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JP7809774B2 - 棒体の連結構造 - Google Patents
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JP7809774B2 - 棒体の連結構造 - Google Patents

棒体の連結構造

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Description

この発明は、棒体の連結構造に関し、特に、例えば、間接活線工事に用いられる間接工事用絶縁操作棒及びそれに連結される先端工具等との連結構造に関する。
従来、間接活線工事用工具と間接活線工事用絶縁操作棒との連結構造について、いくつかの提案がなされている(特許文献1ないし3)。
間接活線工事では作業中の作業者の安全を確保することが極めて重要であり、絶縁操作棒の先端に交換自在に連結された皮剥機などの各種間接活線工事用工具が作業中に不用意に脱落することがないよう配慮されている。
先行文献1の連結構造は、連結金具の掛止溝を、縦溝部分、横溝部分、縦溝部分からなる略逆L字形状の第1のシフト溝部に、横溝部分、縦溝部分からなる略横向きL字形状の第2のシフト溝部を追加し、または、縦溝に追加縦溝を形成している。そして、縦溝中をピンが上端まで動いても横への抜け止めがなされ、ピンが掛止溝から外れ難いものである。
先行文献2の連結構造は、共用操作棒が、棒状部材と先端工具を接続可能な接続部と先端工具をロックするための固定部とを有し、固定部は、傾斜部と傾斜部とが算盤珠状に連接された芯部分と、この芯部分の軸方向に沿ってスライドして先端工具に当接することができるスライド部材とで構成され、スライド部材は、押圧部の各当部が、芯部分の径方向にて芯部分を押し、先端工具を締め付けて固定するように形成されている。
先行文献3の連結構造は、工具部が、円柱状の軸部、一対のプッシュボタン、及び、二つの板ばねを備え、接続金具が、軸穴と一対の切り欠き溝を有し、軸穴には、軸部を導入及び嵌合でき、ノブを把持して、凹部からラッチ板を出没させて、操作棒と先端工具とを接続できるように形成されている。
特開2008-199861号公報 特開2013-102629号公報 特開2017-99141号公報
しかしながら、特許文献1ないし3の発明における連結構造は、十分に安全性が確保されているとは言い難い。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたもので、より一層安全性を担保することができる棒体の連結構造を提供することを目的とする。
この発明の請求項1にかかる棒体の連結構造は、
棒体と前記棒体に連結される被連結部とを連結したロック状態にできる連結構造であって、棒体側の連結部と、被連結部側の連結部とが連結されるように構成された芯部材と、
前記棒体側の領域において棒体の軸方向に移動可能に棒体側に配設される第1連結部材と、前記被連結部側の領域に配設される第2連結部材とを備え、前記第1連結部材は、環状であり、芯部材の周囲に嵌め装填されており、前記第2連結部材は、芯部材嵌挿される連結部取り付け孔が形成され、前記連結部取り付け孔に芯部材を組み合わせて棒体側の連結部と被連結部側の連結部とが連結されるように構成され、前記芯部材は、第2連結部材の第2連結部に設けられた空洞部に形成された連結部取付け孔に嵌挿される形状を備え、前記連結部取り付け孔の中に、柱状の芯部材取り付け部が設けられ、連結部取り付け孔は、その先端側において、被連結部側より棒体側に向けて弾発する弾発部材が配設されており、前記芯部材は、長手方向に穿設された中空環状の中空部を有しており、前記中空部は、中央において、細長くくびれた第1中空部が形成され、第1中空部より先端側において第2中空部が形成され、芯部材は、第1連結部材が介装された領域の外周部に、固定手段を構成する雄ネジ部が設けられており、第1連結部材は、芯部材に介装された領域の筒内に、固定手段を構成する雌ネジ部が設けられており、第1連結部材の固定手段は、芯部材の固定手段に螺合されて、第1連結部材を回すことにより移動させて第1連結部材により第2連結部材を押圧するに適する位置に停止させることができるように構成され、前記棒体は、棒体に連結される被連結部側の領域に、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段が配設され、前記第2連結部材は、棒体側の領域に、前記棒体側の固定手段を停止させる固定手段が形成され、前記第1連結部材及び第2連結部材は、前記第1連結部材の手元側と棒体の先端側との間に介挿された第1弾発部材により、ロック状態のとき先端側に押圧されるように構成され、前記棒体に被連結部を連結したとき、前記第1連結部材は、前記固定手段を構成する雌ネジ部により第2連結部材の第1連結部材側領域に固定されて、第2連結部材の移動を制御して、前記棒体側の固定手段が前記第2連結部材に形成された固定手段から外れないように形成されたことを特徴とする、棒体の連結構造である。
この発明の請求項2にかかる棒体の連結構造は、棒体と前記棒体に連結される被連結部とを連結したロック状態にできる連結構造であって、棒体側の連結部と、被連結部側の連結部とが連結されるように構成された芯部材と、前記棒体側の領域において棒体の軸方向に移動可能に棒体側に配設される第1連結部材と、前記被連結部側の領域に配設される第2連結部材とを備え、前記第1連結部材は、環状であり、芯部材の周囲に嵌め装填されており、前記第2連結部材は、芯部材嵌挿される連結部取り付け孔が形成され、前記連結部取り付け孔に芯部材を組み合わせて棒体側の連結部と被連結部側の連結部とが連結されるように構成され、前記芯部材は、第2連結部材の第2連結部に設けられた空洞部に形成された連結部取付け孔に嵌挿される形状を備え、前記連結部取り付け孔の中に、柱状の芯部材取り付け部が設けられ、連結部取り付け孔は、その先端側において、被連結部側より棒体側に向けて弾発する弾発部材が配設されており、前記芯部材は、長手方向に穿設された中空環状の中空部を有しており、前記中空部は、中央において、細長くくびれた第1中空部が形成され、第1中空部より先端側において第2中空部が形成され、芯部材は、第1連結部材が介装された領域の外周部に、固定手段を構成する雄ネジ部が設けられており、第1連結部材は、芯部材に介装された領域の筒内に、固定手段を構成する雌ネジ部が設けられており、第1連結部材の固定手段は、芯部材の固定手段に螺合されて、第1連結部材を回すことにより移動させて第1連結部材により第2連結部材を押圧するに適する位置に停止させることができるように構成され、前記棒体側の連結部と被連結部側の連結部とは、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されており、前記第1連結部材と前記第2連結部材とは、連結された第1連結部材と第2連結部材とが反対方向に移動することにより分離されるように構成されており、前記第1連結部材及び第2連結部材は、前記第1連結部材の手元側と棒体の先端側との間に介挿された第1弾発部材により、ロック状態のとき先端側に押圧されるように構成され、前記棒体は、連結構造により連結されたものが分離することを防止する分離防止手段を構成する抑止手段が配設されており、前記抑止手段は、第1連結部材を、第2連結部材側に押圧して、前記連結した時に噛み合わされた凸部と凹部とが離れないように構成されたことを特徴とする、棒体の連結構造である。
この発明の請求項3にかかる棒体の連結構造は、前記固定手段は、前記棒体側の連結部に形成された、分離防止手段を構成する第1の固定凸部(ピン)により構成され、前記第2連結部材に形成された固定手段は、前記第2連結部材において、対応した位置に形成された、曲がりくねった分離防止手段を構成する固定溝により構成された、請求項1に記載の棒体の連結構造である。
この発明の請求項4にかかる棒体の連結構造は、柱状の芯部材取り付け部の手元側の端部と中空部の第1中空部の境界壁部との間に存在する第2中空部に、第2弾発部材が配設されており、前記第2弾発部材は、柱状の芯部材取り付け部及び第2連結部をロック時縮んで先端側に押すように構成され、ロック状態では軽く縮んでいる状態で、解除動作で第2連結部材を手前側に引いた時に更に縮んだ状態になるように構成された、請求項1又は2に記載の棒体の連結構造である。
本発明によれば、より一層安全性を担保することができる棒体の連結構造を提供することができる。
この発明の上記の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
本発明の第1の実施の形態である連結構造の正面図解図である。 図1図示の連結構造の正断面図解図である。 図1図示の連結構造の断面図解図であり、(A)は図1A1-A1断面図解図であり、(B)は図1B1-B1断面図解図であり、(C)は図1C1-C1断面図解図である。 図1図示の連結構造の作動を表した正断面図解図であり、(A)はロック解除状態を示す図であり、(B)は連結部を取外した状態を示す図である。 図1図示連結構造の分解した状態の斜視図解図である。 図1図示連結構造の分解した状態の断面図解図である。 図1図示連結構造を備えた操作棒の斜視図解図である。 図1図示連結構造の連結部を取外した状態を示す斜視図解図である。 図1図示連結構造を分解した状態を示す斜視図解図である。 本発明の第2の実施の形態である連結構造の一部を断面とした正面図解図である。 本発明の第2の実施の形態である連結構造の正断面図解図である。 本発明の第2の実施の形態である連結構造の横断面図解図であり、(A)は図10B A2-A2断面図であり、(B)は図10B B2-B2断面図であり、(C)は図10B C2-C2断面図である。 図10図示連結構造の作動を表した正断面図解図であり、(A)はロック解除状態を示す図であり、(B)は連結部を取外した状態を示す図である。 図10図示連結構造を分解した状態を示す斜視図解図である。 図10図示連結構造を分解した状態を示す断面図解図である。 図10図示連結構造を備えた、操作棒の斜視図解図である。 図10図示連結構造の連結部を取外した状態の斜視図解図である。 本発明の第3の実施の形態である連結構造の図解図であり、(A)は正面図解図であり、(B)は正断面図解図である。 本発明の第3の実施の形態である連結構造の横断面図解図であり、(A)は図10B A3-A3断面図であり、(B)は図10B B3-B3断面図であり、(C)は図10B C3-C3断面図である。 本発明の第3の実施の形態である連結構造の作動を表した断面図解図であり、A)はロック解除状態を示す図であり、(B)は連結部を取外した状態を示す図である。 図16図示連結構造の分解した状態の斜視図解図である。 図16図示連結構造の分解した状態の斜視図解図である。 図16図示連結構造を備えた操作棒の斜視図解図である。 図16図示連結構造の連結部を取外した状態の斜視図解図である。 本発明の第4の実施の形態である連結構造の正面図解図である。 図22図示連結構造の分解した状態の斜視図解図である。 図22図示連結構造の分解した状態の図解図であり、(A)は斜視図解図であり、(B)は平面図解図であり、(C)は、図(B)のa-a、b-b及びc-c断面図解図である。 図22図示連結構造の一部を断面とした斜視図解図である。 図22図示連結構造の分解した状態の斜視図解図である。 図22図示連結構造の分解した状態の斜視図解図である。 図22図示連結構造の芯部材の正面図解図である。 図22図示連結構造の連結部を取外した状態の斜視図解図である。 図22図示連結構造の斜視図解図である。 図22図示連結構造の斜視図解図である。 図22図示連結構造の正面図解図であり、(A)はロック状態を示す図であり、(B)は仮ロック状態を示す図である。 図22図示連結構造の正面図解図であり、(A)はロック解除状態を示す図であり、(B)は連結部取外し状態を示す図である。 図22図示連結構造を備えた操作棒の斜視図解図である。 図1図示連結構造を備えた、変形例である操作棒の斜視図解図である。 図10図示連結構造を備えた、変形例である操作棒の斜視図解図である。 図16図示連結構造を備えた、変形例である操作棒の斜視図解図である。 図22図示連結構造を備えた、変形例である操作棒の斜視図解図である。
(定義)
この発明に係る棒体の手に持つ方の側を手元あるいは手元側といい、前記手元側とは反対側の先端側を先端あるいは先端側と言う。
この発明に係る棒体における長手方向に延びる中心線を軸線と言い、その軸線の伸びる方向を軸方向と言う。棒体の外周方向に沿った方向を周方向と言う。
この発明に係る棒体の連結構造は、例えば、棒体の先端側において棒体の先端と連結工具の棒体に取り付けられる部位との連結構造、あるいは二つに分割された棒体を連結する連結構造が、代表例である。
この明細書においては、連結工具、先端工具及び二つに分割された内の一方を、連結具と称する。
この発明に係る一実施の形態である棒体である操作棒12において、連結具と連結される連結部と、前記操作棒12に連結される連結具である先端工具14における連結される被連結部とを連結する連結構造10は、例えば、作業現場周囲の停電を回避するために行われる間接活線工事において用いられる間接活線工事用絶縁操作棒と、その先端に交換自在に連結される先端工具等の連結具において操作棒12と連結される被連結部との連結構造に関する。
一般的に、絶縁操作棒は、長尺の絶縁操作棒とこの操作棒の先端部に取り付けられる電気作業用工具すなわち先端工具とにより構成されており、高圧配電線を把持したり、切断したりするなど、その作業の目的に応じてそれに適する先端工具を取り替えて使用される。
この発明に係る操作棒12は、前記絶縁操作棒と同じような目的で使用されるものであり、操作棒12を絶縁操作棒と称することがある。
本発明にかかる一実施の形態である連結構造10は、棒体である操作棒12の他のものに連結される連結部と前記操作棒12に連結される先端工具14における操作棒12に連結される被連結部とを連結する連結構造である。
棒体である操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
この実施の形態においては、(操作棒側の)連結部24に凸部が形成され、(先端工具側の)連結部32に凹部が形成されている。
前記操作棒12は、操作棒12における他のものに連結される連結部の領域に、第1連結部材50が配設されており、前記先端工具14は、先端工具14における操作棒12に連結される被連結部の領域に第2連結部材80が配設されている。
前記操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段16が配設され、前記第2連結部材80は、操作棒12に連結される側の領域に、前記固定手段16を停止させる連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段16が配設され、固定手段16を構成する第1の固定溝90が形成されている。
前記第1連結部材50は、操作棒の軸方向に移動可能に操作棒12に配設され、前記操作棒12に前記先端工具14を取り付けて(操作棒側の)連結部24と(先端工具側の)連結部32とが連結されたロック状態にしたとき、前記操作棒12の固定手段16により第2連結部材80の第1連結部材50の側の領域に固定されて、第2連結部材80の移動を制御して、前記操作棒12の固定手段16が前記第2連結部材80の固定手段16の第1の固定溝90から外れないように形成されている。
前記操作棒12に設けられた固定手段16は、先端工具14に対し相対的に、操作棒12の移動に伴い、操作棒12の軸方向に移動するように形成され、且つ操作棒12の周方向に回転するように形成されている。
前記第1連結部材50は、先端工具14側の第2連結部材80に操作棒12側の固定手段16により操作棒12を取り付けたとき、操作棒12の側の固定手段16を覆うように形成されることがある。
前記第1連結部材50は、先端工具14側の第2連結部材80に操作棒12側の固定手段16により操作棒12を取り付けたとき、第2連結部材80の第1連結部材50側の端部を、手元側より先端側に向けて押圧するように形成されている。
前記固定手段16は、前記操作棒12側の連結部24に形成された第1の固定凸部を構成する固定ピン60により構成され、
及び/又は、
前記固定手段16は、前記操作棒12側の第1連結部材50に形成された第2の固定凸部(プランジャ)62により構成されている。
他方の前記第2連結部材80に形成された固定手段16は、前記第1連結部材50及び/又は第2連結部材80において、対応した位置に形成された曲がりくねった固定溝により構成されている。前記曲がりくねった固定溝(第1の固定溝90及び第2の固定溝92)は、第1の固定凸部(ピン)60及び第2の固定凸部を構成するプランジャ62を軸方向に嵌め入れる開口部より先端側に向けて伸びる開口部側の溝部と、その開口部側の溝部よりその伸びる方向を変えて周方向に伸びる溝部と、更に、その伸びる方向を変えて手元側に向けて軸方向に伸びる固定溝部とを形成するように、平面視略Uの字型に構成されている。
前記固定手段16は、操作棒12における連結部側の前記固定ピン60及び前記プランジャ62並びに操作棒12に連結される被連結部側の前記第1の固定溝90により構成されている。
前記固定ピン60及びプランジャ62は、操作棒12の径方向に突き出し設けられている。
前記固定溝90は、前記嵌り込んだ固定ピン60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ固定ピン60及びプランジャ62の軸部が移動することができる幅とを備え、連結構造10において操作棒12に先端工具14を取り付けたとき固定ピン60及びプランジャ62が移動しないように構成されている。
前記操作棒12側の固定手段16は、第1連結部材50に形成された位置決め部材を構成する第2の固定凸部(プランジャ)62により構成され、前記位置決め部材を構成する第2の固定凸部(プランジャ)62が第2連結部材80に配設された前記固定手段16である第2の固定溝92に嵌合するように形成されることがある。
前記第1連結部材50は、先端工具14の連結される被連結部を構成する(先端工具側の)連結部32を操作棒12の他のものに連結される連結部を構成する(操作棒側の)連結部24に取り付けるとき、(先端工具側の)連結部32の前記第2連結部材80又は操作棒12の側の連結部24に螺合されるように構成され、操作棒12に先端工具14が固定されたときに第2連結部材80より離れないように構成されることがある。
前記棒体側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、一方に凸部を構成する固定手段16たる第1の固定凸部60が形成され、他方に凹部を構成する固定手段16たる第1の固定溝90が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されており、
前記第1連結部材50は、棒体の軸方向に移動可能に棒体側に配設され、
前記第2連結部材80は、被連結部に移動可能に被連結部側に配設され、
前記第1連結部材50と前記第2連結部材80とは、連結された第1連結部材50と第2連結部材80とが反対方向に移動することにより分離されるように構成されており、
前記操作棒12は、連結構造により連結されたものが分離することを防止する分離防止手段を構成する抑止手段18が配設されており、
前記抑止手段18は、第1連結部材50を、第2連結部材80側に押圧して、前記連結した時に噛み合わされた凸部を構成する固定手段16たる第1の固定凸部60と凹部を構成する第1の固定溝90とが離れないように構成されている。
前記(操作棒側の)連結部24及び/又は(先端工具側の)連結部32は、操作棒12の手元側より先端工具14側に向けて又は先端工具14側より操作棒12側に向けて弾発する抑止手段18が配設されている。
前記抑止手段18は、弾発部材70により構成されており、
前記弾発部材70は、第1連結部材50を被連結部側に押圧するように、又は前記第2連結部材80を前記連結した時に噛み合わされた凸部を構成する第1の固定凸部60と凹部を構成する第1の固定溝90とが離れないように押圧するように配設されている。
前記弾発部材70は、第1連結部材50を先端工具14側に押圧するように、又は前記固定手段16を固定溝90に押圧するように、(操作棒側の)連結部24又は工具部(先端工具部)30に介装されている。
前記操作棒12は、操作棒本体20より細い第1連結部40が先端工具に連結される側に形成され、且つ前記第1連結部40の先端工具14側に前記第1連結部40より太い第2連結部42が連設されている。
前記第1連結部40は、第1連結部材50の軸方向における移動スペースを操作棒本体20との間に形成するように構成されている。
前記第1連結部40は、前記抑止手段18を構成する弾発部材70であるコイルバネをその周囲に配設することができる。
前記棒体側の(操作棒側の)連結部24に被連結部である(先端工具側の)連結部32を取り付けたロック状態にしたとき、前記第1連結部材50は、前記固定手段16により第2連結部材80の第1連結部材側領域に固定されて、第2連結部材80の移動を制御して、前記棒体側の固定手段16が前記第2連結部材80に形成された固定手段16から外れないように形成されている。
この実施の形態においては、操作棒12の操作棒本体20は、断面略円形であり、芯部材44の第1連結部40及び第2連結部42は、断面略円形であり、第1連結部材50は、断面略円形であり、第2連結部材80は、断面略円形である。
そして、これら操作棒12の操作棒本体20、芯部材44、第1連結部材50及び第2連結部材80は、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されている。
棒体である操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されており、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
この実施の形態においては、(操作棒側の)連結部24に凸部を構成する芯部材44が形成され、(先端工具側の)連結部32に凹部を構成する棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
芯部材44は、断面略円形の棒状体であり、棒体側連結部取り付け孔94は、断面略円形の環状体であり、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として並列されており、棒体側連結部取り付け孔94に芯部材44を組み合わせて、操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とが連結されるように構成されている。
前記第1連結部材50は、二つに分割された操作棒12における手元側の領域の操作棒に配設され、
前記第2連結部材80は、二つに分割された操作棒12における先端工具側の操作棒に配設されることができる。
(第1の実施の形態)
本発明にかかる第1の実施の形態である連結構造10について、主として図1ないし図9に基づいて説明する。
本発明にかかる第1の実施の形態である連結構造10は、棒体を構成する操作棒12と前記操作棒12に連結される被連結部を構成する先端工具14の連結部位とを連結する連結構造である。
操作棒12は、長尺円柱状の棒体の本体を構成する操作棒本体20と、操作棒本体20の後端すなわち手前側に付設された把持部22と、操作棒本体20の先端側すなわち先端工具14に取り付けられる側の領域に形成された(操作棒側の)連結部24とを備える。
間接活線工事用絶縁操作棒を構成する操作棒12、特に操作棒本体20の構造は、例えば一本の棒体でもよく、また2本の棒体が軸線を平行に配設されたものでも良い。
間接活線工事用絶縁操作棒は、電気的に絶縁性を有するものであればよく、また軽量化を計ることができるようなものであれば、より良い。例えば、繊維強化プラスチック(FRP)などの各種の強靭性を備えたプラスチックを用いることができる。
間接活線工事用工具などの先端工具14は、例えば活線状態の架空配電線の絶縁被覆を剥ぎ取る皮剥機、ヤットコ、係止具などで構成される。
先端工具14は、電線等に直接的に接触する工具部30と、工具部30を操作棒12に連結される領域に形成された、被連結部を構成する(先端工具側の)連結部32とを備える。
棒体である操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されており、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
この実施の形態においては、(操作棒側の)連結部24に凸部を構成する芯部材44が形成され、(先端工具側の)連結部32に凹部を構成する棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
芯部材44は、断面略円形の棒状体であり、棒体側連結部取り付け孔94は、断面略円形の環状体であり、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として並列されており、棒体側連結部取り付け孔94に芯部材44を組み合わせて、操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とが連結されるように構成されている。
操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、先端工具14を固定する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段16が配設されている。
更に、操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、操作棒12と先端工具14との連結が外れることがないように、それらの移動を抑止する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する抑止手段18が配設されている。
棒体の連結部を構成する前記操作棒12の連結部24は、操作棒本体20より細い第1連結部40が操作棒本体20に連結される側に形成され、かつ前記第1連結部40の先端工具14側に前記第1連結部40より太い第2連結部42が連設された芯部材44等により構成されている。
操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を構成する芯部材44は、操作棒取付部材を構成する(第1)操作棒取付部材26並びに固定ピン26a及び固定ピン26b)により、操作棒本体20と連結されている。
(第1)操作棒取付部材26及び芯部材44は、この実施の形態においては、図3(C)において示すように、操作棒本体20の先端側に設けられた凹み部20aに嵌め込まれ、固定ピン26a及び固定ピン26bで固定されている。
芯部材44の第1連結部40は、(第1)操作棒取付部材26の周囲にはめ込まれて操作棒本体20の先端に設けられた凹み部20aに嵌め込まれ、操作棒本体20に固定されている。
(操作棒側の)連結部24は、この実施の形態においては、第1連結部40及び第2連結部42を構成する芯部材44を備えている。
芯部材44は、中空円筒状であり、前記操作棒取付部材を構成する(第1)操作棒取付部材26及び(第2)操作棒取付部材28の周囲に、配設されている。
芯部材44は、この実施の形態においては、手元側が、操作棒本体20に取り付けられるように操作棒本体20より細い円柱状部で形成された第1連結部40を構成し、先端側が、手元側の細い第1連結部40より太く形成された太い円柱状部で形成された第2連結部42を構成している。
芯部材44は、第2連結部材80の第2連結部84に設けられた空洞部に形成された棒体側連結部取り付け孔94に嵌挿される形状を備え、この実施の形態においては前記空洞部内を摺動できる円筒状に構成されている。
芯部材44は、長手方向に穿設された中空円環状の中空部46を有している。
中空部46は、その略中央において、細長くくびれた第1中空部46aが形成され、その第1中空部46aより先端側において、第1中空部46aより長い直径を備えた比較的太い第2中空部46bが形成されている。
更に、中空部46は、第1中空部46aより手元側において、第1中空部46aより長い直径を備えた比較的太い第3中空部46cが形成されている。
芯部材44は、中空部46の第3中空部46cに、操作棒本体20に取り付けるための操作棒取り付け部材((第1)操作棒取付部材26)が配設されている。
操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26)は、操作棒本体20の先端に固定されており、(第1)操作棒取付部材26の周囲に、芯部材44の第3中空部46cが嵌め込まれて取り付けられている。
(第2)操作棒取付部材28は、中空部46内に嵌挿されて、その手元側が第3中空部46cの中に位置し、そこより先端側が第1中空部46aの中に摺動自在に嵌め込まれ、更に、それより先端側が第2中空部46bの中を先端側に伸びて柱状の芯部材取り付け部96と連結されている。
この実施の形態においては、(第2)操作棒取付部材28は、円柱状棒体であり、手元側が第1中空部46aよりその直径が太い頭部を備え、その先端側が第1中空部46aとほぼその直径が同じである棒状体を備えている。従って、第2中空部46bは、(第2)操作棒取付部材28との間に中空部を残しており、その中に第2弾発部材76を嵌装できるように構成されている。
棒体側の連結部と被連結部側の連結部とは、一方に凸部を構成する固定手段16たる第1の固定凸部60が形成され、他方に凹部を構成する固定手段16たる第1の固定溝90が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
前記固定手段16は、前記棒体側の連結部に形成された、分離防止手段を構成する第1の固定凸部(ピン)60により構成され、
前記第2連結部材80に形成された固定手段又は芯部材44に形成された固定手段16は、前記芯部材44及び/又は第2連結部材80において、対応した位置に形成された、曲がりくねった分離防止手段を構成する固定溝たる第1の固定溝90により構成されている。
芯部材44は、この実施の形態においては、第2連結部42の側において固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60が取り付けられており、また、第1連結部40の側においてその周囲に抑止手段18を構成する弾発部材70が介装されている。
(操作棒側の)連結部24は、操作棒本体20の先端においてその中心に固定された芯部材44を備えており、その芯部材44の周囲には第1連結部材50が配設されている。
更に、(操作棒側の)連結部24は、芯部材44の手元側においてその周囲に、操作棒12の手元側より先端工具14側に向けて弾発するように形成されたコイルバネなどの弾発部材70で構成された抑止手段18が配設されている。
この第1の実施の形態においては、第1連結部材50の手元側には弾発部材70の先端側を止めるための弾発部材取り付け部72が形成されている。
更に、操作棒12の操作棒本体20は、第1連結部材50の手元側の外表面と向き合う側において、その先端側に、弾発部材70の後端側を止めるための弾発部材取り付け部74が形成されている。
抑止手段18を構成する弾発部材70は、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第1連結部材50を、被連結部を構成する第2連結部材80側に付勢するように構成されている。
抑止手段18を構成する第1弾発部材70は、ロック時、第1連結部材50を先端側に押して、それに伴い第2連結部材80を、先端側に押している。(タイプ1、3、4)
抑止手段18(弾発部材70)の直径は、第1連結部材50及び弾発部材取り付け部74の直径より短く、第1連結部材50及び弾発部材取り付け部74より飛び出ることのないように構成されている。
それ故に、抑止手段18が、使用時に、他の物品に当たる確率が極めて低い。
前記第1連結部40は、後述する第1連結部材50の移動スペースを操作棒本体20との間に形成するように構成され、前記第2連結部42は、前記第1の固定凸部(ピン)60が配設され、その周囲に(先端工具側の)連結部32を構成する第2連結部材80を嵌挿されるように構成されている。
第1連結部材50は、円環状であり、略円柱状の芯部材44の周囲に嵌め装填されており、芯部材44及び操作棒本体20の長手方向に移動自在に構成されており、第1連結部材50の手元側と操作棒本体20の先端側との間に介装された弾発部材70により、先端側に弾発されるように構成されている。
第1の固定凸部(ピン)60は、(操作棒側の)連結部24の中央において、径方向にのびるように形成されている。
第1の固定凸部(ピン)60は、先端工具14に対し相対的に、操作棒12の移動に伴い操作棒12の軸方向に移動できるように形成され且つ操作棒12の回転に伴い操作棒12の周方向に回転できるように形成されている。
(先端工具側の)連結部32は、操作棒12に取り付けられる被取付部を構成しており、操作棒12の側の連結部24を連結できるように形成された第2連結部材80が配設されている。
第2連結部材80は、操作棒12に連結される側の領域に、操作棒12の側の連結部24に配設された前記第1の固定凸部(ピン)60を停止させる固定手段16たる第1の固定溝90が形成されている。第1の固定溝90は、第1の固定凸部(ピン)60を嵌め入れ、(操作棒側の)連結部24と(先端工具側の)連結部32とを連結したときに第1の固定凸部(ピン)60を固定する固定手段16を構成している。
第1連結部材50と第2連結部材80とは、その外形がほぼ同一形状または近似した形状であり、この実施の形態においては、断面円形状の筒形状であり、外表面の直径は同一または近似した寸法を備えている。
従って、第2連結部材80と第1連結部材50との境界には、殆んど段差がなく、他のものに当たる確率が極めて低い。
第1連結部材50と第2連結部材80とは、それらが接し合う面が密に接し合い、第1連結部材50は、抑止手段18(弾発部材70)の付勢力により第2連結部材80を押圧するように構成されている。
この実施の形態においては、第1連結部材50の先端面50Eは、軸方向に直交する平面であり、第2連結部材80の後端面80Eは、軸方向に直交する平面である。従って、前記第1連結部材50の先端面50Eと第2連結部材80の後端面80Eとは、密接する。
第1連結部材50の後端の弾発部材取り付け部72は、弾発部材取り付け部74と対向する面が軸方向と直交する平面であり、一方、弾発部材取り付け部74の先端の対向面は、軸方向と直交する平面であり、それらの間に挟持された抑止手段18(弾発部材70)が第1連結部材50を軸方向に平行に付勢することができるように構成されている。
抑止手段18(弾発部材70)の直径は、第1連結部材50及び弾発部材取り付け部74の直径より短く、第1連結部材50及び弾発部材取り付け部74より飛び出ることのないように構成されている。
第1の固定溝90は、操作棒12側に開口した第1の溝部90Aと、第1の溝部90Aに続いて開口した第2の溝部90Bと、第2の溝部90Bに続いて開口した第3の溝部90Cとを有している。第1の溝部90Aは、長手方向にのびており、第2の溝部90Bは周方向にのびており、第3の溝部90Cは長手方向にのびて袋小路になっている。
第1の固定溝90は、平面視L字型に形成されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第1の固定凸部(ピン)60が第3の溝部90Cに停止して移動しないように構成されている。
第1の固定溝90は、嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えている。
以上の構成により、第2連結部材80は、第3の溝部90Cの溝底において、操作棒本体20に連結された第1連結部40の第2連結部42において、径方向に突き出し固定された固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)を、弾発部材70及び第2弾発部材76の付勢力によって先端側(被取付部)に向けて押圧して第3の溝部90Cと固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)とを噛み合わせて、第2連結部材80がロック解除する方向に移動しない。
前記第1の固定凸部(ピン)60は、第1連結部材50の径方向に突き出し設けられ、
前記第1の固定溝90は、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えている。
第1の溝部90A は、固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)を、先端側に進められるように伸びており、即ち、操作棒12を先端工具14に連結する方向に向けて伸びており、この実施の形態においては、軸線方向に平行な溝で構成されている。
第2の溝部90Bは、第1の溝部90Aから径方向に進んだ固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)が再び第1の溝部90A に逆戻りしない位置まで進められる長さを備えており、この実施の形態においては、軸線方向と直交する溝で構成されている。
第1の溝部90Aと第2の溝部90Bと第3の溝部90Cとは、近似した幅を備えた溝であり、それぞれがL 字型に屈曲した溝で構成されている。
それらの幅と深さは、第1の固定凸部(ピン)60及び第2の固定凸部(プランジャ)62を嵌めた状態で溝の伸びる方向に進められるように構成されている。
第3の溝部90Cは、固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)を、手元側に進められるように伸びており、即ち、操作棒12を先端工具14に連結する方向とは反対側に向けて伸びており、第2の溝部90B に沿って径方向に移動しない位置まで進んだ固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)がそれ以上連結する方向とは反対側に向けて進まないように、袋小路になっている。
固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)は、第2連結部42を構成する凹み部に固定されており、第2連結部42を構成する凹み部の外表面より突き出た部分が、固定凸部として機能する部分である。
第2連結部材80は、(先端)工具部30に取り付けられ且つ操作棒12に連結される被取付部を構成するものであり、(先端)工具部30に取り付けられる先端工具取り付け部である第1連結部82と、前記先端工具取り付け部である第1連結部82より太い第2連結部84とを備えている。
第1連結部82は、(先端)工具部30の取り付け部に嵌合され、(先端)工具部30に適宜な固定具、例えばピン等により固定される。
第2連結部84は、中空状の芯部材取り付け部を構成しており、芯部材44に嵌装される棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
第2連結部84は、棒体側連結部取り付け孔94の中に、柱状の芯部材取り付け部96が設けられている。
柱状の芯部材取り付け部96は、芯部材44の第2連結部42と(第2)操作棒取付部材28との間の円環状の中空部46に嵌挿されて、前記(第2)操作棒取付部材28の先端側に接して連接されている。
(第2)操作棒取付部材28は、柱状の芯部材取り付け部96と直列に並んで、芯部材44の第2連結部42において取り付けられている。
柱状の芯部材取り付け部96は、第2連結部材80の手元側の部位に突き当たるように構成されており、柱状の芯部材取り付け部96の手元側の端部と前記中空部46の第1中空部46aの境界壁部との間に存在する第2中空部46bに、第2弾発部材76が配設されている。第2弾発部材76は、柱状の芯部材取り付け部96を手元側又は先端側に向けて弾発するように形成されたコイルバネ等により形成されている。
抑止手段18を構成する第2弾発部材76は、芯部材取り付け部96及び第2連結部84を、ロック時縮んで、先端側に押している。(タイプ1~3)
第2弾発部材76は、芯部材取り付け部96及び第2連結部84を、常時、先端側に押しており、ロック状態では、軽く縮んでいる状態で、解除動作で第2連結部材80を手前側に引いたときに、更に縮んだ状態になる。
柱状の芯部材取り付け部96は、図3(B)において示すように、第2連結部42の中空部46に嵌め込まれ、(第2)操作棒取付部材28に抜け止めネジ28aで固定されている。
柱状の芯部材取り付け部96は、第2連結部42に設けられた空洞部に形成された第2中空部46bに嵌挿される形状を備え、この実施の形態においては前記空洞部内を摺動できる円柱状に構成されている。
柱状の芯部材取り付け部96は、手元側に、(第2)操作棒取付部材28を嵌合できるように構成された有底穴が、穿設されており、柱状の芯部材取り付け部96に(第2)操作棒取付部材28が連結されるように構成されている。
柱状の芯部材取り付け部96は、第2連結部42に設けられた空洞部に形成された第2中空部46bに嵌挿される形状を備え、この実施の形態においては前記空洞部内を摺動できる円柱状に構成されている。
柱状の芯部材取り付け部96は、手元側に、(第2)操作棒取付部材28を嵌合できるように構成された有底穴が、穿設されており、柱状の芯部材取り付け部96に(第2)操作棒取付部材28が連結されるように構成されている。
(第2)操作棒取付部材28は、柱状の芯部材取り付け部96より手元側に延びて、その周囲に第2弾発部材76が介装されており、第3中空部46cに突き出た頭部が第1中空部46aに固定されており、第2中空部46b内に、架け渡されている。
第1連結部材50と第2連結部材80とは、その外形がほぼ同一形状または近似した形状であり、この実施の形態においては、断面円形状の 筒形状であり、外表面の直径は同一または近似した寸法を備えている。
従って、第2連結部材80と第1連結部材50との境界には、殆んど段差がなく、他のものに当たる確率が極めて低い。
第1連結部材50と第2連結部材80とは、それらが接し合う面が密に接し合い、第1連結部材50は、抑止手段18(弾発部材70)の付勢力により均一な力で第2連結部材80を押圧するように構成されている。
第1連結部材50の後端の弾発部材取り付け部72は、弾発部材取り付け部74と対向する面が軸方向と直交する平面であり、一方、弾発部材取り付け部74の先端の対向面は、軸方向と直行する平面であり、それらの間に挟持された抑止手段18(弾発部材70)が第1連結部材50を軸方向に平行な力により付勢することができるように構成されている。
第1連結部材50は、操作棒12の軸方向に移動可能に操作棒12に配設されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第2連結部材80の操作棒12側の領域に固定されて第2連結部材80の移動を制御して、前記(操作棒側の)連結部24が前記第2連結部材80の第1の固定溝90から外れないように形成されている。
第1連結部材50は、第2連結部材80の移動を制御するために、固定手段16を有している。
芯部材44の固定手段16は、第1連結部材50が装填された、第1連結部材50が介装された領域の外周部に、雄ネジ部48が設けられており、一方、第1連結部材50の固定手段16は、芯部材44に介装された領域の筒内に、雌ネジ部58が設けられている。
第1連結部材50の固定手段16は、芯部材44の固定手段16を螺合され、第1連結部材50を回すことにより操作棒12の長手方向に移動させることができ、第1連結部材50により第2連結部材80を押圧するに適する位置に停止させることができる。
この実施の形態においては、操作棒12の操作棒本体20は、断面略円形の棒体であり、芯部材44の第1連結部40及び第2連結部42は、断面略円形の棒状体であり、第1連結部材50は、断面略円形の環状体であり、第2連結部材80は、断面略円形の環状体である。
そして、これら操作棒12の操作棒本体20、芯部材44、第1連結部材50及び第2連結部材80は、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されている。
第1連結部材50は、芯部材44の第2連結部42の周囲に配設され、第2連結部材80は、芯部材44の先端側の周囲に配設され、第1連結部材50の先端側の端縁と第2連結部材80の手元側の端縁とは、対向するように形成されている。
次に、操作方法について、実施の形態にかかる連結構造10を備えた絶縁操作棒12を利用し、架空配電線バイパス回路を形成するため、絶縁操作棒12によりその先端に連結された間接活線用の先端工具14を操作することを想定して、以下説明する。
まず、図1及び2に示すように、作業者が間接活線工事用の先端工具14を絶縁操作棒12の先端部に装着するために、連結構造10を構成する絶縁操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32と連結する。
具体的には、操作棒12側の(操作棒側の)連結部24の軸線と先端工具14側の(先端工具側の)連結部32の軸線とを一致させ、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第1の溝部90Aと位置合わせする。
次に、操作棒12を先端工具14側に移動させて、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第2の溝部90Bまで挿入し、第2の溝部90Bの先端工具14側の溝壁まで到達すれば、操作棒12を円周方向に回して、第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90Bの溝に沿って第3の溝部90Cに向けて進める。
連結構造10が第3の溝部90Cの溝口まで到達したとき、すなわち第2の溝部90Bの行き止まりまで到達したとき、操作棒12を先端工具14側より手元側に引き戻し、第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cに嵌め入れる。
そこで、第1連結部材50を回すことにより、第1連結部材50の雄ネジ部48と芯部材44の雌ネジ部58との作用により第1連結部材50を操作棒12の長手方向に移動させて、第1連結部材50により第2連結部材80を押圧する位置まで移動させて、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを強固に連結させる。
次に、連結構造10において、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24と工具部(先端工具部)30の(先端工具側の)連結部32とのロックを解除するときについて、主として図4に基づいて説明する。そのときは、第1連結部材50を回して雄ネジ部48と雌ネジ部58との噛合を外して手元側に移動させる。そして、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を先端側に移動させ(第2連結部材80で第1連結部材50を手元側に押して)固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cより外し、操作棒12を回して第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90Bに沿って移動させ、第1の固定溝90の第1の溝部90Aに位置したとき、手元側に操作棒12を移動させて第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90から外すことにより、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを分離することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第1の実施の形態の変形例である第2の実施の形態である連結構造について、主として図10ないし図15に基づいて説明する。
なお、第1の実施の形態の変形例である第2の実施の形態である連結構造の説明において、図1ないし図9図示の第1の実施の形態である連結構造10と共通の構成要件・要素については、同じ符号を付して、共通の構成要件・要素についての説明を省略することとする。
以下、第1の実施の形態の変形例である連結構造の特徴ある構成要件・要素を中心に説明する。
本発明にかかる第2の実施の形態である連結構造10は、棒体を構成する操作棒12と前記操作棒12に連結される被連結部を構成する先端工具14の連結部位とを連結する連結構造である。
操作棒12は、長尺円柱状の操作棒本体20と、操作棒本体20の後端すなわち手前側に付設された把持部22と、操作棒本体20の先端側すなわち先端工具14に取り付けられる側の領域に形成された(操作棒側の)連結部24とを備える。
間接活線工事用工具などの先端工具14は、例えば活線状態の架空配電線の絶縁被覆を剥ぎ取る皮剥機、ヤットコ、係止具などで構成される。
先端工具14は、電線等に直接的に接触する工具部30と、工具部30を操作棒12に連結される領域に形成された、被連結部を構成する(先端工具側の)連結部32とを備える。
棒体である操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されており、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
この実施の形態においては、(操作棒側の)連結部24に凸部を構成する芯部材44が形成され、(先端工具側の)連結部32に凹部を構成する棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
芯部材44は、断面略円形の棒状体であり、棒体側連結部取り付け孔94は、断面略円形の環状体であり、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として並列されており、棒体側連結部取り付け孔94に芯部材44を組み合わせて、操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とが連結されるように構成されている。
操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、先端工具14を固定する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段16が配設されている。
更に、操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、操作棒12と先端工具14との連結が外れることがないように、それらの移動を抑止する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する抑止手段18が配設されている。
棒体の連結部を構成する前記操作棒12の連結部24は、操作棒本体20より細い第1連結部40が操作棒本体20に連結される側に形成され、かつ前記第1連結部40の先端工具14側に前記第1連結部40より太い第2連結部42が連設された芯部材44等により構成されている。
操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を構成する芯部材44は、操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26並びに固定ピン26a及び固定ピン26b)により、操作棒本体20と連結されている。
(第1)操作棒取付部材26及び芯部材44は、この実施の形態においては、図12及び図13において示すように、操作棒本体20の先端側に設けられた凹み部20aに嵌め込まれ、固定ピン26a及び固定ピン26bで固定されている。
芯部材44の第1連結部40は、(第1)操作棒取付部材26の周囲にはめ込まれて操作棒本体20の先端に設けられた凹み部20aに嵌め込まれ、操作棒本体20に固定されている。
(操作棒側の)連結部24は、この実施の形態においては、第1連結部40及び第2連結部42を構成する芯部材44を備えている。
芯部材44は、中空円筒状であり、前記操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26及び(第2)操作棒取付部材28)の周囲に、配設されている。
芯部材44は、この実施の形態においては、手元側が、操作棒本体20に取り付けられるように操作棒本体20より細い円柱状部で形成された第1連結部40を構成し、先端側が、手元側の細い第1連結部40より太く形成された太い円柱状部で形成された第2連結部42を構成している。
芯部材44は、長手方向に穿設された中空円環状の中空部46を有している。
中空部46は、その略中央において、細長くくびれた第1中空部46aが形成され、その第1中空部46aより先端側において、第1中空部46aより長い直径を備えた比較的太い第2中空部46bが形成されている。
更に、中空部46は、第1中空部46aより手元側において、第1中空部46aより長い直径を備えた比較的太い第3中空部46cが形成されている。
芯部材44は、中空部46の第3中空部46cに、操作棒本体20に取り付けるための操作棒取り付け部材((第1)操作棒取付部材26)が配設されている。
操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26)は、操作棒本体20の先端に固定されており、(第1)操作棒取付部材26の周囲に、芯部材44の第3中空部46cが嵌め込まれて取り付けられている。
(第2)操作棒取付部材28は、中空部46内に嵌挿されて、その手元側が第3中空部46cの中に位置し、そこより先端側が第1中空部46aの中に摺動自在に嵌め込まれ、更に、それより先端側が第2中空部46bの中を先端側に伸びて柱状の芯部材取り付け部96と連結されている。
この実施の形態においては、(第2)操作棒取付部材28は、円柱状棒体であり、手元側が第1中空部46aよりその直径が太い頭部を備え、その先端側が第1中空部46aとほぼその直径が同じである棒状体を備えている。従って、第2中空部46bは、(第2)操作棒取付部材28との間に中空部を残しており、その中に第2弾発部材を嵌装できるように構成されている。
棒体側の連結部と被連結部側の連結部とは、一方に凸部を構成する固定手段たる第1の固定凸部60が形成され、他方に凹部を構成する固定手段たる第1の固定溝90が形成されており、その凸部62cと凹部92aとが組み合わさって連結されるように構成されている。
前記固定手段16は、前記棒体側の連結部に形成された、分離防止手段を構成する第1の固定凸部(ピン)60により構成され、
前記第2連結部材80に形成された固定手段又は芯部材44に形成された固定手段は、前記芯部材44及び/又は第2連結部材80において、対応した位置に形成された、曲がりくねった分離防止手段を構成する固定溝90により構成されている。

芯部材44は、この実施の形態においては、第2連結部42の側において固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60が取り付けられている。なお、第1連結部40側においてその周囲に抑止手段18を構成する弾発部材70が介装されても良い。
(操作棒側の)連結部24は、第1連結部材50が配設されている。
(操作棒側の)連結部24は、この第2の実施の形態においては、抑止手段18を構成する弾発部材70が配設されていないが、芯部材44の手元側に配設しても良い。
第1連結部材50の手元側には、弾発部材70の先端側を止めるための弾発部材取り付け部72が形成されている。
更に、操作棒12の操作棒本体20は、第1連結部材50の手元側の外表面と向き合う側において、その先端側に、弾発部材70の後端側を止めるための弾発部材取り付け部74が形成されている。
抑止手段18を構成する弾発部材70は、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第1連結部材50を第2連結部材80側に付勢するように構成するとよい。
(操作棒側の)連結部24は、操作棒本体20の先端においてその中心に固定された芯部材44を備えており、その芯部材44の周囲には第1連結部材50が配設されている。
更に、(操作棒側の)連結部24は、芯部材44の手元側においてその周囲に、操作棒12の手元側より先端工具14側に向けて弾発するように形成されたコイルバネなどの弾発部材70で構成された抑止手段18が配設されている。
前記第1連結部40は、後述する第1連結部材50の移動スペースを操作棒本体20との間に形成するように構成され、前記第2連結部42は、前記第1の固定凸部(ピン)60が配設され、その周囲に(先端工具側の)連結部32を構成する第2連結部材80を嵌挿されるように構成されている。
第1連結部材50は、円環状であり、略円柱状の芯部材44の周囲に嵌め装填されており、芯部材44及び操作棒本体20の長手方向に螺動するように構成されている。第1連結部材50の手元側と操作棒本体20の先端側との間に介装された弾発部材70(図示せず)により、先端側に弾発されるように構成されている。
第1の固定凸部(ピン)60は、(操作棒側の)連結部24の中央において、径方向にのびるように形成されている。
第1の固定凸部(ピン)60は、先端工具14に対し相対的に、操作棒12の移動に伴い操作棒12の軸方向に移動できるように形成され且つ操作棒12の周方向に回転できるように形成されている。
(先端工具側の)連結部32は、操作棒12に取り付けられる被取付部を構成しており、操作棒12の側の連結部24を連結できるように形成された第2連結部材80が配設されている。
第2連結部材80は、操作棒12に連結される側の領域に、操作棒12の側の連結部24に配設された前記第1の固定凸部(ピン)60を停止させる第1の固定溝90が形成されている。第1の固定溝90は、第1の固定凸部(ピン)60を嵌め入れ、(操作棒側の)連結部24と(先端工具側の)連結部32とを連結したときに第1の固定凸部(ピン)60を固定する固定手段16を構成している。
第1の固定溝90は、操作棒12側に開口した第1の溝部90Aと、第1の溝部90Aに続いて開口した第2の溝部90Bと、第2の溝部90Bに続いて開口した第3の溝部90Cとを有している。第1の溝部90Aは、長手方向にのびており、第2の溝部90Bは周方向にのびており、第3の溝部90Cは長手方向にのびて袋小路になっている。
第1の固定溝90は、平面視L字型に形成されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第1の固定凸部(ピン)60が第3の溝部90Cに停止して移動しないように構成されている。
第1の固定溝90は、嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えている。
以上の構成により、第2連結部材80は、第3の溝部90Cの溝底において、操作棒本体20に連結された第1連結部40の第2連結部42において、径方向に突き出し固定された固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)を、弾発部材70及び第2弾発部材76の付勢力によって先端側(被取付部)に向けて押圧して第3の溝部90Cと固定手段16(第1の固定凸部(ピン)60)とを噛み合わせて、第2連結部材80がロック解除する方向に移動しない。
前記第1の固定凸部(ピン)60は、第1連結部材50の径方向に突き出し設けられ、
前記第1の固定溝90は、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えている。
第2連結部材80は、(先端)工具部30に取り付けられ且つ操作棒12に連結される被取付部を構成するものであり、(先端)工具部30に取り付けられる先端工具取り付け部である第1連結部82と、前記先端工具取り付け部である第1連結部82より太い第2連結部84とを備えている。
第1連結部82は、(先端)工具部30の取り付け部に嵌合され、(先端)工具部30に適宜な固定具、例えばピン等により固定される。
第2連結部84は、中空状の芯部材取り付け部を構成しており、芯部材44に嵌装される棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
第2連結部84は、棒体側連結部取り付け孔94の中に、柱状の芯部材取り付け部96が設けられている。
柱状の芯部材取り付け部96は、芯部材44の第2連結部42と(第2)操作棒取付部材28との間の円環状の中空部46に嵌挿されて、前記(第2)操作棒取付部材28の先端側に接して連接されている。
(第2)操作棒取付部材28は、柱状の芯部材取り付け部96と直列に並んで、芯部材44の第2連結部42において取り付けられている。
柱状の芯部材取り付け部96は、第2連結部材80の手元側の部位に突き当たるように構成されており、柱状の芯部材取り付け部96の手元側の端部と前記中空部46の第1中空部46aの境界壁部との間に存在する第2中空部46bに、柱状の芯部材取り付け部96を手元側又は先端側に向けて弾発するように形成されたコイルバネ等の第2弾発部材76が配設されている。
この第2弾発部材76は、省いてもよい。
柱状の芯部材取り付け部96は、図10において示すように、第2連結部42の中空部46に嵌め込まれ、(第2)操作棒取付部材28に抜け止めネジ28aで固定されている。
更に、柱状の芯部材取り付け部96は、その先端側において第2連結部材80の棒体側連結部取り付け孔94に穿設された凹み部に、先端工具14側より操作棒12側に向けて弾発するように形成されたコイルバネなど第3弾発部材98が配設されている。
第3弾発部材98は、柱状の芯部材取り付け部96の先端側に固定されてもよく、又、(先端工具側の)連結部32の中心に形成された凹み部32aに嵌挿されて固定されてもよい。
抑止手段18を構成する第3弾発部材98は、ロック時、第2連結部材80を先端側に押している。(タイプ2)
第1連結部材50は、操作棒12の軸方向に移動可能に操作棒12に配設されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第2連結部材80の操作棒12側の領域に固定されて第2連結部材80の移動を制御して、前記(操作棒側の)連結部24が前記第2連結部材80の第1の固定溝90から外れないように形成されている。
第1連結部材50は、第2連結部材80の移動を制御するために、固定手段16を有している。
芯部材44の固定手段16は、第1連結部材50が装填された、第1連結部材50が介装された領域の外周部に設けられた、雄ネジ部48により構成されており、一方、第1連結部材50の固定手段16は、芯部材44に介装された領域の筒内に設けられた、雌ネジ部58により構成されている。
第1連結部材50の固定手段16を構成する雌ネジ部58は、芯部材44の固定手段16を構成する雄ネジ部48に螺合され、第1連結部材50を回すことにより操作棒12の長手方向に移動させることができ、第1連結部材50により第2連結部材80を押圧するに適する位置に停止させることができる。
この実施の形態においては、操作棒12の操作棒本体20は、断面略円形の棒体であり、芯部材44の第1連結部40及び第2連結部42は、断面略円形の棒状体であり、第1連結部材50は、断面略円形の環状体であり、第2連結部材80は、断面略円形の環状体である。
そして、これら操作棒12の操作棒本体20、芯部材44、第1連結部材50及び第2連結部材80は、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されている。
第1連結部材50は、芯部材44の第2連結部42の周囲に配設され、第2連結部材80は、芯部材44の先端側の周囲に配設され、第1連結部材50の先端側の端縁と第2連結部材80の手元側の端縁とは、対向するように形成されている。
次に、操作方法について、実施の形態にかかる連結構造10を備えた絶縁操作棒12を利用し、架空配電線バイパス回路を形成するため、絶縁操作棒12によりその先端に連結された間接活線用の先端工具14を操作することを想定して、以下説明する。
まず、図10及び11に示すように、作業者が間接活線工事用の先端工具14を絶縁操作棒12の先端部に装着するために、連結構造10を構成する絶縁操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32と連結する。
具体的には、操作棒12側の(操作棒側の)連結部24の軸線と先端工具14側の(先端工具側の)連結部32の軸線とを一致させ、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第1の溝部90Aと位置合わせする。
次に、操作棒12を先端工具14側に移動させて、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第2の溝部90Bまで挿入し、第2の溝部90Bの先端工具14側の溝壁まで到達すれば、操作棒12を円周方向に回して、第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90Bの溝に沿って第3の溝部90Cに向けて進める。
連結構造10が第3の溝部90Cの溝口まで到達したとき、すなわち第2の溝部90Bの行き止まりまで到達したとき、操作棒12を先端工具14側より手元側に引き戻し、第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cに嵌め入れる。
そこで、第1連結部材50を回すことにより、第1連結部材50の雄ネジ部48と芯部材44の雌ネジ部58との作用により第1連結部材50を操作棒12の長手方向に移動させて、第1連結部材50により第2連結部材80を押圧する位置まで移動させて、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを強固に連結させる。
次に、連結構造10において、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24と工具部(先端工具部)30の(先端工具側の)連結部32とのロックを解除するときについて、主として図11に基づいて、説明する。そのときは、第1連結部材50を回して雄ネジ部48と雌ネジ部58との噛合を外して手元側に移動させる。そして、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を先端側に移動させて(第2連結部材80で第1連結部材50を手元側に押して)、固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cより外し、操作棒12を回して第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90Bに沿って移動させ、第1の固定溝90の第1の溝部90Aに位置したとき、手元側に操作棒12を移動させて第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90から外すことにより、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを分離することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第1の実施の形態の変形例である第3の実施の形態である連結構造について、主として図16ないし図21に基づいて説明する。
なお、第1の実施の形態の変形例である第3の実施の形態である連結構造の説明において、図1ないし図9図示の第1の実施の形態である連結構造10と共通の構成要件・要素については、同じ符号を付して、共通の構成要件・要素についての説明を省略することとする。
以下、第1の実施の形態の変形例である連結構造の特徴ある構成要件・要素を中心に説明する。
本発明にかかる第3の実施の形態である連結構造10は、棒体を構成する操作棒12と前記操作棒12に連結される被連結部を構成する先端工具14の連結部位とを連結する連結構造である。
操作棒12は、長尺円柱状の操作棒本体20と、操作棒本体20の後端すなわち手前側に付設された把持部22と、操作棒本体20の先端側すなわち先端工具14に取り付けられる側の領域に形成された(操作棒側の)連結部24とを備える。
間接活線工事用工具などの先端工具14は、例えば活線状態の架空配電線の絶縁被覆を剥ぎ取る皮剥機、ヤットコ、係止具などで構成される。
先端工具14は、電線等に直接的に接触する工具部30と、工具部30を操作棒12に連結される領域に形成された、被連結部を構成する(先端工具側の)連結部32とを備える。
棒体である操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されており、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
この実施の形態においては、(操作棒側の)連結部24に凸部を構成する芯部材44が形成され、(先端工具側の)連結部32に凹部を構成する棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
芯部材44は、断面略円形の棒状体であり、棒体側連結部取り付け孔94は、断面略円形の環状体であり、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として並列されており、棒体側連結部取り付け孔94に芯部材44を組み合わせて、操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とが連結されるように構成されている。
操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、先端工具14を固定する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段16が配設されている。
更に、操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、操作棒12と先端工具14との連結が外れることがないように、それらの移動を抑止する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する抑止手段18が配設されている。
棒体の連結部を構成する前記操作棒12の連結部24は、操作棒本体20より細い第1連結部40が操作棒本体20に連結される側に形成され、かつ前記第1連結部40の先端工具14側に前記第1連結部40より太い第2連結部42が連設された芯部材44等により構成されている。
操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を構成する芯部材44は、操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26並びに固定ピン26a及び固定ピン26b)により、操作棒本体20と連結されている。
(第1)操作棒取付部材26及び芯部材44は、この実施の形態においては、図17及び18において示すように、操作棒本体20の先端側に設けられた凹み部20aに嵌め込まれ、固定ピン26a及び固定ピン26bで固定されている。
芯部材44の第1連結部40は、(第1)操作棒取付部材26の周囲にはめ込まれて操作棒本体20の先端に設けられた凹み部20aに嵌め込まれ、操作棒本体20に固定されている。
(操作棒側の)連結部24は、この実施の形態においては、第1連結部40及び第2連結部42を構成する芯部材44を備えている。
芯部材44は、中空円筒状であり、前記操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26及び(第2)操作棒取付部材28)の周囲に、配設されている。
芯部材44は、この実施の形態においては、手元側が、操作棒本体20に取り付けられるように操作棒本体20より細い円柱状部で形成された第1連結部40を構成し、先端側が、手元側の細い第1連結部40より太く形成された太い円柱状部で形成された第2連結部42を構成している。
芯部材44は、長手方向に穿設された中空円環状の中空部46を有している。
中空部46は、その略中央において、細長くくびれた第1中空部46aが形成され、その第1中空部46aより先端側において、第1中空部46aより長い直径を備えた比較的太い第2中空部46bが形成されている。
更に、中空部46は、第1中空部46aより手元側において、第1中空部46aより長い直径を備えた比較的太い第3中空部46cが形成されている。
芯部材44は、中空部46の第3中空部46cに、操作棒本体20に取り付けるための操作棒取り付け部材((第1)操作棒取付部材26)が配設されている。
操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26)は、操作棒本体20の先端に固定されており、(第1)操作棒取付部材26の周囲に、芯部材44の第3中空部46cが嵌め込まれて取り付けられている。
(第2)操作棒取付部材28は、中空部46内に嵌挿されて、その手元側が第3中空部46cの中に位置し、そこより先端側が第1中空部46aの中に摺動自在に嵌め込まれ、更に、それより先端側が第2中空部46bの中を先端側に伸びて柱状の芯部材取り付け部96と連結されている。
この実施の形態においては、(第2)操作棒取付部材28は、円柱状棒体であり、手元側が第1中空部46aよりその直径が太い頭部を備え、その先端側が第1中空部46aとほぼその直径が同じである棒状体を備えている。従って、第2中空部46bは、(第2)操作棒取付部材28との間に中空部を残しており、その中に第3弾発部材98を嵌装できるように構成されている。
芯部材44は、この実施の形態においては、第2連結部42の側において固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60が取り付けられている。なお、第1連結部40側においてその周囲に抑止手段18を構成する弾発部材70が介装されても良い。
(操作棒側の)連結部24は、操作棒本体20の先端においてその中心に固定された芯部材44を備えており、その芯部材44の周囲には第1連結部材50が配設されている。
更に、芯部材44は、その手元側においてその周囲に、操作棒12の手元側より先端工具14側に向けて弾発するように形成されたコイルバネなどの弾発部材70で構成された抑止手段18が配設されていないが、芯部材44の手元側に配設しても良い。
(操作棒側の)連結部24は、第1連結部材50の中空部分の内側の第1連結部40側に、第3連結部材52が配設されている。
第1連結部材50は、断面円形の円環状体であり、中空部分の内側において、その先端側が第2連結部材80の手元側に嵌め入れられている。
第3連結部材52は、断面円形の円環状体であり、第1連結部材50の内周面に固定されており、第2連結部材80の第2連結部84の手元側の先端と接し合うように第1連結部40の第2連結部42に嵌められている。
第3連結部材52は、芯部材44の第2連結部42に嵌挿され、第1連結部材50の中空部側の内周面に嵌挿されるように形成された、リング状体である。第3連結部材52は、その先端側が第2連結部材80の第2連結部84の手元側の端縁と接し、且つ、第1連結部材50の中空部側の内周面の手元側の端縁と接して、第2連結部材80の第2連結部84の手元側端縁と第1連結部材50の中空部側の内周面の手元側の端縁との間に介在するように構成されている。
第1連結部材50及び第2連結部材80の固定手段16は、第1連結部材50が装填された第2連結部材80に、第1連結部材50が介装された領域の第2連結部材80の外周部に設けられた、雄ネジ部88により構成されており、一方、第1連結部材50の固定手段16は、第2連結部材80に介装された領域の筒内に設けられた、雌ネジ部58により構成されている。
第1連結部材50の固定手段16を構成する雌ネジ部58は、第2連結部材80の固定手段16を構成する雄ネジ部88に螺合され、第1連結部材50を回すことにより操作棒12の長手方向に移動させることができ、第1連結部材50に連設された第3連結部材52により第2連結部材80を押圧するに適する位置に停止させることができる。
(操作棒側の)連結部24は、抑止手段18を構成する弾発部材70が配設されていないが、芯部材44の手元側に配置されても良い。
この第3の実施の形態においては、第1連結部40の第2連結部42は、第1連結部材50が嵌め入れられた領域の手元側には弾発部材70(図示せず)の先端側を止めるための弾発部材取り付け部72が形成されている。
更に、操作棒12の操作棒本体20は、第1連結部材50の手元側の外表面と向き合う側において、その先端側に、弾発部材70(図示せず)の後端側を止めるための弾発部材取り付け部74が形成されている。
前記第1連結部40は、後述する第1連結部材50の移動スペースを操作棒本体20との間に形成するように構成され、前記第2連結部42は、前記第1の固定凸部(ピン)60が配設され、その周囲に(先端工具側の)連結部32を構成する第2連結部材80を嵌挿されるように構成されている。
第1連結部材50は、円環状であり、略円柱状の芯部材44の周囲に嵌め装填されており、芯部材44及び操作棒本体20の長手方向に摺動するように構成されている。第1連結部材50の手元側と操作棒本体20の先端側との間に介装された弾発部材70(図示せず)により、先端側に弾発されるように構成されることがある。
第1の固定凸部(ピン)60は、(操作棒側の)連結部24の中央において、径方向にのびるように形成されている。
第1の固定凸部(ピン)60は、先端工具14に対し相対的に、操作棒12の移動に伴い操作棒12の軸方向に移動できるように形成され且つ操作棒12の周方向に回転できるように形成されている。
(先端工具側の)連結部32は、操作棒12に取り付けられる被取付部を構成しており、操作棒12の側の連結部24を連結できるように形成された第2連結部材80が配設されている。
第2連結部材80は、操作棒12に連結される側の領域に、操作棒12の側の連結部24に配設された前記第1の固定凸部(ピン)60を停止させる第1の固定溝90が形成されている。第1の固定溝90は、第1の固定凸部(ピン)60を嵌め入れ、(操作棒側の)連結部24と(先端工具側の)連結部32とを連結したときに第1の固定凸部(ピン)60を固定する固定手段16を構成している。
第1の固定溝90は、操作棒12側に開口した第1の溝部90Aと、第1の溝部90Aに続いて開口した第2の溝部90Bと、第2の溝部90Bに続いて開口した第3の溝部90Cとを有している。第1の溝部90Aは、長手方向にのびており、第2の溝部90Bは周方向にのびており、第3の溝部90Cは長手方向にのびて袋小路になっている。
第1の固定溝90は、平面視L字型に形成されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第1の固定凸部(ピン)60が第3の溝部90Cに停止して移動しないように構成されている。
第1の固定溝90は、嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えている。
前記第1の固定凸部(ピン)60は、第1連結部材50の径方向に突き出し設けられ、
前記第1の固定溝90は、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えている。
第2連結部材80は、(先端)工具部30に取り付けられ且つ操作棒12に連結される被取付部を構成するものであり、(先端)工具部30に取り付けられる先端工具取り付け部である第1連結部82と、前記先端工具取り付け部である第1連結部82より太い第2連結部84とを備えている。
第1連結部82は、(先端)工具部30の取り付け部に嵌合され、(先端)工具部30に適宜な固定具、例えばピン等により固定される。
第2連結部84は、中空状の芯部材取り付け部を構成しており、芯部材44に嵌装される棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
第2連結部84は、棒体側連結部取り付け孔94の中に、柱状の芯部材取り付け部96が設けられている。
柱状の芯部材取り付け部96は、芯部材44の第2連結部42と(第2)操作棒取付部材28との間の円環状の中空部46に嵌挿されて、前記(第2)操作棒取付部材28の先端側に接して連接されている。
(第2)操作棒取付部材28は、柱状の芯部材取り付け部96と直列に並んで、芯部材44の第2連結部42において取り付けられている。
柱状の芯部材取り付け部96は、第2連結部材80の手元側の部位に突き当たるように構成されており、柱状の芯部材取り付け部96の手元側の端部と前記中空部46の第1中空部46aの境界壁部との間に存在する第2中空部46bに、柱状の芯部材取り付け部96を手元側又は先端側に向けて弾発するように形成されたコイルバネ等の第2弾発部材76が配設されている。
柱状の芯部材取り付け部96は、図16及び17において示すように、第2連結部42の中空部46に嵌め込まれ、(第2)操作棒取付部材28に抜け止めネジ28aで固定されている。
第1連結部材50は、操作棒12の軸方向に移動可能に操作棒12に配設されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第2連結部材80の操作棒12側の領域に固定されて第2連結部材80の移動を制御して、前記(操作棒側の)連結部24が前記第2連結部材80の第1の固定溝90から外れないように形成されている。
第1連結部材50は、第2連結部材80の移動を制御するために、固定手段16を有している。
第1連結部材50は、先端工具14を操作棒12に取り付けたとき、固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60を覆うように構成されており、かつ第2連結部材80の第2連結部84及び第3連結部材52をその中空部分に内包するように構成されている。
第1連結部材50と第2連結部材80の第2連結部84とは、第1連結部材50を回したときに、固定手段16を構成する雄ネジ部88及び雌ネジ部58によって、軸方向に螺動するように構成されている。
この実施の形態においては、第1連結部材50は、第1連結部材50における第2連結部材80の第2連結部84と重なる領域の内側に雌ネジ部58が形成され、第2連結部材80は、第2連結部84における第1連結部材50に覆われる領域の外側に雄ネジ部88が形成されている。
この実施の形態においては、操作棒12の操作棒本体20は、断面略円形の棒体であり、芯部材44の第1連結部40及び第2連結部42は、断面略円形の棒状体であり、第1連結部材50は、断面略円形の環状体であり、第3連結部材52は、断面略円形の環状体であり、第2連結部材80は、断面略円形の環状体である。
そして、これら操作棒12の操作棒本体20、芯部材44、第1連結部材50、第3連結部材52及び第2連結部材80は、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されている。
第3連結部材52は、芯部材44の第2連結部42の周囲に配設され、第1連結部材50は、第3連結部材52及び第2連結部材80の第2連結部84の周囲に配設され、第2連結部材80は、芯部材44の先端側の周囲に配設され、第3連結部材52の先端側の端縁と第2連結部材80の手元側の端縁とは、対向するように形成されている。
次に、操作方法について、実施の形態にかかる連結構造10を備えた絶縁操作棒12を利用し、架空配電線バイパス回路を形成するため、絶縁操作棒12によりその先端に連結された間接活線用の先端工具14を操作することを想定して、以下説明する。
まず、図16及び図17に示すように、作業者が間接活線工事用の先端工具14を絶縁操作棒12の先端部に装着するために、連結構造10を構成する絶縁操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32と連結する。
具体的には、操作棒12側の(操作棒側の)連結部24の軸線と先端工具14側の(先端工具側の)連結部32の軸線とを一致させ、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第1の溝部90Aと位置合わせする。
次に、操作棒12を先端工具14側に移動させて、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第2の溝部90Bまで挿入し、第2の溝部90Bの先端工具14側の溝壁まで到達すれば、操作棒12を円周方向に回して、第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90Bの溝に沿って第3の溝部90Cに向けて進める。
連結構造10が第3の溝部90Cの溝口まで到達したとき、すなわち第2の溝部90Bの行き止まりまで到達したとき、操作棒12を先端工具14側より手元側に引き戻し、第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cに嵌め入れる。
そこで、第1連結部材50を回すことにより、第1連結部材50の雌ネジ部58と第2連結部材80の雄ネジ部88との作用により第1連結部材50を操作棒12の長手方向に移動させて、第3連結部材52により第2連結部材80を押圧する位置まで移動させて、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを強固に連結させる。
次に、連結構造10において、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24と工具部(先端工具部)30の(先端工具側の)連結部32とのロックを解除するときについて、主として図17に基づいて説明する。そのときは、第1連結部材50を回して手元側に移動させ、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を先端側に移動させて固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cより外し、操作棒12を回して第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90Bに沿って移動させ、第1の固定溝90に位置したとき、手元側に操作棒12を移動させて第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90から外すことにより、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを分離することができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態である連結構造について、主として図22ないし図33に基づいて説明する。
なお、図1ないし図9図示の第1の実施の形態である連結構造10と共通の構成要件・要素については、同じ符号を付して、共通の構成要件・要素についての説明を省略することとする。
以下、第4の実施の形態の連結構造の特徴ある構成要件・要素を中心に説明する。
本発明にかかる第4の実施の形態である連結構造10は、棒体を構成する操作棒12と前記操作棒12に連結される被連結部を構成する先端工具14の連結部位とを連結する連結構造である。
操作棒12は、長尺円柱状の操作棒本体20と、操作棒本体20の後端すなわち手前側に付設された把持部22と、操作棒本体20の先端側すなわち先端工具14に取り付けられる側の領域に形成された(操作棒側の)連結部24とを備える。
間接活線工事用工具などの先端工具14は、例えば活線状態の架空配電線の絶縁被覆を剥ぎ取る皮剥機、ヤットコ、係止具などで構成される。
先端工具14は、電線等に直接的に接触する工具部30と、工具部30を操作棒12に連結される領域に形成された、被連結部を構成する(先端工具側の)連結部32とを備える。
棒体である操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されており、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
この実施の形態においては、連結部24に凸部を構成する芯部材44が形成され、連結部32に凹部を構成する棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
芯部材44は、断面略円形の棒状体であり、棒体側連結部取り付け孔94は、断面略円形の環状体であり、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として並列されており、棒体側連結部取り付け孔94に芯部材44を組み合わせて、操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とが連結されるように構成されている。
操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、先端工具14を固定する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段16が配設されている。
更に、操作棒12は、先端工具14に連結される側の領域に、操作棒12と先端工具14との連結が外れることがないように、それらの移動を抑止する、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する抑止手段18が配設されている。
棒体の連結部を構成する前記操作棒12の連結部24は、操作棒本体20より細い第1連結部40が操作棒本体20に連結される側に形成され、かつ前記第1連結部40の先端工具14側に前記第1連結部40より太い第2連結部42が連設された芯部材44等により構成されている。
操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を構成する芯部材44は、操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26並びに固定ピン26a及び固定ピン26b)により、操作棒本体20と連結されている。
(第1)操作棒取付部材26は、有底円環状体であり、操作棒本体20の凹み部20aに嵌め込まれて、適宜な固定手段、例えば、固定ピン26a及び固定ピン26bにより直接的に連結されるように構成されている。
(操作棒側の)連結部24は、第1連結部40及び第2連結部42を構成する芯部材44を備えている。
芯部材44は、前記操作棒取付部材((第1)操作棒取付部材26)の中央に穿設された取り付け穴26dに嵌合され、前記連結ネジ26cにより、連結されている。
この実施の形態においては、(第1)操作棒取付部材26は、その手元側より(第1)操作棒取付部材26と芯部材44とを連結するための連結ネジ26cを挿入することにより、芯部材44の手元側に連結ネジ26cによりネジ止めして、(第1)操作棒取付部材26と連結されている。
芯部材44は、(第1)操作棒取付部材26を介して操作棒本体20に取り付けられている。
(操作棒側の)連結部24は、抑止手段18を構成する弾発部材70が配設されている。
この実施の形態においては、芯部材44は、その第1連結部40においてその周囲に、操作棒12の手元側より先端工具14側に向けて弾発するように形成されたコイルバネなどの弾発部材70で構成された抑止手段18が配設されている。
芯部材44は、この実施の形態においては、手元側が、操作棒本体20に取り付けられるように操作棒本体20より細い円柱状部で形成された第1連結部40を構成し、先端側が、手元側の細い第1連結部40より太く形成された太い円柱状部で形成された第2連結部42を構成している。
この実施の形態においては、図28において示すように、芯部材44は、第1連結部40と第2連結部42とを別部材として形成し、適宜ピン44aにより連結されたものである。
芯部材44は、先端側の第2連結部42において固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60が取り付けられており、また、手元側の第1連結部40においてその周囲に抑止手段18を構成する弾発部材70が介装されている。
更に、この実施の形態においては、芯部材44は、第2連結部42において後述する第2の固定凸部(プランジャ)62を、操作棒12の長手方向及び径方向に導き、固定させるための第2の固定溝92が形成されている。
(操作棒側の)連結部24は、第1連結部材50が配設されている。
第1連結部材50は、断面円形の円環状体であり、中空部分の内側において、その先端側が第1連結部40の第2連結部42に嵌め入れられている。
(操作棒側の)連結部24は、この実施の形態においては、操作棒本体20の先端においてその中心に固定された芯部材44を備えており、その芯部材44の周囲には第1連結部材50が配設されている。
第1連結部40は、第1連結部材50が嵌め入れられた領域の手元側には弾発部材70の先端側を止めるための弾発部材取り付け部72が形成されている。
更に、操作棒12の操作棒本体20は、第1連結部材50の手元側の外表面と向き合う側において、その先端側に、弾発部材70の後端側を止めるための弾発部材取り付け部74が形成されている。
第1連結部材50は、第1連結部40の芯部材44に介装された弾発部材70を囲繞するように、弾発部材取り付け部72と弾発部材取り付け部74との間に跨って架設されており、その先端側が第2連結部42の外周面を囲繞するように第2連結部42に取り付けられている。
抑止手段18を構成する弾発部材70は、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、弾発部材取り付け部72を介して、第1連結部材50を、被連結部を構成する第2連結部42の第2連結部材80側に付勢するように構成されている。
棒体側の連結部と被連結部側の連結部とは、一方に凸部を構成する固定手段16たる第1の固定凸部60が形成され、他方に凹部を構成する固定手段16たる第1の固定溝90が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されている。
前記固定手段16は、前記棒体側の連結部に形成された、分離防止手段を構成する第1の固定凸部(ピン)60により構成され、
及び/又は、
前記固定手段16は、前記棒体側の第1連結部材50に形成された、分離防止手段を構成する第2の固定凸部(プランジャー)62により構成され、
前記第2連結部材80に形成された固定手段又は芯部材44に形成された固定手段は、前記芯部材44及び/又は第2連結部材80において、対応した位置に形成された、曲がりくねった分離防止手段を構成する固定溝たる第1の固定溝90により構成されている。
前記芯部材44の第1連結部40は、後述する第1連結部材50の移動スペースを操作棒本体20との間に形成するように構成されている。
前記芯部材44の第2連結部42は、先端側に前記第1の固定凸部(ピン)60が配設されている。
更に、芯部材44の第2連結部42は、後述する第2の固定凸部(プランジャ)62を誘導するための第2の固定溝92が形成されている。
第1の固定凸部(ピン)60は、(操作棒側の)連結部24の第2連結部42において、径方向にのびるように形成されている。
第1の固定凸部(ピン)60は、先端工具14に対し相対的に、操作棒12の移動に伴い操作棒12の軸方向に移動できるように形成され且つ操作棒12の回転に伴い操作棒12の周方向に回転できるように形成されている。
第2の固定溝92は、操作棒12側に開口した第1の溝部92Aと、第1の溝部92Aに続いて開口した第2の溝部92Bと、第2の溝部92Bに続いて開口した第3の溝部92Cとを有している。第1の溝部92Aは、長手方向にのびており、第2の溝部92Bは周方向にのびており、第3の溝部92Cは長手方向にのびて袋小路になっている。
第2の固定溝92は、平面視L字型に形成されており、操作棒12に先端工具14を取り付けるとき、第1連結部材50を回すと、第2の固定凸部(プランジャ)62が第3の溝部92Cに突き当たり、第1連結部材50が移動しないように構成されている。
第2の固定溝92は、嵌り込んだ第2の固定凸部(プランジャ)62の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第2の固定凸部(プランジャ)62の軸部が移動することができる幅とを備えている。
前記第2の固定凸部(プランジャ)62は、図24において示すように、筒状の本体62aと該筒状の本体62aの筒内に装填されたバネ等の付勢体62bと、付勢体62bにより筒状の本体62aの下端部より頭部が突き出たボール状の凸部62cとを備えている。
第2の固定凸部(プランジャ)62は、第1連結部材50の径方向に突き出し設けられ、前記第2の固定溝92は、前記嵌り込んだ第2の固定凸部(プランジャ)62の凸部62cが若干嵌る深さの凹部92aと、前記嵌り込んだ第2の固定凸部(プランジャ)62の筒状の本体62a及び凸部62cが移動することができる幅を有する平面上の移動路92bとを備えている。第2の固定凸部(プランジャ)62が第2の固定溝92の溝中の移動路92bを移動して、凹状の凹部92aに嵌り、第1連結部材50の移動を制御するように構成されている。第2の固定溝92は、図24において示すように、凹部92aが第2の溝部92B及び第3の溝部92Cに設けられている。
第1連結部材50は、円環状であり、略円柱状の芯部材44の周囲に嵌め装填されており、芯部材44及び操作棒本体20の長手方向に移動自在に構成されており、第1連結部材50の手元側と操作棒本体20の先端側との間に介装された弾発部材70により、先端側に弾発されるように構成されている。
第1連結部材50は、先端側に、第2の固定凸部(プランジャ)62を固定するための孔50aが穿設されており、その孔50aに固定手段16を構成する第2の固定凸部(プランジャ)62が嵌合固定されている。
(先端工具側の)連結部32は、操作棒12に取り付けられる被取付部を構成しており、操作棒12の側の連結部24を連結できるように形成された第2連結部材80が配設されている。
第2連結部材80は、操作棒12に連結される側の領域に、操作棒12の側の連結部24に配設された前記第1の固定凸部(ピン)60を停止させる第1の固定溝90が形成されている。第1の固定溝90は、第1の固定凸部(ピン)60を嵌め入れ、(操作棒側の)連結部24と(先端工具側の)連結部32とを連結したときに第1の固定凸部(ピン)60を固定する固定手段16を構成している。
第1の固定溝90は、操作棒12側に開口した第1の溝部90Aと、第1の溝部90Aに続いて開口した第2の溝部90Bと、第2の溝部90Bに続いて開口した第3の溝部90Cとを有している。第1の溝部90Aは、長手方向にのびており、第2の溝部90Bは周方向にのびており、第3の溝部90Cは長手方向にのびて袋小路になっている。
第1の固定溝90は、平面視L字型に形成されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第1の固定凸部(ピン)60が第3の溝部90Cに停止して移動しないように構成されている。
第1の固定溝90は、嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えている。
前記第1の固定凸部(ピン)60は、芯部材44の第2連結部42の径方向に突き出し設けられ、前記第1の固定溝90は、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の頭部が若干突出する深さと、前記嵌り込んだ第1の固定凸部(ピン)60の軸部が移動することができる幅とを備えており、第1の固定凸部(ピン)60が第1の固定溝90の溝中を移動して、操作棒12及び第1連結部40の移動を制御するように構成されている。
第2連結部材80は、(先端)工具部30に取り付けられ且つ操作棒12に連結される被取付部を構成するものであり、(先端)工具部30に取り付けられる先端工具取り付け部である第1連結部82と、前記先端工具取り付け部である第1連結部82より太い第2連結部84とを備えている。
第1連結部82は、(先端)工具部30の取り付け部に嵌合され、(先端)工具部30に適宜な固定具例えばピン等により固定される。
第2連結部84は、中空状の芯部材取り付け部を構成しており、芯部材44に嵌装される棒体側連結部取り付け孔94が形成されている。
更に、棒体側連結部取り付け孔94の開口縁部に続いて、第1の固定溝90が形成されている。
第1連結部材50は、操作棒12の軸方向に移動可能に操作棒12の側に配設されており、操作棒12に先端工具14を取り付けたとき、第2連結部材80の操作棒12側の領域に固定されて第2連結部材80の移動を制御して、前記(操作棒側の)連結部24が前記第2連結部材80の第1の固定溝90から外れないように形成されている。
更に、第1連結部材50は、第2連結部材80の移動を制御するために、第1連結部材50を第1連結部40の第2連結部42に固定する固定手段16を有している。この第1連結部材50を第1連結部40の第2連結部42に固定する固定手段16は、前記した第2の固定凸部(プランジャ)62により構成されている。
この実施の形態においては、操作棒12の操作棒本体20は、断面略円形の棒体であり、芯部材44の第1連結部40及び第2連結部42は、断面略円形の棒状体であり、第1連結部材50は、断面略円形の環状体であり、第2連結部材80は、断面略円形の環状体である。
そして、これら操作棒12の操作棒本体20、芯部材44、第1連結部材50及び第2連結部材80は、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されている。
第1連結部材50は、芯部材44の第2連結部42の周囲に配設され、第2連結部材80は、芯部材44の先端側の周囲に配設され、第1連結部材50の先端側の端縁と第2連結部材80の手元側の端縁とは、対向するように形成されている。
次に、操作方法について、第4の実施の形態にかかる連結構造10を備えた絶縁操作棒12を利用し、架空配電線バイパス回路を形成するため、絶縁操作棒12によりその先端に連結された間接活線用の先端工具14を操作することを想定して、以下説明する。
まず、図32に示すように、作業者が間接活線工事用の先端工具14を操作棒12の先端部に装着するために、連結構造10を構成する操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32と連結する。
具体的には、操作棒12側の連結部24の軸線と先端工具14側の連結部32の軸線とを一致させ、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第1の溝部90Aと位置合わせする。
次に、操作棒12を先端工具14側に移動させて、第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90の第2の溝部90Bまで挿入し、第2の溝部90Bの先端工具14側の溝壁まで到達すれば、操作棒12を円周方向に回して、第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90Bの溝に沿って第3の溝部90Cに向けて進める。
連結構造10が第3の溝部90Cの溝口まで到達したとき、すなわち第2の溝部90Bの行き止まりまで到達したとき、操作棒12を先端工具14側より手元側に引き戻し、第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cに嵌め入れる。
第1連結部材50を第2連結部42に固定するときには、図32(B)に示すように、第1連結部材50の第2の固定凸部(プランジャ)62と芯部材44の第2の固定溝92との作用により第1連結部材50を操作棒12の長手方向に移動させて、第1連結部材50により第2連結部材80を押圧する位置まで第1連結部材50を移動させて、第1連結部材50と第2連結部42とを連結させて、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを強固に連結させるようにする。
この実施の形態においては、芯部材44の軸線と第2連結部42の軸線と一致させ、第2の固定凸部(プランジャ)62を第2の固定溝92の第1の溝部92Aと位置合わせする。
次に、第1連結部材50を先端工具14側に移動させて、第2の固定凸部(プランジャ)62を第2の固定溝92の第2の溝部92B迄挿入し、第2の固定溝92の先端工具14側の溝壁まで、到達すれば、第1連結部材50を円周方向に回して、第2の固定凸部(プランジャ)62を第2の溝部92Bの溝に沿って第3の溝部92Cに向けて進める。
第2の固定凸部(プランジャ)62が第3の溝部92Cの溝口まで到達したとき、すなわち第2の溝部92Bの行き止まりまで到達したとき、第2の固定凸部(プランジャ)62を第3の溝部92Cに嵌め入れる。
このように、第1連結部材50を回すことにより、第1連結部材50の第2の固定凸部(プランジャ)62と第2連結部42の第2の固定溝92の作用により、第1連結部材50を第2連結部材80を押圧する位置まで移動させて、第1連結部材50を芯部材44の第2連結部42に連結させる。
連結構造10において、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24と工具部(先端工具部)の(先端工具側の)連結部32とのロックを解除するときについて、主として図33に基づいて説明する。第1連結部材50を回して第2の溝部92Bの位置まで移動させて仮固定した状態とする。そして、操作棒本体20の(操作棒側の)連結部24を先端側に移動させて、第1連結部材50の移動に伴い第2連結部材80を手元側に押して、固定手段16を構成する第1の固定凸部(ピン)60を第3の溝部90Cより外し、操作棒12を回して第1の固定凸部(ピン)60を第2の溝部90B に沿って移動させ、第1の固定溝90に位置したとき、手元側に操作棒12を移動させて第1の固定凸部(ピン)60を第1の固定溝90から外すことにより、操作棒12の(操作棒側の)連結部24と先端工具14の(先端工具側の)連結部32とを分離することができる。
(第1ないし第3の実施の形態の変形例)
第1ないし第3の実施の形態の変形例について、図36から図38に基づいて以下説明する。
この変形例は、連結構造10が、被連結部を備えた先端工具14に近い位置ではなく、棒体の手元側の近い位置に形成されている。
変形例の連結構造10は、二つに分割された棒体のうち、手元側の棒体と、先端側の棒体と連結するものであって、操作棒12を構成する先端工具14が連結される第1操作棒体12Aと、手元側の操作棒12を構成する第2操作棒体12Bとを連結するように形成されている。
第1操作棒体12Aは、連結部を構成しており、その先端側に被連結部が形成されており、第2操作棒体12Bは、棒体を構成しており、その後端に連結部が形成されている。
操作棒12は、第1の実施の形態の変形例においては、第1操作棒体12Aを構成する長尺円柱状の操作棒本体20と、操作棒本体20の後端すなわち手前側に付設される、第2操作棒体12Bを構成する把持部22と備える。
操作棒本体20は、その先端側には先端工具14が取り付けられ、その後端側の領域には、被連結部を構成する(操作棒側の)連結部24を備えている。
以上のように、本発明の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
前記実施の形態においては、棒体である操作棒12の側の連結部24と被連結部側の連結部32とは、棒体の軸線方向に伸びる中心線を同心として、並列されて、組み合わせられるように形成され、一方の連結部24に凸部が形成され、他方の連結部32に凹部が形成されていたが、(操作棒側の)連結部24に凹部を構成する例えば棒体側連結部取り付け孔94が形成され、(先端工具側の)連結部32に凸部を構成する例えば芯部材44が形成されても良い。
本発明にかかる連結構造は、広く棒状体の連結構造に用いられる。
10 連結構造
12 操作棒
12A 第1操作棒体
12B 第2操作棒体
14 先端工具
16 固定手段
18 抑止手段
20 操作棒本体
20a 凹み部
22 把持部
24 (操作棒側の)連結部
26 (第1)操作棒取付部材
26a 固定ピン
26b 固定ピン
26c 連結ネジ
26d 取り付け穴
28 (第2)操作棒取付部材
28a 抜け止めネジ
30 工具部(先端工具部)
32 (先端工具側の)連結部
32a 凹み部
40 第1連結部
42 第2連結部
42a 凹み部
44 芯部材
46 中空部
46a 第1中空部
46b 第2中空部
46c 第3中空部
48 雄ネジ部

50 第1連結部材
50a 孔
50E 先端面
52 第3連結部材
58 雌ネジ部

60 第1の固定凸部(ピン)
62 第2の固定凸部(プランジャ)
62a 筒状の本体
62b 付勢体
62c 凸部
64 固定具

70 弾発部材
72 弾発部材取り付け部
74 弾発部材取り付け部
76 第2弾発部材

80 第2連結部材
80E 後端面
82 第1連結部
84 第2連結部
88 雄ネジ部

90 第1の固定溝
90A 第1の溝部
90B 第2の溝部
90C 第3の溝部
92 第2の固定溝
92a 凹部
92b 移動路
92A 第1の溝部
92B 第2の溝部
92C 第3の溝部
94 棒体側連結部取り付け孔
96 柱状の芯部材取り付け部
98 第3弾発部材

Claims (4)

  1. 棒体と前記棒体に連結される被連結部とを連結したロック状態にできる連結構造であって、
    棒体側の連結部と、被連結部側の連結部とが連結されるように構成された芯部材と、
    前記棒体側の領域において棒体の軸方向に移動可能に棒体側に配設される第1連結部材と、
    前記被連結部側の領域に配設される第2連結部材とを備え、
    前記第1連結部材は、環状であり、芯部材の周囲に嵌め装填されており、
    前記第2連結部材は、芯部材嵌挿される連結部取り付け孔が形成され、
    前記連結部取り付け孔に芯部材を組み合わせて棒体側の連結部と被連結部側の連結部とが連結されるように構成され、
    前記芯部材は、第2連結部材の第2連結部に設けられた空洞部に形成された連結部取付け孔に嵌挿される形状を備え、
    前記連結部取り付け孔の中に、柱状の芯部材取り付け部が設けられ、
    連結部取り付け孔は、その先端側において、被連結部側より棒体側に向けて弾発する弾発部材が配設されており、
    前記芯部材は、長手方向に穿設された中空環状の中空部を有しており、
    前記中空部は、中央において、細長くくびれた第1中空部が形成され、第1中空部より先端側において第2中空部が形成され、
    芯部材は、第1連結部材が介装された領域の外周部に、固定手段を構成する雄ネジ部が設けられており、第1連結部材は、芯部材に介装された領域の筒内に、固定手段を構成する雌ネジ部が設けられており、第1連結部材の固定手段は、芯部材の固定手段に螺合されて、第1連結部材を回すことにより移動させて第1連結部材により第2連結部材を押圧するに適する位置に停止させることができるように構成され、
    前記棒体は、棒体に連結される被連結部側の領域に、連結構造により連結されたものが分離することを防止する、分離防止手段を構成する固定手段が配設され、
    前記第2連結部材は、棒体側の領域に、前記棒体側の固定手段を停止させる固定手段が形成され、
    前記第1連結部材及び第2連結部材は、前記第1連結部材の手元側と棒体の先端側との間に介挿された第1弾発部材により、ロック状態のとき先端側に押圧されるように構成され、
    前記棒体に被連結部を連結したとき、前記第1連結部材は、前記固定手段を構成する雌ネジ部により第2連結部材の第1連結部材側領域に固定されて、第2連結部材の移動を制御して、前記棒体側の固定手段が前記第2連結部材に形成された固定手段から外れないように形成されたことを特徴とする、棒体の連結構造。
  2. 棒体と前記棒体に連結される被連結部とを連結したロック状態にできる連結構造であって、
    棒体側の連結部と、被連結部側の連結部とが連結されるように構成された芯部材と、
    前記棒体側の領域において棒体の軸方向に移動可能に棒体側に配設される第1連結部材と、
    前記被連結部側の領域に配設される第2連結部材とを備え、
    前記第1連結部材は、環状であり、芯部材の周囲に嵌め装填されており、
    前記第2連結部材は、芯部材嵌挿される連結部取り付け孔が形成され、
    前記連結部取り付け孔に芯部材を組み合わせて棒体側の連結部と被連結部側の連結部とが連結されるように構成され、
    前記芯部材は、第2連結部材の第2連結部に設けられた空洞部に形成された連結部取付け孔に嵌挿される形状を備え、
    前記連結部取り付け孔の中に、柱状の芯部材取り付け部が設けられ、
    連結部取り付け孔は、その先端側において、被連結部側より棒体側に向けて弾発する弾発部材が配設されており、
    前記芯部材は、長手方向に穿設された中空環状の中空部を有しており、
    前記中空部は、中央において、細長くくびれた第1中空部が形成され、第1中空部より先端側において第2中空部が形成され、
    芯部材は、第1連結部材が介装された領域の外周部に、固定手段を構成する雄ネジ部が設けられており、第1連結部材は、芯部材に介装された領域の筒内に、固定手段を構成する雌ネジ部が設けられており、第1連結部材の固定手段は、芯部材の固定手段に螺合されて、第1連結部材を回すことにより移動させて第1連結部材により第2連結部材を押圧するに適する位置に停止させることができるように構成され、
    前記棒体側の連結部と被連結部側の連結部とは、一方に凸部が形成され、他方に凹部が形成されており、その凸部と凹部とが組み合わさって連結されるように構成されており、
    前記第1連結部材と前記第2連結部材とは、連結された第1連結部材と第2連結部材とが反対方向に移動することにより分離されるように構成されており、
    前記第1連結部材及び第2連結部材は、前記第1連結部材の手元側と棒体の先端側との間に介挿された第1弾発部材により、ロック状態のとき先端側に押圧されるように構成され、
    前記棒体は、連結構造により連結されたものが分離することを防止する分離防止手段を構成する抑止手段が配設されており、
    前記抑止手段は、第1連結部材を、第2連結部材側に押圧して、前記連結した時に噛み合わされた凸部と凹部とが離れないように構成されたことを特徴とする、棒体の連結構造。
  3. 前記固定手段は、前記棒体側の連結部に形成された、分離防止手段を構成する第1の固定凸部(ピン)により構成され、
    前記第2連結部材に形成された固定手段は、前記第2連結部材において、対応した位置に形成された、曲がりくねった分離防止手段を構成する固定溝により構成された、請求項1に記載の棒体の連結構造。
  4. 柱状の芯部材取り付け部の手元側の端部と中空部の第1中空部の境界壁部との間に存在する第2中空部に、第2弾発部材が配設されており、
    前記第2弾発部材は、柱状の芯部材取り付け部及び第2連結部をロック時縮んで先端側に押すように構成され、ロック状態では軽く縮んでいる状態で、解除動作で第2連結部材を手前側に引いた時に更に縮んだ状態になるように構成された、請求項1又は2に記載の棒体の連結構造。
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