JP7814535B2 - 配筋検査装置、学習装置、配筋検査システムおよび配筋検査方法 - Google Patents
配筋検査装置、学習装置、配筋検査システムおよび配筋検査方法Info
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Description
図1は、実施の形態1に係る配筋検査システム1の構成を示すブロック図である。図1において、配筋検査システム1は、配筋検査装置2と学習装置3との間が通信接続されたシステムであり、コンクリートを打ち込む前の配筋構造体の検査を行う。配筋検査装置2は、配筋構造体が映った画像情報を取得し、取得した画像情報に映る配筋構造体における副構成部材を推論するための学習モデルを用いて、配筋構造体における副構成部材を検出する。学習装置3は、配筋検査装置2による副構成部材の検出に用いられる学習モデルを作成する。
また、主筋およびせん断補強筋を構成する鉄筋は、防食性を向上させるため、樹脂塗装が施されたものがあり、その外観は地金と異なる色になっている。例えば、エポキシ樹脂塗装が施された鉄筋には青色または緑色のものがあり、さらに特殊な表面加工が施されたものでは、灰色の鉄筋もある。このように、せん断補強筋には、色および形状を含む様々な外観的特徴がある。さらに、せん断補強筋の外観的特徴は、製造メーカごとおよびその型式ごとに異なる。
このように、圧縮継手には、色および形状を含む様々な外観的特徴がある。
取得部221は、画像情報を取得する。例えば、取得部221は、無線通信または有線通信を介してカメラ装置と接続されており、配筋構造体の画像情報(静止画または動画)をカメラ装置から受信する。取得部221が取得した情報は、前処理部222に出力される。また、取得部221は、取得した情報を、図2に示したメモリ103に出力して保存してもよい。
図5は、配筋構造体を撮影した画像情報の例を示す画面図である。図5に示す画像情報に映る配筋構造体は、主筋である複数の鉄筋11が格子状に配置されており、副構成部材として、せん断補強筋12、スペーサブロック13、重ね継手14、シース管15および圧縮継手16を備える。
さらに、検査者は、操作入力部24を用いて、図5に示す画面上の圧縮継手16が映る箇所をバウンディングボックス23B-5で囲んで、バウンディングボックス23B-5で囲まれた圧縮継手16の色および名称(この場合、「圧縮継手」)を入力する。
例えば、検査者が、操作入力部24を用いて、図5に示す画面におけるシース管15の長手方向に沿って線を引く。選択部223は、線の始点の位置座標および終点の位置座標を抽出し、抽出した位置座標とシース管15とを紐付けた位置情報を作成する。選択部223は、この位置情報を含む学習データを作成する。
なお、画像情報の前処理は、配筋検査装置2とは別に設けられた外部装置が行う処理であってもよい。この場合、配筋検査装置2は、前処理部222を備えていなくてもよい。取得部221は、上記外部装置から前処理済の画像情報を取得し、推論部224は、取得部221が取得した画像情報をそのまま用いて、画像情報に映る副構成部材を推論する。
さらに、推論部224は、配筋構造体が撮影された、前処理を行っていない画像情報をそのまま用いて、画像情報に映る副構成部材を推論してもよい。この場合も同様に、配筋検査装置2は、前処理部222を備えていなくてもよい。例えば、学習装置3が、前処理を行っていない画像情報を、学習データとして学習モデルを作成する。推論部224は、この学習モデルを用いることにより、前処理を行っていない画像情報を用いた副構成部材の推論が可能である。
例えば、推論部224は、学習モデルを用いて推論した画像上のせん断補強筋の位置および外観的特徴に基づいて、配筋構造体におけるせん断補強筋の数を検査する。そして、推論部224は、検査結果を記述した電子黒板を配筋構造体が映る画像情報に重畳させて表示するための表示制御情報を作成する。表示部23は、当該表示制御情報に基づいて、配筋構造体が映る画像上に、せん断補強筋の数、色および形状が記述された電子黒板を重畳表示する。電子黒板は、検査結果が記述される電子的な画像データである。
例えば、検査対象の配筋構造体に設けられた圧縮継手ごとに、鉄筋の端部を突き合わせて接合した部分の膨らみの直径が、鉄筋径の1.4倍以上であり、かつ、鉄筋の端部を突き合わせて接合した部分の長さが、鉄筋径の1.1倍以上であるか、および、鉄筋の中心軸からの偏心量が鉄筋径の5分の1以下であり、かつ、膨らみの頂部からの圧縮面のずれが鉄筋径の4分の1以下であるかの検査結果が電子黒板に表示される。
このように推論結果の誤りを判定することで、配筋検査装置2は、副構成部材を正確に推論することができる。
データ取得部321は、画像情報と画像情報における物体の位置情報とを含む学習データを取得する。例えば、データ取得部321は、通信部31により、通信回線を介して、配筋検査装置2からカスタムモデルの指定情報を受信すると、配筋構造体が撮影された画像情報とこの画像情報に映る副構成部材の位置情報とを含む学習データを配筋検査装置2から取得する。データ取得部321は、配筋検査装置2から取得した学習データを学習用DB333に保存する。
取得部221が、画像情報を取得する(ステップST1)。例えば、取得部221は、配筋検査装置2が備える単眼カメラまたはステレオカメラから、配筋構造体が撮影された画像情報を取得する。
前処理部222が画像情報を前処理する(ステップST2)。例えば、前処理部222は、画素の色値を色値の最大値で正規化した画像情報を算出する。
なお、取得部221が前処理済の画像情報を取得する場合、または、推論部224が、前処理を行わない画像情報を用いて副構成部材の推論を行う場合には、ステップST2の処理を行わずに、ステップST3の処理に移行してもよい。
配筋検査装置2がこの方法を実行することにより、配筋構造体において主筋以外に設けられる副構成部材を自動で検出することができる。
まず、データ取得部321がプリセットモデルの作成に用いる学習データを取得する。当該学習データは、例えば、操作入力部24を用いて画像上の物体が特定された画像情報を含む。これらの学習データは、データ取得部321によって学習用DB333に保存される。図7は、学習データの例を示す図である。図7に示すように、学習データは、副構成部材の種類、色および形状を含む外観的特徴ごとに設けられたデータである。
データ分類部3221は、データ取得部321によって学習用DB333に保存された画像情報から、副構成部材が映った複数の画像情報を抽出し、抽出した画像情報を学習用と評価用とに分ける。
なお、事前学習モデルを含む学習モデルには、例えば、サイアミーズネットワーク(Siamese Network)が用いられる。
このように最終的な推論結果を算出する前に作成可能な埋め込みベクトルを用いることにより、学習モデルの作成に要する時間を削減できる。
データ分類部3221が、データ取得部321が取得して学習用DB333に順次保存した画像情報から、副構成部材が映った複数の画像情報を抽出して、抽出した画像情報を学習用と評価用とに分ける(ステップST1A)。
モデル作成部3222が、学習用の画像情報を用いて、画像情報に映った副構成部材を推論するための学習モデルを作成する(ステップST2A)。
評価部3223が、評価用の画像情報を用いて学習モデルを評価し、評価条件を満たす学習モデルを、プリセットモデルとして保存する(ステップST3A)。
データ分類部3221が、学習用DB333に保存された画像情報から、副構成部材が映った複数の画像情報を取得し、取得した複数の画像情報を学習用と評価用とにそれぞれ分類し、学習用の画像情報を学習データとしてモデル作成部3222に出力する(ステップST1B)。
次に、モデル作成部3222が、事前学習モデルDB332から事前学習モデルを取得する(ステップST2B)。
モデル作成部3222は、事前学習モデルおよび学習データを用いて、上記画像情報に映った副構成部材を推論するための学習モデルを作成する(ステップST3B)。
なお、検査者が、カスタムモデルの推論精度に満足しない場合には、操作入力部24を用いて再作成を指示することにより、配筋検査システム1において、学習データの作成、図12に示したカスタムモデルの作成、およびカスタムモデルの性能評価を繰り返し実行してもよい。さらに、カスタムモデルの性能評価には適合率および再現率を用いてもよいし、MIOUを用いてもよい。
これにより、操作入力部24を用いた操作で学習モデルを指定することができる。
Claims (16)
- 複数の鉄筋が主筋として配筋され、前記主筋以外の副構成部材を含んで構成される配筋構造体を検査する配筋検査装置であって、
画像情報を取得する取得部と、
前記配筋構造体を含む構造物の設計データに基づいて、前記画像情報に映った前記副構成部材を推論するための学習モデルであって、同じ種類の前記副構成部材について色および形状を含む外観的特徴ごとに複数設けられた前記学習モデルの中から、前記配筋構造体に含まれる前記副構成部材を推論するための前記学習モデルを自動で選択する選択部と、
選択された前記学習モデルを用いて、前記画像情報から前記副構成部材を推論する推論部と、を備えた
ことを特徴とする配筋検査装置。 - 複数の前記学習モデルには、指定される前に予め作成された一つまたは複数の第1学習モデルと、指定されてから作成される第2学習モデルとが含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の配筋検査装置。 - 前記画像情報を、前記推論部が行う推論処理に適した形態になるように前処理する前処理部を備え、
前記推論部は、前記学習モデルを用いて、前処理された前記画像情報から前記副構成部材を推論する
ことを特徴とする請求項1に記載の配筋検査装置。 - 前記前処理部は、前記画像情報を正規化する
ことを特徴とする請求項3に記載の配筋検査装置。 - 前記選択部は、前記学習モデルを指定する操作を行わせる操作画面を表示させるための表示制御情報を出力し、前記操作画面に基づき受け付けられた操作により指定された前記学習モデルを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の配筋検査装置。 - 前記表示制御情報に基づいて前記操作画面を表示する表示部を備えた
ことを特徴とする請求項5に記載の配筋検査装置。 - 前記表示部に表示された前記操作画面上の複数の前記学習モデルから前記学習モデルを指定する操作を受け付ける操作入力部を備えた
ことを特徴とする請求項6に記載の配筋検査装置。 - 前記取得部は、さらに前記配筋構造体を3次元点群で表す点群データを取得し、
前記推論部は、前記画像情報を用いて算出された前記副構成部材と、前記点群データを用いて算出された前記副構成部材とを比較した結果に基づいて、前記副構成部材を誤って推論したか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の配筋検査装置。 - 前記第1学習モデルおよび前記第2学習モデルには、前記主筋の種類、色および形状を含む外観的特徴ごとに設けられ、前記画像情報に映る前記主筋を推論するための第3学習モデルが含まれ、
前記推論部は、前記第3学習モデルを用いて、前処理された前記画像情報から前記主筋を推論する
ことを特徴とする請求項2に記載の配筋検査装置。 - 前記副構成部材は、せん断補強筋、重ね継手、スペーサブロック、シース管または圧縮継手の少なくとも一つである
ことを特徴とする請求項1に記載の配筋検査装置。 - 複数の鉄筋が主筋として配筋され、前記主筋以外の副構成部材を含んで構成される配筋構造体が撮影された画像情報を用いて、前記画像情報に映った前記副構成部材を推論するための学習モデルを作成する学習装置であって、
前記画像情報と、当該画像情報における物体の位置情報とを含む学習データを取得するデータ取得部と、
前記学習データを用いて、前記画像情報に映った前記副構成部材を推論するための前記学習モデルを作成して保存する学習部と、
前記副構成部材の種類、色および形状を含む外観的特徴ごとに作成された前記学習モデルから、配筋検査装置において指定された前記学習モデルを検索し、検索により得られた前記学習モデルを配筋検査装置に出力する検索部と、を備え、
前記データ取得部は、前記画像情報を取得して順次保存し、
前記学習部は、
保存された前記画像情報から、前記副構成部材が映った複数の前記画像情報を抽出し、抽出した前記画像情報を学習用と評価用とに分けるデータ分類部と、
前記学習用の前記画像情報を用いて、前記画像情報に映った前記副構成部材を推論するための前記学習モデルを作成するモデル作成部と、
前記評価用の前記画像情報を用いて前記学習モデルを評価し、評価条件を満たした前記学習モデルを第1学習モデルとして保存する評価部と、を備えた
ことを特徴とする学習装置。 - 前記モデル作成部は、前記画像情報である正解データに対応する埋め込みベクトルを算出して保存し、前記学習用の前記画像情報を用いて当該画像情報に対応する埋め込みベクトルを算出し、算出した埋め込みベクトルと保存した埋め込みベクトルとが一致すると判定した前記学習モデルを作成する
ことを特徴とする請求項11に記載の学習装置。 - 複数の前記学習モデルには、指定される前に予め作成された一つまたは複数の前記第1学習モデルと、指定されてから作成される第2学習モデルとが含まれ、
前記学習部は、前記画像情報に映った物体を推論するように学習された事前学習モデルを用いて、配筋検査装置において指定された前記第2学習モデルを作成する
ことを特徴とする請求項11に記載の学習装置。 - 前記第2学習モデルが目標推論精度を満たすまで、前記データ取得部による前記学習データの取得と、前記学習部による前記第2学習モデルの作成と、を繰り返し実行する
ことを特徴とする請求項13に記載の学習装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の配筋検査装置と、
請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の学習装置と、
を備えた配筋検査システム。 - 複数の鉄筋が主筋として配筋され、前記主筋以外の副構成部材を含んで構成される配筋構造体を検査する配筋検査装置の配筋検査方法であって、
取得部が、画像情報を取得するステップと、
選択部が、前記配筋構造体を含む構造物の設計データに基づいて、前記画像情報に映った前記副構成部材を推論するための複数の学習モデルであって、同じ種類の前記副構成部材について色および形状を含む外観的特徴ごとに複数設けられた前記学習モデルの中から、前記配筋構造体に含まれる前記副構成部材を推論するための前記学習モデルを自動で選択するステップと、
推論部が、選択された前記学習モデルを用いて、前記画像情報から前記副構成部材を推論するステップと、を備えた
ことを特徴とする配筋検査方法。
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