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JP7828113B2 - 磁気デバイス - Google Patents
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JP7828113B2 - 磁気デバイス - Google Patents

磁気デバイス

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JP7828113B2
JP7828113B2 JP2024561056A JP2024561056A JP7828113B2 JP 7828113 B2 JP7828113 B2 JP 7828113B2 JP 2024561056 A JP2024561056 A JP 2024561056A JP 2024561056 A JP2024561056 A JP 2024561056A JP 7828113 B2 JP7828113 B2 JP 7828113B2
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Description

本発明の実施形態は、磁気デバイスに関する。
磁性層を含む磁気デバイスが種々の用途に応用される。磁気デバイスにおいて安定した動作が望まれる。
特許第6545853号公報
本発明の実施形態は、安定した動作が可能な磁気デバイスを提供する。
実施形態に係る磁気デバイスは、第1素子部を含む。前記第1素子部は、第1磁性層、第1非磁性部材、第1磁性部材及び第1中間層を含む。前記第1非磁性部材は、導電性である。前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う。前記第1磁性部材は、前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1非磁性部材と接する。前記第1中間層は、前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられ、非磁性である。前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含む。前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含む。前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含む。
図1は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。 図2は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的斜視図である。 図3は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。 図4(a)及び図4(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。 図5(a)及び図5(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。 図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。 図7(a)及び図7(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。 図8は、第2実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。 図9は、第3実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的斜視図である。
実施形態に係る磁気デバイス110は、第1素子部10Eを含む。第1素子部10Eは、第1磁性層11、第1非磁性部材31、第1磁性部材21、及び、第1中間層15を含む。
第1非磁性部材31は、導電性である。第1磁性層11から第1非磁性部材31への方向は、第1方向D1に沿う。
第1方向D1をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向及びX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
第1磁性部材21は、第1磁性層11と第1非磁性部材31との間に設けられる。第1磁性部材21は、第1非磁性部材31と接する。第1中間層15は、第1磁性層11と第1磁性部材21との間に設けられる。第1中間層15は、非磁性である。例えば、第1中間層15は、第1磁性層11及び第1磁性部材21と接して良い。
第1非磁性部材31は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含む。第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含む。第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含む。例えば、第1非磁性部材31は、Ru及び酸素を含む。例えば、第1非磁性部材31は、Al及びPtなどを含む。これにより、後述するように、安定した動作が得られる。第1材料及び第2材料の例については後述する。
実施形態において、第1中間層15は、例えば、MgO、CaO、SrO、TiO、VO、NbO及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第1素子部10Eは、例えば、TMR(Tunnel Magneto Resistance)素子である。
第1磁性層11は、例えば、磁化自由層である。第1磁性部材21は、例えば、磁化参照層である。第1磁性部材21の磁化は、第1磁性層11の磁化と比べて変化し難い。
第1磁性層11は、Fe、Co、及びNiよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第1磁性層11は、ボロンをさらに含んで良い。第1磁性層11は、例えば、強磁性層である。
図1に示すように、1つの例において、第1磁性部材21は、複数の第1磁性膜21mと、複数の第1非磁性膜21nと、を含む。第1方向D1において、複数の第1非磁性膜21nの1つは、複数の第1磁性膜21mの1つと、複数の第1磁性膜21mの別の1つと、の間にある。複数の第1磁性膜21mの1つは、複数の第1非磁性膜21nの1つと、複数の第1非磁性膜21nの別の1つと、の間にある。例えば、第1磁性膜21m及び第1非磁性膜21nは交互に設けられる。第1磁性膜21mは、第1非磁性膜21nと接する。
例えば、第1磁性部材21は、SAF(synthetic anti-ferromagnetic)層でも良い。複数の第1磁性膜21mの1つは、複数の第1磁性膜21mの別の1つと反強磁性結合して良い。例えば、SAF構造により、複数の第1磁性膜21mの磁化が安定化する。第1磁性部材21の磁化が安定化する。
例えば、第1磁性部材21は、以下の第1条件または第2条件を満たして良い。第1条件において、複数の第1非磁性膜21nの1つは、Ruを含む。複数の第1非磁性膜21nの1つの第1方向D1に沿う厚さt21nは、0.2nm以上2nm以下である。
第2条件において、複数の第1非磁性膜21nの1つは、Irを含む。複数の第1非磁性膜21nの1つの第1方向D1に沿う厚さt21nは、0.2nm以上2nm以下である。
このような第1条件または第2条件により、反強磁性結合が得やすい。一方、複数の第1磁性膜21mは、Fe、Co、及びNiよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。複数の第1磁性膜21mは、ボロンをさらに含んでも良い。複数の第1磁性膜21mの第1方向D1に沿う厚さt21mは、例えば、0.2nm以上5nm以下で良い。
既に説明したように、1つの例において、第1磁性部材21は、磁化参照層として機能する。参考例において、第1磁性部材21の上に反強磁性部材(例えばIrMnまたはPtMnなど)が設けられる。これにより、第1磁性部材21の磁化を目的とする方向に固定することができる。このような参考例において、磁気素子(例えば第1素子部10E)のサイズが小さくなると、第1磁性部材21の磁化が不安定になりやすいことが分かった。例えば、磁気素子(例えば第1素子部10E)のサイズが小さくなると、磁気素子のサイズが、反強磁性部材に含まれる結晶粒のサイズに近づく。これにより、磁気素子における反強磁性部材に含まれる結晶粒の状態が不均一になる。その結果、第1磁性部材21の磁化が不安定になると考えられる。
これに対して、実施形態においては、反強磁性部材に変えて、上記の第1非磁性部材31が設けられる。第1非磁性部材31は、上記の第1材料または第2材料を含む。第1材料は、第1元素及び第2元素を含む。例えば、第1元素を含む部材に、第2元素(酸素及び/または窒素)が導入されることで、第1非磁性部材31の体積が変化すると考えられる。これにより、第1非磁性部材31において応力が発生する。第2材料は、第3元素及び第4元素(Al)を含む。例えば、第4元素(Al)を含む部材に第3元素(Pt、Cuまたは及びHfなど)が導入されることで、第1非磁性部材31の体積が変化すると考えられる。これにより、第1非磁性部材31において応力が発生する。応力が第1磁性部材21に加わり、第1磁性部材21の磁化の向きが制御されると考えられる。
第1非磁性部材31においては、反強磁性部材における上記の結晶粒の問題が生じない。磁気素子(例えば第1素子部10E)のサイズが小さくなった場合でも、第1磁性部材21の磁化が安定して制御される。
第1磁性部材21の磁化が安定することで、磁気素子の特性が安定する。例えば、第1磁性部材21の特性の安定性が向上する。例えば、大きな抵抗変化率が得られる。例えば、大きな読出し信号が得られる。例えば、応力が第1磁性層11に加わる。例えば、良好なリテンションが得られる。第1素子部10Eのサイズが小さくなった場合でも安定した特性が維持できる。実施形態によれば、安定した動作が可能な磁気デバイスを提供できる。
実施形態において、例えば、第1非磁性部材31は、第1磁性部材21に応力を加えることが可能である。応力は、例えば、引っ張り応力及び圧縮応力の一方で良い。応力は、第1方向D1と交差する方向(X-Y平面に沿う方向)の成分を有して良い。
上記のように、第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含む。第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。例えば、第1種元素の膜に酸素が導入されると、膜の体積が増加する。体積の増加は、例えば、第1種元素の膜の構造(例えば結晶構造)と、第1種元素及び酸素を含む膜の構造(例えば結晶構造)と、の差に起因すると考えられる。
体積の増加の効果は、Ru、Ta、MoまたはWにおいて大きい。体積の増加の効果は、Hf、Cr、Cu及びPdにおいて中程度である。体積の増加の効果は、V、TiまたはZnにおいて比較的小さい。
第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。例えば、第2種元素の膜に酸素が導入されると、膜の体積が減少する。体積の減少は、例えば、第2種元素の膜の構造(例えば結晶構造)と、第2種元素及び酸素を含む膜の構造(例えば結晶構造)と、の差に起因すると考えられる。
上記の各種の元素の中で、Hf、Al及びMgは、第1磁性部材21に含まれるCo及びFeなどを含む層と混ざりにくい。第1非磁性部材31がHf、AlまたはMgを含む場合、第1磁性部材21の特性への悪影響を抑制しつつ、第1磁性部材21に応力を加えることができる。
上記のように、第1非磁性部材31が第1材料または第2材料を含むことで、第1非磁性部材31と第1磁性部材21との間に応力が生じる。この応力は、X-Y平面内において異方性を有して良い。異方性は、種々の構成により誘起されて良い。
例えば、図1及び図2に示すように、磁気デバイス110は、第1導電部材51をさらに含んで良い。第1導電部材51は、第1導電部分51a、第2導電部分51b及び第3導電部分51cを含む。第3導電部分51cは、第1導電部分51aと第2導電部分51bとの間に設けられる。第1導電部分51aから第2導電部分51bへの第2方向D2は、第1方向D1と交差する。第2方向D2は、例えば、X軸方向である。
図2に示すように、第1素子部10EのX軸方向における位置の両側に、第1導電部分51a及び第2導電部分51bが存在する。一方、第1素子部10EのY軸方向における位置の両側には、第1導電部材51が存在しない。このように、X-Y平面内での異方性が存在する。これにより、応力に異方性が誘起されて良い。応力異方性により、例えば、第1磁性部材21の磁化が制御されて良い。
別の例において、後述するように、第1素子部10Eの周りに絶縁部材が設けられ、絶縁部材の構成がX-Y平面内で異なっても良い。これにより、応力に異方性が誘起されて良い。応力異方性により、例えば、第1磁性部材21の磁化が制御されて良い。
さらに別の例において、第1非磁性部材31及び第1磁性部材21の少なくともいずれかの形状に異方性が設けられて良い。これにより、応力に異方性が誘起されて良い。応力異方性により、例えば、第1磁性部材21の磁化が制御されて良い。
例えば、図2に示すように、第1非磁性部材31の第3方向に沿う長さ31yは、第1非磁性部材31の第2方向D2に沿う長さ31xと異なって良い。第3方向D3は、第1方向D1及び第2方向D2を含む平面と交差する。第3方向D3は、例えば、Y軸方向である。
1つの例において、長さ31yは、長さ31xよりも長い。これにより、第1非磁性部材31に生じる応力に面内異方性が生じる。
例えば、図2に示すように、第1磁性部材21の第3方向D3に沿う長さ21yは、第1磁性部材21の第2方向D2に沿う長さ21xと異なっても良い。例えば、長さ21yは、長さ21xよりも長い。これにより、第1磁性部材21に加わる応力に面内異方性が生じる。
第1磁性部材21に加わる応力の面内異方性により、第1磁性部材21の格子長に面内異方性が生じて良い。
例えば、第1磁性部材21の少なくとも一部の第3方向D3に沿う第3方向格子長は、第1磁性部材21の少なくとも一部における第2方向D2に沿う第2方向格子長と異なって良い。例えば、第3方向格子長は、第2方向格子長よりも長い。
第3方向格子長が第2方向格子長よりも長い場合、第1磁性部材21は、第3方向D3引っ張られる。このとき第1磁性部材21は、第2方向D2に圧縮される。
第3方向格子長が第2方向格子長よりも短い場合、第1磁性部材21は、第2方向D2引っ張られる。このとき第1磁性部材21は、第3方向D3に圧縮される。
第1磁性部材21の磁歪定数が正の場合、第1磁性部材21の磁化は、引っ張られた方向に沿う。第1磁性部材21の磁歪が負の場合、第1磁性部材21の磁化は、圧縮された方向に沿う。
実施形態においては、例えば、第1非磁性部材31により第1磁性部材21に応力が加わる。上記のように、第1導電部材51の形状、第1素子部10Eの周りに設けられる絶縁部材の構成、第1非磁性部材31の形状、及び、第1磁性部材21の形状などの少なくともいずれかにより、応力の異方性が生じて良い。異方性の応力が第1磁性部材21に生じることで、第1磁性部材21の磁化が安定して制御される。応力に異方性が誘起される各種の例については、後述する。
第1非磁性部材31の影響により、第1磁性部材21に応力が導入される。応力が第1非磁性部材31から距離によってZ軸方向に沿って変化しても良い。応力と共に格子長が変化しても良い。例えば、第1磁性部材21の格子長がZ軸方向に沿って変化しても良い。第1非磁性部材31から加わる応力が、第1非磁性部材31からの距離が長くなると減少しても良い。
図1に示すように、例えば、第1磁性部材21は、第1位置21aと、第2位置21bと、を含む。第2位置21bは、第1位置21aと第1非磁性部材31との間にある。第1位置21aにおける第1方向D1と交差する交差方向に沿う第1位置格子長は、第2位置21bにおける上記の交差方向に沿う第2位置格子長と異なる。交差方向は、例えば、X-Y平面に沿う任意の方向(例えばY軸方向)である。第1位置21aは、第1非磁性部材31から遠い。第2位置21bは、第1非磁性部材31に近い。
例えば、第1磁性部材21が引っ張り応力を受ける場合、第2位置格子長は、第1位置格子長よりも長い。
例えば、第1磁性部材21が圧縮応力を受ける場合、第2位置格子長は、第1位置格子長よりも短い。
上記のように、第1材料は、第1元素(第1種元素及び第2種元素の一方であり、例えばRu)と、第2元素(酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つ)と、を含む。例えば、第1元素を含む部材に第2元素が導入されることで、その部材の体積が変化(例えば増加及び減少の一方)する。第2元素は、第1非磁性部材31の厚さ方向で均一に導入されていることが好ましい。これにより、大きな応力が第1非磁性部材31から第1磁性部材21に加わりやすい。
図1に示すように、第1非磁性部材31は、第1非磁性部分31a及び第2非磁性部分31bを含む。第1非磁性部分31aは、第1面31fを含む。第2非磁性部分31bは、第2面31gを含む。第1面31fは、例えば第1磁性部材21と対向する。第1面31fは、例えば第1磁性部材21と接する。第1面31fは、第1方向D1において、第1磁性部材21と第2面31gとの間にある。第1非磁性部分31aは深い部分である。第2非磁性部分31bは浅い部分である。
第1非磁性部分31aにおける第2元素の濃度(第1濃度)と、第2非磁性部分31bにおける第2元素の濃度(第2濃度)と、の差は小さい。例えば、第1濃度と第2濃度との差の絶対値の第1濃度に対する第1比は、0.2以下である。
例えば、第1非磁性部分31a(深い部分)と、第2非磁性部分31b(浅い部分)と、において、第2元素(酸素及び/または窒素)の濃度に大きな差が無く、第2元素が導入される。これにより、大きな応力が安定して得られる。
実施形態において、第1磁性部材21の一部は、第2元素を含んでも良い。例えば、第1磁性部材21における第2元素の濃度は、第1非磁性部材31から離れるに従って低下して良い。既に説明したように、第1磁性部材21は、第1位置21a及び第2位置21bを含む。第2位置21bは、第1位置21aと第1非磁性部材31との間にある。第2位置21bにおける第2元素の濃度は、第1位置21aにおける第2元素の濃度よりも高い。または、第1位置21aは酸素を含まない。
第1非磁性部材31の形成の1つの例において、第1元素を含む膜を形成した後に、その膜を第2元素を含むガスで処理しても良い。例えば、第1元素がRuであり第2元素が酸素である場合、厚さが1nmのRu膜の形成と、酸素による処理と、の組を複数回繰り返して実施しても良い。厚さが1nmのRu膜が酸素による処理によりRu膜に酸素が取り込まれる。これらの組を複数回繰り返すことで、複数のRu膜のそれぞれに安定して高い濃度で酸素が導入される。上記の組を10回繰り返すことで、約10nmの厚さの第1非磁性部材31が得られる。例えば、低い第1比が得やすい。熱処理が適宜行われても良い。
上記のように、第1非磁性部材31は、第2材料を含んでも良い。この場合、第1非磁性部分31aにおける第3元素の濃度と、第2非磁性部分31bにおける第3元素の濃度と、の差は小さい。例えば、これらの濃度の差の絶対値の、第1非磁性部分31aにおける第3元素の濃度に対する第1比は、0.2以下である。
第1非磁性部分31aにおける第3元素の濃度と、第2非磁性部分31bにおける第4元素の濃度と、の差は小さい。例えば、これらの濃度の差の絶対値の、第1非磁性部分31aにおける第4元素の濃度に対する第1比は、0.2以下である。
第1非磁性部材31において、例えば、第3元素(Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つ)を含む膜と、第4元素(Al)を含む膜と、が交互に設けられ、熱処理が行われても良い。
第1非磁性部材31がAl及びPtを含む場合、300℃以上550℃以下の熱処理により、PtAl及びPtAlの少なくともいずれかが形成されて良い。第1非磁性部材31は、例えば、金属間化合物を含んで良い。金属間化合物の形成により応力が生じる。
第1非磁性部材31がAl及びCuを含む場合、200℃以上400℃以下の熱処理により、相転移が生じて良い。例えば、Al-4Cuが形成されて良い。
第1非磁性部材31がAl及びHfを含む場合、350℃以上650℃以下の熱処理により、HfAlが形成される。例えば、α相からβ相への相転移が生じる。
上記のように、第1非磁性部材31に上記のような第2材料が適用された場合も、応力が発生する。例えば、第1非磁性部材31となる膜の形成の後に、200℃以上650℃以下の熱処理が行われる。熱処理の温度は、例えば、300℃以上400℃以下でも良い。この条件は、例えば、メモリ製造のプロセスとの良い整合性が得られる。上記の、膜の形成の後の熱処理により、応力が発生する。応力は、例えば、熱処理により、元素の相互拡散、結晶構造の変化、及び/または、格子定数変化に関係していると考えられる。
第1磁性部材21の上において、第3元素を含む膜と、第4元素を含む膜と、が交互に積層される場合、第3元素を含む膜が第1磁性部材21と接して良い。第4元素(Al)は、第3元素よりも比較的移動(拡散)し易い。第3元素を含む膜が第1磁性部材21と接することで、第4元素の移動が抑制できる。
第1非磁性部材31に上記のような第2材料が適用された場合も、第1材料に関して説明した構成が設けられて良い。
実施形態において、第1非磁性部材31の第1方向D1に沿う厚さt31(図1参照)は、例えば、1nm以上50nm以下である。厚さt31が1nm以上であることで、例えば、安定した応力が得やすく、第1磁性部材21の磁化を安定して制御できる。厚さt31が、50nm以下であることで、例えば、素子の加工が容易になり、微細な素子が得やすい。
実施形態において、第1磁性層11の第1方向D1に沿う厚さt11(図1参照)は、例えば、0.5nm以上10nm以下で良い。第1中間層15の第1方向D1に沿う厚さt15(図1参照)は、例えば、0.3nm以上3nm以下で良い。
既に説明したように、磁気デバイス110は、第1導電部材51をさらに含んで良い。第1導電部材51の少なくとも一部は、第1磁性層11と接して良い。第1導電部材51は、例えば、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。
例えば、第1導電部材51に流れる電流が第1磁性層11に作用する。これにより、第1磁性層11(磁化自由層)の磁化が制御できる。例えば、スピン軌道トルクにより、第1磁性層11の磁化が制御される。
図2に示すように、磁気デバイス110は、制御部70を含んでも良い。制御部70は、例えば、第1導電部材51及び第1非磁性部材31と電気的に接続される。
既に説明したように(図2参照)、第1導電部材51は、第1導電部分51a、第2導電部分51b及び第3導電部分51cを含む。第3導電部分51cは、第1導電部分51aと第2導電部分51bとの間に設けられる。これらの部分の間の境界は不明確で良い。
第1磁性層11は、第1方向D1において、第3導電部分51cと第1非磁性部材31との間にある。第1磁性層11は、第1方向D1において第3導電部分51cと重なる。第1磁性層11は、第1方向D1において、第1導電部分51a及び第2導電部分51bと重ならない。
制御部70は、第1導電部分51aと第2導電部分51bとの間に第1電流i1を供給可能である。第1電流i1は、第1導電部分51aから第2導電部分51bへの向き、または、第2導電部分51bから第1導電部分51aへの向きを有して良い。制御部70は、第1導電部材51と第1非磁性部材31との間に電圧Va1を印加可能である。
第1導電部材51と第1非磁性部材31との間の電気抵抗は、第1電流i1の向き、及び、第1導電部材51と第1非磁性部材31との間の電圧Va1と、により変化(制御)可能である。例えば、電圧Va1が負及び正の一方のときに、第1磁性層11の磁化は、第1電流i1に応じて変化し易い。例えば、電圧Va1が負及び正の他方のときに、第1磁性層11の磁化は、第1電流i1が供給されても変化し難い。このような構成により、第1磁性層11の磁化が安定して制御される。電気抵抗が安定して制御できる。
図3は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図3に示すように、実施形態に係る磁気デバイス111は、第1素子部10Eを含む。第1素子部10Eは、第1中間部材35を含む。これを除く磁気デバイス111の構成は、磁気デバイス110の構成と同様で良い。
例えば、磁気デバイス111において、第1素子部10Eは、第1磁性層11、第1非磁性部材31、第1磁性部材21、第1中間層15、及び、第1中間部材35を含む。第1非磁性部材31は、導電性である。第1磁性層11から第1非磁性部材31への方向は、第1方向D1に沿う。第1磁性部材21は、第1磁性層11と第1非磁性部材31との間に設けられる。第1中間層15は、第1磁性層11と第1磁性部材21との間に設けられ、非磁性である。第1中間部材35は、第1磁性部材21と第1非磁性部材31との間に設けられ、第1磁性部材21及び第1非磁性部材31と接する。
第1非磁性部材31は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含む。第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含む。第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含む。
第1中間部材35は、第1中間材料、第2中間材料及び第3中間材料の少なくともいずれかを含む。第1中間材料は、Mg、Al、Ta、Mo、Nb、Hf及びRuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第5元素と、酸素と、を含む。第2中間材料は、B、Si、Ga及びTiよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第6元素と、窒素と、を含む。第3中間材料は、W、Re、Os、Ta、Mo、Ir、Ru及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。
第1中間部材35は、例えば、MgO、Al、TaO、MoO、NbO、HfO、RuO、及び、Taよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。このように、第1中間部材35は酸化物を含んで良い。この場合の第1中間部材35の厚さt35(図3参照)は、例えば、0.5nm以下である。
第1中間部材35は、例えば、BN、SiN、GaN、及び、TiNよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。このように、第1中間部材35は窒化物を含んで良い。この場合の第1中間部材35の厚さt35は、例えば、1nm以下である。
第1中間部材35は、例えば、W領域、Re領域、Os領域、Ta領域、Mo領域、Ir領域、Ru領域及びHf領域よりなる群から選択された少なくとも1つを含んで良い。これらの元素の融点は高い。これらの材料は、第1磁性部材21に設けられるCoまたはFeなどの元素と混ざり難い。例えば、第3中間材料は、CoまたはFeに関して、非固溶金属である。
第1中間部材35が設けられることで、第1非磁性部材31に含まれる元素(第1材料または第2材料に含まれる元素)が第1磁性部材21に移動することが抑制できる。第1中間部材35は、例えば拡散抑制層である。
第1中間部材35が設けられることで、例えば、第1磁性部材21が安定する。安定した特性が得やすい。
第1中間部材35において、第3元素を含む膜と、第4元素を含む膜と、が交互に積層される場合、第3元素を含む膜が第1中間部材35と接して良い。第4元素(Al)は、第3元素よりも比較的移動(拡散)し易い。第3元素を含む膜が第1中間部材35と接することで、第4元素の移動がより抑制できる。
以下、第1素子部10Eの周りに設けられる絶縁部材により応力の異方性が導入されるいくつかの例について説明する。
図4(a)及び図4(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、実施形態に係る磁気デバイス120は、第1素子部10Eに加えて、第1絶縁部材41及び第2絶縁部材42を含む。これを除く磁気デバイス120の構成は、磁気デバイス110の構成と同様で良い。この例では、磁気デバイス120は、第1対向絶縁部材41A及び第2対向絶縁部材42Aを含む。
第1絶縁部材41から第1素子部10Eへの方向は、第2方向D2に沿う。第1素子部10Eは、第2方向D2において、第1絶縁部材41と第1対向絶縁部材41Aとの間にある。例えば、第1絶縁部材41は、第1導電部分51aと接する。例えば、第1対向絶縁部材41Aは、第2導電部分51bと接する。第1絶縁部材41は、第1素子部10Eの少なくとも一部と接する。第1対向絶縁部材41Aは、第1素子部10Eの少なくとも一部と接する。
図4(b)に示すように、第2絶縁部材42から第1素子部10Eへの方向は、第3方向D3に沿う。第1素子部10Eは、第3方向D3において、第2絶縁部材42と第2対向絶縁部材42Aとの間にある。この例では、第2絶縁部材42は、第1素子部10Eの少なくとも一部と接する。第2対向絶縁部材42Aは、第1素子部10Eの少なくとも一部と接する。
第2絶縁部材42の材料は、第1絶縁部材41に含まれる材料とは異なる。これにより、応力に異方性が誘起される。例えば、第1磁性部材21に異方性の応力が加わる。例えば、第2対向絶縁部材42Aの材料は、第1対向絶縁部材41Aに含まれる材料とは異なる。これにより、例えば、第1磁性部材21に異方性の応力が加わる。
第2絶縁部材42の材料のヤング率は、第1絶縁部材41に含まれる材料のヤング率とは異なる。
例えば、第2絶縁部材42の材料のヤング率は、第1絶縁部材41に含まれる材料のヤング率よりも低い。この場合に、第1磁性部材21の磁歪定数が正で良い。例えば、第1磁性部材21の第3方向D3に沿う格子長は、例えば、第1磁性部材21の第2方向D2に沿う格子長よりも長い。
別の例において、第2絶縁部材42の材料のヤング率は、第1絶縁部材41に含まれる材料のヤング率よりも高い。この場合に、第1磁性部材21の磁歪定数が負で良い。例えば、第1磁性部材21の第3方向D3に沿う格子長は、例えば、第1磁性部材21の第2方向D2に沿う格子長よりも短い。
第1絶縁部材41は、例えば、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つと、シリコン及びアルミニウムよりなる群から選択された少なくとも1つと、を含む。第2絶縁部材42は、例えば、炭素を含む。第2絶縁部材42は、例えば、炭素と、例えば、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つと、シリコン及びアルミニウムよりなる群から選択された少なくとも1つと、を含んで良い。第1絶縁部材41は、例えば炭素を実質的に含まない。または、第1絶縁部材41に含まれる炭素の濃度は、第2絶縁部材42に含まれる炭素の濃度よりも低い。
第1対向絶縁部材41Aの材料は、第1絶縁部材41の材料と同じで良い。第2対向絶縁部材42Aの材料は、第2絶縁部材42の材料と同じで良い。
図5(a)及び図5(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、実施形態に係る磁気デバイス121は、第1素子部10Eに加えて、第1絶縁部材41及び第2絶縁部材42を含む。これを除く磁気デバイス121の構成は、磁気デバイス111の構成と同様で良い。
磁気デバイス121において、第1絶縁部材41から第1素子部10Eへの方向は、第2方向D2に沿う。第1絶縁部材41は、第1素子部10Eの少なくとも一部と接する。第2絶縁部材42から第1素子部10Eへの方向は、第3方向D3に沿う。
磁気デバイス121においては、第2絶縁部材42と第1素子部10Eとの間に間隙42gが設けられる。このような第1絶縁部材41及び第2絶縁部材42(間隙42g)により、これにより、応力に異方性が誘起される。例えば、第1磁性部材21に異方性の応力が加わる。
例えば、第2方向D2において、第1絶縁部材41と第1対向絶縁部材41Aとの間に第1素子部10Eが設けられて良い。第1対向絶縁部材41Aは、第1素子部10Eと接する。第3方向D3において、第2絶縁部材42と第2対向絶縁部材42Aとの間に第1素子部10Eが設けられて良い。第1素子部10Eと第2対向絶縁部材42Aとの間に間隙42Agが設けられる。応力に異方性が誘起される。例えば、第1磁性部材21に異方性の応力が加わる。
磁気デバイス121において、例えば、第1磁性部材21の磁歪定数が正で良い。例えば、第1磁性部材21の第3方向D3に沿う格子長は、第1磁性部材21の第2方向D2に沿う格子長よりも長い。
実施形態において、第1磁性部材21の磁歪定数が負の場合、第1絶縁部材41と第1素子部10Eとの間に間隙が設けられても良い。例えば、第1磁性部材21の第3方向D3に沿う格子長は、第1磁性部材21の第2方向D2に沿う格子長よりも短い。
図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図6(a)及び図6(b)に示すように、実施形態に係る磁気デバイス122は、第1素子部10Eに加えて、第1絶縁部材41及び第2絶縁部材42を含む。これを除く磁気デバイス122の構成は、磁気デバイス111の構成と同様で良い。例えば、第1素子部10Eは、第1中間部材35を含む。第2絶縁部材42の材料は、第1絶縁部材41の材料と異なる。
図7(a)及び図7(b)は、第1実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図7(a)及び図7(b)に示すように、実施形態に係る磁気デバイス123は、第1素子部10Eに加えて、第1絶縁部材41及び第2絶縁部材42を含む。これを除く磁気デバイス123の構成は、磁気デバイス111の構成と同様で良い。例えば、第1素子部10Eは、第1中間部材35を含む。第1絶縁部材41は、第1素子部10Eと接する。第2絶縁部材42と第1素子部10Eとの間に間隙42gが設けられる。
磁気デバイス122及び磁気デバイス123において、応力に異方性が誘起される。例えば、第1磁性部材21に異方性の応力が加わる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図8に示すように、実施形態に係る磁気デバイス130は、第1素子部10Eに加えて第2非磁性部材32をさらに含む。これを除く磁気デバイス130の構成は、磁気デバイス110の構成と同様で良い。
第1導電部材51の少なくとも一部は、第1方向D1において、第2非磁性部材32と、第1磁性層11と、の間にある。第2非磁性部材32は、第1導電部材51と接して良い。第2非磁性部材32は、第3材料及び第4材料の少なくともいずれかを含む。第3材料は、第3種元素及び第4種元素の一方と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つと、を含む。第3種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第4種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第4材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つと、Alと、を含む。
第2非磁性部材32は、例えば、第1導電部材51及び第1素子部10Eに応力を加えても良い。第2非磁性部材32は導電性でも非導電性でも良い。第2非磁性部材32により、より安定した動作が可能な磁気デバイスが提供できる。第2非磁性部材32は、第1実施形態に関して説明した任意の磁気デバイスに適用されて良い。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態に係る磁気デバイスを例示する模式的断面図である。
図9に示すように、実施形態に係る磁気デバイス140は、複数の第1素子部10Eを含む。磁気デバイス140は、例えば、記憶回路として利用できる。磁気デバイス120は、例えば、論理回路として利用できる。複数の第1素子部10Eの数は、任意である。
例えば、第1導電部材51は、第4導電部分51d及び第5導電部分51eをさらに含んで良い。第1導電部分51aと第4導電部分51dとの間に、第2導電部分51bがある。第2導電部分51bと第4導電部分51dとの間に第5導電部分51eある。複数の第1素子部10Eの1つは、第3導電部分51cに設けられる。複数の第1素子部10Eの別の1つは、第5導電部分51eに設けられる。
磁気デバイス140の構成は、第1実施形態または第2実施形態に係る任意の磁気デバイスに適用されて良い。
実施形態は、以下の構成を含んで良い。
(構成1)
第1磁性層と、
導電性の第1非磁性部材とであって、前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う、前記第1非磁性部材と、
前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1非磁性部材と接する第1磁性部材と、
前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられた非磁性の第1中間層と、
を含む第1素子部を備え、
前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含み、
前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含む、磁気デバイス。
(構成2)
第1磁性層と、
導電性の第1非磁性部材とであって、前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う、前記第1非磁性部材と、
前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられた第1磁性部材と、
前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられた非磁性の第1中間層と、
前記第1磁性部材と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1磁性部材及び前記第1非磁性部材と接する第1中間部材と、
を含む第1素子部を備え、
前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含み、
前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含み、
前記第1中間部材は、第1中間材料、第2中間材料及び第3中間材料の少なくともいずれかを含み、
前記第1中間材料は、Mg、Al、Ta、Mo、Nb、Hf及びRuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第5元素と、酸素と、を含み、
前記第2中間材料は、B、Si、Ga及びTiよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第6元素と、窒素と、を含み、
前記第3中間材料は、W、Re、Os、Ta、Mo、Ir、Ru及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、磁気デバイス。
(構成3)
第1導電部材をさらに備え、
前記第1導電部材は、第1導電部分と、第2導電部分と、第3導電部分と、を含み、
前記第3導電部分は、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に設けられ、
前記第1磁性層は、前記第1方向において、前記第3導電部分と前記第1非磁性部材との間にあり、
前記第1導電部材は、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、構成1または2に記載の磁気デバイス。
(構成4)
第1絶縁部材及び第2絶縁部材をさらに備え、
前記第1絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
前記第2絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
前記第2絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
前記第2絶縁部材の材料は、前記第1絶縁部材に含まれる材料とは異なる、構成3に記載の磁気デバイス。
(構成5)
前記第2絶縁部材の前記材料のヤング率は、前記第1絶縁部材に含まれる前記材料のヤング率とは異なる、構成4に記載の磁気デバイス。
(構成6)
第1絶縁部材及び第2絶縁部材をさらに備え、
前記第1絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
前記第2絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
前記第2絶縁部材と前記第1素子部との間に間隙が設けられた、構成3に記載の磁気デバイス。
(構成7)
前記第1磁性部材の磁歪定数は正であり、
記第2絶縁部材の前記材料の前記ヤング率は、前記第1絶縁部材に含まれる前記材料の前記ヤング率よりも低い、構成5に記載の磁気デバイス。
(構成8)
前記第1磁性部材の磁歪定数はである、構成に記載の磁気デバイス。
(構成9)
前記第1非磁性部材の第3方向に沿う長さは、前記第1非磁性部材の第2方向に沿う長さよりも長く、
前記第2方向は、前記第1方向と交差し、
前記第3方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差した、構成1または2に記載の磁気デバイス。
(構成10)
第1導電部材をさらに備え、
前記第1導電部材は、第1導電部分と、第2導電部分と、第3導電部分と、を含み、
前記第3導電部分は、前記第2方向において前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に設けられ、
前記第1磁性層は、前記第1方向において、前記第3導電部分と前記第1非磁性部材との間にあり、
前記第1導電部材は、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む、構成9に記載の磁気デバイス。
(構成11)
前記第1磁性部材の磁歪定数は正である、構成9または10に記載の磁気デバイス。
(構成12)
前記第1磁性部材の少なくとも一部の前記第3方向に沿う第3方向格子長は、前記第1磁性部材の少なくとも一部における前記第2方向に沿う第2方向格子長よりも長い、構成4~11のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
(構成13)
前記第1磁性部材は、複数の第1磁性膜と、複数の第1非磁性膜と、を含み、
前記第1方向において、前記複数の第1非磁性膜の1つは、前記複数の第1磁性膜の1つと、前記複数の第1磁性膜の別の1つと、の間にある、構成1~12のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
(構成14)
前記第1磁性部材は、第1条件または第2条件を満たし、
前記第1条件において、前記複数の第1非磁性膜の前記1つは、Ruを含み、前記複数の第1非磁性膜の前記1つの前記第1方向に沿う厚さは、0.2nm以上2nm以下であり、
前記第2条件において、前記複数の第1非磁性膜の前記1つは、Irを含み、前記複数の第1非磁性膜の前記1つの前記第1方向に沿う厚さは、0.2nm以上2nm以下である、構成13に記載の磁気デバイス。
(構成15)
前記第1非磁性部材は、第1面を含む第1非磁性部分と、第2面を含む第2非磁性部分と、を含み、
前記第1面は、前記第1方向において、前記第1磁性部材と前記第2面との間にあり、
前記第1非磁性部分における前記第2元素の第1濃度と、前記第2非磁性部分における前記第2元素の第2濃度と、の差の絶対値の前記第1濃度に対する第1比は、0.2以下である、構成1~14のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
(構成16)
前記第1磁性部材は、第1位置と、第2位置と、を含み、
前記第2位置は、前記第1位置と前記第1非磁性部材との間にあり、
前記第2位置における前記第2元素の濃度は、前記第1位置における前記第2元素の濃度よりも高い、または、前記第1位置は酸素を含まない、構成1~15のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
(構成17)
制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に第1電流を供給することが可能であり、
前記第1導電部材と前記第1非磁性部材との間の電気抵抗は、前記第1電流の向き、及び、前記第1導電部材と前記第1非磁性部材との間の電圧と、により変化可能である、構成3~8のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
(構成18)
前記第1磁性部材は、第1位置と、第2位置と、を含み、
前記第2位置は、前記第1位置と前記第1非磁性部材との間にあり、
前記第1位置における前記第1方向と交差する交差方向に沿う第1位置格子長は、前記第2位置における前記交差方向に沿う第2位置格子長と異なる、構成3~8のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
(構成19)
前記第2位置格子長は、前記第1位置格子長よりも長い、構成18に記載の磁気デバイス。
(構成20)
第2非磁性部材をさらに備え、
前記第1導電部材の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記第2非磁性部材と、前記第1磁性層と、の間にあり、
前記第2非磁性部材は、前記第1導電部材と接し、
前記第2非磁性部材は、第3材料及び第4材料の少なくともいずれかを含み、
前記第3材料は、第3種元素及び第4種元素の一方と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つと、を含み、
前記第3種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第4種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
前記第4材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つと、Alと、を含む、構成3~8のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
実施形態によれば、安定した動作が可能な磁気デバイスを提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、磁気デバイスに含まれる、素子部、磁性層、非磁性部材、磁性部材、中間層、中間部材、導電部材及び絶縁部材などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した磁気デバイスを基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての磁気デバイスも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
10E:第1素子部、
11:第1磁性層、
15:第1中間層、
21:第1磁性部材、
21a、21b:第1、第2位置
21m:第1磁性膜、
21n:第1非磁性膜、
31、32:第1、第2非磁性部材、
31a、31b:第1、第2非磁性部分、
31f、31g:第1、第2面、
41、42:第1、第2絶縁部材、
41A、42A:第1、第2対向絶縁部材、
42g、42Ag:間隙、
51:第1導電部材
51a~51e:第1~第5導電部分、
70:制御部、
110、111、120~122、130、140:磁気デバイス、
D1~D3:第1~第3方向、
Va1:電圧
i1:第1電流
t11、t15、t21m、t21n、t31、t35:厚さ

Claims (18)

  1. 第1磁性層と、
    導電性の第1非磁性部材とであって、前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う、前記第1非磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1非磁性部材と接する第1磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられた非磁性の第1中間層と、
    を含む第1素子部と、
    第1導電部材と、
    第1絶縁部材と、
    第2絶縁部材と、
    を備え、
    前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
    前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含み、
    前記第1導電部材は、第1導電部分と、第2導電部分と、第3導電部分と、を含み、
    前記第3導電部分は、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に設けられ、
    前記第1磁性層は、前記第1方向において、前記第3導電部分と前記第1非磁性部材との間にあり、
    前記第1導電部材は、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第1絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第2方向に沿い、
    前記第1絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
    前記第2絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
    前記第2絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
    前記第2絶縁部材の材料は、前記第1絶縁部材に含まれる材料とは異なる、磁気デバイス。
  2. 第1磁性層と、
    導電性の第1非磁性部材とであって、前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う、前記第1非磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられた第1磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられた非磁性の第1中間層と、
    前記第1磁性部材と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1磁性部材及び前記第1非磁性部材と接する第1中間部材と、
    を含む第1素子部と、
    第1導電部材と、
    第1絶縁部材と、
    第2絶縁部材と、
    を備え、
    前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
    前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含み、
    前記第1中間部材は、第1中間材料、第2中間材料及び第3中間材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第1中間材料は、Mg、Al、Ta、Mo、Nb、Hf及びRuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第5元素と、酸素と、を含み、
    前記第2中間材料は、B、Si、Ga及びTiよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第6元素と、窒素と、を含み、
    前記第3中間材料は、W、Re、Os、Ta、Mo、Ir、Ru及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第1導電部材は、第1導電部分と、第2導電部分と、第3導電部分と、を含み、
    前記第3導電部分は、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に設けられ、
    前記第1磁性層は、前記第1方向において、前記第3導電部分と前記第1非磁性部材との間にあり、
    前記第1導電部材は、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第1絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第2方向に沿い、
    前記第1絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
    前記第2絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
    前記第2絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
    前記第2絶縁部材の材料は、前記第1絶縁部材に含まれる材料とは異なる、磁気デバイス。
  3. 前記第2絶縁部材の前記材料のヤング率は、前記第1絶縁部材に含まれる前記材料のヤング率とは異なる、請求項1または2に記載の磁気デバイス。
  4. 第1磁性層と、
    導電性の第1非磁性部材とであって、前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う、前記第1非磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1非磁性部材と接する第1磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられた非磁性の第1中間層と、
    を含む第1素子部と、
    第1導電部材と、
    第1絶縁部材と、
    第2絶縁部材と、
    を備え、
    前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
    前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含み、
    前記第1導電部材は、第1導電部分と、第2導電部分と、第3導電部分と、を含み、
    前記第3導電部分は、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に設けられ、
    前記第1磁性層は、前記第1方向において、前記第3導電部分と前記第1非磁性部材との間にあり、
    前記第1導電部材は、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第1絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第2方向に沿い、
    前記第1絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
    前記第2絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
    前記第2絶縁部材と前記第1素子部との間に間隙が設けられた、磁気デバイス。
  5. 第1磁性層と、
    導電性の第1非磁性部材とであって、前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う、前記第1非磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられた第1磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられた非磁性の第1中間層と、
    前記第1磁性部材と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1磁性部材及び前記第1非磁性部材と接する第1中間部材と、
    を含む第1素子部と、
    第1導電部材と、
    第1絶縁部材と、
    第2絶縁部材と、
    を備え、
    前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
    前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含み、
    前記第1中間部材は、第1中間材料、第2中間材料及び第3中間材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第1中間材料は、Mg、Al、Ta、Mo、Nb、Hf及びRuよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第5元素と、酸素と、を含み、
    前記第2中間材料は、B、Si、Ga及びTiよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第6元素と、窒素と、を含み、
    前記第3中間材料は、W、Re、Os、Ta、Mo、Ir、Ru及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第1導電部材は、第1導電部分と、第2導電部分と、第3導電部分と、を含み、
    前記第3導電部分は、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に設けられ、
    前記第1磁性層は、前記第1方向において、前記第3導電部分と前記第1非磁性部材との間にあり、
    前記第1導電部材は、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第1絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第2方向に沿い、
    前記第1絶縁部材は、前記第1素子部の少なくとも一部と接し、
    前記第2絶縁部材から前記第1素子部への方向は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿い、
    前記第2絶縁部材と前記第1素子部との間に間隙が設けられた、磁気デバイス。
  6. 前記第1磁性部材の磁歪定数は正であり、
    記第2絶縁部材の前記材料の前記ヤング率は、前記第1絶縁部材に含まれる前記材料の前記ヤング率よりも低い、請求項に記載の磁気デバイス。
  7. 前記第1磁性部材の磁歪定数はである、請求項に記載の磁気デバイス。
  8. 前記第1非磁性部材の前記第3方向に沿う長さは、前記第1非磁性部材の前記第2方向に沿う長さよりも長い、請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
  9. 前記第1磁性部材の磁歪定数は正である、請求項に記載の磁気デバイス。
  10. 前記第1磁性部材の少なくとも一部の前記第3方向に沿う第3方向格子長は、前記第1磁性部材の少なくとも一部における前記第2方向に沿う第2方向格子長よりも長い、請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
  11. 前記第1磁性部材は、複数の第1磁性膜と、複数の第1非磁性膜と、を含み、
    前記第1方向において、前記複数の第1非磁性膜の1つは、前記複数の第1磁性膜の1つと、前記複数の第1磁性膜の別の1つと、の間にある、請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
  12. 前記第1磁性部材は、第1条件または第2条件を満たし、
    前記第1条件において、前記複数の第1非磁性膜の前記1つは、Ruを含み、前記複数の第1非磁性膜の前記1つの前記第1方向に沿う厚さは、0.2nm以上2nm以下であり、
    前記第2条件において、前記複数の第1非磁性膜の前記1つは、Irを含み、前記複数の第1非磁性膜の前記1つの前記第1方向に沿う厚さは、0.2nm以上2nm以下である、請求項1に記載の磁気デバイス。
  13. 前記第1非磁性部材は、第1面を含む第1非磁性部分と、第2面を含む第2非磁性部分と、を含み、
    前記第1面は、前記第1方向において、前記第1磁性部材と前記第2面との間にあり、
    前記第1非磁性部分における前記第2元素の第1濃度と、前記第2非磁性部分における前記第2元素の第2濃度と、の差の絶対値の前記第1濃度に対する第1比は、0.2以下である、請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
  14. 前記第1磁性部材は、第1位置と、第2位置と、を含み、
    前記第2位置は、前記第1位置と前記第1非磁性部材との間にあり、
    前記第2位置における前記第2元素の濃度は、前記第1位置における前記第2元素の濃度よりも高い、または、前記第1位置は酸素を含まない、請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
  15. 制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に第1電流を供給することが可能であり、
    前記第1導電部材と前記第1非磁性部材との間の電気抵抗は、前記第1電流の向き、及び、前記第1導電部材と前記第1非磁性部材との間の電圧と、により変化可能である、請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
  16. 第1磁性層と、
    導電性の第1非磁性部材とであって、前記第1磁性層から前記第1非磁性部材への方向は、第1方向に沿う、前記第1非磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1非磁性部材との間に設けられ前記第1非磁性部材と接する第1磁性部材と、
    前記第1磁性層と前記第1磁性部材との間に設けられた非磁性の第1中間層と、
    を含む第1素子部と、
    第1導電部材と、
    を備え、
    前記第1非磁性部材は、第1材料及び第2材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第1材料は、第1種元素及び第2種元素の一方を含む第1元素と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つを含む第2元素と、を含み、
    前記第1種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第2材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つを含む第3元素と、Alを含む第4元素と、を含み、
    前記第1導電部材は、第1導電部分と、第2導電部分と、第3導電部分と、を含み、
    前記第3導電部分は、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1導電部分と前記第2導電部分との間に設けられ、
    前記第1磁性層は、前記第1方向において、前記第3導電部分と前記第1非磁性部材との間にあり、
    前記第1導電部材は、Ta、W、Pt、Hf、Re、Os、Ir、Pd、Cu、Ag、及びAuよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第1磁性部材は、第1位置と、第2位置と、を含み、
    前記第2位置は、前記第1位置と前記第1非磁性部材との間にあり、
    前記第1位置における前記第1方向と交差する交差方向に沿う第1位置格子長は、前記第2位置における前記交差方向に沿う第2位置格子長と異なる、磁気デバイス。
  17. 前記第2位置格子長は、前記第1位置格子長よりも長い、請求項1に記載の磁気デバイス。
  18. 第2非磁性部材をさらに備え、
    前記第1導電部材の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記第2非磁性部材と、前記第1磁性層と、の間にあり、
    前記第2非磁性部材は、前記第1導電部材と接し、
    前記第2非磁性部材は、第3材料及び第4材料の少なくともいずれかを含み、
    前記第3材料は、第3種元素及び第4種元素の一方と、酸素及び窒素よりなる群から選択された少なくとも1つと、を含み、
    前記第3種元素は、Ru、Ta、Mo、W、Hf、Cr、Cu、Pd、V、Ti及びZnよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第4種元素は、Mg及びAlよりなる群から選択された少なくとも1つを含み、
    前記第4材料は、Pt、Cu及びHfよりなる群から選択された少なくとも1つと、Alと、を含む、請求項1、2、4、5のいずれか1つに記載の磁気デバイス。
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