以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例の食器乾燥システム10は、食器乾燥機1と、サーバ60と、携帯端末70とを備えている。サーバ60は、本発明における「記憶手段」、「情報作成手段」、「第1提案作成手段」及び「第2提案作成手段」の一例である。また、携帯端末70は、本発明における「報知手段」、「使用者情報取得手段」及び「画像作成手段」の一例である。
本実施例では、図2に示す各矢印によって、食器乾燥機1の前後方向及び上下方向を規定している。また、図3及び図7では、図2に対応して食器乾燥機1の前後方向を規定している他、食器乾燥機1の左右方向、すなわち幅方向を規定している。これらの前後方向、上下方向及び左右方向は互いに直交している。
図2に示すように、食器乾燥機1はシステムキッチン100に組み込まれており、システムキッチン100の天板CT1の下方に設置されている。食器乾燥機1は、筐体3と、乾燥庫5と、乾燥手段7と、食器かご9とを備えている。
筐体3は、前後方向、上下方向及び左右方向に延びる略矩形の箱状に形成されている。筐体3は、筐体3の内部と外部とを連通させる筐体開口3hを有している。また、図示を省略するものの、筐体3には、筐体3の内部と食器乾燥機1の外部とを連通する給気口が形成されている。
乾燥庫5は、前後方向、上下方向及び左右方向に延びる略区形状をなしている。乾燥庫5には、乾燥空間5hと底部空間51とが形成されている。乾燥空間5hは、上部が開放されている他、排気通路5aによって乾燥庫5の外部、すなわち食器乾燥機1の外部と連通している。底部空間51は、乾燥空間5hの下方に配置されている。底部空間51にはヒータ室52aが設けられている。また、図示を省略するものの、乾燥庫には、筐体3内と底部空間51とを連通させる連通口が形成されている。
また、乾燥庫5には、乾燥手段7が設けられている。乾燥手段は、ヒータ52、ファン53及びモータ54によって構成されている。ヒータ52は、ヒータ室52a内に収容されている。これにより、ヒータ52は、乾燥空間5hよりも下方に配置されている。
ファン53は、乾燥庫5の後方に設けられている。モータ54はファン53と接続されており、ファン53を回転駆動させる。ヒータ52及びモータ54は、後述する制御部C1と電気的に接続されている。乾燥手段7は、乾燥空間5h内に温風を供給可能となっている。なお、乾燥手段7の具体的な動作については後述する。また、乾燥手段7は他の構成であっても良い。
また、乾燥庫5の前部の上端には、把持部5gが設けられている他、操作部40及び報知部41が設けられている。操作部40は、食器乾燥機1、ひいては食器乾燥システム10の使用者300(図6参照)が食器乾燥機1の操作を行う。具体的には、使用者300は操作部40を通じて、乾燥運転の種類の選択や乾燥運転の時間の選択等を行う。報知部41は、液晶パネル(図示略)を有している。報知部41は、使用者が選択した乾燥運転の種類や時間等を液晶パネルに表示する。
さらに、乾燥庫5の前部には、制御部C1が設けられている。制御部C1は、食器乾燥機1の作動制御を行うための制御プログラムを記憶している。制御部C1は、操作部40、報知部41、ヒータ52及びモータ54等と電気的に接続されている。制御部C1は、制御プログラムに基づいて乾燥手段7等の制御を行い、食器乾燥機1を作動させる。
また、制御部C1は、図1に示すサーバ60と無線による通信が可能となっている。なお、制御部C1は、サーバ60と有線による通信が可能となっていても良い。また、制御部C1は、サーバ60及び携帯端末70の両方と無線による通信が可能となっていても良い。
乾燥庫5は、筐体3に対して前後方向に移動可能となっている。乾燥庫5は、筐体3に対して前方に移動することにより、筐体開口3hを経て筐体3の外部に露出する(図7参照)。一方、乾燥庫5は、筐体3に対して後方に移動することにより、図2に示すように、筐体開口3hを経て筐体3の内部に進入する。なお、図2では、乾燥庫5が筐体3に対して最も後方に移動した状態を図示している。
食器かご9は、乾燥庫5の乾燥空間5h内に設けられている。食器かご9は、かご本体9aと、小物箱9bとで構成されている。食器かご9は食器類TWを載置可能となっている。ここで、食器類TWには、図6に示す大皿TW1、中皿TW2、小皿TW3、茶碗TW4及び汁椀TW5等の食器の他、箸TW6等の飲食用具等が含まれる。さらに、食器類TWには、調理に用いるフライパン、鍋等の調理容器(図示略)等の他、コップや湯飲み等が含まれる。
図3に示すように、かご本体9aは、所定の長さに形成された樹脂材を前後方向及び左右方向に複数組み合わせることによって形成されている。また、かご本体9aには、第1~6指定位置911~916が設けられている。第1~6指定位置911~916は、それぞれ食器類TWの種類に応じて設定されており、食器類TWを載置可能となっている。
具体的には、かご本体9aでは、第1指定位置911に対して主に大皿TW1を載置可能となっている。第2指定位置912及び第6指定位置916に対して主に小皿TW3を載置可能となっている。第3指定位置913に対して主に茶碗TW4や汁椀TW5を載置可能となっている。第4指定位置914及び第5指定位置915に対して主に中皿TW2を載置可能となっている。なお、例えば、第1指定位置911に中皿TW2を載置する等、第1~6指定位置911~916に対して、設計された食器類TW以外の食器類TWを載置することも可能である。なお、かご本体9aに設けられる指定位置の数の他、かご本体9aにおける第1~6指定位置911~916の大きさや割合等は適宜設計可能である。
また、かご本体9aには複数の支持部材91が設けられている。各支持部材91は、第1~6指定位置911~916に配置されている。各支持部材91は、第1~6指定位置911~916に載置された食器類TWを支持可能となっている。ここで、各支持部材91は、配置された第1~6指定位置911~916によって、形状が異なるように設計されている。例えば、第1指定位置911に配置された各支持部材91は、主に大皿TW1を支持可能な形状に設計されており、第3指定位置913に配置された各支持部材91は、主に茶碗TW4や汁椀TW5を支持可能な形状に設計されている。
さらに、かご本体9aには第1~5表示部93a~93eが設けられている。第1~5表示部93a~93eは、それぞれ第1~6指定位置911~916の近傍に配置されている。具体的には、第1表示部93aは第1指定位置911の近傍に配置されており、第2表示部93bは第2指定位置912の近傍に配置されており、第3表示部93cは第3指定位置913の近傍に配置されている。また、第4表示部93dは、第4指定位置914及び第5指定位置915の近傍に配置されている。そして、第5表示部93eは第6指定位置916の近傍に配置されている。
これらの第1~5表示部93a~93eには、それぞれ第1~6指定位置911~916に載置される食器類TWを模した図形が形成されている。例えば、第1表示部93aには大皿TW1を模した図形が形成されており、第2、5表示部93b、93eには小皿TW3を模した図形が形成されている。なお、第1~5表示部93a~93eを省略してかご本体9aを構成しても良い。
図2に示す小物箱9bは、かご本体9aに対して着脱可能に設けられている。小物箱9bは、かご本体9aに設けられることにより、かご本体9aの略中央に配置される。小物箱9bは、上部が開口した略矩形の箱状をなしている。また、詳細な図示を省略するものの、小物箱9bは全周が網状に形成されており、乾燥手段7によって供給された温風が内部を流通可能となっている。小物箱9bは内部に箸TW6等の飲食用具等を収容可能となっている。つまり、食器類TWのうち、飲食用具は小物箱9bを介して、かご本体9aに載置される。なお、小物箱9bに収容可能な飲食用具等としては、箸TW6の他に、スプーンやフォーク(いずれも図示略)等が挙げられる。
ここで、この食器乾燥機1において、食器かご9は、乾燥手段7の性能に基づいて構成されている。より具体的には、食器かご9では、乾燥手段7によって供給された温風の流通方向等を基に、かご本体9aにおける第1~6指定位置911~916の配置箇所、各支持部材91の形状及び各支持部材91同士の間隔を設計している。これにより、例えば、第1指定位置911に配置された各支持部材91は、上記のように、主に大皿TW1を支持可能な形状に設計されていることに加えて、乾燥手段7によって好適に乾燥できる姿勢及び間隔で大皿TW1等の食器類TWを支持可能な形状となっている。また、乾燥手段7によって供給された温風によって箸TW6等の飲食用具等を好適に乾燥可能に、小物箱9bの形状が設計されているとともに、かご本体9aにおける小物箱9bの配置位置が設計されている。
図1に示すように、サーバ60は、内部に第1演算部61と、第1記憶部62と、第1通信部63とを有している。第1演算部61は、CPU等で構成されており、サーバ60の作動制御を行う他、各種の演算を行う。第1記憶部62は、ROMやRAMの他、HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置によって構成されている。第1記憶部62は、サーバ60の作動制御を行う制御プログラムの他、機器情報601と、サーバ側乾燥プログラム602とを記憶している。
機器情報601には、食器かご9の構成に関する情報の他、食器乾燥機1の性能に関する情報が含まれている。ここで、食器かご9の構成に関する情報とは、具体的には、かご本体9a及び小物箱9bの各寸法の情報の他、上述のようなかご本体9aにおける第1~6指定位置911~916の配置箇所、支持部材91の数量や形状、及び、かご本体9aにおける小物箱9bの配置位置の情報等である。また、食器乾燥機1の性能に関する情報とは、具体的には、乾燥庫5におけるファン53の位置等、乾燥手段7の性能に関する情報の他、食器乾燥機1が実行する乾燥運転の種類や乾燥運転の時間に関する情報等である。なお、機器情報601には、食器乾燥機1における他の情報が含まれていても良い。また、食器乾燥機1の性能に関する情報から、乾燥運転の種類及び乾燥運転の時間に関する情報を除外しても良い。さらに、機器情報601は、食器かご9の構成に関する情報のみで構成されていても良い。
サーバ側乾燥プログラム602は、端末側乾燥プログラム701とともに、食器類情報、位置情報及び順序情報の作成を行う。なお、これらの食器類情報等の作成についての詳細は後述する。
第1通信部63は、無線通信装置によって構成されている。サーバ60は、第1通信部63を通じて食器乾燥機1の制御部C1と通信可能となっている他、携帯端末70と通信可能となっている。なお、第1通信部63は、制御部C1や携帯端末70と有線による接続が可能な有線接続装置を有していても良い。
図4に示す携帯端末70は、具体的には市販品のスマートフォンである。携帯端末70の表面には、タッチパネル式のディスプレイ70aが設けられている。ディスプレイ70aは、本発明における「表示部」の一例である。なお、携帯端末70は、市販品のタブレット型コンピュータ等であっても良く、食器乾燥システム10に用いるために設計された専用品であっても良い。
一方、携帯端末70の裏面には、図4に示すようにカメラ70bが設けられている。カメラ70bは、図6に示す使用者300が食器乾燥機1で乾燥を行う食器類TWを撮影可能となっている。
また、使用者300は、ディスプレイ70aを通じて、食器かご9、ひいては食器乾燥機1に対する自己の位置である使用者情報を入力可能となっている。さらに、ディスプレイ70aは、サーバ60が作成した食器類情報、位置情報及び順序情報を表示可能である。これにより、ディスプレイ70aは、使用者300に対して食器類情報、位置情報及び順序情報を報知可能となっている。また、ディスプレイ70aは、図10の(A)等に示す食器類画像400を表示可能である。この食器類画像400については後述する。なお、ディスプレイ70aに換えて、携帯端末70に設けられたスピーカ(図示略)を通じて食器類情報、位置情報及び順序情報の報知を行ったり、ディスプレイ70a及びスピーカを通じて、食器類情報、位置情報及び順序情報の報知を行ったりしても良い。
図1及び図4に示すように、携帯端末70は、内部に第2演算部71と、第2記憶部72と、第2通信部73とを有している。第2演算部71は、第1演算部61と同様、CPU等で構成されており、ディスプレイ70a及びカメラ70bを含め携帯端末70の作動制御を行う他、各種の演算を行う。第2記憶部72は、第1記憶部62と同様、ROMやRAMの他、記憶装置によって構成されている。第2記憶部72は、携帯端末70の作動制御を行う制御プログラムの他、端末側乾燥プログラム701を記憶している。
第2通信部73は、第1通信部63と同様、無線通信装置によって構成されている。なお、第2通信部73を通じて、食器乾燥機1の制御部C1と携帯端末70とが通信可能に接続しても良い。この場合、携帯端末70のディスプレイ70aを通じて食器乾燥機1における乾燥運転の種類や乾燥運転の時間の選択等を行ったり、乾燥運転の種類や時間等をディスプレイ70aに表示したりしても良い。
以上のように構成された食器乾燥システム10では、食器類TWの乾燥を行うに当たって、サーバ60が食器かご9における食器類TWの載置位置の提案である位置情報と、食器かご9における食器類TWの載置順序の提案である順序情報とを作成し、これらを使用者300に報知することが可能となっている。
サーバ60に位置情報及び順序情報を作成させるに当たっては、図5のフロー図に示すように、まず初めに、端末側乾燥プログラム701及びサーバ側乾燥プログラム602をそれぞれ起動させる(ステップS101)。具体的には、使用者300が携帯端末70を操作して端末側乾燥プログラム701を起動させれば、その情報が携帯端末70からサーバ60に伝達される。これにより、サーバ60は、サーバ側乾燥プログラム602を起動させる。なお、サーバ側乾燥プログラム602は常に起動していても良い。
次に、使用者300は、携帯端末70のカメラ70bを用いて、食器乾燥機1によって乾燥を行う食器類TWを撮影し、食器類画像400を作成する(ステップS102)。具体的には、図6に示すように、使用者300は、食器乾燥機1によって乾燥を行う食器類TWが一つの食器類画像400内に収まるように、これらの食器類TWを例えばテーブル500等に並べた状態とする。この際、大皿TW1や小皿TW3のような食器類TWの種類及び数量が判別できるように、食器類TW同士が重なった状態となったり、食器類TWの一部が他の食器類TWに隠れたりしないように食器類TWをテーブル500等に並べる。そして、使用者300は、テーブル500等に並べられた食器類TWをカメラ70bによって上方から撮影する。これにより、携帯端末70の第2演算部71は、食器類画像400を作成する。
こうして、本実施例では、図10の(A)に示すように、1枚の大皿TW1と、1枚の中皿TW2と、1枚の小皿TW3と、1個の茶碗TW4と、1個の汁椀TW5と、1膳の箸TW6とが含まれた食器類画像400が作成された。つまり、食器乾燥機1によって、大皿TW1、中皿TW2、小皿TW3、茶碗TW4、汁椀TW5及び箸TW6がそれぞれ一つずつ乾燥される。
そして、このようにして作成された食器類画像400は、携帯端末70からサーバ60に送信される(図5のステップS103)。なお、サーバ60に食器類画像400を送信するに先立って、作成された食器類画像400の内容に不備があるか否かを使用者300に確認し、食器類画像400の内容に不備がある場合には、ステップS102に戻って食器類画像400を作成し直すようにしても良い。
次に、サーバ60は、受信した食器類画像400に存在する食器類TWの種類及び数量を以下の方法によって特定する。すなわち、サーバ60が記憶するサーバ側乾燥プログラム602には、大皿TW1、小皿TW3及び箸TW6等について、それぞれの形状及び寸法に関するデータベースが記録されている。また、サーバ側乾燥プログラム602では、箸TW6の長さを基準値として設定している他、フォークやスプーンの長さを基準値として設定している。
そして、サーバ60の第1演算部61は、食器類画像400において、箸TW6の形状と近似又は合致するオブジェクトを抽出し、抽出されたオブジェクトを箸TW6と判断する。こうして、第1演算部61は、食器類画像400から箸TW6を抽出する。食器類画像400から箸TW6を抽出した後、第1演算部61は、食器類画像400において、大皿TW1や小皿TW3の形状と近似するオブジェクトを抽出する。さらに、第1演算部61は、抽出した箸TW6の長さ、つまり基準値を基に、大皿TW1や小皿TW3の形状と近似するオブジェクトの寸法を算出する。そして、これらのオブジェクトの寸法と、サーバ側乾燥プログラム602に記録されている大皿TW1や小皿TW3等の寸法とを照合させることにより、第1演算部61は、食器類画像400から大皿TW1や小皿TW3等を抽出する。なお、食器類画像400から箸TW6を抽出できなかった場合には、フォークやスプーンを抽出し、これらの長さを基準値として、食器類画像400から大皿TW1や小皿TW3等を抽出する。
ここで、箸TW6の長さを基準値とするのは、箸TW6は、例えば大人用や子供用によって形状に多少の違いが存在するものの、箸TW6としての用途を発揮するため、皿等に比べて形状の差が小さく、長さに違いが生じ難いためである。フォークやスプーンについても同様である。
このように食器類画像400から抽出した大皿TW1、小皿TW3及び箸TW6等を基に、第1演算部61は、食器類画像400に存在する食器類TWの種類及び数量を特定する。なお、他の方法によって、食器類画像400から大皿TW1等の抽出を行っても良い。
そして、第1演算部61は、上述のようにして特定した食器類TWの種類及び数量を基に、食器類情報を作成する(ステップS104)。また、第1記憶部62は、第1演算部61が作成した食器類情報を記憶する。
次に、使用者300は、ディスプレイ70aを通じて、使用者情報を入力する(ステップS105)。具体的には、図7に示すように、使用者300は、乾燥庫5を前方に移動させた際、自身が食器かご9、ひいては食器乾燥機1に対して、右側方、左側方及び前方のいずれに位置するかを入力する。ここで、本実施例では、使用者300は、食器乾燥機1に対して、自身が前方に位置することを使用者情報として入力した。こうして入力された使用者情報は、携帯端末70からサーバ60に送信される(図5のステップS106)。この際、第1記憶部62は、使用者情報を記憶する。なお、本実施例では、使用者300が使用者情報を入力しているが、例えば人感センサなどの使用者位置情報検知手段を用いることにより、自動で使用者情報が入力されるようにしても良い。
そして、サーバ60では、第1演算部61が機器情報601、食器類情報及び使用者情報に基づき、位置情報及び順序情報を作成する(ステップS107)。具体的には、第1演算部61は、1枚の大皿TW1と、1枚の中皿TW2と、1枚の小皿TW3と、1個の茶碗TW4と、1個の汁椀TW5と、1膳の箸TW6とについて、食器かご9における適切な載置位置を演算して位置情報を作成する。
ここで、この位置情報には、食器かご9に載置した際における大皿TW1と小皿TW3との間隔等の他、食器かご9に載置した際における大皿TW1等の向きや姿勢が含まれている。また、この位置情報では、例えば小皿TW3の載置位置について、本来、食器かご9において設定されている第2指定位置912や第6指定位置916とは異なる位置を提案する場合があり得る。
また、第1演算部61は、これらの大皿TW1等を食器かご9に載置するに当たって、最適な順序を演算して順序情報を作成する。これにより、本実施例では、茶碗TW4、汁椀TW5、小皿TW3、中皿TW2、大皿TW1及び箸TW6の順番が演算された。また、第1記憶部62は、これらの位置情報及び順序情報を記憶する。なお、上述の順序は一例であり、食器かご9に載置されて乾燥が行われる食器類TWの種類や個数が異なれば、第1演算部61は、実施例とは異なる順序情報を作成し得る。また、たとえ茶碗TW4、汁椀TW5、小皿TW3、中皿TW2、大皿TW1及び箸TW6の各個数が実施例と同じであっても、使用者情報の内容が実施例と異なっていれば、第1演算部61は、実施例とは異なる順序情報を作成することがあり得る。
次に、これらの位置情報及び順序情報を使用者300に報知するための報知準備を行う(ステップS108)。報知準備では、図10の(A)に示すように、ステップS102で作成した食器類画像400を携帯端末70のディスプレイ70aに表示する(図5のステップS109)。なお、ディスプレイ70aに表示される食器類画像400は、食器類TWの写真に限らず、食器類TWの写真を基に作成された食器類TWのイラスト等であっても良い。
また、図10の(A)に示すように、この際のディスプレイ70aには、食器類画像400の他に、決定アイコン2a、修正アイコン2b及び終了アイコン2cが表示される。そして、食器類画像400をディスプレイ70aに表示しつつ、食器類画像400に基づいて第1演算部61が特定した食器類TWの種類及び数量が正しいか否かの確認が行われる(図5のステップS110)。なお、食器類TWの種類及び数量が正しいか否かの確認は、例えばサーバ60が特定した食器類TWの種類及び数量を文字情報としてディスプレイ70aに表示したり、音声情報としてスピーカから発したりすることによって行われる。
ここで、第1演算部61が特定した食器類TWの種類及び数量が不正確である場合、すなわち、第1演算部61が特定した食器類TWの種類及び数量と、食器類画像400に存在する食器類TWの種類及び数量とが異なる場合(ステップS110:NO)には、使用者300は修正アイコン2bを操作する。これにより、ステップS104以降の処理が再度行われる。
一方、第1演算部61が特定した食器類TWの種類及び数量が正しい場合(ステップS110:YES)には、使用者300は図10の(A)に示す決定アイコン2aを操作する。これにより、ディスプレイ70aには、食器類画像400等に換えて、図10の(B)に示すように、提案待機画像801と、開始アイコン2dと、終了アイコン2cとが表示される。この提案待機画像801では、かご本体9a及び小物箱9b、すなわち食器かご9と、食器類TWとが図案化されることで構成されている。後述する提案実行画像802及び提案終了画像803についても同様である。また、提案待機画像801では、全ての食器類TW及び小物箱9bが実線かつ白色に着色された状態で示されている。
ここで、使用者300が終了アイコン2cを操作した場合(ステップS111:NO、ステップS113:YES)には、以降の処理が行われず、位置情報及び順序情報の報知は終了する。なお、図10の(A)に示す終了アイコン2cの他、後述する図11の(B)及び図12の(B)に示す終了アイコン2cを使用者300が操作した場合も同様である。
一方、使用者300が開始アイコン2dを操作することにより(図5のステップS111:YES)、位置情報及び順序情報の報知が開始される(ステップS112)。これにより、図11の(A)に示すように、ディスプレイ70aには、再び食器類画像400が表示されるとともに、決定アイコン2aが表示される。また、ディスプレイ70aには、指示枠4が表示される。そして、指示枠4が食器類画像400中の茶碗TW4を囲うことにより、ディスプレイ70aを通じて、最初に食器かご9に載置すべき茶碗TW4が使用者300に指示される(図8のステップS201)。なお、指示枠4以外の方法によって、茶碗TW4の指示を行っても良い。後述する汁椀TW5等の指示についても同様である。
そして、使用者300が決定アイコン2aを操作することにより、図11の(B)に示すように、ディスプレイ70aには、提案実行画像802と、載置アイコン2eと、終了アイコン2cとが表示される。ここで、この際に表示される提案実行画像802では、図8のステップS201で指示された茶碗TW4については実線で強調されて表示されるものの、他の食器類TW及び小物箱9bは破線で表示される。こうして、食器かご9における茶碗TW4の載置位置及び載置時の茶碗TW4の姿勢がディスプレイ70aを通じて使用者300に具体的に報知される(ステップS202)。なお、提案実行画像802において、他の表示方法によって、茶碗TW4の載置位置及び姿勢の報知を行っても良い。後述する汁椀TW5等の載置位置及び姿勢の報知についても同様である。
これにより、使用者300は、提案実行画像802に表示された内容に沿って、食器乾燥機1の食器かご9に茶碗TW4を実際に載置する。つまり、かご本体9aの第3指定位置913における後方部分に対し、ディスプレイ70aに表示された姿勢で茶碗TW4を載置する。そして、使用者300は、茶碗TW4の載置が完了すれば、ディスプレイ70aに表示された載置アイコン2e(図11の(B)参照)を操作する。これにより、サーバ60は、食器かご9に茶碗TW4が載置されたことを検知する(図8のステップS203:YES)。なお、食器かご9に茶碗TW4が載置されても、使用者300が載置アイコン2eを操作するまでは、サーバ60は、食器かご9に茶碗TW4が載置されたことを検知することができない(ステップS203:NO)。このため、サーバ60は、使用者300が載置アイコン2eを操作するまでは待機状態となる。以降のステップS206:NO、ステップS209:NO、ステップS212:NO、ステップS215:NO及びステップS218:NOの場合についても同様である。
食器かご9に茶碗TW4が載置されたことをサーバ60が検知することにより、ディスプレイ70aには、図12の(A)に示すように、再び食器類画像400、指示枠4及び決定アイコン2aが表示される。そして、指示枠4が食器類画像400中の汁椀TW5を囲うことにより、茶碗TW4の次に食器かご9に載置すべき汁椀TW5が使用者300に指示される(ステップS204)。
そして、使用者300が図12の(A)に示す決定アイコン2aを操作することにより、図12の(B)に示すように、ディスプレイ70aには、提案実行画像802と、載置アイコン2eと、終了アイコン2cとが表示される。ここで、この際に表示される提案実行画像802では、図8のステップS204で指示された汁椀TW5については実線で強調して表示され、既に載置が完了している茶碗TW4については、赤色等の白色以外で着色された状態で表示される。そして、他の食器類TW及び小物箱9bは破線で表示される。こうして、食器かご9における汁椀TW5の載置位置及び載置時の汁椀TW5の姿勢がディスプレイ70aを通じて使用者300に具体的に報知される(ステップS205)。
これにより、使用者300は、提案実行画像802に表示された内容に沿って、食器かご9に汁椀TW5を実際に載置する。そして、使用者300は、汁椀TW5の載置が完了すれば、ディスプレイ70aに表示された載置アイコン2e(図12の(B)参照)を操作する。これにより、サーバ60は、食器かご9に汁椀TW5が載置されたことを検知する(図8のステップS206:YES)。
詳細な図示を省略するものの、食器かご9に汁椀TW5が載置された後には、茶碗TW4及び汁椀TW5の場合と同様に、ディスプレイ70aでは、指示枠4によって、食器類画像400中の小皿TW3が囲われる。これにより、汁椀TW5の次に食器かご9に載置すべき小皿TW3が使用者300に指示される(ステップS207)。また、茶碗TW4及び汁椀TW5の場合と同様に、ディスプレイ70aに表示された提案実行画像802を通じて、食器かご9における小皿TW3の載置位置及び載置時の小皿TW3の姿勢が使用者300に具体的に報知される(ステップS208)。
これにより、使用者300は、提案実行画像802に表示された内容に沿って、食器かご9に小皿TW3を実際に載置する。そして、使用者300は、小皿TW3の載置が完了すれば、載置アイコン2eを操作する。これにより、サーバ60は、食器かご9に小皿TW3が載置されたことを検知する(ステップS209:YES)。
次に、ディスプレイ70aでは、指示枠4によって、食器類画像400中の中皿TW2が囲われ、小皿TW3の次に食器かご9に載置すべき中皿TW2が使用者300に指示される(ステップS210)。また、ディスプレイ70aに表示された提案実行画像802を通じて、食器かご9における中皿TW2の載置位置及び載置時の中皿TW2の姿勢が使用者300に具体的に報知される(ステップS211)。これにより、使用者300は、提案実行画像802に表示された内容に沿って、食器かご9に中皿TW2を実際に載置し、載置アイコン2eを操作する。これにより、サーバ60は、食器かご9に中皿TW2が載置されたことを検知する(ステップS212:YES)。
次に、ディスプレイ70aでは、指示枠4によって、食器類画像400中の大皿TW1が囲われ、中皿TW2の次に食器かご9に載置すべき大皿TW1が使用者300に指示される(図9のステップS213)。また、ディスプレイ70aに表示された提案実行画像802を通じて、食器かご9における大皿TW1の載置位置及び載置時の大皿TW1の姿勢が使用者300に具体的に報知される(ステップS214)。これにより、使用者300は、提案実行画像802に表示された内容に沿って、食器かご9に大皿TW1を実際に載置し、載置アイコン2eを操作する。これにより、サーバ60は、食器かご9に大皿TW1が載置されたことを検知する(ステップS215:YES)。
次に、ディスプレイ70aでは、指示枠4によって、食器類画像400中の箸TW6が囲われ、大皿TW1の次に食器かご9に載置すべき箸TW6が使用者300に指示される(ステップS216)。また、ディスプレイ70aに表示された提案実行画像802を通じて、食器かご9における箸TW6の載置位置が使用者300に具体的に報知される(ステップS217)。ここで、箸TW6は小物箱9bに収容されるため、提案実行画像802では小物箱9bが指示される。これにより、使用者300は、提案実行画像802に表示された内容に沿って、小物箱9bに箸TW6を実際に収容することで箸TW6を食器かご9に載置する。そして、使用者300は載置アイコン2eを操作する。これにより、サーバ60は、食器かご9に箸TW6が載置されたことを検知する(ステップS218:YES)。
こうして、サーバ60は、大皿TW1、中皿TW2、小皿TW3、茶碗TW4、汁椀TW5及び箸TW6の全てが食器かご9へ載置されたことを検知する。これにより、図13に示すように、ディスプレイ70aには、提案終了画像803と、終了アイコン2cとが表示される。ここで、提案終了画像803では、載置が完了している大皿TW1、中皿TW2、小皿TW3、茶碗TW4、汁椀TW5及び箸TW6が赤色等で着色された状態で表示される。そして、他の食器類TWについては破線で表示される。なお、箸TW6については、小物箱9bを赤色等で着色した状態で表示する。これにより、食器かご9に対する全ての食器類TWの載置が完了する(ステップS219)。そして、使用者300が終了アイコン2cを操作することにより、位置情報及び順序情報の報知が終了する。
ところで、この食器乾燥システム10では、サーバ60に位置情報及び順序情報を作成させることなく、使用者300の判断で食器かご9に食器類TWを載置することも当然に可能である。この場合、使用者300は、食器乾燥機1で乾燥を行う食器類TWの種類に応じて、かご本体9aの第1~6指定位置911~916又は小物箱9bを選択して食器類TWを載置する。ここで、かご本体9aでは、第1~6指定位置911~916の近傍に第1~5表示部93a~93eが設けられているため、使用者300は、食器類TWを載置すべき第1~6指定位置911~916を容易に判別することが可能となっている。
そして、食器かご9に対する食器類TWの載置が完了した後、使用者300は、図2に示すように、乾燥庫5を後方に移動させて、乾燥庫5を筐体3の内部に位置させる。そして、使用者300は操作部40の操作を行う。これにより、制御部C1は、制御プログラムに基づき、乾燥手段7等の作動制御を行い、乾燥運転を開始する。
具体的には、乾燥手段7では、モータ54によってファン53が回転駆動することにより、食器乾燥機1の外部の空気が給気口を通じて筐体3内に導入され、さらに連通口を通じて底部空間51内に導入される。また、ヒータ52が作動して発熱することにより、底部空間51内に導入された空気が加熱される。そして、回転駆動するファン53は、ヒータ52によって加熱された空気、つまり温風を乾燥空間5h内に順次供給する。こうして、乾燥空間5h内において、温風による食器類TWの乾燥が所定の時間で行われる。ここで、食器かご9では、各支持部材91について、乾燥手段7の性能と、配置された第1~6指定位置911~916とに応じて形状が設計されている。このため、食器類TWの乾燥が行われる間、各支持部材91は、第1~6指定位置911~916において食器類TWを好適に支持する。なお、乾燥運転が行われている間、乾燥空間5h内の温風は、排気通路5aによって乾燥庫5の外部に順次排出される。
乾燥運転が終了した後、使用者300は、乾燥庫5を前方に移動させることによって、乾燥空間5hの食器かご9から食器類TWを取り出すことができる。また、使用者300は、食器かご9に食器類TWを引き続き載置して保管することもできる。
このように、この食器乾燥システム10によれば、使用者300は、ディスプレイ70aを通じて報知された位置情報及び順序情報に基づいて、食器かご9に食器類TWを容易に載置することが可能となっている。ところで、サーバ60が作成した位置情報では、例えば小皿TW3の載置位置について、本来、食器かご9において設定されている第2指定位置912や第6指定位置916とは異なる位置を指定する場合があり得る。
この点、この食器乾燥システム10では、サーバ60は、機器情報601及び食器類情報に基づいて食器類TWの位置情報を作成する。このため、サーバ60は、食器類TWの種類及び数量の情報だけでなく、食器かご9の構成に関する情報と、乾燥手段7の性能に関する情報と、食器乾燥機1が実行する乾燥運転の種類や乾燥運転の時間等に関する情報とを加味した上で、食器類TWの適切な載置位置を演算し、位置情報を作成している。
つまり、食器かご9において、第1~6指定位置911~916は、食器乾燥機1の性能等に基づいた一般的な指標とならざるを得ないのに対し、サーバ60が提案する位置情報は、食器乾燥機1で実際に乾燥させる食器類TWの種類及び数量と、乾燥手段7の性能等とに基づいて、個別具体的に作成される。
さらに、位置情報には、食器かご9に載置した際の食器類TW同士の間隔、食器類TWの向き及び姿勢が含まれている。このため、この食器乾燥システム10では、位置情報どおりに使用者300が食器かご9に食器類TWを載置することにより、例えば、食器かご9に載置された食器類TW同士において、乾燥の程度に差異が生じ難く、食器乾燥機1は、食器かご9に載置された食器類TWに対して性能をより好適に発揮できるようになっている。このため、食器乾燥機1は、温風によって食器類TWを好適に乾燥させることが可能となっている。
また、ディスプレイ70aを通じて報知される順序情報は、機器情報601、食器類情報及び使用者情報に基づいて作成される。このため、順序情報に従って使用者300が食器かご9に食器類TWを載置することにより、この食器乾燥システム10では、使用者300自身が食器かご9に食器類TWを載置する際の順序を決定する必要がない。また、この食器乾燥システム10では、食器かご9に対して先に載置された食器類TWが邪魔になって、後続の食器類TWが食器かご9に載置できなくなる事態も生じることもない。
さらに、順序情報の作成に当たっては、食器かご9に対する使用者300の位置も加味される。これにより、使用者300は、順序情報どおりに食器類TWを食器かご9に順番に載置していくに当たって、食器乾燥機1の周囲をさほど大きく移動する必要がなく、この点においても、食器乾燥機1で乾燥を行う食器類TWを食器かご9に容易に載置することができる。また、食器かご9に対する食器類TWの載置が容易となることにより、使用者300が食器類TWを不自然な姿勢で食器かご9に載置することも防止できる。
したがって、実施例の食器乾燥システム10は、高い利便性を発揮し、かつ、食器かご9に載置された食器類TWを好適に乾燥可能である。
特に、この食器乾燥システム10では、サーバ60が食器類画像400に基づいて食器類情報を作成する。このため、この食器乾燥システム10では、サーバ60に食器類情報を作成させるに当たって、使用者300が食器類TWの種類及び数量を入力する必要がない。このため、この食器乾燥システム10では、食器類情報の作成が容易となっており、この点においても、利便性が高くなっている。
また、この食器乾燥システム10では、図5のステップS110において、サーバ60が作成した食器類情報が正確であるか否かを使用者300に判断させている。これにより、この食器乾燥システム10では、誤った内容の食器類情報に基づいて位置情報及び順序情報が作成されることを防止している。このため、この食器乾燥システム10では、サーバ60は、精度の高い位置情報及び順序情報を好適に作成することが可能となっている。
また、この食器乾燥システム10では、食器類画像400がディスプレイ70aに表示される他、ディスプレイ70aに表示された食器類画像400、指示枠4及び提案実行画像802を通じて、使用者300に位置情報及び順序情報が報知される。このため、例えば音声のみによって使用者300に位置情報及び順序情報が報知される場合に比べて、使用者300は、位置情報及び順序情報の内容を理解し易くなっている。この点においても、この食器乾燥システム10では、使用者300が食器類TWを食器かご9に容易に載置可能となっている。
また、この食器乾燥システム10では、使用者300がディスプレイ70aに表示された載置アイコン2eを操作することにより、サーバ60は、食器類TWが実際に食器かご9に載置されたことを検出可能となっている。これにより、この食器乾燥システム10では、食器類TWが実際に食器かご9に載置されたか否かをサーバ60が判断するに当たって、食器かご9や乾燥空間5h内に食器類TWを検出するための専用のセンサ等を設ける必要がない。このため、この食器乾燥システム10では、低コスト化も実現している。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例では、食器乾燥機1で乾燥させる大皿TW1、中皿TW2、小皿TW3、茶碗TW4、汁椀TW5及び箸TW6がそれぞれ一つずつである場合を挙げて説明している。しかし、これに限らず、食器乾燥機1で乾燥させる茶碗TW4等が複数存在する場合もあり得る。この場合、サーバ60が作成する載置情報としては、食器かご9に対して全ての茶碗TW4を載置した後に、食器かご9に対する各汁椀TW5の載置を開始するといった内容が挙げられる。また、食器かご9の後方側から前方側に向けて、順に食器類TWが載置させるように、茶碗TW4や大皿TW1等の載置の順序を報知するといった内容も挙げられる。
また、実施例では、食器かご9に対する茶碗TW4の載置が完了した後に、食器かご9に対する汁椀TW5の載置の報知を使用者300に行う構成としている。しかし、これに限らず、大皿TW1、中皿TW2、小皿TW3、茶碗TW4、汁椀TW5及び箸TW6の載置の順序を一度に使用者300に報知する構成としても良い。
また、食器乾燥機1と携帯端末70とを通信可能に接続するとともに、携帯端末70が食器類情報、位置情報及び順序情報を作成することにより、サーバ60を省略しても良い。
また、本発明における「記憶手段」、「情報作成手段」、「第1提案作成手段」、「第2提案作成手段」、「報知手段」及び「使用者情報取得手段」について、それらの全てまたは一部を食器乾燥機1が有する構成であっても良い。また、食器乾燥機1が携帯端末70のカメラ7bで撮影したデータを用いて食器類画像を作成する「画像作成手段」を有していても良い。
また、操作部40を通じて食器類TWの種類及び数量を入力可能とし、制御部C1が食器類情報、位置情報及び順序情報を作成し、報知部41において位置情報及び順序情報を報知することにより、食器乾燥機1単体で食器乾燥システム10を構成しても良い。
また、実施例では、提案待機画像801、提案実行画像802及び提案終了画像803において、食器類TWや小物箱9b等を図案化して表示しているが、これに限らず、食器類TWや小物箱9b等の写真を用いても良い。また、提案実行画像802及び提案終了画像803は、動画であっても良い。
また、食器かご9にLED装置を設けたり、食器かご9を照射可能なレーザ装置を乾燥空間5h内に設けたりすることにより、これらのLED装置やレーザ照射装置を通じて、使用者300に対して位置情報及び順序情報を報知する構成としても良い。
また、実施例では、順序情報として、図11の(A)のように、食器かご9に載置する食器類TWを指示枠4で順次囲うような表示をしている。しかし、これに限らず、図11の(B)の提案実行画像802において、食器類TWを載置する位置を例えば点滅等させることにより報知するようにしても良い。
また、使用者情報には、食器かご9に対する使用者300の位置の情報の他に、使用者300の利き手に関する情報が含まれても良い。この場合には、食器類TWを順序良く載置する際に、使用者300の利便性をより向上させることができる。
また、位置情報及び順序情報のうち、位置情報のみを使用者300報知する構成としても良い。この場合であっても、使用者300は、位置情報を基に食器かご9に食器類TWを好適に配置できるため、使用者300は、食器かご9に対する食器類TWの載置に関して煩わしさを感じ難い。
また、位置情報及び順序情報のうち、順序情報のみを使用者300に報知する構成としても良い。この場合であっても、使用者300は、順序情報と食器かご9に設けられた第1~5表示部93a~93eとを基に、食器類TWを第1~6指定位置911~916に配置することができる。
また、実施例では、サーバ60が位置情報及び順序情報を作成しているが、これに限らず、サーバ60は順序情報の作成を行わなくても良い。
また、食器乾燥機1は、システムキッチン100とは別体をなして、天板CT1等の上に設置される構成であっても良い。
また、本発明における「食器乾燥機」として、食器類TWの乾燥の他に食器類TWの洗浄も行う、いわゆる食器洗浄乾燥機を採用しても良い。
また、実施例では、箸TW6の長さを基準値としている。しかし、これに限らず、使用者300は、食器類TWが並べられたテーブル500等の長さを入力し、これを基準値としても良い。