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JP7810257B2 - アンテナモジュール - Google Patents
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JP7810257B2 - アンテナモジュール - Google Patents

アンテナモジュール

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Description

本開示は、アンテナモジュールに関し、より特定的には、2方向に電波を放射可能なアンテナモジュールの小型化のための技術に関する。
米国特許第11108157号明細書(特許文献1)には、屈曲させた誘電体基板を有するアンテナモジュールにおいて、法線方向が互いに異なる2つの面に放射素子がそれぞれ配置された構成が開示されている。
米国特許第11108157号明細書
米国特許第11108157号明細書(特許文献1)に開示されたアンテナモジュールは、たとえば、携帯電話あるいはスマートフォンのような携帯端末に代表される通信装置に用いられる場合がある。このような通信装置においては、さらなる小型化および薄型化が望まれており、これに伴って、当該通信装置に搭載されるアンテナモジュールについても、さらなる小型化および低背化が必要とされている。
一方で、米国特許第11108157号明細書(特許文献1)のように屈曲させた誘電体基板を用いる構成において、さらなる低背化を行なった場合には、屈曲部における機械的強度が低下したり、当該屈曲部を介した給電が困難となったりすることが懸念される。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、2方向に電波を放射可能なアンテナモジュールにおいて、機械的強度を確保しつつ低背化を実現することである。
本開示に係るアンテナモジュールは、平板形状の第1放射素子が配置された第1基板と、平板形状の第2放射素子が配置された第2基板とを備える。第1基板は、互いに対向する第1面および第2面を有する。第1放射素子は、第1基板において第2面上、または、第1面と第2面との間の位置に配置されている。第1基板の第1面には、第1面の法線方向に凹んだ凹部が形成されている。第2基板は、凹部の内部に入り込むように配置された第1領域と、第1基板の第1面上に接する第2領域とを含む。第2放射素子の法線方向は、第1放射素子の法線方向とは異なる。
本開示に係るアンテナモジュールによれば、第1放射素子が配置された第1基板に形成された凹部に、放射方向(法線方向)の異なる第2放射素子が配置された第2基板がはめ込まれており、当該第2基板が第1基板の主面(第1面)上で固定されている。このような構成とすることによって、屈曲部を設けることなく2つの基板同士を固定することができる。したがって、2方向に電波を放射可能なアンテナモジュールにおいて、機械的強度を確保しつつ低背化を実現することができる。
実施の形態1に係るアンテナモジュールが適用される通信装置のブロック図である。 図1のアンテナモジュールの斜視図である。 図1のアンテナモジュールの側面透視図である。 アンテナブロックを説明するための図である。 変形例のアンテナブロックを説明するための図である。 実施の形態2に係るアンテナモジュールの側面透視図である。 実施の形態1および実施の形態2のアンテナモジュールにおけるメイン基板側の放射素子のアンテナ特性を説明するための図である。 実施の形態3に係るアンテナモジュールの側面透視図である。 実施の形態2および実施の形態3のアンテナモジュールにおけるアンテナブロック側の放射素子のアンテナ特性を説明するための図である。 実施の形態4に係るアンテナモジュールの側面透視図である。 実施の形態5に係るアンテナモジュールの斜視図である。 変形例のアンテナモジュールの斜視図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
(通信装置の基本構成)
図1は、本実施の形態に係るアンテナモジュール100が適用される通信装置10のブロック図である。通信装置10は、たとえば、携帯電話、スマートフォンあるいはタブレットなどの携帯端末や、通信機能を備えたパーソナルコンピュータなどである。本実施の形態に係るアンテナモジュール100に用いられる電波の周波数帯域の一例は、たとえば28GHz、39GHzおよび60GHzなどを中心周波数とするミリ波帯の電波であるが、上記以外の周波数帯域の電波についても適用可能である。
図1を参照して、通信装置10は、アンテナモジュール100と、ベースバンド信号処理回路を構成するBBIC200とを備える。アンテナモジュール100は、給電装置の一例であるRFIC110と、アンテナ装置120とを備える。通信装置10は、BBIC200からアンテナモジュール100へ伝達された信号を高周波信号にアップコンバートしてアンテナ装置120から放射するとともに、アンテナ装置120で受信した高周波信号をダウンコンバートしてBBIC200にて信号を処理する。
アンテナ装置120は、誘電体基板130Aと、複数の誘電体基板130Bとを含む。誘電体基板130Aには、複数の放射素子125Aが配置されている。各放射素子125Aは、平板形状を有する放射電極121Aおよび放射電極122Aを含んでいる。各誘電体基板130Bには放射素子125Bが配置されている。放射素子125Bは、平板形状を有する放射電極121Bおよび放射電極122Bを含んでいる。
放射素子125A,125Bに含まれる各放射電極は、円形、楕円形あるいは多角形を有する平板形状のパッチアンテナである。本実施の形態1の例においては、各放射電極は、略正方形を有するマイクロストリップアンテナである。放射素子125Aにおいて、放射電極121Aのサイズは放射電極122Aのサイズよりも小さい。そのため、放射電極121Aから放射される電波の周波数帯域は、放射電極122Aから放射される電波の周波数帯域よりも高い。同様に、放射素子125Bにおいて、放射電極121Bのサイズは放射電極122Bのサイズよりも小さく、放射電極121Bから放射される電波の周波数帯域は、放射電極122Bから放射される電波の周波数帯域よりも高い。すなわち、図1の例のアンテナモジュール100は、2つの誘電体基板130A,130Bの各々から、異なる2つの周波数帯域の電波を放射することが可能な、いわゆるデュアルバンドタイプのアンテナモジュールである。
なお、以下の説明においては、複数の放射素子125Aが配置された誘電体基板130Aを「メイン基板108」とも称し、放射素子125Bが配置された個々の誘電体基板130Bの構成を「アンテナブロック107」とも称する。図2において後述するように、アンテナ装置120は、メイン基板108に、複数のアンテナブロック107が取り付けられた構成を有している。
図1においては、アンテナ装置120が4つの誘電体基板130Bを含んでおり、誘電体基板130Aに4つの放射素子125Aが配置された構成の例が示されているが、誘電体基板130Bおよび放射素子125Aの数はこれに限られない。また、図1においては、誘電体基板130A上に放射素子125Aが一列に配置された一次元のアレイ状に配置された例が示されているが、誘電体基板130A上に放射素子125Aが二次元のアレイ状に配置されていてもよい。あるいは、誘電体基板130A上に単独の放射素子125Aが配置される構成であってもよい。
RFIC110は、4つの給電回路110A~110Dを含む。給電回路110Aは、メイン基板108側の放射電極121Aに高周波信号を供給するための回路である。給電回路110Bは、メイン基板108側の放射電極122Aに高周波信号を供給するための回路である。給電回路110Cは、アンテナブロック107側の放射電極122Bに高周波信号を供給するための回路である。給電回路110Dは、アンテナブロック107側の放射電極121Bに高周波信号を供給するための回路である。なお、給電回路110A~110Dの内部構成は共通であるため、図1においては、説明を容易にするために、給電回路110Aについてのみ詳細構成が記載されており、給電回路110B~110Dの構成は省略されている。以下では、代表として給電回路110Aの機能について説明する。
給電回路110Aは、スイッチ111A~111D,113A~113D,117と、パワーアンプ112AT~112DTと、ローノイズアンプ112AR~112DRと、減衰器114A~114Dと、移相器115A~115Dと、信号合成/分配器116と、ミキサ118と、増幅回路119とを備える。
高周波信号を送信する場合には、スイッチ111A~111D,113A~113Dがパワーアンプ112AT~112DT側へ切換えられるとともに、スイッチ117が増幅回路119の送信側アンプに接続される。高周波信号を受信する場合には、スイッチ111A~111D,113A~113Dがローノイズアンプ112AR~112DR側へ切換えられるとともに、スイッチ117が増幅回路119の受信側アンプに接続される。
BBIC200から伝達された中間周波数の信号は、増幅回路119で増幅され、ミキサ118でアップコンバートされる。アップコンバートされた高周波信号である送信信号は、信号合成/分配器116で4分波され、対応する信号経路を通過して、それぞれ異なる放射電極121Aに給電される。各信号経路に配置された移相器115A~115Dの移相度が個別に調整されることにより、放射電極121Aから出力される電波の指向性を調整することができる。
各放射電極121Aで受信された高周波信号である受信信号はRFIC110の給電回路110Aに伝達され、異なる4つの信号経路を経由して信号合成/分配器116において合波される。合波された受信信号はミキサ118でダウンコンバートされ、さらに増幅回路119で増幅されてBBIC200へ伝達される。
RFIC110は、例えば、上記回路構成を含む1チップの集積回路部品として形成される。あるいは、各給電回路ごとに個別の集積回路部品として形成されてもよい。さらに、各放射素子に対応する機器(スイッチ、パワーアンプ、ローノイズアンプ、減衰器、移相器)について、対応する放射素子毎に1チップの集積回路部品として形成されてもよい。
(アンテナモジュールの構造)
次に、図2~図4を用いて、実施の形態1におけるアンテナモジュール100の構成の詳細を説明する。図2は、実施の形態1に係るアンテナモジュール100の斜視図である。図2においては、上段の(A)には、メイン基板108とアンテナブロック107が分離した状態が示されている。また、図2の下段の(B)には、メイン基板108にアンテナブロック107が取り付けられた状態が示されている。図3は、図2の(B)の状態において、X軸の正方向からアンテナモジュール100を見たときの側面透視図である。図4はアンテナブロック107単体の斜視図である。図4の上段(A)は、アンテナブロック107のY軸方向の面を正面とした場合の斜視図である。また、図4の下段(B)は、アンテナブロック107のZ軸方向の面を正面とした場合の斜視図である。
なお、図2~図4においては、説明を容易にするために、放射素子125Aが単独の放射電極121Aを有し、放射素子125Bが単独の放射電極121Bを有する場合について説明する。また、図2~図4では、誘電体基板130Aには5つの放射素子が配置され、それに対応して5つのアンテナブロック107が設けられる構成となっている。
図2~図4を参照して、アンテナモジュール100は、誘電体基板130A,130B、放射電極121A,121BおよびRFIC110に加えて、給電配線141A,141B、接続電極151,152、および接地電極GND1,GND2をさらに含む。なお、以降の説明において、誘電体基板130Aの主面の法線方向をZ軸方向とする。また、誘電体基板130Aの主面において、放射電極121Aおよびアンテナブロック107の配列方向をX軸とし、X軸に直交する方向をY軸として規定する。言い換えれば、放射電極121Aからの電波の放射方向をZ軸の正方向とし、放射電極121Bからの電波の放射方向をY軸の正方向とする。すなわち、放射電極121Aの法線方向と、放射電極121Bの法線方向とは直交している。
誘電体基板130A,130Bは、たとえば、低温同時焼成セラミックス(LTCC:Low Temperature Co-fired Ceramics)多層基板、エポキシ、ポリイミドなどの樹脂から構成される樹脂層を複数積層して形成された多層樹脂基板、より低い誘電率を有する液晶ポリマー(Liquid Crystal Polymer:LCP)から構成される樹脂層を複数積層して形成された多層樹脂基板、フッ素系樹脂から構成される樹脂層を複数積層して形成された多層樹脂基板、PET(Polyethylene Terephthalate)材から構成される樹脂層を複数積層して形成された多層樹脂基板、あるいは、LTCC以外のセラミックス多層基板である。なお、誘電体基板130A,130Bは必ずしも多層構造でなくてもよく、単層の基板であってもよい。
メイン基板108の誘電体基板130Aは、Z軸方向から平面視した場合に、X軸方向を長辺とする略矩形形状を有している。そして、誘電体基板130AのX軸に沿った一方の長辺(Y軸の正方向の端部)に、複数の凹部(切欠部)170が形成されている。凹部170は、誘電体基板130AにおけるY軸の正方向の側面(端部)まで形成されており、かつ、Z軸方向に貫通している。この凹部170の凹んだ部分に、アンテナブロック107が部分的にはめ込まれて固定される。なお、凹部170は、必ずしも図2のように誘電体基板130AをZ軸方向に貫通していなくてもよく、主面131AからZ軸方向に凹んでいればよい。また、凹部170の位置は、誘電体基板130Aの端部でなくてもよい。
主面131Aにおいて、アンテナブロック107と接する部分には、平板形状の接続電極151が配置されている。この接続電極151は、アンテナブロック107とメイン基板108との間の電気的接続に用いられる。
誘電体基板130Aは、Z軸の正方向に位置する主面132AおよびZ軸の負方向に位置する131Aを有している。誘電体基板130Aの主面132A上、あるいは、主面132Aに近い内部に、複数の放射電極121AがX軸方向に一列に配置されている。主面131Aには、RFIC110およびパワーモジュールIC(図示せず)などが内蔵されたSiP(System In Package)モジュール105、ならびに、外部機器との接続に用いられるコネクタ106が実装されている。また、誘電体基板130Aにおいて、放射電極121Aと主面131Aとの間のある層において、全面にわたって放射電極121Aに対向した接地電極GND1が配置されている。
各放射電極121Aには、給電配線141AによってRFIC110から高周波信号が供給される。給電配線141Aは、誘電体基板130A内において、接地電極GND1を貫通して、放射電極121Aの給電点SP1Aに接続されている。図3の例においては、給電点SP1Aは、放射電極121Aの中心からY軸の負方向にオフセットした位置に配置されている。そのため、放射電極121Aからは、Y軸方向を偏波方向とする電波がZ軸の正方向に放射される。
アンテナブロック107の誘電体基板130Bは、図4に示されるように、放射電極121Bが配置される中央部分の領域RG1と、当該領域RG1から、X軸の正方向および負方向に突出した領域RG2とを有する。領域RG2のZ軸方向の寸法は、領域RG1のZ軸方向の寸法よりも短い。すなわち、誘電体基板130Bは、Y軸方向から平面視すると略T字形状を有している。図2に示されるように、誘電体基板130Bは、領域RG1の部分が誘電体基板130の凹部170の内部に入り込むように、かつ、領域RG2のZ軸の正方向の面が誘電体基板130Aの主面131Aに接するように配置されている。
図3に示されるように、誘電体基板130BにおけるY軸の正方向の主面131Bには、放射電極121Bが配置されている。また、誘電体基板130Bにおいて、Y軸の負方向の主面132Bに近い位置には、領域RG1の全面にわたって、放射電極121Bに対向した接地電極GND2が配置されている。
誘電体基板130Bの領域RG2におけるZ軸の正方向の面には、平板形状の接続電極152が配置されている。接続電極152は、アンテナブロック107をメイン基板108にはめ込んだ状態において、メイン基板108側の主面131Aに配置された接続電極151と接する位置に配置されている。接続電極151と接続電極152は、たとえば、はんだにより電気的に接続される。なお、接続電極151と接続電極152との間の電気的結合は、直接接続に限られず、電極同士を非接触とした容量結合としてもよい。
アンテナブロック107の放射電極121Bには、給電配線141Bを介して、RFIC110から高周波信号が伝達される。給電配線141Bは、RFIC110から、誘電体基板130A、接続電極151,152および誘電体基板130Bを通過して、放射電極121Bの給電点SP1Bに接続される。図3の例においては、給電点SP1Bは、放射電極121Bの中心からZ軸の負方向にオフセットした位置に配置されている。そのため、放射電極121Bからは、Z軸方向を偏波方向とする電波がY軸の正方向に放射される。
実施の形態1のアンテナモジュール100においては、アンテナブロック107は、メイン基板108の放射電極121AからY軸方向に距離d1の位置に配置されている。なお、放射電極121Aから放射される電波の波長をλとすると、少なくとも距離d1を0.05λ以上に設定すると2方向への電波の放射が可能である。アンテナブロック107の誘電体基板130Bの主面131Bは、誘電体基板130AのY軸の正方向の端部からは突出していない。言い換えれば、誘電体基板130Aを法線方向(Z軸方向)から平面視した場合に、アンテナブロック107の誘電体基板130Bは、誘電体基板130Aの最外周の端部よりも内側になるように配置されている。
2方向に電波を放射可能なアンテナモジュールを、上述した米国特許第11108157号明細書(特許文献1)に開示されるような屈曲させた誘電体基板を用いて実現した場合、屈曲した側の一方の基板の他方基板からの突出量が大きくなりやすいため、さらなる低背化を行なう場合には寸法上の制限が生じ得る。また、2つの基板面をつなぐ屈曲部の位置および数が制限され、さらに当該屈曲部の誘電体厚みを薄くする必要があるため、屈曲部の機械的強度が十分に得られなかったり、複数の放射電極を用いる場合には給電配線の通過経路が確保できない状態となる可能性がある。
一方で、本実施の形態1のアンテナモジュール100においては、一方の放射電極121Bを別の誘電体基板130Bに配置したアンテナブロック107を用い、当該アンテナブロック107をメイン基板108の凹部170にはめ込むとともに、メイン基板108の主面131A上でアンテナブロック107が固定されるように構成する。これにより、2つの誘電体基板130A,130Bが重なった状態で面接触で固定されるため、さらなる低背化が実現できるとともに機械的強度を確保することができる。
さらに、アンテナブロック107を別個の誘電体基板で構成することができるため、誘電体厚み(すなわち、放射電極121Bと接地電極GND2との距離)を確保することができ、これによって放射される電波の周波数帯域などのアンテナ特性を向上させることができる。特に、アンテナブロック107の誘電体基板130Bの誘電率を、メイン基板108側の誘電体基板130Aの誘電率よりも大きくすることで、同じ誘電率の誘電体基板で構成する場合よりも、放射電極121Bおよびアンテナブロック107全体のサイズを小さくすることができるので、さらなる低背化および小型化を図ることができる。
なお、上記の図2~図4においては、説明を容易にするために、放射素子として放射電極121,121Bのみが配置されたシングルバンドタイプのアンテナモジュールの構成について説明したが、図1のように各誘電体基板に異なるサイズの放射電極がスタック配置されたデュアルバンドタイプの構成についても、同様の構成が適用可能である。また、各放射電極から異なる2つの偏波方向に電波を放射可能な、デュアル偏波タイプのアンテナモジュールについても、上記の構成が適用可能である。
なお、実施の形態1における「放射素子125A」および「放射素子125B」は、本開示における「第1放射素子」および「第2放射素子」にそれぞれ対応する。実施の形態1における「放射電極121A」および「放射電極122A」は、本開示における「第1素子」および「第2素子」にそれぞれ対応する。実施の形態1における「放射電極121B」および「放射電極122B」は、本開示における「第3素子」および「第4素子」にそれぞれ対応する。
実施の形態1において、アレイアンテナの場合には、隣接した放射素子125Aのうちの一方が本開示における「第1放射素子」に対応し、他方が本開示における「第3放射素子」に対応する。同様に、隣接した放射素子125Bのうちの一方が本開示における「第2放射素子」に対応し、他方が本開示における「第4放射素子」に対応する。実施の形態1における「X軸方向」は、本開示における「第1方向」および「第2方向」に対応する。実施の形態1における「Y軸方向」は、本開示における「第3方向」に対応する。
実施の形態1における「誘電体基板130A」および「誘電体基板130B」は、本開示における「第1基板」および「第2基板」にそれぞれ対応する。実施の形態1における「主面131A」および「主面132A」は、本開示における「第1面」および「第2面」にそれぞれ対応する。実施の形態1における「領域RG1,RG2」は、本開示における「第1領域」および「第2領域」にそれぞれ対応する。実施の形態1における「接地電極GND1,GND2」は、本開示における「第1接地電極」および「第2接地電極」にそれぞれ対応する。
(変形例)
変形例においては、アンテナブロックの別の構成について説明する。図5は、変形例のアンテナブロック107Aを説明するための図である。図4と同様に、図5の上段(A)は、アンテナブロック107AのY軸方向の面を正面とした場合の斜視図であり、図5の下段(B)は、アンテナブロック107AのZ軸方向の面を正面とした場合の斜視図である。
図5を参照して、アンテナブロック107Aにおいては、図4のアンテナブロック107と比べると、メイン基板108の主面131Aに固定するための領域RG2の構成が異なっている。より具体的には、アンテナブロック107Aにおける誘電体基板130B1は、アンテナブロック107の領域RG2に代えて、放射電極121Bが配置される領域RG1の裏面(すなわち、Y軸の負方向の主面)から突出した領域RG2Aを有している。言い換えれば、誘電体基板130B1は、X軸方向から平面視すると略L字形状となっている。そして、領域RG2AのZ軸の正方向の面に、接続電極152が配置されている。
アンテナブロック107Aを、図2に示したメイン基板108に配置すると、凹部170からSiP105に向かう位置の主面131Aにて、領域RG2Aが誘電体基板130Aに固定される。
変形例のアンテナブロック107Aを用いた場合においても、実施の形態1と同様に、機械的強度を確保しながら低背化を実現することができる。
なお、変形例における「誘電体基板130B1」は、本開示における「第2基板」に対応する。
[実施の形態2]
実施の形態2においては、メイン基板108においてアンテナブロック107が異なる位置に配置される構成について説明する。
図6は、実施の形態2に係るアンテナモジュール100Aの側面透視図である。アンテナモジュール100Aにおいては、実施の形態1のアンテナモジュール100と比べると、アンテナブロック107がメイン基板108の外側に張り出した位置に配置されている点が異なっている。なお、図6において、実施の形態1のアンテナモジュール100と重複する構成に説明は繰り返さない。
図6を参照して、アンテナモジュール100Aにおけるアンテナブロック107は、放射電極121AからY軸の正方向にd2(>d1)だけ離間した位置に配置されている。これにより、アンテナブロック107における誘電体基板130Bの一部が、メイン基板108の誘電体基板130AのY軸の正方向の端部(すなわち最外周の端部)よりも、Y軸の正方向に突出している。
アンテナブロック107の誘電体基板130Bには、接地電極GND2が配置されている。そのため、放射電極121Aと誘電体基板130Bとの間の距離が近いと、放射電極121Aから誘電体基板130Bに向かうY軸方向を偏波方向とする電波については、放射電極121Aから生じる電気力線が接地電極GND2に干渉し、アンテナ特性に影響を及ぼす可能性がある。
このような場合には、実施の形態2のアンテナモジュール100Aのように、アンテナブロック107の一部をメイン基板108から突出させるように配置して、放射電極121Aと接地電極GND2との間の離隔距離を確保することによって、放射電極121Aのアンテナ特性の低下を抑制することができる。
図7は、実施の形態1のアンテナモジュール100、および、実施の形態2のアンテナモジュール100Aにおけるメイン基板108側の放射電極121Aのアンテナ特性を説明するための図である。図7においては、実施の形態1(左欄)および実施の形態2(右欄)についての、アンテナモジュールの概略構成図(上段)、放射電極121Aのアンテナゲインのグラフ(中段)、ならびに、Z軸方向におけるピークゲインの値(下段)が示されている。放射電極121Aからは、Z軸の正方向(図7中の矢印AR1の方向)に電波が放射される。なお、図7の例においては、d1=0.44[mm]であり、d2=0.94[mm]である。
図7に示されるように、実施の形態1の場合のピークゲインが3.28[dBi]であるのに対して、実施の形態2の場合のピークゲインが5.16[dBi]となっており、放射電極121Aとアンテナブロック107との距離を大きくしたほうが、放射電極121Aのゲイン特性が向上している。
ただし、実施の形態2のアンテナモジュール100Aの場合、Y軸方向の寸法がアンテナモジュール100に比べて大きくなるため、小型化の観点からは逆の効果となる。すなわち、アンテナ特性と小型化とがトレードオフの関係となっている。したがって、アンテナモジュール100,100Aのいずれの構成を採用するかについては、要求される仕様を考慮して適宜選択される。
[実施の形態3]
実施の形態3においては、アンテナブロック107側の放射素子のアンテナ特性を向上させる構成について説明する。
図8は、実施の形態3に係るアンテナモジュール100Bの側面透視図である。アンテナモジュール100Bにおいては、実施の形態2のアンテナモジュール100Aのアンテナブロック107Aが、アンテナブロック107Bに置き換わった構成となっている。アンテナモジュール100Bのその他の構成はアンテナモジュール100Aと同様である。図8において、実施の形態2のアンテナモジュール100Aと重複する構成に説明は繰り返さない。
図8を参照して、アンテナモジュール100Bのアンテナブロック107Bにおいては、誘電体基板130B2のZ軸方向の寸法が、アンテナブロック107の誘電体基板130Bよりも長くなっている。これにより、接地電極GND2のZ軸方向の寸法も大きくなっている。そして、誘電体基板130B2は、メイン基板108の誘電体基板130Aから、Z軸の正方向および負方向に突出するように配置されている。言い換えれば、誘電体基板130B2は、誘電体基板130Aの主面131A,132Aから、法線方向であるZ軸方向に突出している。
一般的にパッチアンテナにおいては、放射電極に対向して配置される接地電極の面積が十分に大きいと、良好なアンテナ特性が得られることが知られている。接地電極の面積が小さい場合には、放射電極から生じた電気力線が接地電極の裏面側に回り込んでしまい、誘電体基板の側面側および裏面側への放射成分が増加してアンテナゲインの低下の要因になり得る。
本実施の形態のアンテナモジュールにおいては、図4に示されるように、低背化を図るために、アンテナブロックの誘電体基板のZ軸方向の寸法が、X軸方向に比べて極端に短くされている。そのため、Z軸方向を偏波方向とする電波については、X軸方向を偏波方向とする電波に比べてアンテナ特性が低下しやすい。
したがって、Z軸方向を偏波方向とする電波のアンテナ特性が所望の要求特性に満たない場合には、実施の形態のアンテナモジュール100Bのように、誘電体基板130B2のZ軸方向の寸法を大きくすることで、アンテナ特性を調整することができる。
ただし、実施の形態のアンテナモジュール100Bの場合には、アンテナモジュール100Aに比べると、アンテナモジュール100B全体のZ軸方向の寸法が大きくなってしまうため、小型化の観点からは逆の効果となる。したがって、アンテナモジュール100A,100Bのいずれの構成を採用するかについては、要求される仕様を考慮して適宜選択される。
図9は、実施の形態2のアンテナモジュール100A、および、実施の形態3のアンテナモジュール100Bにおけるアンテナブロック側の放射素子のアンテナ特性を説明するための図である。図9においても、図7と同様に、実施の形態2(左欄)および実施の形態3(右欄)についての、アンテナモジュールの概略構成図(上段)、放射電極121Bのアンテナゲインのグラフ(中段)、ならびに、Y軸方向におけるピークゲインの値(下段)が示されている。放射電極121Bからは、Y軸の正方向(図9中の矢印AR2の方向)に電波が放射される。
図9に示されるように、実施の形態2の場合のピークゲインが2.23[dBi]であるのに対して、実施の形態3の場合のピークゲインが2.57[dBi]となっており、アンテナブロック107Bにおける接地電極GND2の面積をZ軸方向に拡大することによって、放射電極121Bのゲイン特性が向上している。
[実施の形態4]
実施の形態4においては、アンテナブロックから放射される電波の方向を異ならせた構成について説明する。
図10は、実施の形態4に係るアンテナモジュール100Cの側面透視図である。アンテナモジュール100Cにおいては、実施の形態1のアンテナモジュール100におけるアンテナブロック107が、アンテナブロック107Cに置き換わった構成となっている。また、アンテナモジュール100Cにおいては、メイン基板108において、放射電極122Aおよび給電配線142Aが追加された構成となっている。アンテナモジュール100Cのその他の構成はアンテナモジュール100と同様である。図10において、アンテナモジュール100と重複する要素の説明は繰り返さない。
図10を参照して、メイン基板108においては、誘電体基板130Aにおける放射電極121Aと接地電極GND1との間の層に、放射電極122Aが、放射電極121Aに対向して配置されている。放射電極122Aには、給電配線142Aを介してRFIC110から高周波信号が伝達される。給電配線142Aは、RFIC110から接地電極GND1を貫通して、放射電極122Aの給電点SP2Aに接続されている。放射電極121A,122Aからは、矢印AR1で示されるZ軸の正方向に電波が放射される。
アンテナブロック107Cは、誘電体基板130B3と、放射電極121B,122Bと、接地電極GND2Aとを含む。誘電体基板130Bは、X軸方向から平面視した場合に、矩形形状の一部の角が切り取られた断面となっている。より具体的には、誘電体基板130Bは、Y軸の正方向とZ軸の負方向の間の斜め方向を法線方向とする主面133Bを有する形状となっている。
放射電極121B,122Bは、誘電体基板130B3において、主面133Bに平行となるように配置されている。また、接地電極GND2Aは、主面133Bと平行な面を有する金属体である。接地電極GND2Aは、たとえば、主面133Bに平行な複数の平板電極を積層し、これらの平板電極同士を1つ以上のビアで接続した構成とすることができる。放射電極122Bは、放射電極121Bと接地電極GND2Aとの間に、放射電極121Bに対向して配置されている。
放射電極121B,122Bには、それぞれ給電配線141B,142Bを介して、RFIC110からの高周波信号が伝達される。給電配線141Bは、RFIC110から、誘電体基板130A、および、対応する接続電極151,152を通り、誘電体基板130B3内において接地電極GND2Aおよび放射電極122Bを貫通して、放射電極121Bの給電点SP1Bに接続される。給電配線142Bは、RFIC110から、誘電体基板130A、および、対応する接続電極151,152を通り、誘電体基板130B3内において接地電極GND2Aを貫通して、放射電極122Bの給電点SP2Bに接続される。
このような構成とすることによって、アンテナブロック107Cからは、図10の矢印AR3の方向に電波が放射される。なお、アンテナブロック107Cの放射素子125B(放射電極121B,122B)から放射される電波の放射方向すなわち放射素子125Bの法線方向(矢印AR3)と、メイン基板108の放射素子125A(放射電極121A,122A)から放射される電波の放射方向すなわち放射素子125Aの法線方向(矢印AR1)とのなす角は、90°より大きく180°よりも小さい。アンテナモジュール100Cにおいては、実施の形態1のアンテナモジュール100と比べて、アンテナモジュール全体から放射される電波のカバレッジ範囲を拡大することができる。
なお、接地電極GND2Aにおいて、放射電極122Bに対向する部分の一部に凹部を形成し、放射電極122Bと接地電極GND2Aとの間の誘電体層の厚みを厚くしてもよい。このような構成とすることによって、放射される電波の帯域幅を拡大することができる。
[実施の形態5]
実施の形態1のアンテナモジュール100においては、メイン基板108における誘電体基板130Aの一方の長辺に沿ってアンテナブロック107を配置し、アンテナブロック107を用いて一方向に電波を放射する構成について説明した。実施の形態5においては、アンテナブロックを用いて2つの方向に電波を放射する構成について説明する。
図11は、実施の形態5に係るアンテナモジュール100Dの斜視図である。アンテナモジュール100Dにおいては、誘電体基板130AにおけるX軸の正方向の端部に、アンテナブロック107Dがさらに配置された構成を有している。すなわち、Y軸およびZ軸の正方向への電波の放射に加えて、アンテナブロック107DからX軸の正方向へも電波を放射することができる。
なお、アンテナモジュール100Dの例においては、アンテナブロック107に供給する高周波信号の一部が分岐されて、アンテナブロック107Dに供給される。このような構成とすることによって、より広範囲に電波を放射することができるため、総放射電力(TRP:Total Radiation Power)を維持するとともに、誘電体基板130AのX軸方向の寸法の増大を抑制しつつ、等価等方放射電力(EIRP:Equivalent Isotopically Radiated Power)および放射電力の累積分布関数(CDF:Cumulative Distribution Function)を改善することができる。
(変形例)
変形例においては、誘電体基板130AのX軸の負方向の端部にさらにアンテナブロックを配置する構成について説明する。
図12は、変形例のアンテナモジュール100Eの斜視図である。アンテナモジュール100Eにおいては、実施の形態5のアンテナモジュール100Dと同様に誘電体基板130AのX軸の正方向の端部にはアンテナブロック107Dが配置され、さらに、X軸の負方向の端部にはアンテナブロック107Eが配置されている。アンテナブロック107Eからは、X軸の負方向に向かって電波が放射される。
なお、アンテナモジュール100Eにおいては、誘電体基板130Aの長辺方向に沿って配置されたアンテナブロック107が1つ削除されて4つとなっている。言い換えれば、アンテナモジュール100Dにおけるアンテナブロック107の1つの位置を、X軸の負方向の端部に変更した構成となっている。これに加えて、アンテナモジュール100Eにおいては、SiPモジュール105EのX軸方向の寸法がアンテナモジュール100の場合よりも短く小型化され、それによって誘電体基板130AのX軸方向の全体の寸法が短くなっている。
このような構成とすることによって、X軸の負方向への電波の放射も可能となるため、より広範囲に電波を放射することができる。したがって、TRPを維持しながら、EIRPおよびCDFを改善することができる。
[態様]
(第1項)一態様に係るアンテナモジュールは、平板形状の第1放射素子が配置された第1基板と、平板形状の第2放射素子が配置された第2基板とを備える。第1基板は、互いに対向する第1面および第2面を有する。第1放射素子は、第1基板において第2面上、または、第1面と第2面との間の位置に配置されている。第1基板の第1面には、第1面の法線方向に凹んだ凹部が形成されている。第2基板は、凹部の内部に入り込むように配置された第1領域と、第1基板の第1面上に接する第2領域とを含む。第2放射素子の法線方向は、第1放射素子の法線方向とは異なる。
(第2項)第1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第2基板は、第2領域に配置され、第1基板との間で電気的な接続を可能とするための接続電極とを含む。上記接続電極を介して、第2放射素子に高周波信号が伝達される。
(第3項)第1項または第2項に記載のアンテナモジュールにおいて、第1基板の法線方向から平面視した場合に、第2基板の少なくとも一部は、第1基板の最外周の端部よりも外側に突出している。
(第4項)第1項~第3項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第2基板は第1面から第1基板の法線方向に突出している。
(第5項)第4項に記載のアンテナモジュールにおいて、第2基板は、第2面から第1基板の法線方向に突出している。
(第6項)第1項~第5項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、凹部は、第1基板の側面まで形成されている。
(第7項)第1項~第6項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第2放射素子の法線方向は、第1放射素子の法線方向と直交している。
(第8項)第1項~第6項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第2放射素子の法線方向と、第1放射素子の法線方向とのなす角は、90°より大きく180°よりも小さい。
(第9項)第1項~第8項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールは、第1基板において第1面と第1放射素子との間に配置された第1接地電極と、第2基板において第2放射素子に対向して配置された第2接地電極とをさらに備える。
(第10項)第1項~第9項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第1放射素子および第2放射素子の各々は、異なる2つの偏波方向の電波を放射可能である。
(第11項)第1項~第10項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第1放射素子は、互いに対向して配置され、第1周波数帯域の電波を放射可能な第1素子と、第1素子よりも低い第2周波数帯域の電波を放射可能な第2素子とを含む。
(第12項)第1項~第11項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第2放射素子は、互いに対向して配置され、第3周波数帯域の電波を放射可能な第3素子と、第3素子よりも低い第4周波数帯域の電波を放射可能な第4素子とを含む。
(第13項)第1項~第12項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールは、第1放射素子および第2放射素子に高周波信号を供給する給電装置をさらに備える。
(第14項)第13項に記載のアンテナモジュールにおいて、給電装置は第1面に配置される。
(第15項)第1項に記載のアンテナモジュールは、給電装置と、給電配線とをさらに備える。給電装置は、第1放射素子および第2放射素子に高周波信号を供給する。給電配線は、給電装置から第2放射素子に高周波信号を伝達する。記第2基板は、第2領域に配置され、第1基板との間で電気的な接続を可能とするための接続電極とを含む。給電配線は、第1基板を通り、接続電極を介して第2放射素子に接続される。
(第16項)第1項~第15項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールは、平板形状の第3放射素子が配置された第3基板をさらに備える。第3基板は、第2基板に対して第1方向に隣接して配置されている。第3放射素子の法線方向は、第2放射素子の法線方向と同じである。
(第17項)第16項に記載のアンテナモジュールは、第1基板において、第1放射素子に対して第1方向に隣接して配置された、平板形状の第4放射素子をさらに備える。
(第18項)第1項~第17項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第1領域から第1放射素子に向かう方向に直交し、かつ、第1面に沿った方向を第2方向とすると、第2領域は、第1領域から第2方向に延在している。
(第19項)第1項~第17項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールにおいて、第2領域は、第1領域から第1放射素子に向かう第3方向に延在している。
(第20項)第1項~第19項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールは、第1面に配置され、外部機器と電気的に接続するためのコネクタをさらに備える。
(第21項)第1項~第20項のいずれか1項に記載のアンテナモジュールを搭載した、通信装置。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 通信装置、100,100A~100E アンテナモジュール、105,105E SiPモジュール、106 コネクタ、107,107A~107E アンテナブロック、108 メイン基板、110A~110D 給電回路、110 BBIC、111A~111D,113A~113D,117 スイッチ、112AR~112DR ローノイズアンプ、112AT~112DT パワーアンプ、114A~114D 減衰器、115A~115D 移相器、116 信号合成/分配器、118 ミキサ、119 増幅回路、120 アンテナ装置、121,121A,121B,122A,122B 放射電極、125A,125B 放射素子、130A,130B,130B1~130B3 誘電体基板、131A,131B,132A,133B 主面、141A,141B,142A,142B 給電配線、151,152 接続電極、170 凹部、200 BBIC、GND1,GND2,GND2A 接地電極、SP1B,SP1A,SP2B,SP2A 給電点。

Claims (20)

  1. 互いに対向する第1面および第2面を有し、平板形状の第1放射素子が配置された第1基板と、
    平板形状の第2放射素子が配置された第2基板とを備え、
    前記第1放射素子は、前記第1基板において前記第2面上、または、前記第1面と前記第2面との間の位置に配置されており、
    前記第1基板の前記第1面には、前記第1面の法線方向に凹んだ凹部が形成されており、
    前記第2基板は、
    前記凹部の内部に入り込むように配置された第1領域と、
    前記第1基板の前記第1面上に接する第2領域とを含み、
    前記第2放射素子の法線方向は、前記第1放射素子の法線方向とは異なり、
    前記第1放射素子から放射される電波の波長をλとした場合、前記第1放射素子から前記第2基板までの距離は、0.05λ以上である、アンテナモジュール。
  2. 前記第2基板は、前記第2領域に配置され、前記第1基板との間で電気的な接続を可能とするための接続電極とを含み、
    前記接続電極を介して、前記第2放射素子に高周波信号が伝達される、請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記第1基板の法線方向から平面視した場合に、前記第2基板の少なくとも一部は、前記第1基板の最外周の端部よりも外側に突出している、請求項1に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記第2基板は、前記第1面から前記第1基板の法線方向に突出している、請求項1に記載のアンテナモジュール。
  5. 前記第2基板は、前記第2面から前記第1基板の法線方向に突出している、請求項4に記載のアンテナモジュール。
  6. 前記凹部は、前記第1基板の側面まで形成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  7. 前記第2放射素子の法線方向は、前記第1放射素子の法線方向と直交している、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  8. 前記第2放射素子の法線方向と、前記第1放射素子の法線方向とのなす角は、90°より大きく180°よりも小さい、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  9. 前記第1基板において、前記第1面と前記第1放射素子との間に配置された第1接地電極と、
    前記第2基板において、前記第2放射素子に対向して配置された第2接地電極とをさらに備える、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  10. 前記第1放射素子および前記第2放射素子の各々は、異なる2つの偏波方向の電波を放射可能である、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  11. 前記第1放射素子は、互いに対向して配置され、第1周波数帯域の電波を放射可能な第1素子と、前記第1素子よりも低い第2周波数帯域の電波を放射可能な第2素子とを含む、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  12. 前記第2放射素子は、互いに対向して配置され、第3周波数帯域の電波を放射可能な第3素子と、前記第3素子よりも低い第4周波数帯域の電波を放射可能な第4素子とを含む、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  13. 前記第1放射素子および前記第2放射素子に高周波信号を供給する給電装置をさらに備える、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  14. 前記給電装置は、前記第1面に配置される、請求項13に記載のアンテナモジュール。
  15. 前記第1放射素子および前記第2放射素子に高周波信号を供給する給電装置と、
    前記給電装置から前記第2放射素子に高周波信号を伝達するための給電配線とをさらに備え、
    前記第2基板は、前記第2領域に配置され、前記第1基板との間で電気的な接続を可能とするための接続電極とを含み、
    前記給電配線は、前記第1基板を通り、前記接続電極を介して前記第2放射素子に接続される、請求項1に記載のアンテナモジュール。
  16. 平板形状の第3放射素子が配置された第3基板をさらに備え、
    前記第3基板は、前記第2基板に対して第1方向に隣接して配置されており、
    前記第3放射素子の法線方向は、前記第2放射素子の法線方向と同じである、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  17. 前記第1基板において、前記第1放射素子に対して前記第1方向に隣接して配置された、平板形状の第4放射素子をさらに備える、請求項16に記載のアンテナモジュール。
  18. 前記第1領域から前記第1放射素子に向かう方向に直交し、かつ、前記第1面に沿った方向を第2方向とすると、
    前記第2領域は、前記第1領域から前記第2方向に延在している、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  19. 前記第2領域は、前記第1領域から前記第1放射素子に向かう第3方向に延在している、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
  20. 前記第1面に配置され、外部機器と電気的に接続するためのコネクタをさらに備える、請求項1~5のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
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