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JP7834293B2 - 積層造形樹脂部品嵌合接合体及びその製造方法 - Google Patents
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JP7834293B2 - 積層造形樹脂部品嵌合接合体及びその製造方法 - Google Patents

積層造形樹脂部品嵌合接合体及びその製造方法

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JP7834293B2 JP2023219155A JP2023219155A JP7834293B2 JP 7834293 B2 JP7834293 B2 JP 7834293B2 JP 2023219155 A JP2023219155 A JP 2023219155A JP 2023219155 A JP2023219155 A JP 2023219155A JP 7834293 B2 JP7834293 B2 JP 7834293B2
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Description

本発明は積層造形樹脂部品嵌合接合体及びその製造方法に関する。
過酷事故後の原子力発電所において溶融した核燃料の観察をするためのカメラ駆動装置として、多関節マニピュレータ(ロボットアーム)が必要である。
たとえば、図9に示す第1の従来の多関節マニピュレータにおいては、多数のリンク101-1、101-2、…(3つのみ図示)は基台103から導かれて水平方向の関節102-1、102-2、…によってシリアルに連結されている。各関節102-1、102-2、…にはプーリ104-1、104-2、…が固定的に軸着されている。各リンク101-1、101-2、…はプーリ104-1、104-2、…に巻き架けたワイヤ105-1、105-2、…を基台103及び各関節102-1、102-2、…内に設けられたアクチュエータ(モータ)(図示せず)を駆動することによって駆動される(参照:非特許文献1のFig.1(a))。
また、図10に示す多関節マニピュレータは、多数のリンク201-1、201-2、…(3つのみ図示)は基台203から導かれて水平方向の関節202-1、202-2、…によってシリアルに連結されている。各関節202-1、202-2、…にはプーリ(図示せず)が固定的に軸着されている。各リンク201-1、201-2、…はこれらプーリに巻き架けたワイヤ(図示せず)を関節202-1、202-2、…内に設けられたアクチュエータ(モータ)(図示せず)によって駆動される。多数のリンク201-1、201-2、…の自重を補償するために、各関節202-1、202-2、…に自重補償用プーリ204-1、204-2、…を摺動自在に軸着し、1本の自重補償用ワイヤ205を先端のリンクに固定し各自重補償用プーリ204-1、204-2、…に1回転して巻き架け、その自重補償用ワイヤ205の端部をカウンタウェイト206で引っ張ることにより自重トルクを相殺している(参照:非特許文献2)。
図9、図10の多関節マニピュレータ(ロボットアーム)のリンクの軽量化、高性能化のために、材料としてフィラメント溶解法(FFF)を用いた熱溶解積層方式3Dプリンタによって積層造形された樹脂部品が注目されている。特に、炭素繊維強化樹脂(CFRP)は比剛性、比強度、大型化の点で金属に比較して優れている。しかし、3Dプリンタによる積層造形樹脂部品は熱溶解積層方式3Dプリンタのプリントヘッド(造形ステージ)で定められたサイズの制限より大きくできず、また、プリントヘッド(造形ステージ)が大きくなると、得られた積層造形樹脂部品は熱収縮による造形の不安定を招く。他方、多関節マニピュレータ(ロボットアーム)のリンクはプリントヘッド(造形ステージ)より大きいことが多い。この場合、2つ以上の積層造形樹脂部品を積層方向に垂直な長手方向に接合することが提案される。
図11は通常提案される第1の積層造形樹脂部品嵌合接合体を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。
図11において、積層造形樹脂部品嵌合接合体300は積層方向Yに平行に沿った垂直接合面301a、302aを有した長手方向Xの長さL1、L2の積層造形樹脂部品301、302を積層方向Yに平行な接着層303によって接合する。この結果、積層造形樹脂部品嵌合接合体300の長手方向Xの長さLは
L=L1+L2
と大きくできる。
しかしながら、図11の積層造形樹脂部品嵌合接合体300においては、接着層303の垂直接合面301a、302aの面積が小さいので、曲げ荷重に弱い。また、垂直の接着層303にはき裂が入り易く、また、き裂が入ると、き裂は曲げ荷重によって垂直に伸展し易いので、剥離損壊し易い。
図12は通常提案される第2の積層造形樹脂部品嵌合接合体を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。
図12において、積層造形樹脂部品嵌合接合体400は積層方向Yに斜めの斜め接合面401a、402aを有した長手方向Xの長さL1、L2の積層造形樹脂部品401、402を積層方向Yに斜めの接着層403によって接合する。
図12の積層造形樹脂部品嵌合接合体400においては、斜めの接着層403の斜め接合面401a、402aの面積が大きくなるので、曲げ荷重に強い。また、斜めの接着層403にき裂が入りにくく、しかもき裂は曲げ荷重を直接受けないので、伸展しにくく、剥離損壊しにくい。
広瀬茂男、馬 書根:ワイヤ干渉駆動型多関節マニピュレータの開発、計測自動制御学会論文集、26-11、1291/1298(1990) 石井智之、葉石敦生、広瀬茂男:ワイヤと二重プーリによる自重補償機構の説明とFloat Arm Vの性能評価、日本ロボット学会創立20周年記念学術講演会、2002
しかしながら、図12に示す積層造形樹脂部品嵌合接合体400においては、接着層403の接合面が傾斜した分、積層造形樹脂部品嵌合接合体400の積層方向Yに垂直な長手方向Xの長さLは、
L=L1+L2-ΔL
但し、ΔLは接着層403の長手方向Xの長さ(積層造形樹脂部品11、12の長手方向Xの重複長さ)
と小さくなり、この結果、大型の積層造形樹脂部品嵌合接合体400が得られないという課題がある。
上述の課題を解決するために、本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体は、 錐型接合面を有する第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品と、逆錐型接合面を有する第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品と、第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面と第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の逆錐型接合面とを嵌合接合させる嵌合接合手段とを具備し、嵌合接合手段は第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面と第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の逆錐型接合面との溶融接合部である。
本発明によれば、第1の積層造形樹脂部品の錐型接合面及び第2の積層造形樹脂部品の逆錐型接合面によって積層造形樹脂部品嵌合接合体を大きくできる。また、嵌合接合手段の接合面が斜めなので、き裂が入りにくく、嵌合接合手段にき裂があっても、曲げ荷重によるき裂の伸展はしにくい。
本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第1の実施の形態を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。 図1の積層造形樹脂部品の嵌合接合工程を説明するための断面図である。 曲げ荷重実験の結果を示すグラフであって、(A)は図1の積層造形樹脂部品嵌合接合体の場合、(B)は嵌合なしの積層造形樹脂部品の場合を示す。 図1の積層造形樹脂部品嵌合接合体の変更例を示し、(A)、(B)は積層造形樹脂部品の斜視図、(C)は一部透視全体斜視図、(D)は全体断面図である。 本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第2の実施の形態を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。 本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第3の実施の形態を示し、(A)、(B)は積層造形樹脂部品の斜視図、(C)は一部透視全体斜視図、(D)は全体断面図である。 本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第4の実施の形態を示し、(A)は積層造形樹脂部品の一部透視正面図、(B)は積層造形樹脂部品の正面図、(C)は全体斜視図である。 本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第5の実施の形態を示す全体断面図である。 第1の従来の多関節マニピュレータを示す正面図である。 第2の従来の多関節マニピュレータを示す正面図である。 通常提案される第1の積層造形樹脂部品嵌合接合体を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。 通常提案される第2の積層造形樹脂部品嵌合接合体を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。
図1は本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第1の実施の形態を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。
図1において、積層造形樹脂部品嵌合接合体10は、端面が正方形の直方体であって、逆円錐型接合面11aを有する積層造形樹脂部品11と、円錐型接合面12aを有する積層造形樹脂部品12と、積層造形樹脂部品11の逆円錐型接合面11aと積層造形樹脂部品12の円錐型接合面12aとを嵌合接合させる接着層13とによって構成されている。この場合、積層造形樹脂部品11の積層方向Yに垂直な長手方向Xと、積層造形樹脂部品12の積層方向Yに垂直な長手方向Xとは連続するようにする。
図1における積層造形樹脂部品嵌合接合体10の長手方向Xの長さLは
L=L1+L2-ΔL
但し、L1は積層造形樹脂部品11の長手方向Xの長さ
L2は積層造形樹脂部品12の長手方向Xの長さ
ΔLは積層造形樹脂部品11、12の長手方向Xの重複長さ
で表される。この場合、積層造形樹脂部品11、12の長手方向Xの長さΔLは、図12における積層造形樹脂部品401、402の長手方向Xの長さΔLより接着層13の折曲がった分だけ小さくできるので、積層造形樹脂部品嵌合接合体10の長手方向Xの長さLを大きくできる。
図2は図1の積層造形樹脂部品11、12の嵌合接合工程を説明するための断面図である。
始めに、図2の(A)を参照すると、積層造形樹脂部品11の逆円錐型接合面11aの底に接着剤13aを挿入する。
次に、図2の(B)を参照すると、積層造形樹脂部品11の逆円錐型接合面11aに向かって積層造形樹脂部品12を圧入する。
最後に、図2の(C)を参照すると、積層造形樹脂部品12の円錐型接合面12aが積層造形樹脂部品11の逆円錐型接合面11aに近づくと、接着剤13aが押し出され、円錐型接合面12a上に均一に拡がる。従って、接着層13が逆円錐型接合面11aと円錐型接合面12aの間に均一的に形成される。この結果、積層造形樹脂部品11、12間の接着力が増大する。
図3の(A)は図1の積層造形樹脂部品嵌合接合体10の曲げ荷重実験の結果を示すグラフである。尚、実験片サイズは20mm×20mm×80mmとし、接着層13の接着剤としてエポキシ系接着剤を用い、樹脂としてチタン酸カリウム繊維強化ポリアミド樹脂を用いた。この結果、3つのサンプルの平均曲げ荷重値3.89kNを得た。尚、同様の曲げ荷重実験を嵌合なしの積層造形樹脂部品に対して行った所、図3の(B)に示す3つのサンプルの平均曲げ荷重値3.24kNを得た。つまり、嵌合接合なしの場合と同等以上の結果が得られ、接着層13の接着強さが認められた。
図4は図1の積層造形樹脂部品嵌合接合体10の変更例を示し、(A)、(B)は積層造形樹脂部品11、12の斜視図、(C)は一部透視全体斜視図、(D)は全体断面図である。
図4の(A)に示すように、積層造形樹脂部品11の逆円錐型接合面11aの先端部にめねじ構造11bを設けると共に、図4の(B)に示すように、積層造形樹脂部品12の円錐型接合面12aの先端部におねじ構造12bを設ける。図4の(C)、(D)に示すように、積層造形樹脂部品12を回転させることにより積層造形樹脂部品11のめねじ構造11bに積層造形樹脂部品12のおねじ構造12bをねじ込むと、積層造形樹脂部品11の逆円錐型接合面11aと積層造形樹脂部品12の円錐型接合面12aとの面圧が上昇し、接着層13の接合力が上昇すると期待される。
図5は本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第2の実施の形態を示し、(A)は一部透視全体斜視図、(B)は全体断面図である。
図5において、積層造形樹脂部品嵌合接合体20は、端面が長方形の直方体であって、逆楕円錐型接合面21aを有する積層造形樹脂部品21と、楕円錐型接合面22aを有する積層造形樹脂部品22と、積層造形樹脂部品21の逆楕円錐型接合面21aと積層造形樹脂部品22の楕円錐型接合面22aとを嵌合接合させる接着層23とによって構成されている。この場合も、積層造形樹脂部品21の積層方向Yに垂直な長手方向Xと、積層造形樹脂部品22の積層方向Yに垂直な長手方向Xとは連続するようにする。
図5における積層造形樹脂部品嵌合接合体20においては、積層造形樹脂部品22は積層造形樹脂部品21に対して回転できないので、図1の積層造形樹脂部品嵌合接合体10に比較して長手方向回りのねじり荷重に強い。
図6は本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第3の実施の形態を示し、(A)、(B)は積層造形樹脂部品の斜視図、(C)は一部透視全体斜視図、(D)は全体断面図である。
図6の(A)に示すように、積層造形樹脂部品31は逆四角錐型接合面31aを有し、図6の(B)に示すように、積層造形樹脂部品32は四角錐型接合面32aを有する。図6の(C)、(D)に示すように、積層造形樹脂部品32aを四角錐型接合面32aを積層造形樹脂部品31の逆四角錐型接合面31aに挿込むと、積層造形樹脂部品31の逆四角錐型接合面31aと積層造形樹脂部品32の四角錐型接合面32aとの面圧が上昇し、接着層33の接合力が上昇する。
図6における積層造形樹脂部品嵌合接合体30においては、積層造形樹脂部品32は積層造形樹脂部品31に対して回転できないので、図1の積層造形樹脂部品嵌合接合体10に比較して長手方向回りのねじり荷重に強い。
尚、図6における逆四角錐型接合面31a及び四角錐型接合面32aは他の逆多角錐型接合面及び多角錐型接合面でもよく、また、積層造形樹脂部品31、32の端面は正方形でも長方形でもよい。
図7は本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第4の実施の形態を示し、(A)は積層造形樹脂部品の一部透視正面図、(B)は積層造形樹脂部品の正面図、(C)は全体斜視図である。
図7の(A)に示す図1、図4の積層造形樹脂部品11の逆円錐型接合面11a(図5の積層造形樹脂部品21の逆楕円錐型接合面21a又は図6の積層造形樹脂部品31の逆四角錐型接合面31a)と図7の(B)に示す図1、図4の積層造形樹脂部品12の円錐型接合面12a(図5の積層造形樹脂部品22の楕円錐型接合面22a又は図6の積層造形樹脂部品32の四角錐型接合面32a)との間にセンサ41を挟み、図7の(C)に示すごとく、センサ41を積層造形樹脂部品嵌合接合体40内に内蔵せしめる。その際に、センサ41からの配線42a、42bを設ける。これにより、多関節マニピュレータ(ロボットアーム)のリンクとして用いた場合、センサ41によって特に接合部をモニタできる。尚、センサ41としては、歪センサ、温度センサ、加速度センサ(振動センサ)、角速度センサ、力センサ等がある。
尚、センサ41としての歪みセンサは積層造形樹脂部品11(21、31)、12(22、32)の接合面11a(21a、31a)、12a(22a、32a)に設けることもできる。たとえば積層造形樹脂部品11(21、31)、12(22、32)を短炭素繊維強化熱可塑性樹脂で構成し、積層造形樹脂部品11(21、31)、12(22、32)の接合面11a(21a、31a)、12a(22a、32a)の一方又は両方に局所的にレーザ光を照射して熱可塑性樹脂を加熱して蒸発させる。この結果、接合面11a(21a、31a)、12a(22a、32a)の一方又は両方に歪みセンサとして作用する炭素繊維含有率が大きい低抵抗領域パターンを形成できる。この低抵抗領域パターンに配線41a、41bを接続することにより歪みセンサを実現できる。
図8は本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体の第5の実施の形態を示す全体断面図である。
図8において、積層造形樹脂部品嵌合接合体50は、複数の積層造形樹脂部品51’と複数の積層造形樹脂部品52’とが交互に配列され、これらは接着層53’によって嵌合接合されている。この場合、積層造形樹脂部品51’の逆錐型接合面51’aは積層造形樹脂部品52’に対向し、積層造形樹脂部品52’の錐型接合面52’aは積層造形樹脂部品51’に対向し、逆錐型接合面51’aと錐型接合面52’aとが接着層53’によって接合される。このように、3つ以上の積層造形樹脂部品51’、52’を長手方向Xに連続に配列して接着層53’によって接合することによって長手方向Xに長い積層造形樹脂部品嵌合接合体50を実現できる。
上述の実施の形態においては、嵌合接合手段として接着層13、23、33、53’を用いているが、第1の積層造形樹脂部品の錐型接合部と第2の積層造形樹脂部品の逆錐型接合部との溶融接合部でもよい。
溶融接合部は以下の方法で形成される。この場合、第1、第2の積層造形樹脂部品としてたとえば第1、第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品を用いて構成する。
1)第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面及び/又は第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の逆錐型接合面にレーザ光、キセノン光、熱可塑性樹脂の溶媒等を用いて熱可塑性樹脂の一部を移動又は蒸発させる。これにより、錐型接合面及び/又は逆錐型接合面の全部又は一部の炭素含有量を増大せしめて低抵抗領域を形成する。
2)低抵抗領域の錐型接合面及び/又は逆錐型接合面に2つの電極を設ける。
3)錐型接合面と逆錐型接合面とを嵌合して2つの電極間に電流を流し、ジュール熱で両者を溶融接合する。
溶融接合部の接合強さは接着層の接合強さと同等又はそれ以上であると認められた。
また、上述の実施の形態における積層造形樹脂部品は3Dプリンタ以外の方法たとえば射出成型方法、圧縮成型方法等によって成型してもよい。
尚、本発明は上述の実施の形態の自明の範囲でいかなる変更にも適用できる。
本発明に係る積層造形樹脂部品嵌合接合体は、多関節マニピュレータ(ロボットアーム)に加えて、一般の建設構造部材にも利用できる。
10:積層造形樹脂部品嵌合接合体
11、12:積層造形樹脂部品
11a:逆円錐型接合面
12a:円錐型接合面
11b:めねじ構造
12b:おねじ構造
13:接着層
13a:接着剤
20:積層造形樹脂部品嵌合接合体
21、22:積層造形樹脂部品
21a:逆楕円錐型接合面
22a:円錐型接合面
23:接着層
30:積層造形樹脂部品嵌合接合体
31、32:積層造形樹脂部品
31a:逆四角錐型接合面
32a:四角錐型接合面
33:接着層
40:積層造形樹脂部品嵌合接合体
41:センサ
41a、41b:配線
50:積層造形樹脂部品嵌合接合体
51’、52’:積層造形樹脂部品
53’:接着層
300:積層造形樹脂部品嵌合接合体
301、302:積層造形樹脂部品
301a、302a:垂直接合面
303:接着層
400:積層造形樹脂部品嵌合接合体
401、402:積層造形樹脂部品
401a、402a:斜め接合面
403:接着層

Claims (21)

  1. 錐型接合面を有する第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品と、
    逆錐型接合面を有する第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品と、
    前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面と前記第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の逆錐型接合面とを嵌合接合させる嵌合接合手段と
    を具備し、
    前記嵌合接合手段は前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面と前記第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の逆錐型接合面との溶融接合部である積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  2. 前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の積層方向に垂直な長手方向と前記第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の積層方向に垂直な長手方向とを連続するようにした請求項1に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  3. 前記錐型接合面は円錐型接合面であり、
    前記逆錐型接合面は逆円錐型接合面である請求項1に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  4. 前記円錐型接合面の先端部はめねじ構造又はおねじ構造を有し、
    前記逆円錐型接合面の先端部は前記めねじ構造又は前記おねじ構造に嵌合するおねじ構造又はめねじ構造を有する請求項に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  5. 前記錐型接合面は楕円錐型接合面であり、
    前記逆錐型接合面は逆楕円錐型接合面である請求項1に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  6. 前記錐型接合面は多角錐型接合面であり、
    前記逆錐型接合面は逆多角錐型接合面である請求項1に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  7. 前記多角錐型接合面は四角錐接合面であり、
    前記逆多角錐型接合面は逆四角錐接合面である請求項に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  8. 前記錐型接合面と前記逆錐型接合面との間又は前記錐型接合面及び/あるいは前記逆錐型接合面にセンサを具備する請求項1に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  9. 前記センサは、歪センサ、温度センサ、加速度センサ、角速度センサ又は力センサである請求項に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  10. 前記各第1、第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品は熱溶解積層方式3Dプリンタによって形成された短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品である請求項1に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  11. 3つ以上の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品を嵌合接合する積層造形樹脂部品嵌合接合体であって、
    前記3つ以上の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品は錐型接合面又は逆錐型接合面を有し、
    前記3つ以上の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品に隣接する第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品は、前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面又は逆錐型接合面と嵌合接合するための逆錐型接合面又は錐型接合面を有し、
    前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の前記錐型接合面又は前記逆錐型接合面と前記第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の前記逆錐型接合面又は前記錐型接合面とを嵌合接合させる嵌合接合手段と
    を具備し、
    前記嵌合接合手段は前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面又は逆錐型接合面と前記第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の逆錐型接合面又は錐型接合面との溶融接合部である積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  12. 前記複数の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の積層方向に垂直な長手方向を連続するようにした請求項11に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  13. 前記錐型接合面は円錐型接合面であり、
    前記逆錐型接合面は逆円錐型接合面である請求項11に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  14. 前記円錐型接合面の先端部はめねじ構造又はおねじ構造を有し、
    前記逆円錐型接合面の先端部は前記めねじ構造又は前記おねじ構造に嵌合するおねじ構造又はめねじ構造を有する請求項13に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  15. 前記錐型接合面は楕円錐型接合面であり、
    前記逆錐型接合面は逆楕円錐型接合面である請求項11に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  16. 前記錐型接合面は多角錐型接合面であり、
    前記逆錐型接合面は逆多角錐型接合面である請求項11に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  17. 前記多角錐型接合面は四角錐接合面であり、
    前記逆多角錐型接合面は逆四角錐接合面である請求項16に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  18. 前記錐型接合面と前記逆錐型接合面との間又は前記錐型接合面及び/あるいは前記逆錐型接合面にセンサを具備する請求項11に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  19. 前記センサは、歪センサ、温度センサ、加速度センサ、角速度センサ又は力センサである請求項18に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  20. 前記各短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品は熱溶解積層方式3Dプリンタによって形成された短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品である請求項11に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体。
  21. 請求項1又は請求項11に記載の積層造形樹脂部品嵌合接合体の製造方法であって、
    前記第1の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の錐型接合面及び/又は前記第2の短炭素繊維強化熱可塑性樹脂部品の逆錐型接合面にレーザ光、キセノン光又は熱可塑性樹脂の溶媒を用いて熱可塑性樹脂の一部を移動又は蒸発させることにより、前記錐型接合面及び/又は前記逆錐型接合面の全部又は一部の炭素含有量を増大せしめて低抵抗領域を形成するための工程と、
    前記低抵抗領域の前記錐型接合面及び/又は前記逆錐型接合面に2つの電極を設けるための工程と、
    前記錐型接合面と前記逆錐型接合面とを嵌合して前記2つの電極間に電流を流し、ジュール熱で両者を溶融接合して前記溶融接合部を形成するための工程と
    を具備する積層造形樹脂部品嵌合接合体の製造方法。
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