JP7830375B2 - スタンディングパウチ及び包装物品 - Google Patents
スタンディングパウチ及び包装物品Info
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る包装物品の正面図である。図2は、図1に示す包装物品の一部を拡大して示す断面図である。図3は、図1の包装物品の製造に使用するスタンディングパウチの一部を拡大して示す断面図である。
図4は、図3のスタンディングパウチの本体フィルムとして使用可能な積層体の一例を示す断面図である。
基材層11は、第1基材層である。基材層11はポリエチレンを含んでいる。好ましくは、基材層11はポリエチレンからなる。
なお、密度は、JIS K7112:1999に準拠した方法で得られる値である。
基材層11の結晶化度は、平行ビーム法を用いたX線回折法によって測定する。以下に結晶化度の測定方法の一例について説明する。
基材層11が複数の層を有する場合は、基材層11の最表面の何れか一方の結晶化度を測定する。
平行ビーム法以外のX線回折法として集中法が知られているが、集中法では、樹脂フィルム等の表面に凹凸を有する試料の場合、測定面の位置ずれによるピークの広がり等の測定結果への影響が生じやすい。これに対し、平行ビーム法では、表面に凹凸を有する試料の場合であっても、測定面の位置ずれが測定結果へ及ぼす影響が小さい。
シーラント層12は、第1シーラント層である。シーラント層12は、基材層11と向き合っている。シーラント層12はポリエチレンを含んでいる。好ましくは、シーラント層12はポリエチレンからなる。ポリエチレンとしては、例えば、基材層11が含むポリエチレンについて上述したものを使用することができる。シーラント層12は、好ましくは、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、又は超低密度ポリエチレン(VLDPE)であり、より好ましくは、直鎖状低密度ポリエチレンである。
シーラント層12に占めるポリエチレンの割合は、50質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましい。一例によると、シーラント層12は、ポリエチレンからなる。他の例によると、シーラント層12はポリエチレンと添加剤とからなる。
印刷層14は、第1印刷層である。印刷層14は、基材層11のシーラント層12と向き合った面に、即ち、基材層11の裏面に設けられている。なお、印刷層14が設けられる位置は限定されない。即ち、印刷層14は、基材層11の表面に設けてもよいし、基材層11とシーラント層12との間であれば、どの位置に設けてもよい。例えば、印刷層14は、中間層18の何れかの面に設けてもよい。また、積層体10は、複数の印刷層を含んでいてもよい。印刷層14は、省略してもよい。
中間層18は、第1中間層である。中間層18は、基材層11とシーラント層12との間に設けられている。ここでは、中間層18は、基材層11と中間層18との間に印刷層14が介在するように、基材層11とシーラント層12との間に設けられている。中間層18は省略することができる。
無機化合物層15は、第1無機化合物層である。無機化合物層15は、中間層18の一方の面に設けられている。ここでは、無機化合物層15は、中間層18のシーラント層12と向き合った面に設けられている。無機化合物層15は、中間層18の基材層11と向き合った面に設けられていてもよい。無機化合物層15は、基材層11のシーラント層12と向き合った面に、ここでは、基材層11と印刷層14との間に設けられていてもよい。無機化合物層15は、基材層11のシーラント層12とは反対側の面に、ここでは、積層体の最外層に設けられていてもよい。無機化合物層15は省略することができる。
被覆層17は、第1被覆層である。被覆層17は、無機化合物層15を被覆している。無機化合物層15と被覆層17との積層体は、積層体10の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を向上させる第1ガスバリア層を構成している。第1ガスバリア層は、無機化合物層15のみを含んでいてもよく、被覆層17のみを含んでいてもよい。積層体10は、第1ガスバリア層を含んでいなくてもよい。
接着剤層13Aは、印刷層14が設けられた基材層11を中間層18へ貼り合わせている。接着剤層13Bは、無機化合物層15及び被覆層17が設けられた中間層18をシーラント層12へ貼り合わせている。中間層18を省略した場合、接着剤層13A及び13Bの一方は省略することができる。
保護層16は、第1保護層である。保護層16は、積層体10の最表層であって、基材層11のシーラント層12と向き合った面の裏面を被覆している。保護層16は、省略してもよい。
積層体10は、1以上の他の層を更に含むことができる。
例えば、積層体10は、中間層18の無機化合物層15が形成される面を被覆したアンカーコート層を更に含んでいてよい。或いは、積層体10は、基材層11の接着剤層13Aと向き合う面を被覆したアンカーコート層を更に含んでいてよい。或いは、積層体10は、中間層18の無機化合物層15が形成される面を被覆したアンカーコート層と、基材層11の接着剤層13Aと向き合う面を被覆したアンカーコート層とを更に含んでいてよい。
図5は、図3のスタンディングパウチの底フィルムとして使用可能な積層体の一例を示す断面図である。
基材層21は、第2基材層である。基材層21はポリエチレンを含んでいる。好ましくは、基材層21はポリエチレンからなる。
シーラント層22は、第2シーラント層である。シーラント層22は、基材層21と向き合っている。シーラント層22はポリエチレンを含んでいる。好ましくは、シーラント層12はポリエチレンからなる。シーラント層22には、シーラント層12について上述したのと同様の構成を採用することができる。
印刷層24は、第2印刷層である。印刷層24は、基材層21のシーラント層22と向き合った面に、即ち、基材層21の裏面に設けられている。なお、印刷層24が設けられる位置は限定されない。即ち、印刷層24は、基材層21の表面に設けてもよいし、基材層21とシーラント層22との間であれば、どの位置に設けてもよい。例えば、印刷層24は、中間層28の何れかの面に設けてもよい。また、積層体20は、複数の印刷層を含んでいてもよい。印刷層24は、省略してもよい。
中間層28は、第2中間層である。中間層28は、基材層21とシーラント層22との間に設けられている。ここでは、中間層28は、基材層21と中間層28との間に印刷層24が介在するように、基材層21とシーラント層22との間に設けられている。中間層28は省略することができる。
無機化合物層25は、第2無機化合物層である。無機化合物層25は、中間層28の一方の面に設けられている。ここでは、無機化合物層25は、中間層28のシーラント層22と向き合った面に設けられている。無機化合物層25は、中間層28の基材層21と向き合った面に設けられていてもよい。無機化合物層25は、基材層21のシーラント層22と向き合った面に、ここでは、基材層21と印刷層24との間に設けられていてもよい。無機化合物層25は、基材層21のシーラント層22とは反対側の面に、ここでは、積層体の最外層に設けられていてもよい。無機化合物層25は省略することができる。
被覆層27は、第2被覆層である。被覆層27は、無機化合物層25を被覆している。無機化合物層25と被覆層27との積層体は、積層体20の酸素バリア性及び水蒸気バリア性を向上させる第2ガスバリア層を構成している。第2ガスバリア層は、無機化合物層25のみを含んでいてもよく、被覆層27のみを含んでいてもよい。積層体20は、第2ガスバリア層を含んでいなくてもよい。
接着剤層23Aは、印刷層24が設けられた基材層21を中間層28へ貼り合わせている。接着剤層23Bは、無機化合物層25及び被覆層27が設けられた中間層28をシーラント層22へ貼り合わせている。中間層28を省略した場合、接着剤層23A及び23Bの一方は省略することができる。
保護層26は、第2保護層である。保護層26は、積層体20の最表層であって、基材層21のシーラント層22と向き合った面の裏面を被覆している。保護層26は、省略してもよい。
積層体20は、1以上の他の層を更に含むことができる。
例えば、積層体20は、中間層28の無機化合物層25が形成される面を被覆したアンカーコート層を更に含んでいてよい。或いは、積層体20は、基材層21の接着剤層23Aと向き合う面を被覆したアンカーコート層を更に含んでいてよい。或いは、積層体20は、中間層28の無機化合物層15が形成される面を被覆したアンカーコート層と、基材層21の接着剤層23Aと向き合う面を被覆したアンカーコート層とを更に含んでいてよい。アンカーコート層は、積層体10のアンカーコート層について上述したアンカーコート剤を用いて形成することができる。
上記のスタンディングパウチ110は、その製造時に不具合を生じ難く、これに内容物120を充填してなる包装物品100の落下耐性に優れている。これについて、以下に説明する。
(1.1)例1
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。
以下の方法により、本体フィルム111A及び111Bとして使用する積層体10を製造した。ここでは、印刷層14及び保護層16は省略した。
即ち、下記のA液、B液及びC液を、それぞれ、70/20/10の質量比で混合することで、有機無機混合物を含む被覆層形成用塗布液(以下、単に「塗布液」ともいう。)を調製した。
A液:テトラエトキシシラン(Si(OC2H5)4)17.9gとメタノール10gとに0.1N塩酸72.1gを加えて30分間攪拌して加水分解させた固形分5質量%(SiO2換算)の加水分解溶液。
B液:ポリビニルアルコールの5質量%水/メタノール溶液(水:メタノールの質量比は95:5)。
C液:1,3,5-トリス(3-トリアルコキシシリルプロピル)イソシアヌレートを水/イソプロピルアルコールの混合液(水:イソプロピルアルコールの質量比は1:1)で固形分5質量%に希釈した加水分解溶液。
以上のようにして、積層体10を製造した。
以下の方法により、底フィルム112として使用する積層体20を製造した。ここでは、印刷層24及び保護層26は省略した。
積層体10から各々がなる2つのロールと積層体20からなるロールとを、製袋機に設置した。そして、製袋機を稼動して、縦240mm、横160mm、シール幅5mm、底シール折り込み幅40mmであり、800mLの内容物を収容可能なスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、積層体20の基材層21として、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが25μmであり、結晶化度が55.9%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。この点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、底フィルムの積層体20を製造する際に、中間層28、接着剤層23A、アンカーコート層、無機化合物層25、及び被覆層27を省略して、接着剤層23Bを介して基材層21とシーラント層22とを貼り合わせた。また、本体フィルムの積層体10を製造する際に、中間層18はそのままに、アンカーコート層、無機化合物層15、及び被覆層17を省略した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、底フィルムとしての積層体20について、基材層21上に、例1において中間層28に対して形成したのと同様のアンカーコート層、無機化合物層及び被覆層を順次形成する一方で、中間層28と、その上に形成した、接着剤層23A、アンカーコート層、無機化合物層25、及び被覆層27とを省略して、接着剤層23Bを介して基材層21の被覆層形成面とシーラント層22とを貼り合わせた。また、シーラント層22として、厚さが120μmである無延伸の直鎖状低密度ポリエチレンフィルムに代えて、厚さが150μmである無延伸の直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを用いた。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムとしての積層体10については、基材層11上に、例1において中間層18に対して形成したのと同様のアンカーコート層、無機化合物層及び被覆層を順次形成する一方で、中間層18と、その上に形成した、接着剤層13A、アンカーコート層、無機化合物層15、及び被覆層17とを省略して、接着剤層13Bを介して基材層11の被覆層形成面とシーラント層12とを貼り合わせた。また、底フィルムとしての積層体20については、基材層21上に、例1において中間層28に対して形態したのと同様のアンカーコート層、無機化合物層及び被覆層を順次形成する一方で、中間層28と、その上に形成した、接着剤層23A、アンカーコート層、無機化合物層25、及び被覆層27とを省略して、接着剤層23Bを介して基材層21の被覆層形成面とシーラント層22とを貼り合わせた。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、底フィルムとしての積層体20の中間層28として、厚さが32μmであり、両面にコロナ処理が施された無延伸の高密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが25μmであり、二軸延伸された直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用した。この点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムの基材層11として、厚さが30μmであり結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが30μmであり結晶化度が27.6%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。この点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムとしての積層体10については、被覆層17を省略し、接着剤層13Bにドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)を使用する代わりにエポキシ-アミン系ガスバリア性接着剤を使用した。また、底フィルムとしての積層体20については、被覆層27を省略し、接着剤層23Bにドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)を使用する代わりにエポキシ-アミン系ガスバリア性接着剤を使用した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムとしての積層体10については、基材層11上に、例1において中間層18に対して形成したのと同様のアンカーコート層及び無機化合物層を順次形成した。そして、中間層18と、その上に形成した、接着剤層13A、アンカーコート層、無機化合物層15、及び被覆層17とを省略し、接着剤層13Bにドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)を使用する代わりにエポキシ-アミン系ガスバリア性接着剤を使用し、これを無機化合物層の上に塗布することにより基材層11の無機化合物層形成面とシーラント層12とを貼り合わせた。また、底フィルムとしての積層体20については、基材層21に、例1において中間層28に対して形成したのと同様のアンカーコート層及び無機化合物層を順次形成した。そして、中間層28と、その上に形成した、接着剤層23A、アンカーコート層、無機化合物層25、及び被覆層27とを省略し、接着剤層23Bにドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)を使用する代わりにエポキシ-アミン系ガスバリア性接着剤を使用し、これを無機化合物層の上に塗布することにより基材層21の無機化合物層形成面とシーラント層22とを貼り合わせた。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムとしての積層体10については、アンカーコート層、無機化合物層15、及び被覆層17を省略し、接着剤層13Bにドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)を使用する代わりにエポキシ-アミン系ガスバリア性接着剤を使用した。また、底フィルムとしての積層体20については、アンカーコート層、無機化合物層25、及び被覆層27を省略し、接着剤層23Bにドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)を使用する代わりにエポキシ-アミン系ガスバリア性接着剤を使用した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムとしての積層体10については、基材層11の中間層貼り合わせ面とは反対側に、ポリアミドイミド樹脂の有機溶剤溶液(不揮発成分濃度5質量%)を用いて厚さが1μmの保護層16を形成した。底フィルムとしての積層体20についても、基材層21の中間層貼り合わせ面とは反対側に、ポリアミドイミド樹脂の有機溶剤溶液(不揮発成分濃度5質量%)を用いて厚さが1μmの保護層26を形成した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムとしての積層体10については、無機化合物層15に代えて厚さが40nmのアルミニウム蒸着層を設けた。底フィルムとしての積層体20についても、無機化合物層25に代えて厚さが40nmのアルミニウム蒸着層を設けた。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
図1乃至図5を参照しながら説明したスタンディングパウチ110を、以下の方法により製造した。即ち、本例では、本体フィルムとしての積層体10については、中間層18と、その上に形成した、接着剤層13A、アンカーコート層、無機化合物層15、及び被覆層17とを省略した。そして、シーラント層12の一方の面に、厚さが80nmのアルミニウム蒸着層を形成し、そのアルミニウム蒸着層形成面と基材11とを、接着剤層13Bを介して貼り合わせた。接着剤層13Bには、ドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)に代えて、ウレタン系ガスバリア接着剤を使用した。また、底フィルムとしての積層体20については、中間層28と、その上に形成した、接着剤層23A、アンカーコート層、無機化合物層25、及び被覆層27とを省略した。そして、シーラント層22の一方の面に、厚さが80nmのアルミニウム蒸着層を形成し、そのアルミニウム蒸着層形成面と基材21とを、接着剤層23Bを介して貼り合わせた。接着剤層23Bには、ドライラミネート用接着剤(ウレタン系接着剤)に代えて、ウレタン系ガスバリア接着剤を使用した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチ110を製造した。
底フィルム112を形成するための積層体20において、基材層21として、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが30μmであり、結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。この点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチを製造した。
本体フィルム111A及び111Bを形成するための積層体10において、基材層11として、厚さが30μmであり、結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用した。また、底フィルム112を形成するための積層体20において、基材層21として、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが30μmであり、結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチを製造した。
本体フィルム111A及び111Bを形成するための積層体10において、基材層11として、厚さが30μmであり、結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが25μmであり、結晶化度が55.9%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。また、底フィルム112を形成するための積層体20において、基材層21として、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが30μmであり、結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチを製造した。
本体フィルム111A及び111Bを形成するための積層体10において、基材層11として、厚さが30μmであり、結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用した。この点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチを製造した。
本体フィルム111A及び111Bを形成するための積層体10において、基材層11として、厚さが30μmであり、結晶化度が23.2%である高密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。また、底フィルム112を形成するための積層体20において、基材層21として、厚さが25μmであり、結晶化度が54.1%である直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを使用する代わりに、厚さが25μmであり、結晶化度が55.9%である高密度ポリエチレンフィルムを使用した。これらの点を除き、本例では、例1と同様の方法によりスタンディングパウチを製造した。
(2.1)製袋時における不具合の発生
例1乃至13及び比較例1乃至5の各々について、製袋時における不具合の発生を調べた。製袋時における不具合の発生状況は、以下の基準に基づいて評価した。
A:良品率90%以上
B:良品率80%以上-90%未満
C:良品率80%未満
a:底フィルムの疑似融着がなかった(底の基材層の結晶化度大)
b:底フィルムの疑似融着があった(底の基材層の結晶化度小)
例1乃至13及び比較例1乃至5の各スタンディングパウチに5℃の冷水800mLを充填して、包装物品を製造した。各々の例において、30個の包装物品を製造した。包装物品を地上100cmの高さから、底フィルムを下にした状態(正立状態)で落下させた。落下試験を実施した包装物品の総数に対する、底フィルムが破壊した包装物品の数の割合(%)を、「破壊発生確率」として算出した。
評価結果を以下の表1乃至表3に示す。
Claims (14)
- 一対の本体フィルムと底フィルムとを備え、
前記一対の本体フィルムの各々は、ポリエチレンを含んだ第1基材層と、前記第1基材層上に設けられ、ポリエチレンを含んだ第1シーラント層とを含み、
前記底フィルムは、ポリエチレンを含んだ第2基材層と、前記第2基材層上に設けられ、ポリエチレンを含んだ第2シーラント層とを含み、
前記第2基材層の結晶化度は、前記一対の本体フィルムの各々の前記第1基材層の結晶化度と比較してより大きく、それらの差は15%以上であるスタンディングパウチ。 - 一対の本体フィルムと底フィルムとを備え、
前記一対の本体フィルムの各々は、ポリエチレンを含んだ第1基材層と、前記第1基材層上に設けられ、ポリエチレンを含んだ第1シーラント層とを含み、
前記底フィルムは、ポリエチレンを含んだ第2基材層と、前記第2基材層上に設けられ、ポリエチレンを含んだ第2シーラント層とを含み、
前記第2基材層の結晶化度は40%乃至95%の範囲内にあり、前記一対の本体フィルムの各々の前記第1基材層の結晶化度は5%乃至35%の範囲内にあるスタンディングパウチ。 - 前記一対の本体フィルムの各々は、前記第1基材層と前記第1シーラント層との間に介在し、ポリエチレンを含んだ第1中間層を更に含んだ請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 前記底フィルムは、前記第2基材層と前記第2シーラント層との間に介在し、ポリエチレンを含んだ第2中間層を更に含んだ請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 前記一対の本体フィルムの各々は、前記第1基材層を間に挟んで前記第1シーラント層と向き合った最表層としての第1保護層を更に含んだ請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 前記第1保護層は、熱硬化型樹脂の硬化物を含んだ請求項5に記載のスタンディングパウチ。
- 前記底フィルムは、前記第2基材層を間に挟んで前記第2シーラント層と向き合った最表層としての第2保護層を更に含んだ請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 前記第2保護層は、熱硬化型樹脂の硬化物を含んだ請求項7に記載のスタンディングパウチ。
- 前記一対の本体フィルムの各々は、前記第1基材層と前記第1シーラント層との間に介在した第1ガスバリア層を更に含んだ請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 前記底フィルムは、前記第2基材層と前記第2シーラント層との間に介在した第2ガスバリア層を更に含んだ請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 前記一対の本体フィルム及び前記底フィルムの各々は、ポリエチレン含有量が90質量%以上である請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 体積が0.2L乃至4.0Lの範囲内にある内容物を収容するための請求項1に記載のスタンディングパウチ。
- 請求項1乃至12の何れか1項に記載のスタンディングパウチと、
前記スタンディングパウチに収容された内容物と
を備えた包装物品。 - 前記内容物の体積は0.2L乃至4.0Lの範囲内にある請求項13に記載の包装物品。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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