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JP7813918B2 - 平常時のローミング接続の制限の緩和 - Google Patents
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JP7813918B2 - 平常時のローミング接続の制限の緩和 - Google Patents

平常時のローミング接続の制限の緩和

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Description

本開示は、平常時のローミング接続の制限の緩和に関する。
スマートフォンやIoT(Internet of Things)デバイスに代表される無線通信デバイス(以下では総称して通信機とも表される)の数、種類、用途は増加の一途を辿っており、無線通信規格の拡張や改善が続けられている。例えば「5G」として知られる第5世代移動通信システムの商用サービスは2018年に開始したが、現在も3GPP(Third Generation Partnership Project)で規格策定が進められている。また、5Gに続く次世代の無線通信規格としての「6G」または第6世代移動通信システムの規格策定に向けた取り組みも始まっている。
特許文献1には、いわゆる災害ローミング(disaster roaming)におけるネットワークの選択技術が開示されている。災害ローミングでは、災害時にホームネットワークが使用できなくなった場合に限って、特定のローミングネットワークへのローミング接続が許容される。平常時には、当該特定のローミングネットワークへのローミング接続は禁止される。
米国特許出願公開第2022/0264275号明細書
災害ローミングのための接続設定は硬直的であり、仮にローミングネットワークにおいてローミング通信のために利用可能な通信リソースが十分にあったとしても、平常時には利用されずに無駄になってしまう。
本開示はこうした状況に鑑みてなされたものであり、平常時にローミング接続の制限を緩和できる通信制御装置等を提供する。
本開示のある態様の通信制御装置は、ローミング制限エリア設定部によって、平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、ローミング制限緩和部によって、ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、を実行する少なくとも一つのプロセッサを備える。
本態様によれば、非常時以外のローミング接続が制限されるローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和できる。
本開示の別の態様は、通信制御方法である。この通信制御方法は、平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、を実行する。
本開示の更に別の態様は、記憶媒体である。この記憶媒体は、平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、をコンピュータに実行させる通信制御プログラムを記憶している。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、これらの表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラム等に変換したものも、本開示に包含される。
本開示によれば、平常時にローミング接続の制限を緩和できる。
通信制御装置が適用される無線通信システムの概要を模式的に示す。 通信制御装置を模式的に示す機能ブロック図である。 通信制御装置による通信制御の例を示すフローチャートである。
以下では、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態(以下では実施形態とも表される)について詳細に記述する。記述および/または図面においては、同一または同等の構成要素、部材、処理等に同一の符号を付して重複する記述を省略する。図示される各部の縮尺や形状は、記述の簡易化のために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。実施形態は例示であり、本開示の範囲を何ら限定するものではない。実施形態において提示される全ての特徴やそれらの組合せは、必ずしも本開示の本質的なものであるとは限らない。実施形態は、便宜的に、それを実現する機能毎および/または機能群毎の構成要素に分解されて提示される。但し、実施形態における一つの構成要素が、実際には別体としての複数の構成要素の組合せによって実現されてもよいし、実施形態における複数の構成要素が、実際には一体としての一つの構成要素によって実現されてもよい。
本実施形態に係る通信制御装置は、地上に設置される地上基地局が地上に提供する地上通信セルによって構築される地上系ネットワーク(TN: Terrestrial Network)、飛行する非地上基地局が地上に提供する非地上通信セルによって構築される非地上系ネットワーク(NTN: Non-Terrestrial Network)、TNおよびNTNが併存するネットワークに適用できる。これらの基地局および/または通信セルは、同じモバイル通信ネットワーク、公衆陸上移動体通信網(PLMN: Public Land Mobile Network)、移動体通信事業者(MNO: Mobile Network Operator)、仮想移動体通信事業者(MVNO: Mobile Virtual Network Operator)に属するものでもよいし、異なるモバイル通信ネットワーク、PLMN、MNO、MVNOに属するものでもよい。以下では、モバイル通信ネットワーク、PLMN、MNO、MVNOがPLMNと総称される。
図1は、本開示の実施形態に係る通信制御装置が適用される無線通信システム1の概要を模式的に示す。無線通信システム1は、5G無線通信システム11と、4G無線通信システム12と、衛星通信システム13と、を含む。5G無線通信システム11は、無線アクセス技術(RAT: Radio Access Technology)としてNR(New Radio)または5G NR(Fifth Generation New Radio)を使用し、コアネットワーク(CN: Core Network)として5GC(Fifth Generation Core)を使用する第5世代移動通信システム(5G)に準拠する。4G無線通信システム12は、無線アクセス技術としてLTE(Long Term Evolution)やLTE-Advancedを使用し、コアネットワークとしてEPC(Evolved Packet Core)を使用する第4世代移動通信システム(4G)に準拠する。衛星通信システム13は、通信衛星131を介した衛星通信を担う。図示は省略するが、無線通信システム1は、4Gより前の世代の無線通信システムを含んでもよいし、5Gより後の世代(6G等)の無線通信システムを含んでもよいし、Wi-Fi(登録商標)等の世代と関係付けられない任意の無線通信システムを含んでもよい。また、無線通信システム1は、5G無線通信システム11、4G無線通信システム12、衛星通信システム13の一部または全部を含まなくてもよい。
5G無線通信システム11は、地上に設置されてUE(User Equipment)とも呼ばれるスマートフォン等の通信機2A、2B、2C、2D(以下では総称して通信機2とも表される)と5G NRによって通信可能な複数の5G基地局111A、111B、111C(以下では総称して5G基地局111とも表される)を含む。5Gにおける基地局111はgNodeB(gNB)とも呼ばれる。各5G基地局111A、111B、111Cの通信可能範囲またはサポート範囲はセルと呼ばれ、それぞれ112A、112B、112C(以下では総称して5Gセル112とも表される)として図示される。
各5G基地局111の5Gセル112の大きさは任意であるが、典型的には半径数メートルから数十キロメートルである。確立した定義はないものの、半径数メートルから十メートルのセルはフェムトセルと呼ばれ、半径十メートルから数十メートルのセルはピコセルと呼ばれ、半径数十メートルから数百メートルのセルはマイクロセルと呼ばれ、半径数百メートルを超えるセルはマクロセルと呼ばれることがある。5Gではミリ波等の高い周波数の電波が使用されることも多く、直進性の高さ故に電波が障害物に遮られて通信可能距離が短くなる。このため、5Gでは4G以前の世代に比べて小さいセルが多用される傾向がある。
通信機2は、複数の5Gセル112A、112B、112Cの少なくとも一つの内部にあれば、5G通信を行える。図示の例では、5Gセル112Aおよび112B内にある通信機2Bは、5G基地局111Aおよび111Bのいずれとも5G NRによって通信可能である。また、5Gセル112C内にある通信機2Cは、5G基地局111Cと5G NRによって通信可能である。通信機2Aおよび2Dは、全ての5Gセル112A、112B、112Cの外にあるため、5G NRによる通信ができない状態にある。各通信機2と各5G基地局111の間の5G NRによる5G通信は、コアネットワークである5GCによって管理される。例えば、5GCは、各5G基地局111との間のデータの授受、EPC、衛星通信システム13、インターネット等の外部ネットワークとの間のデータの授受、通信機2の移動管理等を行う。
4G無線通信システム12は、複数の4G基地局121(図1では一つのみを示す)を含む。複数の4G基地局121は、地上に設置され、通信機2とLTEやLTE-Advancedによって通信可能である。4Gにおける基地局121はeNodeB(eNB)とも呼ばれる。各5G基地局111と同様に、各4G基地局121の通信可能範囲またはサポート範囲もセルと呼ばれ122として図示される。
通信機2は4Gセル122の内部にあれば4G通信を行える。図示の例では、4Gセル122内にある通信機2Aおよび2Bは、4G基地局121とLTEやLTE-Advancedによって通信可能である。通信機2Cおよび2Dは、4Gセル122の外にあるため、LTEやLTE-Advancedによる通信ができない状態にある。各通信機2と各4G基地局121の間のLTEやLTE-Advancedによる4G通信は、コアネットワークであるEPCによって管理される。例えば、EPCは、各4G基地局121との間のデータの授受、5GC、衛星通信システム13、インターネット等の外部ネットワークとの間のデータの授受、通信機2の移動管理等を行う。
各通信機2A、2B、2C、2Dに着目すると、図示の例では、通信機2Aは4G基地局121との4G通信が可能な状態にあり、通信機2Bは5G基地局111A、111Bとの5G通信および4G基地局121との4G通信が可能な状態にあり、通信機2Cは5G基地局111Cとの5G通信が可能な状態にある。通信機2Bのように通信可能な基地局(111A、111B、121)が複数ある場合は、コアネットワークである5GCおよび/またはEPCによる管理の下、通信品質等の観点で最適と判断された一つの基地局が選択されて通信機2Bとの通信を行う。また、通信機2Dはいずれの5G基地局111および4G基地局121とも通信が可能な状態にないため、次に説明する衛星通信システム13による通信を行う。
衛星通信システム13は、地表から500km~700km程度の高さの低軌道の宇宙空間を飛行する低軌道衛星としての通信衛星131を非地上基地局として用いる無線通信システムである。5G基地局111および4G基地局121と同様に、通信衛星131の通信可能範囲またはサポート範囲もセルと呼ばれ132として図示される。このように、非地上基地局としての通信衛星131は、非地上通信セルとしての衛星通信セル132を地上に提供する。地上の通信機2は衛星通信セル132の内部にあれば衛星通信を行える。5G無線通信システム11における5G基地局111および4G無線通信システム12における4G基地局121と同様に、衛星通信システム13における基地局としての通信衛星131は、衛星通信セル132内の通信機2と直接的にまたは航空機等を介して間接的に無線通信可能である。通信衛星131が衛星通信セル132内の通信機2との無線通信に使用する無線アクセス技術は、5G基地局111と同じ5G NRでもよいし、4G基地局121と同じLTEやLTE-Advancedでもよいし、通信機2が使用可能な任意の他の無線アクセス技術でもよい。このため、通信機2には衛星通信のための特別な機能や部品を設けなくてもよい。
衛星通信システム13は、地上に設置されて通信衛星131と通信可能な地上局としてのゲートウェイ133を備える。ゲートウェイ133は、通信衛星131と通信するための衛星アンテナを備え、地上系ネットワーク(TN: Terrestrial Network)を構成する地上基地局としての5G基地局111や4G基地局121と、それぞれの無線アクセス技術である5G NRやLTEあるいは他の有線または無線のアクセス技術またはインターフェースを介して接続されている。このように、ゲートウェイ133は、非地上基地局または衛星基地局としての通信衛星131によって構成される非地上系ネットワーク(NTN: Non-Terrestrial Network)と地上基地局111、121によって構成されるTNを相互通信可能に接続する。通信衛星131が5G NRによって衛星通信セル132内の通信機2と5G通信する場合は、ゲートウェイ133およびTNにおける5G基地局111(または5G無線アクセスネットワーク)を介して接続される5GCをコアネットワークとして利用し、通信衛星131がLTEやLTE-Advancedによって衛星通信セル132内の通信機2と4G通信する場合は、ゲートウェイ133およびTNにおける4G基地局121(または4G無線アクセスネットワーク)を介して接続されるEPCをコアネットワークとして利用する。このように、ゲートウェイ133を介して5G通信、4G通信、衛星通信等の異なる無線通信システムの間で適切な連携が取られる。
通信衛星131による衛星通信は、主に、5G基地局111や4G基地局121等の地上基地局が設けられないまたは少ない地域をカバーするために利用される。図示の例では、全ての地上基地局の通信セル外にいる通信機2Dが通信衛星131と通信する。一方、いずれかの地上基地局と良好に通信できる状態にある通信機2A、2B、2Cも、衛星通信セル132内にいるため通信衛星131と通信可能ではあるが、原則として衛星基地局としての通信衛星131ではなく地上基地局と通信を行うことで、通信衛星131の限られた通信リソース(電力を含む)が通信機2D等のために節約される。通信衛星131は、ビームフォーミングによって通信電波を衛星通信セル132内の通信機2Dに向けることで、通信機2Dとの通信品質を向上させる。
衛星基地局としての通信衛星131の衛星通信セル132の大きさは、通信衛星131が発するビームの本数に応じて任意に設定することができ、例えば、最大2,800本のビームを組み合わせることで直径約24kmの衛星通信セル132を形成できる。図示されるように、衛星通信セル132は、典型的には5Gセル112や4Gセル122等の地上通信セルより大きく、その内部に一または複数の5Gセル112および/または4Gセル122を含みうる。なお、以上では飛行する非地上基地局として、地表から500km~700km程度の高さの低軌道の宇宙空間を飛行する通信衛星131を例示したが、より高い静止軌道等の高軌道の宇宙空間を飛行する通信衛星や、より低い(例えば地表から20km程度)成層圏等の大気圏を飛行する無人または有人の航空機やドローンを非地上基地局として、通信衛星131に加えてまたは代えて使用してもよい。
図2は、本実施形態に係る通信制御装置3を模式的に示す機能ブロック図である。通信制御装置3は、ローミング制限エリア設定部31と、ローミング制限緩和部32と、制限緩和情報提供部33と、接続制御部34と、状況判定部35と、通信品質判定部36を備える。通信制御装置3が以下で説明する作用および/または効果の少なくとも一部を実現できる限り、これらの機能ブロックの一部は省略できる。これらの機能ブロックは、コンピュータの中央演算処理装置、メモリ、入力装置、出力装置、コンピュータに接続される周辺機器等のハードウェア資源と、それらを用いて実行されるソフトウェアの協働により実現される。コンピュータの種類や設置場所は問わず、上記の各機能ブロックは、単一のコンピュータのハードウェア資源で実現してもよいし、複数のコンピュータに分散したハードウェア資源を組み合わせて実現してもよい。
特に本実施形態では、通信制御装置3の機能ブロックの一部または全部は、通信機2、基地局111、121、131を含むRAN、ゲートウェイ133、コアネットワークに設けられるコンピュータやプロセッサで集中的または分散的に実現してもよい。後述するように、本実施形態では、特定の通信機2にとってのホームネットワークであるPLMN1(第1ネットワーク)と、当該通信機2にとってのローミングネットワークであるPLMN2(第2ネットワーク)を例示するが、ローミング制限エリア設定部31と、ローミング制限緩和部32と、制限緩和情報提供部33は、PLMN2側(例えば、PLMN2のコアネットワークおよび/またはRAN)に設けられるのが好ましく(但し、これらの一部または全部がPLMN1側および/または通信機2に設けられてもよい)、接続制御部34と、状況判定部35と、通信品質判定部36は、PLMN1側(例えば、PLMN1のコアネットワークおよび/またはRAN)に設けられるのが好ましい(但し、これらの一部または全部がPLMN2側および/または通信機2に設けられてもよい)。
本実施形態では、通信制御装置3による図示の通信機2の通信制御または接続制御を具体的に例示する。通信機2は、第1ネットワークとしてのPLMN1をホームネットワークとするUEである。すなわち、通信機2の使用者または管理者(以下では総称してユーザとも表される)は、PLMN1を運営するMNOまたはMVNOである第1通信事業者と通信サービスを契約している。通信機2は、原則として、ホームネットワークとしてのPLMN1に属する基地局および/または通信セルに接続されて通信する。
第2ネットワークとしてのPLMN2は、第1通信事業者と異なるMNOまたはMVNOである第2通信事業者によって運営される。第1通信事業者および第2通信事業者の間の提携または契約の下で、第1通信事業者と契約している通信機2にも、契約外のPLMN2から通信サービスが提供されうる。典型的には、通信機2の現在位置にホームネットワークとしてのPLMN1の通信セルがない場合や、PLMN1による通信品質が不十分な場合の代替として、ローミングネットワークとしてのPLMN2が通信機2に通信サービスを提供する。
図2には、ホームネットワークとしてのPLMN1に属する一つの通信セル(例えば、地上通信セル)またはホームセルHCと、ローミングネットワークとしてのPLMN2に属する一つの地上通信セルTCおよび一つの非地上通信セルNTCが、代表的に例示されている。PLMN1および/またはPLMN2には、典型的には多数の不図示の通信セルが含まれうる。後述するように、通信制御装置3は、通信機2の接続先を、ホームセルHC、地上通信セルTC、非地上通信セルNTCの間で、状況に応じて適切に切り替える。
ローミング制限エリア設定部31は、ローミングネットワークとしてのPLMN2において、平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアRAを設定する。ローミング制限エリアRAは、PLMN2に属する一つの通信セルのみを含むエリアでもよいが、図示の例のように、PLMN2に属する複数の通信セル(例えば、地上通信セルTCおよび非地上通信セルNTC)を含むエリアとするのが好ましい。
更に好ましくは、ローミング制限エリア設定部31は、ローミングネットワークとしてのPLMN2において、トラッキングエリアまたは位置登録エリアの単位でローミング制限エリアRAを設定する。トラッキングエリアは、通信機2のおおよその位置を追跡または検知するために設定されている。各トラッキングエリアは、典型的には多数の基地局および/または通信セルによって構成される。例えば、日本のあるMNOは、数十の位置登録エリアによって日本全国をカバーしている。
このように、ローミング制限エリア設定部31は、トラッキングエリア等の比較的広いエリアをローミング制限エリアRAとして設定することで、当該ローミング制限エリアRAにおける通信機2のローミング接続を、原則として非常時のみに許容する。このため、非常時ではない平常時には、ホームネットワークとしてのPLMN1(例えば、ホームセルHC)から十分な品質の通信サービスが提供されるとの想定の下で、原則として、通信機2の地上通信セルTC等へのローミング接続が制限または禁止される。ローミング制限エリア設定部31は、いわゆる災害ローミング(disaster roaming)の設定をローミング制限エリアRAに対して行う機能部と解釈されてもよい。
ローミング制限緩和部32は、ローミング制限エリア設定部31によって設定されたローミング制限エリアRAに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和する。例えば、ローミング制限緩和部32は、ローミング制限エリアRAに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の禁止を解除する。図示の例では、ローミング制限緩和部32が、トラッキングエリアとしてのローミング制限エリアRAに含まれる非地上通信セルNTC(例えば、通信衛星131によって提供される衛星通信セル132)について、平常時のローミング接続の制限を緩和する。
このように平常時のローミング接続の制限が緩和された非地上通信セルNTCは、非常時だけでなく平常時にも通信機2のローミング接続を許容する。但し、ローミング制限緩和部32は、平常時の非地上通信セルNTCへのローミング接続に一定の制限または条件を課してもよい。このような平常時のローミング接続についての制限または条件としては、非地上通信セルNTCにおいてローミング通信のために利用可能な通信リソースが十分にあること、通信機2が接続可能なホームセルHCがないこと、ホームセルHCによる通信品質が不十分であること、ローミング接続を特定の時間帯のみに許容すること、ローミング接続を非地上通信セルNTC内の特定のエリアのみで許容すること、等が例示される。
なお、ローミング制限エリアRAに複数の非地上通信セルNTCが含まれる場合、ローミング制限緩和部32は、全部の非地上通信セルNTCについて平常時のローミング接続の制限を緩和してもよいし、一部の非地上通信セルNTCについて平常時のローミング接続の制限を緩和してもよい。後者の例として、ローミング制限緩和部32は、低軌道の宇宙空間を飛行する通信衛星131によって提供される比較的広い衛星通信セル132について平常時のローミング接続の制限を緩和する(平常時のローミング接続を許容する)一方で、大気圏を飛行する無人または有人の航空機やドローンによって提供される比較的狭い非地上通信セルNTCについて平常時のローミング接続の制限を緩和しなくてもよい。逆に、ローミング制限緩和部32は、航空機やドローンによって提供される比較的狭い非地上通信セルNTCについて平常時のローミング接続の制限を緩和する一方で、通信衛星131によって提供される比較的広い衛星通信セル132について平常時のローミング接続の制限を緩和しなくてもよい。
また、ローミング制限エリアRAに複数の地上通信セルTCが含まれる場合、ローミング制限緩和部32は、一部または全部の地上通信セルTCについて平常時のローミング接続の制限を緩和してもよい。例えば、ローミング制限緩和部32は、比較的広いマクロセル等について平常時のローミング接続の制限を緩和する(平常時のローミング接続を許容する)一方で、比較的狭いマイクロセル、ピコセル、フェムトセル等について平常時のローミング接続の制限を緩和しなくてもよい。
ローミング制限緩和部32は、ローミング制限エリア設定部31によって設定されたローミング制限エリアRAに含まれる特定の無線アクセス技術(RAT)を使用する通信セルの全部または一部について、平常時のローミング接続の制限を緩和してもよい。例えば、ローミング制限緩和部32は、RATとしてLTEやLTE-Advancedを使用する4Gセル122の全部または一部や、LTE、LTE-Advanced、NR、5G NR等に準じた独自のRATを使用する衛星通信セル132の全部または一部について平常時のローミング接続の制限を緩和する(平常時のローミング接続を許容する)一方で、RATとしてNRや5G NRを使用する5Gセル112の全部または一部について平常時のローミング接続の制限を緩和しなくてもよい。
制限緩和情報提供部33は、ローミング制限緩和部32によって平常時のローミング接続の制限が緩和された特定の通信セル(図示の例では、非地上通信セルNTC)を特定可能な制限緩和情報を、ローミング接続元のホームネットワークであるPLMN1のコアネットワークに対して提供する。例えば、ローミングネットワークであるPLMN2のコアネットワークにおいて実現される制限緩和情報提供部33は、平常時のローミング接続の制限が緩和された非地上通信セルNTCのID等の識別情報を制限緩和情報としてPLMN1に対して提供してもよいし、平常時のローミング接続の制限が緩和されていない(すなわち、非常時の災害ローミングのみが許容される)地上通信セルTCのID等の識別情報を制限緩和情報としてPLMN1に対して提供してもよい。後者の場合、制限緩和情報を受け取ったPLMN1は、災害ローミングのみが許容される通信セルのリストに含まれていない非地上通信セルNTCが平常時のローミング接続を許容するものと間接的に認識できる。
制限緩和情報提供部33は、災害等の異常が発生していない平常時に、制限緩和情報をローミング接続元のホームネットワークであるPLMN1のコアネットワークに対して予め提供するのが好ましい。この制限緩和情報は、平常時における例外的なローミング接続を実現するために、PLMN1および/または通信機2によって参照される。なお、非常時には、原則として、ローミング制限エリアRAに含まれる全ての通信セルが、災害ローミングによるローミング接続を許容するため、制限緩和情報が参照されなくてもよい。
接続制御部34は、通信機2の接続制御を担う。図示の例では、接続制御部34は、ホームネットワークとしてのPLMN1に属するホームセルHC、ローミングネットワークとしてのPLMN2に属する地上通信セルTC、非地上通信セルNTCのいずれかに、通信機2を接続する。接続制御部34は、通信機2の接続先を決定する際に、制限緩和情報提供部33から提供される制限緩和情報、後述する状況判定部35から提供される状況情報、後述する通信品質判定部36から提供される通信品質情報の少なくともいずれかを参照する。
状況判定部35は、ホームネットワークとしてのPLMN1における現在の状況を判定する。例えば、状況判定部35は、PLMN1について災害ローミングを発動すべき災害や非常事態が発生しているか否かを判定する。状況判定部35は、国や地方公共団体等の公的機関による災害や非常事態の発生の宣言の有無に基づいてPLMN1における現在の状況を判定してもよいし、災害や非常事態によってPLMN1に実際に発生している異常の有無に基づいてPLMN1における現在の状況を判定してもよい。例えば、状況判定部35は、災害や非常事態によってホームネットワークとしてのPLMN1が通信機2に十分な品質の通信サービスを提供できない状態にある場合は「非常時」と判定し、災害や非常事態が発生していない場合や、災害や非常事態が発生している場合でもPLMN1が通信機2に十分な品質の通信サービスを提供できる状態にある場合は「平常時」と判定する。
通信品質判定部36は、ホームネットワークとしてのPLMN1が通信機2に提供する通信サービスの品質を判定する。図示の例では、PLMN1に属するホームセルHCと通信機2の間の通信品質が判定される。例えば、ホームセルHCを提供する不図示の基地局において測定される通信機2からの電波の強度やリファレンス信号の精度、通信機2において測定されるホームセルHCを提供する不図示の基地局からの電波の強度やリファレンス信号の精度、その他ホームセルHCを提供する不図示の基地局や通信機2において把握されている通信品質に影響を及ぼしうる各種の情報に基づいて、ホームセルHCと通信機2の間の通信品質が総合的に判定されてもよい。
通信品質判定部36は、ローミングネットワークとしてのPLMN2が通信機2に提供する通信サービスの品質を判定してもよい。図示の例では、PLMN2に属する地上通信セルTCと通信機2の間の通信品質や、PLMN2に属する非地上通信セルNTCと通信機2の間の通信品質が判定されてもよい。なお、ホームセルHC、地上通信セルTC、非地上通信セルNTCのそれぞれとの間の通信品質の判定において、通信機2はこれらの各通信セルと接続されている必要はない。典型的な例では、ホームネットワークとしてのPLMN1に接続されている通信機2について、接続中のホームセルHCとの間の通信品質が精緻に把握されると共に、切替候補またはローミング候補としての地上通信セルTC、非地上通信セルNTCとの間の通信品質が把握されてもよい。この場合、接続制御部34は、接続中のホームセルHCにおける通信品質と、切替候補の複数の通信セル(地上通信セルTC、非地上通信セルNTC)における通信品質の比較に基づいて、切替可否および切替先の通信セルを適切に決定できる。
図3は、通信制御装置3による通信制御の例を示すフローチャートである。フローチャートにおける「S」はステップまたは処理を意味する。
S1では、ローミング制限エリア設定部31が、ローミングネットワークとしてのPLMN2において、平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアRAを設定する。S2では、ローミング制限緩和部32が、S1で設定されたローミング制限エリアRAに含まれる特定の通信セル(図2の例では、非地上通信セルNTC)について、平常時のローミング接続の制限を緩和する。S3では、制限緩和情報提供部33が、S2で平常時のローミング接続の制限が緩和された特定の通信セルを特定可能な制限緩和情報を、ローミングネットワークであるPLMN2のコアネットワークから平常時に送信する。S4では、ホームネットワークであるPLMN1のコアネットワークが、S3で送信された制限緩和情報を受信する。
S5では、PLMN1のコアネットワークが、当該PLMN1(例えば、ホームセルHC)に接続されている通信機2に対して、S4で受信した制限緩和情報の一部または全部を通知または共有してもよい。このように制限緩和情報の提供を受けた通信機2は、ローミングネットワークとしてのPLMN2においてローミング接続が許容される通信セルを予め認識できる。このため、ローミング接続が制限または禁止されている通信セル(例えば、平常時における地上通信セルTC)に対して、通信機2が無駄なローミング接続要求を行う事態が効果的に回避される。なお、PLMN1のコアネットワークは、S4で受信した制限緩和情報を通信機2に対して通知する代わりに、通信機2がローミング接続要求を行うべき通信セルを具体的に指定してもよい。
S6では、状況判定部35が、ホームネットワークとしてのPLMN1における現在の状況、すなわち、平常時か非常時かを判定する。S7で平常時(Yes)との判定結果が得られた場合はS8に進み、S4で受信された制限緩和情報に基づいて、S2でローミング制限が緩和された特定の通信セル(図2の例では、非地上通信セルNTC)のみへのローミング接続が許容される旨を、PLMN1のコアネットワークおよび/または通信機2が認識する。
S8に続くS10では、通信品質判定部36が、接続可能な通信セルの通信品質を判定してもよい。図2の例において、平常時に通信機2が接続可能な通信セルは、ホームセルHCと非地上通信セルNTCである(地上通信セルTCは、S1で設定されたローミング制限の下で平常時には接続不能である)。そこで、S10では、通信品質判定部36が、ホームセルHCおよび非地上通信セルNTCのそれぞれの通信品質を判定するのが好ましい。この結果、ホームセルHCの通信品質が通信機2にとって十分であると判定された場合、S11において接続制御部34がホームセルHCを通信機2の接続先として優先的に決定する。典型的な場合では、通信機2が既にホームセルHCに接続されているため、S11における決定の下で当該接続状態がそのまま維持される。
一方、S10の結果、ホームセルHCの通信品質が通信機2にとって不十分である場合(例えば、ホームセルHCの周縁部(エッジ)においては、周辺の他の通信セルとの干渉によって通信品質が低下しやすい)であって、非地上通信セルNTCにおいてより高い通信品質が実現される場合、S11において接続制御部34が、非地上通信セルNTCを通信機2の(ローミング)接続先として決定する。典型的な場合では、通信機2がホームセルHCに接続されているため、S11における決定の下で、ホームセルHCから非地上通信セルNTCへのハンドオーバーやリダイレクション等の切替手順が開始される。
S7で非常時(No)との判定結果が得られた場合はS9に進み、災害ローミング等が発動される。この結果、S4で受信された特定の通信セル(図2の例では、非地上通信セルNTC)についての制限緩和情報に関わらず、S1で設定されたローミング制限エリアRAに含まれる全ての通信セル(図2の例では、地上通信セルTCおよび非地上通信セルNTC)へのローミング接続が許容される旨を、PLMN1のコアネットワークおよび/または通信機2が認識する。
S9に続くS10では、通信品質判定部36が、接続可能な通信セルの通信品質を判定してもよい。図2の例において、非常時に通信機2が接続可能な通信セルは、ホームセルHC、地上通信セルTC、非地上通信セルNTCである。そこで、S10では、通信品質判定部36が、ホームセルHC、地上通信セルTC、非地上通信セルNTCのそれぞれの通信品質を判定するのが好ましい。この結果、ホームセルHCの通信品質が通信機2にとって十分であると判定された場合、S11において接続制御部34がホームセルHCを通信機2の接続先として優先的に決定する。典型的な場合では、通信機2が既にホームセルHCに接続されているため、S11における決定の下で当該接続状態がそのまま維持される。
一方、S10の結果、ホームセルHCの通信品質が通信機2にとって不十分である場合(例えば、災害や非常事態によってPLMN1全体またはホームセルHCが正常に機能していない場合)であって、地上通信セルTCおよび/または非地上通信セルNTCにおいてより高い通信品質が実現される場合、S11において接続制御部34が、地上通信セルTCおよび非地上通信セルNTCのうち好ましくは通信品質が高い方を通信機2の(ローミング)接続先として決定する。典型的な場合では、通信機2がホームセルHCに接続されているため、S11における決定の下で、ホームセルHCから地上通信セルTCまたは非地上通信セルNTCへのハンドオーバーやリダイレクション等の切替手順が開始される。また、通信機2が平常時から非地上通信セルNTCにローミング接続されている場合であって、S9で発動された災害ローミングの下で新たに利用可能になった地上通信セルTCでより高い通信品質が実現される場合、S11における決定の下で、非地上通信セルNTCから地上通信セルTCへのハンドオーバーやリダイレクション等の切替手順が開始されてもよい。
本実施形態によれば、非常時以外のローミング接続が制限されるローミング制限エリアRAに含まれる特定の通信セル(図2の例では、非地上通信セルNTC)について、平常時のローミング接続の制限を緩和できる。
以上、本開示を実施形態に基づいて説明した。例示としての実施形態における各構成要素や各処理の組合せには様々な変形例が可能であり、そのような変形例が本開示の範囲に含まれることは当業者にとって自明である。
なお、実施形態で説明した各装置や各方法の構成、作用、機能は、ハードウェア資源またはソフトウェア資源によって、あるいは、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働によって実現できる。ハードウェア資源としては、例えば、プロセッサ、ROM、RAM、各種の集積回路を利用できる。ソフトウェア資源としては、例えば、オペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。
本開示は以下の項目のように表現してもよい。
項目1:
ローミング制限エリア設定部によって、平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、
ローミング制限緩和部によって、前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、
を実行する少なくとも一つのプロセッサを備える通信制御装置。
項目2:
前記ローミング制限エリアは、複数の通信セルを含む、項目1に記載の通信制御装置。
項目3:
前記ローミング制限エリアは、地上に設置される地上基地局が地上に提供する地上通信セルと、飛行する非地上基地局が地上に提供する非地上通信セルを含み、
前記ローミング制限緩和部は、前記ローミング制限エリアに含まれる前記非地上通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和する、
項目2に記載の通信制御装置。
項目4:
前記非地上基地局は、宇宙空間を飛行する通信衛星である、項目3に記載の通信制御装置。
項目5:
前記ローミング制限緩和部は、前記ローミング制限エリアに含まれる特定の無線アクセス技術を使用する通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和する、項目1から4のいずれかに記載の通信制御装置。
項目6:
前記ローミング制限エリア設定部は、トラッキングエリアの単位で前記ローミング制限エリアを設定する、項目1から5のいずれかに記載の通信制御装置。
項目7:
前記少なくとも一つのプロセッサは、制限緩和情報提供部によって、前記ローミング制限緩和部によって平常時のローミング接続の制限が緩和された前記特定の通信セルを特定可能な制限緩和情報を、ローミング接続元のネットワークに対して提供することを実行する、項目1から6のいずれかに記載の通信制御装置。
項目8:
前記制限緩和情報提供部は、平常時に前記制限緩和情報をローミング接続元のネットワークに対して提供する、項目7に記載の通信制御装置。
項目9:
前記ローミング制限エリア設定部は、平常時のローミング接続が禁止される前記ローミング制限エリアを設定し、
前記ローミング制限緩和部は、前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の禁止を解除する、
項目1から8のいずれかに記載の通信制御装置。
項目10:
平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、
前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、
を実行する通信制御方法。
項目11:
平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、
前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、
をコンピュータに実行させる通信制御プログラムを記憶している記憶媒体。
本願は、2023年2月6日に出願された日本国特許出願2023-015961を基礎として優先権を主張するものであり、この基礎出願の全内容を参照することによって援用する。
本開示は、平常時のローミング接続の制限の緩和に関する。
1 無線通信システム、2 通信機、3 通信制御装置、11 5G無線通信システム、12 4G無線通信システム、13 衛星通信システム、31 ローミング制限エリア設定部、32 ローミング制限緩和部、33 制限緩和情報提供部、34 接続制御部、35 状況判定部、36 通信品質判定部、111 5G基地局、112 5Gセル、121 4G基地局、122 4Gセル、131 通信衛星、132 衛星通信セル、133 ゲートウェイ。

Claims (11)

  1. ローミング制限エリア設定部によって、平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、
    ローミング制限緩和部によって、前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、
    を実行する通信制御装置。
  2. 前記ローミング制限エリアは、複数の通信セルを含む、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記ローミング制限エリアは、地上に設置される地上基地局が地上に提供する地上通信セルと、飛行する非地上基地局が地上に提供する非地上通信セルを含み、
    前記ローミング制限緩和部は、前記ローミング制限エリアに含まれる前記非地上通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和する、
    請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記非地上基地局は、宇宙空間を飛行する通信衛星である、請求項3に記載の通信制御装置。
  5. 前記ローミング制限緩和部は、前記ローミング制限エリアに含まれる特定の無線アクセス技術を使用する通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和する、請求項1に記載の通信制御装置。
  6. 前記ローミング制限エリア設定部は、トラッキングエリアの単位で前記ローミング制限エリアを設定する、請求項1に記載の通信制御装置。
  7. 制限緩和情報提供部によって、前記ローミング制限緩和部によって平常時のローミング接続の制限が緩和された前記特定の通信セルを特定可能な制限緩和情報を、ローミング接続元のネットワークに対して提供することを実行する、請求項1に記載の通信制御装置。
  8. 前記制限緩和情報提供部は、平常時に前記制限緩和情報をローミング接続元のネットワークに対して提供する、請求項7に記載の通信制御装置。
  9. 前記ローミング制限エリア設定部は、平常時のローミング接続が禁止される前記ローミング制限エリアを設定し、
    前記ローミング制限緩和部は、前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の禁止を解除する、
    請求項1に記載の通信制御装置。
  10. 平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、
    前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、
    を実行する通信制御方法。
  11. 平常時のローミング接続が制限され、非常時のローミング接続が許容されるローミング制限エリアを設定することと、
    前記ローミング制限エリアに含まれる特定の通信セルについて、平常時のローミング接続の制限を緩和することと、
    をコンピュータに実行させる通信制御プログラム。
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