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JP7829062B2 - エアロゾル生成装置 - Google Patents
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JP7829062B2 - エアロゾル生成装置 - Google Patents

エアロゾル生成装置

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Description

本発明は、エアロゾル生成装置に関する。
ユーザに吸引されるエアロゾルを生成する電子タバコ又はネブライザ等の吸引装置が広く普及している。吸引装置は、エアロゾル源を加熱することでエアロゾルを生成することができる。これにより、ユーザは、吸引装置にて生成されたエアロゾルを吸引することで、エアロゾルの香味を味わうことができる。
近年、複数の香味源を組み合わせることで、より複雑な香味が付与されたエアロゾルを生成する吸引装置が検討されている。例えば、下記の特許文献1には、2つの液体香味源からそれぞれ蒸気を生成し、生成された蒸気を所定の構成比率で混合することで、所望の香味特性を蒸気に付与する蒸気供給システムが開示されている。
特表2020-507311号公報
一方で、複数の香味源を用いてエアロゾルに香味を付与するエアロゾル生成装置では、複数の香味源の交換が頻発することで、エアロゾル生成装置のユーザビリティが低下する可能性があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、複数の香味源を使用するエアロゾル生成装置において、より高いユーザビリティを実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザに吸引されるエアロゾルを生成可能な少なくとも1つ以上の香味源を含む複数の香味源と、前記複数の香味源から香味を付与された前記エアロゾルを生成する複数の霧化部と、生成される前記エアロゾルに付与された香味の構成割合に関する構成割合情報を記憶する記憶部と、前記構成割合情報に基づいて前記霧化部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数の香味源のうちの1つの香味源の交換が判断された際に、前記複数の香味源のうちの他の香味源に対して、前記交換の直前までの吸引での前記他の香味源の1回の吸引における使用量に基づいて前記他の香味源の交換を促す通知を出力するか否かを判断する、エアロゾル生成装置が提供される。
前記制御部は、前記他の香味源の残量が、前記他の香味源を単体で使用した場合の吸引回数に、前記交換の直前までの吸引での前記他の香味源の1回の吸引における使用量を乗算した量未満である場合、前記他の香味源の交換を促す通知を出力してもよい。
前記制御部は、交換が判断された前記1つの香味源と同種の香味源が前記他の香味源の中に含まれる場合、前記1つの香味源を交換する判断を取り消す、又は前記1つの香味源の交換を促す通知を出力しなくてもよい。
前記制御部は、さらに、前記複数の香味源のうちの1つの香味源が交換された際に、前記他の香味源の交換を促す通知を出力するか否かを判断してもよい。
前記複数の香味源は、少なくとも1つ以上の液体エアロゾル源を含んでもよい。
前記複数の香味源は、固体香味源をさらに含んでもよい。
前記固体香味源は、エアロゾルを生成可能なスティック型基材であってもよい。
前記制御部は、前記スティック型基材の交換が判断された際に、前記液体エアロゾル源の残量が前記スティック型基材の使用回数に、前記交換の直前までの吸引での1回の吸引における前記液体エアロゾル源の使用量を乗算した量未満である場合、前記液体エアロゾル源の交換を促す通知を出力してもよい。
以上説明したように本発明によれば、複数の香味源を使用するエアロゾル生成装置において、より高いユーザビリティを実現することが可能である。
本発明の一実施形態に係る吸引装置の機能構成を示すブロック図である。 吸引装置の動作の流れを説明するフローチャート図である。 吸引装置の変形例の動作の流れを説明するフローチャート図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.吸引装置の構成>
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る吸引装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る吸引装置の機能構成を示すブロック図である。以下では、吸引装置100にて生成される物質はエアロゾルであるとして説明するが、吸引装置100により生成される物質は気体であってもよい。
図1に示すように、吸引装置100は、複数の香味源130と、電源部111と、センサ部112と、通知部113と、記憶部114と、通信部115と、制御部116とを備える。
電源部111は、電力を蓄積すると共に、制御部116による制御に基づいて吸引装置100の構成要素に電力を供給する。電源部111は、例えば、リチウムイオン二次電池等の充電式バッテリにより構成されてもよい。電源部111は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により外部電源に接続されることで充電されてもよく、ワイヤレス電力伝送技術によって送電側のデバイスに非接続な状態で充電されてもよい。また、電源部111は、吸引装置100から取り外し可能に設けられてもよく、新しい電源部111と交換可能に設けられてもよい。
センサ部112は、吸引装置100に関する各種情報を取得し、取得した各種情報を制御部116に出力する。一例として、センサ部112は、コンデンサマイクロホン等の圧力センサ、流量センサ、又は温度センサ等により構成され、ユーザによる吸引に伴う変化量に関する情報を取得してもよい。他の一例として、センサ部112は、ボタン又はスイッチ等の入力装置により構成され、ユーザからの入力を受け付けたことを示す情報を取得してもよい。
通知部113は、情報をユーザに通知する。通知部113は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの発光装置にて構成されてもよい。例えば、通知部113は、電源部111が要充電状態である場合、電源部111が充電中状態である場合、複数の香味源130の少なくとも1つ以上の交換が判断された場合、又は吸引装置100に異常が発生した場合に、それぞれ異なる色又は点灯タイミングの発光パターンで発光してもよい。なお、通知部113は、発光装置に加えて又は替えて、画像を表示する表示装置、音を出力する音出力装置、又は振動する振動装置等により構成されてもよい。また、通知部113は、複数の発光装置(LEDなど)で構成されてもよい。このような場合、通知部113を構成する複数の発光装置は、複数の香味源130の各々と一意に対応付けられてもよい。これによれば、吸引装置100は、例えば、交換タイミングが到来した香味源130に対応する発光装置を点灯又は点滅させることで、交換タイミングが到来した香味源130をユーザに通知することができる。
記憶部114は、吸引装置100の動作のための各種情報を記憶する。記憶部114は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体により構成されてもよい。また、記憶部114は、吸引装置10に送信された命令を一時的に格納する揮発性の記憶媒体をさらに含んで構成されてもよい。例えば、記憶部114は、吸引装置100のOS(Operating System)に関する情報を記憶してもよい。また、記憶部114は、吸引回数、吸引時刻、又は吸引累計時間等のユーザによる吸引に関する情報を記憶してもよい。
通信部115は、有線又は無線の任意の通信規格に準拠した通信を行うことが可能な通信インタフェースである。通信部115は、例えば、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、Wi-Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等の通信規格に準拠した通信インタフェースであってもよい。通信部115は、ユーザによる吸引に関する情報をユーザが所持するスマートフォンに送信してもよく、吸引装置100のOSの更新に関する情報をサーバから受信してもよい。
制御部116は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って吸引装置100内の動作全般を制御する。制御部116は、例えば、CPU(central processing unit)、又はマイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。また、制御部116は、CPUにて使用するプログラム及び演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、及び適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。例えば、制御部116は、電源部111から他の構成要素への給電、電源部111の充電、センサ部112による情報の検出、通知部113による情報の通知、記憶部114による情報の記憶又は読み出し、及び通信部115による情報の送受信などを制御してもよい。
複数の香味源130は、エアロゾルを生成可能な少なくとも1つ以上の香味源を含み、複数の香味を付与されたエアロゾルを生成可能な構成要素である。複数の香味源130は、制御部116にてエアロゾル又は香味の生成割合を制御されることで、所望の香味が付与されたエアロゾルを生成することができる。または、複数の香味源130は、制御部116による流路の制御によってエアロゾル又は香味の混合割合を制御されることで、所望の香味が付与されたエアロゾルを生成することができる。所望の香味が付与されたエアロゾルは、吸引装置100のユーザに吸引されることで、ユーザにより複雑な吸引体験を提供することができる。なお、複数の香味源130は、吸引装置100が備える保持部(図示せず)によってそれぞれ保持される。すなわち、吸引装置100は、複数の香味源130に対応する複数の保持部(図示せず)を備えてもよい。
一例として、エアロゾルを生成可能な香味源は、液体エアロゾル源を貯蔵した液貯蔵部であってもよい。液体エアロゾル源は、例えば、グリセリン若しくはプロピレングリコール等の多価アルコール、又は水等の液体である。液体エアロゾル源には、たばこ由来又は非たばこ由来の香味成分がさらに含まれてもよく、吸引装置100がネブライザ等の医療用吸入器である場合、薬剤がさらに含まれてもよい。
液貯蔵部は、図示しない加熱部にて液体エアロゾル源を加熱されることで、エアロゾルを生成することができる。具体的には、液貯蔵部は、電源部111からの給電によって発熱する加熱部にて、液貯蔵部に貯蔵された液体エアロゾル源を加熱されることで、液体エアロゾル源を霧化し、エアロゾルを生成することができる。なお、エアロゾルを生成する手段は、加熱部による液体エアロゾル源の加熱に限定されない。例えば、液体エアロゾル源は、振動霧化によって液体エアロゾル源を霧化することで、エアロゾルを生成してもよい。
他の例として、エアロゾルを生成可能な香味源は、固体香味源であってもよい。例えば、エアロゾルを生成可能な香味源は、固体エアロゾル源を含むスティック型基材であってもよい。スティック型基材は、固体エアロゾル源を含む基材部、及び吸口部を含む。スティック型基材は、吸引装置100に保持された状態で、図示しない加熱部にて基材部を加熱されることで固体エアロゾル源を霧化し、エアロゾルを生成することができる。生成されたエアロゾルは、吸口部からユーザに吸引される。
例えば、スティック型基材は、基材部の外周を覆うようにフィルム状に構成された加熱部にて、基材部を外周から加熱されることで、基材部に含まれる固体エアロゾル源を霧化し、エアロゾルを生成してもよい。また、スティック型基材は、基材部の内部に挿入されるようにブレード状に構成された加熱部にて、基材部を内部から加熱されることで、基材部に含まれる固体エアロゾル源を霧化し、エアロゾルを生成してもよい。さらに、スティック型基材は、基材部の底部を覆うように配置された加熱部にて、基材を底部から加熱されることで、基材部に含まれる固体エアロゾル源を霧化し、エアロゾルを生成してもよい。なお、加熱部の加熱方式は、抵抗加熱方式、又は誘導加熱方式のいずれであってもよい。例えば、加熱部は、抵抗加熱によってスティック型基材を加熱してもよく、誘導加熱によってサセプタを内部に含むスティック型基材を加熱してもよい。
さらに、複数の香味源130は、エアロゾルを生成しない固体香味源を含んでもよい。このような香味源は、例えば、薬剤、香料、又はたばこ由来若しくは非たばこ由来の固形物をカプセル等の容器に封じ込めたカプセル型香味源である。例えば、カプセル型香味源は、刻みたばこ又はたばこ原料を粒状、シート状、又は粉末状に成形したたばこ由来の固形物、又はたばこ以外の植物(例えばミント又はハーブ等)から作られた非たばこ由来の固形物を含むカプセルであってもよい。カプセル型香味源は、液体エアロゾル源から生成したエアロゾルを該カプセルに通流させることで、エアロゾルに所望の香味を付与することができる。
なお、液体エアロゾル源、又はエアロゾルを生成しない固体香味源については、予備加熱を行う必要がないため、これらの香味源130を加熱する加熱部を小型化することが可能である。そのため、吸引装置100は、これらの香味源130については、複数の香味源130を個別の加熱部及び加熱プロファイルでそれぞれ加熱することで、複数の香味源130からエアロゾル又は香味の生成を制御してもよい。なお、加熱プロファイルとは、制御部116によって加熱部を制御する際に用いられる制御シークエンスである。具体的には、加熱プロファイルとは、制御部116によって加熱部の温度を目標温度にする制御を含む制御シークエンスである。加熱プロファイルは、加熱部の目標温度の時系列推移を規定した情報であってもよい。
一方、エアロゾルを生成可能な固体香味源(すなわち、スティック型基材)については、予備加熱を行うことが必要である。そのため、吸引装置100は、これらの香味源130については、複数の香味源130の全体を1つの加熱プロファイルで加熱することで、複数の香味源130からエアロゾル又は香味の生成を制御してもよい。
吸引装置100は、上記の複数の香味源130から生成された香味又はエアロゾルを組み合わせて吸引1回分の香味が付与されたエアロゾルを生成することで、より複雑な香味が付与されたエアロゾルをユーザに吸引させることができる。
吸引装置100にて使用される複数の香味源130の組み合わせとしては、複数の固体香味源の組み合わせ、複数の液体エアロゾル源の組み合わせ、少なくとも1つ以上の固体香味源と少なくとも1つ以上の液体エアロゾル源との組み合わせ、1つのカプセル型香味源と複数の液体エアロゾル源との組み合わせ、又は複数のカプセル型香味源と少なくとも1つ以上の液体エアロゾル源との組み合わせを例示することができる。
<2.本発明の技術的特徴>
次に、本実施形態に係る吸引装置100の技術的特徴についてより詳細に説明する。
複数の香味源130を用いる吸引装置100では、複数の香味源130から異なる構成割合で香味を生成した場合、複数の香味源130の各々の消費速度が互いに異なることになる。そのため、複数の香味源130ごとに香味源130が枯渇するタイミングが異なることがあり得る。
本実施形態に係る吸引装置100では、複数の香味源130のうちの1つの香味源130の交換が判断された際に、他の香味源130の交換を促す通知を出力するか否かを判断する。具体的には、吸引装置100は、交換が判断された香味源130の交換の前後で同じ構成割合で香味源130を使用した際に、他の香味源130を未使用の該香味源130を単体で使用可能な回数だけ使用できない場合、他の香味源130の交換を促す通知を出力する。
例えば、吸引装置100は、他の香味源130の交換を促す通知を出力するか否かを以下のように判断してもよい。まず、他の香味源130を単体で使用した場合に使用できる最大回数をXとし、1回の吸引で使用されるエアロゾル源の量をYとすると、他の香味源130が有するエアロゾルの全容量はXYとなる。次に、交換が判断された香味源130の交換の前後での他の香味源130の構成割合が全体を100%としてZ(%)とすると、1回の吸引で使用されるエアロゾル源の量はYZとなる。ここで、他の香味源130の残量がAであり、残量Aを構成割合Z%でのエアロゾル源の使用量YZで除算した値がXより小さい場合、吸引装置100は、他の香味源130の交換を促す通知を出力することを判断してもよい。
すなわち、吸引装置100は、複数の香味源130のうちの1つの香味源130の交換が判断された際に、他の香味源130の残量が十分な使用回数(例えば、他の香味源130の単体での未使用時の最大使用回数)を満足する量未満である場合、他の香味源130の交換を促す通知を出力することができる。これは、他の香味源130を、該香味源130を未使用状態から単体で100%使用した際に使用可能な回数(上記判断における最大使用回数X)だけ使用することができれば、香味源130の交換頻度は、ユーザにとって快適さを損なわない程度となるためである。したがって、香味源130の交換頻度がユーザにとって快適さを損なわない交換頻度となるのであれば、吸引装置100は、上記判断における最大使用回数Xよりも小さい所定値を用いて、他の香味源130の交換を促す通知を出力するか否かを判断してもよい。
これによれば、吸引装置100は、1つの香味源130の交換後に、他の香味源130の交換を判断されるタイミングを十分な使用回数の後とすることができるため、香味源130の交換タイミングが頻発することを防止することが可能である。また、吸引装置100は、1つの香味源130の交換が判断された際に他の香味源130の残量が十分な使用回数未満である場合に限って、同時に他の香味源130の交換を促す通知を出力することができる。したがって、吸引装置100は、ユーザの吸引に対するユーザビリティを維持しつつ、かつ香味源130をある程度消費しきったタイミングで香味源130の交換を促す通知を出力することができる。
なお、吸引装置100は、1つの香味源130の交換が判断されたタイミングに限らず、1つの香味源130が実際に交換されたタイミングでも他の香味源130の交換を促す通知を出力するか否かを判断してもよい。
ただし、交換することを判断された1つの香味源130と同種の香味源130がさらに含まれる場合、吸引装置100は、1つの香味源130の交換の判断を取り消してもよい。すなわち、吸引装置100に装着された複数の香味源130の中に同種の香味源130が複数含まれる場合、吸引装置100は、同種の香味源130をすべて使用し終わり、かつ他の同種の香味源130の交換が判断されるまでは、使用し終わった同種の香味源130の交換の判断を取り消してもよい。なお、吸引装置100は、交換の判断を取り消すのではなく、交換の判断はするものの交換の通知を出力しない場合でも同様の効果を得ることは可能である。
このような場合、吸引装置100は、同種の香味源130のうち、交換が判断されていない他の香味源130を使用してユーザによる吸引を続行させることができる。したがって、吸引装置100は、ユーザによる吸引に影響しない場合には、香味源130の交換を取り消し、香味源130の交換頻度を減らすことで、より快適な吸引体験をユーザに提供することができる。
<3.吸引装置の動作>
続いて、図2を参照して、本実施形態に係る吸引装置100の動作の流れについて説明する。図2は、吸引装置100の動作の流れを説明するフローチャート図である。以下で説明する吸引装置100の動作の各々は、制御部116によって制御される。
図2に示すように、まず、吸引装置100は、ユーザからの指示に基づいて、複数の香味源130から香味を生成する(S101)。続いて、吸引装置100は、複数の香味源130のうちの1つの香味源130の交換が判断されたか否かを確認する(S103)。例えば、吸引装置100は、香味源130を使用しきったことを理由として1つの香味源130の交換を判断してもよい。複数の香味源130のうちの1つの香味源130の交換が判断されていない場合(S103/No)、吸引装置100は、ステップS101の動作を繰り返し、複数の香味源130からの香味の生成を続行する。
一方、複数の香味源130のうちの1つの香味源130の交換が判断された場合(S103/Yes)、吸引装置100は、まず、通知部113を介して、1つの香味源130の交換をユーザに通知する(S105)。次に、吸引装置100は、他の香味源130の残量が他の香味源130の単体での最大使用回数に直前の吸引での他の香味源130の使用量を乗算した量未満か否かを判断する(S107)。
他の香味源130の残量が乗算した量未満である場合(S107/Yes)、吸引装置100は、他の香味源130の交換を促す通知を出力する(S109)。一方、他の香味源130の残量が乗算した量以上である場合(S107/No)、吸引装置100は、他の香味源130の交換を促さずに、ステップS101の動作を繰り返し、複数の香味源130からの香味の生成を続行する。なお、ステップS105及びステップS109で出力される通知は同時に出力されてもよい。
以上の動作によれば、吸引装置100は、複数の香味源130のうちの1つの香味源130の交換が判断された際に、他の香味源130の残量に基づいて他の香味源130を同時に交換することを促す通知をユーザに出力することができる。具体的には、吸引装置100は、他の香味源130の残使用回数が未使用の他の香味源130の単体での最大使用回数未満である場合のみに他の香味源130を交換することを促すことができる。したがって、吸引装置100は、ユーザの吸引に対するユーザビリティを維持しつつ、かつ香味源130をある程度消費しきったタイミングで香味源130の交換を促すことができる。
<4.変形例>
さらに、図3を参照して、本実施形態に係る吸引装置100の変形例について説明する。図3は、吸引装置100の変形例の動作の流れを説明するフローチャート図である。
本変形例は、液体エアロゾル源と、固体エアロゾル源を含むスティック型基材とを併用する吸引装置100において、スティック型基材の交換が判断された場合に、液体エアロゾル源の交換を通知するか否かを判断する変形例である。
具体的には、吸引装置100は、スティック型基材の交換が判断された際に、交換が判断されたスティック型基材の交換の前後と同じ構成割合での液体エアロゾル源の使用可能回数が未使用のスティック型基材の最大使用回数よりも少ない場合、液体エアロゾル源の交換を促す通知を出力する。
これは、スティック型基材は、液体エアロゾル源と比較して、一般的に単体での最大使用回数が少ないため、液体エアロゾル源の残使用回数よりも未使用のスティック型基材の使用回数の方が少なくなるためである。そのため、本変形例では、吸引装置100は、交換されたスティック型基材の使用回数に直前の吸引での液体エアロゾル源の使用量を乗算した量を閾値として、液体エアロゾル源の残量が十分か否かを判断する。これによれば、吸引装置100は、交換が判断されたスティック型基材の吸引が終わる前に液体エアロゾル源が枯渇してしまう場合に、液体エアロゾル源を併せて交換することを促す通知をユーザに出力することができる。
本変形例に係る吸引装置100の動作としては、図3に示すような動作となる。まず、吸引装置100は、ユーザからの指示に基づいて、複数の香味源130から香味を生成する(S201)。ここで、複数の香味源130には、液体エアロゾル源と、固体エアロゾル源を含むスティック型基材とが含まれるとする。
続いて、吸引装置100は、複数の香味源130のうちのスティック型基材の交換が判断されたか否かを確認する(S203)。例えば、吸引装置100は、加熱プロファイルに従ってスティック型基材を消費しきったことを理由としてスティック型基材の交換を判断してもよい。スティック型基材の交換が判断されていない場合(S203/No)、吸引装置100は、ステップS101の動作を繰り返し、複数の香味源130からの香味の生成を続行する。
一方、スティック型基材の交換が判断された場合(S203/Yes)、吸引装置100は、まず、通知部113を介して、スティック型基材の交換をユーザに通知する(S205)。次に、吸引装置100は、液体エアロゾル源の残量がスティック型基材の使用回数に直前の吸引での液体エアロゾル源の使用量を乗算した量未満か否かを判断する(S207)。
液体エアロゾル源の残量が乗算した量未満である場合(S207/Yes)、吸引装置100は、液体エアロゾル源の交換を促す通知を出力する(S209)。一方、液体エアロゾル源の残量が乗算した量以上である場合(S207/No)、吸引装置100は、液体エアロゾル源の交換を促さずに、ステップS201の動作を繰り返し、複数の香味源130からの香味の生成を続行する。なお、ステップS205及びステップS209で出力される通知は同時に出力されてもよい。また、本変形例では、液体エアロゾル源の交換の判断は、図3に示すフローチャートに従ってスティック型基材の交換の際に行われてもよく、図2に示すフローチャートに従って他の液体エアロゾル源の交換の際に行われてもよい。いずれの場合であっても液体エアロゾル源の交換が判断された場合、吸引装置100は、液体エアロゾル源の交換を促す通知を出力してもよい。
以上の動作によれば、吸引装置100は、スティック型基材の交換が判断された際に、液体エアロゾル源の残量に基づいて液体エアロゾル源を併せて交換することを促す通知をユーザに出力することができる。具体的には、吸引装置100は、液体エアロゾル源の残使用回数がスティック型基材の使用回数未満である場合のみに液体エアロゾル源を交換することを促すことができる。したがって、吸引装置100は、スティック型基材を消費しきるまでに十分な液体エアロゾル源が残存していない場合にのみ、液体エアロゾル源の交換を促す通知をユーザに出力することができる。よって、吸引装置100は、ユーザの吸引を妨げることなく、ユーザの吸引に対するユーザビリティを向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本明細書においてフローチャート図を用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列して実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
なお、以下のような構成も本発明の技術的範囲に属する。
(1)
ユーザに吸引されるエアロゾルを生成可能な少なくとも1つ以上の香味源を含む複数の香味源と、
前記複数の香味源から香味を付与された前記エアロゾルを生成する複数の霧化部と、
生成される前記エアロゾルに付与された香味の構成割合に関する構成割合情報を記憶する記憶部と、
前記構成割合情報に基づいて前記霧化部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記複数の香味源のうちの1つの香味源の交換が判断された際に、前記複数の香味源のうちの他の香味源に対して、前記交換の直前までの吸引での前記他の香味源の1回の吸引における使用量に基づいて前記他の香味源の交換を促す通知を出力するか否かを判断する、エアロゾル生成装置。
(2)
前記制御部は、前記他の香味源の残量が、前記他の香味源を単体で使用した場合の吸引回数に、前記交換の直前までの吸引での前記他の香味源の1回の吸引における使用量を乗算した量未満である場合、前記他の香味源の交換を促す通知を出力する、前記(1)に記載のエアロゾル生成装置。
(3)
前記制御部は、交換が判断された前記1つの香味源と同種の香味源が前記他の香味源の中に含まれる場合、前記1つの香味源を交換する判断を取り消す、又は前記1つの香味源の交換を促す通知を出力しない、前記(1)又は(2)に記載のエアロゾル生成装置。
(4)
前記制御部は、さらに、前記複数の香味源のうちの1つの香味源が交換された際に、前記他の香味源の交換を促す通知を出力するか否かを判断する、前記(1)~(3)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置。
(5)
前記複数の香味源は、少なくとも1つ以上の液体エアロゾル源を含む、前記(1)~(4)のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置。
(6)
前記複数の香味源は、固体香味源をさらに含む、前記(5)に記載のエアロゾル生成装置。
(7)
前記固体香味源は、エアロゾルを生成可能なスティック型基材である、前記(6)に記載のエアロゾル生成装置。
(8)
前記制御部は、前記スティック型基材の交換が判断された際に、前記液体エアロゾル源の残量が前記スティック型基材の使用回数に、前記交換の直前までの吸引での1回の吸引における前記液体エアロゾル源の使用量を乗算した量未満である場合、前記液体エアロゾル源の交換を促す通知を出力する、前記(7)に記載のエアロゾル生成装置。
100 吸引装置
111 電源部
112 センサ部
113 通知部
114 記憶部
115 通信部
116 制御部
130 香味源

Claims (8)

  1. ユーザに吸引されるエアロゾルを生成可能な少なくとも1つ以上の香味源を含む複数の香味源と、
    前記複数の香味源から香味を付与された前記エアロゾルを生成する複数の霧化部と、
    生成される前記エアロゾルに付与された香味の構成割合に関する構成割合情報を記憶する記憶部と、
    前記構成割合情報に基づいて前記霧化部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記複数の香味源のうちの1つの香味源の交換が判断された際に、前記複数の香味源のうちの他の香味源に対して、前記交換の直前までの吸引での前記他の香味源の1回の吸引における使用量に基づいて前記他の香味源の交換を促す通知を出力するか否かを判断する、エアロゾル生成装置。
  2. 前記制御部は、前記他の香味源の残量が、前記他の香味源を単体で使用した場合の吸引回数に、前記交換の直前までの吸引での前記他の香味源の1回の吸引における使用量を乗算した量未満である場合、前記他の香味源の交換を促す通知を出力する、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  3. 前記制御部は、交換が判断された前記1つの香味源と同種の香味源が前記他の香味源の中に含まれる場合、前記1つの香味源を交換する判断を取り消す、又は前記1つの香味源の交換を促す通知を出力しない、請求項に記載のエアロゾル生成装置。
  4. 前記制御部は、さらに、前記複数の香味源のうちの1つの香味源が交換された際に、前記他の香味源の交換を促す通知を出力するか否かを判断する、請求項に記載のエアロゾル生成装置。
  5. 前記複数の香味源は、少なくとも1つ以上の液体エアロゾル源を含む、請求項に記載のエアロゾル生成装置。
  6. 前記複数の香味源は、固体香味源をさらに含む、請求項5に記載のエアロゾル生成装置。
  7. 前記固体香味源は、エアロゾルを生成可能なスティック型基材である、請求項6に記載のエアロゾル生成装置。
  8. 前記制御部は、前記スティック型基材の交換が判断された際に、前記液体エアロゾル源の残量が前記スティック型基材の使用回数に、前記交換の直前までの吸引での1回の吸引における前記液体エアロゾル源の使用量を乗算した量未満である場合、前記液体エアロゾル源の交換を促す通知を出力する、請求項7に記載のエアロゾル生成装置。
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