JP7822650B2 - 空気流殺菌装置 - Google Patents
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Description
なお、本願における「殺菌」の語は、微生物、ウイルス等の殺滅の他、それらの不活性化も含めた意味で用いる。
そこで、本発明は、殺菌効率が高く、小型でシンプルな構造の空気流殺菌装置を提供することを目的とする。
そのため、殺菌室の容積を小さくでき、空気の滞留(死水領域)も殆どないことから、殺菌効率が高く、小型でシンプルな構造の空気流殺菌装置を提供することが可能となる。
そのため、殺菌効率が高く、小型でシンプルな構造の空気流殺菌装置を提供することが可能となる。
そのため、殺菌効率が高く、小型でシンプルな構造の空気流殺菌装置を提供することが可能となる。
なお、特許文献1の説明では当該文献中の符号をそのまま使用したため、本発明の説明で使用する符号と一部重複する場合がある。両者を区別するため、特許文献1の説明で使用した符号は「(符号)」のように括弧で囲って使用した。本発明の説明で使用する符号は括弧で囲わずに使用する。
図1は、本発明の空気流殺菌装置の基本コンセプトを説明するために示す図である。図1(a)は本発明の空気流殺菌装置に用いる殺菌室35(容器、縦×横×高さがa×b×h)における空気の流れを説明するために示す図で、図1(b)は比較例の殺菌室35における空気の流れを説明するために示す図である。
図1(a)では死水領域がないが、図1(b)では死水領域136が生ずる。
この説明をする。なお、「死水領域」とは、粘性のある実存流体の物体後流や角をまわる流れにおいて、流れが固体壁から剥がれて渦領域を形成し、時間的平均値をとればほぼ静止した領域のことである(参考:「流体力学(前編)」今井功著、裳華房、1973年)。図1(b)中では、死水領域について、その形状、発生位置、数等を例示的に示している。
空気流が受ける照射光量(J/m2)は、照射光束(W/m2)×照射容器(殺菌室35)内通過時間(sec)であるため、目標とする空気流量Q0(m3/sec)に対して、できる限り通過時間を長くしようとする試みがなされてきた。例えば、殺菌室35(容器)内をいくつかの隔壁に区切って流れを蛇行させたり、殺菌室35(容器)内でラセン流を発生させる等である。
τ=V0/Q0 ・・・(1)
となることが知られている。(W. Kowalski, ”Ultraviolet Germicidal Irradiation Handbook”, Chapter 8, “Airstream Disinfection”、Springer,(2009))。
これについての例として、矩形の容器(殺菌室35)の流れに光を照射する場合を考える(図1(a)、(b)参照)。流れは非圧縮性で定常流であるとする。内部に隔壁などのない場合(図1(a))と次に内部に光を通過させうる平板の隔壁135があって内部の流路を蛇行させている場合(図1(b))を比較する。図1(a)、(b)いずれの場合も流量はQ0(m3/分)であるとする。以下では、容器内の流れ場の影響を検討するために、発光体から照射される直接光の光束(W/m2)分布は容器内で一様であるとする。
Δτi,j=Δhi,j/ vi,j=Δhi,j×ΔSi,j/qi=ΔVi,j/qi ・・・(2)
となる(ΔVi,jはこの微小区間の体積)。
τi=ΣjΔτi,j=ΣjΔVi,j/qi=Vi/qi ・・・(3)
となる(Viはこの流管iの体積)。
ここで、全体の平均通過時間<τ>を各流管134の通過時間の流量qiについての加重平均として導入すると、
<τ>=Σiτi×qi /Q0=(ΣiVi)/Q0 ・・・(4)
となって、ΣiΔVi=V0であることから、式(1)と同じ関係を得る。
図2は、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aの概要を説明するために示す図である。図2(a)は空気流殺菌装置1Aの外観斜視図であり、図2(b)は断面斜視図である。
図3は、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aにおける空気air(「空気」の符号「air」は空気の英語綴りと同じ。)の流れを説明するために示す図であり、空気流殺菌装置1Aの断面を示す図である。わかりやすくするため、矢印を使って一部を抜き出したり拡大したりして図示している。
図4は、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aの空気流入部2を説明するために示す図である。図4(a)は空気流入部2の外観斜視図であり、図4(b)は平面図であり、図4(c)は断面図である。なお、空気流入部2は、「整流部」と記載する場合がある。
図3、図4の一部については、空隙層21を見やすくするため、空気流入部構成材21z該当箇所に斜線を付している(後述の図7、図8でも同様)。
図2~図4に示すように、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aは、空気の流れる主軸方向(空気流入部2と空気流出部4とを結ぶ方向)に延びる殺菌室35を構成する筒状殺菌部3と、殺菌室35内に設けられ、殺菌室35を流れる空気air(空気流)に向けて紫外線を照射可能な発光素子5と、筒状殺菌部3の一方側に設けられ殺菌室35へ空気airを流入させる空気流入部2と、筒状殺菌部3の他方側に設けられ殺菌室35から空気airを流出させる空気流出部4と、を備え、空気流入部2は、主軸方向に延びる同心円状の複数の縦空隙層21aと、各縦空隙層21aに連通し主軸に対し直角をなす副軸方向に広がる裾空隙層21bと、を主要構成要素とする層状に形成された複数の空隙層21を有し、複数の空隙層21は、裾空隙層21bの空気airが縦空隙層21aを通って殺菌室35に等速で流入するように構成されている。
「等速」とは、副軸方向断面におけるどの箇所でも速度が等しい趣旨である。厳密に等速である場合の他に、ほぼ等速である場合を含む。また、どの箇所でも空気airの方向はほぼ主軸方向である。
なお、筒状殺菌部3は円筒形状をしている。
空気流入部2は、筒状殺菌部3(殺菌室35)の一方側(図2では下部)に設けられ殺菌室35へ空気airを流入させる。殺菌室35に流入した空気airは、発光素子5から照射される紫外線で殺菌される。空気流出部4は、筒状殺菌部3の他方側(図2では上部)に設けられ、殺菌室35で殺菌された空気airを外部に流出させる。
なお、本明細書では、殺菌室35の(主軸方向)中央に位置したときの空気流出部4側を上側、上部、上方向、上方、上等と記載し、空気流入部2側を下側、下部、下方向、下方、下等と記載する場合がある。
各空隙層21から殺菌室35に流入する空気airの速度をほぼ同じにするには、各空隙層内の空気流の加速による圧力損失がほぼ等しくなるように、各空隙層21の入口の面積(21S1)/出口の面積(21S2)の比を1.0より大きい所定範囲になるように構成することにより、達成される。
裾空隙層入口21eの面積21S1は、裾空隙層入口21eの間隙幅wと、裾空隙層入口21eの周辺長さと、の積で算出できる。縦空隙層出口21fの面積21S2は、縦空隙層出口21fの間隙幅wと、縦空隙層出口21fの周辺長さと、の積で算出できる。
面積比(21S1/21S2)の範囲は、例えば、1.05~7.0、好ましくは1.05~6.0である。また、この面積比は、最上層(最外郭層。図3,図4等参照。)が最も小さく、最下層方向に向かうにつれて次第に大きくしてもよい。
なお、入口の面積21S1>出口の面積21S2であることが更に好ましい。
ところで、最下層(又は最下層及び最下層近傍の層)の出口の面積21S2は、他の層(最上層等)に比べて小さく、風量が少ない。そのため、殺菌室35内の風速は他の層の風速の影響を受け、その風速に倣った風速になりやすい。
なお、間隙幅wを変えるには、例えば、空気流入部2を構成する空気流入部構成材21z(プラスチック樹脂、金属等)の厚さを変えればよい。
また、間隙幅wが徐々に狭くなるようにせず変えない(間隙幅wを一定に保つ)ようにしてもよい。
実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aにおいては、裾空隙層入口21eから連通部21cに向かって間隙幅wが一定又は徐々に狭くなり、その狭くなった間隙幅wは、縦空隙層21aではそのまま変わらないように構成されている。
錐状部材21d(円錐状部材)の錐形状は円錐、更には、直円錐が好ましい。また、錐状(例えば、円錐)の側面が、凹形状、例えば、なだらかな山裾のように、側面の傾斜が、頂点近くで急で、底面方向にいくにつれて緩やかになるような形状であってもよい。
図4(a)、(b)に示すように、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aでは、複数の空隙層21の間隙幅wを保つため、空隙層21の中にスペーサー21gを設置している。実施形態1では、縦空隙層21aと裾空隙層21bの双方にスペーサー21gを設置しているが、縦空隙層21aだけに設置したり、裾空隙層21bだけに設置してもよい。なお、スペーサー21gは必須ではなく、例えば、空気流入部2を構成する空気流入部構成材21zが形状が崩れない堅固な樹脂、金属等である場合には、スペーサー21gを設けなくてもよい。
空気流入部2は、例えば、3次元CAD(Computer Aided Design)や3次元CG(Computer Graphics)等の3次元ソフトウエアで作成した3次元データを基に断面形状を積層して立体造形し製造する。なお、それぞれ所定形状に加工した部品を積層させることによって複数の空隙層21を含む空気流入部2を製造するようにしてもよい。
図2等に示す筒状殺菌部3は、空気流入部2(筒状殺菌部3の主軸方向の一方の側)と空気流出部4(筒状殺菌部3の主軸方向の他方の側)との間に設けられている。円筒形の筒30内側が殺菌室35を構成する。筒状殺菌部3(筒30)は主軸方向に延びており、それに沿って殺菌室35が設けられている。殺菌室35内には、発光素子5が設けられている(配置されている)。空気流入部2から殺菌室35へ空気airが流入し、発光素子5から殺菌室35を流れる空気air(空気流)に向けて紫外線が照射され空気air中の殺菌をする。
実施形態1では、殺菌室35は、副軸方向断面積が、主軸方向で変わらない、ように構成されている(図2、図3参照)。つまり、図3に示す殺菌室35の内径L2が主軸方向で変わらない(したがって、副軸方向断面積が変わらない)。
副軸方向断面積が、空気流入部2から空気流出部4方向に向かって徐々に小さくなるように構成される例については後述する。
図2等に示すように、殺菌室35の壁(側壁)には光反射部31が形成されている。光反射部31は、(ア)殺菌室35を構成する壁(筒30、内壁)とは別の光反射板(例えば、表面を光反射加工したアルミ板、ステンレス板等)を設置する、(イ)当該壁(筒30の内面)に銀、アルミニウム、銅等の粉末を含む透明塗料、透明接着剤等をスプレー塗布、ハケ塗、銀、アルミ等のスパッタリング等して光反射層を形成する、(ウ)殺菌室35を構成する壁(筒30)をアルミニウム板、銅板、ステンレス板等で構成し、壁側を光反射表面処理(金属表面加工)する、等によって形成する。光反射は、例えば、鏡面反射又は散乱反射にする。
なお、殺菌室35の壁に光反射部31を形成した場合、又は反射するように構成された多孔板6を設けた場合、発光素子5からの直接光と反射光との比率を例えば概1:1となるようにしてもよい。
実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aにおいては、殺菌室35の空気流入部2の近傍又は空気流出部4の近傍に配置される多孔板6を更に備え、この多孔板6は、少なくとも殺菌室35の内部に向かう面が反射するように構成されていることが好ましい。
開孔率(開孔部分の全体面積に占める割合)は、例えば10~60%、好ましくは15~50%、更に好ましくは20~40%である。なお、開孔率が小さい程、光の反射割合は大きくなるが、空気流の圧力損失は大きくなる。
多孔板6が下側にある場合は、空気流入部2に逃げる紫外線が反射され、殺菌室35の空気airに照射される。多孔板6が上側にある場合は、空気流出部4に逃げる紫外線が反射され、殺菌室35の空気airに照射される。
多孔板6が下側及び上側の双方にあり、殺菌室35の壁(側壁)にも光反射部31がある場合には、発光素子5の紫外線を殺菌室35内に閉じ込め、殺菌室35の空気airを紫外線で一層照射できる。
多孔板6が、上側だけにあり下側にない場合には、上側で紫外線で反射される。その一方、殺菌される前の空気airにある細菌、ウイルス等が下側の多孔板6に付着することがない。
実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aにおいては、発光素子5は、直線状又は環状の形状を有することが好ましい。
図面を用いて説明すると、図2等に示す発光素子5は直線状の形状(直線形状)をしている。「直線状」とは、発光素子5を全体的に見たときの形状であり、発光素子5の形状が細長い円筒のような場合(実施形態1)の他、所謂U字管であるが全体的に見ると直線状になっているような場合を含む。発光素子5が環状の形状を有する場合については後述する。
実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aにおいては、発光素子5は、その形状が直線状である場合にその直線方向が、又はその形状が環状である場合にその環で囲まれた面の法線方向が、主軸方向、副軸方向、又はそれらの中間方向となるように(殺菌室35内に)配置されることが好ましい(図2参照)。
図2には、発光素子5が、その形状が直線状である場合にその直線方向が、副軸方向となるように配置される様子が示されている。
発光素子5が、その形状が直線状である場合にその直線方向が、主軸方向、又は主軸方向と副軸方向の中間方向となるように配置する場合や、その形状が環状である場合の配置については、他の実施形態で説明する。
図2(a)、(b)に符号51で示すのは発光素子5の電気接続具である。例えば、水銀灯、エキシマランプ等の発光素子5の電極を電源に接続するためのソケット、プラグ、コネクタ等である。電気接続具51は筒状殺菌部3の外側に設置するのが好ましい。殺菌室35内にあると、死水領域が発生しやすい、紫外線照射の妨げになる、等の理由による。
また、発光素子5の駆動回路を、電気接続具51の一部としたり、あるいは電気接続具51に付随させたりしてもよい(例えば、電気接続具51内に内蔵させる)。
図2等に示す空気流出部4は、排気筒41と、排気筒41内に設置されたファン43と、を主要構成要素とする。ファン43は、ファン取付具43kで排気筒41に取り付けられている。排気筒41は、筒状殺菌部3側が筒状殺菌部3と同じ形をしており、排気筒41内面と殺菌室35内面とが滑らかに繋がっている。排気筒41の、筒状殺菌部3と反対側は、径が徐々に小さくなる円錐形状をしていて、その先が径の小さな円筒となっている。これによって空気流を安定化させる機能を兼ねている。径の小さな円筒箇所にファン43が設置されている。ファン43は、殺菌室35の空気airを排気筒41の外に排気する。
図2(a)に符号71で示すのは、フレーム(フレームの一部)である。主として、空気流入部2の強度を確保するためのものである。ステンレス板、エポキシ樹脂等の強度が大きな材料からなる。フレーム71は、空気流入部2の外側に、その周囲を囲むように設けられている。フレーム71には、空気流通用に複数の空気口が形成されている。図面上ではこれらの空気口は円周方向に延びるように形成されているが、上下方向に延びるように形成してもよい。フレーム71は、裾空隙層入口21eに密着させ、又は裾空隙層入口との間に間隙をあけて設置する。なお、フレーム71は、例えば空気流入部2が堅固な場合には、必ずしも必要ではない。
図5は、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aで筒状殺菌部3内における空気流のシュミレーションを説明するために示す図であり、図5(a)は副軸方向から見たシュミレーション図で、図5(b)は副軸方向の断面シュミレーション図である。ベクトルの方向は、空気流(空気)の方向を示す。空気流の速度は原図ではカラーによって色分けされているが、特許の図面上では白黒表示となっている。原図では殺菌室35内で速度はほぼ同じ色(一色)であり均一である(ベクトルの方向の意味や、原図がカラーであることについては、後述の図12(c)及び図14(b)でも同様)。
また、図5(b)に示すように、空気流入部2側、空気流出部4、及びその中間のいずれの箇所も、断面で見たときに、断面のどの箇所でも空気airの速度(及びその方向)がほぼ同じことが分かる。
図6は、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aの殺菌試験(実験)を説明するために示す図(図表)である。つまり、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aを試験品として、その殺菌性能を測定した結果を示す。試験菌としては、黄色ブドウ球菌を使用した。左側に試験条件(1)~(4)(4種類)を示し、右側に試験結果を示す。左側の試験条件では光源や風量(殺菌室35内の風量)を変えている。光源(発光素子5)としては、直線状の低圧水銀灯(岩崎電気製、UGL15-2)を用いた。この低圧水銀灯を、円筒形の殺菌室35内に、副軸方向に(ほぼ主軸芯の近傍を通るように)2本平行に配置すると共に、主軸方向からみたときにそれらと直交して十字形となるように更に1本配置した(計3本配置した)。殺菌室35内の風量は図6に記載通りである。
殺菌室35は、内径(直径)約30cm、高さ約40cmの円筒形状をしている。空気流入部2は、外径(直径)約40cm、高さ約20cmの円筒形状をしている。空隙層21は6層である。
この試験結果から明らかなように、優れた殺菌効果が得られた。
実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aによれば、同心円状の空隙層21が複数設けられた空気流入部2から殺菌室35に空気airが流入するが、空気流入部2は、同心円状の複数の縦空隙層21aと、各縦空隙層21aに連通し副軸方向に広がる裾空隙層21bと、を主要構成要素とする層状に形成された複数の空隙層21を有し、複数の空隙層21は、裾空隙層21bの空気airが縦空隙層21aを通って筒状殺菌部3に主軸方向に等速で流入するように構成されているため、殺菌室35内に死水領域が殆どなく殺菌室35内を一様流となって流れる空気air(空気流)が、直線状の発光素子によって紫外線照射される。
そのため、殺菌室35に流入した空気の殺菌効率が高い。また、殺菌室35内の流れに死水領域が殆どないため、小型でシンプルな構造の空気流殺菌装置1Aを提供することが可能となる。例えば、可搬型、又は容易に移動可能な装置とすることも可能である。
図7は、実施形態2に係る空気流殺菌装置1Bを説明するために示す図である。直線状の発光素子5を、殺菌室35内で、発光素子5の直線方向が筒状殺菌部3(殺菌室35)の主軸方向となるように配置したことを示す図で、図7(a)は細長い直線状の発光素子5を用いた場合を示し、図7(b)はU字形であるが全体としては直線状の発光素子5を用いた場合を示し、図7(c)は直線状の発光素子5を吊り下げた場合を示す。
上記以外の点については、実施形態2においても実施形態1で説明した態様をそのまま適用する。
実施形態2に係る空気流殺菌装置1Bによれば、直線状の発光素子5が、その直線方向が筒状殺菌部3(殺菌室35)の主軸方向となるように配置されるため、空気airは殺菌室35内を下から上に移動する間中、(殺菌室35の副軸方向断面の)同心円中央部の発光部を中心とする照射強度の強い紫外線で殺菌される。
なお、実施形態2に係る空気流殺菌装置1Bは、直線状の発光素子5の配置以外の点については実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるため、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aが有する効果のうち、該当する効果を有する。
図8は、実施形態3に係る空気流殺菌装置1Cを説明するために示す図である。
実施形態3に係る空気流殺菌装置1Cは、基本的には、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるが、殺菌室35内で、直線状の発光素子5を、その直線方向が筒状殺菌部3(殺菌室35)の主軸方向と副軸方向の中間方向となるように配置した点が異なる(実施形態1では副軸方向に配置)。
上記以外の点については、実施形態2においても実施形態1で説明した態様をそのまま適用する。
実施形態3に係る空気流殺菌装置1Cによれば、直線状の発光素子5が、その直線方向が筒状殺菌部3(殺菌室35)の主軸方向と副軸方向の中間方向となるように配置されるため、殺菌室35(筒30)の形状又は大きさが同じ場合、一層長い発光素子5を殺菌室35内に配置することが可能となる。そして、殺菌室35内の空気airが、長い発光素子5による照射強度の強い紫外線で殺菌されるため、一層効率のよい殺菌が可能となる。
なお、実施形態3に係る空気流殺菌装置1Cは、直線状の発光素子5の斜め配置以外の点については実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるため、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aが有する効果のうち、該当する効果を有する。
図9は、実施形態4に係る空気流殺菌装置1Dを説明するために示す図である。
実施形態4に係る空気流殺菌装置1Dは、基本的には、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるが、実施形態1では直線状の形状を有する発光素子5を用いたのに対し、実施形態4では環状の形状を有する発光素子5を用いた点が異なる。
なお、環で囲まれた面の法線方向が、副軸方向、又は主軸方向と副軸方向の中間方向、となるように配置してもよい(図示省略)。
上記以外の点については、実施形態4においても実施形態1で説明した態様をそのまま適用する。
実施形態4に係る空気流殺菌装置1Dによれば、発光素子5が環状の形状を有するため、殺菌室35を流れる空気airに対してムラなく照射することが一層容易になる。
なお、実施形態4に係る空気流殺菌装置1Dは、発光素子5の形状が環状であること、及びその配置以外の点については実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるため、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aが有する効果のうち、該当する効果を有する。
図10は、実施形態5に係る空気流殺菌装置1Eを説明するために示す図であり、空気流殺菌装置1Eの断面を示す。
実施形態5に係る空気流殺菌装置1Eは、基本的には、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるが、実施形態1では殺菌室35は副軸方向断面積が主軸方向で変わらなかったのに対し、実施形態5では空気流入部2から空気流出部4方向に向かって徐々に小さくなる、ように構成されている点が異なる。
上記以外の点については、実施形態5においても実施形態1で説明した態様をそのまま適用する。
実施形態5に係る空気流殺菌装置1Eによれば、殺菌室35内を流れる空気airの流れを一層安定化させることが可能となる。
なお、実施形態5に係る空気流殺菌装置1Eは、殺菌室35の副軸方向断面積が空気流入部2から空気流出部4方向に向かって徐々に小さくなる、ように構成されている以外の点については実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるため、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aが有する効果のうち、該当する効果を有する。
図11は、実施形態6に係る空気流殺菌装置1Fを説明するために示す図である。図11(a)は空気流殺菌装置1Fの断面正面図であり、図11(b)は断面斜視図である。
実施形態6に係る空気流殺菌装置1Fは、基本的には、実施形態5に係る空気流殺菌装置1E(図10参照)と同様であるが、実施形態5では空気流入部2を構成する空隙層21が複数であるのに対し、実施形態6では空隙層21が1つ(いわば、空気流入部2を、図10に示す複数の空隙層21の中の最下層で構成したようなもの)である点が異なる。
図11(b)で符号72で示すのは、筒状殺菌部3を支える補強柱である。筒状殺菌部3を囲むように、筒状殺菌部3の周囲に1つ又は複数設けられる。補強柱72は必須の構成部材ではない。
錐状部材21dは円錐形状をしている。錐状部材21dは、空気流入部2の中央に、その頂点が、下側の多孔板6の近く(多孔板6より少し下、又は多孔板6に接する所)に位置するように構成されている。換言すると、錐状部材21dはその頂点が殺菌室35に入らないように構成されている。
(なお、後述するように、錐状部材21dの頂点が殺菌室35に入らないように構成しても、殺菌室35に入るように構成してもよい。)
実施形態6に係る空気流殺菌装置1Fにおいては、空隙層21と殺菌室35との接続部近傍(接続部を含む周辺部)で、空隙層21の外側内壁21iと殺菌室内壁35iとが、副軸方向から主軸方向になだらかに方向を変えるように構成されている。つまり、当該接続部近傍に角に丸みがついたR形成部21r(角に丸みがついた丸まった面)が設けられている。
実施形態6に係る空気流殺菌装置1Fにおいては、発光素子5としてLED素子が使用され、当該LED素子は殺菌室内壁35iに沿って配置されている(本明細書では、「用い」ると、「使用」するとは、ほぼ同意語として使っている)。
複数の発光素子5(LED素子)は、細長いフレキシブル基板よりなるLED搭載基板56に搭載されている。当該LED搭載基板56は、LED素子配置方向(LED搭載基板56の長手方向)を主軸方向にして、殺菌室内壁35iに貼り付け、ビス止め等で設置されている。そのため、複数の発光素子5(LED素子)は主軸方向に沿って配置され(以下、「縦配置」という場合がある)、発光素子5から殺菌室35の内側に向けて紫外線が照射される。
発光素子5を搭載したLED搭載基板56は、2以上設けることが好ましい。例えば、2つの場合は、殺菌室内壁35iの、主軸を挟んだ対向位置に設置する。3つ以上の場合は、主軸を中心とする円周(殺菌室内壁35i)の等分割した角度位置に設置する。図11(a)、(b)では、LED搭載基板56を1つだけ図示して、その他のLED搭載基板56は図示を省略している。
なお、半田付けの代わりに、導電接着剤による接着、ワイヤーボンディング等を用いてもよい。
また、チップLEDの代わりに、所謂、砲弾型LED、FluxLED、又はCOB(チップオンボード)LEDを使用してもよい。又は、LEDが形成されたシリコン基板を使用してもよい。
このようにすると絶縁性が向上する。また、発光素子5の配置や、LED搭載基板56の設置は、殺菌室35の中の空気の流れに殆ど影響を与えないが、発光素子5(LED素子)の配置やLED搭載基板56の設置による凹凸の影響を一層低減できる。
(後述する図12(b)の空気流殺菌装置1Gにも[発光素子5(LED素子使用)]欄の説明が適用される。)
実施形態6に係る空気流殺菌装置1Fによれば、空気流入部2の裾空隙層21bに流入した空気airは、錐状部材21dによって殺菌室35の方へ方向を変え、縦空隙層21aを通って殺菌室35に案内され、副軸方向断面積が徐々に小さくなるように構成された殺菌室35の中を空気流出部4の方へ流れるため、殺菌室35の中で滞留(死水領域)を殆ど生じさせることなく、発光素子5から照射される紫外線で殺菌される。
そのため、殺菌効率が高く、小型でシンプルな構造の空気流殺菌装置1Fにすることが可能である。
また、例えば、水銀を用いないことで当該環境問題を回避することが可能となる。
また、当該LED素子(発光素子5)が殺菌室内壁35iに沿って配置されていると、殺菌室35の中を流れる空気に周りから紫外線を照射して殺菌することが可能である。
実施形態1(~4)のように複層の空隙層21で構成すると、殺菌室35の中で滞留(死水領域)を殆ど生じさせない流れを生じさせることが可能となるが、実施形態6では、その代わりに、空気流入部2を、最下層の空隙層21で構成する(言い換えると、最下層の空隙層21を空気流入部2に対して相対的に拡大して構成する)簡素化した構造としたものである。簡素化に伴い、中心の錐状部材21dの、空隙層21に対する相対的な大きさも増大させている。
更に、実施形態1(~4)と同様に、殺菌室35の中で滞留(死水領域)を殆ど生じさせない流れを生じさせるため、殺菌室35は、副軸方向断面積が、空気流入部2から空気流出部4の方向に向かって徐々に小さくなるように構成している。
このようにすることで、空気流入部2を簡素化したにもかかわらず、複層の空隙層21で構成した場合と同様に、滞留(死水領域)を殆ど生じさせない流れをつくりだすことを可能とする。
図12は、実施形態7に係る空気流殺菌装置1Gを説明するために示す図である。図12(a)は空気流殺菌装置1Gの断面正面図であり、図12(b)は断面斜視図であり、図12(c)は空気流のシュミレーションを説明するために示す図である。
実施形態7に係る空気流殺菌装置1Gは、基本的には、実施形態6に係る空気流殺菌装置1Fと同様であるが、実施形態6では錐状部材21d(円錐形状)はその頂点が殺菌室35の近くに位置するように構成されているのに対し、実施形態7では錐状部材21dの頂点が殺菌室35の内部に位置するように殺菌室35の内部に突き出して構成されている点が異なる(図12(a)、(b)参照)。
図13(a)、(b)は、それぞれ、実施形態7に係る空気流殺菌装置1Gの変形例を説明するために示す図である。これらは、基本的には図12に示す空気流殺菌装置1Gと同様であるが、発光素子5であるLED素子の配置が異なる。
発光素子5等に関する実施形態6の[発光素子5(LED素子使用)]欄の説明は、発光素子5の配置以外の点については、基本的に、図13(a)、(b)の空気流殺菌装置1Gにも同様に適用される。
複数のLED素子(発光素子5)は、細長いLED搭載基板56に搭載され、当該LED搭載基板56が主軸を取り巻く環状となるように、殺菌室内壁35iに設置されている。
殺菌室35の中を主軸方向に流れる空気は、主軸を取り巻く環状となるように配置された複数のLED素子(発光素子5)から主軸方向に照射される紫外線で殺菌される。
なお、図13(a)には、発光素子5を搭載したLED搭載基板56を1つだけ図示しているが、複数のLED搭載基板56を主軸方向に沿った位置を異ならせて配置してもよい。
なお、細い柱状に形成されたLED搭載基板56は、錐状部材21dの上に取り換え可能に設置してもよい。取り換え可能にすると、細い柱状の形状が異なるもの、発光素子5の配置を変えたもの、等と交換することが容易である。
図13(b)の空気流殺菌装置1Gでの空気の流れも、図12(c)に示すシュミレーション図とほぼ同様である。これは、殺菌室35の中心に設置するLED搭載基板56が細いため、滞留(死水領域)が殆ど発生しないからである(図14を用いて後述する実施形態8に係る空気流殺菌装置1Hでも同様)。そのため、殺菌室35の中央に主軸方向に延びる細い柱状のLED搭載基板56があっても、その影響は殆どない。
実施形態7に係る空気流殺菌装置1Gによれば、錐状部材21dの頂点を殺菌室35の内部に位置するように殺菌室35の内部に突き出して構成すれば、空隙層21に流入した空気が錐状部材21dによって殺菌室35の内部までより滑らかに案内される故に、滞留(死水領域)を一層生じさせ難い。
図14は、実施形態8に係る空気流殺菌装置1Hを説明するために示す図である。図14(a)は空気流殺菌装置1Hの断面正面図であり、図14(b)は空気流のシュミレーションを説明するために示す図である。
実施形態8に係る空気流殺菌装置1Hは、基本的には、実施形態7に係る空気流殺菌装置1Gと同様であるが、実施形態7では発光素子5としてLED素子を用いるのに対し、実施形態8では直線状の発光素子5を用いる点が異なる。直線状の発光素子5は、所定の径を有する蛍光管のような管である。
つまり、実施形態8に係る空気流殺菌装置1Hでは、発光素子5として直線状の発光素子が用いられ、当該直線状の発光素子は前記主軸方向に沿って配置(以下、「直線状中心配置」という場合がある。)されている。
なお、上述したように、殺菌室35の中で、主軸方向に沿って配置された発光素子5(主軸方向に沿って直線状に延びる発光素子5)は、殺菌室35の空気の流れに殆ど影響を与えない。
また、必要に応じて、図14(a)に示した、先端をブリッジで繋いだ発光素子5を複数用いてもよい(設置してもよい)。
実施形態8に係る空気流殺菌装置1Hによれば、発光素子5として直線状の発光素子が用いられ、前記直線状の発光素子は主軸方向に沿って配置されているため、殺菌室35の中を移動する空気を、中央(主軸側)から放射状に紫外線照射することによって、効率的に殺菌することが可能となる。
なお、直線状の発光素子5として蛍光管のような管形状のものを用いると、当該形状のものは様々な種類のものが市販されているため入手しやすい。また、広い管面積を利用して照射光量を増やし、殺菌力を高めることも可能である。
また、発光素子5の配置については、実施形態7~8(図12~図14参照)の配置を組み合わせてもよい。
例えば、発光素子5としてLED素子を使用し、発光素子5の配置を、縦配置と中心配置とを組合せた配置、環状配置と中心配置とを組合せた配置、又は螺旋配置と中心配置とを組合せた配置にする。その場合、発光素子5の配置を、双方とも縦配置にする、環状配置にする、一方を縦配置にして他方を環状配置にする、等の配置としてもよい。
または、発光素子5として、LED素子と直線状の発光素子5(実施形態8,図14参照)とを使用し、直線状中心配置と縦配置とを組合せた配置、直線状中心配置と環状配置とを組合せた配置、又は直線状中心配置と螺旋配置とを組合せた配置にしてもよい。
なお、[実施形態7]以降、本文の前までの説明は、錐状部材21dの頂点位置が異なる実施形態6にも、適用することができる。その場合、錐状部材21dは、その頂点位置が図11に示すように低いとして、それ以外の説明はそのまま適用する。
そのため、殺菌効率が高く、小型でシンプルな構造の空気流殺菌装置(1A~1H)にすることが可能である。
図15は、実施形態9に係る空気流殺菌装置1Iを説明するために示す図である。
実施形態9に係る空気流殺菌装置1Iは、基本的には、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるが、多孔板6が複数積層され、積層された複数の多孔板6は、少なくとも一部の開口部65と非開口部66とがオーバーラップする(重なる)ように構成されている点が異なる。
上記以外の点については、実施形態9においても実施形態1で説明した態様をそのまま適用する。
実施形態9に係る空気流殺菌装置1Iによれば、多孔板6が複数積層され、積層された複数の多孔板6は、少なくとも一部の開口部65と非開口部66とがオーバーラップする(重なる)ように構成されているため、ある多孔板の開口部65に入った紫外線は、他の多孔板の非開口部66で反射される。そのため、開口部65から紫外線が逃げるのを抑制した効率の良い殺菌をすることが一層可能となる。
なお、実施形態9に係る空気流殺菌装置1Iは、複数の多孔板をオーバーラップして配置する以外の点については実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aと同様であるため、実施形態1に係る空気流殺菌装置1Aが有する効果のうち、該当する効果を有する。
実施形態10は、空気流殺菌装置1Aを用いた空気殺菌システムの実施形態である(図示省略)。空気殺菌システムは、空気流殺菌装置1Aと、空気流殺菌装置1Aから流出する殺菌された空気を案内する空気案内とを備える。空気流殺菌装置1Aは、例えば、円形、四角形等の食事テーブル、会議テーブル、医師と患者が向かい合う机、それらの近傍の床面等に設置される。空気流殺菌装置1Aは、図2に示す姿勢で設置してもよいが、横置きに設置してもよい。空気流殺菌装置1Aの空気流出部4から上方に出る殺菌された空気airは、下に凹面を向けたガイド面を有するパラソル、傘、殺菌された空気airを吹き出す空気ダクト等の空気案内によって、目的の場所に吹き付けられる。
上記空気殺菌システムによれば、例えば、病人から出た呼気は、空気流殺菌装置1Aの空気流入部2から吸引され、殺菌室35で殺菌され、空気流出部4から上方に殺菌されて放出されるが、空気案内によって所定の場所に案内される。そのため、例えば(1)複数人と一緒に食事する場合に清潔な環境下で食事でき感染リスクを低減できる、(2)会議をする場合に、感染リスクを低減できる、(3)医療現場では診療時に医師(医療従事者)と患者は対面状態になるが、患者などから放出される菌やウイルスをその場で吸引して殺菌すること、また殺菌された清浄な空気を医師周辺に連続的に吹き出して、医師の安全を確保することができる。といった(1)~(3)の少なくとも1つが可能となる。
また、複数の直線状の発光素子5を同じ方向に配置してもよい。この場合、異なる設置高さ位置に配置する、又は同じ設置高さ位置に配置する(例えば平行に配置する)ようにしてもよい。
また、図2に示す姿勢で使用してもよいが、上下を逆にした姿勢や、横にした姿勢で使用してもよい。
Claims (18)
- 空気の流れる主軸方向に延びる殺菌室を構成する筒状殺菌部と、
前記殺菌室内に設けられ、前記殺菌室を流れる空気流に向けて紫外線を照射可能な発光素子と、
前記筒状殺菌部の一方側に設けられ前記殺菌室へ空気を流入させる空気流入部と、
前記筒状殺菌部の他方側に設けられ前記殺菌室から空気を流出させる空気流出部と、
を備え、
前記空気流入部は、
前記主軸方向に延びる同心円状の複数の縦空隙層と、前記各縦空隙層に連通し前記主軸に対し直角をなす副軸方向に広がる裾空隙層と、を主要構成要素とする層状に形成された複数の空隙層を有し、前記複数の空隙層は、前記裾空隙層の空気が前記縦空隙層を通って前記殺菌室に等速で流入するように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項1の空気流殺菌装置において、
前記空気流入部の前記裾空隙層のある箇所の前記副軸方向断面の外径が、
前記殺菌室の前記空気流入部から前記空気が流入する箇所の前記副軸方向断面の内径より大きいように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項1の空気流殺菌装置において、
前記複数の空隙層は、裾空隙層入口の面積と、縦空隙層出口の面積と、の比が所定範囲内であるように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項3の空気流殺菌装置において、
前記裾空隙層は、前記裾空隙層入口から、前記裾空隙層と前記縦空隙層との連通部に向かってその間隙幅が一定又は徐々に狭くなるように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。
- 請求項1の空気流殺菌装置において、
前記縦空隙層はその間隙幅が変わらないように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項4の空気流殺菌装置において、
同心円状の中央の前記空隙層には、前記連通部に、前記縦空隙層出口の方向に頂点がある錐状部材が設けられている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項1の空気流殺菌装置において、
前記殺菌室は、前記副軸方向断面積が、前記主軸方向で変わらない、又は前記空気流入部から前記空気流出部方向に向かって徐々に小さくなる、ように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項1の空気流殺菌装置において、
前記殺菌室の前記空気流入部近傍又は前記空気流出部近傍に配置される多孔板を更に備え、
前記多孔板は、少なくとも前記殺菌室の内部に向かう面が反射するように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項8の空気流殺菌装置において、
前記多孔板が複数積層され、前記積層された複数の多孔板は、少なくとも一部の開口部と非開口部とがオーバーラップするように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項1の空気流殺菌装置において、
前記発光素子は、直線状又は環状の形状を有する
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項10の空気流殺菌装置において、
前記発光素子は、その形状が直線状である場合にその直線方向が、又はその形状が環状である場合にその環で囲まれた面の法線方向が、前記主軸方向、前記副軸方向、又はそれらの中間方向となるように配置される
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項10の空気流殺菌装置において、
前記発光素子として、複数の直線状の発光素子を用い、前記複数の発光素子は前記主軸方向からみたとき交差するように配置される
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 空気の流れる主軸方向に延びる殺菌室を構成する筒状殺菌部と、
前記殺菌室内に設けられ、前記殺菌室を流れる空気流に向けて紫外線を照射可能な発光素子と、
前記筒状殺菌部の一方側に設けられ前記殺菌室へ空気を流入させる空気流入部と、
前記筒状殺菌部の他方側に設けられ前記殺菌室から空気を流出させる空気流出部と、
を備え、
前記空気流入部は、
前記主軸方向に延びる縦空隙層と、前記各縦空隙層に連通し前記主軸に対し直角をなす副軸方向に広がる裾空隙層と、前記他方側の方向に頂点があるように中央部に設けられた錐状部材と、を主要構成要素とする空隙層を有し、前記裾空隙層の空気が前記錐状部材によって案内され前記縦空隙層を通って前記殺菌室に流入するように構成され、
前記殺菌室は、前記副軸方向断面積が、前記空気流入部から前記空気流出部方向に向かって徐々に小さくなるように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項13の空気流殺菌装置において、
前記空隙層と前記殺菌室との接続部近傍で、前記空隙層の外側内壁と前記殺菌室内壁とが、前記副軸方向から前記主軸方向になだらかに方向を変えるように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項13の空気流殺菌装置において、
前記錐状部材は、前記頂点が前記殺菌室の内部に位置するように前記殺菌室の内部に突き出して構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項13の空気流殺菌装置において、
前記発光素子としてLED素子が用いられ、前記LED素子は前記殺菌室の内壁に沿って配置されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 請求項13の空気流殺菌装置において、
前記発光素子として直線状の発光素子が用いられ、前記直線状の発光素子は前記主軸方向に沿って配置されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。 - 空気の流れる主軸方向に延びる殺菌室を構成する筒状殺菌部と、
前記殺菌室内に設けられ、前記殺菌室を流れる空気流に向けて紫外線を照射可能な発光素子と、
前記筒状殺菌部の一方側に設けられ前記殺菌室へ空気を流入させる空気流入部と、
前記筒状殺菌部の他方側に設けられ前記殺菌室から空気を流出させる空気流出部と、
を備え、
前記空気流入部は、
前記主軸方向に延びる縦空隙層と、前記各縦空隙層に連通し前記主軸に対し直角をなす副軸方向に広がる裾空隙層と、を主要構成要素とする空隙層を有し、前記空隙層は、前記裾空隙層の空気が前記縦空隙層を通って前記殺菌室に流入するように構成されている
ことを特徴とする空気流殺菌装置。
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