JP7828638B2 - 車輪構造体 - Google Patents
車輪構造体Info
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Description
大径の主輪、小径の補助輪、および運搬物載置台取付部が設けられたフレームを有し、前記主輪の段差接触後、前記補助輪が段差上面に当接して、前記主輪が段差上面に乗り上げるように構成されている車輪構造体であって、
前記フレームは、前方下端部に前記補助輪を支持していると共に、
前記フレームには、後下方に伸びる短尺孔部と、後上方に伸びる長尺孔部とが湾曲孔部で接続された形状の孔部が、主輪軸が挿通できるように形成されており、
前記主輪軸に、ピニオン歯車が、前記主輪の回転の伝達、非伝達を切替え可能な切替手段を介して設けられており、
前記フレームには、前記孔部の後方側に、前記孔部の湾曲孔部から長尺孔部にかけて、前記ピニオン歯車との噛み合わせが可能なラック歯車が、前記孔部に沿って設けられており、
前記孔部に挿通された前記主輪軸が前記孔部を移動することにより、前記主輪が所定の軌道を形成しながら段差上面に乗り上げ、
前記主輪軸が前記孔部を、乗り上げ時と逆方向に移動することにより、段差接触前の状態に戻るように構成されていることを特徴とする車輪構造体である。
前記主輪の回転を伝達する手段として、前記主輪および前記ピニオン歯車のそれぞれに、互いに係合可能な凹凸部が設けられており、
前記切替手段が、前記凹凸部を係合させる係合用爪、および、前記凹凸部の係合を解消させる係合解消用爪により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪構造体である。
前記切替手段が、前記主輪軸と前記ピニオン歯車との間に設けられたフリータイプの双方向クラッチであることを特徴とする請求項1に記載の車輪構造体である。
前記切替手段が、前記主輪と前記ピニオン歯車のそれぞれに一端が固定された弾性体と、前記主輪と前記ピニオン歯車のそれぞれに設けられた回転伝達用の係止部とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪構造体である。
前記主輪と前記ピニオン歯車との間に、回転伝達用の係止部が設けられた中間回転体が、1つ以上配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車輪構造体である。
前記ピニオン歯車および前記ラック歯車が、前記主輪を挟み込むように、左右対称に、それぞれ1組、同期して動作するように設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車輪構造体である。
大径の主輪、小径の補助輪、および運搬物載置台取付部が設けられたフレームを有し、前記主輪の段差接触後、前記補助輪が段差上面に当接して、前記主輪が段差上面に乗り上げるように構成されている車輪構造体であって、
前記フレームは、前方下端部に前記補助輪を支持していると共に、
前記フレームには、後下方に伸びる短尺孔部と、後上方に伸びる長尺孔部とが湾曲孔部で接続された形状の孔部が、主輪軸が挿通できるように形成されており、
前記主輪軸に、前記主輪と共に回転するピニオン歯車が設けられており、
前記孔部の前方側に、前記孔部に沿ってラック歯車が設けられていると共に、
前記ラック歯車と互いに噛み合って前記孔部の湾曲孔部から長尺孔部にかけて移動するように、クラッチ歯車が設けられており、
前記クラッチ歯車と前記ピニオン歯車との間に連結された弾性体によって、前記主輪の回転の前記ピニオン歯車への伝達、非伝達を切替え可能に構成され、
前記孔部に挿通された前記主輪軸が前記孔部を移動することにより、前記主輪が所定の軌道を形成しながら段差上面に乗り上げ、
前記主輪軸が前記孔部を、乗り上げ時と逆方向に移動することにより、段差接触前の状態に戻るように構成されていることを特徴とする車輪構造体である。
大径の主輪、小径の補助輪、および運搬物載置台取付部が設けられたフレームを有し、前記主輪の段差接触後、前記補助輪が段差上面に当接して、前記主輪が段差上面に乗り上げるように構成されている車輪構造体であって、
前記主輪の内周面には、主輪ホイールに設けられた3本以上の支柱のそれぞれに回転自在に挿通されたベアリングが接する表面が平滑な領域と、前記支柱の1本のベアリングの先に取り付けられた歯車と噛み合う内歯車が設けられた領域が形成されて、前記支柱の前記ベアリングのそれぞれが回転することにより、前記主輪が支持されており、
前記フレームは、前方下端部に前記補助輪を支持していると共に、
前記フレームには、後下方に伸びる短尺孔部と、後上方に伸びる長尺孔部とが湾曲孔部で接続された形状の孔部が、2列以上、平行して形成されており、
前記孔部のそれぞれに挿通された前記支柱が、前記孔部を移動することにより、前記主輪が所定の軌道を形成しながら段差上面に乗り上げ、
前記主輪軸が前記孔部を、乗り上げ時と逆方向に移動することにより、段差接触前の状態に戻るように構成されていることを特徴とする車輪構造体である。
(1)車輪構造体の構成
図1は本実施の形態に係る車輪構造体の模式側面図、図2は同車輪構造体の模式正面図である。そして、図3は、本実施の形態において、主輪2の回転をピニオン歯車5に伝達する伝達手段を説明する模式斜視図である。
次に、本実施の形態に係る車輪構造体の段差接触前から段差乗り上げ後までにおける動作について説明する。
上記においては、主輪とピニオン歯車との間に設けられた凹凸部と、係合用爪および係合解消用爪を用いて、主輪の回転のピニオン歯車への伝達、非伝達を切り替えているが、以下に示すような変形例を切替手段として採用することもできる。なお、各変形例において、切替手段以外の構成および動作は、基本的に、上記で説明した内容と同様であるため、以下では、切替手段と関連する説明のみを記載している。
第1の変形例は、主輪軸とピニオン歯車との間に設けられたフリータイプの双方向クラッチを切替手段とする例である。
第2の変形例は、弾性体と、主輪の係止部およびピニオン歯車の係止部とを組み合わせることにより、上記したフリータイプの双方向クラッチと同じ機能を発揮させて、切替手段とする例である。
第3の変形例は、ピニオン歯車およびラック歯車のそれぞれを、上記した各切替手段と共に、主輪の両側に対称配置する例である。
(1)車輪構造体の構成
本実施の形態に係る車輪構造体は、第1の実施の形態に係る車輪構造体と同様に、大径の主輪、小径の補助輪、および運搬物載置台取付部が設けられたフレームを有し、主輪の段差接触後、補助輪が段差上面に当接して、主輪が段差上面に乗り上げるように構成されている。そして、フレームは、前方下端部に補助輪を支持していると共に、フレームには、後下方に伸びる短尺孔部と、後上方に伸びる長尺孔部とが湾曲孔部で接続された形状の孔部が、主輪軸が挿通できるように形成されており、孔部に挿通された主輪軸が孔部を移動することにより、主輪が所定の軌道を形成しながら段差上面に乗り上げ、その後は、主輪軸が孔部を、乗り上げ時と逆方向に移動することにより、段差接触前の状態に戻るように構成されていることも、第1の実施の形態と同様である。
段差接触前の平坦面を走行している通常走行状態のとき、車輪構造体は、図17に示すように、補助輪3は地面から離れた状態にあり、主輪2が運搬物載置台取付部4を介して掛かる荷重を支えながら、反時計回りに回転して前進する。このとき、クラッチ歯車17はピニオン歯車5とは係合されていないため、主輪軸2aおよびピニオン歯車5の回転は、クラッチ歯車17へは伝達されない。
上記した第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、孔部を往復移動する主輪軸に所定の軌道を描かせることにより、小さい力で車両構造体の段差上面へのスムーズな乗り上げを図っているが、第3の実施の形態では、孔部を設けることなく、主輪軸に所定の軌道を描かせて、小さい力で車両構造体の段差上面へのスムーズな乗り上げを図っている。
図22は第3の実施の形態に係る車輪構造体の模式側面図、図23は同車輪構造体の模式正面図である。図22、図23において、19は主輪フレーム、21はクラッチ歯車フレームであり、弾性体23が設けられた軸19aに互いの一端が軸支されている。なお、軸19aは、フレーム1に回転自在に軸支されている。
段差接触前の平坦面を走行している通常走行状態のとき、車輪構造体は、図22に示すように、補助輪3は地面から離れた状態にあり、主輪2が運搬物載置台取付部4を介して掛かる荷重を支えながら、前進する。なお、このとき、主輪フレーム19は主輪フレームストッパ20により、また、クラッチ歯車フレーム21はクラッチ歯車フレームストッパ22によって、前方向への回転が止められているため、主輪2およびピニオン歯車5の反時計回りの回転はクラッチ歯車17へは伝達されない。
第1の実施の形態や第2の実施の形態の場合、ピニオン歯車を主輪軸に設けて段差乗り上げを行っているため、前記したように、主輪の半径よりも高い段差に対しては、車両構造体をスムーズに乗り上げさせることが難しい。
図29は本実施の形態に係る車輪構造体の模式側面図、図30は同車輪構造体の模式正面図である。そして、図31は、本実施の形態において、主輪の回転を説明する模式斜視図である。また、図32は、本実施の形態における主輪ホイールの取り付けを説明する模式分解斜視図である。なお、図29~図32において、24は主輪ホイール、25はベアリング、26は歯車、27は内歯車、28は第2の孔部である。なお、第2の孔部28は、孔部6と同一形状に形成されている。
本実施の形態に係る車輪構造体の動作は、ピニオン歯車5が孔部6内を移動して、段差の乗り上げを行っている点では、第1に実施の形態および第2の実施の形態と基本的に同様である。
2 主輪
2a 主輪軸
2b 凹部
2d 固着部
2e 係止部
3 補助輪
4 運搬物載置台取付部
5 ピニオン歯車
5a テーパー
5b 凸部
5c 凹部
5d 固着部
5e 係止部
6 孔部
6a 短尺孔部
6b 長尺孔部
6c 湾曲孔部
7 係合用爪
8 係合解消用爪
9 ラック歯車
9a 長尺部分
9b 湾曲部分
10 平坦面
11 段差
11a 段差端面
11b 段差上面
12 歯車連結部
12a 凸部
13 (フリータイプの)双方向クラッチ
14 弾性体
14a 弾性体の一端
15 中間回転体
15a、15b 係止部
16 弾性体
17 クラッチ歯車
18 弾性体
19 主輪フレーム
19a 軸
20 主輪フレームストッパ
21 クラッチ歯車フレーム
22 クラッチ歯車フレームストッパ
23 弾性体
24 主輪ホイール
24a~24d 支柱
25 ベアリング
26 歯車
27 内歯車
28 第2の孔部
Claims (8)
- 大径の主輪、小径の補助輪、および運搬物載置台取付部が設けられたフレームを有し、前記主輪の段差接触後、前記補助輪が段差上面に当接して、前記主輪が段差上面に乗り上げるように構成されている車輪構造体であって、
前記フレームは、前方下端部に前記補助輪を支持していると共に、
前記フレームには、後下方に伸びる短尺孔部と、後上方に伸びる長尺孔部とが湾曲孔部で接続された形状の孔部が、主輪軸が挿通できるように形成されており、
前記主輪軸に、ピニオン歯車が、前記主輪の回転の伝達、非伝達を切替え可能な切替手段を介して設けられており、
前記フレームには、前記孔部の後方側に、前記孔部の湾曲孔部から長尺孔部にかけて、前記ピニオン歯車との噛み合わせが可能なラック歯車が、前記孔部に沿って設けられており、
前記孔部に挿通された前記主輪軸が前記孔部を移動することにより、前記主輪が所定の軌道を形成しながら段差上面に乗り上げ、
前記主輪軸が前記孔部を、乗り上げ時と逆方向に移動することにより、段差接触前の状態に戻るように構成されていることを特徴とする車輪構造体。 - 前記主輪の回転を伝達する手段として、前記主輪および前記ピニオン歯車のそれぞれに、互いに係合可能な凹凸部が設けられており、
前記切替手段が、前記凹凸部を係合させる係合用爪、および、前記凹凸部の係合を解消させる係合解消用爪により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪構造体。 - 前記切替手段が、前記主輪軸と前記ピニオン歯車との間に設けられたフリータイプの双方向クラッチであることを特徴とする請求項1に記載の車輪構造体。
- 前記切替手段が、前記主輪と前記ピニオン歯車のそれぞれに一端が固定された弾性体と、前記主輪と前記ピニオン歯車のそれぞれに設けられた回転伝達用の係止部とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車輪構造体。
- 前記主輪と前記ピニオン歯車との間に、回転伝達用の係止部が設けられた中間回転体が、1つ以上配置されていることを特徴とする請求項4に記載の車輪構造体。
- 前記ピニオン歯車および前記ラック歯車が、前記主輪を挟み込むように、左右対称に、それぞれ1組、同期して動作するように設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車輪構造体。
- 大径の主輪、小径の補助輪、および運搬物載置台取付部が設けられたフレームを有し、前記主輪の段差接触後、前記補助輪が段差上面に当接して、前記主輪が段差上面に乗り上げるように構成されている車輪構造体であって、
前記フレームは、前方下端部に前記補助輪を支持していると共に、
前記フレームには、後下方に伸びる短尺孔部と、後上方に伸びる長尺孔部とが湾曲孔部で接続された形状の孔部が、主輪軸が挿通できるように形成されており、
前記主輪軸に、前記主輪と共に回転するピニオン歯車が設けられており、
前記孔部の前方側に、前記孔部に沿ってラック歯車が設けられていると共に、
前記ラック歯車と互いに噛み合って前記孔部の湾曲孔部から長尺孔部にかけて移動するように、クラッチ歯車が設けられており、
前記クラッチ歯車と前記ピニオン歯車との間に連結された弾性体によって、前記主輪の回転の前記ピニオン歯車への伝達、非伝達を切替え可能に構成され、
前記孔部に挿通された前記主輪軸が前記孔部を移動することにより、前記主輪が所定の軌道を形成しながら段差上面に乗り上げ、
前記主輪軸が前記孔部を、乗り上げ時と逆方向に移動することにより、段差接触前の状態に戻るように構成されていることを特徴とする車輪構造体。 - 大径の主輪、小径の補助輪、および運搬物載置台取付部が設けられたフレームを有し、前記主輪の段差接触後、前記補助輪が段差上面に当接して、前記主輪が段差上面に乗り上げるように構成されている車輪構造体であって、
前記主輪の内周面には、主輪ホイールに設けられた3本以上の支柱のそれぞれに回転自在に挿通されたベアリングが接する表面が平滑な領域と、前記支柱の1本のベアリングの先に取り付けられた歯車と噛み合う内歯車が設けられた領域が形成されて、前記支柱の前記ベアリングのそれぞれが回転することにより、前記主輪が支持されており、
前記フレームは、前方下端部に前記補助輪を支持していると共に、
前記フレームには、後下方に伸びる短尺孔部と、後上方に伸びる長尺孔部とが湾曲孔部で接続された形状の孔部が、2列以上、平行して形成されており、
前記孔部のそれぞれに挿通された前記支柱が、前記孔部を移動することにより、前記主輪が所定の軌道を形成しながら段差上面に乗り上げ、
前記主輪軸が前記孔部を、乗り上げ時と逆方向に移動することにより、段差接触前の状態に戻るように構成されていることを特徴とする車輪構造体。
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| JP2022052536A JP7828638B2 (ja) | 2022-03-28 | 2022-03-28 | 車輪構造体 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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