以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の情報処理システムの第1の実施の形態を示す図である。本形態における情報処理システムは図1に示すように、通信端末100,200と、情報処理装置300とを有する。通信端末100と、通信端末200と、情報処理装置300とは、通信ネットワーク400を介して互いに接続されている。この接続は、有線を用いたものであっても良いし、無線を用いたものであっても良い。通信ネットワーク400は、一般的な通信ネットワークである。通信端末100は、本システムを利用して現場の測定(検査)を行う作業者が所持する第1の通信端末である。通信端末200は、作業者が行う測定(検査)に遠隔で立会い、測定結果の確認(承認)を行う立会者が所持する第2の通信端末である。通信端末100,200は、移動可能なものが好ましい。情報処理装置300は、通信端末100,200へ情報を提供し、通信端末100,200から送信されてきた情報に基づいて所定の処理を行う。なお、図1には、通信端末100と通信端末200とがそれぞれ1つずつである場合を例に挙げて示しているが、その数は限定しない。
図2は、図1に示した通信端末100の内部構成の一例を示す図である。図1に示した通信端末100は図2に示すように、表示部110と、入力部120と、通話部130と、撮像部140と、通信部150とを有する。なお、図2には、図1に示した通信端末100が具備する構成要素のうち、本形態に関わる主要な構成要素のみを示した。
表示部110は、情報処理装置300から送信されてきたデータを表示する第1の表示部である。表示部110は、例えば、スマートフォン等の携帯端末に搭載されたディスプレイ等が挙げられる。表示部110は、タッチパネル機能を具備するものであっても良い。表示部110がタッチパネル機能を具備するものである場合、表示部110は入力部120の機能も具備する。また、表示部110は、撮像部140が撮像している画像を表示する。
入力部120は、表示部110が表示したデータに対する外部からの操作に基づいて情報を入力する作業者入力部である。入力部120は、タッチパネルやキーボード、マウス等の入力デバイスを用いたものであっても良い。
通話部130は、通信ネットワーク400や所定の電話回線等を介して通信端末200との間で通話を行う。通話部130が通話に用いる通信回線は、通信端末200との間で通話ができるものであれば良く、有線を用いるものであっても良いし、無線を用いるものであっても良い。通話部130は、通信端末100を所持する作業者が通話をするためのマイクとスピーカーとを具備する。
撮像部140は、検査対象となる被写体を撮像するカメラ(第1の撮像部)である。撮像部140は、表示部110や通信端末200が具備する表示部が、撮像部140が撮像した検査対象を表示する際に、作業者や立会者が検査の基準を満たしているかどうかを判別可能な解像度等の性能を持つカメラである。
通信部150は、通信ネットワーク400を介して、通信端末200や情報処理装置300との間で情報(データ)をやり取りするインタフェース機能を持つ第1の通信部である。
図3は、図1に示した通信端末200の内部構成の一例を示す図である。図1に示した通信端末200は図3に示すように、表示部210と、入力部220と、通話部230と、通信部250とを有する。なお、図3には、図1に示した通信端末200が具備する構成要素のうち、本形態に関わる主要な構成要素のみを示した。
表示部210は、情報処理装置300から送信されてきたデータを表示する第2の表示部である。表示部210は、例えば、スマートフォン等の携帯端末に搭載されたディスプレイ等が挙げられる。表示部210は、タッチパネル機能を具備するものであっても良い。表示部210がタッチパネル機能を具備するものである場合、表示部210は入力部220の機能も具備する。また、表示部210は、撮像部140が撮像している画像を表示する。
入力部220は、表示部210が表示したデータに対する外部からの操作に基づいて情報を入力する立会者入力部である。入力部220は、タッチパネルやキーボード、マウス等の入力デバイスを用いたものであっても良い。
通話部230は、通信ネットワーク400や所定の電話回線等を介して通信端末100との間で通話を行う。通話部230が通話に用いる通信回線は、通信端末200との間で通話ができるものであれば良く、有線を用いるものであっても良いし、無線を用いるものであっても良い。通話部230は、通信端末200を所持する作業者が通話をするためのマイクとスピーカーとを具備する。
通信部250は、通信ネットワーク400を介して、通信端末100や情報処理装置300との間で情報(データ)をやり取りするインタフェース機能を持つ第2の通信部である。
図4は、図1に示した情報処理装置300の内部構成の一例を示す図である。図1に示した情報処理装置300は図4に示すように、通信部310と、データ書き込み部320と、登録部330と、データベース340とを有する。なお、図4には、図1に示した情報処理装置300が具備する構成要素のうち、本形態に関わる主要な構成要素のみを示した。
通信部310は、通信ネットワーク400を介して、通信端末100,200との間で情報(データ)をやり取りするインタフェース機能を持つ第3の通信部である。通信部310は、所定のデータを通信端末100,200へ送信する。所定のデータとは、作業者が行う測定内容が記載された立会調書を示す調書データである。この調書データは、インターネット上のクラウドサーバ等の記憶手段にあらかじめ登録されていても良いし、特定のサイトのデータベースにあらかじめ登録されていても良く、その登録先は特に限定しない。また、この調査データは、特定のサイトや業者のサーバ等から取得されたものであっても良いし、決められたフォーマットに従って作成されたものでも良い。なお、この立会調書には、測定される数値が検査合格となる合格基準や許容範囲が記載されていても良い。この立会調書に記載された測定内容に従って、作業者が測定を行う。また、立会調書に記載された測定内容に従って行った測定結果を立会者が確認する。また、通信部310は、データ書き込み部320が書き込んだ測定データを通信端末100,200へ送信する。また、通信部310は、通信端末100から送信されてきた撮像データを通信端末200へ送信する。
データ書き込み部320は、入力部120が入力した情報(例えば、測定値)を、表示部110および表示部210が表示しているデータに書き込む。また、データ書き込み部320は、入力部220が入力した情報(例えば、サイン)を、表示部110および表示部210が表示しているデータに書き込む。
登録部330は、データ書き込み部320が情報を書き込んだデータ(立会調書)をデータベース340に登録する。このとき、登録部330は、立会調書が示すファイル名と、そのファイルを指定する各情報とを対応付けてデータベース340に登録するものであっても良い。
データベース340は、登録部330が登録したデータを記憶する。図5は、図4に示したデータベース340に記憶されたデータの一例を示す図である。図5に示すように、立会調書のファイル名が、その立会調書を用いて測定・確認を行った対象となる現場名、検査対象、立会検査日、測定者および立会者と対応付けてデータベース340に記憶されている。現場名、検査対象、立会検査日、測定者および立会者それぞれを示す情報は、それぞれと対応付けられた立会調書の記載から登録部330が読み取って、データベース340に登録するものであっても良いし、情報処理装置300の外部から受け付けた操作に基づいて、登録部330がデータベース340に登録するものであっても良い。なお、立会調書のファイルについても、データベース340に記憶されている。また、データベース340は、情報処理装置300の外部に設けられていても良い。立会調書のファイルのデータベース340への登録は、例えば、情報処理装置300にあらかじめインストールされている専用のアプリケーションを用いて行っても良い。また、データベース340に登録された立会調書は、後述するロックがなされたデータであるものを除いて、外部から編集可能である。
以下に、図1に示した情報処理システムにおける情報処理方法について説明する。図6Aおよび図6Bは、図1に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、通信端末100,200が、外部から受け付けた操作に基づいて、通信端末100,200にあらかじめインストールされている専用のアプリケーションを立ち上げることで、情報処理装置300と通信ができる所定のサイトへアクセスして、以下の処理が開始される。このとき、通信端末100,200と情報処理装置300との間で、パスワード等を用いた認証処理を行うものであっても良い。また、情報処理装置300が、通信端末100,200に立会現場や検査対象の一覧を表示させ、作業者および立会者に対象となる現場や検査対象を選択(入力)させるものであっても良い。また、通信端末100,200に立会検査日や測定者名、立会者名を入力することで、それぞれに対応する現場や検査対象を情報処理装置300が検索し、検索結果を通信端末100,200へ通知するものであっても良い。
情報処理装置300の通信部310が、通信ネットワーク400を介して通信端末100,200へ立会調書を送信する(ステップS1)。ここで、情報処理装置300が送信する立会調書は、測定対象に応じて指定されたものであっても良いし、汎用の測定に用いるものであっても良い。また、立会調書の送信タイミングは、例えば、通信端末100,200から情報処理装置300へのアクセスが開始されたタイミングであっても良いし、測定が開始される予定の日時であっても良い。
続いて、通信端末100の撮像部140が撮像を開始する(ステップS2)。この撮像は、作業者が通信端末100を操作して、例えば、所定のボタンが押下(選択)されたときに開始されるものであっても良い。また、作業者は、測定対象物が撮像範囲に含まれるように、通信端末100(撮像部140)の向き等を調整する。撮像部140は撮像している(撮像した)撮像データを、通信部150を用いて通信ネットワーク400を介して情報処理装置300へ送信する(ステップS3)。すると、情報処理装置300の通信部310は、通信端末100から送信されてきた撮像データを、通信ネットワーク400を介して通信端末200へ送信する(ステップS4)。すると、通信端末200の表示部210が、ステップS1で送信されてきた立会調書と、ステップS4で送信されてきた撮像データが示す撮像画像とを表示する(ステップS5)。
図7は、ステップS5にて通信端末200の表示部210における表示の一例を示す図である。図7に示すように、通信端末200の表示部210は、立会調書260と、撮像データが示す撮像画像270とを表示する。また、表示部210は、立会調書260に従って行われた測定結果を立会者が撮像画像270に基づいて確認し、確認が完了したら電子サインを行うための画面へ移行するために押下(選択)される電子サインボタン280を表示する。表示部210が図7に示したような表示を行うことで、立会者は立会調書に従って行われる測定結果を確認することができる。このように、立会者が所持する通信端末200が、作業者が所持する通信端末100が撮像している画像を表示することで、立会者が測定対象物を遠隔で視認することができる。さらに、立会者が通話部230を介して作業者に対して撮像向き等の変更を指示することで、作業者が通信端末100(撮像部140)の向きを調整して立会者が所望の画像を通信端末200が表示することができる。つまり、立会者が測定現場にいなくても、測定現場に立ち会った場合と同じ水準の検査を行うことができる。
また、通信端末100の表示部110は、ステップS1で送信されてきた立会調書と、撮像部140が撮像している撮像画像とを表示する(ステップS6)。
図8は、ステップS6にて通信端末100の表示部110における表示の一例を示す図である。図8に示すように、通信端末100の表示部110は、立会調書160と、撮像画像170とを表示する。立会調書160は、図7に示した立会調書260と同じである。撮像画像170は、図7に示した撮像画像270と同じである。作業者は、表示部110が表示する立会調書160に従って、検査項目の対象となる対象物や検査・測定している様子が撮像画像170に含まれるように、通信端末100(撮像部140)の向き等を調整して撮像部140を用いて撮像する。そして、撮像部140が撮像した撮像画像170が表示部110に表示される。また、表示部110は、立会調書260に従って行われた測定結果に対して立会者が電子サインを行った後に、確認が完了した際に押下(選択)される保存ボタン190を表示する。
なお、通信端末100の表示部110も通信端末200の表示部210が表示する電子サインボタン280を表示するものであっても良いし、通信端末200の表示部210も通信端末100の表示部110が表示する保存ボタン190を表示するものであっても良い。つまり、ステップS5における表示部210の表示画面とステップS6における表示部110の表示画面とが、互いに同じ表示画面であっても良い。
その後、表示部110に表示されている立会調書に従った作業者からの測定結果(測定データ)の入力を入力部120が受け付けると(ステップS7)、入力された測定データを通信部150が通信ネットワーク400を介して情報処理装置300へ送信する(ステップS8)。このとき、作業者が指や付属のタッチペン等を、立会調書が表示されている表示部110の表面に文字を書くように接触させて動かすことで、立会調書の所望の欄に測定結果を示す情報を測定データとして入力することができる。また、入力部120は、表示部110が表示している立会調書のどこの欄(位置)に入力を受けたかを識別し、通信部150は、その入力位置を示す位置情報も測定データとともに情報処理装置300へ送信する。
立会調書は、測定項目ごとに測定結果を入力するための欄を表示するもののほか、測定項目ごとに測定値の合格範囲を示し、測定した結果が合格範囲に含まれるものであるかを入力するための表示がなされているものであっても良い。例えば、測定した結果が合格範囲に含まれるか否かをプルダウンメニューを用いて選択入力できるものであっても良い。
データ書き込み部320は、通信端末100から送信されてきた測定データを立会調書に書き込む(ステップS9)。このとき、データ書き込み部320は、測定データとともに通信端末100から送信されてきた位置情報に基づいて、立会調書に測定データを書き込む。具体的には、データ書き込み部320は、立会調書の中の、通信端末100から送信されてきた位置情報が示す位置に、通信端末100から送信されてきた測定データを書き込む。続いて、通信部310は、データ書き込み部320が立会調書に測定データを書き込んだ書き込みデータを、通信ネットワーク400を介して通信端末200へ送信する(ステップS10)。すると、通信端末200の表示部210は、情報処理装置300から送信されてきた書き込みデータを表示する(ステップS11)。表示部210がこのような書き込みデータの表示を行うことで、通信端末100において入力された測定データが、表示部210が表示している立会調書に反映される。なお、通信端末200の表示部210における表示の更新のタイミングは、情報処理装置300から新たな書き込みデータが送信されてきたときであっても良いし、通信端末200の入力部220が外部から表示データ更新のための入力(例えば、更新ボタン(不図示)の選択)を受け付けたときであっても良い。
また、音を用いた通知がなされても良い。例えば、ステップS7において、入力部120が測定結果の合否の入力を受け付けた場合、ステップS8において、合否を示す情報を通信部150が通信ネットワーク400を介して情報処理装置300へ送信する。そして、通信部310は、合否に応じた音を示す音情報を、通信ネットワーク400を介して通信端末200へ送信し、通信端末200が通信部310から送信されてきた音情報が示す音を出力しても良い。
また、通信端末100の表示部110は、書き込みデータを表示する(ステップS12)。この表示は、本システムを利用するために通信端末100にあらかじめインストールされたソフトウェアの動作によるものであっても良い。例えば、表示部110に表示されている情報に対して、タッチペン等を接触させて情報を入力すると、入力された情報が表示部110に表示されるというソフトウェアの動作によるものであっても良い。また、情報処理装置300が書き込みデータを通信端末100へ送信し、通信端末100が受信した書き込みデータを表示部110が表示するものであっても良い。
なお、ステップS7~S12の処理を行わない場合もある。また、ステップS7の処理と同様に、通信端末200の表示部210に表示されている立会調書に対して立会者からのメモ等の情報の入力を入力部220が受け付けると、ステップS8~S12と同様の処理が行われても良い。
その後、立会調書に従った測定・確認が終了し、通信端末200が電子サインボタン280の押下(選択)を受け付けると、表示部210は電子サインを入力するためのサイン入力画面を表示する。図9は、図3に示した表示部210が表示するサイン入力画面の一例を示す図である。図9に示すように、表示部210は、サイン欄2810と、適用ボタン2820とを含むサイン入力画面を表示する。サイン欄2810は、付属のタッチペン等を、表示部210の表面に文字を書くように接触させて動かすことで、サインを入力するための欄である。ここで、立会者がサイン欄2810にサインを入力すると、入力されたサインはサイン欄2810に表示される。これは、本システムを利用するために通信端末200にあらかじめインストールされたソフトウェアの動作によるものであっても良い。また、適用ボタン2820は、サイン欄2810にサインが入力された後、押下(選択)されることで、入力されたサインが適用されるためのボタンである。サイン欄2810にサインが入力され、適用ボタン2820が押下(選択)されると(ステップS13)、入力されたサインを示すサイン情報が入力データとして通信部250から通信ネットワーク400を介して情報処理装置300へ送信される(ステップS14)。また、立会者がタッチペンや指等を表示部210の表面の任意の位置に文字を書くように接触させて動かすと、接触した軌跡を表示部210がサインとして表示するものでも良い。そして、立会者がタッチペンや指等を表示部210に表示されたサインを移動させるように表示部210に接触させて動かすと、その動きに伴ってサインの表示位置を表示部210が移動させるものでも良い。この動作は、通信端末200にあらかじめインストールされたソフトウェアの動作によるものであっても良い。
情報処理装置300のデータ書き込み部320は、通信端末200から送信されてきたサイン情報が示すサインを立会調書の所定の位置に書き込む(ステップS15)。データ書き込み部320がサインを書き込んだ立会調書を書き込みデータとして通信部310が通信ネットワーク400を介して通信端末100へ送信する(ステップS16)。通信端末100の表示部110は、情報処理装置300から送信されてきた、サインが書き込まれた立会調書のデータを表示し、その表示に対して図8に示した保存ボタン190の押下(選択)の入力が入力部120にて受け付けられると、確定情報が受け付けられ(ステップS17)、通信部150から情報処理装置300へ確定情報が送信される(ステップS18)。この確定情報は、情報処理装置300から送信されてきた、サインが書き込まれた立会調書のデータを確定して、外部から編集不可能なデータとしてロックを行うための情報である。
通信端末100から確定情報が送信されてくると、データ書き込み部320は、ステップS15でサインを書き込んだ立会調書のデータを、確定したデータとしてロックする(ステップS19)。このとき、データ書き込み部320は、ステップS15でサインを書き込んだ立会調書に確定印を書き込んでから、その立会調書のデータを、確定したデータとしてロックしても良い。ロックされたデータは、外部からの編集は不可能なものとなる。このロック方法ついては、一般的なソフトウェアに具備されている文書の保護機能と同様の機能を用いるもので良い。データ書き込み部320が確定印およびサインを書き込んだ立会調書を書き込みデータとして通信部310が通信ネットワーク400を介して通信端末100,200へ送信する(ステップS20)。なお、通信部310から送信される書き込みデータには、静止画だけではなく、例えば、測定対象物を撮像した動画が含まれるものでも良い。また、登録部330は、データ書き込み部320が確定印およびサインを書き込んだ立会調書を書き込みデータとしてデータベース340に登録する(ステップS21)。なお、このときに、登録部330は、データ書き込み部320がサインを書き込んだ立会調書に、測定対象物を撮像した撮像画像を加えた(重ねた)立会調書を書き込みデータとしてデータベース340に登録しても良い。なお、登録部330に登録される書き込みデータには、静止画だけではなく、例えば、測定対象物を撮像した動画が含まれるものでも良い。また、登録部330に登録される書き込みデータには、すでに登録された調書へ追記すべきデータや、作業者や立会者の氏名等も含まれても良い。
すると、通信端末200の表示部210は、情報処理装置300から送信されてきた書き込みデータを表示する(ステップS22)。また、通信端末100の表示部110は、情報処理装置300から送信されてきた書き込みデータを表示する(ステップS23)。
図10は、ステップS22にて通信端末200の表示部210における表示の一例を示す図である。図10に示すように、図7に示した通信端末200の表示部210における表示と比較して、表示部210には立会調書260に立会者のサイン261が書き込まれ、確定印291が追加されて表示される。また、撮像画像270が表示されていない。ステップS23にて通信端末100の表示部110における表示についても同じで良い。なお、他の表示例として、撮像画像270についても表示されるものであっても良い。
なお、ステップS1の処理からステップS23の処理が行われるまでの間、通話部130と通話部230との間にて通話が行われるものであっても良い。この通話は、一般的な電話を用いた通話と同様であっても良く、双方向の通話である。また、通話は音声通話だけではなく、チャット等の文字メッセージのツールを用いた文字通話であっても良い。
このように、立会検査を受ける作業者が所持する通信端末100と、立会者が所持する通信端末200と有し、作業者が測定現場で通信端末100に表示された立会調書に書き込んだデータおよび通信端末100が撮像した画像を通信端末200に表示させ、通信端末200の表示を立会者が閲覧する。これにより、立会者が遠隔で測定内容を確認することができる。さらに、立会者が測定結果の承認(確認の確証)となるサインを通信端末200に書き込むと、サインが書き込まれた立会調書を情報処理装置300が登録する。これにより、承認のサインが書き込まれた立会調書を遠隔で登録することができる。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の情報処理システムの第2の実施の形態を示す図である。本形態における情報処理システムは図11に示すように、通信端末100,201と、情報処理装置301とを有する。通信端末100と、通信端末201と、情報処理装置301とは、通信ネットワーク400を介して互いに接続されている。この接続は、無線を用いたものが好ましいが、無線に限らず有線を用いたものであっても良い。通信ネットワーク400は、一般的な通信ネットワークである。通信端末100は、第1の実施の形態におけるものと同じ第1の通信端末である。通信端末201は、作業者が行う測定(検査)に遠隔で立会い、測定結果の確認(承認)を行う立会者が所持する第2の通信端末である。通信端末100,201は、移動可能なものが好ましい。情報処理装置301は、通信端末100,201へ情報を提供し、通信端末100,201から送信されてきた情報に基づいて所定の処理を行う。なお、図11には、通信端末100と通信端末201とがそれぞれ1つずつである場合を例に挙げて示しているが、その数は限定しない。
図12は、図11に示した通信端末201の内部構成の一例を示す図である。図11に示した通信端末201は図12に示すように、表示部210と、入力部220と、通話部230と、撮像部241と、通信部251とを有する。なお、図12には、図11に示した通信端末201が具備する構成要素のうち、本形態に関わる主要な構成要素のみを示した。表示部210、入力部220および通話部230それぞれは、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
撮像部241は、通信端末201を所持する立会者自身を撮像するカメラ(第2の撮像部)である。立会者は表示部210を閲覧しているため、撮像部241は通信端末200の表示部210が配置されている側から撮像する、いわゆる内カメラである。
通信部251は、通信ネットワーク400を介して、通信端末100や情報処理装置301との間で情報(データ)をやり取りするインタフェース機能を持つ第2の通信部である。通信部251は、撮像部241が撮像した撮像データを、通信ネットワーク400を介して情報処理装置300へ送信する。
図13は、図11に示した情報処理装置301の内部構成の一例を示す図である。図11に示した情報処理装置301は図13に示すように、通信部311と、データ書き込み部321と、登録部331と、データベース341とを有する。なお、図13には、図11に示した情報処理装置301が具備する構成要素のうち、本形態に関わる主要な構成要素のみを示した。
通信部311は、通信ネットワーク400を介して、通信端末100,201との間で情報(データ)をやり取りするインタフェース機能を持つ第3の通信部である。通信部311は、所定のデータを通信端末100,201へ送信する。所定のデータとは、作業者が行う測定内容が記載された立会調書を示す調書データである。この調書データは、インターネット上のクラウドサーバ等の記憶手段にあらかじめ登録されていても良いし、特定のサイトのデータベースにあらかじめ登録されていても良く、その登録先は特に限定しない。また、この調査データは、特定のサイトや業者のサーバ等から取得されたものであっても良いし、決められたフォーマットに従って作成されたものでも良い。なお、この立会調書には、測定される数値が検査合格となる合格基準や許容範囲が記載されていても良い。この立会調書に記載された測定内容に従って、作業者が測定を行う。また、立会調書に記載された測定内容(測定項目)に従って行った測定結果を立会者が確認する。また、通信部311は、データ書き込み部321が書き込んだデータを通信端末100,201へ送信する。また、通信部311は、通信端末100から送信されてきた撮像データを通信端末201へ送信する。また、通信部311は、通信端末201から送信されてきた撮像データを通信端末100へ送信する。
データ書き込み部321は、入力部120が入力した情報(例えば、測定値)を、表示部110および表示部210が表示しているデータに書き込む。また、データ書き込み部321は、入力部220が入力した情報(例えば、サイン)を、表示部110および表示部210が表示しているデータに書き込む。
登録部331は、データ書き込み部321が情報を書き込んだデータ(立会調書)をデータベース341に登録する。このとき、登録部331は、立会調書が示すファイル名と、そのファイルを指定する各情報とを対応付けてデータベース341に登録するものであっても良い。また、登録部331は、通信端末201が有する撮像部241が撮像した撮像データをデータとともにデータベース341登録する。
データベース341は、登録部331が登録したデータおよび撮像データを記憶する。図14は、図13に示したデータベース341に記憶されたデータの一例を示す図である。図14に示すように、立会調書のファイル名および撮像データのファイル名が、その立会調書を用いて測定・確認を行った対象となる現場名、検査対象、立会検査日、測定者および立会者と対応付けてデータベース341に記憶されている。現場名、検査対象、立会検査日、測定者および立会者それぞれを示す情報は、それぞれと対応付けられた立会調書ファイル名の立会調書から登録部331が読み取って、登録部331がデータベース341に登録するものであっても良いし、情報処理装置301の外部から受け付けた操作に基づいて、登録部331がデータベース341に登録するものであっても良い。なお、立会調書のファイルおよび撮像データのファイルについても、データベース341に記憶されている。また、データベース341は、情報処理装置301の外部に設けられていても良い。立会調書のファイルのデータベース341への登録は、例えば、情報処理装置301にあらかじめインストールされている専用のアプリケーションを用いて行っても良い。また、データベース341に登録された立会調書は、後述するロックがなされたデータであるものを除いて、外部から編集可能である。
以下に、図11に示した情報処理システムにおける情報処理方法について説明する。図15Aおよび図15Bは、図11に示した情報処理システムにおける情報処理方法の一例を説明するためのシーケンス図である。
まず、通信端末100,201が、外部から受け付けた操作に基づいて、通信端末100,201にあらかじめインストールされている専用のアプリケーションを立ち上げることで、情報処理装置301と通信ができる所定のサイトへアクセスして、以下の処理が開始される。このとき、通信端末100,201と情報処理装置301との間で、パスワード等を用いた認証処理を行うものであっても良い。また、情報処理装置301が、通信端末100,201に立会現場や検査対象の一覧を表示させ、作業者および立会者に対象となる現場や検査対象を選択(入力)させるものであっても良い。また、通信端末100,201に立会検査日や測定者名、立会者名を入力することで、それぞれに対応する現場や検査対象を情報処理装置301が検索し、検索結果を通信端末100,201へ通知するものであっても良い。
情報処理装置301の通信部311が、通信ネットワーク400を介して通信端末100,201へ立会調書を送信する(ステップS31)。ここで、情報処理装置301が送信する立会調書は、測定対象に応じて指定されたものであっても良いし、汎用の測定に用いるものであっても良い。また、立会調書の送信タイミングは、例えば、通信端末100,201から情報処理装置301へのアクセスが開始されたタイミングであっても良いし、測定が開始される予定の日時であっても良い。
続いて、通信端末201の撮像部241が撮像を開始する(ステップS32)。この撮像は、立会者が通信端末201を操作して、例えば、所定のボタンが押下(選択)されたときに開始されるものであっても良い。また、立会者は、少なくとも立会者自身の顔が撮像範囲に含まれるように、通信端末201(撮像部241)の向き等を調整する。撮像部241は撮像している(撮像した)撮像データである立会者画像データを、通信部251を用いて通信ネットワーク400を介して情報処理装置301へ送信する(ステップS33)。また、通信端末100の撮像部140が撮像を開始する(ステップS34)。この撮像は、作業者が通信端末100を操作して、例えば、所定のボタンが押下(選択)されたときに開始されるものであっても良い。また、作業者は、測定対象物が撮像範囲に含まれるように、通信端末100(撮像部140)の向き等を調整する。撮像部140は撮像している(撮像した)撮像データを、通信部150を用いて通信ネットワーク400を介して情報処理装置301へ送信する(ステップS35)。なお、ステップS32,S33の処理と、ステップS34,S35の処理との順序は規定しない。
すると、情報処理装置301の通信部311は、通信端末100から送信されてきた撮像データを、通信ネットワーク400を介して通信端末201へ送信し、通信端末201から送信されてきた立会者画像データを、通信ネットワーク400を介して通信端末100へ送信する(ステップS36)。すると、通信端末201の表示部210が、ステップS31で送信されてきた立会調書と、ステップS32で撮像部241が撮像している立会者画像データが示す立会者画像と、ステップS36で送信されてきた撮像データが示す撮像画像とを表示する(ステップS37)。
図16は、ステップS37にて通信端末201の表示部210における表示の一例を示す図である。図16に示すように、通信端末201の表示部210は、立会調書260と、撮像データが示す撮像画像270と、立会者画像271とを表示する。立会者画像271は、撮像部241が撮像している画像である。また、表示部210は、立会調書260に従って行われた測定結果を立会者が撮像画像270に基づいて確認し、確認が完了したら電子サインを行うための画面へ移行するために押下(選択)される電子サインボタン280を表示する。表示部210が図16に示したような表示を行うことで、立会者は立会調書に従って行われる測定結果を確認することができる。
また、通信端末100の表示部110は、ステップS31で送信されてきた立会調書と、ステップS34で撮像部140が撮像している撮像データが示す撮像画像と、ステップS36で送信されてきた立会者画像データが示す立会者画像とを表示する(ステップS38)。
図17は、ステップS38にて通信端末100の表示部110における表示の一例を示す図である。図17に示すように、通信端末100の表示部110は、立会調書160と、撮像データが示す撮像画像170と、立会者画像171とを表示する。立会調書160は、図16に示した立会調書260と同じものである。撮像画像170は、図16に示した撮像画像270と同じである。作業者は、表示部110が表示する立会調書160に従って、通信端末100(撮像部140)の向き等を調整して撮像部140が撮像した撮像画像170が表示部110に表示される。立会者画像171は、図16に示した立会者画像271と同じものである。また、表示部110は、立会調書260に記載された測定内容(測定項目)に従って行われた測定結果に対して立会者が電子サインを行った後に、確認が完了した際に押下(選択)される保存ボタン190を表示する。
なお、通信端末100の表示部110も通信端末201の表示部210が表示する電子サインボタン280を表示するものであっても良いし、通信端末201の表示部210も通信端末100の表示部110が表示する保存ボタン190を表示するものであっても良い。つまり、ステップS37における表示部210の表示画面とステップS38における表示部110の表示画面とが、互いに同じ表示画面であっても良い。
その後、表示部110に表示されている立会調書に従った作業者からの測定結果(測定データ)の入力を入力部120が受け付けると(ステップS39)、入力された測定データを通信部150が通信ネットワーク400を介して情報処理装置301へ送信する(ステップS40)。このとき、作業者が付属のタッチペン等を用いて、立会調書が表示されている表示部110の表面に文字を書くように接触させて動かすことで、立会調書の所望の欄に測定結果を示す測定データとして入力することができる。また、入力部120は、表示部110が表示している立会調書のどこの欄(位置)に入力を受けたかを識別し、通信部150は、その入力位置を示す位置情報も測定データとともに情報処理装置301へ送信する。
立会調書は、測定項目ごとに測定結果を入力するための欄を表示するもののほか、測定項目ごとに測定値の合格範囲を示し、測定した結果が合格範囲に含まれるものであるかを入力するための表示がなされているものであっても良い。例えば、測定した結果が合格範囲に含まれるか否かをプルダウンメニューを用いて選択入力できるものであっても良い。
データ書き込み部321は、通信端末100から送信されてきた測定データを立会調書に書き込む(ステップS41)。このとき、データ書き込み部321は、測定データとともに通信端末100から送信されてきた位置情報に基づいて、立会調書に測定データを書き込む。具体的には、データ書き込み部321は、立会調書の中の、通信端末100から送信されてきた位置情報が示す位置に、通信端末100から送信されてきた測定データを書き込む。続いて、通信部311は、データ書き込み部321が立会調書に測定データを書き込んだ書き込みデータを、通信ネットワーク400を介して通信端末201へ送信する(ステップS42)。すると、通信端末201の表示部210は、情報処理装置301から送信されてきた書き込みデータを表示する(ステップS43)。表示部210がこのような書き込みデータの表示を行うことで、通信端末100において入力された測定データが、表示部210が表示している立会調書に反映される。なお、通信端末201の表示部210における表示の更新のタイミングは、情報処理装置301から新たな書き込みデータが送信されてきたときであっても良いし、通信端末201の入力部220が外部から表示データ更新のための入力(例えば、更新ボタン(不図示)の選択)を受け付けたときであっても良い。
また、音を用いた通知がなされても良い。例えば、ステップS39において、入力部120が測定結果の合否の入力を受け付けた場合、ステップS40において、合否を示す情報を通信部150が通信ネットワーク400を介して情報処理装置301へ送信する。そして、通信部311は、合否に応じた音を示す音情報を、通信ネットワーク400を介して通信端末201へ送信し、通信端末201が通信部311から送信されてきた音情報が示す音を出力しても良い。
また、通信端末100の表示部110は、書き込みデータを表示する(ステップS44)。この表示は、本システムを利用するために通信端末100にあらかじめインストールされたソフトウェアの動作によるものであっても良い。例えば、表示部110に表示されている情報に対して、タッチペン等を接触させて情報を入力すると、入力された情報が表示部110に表示されるというソフトウェアの動作によるものであっても良い。また、情報処理装置301が書き込みデータを通信端末100へ送信し、通信端末100が受信した書き込みデータを表示部110が表示するものであっても良い。
その後、立会調書に従った測定・確認が終了し、通信端末201が電子サインボタン280の押下(選択)を受け付けると、表示部210は電子サインを入力するためのサイン入力画面を表示する。図18は、図12に示した表示部210が表示するサイン入力画面の一例を示す図である。図18に示すように、表示部210は、サイン欄2810と、適用ボタン2820と撮像ボタン2830と立会者画像271とを含むサイン入力画面を表示する。サイン欄2810および適用ボタン2820それぞれは、第1の実施の形態におけるものと同じものである。撮像ボタン2830は、立会調書を登録する際に、対応付けて登録される立会者の画像(立会者画像271)を撮像部241が撮像するために選択されるボタンである。サイン欄2810にサインが入力され、撮像ボタン2830が押下(選択)されて立会者画像271が撮像され、適用ボタン2820が押下(選択)されると(ステップS45)、入力されたサインを示すサイン情報および立会者画像271を示す立会者画像データが入力データとして通信部251から通信ネットワーク400を介して情報処理装置301へ送信される(ステップS46)。
情報処理装置301のデータ書き込み部321は、通信端末201から送信されてきたサイン情報が示すサインを立会調書の所定の位置に書き込み、通信端末201から送信されてきた立会者画像データが示す立会者画像を立会調書の所定の位置に重ねて表示する(ステップS47)。データ書き込み部321がサインを書き込み、立会者画像を重畳した立会調書を書き込みデータとして通信部311が通信ネットワーク400を介して通信端末100へ送信する(ステップS48)。通信端末100の表示部110は、情報処理装置301から送信されてきた、サインが書き込まれ、立会者画像が重ねられた立会調書のデータを表示し、その表示に対して図17に示した保存ボタン190の押下(選択)の入力が入力部120にて受け付けられると、確定情報が受け付けられ(ステップS49)、通信部150から情報処理装置301へ確定情報が送信される(ステップS50)。この確定情報は、情報処理装置301から送信されてきた、サインが書き込まれた立会調書のデータを確定して、外部から編集不可能なデータとしてロックを行うための情報である。
通信端末100から確定情報が送信されてくると、データ書き込み部321は、ステップS47でサインを書き込んで立会者画像を重ねた立会調書のデータを、確定したデータとしてロックする(ステップS51)。このとき、データ書き込み部321は、ステップS47でサインを書き込んで立会者画像を重畳した立会調書に確定印を書き込んでから、その立会調書のデータを、確定したデータとしてロックしても良い。ロックされたデータは、外部からの編集は不可能なものとなる。このロック方法ついては、一般的なソフトウェアに具備されている文書の保護機能と同様の機能を用いるもので良い。データ書き込み部321が確定印およびサインを書き込んで立会者画像を重ねた立会調書を書き込みデータとして通信部311が通信ネットワーク400を介して通信端末100,201へ送信する(ステップS52)。なお、通信部311から送信される書き込みデータには、静止画だけではなく、例えば、立会者画像や測定対象物を撮像した動画が含まれるものでも良い。また、登録部331は、データ書き込み部321が確定印およびサインを書き込んで立会者画像を重ねた立会調書を書き込みデータとしてデータベース341に登録する(ステップS53)。なお、このときに、登録部331は、データ書き込み部321がサインを書き込んで立会者画像を重ねた立会調書に、測定対象物を撮像した撮像画像をさらに加えた(重ねた)立会調書を書き込みデータとしてデータベース341に登録しても良い。なお、登録部331に登録される書き込みデータには、静止画だけではなく、例えば、立会者画像や測定対象物を撮像した動画が含まれるものでも良い。
すると、通信端末201の表示部210は、情報処理装置301から送信されてきた書き込みデータを表示する(ステップS54)。また、通信端末100の表示部110は、情報処理装置301から送信されてきた書き込みデータを表示する(ステップS55)。
図19は、ステップS54にて通信端末201の表示部210における表示の一例を示す図である。図19に示すように、図16に示した通信端末201の表示部210における表示と比較して、表示部210には立会調書260に立会者のサイン261が書き込まれ、確定印291が追加されて表示される。さらに、立会調書260に立会者画像262が重ねて表示される。また、撮像画像270が表示されていない。ステップS55にて通信端末100の表示部110における表示についても同じで良い。なお、他の表示例として、撮像画像270についても表示されるものであっても良い。
また、通信端末100が、ステップS55にて表示した表示画面(表示画像)を保存(記憶)するものであっても良い。通信端末100は、いわゆるスクリーンショット等と称される画像を示す画像データを自身が具備するメモリ(記憶部)に記憶する。これにより、通信端末100を所持する作業者が、立会を受けた確証を通信端末100に残すことができる。
なお、ステップS31の処理からステップS55の処理が行われるまでの間、通話部130と通話部230との間にて通話が行われるものであっても良い。この通話は、一般的な電話を用いた通話と同様であっても良く、双方向の通話である。また、通話は音声通話だけではなく、チャット等の文字メッセージのツールを用いた文字通話であっても良い。
このように、立会検査を受ける作業者が所持する通信端末100と、立会者が所持する通信端末201と有し、作業者が測定現場で通信端末100に表示された立会調書に書き込んだデータおよび通信端末100が撮像した画像を通信端末201に表示させ、通信端末201の表示を立会者が閲覧する。これにより、立会者が遠隔で測定内容を確認することができる。さらに、立会者が測定結果の承認(確認の確証)となるサインを通信端末201に書き込むと、サインが書き込まれた立会調書を情報処理装置301が登録する。このとき、通信端末201が立会者の顔を撮像し、撮像した立会者画像も立会調書とともに情報処理装置301が登録する。これにより、立会者画像が示され、承認のサインが書き込まれた立会調書を遠隔で登録することができる。
(他の実施の形態)
通信端末100の入力部120が、測定を行った作業者のサインの入力を受け付けても良い。この場合、表示部110が表示している立会調書の所定の欄への操作に基づいて、入力部120がサインの入力を受け付けても良い。また、通信端末100の表示部110が、図9に示したようなサイン欄を表示し、その表示にしたがって、入力部120がサインの入力を受け付けても良い。情報処理装置300のデータ書き込み部320は、入力部120が受け付けた作業者のサインを立会調書に書き込む。この作業者のサインの入力および書き込みの方法については、上述した立会者のサインの入力および書き込みの方法と同様で良い。
通信端末200の表示部210が、図8に示した保存ボタン190と同様のボタン(立会調書を確定するためのボタン)を表示し、表示されたボタンの押下(選択)の入力が入力部220にて受け付けられると、通信部250から情報処理装置300へ確定通知が送信されるものであっても良い。この場合、通信端末200から確定通知が送信されてくると、データ書き込み部320は、サインが書き込まれた立会調書に確定印を書き込む。この確定印が書き込まれた立会調書のデータは、確定したデータとしてロックされる。ロックされたデータは、外部からの編集は不可能なものとなる。このロック方法ついては、一般的なソフトウェアに具備されている文書の保護機能と同様の機能を用いるもので良い。
以上、各構成要素に各機能(処理)それぞれを分担させて説明したが、この割り当ては上述したものに限定しない。また、構成要素の構成についても、上述した形態はあくまでも例であって、これに限定しない。また、各実施の形態を組み合わせたものであっても良い。
上述した各手段や装置が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を情報処理装置300,301それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを情報処理装置300,301それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。情報処理装置300,301それぞれにて読取可能な記録媒体とは、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、Blu-ray(登録商標) Disc、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの移設可能な記録媒体の他、情報処理装置300,301それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、情報処理装置300,301それぞれに設けられたCPUにて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。