JP7833466B2 - 新規デバイス - Google Patents
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Description
「テーパー加工ブリッスル」又は「テーパー加工フィラメント」という用語は、歯ブラシブリッスル分野の用語であり、「先細のブリッスル」又は「針形状のブリッスル」と同義である。
b)化学的にテーパー加工された分岐端部を備える第2のブリッスルを備える第2のタフトを用意するステップと、
c)歯ブラシヘッドのブリッスル面において、遠位端に最も近い最外部及び近位端に最も近い最外部、並びに幅方向の両端から内側の中央で、第1のタフトを歯ブラシヘッドに固定するステップと、
d)歯ブラシヘッドのヘッド-ハンドル長手方向に沿った凹形の切り口になるように第1のタフトを切断するステップと、
e)単一構造であり端部が丸い第1のブリッスルを提供するように第1のタフトのブリッスルを研磨するステップと、
f)ブリッスル面において幅方向の両端に最も近い最外部で第2のタフトを歯ブラシヘッドに固定するステップと
をこの順序で含み、
歯ブラシヘッドに第2のタフトを固定した後に、第2のブリッスルの長さ(l1)は、第2のブリッスルがブリッスル面から突出する位置から測定して、第1のタフトのどのブリッスルの長さよりも長い、歯ブラシを製造する方法も提供される。
定義
「テーパー加工ブリッスル」又は「テーパー加工フィラメント」という用語は、歯ブラシブリッスルの用語であり、「先細のブリッスル」又は「針形状のブリッスル」と同義である。
本開示の歯ブラシヘッドは、手動歯ブラシ、すなわちユーザーの歯と接触状態にある歯ブラシが手の動作だけによって動かされる歯ブラシのヘッド、又はハンドルに位置する、電気式の、例えば電池式のモーターによってヘッドが動かされる、電動歯ブラシのヘッドとすることができる。電動歯ブラシの場合は、本発明の歯ブラシヘッドは、歯ブラシ分野で周知の手段、例えば、駆動モーターの動作下でバスタイプの運動をするように歯ブラシヘッドを動かすように適合された手段によって、駆動モーターを収容する歯ブラシハンドルに恒久的に接続されているか又は交換可能なように接続可能にすることができる。
製造方法
本明細書で開示されている歯ブラシの製造方法は、
a)単一構造のブリッスルである第1のブリッスルを備える第1のタフトを用意するステップと、
b)化学的にテーパー加工された分岐端部を備える第2のブリッスルを備える第2のタフトを用意するステップと、
c)歯ブラシヘッドのブリッスル面において、遠位端に最も近い最外部及び近位端に最も近い最外部、並びに幅方向の両端から内側の中央で、第1のタフトを歯ブラシヘッドに固定するステップと、
d)歯ブラシヘッドのヘッド-ハンドル長手方向に沿った凹形の切り口になるように第1のタフトを切断するステップと、
e)単一構造であり端部が丸い第1のブリッスルを提供するように第1のタフトのブリッスルを研磨するステップと、
f)ブリッスル面において幅方向の両端に最も近い最外部で第2のタフトを歯ブラシヘッドに固定するステップと
をこの順序で含み、
歯ブラシヘッドに第2のタフトを固定した後に、第2のブリッスルの長さ(l1)は、第2のブリッスルがブリッスル面から突出する位置から測定して、第1のタフトのどのブリッスルの長さよりも長い。
例示したようなブリッスル配置を有する歯ブラシヘッドを備える本開示の手動歯ブラシを、プラーク除去有効性(実施例1)及び歯肉マージンクリーニング(実施例2)の観点から評価した。
試験は、臨床的に実装されている、ヒトの歯をモデルに備えるブラッシングロボット試験であった。歯1本につき30分野を分析する自動式面積測定プラーク評価法(automated planimetrical plaque assessment)を用いて、プラーク除去の有効性を評価した。したがって、ヒトの歯のモデルに人工プラークを付着させ、定められたロボットブラッシングを解剖学的位置で行い、各歯表面の予め定められた30か所の領域からの付着物の減少を、自動の光学的方法を用いて評価した。歯の「高リスク」領域、つまり、歯根表面又は歯根領域、歯根表面のすぐ上かつ歯肉線の近くの領域、特に隣接領域に特に重点を置いた。それらの領域は、デンタルプラークを除去しにくく、歯周病の予防及び軽減に最も関連がある。図3に記載されている本発明による歯ブラシを、端部が丸い直径6ミルのナイロンブリッスルを備えた、ハンドル器具のない対照歯ブラシと比較した。対照歯ブラシのヘッドのサイズ、形状、及び33本のタフトを有するタフト穴の配置は、本発明の歯ブラシと同様であった。ブラッシングは、弱いブラッシング力に相当する2.5Nのブラッシング力で行った。横ブラッシング、回転ブラッシング、及び縦ブラッシング運動という3回の試験を行い、各運動をそれぞれ7回繰り返した。
実施例2の場合は、人工プラークでカバーした感圧基板を用いて、臼歯形状の周りの歯肉マージンにおけるプラークを除去する歯ブラシブリッスルの能力を査定した。このようなプラーク除去プロセスは、当技術分野で歯肉マージン清掃(GMC: Gingival Margin Cleaning)と称される。模擬臼歯上に位置決めされた模擬歯肉を自己硬化性デンタルアクリル樹脂から作って用意した。マージンの解剖学的構造は歯科の典型的ガイドラインを用いて作製した。アクリル樹脂歯肉と模擬歯との間の隙間は0.2mmであった。人工プラーク感圧基板を模擬歯肉下及び臼歯形状の歯の周りに載置し、そこにブラッシングの開始前に15秒間、室温の水道水を補給した。ブラッシング中はブラシヘッド及びプラーク基板に絶えず水を噴霧した。ブラッシング技術は横ブラッシング運動とした。試験した歯ブラシを歯肉マージンの乳頭と位置合わせした。ブラッシング装置は、ブリッスルを歯表面に対して90°で載置して1秒当たり2ストロークで15秒間、ストローク長15mm、ブラッシング荷重250gでブラッシングするように設定した。歯肉マージン清掃(GMC)では、模擬歯肉マージンの接合部において除去された人工プラーク付着物の長さを記録した。読取値を3倍の倍率でmm単位で測定した。ブリッスルの完全性に関して各ブラッシングサイクルの完了前及び完了後に試験した歯ブラシを視覚検査した。試験した製品について記述統計(平均及び標準偏差)を計算した。分散分析(ANOVA)により、歯ブラシ間の平均GMC値に少なくとも一つの有意な差が示された。一対比較に関する事後テューキー検定は、有意水準0.05を用いて平均GMCの特定の有意差を認識した。実験によって、図3に記載されているような本発明による歯ブラシが、実施例1の対照歯ブラシ(平均:3.25、SD:1.97)よりも有意に高いGMC値(平均:7.15mm、SD:2.96)を実現したことが示された。
Claims (11)
- ヘッド-ハンドル長手方向(L-L)及び前記長手方向(L-L)に垂直な幅方向(W-W)を画定するようにハンドル(2)に接続されているか又は接続可能である、歯ブラシヘッド(1)であって、
前記ヘッド(1)はブリッスル面(3)を有し、
前記ブリッスル面(3)は、前記ハンドル(2)からより遠い遠位端(3A)及び前記ハンドル(2)により近い近位端(3B)を有すると共に幅方向の両端(3C、3D)を有し、
前記ブリッスル面(3)からタフト状ブリッスルが延び、前記タフト状ブリッスルは、第1のブリッスル(6)を備える第1のタフト(5)及び第2のブリッスル(8)を備える第2のタフト(7)を備え、
前記第1のタフト(5)は、前記ブリッスル面(3)において、前記遠位端(3A)に最も近い最外部及び前記近位端(3B)に最も近い最外部、並びに、前記幅方向の両端(3C、3D)から内側の中央に位置決めされており、
前記第1のブリッスル(6)は、円形断面を有する、テーパー加工されておらず端部が丸いブリッスルであり、
前記第2のタフト(7)は、前記ブリッスル面(3)において前記第1のタフト(5)が位置決めされた部分を除いた前記ブリッスル面(3)の縁部に位置決めされており、前記ブリッスル面(3)の前記縁部が前記幅方向の両端(3C、3D)に最も近い最外部を含み、
前記第2のブリッスル(8)は、分岐端部(21)に分岐するステム(19)を有し、前記分岐端部(21)は化学的にテーパー加工されており、
前記第1のタフト(5)と前記第2のタフト(7)とは同一の直径を有し、
前記第1のブリッスル(6)の長さは、前記第1のブリッスル(6)が前記ブリッスル面(3)から突出する位置から測定して前記ヘッド-ハンドル長手方向(L-L)に沿った凹形の切り口において一様でなく、前記遠位端(3A)の最も近くに位置決めされている前記第1のブリッスル(6)の長さ(l 2 )と、前記近位端(3B)の最も近くに位置決めされている前記第1のブリッスル(6)の長さ(l 2 )とは同じであり、前記ヘッド-ハンドル長手方向(L-L)において中央に位置決めされている前記第1のブリッスル(6)の長さ(l 3 )よりも長く、
前記第2のブリッスル(8)の長さ(l 1 )は、前記第2のブリッスル(8)が前記ブリッスル面(3)から突出する位置から測定して、第2のブリッスル(8)すべてについて一様であり、前記ブリッスル面(3)における他のどの前記第1のブリッスル(6)の長さ(l 2 、l 3 )よりも長く、
前記分岐端部(21)の長さは、前記第2のブリッスル(8)のステム(19)が分岐端部(21)に分岐する点から分岐端部(21)の先端部まで測定して、前記第1のブリッスル(6)と前記第2のブリッスル(8)との長さの差よりも長い
歯ブラシヘッド(1)。 - 前記第2のタフト(7)は第2のブリッスル(8)だけから構成される、請求項1に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 前記第2のタフト(7)は、前記ブリッスル面(3)において前記ヘッド-ハンドル長手方向(L-L)に関して軸対称になるように位置決めされている、請求項1に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 前記第2のブリッスル(8)の前記ステム(19)は、前記第2のブリッスル(8)が前記ブリッスル面(3)から突出する位置から測定して、前記第2のブリッスル(8)の前記長さ(l1)の70%から80%にわたって延びる、請求項1に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 前記第2のブリッスルは、前記第1及び第2のブリッスルが前記ブリッスル面から突出する位置から測定して、最も長い第1のブリッスルよりも1.5mmから2.5mm長く、前記分岐端部は、長さが2.5mmから3.5mmであり、前記分岐端部の長さは、前記第1のブリッスルの前記ステムが分岐端部に分岐する点から前記分岐端部の先端部まで測定される、請求項1に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 前記第2のブリッスル(8)の前記ステム(19)は、2から20本の分岐端部(21)に分岐する、請求項1に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 前記第2のブリッスル(8)の前記ステム(19)は、2から8本の分岐端部(21)に分岐する、請求項6に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 前記第2のブリッスル(8)の前記ステム(19)は、円形断面を有し、前記円形断面の直径が5ミルから8ミルである、請求項1に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 前記第1のブリッスル(6)の直径が5ミルから8ミルである、請求項1に記載の歯ブラシヘッド(1)。
- 請求項1~9のいずれかに記載の歯ブラシヘッド(1)を備える、歯ブラシ。
- a)単一構造のブリッスルである第1のブリッスルを備える第1のタフトを用意するステップと、
b)化学的にテーパー加工された分岐端部を備える第2のブリッスルを備え、前記第1のタフトと同一の直径を有する第2のタフトを用意するステップと、
c)歯ブラシヘッドのブリッスル面において、遠位端に最も近い最外部及び近位端に最も近い最外部、並びに、幅方向の両端から内側の中央で、前記第1のタフトを前記歯ブラシヘッドに固定するステップと、
d)前記歯ブラシヘッドのヘッド-ハンドル長手方向に沿った凹形の切り口になるように前記第1のタフトを切断するステップと、
e)単一構造であり端部が丸い第1のブリッスルを提供するように前記第1のタフトの前記ブリッスルを研磨するステップと、
f)前記第1のタフトが位置決めされた部分を除いた前記ブリッスル面の縁部であって前記幅方向の両端に最も近い最外部を含む前記ブリッスル面の縁部で、前記第2のタフトを前記歯ブラシヘッドに固定するステップと、
をこの順序で含み、
前記歯ブラシヘッドに前記第2のタフトを固定した後に、前記第2のブリッスルの長さ(l1)は、前記第2のブリッスルが前記ブリッスル面から突出する位置から測定して第2のブリッスルすべてについて一様であり、前記第1のタフトのどの前記ブリッスルの長さよりも長く、前記第1のブリッスル(6)の長さは、前記第1のブリッスル(6)が前記ブリッスル面(3)から突出する位置から測定して前記ヘッド-ハンドル長手方向(L-L)に沿った凹形の切り口において一様でなく、前記遠位端(3A)の最も近くに位置決めされている前記第1のブリッスル(6)の長さ(l 2 )と、前記近位端(3B)の最も近くに位置決めされている前記第1のブリッスル(6)の長さ(l 2 )とは同じであり、前記ヘッド-ハンドル長手方向(L-L)において中央に位置決めされている前記第1のブリッスル(6)の長さ(l 3 )よりも長く、前記分岐端部(21)の長さは、前記第2のブリッスル(8)のステム(19)が分岐端部(21)に分岐する点から分岐端部(21)の先端部まで測定して、前記第1のブリッスル(6)と前記第2のブリッスル(8)との長さの差よりも長い、歯ブラシを製造する方法。
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