Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7813082B2 - 脱炭素型浄化槽 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7813082B2 - 脱炭素型浄化槽 - Google Patents

脱炭素型浄化槽

Info

Publication number
JP7813082B2
JP7813082B2 JP2025537333A JP2025537333A JP7813082B2 JP 7813082 B2 JP7813082 B2 JP 7813082B2 JP 2025537333 A JP2025537333 A JP 2025537333A JP 2025537333 A JP2025537333 A JP 2025537333A JP 7813082 B2 JP7813082 B2 JP 7813082B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
treatment tank
gas reservoir
treated water
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2025537333A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2025028331A1 (ja
Inventor
孝 岸脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARECO CO., LTD.
Original Assignee
ARECO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ARECO CO., LTD. filed Critical ARECO CO., LTD.
Publication of JPWO2025028331A1 publication Critical patent/JPWO2025028331A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7813082B2 publication Critical patent/JP7813082B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/28Anaerobic digestion processes

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Description

本発明は、化石燃料のように温暖化ガスの排出を生じることのない駆動用エネルギーを用いて浄化処理のための駆動を可能とする浄化処理装置、すなわち脱炭素型浄化槽に関する。
従来、汚水などを生物ろ過により浄化する浄化槽は、前段部(上流側)において比較的大きいろ過担体が充填されて嫌気的処理が行われ、後段部(下流側)では比較的小さいろ過担体が充填され、外部に設置された送風機から空気が供給される好気的処理が行われている。
また、この種の浄化槽としては、好気的処理を行う処理槽において、送風機から供給される空気を用いてろ過担体が収容されている処理槽の水位を瞬時に低下させることにより、ろ過担体等の洗浄を行う洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」とも言う。)を備える浄化槽が知られている(特許文献1~4等を参照)。
斯かる洗浄装置は、送風機に接続された空気供給管と、処理槽内に水没されて空気供給管から送られる空気を貯留する空気溜室と、空気溜室内に挿通されて空気溜室内の空気が所定量貯留された際に貯留された空気を処理槽外へ排出する排出管と、を備え、排出管から空気溜室内の貯留空気が排出されることにより、処理槽内の水が空気溜室内に流入し、処理槽の水位を瞬時に低下させ、処理槽内のろ過担体を洗浄するように構成されている。
特開平8-132082号公報 特開2010-184210号公報 特開2010-207662号公報 特開2021-10876号公報
例えば日本国内に設置されて可動している浄化槽は、約750万基(2019年)とされている。各浄化槽に付設された送風機は各種発電施設から提供される電力を使用して駆動している。ここで、各送風機が24時間稼働し、その平均動力を50W(0.05kW)と仮定した場合、約40万kWの電力となり、原子力発電所の1基分程度の電力が浄化槽のみによって消費されていることになる。近年の脱炭素化に向けた取り組みが加速している現状を鑑みた場合、このようなエネルギー消費を伴う浄化槽に対しても脱炭素化を見据えた取り組み(改良)が求められている。
そこで、本発明は、従来型の電力消費に代わる新たなエネルギー消費によりろ過担体の洗浄を行うことができる浄化槽、すなわち脱炭素型浄化槽を提供することを、解決すべき課題とする。
上記課題の解決は、本発明に係る脱炭素型浄化槽により達成される。すなわち、この浄化槽は、ろ過担体が収容される少なくとも一つの嫌気処理槽を含む複数の処理槽と、前記嫌気処理槽内のろ過担体を洗浄する洗浄装置と、を備え、前記洗浄装置は、ガスを貯留可能なガス溜まり部と、前記ガス溜まり部に接続され、前記複数の処理槽のうち少なくとも一つの処理槽で発生したガスをその上部で収集するガス収集部と、再生可能エネルギーを利用して発電された電力により駆動し直接的に又は間接的に前記ガス溜まり部に外気をガスとして供給する外気供給装置と、前記ガス溜まり部に貯留されたガスで駆動し、前記複数の処理槽のうち下流側に位置する処理槽内部の処理水を上流側に位置する処理槽に返送可能に構成されたエアリフトポンプと、を備え、前記ガス溜まり部に貯留されたガスが所定量に達して貯留されたガスと処理水との圧力均衡が崩れた際に前記エアリフトポンプを作動させて、ガス溜まり部内の水位上昇に伴う嫌気処理槽内の処理水の流れを発生させることにより、ろ過担体を洗浄可能とした点をもって特徴付けられる。
このように、本発明に係る浄化槽では、各処理槽内で発生したガスを収集するガス収集部を設けてこのガス収集部をガス溜まり部に接続すると共に、再生可能エネルギーを利用して発電された電力により駆動し外気をガスとしてガス溜まり部に供給する外気供給装置を設けたので、従来型の送風機のように、化石燃料を使用して作り出した電力エネルギーを一切用いることなく、自然エネルギーのみでエアリフトポンプを作動させることができる。また、ガス収集部と外気供給装置を併設することによって、各処理槽内で発生するガスの量が少ない場合であっても、ガス溜まり部にエアリフトポンプが作動するに足る量のガスを一定のスパンで供給することが可能となる。以上より、本発明によれば、二酸化炭素などの温室効果ガスの発生抑制に寄与しつつ優れた洗浄効果を安定的に付与することが可能となる。
以上のように、本発明に係る脱炭素型浄化槽によれば、従来型の電力エネルギーに代わる自然エネルギーのみにより、ろ過担体の洗浄を行うことができるので、脱炭素化に寄与することができつつも、ろ過担体の安定的な洗浄効果により当該浄化槽の浄化能力を長期間にわたって担保することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る脱炭素型浄化槽を断面視した図である。 図1に示す脱炭素型浄化槽を平面視した図である。 図1に示す脱炭素型浄化槽の使用の一例を示す図で、ガス溜まり部にガスが溜まり始めた状態を示す図である。 図1に示す脱炭素型浄化槽の使用の一例を示す図で、エアリフトポンプ内にガスが流入し始めた状態を示す図である。 図1に示す脱炭素型浄化槽の使用の一例を示す図で、エアリフトポンプ内へのガスの流入が進んだ状態を示す図である。 図1に示す脱炭素型浄化槽の使用の一例を示す図で、エアリフトポンプ内におけるガスの圧力と処理水の圧力との均衡が崩れた際の状態を示す図である。 図1に示す脱炭素型浄化槽の使用の一例を示す図で、エアリフトポンプによる処理水のリフトアップが生じた際の状態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る脱炭素型浄化槽を断面視した図である。 本発明の他の実施形態に係る脱炭素型浄化槽を断面視した図である。
以下、本発明の一実施形態に係る脱炭素型浄化槽の内容を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る脱炭素型浄化槽1の断面図を示している。この浄化槽1は、複数の処理槽2~4と、洗浄装置5とを主に備える。
また、洗浄装置5は、ガス溜まり部7と、ガス収集部8と、外気供給装置9と、太陽光発電装置10と、エアリフトポンプ11とを備える。
複数の処理槽2~4は、少なくとも一つの嫌気処理槽を含んでいる。本実施形態では、三つの処理槽2~4全てが嫌気処理槽として機能し得る。これら三つの処理槽2~4のうち最も上流側に位置する第一処理槽2は、仕切り壁13を介して相対的に上流側の第一室2aと、相対的に下流側の第二室2bとに区画されている。この場合、処理水Wの流入口14が第一室2aの上部に設けられる。また、複数のろ過担体6aが第二室2bの所定領域に収容され、上下の規制部15a,15bによりろ過担体6bの上下方向の移動が所定範囲に規制された状態となっている。規制部15a、15bは、ろ過担体6bを通さない金網、プラスチック製網等で構成され得る。各ろ過担体6aには嫌気性微生物が付着しており、ろ過担体6a(第一処理槽2の第二室2b)を通過する処理水Wに対して嫌気性微生物の代謝反応を利用した分解処理が施されるようになっている。
第一処理槽2の下流側に第二処理槽3が配設される。第二処理槽3は、仕切り壁16を介して相対的に上流側の第一室3aと、相対的に下流側の第二室3bとに区画されている。第一室3aの所定領域に複数のろ過担体6aが収容され、上下の規制部15a,15bによりろ過担体6bの上下方向の移動が所定範囲に規制された状態となっている。第一処理槽2の場合と同様、第二処理槽3内の各ろ過担体6aには嫌気性微生物が付着しており、ろ過担体6a(第二処理槽3の第一室3a)を通過する処理水Wに対して嫌気性微生物の代謝反応を利用した分解処理が施されるようになっている。
第二処理槽3の下流側に第三処理槽4が配設される。第三処理槽4の所定領域に複数のろ過担体6bが収容され、上下の規制部16a,16bによりろ過担体6bの上下方向の移動が所定範囲に規制された状態となっている。ここでは、相対的に大きなろ過担体6aが上流側の処理槽(第一処理槽2及び第二処理槽3)内に配設され、相対的に小さなろ過担体6bが下流側の処理槽(第三処理槽4)内に配設されている。規制部16a、16bは、ろ過担体6bを通さない金網、プラスチック製網等で構成され得る。
この場合、流入口14から第一処理槽2の第一室2aに流入した処理水Wは、第一室2aの下方から第二室2bに流入し、ろ過担体6aの収容領域を下方から上方に向けて通過した後、第二室2bの上方から第二処理槽3に流入する。第二処理槽3に流入した処理水Wは、上方から下方に向けて第一室3aに設けられたろ過担体6aの収容領域を上方から下方に向けて通過し、隣接する第二室3bに流入した後、第二室3bを下方から上方に向けて通過し、上方から第三処理槽4に流入する。第三処理槽4に流入した処理水Wは、上方から下方に向けて第三処理槽4に設けられたろ過担体6bの収容領域を上方から下方に向けて通過した後、さらに下流側に設けられた放出口17を通じて脱炭素型浄化槽1の外に放出される。
以下、洗浄装置5の詳細を説明する。
ガス溜まり部7は例えば略箱状をなすもので、下方に向けて開口した形態をなし、これにより所定のガスを貯留可能としている。本実施形態では、ガス溜まり部7は第三処理槽4内部に配設されており、第三処理槽4における処理水Wの水面位置よりも低い位置に配設されている。そのため、後述するガスGa,Gbがガス溜まり部7に全く貯留されていない状態では、ガス溜まり部7の全域が処理水Wに水没した状態にある(図1を参照)。
ガス収集部8は、複数の処理槽2~4のうち少なくとも一つの処理槽内で発生したガスGaをその上部で収集可能に構成され、流通管18を介してガス溜まり部7に接続される。これにより、ガス収集部8で収集したガスGaをガス溜まり部7まで送って貯留可能としている。本実施形態では、ガス収集部8は下方に開口しかつ下方に向かうにつれて開口面積が増大する形状を成している。上記構成のガス収集部8は、第二処理槽3の第一室3aのうち、ろ過担体6aの収容領域の上方に配設されている。これにより、ろ過担体6aの収容領域又は各処理槽2~4の底部に堆積した汚泥などの沈殿物Sにおいて有機性汚水が微生物により分解する過程で発生する有機ガスであるガスGaを収集可能としている。
外気供給装置9は、外気Gbをガス溜まり部7にガスとして供給可能とするもので、太陽光発電装置10で生成した電力で駆動可能とされている。ここで外気供給装置9としては任意の気体供給機器が使用でき、例えばブロアが好適に用いられる。本実施形態では、外気供給装置9に外気供給管24が接続され、外気供給管24の先端開口部がガス溜まり部7の下方位置に配設されることにより、外気供給装置9により圧送された外気Gbが外気供給管24を通じてガス溜まり部7に直接供給されるようになっている。
なお、外気Gbは、上述のようにガス溜まり部7に対して直接的に供給してもよいし、間接的に供給してもよい。すなわち、本実施形態のようにガス溜まり部7が連通管18を介してガス収集部8と接続されている場合、ガス収集部8又は連通管18内部に外気Gbが供給されるように、外気供給装置9及び外気供給管24を構成してもよい。
エアリフトポンプ11は、ガスGa,Gbの流入を許容する第一流通管19と、第二流通管20と、第一流通管19の下端部と第二流通管20の下端部とを連通する連通管21とを一体的に有する。この場合、第一流通管19と第二流通管20とは上下方向に延び、かつ連通管21は水平方向に延びた状態で相互に接続される。なお、ここでいう『上下方向に延び』とは、必ずしも鉛直方向に沿って延びる形態のみを意味する訳ではなく、多少の傾きは許容され得る。同様にここでいう『水平方向に延び』とは、必ずしも水平方向に沿って延びる形態のみを意味する訳ではなく、水平方向に対する多少の傾きは許容され得る。また、図示例では、これら流通管19,20は何れも直線状に延びているが、もちろん湾曲した形状を完全に排除するものではない。
第一流通管19には、連通管21との接続位置よりも上方に開口部19aが設けられており、この開口部19aはガス溜まり部7内に配置される。本実施形態では、開口部19aは、第一流通管19に接続されたチーズ(T字型継手)19bの3つの接続口のうちの上方を向く接続口である。チーズ19bの側方を向く接続口に第一流通管19が接続されている。また、第二流通管20の連通管21と反対側の端部(上端部)には返送管22が接続されている。返送管22は、エアリフトポンプ11が配設される処理槽(ここでは第三処理槽4)よりも上流側に位置する処理槽(ここでは第一処理槽2)まで延びている。
また、第一流通管19に処理水Wの引き込み管23が接続されている。本実施形態では、チーズ19bの下方を向く接続口に引き込み管23が接続されている。この場合、引き込み管23は上下方向に延び、後述するエアリフトポンプ11の作用で第三処理槽4の底部近傍の処理水Wを引き込み可能とされる。
次に、上記構成の脱炭素型浄化槽1の使用の一例を、主に図3~図7に基づいて説明する。
まず処理水Wを導入した初期段階においては、図1に示すように、ガス溜まり部7とガス収集部8がともに全域にわたって各処理槽3,4中の処理水Wに水没した状態にある。この場合、エアリフトポンプ11を構成する第一流通管19、第二流通管20、及び連通管21もまた処理水Wで満たされた状態にある。
ここで流入口14より処理水Wが第一処理槽2内に流入すると、流入した処理水Wに対して各処理槽2~4により上述した浄化処理(ここでは嫌気的処理)が施される。この際、図3を参照して、第二処理槽3の第一室3aで発生したガスGaは、ろ過担体6aの上方に位置するガス収集部8により収集され、連通管18を通じてガス溜まり部7に送られる。これにより、少なくとも第二処理槽3で発生したガスGaがガス溜まり部7に貯留される。また、太陽光発電装置10が稼働可能な天候状況である場合には、太陽光発電装置10で生成された電力により外気供給装置9が駆動し、これにより外気供給管24を通じてガス溜まり部7に外気Gbがガスとして供給される(図3を参照)。
上述のようにしてガス溜まり部7にガスが貯留されるに従い、ガス溜まり部7における気液界面(処理水Wの水面)位置が次第に押し下げられる。そして、エアリフトポンプ11のガス流入口となる第一流通管19の開口部19aまで処理水Wが押し下げられることで、第一流通管19にガスGa,Gbが流入し、第一流通管19内の気液界面が押し下げられる(図4及び図5を参照)。
そして、さらにガス溜まり部7へのガスGa,Gbの供給が進み、ガス溜まり部7におけるガスGa,Gbの貯留量が所定量に達した際、言い換えると、エアリフトポンプ11内におけるガスGa,Gbの圧力と処理水Wの圧力との均衡が崩れた際(例えば図6に示す状態)、エアリフトポンプ11内のガスGa,Gbが、返送管22を通じてエアリフトポンプ11外に排出される。この排出現象に伴って、第三処理槽4のうちガス溜まり部7の下方に位置する処理水Wが瞬時に上昇すると共に、ガス溜まり部7の下部とつながるろ過担体6bの収容領域直下の処理水Wが下方に向けて瞬時に引き込まれる流れが生じる(何れも図7を参照)。これにより第三処理槽4内のろ過担体6bの洗浄処理が施される。
また、上述したガスGa,Gbの流動に伴い、ガス溜まり部7と連通するガス収集部8内のガスGaが、連通管18、ガス溜まり部7、及び返送管22を介して、エアリフトポンプ11外に排出される。この排出現象に伴って、ガス収集部8の直下に位置する処理水Wが瞬時に上昇する流れが生じる。これにより第二処理槽3内のろ過担体6aに洗浄処理が施される。
また、本実施形態では、処理水Wの引き込み管23の下端開口部を、第三処理槽4の底部近傍に配置したので、上述したガスGa,Gbの流動作用に伴い、引き込み管23の下端開口部を通じて第三処理槽4の底部近傍の処理水Wが引き上げられると共に、底部に堆積した沈殿物Sが引き上げられ、処理水Wと共に第一処理槽2に返送される。これにより、下流側の沈殿物Sの量が減少する。また、上流側の処理槽(ここでは第一処理槽2)に返送された沈殿物Sが処理水Wと共に各処理槽2~4による浄化処理を受けることによっても沈殿物Sの量が減少する。
以上述べたように、本実施形態に係る脱炭素型浄化槽1では、第二処理槽3内で発生したガスGaを収集するガス収集部8を設けてこのガス収集部8をガス溜まり部7に接続すると共に、太陽光発電装置10により駆動し外気Gbをガスとしてガス溜まり部7に供給する外気供給装置9を設けたので、従来型の送風機のように、化石燃料を使用して作り出した電力エネルギーを一切用いることなく、自然エネルギーのみでエアリフトポンプ11を作動させることができる。また、ガス収集部8と外気供給装置9を併設することによって、第二処理槽3内で発生するガスGaの量が少ない場合であっても、ガス溜まり部7にエアリフトポンプ11が作動するに足る量のガスGbを一定のスパンで供給することが可能となる。以上より、本実施形態に係る脱炭素型浄化槽1によれば、二酸化炭素などの温室効果ガスの発生抑制に寄与しつつ優れた洗浄効果を安定的に付与することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明に係る脱炭素型浄化槽は、その趣旨を逸脱しない範囲において、上記以外の構成を採ることも可能である。
上記実施形態では、太陽光発電装置10を例示したが、再生可能エネルギーを利用して発電された電力を発生させる装置であれば、太陽光発電に限定されず、たとえば、二酸化炭素を発生させない他の再生可能エネルギー、例えば、風力、地熱、水力、バイオマス等を利用した発電装置であってもよい。
例えば上記実施形態では、エアリフトポンプ11のガス流入口となる第一流通管19の開口部19aをガス溜まり部7内に配置した場合を例示したが、もちろんこれは限定されない。例えば図示は省略するが、第一流通管19の開口部19aを直接連通管18と接続して、ガス収集部8で収集したガスGaを第一流通管19に流入させてもよい。この場合、ガス溜まり部7は、第一流通管19と連通管18とで構成される。また、併せて図示は省略するが、連通管18又は第一流通管19に外気供給管24を接続して、外気Gbを直接第一流通管19に送り込んでもよい。何れにしても、ガス溜まり部7に貯留されたガスGa,Gbが所定量に達して貯留されたガスGa,Gbと処理水Wとの圧力均衡が崩れた際にエアリフトポンプ11を作動させて、ガス溜まり部7内の水位上昇に伴う嫌気処理槽内の処理水Wの流れを発生させることにより洗浄可能な限りにおいて、エアリフトポンプ11及びガス溜まり部7は任意の構成をとることが可能である。
また、上記実施形態では、第二処理槽3内のろ過担体6aの上方位置のみにガス収集部8を配設した場合を例示したが、もちろんこれ以外の構成をとることも可能である。例えば図示は省略するが、各処理槽2~4のうち二つ以上の処理槽内部に収容されたろ過担体6a,6bの上方位置にガス収集部8を配設し、各処理槽2~4のろ過担体6a,6b収容領域で発生したガスGaを収集し、ガス溜まり部7に送るようにしてもよい。
もちろん、嫌気処理槽でない処理槽であったとしても各種浄化処理により底部に沈殿物Sが堆積する場合には、堆積した沈殿物SからガスGaが発生することがあるため、嫌気処理槽以外の処理槽にガス収集部8を配設してもかまわない。
また、以上の説明では、脱炭素型浄化槽1に三つの処理槽2~4を設けた場合を例示したが、もちろん二つ又は四つ以上の処理槽を設けてもよい。またそのうちの一つ以上の処理槽を嫌気処理槽以外の処理槽としてもよい。また、それら複数の処理槽の其々において処理水が流れる方向が図示例と異なる方向となるように構成することもできる。
また、エアリフトポンプ11は、上記実施形態に限らず、例えば、図8に示すように第二流通管20に引き込み管23を接続することもできるし、或いは、図9に示すように第二流通管20の下部を延長するようにして引き込み管23を形成することもできる。
1 脱炭素型浄化槽
2 第一処理槽
3 第二処理槽
4 第三処理槽
5 洗浄装置
6a,6b ろ過担体
7 ガス溜まり部
8 ガス収集部
9 外気供給装置
10 太陽光発電装置
11 エアリフトポンプ
13,16 仕切り壁
14 流入口
15a,15b,16a,16b 規制部
17 放出口
18 連通管
19 第一流通管
19a 開口部
20 第二流通管
21 連通管
22 返送管
23 引き込み管
24 外気供給管
Ga ガス
Gb 外気
S 沈殿物
W 処理水

Claims (1)

  1. ろ過担体が収容される少なくとも一つの嫌気処理槽を含む複数の処理槽と、
    前記嫌気処理槽内の前記ろ過担体を洗浄する洗浄装置と、を備え、
    前記洗浄装置は、
    ガスを貯留可能なガス溜まり部と、
    前記ガス溜まり部に接続され、前記複数の処理槽のうち少なくとも一つの処理槽で発生したガスをその上部で収集するガス収集部と、
    再生可能エネルギーを利用して発電された電力により駆動し前記ガス溜まり部に外気をガスとして供給する外気供給装置と、
    前記ガス溜まり部に貯留されたガスで駆動し、前記複数の処理槽のうち下流側に位置する処理槽内部の処理水を上流側に位置する処理槽に返送可能に構成されたエアリフトポンプと、を備え、前記ガス溜まり部に貯留されたガスが所定量に達して前記貯留されたガスと前記処理水との圧力均衡が崩れた際に前記エアリフトポンプを作動させて、前記ガス溜まり部内の水位上昇に伴う前記嫌気処理槽内の前記処理水の流れを発生させることにより、前記ろ過担体を洗浄可能とした、脱炭素型浄化槽。
JP2025537333A 2023-07-30 2024-07-22 脱炭素型浄化槽 Active JP7813082B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023123919 2023-07-30
JP2023123919 2023-07-30
PCT/JP2024/026184 WO2025028331A1 (ja) 2023-07-30 2024-07-22 脱炭素型浄化槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2025028331A1 JPWO2025028331A1 (ja) 2025-02-06
JP7813082B2 true JP7813082B2 (ja) 2026-02-12

Family

ID=94395270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2025537333A Active JP7813082B2 (ja) 2023-07-30 2024-07-22 脱炭素型浄化槽

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7813082B2 (ja)
WO (1) WO2025028331A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030057152A1 (en) 2001-09-26 2003-03-27 Ajit Haridas Device for treatment of wastewater
JP2010207662A (ja) 2009-03-06 2010-09-24 Kubota Corp 浄化槽及び浄化槽の運転方法
JP2019502383A (ja) 2016-01-06 2019-01-31 ヴェオリア ウォーター ソリューションズ アンド テクノロジーズ サポート 嫌気的バイオリアクターにおけるガス分離器のその場洗浄のための方法及び装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2975276B2 (ja) * 1994-11-16 1999-11-10 ベスト工業株式会社 生物濾過装置用浮上濾材の洗浄方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030057152A1 (en) 2001-09-26 2003-03-27 Ajit Haridas Device for treatment of wastewater
JP2010207662A (ja) 2009-03-06 2010-09-24 Kubota Corp 浄化槽及び浄化槽の運転方法
JP2019502383A (ja) 2016-01-06 2019-01-31 ヴェオリア ウォーター ソリューションズ アンド テクノロジーズ サポート 嫌気的バイオリアクターにおけるガス分離器のその場洗浄のための方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2025028331A1 (ja) 2025-02-06
WO2025028331A1 (ja) 2025-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2422380C1 (ru) Способ индивидуальной очистки сточных вод и компактное устройство для индивидуальной очистки сточных вод
CN100465109C (zh) 具有脱氮功能的污水处理装置
KR101003874B1 (ko) 폭기 장치
JP7813082B2 (ja) 脱炭素型浄化槽
CN117700055A (zh) 一种污水厂污水处理装置及方法
CN111170577B (zh) 一种生活污水处理用一体化设备
CN101913735B (zh) 自充氧自搅拌生活污水净化装置
CN206814594U (zh) 一种一体式mbr陶瓷膜污水处理设备
CN109912129A (zh) 一种风、光互补的农村污水处理系统
CN117303651B (zh) 一种ecis四微物化膜小型污水处理装置
CN210974324U (zh) 一种农村生活污水处理装置
CN116730508B (zh) 一种用于水体修复的生态浮岛
CN220745577U (zh) 一种污水处理的人工湿地系统
JPH06190397A (ja) 水浄化装置
CN204417210U (zh) Mbr污水处理系统
CN203683208U (zh) 一种mbr污水处理装置
RU106615U1 (ru) Компактное устройство с вертикальным окислительным каналом для эффективной очистки сточных вод
KR20100058336A (ko) 분뇨와 동/식물성 폐기물을 이용한 메탄가스 발생장치
JP4908875B2 (ja) 水質改善装置
JP7595948B2 (ja) 汚水処理装置
CN210559627U (zh) 一种abr反应器
CN211847618U (zh) 一种基于膜生物反应工艺的车载式污水处理设备
CN210287080U (zh) 一种免抽吸式一体化mbr污水处理设备
CN209906444U (zh) 一种膜虹吸出水mbr装置
CN207294311U (zh) 一种防臭型深度工厂污水加工净化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20250919

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20250919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7813082

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150