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JP7831869B2 - ドアロック制御装置 - Google Patents
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JP7831869B2 - ドアロック制御装置 - Google Patents

ドアロック制御装置

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JP7831869B2 JP2024190701A JP2024190701A JP7831869B2 JP 7831869 B2 JP7831869 B2 JP 7831869B2 JP 2024190701 A JP2024190701 A JP 2024190701A JP 2024190701 A JP2024190701 A JP 2024190701A JP 7831869 B2 JP7831869 B2 JP 7831869B2
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Description

本発明は、スライドドアを備える車両のドアロックのタイミングを制御するためのドアロック制御装置に関する。
電動式のスライドドアを搭載した最近の一部の車両では、スライドドアの閉動作中にスマートキーや車両内のスイッチ操作によってドアロック操作(施錠操作)を行うと、稼動中(閉動作中)のスライドドアが全閉後にロックされる「予約ドアロック機構」が標準装備されている。
また、予約ドアロック機構を後付けできるキットなども販売されているようである。
特許第7016574号公報 特開2013-185339号広報
しかし、予約ドアロック機構が装備されていない車種では、予約ドアロック機構を利用することができない。また、外付けで取り付けるタイプは内部機構が不明であるものの、あらゆる車種に対応するために純正の車と同一形状のカプラーを用意することができず、ゆえに取り付け工事では純正の配線をカットする必要がある。また、従来技術では、予約ロックが成立するための具体的な条件については不明である。
本発明は、これらの状況に鑑みてなされたものであり、本願の実施形態では、予約ドアロック機構を装備していない車両に後付けで予約ドアロック機構を追加することを技術的課題とする。
本発明の実施形態の装置では、スライドドアを備えた車両のドアロックセンサーの開閉状態を通信する信号線と前記スライドドアを制御するための車両ECUとの間に接続され、前記スライドドアが閉動作中に前記スライドドアを施錠状態にするための信号が前記車両に向けて送信された場合に、前記スライドドアが全閉状態となった後に前記車両のドアロックを完成するための制御装置であって、
MCUモジュールとドアロック信号線設定モジュールとを具備し、
前記スライドドアが閉動作中であるか否かを判断することにより、前記スライドドアが閉動作中である場合は、前記MCUモジュールが、前記ドアロック信号線設定モジュールを制御して前記車両ECUに前記スライドドアの状態を全閉状態と認識させる擬似的な全閉状態とし、それ以外の場合は前記判断を繰り返すことを特徴とする。
図1(A)は、純正状態の車両ECU10とドアロックセンサー20の関係を示すブロック図である。図1(B)は、第1及び第2の実施形態として示すドアロック制御装置のブロック図である。 図2は、スライドドアのスライドドアモーターユニットの一例を示している。 図3は、第1及び第2の実施形態として説明したスライドドア予約ロック装置の各処理について説明するフローチャートである。 図4は、第4の実施形態として示すドアロック制御装置のブロック図である。 図5は、第4の実施形態として説明したスライドドア予約ロック装置の各処理について説明するフローチャートである。
(第1の実施形態)-CANバスを利用する方法-
図1(A)は、純正状態の車両ECU10とドアロックセンサー20の関係を示すブロック図である。一般に、車両にはCAN(Control Area Network)バスを通じて接続される車両ECU10(Electronic Control Unit)と呼ばれる電子制御装置が内蔵され、スライドドアを有する車両にもスライドドアを制御するための車両ECU10が設けられている。車両ECU10には、1つのスライドドアごとに1つのドアロックセンサー20が設けられている。そして、ドアロックセンサー20は常時スライドドアの開閉状態を監視している。なお、CANバスは車両内で通信される情報(信号)取得先の例示であって、その他の車両内の情報通信(例えばLIN(Local Interconnect Network)バスや車載イーサネット、その他の信号線)から信号を得る構成であってもよい。
純正状態の車両では、常に車両ECU10とドアロックセンサー20とが導通状態となっている。一部の車種では、スライドドアが全閉状態にあるとき、ドアロックセンサーの信号電圧はHigh(通常の車両の電源電圧であれば12V)が印加されており、スライドドアが開放(全開)状態にあるとき、ドアロックセンサーの信号電圧はLow(接地電圧である0V)が印加されている。ただし、これは単なる例であって、スライドドアが全閉状態にあるとき、ドアロックセンサーの信号電圧はLow、スライドドアが開放状態にあるとき、ドアロックセンサーの信号電圧はHighであるものであってもよく、これに合わせて擬似的な全閉状態とする方法を適宜変更することができる。
乗降時等、スライドドアが全閉状態を脱して開放状態に移行すると、ドアロックセンサーの信号電圧が変化し、スライドドアが全閉状態に再度移行するときにも、ドアロックセンサーの信号電圧が変化する(元に戻る)。このドアロックセンサーの信号電圧はスライドドアの物理的な位置と対応して反応するスイッチにより制御されている。車両ECU10は、スライドドアが全閉状態になっていることを検知して、ドアロックを許可する。
図1(B)は、本実施形態のドアロック制御装置のブロック図である。図1(B)に示すように、本実施形態の装置は、車両ECU10とドアロックセンサー20との間に介在させるリレーモジュール30を含む装置である。MCUモジュール40は電源モジュール50から電源供給を受け、CANトランシーバーモジュール60を通じて車両CANバス62上のデータを読み取ることができるマイコンである。具体的にはCANラインアンドステータスの変化データを読み取ることにより、スライドドアの状態(開放状態、開閉動作中或いは全閉状態)かを検知する。リレーモジュール30は例えば、リレードライバーモジュール32とリレー制御モジュールとを有する。
この場合、図1(B)のMCUモジュール40の左側に記載した構成(スライドドアモーター状態検出モジュール80、車両側スライドドアモーター82)は使用しない。そして、スライドドアが閉動作中であるか否かを検知し、その結果に応じて外部からの信号によって導通/非導通を制御できるように構成されている。なお、MCUモジュールは車両のCANバスなどの情報を読み取るのみであり、車両のCANバスなどに対してデータを送信することはない。
図1(B)において、MCUモジュールがスライドドアモーター状態検出モジュール80を用いて車両側スライドドアモーター82の状態を検知し、リレードライバーモジュール32を通じてリレー制御モジュール33を制御してリレーモジュール30の開閉制御を行う。
このような構成によれば、実際のスライドドアが開放状態や閉動作中にあるときでも、全閉状態と認識させることができる。このような状態(擬似的な全閉状態)において、ドアロック操作が行われるとドアは施錠されて予約ロック状態となり、スライドドアが物理的に全閉状態に移行するとロックが完成される。すなわち、スライドドアのロックを予約することが可能となる。
なお、電動式のスライドドアに限られず、理論的には手動式でも同様に、リレーモジュール30によって車両ECU10-ドアロックセンサー20間を非導通状態にすることで、理論的にはドアロックの予約が可能となる。但し、手動での予約ロック機構は、検知がやや難しく、製品としての利便性は小さいとも考えられる。
ドアロックの予約はスライドドアの閉動作が開始してから全閉状態となるまでの間に当該スライドドアに対するロック操作を行えば成立する。このスライドドアのロック操作は運転席のロックボタン或いは後部座席のスライドドア側のロックボタン、車外のハンドル近傍に設けられたロックボタン、スマートキーによるロック等、全てのロック操作に対応して予約ロックすることができる。
なお、予約ロック機能が付加されるのは本実施形態の装置を取り付けたスライドドアのみであり、左右のスライドドアに予約ロック機能を付加する場合、それぞれドアに本実施形態の装置を取り付けることが必要である。
本装置は標準的な車種については左右のスライドドア横の足元と真ん中の2箇所の車体側にカプラーに接続するだけで取り付けが完了する。但し、取付部位は車種によって異なるため、必ずしも前述のとおりにはならないこともある。
スマートキーが車内にある場合、或いは、車外にあっても車内から漏れ出た電波をスマートキーが受信する場合、車両本体にキーの閉じ込み(インキーロック)を防止するための機構が搭載されていれば、通常のロック操作が無効化されるのと同様に、ロック操作自体が無効化され、これに伴い予約ロックも無効化される。
(第2の実施形態)-スライドドアモーターを利用する方法-
スライドドアの全閉状態を取得するための上述したCANバス経由で取得する方法とは異なる他の方法として、スライドドアのモーター電圧の変化を判断する方法がある。
図1(B)において、MCUモジュールがスライドドアスイッチの状態検出モジュールを用いて車両側スライドドアモーターの状態を検知し、リレードライバーモジュール32、リレー制御モジュール33を通じてリレーモジュール30の開閉制御を行う。
この場合、スライドドアはモーターによって開閉動作する電動式のスライドドアに限られる。また、図1(B)の「MCUモジュール」の右側に記載した構成(CANトランシーバーモジュール60、車両CANバス)は使用しない。
スライドドアが全閉状態にあるとき、スライドドアの駆動モーターに電圧は印加されない。開動作中には所定の直流電圧が印加され、閉動作中は極性の反転した所定の直流電圧が印加される。従って、スライドドアの駆動モーターに印加される電圧を監視してその変化を検知することで、例えばスライドドアが閉動作中であるか、全閉状態にあるかといった状態を検知することができある。
MCUモジュール40が、スライドドアが閉動作中であることを検知した場合、リレーモジュール30を操作してドアロックセンサー20を車両ECU10から切り離すことで擬似的な全閉状態とし、「予約ロック」される。
スライドドアの閉動作に要する(全開状態から全閉状態までにかかる)時間は8秒より小さいことが一般的であるため、リレーモジュール30の切り離し動作から8秒乃至11秒又はそれ以上経過後にリレーモジュール30は初期状態になり、ドアロックセンサー20と車両ECU10とが電気的に接続される状態に復帰する。なお、スライドドアの開閉動作時間は車種により異なるので一概に限定するものではなく、実情に即して設定される。特殊な用途で上記数値範囲外になる場合も当然にありうる。
図2は、スライドドアのスライドドアモーターユニットの一例を示している。一般に、スライドドアのモーターにはSD+とSD-と呼ばれる2本の信号線があり、例えばSD+がハイレベルであるとスライドドアが閉動作となり、SD-がハイレベルであるとスライドドアが開動作となる。このように、SD+とSD-はモーターの信号線であり、例えばSD+の信号変化を読み取ることでスライドドアが全閉状態にあるかどうかを検知することができる。
なお、上記第1の実施形態と第2の実施形態とはそれぞれ異なる実施態様として開示したが実際の実施品においては両方の構成を搭載しておくこともでき、この場合は1つの製品で様々な車種に対応することが可能になる。もちろん、車種ごとに異なる構成を採用してもよい。
第1の実施形態で説明したCANバス経由による閉動作の検知とスライドドアモーターの電圧検知による閉動作の検知と、両方使用できる車種については、ソフトウェア的にもハードウェア的にも、モーターの状態を取得する方が簡便であるため、モーターの状態による判断を優先することが好ましい。
(第3の実施形態)-各処理のステップ-
図3は、第1及び第2の実施形態として説明したスライドドア予約ロック装置の各処理について説明するフローチャートである。
MCUモジュール40は、各ステップS1~S5を実行する。
ステップS1では、CANトランシーバーモジュール60及びリレーモジュール30を初期化する。リレーモジュール30を初期化すると純正状態すなわち車両ECU10とドアロックセンサー20とが電気的に接続された状態となる。この初期化ステップは、本実施形態の装置の電源投入時に一度だけ実行する。初期化が完了すると車両CANバス62又はスライドドアモーター状態検出モジュール80を通じてスライドドアモーター82のステータスを検出できるようになる。
次に、ステップS2-1又はステップS2-2のいずれかを実行することによりスライドドアが閉動作中であるか否かを検知する。ステップS2-1では、第1の実施形態で説明したCANラインアンドステータス変化データの読み取りを実行するか否かを検知する。ステップS2-2では、第2の実施形態で説明したスライドドアモーターの電圧レベルの変化を検知する。
次に、ステップS3では、ステップS2-1又はS2-2を実行することを通じてスライドドアが閉動作中であるか否かを確認する。
もし、閉動作中でない場合は、再度ステップS2-1又はS2-2を実行する。
もし、閉動作中である場合は、次のステップS4を実行する。
ステップS4では、リレーモジュールによってドアロックセンサー20を車両ECU10から電気的に切断し、スマートキーなどによるドアロック操作を受け付ける状態とする。これにより、スマートキーなどによるドアロック操作があった後には施錠状態(予約ロック状態)となり、実際の車両でスライドドアが全閉状態になった後に、車両のロックが完成される。
次に、ステップS5では、リレーモジュールによって切り離され、スライドドアが擬似的な全閉状態となった後、所定時間経過後(図3の例では8秒後)にリレーモジュールが作動し、ドアロックセンサー20と車両ECU10間の接続が復帰する。このとき、予約ロック状態からドアロックが完成した状態に移行する。
(第4の実施形態)
図4は、本実施形態のドアロック制御装置のブロック図である。図4に示すように、本実施形態の装置は、車両ECU10とドアロックセンサー20との間に介在させるリレーモジュール30を含む装置であり、図1(b)と同一の符号を付されているものは、同様の機能を有するものであるため、その説明を省略する。
ドア状態検出モジュール100は、ドア状態(開放状態、全閉状態、開動作中、閉動作中)を判断するための、車両側の各種の信号や情報を検出するものである。なお、予約ドアロックのためには、少なくとも閉動作中であることを検出できればよい。ドア状態検出モジュール100の一例として、車両バスデータ処理モジュール65(図1のCANトランシーバーモジュール60CANトランシーバーモジュール60に相当する)、スライドドアモーター状態検出モジュール80、車両トーン検出モジュール90、スライドドアハンドルボタン検出モジュール70などが挙げられるが、これらは単なる例示であり、限定的に解釈すべきものではない。
また、ドアロック信号線設定モジュール200は、ドアが閉動作中において、ドアロックセンサー20を擬似的な全閉状態とするようにドアロック信号線の設定を制御するものである。具体的には、第1の実施形態で用いたリレーモジュール30のほかに、ドアロック信号線に全閉状態と略同等の信号電圧が流れる(車両ECU10が全閉状態と略同等の信号電圧を受け取る)ように制御する信号電圧設定モジュール35などが挙げられるが、これらは単なる例示であり、限定的に解釈すべきものではない。
信号電圧設定モジュール35としては、例えばドアロック信号線に流れる信号電圧を増減させることが可能な抵抗を備えた構成とすることができる。例えば、全閉状態の信号電圧レベルがLowの車種に対して、ドアが閉動作中においてのみ、車両ECUが受け取る信号電圧レベルをLowレベルとするように信号電圧設定モジュール35が抵抗を制御することで、擬似的な全閉状態とし、「予約ロック」できる。なお、抵抗以外の方法により電圧レベルを制御するものであってもよい。
(第1の構成)-車両バスデータを用いる方法-
車両バスデータ処理モジュール65は、処理の対象とするバスデータ(バス信号)がCANバスに限定されない(LINバスなどの他の規格の車両バスデータ67を使用可能な)こと以外は、図1(上記第1の実施形態)のCANトランシーバーモジュール60と同様であり、上記第1の実施形態と同様にして、閉動作中であることを検出することが可能である。また、バスデータ67は、ドアの状態を直接判断するための情報、間接的に判断するための情報のいずれでもよい。
(第2の構成)-スライドドアモーターを利用する方法-
上記第2の実施形態と同様に、スライドドアモーター状態検出モジュール80がスライドドアモーター82の電圧の変化を検出し、MCUモジュール40が閉動作中であることを検出することができる。
(第3の構成)-車両トーンを利用する方法-
車両トーン検出モジュール90は、車両の特定トーン92を検出するものである。車両の特定トーン92としては、ドアが閉まっている場合に鳴るプロンプト音や、計器盤、センターコンソール、またはキーインジケーターライトなどに表示される、スライドドアの状態を示すプロンプトランプなどがある。これらのトーン(プロンプト)の状態や状態変化を、車両トーン検出モジュール90が検出し、MCUモジュール40は、スライドドアの状態を検出できる。また、スピーカー、計器盤等につながる専用の信号線の情報を、車両トーン検出モジュール90が検出してもよい。さらに、プロンプトの状態を反映する、車内で通信される信号や信号変化などを、車両バスデータ処理モジュール65がCANバスやLINバスなどを通信する信号を用いて検出してもよい。
(第4の構成)-電動式のスライドドアのハンドルのボタンを利用する方法-
スライドドアハンドルボタン検出モジュール70は、電動式のスライドドアのハンドル(ノブ)に設けられた電動的なスライドドアの閉動作のためのハンドルボタン状態72を検出するものであり、これを用いてMCUモジュール40は、スライドドアの状態が閉動作か否かを検出できる。例えば、スライドドアハンドルボタン検出モジュール70はハンドル信号線のレベル状態を検出することによって検出する。例えば開状態ではハンドル信号線はHighであり、ボタンを押すとハンドル信号線はLowの状態になるため、スライドドアハンドルボタン検出モジュール70がHighからLowへのレベルの変化を検出すると、MCUモジュール40は、ドアが閉動作中と判断することができる。なお、ボタンの状態は、車両バスデータ処理モジュール65がCANバスやLINバスなどを通信する信号を用いて検出してもよい。なお、ハンドル信号線のレベル状態は、開状態ではLowであり、ボタンを押すとハンドル信号線はHighの状態になるものであってもよい。
スライドドアが閉動作中であることを検知した後、MCUモジュール40が、ドアロック信号線設定モジュール200を操作し、擬似的な全閉状態とする。スライドドアが擬似的な全閉状態となった後、所定時間(全開状態から全閉状態までにかかる時間+所定のマージン時間)経過後に、MCUモジュール40が、ドアロック信号線設定モジュール200の状態を復元し、この間にスマートキーなどによるドアロック操作があった場合には、ドアロックが完成される。
される。
なお、第1~4の構成は、スライドドアの状態を検出する手段の例示であって、本発明は、他の方法によりスライドドアの状態を検出するものを排除するものではない。
(第5の実施形態)-各処理のステップ-
図5は、第4の実施形態として説明したスライドドア予約ロック装置の各処理について説明するフローチャートである。
各ステップS11~S14を実行する。
処理が開始すると、S11では、MCUモジュール40は、車両バスデータ処理モジュール65、スライドドアモーター状態検出モジュール80、車両トーン検出モジュール90、スライドドアハンドルボタン検出モジュール70のいずれかを通じて(上記第1~4の構成のいずれかを用いて)、スライドドアの状態の判定のための信号等を検出する。
S12では、S11での検出情報(信号)を用いて、MCUモジュール40は、スライドドアが閉動作中であるか否かを検出する。閉動作中でない場合は、ステップS11~S12を繰り返し実行し、閉動作中である場合は、次のステップS13を実行する。
ステップS13では、MCUモジュール40は、リレーモジュール30によってドアロックセンサー20を車両ECU10から電気的に切断し、予約ロックを受け付ける状態(擬似的なドア全閉状態)とする。
あるいは、ステップS13では、MCUモジュール40は、車両ECU10がドアロック信号線からドア全閉状態と同じレベルの(一例としてLowレベルの)信号電圧を受け取るように信号電圧設定モジュール35を制御して、予約ロックを受け付ける状態(擬似的なドア全閉状態)とする。いずれかの処理により、擬似的なドア全閉状態である間にドアロック操作があった場合には、予約ロック状態となる。
次に、ステップS14では、スライドドアが擬似的な全閉状態となった後、N秒経過後(例えば8秒後)に、MCUモジュール40はリレーモジュール30を作動させ、ドアロックセンサー20と車両ECU10間の接続を復帰させ、予約ロック状態からドアロック完成状態となる。
以上の実施形態は、本発明の例示であり、限定的に解釈されるものではなく、本発明の範囲内から逸脱することなく、変形、追加などを行い得る。
10 ECU
20 ドアロックセンサー
30 リレーモジュール
35 信号電圧設定モジュール
40 MCUモジュール
50 電源モジュール
60 CANトランシーバーモジュール
62 車両CANバス
65 車両バスデータ処理モジュール
67 車両バスデータ
70 スライドドアハンドルボタン検出モジュール
72 ハンドルボタン状態
80 スライドドアモーター状態検出モジュール
82 車両側スライドドアモーター
90 車両トーン検出モジュール
92 車両の特定トーン
100 ドア状態検出モジュール
200 ドアロック信号線設定モジュール

Claims (5)

  1. スライドドアを備えた車両のドアロックセンサーの開閉状態を通信する信号線と前記スライドドアを制御するための車両ECUとの間に接続され、前記スライドドアが閉動作中に前記スライドドアを施錠状態にするための信号が前記車両に向けて送信された場合に、前記スライドドアが全閉状態となった後に前記車両のドアロックを完成するための制御装置であって、
    MCUモジュールとドアロック信号線設定モジュールとを具備し、
    前記スライドドアが閉動作中であるか否かを判断することにより、前記スライドドアが閉動作中である場合は、前記MCUモジュールが、前記ドアロック信号線設定モジュールを制御して前記車両ECUに前記スライドドアの状態を全閉状態と認識させる擬似的な全閉状態とし、それ以外の場合は前記判断を繰り返すことを特徴とする、装置。
  2. 前記スライドドアが閉動作中であるか否かを判断するための情報を検出するドア状態検出モジュールをさらに備え、
    前記ドア状態検出モジュールは、
    A.前記スライドドアの開閉を駆動するためのモーターの電圧の変化から正逆転状態を検知する
    B.前記車両のECU(Electronic Control Unit)につながるバスデータを介して前記スライドドアの開閉状態を検知する
    C.車両の特定のトーン又はトーンの状態信号から、開状態から閉動作への変化を検知する
    D.スライドドアの電気的な閉操作を行うためのボタンの状態変化を検知する
    のいずれか1つ以上を行う請求項1記載の装置。
  3. 前記擬似的な全閉状態は、
    リレーモジュールを駆動して前記ドアロックセンサーを前記車両ECUから切り離す、又は、
    前記車両ECUが受け取る、ドアロック信号線の信号電圧レベルを、前記装置が取り付けられた車両の前記スライドドアが全閉状態の信号電圧レベルと略同等となるように制御する
    ことによって実現される、請求項1記載の装置。
  4. 前記擬似的な全閉状態は、前記スライドドアが全閉状態となった後、所定時間経過後に終了する請求項3記載の装置。
  5. 前記所定時間は8秒以上11秒以下であることを特徴とする請求項4記載の装置。
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