋容器21、及び蓋体22の分解斜視図である。図3Aは、図1の炊飯器において、鍋容器21の底部に設けられている凹部21fを示す図である。図3Bは、図1の炊飯器において、鍋2、鍋容器21、及び蓋体22を取り外した状態の筐体1の斜視図である。
図2に示すように、鍋2は、有底筒状の形状を有する。すなわち、鍋2は、底部2aと、側壁2bと、開口部2cと、フランジ部2dとを有する。フランジ部2dは、側壁2bの上端部の周方向の全周に亘って、側壁2bの上端部から鍋2の外側に向かって側方に延在している。
鍋容器21は、鍋2を収容可能な有底筒状の形状を有する。すなわち、鍋容器21は、底部21aと、側壁211(図1参照)と、開口部21hとを有する。鍋容器21は、例えば、樹脂などで形成されている。
側壁211は、内壁部21bと、リブ21cと、外壁部21dとを有する。内壁部21bの外周面には、長手方向が高さ方向Zに沿うように複数のリブ21cが突出して設けられている。外壁部21dは、内壁部21bの外周面と互いに対向するとともに内壁部21bとの間に複数のリブ21cを挟み込むように設けられている。側壁211内、すなわち、内壁部21bと外壁部21dとの間には、空気層21eが形成されている。
鍋2が鍋容器21に収容されているとき、鍋容器21の内壁部21bと鍋2の側壁2bとの間、及び、鍋容器21の底部21aと鍋2の底部2aとの間には、隙間が形成されている。そのため、鍋容器21と鍋2との間に隙間が無い場合と比べて、後述する加熱部6により鍋2が加熱されたときに鍋容器21に伝わる熱を抑えられるので、鍋容器21の熱による損傷を抑えることができる。図4に示すように、鍋2が鍋容器21に収容されているとき、鍋容器21の内壁部21bの上端部には、鍋2のフランジ部2dが載置されている。言い換えると、鍋2が鍋容器21に収容されているとき、鍋2は、鍋容器21の内壁部21bの上端部によって支持されている。
図3Aに示すように、鍋容器21の底部21aの下面側、すなわち、底面には、凹部21fが設けられている。凹部21fは、凹部の側壁21gを有している。凹部の側壁21gは、両端部に直線部が設けられ、2つの直線部が半円の円弧で構成された曲線部で接続されているU字状の形状を有する。言い換えると、鍋容器21の底部21aには、U字状の溝部が設けられている。凹部の側壁21gの直線部の間の長さ、すなわち、U字状の溝部の幅の長さは、鍋容器21の底部21aの半径の長さよりも長くなるように設けられている。凹部の側壁21gの下面は、U字状に沿うように設けられている平面である。また、鍋容器21の底部21aの中心部には、底部21aを高さ方向Zに貫通している貫通穴が設けられている。
図3Bに示すように、収容領域11の底部である載置面13には、収容領域11に収容される鍋容器21を載置するための凸部13aが設けられている。凸部13aの形状及び寸法は、鍋容器21の凹部21fの形状及び寸法に対応している。凸部13aは、円弧状であり、筐体1から突出するように設けられている。凸部13aは、凸部13aの高さが凹部の側壁21gの高さよりも高くなるように設けられている。これにより、鍋容器21が収容領域11に収容されているとき、鍋容器21の底部21aと載置面13との間には、隙間が形成されている。また、載置面13には、開口部13bが設けられている。開口部13bは、凸部13aを2つに分割するように設けられている。
凸部13aの周方向の全周に亘って、凸部13aの外側には、凸部周辺部13cが設けられている。凸部周辺部13cは、鍋容器21が収容領域11に収容されるとき、凹部の側壁21gの下面と対向するようにリング状に設けられている平面である。凸部13aの直径の長さは、凸部13aが凹部の側壁21gの両直線部の間に位置するときに凸部13aの外側面が凹部の側壁21gの両直線部の近傍に位置する長さであるとともに、凸部周辺部13cの半径の長さよりも長くなるように設けられている。
鍋容器21が収容領域11と、筐体1の外部で且つ収容領域11の側方との間をスライド移動するとき、凸部13aは、凹部21f内で相対的に摺動する。より具体的には、凹部の側壁21gは、凸部13aの外側面と相対的に摺動する。これにより、鍋容器21のスライド移動がガイドされる。また、本実施形態では、凹部の側壁21gに曲線部が設けられているので、凸部13aの外側面と凹部の側壁21gの曲線部とを当て止めすることができる。そのため、鍋容器21のスライド移動を繰り返しても、鍋容器21を収容領域11内の予め決められた位置により確実に移動させることができる。言い換えると、鍋容器21は、鍋容器21の底部21aのU字状の溝部が延在する方向にスライド移動し、当該溝部の側壁21gと凸部13aの外側面とを相対的に摺動させることによって、スライド移動をガイドされる。また、凸部13aの外側面と溝部の曲線部とを当て止めすることができるので、鍋容器21のスライド移動を繰り返しても、鍋容器21を収容領域11内の予め決められた位置により確実に移動させることができる。更に、鍋容器21は、鍋容器21が凸部13aに載置されているとき、凹部の側壁21g及び凸部13aの外側面が相対的に摺動するように凸部13aの周方向に正逆回転可能である。
図2に示すように、蓋体22は、蓋体本体22aと、米投入口22bと、鍋パッキン22cと、取り付け部材22dとを有する。
本実施形態において、蓋体本体22aは、リング状の平板部分と、当該リング状の平板の周方向の外周面と面一になるような外周面を有する円筒状部分とを有する。また、蓋体本体22aの円筒状部分の外周面は、蓋体22を鍋容器21に着脱可能に取り付けたとき、鍋容器21の側壁211の外周面と面一になる。なお、本実施形態において、平板とは、略平板を含み、面一とは、略面一を含む。
米投入口22bは、蓋体本体22aの平板部分の幅方向の中心部に設けられている。送米装置(図示せず)によって米容器3から送米される米、及び、送水装置(図示せず)によって水容器4から送水される水は、鍋2内に供給される際に米投入口22bを通る。本実施形態の米投入口22bは、上面視において蓋体22の中心部に配置されている。本実施形態の米投入口22bは、上面視で円形の穴である。米投入口22bは、鍋容器21内に収容される鍋2と同軸に配置されている。
鍋パッキン22cは、蓋体22が鍋2の開口部を覆うように鍋容器21に着脱可能に取り付けられているとき、鍋2と接触するように設けられている。鍋パッキン22cの上面視において中心部には、米投入口22bと連通する貫通穴が設けられている。
取り付け部材22dは、鍋パッキン22cを間に挟み込むようにして蓋体本体22aに取り付けられている。取り付け部材22dは、蓋体本体22aの下方に蓋体本体22aから高さ方向Zに間隔を開けて配置されている。また、取り付け部材22dは、米投入口22bと連通する米排出口22eを有する。米排出口22eは、上面視で円形の穴である。米排出口22eは、米投入口22bと同軸に配置されている。米排出口22eの直径は、米投入口22bの直径より大きい。言い換えれば、米投入口22bの開口面積は、米排出口22eの開口面積よりも小さくなっている。
図4は、図1の炊飯器において、鍋容器21と筐体1の一部とを示す分解斜視図である。図5は、図1の炊飯器において、鍋容器21と筐体1の一部とを示す組立斜視図である。図6は、図1の炊飯器において、鍋容器21と筐体1の一部とを示す縦断面図である。図7は、図1の炊飯器において、鍋容器21と筐体1の一部とを示す左側側面図及び右側断面図である。
図4~図7に示すように、筐体1は、鍋容器21を載置する載置面13を有する台座14と、台座14を支持するシャーシ15とを備えている。
台座14の上面は、鍋容器21を載置する載置面13であり、前述した凸部13aと、開口部13bと、凸部周辺部13cとを備えている。台座14の中心部には、貫通穴14aが形成されている。台座14の外周部には、上方に凹んだ凹部14bが設けられている。本実施形態において、台座14の外周部には、筐体1の前側に、互いに横方向Xに間隔を空けて2つの凹部14bが設けられている。
シャーシ15は、台座14の下方に設けられている。シャーシ15には、重量検知部5と、加熱部6と、温度検知部7と、制御部8が取り付けられている。
重量検知部5は、載置面13の下方に配置され、載置面13に載置された鍋2の重量を受けて鍋2内に収容された被調理物の重量を検知するためのものである。本実施形態において、重量検知部5は、1つの重量センサで構成され、載置面13に載置された鍋容器21、鍋2、及び蓋体22の重量を受けるように構成されている。
また、シャーシ15には、載置面13の下方に配置され、載置面13に載置された鍋2の重量を受ける支持部15aが設けられている。本実施形態において、支持部15aは、上方に突出する樹脂製の突起によって構成されている。支持部15aと重量検知部5とは、鍋2の上方から見た平面視において、鍋2の中心を通る第1仮想直線(例えば、図9の一点鎖線VL1)を挟んで互いに反対側に配置されている。本実施形態において、重量検知部5は、支持部15aよりも、鍋容器21がスライド移動する前後方向Yの下流側(筐体1の後側)に配置されている。
本実施形態において、シャーシ15には、2つの支持部15aが設けられている。2つの支持部15aは、台座14の2つの凹部14bと対応する位置に設けられている。2つの支持部15aが2つの凹部14bに挿入されるとともに、重量検知部5が台座14の底部に接触することによって、シャーシ15が台座14を3点支持する。この状態で、載置面13に鍋容器21、鍋2、及び蓋体22が載置されたとき、2つの支持部15aと重量検知部5とが、台座14を介して鍋容器21、鍋2、及び蓋体22の重量を受ける。
2つの支持部15aと重量検知部5とは、高さ位置が互いに異なるように構成されている。本実施形態において、重量検知部5は、2つの支持部15aよりも高さ位置が低くなるように構成されている。すなわち、2つの支持部15aと台座14との接触位置が、重量検知部5と台座14との接触位置よりも高くなるように、台座14の底部が構成されている。また、2つの支持部15aは、平面視において、重量検知部5と鍋2の中心部とを通る第2仮想直線(例えば、図9の二点鎖線VL2)に対して線対称に配置されている。鍋容器21は、筐体1の側方から第2仮想直線に沿ってスライド移動されることによって載置面13に載置される。
図4、図6、及び図7に示すように、載置面13の下方には、鍋2を加熱する加熱部6と、鍋2の温度を検知する温度検知部7とが配置されている。本実施形態において、加熱部6は、通電されることにより、鍋2を誘導加熱する誘導加熱コイルである。温度検知部7は、台座14の貫通穴14aを通じて鍋2の底部に接触し、鍋2の温度を検知する温度センサである。
シャーシ15は、載置面13に載置された鍋容器21の側面に対向するように高さ方向Zに延在する立壁151を備えている。立壁151は、筐体1の内部で且つ鍋容器21がスライド移動する前後方向Yの下流側(筐体1の後側)に配置される。立壁151の鍋容器21と対向する面とは反対側の面には、制御部8が取り付けられている。制御部8は、2つの支持部15aよりも重量検知部5の近傍に配置されている。
制御部8は、重量検知部5の検知重量に基づいて鍋2内に供給する被調理物の量を制御する。本実施形態において、制御部8は、表示操作部(図示せず)にて選択された炊飯情報(所望の炊飯量を含む)及び重量検知部5の検知重量に基づいて送米装置及び送水装置を制御し、米容器3及び水容器4から鍋2内に供給する米及び水の量を制御する。また、制御部8は、米を炊飯するための炊飯シーケンスを複数記憶する記憶部(図示せず)を有している。ここで、「炊飯シーケンス」とは、予熱、昇温、沸騰維持、蒸らしの主として4つの工程を順に実行するにあたって、各工程において通電時間、加熱温度、加熱時間、加熱出力等が予め決められている炊飯の手順をいう。各炊飯シーケンスは、複数の炊飯コースのいずれかにそれぞれ対応している。制御部8は、表示操作部(図示せず)にて選択された炊飯情報(炊飯コースを含む)及び温度検知部7の検知温度に基づいて、加熱部6の加熱動作を制御し、炊飯工程を実行する。
本実施形態によれば、支持部15aと重量検知部5とは、高さ位置が互いに異なるように構成されている。これにより、鍋2の重心位置のばらつきを集約させることができ、重量検知部5の検知重量に基づいて鍋2の重量を推定しやすくなる。従って、被調理物の重量の検知精度の低下を抑えつつ、部品コストを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、重量検知部5は、支持部15aよりも高さ位置が低くなるように構成されている。これにより、重量検知部5側に鍋2の重心位置のばらつきを集約させることができ、重量検知部5の検知重量に基づいて鍋2の重量をより推定しやすくなる。従って、被調理物の重量の検知精度の低下をより抑えつつ、部品コストを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、支持部15aと重量検知部5とは、台座14を介して鍋2の重量を受けるように構成されている。これにより、支持部15aと重量検知部5との高さ位置の異なりに対応するように台座14を形成することで、鍋2を載置する載置面13を水平にすることができる。
また、本実施形態によれば、重量検知部5は、1つの重量センサで構成されている。これにより、より部品コストを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、複数の支持部15aを備え、当該複数の支持部15aは、平面視において、重量検知部5と鍋2の中心部とを通る第2仮想直線に対して線対称に配置されている。これにより、重量検知部5側に鍋2の重心位置のばらつきを集約させることができ、重量検知部5の検知重量に基づいて鍋2の重量をより一層推定しやすくなる。従って、被調理物の重量の検知精度の低下をより一層抑えつつ、部品コストを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、鍋2を収容する鍋容器21は、筐体1の側方から第2仮想直線に沿ってスライド移動されることによって載置面13に載置され、重量検知部5は、支持部15aよりも、鍋容器21がスライド移動する方向の下流側に配置されている。これにより、重量検知部5側に鍋2の重心位置のばらつきを集約させることができ、重量検知部5の検知重量に基づいて鍋2の重量をより一層推定しやすくなる。従って、被調理物の重量の検知精度の低下をより一層抑えつつ、部品コストを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、重量検知部5の検知重量に基づいて鍋2内に供給する被調理物の量を制御する制御部8を備え、制御部8は、支持部15aよりも重量検知部5の近傍に配置されている。これにより、例えば、重量検知部5と制御部8とを接続する配線を短くすることができ、炊飯器の小型化を図ることができる。
なお、本開示は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、重量検知部5は、支持部15aよりも高さ位置が低くなるように構成されるものとしたが、本開示はこれに限定されない。例えば、重量検知部5は、支持部15aよりも高さ位置が高くなるように構成されてもよい。
また、前記では、支持部15aと重量検知部5とは、台座14を介して鍋2の重量を受けるように構成されるものとしたが、本開示はこれに限定されない。支持部15aと重量検知部5とは、鍋2の底部に接触して鍋2の重量を直接的に受けるように構成されてもよい。また、支持部15aと重量検知部5とは、鍋容器21の底部に接触して鍋2の重量を間接的に受けるように構成されてもよい。この場合、支持部15aと重量検知部5との高さ位置の異なりに対応するように鍋容器21を形成することで、鍋2を水平にすることができる。
また、前記では、重量検知部5は、1つの重量センサで構成されるものしたが、本開示はこれに限定されない。重量検知部5は、従来よりも少ない重量センサで構成されていればよい。例えば、重量検知部5は、2つの重量センサで構成されてもよい。
また、前記では、複数の支持部15aを備えるものとしたが、本開示はこれに限定されない。支持部15aは、1つであってもよい。この場合、支持部15aは、鍋2又は鍋容器21を水平に支持できるように(例えば、ある程度の面積を有するように)構成されることが好ましい。
また、前記では、鍋2を収容する鍋容器21を備え、鍋容器21は、筐体1の側方からスライド移動されることによって載置面13に載置されるものとしたが、本開示はこれに限定されない。例えば、鍋2を、鍋容器21に収容することなく、載置面13に直接載置するように構成されてもよい。
本開示は、適宜図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本開示に係る炊飯器は、被調理物の重量の検知精度の低下を抑えつつ、部品コストを抑えることができるので、重量検知部を備える炊飯器として有用である。
1 筐体
11 収容領域
12 筐体蓋
13 載置面
13a 凸部
13b 開口部
13c 凸部周辺部
14 台座
14a 貫通穴
14b 凹部
15 シャーシ
15a 支持部
151 立壁
2 鍋
2a 底部
2b 側壁
2c 開口部
2d フランジ部
21 鍋容器
21a 底部
21b 内壁部
21c リブ
21d 外壁部
21e 空気層
21f 凹部
21g 凹部の側壁
21h 開口部
211 側壁
22 蓋体
22a 蓋体本体
22b 米投入口
22c 鍋パッキン
22d 取り付け部材
22e 米排出口
3 米容器
4 水容器
5 重量検知部
6 加熱部
7 温度検知部
8 制御部

Claims (7)

  1. 鍋と、
    前記鍋が載置される載置面を有する筐体と、
    前記載置面の下方に配置され、前記載置面に載置された前記鍋の重量を受ける支持部と、
    前記載置面の下方に配置され、前記載置面に載置された前記鍋の重量を受けて前記鍋内に収容された被調理物の重量を検知するための重量検知部と、
    を備え、
    前記支持部と前記重量検知部とは、前記鍋の上方から見た平面視において、前記鍋の中心部を通る第1仮想直線を挟んで互いに反対側に配置され、
    前記支持部と前記重量検知部とは、高さ位置が互いに異なる、炊飯器。
  2. 前記重量検知部は、前記支持部よりも高さ位置が低い、請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記筐体は、前記載置面を有する台座を備え、
    前記支持部と前記重量検知部とは、前記台座を介して前記鍋の重量を受けるように構成されている、請求項1又は2に記載の炊飯器。
  4. 前記重量検知部は、1つの重量センサで構成されている、請求項1又は2に記載の炊飯器。
  5. 複数の前記支持部を備え、前記複数の支持部は、前記平面視において、前記重量検知部と前記鍋の中心部とを通る第2仮想直線に対して線対称に配置されている、請求項4に記載の炊飯器。
  6. 前記鍋を収容する鍋容器を更に備え、
    前記鍋容器は、前記筐体の側方から前記第2仮想直線に沿ってスライド移動されることによって前記載置面に載置され、
    前記重量検知部は、前記支持部よりも、前記鍋容器がスライド移動する方向の下流側に配置されている、請求項5に記載の炊飯器。
  7. 前記重量検知部の検知重量に基づいて前記鍋内に供給する被調理物の量を制御する制御部を更に備え、
    前記制御部は、前記支持部よりも前記重量検知部の近傍に配置されている、請求項6に記載の炊飯器。
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