本発明の化合物は、当技術分野で周知の合成法によって調製することができる。R.Larock,Comprehensive Organic Transformations (2nd Ed.,VCH Publishers 1999);P.G.M.Wuts and T.W.Greene,Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis(4th Ed.,John Wiley and Sons 2007);L.Fieser and M.Fieser,Fieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis(John Wiley and Sons 1994);並びにL.Paquette,ed.,Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis(2nd ed.,John Wiley and Sons 2009)及びその引き続く版を参照されたい。
下記の実施例は、単に例示的であり、且つ本開示の残りを決して制限するものではないと解釈される。さらなる詳述を伴わずに、当業者は、本明細書の記述に基づいて、本発明をその最も完全な程度まで利用することができると考えられる。本明細書において引用した全ての公開資料は参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。
実施例1:18のヘッド基の合成
ヘッド基BPRDP0101、BPRDP0102、BPRDP0103、BPRDP0104、BPRDP0105、BPRDP0106、BPRDP0107、BPRDP0109、及びBPRDP0111の合成
ヘッド基BPRDP0101、BPRDP0102、BPRDP0103、BPRDP0104、BPRDP0105、BPRDP0106、BPRDP0107、BPRDP0109、及びBPRDP0111は、下記に示すスキームによって調製した。
スキーム1.化合物gを調製するための試薬及び条件:(1)H2SO4、MeOH、還流、15時間、93%。(2)DMAP、DCM、室温、15時間、66%。(3)NaBH4、MeOH、0℃、3時間、84%。(4)MnO2、DCM、室温、15時間、88%。(5)(ピリジン-2-イル)メタンアミン、MeOH、室温、15時間。(6)NaBH4、0℃、1時間、60%。(7)2-(4-(3,5-ビス(ブロモメチル)フェノキシ)ブチル)イソインドリン-1,3-ジオン、K2CO3、DMF、室温、15時間、50%。(8)TFA、DCM、室温、15時間、81%。
スキーム2.ヘッド基BPRDP0101を調製するための試薬及び条件:(1)1-フルオロ-4-(2-イソシアナトエチル)ベンゼン、DCM、室温、15時間、42%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、85%。
ヘッド基BPRDP0102を調製するための試薬及び条件:(1)1-フルオロ-4-(2-イソシアナトエチル)ベンゼン、DCM、室温、15時間、45%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、79%。
ヘッド基BPRDP0103を調製するための試薬及び条件:(1)安息香酸、EDCI、DMAP、DMF、室温、15時間、66%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、81%。
ヘッド基BPRDP0104を調製するための試薬及び条件:(1)4-フルオロ安息香酸、EDCI、DMAP、DMF、室温、15時間、57%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、83%。
ヘッド基BPRDP0105を調製するための試薬及び条件:(1)4-(トリフルオロメチル)安息香酸、EDCI、DMAP、DMF、室温、15時間、55%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、74%。
ヘッド基BPRDP0106を調製するための試薬及び条件:(1)4-(トリフルオロメトキシ)安息香酸、EDCI、DMAP、DMF、室温、15時間、55%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、79%。
ヘッド基BPRDP0107を調製するための試薬及び条件:(1)ヘキサン酸、EDCI、DMAP、DMF、室温、15時間、60%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、87%。
ヘッド基BPRDP0109を調製するための試薬及び条件:(1)2-(2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)酢酸、PyBop、DIPEA、DMF、室温、48時間、49%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、82%。
ヘッド基BPRDP0111を調製するための試薬及び条件:(1)2-モルホリノ酢酸、PyBop、DIPEA、DMF、室温、15時間、49%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、DCM、室温、15時間、86%。
化合物gの調製
メチル6-アミノピリジン-2-カルボキシレート(化合物a):撹拌した6-アミノピリジン-2-カルボン酸(10g、72mmol)のメタノール(MeOH)(300mL)溶液に、0℃にて硫酸(H2SO4、10mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を1時間撹拌し、15時間還流させた。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)及び水(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物a(10.3g、93%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 7.55-7.45(m,2H),6.65(d,J=8.7Hz,1H),3.93(s,3H).
Tert-ブチル6-(メトキシカルボニル)ピリジン-2-イルカルバメート(化合物b):撹拌した化合物a(1g、6.58mmol、1当量)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(50mL)溶液に、室温にてジ-tert-ブチルジカーボネート(1.3g、5.92mmol、0.9当量)及びDMAP(0.8g、6.58mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2抽出物を水(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1/4)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物b(1.1g、66%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.16-8.13(m,1H),7.80-7.78(m,2H),3.97(s,3H),1.50(s,9H).
Tert-ブチル6-(ヒドロキシメチル)ピリジン-2-イルカルバメート(化合物c):撹拌した化合物b(1g、3.97mmol、1当量)のメタノール(MeOH)(50mL)溶液に、0℃にて水素化ホウ素ナトリウム(2.26g、59.5mmol、15当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を0℃にて3時間撹拌した。MeOHの除去の後、残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2抽出物を飽和塩化アンモニウム水溶液で2回(2×200mL)洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物c(750mg、84%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 7.81(d,J=8.4Hz,1H),7.67-7.62(m,1H),6.88(d,J=7.5Hz,1H),4.64(s,2H),1.53(s,9H).
Tert-ブチル6-ホルミルピリジン-2-イルカルバメート(化合物d):撹拌した化合物c(800mg、3.57mmol、1当量)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(100mL)溶液に、室温にてMnO2(2.26g、59.5mmol、15当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、celiteで濾過し、CH2Cl2で洗浄した。CH2Cl2溶液を減圧下で濃縮し、化合物d(700mg、88%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 9.89(s,1H),8.20(d,J=8.1Hz,1H),7.87-7.81(m,1H),7.61(d,J=7.2Hz,1H),1.53(s,9H).
Tert-ブチル6-(((ピリジン-2-イル)メチルアミノ)メチル)ピリジン-2-イルカルバメート(化合物e):撹拌した化合物d(1g、4.5mmol、1.3当量)のMeOH溶液(50mL)に、室温にて(ピリジン-2-イル)メタンアミン(380mg、3.46mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、次いで、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(2g、52mmol、15当量)を加えた。混合物を0℃にて1時間撹拌した。MeOHの除去の後、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2抽出物を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物e(650mg、60%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.55(d,J=5.7Hz,1H),7.76(d,J=8.7Hz,1H),7.66-7.57(m,2H),7.33(d,J=7.8Hz,1H),7.17-7.13(m,1H),6.96(d,J=7.2Hz,1H),3.94(s,2H),3.84(s,2H),1.51(s,9H).
ジ-tert-ブチル(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ジカルバメート(化合物f):撹拌した化合物e(500mg、1.59mmol、2当量)の乾燥ジメチルホルムアミド(DMF)(5mL)溶液に、室温にて2-(4-(3,5-ビス(ブロモメチル)フェノキシ)ブチル)イソインドリン-1,3-ジオン(380mg、0.795mmol、1当量)及びK2CO3(544mg、4mmol、5当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、CH2Cl2(100mL)で抽出した。CH2Cl2抽出物を水(5×100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(7/3)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物f(380mg、50%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.47(d,J=5.1Hz,2H),7.85-7.80(m,4H),7.70-7.68(m,2H),7.65-7.60(m,2H),7.53-7.49(m,4H),7.43(s,1H),7.13-7.07(m,4H),6.69(s,2H),3.95(t,J=5.7Hz,2H),3.78-3.73(m,6H),3.72(s,4H),3.54(s,4H),1.90-1.79(m,4H),1.31(s,18H).
2-(4-(3,5-ビス((((6-アミノピリジン-2-イル)メチル)(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)イソインドリン-1,3-ジオン(化合物g):撹拌した化合物f(500mg、0.53mmol)の乾燥DCM(50ml)溶液に、室温にてトリフルオロ酢酸(TFA)をゆっくりと加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌し、CH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2抽出物をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物g(320mg、81%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.49(d,J=3.9Hz,2H),7.85-7.82(m,2H),7.72-7.69(m,2H),7.62-7.61(m,4H),7.40-7.35(m,2H),7.13-7.08(m,2H),7.06(s,1H),6.93(d,J=7.5Hz,2H),6.82(s,2H),6.35(d,J=7.8Hz,2H),3.96(t,J=6.3Hz,2H),3.80(s,4H),3.77-3.74(m,2H),3.61(s,8H),1.90-1.83(m,4H).
ヘッド基BPRDP0101の合成
1,1’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(3-(4-フルオロフェネチル)尿素)(化合物h101):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥DCM(20mL)溶液に、室温にて1-フルオロ-4-(2-イソシアナトエチル)ベンゼン(264mg、1.6mmol、6当量)をゆっくりと加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌し、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h101(120mg、42%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.5(d,J=4.2Hz,2H),7.85-7.82(m,2H),7.72-7.69(m,2H),7.64-7.58(m,2H),7.53-7.49(m,4H),7.17-7.10(m,8H),6.99(s,1H),6.96-6.88(m,4H),6.83(s,2H),6.52(d,J=7.8Hz,2H),3.96(t,J=5.7Hz,2H),3.77-3.75(m,2H),3.73(s,4H),3.65-3.58(m,4H),3.57(s,4H),3.43(s,4H),2.84(t,J=7.2Hz,4H),1.88-1.83(m,4H). ESI-MS C62H61F2N11O5:1077.4825、実測値540〔(EM+2H+〕/2。
1,1’-(6,6’-((((5-(4-アミノブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(3-(4-フルオロフェネチル)尿素)(ヘッド基BPRDP0101):撹拌した化合物h101(200mg、0.185mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(120mg、3.7mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2抽出物をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0101(150mg、85%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.51(d,J=4.0Hz,2H),7.62-7.58(m,2H),7.49-7.41(m,4H),7.15-7.09(m,6H),6.99(d,J=7.2Hz,2H),6.91-6.87(m,5H),6.76(d,J=8.0Hz,2H),6.72(s,2H),3.84(m,2H),3.76(s,4H),3.61-3.57(m,4H),3.55(s,4H),3.43(s,4H),2.90(m,2H),2.81(t,J=6.8Hz,4H),1.77(m,4H).ESI-MS C54H59F2N11O3:947.477、実測値538〔(EM+2Zn2+)+2〕/2。
ヘッド基BPRDP0102の合成
1-(6-(((3-((((6-アミノピリジン-2-イル)メチル)(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)-5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)ベンジル)(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)ピリジン-2-イル)-3-(4-フルオロフェネチル)尿素(化合物h102):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥DCM(20mL)溶液に、室温にて1-フルオロ-4-(2-イソシアナトエチル)ベンゼン(264mg、1.6mmol、6当量)をゆっくりと加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌し、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h102(110mg、45%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.51-8.48(m,2H),7.85-7.82(m,2H),7.72-7.70(m,2H),7.64-7.59(m,4H),7.55-7.47(m,1H),7.39-7.35(m,1H),7.17-7.09(m,5H),7.03(s,1H),6.95-6.91(m,3H),6.84(s,1H),6.80(s,1H),6.52(d,J=8.0Hz,1H),6.35(d,J=8.4Hz,1H),3.96(t,J=6.0Hz,2H),3.80-3.74(m,6H),3.64-3.59(m,6H),3.56(s,2H),3.44(s,2H),2.84(t,J=6.8Hz,2H),1.91-1.80(m,4H).
1-(6-{[(3-(4-アミノ-ブトキシ)-5-{[(6-アミノ-ピリジン-2-イルメチル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-ベンジル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-ピリジン-2-イル)-3-[2-(4-フルオロ-フェニル)-エチル]-尿素(ヘッド基BPRDP0102):撹拌した化合物h102(200mg、0.219mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(140mg、4.4mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMの除去によって、粗残渣を得た。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0102(135mg、79%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.51-8.48(m,2H),7.62-7.57(m,3H),7.53-7.45(m,2H),7.38-7.34(m,1H),7.16-7.07(m,5H),7.02(s,1H),6.94-6.90(m,3H),6.84-6.79(m,2H),6.63(d,J=8.4Hz,1H),6.33(d,J=8.0Hz,1H),3.93(t,J=6.0Hz,2H),3.79-3.75(m,4H),3.64-3.57(m,8H),3.44(s,2H),2.84(t,J=7.2Hz,2H),2.77(t,J=6.8Hz,2H),1.82-1.75(m,2H),1.66-1.59(m,2H).ESI-MS C45H51FN10O2:782.418、実測値456〔(EM+2Zn2+)+2〕/2。
ヘッド基BPRDP0103の合成
N,N’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ジベンズアミド(化合物h103):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥DMF(4ml)溶液に、室温にて安息香酸(130mg、1.07mmol、4当量)、EDCI(310mg、1.6mmol、6当量)、及びDMAP(33mg、0.267mmol、1当量)をゆっくりと加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌し、CH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2抽出物をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h103(170mg、66%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.47(d,J=4.4Hz,2H),8.27(d,J=8.4Hz,2H),7.83-7.81(m,2H),7.79-7.77(m,4H),7.73-7.68(m,4H),7.58-7.52(m,4H),7.48-7.44(m,2H),7.37-7.33(m,4H),7.28(d,J=7.2Hz,2H),7.16(s,1H),7.12-7.09(m,2H),6.77(s,2H),3.96(t,J=6.0Hz,2H),3.77-3.73(m,6H),3.60(s,8H),1.89-1.78(m,4H). ESI-MS C58H53N9O5:955.479、実測値956〔EM+H+〕。
N,N’-(6,6’-((((5-(4-アミノブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ジベンズアミド(ヘッド基BPRDP0103):撹拌した化合物h103(200mg、0.209mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(134mg、4.2mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMの除去によって、残渣を得た。残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0103(140mg、81%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.47(d,J=4.8Hz,2H),8.27(d,J=8.0Hz,2H),7.79(d,J=6.8Hz,4H),7.73-7.69(m,2H),7.58-7.45(m,6H),7.37-7.33(m,4H),7.27(d,J=8.4Hz,2H),7.16(s,1H),7.12-7.09(m,2H),6.77(s,2H),3.94(t,J=6.4Hz,2H),3.77(s,4H),3.61(s,4H),3.60(s,4H),2.74(t,J=6.8Hz,2H),1.82-1.75(m,2H),1.63-1.55(m,2H).ESI-MS C50H51N9O3:825.4115、実測値477〔(M+2Zn2+)+2〕/2。
ヘッド基BPRDP0104の合成
N,N’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(4-フルオロベンズアミド)(化合物h104):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥DMF(4ml)溶液に、室温にて4-フルオロ安息香酸(150mg、1.07mmol、4当量)、EDCI(310mg、1.6mmol、6当量)、及びDMAP(33mg、0.267mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、次いで、CH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2抽出物をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h104(150mg、57%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=4.8Hz,2H),8.23(d,J=8.0Hz,2H),7.83-7.76(m,6H),7.74-7.68(m,4H),7.59-7.55(m,2H),7.52-7.49(m,2H),7.27(d,J=8.0Hz,2H),7.16(s,1H),7.13-7.10(m,2H),7.03-6.98(m,4H),6.76(s,2H),3.96(t,J=6.0Hz,2H),3.78-3.73(m,6H),3.61(s,4H),3.60(s,4H),1.89-1.79(m,4H).
N,N’-(6,6’-((((5-(4-アミノブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(4-フルオロベンズアミド)(ヘッド基BPRDP0104):撹拌した化合物h104(200mg、0.202mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(129mg、4.04mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0104(145mg、83%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.47(d,J=4.8Hz,2H),8.23(d,J=8.4Hz,2H),7.81-7.77(m,4H),7.72-7.69(m,2H),7.58-7.53(m,2H),7.50-7.48(m,2H),7.26(d,J=7.2Hz,2H),7.14(s,1H),7.12-7.09(m,2H),7.00(t,J=8.4Hz,4H),6.74(s,2H),3.92(t,J=6.4Hz,2H),3.76(s,4H),3.59(s,4H),3.58(s,4H),2.77(t,J =7.2Hz,2H),1.81-.174(m,2H),1.65-1.60(m,2H).ESI-MS C50H49F2N9O3:861.3926、実測値884(M+Na+)。
ヘッド基BPRDP0105の合成
N,N’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(4-(トリフルオロメチル)ベンズアミド)(化合物h105):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥DMF(4mL)溶液に、室温にて4-(トリフルオロメチル)安息香酸(203mg、1.07mmol、4当量)、EDCI(310mg、1.6mmol、6当量)、及びDMAP(33mg、0.267mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、溶媒を除去した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h105(160mg、55%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=5.6Hz,2H),8.26(d,J=8.4Hz,2H),7.83-7.80(m,6H),7.76-7.72(m,2H),7.70-7.68(m,2H),7.58-7.54(m,6H),7.49(d,J=8.0Hz,2H),7.27(d,J=6.0Hz,2H),7.21(s,1H),7.14-7.10(m,2H),6.74(s,2H),3.96(t,J=6.0Hz,2H),3.77-3.73(m,6H),3.58(s,4H),3.55(s,4H),1.89-1.79(m,4H).
N,N’-(6,6’-((((5-(4-アミノブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(4-(トリフルオロメチル)ベンズアミド)(ヘッド基BPRDP0105):撹拌した化合物h105(200mg、0.183mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(117mg、3.66mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMの除去によって、残渣を得た。残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0105(130mg、74%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.47(d,J=4.0Hz,2H),8.25(d,J=8.4Hz,2H),7.82(d,J=8.0Hz,4H),7.75-7.71(m,2H),7.58-7.54(m,6H),7.47(d,J=7.6Hz,2H),7.25(d,J=8.0Hz,2H),7.18(s,1H),7.13-7.10(m,2H),6.72(s,2H),3.92(t,J=6.0Hz,2H),3.74(s,4H),3.58(s,4H),3.54(s,4H),2.82(t,J=6.8Hz,2H),1.80-1.77(m,2H),1.69-1.66(m,2H).ESI-MS C52H49F6N9O3:961.3863、実測値962(EM+H+)。
ヘッド基BPRDP0106の合成
N,N’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(4-(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド)(化合物h106):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥DMF(4ml)溶液に、室温にて4-(トリフルオロメトキシ)安息香酸(220mg、1.07mmol、4当量)、EDCI(310mg、1.6mmol、6当量)、及びDMAP(33mg、0.267mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、溶媒を除去した。残渣に、CH2Cl2(200mL)を加えた。CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h106(165mg、55%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.46(d,J=4.8Hz,2H),8.24(d,J=8.1Hz,2H),7.82-7.79(m,2H),7.76-7.71(m,6H),7.69-7.66(m,2H),7.58-7.52(m,2H),7.49-7.46(m,2H),7.25(d,J=7.5Hz,2H),7.19(s,1H),7.12-7.08(m,6H),6.73(s,2H),3.95(t,J=5.7Hz,2H),3.76-3.71(m,6H),3.56(s,4H),3.53(s,4H),1.88-1.77(m,4H).
N,N’-(6,6’-((((5-(4-アミノブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(4-(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド)(ヘッド基BPRDP0106):撹拌した化合物106(200mg、0.178mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥ジクロロメタン(DCM)(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(114mg、3.56mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMを除去した。結果として生じた残渣に、CH2Cl2(200mL)を加えた。CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0106(140mg、79%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.47(d,J=4.2Hz,2H),8.26-8.23(m,2H),7.77-7.69(m,6H),7.58-7.53(m,2H),7.48-7.46(m,2H),7.25(d,J=7.5Hz,2H),7.19(s,1H),7.13-7.11(m,6H),6.72(s,2H),3.92(t,J=6.0Hz,2H),3.74(s,4H),3.57(s,4H),3.54(s,4H),2.81(t,J=6.9Hz,2H),1.81-1.75(m,2H),1.71-1.64(m,2H). ESI-MS C52H49F6N9O5:993.3761、実測値561〔(M+2Zn2+)+2〕/2。
ヘッド基BPRDP0107の合成
N,N’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ジヘキサンアミド(化合物h107):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥ジメチルホルムアミド(DMF)(4mL)溶液に、室温にてヘキサン酸(124mg、1.07mmol、4当量)、EDCI(310mg、1.6mmol、6当量)及びDMAP(33mg、0.267mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、次いで、濃縮した。結果として生じた残渣に、CH2Cl2(200mL)を加えた。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h107(150mg、60%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=4.5Hz,2H),8.11(d,J=8.4Hz,2H),7.83-7.81(m,2H),7.70-7.64(m,4H),7.58-7.53(m,2H),7.48(d,J=7.5Hz,2H),7.26-7.23(m,3H),7.14-7.09(m,2H),6.73(s,2H),3.95(t,J=5.7Hz,2H),3.77-3.73(m,6H),3.68(s,4H),3.56(s,4H),2.07(t,J=7.2Hz,4H),1.89-1.79(m,4H),1.59-1.49(m,4H),1.24-1.13(m,8H),0.82(t,J=6.9Hz,6H). ESI-MS C56H65N9O5:943.5109、実測値945〔EM+H+〕。
ヘキサン酸(6-{[(3-(4-アミノ-ブトキシ)-5-{[(6-ヘキサノイルアミノ-ピリジン-2-イルメチル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-ベンジル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-ピリジン-2-イル)-アミド(ヘッド基BPRDP0107):撹拌した化合物h107(200mg、0.212mmol、1当量)のEtOH(3ml)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(136mg、4.24mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMの除去によって、残渣を得た。残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0107(150mg、87%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.49(d,J=4.0Hz,2H),8.11(d,J=8.4Hz,2H),7.68-7.64(m,2H),7.58-7.54(m,2H),7.47(d,J=8.0Hz,2H),7.23-7.21(m,3H),7.14-7.11(m,2H),3.93(t,J=6.0Hz,2H),3.77(s,4H),3.68(s,4H),3.56(s,4H),2.83(t,J=6.8Hz,2H),2.10(t,J=7.2Hz,4H),1.84-1.77(m,2H),1.73-1.66(m,2H),1.58-1.51(m,4H),1.24-1.14(m,8H),0.82(t,J=6.8Hz,6H). ESI-MS C48H63N9O3:813.5054、実測値814(EM+H+)。
ヘッド基BPRDP0109の合成
N,N’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(2-(2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)アセトアミド)(化合物h109):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥ジメチルホルムアミド(DMF)(4mL)溶液に、室温にて2-(2-(2-メトキシエトキシ)エトキシ)酢酸(190mg、1.07mmol、4当量)、PyBOP(556mg、1.07mmol、4当量)、及びDIPEA(276mg、2.14mmol、8当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて48時間撹拌し、次いで、濃縮した。CH2Cl2(200mL)を結果として生じた残渣に加えた。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h109(140mg、49%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.47(d,J=5.6Hz,2H),8.05(d,J=7.6Hz,2H),7.83-7.81(m,2H),7.70-7.68(m,2H),7.66-7.59(m,4H),7.55(d,J=8.0Hz,2H),7.35(d,J=7.2Hz,2H),7.13-7.09(m,2H),7.01(s,1H),6.82(s,2H),4.11(s,4H),3.96(t,J=6.0Hz,2H),3.77-3.74(m,8H),3.71-3.65(m,12H),3.60(s,4H),3.57-3.54(m,4H),3.82(s,6H),3.16-3.12(m,2H),1.89-1.81(m,4H).ESI-MS C58H69N9O11:1067.5117、実測値538〔EM+2H+〕/2。
N-(6-{[(3-(4-アミノ-ブトキシ)-5-{[(6-{2-[2-(2-メトキシ-エトキシ)-エトキシ]-アセチルアミノ}-ピリジン-2-イルメチル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-ベンジル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-ピリジン-2-イル)-2-[2-(2-メトキシ-エトキシ)-エトキシ]-アセトアミド(ヘッド基BPRDP0109):撹拌した化合物h109(200mg、0.187mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(120mg、3.74mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMの除去によって残渣を得て、これをCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0109(145mg、82%)を得た。1H NMR(300MHz,CD3OD):δ 8.68(d,J=5.4Hz,2H),8.08-8.03(m,4H),7.63-7.59(m,2H),7.53-7.49(m,2H),7.42(d,J=8.1Hz,2H),7.34-7.31(m,2H),7.19(s,1H),7.00(s,2H),4.47(s,2H),4.46(s,2H),4.41-4.28(m,4H),4.08-3.93(m,8H),3.87-3.83(m,4H),3.78-3.75(m,4H),3.72-3.69(m,4H),3.58-3.55(m,4H),3.31-3.29(m,2H),3.09(t,J=7.5Hz,2H),1.93-1.88(m,4H).ESI-MS C50H67N9O9:937.5062、実測値533〔(M+2Zn2+)+2〕/2。
ヘッド基BPRDP0111の合成
N,N’-(((((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ビス(2-モルホリノアセトアミド)(化合物h111):撹拌した化合物g(200mg、0.267mmol、1当量)の乾燥DMF(4mL)溶液に、室温にて2-モルホリノ酢酸(155mg、1.07mmol、4当量)、PyBOP(556mg、1.07mmol、4当量)、及びDIPEA(276mg、2.14mmol、8当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて48時間撹拌し、次いで、濃縮した。結果として生じた残渣に、CH2Cl2(200mL)を加えた。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物h111(130mg、49%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.50(d,J=4.8Hz,2H),8.05(d,J=8.4Hz,2H),7.85-7.82(m,2H),7.72-7.57(m,8H),7.35(d,J=7.8Hz,2H),7.15-7.11(m,2H),7.03(s,1H),6.84(s,2H),3.97(t,J=5.7Hz,2H),3.80-3.74(m,14H),3.70(s,4H),3.63(s,4H),3.13(s,4H),2.61-2.58(m,8H),1.87-1.79(m,4H).
N-[6-({[3-(4-アミノ-ブトキシ)-5-({[6-(2-モルホリン-4-イル-アセチルアミノ)-ピリジン-2-イルメチル]-ピリジン-2-イルメチル-アミノ}-メチル)-ベンジル]-ピリジン-2-イルメチル-アミノ}-メチル)-ピリジン-2-イル]-2-モルホリン-4-イル-アセトアミド(ヘッド基BPRDP0111):撹拌した化合物h111(200mg、0.200mmol、1当量)のEtOH(3mL)及び乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(128mg、4.0mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOH及びDCMの除去によって、残渣を得て、次いで、これをCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0111(150mg、86%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.50(d,J=4.2Hz,2H),8.04(d,J=7.5Hz,2H),7.67-7.54(m,6H),7.33(d,J=7.2Hz,2H),7.15-7.11(m,2H),7.01(s,1H),6.83(s,2H),3.94(t,J=5.7Hz,2H),3.80-3.75(m,12H),3.71(s,4H),3.64(s,4H),3.14(s,4H),2.84(t,J=7.2Hz,2H),2.59(t,J=4.5Hz,8H),1.84-1.78(m,2H),1.74-1.67(m,2H). ESI-MS C48H61N11O5:871.4857、実測値500〔(M+2Zn2+)+2〕/2。
ヘッド基BPRDP0108の合成
ヘッド基BPRDP0108は、下記に示すスキームによって調製した。
スキーム3.ヘッド基BPRDP0108を調製するための試薬及び条件:(1)HOBt、EDCI、N-メチルモルホリン、MeOH、65℃、15時間、88%。(2)NaBH4、MeOH、0℃、2時間、90%。(3)PBr3、DCM、室温、15時間、68%。(4)2-ニトロベンゼンスルホンアミド、K2CO3、DMF、室温、15時間、59%。(5)チオフェノール、K2CO3、DMF、室温、3時間、56%。(6)tert-ブチル1-(メトキシカルボニル)-2-(4-ヒドロキシフェニル)エチルカルバメート、ホルムアルデヒド、HCl(2N)、H2O、EtOH、還流、15時間、44%。(7)TFA、DCM、室温、15時間、80%。
撹拌した6-クロロピリジン-2-カルボン酸(1g、6.33mmol、1当量)のメタノール(100mL)溶液に、室温にてHOBt(1.7g、12.66mmol、2当量)、EDCI(2.4g、12.66mmol、2当量)、及びN-メチルモルホリン(1.3g、12.66mmol、2当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて0.5時間撹拌し、次いで、65℃にて15時間加熱した。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)及び水(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物a(950mg、88%)を得た。
撹拌した化合物a(500mg、2.92mmol、1当量)のメタノール(20mL)溶液に、0℃にてNaBH4(550mg、14.6mmol、5当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を0℃にて2時間撹拌した。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液で2回(2×200mL)洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物b(380mg、90%)を得た。
撹拌したPBr3(12.4g、45.8mmol、2当量)の乾燥DCM(660mL)溶液に、室温にて化合物b(3.3g、22.9mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(100mL)及び水(100mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物c(3.2g、68%)を得た。
撹拌した化合物c(500mg、2.43mmol、2当量)の乾燥DMF(50mL)溶液に、室温にてK2CO3(838mg、6.08mmol、5当量)及び2-ニトロベンゼンスルホンアミド(245mg、1.22mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、次いで、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で希釈した。CH2Cl2溶液を水(5×100mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(3/7)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物d(650mg、59%)を得た。
撹拌した化合物d(600mg、1.32mmol、1当量)の乾燥DMF(60mL)溶液に、室温にてK2CO3(910mg、6.6mmol、5当量)及びチオフェノール(0.6mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて3時間撹拌し、次いで、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を水(5×100mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(3/97)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物e(200mg、56%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 7.64-7.59(m,4H),7.30(d,J=7.5Hz,2H),7.20(d,J=7.5Hz,2H),3.92(s,4H).ESI-MS C12H11Cl2N3:267.033、実測値268〔EM+H+〕。
撹拌した化合物e(4g、14.9mmol、2当量)のEtOH(25mL)及びH2O(60mL)溶液に、室温にて2NのHCl(2mL)、ホルムアルデヒド(1g)、及び(tert-ブチル1-(メトキシカルボニル)-2-(4-ヒドロキシフェニル)エチルカルバメート(2.2g、7.45mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて1時間撹拌し、次いで、15時間還流させた。EtOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(7/93)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物f(2.8g、44%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 7.62-7.60(m,4H),7.43(d,J=7.2Hz,4H),7.17(d,J=7.2Hz,4H),6.92(s,2H),3.81(s,8H),3.76(s,4H),3.65(m,4H),2.99-2.94(m,2H),1.34(s,9H).
2-アミノ-3-(3,5-ビス-{[ビス-(6-クロロ-ピリジン-2-イルメチル)-アミノ]-メチル}-4-ヒドロキシ-フェニル)-プロピオン酸メチルエステル(ヘッド基BPRDP0108):撹拌した化合物f(500mg、0.584mmol)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にてTFA(5mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0108(340mg、77%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 7.62-7.58(m,4H),7.44(d,J=7.2Hz,4H),7.17(d,J=7.2Hz,4H),6.96(s,2H),3.81(s,8H),3.77(s,4H),3.69-3.65(m,4H),2.99-2.94(m,1H),2.78-2.73(m,1H). ESI-MS C36H35Cl4N7O3:755.5202、実測値756(M+H+)。
ヘッド基BPRDP0115及びBPRDP0117の合成
ヘッド基BPRDP0115及びBPRDP0117は、下記に示すスキームによって調製した。
スキーム4.化合物eを調製するための試薬及び条件:(1)ビフェニル-4-カルボキサルデヒド、MeOH、室温、15時間。(2)NaBH4、0℃、1時間、60%。(3)Boc2O、TEA、DCM、室温、1時間、75%。(4)ホルムアルデヒド、KOH、MeOH、室温、48時間、33%。(5)MnO2、DCM、室温、15時間、80%。(6)(ピリジン-2-イル)メタンアミン、MeOH、室温、15時間。(7)NaBH4、0℃、1時間、54%。
スキーム5.ヘッド基BPRDP0115を調製するための試薬及び条件:(1)4-ペンチルベンズアルデヒド、NaB(OAc)3H、DCM、室温、15時間、48%。(2)TFA、DCM、室温、2時間、89%。
ヘッド基BPRDP0117を調製するための試薬及び条件:(1)N-(6-ホルミルピリジン-2-イル)ヘキサンアミド、NaB(OAc)3H、DCM、室温、15時間、51%。(2)TFA、DCM、室温、2時間、84%。
化合物eの調製
4-(2-(([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)アミノ)エチル)フェノール(化合物a):撹拌した4-(2-アミノエチル)フェノール(300mg、2.19mmol、1当量)のメタノール(10mL)溶液に、室温にてビフェニル-4-カルボキサルデヒド(600mg、3.3mmol、1.5当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(830mg、21.9mmol、10当量)を加えた。結果として生じた混合物を0℃にて1時間撹拌した。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1/1)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物a(400mg、60%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ 7.63(d,J=8.0Hz,2H),7.57(d,J=8.4Hz,2H),7.45-7.41(m,2H),7.38-7.31(m,3H),6.96(d,J=8.4Hz,2H),6.63(d,J=8.4Hz,2H),3.72(s,2H),2.67-2.58(m,4H).
Tert-ブチル([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)(4-ヒドロキシフェネチル)カルバメート(化合物b):撹拌した化合物a(100mg、0.33mmol、1当量)の乾燥DCM(10mL)溶液に、室温にてジ-tert-ブチルジカーボネート(150mg、0.66mmol、2当量)及びTEA(1mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を1時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で希釈した。CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液で2回(2×200mL)洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(3/7)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物b(100mg、75%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 7.59-7.53(m,4H),7.46-7.41(m,2H),7.36-7.31(m,1H),7.28-7.26(m,2H),7.00(m,2H),6.76(d,J=7.2Hz,2H),4.39(s,2H),3.42-3.34(m,2H),2.74-2.72(m,2H),1.48(s,9H).
Tert-ブチル([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)(4-ヒドロキシ-3,5-ビス(ヒドロキシメチル)フェネチル)カルバメート(化合物c):撹拌した化合物b(480mg、1.19mmol、1当量)のMeOH(5mL)溶液に、室温にて20mlのH2O中のホルムアルデヒド(20mL)及びKOH(0.65g、11.9mmol、10当量)の混合物をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を48時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で希釈した。CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(3×200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1/3)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物c(180mg、33%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 7.59-7.53(m,4H),7.46-7.41(m,2H),7.36-7.31(m,1H),7.28-7.26(m,2H),6.86(s,1H),6.81(s,1H),4.75(s,4H),4.40(s,2H),3.35(m,2H),2.71(m,2H),1.47(s,9H).
Tert-ブチル([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)(3,5-ジホルミル-4-ヒドロキシフェネチル)カルバメート(化合物d):撹拌した化合物c(1g、2.16mmol、1当量)の乾燥DCM(100mL)溶液に、室温にてMnO2(3.76g、43.2mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、celiteを通して濾過し、DCMで洗浄した。結果として生じた残渣を減圧下で濃縮し、化合物d(790mg、80%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 10.18(s,2H),7.76(s,1H),7.66(s,1H),7.60-7.53(m,4H),7.47-7.41(m,2H),7.37-7.34(m,1H),7.32-7.27(m,2H),4.43(s,2H),3.45(m,2H),2.84(m,2H),1.47(s,9H).
Tert-ブチル([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)(4-ヒドロキシ-3,5-ビス(((ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェネチル)カルバメート(化合物e):撹拌した化合物d(600mg、1.3mmol、1当量)のメタノール(30mL)溶液に、室温にて(ピリジン-2-イル)メタンアミン(562mg、5.2mmol、4当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(490mg、13mmol、10当量)を加えた。混合物を0℃にて1時間撹拌した。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200ml)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(1/9)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物e(450mg、54%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.53(d,J=4.5Hz,2H),7.70-7.62(m,2H),7.58-7.52(m,4H),7.45-7.40(m,2H),7.35-7.32(m,1H),7.29-7.26(m,4H),7.21-7.17(m,2H),6.89(s,1H),6.82(s,1H),4.41(s,2H),4.00(s,4H),3.99(s,4H),3.35(m,2H),2.69(m,2H),1.48-1.45(m,9H).
ヘッド基BPRDP0115の合成
Tert-ブチル([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)(4-ヒドロキシ-3,5-ビス(((4-ペンチルベンジル)(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェネチル)カルバメート(化合物f115):撹拌した化合物e(500mg、0.78mmol、1当量)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にて4-ペンチルベンズアルデヒド(550mg、3.12mmol、4当量)及びNaB(OAc)3H(1.65g、7.8mmol、10当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(2/3)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物f115(360mg、48%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.51(d,J=5.1Hz,2H),7.62-7.40(m,10H),7.36-7.33(m,1H),7.28-7.25(m,6H),7.13-7.08(m,6H),7.02(s,1H),6.96(s,1H),4.42(s,1H),4.34(s,1H),3.78(s,4H),3.71(s,4H),3.64(s,4H),3.40-3.30(m,2H),2.73-2.70(m,2H),2.54(t,J=7.8Hz,4H),1.62-1.46(m,13H),1.32-1.27(m,8H),0.88(t,J=6.6Hz,6H).ESI-MS C64H77N5O3:963.6026、実測値965(EM+H+)。
4-{2-[(ビフェニル-4-イルメチル)-アミノ]-エチル}-2,6-ビス-{[(4-ペンチル-ベンジル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-フェノール(ヘッド基BPRDP0115):撹拌した化合物f115(500mg、0.52mmol)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にてTFAをゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて2時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0115(400mg、89%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.50(d,J=3.9Hz,2H),7.61-7.38(m,10H),7.35-7.31(m,3H),7.27-7.25(m,4H),7.12-7.07(m,6H),7.03(s,2H),3.82(s,2H),3.76(s,4H),3.70(s,4H),3.63(s,4H),2.90(t,J=6.9Hz,2H),2.78(t,J=6.3Hz,2H),2.54(t,J=7.5Hz,4H),1.62-1.52(m,4H),1.31-1.26(m,8H),0.87(t,J=6.9Hz,6H).ESI-MS C59H69N5O:863.5、実測値864(M+H+)。
ヘッド基BPRDP0117の合成
Tert-ブチル([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)(3,5-ビス((((6-ヘキサンアミドピリジン-2-イル)メチル)(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)-4-ヒドロキシフェネチル)カルバメート(化合物f117):撹拌した化合物e(500mg、0.78mmol、1当量)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にてN-(6-ホルミルピリジン-2-イル)ヘキサンアミド(686mg、3.12mmol、4当量)及びNaB(OAc)3H(1.65g、7.8mmol、10当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(4/1)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物f117(420mg、51%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=4.8Hz,2H),8.05(d,J=8.4Hz,2H),7.59-7.45(m,10H),7.44-7.40(m,2H),7.34-7.31(m,1H),7.21-7.19(m,2H),7.11-7.07(m,4H),6.94(s,2H),4.37(s,2H),3.85(s,4H),3.76(s,8H),3.40-3.30(m,2H),2.70(m,2H),2.31(t,J=7.6Hz,4H),1.74-1.66(m,4H),1.51-1.44(m,9H),1.39-1.25(m,8H),0.91-0.86(m,6H).ESI-MS C64H77N9O5:1051.6048、実測値527〔EM+2H+〕/2。
ヘキサン酸(6-{[(5-{2-[(ビフェニル-4-イルメチル)-アミノ]-エチル}-3-{[(6-ヘキサノイルアミノ-ピリジン-2-イルメチル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-2-ヒドロキシ-ベンジル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-ピリジン-2-イル)-アミド(ヘッド基BPRDP0117):撹拌した化合物f117(500mg、0.48mmol)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にてTFAをゆっくりと加えた。反応混合物を室温にて2時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0117(380mg、84%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.49(d,J=4.5Hz,2H),8.08(d,J=8.1Hz,2H),7.60-7.53(m,4H),7.49-7.36(m,8H),7.32-7.29(m,3H),7.12-7.07(m,4H),7.00(s,2H),3.87(s,2H),3.83(s,4H),3.72(s,8H),2.93(t,J=6.6Hz,2H),2.80(t,J=6.6Hz,2H),2.37(m,4H),1.75-1.65(m,4H),1.35-1.27(m,8H),0.88(t,J=6.6Hz,6H).ESI-MS C59H69N9O3:951.5523、実測値540〔(M+2Zn2+)+2〕/2。
ヘッド基BPRDP0120及びBPRDP0122の合成
ヘッド基BPRDP0120及びBPRDP0122は、下記に示すスキームによって調製した。
スキーム6.化合物iを調製するための試薬及び条件:(1)H2SO4、MeOH、還流、15時間、89%。(2)LAH、THF、室温、15時間、64%。(3)2-(4-ブロモブチル)イソインドリン-1,3-ジオン、K2CO3、DMF、ACN、還流、4時間、44%。(4)MnO2、DCM、室温、15時間、80%。(5)(ピリジン-2-イル)メタンアミン、NaB(OAc)3H、DCM、室温、15時間、52%。(6)Boc2O、TEA、DCM、室温、15時間、80%。(7)ヒドラジン水化物、EtOH、室温、15時間、83%。(8)トリフルオロ酢酸無水物、TEA、DCM、室温、15時間、90%。(9)TFA、DCM、室温、3時間、89%。
スキーム7.ヘッド基BPRDP0120を調製するための試薬及び条件:(1)1H-イミダゾール-2-カルバルデヒド、NaB(OAc)3H、DMF、THF、40℃、15時間、52%。(2)K2CO3、MeOH、室温、15時間、86%。
ヘッド基BPRDP0122を調製するための試薬及び条件:(1)チアゾール-2-カルバルデヒド、NaB(OAc)3H、DCM、室温、1時間、43%。(2)K2CO3、MeOH、室温、15時間、85%。
化合物iの調製
ジメチル5-ヒドロキシベンゼン-1,3-ジオエート(化合物a):撹拌した5-ヒドロキシベンゼン-1,3-二酸(10g、55mmol)のMeOH(500mL)溶液に、0℃にて硫酸(H2SO4、20mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて1時間撹拌し、それに続いて15時間還流させた。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(300mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(3×300mL)及び水(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物a(10.2g、89%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 3.96(s,6H),7.77(s,2H),8.26(s,1H).
3,5-ビス(ヒドロキシメチル)フェノール(化合物b):撹拌した化合物a(10.6g、50mmol、1当量)の乾燥THF(500mL)溶液に、0℃にてLAH(7.5g、0.2mol、4当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、次いで、0℃に冷却した。塩化アンモニウム水溶液(50mL)をゆっくりと加えた。混合物を0℃にて1時間撹拌し、celiteを通して濾過し、THFで洗浄した。結果として生じた残渣を減圧下で濃縮し、化合物b(5g、64%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 4.57(s,6H),6.71(s,2H),6.80(s,1H).
2-(4-(3,5-ビス(ヒドロキシメチル)フェノキシ)ブチル)イソインドリン-1,3-ジオン(化合物c):撹拌した化合物b(7.8g、50.6mmol、1当量)のACN(200mL)及びDMF(30mL)溶液に、室温にて2-(4-ブロモブチル)イソインドリン-1,3-ジオン(21g、76mmol、1.5当量)及びK2CO3(34g、0.25mol、5当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて1時間撹拌し、4時間還流させた。MeOH及びACNを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を水(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1/1)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物c(8g、44%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 1.67-1.65(m,2H),1.86-1.81(m,2H),3.75(t,J=5.6Hz,2H),4.00(t,J=6.0Hz,2H),4.63(s,2H),4.64(s,2H),6.81(s,2H),6.91(s,1H),7.71-7.69(m,2H),7.84-7.82(m,2H).
5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)イソフタルアルデヒド(化合物d):撹拌した化合物c(500mg、1.41mmol、1当量)の乾燥DCM(100mL)溶液に、室温にてMnO2(1.84g、21.1mmol、15当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、celiteを通して濾過し、DCMで洗浄した。結果として生じた残渣を減圧下で濃縮し、化合物d(395mg、80%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 10.04(s,2H),7.94(s,1H),7.86-7.83(m,2H),7.73-7.71(m,2H),7.62(s,2H),4.12(t,J=5.6Hz,2H),3.79(t,J=6.4Hz,2H),1.95-1.86(m,4H).
2-(4-(3,5-ビス(((ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)イソインドリン-1,3-ジオン(化合物e):撹拌した化合物d(500mg、1.42mmol、1当量)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にて(ピリジン-2-イル)メタンアミン(613mg、5.68mmol、4当量)及びNaB(OAc)3H(1.2g、5.68mmol、4当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(1/9)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物e(400mg、52%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.55(d,J=5.7Hz,2H),7.85-7.82(m,2H),7.73-7.69(m,2H),7.66-7.61(m,2H),7.31(d,J=7.5Hz,2H),7.18-7.13(m,2H),6.92(s,1H),6.81(s,1H),6.80(s,1H),3.99(t,J=5.7Hz,2H),3.93(s,4H),3.80(s,4H),3.76(t,J=6.9Hz,2H),1.90-1.79(m,4H).ESI-MS C32H33N5O3:535.2583、実測値536(EM+H+)。
ジ-tert-ブチル((5-(4-(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)カルバメート)(化合物f):撹拌した化合物e(500mg、0.93mmol、1当量)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(10mL)溶液に、室温にてジ-tert-ブチルジカーボネート(813mg、3.73mmol、4当量)及びTEA(1mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(4/1)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物f(550mg、80%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.51(d,J=4.2Hz,2H),7.86-7.83(m,2H),7.72-7.69(m,2H),7.66-7.61(m,2H),7.23(m,1H),7.17-7.13(m,3H),6.67-6.62(m,3H),4.54(s,2H),4.48(s,2H),4.42(s,2H),4.40(s,2H),3.91(t,J=5.7Hz,2H),3.76(t,J=6.9Hz,2H),1.89-1.82(m,4H),1.47(s,9H),1.40(s,9H).
ジ-tert-ブチル((5-(4-アミノブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)カルバメート)(化合物g):撹拌した化合物f(280mg、0.38mmol、1当量)のEtOH(6ml)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(240mg、7.6mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOHの除去によって、残渣を得て、これをCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物g(190mg、83%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.51(d,J=4.2Hz,2H),7.66-7.61(m,2H),7.23(m,1H),7.17-7.13(m,3H),6.70-6.64(m,3H),4.54(s,2H),4.49(s,2H),4.43(s,2H),4.41(s,2H),3.91(t,J=6.0Hz,2H),2.78(t,J=6.9Hz,2H),1.83-1.76(m,2H),1.67-1.57(m,2H),1.47(s,9H),1.40(s,9H).
ジ-tert-ブチル((5-(4-(2,2,2-トリフルオロアセトアミド)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)カルバメート)(化合物h):撹拌した化合物g(500mg、0.83mmol、1当量)の乾燥ジクロロメタン(DCM)(10mL)溶液に、室温にてトリフルオロ酢酸無水物(350mg、1.66mmol、2当量)及びTEA(1mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(100mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物h(520mg、90%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.51(d,J=4.2Hz,2H),7.68-7.63(m,2H),7.26(m,1H),7.19-7.15(m,3H),6.70-6.63(m,3H),4.54(s,2H),4.48(s,2H),4.43(s,2H),4.41(s,2H),3.95-3.93(m,2H),3.48-3.44(m,2H),1.87-1.77(m,4H),1.48(s,9H),1.41(s,9H).ESI-MS C36H46F3N5O6:701.34、実測値702(EM+H+)。
N-(4-(3,5-ビス(((ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(化合物i):撹拌した化合物h(500mg、0.71mmol)の乾燥DCM(50ml)溶液に、室温にてTFAをゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて3時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物i(320mg、89%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.55(d,J=5.1Hz,2H),7.69-7.63(m,2H),7.32(d,J=7.5Hz,2H),7.21-7.17(m,2H),6.94(s,1H),6.89(s,2H),4.03(t,J=5.7Hz,2H),3.96(s,4H),3.84(s,4H),3.77-3.72(m,2H),1.87-1.79(m,4H).ESI-MS C26H30F3N5O2:501.2352、実測値502(EM+H+)。
ヘッド基BPRDP0120の合成
N-(4-(3,5-ビス((((1H-イミダゾール-2-イル)メチル)(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(化合物j120):撹拌した化合物i(500mg、0.996mmol、1当量)のDMF(25ml)及びTHF(25mL)溶液に、室温にて1H-イミダゾール-2-カルバルデヒド(382mg、3.98mmol、4当量)及びNaB(OAc)3H(844mg、3.98mmol、4当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて1時間撹拌し、40℃にて15時間加熱し、次いで、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(7/93)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物j120(340mg、52%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.59(d,J=4.8Hz,2H),7.74-7.70(m,2H),7.57(d,J=7.6Hz,2H),7.25-7.20(m,3H),7.01(m,4H),6.71(s,2H),4.00(t,J=5.2Hz,2H),3.84(s,4H),3.75(s,4H),3.61(s,4H),3.49-3.45(m,2H),1.84-1.80(m,4H).ESI-MS C34H38F3N9O2:661.3101、実測値662(EM+H+)。
4-(3,5-ビス-{[(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-ピリジン-2-イルメチル-アミノ]-メチル}-フェノキシ)-ブチルアミン(ヘッド基BPRDP0120):撹拌した化合物j120(300mg、0.45mmol、1当量)のMeOH(30mL)溶液に、室温にてK2CO3(620mg、4.5mmol、10当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOHの除去の後、混合物をceliteを通して濾過し、DCMで洗浄した。濾液残渣を減圧下で濃縮し、BPRDP0120(220mg、86%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.56(d,J=6.9Hz,2H),7.69-7.63(m,2H),7.56(d,J=8.1Hz,2H),7.35(s,1H),7.22-7.17(m,2H),7.02-7.00(m,4H),6.71(s,2H),3.94(t,J=6.0Hz,2H),3.80(s,4H),3.69(s,4H),3.59(s,4H),2.76(t,J=6.6Hz,2H),1.85-1.76(m,2H),1.66-1.58(m,2H).ESI-MS C32H39N9O:565.3278、実測値566(M+H+)。
ヘッド基BPRDP0122の合成
N-(4-(3,5-ビス(((ピリジン-2-イルメチル)(チアゾール-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(化合物j122):撹拌した化合物i(500mg、0.996mmol、1当量)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にてチアゾール-2-カルバルデヒド(450mg、3.98mmol、4当量)及びNaB(OAc)3H(844mg、3.98mmol、4当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を1時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(7/93)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物j122(300mg、43%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.51(d,J=5.4Hz,2H),7.71-7.62(m,6H),7.28(d,J=3.3Hz,2H),7.19-7.15(m,2H),7.10(s,1H),6.91(s,2H),4.03(t,J=5.4Hz,2H),3.99(s,4H),3.87(s,4H),3.71(s,4H),3.49-3.43(m,2H),1.88-1.79(m,4H).ESI-MS C34H36F3N7O2S2:695.2324、実測値696(EM+H+)。
4-{3,5-ビス-[(ピリジン-2-イルメチル-チアゾール-2-イルメチル-アミノ)-メチル]-フェノキシ}-ブチルアミン(ヘッド基BPRDP0122):撹拌した化合物j122(300mg、0.43mmol、1当量)のMeOH(30mL)溶液に、室温にてK2CO3(593mg、4.3mmol、10当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOHを除去した。残渣をceliteを通して濾過し、DCMで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、BPRDP0122(220mg、85%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.51(d,J=4.5Hz,2H),7.69-7.62(m,6H),7.28-7.26(m,2H),7.17-7.13(m,2H),7.09(s,1H),6.90(s,2H),4.02-3.98(m,6H),3.85(s,4H),3.68(s,4H),2.88(t,J=6.9Hz,2H),1.88-1.70(m,4H).ESI-MS C32H37N7OS2:599.2501、実測値727(M+2Zn2+)。
ヘッド基BPRDP0123及びBPRDP0140の合成
ヘッド基BPRDP0123及びBPRDP0140は、下記に示すスキームによって調製した。
スキーム8.ヘッド基BPRDP0123を調製するための試薬及び条件:(1)チオフェン-2-カルバルデヒド、NaB(OAc)3H、DCM、室温、15時間、47%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、室温、15時間、80%。
ヘッド基BPRDP0140を調製するための試薬及び条件。(1)ピリミジン-5-カルバルデヒド、NaB(OAc)3H、DCM、DMF、40℃、15時間、53%。(2)ヒドラジン水化物、EtOH、室温、15時間、83%。
ヘッド基BPRDP0123の合成
2-(4-(3,5-ビス(((ピリジン-2-イルメチル)(チオフェン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)イソインドリン-1,3-ジオン(化合物b123):撹拌した化合物a(500mg、0.93mmol、1当量)の乾燥DCM(50mL)溶液に、室温にてチオフェン-2-カルバルデヒド(420mg、3.73mmol、4当量)及びNaB(OAc)3H(790mg、3.73mmol、4当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(7/3)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物b123(320mg、47%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=5.1Hz,2H),7.86-7.81(m,2H),7.73-7.63(m,6H),7.23-7.20(m,2H),7.16-7.11(m,2H),7.07(s,1H),6.94-6.91(m,4H),6.89(s,2H),4.02(t,J=6.0Hz,2H),3.83-3.76(m,10H),3.63(s,4H),1.92-1.83(m,4H).
4-{3,5-ビス-[(ピリジン-2-イルメチル-チオフェン-2-イルメチル-アミノ)-メチル]-フェノキシ}-ブチルアミン(ヘッド基BPRDP0123):撹拌した化合物b123(300mg、0.41mmol、1当量)のEtOH(6mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(265mg、8.24mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOHの除去によって粗残渣を得て、これをCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0123(197mg、80%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=4.8Hz,2H),7.68-7.60(m,4H),7.23-7.21(m,2H),7.12-7.09(m,3H),6.94-6.92(m,4H),6.86(s,2H),4.00(t,J=5.4Hz,2H),3.81(s,4H),3.78(s,4H),3.61(s,4H),2.91(t,J=6.9Hz,2H),1.89-1.77(m,4H).ESI-MS C34H39N5OS2:597.2596、実測値725(M+2Zn2+)。
ヘッド基BPRDP0140の合成
2-(4-(3,5-ビス(((ピリジン-2-イルメチル)(ピリミジン-5-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)イソインドリン-1,3-ジオン(化合物b140):撹拌した化合物a(500mg、0.93mmol、1当量)のDCM(25ml)及びDMF(25mL)溶液に、室温にてピリミジン-5-カルバルデヒド(403mg、3.73mmol、4当量)及びNaB(OAc)3H(790mg、3.73mmol、4当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(4/96)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物b140(356mg、53%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 9.07(s,2H),8.74(s,4H),8.53(d,J=4.0Hz,2H),7.85-7.83(m,2H),7.73-7.70(m,4H),7.50(d,J=8.0Hz,2H),7.22-7.19(m,2H),6.97(s,1H),6.84(s,2H),3.99(t,J=6.0Hz,2H),3.80-3.76(m,6H),3.68(s,4H),3.64(s,4H),1.90-1.85(m,4H).
4-{3,5-ビス-[(ピリジン-2-イルメチル-ピリミジン-5-イルメチル-アミノ)-メチル]-フェノキシ}-ブチルアミン(ヘッド基BPRDP0140):撹拌した化合物b140(300mg、0.42mmol、1当量)のEtOH(6mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(267mg、8.33mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOHの除去によって残渣を得て、これをCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0140(204mg、83%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 9.01(s,2H),8.72(s,4H),8.51(d,J=4.8Hz,2H),7.68-7.64(m,2H),7.46(d,J=7.6Hz,2H),7.17-7.14(m,2H),6.93(s,1H),6.84(s,2H),3.98(t,J=5.6Hz,2H),3.76(s,4H),3.63(s,4H),3.61(s,4H),2.94(t,J=7.2Hz,2H),1.89-1.80(m,4H).ESI-MS C34H39N9O:589.3278、実測値590(M+H+)。
ヘッド基BPRDP0157の合成
スキーム9.ヘッド基BPRDP0157を調製するための試薬及び条件:(1)ヒドラジン水化物、EtOH、室温、15時間、85%。(2)Boc2O、TEA、THF、DMF、室温、15時間、75%。(3)MnO2、DCM、室温、15時間、80%。(4)N-(6-(((1H-イミダゾール-2-イル)メチルアミノ)メチル)ピリジン-2-イル)ヘキサンアミド、NaB(OAc)3H、DCM、室温、15時間、40%。(5)TFA、DCM、0℃、3時間、90%。
撹拌した化合物a(500mg、1.41mmol、1当量)のEtOH(20mL)溶液に、室温にてヒドラジン水化物(900mg、28mmol、20当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。EtOHを除去した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をH2O(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物b(269mg、85%)を得た。
Tert-ブチル(4-(3,5-ビス(ヒドロキシメチル)フェノキシ)ブチル)カルバメート(化合物c):撹拌した化合物b(500mg、2.22mmol、1当量)のTHF(40mL)及びDMF(5mL)溶液に、室温にてジ-tert-ブチルジカーボネート(1.9g、8.9mmol、4当量)及びTEA(2mL)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)及び水(3×200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(7/3)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物c(540mg、75%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 6.91(s,1H),6.82(s,2H),4.64(s,4H),3.98(t,J=6.4Hz,2H),3.17(t,J=7.2Hz,2H),1.83-1.76(m,2H),1.68-1.62(m,2H),1.44(s,9H).
Tert-ブチル(4-(3,5-ジホルミルフェノキシ)ブチル)カルバメート(化合物d):撹拌した化合物c(1g、3.08mmol、1当量)の乾燥DCM(100mL)溶液に、室温にてMnO2(7.76g、92.4mmol、30当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。混合物をceliteで濾過し、DCMで洗浄した。結果として生じた残渣を減圧下で濃縮し、化合物d(790mg、80%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 10.05(s,2H),7.95(s,1H),7.64(s,1H),7.63(s,1H),4.10(t,J=6.3Hz,2H),3.24-3.18(m,2H),1.90-1.83(m,2H),1.74-1.66(m,2H),1.44(s,9H).
N-(6-(((1H-イミダゾール-2-イル)メチルアミノ)メチル)ピリジン-2-イル)ヘキサンアミド(化合物e):撹拌した化合物d(600mg、1.87mmol、1当量)の乾燥DCM(60mL)溶液に、室温にてN-(6-(((1H-イミダゾール-2-イル)メチルアミノ)メチル)ピリジン-2-イル)ヘキサンアミド(1.68g、5.61mmol、3当量)及びNaB(OAc)3H(1.2g、5.61mmol、3当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/酢酸エチル(2/98)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物e(667mg、40%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.05(d,J=8.0Hz,1H),7.59-7.55(m,1H),6.94(m,2H),6.85(d,J=7.2Hz,1H),3.91(s,2H),3.72(s,2H),2.40(t,J=7.2Hz,2H),1.72-1.68(m,2H),1.34-1.31(m,4H),0.90-0.86(m,3H).ESI-MS C16H23N5O:301.1903、実測値302(EM+H+)。
ヘキサン酸(6-{[(3-(4-アミノ-ブトキシ)-5-{[(6-ヘキサノイルアミノ-ピリジン-2-イルメチル)-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-アミノ]-メチル}-ベンジル)-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-アミノ]-メチル}-ピリジン-2-イル)-アミド(ヘッド基BPRDP0157):撹拌した化合物e(500mg、0.56mmol)の乾燥DCM(50mL)溶液に、0℃にてTFAをゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を0℃にて3時間撹拌し、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、BPRDP0157(400mg、90%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6):δ 7.92(d,J=8.0Hz,2H),7.70-7.66(m,2H),7.35(d,J=7.6Hz,2H),7.04(s,1H),6.96(m,4H),6.79(s,2H),3.92(t,J=6.0Hz,2H),3.62(s,4H),3.57(s,4H),3.53(s,4H),2.77(t,J=7.2Hz,2H),2.32(t,J=7.2Hz,4H),1.73-1.60(m,4H),1.55-1.49(m,4H),1.24-1.20(m,8H),0.83(t,J=6.8Hz,6H).ESI-MS C44H61N11O3(EM+H+):791.4959、実測値793。
ヘッド基BPRDP0170の合成
スキーム10.ヘッド基BPRDP0170を調製するための試薬及び条件:(1)NH4SCN、6MのHCl(水溶液)105℃。(2)Br2、DCM、0℃。(3)3-メチル-1-ニトロブタン、CuCl2
*8H2O、ACN。(4)NBS、BPO、CCl4。(5)ヘキサン酸(6-{[(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-アミノ]-メチル}-ピリジン-2-イル)-アミド、K2CO3、ACN。(6){2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-カルバミン酸tert-ブチルエステル、K2CO3、DMF。(7)TFA、DCM。
化合物a(5g、41mmol)の6MのHCl(水)溶液を、105℃にて30分間加熱した。次いで、チオシアン酸アンモニウム(3.7g、48mmol)を加え、結果として生じた混合物を3時間還流させた。反応溶液を100mLのNaHCO3(水溶液)でクエンチし、100mLの酢酸エチルで抽出した。抽出物を凝縮し、結果として生じた残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物b(4.1g、22mmol、53%)を得た。
化合物b(3.4g、18mmol)のDCM溶液に、Br2(l)(3g、18mmol)を0℃にて2時間の期間で加えた。次いで、反応溶液をNa2S2O3(2.3g、63mmol)水溶液でクエンチした。有機相及び水相を分離した。有機相溶液を濃縮し、結果として生じた残渣を酢酸エチルで洗浄し、化合物c(3.4g、18mmol、100%)を得た。
化合物c(5g、28mmol)のACN溶液に、3-メチル-1-ニトロブタン(4g、34mmol)及びCuCl2
*5H2O(6g、26mmol)を室温にて3時間の期間で加えた。次いで、反応溶液を100mLの水でクエンチし、100mLの酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を濃縮し、結果として生じた残渣をヘキサンからの再結晶によって精製し、化合物d(2g、10mmol、35%)を得た。
化合物d(600mg、3mmol)のCCl4溶液に、BPO(100mg、0.3mmol)及びNBS(1.6g、9mmol)を加えた。反応混合物を85℃にて3時間加熱し、次いで、濃縮し、粗残渣を得た。粗残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物e(500mg、1mmol、33%)を得た。
化合物e(200mg、0.5mmol)のACN溶液に、ヘキサン酸(6-{[(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-アミノ]-メチル}-ピリジン-2-イル)-アミド(200mg、1.2mmol)及びK2CO3(250mg、1.8mmol)を室温にて加えた。反応溶液を3時間撹拌し、100mLのH2Oでクエンチし、100mLの酢酸エチルで抽出した。抽出物を濃縮し、結果として生じた粗残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物f(90mg、0.1mmol、20%)を得た。
化合物f(90mg、0.1mmol)のACN溶液に、{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-カルバミン酸tert-ブチルエステル(80mg、0.2mmol)及びDIPEAを加えた。結果として生じた反応溶液を130℃にて72時間撹拌し、次いで、濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物g(90mg、0.08mmol、80%)を得た。
化合物g(90mg、0.08mmol)のCH2Cl2(100mL)溶液に、100mLの1MのHCl(水溶液)を加えた。有機相及び水相を分離した。水溶液を中和し、100mLのCH2Cl2で抽出した。抽出物を濃縮し、結果として生じた残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物BPRDP0170(35mg、0.03mmol、40%)を得た。1H NMR(300MHz,cd3od)δ 7.82-7.70(m,1H),7.70-7.57(m,1H),7.56-7.42(m,6H),7.28(d,J=7.6Hz,1H),7.06(dd,J=10.9,7.5Hz,2H),6.96(d,J=7.4Hz,1H),4.26(s,2H),4.11(s,4H),3.87(d,J=4.3Hz,4H),3.81-3.53(m,14H),3.16-2.99(m,2H),2.47(td,J=7.5,5.3Hz,4H),1.83-1.62(m,4H),1.38(tt,J=7.0,3.6Hz,9H),1.17(t,J=7.0Hz,1H),0.93(t,J=7.0Hz,6H). ESI-MS C47H65N13O4S+:907.50、実測値:908.78(M+)。HPLC純度:96%
実施例2:化合物1~27の合成
化合物1の合成
スキーム11.化合物1を調製するための試薬及び条件:(1)4-({{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-[1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニル]-アミノ}-メチル)-安息香酸メチルエステル、HOBt、EDCI、DCM。(2)LiOH、MeOH。(3)DM-1、DMAP、EDCI、DMF。
化合物1-1(200mg、0.20mmol)のCH2Cl2溶液に、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、60mg、0.38mmol)、ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、60mg、0.44mmol)、及び4-({{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-[1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニル]-アミノ}-メチル)-安息香酸メチルエステル(100mg、0.19mmol)を加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌し、1MのHCl(水溶液)でクエンチした。有機相及び水相を分離した。水溶液を中和し、生成物をCH2Cl2で抽出した。抽出物を濃縮し、結果として生じた粗生成物をフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物1-2(100mg、0.07mmol、35%)を得た。
MeOH中の化合物1-2(100mg、0.07mmol)及び0.5MのLiOH(水溶液)の混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOHを除去した。結果として生じた残渣に、CH2Cl2を加え、沈殿物を得た。沈殿物を濾別し、濾液をNa2SO4上で乾燥させ、真空下で凝縮し、化合物1-3を黄色がかった粉末(80mg、0.05mmol、71%)として得た。
化合物1-3(80mg、0.05mmol)を、DM-1(45mg、0.06mmol)、DMAP(30mg、0.24mmol)、及びEDCl(40mg、0.21mmol)のDMF(3mL)溶液に加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌し、水でクエンチし、CH2Cl2で抽出した。抽出物を凝縮し、残渣を得た。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物1(48mg、0.02mmol、40%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.49(d,J=4.6Hz,4H),7.68(d,J=7.8Hz,2H),7.64-7.50(m,9H),7.35-7.01(m,15H),6.93(d,J=33.5Hz,3H),6.78(d,J=8.9Hz,5H),6.66(s,1H),6.44(dd,J=15.3,11.2Hz,1H),6.22(s,1H),5.64(dd,J=15.3,9.0Hz,2H),5.44(dd,J=13.4,6.5Hz,1H),4.73(dd,J=12.0,2.8Hz,2H),4.55(s,2H),4.26(dd,J=23.0,12.1Hz,2H),3.93(d,J=16.5Hz,4H),3.86-3.71(m,9H),3.71-3.39(m,15H),3.39-3.17(m,7H),3.06(dd,J=32.1,18.9Hz,6H),2.85-2.71(m,4H),2.69-2.48(m,3H),2.18(tt,J=25.3,23.2Hz,5H),1.89-1.37(m,25H),1.37-1.12(m,8H),0.92-0.71(m,4H).ESI-MS C119H139Cl3N12O17S2+:1074.94、実測値:1074.41(M+2H+)
化合物2の合成
スキーム12.化合物2を調製するための試薬及び条件:(1)ビフェニル-4-カルボキサルデヒド、NaBH4、MeOH、70℃、24時間、68%。(2)1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸、HBTU、HOBt、NMM、18時間、70%。(3)TFA、DCM、2時間。(4)3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸、EDCI、HOBt、NMM、19時間、45%。
N,N’-(6,6’-((((5-(4-(([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)アミノ)ブトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ジヘキサンアミド(化合物2-1):BPRDP0107(200mg、0.246mmol)のMeOH(3mL)溶液に、室温にてビフェニル-4-カルボキサルデヒド(90mg、0.491mmol)を加えた。次いで、反応溶液を70℃にゆっくりと温め、一晩撹拌した。結果として生じた溶液を0℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(37mg、0.983mmol)を加えた。溶液を室温にゆっくりと温め、2時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)中に注いだ。MeOHを除去し、残渣をDCMで3回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物2-1(165mg、68%)を得た。
Tert-ブチル4-(14-([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)-18-(3,5-ビス((((6-ヘキサンアミドピリジン-2-イル)メチル)(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)-3,13-ジオキソ-5,8,11-トリオキサ-2,14-ジアザオクタデシル)ベンジルカルバメート(化合物2-2):1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸(65mg、0.149mmol)のDCM(1.5mL)溶液に、室温にてO-(ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU、85mg、0.223mmol)及びヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、30mg、0.223mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物2-1(73mg、0.074mmol)及びN-メチルモルホリン(NMM、0.07mL、0.594mmol)をそれに続いて加えた。結果として生じた反応溶液を18時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、DCMで抽出した。抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮し、残渣を得た。残渣を、MeOH/DCM(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物2-2(73mg、70%)を得た。
N,N’-(6,6’-((((5-((14-([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)-1-(4-(アミノメチル)フェニル)-3,13-ジオキソ-5,8,11-トリオキサ-2,14-ジアザオクタデカン-18-イル)オキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ジヘキサンアミド(化合物2-3):化合物2-2(47mg、0.034mmol)のDCM(0.5mL)溶液に、室温にてTFA(0.5mL)を加え、反応溶液を2時間撹拌した。過剰のTFAを減圧下で除去し、粗化合物2-3を得て、これをそれ以上精製することなく次の反応において使用した。
3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸(194mg、0.230mmol)のDCM(3mL)溶液に、室温にて1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI、44mg、0.230mmol)及びHOBt(31mg、0.230mmol)を加えた。結果として生じた反応溶液を30分間撹拌した。化合物2-3(200mg、0.154mmol)及びNMM(1mL、0.921mmol)を連続的に加えた。反応溶液を19時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、次いで、DCMで抽出した。有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(7/93)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物2(146mg、45%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.93(br,2H),8.41(d,J=4.6Hz,2H),8.06(d,J=7.8Hz,2H),7.60(t,J=7.9Hz,2H),7.51-7.24(m,13H),7.22-7.11(m,8H),7.09-7.04(m,2H),6.78-6.69(m,2H),6.64-6.54(m,4H),6.34(dd,J=15.3,11.1Hz,1H),6.23(br,1H),5.58(dd,J=15.3,9.1Hz,1H),5.25(br,1H),4.75-4.69(m,1H),4.50(d,J=33.6Hz,2H),4.39-4.34(m,2H),4.34-4.29(m,2H),4.22(t,J=11.3Hz,1H),4.07-3.93(m,4H),3.90(s,3H),3.86-3.81(m,2H),3.70(s,4H),3.62(s,4H),3.59-3.46(m,10H),3.45-3.33(m,5H),3.25-3.21(m,3H),3.21-3.17(m,1H),3.16-3.13(m,3H),3.04(d,J=12.7Hz,1H),2.94(d,J=9.6Hz,1H),2.91-2.84(m,1H),2.79-2.74(m,5H),2.62-2.44(m,5H),2.10(dd,J=14.3,2.7Hz,1H),2.01-1.93(m,4H),1.71-1.61(m,4H),1.56(s,3H),1.54-1.51(m,1H),1.50-1.42(m,4H),1.23-1.18(m,8H),1.17-1.03(m,10H),0.78-0.72(m,9H).ESI-MS C115H145ClN14O19S2:2127.0、実測値:709.8(M+3H+)3+。
化合物3の合成
スキーム13.化合物bを調製するための試薬及び条件:(1)HOBt、EDCI、NMM、3-(2-(ピリジン-2-イル)ジスルファニル)プロパン酸、DMF、室温、15時間、75%。(2)DM-1、DCM、室温、15時間、70%。
スキーム14.化合物3を調製するための試薬及び条件:(1)メチル4-ホルミルベンゾエート、MeOH、室温、15時間。(2)NaBH4、0℃、1時間、55%。(3)1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド、TEA、DCM、0℃、1時間、75%。(4)LiOH(0.5N)、MeOH、室温、15時間、90%。(5)4-アミノ酪酸メチル塩酸塩、2-モルホリノエチルイソシアニド、(ビシクロ[6.1.0]ノナ-4-イン-9-イル)メチル4-オキソピペリジン-1-カルボキシレート、MeOH、室温、15時間、45%。(6)化合物3-2、DMF、室温、3時間、70%。
撹拌した2-(2-(2-アジドエトキシ)エトキシ)エタンアミン(100mg、0.57mmol、1当量)のDMF(5mL)溶液に、室温にて3-(2-(ピリジン-2-イル)ジスルファニル)プロパン酸(150mg、0.68mmol、1.2当量)、HOBt(160mg、1.14mmol、2当量)、EDCI(220mg、1.14mmol、2当量)、及びNMM(230mg、2.28mmol、4当量)をゆっくりと加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌し、次いで、濃縮した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)及び水(3×200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、残渣を得た。残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(7/3)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物3-1(160mg、75%)を得た。
撹拌した化合物3-1(50mg、0.135mmol、1当量)の乾燥DCM(1mL)溶液に、室温にてDM-1(120mg、0.16mmol、1.2当量)をゆっくりと加えた。反応溶液を15時間撹拌した。DCMを除去した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を水(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、残渣を得た。残渣を、MeOH/酢酸エチル(3/93)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物3-2(94mg、70%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 6.80(s,1H),6.67(d,J=11.2Hz,1H),6.59(s,1H),6.43-6.36(m,1H),6.30(m,1H),5.63(q,J=9.2Hz,1H),5.37-5.32(m,1H),4.74(d,J=9.6Hz,1H),4.24(t,J=10.8Hz,1H),3.94(s,3H),3.69-3.60(m,5H),3.53-3.50(m,2H),3.47-3.45(m,1H),3.42-3.39(m,2H),3.37-3.34(m,2H),3.32(s,3H),3.19(s,3H),3.10-3.06(m,1H),2.99-2.91(m,3H),2.82(s,3H),2.79-2.74(m,2H),2.65-2.54(m,2H),2.48-2.44(m,2H),2.15-2.11(m,1H),1.60(s,3H),1.54-1.51(m,1H),1.46-1.39(m,1H),1.28-1.22(m,7H),0.86-0.82(m,2H),0.77(s,3H).ESI-MS C44H64ClN7O13S2:997.3692、実測値499(EM+2H+)/2。
撹拌したBPRDP0107(1g、1.22mmol、1当量)のメタノール(20mL)溶液に、室温にてメチル4-ホルミルベンゾエート(800mg、4.88mmol、4当量)をゆっくりと加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌した。次いで、溶液を0℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(500mg、12.2mmol、10当量)を加えた。結果として生じた混合物を0℃にて1時間撹拌した。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200ml)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物3-3(650mg、55%)を得た。
撹拌した化合物3-3(800mg、0.83mmol、1当量)の乾燥DCM(80ml)溶液に、0℃にて1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド(850mg、3.32mmol、4当量)及びTEA(2mL)をゆっくりと加えた。反応溶液を1時間撹拌した。DCMを除去した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で希釈した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(9/1)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物3-4(737mg、75%)を得た。
撹拌した化合物3-4(500mg、0.42mmol)のメタノール(20mL)溶液に、室温にてLiOH水溶液(20mL、0.5N)をゆっくりと加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌した。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、抽出物を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物3-5(445mg、90%)を得た。
撹拌した化合物e(100mg、0.086mmol、1当量)のメタノール(1mL)溶液に、室温にて4-アミノ酪酸メチル塩酸塩(70mg、0.43mmol、5当量)、2-モルホリノエチルイソシアニド(85mg、0.6mmol、7当量)、及び(ビシクロ[6.1.0]ノナ-4-イン-9-イル)メチル4-オキソピペリジン-1-カルボキシレート(50mg、0.17mmol、2当量)をゆっくりと加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌した。MeOHを除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。抽出物を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物3-6(65mg、45%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=5.7Hz,2H),8.18(m,2H),8.12(d,J=8.1Hz,2H),7.69-7.64(m,2H),7.57-7.46(m,4H),7.37-7.35(m,2H),7.26-7.24(m,5H),7.19-7.10(m,4H),6.68(s,2H),4.57(s,1H),4.12(s,1H),4.00(m,2H),3.77(s,4H),3.73-3.67(m,9H),3.58(s,4H),3.51(s,4H),3.43-3.37(m,8H),2.52-2.44(m,16H),2.40-2.23(m,6H),2.16-2.00(m,10H),1.78-1.65(m,8H),1.57-1.47(m,4H),1.42-1.30(m,4H),1.24-1.12(m,8H),0.83-0.79(m,6H),0.76-0.69(m,1H).
撹拌した化合物3-6(44mg、0.026mmol、1当量)のDMF(7mL)溶液に、室温にて化合物3-2(30mg、0.029mmol、1.1当量)をゆっくりと加えた。反応溶液を室温にて3時間撹拌した。DMFを除去した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2抽出物を水(3×200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(8/92)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物3(49mg、70%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=5.6Hz,2H),8.13-8.11(m,4H),7.68-7.65(m,2H),7.56-7.52(m,2H),7.49-7.47(m,2H),7.37-7.35(m,2H),7.28-7.24(m,5H),7.19-7.17(m,2H),7.14-7.11(m,2H),6.83(s,1H),6.70-6.67(m,4H),6.62(s,1H),6.44-6.38(m,1H),6.28(m,1H),5.66(q,J=9.2Hz,1H),5.37-5.34(m,1H),4.77(d,J=9.2Hz,1H),4.57(s,1H),4.40-4.37(m,2H),4.27(t,J=10.4Hz,1H),4.12(s,1H),3.97(s,3H),3.90(m,1H),3.88-3.85(m,4H),3.77(s,4H),3.72-3.69(m,9H),3.66-3.62(m,2H),3.58(s,4H),3.55-3.49(m,9H),3.46-3.44(m,4H),3.41-3.36(m,4H),3.32(s,3H),3.21(s,3H),3.12-3.00(m,1H),2.95-2.87(m,3H),2.85(s,3H),2.82-2.77(m,2H),2.69-2.60(m,4H),2.56-2.48(m,10H),2.43-2.34(m,8H),2.19-2.14(m,3H),2.08-2.04(m,10H),1.78-1.74(m,2H),1.62-1.58(m,9H),1.54-1.42(m,4H),1.40-1.32(m,2H),1.30-1.23(m,11H),1.20-1.12(m,10H),0.91-0.85(m,2H),0.84-0.77(m,10H).ESI-MS C54H59F2N11O3:2679.2924、実測値894(EM+3)/3。
化合物4の合成
スキーム15.化合物4を調製するための試薬及び条件:(1)ビフェニル-4-カルボキサルデヒド、NaBH4、MeOH、70℃、22時間、76%。(2)1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸、HBTU、HOBt、NMM、19時間、66%。(3)TFA、DCM、3時間。(4)3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸、EDCI、HOBt、NMM、20時間、49%。
N,N’-(6,6’-((((5-(2-(2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エトキシ)-1,3-フェニレン)ビス(メチレン))ビス((ピリジン-2-イルメチル)アザンジイル))ビス(メチレン))ビス(ピリジン-6,2-ジイル))ジヘキサンアミド(240mg、0.275mmol)のMeOH(6mL)溶液に、室温にてビフェニル-4-カルボキサルデヒド(100mg、0.549mmol)を加えた。次いで、反応溶液を70℃にゆっくりと温め、一晩撹拌した。次いで、溶液を0℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(42mg、1.098mmol)を加えた。溶液を室温にゆっくりと温め、2時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチした。MeOHを除去した。残渣をDCMで3回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(4/96)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物4-1(217mg、76%)を得た。
1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸(100mg、0.226mmol)のDCM(4mL)溶液に、室温にてO-(ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU、214mg、0.565mmol)及びヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、76mg、0.565mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物4-1(196mg、0.188mmol)及びN-メチルモルホリン(NMM、0.06mL、0.565mmol)を溶液に連続的に加えた。結果として生じた反応溶液を19時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、次いで、DCMで3回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。結果として生じた残渣を、H2O中の80%のMeOHを有する逆相クロマトグラフィーによって精製し、化合物4-2(182mg、66%)を得た。
TFA(1mL)を、化合物4-2(120mg、0.082mmol)のDCM(1mL)溶液中に室温にて加えた。反応溶液を3時間撹拌した。反応が完了した後、過剰量のTFAを減圧下で除去し、化合物4-3を得て、これをそれ以上精製することなく使用した。
3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸(83mg、0.098mmol)のDCM(2mL)溶液に、室温にて1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC、31mg、0.164mmol)及びHOBt(22mg、0.164mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物4-3(112mg、0.082mmol)及びNMM(0.07mL、0.655mmol)を連続的に加えた。反応溶液を20時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、次いで、DCMで3回抽出した。抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。結果として生じた残渣を、DCM中の4%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物4(88mg、49%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.89(d,J=10.3Hz,2H),8.48(d,J=4.6Hz,2H),8.11(d,J=8.3Hz,2H),7.65(t,J=7.9Hz,2H),7.58-7.27(m,13H),7.26-7.09(m,10H),6.84-6.62(m,6H),6.41(dd,J=15.4,11.0Hz,1H),6.29(br,1H),5.65(dd,J=15.4,9.1Hz,1H),5.31(br,1H),4.83-4.75(m,1H),4.64(d,J=16.5Hz,2H),4.47-4.41(m,2H),4.41-4.35(m,2H),4.32-4.25(m,1H),4.23-3.99(m,6H),3.96(s,3H),3.85-3.79(m,2H),3.76(s,4H),3.67(s,4H),3.66-3.49(m,15H),3.49-3.44(m,6H),3.44-3.33(m,2H),3.31(s,2H),3.22(d,J=8.0Hz,2H),3.11(d,J=13.1Hz,1H),3.01(d,J=9.6Hz,1H),2.96-2.89(m,1H),2.86-2.79(m,5H),2.69-2.50(m,5H),2.20-2.14(m,1H),2.07(dd,J=13.5,5.8Hz,4H),1.94-1.76(m,4H),1.63(s,3H),1.60-1.48(m,3H),1.30-1.24(m,8H),1.24-1.12(m,8H),0.86-0.78(m,10H).ESI-MS C117H149ClN14O21S2:2187.1、実測値:1094.2(M+2H+)2+。
化合物5の合成
スキーム16.化合物5を調製するための試薬及び条件:(1)10%TFA、DCM、4時間、90%。(2)4-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-ピロール-1-イルメチル)-シクロヘキサンカルボン酸2,5-ジオキソ-ピロリジン-1-イルエステル、DM-1、TEA、DMF、室温、15時間、38%。
化合物5-1(7.04mmol、5.44g)のCH2Cl2(2mL)溶液に、TFA(20mL)を加えた。反応溶液を室温にて12時間撹拌し、減圧下で濃縮し、化合物5-2を淡黄色の油(4.45g、90%)として得た。
化合物5-2(0.09mmol、64.60mg)のDMF(2mL)溶液に、4-(2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-ピロール-1-イルメチル)-シクロヘキサンカルボン酸2,5-ジオキソ-ピロリジン-1-イルエステル(0.09mmol、30.70mg)及びトリエチルアミン(TEA)(0.18mmol、23.80mg)を加えた。反応溶液を室温にて4時間撹拌した。DM-1(0.09mmol、67.9mg)を加えた。結果として生じた反応溶液を室温にて11時間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl(水溶液)(25mL)中に注いだ。DMFを減圧下で除去し、残渣をCH2Cl2(2×25mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、メタノール/CH2Cl2(3/97)を有するシリカゲル上のクロマトグラフィーによって精製し、化合物5を淡黄色の油(58mg、38%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.52(d,J=4.8Hz,4H),7.61(td,J=7.6,1.6Hz,4H),7.45(d,J=8Hz,4H),7.14(td,J=5.6,1.6Hz 4H),7.05(dd,J=18.4,7.6Hz 1H),6.96(d,J=2.0Hz 2H),6.82(t,J=2.4Hz 1H),6.73-6.68(m,1H),6.66(dd,J=6.4,1.6Hz 1H),6.54-6.46(m,1H),6.45-6.38(m,1H),6.27(d,J=9.2Hz,1H),5.70-5.63(m,1H),5.37(br,1H),4.80-4.73(m,2H),4.32-4.26(m,1H),4.15-4.14(m,1H),3.98(d,J=2.4Hz,3H),3.84(s,9H),3.76(s,3H),3.67(s,3H),3.65-3.61(m,2H),3.49-3.46(m,2H),3.32(d,J=6.8Hz,3H),3.30-3.26(m,2H),3.21(d,J=2.8Hz,3H),3.18-2.92(m,6H),2.89(s,3H),2.84-2.72(m,1H),2.64-2.48(m,3H),2.47-2.35(m,1H),2.35-2.22(m,1H),2.18(dd,J=13.6,2.4Hz,1H),2.12(t,J=7.2Hz 2H),2.08-2.04(m,1H),1.95-1.88(m,1H),1.70-1.56(m,9H),1.51-1.43(m,2H),1.39-1.20(m,18H),0.80(s,3H).ESI-MS C87H107ClN12O17S:1658.73、実測値:851.9(M+2H+)2++Na+。
化合物6の合成
スキーム17.化合物6を調製するための試薬及び条件:(1)3-(ピリジン-2-イルジスルファニル)プロパン酸、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、15時間、52%。(2)DM-1、DCM、一晩、92%。
3-(ピリジン-2-イルジスルファニル)プロパン酸(250.0mg、1.2mmol、1.1当量)、EDCI(333.0mg、1.7mmol、1.5当量)、及びHOBt(235.4mg、1.7mmol、1.5当量)の混合物を、CH2Cl2(10.6mL)中で室温にて1時間撹拌した。反応溶液に、化合物6-1(620.5mg、1.1mmol、1.0当量)及びN-メチルモルホリン(352.4mg、3.5mmol、3.0当量)のCH2Cl2(1.0mL)溶液を加えた。結果として生じた反応溶液を室温にて15時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、Na2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物6-2(434.0mg、52%)を得た。
化合物6-2(150.0mg、0.2mmol、1.1当量)のCH2Cl2(3.6mL)溶液に、DM-1(170.0mg、0.2mmol、1.0当量)を加えた。反応溶液を室温にて一晩撹拌し、次いで、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物6(235.2mg、92%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.50(d,J=4.8Hz,4H),7.68-7.53(m,8H),7.14(t,J=5.8Hz,4H),7.08(s,1H),6.85-6.80(m,3H),6.67(d,J=11.3Hz,1H),6.64(d,J=1.6Hz,1H),6.42(dd,J=15.4,11.3Hz,1H),6.24(br,1H),6.00(br,1H),5.67(dd,J=15.4,9.1Hz,1H),5.32(br,1H),4.80(dd,J=11.2,2.6Hz,1H),4.30(t,J=11.2Hz,1H),4.05-3.92(m,5H),3.80(s,8H),3.68-3.60(m,5H),3.48(d,J=9.1Hz,1H),3.37-3.27(m,4H),3.22(s,3H),3.12(d,J=12.8Hz,1H),3.02(d,J=9.6Hz,1H),2.99-2.92(m,1H),2.87(s,3H),2.86-2.78(m,3H),2.70-2.57(m,3H),2.49(t,J=7.0Hz,2H),2.22-2.15(m,1H),1.88-1.75(m,2H),1.64-1.62(m,3H),1.52-1.39(m,1H),1.35-1.24(m,9H),0.91-0.86(m,3H),0.81(s,3H). ESI-MS C74H91ClN10O12S2:1410.5948、実測値:1412.7(M+2H+)2+。
化合物7の合成
スキーム18.化合物7を調製するための試薬及び条件:(1)3-(ピリジン-2-イルジスルファニル)プロパン酸、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、15時間、52%。(2)DM-1、DCM、一晩、74%。
3-(ピリジン-2-イルジスルファニル)プロパン酸(145.5mg、0.7mmol、1.1当量)、EDCI(193.8mg、1.0mmol、1.5当量)、及びHOBt(137.0mg、1.0mmol、1.5当量)の混合物を、CH2Cl2(6.0mL)中で室温にて1時間撹拌した。反応溶液に、BPRDP0107(500.2mg、0.6mmol、1.0当量)及びN-メチルモルホリン(205.1mg、2.0mmol、3.0当量)のCH2Cl2(1.0mL)溶液を加えた。結果として生じた溶液を室温にて15時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、Na2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物7-1(320.3mg、52%)を得た。
化合物7-1(160.2mg、0.2mmol、1.0当量)のCH2Cl2(4.8mL)溶液に、DM-1(175.4mg、0.2mmol、1.5当量)を加えた。反応溶液を室温にて一晩撹拌し、次いで、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物7(192.6mg、74%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.90(br,2H),8.49(d,J=4.0Hz,2H),8.13(d,J=8.4Hz,2H),7.68(t,J=7.8Hz,2H),7.58(t,J=7.8Hz,2H),7.51(d,J=7.6Hz,2H),7.33-7.28(m,2H),7.25-7.22(m,1H),7.18-7.12(m,2H),6.83(s,1H),6.71(s,2H),6.69-6.57(m,2H),6.46-6.38(m,1H),6.30(br,1H),5.96(br,1H),5.70-5.62(m,1H),5.31(br,1H),4.81(d,J=11.6Hz,1H),4.34-4.26(m,1H),3.98(s,3H),3.96-3.90(m,2H),3.79(s,4H),3.70(s,4H),3.64(d,J=12.2Hz,1H),3.59(s,4H),3.48(d,J=9.2Hz,1H),3.35-3.26(m,4H),3.22(s,3H),3.12(d,J=12.2Hz,1H),3.01(d,J=10.4Hz,1H),2.98-2.92(m,1H),2.87(s,3H),2.85-2.78(m,3H),2.72-2.56(m,3H),2.50(t,J=7.0Hz,2H),2.21-2.16(m,1H),2.12-2.01(m,4H),1.83-1.75(m,2H),1.74-1.44(m,10H),1.38-1.12(m,18H),0.88-0.74(m,9H). ESI-MS C86H113ClN12O14S2:1636.7629、実測値:820.0(M+2H+)2+。
化合物8の合成
スキーム19.化合物8を調製するための試薬及び条件:(1)2,2’-ジピリジルジスルフィド、4-メルカプト安息香酸、EDCI、HOBt、DIPEA、DCM、室温、2時間、84%。(2)DM-1、DMF、室温、18時間、27%。
2,2’-ジピリジルジスルフィド、4-メルカプト安息香酸(136mg、0.517mmol)のDCM(9mL)溶液に、室温にて1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI、135mg、0.704mmol)及びヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、95mg、0.704mmol)を加えた。反応溶液を1時間撹拌した。化合物8-1(276mg、0.470mmol)及びN,N’-ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA、0.25mL、1.409mmol)を連続的に加えた。結果として生じた反応溶液を1時間撹拌し、2NのHCl(水溶液)でクエンチした。有機相及び水相を分離した。水溶液を飽和NaHCO3(水溶液)で中和し、DCMで3回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の3%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物8-2(147mg、84%)を得た。
化合物8-2(32mg、0.039mmol)の無水DMF(0.77mL)溶液に、室温にてDM-1(30mg、0.040mmol)を加えた。反応溶液を18時間撹拌した。DMFを除去した。残渣を、DCM中の9%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物8(15mg、27%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.50(d,J=4.2Hz,4H),7.64-7.56(m,10H),7.37(d,J=8.6Hz,2H),7.15-7.10(m,4H),7.08(s,1H),6.85(s,2H),6.75(d,J=1.8Hz,1H),6.66(d,J=10.7Hz,1H),6.56(d,J=1.6Hz,1H),6.47(br,1H),6.44-6.36(m,1H),6.21(s,1H),5.66(dd,J=15.6,9.2Hz,1H),5.30(br,1H),4.79(dd,J=11.9,2.9Hz,1H),4.25(t,J=11.1Hz,1H),4.04-4.00(m,2H),3.97(s,3H),3.79(s,8H),3.65(s,4H),3.56-3.51(m,3H),3.47(d,J=9.0Hz,1H),3.32(s,3H),3.19(s,3H),3.04-2.91(m,4H),2.79(s,3H),2.76-2.67(m,2H),2.62-2.52(m,2H),2.16(dd,J=14.4,2.9Hz,1H),1.90-1.83(m,4H),1.61(s,3H),1.44(d,J=6.8Hz,1H),1.32-1.24(m,8H),0.78(s,3H). ESI-MS C78H91ClN10O12S2:1460.2、実測値:731.3(M+2H+)2+。
化合物9の合成
スキーム20.化合物9を調製するための試薬及び条件:(1)ビフェニル-4-カルボキサルデヒド、MeOH、70℃、20時間。(2)NaBH4、MeOH、4時間、室温、69%。(3)HBTU、HOBt、DIPEA、DCM、室温、15時間、77%。(4)エーテル中の2MのHCl、DCM、室温、12時間、99%。(5)EDCl、1-ヒドロキシ-ピロリジン-2,5-ジオン、DM-1、DIPEA、DCM、12時間、室温、61%。
BPRDP140(3.40mmol、2g)のメタノール(30mL)溶液に、ビフェニル-4-カルボキサルデヒド(6.81mmol、1.24g)のメタノール(4mL)溶液を加えた。反応溶液を70℃にて20時間撹拌した。次いで、水素化ホウ素ナトリウム(13.61mmol、0.52g)を加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて4時間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl(水溶液)上に注いだ。メタノールを真空中で除去し、残渣をCH2Cl2で2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物を、メタノール/CH2Cl2(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物9-1を淡黄色の油(1.78g、69%)として得た。
化合物9-1(0.40mmol、0.30g)のCH2Cl2(8mL)溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU、0.80mmol、0.30g)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT;0.80mmol、0.11g)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA、3.18mmol、0.55mL)、及びBoc-L-アスパラギン酸4-メチルエステル(0.8mmol、0.20g)を加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl(水溶液)上に注いだ。次いで、メタノールを真空中で除去し、残渣をCH2Cl2で2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物は、淡黄色の油(0.30g、77%)として化合物9-2へと、メタノール/CH2Cl2(3/97)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
化合物9-2(0.31mmol、0.3g)のCH2Cl2(3mL)溶液に、HClのエーテル(2.14mmol、1.07mL)溶液(2M)を加え、反応混合物を室温にて12時間撹拌した。次いで、溶液を濃縮し、化合物9-3を淡黄色の油(0.27g、99%)として得た。
化合物9-3(0.10mmol、85.00mg)のCH2Cl2(5mL)溶液に、N-エチル-N’-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDCl、0.14mmol、27.60mg)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、0.14mmol、19.50mg)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA、0.58mmol、0.10mL)、及びDM-1(0.14mmol、117.38mg)を加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)上に注ぎ、CH2Cl2で2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物を、メタノール/CH2Cl2(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物9を淡黄色の油(0.100g、61%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.49(d,J=4.8Hz,4H),7.65-7.48(m,12H),7.48-7.29(m,4H),7.26(s,1H),7.18-7.08(m,5H),6.76-6.69(m,3H),6.69-6.60(m,2H),6.41(dd,J=15.2,11.2Hz,1H),6.26(d,J=7.6,1H),5.73-5.61(m,1H),5.42-5.27(m,2H),4.86-4.62(m,2H),4.45(d,J=14.8Hz,1H),4.34-4.22(m,1H),3.96(s,3H),3.94-3.89(m,2H),3.79(s,8H),3.69-3.56(m,9H),3.51-3.42(m,2H),3.29(d,J=12.8Hz,3H),3.20(d,J=2.8Hz,3H),3.14-3.06(m,1H),3.02(d,J=9.2Hz,1H),2.95-2.51(m,12H),2.48-2.40(m,1H),2.34-2.24(m,1H),2.17(d,J=14Hz,1H),1.88-1.81(m,1H),1.63(s,3H),1.61-1.41(m,2H),1.33-1.17(m,9H),0.92-0.83(m,3H),0.79(s,3H).ESI-MS C92H108ClN11O15S2:1705.72、実測値:854.4(M+2H+)2+。
化合物10の合成
スキーム21.化合物10を調製するための試薬及び条件:(1)ビフェニル-4-カルボキサルデヒド、NaBH4、MeOH、70℃、24時間、69%。(2)1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸、HBTU、HOBt、NMM、18時間、64%。(3)TFA、DCM、2時間。(4)3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸、EDCI、HOBt、NMM、19時間、47%。
化合物10-1(2000mg、3.403mmol)のMeOH(34mL)溶液に、室温にてビフェニル-4-カルボキサルデヒド(1240mg、6.806mmol)を加えた。次いで、反応溶液を70℃にゆっくりと温め、一晩撹拌した。溶液を0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(515mg、13.611mmol)を加えた。結果として生じた溶液を室温にゆっくりと温め、4時間撹拌し、次いで、飽和NH4Cl(水溶液)中に注いだ。MeOHを除去し、残渣をDCMで2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の5%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物10-2(1780mg、69%)を得た。
1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸(159mg、0.360mmol)のDCM(5mL)溶液に、室温にてO-(ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU、273mg、0.721mmol)及びヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、97mg、0.721mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物10-2及びN-メチルモルホリン(NMM、0.16mL、1.441mmol)を連続的に加えた。結果として生じた反応溶液を18時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、DCMで2回抽出した。有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の5%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物10-3(181mg、64%)を得た。
化合物10-3(181mg、0.154mmol)のDCM(1.5mL)溶液に、室温にてTFA(1.5mL)を加え、反応溶液を2時間撹拌した。過剰量のTFAを減圧下で除去し、化合物10-4を得て、これをそれ以上精製することなく使用した。
3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸(90mg、0.107mmol)のDCM(2mL)溶液に、室温にて1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI、31mg、0.160mmol)及びHOBt(22mg、0.160mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物10-3(100mg、0.093mmol)及びNMM(0.14mL、1.282mmol)を連続的に加えた。結果として生じた反応溶液を19時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、DCMで2回抽出した。有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の9%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物10(84mg、47%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.49(d,J=4.7Hz,4H),7.63-7.49(m,12H),7.48-7.38(m,4H),7.38-7.27(m,4H),7.23-7.19(m,4H),7.15-7.10(m,4H),6.83-6.78(m,3H),6.67(d,J=11.0Hz,1H),6.63-6.61(m,1H),6.45-6.36(m,1H),6.23(br,1H),5.69-5.61(m,1H),5.31(br,1H),4.82-4.76(m,1H),4.58(d,J=33.4Hz,2H),4.46-4.42(m,2H),4.41-4.37(m,2H),4.33-4.25(m,1H),4.12-3.99(m,4H),3.96(s,3H),3.94-3.90(m,2H),3.79(s,8H),3.66-3.58(m,8H),3.57-3.52(m,1H),3.50-3.41(m,6H),3.30(d,J=4.8Hz,1H),3.21(s,3H),3.10(d,J=13.7Hz,1H),3.01(d,J=9.2Hz,1H),2.96-2.91(m,1H),2.87-2.76(m,8H),2.64-2.51(m,5H),2.20-2.14(m,1H),1.76-1.70(m,4H),1.63(s,3H),1.48-1.42(m,1H),1.29(s,10H),0.80(s,3H). ESI-MS C103H123ClN12O17S2:1900.7、実測値:951.5(M+2H+)2+。
化合物11の合成
スキーム22.リンカーaを調製するための試薬及び条件:2,2’-((オキシビス(エタン-2,1-ジイル))ビス(オキシ))ジエタノール、EDCI、DCM、0℃から室温、18時間、85%。
スキーム23.リンカーbを調製するための試薬及び条件:(1)2,2’-ジピリジルジスルフィド、MeOH、15時間、74%。(2)DM-1、DCM、35℃、15時間、86%。
スキーム24.化合物11を調製するための試薬及び条件:(1)リンカーa、1-(4-{[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、15時間、77%。(2)TFA、DCM。(3)リンカーb、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、一晩、74%。
1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸(リンカーa):2,2’-((オキシビス(エタン-2,1-ジイル))ビス(オキシ))ジエタノール(2.82g、12.695mmol)のDCM(42mL)溶液に、室温にて1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI、1.21g、6.35mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌し、tert-ブチル4-(アミノメチル)ベンジルカルバメート(1g、4.231mmol)を加えた。結果として生じた反応物を18時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、DCMで抽出した。有機抽出物を飽和NaHCO3(水溶液)で洗浄し、酢酸エチルで抽出した。水性抽出物を2NのHCl(水溶液)によって中和した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮し、リンカーa(1.59g、85%)を得た。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ 7.29-7.20(m,4H),4.43(s,2H),4.20(s,2H),4.07-4.00(m,4H),3.72-3.59(m,8H),1.45(s,9H).ESI-MS C21H32N2O8:440.5、実測値:440.1。純度:96%。
3-メルカプトプロピオン酸(18.84mmol、2g)のメタノール(13mL)溶液に、2,2’-ジピリジルジスルフィド(28.26mmol、6.23g)を加え、反応混合物を室温にて15時間撹拌した。次いで、溶媒を真空中で除去した。粗生成物を、酢酸エチル/ヘキサン(1/1)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、3-(ピリジン-2-イルジスルファネイル(yldisulfaneyl))プロパン酸を白色の固体(3.00g、74%)として得た。
3-(ピリジン-2-イルジスルファニル)-プロピオン酸(0.28mmol、61.20mg)のCH2Cl2(5mL)溶液に、DM-1(0.27mmol、0.20g)を加え、反応混合物を35℃にて15時間撹拌した。次いで、溶媒を真空中で除去した。生成物を、メタノール/CH2Cl2(3/97)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、リンカーbを白色の固体(0.20g、86%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 6.83(s,1H),6.66(s,1H),6.64(d,J=12.4Hz,1H),6.56(s,1H),6.43(dd,J=15.2,11.2Hz,1H),5.65(dd,J=15.2,8.8Hz,1H),5.28(br,1H),4.79(dd,J=12.0,2.4Hz 1H),4.30(t,J=11.2Hz,1H),3.99(s,3H),3.65(d,J=12.8Hz,1H),3.49(d,J=9.2Hz,1H),3.36(s,3H),3.23(s,3H),3.13(d,J=12.4Hz,1H),3.00(d,J=9.6Hz,1H),2.94(dd,J=14.8,7.2Hz,1H),2.89(s,3H),2.87-2.77(m,1H),2.76-2.64(m,2H),2.61(d,J=12.4Hz,1H),2.20(dd,J=18.8,4.0Hz,1H),1.65(s,3H),1.60(d,J=13.2Hz,1H),1.53-1.38(m,1H),1.36-1.20(m,9H),0.88(t, J=6.8Hz,3H),0.81(s,3H).ESI-MS C38H52ClN3O12S2:841.27、実測値:840.2(M-H+)-。純度:95%。
リンカーa、1-(4-{[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]メチル}フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸(121.7mg、0.3mmol、1.5当量)、EDCI(79.3mg、0.4mmol、1.5当量)及びHOBt(56.0mg、0.4mmol、1.5当量)の混合物を、DCM(2.7mL)中で室温にて1時間撹拌した。BPRDP0107(150.0mg、0.2mmol、1.0当量)及びN-メチルモルホリン(83.9mg、0.8mmol、3.0当量)のCH2Cl2(1.0mL)溶液を、反応混合物に加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、Na2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物11-1(176.5mg、77%)を得た。
化合物11-1(176.5mg、0.1mmol)のCH2Cl2(1.4mL)溶液に、TFA(1.4mL)を加えた。反応混合物を室温にて一晩撹拌した。反応が完了した後、過剰量のTFAを真空下で除去し、N-[4-(アミノメチル)ベンジル]-16-(3,5-ビス{[{[6-(ヘキサノイルアミノ)ピリジン-2-イル]メチル}(ピリジン-2-イルメチル)アミノ]メチル}フェノキシ)-11-オキソ-3,6,9-トリオキサ-12-アザヘキサデカン-1-アミドを得た。
リンカーb(148.6mg、0.2mmol、1.2当量)、EDCI(101.2mg、0.5mmol、3.0当量)、及びHOBt(71.5mg、0.5mmol、3.0当量)の混合物を、CH2Cl2(2.5mL)中で室温にて1時間撹拌した。N-[4-(アミノメチル)ベンジル]-16-(3,5-ビス{[{[6-(ヘキサノイルアミノ)ピリジン-2-イル]メチル}(ピリジン-2-イルメチル)アミノ]メチル}フェノキシ)-11-オキソ-3,6,9-トリオキサ-12-アザヘキサデカン-1-アミド(181.8mg、0.1mmol、1.0当量)及びN-メチルモルホリン(214.1mg、2.1mmol、12.0当量)のCH2Cl2(1.0mL)溶液を反応混合物に加え、室温にて一晩撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(水溶液)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。生成物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物11(213.4mg、74%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.94(br,2H),8.49(d,J=4.4Hz,2H),8.12(d,J=8.4Hz,2H),7.67(t,J=7.8Hz,2H),7.57(t,J=7.4Hz,2H),7.50(d,J=7.2Hz,2H),7.34-7.28(m,2H),7.25-7.17(m,6H),7.16-7.12(m,2H),7.02(br,1H),6.89(br,1H),6.83(s,1H),6.72(s,2H),6.68(d,J=10.8Hz,1H),6.63(s,1H),6.45-6.38(m,1H),6.29(br,1H),5.66(dd,J=15.2,9.2Hz,1H),5.39-5.30(m,1H),4.88-4.69(m,1H),4.46(d,J=6.0Hz,2H),4.38(d,J=5.6Hz,2H),4.33-4.26(m,1H),4.05(s,2H),3.98(s,3H),3.95-3.90(m,2H),3.77(s,4H),3.71-3.55(m,17H),3.50-3.43(m,3H),3.30(s,3H),3.23-3.19(m,4H),3.12(d,J=13.2Hz,1H),3.01(d,J=9.2Hz,1H),3.00-2.92(m,1H),2.89-2.82(m,6H),2.70-2.56(m,5H),2.20-2.15(m,1H),2.11-2.04(m,4H),1.79-1.73(m,1H),1.61-1.50(m,7H),1.31-1.16(m,19H),0.87-0.76(m,12H).ESI-MS C102H135ClN14O19S2:1958.9158、実測値:981.0(M+2H+)2+。
化合物12の合成
スキーム25.化合物12を調製するための試薬及び条件:(1)HBTU、DIPEA、DMF。(2)TFA、MeOH、40℃、61.8%。(3)化合物12-3、DCM、1時間、79.4%。
N-([1,1’-ビフェニル]-4-イルメチル)-3アミノ-N-(4-(3,5-ビス((ビス(ピリジン-2-イルメチル)アミノ)メチル)フェノキシ)ブチル)プロペンアミド(282.2mg、0.342mmol)及び2-((3aS,4R,6R,6aR)-6-(アジドメチル)-2,2,3a,6a-テトラメチルテトラヒドロフロ[3,4-d][1,3]ジオキソール-4-イル)酢酸(80mg、0.311mmol)の混合物を、DMFに25℃にて溶解した。HBTU(176.9mg、0.311mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(95mg、0.93mmol)を加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌し、H2Oで希釈した。水相及び有機相溶液を分離した。有機溶液をCH2Cl2で3回抽出した。合わせた抽出物をブライン(3×50mL)で洗浄し、Na2SO4(s)上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を、MeOH/CH2Cl2(5/95)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物12-1(96.8mg)を得た。
化合物12-1(80.0mg、0.075mmol)のMeOH(0.2M)溶液に、TFA(0.2mL)を加えた。反応溶液を40℃にて15時間撹拌し、次いで、濃縮した。残渣を、MeOH/CH2Cl2(10/90)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物12-2(47.7mg、0.046mmol、61.8%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.54(d,J=4.7Hz,4H),7.69-7.60(m,4H),7.57-7.50(m,10H),7.44-7.37(m,3H),7.33(d,J=7.0Hz,2H),7.26(d,J=1.3Hz,6H),7.21-7.14(m,5H),7.02-6.97(m,2H),6.91(s,2H),6.89(s,1H),4.61(s,1H),4.56(s,1H),3.97(d,J=10.3Hz,10H),3.83(s,2H),3.79(s,2H),3.49(s,1H),3.37-3.31(m,2H),3.00(s,1H),2.90(s,1H),1.75(s,3H).ESI-MS C59H65N11NaO6
+:1047.2292、実測値:1047(M+Na+)+。
化合物12-2(10.0mg、0.01mmol)及び化合物12-3(10.3mg、0.01mmol)のDCM溶液を、一晩撹拌した。次いで、DCMを除去した。粗残渣を、MeOH/CH2Cl2(8/92)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物12(16.5mg、0.0079mmol、79.4%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.52(s,4H),7.66(brs,4H),7.57(d,J=8.1Hz,4H),7.51-7.42(m,8H),7.39-7.17(m,12H),6.93(s,2H),6.77(d,J=12.6Hz,4H),6.65-6.56(m,5H),5.64(dt,J=14.7,6.7Hz,3H),5.41(t,J=9.1Hz,3H),4.73(d,J=12.4Hz,3H),4.18-3.97(m,6H),3.81(s,8H),3.72-3.59(m,8H),3.57-3.30(m,4H),3.06(s,3H),2.97-2.58(m,8H),2.27-2.15(m,6H),1.76(s,5H),1.48-1.42(m,9H),1.41(s,3H),1.37-1.21(m,8H),1.09(s,3H),0.85(s,2H),0.79(d,J=6.7Hz,6H).ESI-MS C114H133ClN16O18S2+:1040.9708、実測値:1040(M+2H+)2+。純度:97%。
化合物13の合成
スキーム26.化合物13を調製するための試薬及び条件:(1)HBTU、DIPEA、DMF。(2)DCM、1時間、46.5%。
化合物13-1(140mg、0.15mmol)及びN-(2-2-(2-アミノエトキシ)エトキシ)エチル-2-((2R,3R,4S,5R)-5-(アジドメチル)-3,4-ジヒドロキシテトラヒドロフラン-2-イル)アセトアミド(56.75mg、0.16mmol)のDMF溶液に、HBTU(112.6mg、0.3mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(45mg、0.45mmol)を加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌し、H2Oでクエンチした。水溶液を分離し、CH2Cl2で抽出した。合わせた抽出物をブライン(3×50mL)で洗浄し、Na2SO4(s)上で乾燥させ、濾過し、蒸発させた。粗残渣を、MeOH/CH2Cl2(12/88)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物13-2(67.1mg)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.48(d,J=4.8Hz,4H),7.71(d,J=7.9Hz,2H),7.63-7.55(m,10H),7.31-7.02(m,13H),6.98(s,1H),6.82-6.76(m,3H),4.55(s,1H),4.12-4.10(m,2H),4.08-4.00(m,2H),3.99(s,1H),3.88(s,1H),3.78(s,8H),3.68-3.62(m,14H),3.49(dd,J=15.0,3.8Hz,4H),3.46-3.36(m,2H),3.30-3.18(m,2H),2.96-2.92(m,2H),2.60-2.58(m,2H),2.24(brs,1H),1.48-1.23(m,6H). ESI-MS C70H83ClN12NaO9
+:1294.9482、実測値:1294(M+Na+)+。
DCM中の化合物13-2(26.0mg、0.02mmol)及び化合物13-3(21.6mg、0.02mmol)の混合物を一晩撹拌した。次いで、DCMを除去し、粗残渣をMeOH/CH2Cl2(12/88)で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物13(21.8mg、46.5%)を得た。1H NMR(400MHz,クロロホルム-d)δ 8.55-8.41(m,4H),7.79-7.67(m,2H),7.67-7.45(m,10H),7.34(d,J=8.5Hz,3H),7.29-7.01(m,13H),6.95(s,2H),6.91-6.70(m,4H),6.63-6.53(m,2H),6.46-6.27(m,3H),5.62(ddd,J=14.8,9.2,3.7Hz,1H),5.23(s,1H),4.76(dt,J=12.1,3.0Hz,1H),4.21(t,J=11.3Hz,8H),4.17-3.92(m,8H),3.78(s,8H),3.73-3.50(m,16H),3.43(dd,J=18.7,7.1Hz,4H),3.31(s,3H),3.15(d,J=2.4Hz,3H),3.08-2.94(m,8H),2.74(d,J=19.5Hz,4H),2.58-2.50(m,4H),2.42-2.36(m,4H),2.20-2.00(s,11H),1.43(d,J=7.6Hz,4H),1.35-1.19(m,11H),0.78(s,3H).ESI-MS C125H151Cl2N17O21S2+:1164.5195、実測値:1164.32(M+2H+)2+。純度:95%。
化合物14の合成
スキーム27.化合物14を調製するための試薬及び条件:(1)ホルムアルデヒド、6-マレイミドカプロン酸、1-(イソシアノメチル)-1H-ベンゾトリアゾール、MeOH、16時間、39%。(2)DM-1、DCM、1時間、43%。
MeOH(2.5mL)中のBPRDP0107(200.0mg、0.25mmol)、1-(イソシアノメチル)-1H-ベンゾトリアゾール(39.5mg、0.25mmol)、6-マレイミドカプロン酸(52.8mg、0.25mmol)、及びホルムアルデヒド(0.02mL、0.25mmol)の混合物を室温にて一晩撹拌した。MeOHを除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(乾燥充填;勾配溶離液としてH2O中の70%~90%のMeOH)及び順相カラムクロマトグラフィー(DCM充填;勾配溶離液として0.1%NH4OH(水溶液)を有するDCM中の2.5%~5.0%のMeOH)によって精製した。化合物14-1を黄色の油(115.9mg、39%)として得た。
化合物14-1(115.9mg、0.10mmol)及びDM-1(73.8mg、0.10mmol)の混合物を1mLのDCMに溶解し、反応溶液を室温にて1時間撹拌した。DCMを除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(乾燥充填;勾配溶離液としてH2O中の70%~100%のMeOH)によって精製し、化合物14を白色の固体(84.0mg、43%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 9.00(s,1H),8.96(s,1H),8.49(d,J=4.0Hz,2H),8.17(dd,J=6.8,5.2Hz,1H),8.13(d,J=8.4Hz,2H),7.97(d,J=8.0Hz,1H),7.86(d,J=8.0Hz,1H),7.68(t,J=8.0Hz,2H),7.56(td,J=8.0,2.0Hz,2H),7.50(d,J=8.0Hz,2H),7.44(t,J=8.0Hz,1H),7.33~7.25(m,3H),7.14(t,J=6.0Hz,2H),6.83(d,J=4.4Hz,1H),6.67(s,2H),6.65(d,J=2.0Hz,1H),6.43(dd,J=14.0,12.4Hz,1H),6.37(d,J=4.4Hz,1H),6.05(d,J=6.8Hz,2H),5.66(dd,J=14.0,9.2Hz,1H),5.36(t,J=5.2Hz,1H),4.78(dd,J=12.4,3.2Hz,1H),4.29(t,J=10.0Hz,1H),4.18~3.63(m,5H),3.98(s,3H),3.98(s,2H),3.78(s,4H),3.70(s,4H),3.59(s,4H),3.48~2.84(m,11H),3.29(d,J=2.8Hz,3H),3.20(s,3H),2.85(d,J=7.2Hz,3H),2.61(t,J=12.8Hz,2H),2.39~2.27(m,3H),2.19(dd,J=14.8,2.4Hz,1H),2.06(t,J=7.6Hz,4H),2.06(t,J=7.6Hz,2H),1.99(s,3H),1.65(s,3H),1.61~1.47(m,12H),1.32~1.14(m,15H),0.82(t,J=7.2Hz,6H),0.81(s,3H). ESI-MS C102H130ClN17O17S:1931.92、実測値:1933.12(M+H+)+、1955.26(M+Na+)+。純度:95%。
化合物15の合成
スキーム28.化合物15を調製するための試薬及び条件:(1).メチル4-ホルミルベンゾエート、MeOH;NaBH4、MeOH。(2).1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニルクロリド、Et3N、DCM。(3).LiOH、MeOH。(4).{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-カルバミン酸tert-ブチルエステル、HOBt、EDCI、DCM。(5).SMCC、DIPEA、DMF。(6).DM-1、DCM。
MeOH(200mL)中のメチル4-ホルミルベンゾエート(5g、30.45mmol、1.8当量)に、化合物15-1(10g、17.01mmol)及び水素化ホウ素ナトリウム(3.7g、97.80mmol、5.7当量)を連続的に加えた。反応溶液を室温にて3時間撹拌した。MeOHを除去し、残渣を200mlのCH2Cl2に溶解した。プロトン化生成物をCH2Cl2から200mLの1MのHCl(水溶液)を用いて抽出した。水層を中和し、生成物を200mlのCH2Cl2で抽出した。有機抽出物を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、化合物15-2を黄色の油(11.26g、15.30mmol、90%)として得た。
1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド(7.71g、30.00mmol、2当量)及びトリエチルアミン(5mL、21.54mmol)のCH2Cl2(200mL)溶液に、化合物15-2(11.26g、15.30mmol)を加えた。反応溶液を室温にて2時間撹拌した。プロトン化生成物を200mLのCH2Cl2及び200mLの1MのHCl(水溶液)の混合物で抽出した。水溶液を中和し、200mLのCH2Cl2で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、化合物15-3を黄色の油(13.17g、13.77mmol、90%)として得た。
化合物15-3(13.17g、13.77mmol)のMeOH(300mL)溶液に、50mLの0.5MのLiOH(水溶液)を加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOHを除去し、残渣をCH2Cl2に再溶解した。不溶性残渣を濾過した。濾液をCH2Cl2で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空下で濃縮し、化合物15-4を黄色がかった粉末(11.68g、12.39mmol、90%)として得た。
化合物15-4(300mg、0.31mmol)のCH2Cl2溶液に、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、60mg、0.38mmol)、ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、60mg、0.44mmol)及び{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-カルバミン酸tert-ブチルエステル(150mg、0.60mmol)を加えた。反応溶液を室温にて2時間撹拌した。プロトン化生成物を100mLのCH2Cl2及び100mLの1MのHCl(水溶液)の混合物で抽出した。水溶液を中和し、100mLのCH2Cl2で抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗生成物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物15-5(230mg、0.21mmol、67%)を得た。
15-5(90mg、0.08mmol)のDMF溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA、4滴)及びスクシンイミジル4-(N-マレイミドメチル)シクロヘキサン-1-カルボキシレート(SMCC、35mg、0.10mmol)を室温にて2時間加えた。水層を中和し、生成物を100mlのCH2Cl2中に抽出した。有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、化合物15-6(110mg、0.08mmol、100%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.47(d,J=4.4Hz,4H),7.71(d,J=8.1Hz,2H),7.65-7.47(m,8H),7.24(s,2H),7.17(d,J=8.0Hz,2H),7.14-7.06(m,5H),6.96(s,2H),6.76(s,2H),6.68(d,J=11.0Hz,2H),3.77(s,8H),3.71-3.54(m,12H),3.54-3.43(m,2H),3.37(d,J=7.0Hz,2H),3.32(d,J=6.8Hz,2H),2.28(br,10H),2.00(m,2H),1.84(d,J=11.7Hz,2H),1.65(br,10H),1.39(d,J=12.5Hz,2H),1.24(s,2H).
化合物15-6(100mg、0.07mmol)のCH2Cl2溶液に、DM-1を室温にて0.5時間の期間の間に加えた。CH2Cl2を除去した。粗残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物15(78mg、0.03mmol、50%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.48(d,J=4.7Hz,4H),7.71(d,J=8.0Hz,2H),7.59(dt,J=17.1,4.4Hz,8H),7.30-7.04(m,11H),6.95(d,J=14.6Hz,2H),6.82(dd,J=7.3,1.5Hz,1H),6.77(s,2H),6.68(d,J=11.0Hz,1H),6.65-6.59(m,1H),6.41(dd,J=15.2,11.2Hz,2H),6.27(s,1H),6.12(s,1H),5.65(dd,J=14.6,10.0Hz,2H),5.35(d,J=12.4Hz,1H),4.76(d,J=11.8Hz,1H),4.56(s,1H),4.27(t,J=11.2Hz,2H),4.10(s,1H),3.97(s,4H),3.78(s,8H),3.74-3.55(m,14H),3.51(t,J=5.0Hz,2H),3.49-3.43(m,2H),3.39(s,2H),3.31(s,3H),3.18(d,J=0.9Hz,4H),3.10(d,J=8.2Hz,2H),3.00(d,J=9.4Hz,2H),2.84(s,4H),2.61(m,3H),2.37(dd,J=6.1,3.8Hz,1H),2.33(dd,J=6.1,3.8Hz,2H),2.19(d,J=7.7Hz,1H),2.15(s,1H),2.03(s,8H),1.83(d,J=12.5Hz,2H),1.66(s,4H),1.53(s,1H),1.45-1.37(m,4H),1.31-1.26(m,8H),1.24(s,3H),0.93(d,J=12.4Hz,2H),0.86(t,J=6.8Hz,1H),0.79(s,3H). ESI-MS C110H135Cl2N13O18S+:2027.91、実測値:2029.00(M+H+)。HPLC純度:97%。
化合物16の合成
スキーム29.化合物16を調製するための試薬及び条件:(1)ホルムアルデヒド、EtOH、110℃、16時間。(2)6-マレイミドカプロン酸、1-(イソシアノメチル)-1H-ベンゾトリアゾール、TFE、2時間、13%。(3)DM-1、DCM、3時間、28%。
化合物16-1(533.6mg、0.86mmol)を4.5mLのEtOHに溶解し、ホルムアルデヒド(0.19mL、2.58mmol)を加えた。反応溶液を110℃にて16時間加熱した。次いで、EtOHを除去した。残渣をDCM及びH2Oで抽出し、有機抽出物を収集し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、化合物16-2(522.8mg)を得た。
化合物16-2(522.8mg、0.83mmol)、1-(イソシアノメチル)-1H-ベンゾトリアゾール(131.3mg、0.83mmol)及び6-マレイミドカプロン酸(175.3mg、0.83mmol)の混合物を8.0mLのTFEに溶解し、室温にて2時間撹拌した。TFEを除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(乾燥充填;勾配溶離液としてH2O中の50%~60%のMeOH)によって精製し、化合物16-3を黄色の油(60.6mg、2ステップに亘り13%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 9.62(t,J=6.4Hz,1H),8.49(dd,J=9.6,4.8Hz,4H),8.03(d,J=8.0Hz,1H),7.78(d,J=8.4Hz,1H),7.63-7.60(m,5H),7.58-7.34(m,7H),7.12-7.09(m,5H),6.93(s,2H),6.05(d,J=6.8Hz,2H),3.86-3.69(m,18H),3.60-3.49(m,2H),3.37(t,J=7.2Hz,2H),3.16(d,J=4.8Hz,2H),1.38-1.29(m,4H),0.90-0.85(m,2H).
化合物16-3(111.2mg、0.11mmol)及びDM-1(81.2mg、0.11mmol)の混合物を1mLのDCMに溶解し、室温にて3時間撹拌した。DCMを除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(乾燥充填;勾配溶離液としてH2O中の70%~100%のMeOH)によって精製し、化合物16を白色の固体(52.9mg、28%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 9.59(s,1H),8.48(d,J=4.4Hz,4H),8.01(d,J=8.4Hz,1H),7.78(d, J=8.4Hz,1H),7.59(t,J=7.6Hz,4H),7.42(d,J=7.6Hz,4H),7.42(t,J=7.6Hz,1H),7.36(t,J=7.6Hz,1H),7.11(t,J=6.0Hz,4H),6.93(s,2H),6.84(d,J=8.0Hz,1H),6.72(t,J=4.8Hz,1H),6.65(d,J=4.8Hz,1H),6.43(dd,J=14.8,11.6Hz,1H),6.36(s,1H),6.04(s,2H),5.69(dd,J=14.8,8.8Hz,1H),5.43(d,J=6.8Hz,1H),4.78(d,J=11.6Hz,1H),4.28(t,J=11.2Hz,1H),4.28(t,J=11.2Hz,1H),4.07(s,1H),3.98(s,3H),3.82~3.65(m,17H),3.56~3.45(m,3H),3.32~2.85(m,13H),3.21(s,3H),3.03(d,J=9.6Hz,1H),2.85(s,3H),2.62(t,J=14.0Hz,2H),2.62(t,J=12.4Hz,1H),2.38~2.30(m,1H),2.18(d,J=14.0Hz,1H),1.88~1.26(m,13H),1.65(s,3H),1.56(d,J=12.8Hz,1H),0.88~0.81(m,2H),0.81(s,3H). ESI-MS C90H106ClN15O17S:1735.73、実測値:1737.37(M+H+)+、1759.20(M+Na+)+。純度:95%。
化合物17の合成
スキーム30.化合物17を調製するための試薬及び条件:(1)ホルムアルデヒド、3-(2-ピリジルジチオ)プロパン酸、1-(イソシアノメチル)-1H-ベンゾトリアゾール、MeOH、16時間、54%。(2)DM-1、DCM、35℃、15時間。
化合物17-1(146.3mg、0.25mmol)、1-(イソシアノメチル)-1H-ベンゾトリアゾール(39.5mg、0.25mmol)、3-(2-ピリジルジチオ)プロパン酸(53.8mg、0.25mmol)及びホルムアルデヒド(0.02mL、0.25mmol)の混合物を2.5mLのMeOHに溶解し、室温にて一晩撹拌した。MeOHを除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィー(乾燥充填;勾配溶離液としてH2O中の50%~90%のMeOH)によって精製し、化合物17-2を黄色の油(131.9mg、54%)として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.48(d,J=4.5Hz,4H),8.44-8.39(m,2H),7.98(t,J=7.2Hz,1H),7.88(t,J=8.4Hz,1H),7.66-7.58(m,10H),7.46(d,J=6.9Hz,1H),7.33(d,J=6.9Hz,1H),7.14(t,J=6.3Hz,4H),7.08(s,1H),6.80(s,2H),6.06(d,J=6.9Hz,2H),4.01(s,2H),3.85-3.30(m,8H),3.79(s,8H),3.65(s,4H),3.03(t,J=6.9Hz,2H),2.82(t,J=6.9Hz,2H).
化合物17-2(0.06mmol、53.7mg)のCH2Cl2(1.0mL)溶液に、DM-1(0.06mmol、46.8mg)を加え、反応混合物を35℃にて15時間撹拌した。溶媒を真空中で除去した。残渣を、メタノール/CH2Cl2(7/93)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物17を淡黄色の油(49.7mg、56%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.50(s,4H),8.01-7.96(m,2H),7.86(d,J=7.6Hz,1H),7.68-7.52(m,8H),7.45(t,J=3.4Hz,1H),7.31(t,J=7.8Hz,1H),7.14(s,5H),6.84(s,1H),6.78(s,2H),6.65(s,1H),6.42(dd,J=15.2,11.6Hz,1H),6.26(s,1H),6.05(d,J=5.2Hz,2H),5.64(dd,J=20,12.4Hz,1H),5.30(br,1H),4.84(d,J=12.4Hz,1H),4.32(t,J=12.4Hz,1H),4.01(s,2H),3.97(s,3H),3.83(s,2H),3.80(s,8H),3.69-3.58(m,5H),3.46(d,J=12.0Hz,1H),3.37(s,2H),3.29(s,1H),3.26(s,3H),3.23(s,3H),3.12(d,J=13.2Hz,1H),3.01(d,J=8.8Hz,1H),2.99-2.90(m,1H),2.87(s,3H),2.84-2.55(m,7H),2.19(d,J=14.0Hz,1H),1.76-1.17(m,15H),0.91-0.83(m,3H),0.82(s,3H).ESI-MS C83H99ClN14O13S2:1598.66、実測値:800.8(M+2H+)2+。純度:95%。
化合物18の合成
スキーム31.化合物18を調製するための試薬及び条件:DCM、1時間、68%。
化合物18-1(55.5mg、0.043mmol)及び化合物18-2(40.0mg、0.043mmol)の混合物をDCMに溶解し、一晩撹拌した。次いで、DCMを除去した。残渣を、MeOH/CH2Cl2(12/88)で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物18(64.91mg、68.0%)を得た。ESI-MS C125H164N18O19
2+:1111.1221、実測値:1111.15(M+2H+)2+。
化合物19の合成
スキーム32.化合物19を調製するための試薬及び条件:(1).LiOH、MeOH。(2).{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-カルバミン酸tert-ブチルエステル、HOBt、EDCI、DCM;SMCC、DIPEA、DMF。(3).DM-1、DCM。
化合物19-1(500mg、0.53mmol)のMeOH(100mL)溶液に、0.5MのLiOH(水溶液)を加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOH及び水を除去し、化合物19-2を黄色がかった粉末(400mg、0.43mmol、81%)として得た。
化合物19-2(250mg、0.27mmol)をDMFに室温にて溶解した。1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、80mg、0.51mmol)、ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、80mg、0.59mmol)、及び{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-カルバミン酸tert-ブチルエステル(150mg、0.60mmol)を加え、反応溶液を50℃にて15時間撹拌した。溶液をHCl(1M、100ml、水溶液)でクエンチした。プロトン化生成物を100mLのCH2Cl2で抽出した。水層を中和し、100mLのCH2Cl2で抽出した。有機抽出物を収集し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによる粗残渣の精製によって、化合物19-3(78mg、0.07mmol、25%)を得た。
化合物19-3(78mg、0.07mmol)のDMF溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA、4滴)及びスクシンイミジル4-(N-マレイミドメチル)シクロヘキサン-1-カルボキシレート(SMCC、35mg、0.10mmol)を加えた。反応溶液を室温にて2時間撹拌した。水層を中和し、100mLのCH2Cl2で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をCH2Cl2に溶解した。結果として生じた溶液に、DM-1を室温にて加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌した。CH2Cl2を除去し、粗生成物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物19(115mg、0.05mmol、71%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.55(d,J=4.0Hz,2H),7.73(d,J=8.0Hz,2H),7.66(dd,J=7.6,6.1Hz,2H),7.52(d,J=7.6Hz,2H),7.20(dd,J=12.1,8.0Hz,6H),6.99(s,5H),6.82(d,J=7.3Hz,1H),6.69(d,J=11.5Hz,1H),6.63(d,J=6.1Hz,1H),6.59(s,2H),6.41(dd,J=15.1,11.3Hz,2H),6.30(s,1H),6.25(d,J=5.6Hz,1H),5.66(dd,J=15.1,6.4Hz,1H),5.38(d,J=6.5Hz,1H),4.76(d,J=9.5Hz,1H),4.56(s,1H),4.32-4.22(m,1H),3.98(s,3H),3.88(s,2H),3.77(s,4H),3.71-3.48(m,20H),3.46(d,J=8.9Hz,1H),3.39(s,3H),3.34(s,1H),3.30(s,3H),3.18(s,3H),3.13-3.03(m,3H),3.00(d,J=9.8Hz,2H),2.84(s,4H),2.66-2.54(m,4H),2.41-2.13(m,8H),1.83(d,J=11.7Hz,3H),1.60(br,16H),1.35-1.17(m,16H),0.79(s,3H).ESI-MS C106H133Cl2N15O18S+:2005.91、実測値:2007.45(M+H+)。HPLC純度:96%。
化合物20の合成
スキーム33.リンカーdを調製するための試薬及び条件:(1)2,2’-ジピリジルジスルフィド、MeOH、15時間、74%。(2)DM4、MeOH、50mMのリン酸カリウム緩衝液pH7.5、室温、15時間、71%。
スキーム34.化合物20を調製するための試薬及び条件:(1)メチル4-ホルミルベンゾエート、MeOH、80℃;NaBH4、0℃、66%。(2)1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド、N,N-ジエチルエタンアミン、DCM、60%。(3)LiOH(水溶液)、MeOH、85%。(4)Tert-ブチル{2-[2-(2-アミノエトキシ)エトキシ]エチル}カルバメート、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、15時間、73%。(5)TFA、DCM。(6)リンカーd、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、一晩、47%。
3-メルカプトプロピオン酸(18.84mmol、2g)のメタノール(13mL)溶液に、2,2’-ジピリジルジスルフィド(28.26mmol、6.23g)を加え、反応混合物を室温にて15時間撹拌した。次いで、MeOHを真空中で除去した。残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1/1)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、3-(ピリジン-2-イルジスルファネイル)プロパン酸を白色の固体(3.00g、74%)として得た。
3-(ピリジン-2-イルジスルファニル)-プロピオン酸(27.60mg、0.12mmol)のMeOH(5mL)溶液、及びリン酸カリウム緩衝液(50mM、pH7.5、3.56mL)に、DM4(0.05g、0.06mmol)を加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌した。次いで、溶媒を真空中で除去した。生成物を、メタノール/CH2Cl2(3/97)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、リンカーdを白色の固体(0.04g、71%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 6.83(d,J=1.2Hz,1H),6.67(d,J=10.8Hz,1H),6.64(d,J=1.2Hz,1H),6.48(s,1H),6.42(dd,J=15.6,9.2Hz,1H),5.67(dd,J=15.2,9.2Hz,1H),5.31(br,1H),4.80(dd,J=12.0,3.2Hz,1H),4.29(t,J=12.0Hz,1H),3.99(s,3H),3.64(d,J=12.8Hz,1H),3.49(d,J=9.2Hz,1H),3.36(s,3H),3.22(s,3H),3.12(d,J=12.8Hz,1H),3.01(d,J=9.6Hz,1H),2.87(s,3H),2.86(t,J=7.2Hz,2H),2.71-2.57(m,3H),2.53-2.42(m,1H),2.40-2.29(m,1H),2.19(dd,J=14.4,2.8Hz,1H),2.09-1.81(m,2H),1.64(s,3H),1.60(d,J=13.6Hz,1H),1.53-1.39(m,1H),1.3(t,J=7.2Hz,6H),1.25(s,6H)1.23-1.20(m,1H),0.88(t, J=6.8Hz,1H),0.81(s,3H).ESI-MS C41H58ClN3O12S2:883.3、実測値:882.3(M-H+)-。純度:95%。
BPRDP0107(2.2g、2.7mmol、1.0当量)及びメチル4-ホルミルベンゾエート(891.5mg、5.4mmol、2.0当量)をMeOH(27.2mL)に溶解し、反応溶液を80℃にて一晩撹拌した。水素化ホウ素ナトリウム(410.9mg、10.9mmol、4.0当量)を溶液中に0℃にて加えた。反応が完了した後、溶媒を除去した。残渣をCH2Cl2に溶解し、飽和NH4Cl(水溶液)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物20-1(1.73g、66%)を得た。
CH2Cl2中の化合物20-1(192.9mg、0.2mmol、1.0当量)に、トリエチルアミン(5.9mL、42.1mmol、6.0当量)及び1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド(500mg、1.94mmol、5.0当量)を加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(水溶液)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物20-2(141.4mg、60%)を得た。
MeOH(16mL)中の化合物20-2(948.2mg、0.8mmol)に、0.5NのLiOH(水溶液)を加えた。反応混合物を室温にて一晩撹拌した。反応が完了した後、溶媒を除去した。残渣をCH2Cl2に再溶解し、2NのHCl(水溶液)で抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物20-3(795.2mg、85%)を得た。
CH2Cl2(13.7mL)中の化合物20-3(795.2mg、0.7mmol、1.1当量)、EDCI(195.1mg、1.0mmol、1.5当量)及びHOBt(137.9mg、1.0mmol、1.5当量)の混合物を室温にて1時間撹拌した。{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-カルバミン酸tert-ブチルエステル(253.4.0mg、1.0mmol、1.5当量)及びN-メチルモルホリン(206.4mg、2.0mmol、3.0当量)のCH2Cl2(2.0mL)溶液を反応混合物に加え、結果として生じた反応溶液を室温にて15時間撹拌した。次いで、反応混合物を飽和NH4Cl(水溶液)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物20-4(690.8mg、73%)を得た。
化合物20-4のCH2Cl2(1.0mL)溶液に、TFA(1.0mL)を加えた。反応混合物を室温にて一晩撹拌した。反応が完了した後、過剰量のTFAを真空下で除去し、N-{2-[2-(2-アミノエトキシ)エトキシ]エチル}-4-[([4-(3,5-ビス{[{[6-(ヘキサノイルアミノ)ピリジン-2-イル]メチル}(ピリジン-2-イルメチル)アミノ]メチル}フェノキシ)ブチル]{[1-(4-クロロフェニル)シクロヘキシル]カルボニル}アミノ)メチル]ベンズアミドを得た。
CH2Cl2中のリンカーd(92.6mg、0.1mmol、1.2当量)、EDCI(42.0mg、0.2mmol、2.0当量)及びHOBt(29.6mg、0.2mmol、2.0当量)の混合物を室温にて1時間撹拌した(1.2mL)。N-{2-[2-(2-アミノエトキシ)エトキシ]エチル}-4-[([4-(3,5-ビス{[{[6-(ヘキサノイルアミノ)ピリジン-2-イル]メチル}(ピリジン-2-イルメチル)アミノ]メチル}フェノキシ)ブチル]{[1-(4-クロロフェニル)シクロヘキシル]カルボニル}アミノ)メチル]ベンズアミド(0.1mmol、1.0当量)及びN-メチルモルホリン(66.6mg、0.7mmol、6.0当量)のCH2Cl2(1.0mL)溶液を反応混合物に加えた。結果として生じた反応溶液を室温にて一晩撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物20(97.3mg、47%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.96(br,2H),8.49(d,J=4.4Hz,2H),8.13(d,J=8.0Hz,2H),7.75-7.63(m,4H),7.56(t,J=7.2Hz,2H),7.49(d,J=7.6Hz,2H),7.27-7.20(m,6H),7.20-7.11(m,4H),6.98(br,1H),6.88-6.81(m,2H),6.74-6.62(m,4H),6.42(dd,J=15.1,11.2Hz,1H),6.35-6.24(m,2H),5.68(dd,J=15.1,9.0Hz,1H),5.38(br,1H),4.85-4.72(m,1H),4.62-4.50(m,1H),4.28(t,J=10.8Hz,1H),4.19-4.04(m,1H),3.98(s,3H),3.92-3.83(m,1H),3.78(s,4H),3.73-3.68(m,5H),3.68-3.60(m,11H),3.58(s,4H),3.54-3.39(m,6H),3.32(s,3H),3.21(s,3H),3.12(d,J=12.4Hz,1H),3.02(d,J=9.6Hz,1H),2.89-2.83(m,5H),2.66-2.56(m,1H),2.52-2.44(m,3H),2.36-2.26(m,2H),2.20-2.15(m,1H),2.08-1.98(m,7H),1.88-1.81(m,1H),1.64(s,3H),1.58-1.45(m,8H),1.32-1.20(m,30H),0.84-0.80(m,9H).ESI-MS C116H152Cl2N14O18S2:2163.0228、実測値:716.5(M+3H3+)3+。純度:95%。
化合物21の合成
スキーム35.化合物21を調製するための試薬及び条件:(1)メチル4-ホルミルベンゾエート、MeOH、80℃;NaBH4、0℃、66%。(2)1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド、N,N-ジエチルエタンアミン、DCM、60%。(3)LiOH(水溶液)、MeOH。(4)Tert-ブチル{2-[2-(2-アミノエトキシ)エトキシ]エチル}カルバメート、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、15時間、73%。(5)TFA、DCM。(6)リンカーb、EDCl、HOBt、N-メチルモルホリン、DCM、一晩、47%。
化合物21は、化合物20と同様の様式で調製した。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.95(br,2H),8.49(d,J=4.8Hz,2H),8.13(d,J=8.4Hz,2H),7.74-7.64(m,4H),7.56(t,J=8Hz,2H),7.49(d,J=7.6Hz,2H),7.26-7.23(m,6H),7.21-7.11(m,4H),6.98(br,1H),6.85-6.80(m,2H),6.72-6.65(m,3H),6.63(s,1H),6.42(dd,J=15.1,11.0Hz,1H),6.33-6.24(m,2H),5.66(dd,J=15.1,9.2Hz,1H),5.34(br,1H),4.83-4.76(m,1H),4.59-4.50(m,1H),4.29(t,J =11Hz,1H),4.17-4.05(m,1H),3.98(s,3H),3.94-3.82(m,1H),3.78(s,4H),3.74-3.33(m,22H),3.32(s,3H),3.22(s,3H),3.12(d,J=12.4Hz,1H),3.02(d,J=9.6Hz,1H),2.99-2.92(m,1H),2.89-2.77(m,8H),2.71-2.48(m,5H),2.36-2.21(m,2H),2.21-2.15(m,1H),2.09-1.98(m,4H),1.64-1.37(m,18H),1.36-1.08(m,20H),0.87-0.77(m,9H).ESI-MS C113H146Cl2N14O18S2:2120.9758、実測値:708.96(M+3H+)3+。純度:95%。
化合物22の合成
スキーム36.リンカーcを調製するための試薬及び条件:(1)2,2’-ジチオビス(5-ニトロピリジン)、NMM、DMF、THF、15時間、83%。(2)4-メルカプト-4-メチルペンタン酸、DMF、THF、50mMのリン酸カリウム緩衝液pH7.5、室温、15時間、29%。
スキーム37.化合物22を調製するための試薬及び条件:(1)ビフェニル-4-カルボキサルデヒド、NaBH4、MeOH、70℃、24時間、68%。(2)1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸、HBTU、HOBt、NMM、18時間、70%。(3)TFA、DCM、2時間。(4)リンカーc、EDCI、HOBt、NMM、18時間、36%。
DM-1(0.2g、0.27mmol)のDMF(9mL)溶液に、2,2’-ジチオビス(5-ニトロピリジン)(0.19g、0.62mmol)のTHF(19mL)溶液を加えた。次いで、N-メチルモルホリン(NMM、1.43mmol、0.16mL)を、撹拌した溶液に加えた。結果として生じた反応溶液を室温にて15時間撹拌し、飽和NaHCO3(水溶液)上に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。生成物を、メタノール/ジクロロメタン(3/97)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、(14S,16S,32S,33S,2R,4S,10E,12E,14R)-86-クロロ-14-ヒドロキシ-85,14-ジメトキシ-33,2,7,10-テトラメチル-12,6-ジオキソ-7-アザ-1(6,4)-オキサジナナ(oxazinana)-3(2,3)-オキシラナ(oxirana)-8(1,3)-ベンゼナシクロテトラデカファン-10,12-ジエン-4-イルN-メチル-N-(3-((5-ニトロピリジン-2-イル)ジスルファネイル)プロパノイル)-L-アラニネートを白色の固体(0.20g、83%)として得た。
4-メルカプト-4-メチルペンタン酸(49.80mg、0.34mmol)のTHF(0.75mL)溶液、及びリン酸カリウム緩衝液(50mM、pH7.5、2.80mL)に、DMF(3.36mL)中の(14S,16S,32S,33S,2R,4S,10E,12E,14R)-86-クロロ-14-ヒドロキシ-85,14-ジメトキシ-33,2,7,10-テトラメチル-12,6-ジオキソ-7-アザ-1(6,4)-オキサジナナ-3(2,3)-オキシラナ-8(1,3)-ベンゼナシクロテトラデカファン-10,12-ジエン-4-イルN-メチル-N-(3-((5-ニトロピリジン-2-イル)ジスルファネイル)プロパノイル)-L-アラニネート(0.20g、0.22mmol)を加え、反応溶液を室温にて15時間撹拌した。次いで、溶媒を真空中で除去した。生成物を、メタノール/CH2Cl2(3/97)を有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、リンカーcを白色の固体(57.00mg、29%)として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 6.83(s,1H),6.68-6.61(m,2H),6.46-6.38(m,2H),6.466.38(m,2H),5.64(dd,J=15.6,8.8Hz,1H),5.27(br,1H),4.81(dd,J=12.4,3.2Hz,1H),4.30(t,J=12.0Hz,1H),3.98(s,3H),3.65(d,J=12.8Hz,1H),3.49(d,J=9.2Hz,1H),3.36(s,3H),3.24(s,3H),3.11(d,J=13.2Hz,1H),3.00(d,J=9.2Hz,1H),2.97-2.9(m,1H),2.89(s,3H),2.88-2.73(m,2H),2.70-2.57(m,3H),2.40-2.32(m,2H),2.19(dd,J=14.4,3.2Hz,1H),1.92-1.82(m,2H),1.65(s,3H),1.60(d,J=13.6Hz,1H),1.51-1.40(m,1H),1.36-1.24(m,6H),1.21(d,J=2.8Hz,6H),0.91-0.82(m,1H),0.81(s,3H).ESI-MS C41H58ClN3O12S2:883.3、実測値:882.1(M-H+)-。純度:95%。
BPRDP0107(200mg、0.246mmol)のMeOH(3mL)溶液に、室温にてビフェニル-4-カルボキサルデヒド(90mg、0.491mmol)を加えた。次いで、反応溶液を70℃にゆっくりと温め、一晩撹拌した。反応が完了した後、結果として生じた溶液を0℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(37mg、0.983mmol)を加えた。溶液を室温にゆっくりと温め、2時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)中に注ぎ、濃縮し、DCMで2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の5%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物22-1(165mg、68%)を得た。
1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸(65mg、0.149mmol)のDCM(1.5mL)溶液に、室温にてO-(ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU、85mg、0.223mmol)及びヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、30mg、0.223mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物22-1(73mg、0.074mmol)及びN-メチルモルホリン(NMM、0.07mL、0.594mmol)を連続的に加えた。結果として生じた反応溶液を18時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、DCMで2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の5%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物22-2(73mg、70%)を得た。
化合物22-2(47mg、0.034mmol)のDCM(0.5mL)溶液に、室温にてTFA(0.5mL)を加え、反応溶液を2時間撹拌した。反応が完了した後、過剰量のTFAを減圧下で除去し、化合物22-3を得た。
リンカーc(85mg、0.096mmol)のDCM(1mL)溶液に、室温にて1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI、27mg、0.143mmol)及びHOBt(19mg、0.143mmol)を加え、次いで、反応物を30分間撹拌した。化合物22-3(83mg、0.064mmol)及びNMM(0.04mL、0.382mmol)を連続的に加えた。結果として生じた反応溶液を18時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、DCMで2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の5%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物22(50mg、36%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.99(br,2H),8.48(d,J=5.1Hz,2H),8.13(dd,J=8.2,2.7Hz,2H),7.67(t,J=7.9Hz,2H),7.58-7.28(m,12H),7.27-7.18(m,8H),7.16-7.11(m,2H),6.97(br,1H),6.87(br,1H),6.83-6.81(m,1H),6.72-6.59(m,4H),6.43-6.33(m,2H),5.57(dd,J=15.2,9.2Hz,1H),5.31(br,1H),4.78-4.68(m,1H),4.65-4.35(m,5H),4.33-4.24(m,2H),4.24-3.99(m,4H),3.97(s,3H),3.94-3.87(m,2H),3.79-3.48(m,19H),3.47-3.33(m,3H),3.30-3.15(m,7H),3.08(d,J=13.2Hz,1H),3.02(d,J=9.7Hz,1H),2.97-2.88(m,1H),2.87-2.66(m,6H),2.66-2.52(m,3H),2.29-2.12(m,3H),2.10-1.98(m,4H),1.93-1.82(m,2H),1.80-1.69(m,2H),1.62(s,3H),1.55-1.48(m,5H),1.29-1.11(m,24H),0.84-0.77(m,9H).ESI-MS C118H151ClN14O19S2:2169.13、実測値:724.46(M+3H+)3+。純度:95%。
化合物23の合成
スキーム38.化合物23を調製するための試薬及び条件:(1).メチル4-ホルミルベンゾエート、MeOH;NaBH4、MeOH。(2).1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニルクロリド、Et3N、DCM。(3).LiOH、MeOH。(4).4-({{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-[1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニル]-アミノ}-メチル)-安息香酸メチルエステル、HOBt、EDCI、DCM。(5).LiOH、MeOH。(6).DM-1、DMAP、EDCI、DMF。
化合物23-1(500mg、0.61mmol)を、メチル4-ホルミルベンゾエート(200mg、1.21mmol)のMeOH溶液に加えた。次いで、水素化ホウ素ナトリウムを加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌した。MeOHを除去し、残渣をCH2Cl2に溶解した。生成物を1MのHCl(水溶液)でプロトン化した。水溶液を中和し、CH2Cl2で3回抽出した。有機抽出物を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、化合物23-2を黄色の油(500mg、0.52mmol、86%)として得た。
化合物23-2(500mg、0.52mmol)を、1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド及びトリエチルアミンのCH2Cl2溶液中に加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌した。生成物を1MのHCl(水溶液)でプロトン化した。水溶液を中和し、CH2Cl2で抽出した。有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮し、化合物23-3を黄色の油(440mg、0.37mmol、71%)として得た。
化合物23-3(440mg、0.37mmol)のMeOH溶液に、0.5MのLiOH(水溶液)を加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をCH2Cl2に再溶解した。不溶性沈殿物を濾過した。濾液をCH2Cl2で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空下で濃縮し、化合物23-4を黄色の粉末(330mg、0.28mmol、75%)として得た。
化合物23-4(200mg、0.17mmol)をCH2Cl2に室温にて溶解した。1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、60mg、0.38mmol)、ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、60mg、0.44mmol)、及び4-({{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-[1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニル]-アミノ}-メチル)-安息香酸メチルエステル(100mg、0.19mmol)を加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌した。生成物を1MのHCl(水溶液)でプロトン化した。水溶液を中和し、CH2Cl2で抽出した。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物23-5(100mg、0.06mmol、35%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δ 8.95(s,2H),8.47(d,J=4.7Hz,2H),8.12(d,J=8.2Hz,2H),7.92(d,J=7.6Hz,2H),7.66(t,J=8.2Hz,4H),7.53(m,2H),7.48(d,J=7.7Hz,2H),7.19(m,,11H),6.96(s,2H),6.67(s,2H),3.88(s,4H),3.76(s,4H),3.72-3.44(m,18H),2.23(dd,J=23.1,15.9Hz,7H),2.10-1.93(m,5H),1.81-1.44(m,21H),1.37-1.02(m,18H),0.83(dt,J=20.6,6.8Hz,6H).
化合物23-5(100mg、0.06mmol)のMeOH溶液に、0.5MのLiOH(水溶液)を加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をCH2Cl2に溶解した。不溶性沈殿物を濾過した。濾液をCH2Cl2で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空下で濃縮し、化合物23-6を黄色の粉末(100mg、0.06mmol、100%)として得た。
化合物23-6(100mg、0.06mmol)をDM-1(40mg、0.05mmol)、DMAP(10mg、0.08mmol)、及びEDCl(15mg、0.07mmol)のDMF(5ml)溶液に加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌し、水でクエンチし、CH2Cl2で抽出した。抽出物を凝縮し、残渣を得た。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物23(25mg、0.01mmol、16%)を得た。1H NMR(400MHz,cdcl3)δ 8.94(s,2H),8.48(d,J=4.3Hz,2H),8.12(d,J=8.2Hz,2H),7.66(t,J=7.9Hz,4H),7.58(d,J=13.4Hz,2H),7.53(d,J=7.6Hz,2H),7.48(d,J=7.7Hz,2H),7.28(s,1H),7.25-7.08(m,14H),6.92(d,J=26.7Hz,3H),6.77(d,J=11.6Hz,3H),6.67(d,J=8.5Hz,4H),6.43(dd,J=15.3,11.2Hz,1H),6.27(s,1H),5.63(dd,J=15.3,9.0Hz,1H),5.44(q,J=6.7Hz,1H),4.73(dd,J=12.0,2.9Hz,1H),4.54(s,1H),4.26(d,J=11.9Hz,1H),4.09(s,1H),3.94(s,3H),3.76(d,J=8.2Hz,6H),3.68(s,6H),3.59(d,J=14.4Hz,13H),3.49(d,J=9.1Hz,3H),3.35(s,5H),3.28-3.18(m,3H),3.13-3.00(m,7H),2.80(s,4H),2.66(br,1H),2.61-2.51(m,1H),2.15(dd,J=14.3,2.7Hz,3H),2.05(s,5H),1.84(s,11H),1.56-1.42(m,10H),1.34-1.09(m,25H),0.81(t,J=7.0Hz,6H),0.79(s,3H). ESI-MS C131H161Cl3N14O19S2+:1186.54、実測値:1187.79(M2+)。HPLC純度:98%
化合物24の合成
スキーム39.中間体bを調製するための試薬及び条件:DM-1、EDCI、DMAP、DMF、室温、1時間、70%。
スキーム40.化合物24を調製するための試薬及び条件:(1)メチル4-ホルミルベンゾエート、MeOH、室温、15時間。(2)NaBH4、0℃、1時間、60%。(3)1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド、TEA、DCM、0℃、1時間、70%。(4)LiOH(0.5N)、MeOH、室温、15時間、90%。(5)4-アミノ酪酸メチル塩酸塩、2-モルホリノエチルイソシアニド、(ビシクロ[6.1.0]ノナ-4-イン-9-イル)メチル4-オキソピペリジン-1-カルボキシレート、MeOH、室温、15時間、60%。(6)中間体b、DMF、室温、1時間、80%。
撹拌した化合物a(50mg、0.095mmol、1当量)のDMF(5mL)溶液に、室温にてDM-1(90mg、0.12mmol、1.3当量)、EDCI(36mg、0.19mmol、2当量)、及びDMAP(23mg、0.19mmol、2当量)をゆっくりと連続的に加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて1時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)及び水(3×200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物を、酢酸エチル/ヘキサン(9/1)を有するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって精製し、中間体b(83mg、70%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 7.60(d,J=6.6Hz,2H),7.30-7.26(m,2H),7.21-7.19(m,3H),6.92(m,1H),6.82-6.76(m,2H),6.65(s,1H),6.48-6.40(m,1H),6.34(m,1H),5.63(q,J=8.7Hz,1H),5.48-5.41(m,1H),4.76-4.71(m,1H),4.31-4.24(m,2H),3.97-3.95(m,4H),3.78(d,J=12.6Hz,1H),3.68(m,1H),3.62-3.49(m,6H),3.39-3.26(m,7H),3.17-3.01(m,7H),2.85-2.77(m,4H),2.70-2.52(m,3H),2.18-2.12(m,3H),1.64-1.56(m,8H),1.31-1.23(m,9H),0.89-0.78(m,6H).
撹拌したDPA(1g、1.7mmol、1当量)のメタノール(50mL)溶液に、室温にてメチル4-ホルミルベンゾエート(560mg、3.4mmol、2当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。溶液を0℃に冷却した後、水素化ホウ素ナトリウム(970mg、25.5mmol、15当量)を加えた。混合物を0℃にて1時間撹拌した。MeOHの除去の後、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200ml)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(1/9)を有するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって精製し、化合物24-1(750mg、60%)を得た。
撹拌した化合物24-1(500mg、0.68mmol、1当量)の乾燥DCM(50mL)溶液に、0℃にて1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド(700mg、2.72mmol、4当量)及びTEA(2mL)をゆっくりと連続的に加えた。結果として生じた反応混合物を1時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(7/93)を有するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって精製し、化合物24-2(455mg、70%)を得た。
撹拌した化合物24-2(500mg、0.52mmol)のメタノール(10mL)溶液に、室温にてLiOH水溶液(10mL、0.5N)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOHの除去の後、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物24-3(440mg、90%)を得た。
撹拌した化合物24-3(100mg、0.107mmol、1当量)のメタノール(0.5mL)溶液に、室温にて4-アミノ酪酸メチル塩酸塩(80mg、0.535mmol、5当量)、2-モルホリノエチルイソシアニド(100mg、0.75mmol、7当量)、及び(ビシクロ[6.1.0]ノナ-4-イン-9-イル)メチル4-オキソピペリジン-1-カルボキシレート(60mg、0.21mmol、2当量)をゆっくりと連続的に加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOHの除去の後、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(1/9)を有するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって精製し、化合物24-4(93mg、60%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.49(d,J=8.49Hz,4H),7.62-7.56(m,8H),7.36(d,J=6.8Hz,2H),7.27-7.24(m,3H),7.21-7.15(m,2H),7.13-7.10(m,5H),6.99(s,1H),6.80(s,2H),4.58(s,1H),4.12(s,1H),4.00-3.91(m,4H),3.79(s,8H),3.71-3.64(m,8H),3.51(s,3H),3.43-3.37(m,6H),3.24(m,1H),2.92(m,1H),2.49(m,6H),2.40-2.24(m,12H),2.15-2.04(m,6H),1.78-1.62(m,10H),1.41-1.25(m,4H),0.88-0.81(m,2H),0.75-0.69(m,1H).ESI-MS C85H102ClN11O9:1455.7551、実測値729(EM+2H+)/2。
撹拌した化合物24-4(30mg、0.021mmol、1当量)のDMF(3mL)溶液に、室温にて中間体b(26mg、0.021mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて1時間撹拌した。溶媒を除去し、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2溶液を水(2×200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(1/9)を有するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって精製し、化合物24(45mg、80%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 8.50(d,J=4.8Hz,4H),7.63-7.57(m,10H),7.36(d,J=7.5Hz,2H),7.29-7.10(m,15H),7.01-6.91(m,2H),6.80-6.76(m,4H),6.65(s,1H),6.48-6.39(m,1H),6.23(m,1H),5.67-5.59(m,1H),5.46-5.43(m,1H),4.73(d,J=9.0Hz,1H),4.58(s,1H),4.36-4.26(m,2H),4.12(s,1H),3.94(m,8H),3.79-3.75(m,9H),3.73-3.65(m,9H),3.51-3.34(m,20H),3.29-3.22(m,3H),3.07-3.00(m,7H),2.92-2.86(m,1H),2.81(m,4H),2.69-2.61(m,3H),2.56-2.48(m,6H),2.34(m,12H),2.17-2.04(m,7H),1.92-1.85(m,2H),1.76-1.58(m,18H),1.34-1.25(m,13H),0.89-0.79(m,9H).ESI-MS C147H181Cl3N18O23S:2703.23、実測値903(EM+3H+)/3。
化合物25の合成
スキーム41.化合物24を調製するための試薬及び条件:(1)無水コハク酸、DCM、室温、15時間、90%。(2)4-アミノ酪酸メチル塩酸塩、2-モルホリノエチルイソシアニド、(ビシクロ[6.1.0]ノナ-4-イン-9-イル)メチル4-オキソピペリジン-1-カルボキシレート、MeOH、室温、15時間、50%。(3)中間体b、DMF、室温、1時間、75%。
撹拌したBPRDP0157(1g、1.26mmol、1当量)の乾燥DCM(100mL)溶液に、室温にて無水コハク酸(140mg、1.39mmol、1.1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を15時間撹拌した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2溶液をNaHCO3(200mL)の飽和水溶液で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、化合物25-1(1g、90%)を得た。1H NMR(400MHz,CD3OD):δ 7.84(d,J=8.0Hz,2H),7.68-7.64(m,2H),7.19(d,J=7.2Hz,2H),7.05(m,4H),6.94(s,1H),6.79(s,2H),3.95(t,J=5.6Hz,2H),3.80(s,4H),3.63(s,4H),3.61(s,4H),3.23(t,J=7.2Hz,2H),2.54-2.52(m,2H),2.46-2.38(m,6H),1.78-1.76(m,2H),1.71-1.67(m,6H),1.37-1.34(m,8H),0.96-0.90(m,6H). ESI-MS C48H65N11O6:891.5119、実測値892(EM+H+)。
撹拌した化合物25-1(100mg、0.11mmol、1当量)のメタノール(0.5mL)溶液に、室温にて4-アミノ酪酸メチル塩酸塩(85mg、0.55mmol、5当量)及び2-モルホリノエチルイソシアニド(110mg、0.77mmol、7当量)及び(ビシクロ[6.1.0]ノナ-4-イン-9-イル)メチル4-オキソピペリジン-1-カルボキシレート(61mg、0.22mmol、2当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて15時間撹拌した。MeOHの除去の後、結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。次いで、CH2Cl2溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(1/9)を有するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって精製し、化合物25-2(79mg、50%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.05(d,J=8.4Hz,2H),7.63-7.59(m,2H),7.27(s,1H),7.16(d,J=7.6Hz,2H),6.97(m,4H),6.59(s,2H),3.97(m,2H),3.89(t,J=5.6Hz,2H),3.71(s,4H),3.69-3.62(m,15H),3.53(s,4H),3.44-3.40(m,2H),3.27-3.22(m,4H),2.65-2.63(m,2H),2.51-2.46(m,2H),2.40-2.31(m,18H),2.26-2.23(m,2H),2.14-2.10(m,2H),1.95-1.90(m,2H),1.78-1.59(m,8H),1.31-1.24(m,10H),0.88-0.81(m,8H),0.73-0.66(m,1H).ESI-MS C76H107N15O11:1405.83、実測値704(EM+2H+)/2。
撹拌した化合物25-2(52mg、0.037mmol、1当量)のDMF(10mL)溶液に、室温にて中間体b(46mg、0.037mmol、1当量)をゆっくりと加えた。結果として生じた反応混合物を室温にて1時間撹拌した。結果として生じた残渣をCH2Cl2(200mL)で抽出した。CH2Cl2溶液を水(2×200mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。結果として生じた残渣を、MeOH/DCM(1/9)を有するシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーによって精製し、化合物25(74mg、75%)を得た。1H NMR(400MHz,CDCl3):δ 8.04(d,J=10.0Hz,2H),7.66-7.61(m,4H),7.28-7.26(m,3H),7.20-7.13(m,5H),6.99(m,4H),6.92(m,1H),6.79-6.76(m,2H),6.66-6.61(m,3H),6.47-6.38(m,2H),5.68-5.62(m,1H),5.47-5.42(m,1H),4.73(d,J=8.8Hz,1H),4.35-4.32(m,1H),4.30-4.25(m,1H),3.94-3.86(m,8H),3.78-3.75(m,5H),3.68-3.64(m,16H),3.56(s,4H),3.50-3.43(m,8H),3.35-3.31(m,5H),3.28-3.25(m,6H),3.08-3.00(m,6H),2.81-2.74(m,4H),2.67-2.65(m,3H),2.60-2.54(m,2H),2.50(m,2H),2.44(m,6H),2.38-2.35(m,14H),2.17-2.13(m,3H),1.95(m,2H),1.77-1.61(m,18H),1.33-1.20(m,19H),0.89-0.73(m,15H).ESI-MS C138H186Cl2N22O25S:2653.3057、実測値886(EM+3H+)/3。
化合物26の合成
スキーム42.化合物26を調製するための試薬及び条件:(1)ビフェニル-4-カルボキサルデヒド、NaBH4、MeOH、70℃、24時間、65%。(2)1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸、HBTU、HOBt、NMM、18時間、83%。(3)TFA、DCM、2時間。(4)3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸、EDCI、HOBt、NMM、19時間、52%。
BPRDP0157(1000mg、1.263mmol)のMeOH(13mL)溶液に、室温にてビフェニル-4-カルボキサルデヒド(460mg、2.525mmol)を加えた。次いで、反応溶液を70℃にゆっくりと温め、一晩撹拌した。反応が完了した後、反応混合物を0℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(191mg、5.050mmol)を混合物中に加えた。結果として生じた溶液を室温にゆっくりと温め、4時間撹拌した。反応混合物を飽和NH4Cl(水溶液)中に注いだ。溶媒を除去し、残渣をDCMで2回抽出した。合わせた有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣は、化合物26-1(784mg、65%)へと、逆相クロマトグラフィー(H2O中の70%のMeOH)によって精製した。
1-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)-3-オキソ-5,8,11-トリオキサ-2-アザトリデカン-13-酸(433mg、0.982mmol)のDCM(16mL)溶液に、室温にてO-(ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU、621mg、1.637mmol)及びヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、221mg、1.637mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物26-1(784mg、0.818mmol)及びN-メチルモルホリン(NMM、0.18mL、1.637mmol)を連続的に加えた。反応溶液を18時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、次いで、DCMで抽出した。有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の3%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物26-2(936mg、83%)を得た。
化合物26-2(450mg、0.326mmol)のDCM(3mL)溶液に、室温にてTFA(3mL)を加えた。反応溶液を2時間撹拌した。反応が完了した後、過剰量のTFAを減圧下で除去し、化合物26-3を得た。
3-[(3-{[(2R)-1-{[(1R,2S,3R,6R,16E,18E,20S,21R)-11-クロロ-21-ヒドロキシ-12,20-ジメトキシ-2,5,9,16-テトラメチル-8,23-ジオキソ-4,24-ジオキサ-9,22-ジアザテトラシクロ[19.3.1.110,14.03,5]ヘキサコサ-10(26),11,13,16,18-ペンタエン-6-イル]オキシ}-1-オキソプロパン-2-イル](メチル)アミノ}-3-オキソプロピル)ジスルファニル]プロパン酸(329mg、0.391mmol)のDCM(7mL)溶液に、室温にて1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC、125mg、0.651mmol)及びHOBt(88mg、0.651mmol)を加えた。反応溶液を30分間撹拌した。化合物26-3(417mg、0.326mmol)及びNMM(0.3mL、2.605mmol)を連続的に加えた。反応溶液を19時間撹拌し、飽和NH4Cl(水溶液)でクエンチし、次いで、DCMで抽出した。有機抽出物をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、DCM中の5%のMeOHを有するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物26(357mg、52%)を得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 11.74(br,1H),8.78(br,2H),8.05(d,J=8.3Hz,2H),7.66-7.25(m,17H),7.22(s,1H),7.09-7.02(m,1H),7.01-6.92(m,5H),6.85-6.80(m,1H),6.71-6.53(m,6H),6.47-6.34(m,1H),5.68(dd,J=15.3,8.7Hz,1H),5.32(br,1H),4.84-4.74(m,1H),4.58(d,J=26.4Hz,2H),4.46-4.24(m,5H),4.17-3.99(m,4H),3.97(s,3H),3.93-3.89(m,2H),3.70-3.41(m,22H),3.28-3.19(m,7H),3.11(d,J=12.6Hz,1H),3.03-2.92(m,2H),2.83(s,3H),2.69-2.52(m,9H),2.31(t,J=7.5Hz,4H),1.76-1.61(m,12H),1.52-1.41(m,2H),1.35-1.22(m,16H),0.91-0.84(m,6H),0.80(s,3H). ESI-MS C111H143ClN16O19S2:2105.0、実測値:702.7(M+3H+)3+。純度:95%。
化合物27の合成
スキーム43.化合物27を調製するための試薬及び条件:(1).メチル4-ホルミルベンゾエート、MeOH;NaBH4、MeOH;1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニルクロリド、Et3N、DCM。(2).LiOH、MeOH。(3).4-({{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-[1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニル]-アミノ}-メチル)-安息香酸メチルエステル、HOBt、EDCI、DCM。(4).LiOH、MeOH。(5).DM-1、DMAP、EDCI、DCM。
BPRDP0157(300mg、0.37mmol)を、メチル4-ホルミルベンゾエート(200mg、1.21mmol)のMeOH溶液中に加えた。反応溶液を室温にて2時間撹拌した。次いで、水素化ホウ素ナトリウムを結果として生じた溶液に加えた。MeOHを除去し、残渣をCH2Cl2に溶解した。プロトン化生成物をCH2Cl2から1MのHCl(水溶液)を用いて抽出した。水性抽出物を中和し、CH2Cl2で抽出した。有機抽出物を合わせ、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣に、CH2Cl2中の1-(4-クロロフェニル)シクロヘキサンカルボニルクロリド及びトリエチルアミンを加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌し、濃縮した。粗残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物27-1(160mg、0.13mmol、35%)を得た。
化合物27-1(160mg、0.13mmol)のMeOH溶液に、0.5MのLiOH(水溶液)を加えた。反応溶液を室温にて15時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をCH2Cl2に再溶解した。不溶性固体を濾過した。濾液をCH2Cl2で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空下で濃縮し、化合物27-2を黄色の粉末(137mg、0.12mmol、92%)として得た。
化合物27-2(136mg、0.12mmol)をCH2Cl2に室温にて溶解した。1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDCI、60mg、0.38mmol)、ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt、60mg、0.44mmol)、及び4-({{2-[2-(2-アミノ-エトキシ)-エトキシ]-エチル}-[1-(4-クロロ-フェニル)-シクロヘキサンカルボニル]-アミノ}-メチル)-安息香酸メチルエステル(100mg、0.19mmol)を溶液に加えた。結果として生じた反応溶液を室温にて2時間撹拌し、溶媒を除去した。粗残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物27-3(180mg、0.11mmol、91%)を得た。1H NMR(400MHz,cdcl3)δ 8.36(br,2H),7.67(d,J=8.0Hz,2H),7.53(m,3H),7.21(m,3H),6.86(m,14H),6.57(m,4H),6.09(s,1H),4.15(s,2H),3.81(br,3H),3.49(m,3H),3.13(m,26H),1.81(m,11H),1.25(m,18H),0.84(m,14H),0.46(m,3H).
化合物27-3(180mg、0.11mmol)のMeOH溶液に、0.5MのLiOH(水溶液)を加えた。反応混合物を室温にて15時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をCH2Cl2に再溶解した。不溶性固体を濾過した。濾液をCH2Cl2で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、真空下で濃縮し、化合物27-4を黄色の粉末(140mg、0.08mmol、72%)として得た。
化合物27-4(100mg、0.06mmol)を、DM-1(70mg、0.09mmol)、DMAP(10mg、0.08mmol)、及びEDCl(20mg、0.10mmol)のCH2Cl2(10ml)溶液に加えた。反応溶液を室温にて1時間撹拌し、水でクエンチし、CH2Cl2で抽出した。抽出物を凝縮し、残渣を得た。残渣をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、化合物27(20mg、0.008mmol、13%)を得た。1H NMR(400MHz,cdcl3)δ 8.72(s,2H),8.07(d,J=8.2Hz,2H),7.74-7.52(m,6H),7.28(s,1H),7.24(s,1H),7.22-7.13(m,7H),6.97(s,6H),6.91-6.83(m,2H),6.77(d,J=16.9Hz,2H),6.66(s,1H),6.52(s,2H),6.43(dd,J=13.2,9.2Hz,2H),5.65(dd,J=15.2,9.1Hz,1H),5.43(d,J=6.7Hz,1H),4.73(dd,J=12.0,2.8Hz,1H),4.54(s,1H),4.32-4.02(m,4H),3.95(s,3H),3.88(s,1H),3.79-3.41(m,28H),3.37-3.19(m,9H),3.10(d,J=25.0Hz,5H),3.00(d,J=9.7Hz,2H),2.92(s,1H),2.80(s,3H),2.71-2.61(m,1H),2.61-2.51(m,1H),2.32(t,J=7.5Hz,6H),2.15(d,J=11.3Hz,16H),1.36-1.17(m,23H),0.87(t,J=6.6Hz,6H),0.79(s,3H).ESI-MS C127H159Cl3N16O19S2+:1175.54、実測値:1177.46。HPLC純度:95%。
上記の化合物のZn-コンジュゲートを、下記で記載する手順に従って調製した。さらに具体的には、化合物1~27のそれぞれを、ジクロロメタン及びメタノールの溶媒混合物(1:1)を含有する溶液中の2モル当量の硝酸亜鉛と室温にて混合した。反応混合物を超音波処理し、透明な溶液を得た。対応するZn-コンジュゲートは、真空下での溶媒の除去によって、又はエチルエーテルを溶液中に加え、沈殿物を形成させることによって得た。
実施例3:皮下異種移植モデルにおける腫瘍成長の阻害
ヒト膵臓がん細胞(MIA PaCa-2)の成長の阻害における化合物2及び11の有効性、並びにヒトトリプルネガティブ乳がん細胞(HCC1806)の成長の阻害における化合物1~4、23、25、及び26の有効性を下記のようにアセスメントした。
4~5週齢の雄性及び雌性の胸腺欠損NU-Fox1nuヌードマウス(BioLASCO、Taiwan)は、National Health Research Institutes(NHRI)のLaboratory Animal Centerにおいてエアーフィルター及び無菌の敷料材料を備えた殺菌したケージに収容したが、これはAAALAC International認証施設である。全てのマウスに、研究を通して12時間の明/12時間の暗サイクル下で滅菌水及び固形飼料を自由に与えた。動物の取扱い手順及び使用は、National Health Research Institutes(Zhunan、Miaoli、Taiwan)の動物実験委員会によって承認された。
MIA PaCa-2及びHCC1806細胞をフェノールレッド非含有培養培地/Matrigel(商標)(1/1)に懸濁し、1mLのシリンジによってヌードマウスの左側腹部の皮下(s.c.)に埋め込んだ(1×106個の細胞/側腹部)。腫瘍の寸法はデジタルカリパスを使用して週2回測定し、式、すなわち、体積=(長さ×幅^2)/2に基づいて腫瘍体積(mm3)を計算した。
腫瘍担持マウスは、平均腫瘍体積が概ね200mm3に達したときに、無作為化した(群毎にn=7~8)。マウスに、2つの投与量レジメン、すなわち、1~3週間に亘る1回/週及び2回/週で、対照としてビヒクル(10%のDMA/20%のCremophor EL/70%のデキストロース5%溶液)、及び化合物(1~5mg/kg)を静脈内(i.v.)投与した。各動物の腫瘍サイズ及び体重を週に2回測定した。データは平均又は平均±平均値の標準誤差(SEM)として表した。ビヒクル処置された対照及び化合物処置された群の腫瘍体積の間の統計的有意差(p<0.05)は、ANOVA、それに続くStudent-Newman-Keuls多重比較検定を使用することによって決定した。
下記の図1~6に示すように、化合物2及び11は、MIA PaCa-2の成長を有意に阻害し(図1を参照されたい)、化合物1~4、23、25、及び26は、HCC1806の成長を有意に阻害した(図2~6を参照されたい)。
他の実施形態
本明細書において開示されている特色の全ては任意の組合せで合わせてもよい。本明細書において開示されているそれぞれの特色は、同じ、同等、又は同様の目的を果たす代替の特色によって代替し得る。このように、他に明確に述べない限り、開示されているそれぞれの特色は、一般的な一連の同等又は同様の特色の単に一例である。
上記の説明から、当業者は本発明の本質的な特徴を容易に確認することができ、その精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の様々な変更及び修正を行って、これを様々な用法及び条件に適応させることができる。例えば、本発明の化合物と構造的に類似である化合物をまた作製し、表裏反転した(inside-out)ホスファチジルセリンを含有する細胞に関連する状態を処置することにおけるそれらの有効性についてスクリーニングすることができる。このように、他の実施形態はまた特許請求の範囲内である。