JP7828496B2 - 超音波診断装置および超音波診断装置の表示方法 - Google Patents
超音波診断装置および超音波診断装置の表示方法Info
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Description
本発明は、モニタの限られた表示画面において、超音波画像を撮像する際の表示画面を切り替えて表示する超音波診断装置および超音波診断装置の表示方法に関する。
従来から、医療分野において、超音波画像を利用する超音波診断装置が実用化されている。一般に、超音波診断装置は、振動子アレイを内蔵する超音波プローブと、超音波プローブに接続される診断装置本体と、を備えている。超音波診断装置においては、超音波プローブから被検体に向けて超音波ビームを送信し、被検体からの超音波エコーを超音波プローブで受信し、その受信信号を電気的に処理することにより超音波画像が生成される。
近年では、据置型の超音波診断装置のみならず、携帯型およびハンドヘルド型の超音波診断装置が開発されている。携帯型の超音波診断装置は、診断装置本体が、ラップトップ型の端末装置によって実現されている。一方、ハンドヘルド型の超音波診断装置は、診断装置本体が、スマートフォンまたはタブレットPC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)等のハンドヘルド型の端末装置と、端末装置上で動作する超音波診断用のアプリケーションプログラムと、によって実現されている。
ここで、本発明の参考となる先行技術文献として、例えば特許文献1、2等がある。
特許文献1には、複数の検査箇所に対応する複数の検査箇所マークを含む左手の画像を表示する検査箇所選択画像と、指定された検査箇所マークに対応する左手の検査箇所にプローブマークを有するボディマークと、を左手の超音波診断画面に重畳表示する超音波診断装置が記載されている。また、特許文献1には、検査箇所マークを選択することにより、検査箇所として左手の指の関節を指定することが記載されている。さらに、特許文献1には、超音波診断画面がフリーズボタンを含むことが記載されている、
特許文献2には、リアルタイム2次元超音波画像上の標的の解剖学的対象物および/または周囲の付加的解剖学的対象物/組織の上に記述的ラベルを重ね合わせて、様々な注釈付き画像を得るように構成された医用の撮像システムが記載されている。
しかし、特許文献1、2には、表示領域が限られているモニタの表示画面において、各種のボタンおよび表示画面等を効率的に配置することにより、超音波診断装置を操作するための複数の表示画面を切り替えることは記載されていない。言い換えると、従来の超音波診断装置では、複数の表示画面を切り替えることにより、モニタの限られた表示画面を効率よく使用して超音波診断装置を操作することができるものは存在していなかった。
本発明の目的は、表示領域が限られているモニタの表示画面を効率よく使用して、超音波診断装置を操作するための表示画面を表示することができる超音波診断装置および超音波診断装置の表示方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、超音波プローブと、超音波プローブに接続された診断装置本体と、を備え、
診断装置本体は、表示制御部と、モニタと、を備え、
表示制御部は、
超音波プローブを用いて撮像された被検体の片側の肺の超音波画像を含む第1表示領域と、
片側の肺における複数の検査箇所の中から検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するための複数の検査箇所選択ボタンを含む第2表示領域と、
超音波画像を撮像する操作を行うための少なくとも1つの操作ボタンを含む第1表示画面が表示される第3表示領域と、をモニタに表示させ、
少なくとも1つの操作ボタンが選択されると、第1表示画面に代えて、定められた複数の診断所見に対応する複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を第3表示領域に表示させる、超音波診断装置を提供する。
診断装置本体は、表示制御部と、モニタと、を備え、
表示制御部は、
超音波プローブを用いて撮像された被検体の片側の肺の超音波画像を含む第1表示領域と、
片側の肺における複数の検査箇所の中から検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するための複数の検査箇所選択ボタンを含む第2表示領域と、
超音波画像を撮像する操作を行うための少なくとも1つの操作ボタンを含む第1表示画面が表示される第3表示領域と、をモニタに表示させ、
少なくとも1つの操作ボタンが選択されると、第1表示画面に代えて、定められた複数の診断所見に対応する複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を第3表示領域に表示させる、超音波診断装置を提供する。
ここで、表示制御部は、第3表示画面切り替えボタンが選択されると、第2表示画面に代えて、少なくとも1つの操作ボタンが選択された時点までの過去の一定期間に撮像された複数フレームの超音波画像の中から1フレームの超音波画像を選択するための第3表示画面を第3表示領域に表示させることが好ましい。
また、複数の診断所見ボタンは、診断装置本体に接続された超音波プローブの種類に応じたデザインを有し、
表示制御部は、診断装置本体に接続される超音波プローブの種類が変更されると、表示中の複数の診断所見ボタンに代えて、変更された超音波プローブの種類に応じたデザインの複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を第3表示領域に表示させることが好ましい。
表示制御部は、診断装置本体に接続される超音波プローブの種類が変更されると、表示中の複数の診断所見ボタンに代えて、変更された超音波プローブの種類に応じたデザインの複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を第3表示領域に表示させることが好ましい。
また、検査箇所毎に、複数の診断所見ボタンの中から選択された1個の診断所見ボタンにより、複数の診断所見の中から選択された1個の診断所見が入力されることが好ましい。
また、表示制御部は、超音波画像と、超音波画像に対して入力された診断所見と、を第1表示領域に表示することが好ましい。
また、表示制御部は、レポート画面切り替えボタンが選択されると、複数の検査箇所に対して入力される診断所見を一括して含むレポート画面を、第1表示領域、第2表示領域および第3表示領域を含む表示領域に表示させることが好ましい。
また、レポート画面は、診断所見ボディマークを含み、
診断所見ボディマークは、
人体の模式図と、
模式図に重ねて表示され、検査箇所を示す検査箇所マークと、を含むことが好ましい。
診断所見ボディマークは、
人体の模式図と、
模式図に重ねて表示され、検査箇所を示す検査箇所マークと、を含むことが好ましい。
表示制御部は、さらに、検査対象箇所を示すボディマークを第2表示領域に表示することが好ましい。
また、複数の診断所見のうちの少なくとも1つは、Bライン、硬化、正常、またはラングスライディング無し、のいずれかの診断所見を含むことが好ましい。
また、本発明は、超音波プローブと、超音波プローブに接続された診断装置本体と、を備え、診断装置本体が、モニタを備える超音波診断装置の表示方法であって、
超音波プローブを用いて撮像された被検体の片側の肺の超音波画像を含む第1表示領域と、
片側の肺における複数の検査箇所の中から検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するための複数の検査箇所選択ボタンを含む第2表示領域と、
超音波画像を撮像する操作を行うための少なくとも1つの操作ボタンを含む第1表示画面が表示される第3表示領域と、をモニタに表示し、
少なくとも1つの操作ボタンが選択されると、第1表示画面に代えて、定められた複数の診断所見に対応する複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を第3表示領域に表示する、超音波診断装置の表示方法を提供する。
超音波プローブを用いて撮像された被検体の片側の肺の超音波画像を含む第1表示領域と、
片側の肺における複数の検査箇所の中から検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するための複数の検査箇所選択ボタンを含む第2表示領域と、
超音波画像を撮像する操作を行うための少なくとも1つの操作ボタンを含む第1表示画面が表示される第3表示領域と、をモニタに表示し、
少なくとも1つの操作ボタンが選択されると、第1表示画面に代えて、定められた複数の診断所見に対応する複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を第3表示領域に表示する、超音波診断装置の表示方法を提供する。
本発明によれば、第1表示画面を第2表示画面に切り替えて第3表示領域に表示することにより、表示領域が限られているモニタの表示画面を効率よく使用して超音波診断装置を操作するための表示画面を表示することができる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の超音波診断装置および超音波診断装置の表示方法を詳細に説明する。
図1は、本発明の超音波診断装置の構成を表す一実施形態のブロック図である。図1に示す超音波診断装置は、超音波プローブ1と、この超音波プローブ1に接続された診断装置本体3と、を備えている。本実施形態の超音波診断装置は、スマートフォンまたはタブレットPC等のハンドヘルド型の診断装置本体3と、診断装置本体3上で動作する超音波診断用のアプリケーションプログラムと、によって実現されている。
超音波プローブ1は、超音波ビームにより被検体、本実施形態の場合、被検体の片側の肺をスキャンして、超音波画像に対応する音線信号を出力する。超音波プローブ1は、図1に示すように、振動子アレイ11と、送受信回路14と、を備えている。振動子アレイ11と送受信回路14とは双方向に接続されている。また、送受信回路14には、後述する本体制御部36が接続されている。
振動子アレイ11は、1次元または2次元に配列された複数の超音波振動子を備えている。これらの振動子は、それぞれ送受信回路14から供給される駆動信号に従って超音波を送信し、かつ、被検体からの反射波(超音波エコー)を受信してアナログの受信信号を出力する。
各振動子は、例えば、PZT(Lead Zirconate Titanate:チタン酸ジルコン酸鉛)に代表される圧電セラミック、PVDF(Poly Vinylidene Di Fluoride:ポリフッ化ビニリデン)に代表される高分子圧電素子およびPMN-PT(Lead Magnesium Niobate-Lead Titanate:マグネシウムニオブ酸鉛-チタン酸鉛固溶体)に代表される圧電単結晶等からなる圧電体の両端に電極を形成した素子を用いて構成される。
各振動子は、例えば、PZT(Lead Zirconate Titanate:チタン酸ジルコン酸鉛)に代表される圧電セラミック、PVDF(Poly Vinylidene Di Fluoride:ポリフッ化ビニリデン)に代表される高分子圧電素子およびPMN-PT(Lead Magnesium Niobate-Lead Titanate:マグネシウムニオブ酸鉛-チタン酸鉛固溶体)に代表される圧電単結晶等からなる圧電体の両端に電極を形成した素子を用いて構成される。
送受信回路14は、本体制御部36の制御により、振動子アレイ11から超音波を送信させ、かつ、超音波エコーを受信した振動子アレイ11から出力される受信信号に受信フォーカス処理を施すことにより音線信号を生成する。送受信回路14は、図2に示すように、振動子アレイ11に接続されるパルサ51と、振動子アレイ11から順次直列に接続される増幅部52、AD(Analog Digital)変換部53およびビームフォーマ54と、を備えている。
パルサ51は、例えば複数のパルス発生器を含んでおり、本体制御部36により選択された送信遅延パターンに基づいて、振動子アレイ11の複数の振動子から送信される超音波が超音波ビームを形成するようにそれぞれの駆動信号を、遅延量を調節して複数の振動子に供給する。このように、振動子アレイ11の振動子の電極にパルス状または連続波状の電圧が印加されると、圧電体が伸縮し、それぞれの振動子からパルス状または連続波状の超音波が発生して、それらの超音波の合成波から、超音波ビームが形成される。
送信された超音波ビームは、例えば、被検体の部位等の対象において反射され、超音波プローブ1の振動子アレイ11に向かって伝搬する。振動子アレイ11を構成するそれぞれの振動子は、このように振動子アレイ11に向かって伝搬する超音波エコーを受信することにより伸縮して、電気信号である受信信号を発生し、これらの受信信号を増幅部52に出力する。
増幅部52は、振動子アレイ11を構成するそれぞれの振動子から入力された信号を増幅し、増幅した信号をAD変換部53に送信する。AD変換部53は、増幅部52から送信されたアナログの信号をデジタルの受信データに変換し、これらの受信データをビームフォーマ54に出力する。
ビームフォーマ54は、本体制御部36により選択された受信遅延パターンに基づいて設定される音速または音速の分布に従い、AD変換部53により変換された各受信データに対してそれぞれの遅延を与えて加算することにより、いわゆる受信フォーカス処理を行う。この受信フォーカス処理により、AD変換部53で変換された各受信データが整相加算され、かつ、超音波エコーの焦点が絞り込まれた音線信号が生成される。
次に、診断装置本体3は、超音波プローブ1によって生成された音線信号に基づく超音波画像の他、超音波診断装置を操作するための各種のボタンおよび表示画面等を表示する。診断装置本体3は、図1に示すように、画像生成部31と、画像メモリ32と、画面表示用メモリ38と、画面表示制御部35と、表示制御部33と、本体制御部36と、モニタ(表示装置)34と、入力装置37と、を備えている。
画像生成部31は、超音波プローブ1の送受信回路14に接続され、画像生成部31には、表示制御部33およびモニタ34が順次直列に接続されている。また、画像生成部31には、画像メモリ32が双方向に接続されている。画面表示用メモリ38には、画面表示制御部35が接続され、画面表示制御部35には、表示制御部33が接続されている。前述の送受信回路14、画像生成部31、表示制御部33、画像メモリ32、画面表示用メモリ38および画面表示制御部35には本体制御部36が接続され、本体制御部36には入力装置37が接続されている。
画像生成部31は、本体制御部36の制御により、送受信回路14により生成された音線信号に基づいて超音波画像(超音波画像信号)を生成する。画像生成部31は、図3に示すように、信号処理部16、DSC(Digital Scan Converter:デジタルスキャンコンバータ)18および画像処理部17が順次直列に接続された構成である。
信号処理部16は、送受信回路14により生成された音線信号に基づいて、超音波画像に対応する画像情報データを生成する。より具体的には、信号処理部16は、送受信回路14のビームフォーマ54により生成された音線信号に対して信号処理、例えば超音波が反射した位置の深度に応じて伝搬距離に起因する減衰の補正を施した後、包絡線検波処理を施して、被検体内の組織に関する断層画像情報を表す画像情報データを生成する。
DSC18は、信号処理部16により生成された画像情報データを、通常のテレビジョン信号の走査方式に従う画像信号にラスター変換する。
画像処理部17は、DSC18から入力される画像信号に対して、モニタ34の表示フォーマットに従う明るさ補正、諧調補正、シャープネス補正、画像サイズ補正、リフレッシュレート補正、走査周波数補正および色補正等の各種の画像処理を施すことにより、超音波画像(超音波画像信号)を生成し、生成された超音波画像を表示制御部33および画像メモリ32に出力する。
本実施形態の場合、画像生成部31は、超音波プローブ1を用いて被検体の片側の肺に超音波ビームの送受信を行うことにより得られた受信信号から送受信回路14によって生成された音線信号に基づいて被検体の片側の肺の超音波画像を生成する。
画像メモリ32は、本体制御部36の制御により、画像生成部31により検査箇所毎に生成された一連の複数フレームの超音波画像(超音波画像信号)を保持する。より詳しくは、画像メモリ32は、ライブモードが指定された場合に、画像生成部31により生成された超音波画像を保存する。また、画像メモリ32には、後述するように、超音波画像と、この超音波画像に対応する、検査箇所、ボディマークおよび診断所見等と、が関連付けられて保存される。
画像メモリ32は、数秒から数十秒の超音波画像、例えば1秒間に30フレームの超音波画像が撮像される場合、数十フレームから数百フレームの超音波画像を保存するためのメモリ容量を有している。画像メモリ32はリングバッファである。従って、メモリ容量に対応するフレーム数の過去の複数フレームの超音波画像が画像メモリ32に保存されると、最古のフレームの超音波画像の代わりに、最新のフレームの超音波画像が画像メモリ32に順次保存される。これにより、画像メモリ32には、常に、最新のフレームの超音波画像から、メモリ容量に対応するフレーム数の過去のフレームの超音波画像が保存される。
ここで、ライブモードは、一定のフレームレートで撮像された超音波画像(動画像)を逐次表示(リアルタイム表示)するモードである。
ライブモードに対し、フリーズモードは、ライブモードが指定された場合に撮像された超音波画像(動画像)を画像メモリ32に保存しておき、この画像メモリ32に保存されている過去の複数フレームの超音波画像(動画像)の中から任意の1フレームの超音波画像(静止画像)を読み出して表示するモードである。
ライブモードに対し、フリーズモードは、ライブモードが指定された場合に撮像された超音波画像(動画像)を画像メモリ32に保存しておき、この画像メモリ32に保存されている過去の複数フレームの超音波画像(動画像)の中から任意の1フレームの超音波画像(静止画像)を読み出して表示するモードである。
画面表示用メモリ38は、後述する、各種のボタン、各種のボディマーク、および各種の表示画面等のデータを保持する。本体制御部36の制御により、画面表示用メモリ38から、これらのデータが読み出され、画面表示制御部35へ供給される。
画像メモリ32および画面表示用メモリ38としては、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive:ハードディスクドライブ)、SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)、FD(Flexible Disc:フレキシブルディスク)、MOディスク(Magneto-Optical disc:光磁気ディスク)、MT(Magnetic Tape:磁気テープ)、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)、CD(Compact Disc:コンパクトディスク)、DVD(Digital Versatile Disc:デジタルバーサタイルディスク)、SDカード(Secure Digital card:セキュアデジタルカード)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory:ユニバーサルシリアルバスメモリ)等の記録メディア、またはサーバ等を用いることができる。
画面表示制御部35は、本体制御部36の制御により、画面表示用メモリ38から読み出される各種のボタン、各種のボディマーク、および各種の表示画面等のデータの中から、入力装置37から入力されたユーザからの指示に対応する、ボタン、ボディマーク、および表示画面等のデータを出力する。画面表示制御部35から出力される、ボタン、ボディマーク、および表示画面等のデータは、表示制御部33へ供給される。また、画面表示制御部35は、画像メモリ32から読み出される診断所見、および画面表示用メモリ38から読み出される各種のボタン、各種のボディマーク、および各種の表示画面等のデータに基づいて、後述するレポート画面を作成する。
表示制御部33は、本体制御部36の制御により、各種の情報をモニタ34に表示させる。表示制御部33は、画像メモリ32に保持されている超音波画像に対して所定の処理を施して、処理後の超音波画像をモニタ34に表示させる。また、表示制御部33は、画面表示制御部35から供給される、ボタン、ボディマーク、および表示画面等のデータに基づいて、入力装置37から入力されたユーザからの指示に対応する、ボタン、ボディマーク、および表示画面等をモニタ34に表示させる。
本体制御部36は、予め記憶されているプログラムおよび入力装置37から入力されたユーザ(超音波診断装置を操作する医師、技師または看護師等)の指示等に基づいて、診断装置本体3の各部の制御を行う。より詳しくは、本体制御部36は、音線信号が生成されるように送受信回路14を制御し、音線信号に基づいて超音波画像が生成されるように画像生成部31を制御し、超音波画像がモニタ34に表示されるように表示制御部33を制御する。また、本体制御部36は、ユーザからの指示に対応する、ボタン、ボディマーク、および表示画面等のデータが出力されるように画面表示制御部35を制御する。さらに、本体制御部36は、ユーザからの指示に対応する、ボタン、ボディマーク、および表示画面等がモニタ34に表示されるように画面表示制御部35を制御する。
画像生成部31、表示制御部33、画面表示制御部35および本体制御部36によって超音波診断装置用のプロセッサ39が構成されている。
モニタ34は、表示制御部33の制御により、各種の情報を表示する。モニタ34は、超音波画像、超音波診断装置を操作するための各種のボタンおよび各種の表示画面等の他、前述のボディマーク等を表示する。モニタ34としては、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)および有機EL(Electro-Luminescence:エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ等を例示することができる。
入力装置37は、ユーザから入力された各種の指示を受け取るものであり、ユーザが押して各種の指示を入力するための物理的なキー、および、モニタ34の表示画面に設けられ、ユーザがタッチ操作を行って各種の指示を入力するためのタッチパネル等を含む。
次に、モニタ34の表示画面について説明する。
図4は、ハンドヘルド型の超音波診断装置のモニタの表示画面を表す一実施形態の概念図である。図4の例の場合、ハンドヘルド型の超音波診断装置のモニタ34の表示画面は、縦長であり、第1表示領域R1、第2表示領域R2および第3表示領域R3を含む。
第1表示領域R1は、超音波プローブ1を用いて撮像された被検体の片側の肺の超音波画像U等を表示する領域であり、モニタ34の表示画面内の上部から第2表示領域R2の上側までの領域に配置されている。
ライブモードが指定された場合、第1表示領域R1には、超音波プローブ1を用いて撮像された片側の肺の検査対象箇所の超音波画像(動画像)Uがリアルタイムに表示される。
フリーズモードが指定された場合、第1表示領域R1には、画像メモリ32に保存された複数の超音波画像の中から、後述する検査箇所選択ボタンにより選択された検査箇所の超音波画像(静止画像)Uが読み出されて表示される。
また、第1表示領域R1には、検査箇所が表示される。図4に示すように、例えば後述する検査箇所選択ボタン1Rが選択された場合、検査箇所として、検査箇所選択ボタン1Rに対応する「1R」が第1表示領域R1の左下に表示される。
フリーズモードが指定された場合、第1表示領域R1には、画像メモリ32に保存された複数の超音波画像の中から、後述する検査箇所選択ボタンにより選択された検査箇所の超音波画像(静止画像)Uが読み出されて表示される。
また、第1表示領域R1には、検査箇所が表示される。図4に示すように、例えば後述する検査箇所選択ボタン1Rが選択された場合、検査箇所として、検査箇所選択ボタン1Rに対応する「1R」が第1表示領域R1の左下に表示される。
第2表示領域R2は、検査または確認の対象箇所を指定するための検査箇所数切り替えボタンB1、左右切り替えボタンB2および検査箇所選択ボタンの他、レポート画面切り替えボタンB3およびボディマークBM等を表示する領域であり、第1表示領域R1の下側から第3表示領域R3の上側までの領域、つまり、第1表示領域R1と第3表示領域R3との間に配置されている。図4の例の場合、検査箇所選択ボタンとして、定められた6個の検査箇所に対応する6個の検査箇所選択ボタン1R~6Rが表示されている。
検査箇所数切り替えボタンB1、左右切り替えボタンB2、レポート画面切り替えボタンB3および検査箇所選択ボタン1R~6Rは、第2表示領域R2内の左側の領域に配置され、ボディマークBMは、第2表示領域R2内の右側の領域に配置されている。
検査箇所数切り替えボタンB1は、片側の肺における検査箇所の個数を切り替えるためのボタンである。本実施形態の場合、ユーザは、検査箇所数切り替えボタンB1をタップして選択することにより、検査箇所の個数を6個または4個に切り替えることができる。
図5は、右肺および左肺における検査箇所の個数が6個の場合のボディマークを表す一実施形態の概念図である。図5に示すように、右肺のボディマークBMの模式図における人体に重ねて6個の検査箇所に対応する矩形の6個の検査箇所マークが表示されている。以下の説明では、6個の検査箇所選択ボタン1R~6Rに対応する6個の検査箇所および6個の検査箇所マークを検査箇所1R~6Rおよび検査箇所マーク1R~6Rとも表現する。本実施形態の場合、6個の検査箇所マーク1R~6Rのうち、模式図における人体の右肺の前側の検査箇所に対応する検査箇所マーク1R~4Rが模式図における人体の前側に重ねて表示され、模式図における人体の右肺の後側の検査箇所に対応する検査箇所マーク5R~6Rが模式図における人体の後側に重ねて表示されている。
検査箇所マーク1Rは、模式図における人体の右肺の前側に重ねて表示された4個の検査箇所マーク1R~4Rのうちの右上の領域を示し、以下同様に、検査箇所マーク2Rは右下の領域、検査箇所マーク3Rは左上の領域、検査箇所マーク4Rは左下の領域を示す。また、検査箇所マーク5Rは、模式図における人体の右肺の後側に重ねて表示された2つの検査箇所マーク5R~6Rのうちの上側の領域を示し、同様に、検査箇所マーク6Rは下側の領域を示す。検査対象箇所に対応する検査箇所マークの領域は、特に限定されないが、他の検査箇所マークとは異なる色で表示したり、高輝度で表示したり、点滅したりすることにより、強調して表示されている。
プローブマークPMは、検査対象箇所に対応する検査箇所マークの領域内を指し示す位置および向きに表示される。例えば、検査対象箇所が検査箇所1Rの場合、プローブマークPMは、検査箇所マーク1Rの領域内を指し示す位置および向きに表示される。
図5に示す左肺のボディマークBMについても同様である。
図5に示す左肺のボディマークBMについても同様である。
図6は、右肺および左肺における検査箇所の個数が4個の場合のボディマークを表す一実施形態の概念図である。図6に示すように、右肺のボディマークBMの模式図における人体に重ねて4個の検査箇所に対応するピンポイントの4個の検査箇所マークが表示されている。同様に、4個の検査箇所選択ボタン1R~4Rに対応する4個の検査箇所および4個の検査箇所マークを検査箇所1R~4Rおよび検査箇所マーク1R~4Rとも表現する。本実施形態の場合、4個の検査箇所マーク1R~4Rは、模式図における人体の右肺の前側に重ねて表示されている。
検査箇所マーク1Rは、模式図における人体の右肺の前側に重ねて表示された4個の検査箇所マーク1R~4Rのうちの上側のピンポイントを示し、以下同様に、検査箇所マーク2Rは上側から2つ目のピンポイント、検査箇所マーク3Rは上側から3つ目のピンポイント、検査箇所マーク4Rは検査箇所マーク3Rとほぼ同じ高さであるが、検査箇所マーク3Rよりも後側に配置されたピンポイントを示す。検査対象箇所に対応する検査箇所マークのピンポイントは、強調して表示されている。
プローブマークPMは、検査対象箇所に対応する検査箇所マークのピンポイントを指し示す位置および向きに表示される。例えば、検査対象箇所が検査箇所1Rの場合、プローブマークPMは、検査箇所マーク1Rのピンポイントを指し示す位置および向きに表示される。
図6に示す左肺のボディマークBMについても同様である。
図6に示す左肺のボディマークBMについても同様である。
なお、右肺および左肺における検査箇所の個数は、6個または4個に限定されず、例えば7個等のような任意の個数に変更することができ、検査箇所数切り替えボタンB1により任意の個数に切り替えることができる。また、図5および図6に示すように、検査箇所の個数に応じて異なるボディマークを使用してもよいし、検査箇所の個数に関わらず同じボディマークを使用してもよい。検査部位マークの形状は、検査箇所の個数に係わらず、矩形等の領域としてもよいし、ピンポイントとしてもよい。
また、人体を透過性のある模式図で表示し、模式図の後側の検査箇所に対応する検査箇所マークを、模式図を透過させて、模式図の前側に表示してもよい。この場合、人体の前側を示す模式図を表示すると、図7の左側に示すように、人体の後側の検査箇所に対応する検査箇所マークは、模式図を透過して人体の前側に破線等で表示される。同様に、人体の後側を示す模式図を表示すると、図7の右側に示すように、人体の前側の検査箇所に対応する検査箇所マークは、模式図を透過して人体の後側に破線等で表示される。
左右切り替えボタンB2は、被検体の左右の肺を切り替えるためのボタン、言い換えると、検査対象となる肺を右肺から左肺へまたは左肺から右肺へ切り替えるためのボタンである。
検査箇所選択ボタン1R~6Rは、被検体の右肺における6個の検査箇所の中から検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するためのボタンである。例えば、ユーザにより検査箇所選択ボタン1Rがタップされて選択されると、選択された検査箇所選択ボタン1Rが強調して表示される。他の検査箇所選択ボタンがタップされて選択された場合も同様である。
レポート画面切り替えボタンB3は、両側の肺における複数の検査箇所に対して入力される診断所見を一括して含むレポート画面をモニタ34に表示させるためのボタンである。
ボディマークBMは、被検体の一方の肺における検査箇所および検査対象箇所を示すものであり、図5および図6に示すように、立体的な人体の模式図と、複数の検査箇所マークと、プローブマークPMと、を含む。本実施形態の場合、図5および図6に示すように、右肺のボディマークBMは右肺の検査箇所に対応する向きに向けて表示され、左肺のボディマークBMは、左肺の検査箇所に対応する向きに向けて表示される。言い換えると、右肺のボディマークBMと左肺のボディマークBMとは、検査箇所が確認し易くなるように、例えば検査箇所1Rおよび1Lのように、異なる向きに向けられる。また、同じ片側の肺においても、例えば検査箇所1Rおよび6Rのように、肺の前側と後側の検査箇所に応じて、人体の模式図を表示する角度が変更される。
人体の模式図は、本実施形態の場合、図5および図6に示すように、肺を含む人体の胴部分の模式図である。
複数の検査箇所マークは、模式図の肺における複数の検査箇所を示すマークであり、人体の模式図の肺における複数の検査箇所に重ねて表示されている。複数の検査箇所マークのうちの検査対象箇所に対応する検査箇所マークは、強調して表示されている。
複数の検査箇所マークは、検査箇所の個数が6個の場合、図5に示すように、右肺の矩形の6個の検査箇所マーク1R~6Rまたは左肺の矩形の6個の検査箇所マーク1L~6Lであり、検査箇所の個数が4個の場合、図6に示すように、右肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1R~4Rまたは左肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1L~4Lである。
複数の検査箇所マークは、検査箇所の個数が6個の場合、図5に示すように、右肺の矩形の6個の検査箇所マーク1R~6Rまたは左肺の矩形の6個の検査箇所マーク1L~6Lであり、検査箇所の個数が4個の場合、図6に示すように、右肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1R~4Rまたは左肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1L~4Lである。
プローブマークPMは、検査対象箇所を検査する際の超音波プローブ1の位置および向きを示すマークであり、模式図における人体の検査対象箇所に対応する検査箇所マークを指し示す位置および向きに表示される。
第3表示領域R3は、図4に示す第1表示画面の他、第1表示画面に代えて、後述する第2表示画面または第3表示画面等を表示する領域であり、第2表示領域R2の下側からモニタ34の表示画面の下部までの領域に配置されている。
第1表示画面は、超音波画像Uを撮像するための操作を行う画面である。第1表示画面には、フリーズボタンC1、動画保存ボタンC2および検査パラメータ設定ボタンC3が含まれる。
フリーズボタンは、肺の検査対象箇所の超音波画像(静止画像)Uを撮像し、画像メモリ32に保存するためのボタンであり、動画保存ボタンは、肺の検査対象箇所の超音波画像(動画像)Uを撮像し、画像メモリ32に保存するためのボタンである。
検査パラメータ設定ボタンは、超音波画像Uを撮像する際のゲインおよびスキャン深度等を含む各種の検査パラメータを設定するためのボタンである。
第1表示画面は、超音波画像Uを撮像するための操作を行う画面である。第1表示画面には、フリーズボタンC1、動画保存ボタンC2および検査パラメータ設定ボタンC3が含まれる。
フリーズボタンは、肺の検査対象箇所の超音波画像(静止画像)Uを撮像し、画像メモリ32に保存するためのボタンであり、動画保存ボタンは、肺の検査対象箇所の超音波画像(動画像)Uを撮像し、画像メモリ32に保存するためのボタンである。
検査パラメータ設定ボタンは、超音波画像Uを撮像する際のゲインおよびスキャン深度等を含む各種の検査パラメータを設定するためのボタンである。
なお、第1表示領域R1、第2表示領域R2および第3表示領域R3の配置場所およびサイズは特に限定されず、任意の順序および任意のサイズで配置してもよい。また、第2表示領域R2および第3表示領域R3に含まれる各種のボタンおよびボディマークBMの配置場所およびサイズも特に限定されず、任意の場所に任意の順序および任意のサイズで配置してもよい。さらに、全てのボタンを表示することは必須ではなく、逆に表示されていない他のボタンを表示してもよい。
次に、図8のフローチャートを参照しながら超音波診断装置の動作を説明する。まず、ライブモードの場合の超音波診断装置の動作を説明する。
超音波診断装置の電源が投入されると、表示制御部33により、第1表示領域R1、第2表示領域R2および第3表示領域R3を含む表示画面が、モニタ34に表示される。
まず、入力装置37から入力されたユーザからの指示に基づいてライブモードが指定される(ステップS1)。
続いて、ユーザが、第2表示領域R2に含まれる検査箇所数切り替えボタンB1をタップして選択すると、表示制御部33により、図9に示すように、検査箇所の個数を6個または4個に切り替えるための検査箇所数切り替え画面が表示される。ユーザは、「片側6エリア」のボタンをタップして選択することにより検査箇所の個数を6個に切り替えるこができ、「片側4エリア」のボタンをタップして選択することにより検査箇所の個数を4個に切り替えることができる(ステップS2)。
検査箇所の個数が6個に切り替えられると、画面表示制御部35により、画面表示用メモリ38から読み出された各種のボタンのデータの中から、6個の検査箇所に対応する、検査箇所選択ボタン1R~6R、1L~6Lのデータが表示制御部33へ出力される。そして、表示制御部33により、図4に示すように、6個の検査箇所に対応する6個の検査箇所選択ボタン1R~6Rまたは1L~6Lが第2表示領域R2に表示される。
一方、検査箇所の個数が4個に切り替えられると、画面表示制御部35により、同様に、4個の検査箇所に対応する、検査箇所選択ボタン1R~4R、1L~4Lのデータが表示制御部33へ出力される。そして、表示制御部33により、図10に示すように、4個の検査箇所に対応する4個の検査箇所選択ボタン1R~4Rまたは1L~4Lが第2表示領域R2に表示される。
このように、検査箇所数切り替えボタンB1により切り替えられた検査箇所の個数に一致する個数の検査箇所選択ボタンが表示される。
これにより、検査箇所の個数が異なる肺エコーの複数の検査プロトコルに対応することができる。また、ユーザは、検査箇所選択ボタンを参照することにより、検査が必要な箇所の一覧を確認することができる。
本実施形態の場合、ユーザが「片側6エリア」をタップして選択することにより検査箇所の個数が6個に切り替えられたとする。
これにより、検査箇所の個数が異なる肺エコーの複数の検査プロトコルに対応することができる。また、ユーザは、検査箇所選択ボタンを参照することにより、検査が必要な箇所の一覧を確認することができる。
本実施形態の場合、ユーザが「片側6エリア」をタップして選択することにより検査箇所の個数が6個に切り替えられたとする。
ここで、検査対象が右肺の場合、表示制御部33により、図4に示すように、右肺に対応する検査箇所選択ボタン1R~6Rが第2表示領域R2に表示されている。この状態で、ユーザが、左右切り替えボタンB2をタップして選択すると、検査対象が右肺から左肺へ切り替えられ、画面表示制御部35により、左肺に対応する検査箇所選択ボタン1L~6Lのデータが表示制御部33へ出力される。そして、表示制御部33により、右肺に対応する検査箇所選択ボタン1R~6Rに代えて、図11に示すように、左肺に対応する検査箇所選択ボタン1L~6Lが第2表示領域R2に表示される(ステップS3)。
検査箇所選択ボタン1L~6Lは、左肺における6個の検査箇所の中から、検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するためのボタンである。
検査箇所選択ボタン1L~6Lは、左肺における6個の検査箇所の中から、検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するためのボタンである。
一方、検査対象が左肺の場合、表示制御部33により、図11に示すように、左肺に対応する検査箇所選択ボタン1L~6Lが第2表示領域R2に表示されている。この状態で、ユーザが、左右切り替えボタンB2をタップして選択すると、検査対象が左肺から右肺へ切り替えられ、画面表示制御部35により、右肺に対応する検査箇所選択ボタン1R~6Rのデータが表示制御部33へ出力される。そして、表示制御部33により、左肺に対応する検査箇所選択ボタン1L~6Lに代えて、図4に示すように、右肺に対応する検査箇所選択ボタン1R~6Rが第2表示領域R2に表示される(ステップS3)。
このように、左右切り替えボタンB2により一方の肺から他方の肺に切り替えられると、検査対象が右肺から左肺へまたは左肺から右肺へ切り替えられ、一方の肺の複数の検査箇所選択ボタンに代えて、他方の肺の複数の検査箇所選択ボタンが表示される。
左右切り替えボタンB2により、検査対象が一方の肺から他方の肺に切り替えられた場合に、一方の肺のボディマークに代えて、他方の肺における検査箇所を示す、他方の肺の検査箇所に対応する向きのボディマークをモニタに表示することにより、表示領域が限られているモニタ34の表示画面において、肺の検査箇所を分かりやすく表示することができる。
本実施形態の場合、ユーザにより検査対象が右肺に切り替えられたとする。
左右切り替えボタンB2により、検査対象が一方の肺から他方の肺に切り替えられた場合に、一方の肺のボディマークに代えて、他方の肺における検査箇所を示す、他方の肺の検査箇所に対応する向きのボディマークをモニタに表示することにより、表示領域が限られているモニタ34の表示画面において、肺の検査箇所を分かりやすく表示することができる。
本実施形態の場合、ユーザにより検査対象が右肺に切り替えられたとする。
ここで、検査対象箇所が検査箇所1Rの場合、表示制御部33により、図4に示すように、検査箇所選択ボタン1Rが強調して表示されている。また、検査箇所1Rに対応する向きのボディマークBMが表示され、検査箇所マーク1Rが強調して表示され、プローブマークPMが、検査箇所マーク1Rを指し示す位置および向きに表示されている。この状態で、ユーザが、例えば検査箇所選択ボタン3Rをタップして選択すると、検査対象箇所が検査箇所1Rから検査箇所3Rへ切り替えられ、画面表示制御部35により、検査箇所3Rに対応するボディマークのデータが表示制御部33へ出力される。そして、表示制御部33により、図12に示すように、検査箇所選択ボタン1Rに代えて検査箇所選択ボタン3Rが強調して表示される。また、検査箇所3Rに対応する向きのボディマークBMが表示され、検査箇所マーク1Rに代えて検査箇所マーク3Rが強調して表示され、プローブマークPMが、検査箇所マーク1Rに代えて検査箇所マーク3Rを指し示す位置および向きに表示される(ステップS4)。
このように、複数の検査箇所選択ボタンの中から選択された1個の検査箇所選択ボタンにより、検査対象箇所が、選択された1個の検査箇所選択ボタンに対応する検査箇所へ切り替えられ、複数の検査箇所の中から選択された検査対象箇所となる1個の検査箇所を示す、この1個の検査箇所に対応する向きのボディマークBMが表示される。また、プローブマークPMが、選択された検査箇所選択ボタンに対応する検査箇所マークを指し示す位置および向きに表示される。
これにより、ユーザは、肺を含む胴体の全体像、ボディマークBM上でそれぞれの検査箇所、および超音波プローブ1を被検体に接触させる際の位置および向き等の検査に必要な情報を把握することができる。
本実施形態の場合、検査対象箇所として、ユーザにより検査箇所1Rが選択されたとする。
これにより、ユーザは、肺を含む胴体の全体像、ボディマークBM上でそれぞれの検査箇所、および超音波プローブ1を被検体に接触させる際の位置および向き等の検査に必要な情報を把握することができる。
本実施形態の場合、検査対象箇所として、ユーザにより検査箇所1Rが選択されたとする。
なお、初期設定(デフォルト)として、検査箇所の個数、検査対象となる肺、および検査対象箇所となる検査箇所が設定されている場合、検査箇所の個数の切り替え、検査対象となる肺の切り替え、および検査箇所の選択は必須ではない。例えば、検査箇所の初期設定の個数が6個であり、ユーザが6個の検査箇所を希望する場合、検査箇所の個数の切り替えは不要である。検査対象となる肺の切り替え、および、検査箇所の選択についても同様である。また、検査箇所の個数が4個に切り替えられた場合、検査対象が左肺に切り替えられた場合、検査対象箇所として、検査箇所1R以外の検査箇所が選択された場合も、同様に動作する。
続いて、ユーザは、ボディマークBMに重ねて表示された検査箇所1Rおよびこの検査箇所1Rを指し示すプローブマークPMの位置および向きを参照して、超音波プローブ1を検査箇所1Rに対応する被検体の右肺の箇所に接触させる。
このように、ライブモードが指定された場合に、プローブマークPMを含むボディマークBMをモニタ34に表示することにより、ユーザは、プローブマークPMを、超音波プローブ1を被検体の肺の箇所に接触させる際のガイドとして利用することができる。
このように、ライブモードが指定された場合に、プローブマークPMを含むボディマークBMをモニタ34に表示することにより、ユーザは、プローブマークPMを、超音波プローブ1を被検体の肺の箇所に接触させる際のガイドとして利用することができる。
この状態で、入力装置37から入力されたユーザからの指示に基づいて送受信回路14により超音波の送信が開始されると、音線信号が生成される。
つまり、パルサ51からの駆動信号に従って振動子アレイ11の複数の振動子から肺に超音波ビームが送信される。
パルサ51から送信された超音波ビームに基づく肺からの超音波エコーは、振動子アレイ11の各振動子により受信され、超音波エコーを受信した振動子アレイ11の各振動子からアナログ信号である受信信号が出力される。
振動子アレイ11の各振動子から出力されるアナログ信号である受信信号は、増幅部52により増幅され、AD変換部53によりAD変換されて受信データが取得される。
この受信データに対して、ビームフォーマ54により受信フォーカス処理が施されることにより、音線信号が生成される。
パルサ51から送信された超音波ビームに基づく肺からの超音波エコーは、振動子アレイ11の各振動子により受信され、超音波エコーを受信した振動子アレイ11の各振動子からアナログ信号である受信信号が出力される。
振動子アレイ11の各振動子から出力されるアナログ信号である受信信号は、増幅部52により増幅され、AD変換部53によりAD変換されて受信データが取得される。
この受信データに対して、ビームフォーマ54により受信フォーカス処理が施されることにより、音線信号が生成される。
続いて、画像生成部31により、送受信回路14のビームフォーマ54により生成された音線信号に基づいて、肺の超音波画像(超音波画像信号)Uが生成される(ステップS5)。
つまり、ビームフォーマ54により生成された音線信号は、信号処理部16により各種の信号処理が施され、被検体内の組織に関する断層画像情報を表す画像情報データが生成される。
信号処理部16により生成された画像情報データは、DSC18によりラスター変換され、さらに画像処理部17により各種の画像処理が施され、超音波画像(超音波画像信号)Uが生成される。
画像処理部17により生成された超音波画像Uは、画像メモリ32に保持される。
信号処理部16により生成された画像情報データは、DSC18によりラスター変換され、さらに画像処理部17により各種の画像処理が施され、超音波画像(超音波画像信号)Uが生成される。
画像処理部17により生成された超音波画像Uは、画像メモリ32に保持される。
続いて、表示制御部33により、画像メモリ32に保持された超音波画像Uに所定の処理が施されて、超音波プローブ1を用いて撮像された被検体の検査箇所1Rに対応する超音波画像(動画像)Uがモニタ34の第1表示領域R1に表示される(ステップS6)。
上記のように、検査箇所数切り替えボタンB1、左右切り替えボタンB2、検査箇所選択ボタン1R~6Rまたは1L~6L、ボディマークBMおよび超音波画像U等を1画面でモニタ34に表示することにより、ユーザは、必要な検査箇所の個数を一度に確認することができ、超音波プローブ1を被検体に接触させる際の位置および向きと、その際の超音波画像をまとめて確認することができる。
上記のように、検査箇所数切り替えボタンB1、左右切り替えボタンB2、検査箇所選択ボタン1R~6Rまたは1L~6L、ボディマークBMおよび超音波画像U等を1画面でモニタ34に表示することにより、ユーザは、必要な検査箇所の個数を一度に確認することができ、超音波プローブ1を被検体に接触させる際の位置および向きと、その際の超音波画像をまとめて確認することができる。
続いて、ユーザは、モニタ34に表示された超音波画像Uを参照して、検査箇所1Rの領域内において超音波プローブ1を移動させる。これに応じて、表示制御部33により、超音波プローブ1が移動された位置における超音波画像Uが撮像されて第1表示領域R1に表示される。
続いて、ユーザが、所望の超音波画像Uがモニタ34に表示された状態で、第1表示画面のフリーズボタンをタップして選択すると、表示制御部33により、フリーズボタンが選択された時点での検査箇所1Rの超音波画像(静止画像)Uが第1表示領域R1に表示され、かつ画像メモリ32に保存される(ステップS7)。
また、フリーズボタンが選択されると、画面表示制御部35により、画面表示用メモリ38から読み出された各種の表示画面のデータの中から第2表示画面のデータが出力され、表示制御部33により、第1表示画面に代えて、第2表示画面が第3表示領域R3に表示される(ステップS8)。
また、フリーズボタンが選択されると、画面表示制御部35により、画面表示用メモリ38から読み出された各種の表示画面のデータの中から第2表示画面のデータが出力され、表示制御部33により、第1表示画面に代えて、第2表示画面が第3表示領域R3に表示される(ステップS8)。
第1表示画面を第2表示画面に切り替えて第3表示領域R3に表示することにより、表示領域が限られているモニタ34の表示画面を効率よく使用して超音波診断装置を操作するための表示画面を表示することができる。また、例えば第1表示画面を第2表示画面に切り替えるための第2表示画面切り替えボタンではなく、フリーズボタンを選択して第1表示画面を第2表示画面に切り替えることにより、フリーズボタンを選択した後に第2表示画面切り替えボタンを選択する手間が不要であり、かつフリーズボタンを選択するだけで自動的に第1表示画面から第2表示画面に切り替えることができる。
図13は、第2表示画面を表す一実施形態の概念図である。第2表示画面は、肺の検査対象箇所に対してユーザの診断所見を入力(選択)するための画面であり、定められた複数の診断所見に対応する複数の診断所見ボタンの他、第3表示画面切り替えボタンD1を含む。本実施形態の場合、第2表示画面には、図13に示すように、5個の診断所見に対応する5個の診断所見ボタンB、C、N、S(-)およびN/Aが含まれる。
診断所見ボタンは、検査対象箇所の超音波画像に対してユーザの診断所見を付与するためのアノテーションボタンであり、診断所見ボタンBはBライン、診断所見ボタンCは硬化、診断所見ボタンNは正常、診断所見ボタンS(-)はラングスライディング無し、診断所見ボタンN/Aは該当なし、を意味する。なお、診断所見の種類は、上記の5個に限らず、複数の診断所見のうちの少なくとも1つが、Bライン、硬化、正常、またはラングスライディング無し、のいずれかの診断所見を含んでいればよい。また、診断所見の個数および配置順序等は限定されないし、上記5個以外の診断所見を含んでいてもよい。
第3表示画面切り替えボタンD1は、第2表示画面に代えて、第3表示画面を第3表示領域R3に表示させるためのボタンである。
第3表示画面切り替えボタンD1は、第2表示画面に代えて、第3表示画面を第3表示領域R3に表示させるためのボタンである。
複数の診断所見ボタンは、診断装置本体3に接続された超音波プローブ1の種類に応じたデザインを有する。第2表示画面が第3表示領域に表示されている場合に、ユーザにより診断装置本体3に接続される超音波プローブ1の種類が変更されると、表示制御部33により、表示中の複数の診断所見ボタンに代えて、変更された超音波プローブ1の種類に応じたデザインの複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面が第3表示領域R3に表示される。
図14A、図14Bおよび図14Cは、それぞれ、診断装置本体3に接続された超音波プローブ1の種類に応じたデザインの診断所見ボタンを表す一実施形態の概念図である。コンベックス型の超音波プローブ1が診断装置本体3に接続された場合に、表示制御部33により、図14Aに示すように、コンベックス型の超音波プローブ1に応じたデザインの診断所見ボタンを含む第2表示画面が第3表示領域R3に表示される。
同様に、リニア型の超音波プローブ1が診断装置本体3に接続された場合に、図14Bに示すように、リニア型の超音波プローブ1に応じたデザインの診断所見ボタンを含む第2表示画面が第3表示領域R3に表示され、セクタ型の超音波プローブ1が診断装置本体3に接続された場合に、図14Cに示すように、セクタ型の超音波プローブ1に応じたデザインの診断所見ボタンを含む第2表示画面が第3表示領域R3に表示される。
これにより、ユーザは、診断所見ボタンのデザインによって、使用中の超音波プローブ1の種類を把握することができる。
同様に、リニア型の超音波プローブ1が診断装置本体3に接続された場合に、図14Bに示すように、リニア型の超音波プローブ1に応じたデザインの診断所見ボタンを含む第2表示画面が第3表示領域R3に表示され、セクタ型の超音波プローブ1が診断装置本体3に接続された場合に、図14Cに示すように、セクタ型の超音波プローブ1に応じたデザインの診断所見ボタンを含む第2表示画面が第3表示領域R3に表示される。
これにより、ユーザは、診断所見ボタンのデザインによって、使用中の超音波プローブ1の種類を把握することができる。
続いて、ユーザは、第1表示領域R1に表示された超音波画像Uを参照して症状を判断し、第2表示画面に含まれる5個の診断所見ボタンの中から、例えばユーザの診断所見に合致する1個の診断所見ボタンをタップして選択する(ステップS9)。
これにより、超音波画像Uと、この超音波画像Uに対応する、検査箇所1R、ボディマークBMおよび診断所見等と、が関連付けられて画像メモリ32に保存される。
これにより、超音波画像Uと、この超音波画像Uに対応する、検査箇所1R、ボディマークBMおよび診断所見等と、が関連付けられて画像メモリ32に保存される。
また、検査箇所毎に、複数の診断所見ボタンの中から選択された1個の診断所見ボタンにより、複数の診断所見の中から選択された1個の診断所見が入力されると、表示制御部33により、検査箇所マーク毎に、1個の診断所見ボタンに対応する診断所見が第2表示領域R2に表示される。
さらに、表示制御部33により、超音波画像Uと、超音波画像Uに対して入力された1個の診断所見と、が第1表示領域R1に表示される。例えば、診断所見ボタンBが選択された場合、図15Aに示すように、診断所見ボタンBに対応する「B」が、第1表示領域R1の左下に表示された検査箇所選択ボタン1Rに対応する「1R」の右側に表示される。また、診断所見ボタンCが選択された場合、図15Bに示すように、診断所見ボタンCに対応する「C」が、第1表示領域R1の左下に表示された検査箇所選択ボタン1Rに対応する「1R」の右側に表示される。
さらに、表示制御部33により、超音波画像Uと、超音波画像Uに対して入力された1個の診断所見と、が第1表示領域R1に表示される。例えば、診断所見ボタンBが選択された場合、図15Aに示すように、診断所見ボタンBに対応する「B」が、第1表示領域R1の左下に表示された検査箇所選択ボタン1Rに対応する「1R」の右側に表示される。また、診断所見ボタンCが選択された場合、図15Bに示すように、診断所見ボタンCに対応する「C」が、第1表示領域R1の左下に表示された検査箇所選択ボタン1Rに対応する「1R」の右側に表示される。
なお、ユーザが診断所見ボタンを選択して診断所見を手動で入力する代わりに、判定モデルを使用して、超音波画像Uに含まれる肺の診断所見の予測結果を自動で特定してもよい。
判定モデルは、任意の被検体の肺の学習用超音波画像を教師データとして、学習用超音波画像と、この学習用超音波画像に含まれる肺の診断所見との関係を、複数の教師データについて学習した学習済みモデルである。
判定モデルは、その学習結果に基づいて、判定対象となる超音波画像を入力として、この超音波画像に含まれる肺の診断所見の予測結果を出力する。
判定モデルは、その学習結果に基づいて、判定対象となる超音波画像を入力として、この超音波画像に含まれる肺の診断所見の予測結果を出力する。
また、判定モデルの代わりに超音波画像を解析する画像解析部を設けておき、画像解析部による超音波画像の解析の結果に基づいて、超音波画像に含まれる肺の診断所見の判定結果を出力してもよい。
続いて、ユーザが、第2表示画面の第3表示画面切り替えボタンD1をタップして選択すると、画面表示制御部35により、画面表示用メモリ38から読み出された各種の表示画面のデータの中から第3表示画面のデータが表示制御部33へ出力される。そして、表示制御部33により、第2表示画面に代えて、第3表示画面が第3表示領域R3に表示される(ステップS10)。
図16は、第3表示画面を表す一実施形態の概念図である。第3表示画面は、ユーザが、第1表示画面のフリーズボタンC1をタップして選択した時点で保存された超音波画像Uに代えて、第1表示画面のフリーズボタンC1が選択された時点までの過去の一定期間に撮像された複数フレームの超音波画像の中から1フレームの超音波画像を選択して保存するための画面であり、図16に示すように、フレーム選択ボタンE1、フレームスライドバーE2、フリーズボタンE3および第2表示画面切り替えボタンE4等を含む。
フレーム選択ボタンE1は、左ボタンE1Lおよび右ボタンE1Rを含む。ユーザが、左ボタンE1Lまたは右ボタンE1Rをタップして選択すると、超音波画像Uがフレーム毎に左方向(現在から過去への方向)または右方向(過去から現在への方向)にコマ送りされて第1表示領域R1に表示される。また、ユーザが、左ボタンE1Lまたは右ボタンE1Rを長押しして選択すると、超音波画像Uのフレームを左方向または右方向に早送りされる。
「004/300」は、コマ送りまたは早送り中の超音波画像Uが、300フレームの超音波画像のうちの4フレーム目の超音波画像であることを示す。
「004/300」は、コマ送りまたは早送り中の超音波画像Uが、300フレームの超音波画像のうちの4フレーム目の超音波画像であることを示す。
フレームスライドバーE2は、スライドバーE21およびスライドノブE22を含む。ユーザが、スライドノブE22をスライドバーE21に沿って左方向または右方向にスライドすると、超音波画像Uがフレーム毎に左方向または右方向にサーチされて第1表示領域R1に表示される。
フリーズボタンE3は、第1表示画面のフリーズボタンC1をタップして選択した時点で保存された超音波画像に代えて、ユーザがフレーム選択ボタンE1またはフレームスライドバーE2を用いて選択したフレームの超音波画像を画像メモリ32に保存するためのボタンである。
第2表示画面切り替えボタンE4は、第3表示画面から第2表示画面へ戻り、第3表示画面に代えて、第2表示画面を第3表示領域R3に表示させるためのボタンである。
第2表示画面切り替えボタンE4は、第3表示画面から第2表示画面へ戻り、第3表示画面に代えて、第2表示画面を第3表示領域R3に表示させるためのボタンである。
続いて、ユーザは、フレーム選択ボタンE1またフレームスライドバーE2を用いて、複数フレームの超音波画像の中から所望のフレームの超音波画像を選択し、第3表示画面のフリーズボタンE3をタップして選択する。これに応じて、第1表示画面のフリーズボタンC1をタップして選択した時点で保存された超音波画像に代えて、選択された所望のフレームの超音波画像が画像メモリ32に保存される。
このように、ユーザは、第1表示画面のフリーズボタンC1を選択した時点で保存された超音波画像が気に入らない場合に、第1表示画面のフリーズボタンC1が選択された直前までに取得していた過去の複数フレームの超音波画像の中から、ユーザが所望する任意の1フレームの超音波画像を選択することができる。
続いて、ユーザが、第2表示領域R2のレポート画面切り替えボタンB3をタップして選択すると、画面表示制御部35により、レポート画面が作成されて、そのデータが表示制御部33へ出力される。そして、表示制御部33により、第3表示画面に代えて、レポート画面がモニタ34に表示される(ステップS11)。
図17は、レポート画面を表す一実施形態の概念図である。レポート画面は、複数の検査箇所に対して入力される診断所見を一括して含む画面であり、第1表示領域R1、第2表示領域R2および第3表示領域R3を含む表示領域に表示される。レポート画面は、図17に示すように、診断所見ボディマークBM2と、保存ボタンF1と、を含む。診断所見ボディマークBM2は、第1表示領域R1および第2表示領域R2を含む表示領域に表示され、保存ボタンF1は、第3表示領域R3を含む表示領域に表示されている。
診断所見ボディマークBM2は、被検体の両方の肺における検査箇所を示すものであり、図17に示すように、平面的な人体の前側および後側の模式図P1、P2と、右肺に対応する複数の検査箇所マーク1R~6Rと、左肺に対応する複数の検査箇所マーク1L~6Lと、を含む。
人体の前側および後側の模式図P1、P2は、本実施形態の場合、図17に示すように、肺を含む人体の胴部分の前側および後側の模式図である。
複数の検査箇所マーク1R~6Rおよび1L~6Lは、模式図P1、P2の肺における複数の検査箇所を示すマークであり、人体の模式図P1、P2の肺における複数の検査箇所に重ねて表示されている。
検査箇所の個数が6個の場合、図17に示すように、右肺の矩形の6個の検査箇所マーク1R~6Rおよび左肺の矩形の6個の検査箇所マーク1L~6Lのうち、右肺の4個の検査箇所マーク1R~4Rおよび左肺の4個の検査箇所マーク1L~4Lは、前側の模式図P1に重ねて表示され、右肺の2個の検査箇所マーク5R~6Rおよび左肺の2個の検査箇所マーク5L~6Lは、後側の模式図P2に重ねて表示されている。
なお、検査箇所の個数が4個の場合、診断所見ボディマークは、平面的な人体の前側の模式図と、右肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1R~4Rおよび左肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1L~4Lと、を含む。右肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1R~4Rおよび左肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1L~4Lは、例えば前側の模式図P1に重ねて表示される。
検査箇所の個数が6個の場合、図17に示すように、右肺の矩形の6個の検査箇所マーク1R~6Rおよび左肺の矩形の6個の検査箇所マーク1L~6Lのうち、右肺の4個の検査箇所マーク1R~4Rおよび左肺の4個の検査箇所マーク1L~4Lは、前側の模式図P1に重ねて表示され、右肺の2個の検査箇所マーク5R~6Rおよび左肺の2個の検査箇所マーク5L~6Lは、後側の模式図P2に重ねて表示されている。
なお、検査箇所の個数が4個の場合、診断所見ボディマークは、平面的な人体の前側の模式図と、右肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1R~4Rおよび左肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1L~4Lと、を含む。右肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1R~4Rおよび左肺のピンポイントの4個の検査箇所マーク1L~4Lは、例えば前側の模式図P1に重ねて表示される。
図17に示す例の場合、前側の模式図P1において、検査箇所マーク1Rの矩形の領域内に診断所見として「S(-)」が表示され、検査箇所マーク2Rの矩形の領域内に診断所見として「N/A」が表示されている。なお、診断所見が入力されていない検査箇所マークには、診断所見は表示されない。また、検査箇所マーク1R、2Rに限らず、検査箇所マーク3R~6Rおよび1L~6Lについても、診断所見が入力されている検査箇所マークには、同様に診断所見が表示される。
保存ボタンF1は、診断所見の情報を画像メモリ32に保存するためのボタンである。なお、保存ボタンF1以外の各種のボタンを保存ボタンの表示領域に表示してもよい。
ユーザは、レポート画面を参照することにより、検査箇所を1箇所ずつ選択して、入力した診断所見を確認する手間を省くことができ、一括で、入力した診断所見を確認することが可能になる。なお、レポート画面は、ユーザがレポート画面切り替えボタンB3をタップして選択することにより、任意のタイミングで表示させることができる。
ユーザは、以後同様にして、検査箇所数切り替えボタンB1により検査箇所の個数を切り替え、左右切り替えボタンB2により検査対象となる肺を切り替え、検査箇所選択ボタンにより検査箇所を選択し直して検査を続けることができる。
なお、検査箇所を選択した後に、この検査箇所のボディマークBMを参照して、超音波プローブ1を用いて、この検査箇所の超音波画像Uを撮像してもよいし、超音波プローブ1を用いて超音波画像Uを撮像した後に、この超音波画像Uに対応する検査箇所を選択してもよい。いずれにしても、検査箇所に対応する超音波画像Uに対して診断所見が入力された時点で、超音波画像Uと、この超音波画像に対応する、検査箇所、ボディマークおよび診断所見等との関連付けが行われる。
次に、フリーズモードの場合の超音波診断装置の動作を説明する。
入力装置37から入力されたユーザからの指示に基づいてフリーズモードが指定されると、振動子アレイ11からの超音波の送信が停止される(ステップS12)。
続いて、ユーザが、検査箇所数切り替えボタンB1により検査箇所の個数を切り替え、左右切り替えボタンB2により確認対象となる肺を切り替え、検査箇所選択ボタンにより確認対象の検査箇所を選択する。本実施形態の場合、検査箇所の個数が6個に切り替えられ、確認対象が右肺に切り替えられ、確認対象の検査箇所として、検査箇所1Rが選択されたとする。
この場合、検査箇所1RおよびボディマークBMと関連付けて画像メモリ32に保存された過去の複数フレームの超音波画像の中から、6個の検査箇所選択ボタン1R~6Rの中から選択された1個の検査箇所選択ボタン1Rにより、複数の検査箇所1R~6Rの中から選択された1個の検査箇所1Rに関連付けられた1フレームの超音波画像およびボディマークBM等が読み出される。そして、表示制御部33により、読み出された超音波画像が第1表示領域R1に表示され、読み出されたボディマークBM等が第2表示領域R2に表示される(ステップS13)。
この場合、検査箇所1RおよびボディマークBMと関連付けて画像メモリ32に保存された過去の複数フレームの超音波画像の中から、6個の検査箇所選択ボタン1R~6Rの中から選択された1個の検査箇所選択ボタン1Rにより、複数の検査箇所1R~6Rの中から選択された1個の検査箇所1Rに関連付けられた1フレームの超音波画像およびボディマークBM等が読み出される。そして、表示制御部33により、読み出された超音波画像が第1表示領域R1に表示され、読み出されたボディマークBM等が第2表示領域R2に表示される(ステップS13)。
これにより、ユーザは、モニタ34に表示された超音波画像Uを参照して、この超音波画像Uを確認することができる。また、ボディマークBMに含まれる検査箇所、超音波プローブの位置および向き等を参照して、この超音波画像Uが撮像されたときの検査箇所等を確認することができる。
なお、フリーズモードが選択された場合に、プローブマークPMを含むボディマークBMをモニタ34に表示してもよいし、プローブマークPMを含まないボディマークBMをモニタ34に表示してもよい。プローブマークPMを表示することにより、ライブモードの場合とフリーズモードの場合とでユーザが変わった場合でも、超音波画像Uの撮像時の超音波プローブ1の位置および向きを確認することができる。
また、超音波プローブ1と診断装置本体3との間は、有線で接続してもよいし、無線で接続してもよい。さらに、画像生成部31の全部または信号処理部16のみを、超音波プローブ1側に設けてもよいし、これらを診断装置本体3側に設けてもよい。
本発明の装置において、例えば、送受信回路14、画像生成部31、表示制御部33、画面表示制御部35、および本体制御部36等の各種の処理を実行する処理部(Processing Unit)のハードウェア的な構成は、専用のハードウェアであってもよいし、プログラムを実行する各種のプロセッサまたはコンピュータであってもよい。
各種のプロセッサには、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理をさせるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1個の処理部を、これら各種のプロセッサのうちの1個で構成してもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ、例えば、複数のFPGAの組み合わせ、または、FPGAおよびCPUの組み合わせ等によって構成してもよい。また、複数の処理部を、各種のプロセッサのうちの1個で構成してもよいし、複数の処理部のうちの2以上をまとめて1個のプロセッサを用いて構成してもよい。
例えば、サーバおよびクライアント等のコンピュータに代表されるように、1個以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1個のプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。また、システムオンチップ(System on Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1個のIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構成は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(Circuitry)である。
また、本発明の方法は、例えば、その各々のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムにより実施することができる。また、このプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することもできる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
1 超音波プローブ、3 診断装置本体、11 振動子アレイ、14 送受信回路、16 信号処理部、17 画像処理部、18 DSC、32 画像メモリ、33 表示制御部、34 モニタ、35 画面表示制御部、36 本体制御部、37 入力装置、38 画面表示用メモリ、39 プロセッサ、51 パルサ、52 増幅部、53 AD変換部、54 ビームフォーマ、R1 第1表示領域、R2 第2表示領域、R3 第3表示領域、U 超音波画像、B1 検査箇所数切り替えボタン、B2 左右切り替えボタン、1R~6Rおよび1L~6L 検査箇所選択ボタン、B3 レポート画面切り替えボタン、BM ボディマーク、C1 フリーズボタン、C2 動画保存ボタン、C3 検査パラメータ設定ボタン、D1 第3表示画面切り替えボタン、E1 フレーム選択ボタン、E2 フレームスライドバー、E3 フリーズボタン、E4 第2表示画面切り替えボタン、E1L 左ボタン、E1R 右ボタン、E21 スライドバー、E22 スライドノブ、BM2 診断所見ボディマーク、F1 保存ボタン、P1およびP2 模式図。
Claims (10)
- 超音波プローブと、前記超音波プローブに接続された診断装置本体と、を備え、
前記診断装置本体は、表示制御部と、モニタと、を備え、
前記表示制御部は、
前記超音波プローブを用いて撮像された被検体の片側の肺の超音波画像を含む第1表示領域と、
前記片側の肺における複数の検査箇所の中から検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するための複数の検査箇所選択ボタンを含む第2表示領域と、
前記超音波画像を撮像する操作を行うための少なくとも1つの操作ボタンを含む第1表示画面が表示される第3表示領域と、を前記モニタに表示させ、
前記少なくとも1つの操作ボタンが選択されると、前記第1表示画面に代えて、定められた複数の診断所見に対応する複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を前記第3表示領域に表示させる、超音波診断装置。 - 前記表示制御部は、第3表示画面切り替えボタンが選択されると、前記第2表示画面に代えて、前記少なくとも1つの操作ボタンが選択された時点までの過去の一定期間に撮像された複数フレームの超音波画像の中から1フレームの超音波画像を選択するための第3表示画面を前記第3表示領域に表示させる、請求項1に記載の超音波診断装置。
- 前記複数の診断所見ボタンは、前記診断装置本体に接続された前記超音波プローブの種類に応じたデザインを有し、
前記表示制御部は、前記診断装置本体に接続される前記超音波プローブの種類が変更されると、表示中の複数の診断所見ボタンに代えて、変更された前記超音波プローブの種類に応じたデザインの複数の診断所見ボタンを含む前記第2表示画面を前記第3表示領域に表示させる、請求項1または2に記載の超音波診断装置。 - 前記検査箇所毎に、前記複数の診断所見ボタンの中から選択された1個の診断所見ボタンにより、前記複数の診断所見の中から選択された1個の診断所見が入力される、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
- 前記表示制御部は、前記超音波画像と、前記超音波画像に対して入力された前記診断所見と、を前記第1表示領域に表示する、請求項4に記載の超音波診断装置。
- 前記表示制御部は、レポート画面切り替えボタンが選択されると、前記複数の検査箇所に対して入力される前記診断所見を一括して含むレポート画面を、前記第1表示領域、前記第2表示領域および前記第3表示領域を含む表示領域に表示させる、請求項4または5に記載の超音波診断装置。
- 前記レポート画面は、診断所見ボディマークを含み、
前記診断所見ボディマークは、
人体の模式図と、
前記模式図に重ねて表示され、前記検査箇所を示す検査箇所マークと、を含む、請求項6に記載の超音波診断装置。 - 前記表示制御部は、さらに、前記検査対象箇所を示すボディマークを前記第2表示領域に表示する、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
- 前記複数の診断所見のうちの少なくとも1つは、Bライン、硬化、正常、またはラングスライディング無し、のいずれかの診断所見を含む、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
- 超音波プローブと、前記超音波プローブに接続された診断装置本体と、を備え、前記診断装置本体が、モニタを備える超音波診断装置の表示方法であって、
前記超音波プローブを用いて撮像された被検体の片側の肺の超音波画像を含む第1表示領域と、
前記片側の肺における複数の検査箇所の中から検査対象箇所となる1個の検査箇所を選択するための複数の検査箇所選択ボタンを含む第2表示領域と、
前記超音波画像を撮像する操作を行うための少なくとも1つの操作ボタンを含む第1表示画面が表示される第3表示領域と、を前記モニタに表示し、
前記少なくとも1つの操作ボタンが選択されると、前記第1表示画面に代えて、定められた複数の診断所見に対応する複数の診断所見ボタンを含む第2表示画面を前記第3表示領域に表示する、超音波診断装置の表示方法。
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