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JP7835575B2 - コミュニケーションシステム - Google Patents
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JP7835575B2 - コミュニケーションシステム - Google Patents

コミュニケーションシステム

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Description

本発明は、支援を必要とする利用者を車両で搬送する場合に利用可能なコミュニケーションシステムに関する。
例えば、高齢者等のサービス利用者が介護保険サービスを利用する場合や福祉施設を利用するような場合には、自宅と施設との間、あるいは複数の施設間で移動するために車両を用いた送迎サービスを利用するのが一般的である。
また、このような送迎サービスにおいては、サービス利用者が介護や介助を必要とする高齢者である場合が多く、更に神経系の病気などの課題を抱えている場合も多いので、車両の運転手以外に、精神的なケアに精通したスタッフを利用者と共に同乗させる必要がある場合も多い。
一方、例えば特許文献1は、送迎中の車両内にいる送迎者に外部から自動的に連絡をとる送迎者用コミュニケーション装置を開示している。具体的には、送迎者用コミュニケーション装置は、配車計画を取得する配車計画取得手段と、配車計画を参照して車両に搭乗した送迎者を特定する送迎者特定手段と、送迎者特定手段により特定された送迎者が利用する車載端末と外部の施設側に設けられた施設側端末とが通信できるように通信回線を管理する通信回線管理手段と、を備えている。
また、特許文献2は、見守り対象者の車内外の状況を広く見守るための見守り送迎システムを開示している。具体的には、見守り送迎システムの車両管理サーバは、見守り対象者が乗降する際の周囲の映像及び見守り対象者の映像並びに見守り対象者の車内の映像を受信する車両映像受信手段と、受信した映像を記録する記録手段と、記録手段から見守り者に通知する情報を設定された条件に従って抽出する通知情報抽出手段と、抽出した通知情報を、見守り者の端末に送信する見守り者端末送信手段と、を備える。また、車両管理サーバは、車載カメラが乗客の顔を撮像した顔画像を車両から受信し、顔画像認証を行う顔画像認証手段を備える。また、車両管理サーバは、見守り者からのメッセージを受信する見守り者メッセージ受信手段と、メッセージを見守り対象者が乗車中又は乗車する予定の車両の車載端末に送信する車載端末送信手段を備える。
特開2007-26072号公報 特開2018-169942号公報
例えば、特許文献1の送迎者用コミュニケーション装置は、送迎者の車両座席を特定し、特定した座席において送迎者が利用する車載端末を特定し、その車載端末と施設側端末との通信回線が接続されるため、特定した送迎者を取り違えることなく問診等の連絡を行うことができる。
また、特許文献2の見守り送迎システムは、見守り者からのメッセージをサーバから車載端末に送信することができる。また、車載コミュニケーション装置により車両と乗客とのコミュニケーションを主として音声で行うことができる。
しかしながら、例えば認知症を患っているサービス利用者の場合には、様々な状況において対話や文字などだけで適切なコミュニケーションをとるのが難しい。例えば、複数の利用者を同じ車両で同時に搬送するような場合には、利用者の精神的な課題に起因して、通常よりも高い頻度で車内にて利用者同士のトラブルが発生したり、事故が生じる可能性が考えられる。
したがって、利用者を搬送中の車内で安全を確保したり、利用者同士のトラブル発生などを抑制するために、精神的なケアに精通したスタッフを利用者と共に同乗させ、車内のスタッフが利用者と直接接しながら適切なコミュニケーションをとることが行われている。
しかし、精神的なケアに精通したスタッフが利用者を送迎する車両に常に同乗することは、送迎サービスを行う事業者にとって大きな負担となる。また、介護サービスなどの事業者は人員不足になりやすく、特に精神的なケアに精通したスタッフを十分確保することは難しい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、精神的に課題のある高齢者などの利用者を送迎する車両において、精神的なケアに精通したスタッフが同じ車両に同乗していない場合でも、搬送中の車内における事故やトラブルを回避するために役立つコミュニケーションが容易なコミュニケーションシステムを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
支援を必要とする利用者の搬送に利用される車両に搭載された車載器と、
前記車両に乗車した前記利用者の近傍に配置可能なコミュニケーションツールと、
前記利用者に支援を行うための施設に配置され、前記車両に乗車した前記利用者への支援情報を前記車載器を介して前記コミュニケーションツールに与える施設側装置と、
を備え、
前記コミュニケーションツールは、少なくとも前記施設側装置からの支援情報に応じて、言語以外の情報刺激を前記利用者に与える機能を有する、
コミュニケーションシステム。
本発明のコミュニケーションシステムによれば、精神的に課題のある高齢者などの利用者を送迎する車両において、精神的なケアに精通したスタッフが同じ車両に同乗していない場合でも、搬送中の車内における事故やトラブルを回避するために役立つコミュニケーションが容易になる。すなわち、支援情報により言語以外の情報刺激を利用者に与えることでうまくコミュニケーションすることが可能になる。
例えば、認知症に含まれるBPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia:行動・心理症状)のような精神的な課題を抱えた利用者は、周囲の人との関わりのなかで暴言や暴力、興奮、抑うつ、不眠、昼夜逆転、幻覚、妄想徘徊、もの取られ妄想などの症状が起きる傾向があるので、コミュニケーションにより環境を改善することが車内におけるトラブル防止や安全確保に役立つ。特に、言語による情報伝達が困難な状況であっても、介護者等によるコミュニケーションにより特定の利用者に周囲の他人から注意をそらすような特別な刺激を与えたり、和みを与えることで環境の改善が可能になる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステムの構成例を示すブロック図である。 図2は、送迎用車両の車内における機器の配置例を示す平面図である。 図3は、車載器の機能上の構成例を示すブロック図である。 図4は、ぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器の構成例を示すブロック図である。 図5は、シート内蔵型のユーザコミュニケーション機器の構成例を示すブロック図である。 図6は、スマートホン型のユーザコミュニケーション機器の構成例を示すブロック図である。 図7は、ぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器の外観の例-1を示す正面図である。 図8は、ぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器の外観の例-2を示す正面図である。 図9は、シート内蔵型のユーザコミュニケーション機器の外観の構成例-1を示す正面図である。 図10は、シート内蔵型のユーザコミュニケーション機器の外観の構成例-2を示す正面図である。 図11は、肘掛けにおける状態遷移の例を示す状態遷移図である。 図12は、施設側管理装置における主要な機能の構成例を示すブロック図である。 図13は、介護者刺激入力ツールの外観の例を示す正面図である。 図14は、車両間通信機能の動作例を示すブロック図である。 図15は、複数事業者を管理するシステムの構成例を示すブロック図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステム100の構成例を示すブロック図である。
コミュニケーションシステム100は、例えば高齢者などのように介護施設や福祉施設などを利用する利用者を送迎用車両10に乗せて送迎するサービスを実施する際に、施設側に存在する介護者等と、送迎用車両10上の利用者との間のコミュニケーションを行うための機能を有している。特に、言語だけでなく、言語以外の手段を用いたコミュニケーションを可能にする機能を備えている点に特徴を有する。これにより、介護者が利用者と共に送迎用車両10に同乗する必要がなくなったり、送迎用車両10に同乗する介護者の人数を減らすことができる。
コミュニケーションシステム100に含まれる各送迎用車両10は、一例として、予め設定された配車計画に従って利用者を送迎する。各送迎用車両10は、車載器11、広域通信装置12、狭域通信装置13、車内監視装置14、及び複数のユーザコミュニケーション機器20A、20B、20Cをそれぞれ備えている。
車載器11は、例えばデジタルタコグラフ、カーナビゲーション装置、ドライブレコーダのように車両に搭載される一般的な車載器のいずれかに本システムを実現するための機能を付加したものである。
広域通信装置12は、例えばLTE(Long Term Evolution)の規格に対応した無線通信モジュールにより構成され、送迎用車両10上の車載器11とLTE網42との間の無線通信接続を可能にする。
狭域通信装置13は、例えばWi-Fi(登録商標)の規格に対応した無線通信モジュールにより構成され、送迎用車両10の車内など比較的狭い範囲における無線データ通信を可能にする。
車内監視装置14は、送迎用車両10の車室内に設置された1組又は複数組のカメラやマイクを含み、送迎用車両10に乗車している各利用者の映像を連続的に撮影したり音声などの情報を収集することができる。
各ユーザコミュニケーション機器20A、20B、20Cは、送迎用車両10に乗車している各利用者(被介護者)が所持するか又は各利用者の近傍に配置された状態で使用される。各ユーザコミュニケーション機器20A、20B、20Cは、送迎用車両10の外側にいる介護者からの支援情報を、何らかの刺激として送迎用車両10上の利用者に伝えるための機能を有している。
一例として、互いに種類が異なる複数のユーザコミュニケーション機器20A、20B、20Cの1つ以上を送迎用車両10上の各利用者が使用してもよく、同じ種類の複数台のユーザコミュニケーション機器20A、20B、20Cを同じ送迎用車両10上の複数の利用者が同時に使用してもよい。
一方、施設側管理装置30は、例えば各送迎用車両10で送迎される各利用者を管理する福祉施設や介護施設に設置される。あるいは、施設側管理装置30は、送迎サービス専門の事業者の施設内に設置されてもよい。
施設側管理装置30は、介護者用端末31及びインターネット41と接続されている。したがって、施設側管理装置30は、インターネット41、及びLTE網42を介して送迎用車両10側と接続することができる。施設側にいる介護者は、介護者用端末31を利用して施設側管理装置30を使用したり、施設側管理装置30を介して送迎用車両10側と通信することができる。
送迎用車両10の車内における各利用者の映像や音声などの情報は、車内監視装置14で収集され、車載器11、広域通信装置12、LTE網42、インターネット41、及び施設側管理装置30を介して介護者用端末31に入力される。したがって、施設側の介護者は、送迎用車両10内で送迎される介護対象の利用者の様子を介護者用端末31によって監視することができる。
介護者は、車内の映像や音声を監視しながら介護者用端末31から施設側管理装置30を操作することで、利用者の介護に必要な支援情報を生成することができる。この支援情報は、施設側管理装置30から送迎用車両10側に送信される。更に、支援情報は、送迎用車両10内で広域通信装置12、車載器11、及び狭域通信装置13を介してユーザコミュニケーション機器20A、20B、20Cのいずれかに送信される。
各ユーザコミュニケーション機器20A、20B、20Cは、狭域通信装置13から受診した支援情報に従い、コミュニケーションのために必要な刺激を利用者に与えることができる。
図2は、送迎用車両10の車内における機器の配置例を示す平面図である。図2は、送迎用車両10の車室内を上方から視た平面におけるレイアウトを表している。図2において、左側および右側がそれぞれ車両の前側および後側である。
送迎用車両10は、一例として、図2に示すようなワンボックス型の車両であり、運転席15A、助手席15B、二列目座席15C、及び三列目座席15Dを備えている。したがって、運転手以外に7人分の座席が用意されている。
送迎用車両10の前方側に配置されている車載器11は、例えばデジタルタコグラフのような一般的な車載器に車載器用アプリ11aを組み込んだ装置である。車載器11は、この車載器用アプリ11aが追加されることにより、コミュニケーションシステム100のための中継機能を実現できる。
また、車載器11は、車外のLTE網42等と通信するための広域通信装置12、及びWi-Fi等を用いて車内で通信するための狭域通信装置13と接続されている。
図2に示した送迎用車両10は、3種類のユーザコミュニケーション機器20A、20B、及び20Cを搭載している。ユーザコミュニケーション機器20Aは、動物、人形、特定のキャラクターなどの外形形状を模したぬいぐるみ型であり、車内の利用者が抱えて持ち運びできる大きさに形成されている。ユーザコミュニケーション機器20Bは、シート内蔵型であり、助手席15B、二列目座席15C、及び三列目座席15Dの各座席に組み込まれている。ユーザコミュニケーション機器20Cは、スマートホン型であり、一般的なスマートホンと同様に扱うことができる。ユーザコミュニケーション機器20Cは、一般的なスマートホンに専用の特別なアプリを組み込まれた装置である。
3種類のユーザコミュニケーション機器20A、20B、及び20Cは、それぞれ車内において車載器11との間で無線通信する機能を有している。
ユーザコミュニケーション機器20Aは、車外の介護者等と利用者とのコミュニケーションのために、介護者等の指示により生成された支援情報に従い、様々な映像を表示したり、音声や音などを再生して出力したり、ぬいぐるみの姿勢変化による表現を行うことができる。
ユーザコミュニケーション機器20Bは、車外の介護者等と利用者とのコミュニケーションのために、介護者等の指示により生成された支援情報に従い、利用者と接触している座席の部位で機械振動を発生したり、移動などの動きによる触覚刺激を利用者に与えることができる。
ユーザコミュニケーション機器20Cは、車外の介護者等と利用者とのコミュニケーションのために、介護者等の指示により生成された支援情報に従い、様々な映像を表示したり、音声や音などを再生して出力したり、機械振動を発生することができる。
なお、図2には示されていないが、送迎用車両10の車内には、各利用者を撮影するカメラや音声などの情報を収集するマイクが設置されている。
図3は、車載器11の機能上の構成例を示すブロック図である。
図3に示した車載器11は、車載器本体16と、監視情報中継部17aと、支援情報受信部17bと、コミュニケーション機器選択部17cとを備えている。
車載器本体16は、一般的な車載器と同等の装置であり、制御用のコンピュータなど様々なハードウェアを備えている。監視情報中継部17a、支援情報受信部17b、及びコミュニケーション機器選択部17cは、車載器本体16のコンピュータが車載器用アプリ11aのプログラムを実行することで実現する。
監視情報中継部17aは、車内監視装置14がカメラで撮影した映像や、マイクで収集した音声などの情報を入力して中継し、広域通信装置12を介して介護者用端末31側に送信するための機能を有している。
支援情報受信部17bは、介護者用端末31等の操作により施設側管理装置30が生成した支援情報を、広域通信装置12を介して受信する機能を有している。
コミュニケーション機器選択部17cは、支援情報受信部17bが受信した支援情報毎の宛先の利用者が使用可能なユーザコミュニケーション機器(20A、20B、20C)を選択するための機能を有している。
支援情報受信部17bが受信した支援情報は、選択されたいずれか1つのユーザコミュニケーション機器(20A、20B、20C)に、コミュニケーション機器選択部17c及び狭域通信装置13を介して送信される。
<ユーザコミュニケーション機器の構成例>
図4は、ぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器20Aの構成例を示すブロック図である。
ユーザコミュニケーション機器20Aは、狭域通信部21、ぬいぐるみ制御部22、姿勢表現デバイス23、表示デバイス24、及び聴覚刺激デバイス25を備えている。これらの構成要素は、ぬいぐるみの内部に装備されている。
狭域通信部21は、狭域通信装置13との間で無線通信を行い、施設側管理装置30側から送信されるぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器20A宛ての支援情報を受け取ることができる。
ぬいぐるみ制御部22は、狭域通信部21が受信した支援情報毎に、その種別に応じた適切な制御を行い、姿勢表現デバイス23、表示デバイス24、及び聴覚刺激デバイス25のうちいずれか1つ、又は複数の制御を同時に行うことができる。
姿勢表現デバイス23は、図示しない電気モータなどを駆動することで、ぬいぐるみの外形の中で目立ちやすい部位、例えば前足、後ろ足、首、目などの可動部を物理的に動かして形状や姿勢を変化させることができる。
表示デバイス24は、例えば液晶表示器などにより構成され、様々な可視情報を表示することが可能な画面を有している。例えば、図形、動画、アニメーション、他人の顔等の映像などを表示デバイス24の画面に表示できる。
聴覚刺激デバイス25は、図示しないスピーカなどを用いて様々な音や音声などを発生することができる。例えば、動物などの鳴き声、効果音、音楽、特定の人物の音声などを利用者に聞こえるように出力することができる。
図5は、シート内蔵型のユーザコミュニケーション機器20Bの構成例を示すブロック図である。
図5に示したユーザコミュニケーション機器20Bは、狭域通信部21B、シート制御部22B、バイブレータ23B、及び触覚刺激デバイス24Bを備えている。これらの構成要素は、利用者の座る各座席、又はその近傍に配置されている。
狭域通信部21Bは、狭域通信装置13との間で無線通信を行い、施設側管理装置30側から送信されるユーザコミュニケーション機器20B宛ての支援情報を受け取ることができる。
シート制御部22Bは、狭域通信部21Bが受信した支援情報毎に、その種別に応じた適切な制御を行い、バイブレータ23B、及び触覚刺激デバイス24Bのうちいずれか1つ、又は複数の制御を同時に行うことができる。
バイブレータ23Bは、利用者が座っているシートのクッション部やシートバックの部位を物理的に振動させることができる。これにより、座席側から利用者の体に振動の刺激を与えることができる。
触覚刺激デバイス24Bは、利用者が座っているシートの肘掛けなど部位で、利用者に対して触覚の刺激を与えることができる。例えば、利用者の腕などに触れている突起部位の位置が移動することで、触覚の刺激を与えることができる。
図6は、スマートホン型のユーザコミュニケーション機器20Cの構成例を示すブロック図である。
図6に示したユーザコミュニケーション機器20Cは、スマートホン本体26とコミュニケーションアプリ27とで構成されている。
スマートホン本体26は、一般的なスマートホンと同様に、表示装置、スピーカ、バイブレータ、通信モジュールなどの各種デバイスとそれらを制御するコンピュータなどのハードウェアを備えている。
コミュニケーションアプリ27は、スマートホン本体26のコンピュータが実行可能なプログラムを含んでいる。このプログラムをコンピュータが実行することで、データ受信部27a、視覚刺激制御部27b、触覚刺激制御部27c、及び聴覚刺激制御部27dの各機能が実現する。
データ受信部27aは、施設側管理装置30側から送信されるユーザコミュニケーション機器20C宛ての支援情報を、狭域通信装置13及びスマートホン本体26を介して受け取ることができる。データ受信部27aは、受け取った支援情報毎にその種別を識別し、視覚刺激制御部27b、触覚刺激制御部27c、及び聴覚刺激制御部27dのいずれかに支援情報を与える。
視覚刺激制御部27bは、データ受信部27aから入力された支援情報に従い、適切な視覚刺激を利用者に与えるための映像を、スマートホン本体26の表示画面を利用して表示する。例えば、図形、風景、動画、動物、特定のキャラクター、他人の顔などの映像をスマートホン本体26の表示画面に表示する。
触覚刺激制御部27cは、データ受信部27aから入力された支援情報に従い、適切な触覚刺激を利用者に与えるための制御をスマートホン本体26内のデバイスを用いて実施する。例えば、スマートホン本体26内のバイブレータを振動させることで、触覚刺激を利用者に与える。
聴覚刺激制御部27dは、データ受信部27aから入力された支援情報に従い、適切な聴覚刺激を利用者に与えるための制御をスマートホン本体26内のデバイスを用いて実施する。例えば、動物などの鳴き声、効果音、音楽、特定の人物の音声などを利用者に聞こえるようにスマートホン本体26内のスピーカを用いて出力する。
<ユーザコミュニケーション機器の外観の例>
図7は、ぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器20Aの外観の例-1を示す正面図である。図8は、ぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器20Aの外観の例-2を示す正面図である。
ユーザコミュニケーション機器20Aのぬいぐるみ28は、前足部28a、後足部28b、及び首部28cを有し、頭部に目及び口を有している。また、ぬいぐるみ28の胴体の部位には、表示デバイス24が配置されている。
ぬいぐるみ28の前足部28a、後足部28b、及び首部28cは、それぞれ可動部として構成され、図4中に示した姿勢表現デバイス23の一部分を構成している。姿勢表現デバイス23を駆動することで、前足部28a、後足部28b、及び首部28cを動かすことができ、図7、図8に示す形状の違いのようにぬいぐるみ28の外形形状を変化させることができる。
つまり、ぬいぐるみ28自体の形状の特徴に加え、図7、図8に示すような姿勢変化の動きにより、利用者の視覚に刺激を与えることができる。具体的には、ぬいぐるみ28のしぐさにより利用者に和みを与えることができる。あるいは、特定の利用者を、同じ送迎用車両10に同乗している他の利用者に注目している状態から、ぬいぐるみ28に注目させ他の利用者に対する注意をそらすように仕向けることが可能になる。
また、特定の利用者の嗜好を考慮して、興味のある映像、写真、キャラクターの形状、特定人物の顔などをぬいぐるみ28上の表示デバイス24で表示したり、聴覚刺激デバイス25を用いて音や音声などを出力することで、ぬいぐるみ28に注目させて利用者の注意を特定の利用者からそらすように仕向けることも可能になる。
このような指示は、遠隔地の施設側にいる介護者の発する支援情報により行うことができる。すなわち、介護者は、ユーザコミュニケーション機器20Aを利用することで、言語以外の手段を用いて利用者とのコミュニケーションが可能になる。言語以外の手段を利用することで、BPSDのような精神的な課題を抱えた利用者であっても、送迎中の車内における環境の改善に役立つコミュニケーションが容易になる。しかも、介護者と利用者とが直接接触する必要がないので、介護者が利用者と共に送迎用車両10に同乗する必要がなくなる。
図9は、シート内蔵型のユーザコミュニケーション機器20Bの外観の構成例-1を示す正面図である。図10は、シート内蔵型のユーザコミュニケーション機器20Bの外観の構成例-2を示す正面図である。図11は、肘掛け15cにおける状態遷移の例を示す状態遷移図である。
図9に示した例では、利用者が座る各座席のシートクッション15a及びシートバック15bの内部に、ユーザコミュニケーション機器20Bのバイブレータ23Bが組み込まれている。したがって、ユーザコミュニケーション機器20Bのシート制御部22Bがバイブレータ23Bを駆動することで、シートクッション15a及びシートバック15bから利用者に対し振動による触覚刺激を与えることができる。
図10に示した例では、利用者が座る各座席の側方に肘掛け15cが設置されている。そして、肘掛け15cの内部にユーザコミュニケーション機器20Bの触覚刺激デバイス24Bが組み込まれている。
肘掛け15cは、図11に示すように、利用者と接触する部位に配置された可動突起部19を有している。この可動突起部19は、触覚刺激デバイス24Bを駆動することで図11のように位置を移動することができる。
可動突起部19の位置を移動することで、例えば介護者が腕をさする場合と似た触覚刺激を利用者に対して与えることが可能になる。これにより、遠隔地の介護者からの指示で利用者の感情を和らげたり、利用者が自分の腕に注意を向けるように仕向け、利用者の注意を他人からそらすことも可能になる。
図12は、施設側管理装置30における主要な機能の構成例を示すブロック図である。
図12に示すように、施設側管理装置30は、支援情報生成部32および監視情報中継部37を備えている。支援情報生成部32および監視情報中継部37は、施設側管理装置30を構成するコンピュータのハードウェアと、コンピュータが実行するソフトウェアとで実現される。
支援情報生成部32は、介護者用端末31を操作する介護者等の入力操作などに従い、送迎用車両10上の各利用者とコミュニケーションするための適切な支援情報を生成することができる。支援情報生成部32が生成した支援情報は、施設側管理装置30からインターネット41及びLTE網42を介して送迎用車両10に送信される。
また、送迎用車両10上の車内監視装置14のカメラで撮影された映像やマイクで主周された音声などの情報は、車載器11、広域通信装置12、LTE網42、インターネット41を介して施設側管理装置30に入力され、信号SG8として監視情報中継部37で中継されて介護者用端末31側に送出される。
したがって、施設内の介護者は、介護者用端末31で対象となる送迎用車両10上の利用者の映像や音声を確認しながら、利用者とのコミュニケーションのために必要な操作を行うことができる。
図12に示した支援情報生成部32は、聴覚刺激制御部33、視覚刺激制御部34、触覚刺激制御部35、音源DB(データベース)51、パターンDB52、及び映像DB53を備えている。
音源DB51は、介護者と利用者とのコミュニケーションのために必要な事前に登録された様々な音源のデータを保持している。例えば、様々な人間の音声データ、音声生成用のテキストデータ、動物の鳴き声のデータ、音楽データ、環境音のデータなどが音源DB51に登録されている。
映像DB53は、介護者と利用者とのコミュニケーションのために必要な事前に登録された様々な映像のデータを保持している。例えば、様々な人間の顔などを撮影した映像データ、風景や動物などを撮影した写真や動画のデータ、アニメーションのデータなどが映像DB53に登録されている。
パターンDB52は、状況の違いや対象となる利用者個人の特性を考慮した適切なコミュニケーションのパターンを表すデータを保持している。また、利用者毎の過去の制御履歴や嗜好を考慮したパターンもパターンDB52に登録されている。
聴覚刺激制御部33は、介護者等の入力操作により介護者用端末31から発生する聴覚刺激操作信号SG1、及びパターン選択操作信号SG2に従って、支援情報の一部分を構成する音響信号SG5を生成する。
聴覚刺激制御部33は、音源種別選択部33a、抑揚パターン選択部33b、及び音響信号生成部33cを含んでいる。
音源種別選択部33aは、聴覚刺激操作信号SG1に従い、音源DB51から適切な種類の音源データファイル等を抽出する。抑揚パターン選択部33bは、パターン選択操作信号SG2に従い、パターンDB52から適切なパターンを示すファイル等を抽出する。音響信号生成部33cは、音源種別選択部33aが抽出した音源データファイルの内容と抑揚パターン選択部33bが抽出した抑揚パターンとを組み合わせて、適切な音響信号SG5を生成する。
視覚刺激制御部34は、表情パターン選択部34a、映像種別選択部34b、及び映像信号生成部34cを含んでいる。
表情パターン選択部34aは、パターン選択操作信号SG2に従い、パターンDB52から適切なパターンを示すファイル等を抽出する。映像種別選択部34bは、視覚刺激操作信号SG3に従い、映像DB53から適切な種類の映像データファイル等を抽出する。映像信号生成部34cは、映像種別選択部34bが抽出した映像データファイルの内容と、表情パターン選択部34aが抽出した適切な表情パターンとを組み合わせて、支援情報の一部分を構成する適切な映像信号SG6を生成する。
本実施形態では、介護者は後述する専用の介護者刺激入力ツール36を使用して、触覚刺激を利用者に与えるための入力操作を行うことができる。支援情報生成部32の触覚刺激制御部35は、介護者刺激入力ツール36に対する介護者の入力操作を刺激信号SG4として介護者刺激検出部35aで検出し、触覚刺激生成部35bで刺激信号SG4から支援情報の一部分を構成する適切な触覚刺激信号SG7を生成することができる。
図13は、介護者刺激入力ツール36の外観の例を示す正面図である。
介護者刺激入力ツール36は、人体における1本の腕および手の形状を模擬した人体模型を形成している。また、この人体模型の表面に近い部位は、例えば樹脂のように比較的柔らかい材料で構成されている。したがって、外側から加わる力に対して変形が可能である。また、介護者刺激入力ツール36には、この人体模型に外側から加わった力を検出するためのセンサが組み込まれている。
介護者刺激入力ツール36内のセンサは、人体模型の表面を介護者が摩る動きによって生じる力の変化や、表面を介護者が叩く動きによって生じる力の変化を、介助者刺激として検出できる。
介助者が被介護者を直接介護する場合には、コミュニケーションのために介護者が被介護者の腕を摩ったり、叩く動作を行う場合がある。介護者が介護者刺激入力ツール36を使用すると、介護者刺激入力ツール36は、被介護者を直接介護する際の動作と同様の状態を再現できる。介護者が介護者刺激入力ツール36に対して摩る動作や叩く動作を行った場合には、介護者刺激入力ツール36内のセンサがそれを検知するので、図12に示した触覚刺激制御部35は適切な触覚刺激信号SG7を生成することができる。
例えば、施設側管理装置30が送迎用車両10に送信する触覚刺激信号SG7により、ユーザコミュニケーション機器20Bに内蔵されているバイブレータ23B、触覚刺激デバイス24Bなどのアクチュエータが駆動される。これにより、介護者刺激入力ツール36に対する介護者の操作を、送迎用車両10上の利用者に対する同様の介護動作として再現できる。
図14は、車両間通信機能の動作例を示すブロック図である。
施設側管理装置30Aは、同時に複数台の送迎用車両10A、10Bを管理している。なお、図14では、一例として施設側管理装置30Aが2台の送迎用車両10A、10Bを管理している場合を示しているが、3台以上の送迎用車両を管理してもよい。施設側管理装置30Aは、複数の送迎用車両10A、10B間で利用者同士のコミュニケーションを可能とする車両間通信中継部38を備えている。
例えば、一方の送迎用車両10Aに搭載されているスマートホン型のユーザコミュニケーション機器20Cは、送迎用車両10Aに乗車している第1の利用者の映像や音声を取り込み、送迎用車両10A上の車載器11を介して施設側管理装置30Aに送信する。施設側管理装置30Aの車両間通信中継部38は、送迎用車両10Aから受信した映像や音声を中継して送迎用車両10Bに送信することができる。
送迎用車両10B上では、例えばぬいぐるみ型のユーザコミュニケーション機器20Aが、施設側管理装置30Aから送信された映像や音声を、車載器11を介して受信する。送迎用車両10B上でユーザコミュニケーション機器20Aのぬいぐるみを抱いている第2の利用者は、受信した映像や音声を表示デバイス24及び聴覚刺激デバイス25により認識できる。勿論、施設側管理装置30Aは、一方向だけでなく双方向のコミュニケーションも可能にする。
このように、施設側管理装置30Aは、複数の送迎用車両10A、10B間における利用者同士のコミュニケーションを可能にする。そのため、例えば互いに仲の良い複数の利用者が互いに異なる送迎用車両10A、10Bに乗車しているような場合でも、仲の良い相手の映像や音声を送迎中に確認できる。これにより、送迎中の利用者に安心感を与えることが容易になり、送迎中の利用者同士のトラブルや事故の発生が抑制される。
また、各送迎用車両10A、10B上の車載器11を利用し、施設側管理装置30Aでコミュニケーションの中継を行うことにより、車両間でコミュニケーションする利用者同士の組み合わせを適切に選択することが容易になる。
図15は、複数事業者を管理するシステムの構成例を示すブロック図である。
例えば、複数の介護事業者が、送迎業務だけを実施する共通の送迎事業者に送迎業務をそれぞれ委託して、利用者に対する送迎サービスを実施する場合がある。その場合、互いに異なる介護事業者の介護サービスを利用する複数の利用者が、同じ送迎事業者が運行する共通の送迎用車両10A又は10Bに同時に同乗した状態で送迎サービスが実施される可能性がある。
このような場合、それぞれの事業者が分担する業務の範囲が分かりにくいという問題が起こることがある。そこで、図15に示したコミュニケーションシステムは、図1に示した施設側管理装置30の代わりに、マスターセンター装置30Mと、複数のサブセンター装置30S1~30Snとを備えている。
複数のサブセンター装置30S1~30Snは、それぞれ異なる介護事業者あるいは福祉事業者等の各施設内のサブセンターに設置され、マスターセンター装置30Mは、複数の事業者の全体を管理するマスターセンターに設置される。
複数のサブセンター装置30S1~30Snは、通信回線を介してマスターセンター装置30Mと接続されている。各送迎用車両10A、10B上の利用者が各事業者のサブセンターとコミュニケーションする場合や、複数車両間でコミュニケーションする場合には、マスターセンター装置30Mを介した通信が実施される。マスターセンター装置30Mを介することで、各送迎用車両10A、10Bで同時に送迎される複数の利用者のうち、それぞれの事業者がサービス業務を担当する利用者を区別して管理することが容易になる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るコミュニケーションシステムの特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 支援を必要とする利用者の搬送に利用される車両(送迎用車両10)に搭載された車載器(11)と、
前記車両に乗車した利用者の近傍に配置可能なコミュニケーションツール(ユーザコミュニケーション機器20A、20B、20C)と、
所定の施設に配置され、前記車両に乗車した利用者への支援情報を前記車載器を介して前記コミュニケーションツールに与える施設側装置(施設側管理装置30)と、
を備え、
前記コミュニケーションツールは、少なくとも前記施設側装置からの支援情報に応じて、言語以外の情報刺激を前記利用者に与える機能を有する、
コミュニケーションシステム(100)。
上記[1]の構成のコミュニケーションシステムによれば、車両で高齢者等の利用者を送迎する際に、施設側の介護者等のスタッフが発する支援情報により、車載器及びコミュニケーションツールを用いて車両上の利用者に言語以外の情報刺激を与えて適切なコミュニケーションをすることが容易になる。そのため、精神的な障害を有する利用者を送迎する場合でも、送迎中のトラブルや事故の発生を防止するために、利用者と共に介護者等の施設側スタッフを送迎車両に同乗させる必要がなくなり、施設側の負担を大幅に軽減できる。
[2] 前記施設側装置(支援情報生成部32)は、前記施設内の介護者からの入力に応じた支援情報(音響信号SG5、映像信号SG6、触覚刺激信号SG7)を前記コミュニケーションツールに与える(図12参照)、
上記[1]に記載のコミュニケーションシステム。
上記[2]の構成のコミュニケーションシステムによれば、介護者からの入力操作を受け付けるので、利用者とのコミュニケーションのために必要な適切な支援情報の生成が容易になる。
[3] 前記コミュニケーションツールは、生物を模擬したロボット(ぬいぐるみ28)を利用した感覚刺激デバイス(ユーザコミュニケーション機器20A)、及び前記利用者が触れる部位に配置された触覚刺激デバイス(ユーザコミュニケーション機器20B)の少なくとも一方を有する、
上記[1]又は[2]に記載のコミュニケーションシステム。
上記[3]の構成のコミュニケーションシステムによれば、言語に対する理解や反応に障害のある利用者であっても、利用者の視覚や触覚などに対する反応を利用して和みを与えたり、周囲の別の利用者から注意をそらすように仕向けるようなコミュニケーションが遠隔操作により可能になる。したがって、介護者が利用者と共に送迎車両に同乗する必要がなくなる。
[4] 前記施設側装置は、
人体の少なくとも一部分を模擬した形状を有する模型(介護者刺激入力ツール36)と、
前記模型に搭載され、前記施設内の介護者からの前記模型に対する刺激を検出する触覚センサ(介護者刺激検出部35a)と、
前記触覚センサが検出した刺激を前記支援情報に変換する制御部(触覚刺激生成部35b)と、
を有する、
上記[1]から[3]のいずれかに記載のコミュニケーションシステム。
上記[4]の構成のコミュニケーションシステムによれば、例えばコンピュータの操作が苦手な介護者であっても、模型に対して通常の介護と同様の操作を行うだけで、送迎車両上の利用者を介護するために必要な支援情報を容易に生成できる。
[5] 前記施設側装置は、
前記支援情報を生成するために用途に応じて刺激の種類およびパターンが予め決定されたデータベース(音源DB51、パターンDB52、映像DB53)と、
前記施設内の介護者からの入力と前記データベースの内容とに基づいて前記支援情報を生成する制御部(聴覚刺激制御部33、視覚刺激制御部34、触覚刺激制御部35)と、
を有する、
上記[1]から[4]のいずれかに記載のコミュニケーションシステム。
上記[5]の構成のコミュニケーションシステムによれば、データベースを利用することで例えば各利用者個人の特性や、過去の傾向や、その時の状況を考慮し、介護者からの入力に応じた適切な支援情報を容易に生成可能になる。
10,10A,10B 送迎用車両
11 車載器
11a 車載器用アプリ
12 広域通信装置
13 狭域通信装置
14 車内監視装置
15a シートクッション
15b シートバック
15c 肘掛け
15A 運転席
15B 助手席
15C 二列目座席
15D 三列目座席
16 車載器本体
17a 監視情報中継部
17b 支援情報受信部
17c コミュニケーション機器選択部
19 可動突起部
20A,20B,20C ユーザコミュニケーション機器
21,21B 狭域通信部
22 ぬいぐるみ制御部
22B シート制御部
23 姿勢表現デバイス
23B バイブレータ
24 表示デバイス
24B 触覚刺激デバイス
25 聴覚刺激デバイス
26 スマートホン本体
27 コミュニケーションアプリ
27a データ受信部
27b 視覚刺激制御部
27c 触覚刺激制御部
27d 聴覚刺激制御部
28 ぬいぐるみ
28a 前足部
28b 後足部
28c 首部
30,30A 施設側管理装置
30M マスターセンター装置
30S1,30Sn サブセンター装置
31 介護者用端末
32 支援情報生成部
33 聴覚刺激制御部
33a 音源種別選択部
33b 抑揚パターン選択部
33c 音響信号生成部
34 視覚刺激制御部
34a 表情パターン選択部
34b 映像種別選択部
34c 映像信号生成部
35 触覚刺激制御部
35a 介護者刺激検出部
35b 触覚刺激生成部
36 介護者刺激入力ツール
37 監視情報中継部
38 車両間通信中継部
41 インターネット
42 LTE網
51 音源DB
52 パターンDB
53 映像DB
100 コミュニケーションシステム
SG5 音響信号
SG6 映像信号
SG7 触覚刺激信号

Claims (5)

  1. 支援を必要とする利用者の搬送に利用される車両に搭載された車載器と、
    前記車両に乗車した前記利用者の近傍に配置可能なコミュニケーションツールと、
    前記利用者に支援を行うための施設に配置され、前記車両に乗車した前記利用者への支援情報を前記車載器を介して前記コミュニケーションツールに与える施設側装置と、
    を備え、
    前記コミュニケーションツールは、少なくとも前記施設側装置からの支援情報に応じて、言語以外の情報刺激を前記利用者に与える機能を有する、
    コミュニケーションシステム。
  2. 前記施設側装置は、前記施設内の介護者からの入力に応じた支援情報を前記コミュニケーションツールに与える、
    請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  3. 前記コミュニケーションツールは、生物を模擬したロボットを利用した感覚刺激デバイス、及び前記利用者が触れる部位に配置された触覚刺激デバイスの少なくとも一方を有する、
    請求項1又は請求項2に記載のコミュニケーションシステム。
  4. 前記施設側装置は、
    人体の少なくとも一部分を模擬した形状を有する模型と、
    前記模型に搭載され、前記施設内の介護者からの前記模型に対する刺激を検出する触覚センサと、
    前記触覚センサが検出した刺激を前記支援情報に変換する制御部と、
    を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステム。
  5. 前記施設側装置は、
    前記支援情報を生成するために用途に応じて刺激の種類およびパターンが予め決定されたデータベースと、
    前記施設内の介護者からの入力と前記データベースの内容とに基づいて前記支援情報を生成する制御部と、
    を有する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコミュニケーションシステム。
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