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JP7816111B2 - ロータ - Google Patents
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JP7816111B2 - ロータ - Google Patents

ロータ

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Description

本明細書が開示する技術は、ロータに関する。
ロータは、ステータコアとともにモータを構成する。ロータコアは内部に設けた磁石スロットに磁石を備えた円筒状体であり、中央にロータシャフトを備えている。モータ作動時には、ロータコア内部に保持する磁石を冷却する必要がある。例えば、磁石スロット内に収容した磁石の短尺端縁側面を冷却する構造が知られている(特許文献1)。
特開2022-45542号公報
しかしながら、短尺端縁側面のみを冷却しても磁石全体を十分に冷却できるとはいえなかった。
本明細書は、ロータコアに保持される磁石を効果的に冷却する技術を提供する。
本明細書が開示する技術は、ロータに具現化される。ロータは、ロータシャフトと、ロータシャフトに取り付けられて複数の磁石スロットを備えるロータコアと、磁石スロットを規定するロータコアの内面の一部に対して押圧されることによって固定されている、細長形状断面を有する磁石と、を備えている。このロータは、ロータシャフトを流通する冷媒が、磁石スロットにおいてロータコアの径方向内側に露出された磁石の長尺端縁側面に到達するとともにロータコアの軸方向に沿って移動可能に構成されている。
本明細書に開示されるロータによれば、ロータシャフトを流通する冷媒が、磁石スロット内の磁石の長尺端縁側面に到達し、ロータコアの軸方向に沿って移動する。磁石は、長尺端縁側面が冷媒により冷却されるため、効果的に磁石が冷却される。
本明細書に開示されるロータの一実施形態の軸方向に沿った断面構造を示す図である。 図1の一部拡大図である。 図1AにおけるII-II線断面図を示す。
本開示のロータは、ロータシャフトと、ロータシャフトに取り付けられて複数の磁石スロットを備えるロータコアと、磁石スロットを規定するロータコアの内面の一部に対して押圧されることによって固定されている、細長形状断面を有する磁石と、を備え、ロータシャフトを流通する冷媒が、磁石スロットにおいてロータコアの径方向内側に露出された磁石の長尺端縁側面に到達するとともにロータコアの軸方向に沿って移動可能に構成されている。
本開示の一実施形態では、ロータシャフトの内部を流通する冷媒流路と連通し、ロータコア内部を、ロータコアの径方向外側を指向して長尺端縁側面に延びる第1流路と、第1流路から長尺端縁側面に沿って径方向外側に延びる第2流路と、を備えることができる。こうすることで、ロータシャフトの内部から効率的に冷媒を磁石の長尺端縁側面に供給できる。
本開示の一実施形態では、第2流路は、長尺端縁側面の径方向内側から径方向外側に沿って延びるようにしてもよい。こうすることで、磁石を効果的に冷却できる。
本開示の一実施形態では、前第2流路は、長尺端縁側面からロータコアの径方向外側に連続して磁石スロットにおいて露出される短尺端縁側面にまで延びるようにしてもよい。こうすることで、より広い面積で磁石を冷却できる。
本開示の一実施形態では、第2流路は、ロータコアの径方向内側への冷媒の流通を抑止する冷媒流通抑止部を備えていてもよい。こうすることで、ロータコアの回転に基づく遠心力に抗して、冷媒を長尺端縁側面に到達させて磁石を効果的に冷却できる。
本開示の一実施形態では、第1流路は、長尺端縁側面に対して直進する流路を有するようにしてもよい。こうすることで、冷媒を、長尺端縁側面に確実に接触させることができる。
本開示の一実施形態では、磁石スロットの径方向内側を規定するロータコアの内面から磁石の長尺端縁側面を指向して延びて磁石を固定する爪部を備えていてもよい。こうすることで、磁石を固定するために用いる長尺端縁側面を同時に冷媒による濡れ面としても利用できる。また、爪部が長尺端縁側面に沿う冷媒の流れを妨げることが抑制される。
本開示の一実施形態では、磁石スロットの径方向内側を規定するロータコアの内面から長尺端縁側面に当接してロータコアの軸方向に沿って屈曲して磁石を固定する爪部を備えていてもよい。こうすることで、磁石を固定するために用いる長尺端縁側面を同時に冷媒による濡れ面としても利用できる。
本開示の一実施形態では、磁石と隣接する他の磁石とが、互いに近接する端部が径方向内側に近接するように傾斜する略V字形状に配置されていてもよい。こうすることで、磁石を効率的に用いる配置できるとともに、各磁石の径方向内側の長尺端縁側面を効果的に冷却できる。
本開示の一実施形態では、ステータと、上記いずれかのロータと、備える、モータが提供されてもよい。こうしたロータを備えるモータは、磁石が効果に冷却されるため、例えば、磁石が高温になるような高負荷状態であってもモータの動力性能を確保しやすくなっている。
以下、本開示のロータの実施形態について、適宜図面を参照して説明する。なお、本明細書において、単に「径方向」というとき、ロータコアの径方向を意味し、単に「周方向」というとき、ロータコアの周方向を意味し、単に「軸方向」というとき、ロータシャフトの軸方向を意味している。
図1A及び図2には、ロータの断面を示す。図1Aは、本実施形態に係るロータ2の軸方向に沿う断面を示し、図1Bは、図1Aのロータ2の一部拡大図を示し、図2は、図1AのII―II線断面であって、ロータ2の回転方向前方側にある磁石14に関する断面を示す。なお、ロータ2は、モータの構成要素である。特に限定するものではないが、モータは、例えば、電動機又は発電機としての機能を有するモータジェネレータである。例えば、それ自体又は内燃機関とともに、車両の駆動源を構成することができる。
図1A及び図2に示すように、ロータ2は、ロータシャフト4と、ロータシャフト4とともに中心軸J周りに回転可能に固定されたロータコア10、エンドプレート34、36とを備えている。ロータシャフト4は、図示しないモータのハウジングに取り付けられた軸受けによって回転可能に支持されている。
ロータシャフト4の内部には、その軸方向に、冷媒が流通可能な冷媒流路50が形成されている。冷媒は、特に限定するものではないが、例えば、オイルなどを適宜用いることができる。ロータシャフト4は、さらに、この冷媒流路50からロータシャフト4の内部を貫通して径方向外側に延び、さらにロータコア10における冷媒流路54に連通する冷媒流路52を備えている。
ロータコア10は、鉄又は鉄合金などの磁性体の電磁鋼板を軸方向に積層させた積層鋼板によって構成されている。ロータコア10は、ロータコア10を軸方向に貫通する中央孔を介してロータシャフト4に固定されている。
ロータコア12の軸方向に沿う一方の端部と他方の端部にそれぞれには、エンドプレート34、36が固定されている。エンドプレート34、36は、それぞれ、平板状のプレート状である。エンドプレート34、36は、それぞれ、後述する冷媒流路56と連通するとともに、エンドプレート34、36の径方向外側に開口する冷媒溝35、37を備えている。冷媒溝35、37は、図示しないモータのコイルのコイル端部に向かって冷媒を吐出可能となっている。
ロータコア10は、軸方向に貫通させた磁石スロット12を、ロータコア10の外周側に沿って複数個備えている。各磁石スロット12には、磁石(永久磁石)14が収容されている。ロータコア10における磁石スロット12の配置パターンは、特に限定するものではないが、例えば、ロータコア10の周方向に延びる断面細長形状の2つの磁石14が、一対となって、1つの極を形成するように配置できる。一対の磁石14は、例えば、向かい合う端部が径方向内側においてより近づくようにロータシャフト4方向に対称的に傾斜して略V字形状に配置される。ロータコア10には、特に限定するものではないが、例えば、6個~8個の極が形成される。
磁石14の形状は、特に限定するものではないが、例えば、断面細長形状でロータコア10の軸方向に延在する柱状体であってもよい。また、磁石スロット12は、磁石14を収容可能な開口を有して軸方向に延在する孔部として形成される。磁石スロット12は、例えば、断面細長形状の磁石14を収容可能な略細長形状の開口を有する孔部であってもよい。
磁石14は、磁石スロット12を規定するロータコア10の内面(以下、当該内面を磁石スロット12の内面という。)の一部に対して押圧されることによって固定されている。磁石14は、例えば、磁石スロット12の径方向外側の内面を規定するロータコアの内面(以下、当該内面を、磁石スロット12の特定部位の内面という。)に対して磁石14の径方向外側の長尺端縁側面18が押圧されて固定される。このとき、図1B及び図2に示すように、磁石スロット12の径方向内側の内面から磁石14の径方向内側の長尺端縁側面20を指向して伸びる爪部40を備えることができる。爪部40は、磁石14を磁石スロット12の径方向外側の内面、すなわち、ロータコア10の径方向外側に押圧する。図1B及び図2に示すように、爪部40は、磁石14の長尺端縁側面20と磁石スロット12の径方向内側の内面との間の軸方向にわたって形成されている間隙22に軸方向に適数個介在される。
図1Bに特に示すように、爪部40は、磁石スロット12の径方向内側の内面から軸方向の一方を指向して傾斜ないし屈曲している。爪部40を有する磁石スロット12に磁石14を挿入すると、磁石14の挿入方向に爪部40が傾斜又は屈曲することにより、磁石14が磁石スロット12の径方向外側に押圧して固定される。
図2に示すように、磁石スロット12は、磁石14の長尺端縁側面20とロータコア10との間に位置する間隙22と、磁石14の短尺端縁側面24とロータコア10との間に位置する間隙26と、を含む。間隙22と間隙26とは軸方向にわたって連通されている。間隙26の径方向外側は、磁石スロット12の径方向外側の内面で取り囲まれて終端している。
また、磁石スロット12は、磁石14の径方向内側にあるもう1つの短尺端縁側面28と磁石スロット12との間にも軸方向にわたって間隙30を有している。間隙22と間隙30との間には、軸方向にわたって封止されているか又は冷媒の流通を大きく妨げるように狭小化されて冷媒流通抑止部32が形成されている。例えば、図2に示すように、磁石スロット12の内面が開口の内側に突出して磁石14の長尺端縁側面20と短尺端縁側面28とのコーナ14aと軸方向にわたって当接ないし近接することにより、冷媒流通抑止部32が形成されている。
図1A及び図2に示すように、ロータコア10は、冷媒をロータシャフト4から径方向外側に流通させる冷媒流路54、56を備えている。冷媒流路54は、ロータシャフト4から、磁石スロット12内の磁石14の長尺端縁側面20に対して、冷媒を供給する。冷媒流路54は、本明細書に開示される第1流路の一例である。
冷媒流路54は、ロータシャフト4を径方向外側に貫通する冷媒流路52からロータコア10の内部を磁石スロット12における間隙22にまで連通する。冷媒流路54は、例えば、ロータコア10を構成する積層鋼板を適所で切り欠くようにして形成される。冷媒流路54は、図1Aに示すように、ロータコア10の内部で軸方向に複数に分岐していてもよい。
図2に示すように、冷媒流路54は、磁石スロット12の間隙22において露出される長尺端縁側面20に向かってほぼ直進する流路54aを備えるように形成されている。流路54aが長尺端縁側面20に対してほぼ直進するとは、流路54aが長尺端縁側面20に対して、例えば、75°以上105°以下の角度、また例えば、80°以上100°以下の角度、また例えば、85°以上95°以下の角度で突き当たるように構成されていることを意味している。このため、冷媒流路54は、磁石14がV字形状配置されている場合には、図2に示すように、ロータシャフト4の外周近傍にて屈曲して長尺端縁側面20を指向する。
図2に示すように、冷媒流路54は、長尺端縁側面20の最も径方向内側よりも外側に冷媒を到達させるように形成される。すなわち、冷媒流路54は、冷媒流路56が備える冷媒流通抑止部32よりも径方向外側の長尺端縁側面20に冷媒を到達するように形成される。
冷媒流路56は、冷媒を、冷媒流路54からさらに径方向外側に流通させる流路である。冷媒流路56は、長尺端縁側面20に沿って径方向内側から径方向外側の範囲のほぼ全体にわたって延在する。すなわち、磁石スロット12との間隙22が冷媒流路56を形成する。間隙22は、ロータコア10内部を軸方向にわたって延在しており、冷媒流路56は、冷媒を軸方向にも流通させることができるようになっている。さらに、冷媒流路56は、エンドプレート34、36の冷媒溝35、37と連通している。冷媒流路56は、本明細書の開示される第2流路の一例である。
さらに、ロータコア10は、冷媒流路58を備えている。冷媒流路58は、冷媒を、長尺端縁側面20からさらに径方向外側の短尺端縁側面24にまで流通させる流路である。冷媒流路58は、短尺端縁側面24と磁石スロット12との間隙26で構成される。間隙26は、ロータコア10内部を軸方向にわたって延在しており、冷媒流路58は、冷媒を軸方向にも流通させることができるようになっている。冷媒流路58は、本明細書に開示される第2流路の一部である。
次に、こうして構成されたロータ2におけるモータの動作時における冷媒の流通形態について図2を参照して説明する。
図2においては、矢印で冷媒の流通方向を示し、ロータ2の回転方向を太矢印で示す。図2に示すように、冷媒は、ロータシャフト4の冷媒流路50、52からロータコア10の冷媒流路54に流入される。冷媒流路54に流入した冷媒は、ロータ2の回転に伴う遠心力によって冷媒流路54の回転方向後方側に張り付きながら径方向外側に移動する。
冷媒流路54は、磁石14の長尺端縁側面20にほぼ直進する流路54aを備えているため、冷媒を、確実に長尺端縁側面20に当てることができる。
さらに冷媒は、冷媒流路56に到達する。冷媒流路56の径方向最内側には、冷媒流通抑止部32が形成されている。冷媒流通抑止部32により、冷媒が間隙30側を含む回転方向後方側に移動するのが抑制されている。すなわち、冷媒が冷媒流通抑止部32よりも径方向外側寄りに貯留される。その結果として、冷媒が冷媒流通抑止部32よりも径方向外側寄りに貯留されるため、結果として、冷媒は、冷媒流路56を、長尺端縁側面20に沿って径方向外側に移動するように規制される。すなわち、冷媒は、長尺端縁側面20に張り付きながら径方向外側に移動する。同時に、冷媒は、冷媒流路56を長尺端縁側面20に張り付きながら軸方向にも移動する。
この結果、磁石14の長尺端縁側面20は、径方向内側から外側にわたって及び軸方向にわたって冷媒によって濡れて冷却される。
さらに、冷媒は、冷媒流路58に到達する。短尺端縁側面24は、径方向外側及び回転方向後側にあるため、冷媒は、遠心力によって短尺端縁側面24に張り付きながら移動する。同時に、冷媒は、冷媒流路58を軸方向にも短尺端縁側面24に張り付きながら移動する。さらに、冷媒は、冷媒流路58の径方向最外側で貯留される場合もある。この結果、磁石14の短尺端縁側面24は、径方向内側から外側にわたって及び軸方向にわたって冷媒によって濡れて冷却される。
本実施形態によれば、ロータシャフト4の内部からロータコア10の内部を介して磁石スロット12に収容される磁石14の長尺端縁側面20及び短尺端縁側面24を冷媒で濡らすことができる。遠心力を利用して冷媒によって磁石14を効果的に冷却できる。また、磁石14を冷媒で冷却することを目的として、エンドプレート34、36への加工を要することなく、磁石14を効果的に冷却することができる。さらにまた、エンドプレート34、36などの追加の要素を省略できる場合もある。
本実施形態によれば、爪部40で磁石14を磁石スロット12に固定するための間隙22や他の間隙26を冷媒流路56、58として利用することができる点においても有用である。
また、本実施形態によれば、冷媒流通抑止部32を備えているために、冷媒流通抑止部32の近傍に冷媒を貯留することで、磁石14の長尺端縁側面20及び短尺端縁側面24に多くの冷媒を到達させることができる場合がある点においても有用である。
なお、以上の実施形態では、冷媒流通抑止部32を磁石14のコーナ14aと磁石スロット12の内面とによって形成するものしたが、これ限定するものではなく、当該部位に樹脂等の封止材料を充填することによっても形成することができる。また、冷媒流通抑止部32は、軸方向にわたって完全に封止することを要するものではなく、長尺端縁側面20への冷媒流通を確保できる範囲で、部分的に間隙22、30が連通していてもよい。
以上の実施形態では、爪部40は、磁石14の長尺端縁側面20において1つ設ける構成としたがこれに限定するものではなく、必要に応じて複数個備えることもできる。
なお、以上の実施形態では、1つの極を形成する、回転方向前方にある1つの磁石スロット12と磁石14についてのみ説明したが、これに限定するものではない。例えば、図2において仮想線で示すように、磁石14とV字状に配置されて1つの極を構成する他の磁石14’と磁石スロット12’とについても、磁石スロット12及び磁石14と対称的な構造を形成することで、磁石14’の径方向内側にある長尺端縁側面を冷媒で効果的に冷却できる。なお、回転方向後方側にある磁石14’と磁石スロット12’においては、冷媒流通抑止部を省略できる。かかる抑止部を形成しなくても、冷媒は、回転方向後方側かつ径方向外側にある長尺端縁側面に遠心力によって押圧されて到達されるからである。
本明細書は以上の説明に基づいて以下の項目を含んでいる。
[1]ロータシャフトと、
前記ロータシャフトに取り付けられて複数の磁石スロットを備えるロータコアと、
前記磁石スロットを規定するロータコアの内面の一部に対して押圧されることによって固定されている、細長形状断面を有する磁石と、
を備え、
前記ロータシャフトを流通する冷媒が、前記磁石スロットにおいて前記ロータコアの径方向内側に露出された前記磁石の長尺端縁側面に到達するとともに前記ロータコアの軸方向に沿って移動可能に構成されている、ロータ。
[2]前記ロータシャフトの内部を流通する冷媒流路と連通し、前記ロータコア内部を径方向外側を指向して前記長尺端縁側面に延びる第1流路と、前記第1流路から前記長尺端縁側面に沿って径方向外側に伸びる第2流路と、を備える、[1]に記載のロータ。
[3]前記第2流路は、前記長尺端縁側面の径方向内側から径方向外側への範囲のほぼ全体にわたって延びる、[2]に記載のロータ。
[4]前第2流路は、前記長尺端縁側面から前記ロータコアの径方向外側に連続して前記磁石スロットにおいて露出される前記磁石の短尺端縁側面に到達する、[2]又は[3]に記載のロータ。
[5]前記第2流路は、前記ロータコアの径方向内側への冷媒の流通を抑止する冷媒流通抑止部を備える、[2]~[4]のいずれかに記載のロータ。
[6]前記第1流路は、前記長尺端縁側面に対して直進する流路を有する、[2]~[5]のいずれかに記載のロータ。
[7]前記磁石スロットの径方向内側を規定するロータコアの内面から前記長尺端縁側面を指向して延びて前記磁石を固定する爪部を備える、[1]~[6]のいずれかに記載のロータ。
[8]前記磁石スロットの径方向内側を規定するロータコアの内面から前記長尺端縁側面に当接して前記ロータコアの軸方向に沿って屈曲して前記磁石を固定する爪部を備える、[1]~[7]のいずれかに記載のロータ。
[9]前記磁石と隣接する他の磁石とが、互いに近接する端部が径方向内側に近接するように傾斜する略V字形状に配置されている、[1]~[8]のいずれかに記載のロータ。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書、又は、図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書又は図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ロータ、4:ロータシャフト、10:ロータコア、12:磁石スロット、14:磁石、14a:磁石のコーナ、18:径方向外側の長尺端縁側面、20:径方向内側の長尺端縁側面、22:間隙、24:径方向外側の短尺端縁側面、26:間隙、28:径方向内側の短尺端縁側面、30:間隙、32:冷媒流通抑止部、34、36:エンドプレート、35,37:冷媒溝、40:爪部、52、54、54a、56、58:冷媒流路

Claims (8)

  1. ロータシャフトと、
    前記ロータシャフトに取り付けられて複数の磁石スロットを備えるロータコアと、
    前記ロータコアの前記磁石スロットを規定する内面の一部に対して押圧されることによって固定されている、細長形状断面を有する磁石と、
    を備え、
    前記ロータシャフトを流通する冷媒が、前記磁石スロットにおいて前記ロータコアの径方向内側に露出された前記磁石の長尺端縁側面に到達するとともに前記ロータコアの軸方向に沿って移動可能に構成され、
    前記磁石スロットの径方向内側を規定するロータコアの内面から前記長尺端縁側面に当接して前記ロータコアの軸方向に沿って屈曲又は傾斜して前記磁石を固定する爪部を備える、ロータ。
  2. 前記ロータシャフトの内部を流通する冷媒流路と連通し、前記ロータコア内部を、径方向外側を指向して前記長尺端縁側面に延びる第1流路と、前記第1流路から前記長尺端縁側面に沿って径方向外側に延びる第2流路と、を備える、請求項1に記載のロータ。
  3. 前記第2流路は、前記長尺端縁側面の径方向内側から径方向外側に沿って延びる、請求項2に記載のロータ。
  4. 前第2流路は、前記長尺端縁側面から前記ロータコアの径方向外側に連続して前記磁石スロットにおいて露出される前記磁石の短尺端縁側面にまで延びる、請求項2に記載のロータ。
  5. 前記第2流路は、前記ロータコアの径方向内側への冷媒の流通を抑止する冷媒流通抑止部を備える、請求項2に記載のロータ。
  6. 前記第1流路は、前記長尺端縁側面に対して直進する流路を有する、請求項2に記載のロータ。
  7. 前記磁石スロットの径方向内側を規定するロータコアの内面から前記長尺端縁側面を指向して延びて前記磁石を固定する爪部を備える、請求項1に記載のロータ。
  8. 前記磁石と隣接する他の磁石とが、互いに近接する端部が径方向内側に近接するように傾斜する略V字形状に配置されている、請求項1に記載のロータ。
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