本発明は、シャッターに関するものである。
開口幅方向に延びる複数の骨材と、前記複数の骨材に設けられたシートと、からなるシャッターカーテンを備え、シャッターカーテンの下端に吊持ワイヤを固定し、シャッターカーテン開放時には、吊持ワイヤを巻き取ることで、骨材を重ねながらシートを折り畳むようにしてシャッターカーテンを引き上げて開放するようにしたシャッター装置が提案されている(特許文献1、2)。
このようなシャッターによって、高さ方向において異なる開口幅を備えた開口部を開閉したい場合がある。例えば、上側部位が幅広で下側部位が幅狭の開口部を開閉するためには、幅広の上側部位と幅狭の下側部位とを含むシャッターカーテンを用意する必要がある。ここで、下側部位の幅方向両端部を案内するガイドレールを、上側部位に固定した可動ガイドレールと、躯体に固定した固定ガイドレールとで構成したい場合があり、シャッターカーテンの閉鎖時には、可動ガイドレールの下端と固定ガイドレールの上端を一致させる必要がある。
特開平2-74780
特開平9-189177
本発明は、シャッターカーテンの幅方向両端部を案内するガイドレールを、上側の可動ガイドレールと、下側の固定ガイドレールとで構成する場合に、可動ガイドレールの下端と固定ガイドレールの上端を一致させる手段を提供することを目的とする。
本発明が採用した技術手段は、
シャッターカーテンは、幅広の上側部位と、幅狭の下側部位と、を含み、
前記上側部位は、複数の長尺骨材と、前記複数の長尺骨材に設けられた幅広シートと、からなり、
前記下側部位は、複数の短尺骨材と、前記複数の短尺骨材に設けられた幅狭シートと、からなり、
前記下側部位の幅方向両端部を高さ方向に案内する下側ガイドレール(G2、G3)は、
躯体に設けられた固定ガイドレール(G2)と、前記固定ガイドレールの直上に位置し、前記上側部位に設けられた可動ガイドレール(G3)と、を備え、
前記シャッターカーテンの閉鎖時に、前記可動ガイドレールの下端と前記固定ガイドレールの上端を位置合わせするガイド手段を備えている、
シャッター、である。
1つの態様では、前記下側ガイドレールは、前記下側部位の幅方向端部を案内する第1ガイドレールと、前記幅狭シートを案内する第2ガイドレールと、を備え、
前記ガイド手段は、
前記可動ガイドレールの第1ガイドレールの下端と、前記固定ガイドレールの第1ガイドレールの上端とを位置合わせする第1ガイド手段と、
前記可動ガイドレールの第2ガイドレールの下端と、前記固定ガイドレールの第2ガイドレールの上端とを位置合わせする第2ガイド手段と、
前記上側部位の下端が当接もしくは近接する中間床面に設けられ、前記上側部位の下端の見込方向もしくは/および見付方向の位置決めを行う第3ガイド手段と、からなる3つのガイド手段の1つあるいは複数のガイド手段を含む。
1つの態様では、前記ガイド手段は、前記第1ガイド手段、前記第2ガイド手段、前記第3ガイド手段を含み、
前記シャッターカーテンの閉鎖時に、前記第3ガイド手段、前記第1ガイド手段、前記第2ガイド手段の順で位置合わせが実行される。
1つの態様では、前記幅狭シートは、前記下側部位の第1見付面を形成する第1幅狭シートと、前記下側部位の第2見付面を形成する第2幅狭シートと、からなり、
前記短尺骨材の幅方向両端部には、ガイド受部が形成されており、
前記第1ガイドレールは、前記下側部位の見込幅の略中央に位置して躯体から見付方向に突出し、
前記第2ガイドレールは、平面視において前記第1ガイドレールを挟むように位置して躯体から見付方向に突出する一対の第2ガイドレールであり、
前記ガイド受部に前記第1ガイドレールが受け入れられており、一方の第2ガイドレールの外側に第1幅狭シートの幅方向両端部位が位置し、他方の第2ガイドレールの外側に第2幅狭シートの幅方向両端部位が位置している。
1つの態様では、前記第1ガイド手段は、前記可動ガイドレールの第1ガイドレールの下端と、前記固定ガイドレールの第1ガイドレールの上端とのいずれか一方に設けた第1ガイド部材と、他方に設けた被係止部と、からなる。
この態様では、第1ガイド部材と被係止部が当接(係止)した状態で、前記可動ガイドレールの第1ガイドレールの下端と、前記固定ガイドレールの第1ガイドレールの上端の見込方向の位置決めが行われる。
1つの態様では、前記第1ガイド部材と前記被ガイド部は、前記第1ガイドレールの基端側部位(躯体に近い側)に設けてある。
1つの態様では、前記第1ガイド部材は一対の傾斜片(第1ガイド片)を備え、前記被係止部は一対の傾斜面である。
1つの態様では、前記第1ガイド部材は、前記可動ガイドレールの第1ガイドレールの下端に設けられ、前記被係止部は、前記固定ガイドレールの第1ガイドレールの上端に設けられる。
1つの態様では、前記第2ガイド手段は、前記可動ガイドレールの第2ガイドレールの下端と、前記固定ガイドレールの第2ガイドレールの上端とのいずれか一方から垂直方向に突出する第2ガイド部材(第2ガイド片)と、他方に設けた第2ガイド部材(第2ガイド片)の挿入部と、からなる。
この態様では、前記可動ガイドレールの第2ガイドレールの下端と、前記固定ガイドレールの第2ガイドレールの上端が当接し、かつ、第2ガイド部材が挿入部に挿入(係止)した状態で、前記可動ガイドレールの第2ガイドレールの下端と、前記固定ガイドレールの第2ガイドレールの上端の見込方向及び見付方向の位置決めが行われる。
1つの態様では、前記可動ガイドレール及び前記固定ガイドレールには高さ方向に延びるポケット部が形成されており、前記第2ガイド部材は、基端側部位を一方のガイドレールのポケット部に挿入させた状態で固定されており、他方のガイドレールのポケット部が挿入部を形成している。
1つの態様では、前記上側部位には、前記可動ガイドレールの側方に位置して中間部位を備えており、
前記第3ガイド手段は、前記中間部位の下端が当接もしくは近接する中間床面に設けられ、前記中間部位の下端の見込方向もしくは/および見付方向の位置決めを行うものである。
1つの態様では、前記中間部位は、幅方向に離間して設けられた第1中間部位と第2中間部位とを含み、
前記第1中間部位と前記第2中間部位の間には、前記下側部位の幅寸法に対応する空間が形成されており、
前記中間ガイドレールの一方は、前記第1中間部位に支持されており、他方は、前記第2中間部位に支持されている。
1つの態様では、前記第1中間部位及び前記第2中間部位の下端と、前記可動ガイドレールの下端は略同じ高さ位置にある。
1つの態様では、前記第3ガイド手段は、見込方向に傾斜する一対の傾斜面からなる第1傾斜面セットを備えており、
前記上側部位の第1被ガイド部が、前記第1傾斜面セットに案内されることで、前記上側部位の見込方向の位置決めが行われる。
1つの態様では、前記第3ガイド手段は、見付方向に傾斜する複数の傾斜面(見付方向に離間する少なくとも2つの第3ガイド部材のそれぞれの傾斜面)からなる第2傾斜面セットを備えており、前記第2傾斜面セットは、異なる方向に傾斜する傾斜面を含んでおり、
前記上側部位の第2被ガイド部が、前記第2傾斜面セットに案内されることで、前記上側部位の見付方向の位置決めが行われる。
本発明によれば、幅広の上側部位と幅狭の下側部位とを備えたシャッターカーテンの下側部位の幅方向両端部を案内するガイドレールを、上側の可動ガイドレールと、下側の固定ガイドレールとで構成する場合に、可動ガイドレールの下端と固定ガイドレールの上端を位置合わせするガイド手段を提供することができる。
第1実施形態に係るシートシャッターの正面図(開口部全閉状態)である。
第1実施形態に係るシートシャッターの正面図(開口部全開状態)である。
第1実施形態に係るシートシャッター平面図及び正面図の上端部位である。
図1の縦断面図である。
第1実施形態に係るシャッターカーテンの側面図(開口部全閉状態)である。
図2の縦断面図である。
第1実施形態に係るシャッターカーテンの側面図(開口部全開状態)である。
本実施形態に係る骨材の側面図である。
本実施形態に係る骨材の幅方向両端部に設けられるガイドプレートを示す。
本実施形態に係るシートシャッターの幅方向端部の平面図である。
上図は図10の縦断面図、下図は図10の正面図である。
図1のシート幅方向端部(骨材とシート押え部材)の部分拡大図である。
図4の骨材部分の部分拡大図である。
ボトム部材の平面図(A)、B方向から見た正面図(B)、C方向から見た正面図(C)である。
図14の左側部位の部分拡大図である。
図14の右側部位の部分拡大図である。
ボトム部材の上側被ガイド部、ワイヤ固定部、下側被ガイド部の横断面図である。
本実施形態に係るガイドレールを示し、右図は第1ガイドレール、左図は第2ガイドレールである。
図17の上側被ガイド部の部分拡大図である。
図17のワイヤ固定部の部分拡大図である。
図17の下側被ガイド部の部分拡大図である。
図1のシート幅方向端部(ボトム部材の上側フレームとシート押え部材)の部分拡大図である。
ボトム部材の端部プレート組立体を示す図である。
図4の全閉姿勢にあるシャッターカーテンの下方部位の側面図である。
ボトム部材の端部プレートに設けた一対のワイヤ固定部の高さ位置が異なる態様を示す。
図4の上方の巻取装置を示す部分拡大図である。
図3の平面図の部分拡大図である。
第1実施形態に係るシートシャッターの上方部位の部分拡大平面図であって、上限リミットスイッチ及びエマージェンシースイッチを示している(梁H、載置プレートPは省略されている)。
シートシャッター(開口部全開状態)の上方部位の縦断面図であり、上限リミットスイッチのOFF状態を示している。
シートシャッター(開口部全開状態)の上方部位の縦断面図であり、エマージェンシースイッチのOFF状態を示している。
ボトムロック機構のロック装置の操作部及び係止部を示す(屋内側から見た図である)。
ボトムロック機構のロック装置を示す(図30を右から見た図ないし図32を左から見た図である)。
ボトムロック機構を示し、実線で示す係止部がロック位置、二点鎖線で示す係止部が非ロック位置である。
ボトム部材の幅方向端部の横断面図であり、ボトムロック機構を示している。
全開状態にあるシャッターカーテンの骨材とボトム部材の重畳状態を示す部分縦断面図である。
第1実施形態に係るシートを示す正面図である。
第2実施形態に係るシートシャッターの正面図(開口部全閉状態)である。
第2実施形態に係るシートシャッターの正面図(開口部全開状態)である。
第2実施形態に係るシートシャッター平面図及び正面図の上端部位である。
図38の部分拡大図である。
図36の縦断面図であり、左図は上側部位及び中間部位の縦断面図、右図は上側部位及び下側部位の縦断面図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの側面図(開口部全閉状態)である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位及び中間部位の縦側面図(開口部全閉状態)である。
図37の縦断面図であり、左図は上側部位及び中間部位の縦断面図、右図は上側部位及び下側部位の縦断面図である。
第2実施形態に係るシートシャッターの開口部全開状態における中間ガイドレール3と折り畳まれた下側部位(重畳するボトム部材と骨材)との位置関係を示す図である(折り畳まれたシートは省略されている)。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの縦断面図(開口部全開状態)であり、左図は上側部位及び中間部位の縦断面図、右図は上側部位及び下側部位の縦断面図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンによって開閉される開口の中間開口の見付幅方向の第1側の部分拡大図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンによって開閉される開口の中間開口の見付幅方向の第2側の部分拡大図である。
図45に示す中間開口の見付幅方向の第1側の閉鎖状態を示す図である。
図46に示す中間開口の見付幅方向の第2側の閉鎖状態を示す図である。
中間部位(第2中間部位)のパネル本体を示す図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位の骨材の平面図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位のボトム部材(上部ボトム)の平面図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位のボトム部材及び中間部位を示す図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位のボトム部材の第1側の部分拡大図である。
第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位のボトム部材の第2側の部分拡大図である。
図51に示す第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位のボトム部材に設けた第1中間部位の下方部位の部分拡大図である。
図51に示す第2実施形態に係るシャッターカーテンの上側部位のボトム部材に設けた第2中間部位の下方部位の部分拡大図である。
図51に示す第2実施形態に係るシャッターカーテンの中間部位に設けた中間ガイドレールの側面を示す縦断面図である。
下側ガイドレールの第1ガイドレールの上端部位を示す図である。
第2実施形態に係る中間ガイドレールを設けた中間部位の幅方向端部の正面図であり、左図は第1ガイドレールを示し、右図は第2ガイドレールを示す。
第2実施形態に係る中間ガイドレールの下端と下側ガイドレールの上端の位置合わせを示す図である。
第2実施形態に係る中間ガイドレール及び中間部位の下端と下側ガイドレールの上端の位置合わせを示す図である。
第2実施形態に係るシートシャッターの上方部位の部分拡大平面図であって、上限リミットスイッチ及びエマージェンシースイッチを示している(梁H、載置プレートPは省略されている)。
第2実施形態において、全開状態にあるシャッターカーテンの骨材とボトム部材の重畳状態を示す部分縦断面図である。
第2実施形態に係るシートを示す正面図である。
発明の詳細な説明
図面を参照しつつ、本実施形態に係るシートシャッターについて詳細に説明する。本明細書では、第1実施形態及び第2実施形態の2つの実施形態に基づいて本発明について説明する。第1実施形態と第2実施形態とで大きく異なる点は、開口部の形状及びシャッターカーテンの形状である。本実施形態に係るシートシャッターは、大開口部を開閉するものであるが、開口部及びシャッターカーテンの大きさは限定されない。本明細書において、吊持ワイヤWは、ワイヤ(第1ワイヤW1、第2ワイヤW2、第3ワイヤW3)の総称として、シート4は、シート(第1シート4A、第2シート4B等)の総称、プーリ5は、プーリ(第1プーリ5A、第2プーリ5B等)の総称、巻取装置6は、巻取装置(第1巻取装置6A、第2巻取装置6B等)の総称、載置プレートPは、載置プレート(載置プレートP1、載置プレートP2)の総称、ガイドレールGは、ガイドレール(上側ガイドレールG1、下側ガイドレールG2等)の総称、梁Hは、梁(梁H1、H2等)の総称として用いられることがある点に留意されたい。
[I]第1実施形態
[A]全体構成
図1~7を参照しつつ、第1実施形態に係るシートシャッターの全体構成について説明する。第1実施形態に係るシートシャッターは、開口部を開閉するシャッターカーテン1と、開口部幅方向両側に位置し、シャッターカーテン1の幅方向両端部を高さ方向に案内するガイドレールGと、シャッターカーテン1の昇降駆動装置と、を備えている。本明細書において、開口部幅方向はシャッターカーテン1及びシャッターカーテン1の構成要素の幅方向であり、見付方向を意味する。
第1実施形態に係るシートシャッター1によって開閉される開口部は長方形状の開口部である。開口部の上方に位置して一対の梁H1、H2が開口幅方向に延びており、一対の梁H1、H2の下端を架け渡すように開口幅方向に延びる断面視皿状の上端部材14によって開口部の上端が形成されている。開口部の下端は床面FLによって規定される。開口部の幅方向の端部は、左右の躯体C及び躯体Cに固定された左右のガイドレールGによって規定されている。
シャッターカーテン1は、所定の見込幅を備え、開口幅方向に延びる複数本の骨材と、複数本の骨材に設けられたシートと、からなる。本実施形態において、複数本の骨材は、複数本の骨材2と、最下位に位置するボトム部材3と、からなる。骨材2及びボトム部材3は、所定の見込幅を備え、本実施形態に係るシート4は、各骨材2及びボトム部材3の見込方向の第1側に固定され、シャッターカーテン1の第1見付面を形成する第1シート4Aと各骨材2及びボトム部材3の見込方向の第2側に固定され、シャッターカーテン1の第2見付面を形成する第2シート4Bの2枚のシートからなり、開口部全閉状態において、第1シート4A、第2シート4Bが見込方向に離間対向するようになっている。第1シート4A、第2シート4Bの上端は、開口部上方の上端部材14を介して一対の梁H1、H2の下面に固定されている。
昇降駆動装置は、下端がボトム部材3に連結されたワイヤと、開口部上方に設けられ、ワイヤ上端が連結された巻取装置と、を備えている。シャッターカーテン1の最下位に位置するボトム部材3の幅方向両端部には、それぞれ、第1ワイヤW1、第2ワイヤW2の下端が連結されている。第1ワイヤW1は、開口部上方で第1プーリ5Aに巻き掛けされて、開口部上方に設けた第1巻取装置6Aに連結されている。第2ワイヤW2は、開口部上方で第2プーリ5Bに巻き掛けされて、開口部上方に設けた第2巻取装置6Bに連結されている。
開口部閉鎖時には、第1ワイヤW1、第2ワイヤW2を繰り出すことで、シャッターカーテン1は、骨材2、ボトム部材3が高さ方向に離間し、シート4A、4Bが対向して高さ方向に垂直に延びた伸展状態となり、開口部開放時には、第1ワイヤW1、第2ワイヤW2を巻き取ることで、シャッターカーテン1は、複数本の骨材2、ボトム部材3が高さ方向に重畳し、第1シート4A、第2シート4Bが第1側、第2側でそれぞれ折り畳まれた折り畳み状態となる。
[B]シャッターカーテン
本実施形態に係るシャッターカーテン1は、開口幅方向に延びる長尺部材からなる複数本の骨材2及び下端のボトム部材3と、シャッターカーテン1の第1見付面及び第2見付面を形成する第1シート4A及び第2シート4Bと、から形成されている。本実施形態に係るシャッターカーテン1において、骨材2、シート押え部材7はアルミ型材から形成されるが、スチールやステンレス等でもよい。シャッターカーテン1の構成要素において、骨材2、シート押え部材7以外の要素(摺動部材26を除く)は、スチール等から形成される。
[B―1]骨材
図8に示すように、骨材2は、所定の見込幅を備え、開口幅方向(見付方向)に延びる水平部20と、水平部の見込方向の両端に設けられ、開口幅方向に延びる当接部21、21と、からなり、当接部21の高さ寸法は、水平部20の高さ(厚さ)よりも大きく、当接部21の上端部22は、水平部20の上面200よりも上方に位置しており、当接部21の下端部23は、水平部20の下面201よりも下方に位置している。当接部21、21は垂直面である見付面210を備えており、第1シート4A、第2シート4Bがそれぞれ見付面210に当接した状態で固定されるようになっている(図13参照)。
開口部開放時には、上下に隣接する骨材2が重畳するが、上下に隣接する骨材2において、上側の骨材2の当接部21の下端部23と下側の骨材2の当接部21の上端部22の一方が凹部、他方が凸部であり、開口部開放時には、上側の骨材2の下端部23と下側の骨材2の上端部22が嵌り合うようになっている。
本実施形態では、骨材2の上端部22が凹部となっており、凹部は凹部の底面を形成する水平面220と、水平面220の外側に位置し、傾斜面2210を備えた外側の凸部221と、水平面220の内側に位置する凸部222と、からなる。骨材2の下端部23は下向き凸部となっており、凸部は、凸部の下端面を形成する水平面230と、外側の傾斜面231と、内側の垂直面232と、内側の水平面233と、からなる。上下に隣接する骨材2が重畳した時には、上側の骨材2の下端部23の凸部に、下側の骨材2の上端部22の凹部が嵌るようになっている(図34参照)。
[B―1―1]ガイド受部
図10、図11に示すように、骨材2の水平部20の上面200の長さ方向両端には、水平状のガイドプレート24が固定されている。ガイドプレート24の先端側は、骨材2の長さ方向端部よりも突出しており、突出部には、ガイド受部25が形成されている。ガイド受部25は、見付方向に延びる被ガイド溝部250と、被ガイド溝部250の奥側に位置する幅広部251と、からなる。被ガイド溝部250は、一対のガイド要素によって形成されており、本実施形態では一対のガイド要素は一対の摺動部材26である。本実施形態に係る摺動部材26は所定の強度を備え、かつ、滑り性の良い樹脂である。
本実施形態において、ガイドプレート24は平面視略方形状の基端側部位において水平部20に固定されており、先端側の突出部には、所定の見込幅及び奥行を備えた切り欠き部240が形成されており、切り欠き部240の開口の両側は平面視において傾斜辺241となっており、第1ワイヤW1、第2ワイヤW2の昇降経路と干渉しないようになっている。
切り欠き部240の開口に位置して、見込方向に対向する一対の摺動部材26が離間対向して設けてあり、摺動部材26によって切り欠き部240の開口が狭められており、摺動部材26間の隙間が被ガイド溝部250となっている。切り欠き部240において、被ガイド溝部250の奥側の部位が被ガイド溝部250よりも幅広の幅広部251となっている。切り欠き部240の開口に位置して、一対の固定部材27が設けてあり、各固定部材27に各摺動部材26が支持されている。図9に示すように、摺動部材26及び固定部材27の高さ寸法はガイドプレート24の厚さよりも大きい寸法となっている。
図9に示すように、摺動部材26は、平面視において略長方形状を備えた略直方体であり、被ガイド溝部250を形成する先端の見付面260と、基端の見付面261と、外側の見込面262と、内側の見込面263と、を備えている。被ガイド溝部250を形成する先端見付面260は、平面視において緩やかに膨出している。
固定部材27は、見付片270と、外側の見込片271と、内側の見込片272と、から形成されており、見付片270と、外側の見込片271とから平面視L形状の支持部を備えている。摺動部材26の基端の見付面261が見付片270に当接し、外側見込面262が外側見込片271に当接した状態で、外側見込片271に螺子S1(図9)で止着することで、固定部材27に対して着脱可能に取り付けられている。先端の見付面260は外側見込面262が取り付けられた外側見込片271の先端よりも突出している。
[B―2]ボトム部材
図14に示すように、ボトム部材3は、開口幅方向に水平に平行して延びる上側の一対のフレーム30と、開口幅方向に水平に平行して延びる下側の一対のフレーム31と、両端の垂直状の端部プレート32と、から全体として直方体状を備えている。一方の上側フレーム30及び下側フレーム31が見込方向の第1側に位置しており、他方の上側フレーム30及び下側フレーム31が見込方向の第2側に位置している。ボトム部材3は、傾斜状に延びる複数本の補強材38を備えており、トラス構造となっている。本実施形態において、ボトム部材3の見込幅は、骨材2の見込幅と略同じである。
本実施形態に係る上側フレーム30は断面視方形状の角パイプであり、垂直状の側面(見付面)300と、水平状の上面301と、を備えている。一対の上側フレーム30の上面301がボトム部材3の上面を形成している。
下側フレーム31は断面視方形状の角パイプであり、垂直状の側面(見付面)310を備えている。一方の上側フレーム30の見付面300及び下側フレーム31の見付面310がボトム部材3の第1側の見付面を形成しており、他方の上側フレーム30の見付面300及び下側フレーム31の見付面310がボトム部材3の第2側の見付面を形成している。
上側フレーム30の上面301には、幅方向に間隔を存して、上側の骨材2の下端部23が当接する面に隣接して凸部33が形成されている。本実施形態では、上面301において、骨材2の下端部23が当接する面の内側に位置して凸部33が設けてある。本実施形態に係る凸部33は、ボトム部材3の上面301の幅方向に間隔を存して複数設けてあるが、開口幅方向に延びる長尺部材であってもよい。
下側フレーム31の下端には緩衝部材34が設けてある。緩衝部材34はボトム部材3の幅方向(シャッターカーテン1の幅方向)に延びる長尺部材であり、2本の緩衝部材34が見込方向に離間して並設しており、開口部全閉時に、ボトム部材3の下端の緩衝部材34が床面FLに密着するようになっている。
図17~図20、図22に示すように、端部プレート32は、垂直状の縦長の長方形状であり、ボトム部材3の左右の見込面を形成している。端部プレート32の高さ方向の中間にはワイヤ固定部35が設けてあり、端部プレート32の上側には、ワイヤ固定部35の上側に位置して上側被ガイド部36が設けてあり、端部プレート32の下側には、ワイヤ固定部35の下側に位置して下側被ガイド部37が設けてある。上側被ガイド部36、下側被ガイド部37は、それぞれ、一対のガイド要素を備えており、本実施形態では、上側被ガイド部36は一対の摺動部材362、下側被ガイド部37は一対の第1ガイドローラ370、第2ガイドローラ371を備えている。ボトム部材3の高さ方向の上側、下側に、上側被ガイド部36、下側被ガイド部37が位置しているので、ボトム部材3の傾きを抑制することができる。
[B―2-1]ワイヤ固定部
図19、図22、図23に示すように、本実施形態に係るワイヤ固定部35は、見込方向に並設された一対のワイヤ固定部35からなる。各ワイヤ固定部35は、吊持ワイヤWの下端が取り付けられる軸部350と、軸部350を支持する支持部351と、端部プレート32から持ち出し状に設けられ、支持部351が固定されるベース352と、からなる。ベース352の上端には、垂直方向に延びるボルト等からなる高さ調整手段353が設けてあり、ワイヤ固定部35に連結された2本の吊持ワイヤWの弛みがないように調整し、ワイヤ固定部35を上方に引っ張った時にボトム部材3が傾かないようにしている。
[B―2-2]上側被ガイド部
図18、図22に示すように、上側被ガイド部36は、ガイド受部360を備えた上側ガイドプレート361からなる。上側ガイドプレート361は、端部プレート32に固定される垂直面部3610の上端から水平に延びており、上側ガイドプレート361にはガイド受部360が形成されている。上側ガイドプレート361には、ガイドプレート24と同様に切り欠き部3611が形成されており、切り欠き部3611の開口に位置して、見込方向に離間して一対の摺動部材362が設けてあり、摺動部材362間に被ガイド溝部が形成されており、切り欠き部3611において、被ガイド溝部の奥側が幅広部となっている。摺動部材362は、切り欠き部3611の開口に位置して見込方向に離間して設けた一対の固定部材363に固定されている。ボトム部材3のガイド受部360の構成は骨材2の長さ方向両端部のガイド受部25の構成と同一であり、必要に応じて、ガイド受部25の説明を援用することができる。
[B―2-3]下側被ガイド部
図20、図22に示すように、下側被ガイド部37は、一対の第1ガイドローラ370、平面視において第1ガイドローラ370に対して垂直方向の姿勢の第2ガイドローラ371を備えた下側ガイドプレート372からなる。下側ガイドプレート372は、端部プレート32に固定される垂直面部3720の下端から水平に延びており、下側ガイドプレート372には切り欠き部3721が形成されており、切り欠き部3721の開口を見込方向から挟むように一対の第1ガイドローラ370が離間対向しており、見込み方向に対向する第1ガイドローラ370の周面間に、開口の幅よりも幅狭の被ガイド溝部が形成されている。垂直面部3720には、第2ガイドローラ371が設けてある。また、下側被ガイド部37のガイド要素である一対の第1ガイドローラ370、第2ガイドローラ371は、シャッターカーテン1の最下位に位置するので、シャッターカーテン1(シート4)の見付方向、見込方向を含む水平方向の偏倚に対してスムーズに対応できる。
[B―3]シート及びシートの固定構造
第1シート4A、第2シート4Bは、開口部を閉鎖可能な高さ寸法及び見付幅寸法を備えている。第1シート4A、第2シート4Bは、複数本の骨材2及びボトム部材3を高さ方向に間隔を設けて平行状に位置させた状態において、各骨材2の見付面及びボトム部材3の見付面に当接させて固定されている。第1シート4A、第2シート4Bの上端は、上端部材14の第1見付面140、第2見付面141に固定されている。骨材2及びボトム部材3の一方の見付面、他方の見付面は、第1見付面140、第2見付面141と面一である(図5参照)。
本実施形態において、複数本の骨材2、ボトム部材3は同一の見込幅を備えており、各骨材2の当接部21の見付面210、ボトム部材3の上側フレーム30の見付面300、下側フレーム31の見付面310は、同一垂直面上に位置しており、第1シート4A、第2シート4Bは、各骨材2の見付面210、ボトム部材3の見付面300、310に当接した状態で、シート幅方向に延びるシート押え部材7によって螺子S2で見付面210、300、310に固定されている(図5、図10~図13、図18~図21)。
図13に示すように、シート押え部材7は断面視において、垂直部70と、垂直部70の上側の上側傾斜部71と、垂直部70の下側の下側傾斜部72と、からなる。シート4は、シート4を骨材2及びボトム部材3の見付面に当接させた状態で、垂直部70を上からシート4に重ねて、垂直部70と見付面でシート4を挟んだ状態で、開口幅方向に間隔を存して複数本の螺子S2で固定される。
図10~図12、図18~図21に示すように、シート4の見付幅寸法は、骨材2及びボトム部材3の見付幅よりも大きく、シート4の幅方向両端部は、骨材2、ボトム部材3の長さ方向両端部を越えて延出部42を備えている。シート4の幅方向端縁を4´で表している。シート押え部材7の長さ寸法は、端部が骨材2、ボトム部材3の長さ寸法よりも長く、シート押え部材7の幅方向両端部位は、骨材2及びボトム部材3の幅方向端部を越えて突出しており、延出部7´を形成している。シート4の延出部42は、シート押え部材7の延出部7´に固定されている。より具体的には、シート4の延出部42を、固定部材としての裏板73とシート押え部材7の延出部7´で挟み込むようにして、螺子S3で固定されている。固定部材の形状は限定されないが、本実施形態に係る裏板73は薄肉の円板状である。
本実施形態に係るシート4の材質は、所定の強度及び可撓性を備えていれば、限定されず、公知のシート素材から形成することができる。図35に示すように、本実施形態に係るシート4は、高さ方向に延びる複数本の帯状シート400を幅方向に接続することで形成されている。帯状シート400の接続部はシート高さ方向に延びているため、複数枚のシートを高さ方向に接続した場合(接続部が水平に延びる)に比べて、シート自重が接続部に与える影響が小さい。
[C]ガイド機構
ガイドレールGは、開口部の両端に位置して躯体Cに固定され、開口部の略全高に亘って延びる部材である。図10、図17A、図18~20に示すように、本実施形態に係るガイドレールGは、シャッターカーテン1の見込幅の略中央に位置して見付方向に延びる第1ガイドレール8と、平面視において第1ガイドレール8を挟むように位置して見付方向に延びる一対の第2ガイドレール9と、からなる。本実施形態において、第1ガイドレール8と第2ガイドレール9の見付方向の長さは同一である。シャッターカーテン1の幅方向両端部位は、ガイドレールGに案内されるようになっている。各骨材2のガイド受部25、及びボトム部材3のガイド受部360、一対の第1ガイドローラ370間に第1ガイドレール8が受け入れられており、一方の第2ガイドレール9の外側に第1シート4Aの幅方向両端部位が位置し、他方の第2ガイドレール9の外側に第2シート4Bの幅方向両端部位が位置するようになっている。
[C―1]第1ガイドレール
第1ガイドレール8は、シャッターカーテン1の見込幅の略中央に位置して、基端側が躯体Cに固定され、見付方向の先端側にガイド部を備えている。第1ガイドレール8のガイド部は、シャッターカーテン1の見込幅の略中央に位置して見付方向に延びる第1部分80と、第1部分80の先端において見込方向に延びる第2部分81と、を備え、本実施形態では平面視T形状を備えている。第1部分80の基端側は幅広部800となっており、幅広部800の基端には固定片82が形成されている。第1ガイドレール8は、固定片82を躯体Cにボルトで固定することで躯体Cに取り付けられている。
[C―2]第2ガイドレール(シートガイド)
第2ガイドレール9は、基端側が躯体Cに固定され、見付方向の先端側部位がシャッターカーテン1の幅方向両端部の見付面に位置して、シート4の幅方向両端部に内側から当接ないし近接するようになっている。第2ガイドレール9は、先端側の第1見付片90と、第1見付片90に対して見込方向内側に位置する、基端側の第2見付片91と、第1見付片90の基端と第2見付片91の先端との間に位置する段部92と、を備えている。第1見付片90の外面にシート4の幅方向端部が当接ないし近接するようになっている。第2見付片91の基端には、第2見付片91に対して垂直に延びる固定片93が設けてあり、第2ガイドレール9は全体として平面視略L形状となっている。一対の第2ガイドレール9が、平面視において第1ガイドレール8を挟むように位置している。
[C―3]第1ガイド機構
第1ガイドレール8を備えた第1ガイド機構について説明する。骨材2の幅方向両端部には、見付方向に延びる被ガイド溝部250と、被ガイド溝部250の奥側に位置する幅広部251と、からなるガイド受部25が設けてあり、被ガイド溝部250に第1部分80の一部がクリアランスを存して位置し、幅広部251に第2部分81が位置しており、第2部分81の見込寸法は、被ガイド溝部250の溝幅よりも大きく、幅広部251の見込幅よりも小さく、第2部分81は被ガイド溝部250(摺動部材26の内側見込面263)に係止可能となっている。本実施形態に係る摺動部材26は滑り性の良い樹脂であり、第2部分81が摺動部材26の内側見込面263に当接した状態でも、シャッターカーテン1の開閉に支障がない。
ボトム部材3の幅方向両端部には、上側に上側被ガイド部36のガイド受部360が設けてあり、下側に下側被ガイド部37の一対の第1ガイドローラ370が設けてある。上側のガイド受部360の被ガイド溝部に第1部分80の一部がクリアランスを存して位置し、幅広部に第2部分81が位置しており、第2部分81の見込寸法は、被ガイド溝部の溝幅よりも大きく、幅広部の見込幅よりも小さく、第2部分81は被ガイド溝部(摺動部材362の内側見込面)に係止可能となっている。
下側被ガイド部37の一対の第1ガイドローラ370間に第1部分80の一部がクリアランスを存して位置し、第2部分81の見込寸法は、第1ガイドローラ370間の溝幅よりも大きく、また、第1ガイドローラ370の内側の側面と第2部分81は、離間しており、接触しないようになっている。第2部分81の先端面は、第2ガイドローラ371と離間対向しており、シャッターカーテン1の幅方向の揺れに応じて、第2ガイドローラ371が第2部分81の先端面に摺接可能となっている。図22に示すように、第2ガイドローラ371は一対の第1ガイドローラ370の上側に位置している。
シャッターカーテン1の幅方向の一方の第1ガイドレール8の第2部分81が被ガイド溝部(摺動部材26の内側見込面263、摺動部材362の内側見込面)に係止した状態で、同じ側の第1ガイドレール8の第2部分81と第1ガイドローラ370の側面は離間しており、また、シャッターカーテン1の幅方向の他方の第1ガイドレール8の第2部分81の先端とガイド受部25の幅広部251の底辺2510、ガイド受部360の幅広部の底辺とは離間状態を維持するようになっている。
[C―4]第2ガイド機構
第2ガイドレール9を備えた第2ガイド機構について説明する。第1シート4Aの幅方向両端部位は、骨材2及びボトム部材3の幅方向端部を超えて延びる延出部42となっており、延出部42は、一方の第2ガイドレール9の第1見付片90に当接ないし近接する第1部位420と、第2見付片91に離間対向する第2部位421と、を備え、第2部位421は、延出部7´の裏面に当接した状態で裏板73で挟み込んで螺子S3を用いて延出部7´に固定されている。第2ガイドレール9はシートガイドであり、第1シート4Aの幅方向両端部位は、第1シート4Aの幅方向両端部位の第1部位420の裏面側に位置する第2ガイドレール9の第1見付片90によってガイドされるようになっている。
第2シート4Bの幅方向両端部位は、骨材2及びボトム部材3の幅方向端部を超えて延びる延出部42となっており、延出部42は、他方の第2ガイドレール9の第1見付片90に当接ないし近接する第1部位420と、第2見付片91に離間対向する第2部位421と、を備え、第2部位421は、延出部7´の裏面に当接した状態で裏板73で挟み込んで螺子S3を用いて延出部7´に固定されている。第2ガイドレール9はシートガイドであり、第2シート4Bの幅方向両端部位は、第2シート4Bの幅方向両端部位の第1部位420の裏面側に位置する第2ガイドレール9の第1見付片90によってガイドされるようになっている。
各第2ガイドレール9において、第2ガイドレール9の段部92の見込寸法は、平面視における裏板73の突出寸法(すなわち、裏板73の厚さ)よりも大きく、シート4の幅方向両端部位の第2部位421の裏面に位置する裏板73は第2ガイドレール9の第2見付片91と離間対向しており、裏板73と第2見付片91との接触が規制されている。第2ガイドレール9の第2見付片91に離間対向する裏板73は、第2ガイドレール9の段部92に対して見付方向に外側に離間しており、第2部分81が摺動部材26の内側見込面263に当接した状態であっても、第2ガイドレールの段部92と裏板73との接触が規制されている。
[D]昇降駆動装置
本実施形態に係るシートシャッターは、昇降駆動装置によってシャッターカーテン1を電動で昇降させることで開口部を開閉するようになっている。昇降駆動装置は、下端がボトム部材3に連結された吊持ワイヤWと、開口部上方に設けられ、吊持ワイヤWの上端が連結された巻取装置6と、を備えており、巻取装置6を電動モータMで駆動させることで、吊持ワイヤWの上端側を巻き取って吊持ワイヤWを上動させてシャッターカーテン1を上昇させ、吊持ワイヤWの上端側を繰り出すことで吊持ワイヤWを下動させてシャッターカーテン1を下降させる。
図23に示すように、本実施形態に係る吊持ワイヤWは、見込方向に対向して垂直に延びる2本の吊持ワイヤWからなるワイヤセットである。シャッターカーテン1の最下位に位置するボトム部材3の幅方向両端部には、それぞれ、2本の第1ワイヤW1からなる第1ワイヤセット、2本の第2ワイヤW2からなる第2ワイヤセットの下端が連結されている。より具体的には、ボトム部材3の一方の端部プレート32に設けた一対のワイヤ固定部35のそれぞれに第1ワイヤW1が固定されており、ボトム部材3の他方の端部プレート32に設けた一対のワイヤ固定部35のそれぞれに第2ワイヤW2が固定されている。
図10、図18、図19に示すように、シャッターカーテン1の幅方向両端部において、一対の第1ワイヤW1、一対の第2ワイヤW2は、それぞれ、ガイドレールG(第1ガイドレール8、第2ガイドレール9)、ガイドプレート24、上側ガイドプレート361から離間した位置で垂直方向に延びており、ガイドレールG(第1ガイドレール8、第2ガイドレール9)、ガイドプレート24、上側ガイドプレート361と接触することがないようになっている。より具体的には、第1ワイヤセット及び第2ワイヤセットの一方の第1ワイヤW1、第2ワイヤW2は、それぞれ、第1ガイドレール8と一方の第2ガイドレール9との間の空間で延びており、第1ワイヤセット及び第2ワイヤセットの他方の第1ワイヤW1、第2ワイヤW2は、それぞれ、第1ガイドレール8と他方の第2ガイドレール9との間の空間で延びている。ガイドプレート24の切り欠き部240の開口の見込方向両側は平面視において一対の傾斜辺241となっており、2本の第1ワイヤW1、2本の第2ワイヤW2の昇降経路と干渉しないようになっている。上側ガイドプレート361にも同様の傾斜辺が形成されている。
本実施形態において、開口部の上方には、上端部材14が開口幅方向に延びており、さらにその上に、H型鋼からなる2本の梁H1、H2が並行して開口幅方向に延びている(図25、図26、図27参照)。開口部の高さ方向に垂直に延びる第1ワイヤセット(2本の第1ワイヤW1)、第2ワイヤセット(2本の第2ワイヤW2)の上端部位は、それぞれ、上端部材14の底面142の長さ方向の両端部に形成した切り欠き部1420、一対の梁H1、H2の間の空間を通って高さ方向に延びている(図25参照)。
開口部上方には、開口部の幅方向の一端側の直上に位置して第1プーリ5Aが配置され、開口部の幅方向の他端側の直上に位置して第2プーリ5Bが配置されている。開口部上方の天井面には、開口部の幅方向の略中央部位の直上に位置して第1巻取装置6A、第2巻取装置6Bが配置されている。第1プーリ5Aは、見込方向に並設されて第1プーリセットを形成しており、第2プーリ5Bは、見込方向に並設されて第2プーリセットを形成している。
図1~図3、図26に示すように、2本の第1ワイヤW1は、開口部上方で第1プーリセットのそれぞれの第1プーリ5Aに巻き掛けされて、開口部中央へ向かって延び、第1巻取装置6Aに連結されており、第1巻取装置6Aに巻取可能となっている。2本の第1ワイヤW1は、第1巻取装置6Aの共通の巻取ドラム60に巻き取られるようになっており、見込方向に延びる巻取ドラム60の一方の半部61に一方の第1ワイヤW1が巻き取られ、他方の半部62に他方の第1ワイヤW1が巻き取られるようになっている。
図1~図3に示すように、2本の第2ワイヤW2は、開口部上方で第2プーリセットのそれぞれの第2プーリ5Bに巻き掛けされて、開口部中央へ向かって延び、第2巻取装置6Bに連結されており、第2巻取装置6Bに巻取可能となっている。2本の第2ワイヤW2は、第2巻取装置6Bの共通の巻取ドラム60に巻き取られるようになっており、見込方向に延びる巻取ドラム60の一方の半部61に一方の第2ワイヤW2が巻き取られ、他方の半部62に他方の第2ワイヤW2が巻き取られるようになっている。
開口部上方で開口幅方向に並行して延びる一対の梁H1、H2の屋内側に離間して梁H3が位置しており、3本の梁H1、H2、H3の上面を架け渡すように梁H1、H2、H3に直交して複数の載置プレートPが設けてある。開口部の幅方向の端部の上方に位置して設けた載置プレートP1には、プーリ5が設けてある。開口部幅方向の略中央部位の上方に位置して設けた載置プレートP2には、巻取装置6が設けてある。
第1ワイヤセットを構成する2本の第1ワイヤW1は、第1巻取装置6Aの共通の巻取ドラム60に巻き取られるようになっており、第2ワイヤセットを構成する2本の第2ワイヤW2は、第2巻取装置6Bの共通の巻取ドラム60に巻き取られるようになっている。本実施形態において、第1ワイヤセットの2本の第1ワイヤW1の下端、第2ワイヤセットの2本の第2ワイヤW2の下端の取付位置は、それぞれ高さ方向に調整可能である。図24に示すように、ワイヤ固定部35のベース352は端部プレート32に対して高さ方向に位置調整可能に固定されている。より具体的には、端部プレート32には、高さ方向に延びる長孔が形成されており、必要に応じて、ベース352の上方に位置する高さ調整手段353でワイヤ固定部35の高さ位置を調整して、螺子S4で端部プレート32に固定するようになっている。
[E]シャッター開閉動作
本実施形態に係るシートシャッターはモータMによって駆動される巻取装置6によって電動開閉される。開口部を開放する際には、第1巻取装置6A、第2巻取装置6Bの巻取ドラム60に第1ワイヤW1、第2ワイヤW2を巻き取ることで、シャッターカーテン1は、複数本の骨材2、ボトム部材3が高さ方向に重畳しなが上昇し、シート4A、4Bが第1側、第2側でそれぞれ外側へ折り畳まれた折り畳み状態となって開口部全開状態となる(図2、図6、図7参照)。
シャッターカーテン1の上昇時には、ボトム部材3の上端(上面301)が骨材2の下端部23に当接し、上下に隣り合う骨材2において、下側の骨材2の上端部22が上側の骨材2の下端部23に当接するようになっている。吊持ワイヤWの上動によって上動するボトム部材3の上側フレーム30の上面301が最下位の骨材2の下端部23の水平面230に当接して当該骨材2を上動させ、当該骨材2の上端部22の水平面220が上側に位置する骨材2の下端部23の水平面230に当接して、骨材2を上動させる。
図34に示すように、ボトム部材3と骨材2が重畳した状態において、見込方向の両側に位置する骨材2の下端部23の下向き凸部の内側に位置してボトム部材3の上面301の凸部33が位置している。本実施形態に係る凸部33の高さは、下端部23の下向き凸部の高さよりも低く、下向き凸部の内側の垂直面232に離間対向する部位は下側の垂直面330と上側の傾斜面331となっている。シャッターカーテン1の上動時(シャッターカーテン1が引き上げられる時)に、ボトム部材3と上側の骨材2が離間した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部33の傾斜面331がいずれか一方の下向き凸部の内側の垂直面232と水平面230との角部に当接してズレが規制されるようになっている。ボトム部材3と上側の骨材2が当接した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部33の垂直面330がいずれか一方の下向き凸部の内側の垂直面232に当接してズレが規制されるようになっている。
図34に示すように、骨材2同士が重畳した状態において、上側の骨材2の下端部23の凸部の水平面230に、下側の骨材2の上端部22の凹部の水平面220が当接し、上側の骨材2の下端部23の凸部の傾斜面231に、下側の骨材2の上端部22の凹部の傾斜面2210が近接ないし当接し、上側の骨材2の下端部23の下向き凸部の内側の垂直面232が、下側の骨材2の上端部22の凹部の内側の凸部222の内側側面に対向し、凸部222の上端が、内側の水平面233に対向している。シャッターカーテン1の上動時(シャッターカーテン1が引き上げられる時)に、上下の上側の骨材2が離間した状態で見込方向にズレた場合には、また、上下の上側の骨材2が当接した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部232がいずれか一方の内側凸部222に当接し、他方の傾斜面2210が傾斜面231に当接してズレが規制されるようになっている。
シャッターカーテン1の上昇時に、シャッターカーテン1が所定の上限位置まで達すると、上限リミットスイッチULSが作動して、電動上昇が停止する。シャッターカーテン1において、最上位の骨材2の水平部20の上面200には、開口幅方向に間隔を存して凸部からなる当接部2000が設けてある。開口部上方に位置する上端部材14は、第1見付面140と、第2見付面141と、底面142から断面視コ字形状の部分を備えており、上端部材14の内部に、開口幅方向に間隔を存して上限リミットスイッチULSが設けてあり、上限リミットスイッチULSの検知レバーが上端部材14の底面142より下方に突出している。
巻取装置6による吊持ワイヤWの巻き上げによって、最上位の骨材2が上限位置まで上昇すると、最上位の骨材2の当接部2000が検知レバーに下方から当接して、上限リミットスイッチULSが作動して、巻取装置を駆動するモータMが停止する。開口部全開状態では、上限リミットスイッチがOFF状態にある。さらに、上端部材14の内部には、開口幅方向に間隔を存してエマージェンシースイッチEMSが設けてあり、エマージェンシースイッチEMSの検知部が上端部材14の底面142より下方に突出している。エマージェンシースイッチEMSの検知部は、上限リミットスイッチULSの検知レバーよりも上方に位置している。
開口部を閉鎖する際には、第1巻取装置6A、第2巻取装置6Bの巻取ドラム60から第1ワイヤW1、第2ワイヤW2を繰り出すことで、シャッターカーテン1は、骨材2、ボトム部材3が高さ方向に離間しながら下降し、シート4A、4Bが高さ方向に垂直に延びた伸展状態となり、ボトム部材3の下端の緩衝部材34が着床することで開口部全閉状態となる(図1、図4、図5参照)。シャッターカーテン1の上昇時に、シャッターカーテン1が所定の上限位置まで達すると、上限リミットスイッチULSが作動して、電動上昇が停止する。ガイドレールGの下端部位には、シャッターカーテン1が全閉姿勢となったことを検知する下限リミットスイッチLLSが設けてある。開口部全閉状態では、下限リミットスイッチLLSがOFF状態にある。ボトム部材3の端部プレート32の下端部位には、下限リミットスイッチLLSに当接する検知部39が設けてある(図15、図33)。
[F]ボトムロック機構
本実施形態に係るシートシャッターは、開口部全閉状態におけるシャッターカーテン1の持ち上がりを防止するボトムロック機構を備えている。図16、図30~図33を参照しつつ、ボトムロック機構について説明する。ボトムロック機構はガイドレールGの下端部位に設けたロック装置15と、ボトム部材3の幅方向両端に設けた係止受部16と、からなる。ガイドレールGの下端部位に設けられ、非ロック姿勢とロック姿勢をとる係止部150を備えたロック装置とからなり、開口部全閉状態において、ロック姿勢にある係止部が係止受部に係止することで、シャッターカーテンの持ち上がりが規制される。
本実施形態において、係止受部16は、ボトム部材3の端部プレート32の下方部位の見込方向の屋外側に位置して固定されており、水平状の係止面160と、係止面160に立ち上がり形成された当接部161と、を備えている。ボトムロック機構のロック部(係止受部16と係止部150)を屋外側に位置させたことで、外部からの持ち上げ防止に効果的である。
ロック装置15は、非ロック姿勢とロック姿勢の間で可動な係止部150を備え、係止部150は、操作部151の回動操作に連動して、ロック姿勢と、非ロック姿勢を選択的にとるようになっている。係止部150がロック姿勢となると、係止受部16の係止面160の直上にブロック状の係止部150が位置するようになっており、開口部全閉姿勢にあるシャッターカーテン1の下端のボトム部材3が持ち上げられると、係止受部16の係止面160が下方から係止部150の下面に当接して、ボトム部材3の上動が規制される。
本実施形態に係る係止部150は躯体Cに固定された上下のガイド1500、1501の間でスライド可能となっている。操作部151は、第1の位置と第2の位置の間で回動可能となっており、操作部151を第1の位置から第2の位置へ回動させることで、係止部150が非ロック姿勢からロック姿勢に移動し、操作部151を第2の位置から第1の位置へ回動させることで、係止部150がロック姿勢から非ロック姿勢に移動する。
操作部151と係止部150は、水平方向に延びる軸部152と、概ね上下方向に延びるリンク153を介して連動連結されており、操作部151が第1の位置にある時に、リンク153の下端が見付方向の内側に押されてリンク153の上端が見付方向の外側に引っ張られて係止部150が非ロック姿勢となり、操作部151が第2の位置にある時に、リンク153の下端が見付方向の外側に移動して、リンク153の上端が見付方向の内側に押し出されて係止部150がロック姿勢となる。リンク153の回転に伴いリンク153の部分が検知スイッチMSのON・OFFを切り替える。
本実施形態において、係止受部16は、ボトム部材3の見込方向の外側に位置しており、係止部150は、ガイドレールGの見込方向の外側に位置しており、操作部151は、ガイドレールGの見込方向の内側(内側見付面)に位置している。より具体的には、操作部151は、屋内側の第2ガイドレール9の第2見付片91の外側に位置しており、軸部152は、屋内側の第2ガイドレール9、第1ガイドレール8の幅広部800を貫通して、屋外側の第2ガイドレール9の内側に位置するリンク153に連結しており、係止部150は、屋外側の第2ガイドレール9の内側に位置してガイド1500、1501に沿って見付方向にスライド可能となっている。
本実施形態では、係止部150は、スプリング154によってロック姿勢となるように付勢されており、係止部150が非ロック姿勢にある時には、スプリング154は圧縮されている。係止部150が係止位置までスライド移動すると、係止部150の先端面が係止受部16の係止面160に立ち上がり形成した当接部161に当接することで、係止面160のロック姿勢が位置決めされる。ロック装置15は、係止部150の非ロック姿勢を保持するための手段を備えており、本実施形態では、係止ピン155を軸部152の周面に設けた被係止部に係止させることで(屋内側の第2ガイドレール9に貫通孔がある)、軸部152の回転を規制している。通常は、係止ピン155は係止状態にあり、操作部151の回動操作が規制されている。
ロック装置15は、ロック装置15がロック状態にあることを検知する検知スイッチMSを備えている。係止部150がロック姿勢にある時、すなわち、ロック装置15がロック状態にある時には、検知スイッチMSがOFF状態にあり、検知スイッチMSがOFF状態にある時には、シャッターカーテン1の電動開閉が無効化されるようになっている。
本実施形態に係るロック装置15は、手動操作(操作部151の回動操作)で作動するが、ロック装置15を電動操作で作動させてもよい。具体的には、開口部全閉状態であることを条件として(下限リミットスイッチLLSがOFF状態)、制御部からのロック信号の入力により、係止部を非ロック姿勢からロック姿勢へ移動させてロック状態とする。ロック信号の入力は、手動スイッチ操作により送信してもよく、あるいは、下限リミットスイッチLLSがOFF状態となった後にタイマが作動して所定時間後に、ロック信号を送信するようにしてもよい。係止部の移動手段としては、例えば、係止方向にスプリングで付勢させておき、非係止位置では圧縮状態にあるスプリングの伸長を規制しておき、ロック信号により規制を解除する手法や、ロック信号による入力によってソレノイドで係止部を移動させる等が採用し得る。
[II]第2実施形態
[A]全体構成
図36~図44を参照しつつ、第2実施形態に係るシートシャッターの全体構成について説明する。第2実施形態に係るシートシャッターは、第1実施形態に係るシートシャッターと同様に、開口部を開閉するシャッターカーテン1´と、シャッターカーテン1´の幅方向両端部を高さ方向に案内するガイドレールGと、シャッターカーテン1´の昇降駆動装置と、を備えている。第1実施形態と同様に、開口部の上方に位置して一対の梁H1、H2が開口幅方向に延びており、一対の梁H1、H2の下端を架け渡すように開口幅方向に延びる断面視皿状の上端部材14によって開口部の上端が形成されている。開口部の下端は床面FLによって規定される。第2実施形態に係る開口部の形状は、以下の説明から明らかなように、第1実施形態の開口部の形状と異なる。
第2実施形態に係るシャッターカーテン1´は、幅広の上側部位10と、幅狭の下側部位11と、上側部位10の下方に位置し、下側部位11の上方部位と同じ高さに位置する中間部位12と、からなる。本実施形態に係る中間部位12の見付幅寸法は、下側部位11の見付幅寸法よりも大きく、上側部位10の見付幅寸法よりも小さい。図示の態様では、幅狭の下側部位11は、幅広の上側部位10の幅方向中央に対して第1側に寄った位置に設けてある。
第2実施形態に係るシート4は、上側の幅広のシート40と、下側の幅狭のシート41と、からなる。シャッターカーテン1´の上側部位10は、開口幅方向に延びる複数本の長尺の骨材と、複数本の長尺の骨材に設けられた幅広のシート40と、からなり、長尺の骨材が高さ方向に離間した伸展状態と、長尺の骨材が高さ方向に重畳した折り畳み状態をとることで高さ寸法が可変である。上側部位10において、複数本の長尺の骨材は、複数本の骨材2´と、上側部位10の最下位に位置するボトム部材13と、からなる。
下側部位11は、開口幅方向に延びる複数本の短尺の骨材と、複数本の短尺の骨材に設けられた幅狭のシート41と、からなり、短尺の骨材が高さ方向に離間した伸展状態と、短尺の骨材が高さ方向に重畳した折り畳み状態をとることで高さ寸法が可変である。下側部位11において、複数本の短尺の骨材は、複数本の骨材2´´と、下側部位11(すなわちシャッターカーテン1´)の最下位に位置するボトム部材3´と、からなる。
本実施形態に係るシート(幅広シート40と幅狭シート41)は、シャッターカーテン1´の第1側の第1見付面を形成する第1シート4A´と、シャッターカーテン1´の第2側の第2見付面を形成する第2シート4B´とからなり、開口部全閉状態において、2枚のシート4A´、4B´が見込方向に離間対向するようになっている。骨材2´、2´´及びボトム部材3´、13、上端部材14は、所定の同一見込幅を備えており、第1シート4A´は、上端部材14、骨材2´、ボトム部材13、骨材2´´、ボトム部材3´の見込方向の第1側に固定され、第2シート4B´は、上端部材14、骨材2´、ボトム部材13、骨材2´´、ボトム部材3´の見込方向の第2側に固定されている。第2実施形態において、幅広のシート40と幅狭のシート41は、共通のシート4A´、4B´から形成されている。
上側部位10のボトム部材13は、下側部位11の骨材2´´の直上に位置する第1部位13Aと、第1部位13Aの見付幅方向(長さ方向)の第1側に位置する第2部位13Bと、第1部位13Aの見付幅方向(長さ方向)の第2側に位置する第3部位13Cと、を備えている。上側部位10のボトム部材13の第2部位13Bの下方に位置して第1中間部位12Aが設けられ、ボトム部材13の第3部位13Cの下方に位置して第2中間部位12Bが設けられており、中間部位12(第1中間部位12A、第2中間部位12B)は、下側部位11の上方部位の側方に位置している。中間部位12は、複数本の角パイプを骨組状に接合したパネル体であり、高さ寸法が不変である。
第2実施形態に係るシートシャッター1´によって開閉される開口部は、幅広の上側開口と、幅狭の下側開口と、前記上側開口と前記下側開口の間に位置し、上側開口よりも幅狭で下側開口よりも幅広の中間開口と、からなる。開口部(上側開口)の上端は、上端部材14によって規定されており、開口部(下側開口)の下端は、床面FLによって規定される。
上側開口の幅方向両端部は、上側ガイドレールG1によって規定されており、下側開口の幅方向両端部は、下側ガイドレールG2によって規定されている。中間開口の幅方向両端部は、中間側壁C1によって規定されている。上側開口の下端部位において、中間開口の幅方向両端の外側に位置する部位は、上側床面FL1となっている。中間開口の下端部位において、下側開口の幅方向両端の外側に位置する部位は、中間床面FL2となっている。
開口部閉鎖時には、シャッターカーテン1´幅広の上側部位10が幅広の上側開口に位置し、中間部位12と幅狭の下側部位11の上方部位が中間開口に位置し、下側部位11の残りの部位が幅狭の下側開口に位置するようになっている。本実施形態に係る中間部位12は、第1中間部位12Aと第2中間部位12Bとからなり、第1中間部位12Aと第2中間部位12Bの間の空間は、下側部位11の見付幅寸法に対応しており、第1中間部位12Aと第2中間部位12Bの空間に面する部位には、下側ガイドレールG2の直上に位置して中間ガイドレールG3が設けてある。
シャッターカーテン1´の最下位に位置するボトム部材3´の幅方向両端部には、それぞれ、2本の第1ワイヤW1からなる第1ワイヤセット、2本の第2ワイヤW2からなる第2ワイヤセットの下端が連結されている。第1ワイヤW1は、下側部位11の幅方向の第1側に沿って垂直に延び、さらに、上側部位10を高さ方向に挿通して、開口部上方で第1プーリセット5Aに巻き掛けされて、開口部上方に設けた第1巻取装置6Aに連結されている。第2ワイヤW2は、下側部位11の幅方向の第2側に沿って垂直に延び、さらに、上側部位10を高さ方向に挿通して、開口部上方で第2プーリセット5Bに巻き掛けされて、開口部上方に設けた第2巻取装置6Bに連結されている。
上側部位10のボトム部材13の長さ方向の第2側(下側部位11が寄った第1側とは反対側)には、2本の第3ワイヤW3からなる第3ワイヤセットが連結されており、第3ワイヤW3は、開口部上方で第3プーリセット5Cに巻き掛けされて、開口部上方に設けた第3巻取装置6Cに連結されている。第3ワイヤセット(2本の第3ワイヤW3)の上端部位は、上端部材14の底面142の長さ方向の第2側の端部に形成した切り欠き部1420、一対の梁H1、H2の間の空間を通って高さ方向に延びている(図60参照)。
すなわち、第2実施形態に係るシートシャッターは、昇降駆動装置によってシャッターカーテン1´を電動で昇降させることで開口部を開閉するようになっている。昇降駆動装置は、下端が下側部位11のボトム部材3´の両端に連結された第1ワイヤセット(2本の第1ワイヤW1)及び第2ワイヤセット(2本の第2ワイヤW2)と、下端が上側部位10のボトム部材13の幅方向の一端に設けられた第3ワイヤセット(2本の第3ワイヤW3)と、開口部上方において2本の第1ワイヤW1が巻き掛けされる第1プーリセット(2つの第1プーリ5A)と、2本の第2ワイヤW2が巻き掛けされる第2プーリセット(2つの第2プーリ5B)と、2本の第3ワイヤW3が巻き掛けされる第3プーリセット(2つの第3プーリ5C)と、2本の第1ワイヤW1を巻取り・繰り出し可能な第1巻取装置6Aと、2本の第2ワイヤW2を巻取り・繰り出し可能な第2巻取装置6Bと、2本の第3ワイヤW3を巻取り・繰り出し可能な第3巻取装置6Cと、を備えている。
開口部閉鎖時には、第1巻取装置6A、第2巻取装置6B、第3巻取装置6Cによって、第1ワイヤW1、第2ワイヤW2、第3ワイヤW3を繰り出すことで、シャッターカーテン1´は、ボトム部材3´、骨材2´´、ボトム部材13、骨材2´が高さ方向に離間し、シート4A´、4B´が高さ方向に垂直に延びた伸展状態となる。開口部全閉状態では、下限リミットスイッチLLSがOFF状態にある。
第2実施形態に係るシートシャッターは、第1実施形態に係るシートシャッターと同様に、開口部全閉状態におけるシャッターカーテン1´の持ち上がりを防止するボトムロック機構を備えている。ボトムロック機構は下側ガイドレールG2の下端部位に設けたロック装置15と、ボトム部材3´の幅方向両端に設けた係止受部16と、からなる。下側ガイドレールG2の下端部位に設けられ、非ロック姿勢とロック姿勢をとる係止部を備えたロック装置とからなり、開口部全閉状態において、ロック姿勢にある係止部が係止受部に係止することで、シャッターカーテン1´の持ち上がりが規制される。ボトムロック機構の詳細については、第1実施形態における記載を援用することができる。
開口部開放時には、第1巻取装置6A、第2巻取装置6B、第3巻取装置6Cによって、第1ワイヤW1、第2ワイヤW2、第3ワイヤW3を巻き取ることで、シャッターカーテン1´は、ボトム部材3´、骨材2´´、ボトム部材13、骨材2´が高さ方向に重畳し、シート4A´、4B´が第1側、第2側でそれぞれ折り畳まれた折り畳み状態となる。シャッターカーテン1´の上昇時に、シャッターカーテン1´が所定の上限位置まで達すると、上限リミットスイッチULSが作動して、電動上昇が停止する。下側ガイドレールG2の下端部位には、シャッターカーテン1´が全閉姿勢となったことを検知する下限リミットスイッチLLSが設けてある。
[B]シャッターカーテン
[B―1]全体形状
第2実施形態に係るシャッターカーテン1´は、幅広の上側部位10と、幅狭の下側部位11と、上側部位10の下方に位置して固定され、下側部位11の上方部位と同じ高さに位置する中間部位12と、からなる。第2実施形態に係るシャッターカーテン1´の構成は、第1実施形態に係るシャッターカーテン1の構成と共通する部分も多く、必要に応じて、第1実施形態に係る記載を援用ないし参酌できる点について留意されたい。本実施形態に係るシャッターカーテン1´において、骨材2´、2´´、シート押え部材7はアルミ型材から形成されるが、スチールやステンレス等でもよい。シャッターカーテン1´の構成要素において、骨材2´、2´´、シート押え部材7以外の要素(摺動部材を除く)は、スチール等から形成される。
上側部位10は、開口幅方向に延びる複数本の長尺の骨材2´と、最下位の骨材2´の下方に設けたボトム部材13(上部ボトム)と、複数本の長尺の骨材2´及びボトム部材13に設けられた幅広のシート40と、からなる。上側部位10の最上位の骨材2´は、シャッターカーテン1´の上端に位置しており、上限リミットスイッチULS、エマージェンシースイッチEMSに当接する当接部を備えている(図60参照)。
下側部位11は、開口幅方向に延びる複数本の短尺の骨材2´´と、最下位の骨材2´´の下方に設けたボトム部材3´(下部ボトム)と、複数本の短尺の骨材2´´及びボトム部材3´に設けられた幅狭のシート41と、からなる。下側部位11の最下位のボトム部材3´は、シャッターカーテン1´の下端に位置しており、下側ガイドレールG2の下端部位に設けた下限リミットスイッチLLSとの当接部を備えている。
中間部位12は、下側部位11の上方部位の見付幅方向の第1側に隣接して、上側部位10の下端に設けた第1中間部位12Aと、下側部位11の上方部位の見付幅方向の第2側に隣接して、上側部位10の下端に設けた第2中間部位12Bと、からなる。第1中間部位12Aと第2中間部位12Bとの間の間隔は、下側部位11の見付幅寸法に対応しており、第1中間部位12Aと第2中間部位12Bの対向する見込面には、高さ方向に亘って中間ガイドレールG3が設けてあり、下側部位11の幅方向両端部を案内するようになっている。中間部位12の構成の詳細については後述する。
[B―2]骨材
上側部位10の骨材2´、下側部位11の骨材2´´の構成は、長さ寸法を除いて、第1実施形態に係る骨材2の構成と同じであり、参照番号を含めて骨材2の説明を適宜援用することができ、例えば、図8を参照することができる。具体的には、骨材2´、2´´は、所定の見込幅を備え、開口幅方向(見付方向)に延びる水平部20と、水平部の見込方向の両端に設けられ、開口幅方向に延びる当接部21、21と、からなり、当接部21の高さ寸法は、水平部20の高さ(厚さ)よりも大きく、当接部21の上端部22は、水平部20の上面200よりも上方に位置しており、当接部21の下端部23は、水平部20の下面201よりも下方に位置している。当接部21、21は垂直面である見付面210を備えており、第1シート4A´、第2シート4B´がそれぞれ見付面210に当接した状態で固定されるようになっている。
本実施形態では、骨材2´、2´´の上端部22が凹部となっており、凹部は凹部の底面を形成する水平面220と、水平面220の外側に位置し、傾斜面2210を備えた外側の凸部221と、水平面220の内側に位置する凸部222と、からなる。骨材2´、2´´の下端部23は下向き凸部となっており、凸部は、凸部の下端面を形成する水平面230と、外側の傾斜面231と、内側の垂直面232と、内側の水平面233と、からなる。上下に隣接する骨材2´、2´´が重畳した時には、上側の骨材2´、2´´の下端部23の凸部に、下側の骨材2´、2´´の上端部22の凹部が嵌るようになっている。
骨材2´、2´´の水平部20の上面200の長さ方向両端には、水平状のガイドプレート24が固定されている。ガイドプレート24の先端側は、骨材2´、2´´の長さ方向端部よりも突出しており、突出部には、ガイド受部25が形成されている。ガイド受部25は、見付方向に延びる被ガイド溝部250と、被ガイド溝部250の奥側に位置する幅広部251と、からなる。ガイドプレート24、ガイド受部25の具体的な構成については、第1実施形態におけるガイドプレート24、ガイド受部25の説明を援用することができる。
上側部位10の骨材2´は、第1ワイヤセットの2本の第1ワイヤW1、第2ワイヤセットの2本の第2ワイヤW2を高さ方向に挿通させる挿通部を備えている点において、第1実施形態に係る骨材2と異なる。図49に示すように、各骨材2´の水平部20には、2本の第1ワイヤW1、2本の第2ワイヤW2の昇降経路に位置して、4つの開口202が形成されており、2本の第1ワイヤW1、2本の第2ワイヤW2は、それぞれ開口202を挿通して上側部位10の高さ方向に延びている。なお、図60に示すように、上端部材14の底面142にも、2本の第1ワイヤW1、2本の第2ワイヤW2の昇降経路に位置して、4つの開口1400が形成されており、2本の第1ワイヤW1、2本の第2ワイヤW2は、それぞれ開口1400を挿通して開口部上方に延びている。
[B―3]ボトム部材
[B―3―1]下部ボトム
下側部位11のボトム部材3´の構成は、第1実施形態に係るシャッターカーテン1のボトム部材3の構成と同じであり、参照番号を含めてボトム部材3の説明を適宜援用することができ、例えば、図14~図23を参照することができる。具体的には、ボトム部材3´は、開口幅方向に水平に平行して延びる上側の一対のフレーム30と、開口幅方向に水平に平行して延びる下側の一対のフレーム31と、両端の垂直状の端部プレート32と、から全体として直方体状を備えている。一方の上側フレーム30及び下側フレーム31が見込方向の第1側に位置しており、他方の上側フレーム30及び下側フレーム31が見込方向の第2側に位置している。ボトム部材3´は、傾斜状に延びる複数本の補強材38を備えており、トラス構造となっている。
本実施形態に係る上側フレーム30は断面視方形状の角パイプであり、垂直状の側面(見付面)300と、水平状の上面301と、を備えている。一対の上側フレーム30の上面301がボトム部材3´の上面を形成している。下側フレーム31は断面視方形状の角パイプであり、垂直状の側面(見付面)310を備えている。一方の上側フレーム30の見付面300及び下側フレーム31の見付面310がボトム部材3´の第1側の見付面を形成しており、他方の上側フレーム30の見付面300及び下側フレーム31の見付面310がボトム部材3´の第2側の見付面を形成している。
上側フレーム30の上面301には、幅方向に間隔を存して、上側の骨材2´´の下端部23が当接する面に隣接して凸部33が形成されている。本実施形態では、上面301において、骨材2´´の下端部23が当接する面の内側に位置して凸部33が設けてある。本実施形態に係る凸部33は、ボトム部材3´の上面301の幅方向に間隔を存して複数設けてあるが、開口幅方向に延びる長尺部材であってもよい。
下側フレーム31の下端には緩衝部材34が設けてある。緩衝部材34はボトム部材3´の幅方向(シャッターカーテン1´の幅方向)に延びる長尺部材であり、2本の緩衝部材34が見込方向に離間して並設しており、開口部全閉時に、ボトム部材3´の下端の緩衝部材34が床面FLに密着するようになっている。
端部プレート32は、垂直状の縦長の長方形状であり、ボトム部材3´の左右の見込面を形成している。端部プレート32の高さ方向の中間にはワイヤ固定部35が設けてあり、端部プレート32の上側には、ワイヤ固定部35の上側に位置して上側被ガイド部36が設けてあり、端部プレート32の下側には、ワイヤ固定部35の下側に位置して下側被ガイド部37が設けてある。上側被ガイド部36、下側被ガイド部37は、それぞれ、一対のガイド要素を備えており、本実施形態では、上側被ガイド部36は一対の摺動部材362、下側被ガイド部37は一対の第1ガイドローラ370、第2ガイドローラ371を備えている。
[B―3―2]上部ボトム
図50、図51に示すように、上側部位10のボトム部材13は、下側部位11の骨材2´´の直上に位置する第1部位13Aと、第1部位13Aの見付幅方向(長さ方向)の第1側に位置する第2部位13Bと、第1部位13Aの見付幅方向(長さ方向)の第2側に位置する第3部位13Cと、からなる。本実施形態では、第3部位13Cは、複数の短尺要素を端部プレート132を介して連結することで形成されている。第1部位13Aの一方の端部と第2部位13Bの一方の端部は、第1ジョイント部13Dを介して接続されており、第1部位13Aの他方の端部と第3部位13Cの一方の端部は、第2ジョイント部13Eを介して接続されている。第1ジョイント部13Dは、第1ワイヤセット(2本の第1ワイヤW1)の昇降経路に位置しており、第2ジョイント部13Eは、第2ワイヤセット(2本の第2ワイヤW2)の昇降経路に位置している。
図52、図53に示すように、ボトム部材13は、開口幅方向に水平に平行して延びる上側の一対のフレーム130と、開口幅方向に水平に平行して延びる下側の一対のフレーム131と、両端(第2部位13Bの他方の端部、第3部位13Cの他方の端部)の端部プレート132と、から全体として直方体状を備えている。一方の上側フレーム130及び下側フレーム131が見込方向の第1側に位置しており、他方の上側フレーム130及び下側フレーム131が見込方向の第2側に位置している。ボトム部材13の第1部位13A、第2部位13B、第3部位13Cは、傾斜状に延びる複数本の補強材139を備えており、トラス構造となっている。本実施形態では、ボトム部材13の第1部位13Aの見付幅はボトム部材3´の見付幅と略同じであり、第1部位13Aの両端に位置する第1ジョイント部13D、第2ジョイント部13Eの内部には補強材139は設けられておらず、吊持ワイヤWを高さ方向に挿通させるための十分な空間(ワイヤ挿通部)が形成されている。
本実施形態に係る上側フレーム130は断面視方形状の角パイプであり、垂直状の側面(見付面)1300と、水平状の上面1301と、を備えている。一対の上側フレーム130の上面1301がボトム部材13の上面を形成している。下側フレーム131は断面視方形状の角パイプであり、垂直状の側面(見付面)1310を備えている。一方の上側フレーム130の見付面1300及び下側フレーム131の見付面1310がボトム部材13の第1側の見付面を形成しており、他方の上側フレーム130の見付面1300及び下側フレーム131の見付面1310がボトム部材13の第2側の見付面を形成している。
上側フレーム130の上面1301には、幅方向に間隔を存して、上側の骨材2´の下端部23が当接する面に隣接して凸部133が形成されている。本実施形態では、上面1301において、骨材2´の下端部23が当接する面の内側に位置して凸部133が設けてある。本実施形態に係る凸部133は、ボトム部材13の上面1301の幅方向に間隔を存して複数設けてあるが、開口幅方向に延びる長尺部材であってもよい。
下側フレーム131の下面1311には、幅方向に間隔を存して、下側の骨材2´´の上端部22が当接する面に隣接して凸部134が形成されている(図61参照)。本実施形態では、下面1311において、骨材2´´の上端部22が当接する面の内側に位置して凸部134が設けてある。本実施形態に係る凸部134は、ボトム部材13の下面1311の幅方向に間隔を存して複数設けてあるが、開口幅方向に延びる長尺部材であってもよい。
端部プレート132は、垂直状の方形プレートであり、ボトム部材13の左右の見込面を形成している。ボトム部材13の長さ方向(見付幅方向)の第2側の端部プレート132には、高さ方向の中間に位置してワイヤ固定部135が設けてある。両方の端部プレート132には、上側被ガイド部136、下側被ガイド部137が設けてあり、上側被ガイド部136、下側被ガイド部137の間に位置して、高さ方向の中間には、中間ガイド部としてのガイドローラ138が設けてある。第2側の端部プレート132において、一対のワイヤ固定部135の間に位置してガイドローラ138が位置している。
本実施形態に係るワイヤ固定部135は、見込方向に並設された一対のワイヤ固定部135からなる。各ワイヤ固定部135は、第3ワイヤW3の下端が取り付けられようになっている。ワイヤ固定部135は端部プレート132に対して高さ方向に位置調整可能に固定されている。より具体的には、端部プレート132には、高さ方向に延びる長孔が形成されており、必要に応じて、高さ調整手段1353(図53参照)でワイヤ固定部135の高さ位置が調整可能となっている。ワイヤ固定部135の具体的な構成については、第1実施形態におけるワイヤ固定部35の説明を援用することができる。
上側被ガイド部136、下側被ガイド部137は、第1実施形態に係るボトム部材3の上側被ガイド部36の構成と同じであり、必要に応じて、上側被ガイド部36についての記載を援用することができる。また、上側被ガイド部136、下側被ガイド部137のガイド受部の構成は、骨材2の長さ方向両端部のガイド受部25の構成と同一であり、必要に応じて、ガイド受部25(一対の摺動部材26と一対の固定部材27を備えている)の説明を援用することができる。ガイドローラ138については、第1実施形態における第2ガイドローラ371の説明を援用することができる。
[B―4]シート及びシートの固定構造
本実施形態において、上端部材14、複数本の骨材2´、ボトム部材13、複数本の骨材2´´、ボトム部材3´は同一の見込幅を備えており、第1シート4A´、第2シート4B´は、上端部材14の第1見付面140、第2見付面141、各骨材2´、2´´の見付面210、ボトム部材3´の見付面300、310、ボトム部材13の見付面1300、1310に当接した状態で、シート幅方向に延びるシート押え部材7によって螺子S2で固定されている。シート幅方向両端部の固定構造は、第1実施形態に係るシート4の幅方向両端部位の固定構造と実質的に同じであり、具体的な構成については、第1実施形態における記載を援用することができる。
幅広シート40の見付幅寸法は、骨材2´及びボトム部材13の見付幅よりも大きく、幅広シート40の幅方向両端部は、骨材2´、ボトム部材13の長さ方向両端部を越えて延出部42を備えている。幅広シート40を固定するシート押え部材7の長さ寸法は、端部が骨材2´、ボトム部材13の長さ寸法よりも長く、シート押え部材7の幅方向両端部位は、骨材2´及びボトム部材13の幅方向端部を越えて突出しており、延出部7´を形成している。シート4の延出部42は、シート押え部材7の延出部7´に固定されている。より具体的には、シート4の延出部42を、固定部材としての裏板73とシート押え部材7の延出部7´で挟み込むようにして、螺子S3で固定されている。
幅狭シート41の見付幅寸法は、骨材2´´及びボトム部材3´の見付幅よりも大きく、幅狭シート41の幅方向両端部は、骨材2´´、ボトム部材3´の長さ方向両端部を越えて延出部42を備えている。幅狭シート41を固定するシート押え部材7の長さ寸法は、端部が骨材2´´、ボトム部材3´の長さ寸法よりも長く、シート押え部材7の幅方向両端部位は、骨材2´´及びボトム部材3´の幅方向端部を越えて突出しており、延出部7´を形成している。シート4の延出部42は、シート押え部材7の延出部7´に固定されている。より具体的には、シート4の延出部42を、固定部材としての裏板73とシート押え部材7の延出部7´で挟み込むようにして、螺子S3で固定されている。
本実施形態に係るシート4の材質は、所定の強度及び可撓性を備えていれば、限定されず、公知のシート素材から形成することができる。図62に示すように、本実施形態に係るシート4は、高さ方向に延びる複数本の帯状シートを幅方向に接続することで形成されている。具体的には、複数本の帯状シートは、幅広シート40と幅狭シート41とからなる第1の高さ(シャッターカーテン1´の全高)を備えた複数本の第1帯状シート4000、4000´と、幅広シート40のみの第2の高さを備えた複数本の第2帯状シート4100と、からなり、第1帯状シート4000´は、一方の半部が第1の高さ、他方の半部が第2の高さを備えたシートである。第1帯状シート4000´は、1枚のシート片であって、幅広シート40の下端と幅狭シート41の上端で形成される隅部を備えており、複数本の帯状シートの接続部が前記隅部に位置しないようになっている。帯状シート4000、4100、4000´の接続部はシート高さ方向に延びているため、複数枚のシートを高さ方向に接続した場合(接続部が水平に延びる)に比べて、シート自重が接続部に与える影響が小さい。
[B―5]中間部位
図42、図51、図54、図55を参照しつつ、中間部位12について説明する。シャッターカーテン1´の上側部位10のボトム部材13の第2部位13Bの下方に位置して第1中間部位12Aが設けられ、ボトム部材13の第3部位13Cの下方に位置して第2中間部位12Bが設けられており、中間部位12(第1中間部位12A、第2中間部位12B)は、下側部位11の上方部位の側方に位置している。
中間部位12は、所定の高さ寸法、見込寸法、見付幅寸法を備えたパネル体であり、上端部が上側部位10のボトム部材13の第2部位13Bの下面に固定されている。より具体的には、本実施形態に係る中間部位12は、直方体の各辺に相当する複数本の角パイプ状のフレーム(見付方向に水平に延びるフレーム、見込方向に水平に延びるフレーム、垂直方向に延びるフレーム)から組み立てられたパネル本体からなる。パネル本体の見付面には、シート120が取り付けられている。シート120は、シート押え部材7を用いて螺子でパネル本体の所定のフレームに取り付けられている。本実施形態に係るパネル本体は、さらに、複数本の中間フレームを備えている。パネル本体の上面には、ボトム部材13の下端部との取付片が形成されている。パネル本体の内側の見込面には、中間ガイドレールG3の取付片が形成されている。
図48Aに示すように、中間部位12(中間部位12B)のパネル本体は、第1見付面(シート120)と、第2見付面(シート120)と、内側(見付幅方向の第1側)の見込面(一対の見込縦フレーム127、上側見込フレーム126、下側見込フレーム122)と、外側(見付幅方向の第2側)の見込面(一対の見込縦フレーム127´、上側見込フレーム126´、下側見込フレーム122´)と、上面(一対の上側見付フレーム125、上側見込フレーム126、126´)と、下面(一対の下側見付フレーム121、下側見込フレーム122、122´)と、を備えている。内側の見込面には中間ガイドレールG3の取付片128が形成されている。上面には、ボトム部材13の下端部との取付片129が形成されている。
本実施形態では、開口幅方向に水平に平行して延びる下側の一対の下側見付フレーム121と、一対の下側見付フレーム121の中間ガイドレールG3側の端部を接続する下側見込フレーム122は、後述する第3ガイド手段の要素を構成している。中間部位12の幅方向の所定部位の下方部位には、検知スイッチMS1を作動させる作動体123が設けてある。中間部位12の下端には、シート120の下端から下方に垂直に突出する一対の緩衝片124が幅方向に亘って設けてある。
中間部位12の高さ寸法は、伸縮状態にある下側部位11の高さ寸法と略同じである。中間部位12の見込幅は、上側部位10、下側部位11の見込幅と略同じであり、開口部全閉状態において、幅広シート40、幅狭シート41、中間部位12のシート120は面一となって垂直面を形成するようになっている。本実施形態では、第1中間部位12Aの見付幅寸法が狭く、第2中間部位12Bの見付幅寸法が広くなっている。
第1中間部位12Aと第2中間部位12Bは、離間対向する見込面を備えており、各見込面には、高さ方向に亘って中間ガイドレールG3が設けてある。後述するように、中間ガイドレールG3は、第1ガイドレール8と一対の第2ガイドレール9からなる。中間ガイドレールG3は、下側ガイドレールG2の直上に位置しており、下側ガイドレールG2と中間ガイドレールG3で、幅狭の下側部位11の幅方向両端を案内するようになっている。本実施形態に係る中間ガイドレールG3の高さ寸法は、中間部位12の高さ寸法と略同じである。図示の態様では、中間ガイドレールG3の下端部位は、中間部位12の下端よりも少し下方に突出している。
開口部全閉状態において、下側部位11は、折り畳み状態にあり、重畳した骨材2´´及びボトム部材3´は、中間ガイドレールG3間の空間に位置しており、下端(ボトム部材3´の下端)が中間部位12の下端と略同じ高さ位置にある(図37参照)。
開口部全閉状態において、第1中間部位12Aが中間開口の開口幅方向の第1側部位を閉鎖し、第2中間部位12Bが中間開口の開口幅方向の第2側部位を閉鎖し、中間部位の第1側部位と第2側部位の間の空間は、下側部位11の上方部位によって閉鎖されるようになっている(図36、図47、図48参照)。
[C]ガイド機構
[C―1]第1ガイドレールと第2ガイドレール
第2実施形態に係るシャッターカーテン1´の上側部位10の幅方向両端は、上側開口の幅方向両端に設けた左右の上側ガイドレールG1によって案内され、下側部位11の幅方向両端は、下側開口の幅方向両端に設けた左右の下側ガイドレールG2と、第1中間部位12A及び第2中間部位12Bに設けた左右の中間ガイドレールG3によって案内される。第2実施形態に係る上側ガイドレールG1、下側ガイドレールG2、中間ガイドレールG3は、いずれも、シャッターカーテン1´の見込幅の略中央に位置して見付方向に延びる第1ガイドレール8と、平面視において第1ガイドレール8を挟むように位置して見付方向に延びる一対の第2ガイドレール9と、からなる。
第1ガイドレール8は、シャッターカーテン1´の見込幅の略中央に位置して、基端側が躯体Cに固定され、見付方向の先端側にガイド部を備えている。第1ガイドレール8のガイド部は、シャッターカーテン1´の見込幅の略中央に位置して見付方向に延びる第1部分80と、第1部分80の先端において見込方向に延びる第2部分81と、を備え、本実施形態では平面視T形状を備えている。第1部分80の基端側は幅広部800となっており、幅広部800の基端には固定片82が形成されている。第1ガイドレール8は、固定片82を躯体Cにボルトで固定することで躯体Cに取り付けられている。
第2ガイドレール9は、基端側が躯体Cに固定され、見付方向の先端側部位がシャッターカーテン1´の幅方向両端部の見付面に位置して、シート4(幅広シート40、幅狭シート41)の幅方向両端部に内側から当接ないし近接するようになっている。第2ガイドレール9は、先端側の第1見付片90と、第1見付片90に対して見込方向内側に位置する、基端側の第2見付片91と、第1見付片90の基端と第2見付片91の先端との間に位置する段部92と、を備えている。第1見付片90の外面にシート4(幅広シート40、幅狭シート41)の幅方向端部が当接ないし近接するようになっている。第2見付片91の基端には、第2見付片91に対して垂直に延びる固定片93が設けてあり、第2ガイドレール9は全体として平面視略L形状となっている。一対の第2ガイドレール9が、平面視において第1ガイドレール8を挟むように位置している。
各骨材2´、2´´のガイド受部25、ボトム部材3´の上側被ガイド部36、下側被ガイド部37、ボトム部材13の上側被ガイド部136、下側被ガイド部137の一対のガイド要素間に第1ガイドレール8の第1部分80が受け入れられており、一方の第2ガイドレール9の外側に第1シート4A´の幅方向両端部位が位置し、他方の第2ガイドレール9の外側に第2シート4B´の幅方向両端部位が位置するようになっている。第1ガイドレール8を備えた第1ガイド機構、第2ガイドレール9を備えた第2ガイド機構の詳細については、第1実施形態における記載を援用することができる。
[C―2]下側部位のガイドレールの位置合わせ
シャッターカーテン1´の下側部位11の幅方向両端部位を案内するガイドレールは、下側のガイドレールG2と上側の中間ガイドレールG3とからなり、中間ガイドレールG3は上側部位10及び中間部位12の上下動と共に、固定ガイドレールである下側ガイドレールG2の直上に位置して上下動する可動ガイドレールである。したがって、シャッターカーテン1´の閉鎖時に、躯体に取り付けられた固定の下側ガイドレールG2の上端と、上側部位10に取り付けられた可動の中間ガイドレールG3の下端との位置合わせを行うガイド手段が設けられる。下側ガイドレールG2の上端と中間ガイドレールG3の下端が位置合わせされて下側部位11の幅方向両端部を案内する1本のガイドレールを形成した状態において、下側ガイドレールG2の第2ガイドレール9の上端96と中間ガイドレールG3の第2ガイドレール9の下端95が当接して接合面を形成するようになっている(図47、図58、図59参照)。
図54~図59を参照しつつ、位置合わせ用のガイド手段について説明する。本実施形態において、位置合わせ用のガイド手段は、上側の中間ガイドレールG3の第1ガイドレール8の下端と、下側ガイドレールG2の第1ガイドレール8の上端とを位置合わせする第1ガイド手段と、上側の中間ガイドレールG3の一対の第2ガイドレール9の下端95と、下側ガイドレールG2の一対の第2ガイドレール9の上端96とを位置合わせする第2ガイド手段と、中間部位12の下端が当接する中間床面FL2に設けられ、中間部位12(中間ガイドレールG3が取り付けられている)の見込方向もしくは/および見付方向の位置決めを行う第3ガイド手段と、を備えている。
本実施形態に係る第1ガイド手段は、中間ガイドレールG3の第1ガイドレール8の第1部分80の基端側の幅広部800の下端に取り付けられた第1ガイド部材17と、下側ガイドレールG2の第1ガイドレール8の第1部分80の基端側の幅広部800の上端に形成した被係止部と、を備えている。第1ガイド部材17は、第1ガイドレール8の第1部分80の下端への取付片170と、第1ガイドレール8の第1部分80の下端から拡開状に下方に延びる一対の傾斜状の第1ガイド片171と、からなる。上側の中間ガイドレールG3が、下側のガイドレールG2の上端に対して上方に離間した位置から下降すると、中間ガイドレールG3の下端から下方に突出する第1ガイド片171が、下側ガイドレールG2の第1ガイドレール8の第1部分80の幅広部800の上端の被係止部に係止して、見込方向の位置決めが行われる。本実施形態では、全閉状態(中間ガイドレールG3の第1ガイド片171が、下側ガイドレールG2の被係止部に係止した状態)において、中間ガイドレールG3の第1ガイドレール8の下端と、下側ガイドレールG2の第1ガイドレール8の上端は離間している(隙間がある)。本実施形態では、下側ガイドレールG2の第1ガイドレール8の第1部分80の幅広部800の上端には一対の傾斜面172(被係止部)が形成されており(図56A参照)、開口部閉鎖時に中間部位12が下降する時に、第1ガイド部材17の傾斜状の一対の第1ガイド片171が傾斜面172にガイドされながら見込方向の位置決めが行われる。第1ガイド部材17は第1ガイドレール8の第1部分80の基端側の幅広部800に形成されているため、第1ガイドレール8のガイド機能に支障を与えない。図示の態様では、一対の傾斜状の第1ガイド片171は、直線状に延びているが、第1ガイド片171の形状は限定されず、例えば、拡開状に下方に延びる一対の傾斜状の湾曲片171´(図43A)であってもよく、あるいは、各第1ガイド片171が垂直方向に対する第1角度(垂直面に対して鋭角)で傾斜する上側の傾斜部と垂直方向に対する第2角度(第1角度より垂直面に対して鈍角)で傾斜する下側の傾斜部から形成された傾斜片171´´(図43A)でもよい。
本実施形態に係る第2ガイド手段は、中間ガイドレールG3の第2ガイドレール9の第1見付片90の下端に取り付けられた第2ガイド部材18と、下側ガイドレールG2の第2ガイドレール9の第1見付片90に形成されたポケット部94の上端部位と、を備えている。第2ガイド部材18は、第2ガイドレール9に固定される上側の固定片180と、第2ガイドレール9の下端95から下方に突出する下側の第2ガイド片181と、からなる。第2ガイド片181は先端(下端)が先細となっている。本実施形態では、第2ガイドレール9の第1見付片90の基端側の裏面には高さ方向に延びるポケット部94が形成されており、第2ガイド部材18の固定片180は、ポケット部94に装着されて固定される。上側の中間ガイドレールG3が、下側ガイドレールG2の上端に対して上方に離間した位置から下降すると、中間ガイドレールG3の下端から下方に突出する第2ガイド片181が、下側ガイドレールG2の第2ガイドレール9の第1見付片90の基端側の裏面に形成されたポケット部に係止することで、見込方向及び見付方向の位置決めが行われる。
本実施形態に係る第3ガイド手段は、中間部位12の下端が当接する中間床面FL2に設けられた第3ガイド部材19と、中間部位12の一対の下側見付フレーム121、下側見込フレーム122と、を備えている。第3ガイド部材19は、一対の見付面190と、見込面191と、上面192と、を備え、一対の見付面190の垂直部分の上方部位は上方に向かって互いに接近する方向に傾斜する傾斜面1900となっており、見込面191の垂直部分の上方部位は、上方に向かって他方の見込面側に傾斜する傾斜面1910となっている。
本実施形態では、第1中間部位12Aの下端が当接する中間床面FL2に幅方向に離間して2つの第3ガイド部材19が異なる向きで設けてあり、中間ガイドレールG3に近い側の第3ガイド部材19は傾斜面1910が中間ガイドレールG3に近い側に位置する向きとなっている。第2中間部位12Bの下端が当接する中間床面FL2に幅方向に離間して2つの第3ガイド部材19が異なる向きで設けてあり、中間ガイドレールG3に近い側の第3ガイド部材19は傾斜面1910が中間ガイドレールG3に近い側に位置する向きとなっている。
本実施形態では、中間ガイドレールG3の下端と下側ガイドレールG2の上端が一致した時に、開口幅方向に水平に平行して延びる下側の一対の下側見付フレーム121の内側見付面が第3ガイド部材19の一対の見付面190の垂直部分と近接ないし摺接するようになっており、中間部位12及び中間ガイドレールG3が、下側ガイドレールG2の上端に対して上方に離間した位置から下降すると、下側見付フレーム121の内側見付面が第3ガイド部材19の一対の見付面190の上側の傾斜面1900に案内されながら下降して、見込方向の位置決めが行われる。
中間ガイドレールG3の下端と下側ガイドレールG2の上端が一致した時に、第1中間部位12A及び第2中間部位12Bの下側見込フレーム122の内側見込面が第3ガイド部材19の見込面191の垂直部分と近接ないし摺接するようになっており、中間部位12及び中間ガイドレールG3が、下側ガイドレールG2の上端に対して上方に離間した位置から下降すると、下側見込フレーム122の内側見込面が第3ガイド部材19の見込面191の上側の傾斜面1910に案内されながら下降して、見付方向の位置決めが行われる。
本実施形態では、シャッターカーテン1´の閉鎖時に、第3ガイド手段、第1ガイド手段、第2ガイド手段の順で位置合わせが実行されるが、これらの順番は限定されない。また、ガイド手段は、第1ガイド手段、第2ガイド手段、第3ガイド手段のいずれか1つあるいは複数の組み合わせてであってもよい。見込方向の位置決めを行う第3ガイド手段において、中間床面FL2に見込方向に離間して設けた一対の第3ガイド部材によって、中間部位12を見込方向から挟むようにして位置決めしてもよい。
中間床面FL2に設けた第3ガイド部材19に隣接して、マイクロスイッチが設けてあり、中間部位12の下方部位には、中間部位12の下端が、見込方向及び見付方向にガイドされながら所定の位置まで下降した時に、検知スイッチMS1がOFFとなるように作動体123が設けてある。検知スイッチMS1がOFF状態にある時には、上側部位10及び中間部位が下端まで降下しており、かつ、中間ガイドレールG3の下端と下側ガイドレールG2の上端の位置が一致していると判断できる。本実施形態では、第3ガイド部材19は、第1中間部位12Aの下方に位置する第1中間床面FL2上に2個、第2中間部位12Bの下方に位置する第2中間床面FL2上に2個、合計4個設けてあるが(図37参照)、第1中間床面FL2上には中間ガイドレールG3に近い部位に1個、第2中間床面FL2上には中間ガイドレールG3に近い部位に1個、合計2個設けたものでもよい。あるいは、第2中間床面FL2において、図37に示す2個の第3ガイド部材19の間に1個以上の第3ガイド部材19を設けることで、合計5個以上の第3ガイド部材19を設けてもよい。
[D]シャッター開閉動作
本実施形態に係るシートシャッターは電動モータMによって駆動される巻取装置6によって電動開閉される。開口部を開放する際には、第1巻取装置6A、第2巻取装置6B、第3巻取装置6Cの巻取ドラム60に第1ワイヤW1、第2ワイヤW2、第3ワイヤW3を巻き取ることで、シャッターカーテン1´は、ボトム部材3´、複数本の骨材2´´、ボトム部材13、複数本の骨材2´が高さ方向に重畳しなが上昇し、第1シート4A´、第2シート4B´が第1側、第2側でそれぞれ外側へ折り畳まれた折り畳み状態となって開口部全開状態となる。本実施形態において、シャッターカーテン1´の上側部位10と下側部位11の見込寸法は略同じである。より具体的には、上側部位10の骨材2´、ボトム部材13、下側部位11の骨材2´´、ボトム部材3´の見込寸法は略同じである(図41、図61参照)。
シャッターカーテン1´の上昇時には、ボトム部材(下部ボトム)3´の上端(上面301)が骨材2´´の下端部23に当接し、上下に隣り合う骨材2´´において、下側の骨材2´´の上端部22が上側の骨材2´´の下端部23に当接するようになっている。吊持ワイヤWの上動によって上動するボトム部材3´の上側フレーム30の上面301が最下位の骨材2´´の下端部23の水平面230に当接して当該骨材2´´を上動させ、当該骨材2´´の上端部22の水平面220が上側に位置する骨材2´´の下端部23の水平面230に当接して、骨材2´´を上動させる。
上動する下側部位11の最上位の骨材2´´の上端部22が、上側部位10の下端のボトム部材(上部ボトム)13の下面1311に当接し、ボトム部材(上部ボトム)13の上端(上面1301)が骨材2´の下端部23に当接し、上下に隣り合う骨材2´において、下側の骨材2´の上端部22が上側の骨材2´の下端部23に当接するようになっている。吊持ワイヤWの上動によって上動するボトム部材13の上側フレーム130の上面1301が最下位の骨材2´の下端部23の水平面230に当接して当該骨材2´を上動させ、当該骨材2´の上端部22の水平面220が上側に位置する骨材2´の下端部23の水平面230に当接して、骨材2´を上動させる。
ボトム部材3´と直上の骨材2´´が重畳した状態において、見込方向の両側に位置する骨材2´´の下端部23の下向き凸部の内側に位置してボトム部材3の上面301の凸部33が位置している。本実施形態に係る凸部33の高さは、下端部23の下向き凸部の高さよりも低く、下向き凸部の内側の垂直面232に離間対向する部位は下側の垂直面330と上側の傾斜面331となっている(図34を援用)。シャッターカーテン1´の上動時(シャッターカーテン1´が引き上げられる時)に、ボトム部材3´と上側の骨材2´´が離間した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部33の傾斜面331がいずれか一方の下向き凸部の内側の垂直面232と水平面230との角部に当接してズレが規制されるようになっている。ボトム部材3´と上側の骨材2´´が当接した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部33の垂直面330がいずれか一方の下向き凸部の内側の垂直面232に当接してズレが規制されるようになっている。
下側部位11の骨材2´´同士が重畳した状態において、上側の骨材2´´の下端部23の凸部の水平面230に、下側の骨材2´´の上端部22の凹部の水平面220が当接し、上側の骨材2´´の下端部23の凸部の傾斜面231に、下側の骨材2´´の上端部22の凹部の傾斜面2210が近接ないし当接し、上側の骨材2´´の下端部23の下向き凸部の内側の垂直面232が、下側の骨材2´´の上端部22の凹部の内側の凸部222の内側側面に対向し、凸部222の上端が、内側の水平面233に対向している。シャッターカーテン1の上動時(シャッターカーテン1´が引き上げられる時)に、上下の上側の骨材2´´が離間した状態で見込方向にズレた場合には、また、上下の上側の骨材2´´が当接した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部の垂直面232がいずれか一方の内側凸部222に当接し、他方の傾斜面2210が傾斜面231に当接してズレが規制されるようになっている。
ボトム部材13と直下の骨材2´´が重畳した状態において、骨材2´´の上端部22の内側の凸部222の上端と外側の凸部221の上端がボトム部材13の下面1311に当接しており、見込方向の両側に位置する骨材2´´の上端部22の内側凸部222に対向してボトム部材13の下面1311の凸部134が位置している。本実施形態に係る凸部134は、ボトム部材13の下面1311において、見付面1310から離間する側に設けてあり、見付面1310側に位置する側面は、上側の垂直面1340と、垂直面1340の下端から見付面1310から離れる方向に傾斜する下側の傾斜面1341と、から形成されている。シャッターカーテン1´の上動時(シャッターカーテン1´が引き上げられる時)に、ボトム部材13と下側の骨材2´´が離間した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部134の傾斜面1341に、いずれか一方の内側の凸部222の上端が当接し、ズレが規制されるようになっている。ボトム部材13´と上側の骨材2´´が当接した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部134の垂直面1340がいずれか一方の内側凸部222の見付面に当接してズレが規制されるようになっている。
ボトム部材13と直上の骨材2´が重畳した状態において、見込方向の両側に位置する骨材2´の下端部23の下向き凸部の内側に位置してボトム部材13の上面1301の凸部133が位置している。本実施形態に係る凸部133の高さは、下端部23の下向き凸部の高さよりも低く、下向き凸部の内側の垂直面232に離間対向する部位は下側の垂直面1330と上側の傾斜面1331となっている。シャッターカーテン1´の上動時(シャッターカーテン1´が引き上げられる時)に、ボトム部材13と上側の骨材2´が離間した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部133の傾斜面1331がいずれか一方の下向き凸部の内側の垂直面232と水平面230との角部に当接してズレが規制されるようになっている。ボトム部材13と上側の骨材2´が当接した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部133の垂直面1330がいずれか一方の下向き凸部の内側の垂直面232に当接してズレが規制されるようになっている。
下側部位11の骨材2´同士が重畳した状態において、上側の骨材2´の下端部23の凸部の水平面230に、下側の骨材2´の上端部22の凹部の水平面220が当接し、上側の骨材2´の下端部23の凸部の傾斜面231に、下側の骨材2´の上端部22の凹部の傾斜面2210が近接ないし当接し、上側の骨材2´の下端部23の下向き凸部の内側の垂直面232が、下側の骨材2´の上端部22の凹部の内側の凸部222の内側側面に対向し、凸部222の上端が、内側の水平面233に対向している。シャッターカーテン1´の上動時(シャッターカーテン1´が引き上げられる時)に、上下の上側の骨材2´が離間した状態で見込方向にズレた場合には、また、上下の上側の骨材2´が当接した状態で見込方向にズレた場合には、いずれか一方の凸部の垂直面232がいずれか一方の内側凸部222に当接し、他方の傾斜面2210が傾斜面231に当接してズレが規制されるようになっている。
開口部全閉時には、伸展状態にある上側部位10が上側開口を閉鎖し、伸展状態にある下側部位11が下側開口を閉鎖し、第1中間部位12A、第2中間部位12Bと伸展状態にある下側部位11の上方部位が中間開口を閉鎖する。上側部位10の幅方向両端部は躯体に設けた上側ガイドレールG1に案内されており、下側部位11の幅方向両端部は、躯体に設けた下側ガイドレールG2と、第1中間部位12A、第2中間部位12Bに設けられた中間ガイドレールG3に案内されている。
開口部全閉状態において、上側部位10の下端の第1中間部位12A、第2中間部位12Bの外側に位置する部位は、上側床面FL1と離間しており、上側床面FL1に設けたレールRと緩衝しないようになっている。上側部位10の下端のかかる部位には緩衝材は設けられていないが、レールRを避けるようにして緩衝材を設けてもよい。
第1中間部位12Aの下端は緩衝片124を介して、中間床面FL2に当接しており、第1中間部位12Aの外側の見込面と中間側壁C1は離間対向している。第2中間部位12Bの下端は緩衝片124を介して、中間床面FL2に当接しており、第2中間部位12Bの外側の見込面と中間側壁C1は離間対向している。中間開口の幅方向両端部位にはガイドレールは設けらていない。
符合の説明
1 シャッターカーテン(第1実施形態)
1´ シャッターカーテン(第2実施形態)
10 上側部位(第2実施形態)
11 下側部位(第2実施形態)
12 中間部位(第2実施形態)
121 下側見付フレーム(第3ガイド手段、第1被ガイド部)
122 下側見込フレーム(第3ガイド手段、第2被ガイド部)
124 緩衝片(緩衝材)
2 骨材(第1実施形態)
2´ 骨材(第2実施形態、長尺骨材)
2´´ 骨材(第2実施形態、短尺骨材)
20 水平部
202 開口(ワイヤ挿通部)
220 水平面(底面)
21 当接部
22 上端部
222 凸部(突部)
23 下端部
230 水平面(先端面)
26 摺動部材
260 先端の見付面(内側見付面)
261 基端の見付面(外側見付面)
3 ボトム部材(第1実施形態)
3´ ボトム部材(第2実施形態、下部ボトム)
33 凸部(突部)
34 緩衝部材(緩衝材)
36 上側被ガイド部
362 摺動部材
37 下側被ガイド部
13 ボトム部材(第2実施形態、上部ボトム)
13D 第1ジョイント部(内部空間がワイヤ挿通部)
13E 第2ジョイント部(内部空間がワイヤ挿通部)
133 凸部(突部)
134 凸部(突部)
136 上側被ガイド部
137 下側被ガイド部
4 シート
40 幅広シート(第2実施形態)
41 幅狭シート(第2実施形態)
42 延出部(延出片)
4A 第1シート(第1実施形態)
4B 第2シート(第1実施形態)
4A´ 第1シート(第2実施形態)
4B´ 第2シート(第2実施形態)
5 プーリ
5A 第1プーリ
5B 第2プーリ
5C 第3プーリ(第2実施形態)
6 巻取装置
6A 第1巻取装置
6B 第2巻取装置
6C 第3巻取装置(第2実施形態)
7 シート押え部材
7´ 延出部(延出片)
73 裏板(固定部材)
G ガイドレール
G1 上側ガイドレール(第2実施形態)
G2 下側ガイドレール(第2実施形態、固定ガイドレール)
G3 中間ガイドレール(第2実施形態、可動ガイドレール)
8 第1ガイドレール
80 第1部分
81 第2部分
9 第2ガイドレール
94 ポケット部(第2ガイド手段、挿入部)
14 上端部材
1400 開口(上端ワイヤ挿通部)
1420 切り欠き部(上端ワイヤ挿通部)
15 ロック装置
155 係止ピン(保持手段)
16 係止受部
17 第1ガイド部材(第1ガイド手段)
172 傾斜面(第1ガイド手段、被係止部)
18 第2ガイド部材(第2ガイド手段)
19 第3ガイド部材(第3ガイド手段、位置決めガイド)
W 吊持ワイヤ
W1 第1ワイヤ(下部ボトム用吊持ワイヤ)
W2 第2ワイヤ(下部ボトム用吊持ワイヤ)
W3 第3ワイヤ(第2実施形態)(上部ボトム用吊持ワイヤ)