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JP7828168B2 - ファイル処理装置、ファイル処理方法、及びプログラム - Google Patents
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JP7828168B2 - ファイル処理装置、ファイル処理方法、及びプログラム - Google Patents

ファイル処理装置、ファイル処理方法、及びプログラム

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Description

本発明は、ファイル処理装置、ファイル処理方法、及びプログラムに関する。
従来、クライアントからサーバに大量のファイルを転送するシステムにおいて、転送先でファイルが上書きされるのを避けるために、転送先として指定されたフォルダ上に転送対象ファイルと同名のファイルが存在するか否かを確認する方法があった。例えば特許文献1には、転送先フォルダに転送対象ファイルと同名のファイルが存在するか否かを確認し、同名のファイルが存在する場合には転送対象ファイルに別名を付けて保存する方法が開示されている。
特開2009-187273号公報
ファイル名の所定部分(例えば、拡張子を除く部分)の共通性に基づいて複数のファイルが相互に関連付けられている場合、特許文献1の方法によりファイルが転送先において別名で保存されると、ファイル名の所定部分の共通性が失われる可能性がある。その結果、ファイル間の関連付けが失われる可能性がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ファイル名の所定部分の共通性に基づくファイル間の関連付けを損なわずに、ファイルを転送先において別名で保存することを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の格納領域に格納された複数のファイルのうち、ファイル名の所定部分の共通性に基づき、互いに拡張子の異なる2以上のファイルをファイル群として識別する識別手段と、前記第1の格納領域に記憶された複数のファイルのうち、1以上のファイルを転送する指示をユーザから受け付けた場合、当該1以上のファイルの新しいファイル名を自動的に決定する決定手段と、前記ファイル群の各ファイルを、前記決定された新しいファイル名を持つファイルとして、前記第1の格納領域と異なる第2の格納領域に転送する転送手段と、を備え、前記決定手段は、前記第1の格納領域に記憶された複数のファイルのうち、前記識別手段でファイル群として識別された2以上のファイルを転送する指示を受け付けた場合、前記ファイル群に含まれる各ファイルの新しいファイル名の第1部分については前記所定部分の共通性を維持し、各ファイルの新しいファイル名の第2部分については、前記ファイル群外のファイルに対して一意であり、かつ前記ファイル群内で共通であるように決定する、ことを特徴とするファイル処理装置を提供する。
本発明によれば、ファイル名の所定部分の共通性に基づくファイル間の関連付けを損なわずに、ファイルを転送先において別名で保存することが可能となる。
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
ファイル転送システム100の構成を示す模式図。 情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図。 ファイルサーバ300のハードウェア構成を示すブロック図。 情報処理装置200の表示装置201に表示されるサムネイル画面401の模式図。 第1の実施形態に係る、画像ファイルと音声ファイルの関連付けを説明するための概念図。 第1の実施形態に係る、転送対象ファイルのファイル名を管理するために用いられるファイル名管理テーブルを示す図。 第1の実施形態に係るファイル転送処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る、画像ファイルと音声ファイルとを関連付ける方法を説明する概念図。 第2の実施形態においてファイル転送時に情報処理装置200のRAM206に生成されて、ファイルサーバ300へ転送されてRAM303に保持されるタイムスタンプ管理テーブルの模式図。 第2の実施形態に係るファイル転送処理のフローチャート。 第3の実施形態に係るファイル群構成を説明するための概念図。 第3の実施形態に係る、ファイル群の構成を維持するためにファイルを関連付けるために使用されるファイル管理テーブルの模式図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
●ファイル転送システム100
図1は、ファイル転送システム100の構成を示す模式図である。ファイル転送システム100は、ネットワーク150、情報処理装置200、及びファイルサーバ300を含む。情報処理装置200及びファイルサーバ300は、いずれもファイル処理装置としての役割を果たす。情報処理装置200は、コンピュータやスマートデバイスなどのような、ファイル転送機能を備える情報処理装置である。ファイルサーバ300は、インターネット上のファイル共有サイトやクラウドストレージなどのようなファイルの保存や共有を可能とするサービスを提供する、サーバシステムである。或いは、ファイルサーバ300は、ローカルエリアネットワーク(LAN)のような独立したネットワーク環境内に配置されたファイルサーバであってもよい。ネットワーク150は、情報処理装置200とファイルサーバ300とを接続するネットワークである。ネットワーク150は、所謂インターネット、イントラネット、又はモバイル回線などを含み、2以上のデバイスを有線又は無線で接続するように構成される。ネットワークハブ、無線ルータ、又はモバイルルータなどの接続機器又は通信機器もネットワーク150に含まれるものとする。
●情報処理装置200
図2は、情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、201は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescent)ディスプレイなどの表示装置であり、情報処理装置200の操作画面や状態表示画面を表示する。また、表示装置201は、指やスタイラスペンなどの接触等によるユーザの入力位置を検知するポインティングデバイスを含む。表示装置201上に表示されるキーボード状の画像情報で文字キーの位置を識別することによって、ソフトウェアキーボードを提供することも可能である。
202は、Video RAM(VRAM)である。VRAM202には、表示装置201の表示画面に表示するための画像が格納される。VRAM202に格納された画像は、所定の規格に従って表示装置201に転送され、これにより表示装置201に画像が表示される。
203は、情報処理装置200に内蔵されるカメラ(光学的画像情報入力装置)である。カメラ203は、静止画及び動画等の取得に用いられる。
204は、Central Processing Unit(CPU)である。CPU204は、Read Only Memory(ROM)205、又はストレージ207に格納された各種制御プログラムに基づいて、バス210を介してCPU204に接続された情報処理装置200の各構成要素を制御する。
205は、ROM(Read Only Memory)であり、各種制御プログラムやデータを保持する。
206は、Random Access Memory(RAM)であり、CPU204のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。
207は、電子情報を格納するためのストレージである。ストレージ207は、ハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリを含むソリッドステートドライブ(SSD)、又は、ハードディスクとフラッシュメモリを併用したハイブリッドドライブなどを含む。また、ストレージ207は、メモリカード及びメモリカードリーダを含んでもよい。また、ストレージ207は、後述するUSBインタフェース208を介して接続される大容量の外付けハードディスクドライブ(HDD)の形態であってもよい。
208は、Universal Serial Bus(USB)インタフェースである。USBインタフェース208には、USBメモリ、Compact Disc(CD)ドライブ、Digital Versatile Disc(DVD)ドライブなどの外部デバイスを接続することが可能である。このような外部デバイスの接続により、情報処理装置200の機能を拡張することが可能である。
209は、通信インタフェースである。通信インタフェース209は、有線通信又は無線通信などによりネットワーク150に接続し、他の情報処理装置、プリンタ、及びインターネット上のサーバシステムなどと通信する。また、通信インタフェース209は、Bluetooth Low Energy(BLT)又はNear Field Communication(NFC)などの低消費電力の通信規格に従うインタフェースを含んでもよい。また、通信インタフェース209は、5G又は4G/LTE等の携帯電話規格による携帯電話通信のためのインタフェースモジュールや、電波入出力のために必要となるアンテナ装置なども含んでもよい。
210は、情報処理装置200において構成要素間のデータや通信信号が通る通信経路としての役割を果たすバスである。
情報処理装置200において、CPU204で実行される制御プログラムの提供は、ROM205、RAM206、又はストレージ207から行うことができる。また、USBインタフェース208又は通信インタフェース209を介することによって、他の情報処理装置等から情報処理装置200へ制御プログラムを提供することも可能である。情報処理装置200が備える時計機能、時刻判断機能、ファイル転送機能、及びファイル管理機能等の各種機能は、CPU204で実行される制御プログラムにより実現可能である。
●ファイルサーバ300
図3は、ファイルサーバ300のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、301は、Central Processing Unit(CPU)である。CPU301は、Read Only Memory(ROM)302、又はストレージ304に格納された各種制御プログラムに基づいて、バス307を介してCPU301に接続されたファイルサーバ300の各構成要素を制御する。
302は、ROM(Read Only Memory)であり、各種制御プログラムやデータを保持する。
303は、Random Access Memory(RAM)であり、CPU301のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域等を有する。
304は、電子情報を格納するためのストレージである。ストレージ304は、ハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリを含むソリッドステートドライブ(SSD)、又は、ハードディスクとフラッシュメモリを併用したハイブリッドドライブなどを含む。また、ストレージ304は、メモリカード及びメモリカードリーダを含んでもよい。また、ストレージ304は、後述するUSBインタフェース305を介して接続される大容量の外付けハードディスクドライブ(HDD)の形態であってもよい。ストレージ304は、大容量で冗長性を保証する複数のHDDやSSDで構成されてもよい。
305は、Universal Serial Bus(USB)インタフェースである。USBインタフェース305には、USBメモリ、Compact Disc(CD)ドライブ、Digital Versatile Disc(DVD)ドライブなどの外部デバイスを接続することが可能である。このような外部デバイスの接続により、ファイルサーバ300の機能を拡張することが可能である。
306は、通信インタフェースである。通信インタフェース306は、有線通信又は無線通信などによりネットワーク150に接続し、他の情報処理装置、プリンタ、及びインターネット上のサーバシステムなどと通信する。また、通信インタフェース306は、Bluetooth Low Energy(BLT)又はNear Field Communication(NFC)などの低消費電力の通信規格に従うインタフェースを含んでもよい。また、通信インタフェース306は、5G又は4G/LTE等の携帯電話規格による携帯電話通信のためのインタフェースモジュールや、電波入出力のために必要となるアンテナ装置なども含んでもよい。
307は、ファイルサーバ300において構成要素間のデータや通信信号が通る通信経路としての役割を果たすバスである。
ファイルサーバ300において、CPU301で実行される制御プログラムの提供は、ROM302、RAM303、又はストレージ304から行うことができる。また、USBインタフェース305又は通信インタフェース306を介することによって、他の情報処理装置等からファイルサーバ300へ制御プログラムを提供することも可能である。ファイルサーバ300が備えるファイル受信機能及びファイル管理機能等の各種機能は、CPU301で実行される制御プログラムにより実現可能である。
●ファイル及びファイル群
次に、図4及び図5を参照して、情報処理装置200のストレージ207に格納されるファイル、及び、ファイル名の所定部分の共通性に基づいて識別されるファイル群について説明する。ストレージ207には複数のファイルが格納されている。以下の説明では、各ファイルは、撮像装置(不図示)から取得された画像ファイル又は音声ファイルであるものとする。或いは、情報処理装置200が撮像装置の機能を備えていてもよい。
図4は、情報処理装置200の表示装置201に表示されるサムネイル画面401の模式図である。サムネイル画面401には、ストレージ207に格納された画像ファイルのサムネイル画像が表示されている。図4の例では、5つのサムネイル画像402~406が表示されている。サムネイル画像403及び406には、それぞれ音声メモアイコン407及び408が付加されている。音声メモアイコンは、画像ファイルに関連付けられた音声ファイルが存在すること(換言すると、画像ファイルに含まれる画像が所謂音声メモ付き画像であること)を示している。ユーザは、サムネイル画面401においてサムネイル画像を選択することにより、ファイルサーバ300へ転送する画像ファイルを選択することができる。選択された画像ファイルに音声ファイルが関連付けられている場合には、音声ファイルもファイルサーバ300へ転送するものとして自動的に選択される。以下の説明では、5つのサムネイル画像402~406が全て選択されたものとする。
図5は、画像ファイルと音声ファイルの関連付けを説明するための概念図である。図5において、ファイル501~505は、図4のサムネイル画像402~406に対応する画像ファイルである。ファイル506及び507は、それぞれ図4の音声メモアイコン407及び408に対応する音声ファイルであり、ファイル502及び505の画像に関連付けられた音声メモを含む。ファイル502及びファイル506のファイル名はそれぞれ「2222.JPG」及び「2222.WAV」であり、ファイル名の拡張子を除く部分(以下、「本体部分」と呼ぶ)が共通している。同様に、ファイル505及びファイル507のファイル名はそれぞれ「5555.JPG」及び「5555.WAV」であり、ファイル名の本体部分が共通している。情報処理装置200は、ファイル名の本体部分が共通している2以上のファイルがある場合に、これら2以上のファイルが相互に関連付けられているものと判断し、これら2以上のファイルをファイル群として識別する。図5の例では、2つのファイル群(ファイル502及びファイル506を含むファイル群、並びに、ファイル505及びファイル507を含むファイル群)が識別される。
●新しいファイル名の決定方法
情報処理装置200は、ファイルサーバ300(のストレージ304)へファイルを転送する際に、新しいファイル名を決定し、転送対象ファイルを、決定された新しいファイル名を持つファイルとして転送する。
図6を参照して、新しいファイル名の決定方法について説明する。図6は、転送対象ファイルのファイル名を管理するために用いられるファイル名管理テーブルを示す図である。ユーザにより転送対象ファイルが選択されて転送開始が指示されると、情報処理装置200は、RAM206の中にファイル名管理テーブルを生成する。その際に、情報処理装置200は、「転送元ファイル名(本体部分)」と記載された列601の各セル(セル603~607)に、転送対象ファイルの元のファイル名の本体部分を登録する。ここで、ファイル群に含まれるファイルについては、ファイル名の本体部分が同一であるため、ファイルの数に関わらず1つのセルに対して登録が行われる(セル604及びセル607参照)。
続いて、情報処理装置200は、ファイルの転送実施時に新しいファイル名(ファイルサーバ300のストレージ304における格納用のファイル名)を決定し、新しいファイル名の本体部分を「転送先ファイル名(本体部分)」と記載された列602の対応するセル(セル608~612)に登録する。図6の例では、「1111」という本体部分を持つファイル501の転送が既に実施されており、ファイル501の新しいファイル名の本体部分がセル608に登録されている。また、「2222」という本体部分を持つファイルの転送が既に実施されており、このファイルの新しいファイル名の本体部分がセル609に登録されている。ここで、「2222」という本体部分を持つファイルとしては、ファイル群として扱われる2つのファイル(ファイル502及び506)がある。この場合、ファイル502及び506のうちの一方の転送が実施される際にセル609に対する登録が行われ、他方の転送が実施される際にはセル609に登録済みのファイル名の本体部分が用いられる(詳細は図7を参照して後述する)。セル610~612については、対応するファイルの転送がまだ実施されていないため、新しいファイル名の本体部分が未登録である。
転送対象ファイルの新しいファイル名は、ファイルの転送時にCPU204が所定の生成方法によりファイル毎(転送対象ファイルがファイル群に含まれる場合には、ファイル群毎)に生成する文字列を含む。所定の生成方法は、例えば、文字列の生成時の1/100秒単位での時刻に基づいて文字列を生成する方法である。図6の例では、「1111」という本体部分を持つファイル501のための文字列の生成時刻が2021年10月16日13時21分15秒01である。そのため、「1111」に続いて「_」及びこの時刻を示す「2021101613211501」が付加された文字列が、新しいファイル名の本体部分としてセル608に登録されている。このように1/100秒単位での時刻に基づいて新しいファイル名に含める文字列を生成することにより、ファイル転送先のストレージ304においてファイル名の重複が生じる可能性を低減することが可能になる。
なお、新しいファイル名のために所定の生成方法により生成される文字列は、文字列の生成時刻を表す文字列に限られず、例えばランダムに生成される文字列を含んでもよい。
●ファイル転送処理
図7は、第1の実施形態に係るファイル転送処理のフローチャートである。本フローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、情報処理装置200のCPU204が、ROM205に格納された制御プログラムをRAM206に展開して実行することにより実現される。ユーザによる転送対象ファイルの選択が完了し、転送開始指示が行われると、本フローチャートの処理が開始する。
S700で、CPU204は、RAM206の中にファイル名管理テーブルを生成する。図6を参照して説明した通り、ファイル名管理テーブルの列601の各セルには、複数の転送対象ファイルそれぞれの元のファイル名の本体部分が登録される。この時点では新しいファイル名は未決定であるため、列602の各セルは空欄である。
S701~S706は、複数の転送対象ファイルの各々を対象とする処理ループである。S701で、CPU204は、RAM206内のファイル名管理テーブルにおいて、転送対象ファイルのファイル名の本体部分に対応する列602のセルを参照する。例えば、転送対象ファイルのファイル名の本体部分が「1111」の場合、セル608が参照される。
S702で、CPU204は、S701における参照結果に基づき、転送対象ファイルの転送先ファイル名(新しいファイル名の本体部分)が登録済みであるか否かを判定する。転送対象ファイルの転送先ファイル名が登録済みである(即ち、元のファイル名の本体部分の文字列に関連付けられた文字列がRAM206に記憶されている)とCPU204により判定された場合、処理ステップはS705へ進む。転送対象ファイルの転送先ファイル名が登録済みでない(即ち、元のファイル名の本体部分の文字列に関連付けられた文字列がRAM206に記憶されていない)とCPU204により判定された場合、処理ステップはS703へ進む。
S703で、CPU204は、転送対象ファイルの新しいファイル名として、図6を参照して説明した所定の生成方法により生成される文字列を含む新しいファイル名を決定する。
S704で、CPU204は、ファイル名管理テーブルの列602に、転送対象ファイルの新しいファイル名の本体部分を登録する。
S702において転送対象ファイルの転送先ファイル名が登録済みであるとCPU204により判定された場合、S703及びS704の代わりにS705の処理が行われる。S705で、CPU204は、転送対象ファイルの新しいファイル名として、登録済みの転送先ファイル名を本体部分として持つファイル名を決定する。
S704又はS705の処理に続いて、S706で、CPU204は、転送対象ファイルを、S703又はS705において決定した新しいファイル名を持つファイルとして、ファイルサーバ300のストレージ304に転送する。例えば、CPU204は、新しいファイル名を持つファイルを、ストレージ304への格納指示と共にファイルサーバ300へ転送することにより、ストレージ304へのファイル転送を実現する。なお、CPU204は、ファイル転送後に転送元のファイルをそのままストレージ207に保持してもよいし、ストレージ207から削除してもよい。即ち、本実施形態のファイル転送は、所謂ファイルコピーであってもよいし、ファイルの移動であってもよい。この点は、後述する第2の実施形態及び第3の実施形態においても同様である。
ここで例として、図5に示すファイル502及び506のうちのファイル502が先に転送対象ファイルとして処理され、その後、ファイル506が処理される場合を考える。この場合、ファイル502については、S702において、転送対象ファイルの転送先ファイル名が登録済みでないと判定される。そのため、S703において、ファイル502の新しいファイル名が、例えば「2222_2021101614152681.JPG」のように決定される。また、S704において、ファイル名管理テーブルの列602のセル609に、「2222_2021101614152681」が登録される。一方、ファイル506については、S702において、転送対象ファイルの転送先ファイル名が登録済みであると判定される。そのため、S705において、ファイル506の新しいファイル名が、例えば「2222_2021101614152681.WAV」のように、ファイル502の新しいファイル名と同一の本体部分を持つように決定される。従って、ファイルサーバ300のストレージ304に格納される、それぞれが新しいファイル名を持つ複数のファイルについても、情報処理装置200のストレージ207に格納される複数の転送対象ファイルと同様に、ファイル群の構成が維持される。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、情報処理装置200は、図6を参照して説明した決定方法に従い、ストレージ207に格納された複数のファイルそれぞれの新しいファイル名を決定する。この決定方法によれば、ファイル名の本体部分の共通性に基づいてそれぞれ識別される1以上のファイル群については、各ファイル群において本体部分の共通性が維持されるように各ファイル群の各ファイルの新しいファイル名が決定される。そして、情報処理装置200は、複数のファイルそれぞれを、決定された新しいファイル名を持つファイルとして、ファイルサーバ300のストレージ304に転送する。これにより、ファイル名の本体部分の共通性に基づくファイル間の関連付けを損なわずに、ファイルを転送先において別名で保存することが可能となる。
なお、上の説明では、情報処理装置200のストレージ207が転送元のファイルの格納領域であり、ファイルサーバ300のストレージ304が転送先のファイルの格納領域であるものとした。しかしながら、本実施形態はこの構成に限定されない。例えば、転送元の格納領域と転送先の格納領域とは、情報処理装置200が備える別々のストレージ(ストレージ207と不図示のストレージ)であってもよい。或いは、転送元の格納領域と転送先の格納領域とは、情報処理装置200のストレージ207内の別々のフォルダであってもよい。
また、上の説明では、ファイル群の識別に用いられるファイル名の所定部分がファイル名の本体部分(拡張子を除く部分)であるものとした。本実施形態において、ファイル名の所定部分は本体部分に限定されず、例えば、本体部分の一部(例えば、本体部分の先頭3文字を除いた部分)であってもよい。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、ファイル名の本体部分の共通性に基づいてファイル群が識別される場合について説明したが、第2の実施形態では、ファイルのタイムスタンプの共通性に基づいてファイル群が識別される場合について説明する。第2の実施形態において、ファイル転送システム100(図1)、情報処理装置200(図2)、及びファイルサーバ300(図3)の基本的な構成は、第1の実施形態と同様である。また、図4を参照して説明したような、画像ファイルと音声ファイルとの間に関連付けの存在についても、第1の実施形態と同様である。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明を行う。
図8は、第2の実施形態に係る、画像ファイルと音声ファイルとを関連付ける方法を説明する概念図である。図8において、801はファイル名であり、802は対応するファイルに記録されているタイムスタンプである。タイムスタンプは、システムにおいてファイルが生成された日時又は更新された日時に基づいて自動で設定されるが、システムプログラムの制御により任意の日付のタイムスタンプを生成して記録することも可能である。 図8には、本システムプログラムが動作する情報処理装置200上に5つの画像ファイル(JPGファイル)と2つの音声ファイルが(WAVファイル)が存在することが示されている。802~809は、各ファイルのファイル名を示し、ここには共通する本体部分は存在しない。810~816は、対応するファイルに記録されたタイムスタンプである。タイムスタンプ811及び812は一致しており、タイムスタンプ815及び816も一致している。その結果、共通するタイムスタンプを持っているファイル804及び805がファイル群として識別され、同様に、ファイル808及び809がファイル群として識別される。
図9は、第2の実施形態においてファイル転送時に情報処理装置200のRAM206に生成されて、ファイルサーバ300へ転送されてRAM303に保持されるタイムスタンプ管理テーブルの模式図である。
図9において、901は、転送元の情報処理装置200上のストレージ207に存在する各ファイルに記録されているタイムスタンプを示す。タイムスタンプ903、904、905、906、及び907が登録されている。902は、転送によりファイルサーバ300上のストレージ304に保存された各ファイルに新たに記録されるタイムスタンプであり、実際の時刻ではなく、転送が開始するときの時刻が登録されている。タイムスタンプ908及び909は、既に転送が完了されているファイル又はファイル群のタイムスタンプであり、転送時に設定された日時の値が登録されている。タイムスタンプ910、911、及び912は、ファイルがまだ転送されていないため空欄となっている。
図10は、第2の実施形態に係るファイル転送処理のフローチャートである。本フローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、情報処理装置200のCPU204が、ROM205に格納された制御プログラムをRAM206に展開して実行することにより実現される。ユーザによる転送対象ファイルの選択が完了し、転送開始指示が行われると、本フローチャートの処理が開始する。
S1000で、CPU204は、RAM206の中にタイムスタンプ管理テーブルを生成する。図9を参照して説明した通り、タイムスタンプ管理テーブルには、複数の転送対象ファイルそれぞれのタイムスタンプ(転送元タイムスタンプ)が登録される。この時点では転送先タイムスタンプは空欄である。
S1001~S1004は、複数の転送対象ファイルの各々を対象とする処理ループである。S1001で、CPU204はタイムスタンプ管理テーブルを参照する。S1002で、CPU204は、S1001における参照結果に基づき、転送対象ファイルの転送元タイムスタンプに対応する転送先タイムスタンプが登録済みであるか否かを判定する。対応する転送先タイムスタンプが登録済みであるとCPU204により判定された場合、処理ステップはS1006へ進む。対応する転送先タイムスタンプが登録済みでないとCPU204により判定された場合、処理ステップはS1003へ進む。
図9に示すタイムスタンプ910、911、及び912のように、転送先タイムスタンプが未登録である場合には、S1003の処理が実行される。S1003で、CPU204は、プログラム処理でタイムスタンプを生成してタイムスタンプ管理テーブルの転送先タイムスタンプの列(符号902)に生成したタイムスタンプを登録する。S1004で、CPU204は、ファイル本体データと転送先タイムスタンプを転送先のファイルサーバ300へ転送する。S1005で、CPU204は、ファイルサーバ300のストレージ304にS1003で生成されたタイムスタンプでファイル本体を保存するようにファイルサーバ300に指示する。
図9に示すタイムスタンプ908及び909のように、既にタイムスタンプ管理テーブルに転送先タイムスタンプが登録済みの場合には、S1006の処理が実行される。S1006で、CPU204は、登録されている転送先タイムスタンプを取得する。S1004で、CPU204は、ファイル本体データと転送先タイムスタンプを転送先のファイルサーバ300へ転送する。S1005で、CPU204は、ファイルサーバ300のストレージ304にS1003で生成されたタイムスタンプでファイル本体を保存するようにファイルサーバ300に指示する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、情報処理装置200は、図10のファイル転送処理により、タイムスタンプの共通性に基づいてファイル群を構成していたファイル804とファイル805とを、転送後も共通するタイムスタンプを持つようにファイルサーバ300に保存する。そのため、ファイル群の構成を維持することができるようになる。ファイル808及び809についても同様である。
なお、上の説明では、タイムスタンプが同一である場合にタイムスタンプが共通性を持つものとしたが、タイムスタンプの時間差異が一定の間隔以内であればタイムスタンプが共通していると判断する構成を採用してもよい。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、ファイル名の本体部分の共通性に基づいてファイル群が識別される場合について説明したが、第3の実施形態では、ファイルの関連付けを管理する独立したファイル又は情報を使用する場合について説明する。第3の実施形態において、ファイル転送システム100(図1)、情報処理装置200(図2)、及びファイルサーバ300(図3)の基本的な構成は、第1の実施形態と同様である。また、図4を参照して説明したような、画像ファイルと音声ファイルとの間に関連付けの存在についても、第1の実施形態と同様である。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明を行う。
図11は、第3の実施形態に係るファイル群構成を説明するための概念図である。図11において、ファイル1101、1102、1103、1104、及び1105は、情報処理装置200のストレージ207に保存されていて、RAM206に展開されて選択転送待機状態にある画像ファイルである。画像ファイル1102及び1105はそれぞれ、音声ファイル1106及び1107とファイル名やファイルスタンプなどのファイル属性は異なるが、別の情報により関連付けられている。
図12は、第3の実施形態に係る、ファイル群の構成を維持するためにファイルを関連付けるために使用されるファイル管理テーブルの模式図である。図12において、1200はファイル管理テーブルであり、情報処理装置200のストレージ207からRAM206に読み込まれて、ファイルサーバ300へ転送されてRAM303に展開されてストレージ304に保存される。
1201は、転送元の情報処理装置200上のストレージ207に存在する各画像ファイルのファイル名であり、ファイル名1203、1204、1205、1206、及び1207が登録されている。
1202は、各画像ファイルに関連付けられてファイル群を形成する音声ファイルのファイル名である。ファイル名1209及び1212を持つ音声ファイルはそれぞれ、ファイル名1204及び1207を持つ画像ファイルと関連付けられている。空欄となっているファイル名1208、1210、及び1211は、ファイル名1203、1205、及び1206を持つ画像ファイルに関連付けられている音声ファイルが存在しないことを示している。
情報処理装置200は、転送先のファイルサーバ300上のストレージ304においてファイルの重複を避けるため、ファイルの転送開始時に各ファイルのファイル名をランダムに生成し、生成されたファイル名をファイル管理テーブル1200に記録する。全ての画像ファイル及び音声ファイルが情報処理装置200からファイルサーバ300へ転送され後に、情報処理装置200は、ファイル管理テーブル1200もファイルサーバ300へ転送する。これにより、転送される全ファイルのファイル群の構成を維持することが可能になる。
以上説明したように第3の実施形態によれば、情報処理装置200は、例えば図12に示すようなファイル管理テーブルに基づいてファイル群(ファイル間の関連付け)を管理する。これにより、ファイル間の関連付けを損なわずに、ファイルを転送先において別名で保存することが可能となる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、ファイル名又はタイムスタンプを使用してファイル群を識別する構成について説明した。しかしながら、ファイル名又はタイムスタンプ以外でも、ファイル固有に付加されるファイル属性やメタデータを使用しても、或いはデバイスに固有に付加されているネットワーク情報やハードウェア情報をファイル名の一部に使用しても、同様の効果を得ることができる。
また、上述の実施形態では、2つのファイル(画像ファイル及び音声ファイル)により構成されるファイル群について説明したが、ファイル群を構成するファイルは3つ以上であってもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…ファイル転送システム、150…ネットワーク、200…情報処理装置、204…CPU、207…ストレージ、209…通信インタフェース、300…ファイルサーバ、304…ストレージ

Claims (12)

  1. 第1の格納領域に格納された複数のファイルのうち、ファイル名の所定部分の共通性に基づき、互いに拡張子の異なる2以上のファイルをファイル群として識別する識別手段と、
    前記第1の格納領域に記憶された複数のファイルのうち、1以上のファイルを転送する指示をユーザから受け付けた場合、当該1以上のファイルの新しいファイル名を自動的に決定する決定手段と、
    前記ファイル群の各ファイルを、前記決定された新しいファイル名を持つファイルとして、前記第1の格納領域と異なる第2の格納領域に転送する転送手段と、
    を備え
    前記決定手段は、前記第1の格納領域に記憶された複数のファイルのうち、前記識別手段でファイル群として識別された2以上のファイルを転送する指示を受け付けた場合、前記ファイル群に含まれる各ファイルの新しいファイル名の第1部分については前記所定部分の共通性を維持し、各ファイルの新しいファイル名の第2部分については、前記ファイル群外のファイルに対して一意であり、かつ前記ファイル群内で共通であるように決定する、
    ことを特徴とするファイル処理装置。
  2. 前記転送手段は、外部のファイル処理装置を介して、前記決定された新しいファイル名を持つ前記ファイルを前記第2の格納領域に転送する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記複数のファイルのうちの前記ファイル群に含まれない各ファイルの新しいファイル名の前記所定部分に、所定の生成方法によりファイル毎に生成される文字列を含めるように、前記複数のファイルのうちの前記ファイル群に含まれない各ファイルの新しいファイル名を決定し、
    前記転送手段は、前記複数のファイルそれぞれを、前記決定された新しいファイル名を持つファイルとして、前記第2の格納領域に転送する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル処理装置。
  4. 前記決定手段は、前記ファイル群の各ファイルの新しいファイル名の前記所定部分に、前記所定の生成方法により前記ファイル群のために生成される文字列を含める
    ことを特徴とする請求項3に記載のファイル処理装置。
  5. 前記所定の生成方法により生成される文字列は、当該文字列の生成時刻を表す文字列、又はランダムに生成される文字列を含む
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のファイル処理装置。
  6. 前記決定手段は、前記複数のファイルそれぞれの新しいファイル名を生成し、
    前記複数のファイルそれぞれの新しいファイル名を生成することは、
    前記複数のファイルのうちの第1のファイル名を持つ第1のファイルの第1の新しいファイル名を決定する際に、前記第1のファイル名の前記所定部分の文字列に関連付けられた文字列が記憶手段に記憶されているか否かを判定し、
    前記第1のファイル名の前記所定部分の文字列に関連付けられた文字列が前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1の新しいファイル名の前記所定部分として、前記第1のファイル名の前記所定部分の文字列に関連付けられた文字列を用い、
    前記第1のファイル名の前記所定部分の文字列に関連付けられた文字列が前記記憶手段に記憶されていない場合、前記第1の新しいファイル名の前記所定部分に、ファイル毎に独立して生成される文字列を含め、前記第1の新しいファイル名の前記所定部分の文字列を、前記第1のファイル名の前記所定部分の文字列に関連付けて前記記憶手段に記憶する
    ことを含み、
    前記転送手段は、前記複数のファイルそれぞれを、前記決定された新しいファイル名を持つファイルとして、前記第2の格納領域に転送する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファイル処理装置。
  7. 前記所定部分は、ファイル名の拡張子を除く部分である
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のファイル処理装置。
  8. 前記互いに拡張子の異なる2以上のファイルは、画像ファイルと音声ファイルを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のファイル処理装置。
  9. 撮像装置と通信する通信手段をさらに有し、
    前記画像ファイルは前記撮像装置から前記通信手段を介して受信される
    ことを特徴とする請求項8に記載のファイル処理装置。
  10. 前記音声ファイルは前記撮像装置から前記通信手段を介して受信される
    ことを特徴とする請求項9に記載のファイル処理装置。
  11. ファイル処理装置が実行するファイル処理方法であって、
    第1の格納領域に格納された複数のファイルのうち、ファイル名の所定部分の共通性に基づき、互いに拡張子の異なる2以上のファイルをファイル群として識別する識別工程と、
    前記第1の格納領域に記憶された複数のファイルのうち、1以上のファイルを転送する指示をユーザから受け付けた場合、当該1以上のファイルの新しいファイル名を自動的に決定する決定工程と、
    前記ファイル群の各ファイルを、前記決定された新しいファイル名を持つファイルとして、前記第1の格納領域と異なる第2の格納領域に転送する転送工程と、
    を備え
    前記決定工程は、前記第1の格納領域に記憶された複数のファイルのうち、前記識別工程でファイル群として識別された2以上のファイルを転送する指示を受け付けた場合、前記ファイル群に含まれる各ファイルの新しいファイル名の第1部分については前記所定部分の共通性を維持し、各ファイルの新しいファイル名の第2部分については、前記ファイル群外のファイルに対して一意であり、かつ前記ファイル群内で共通であるように決定する、
    ことを特徴とするファイル処理方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のファイル処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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