添付図面に従って本開示の技術に係る医療業務支援装置、医療業務支援方法、及びプログラムの実施形態の一例について説明する。
一例として図1に示すように、医療業務支援システム10は、内視鏡部門管理装置12、複数の検査室設備14、用手洗浄設備16、自動洗浄設備18、及び医療業務支援装置20を備えている。ここで、医療業務支援装置20は、本開示の技術に係る「医療業務支援装置」の一例である。
医療業務支援システム10は、内視鏡取扱業務を支援するシステムである。本実施形態において、内視鏡取扱業務とは、例えば、医療施設(例えば、病院)において内視鏡スコープ24を用いた検査(以下、「内視鏡検査」とも称する)に従事する者(以下、「内視鏡検査従事者」とも称する)が行う業務を指す。内視鏡取扱業務には、内視鏡検査、用手洗浄業務、及び自動洗浄業務が含まれている。内視鏡検査は、本開示の技術に係る「内視鏡手技業務」の一例である。
医療施設は、内視鏡スコープ24を複数保有しており、複数の検査室設備14の各々で、検査項目に応じたタイプの内視鏡スコープ24が使用される。内視鏡スコープ24のタイプとしては、例えば、上部消化器用スコープ、膵管用スコープ、胆管用スコープ、十二指腸スコープ、大腸用スコープ、脳内用スコープ、耳鼻咽喉用スコープ、及び気管支用スコープ等が挙げられる。
内視鏡スコープ24は、挿入部24A、撮像部24B、操作部24C、及びユニバーサルコード24Dを備えている。挿入部24Aは、被検体内に挿入される。
挿入部24Aの先端部には撮像部24Bが設けられている。撮像部24Bは、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型の撮像素子を有する。なお、CMOS型の撮像素子ではなく、CCD(charge coupled device)型の撮像素子であってもよい。
操作部24Cは、挿入部24Aの基端側に連設されており、医師が把持して各種操作を行う。操作部24Cが操作されることによって、挿入部24Aが湾曲したり、撮像部24Bが撮像を行ったりする。
ユニバーサルコード24Dは、操作部24Cに連設されている。ユニバーサルコード24Dは、ライトガイド(図示省略)、流体チューブ(図示省略)、及び信号ケーブル(図示省略)を内包している。ユニバーサルコード24Dの端部には、コネクタ26及び28が設けられている。コネクタ28は、コネクタ26から分岐している。
検査室設備14は、医療施設内に複数設けられており、検査室設備14の各々は、検査室30、光源装置31、内視鏡プロセッサ装置32、ディスプレイ34、及び情報処理装置36を備えている。光源装置31、内視鏡プロセッサ装置32、ディスプレイ34、及び情報処理装置36は、検査室30内に設置されている。
情報処理装置36は、複数存在しており、内視鏡取扱業務が行われる複数の医療現場の各々に設けられている。本実施形態では、情報処理装置36が、検査室30の各々に対して1台ずつ割り当てられている。
情報処理装置36は、本開示の技術に係る「情報処理装置」の一例であり、内視鏡検査において内視鏡スコープ24と共に用いられる。情報処理装置36は、各検査室30で一被検体に対して内視鏡検査が行われる毎に稼働する。一被検体に対して内視鏡検査が行われている間、情報処理装置36は継続して稼働する。つまり、情報処理装置36の稼働を開始してから情報処理装置36の稼働が終了するまでの期間が、一被検体に対して内視鏡検査が行われる期間に相当する。
コネクタ26は、光源装置31に接続されている。光源装置31に対してコネクタ26が接続されると、ユニバーサルコード24D内のライトガイド及び流体チューブが光源装置31に挿入される。光源装置31は、ライトガイド及び流体チューブを介して、内視鏡スコープ24に対して照明光、水、及び気体を供給する。これにより、挿入部24Aの先端面の照明窓(図示省略)から被観察部位に向けて照明光が照射される。また、操作部24Cに対して行われる操作に応じて、挿入部24Aの先端面のノズル(図示省略)から上記の観察窓に向けて水及び気体が噴射される。なお、ここでは、光源装置31が内視鏡スコープ24に対して水及び気体を供給する形態例を挙げて説明したが、これは、あくまでも一例に過ぎず、水及び気体のうちの少なくとも一方は、光源装置とは別の装置から内視鏡スコープ24に供給されてもよい。
コネクタ28は、内視鏡プロセッサ装置32に接続されている。内視鏡プロセッサ装置32に対してコネクタ28が接続されると、ユニバーサルコード24D内の信号ケーブルが内視鏡プロセッサ装置32に電気的に接続される。内視鏡プロセッサ装置32は、信号ケーブルを介して内視鏡スコープ24に制御信号を供給することで、内視鏡スコープ24の動作を制御する。また、内視鏡スコープ24は、撮像部24Bに対して被観察部位を撮像させることで得た撮像信号を、信号ケーブルを介して内視鏡プロセッサ装置32に出力する。
内視鏡プロセッサ装置32は、内視鏡スコープ24から入力された撮像信号に基づいて、被観察部位を示す画像として、動画像を生成する。動画像のフレームレートは、例えば、30fps(frame per second)である。また、内視鏡プロセッサ装置32は、操作部24Cに対して行われる操作に応じて、被観察部位を示す画像として、静止画像を生成する。内視鏡プロセッサ装置32は、ディスプレイ34に接続されており、撮像信号に基づいて生成した画像をディスプレイ34に対して表示させる。
なお、本実施形態では、光源装置31及び内視鏡プロセッサ装置32が情報処理装置36と別体になっているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、光源装置31及び内視鏡プロセッサ装置32のうちの少なくとも一方が情報処理装置36と一体化されていてもよい。
情報処理装置36は、情報処理装置本体38及びバーコードリーダ40を備えている。情報処理装置本体38は、プロセッサ及び記憶デバイスを有するコンピュータを含んで構成されている。プロセッサとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)が挙げられる。記憶デバイスとしては、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、SSD(Solid State Drive)、及び/又はHDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性メモリと、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリとの組み合わせが挙げられる。
情報処理装置本体38には、検査開始ボタン38Aが設けられている。検査開始ボタン38Aは、オルターネイト型の押しボタンである。また、検査開始ボタン38Aは、一被検体に対する内視鏡検査を開始するタイミングでオンされ、一被検体に対する内視鏡検査を終了するタイミングでオフされる。検査開始ボタン38Aがオンされると、情報処理装置本体38は稼働を開始し、検査開始ボタン38Aがオフされると、情報処理装置本体38は稼働を停止する。
情報処理装置本体38には、内視鏡部門管理装置12が接続されている。情報処理装置本体38には、情報処理装置本体38を特定可能なID(Identification)である情報処理装置IDが付与されており、内視鏡部門管理装置12は、検査室30の各々に設置されている各情報処理装置本体38を、情報処理装置IDを用いて一元的に管理している。
また、情報処理装置本体38には、内視鏡プロセッサ装置32が接続されている。すなわち、内視鏡スコープ24は、内視鏡プロセッサ装置32を介して情報処理装置本体38に接続される。更に、情報処理装置本体38には、バーコードリーダ40も接続されている。
情報処理装置本体38は、内視鏡部門管理装置12の制御下で動作し、内視鏡プロセッサ装置32及びバーコードリーダ40の動作を制御する。情報処理装置本体38は、内視鏡プロセッサ装置32によって撮像信号に基づいて生成された画像を取得し、取得した画像を内視鏡部門管理装置12に出力する。
内視鏡スコープ24には、バーコード42が設けられている。図1に示す例では、操作部24Cにバーコード42が設けられている。バーコード42は、内視鏡スコープ24を一意に特定可能な内視鏡IDが暗号化された情報である。バーコード42は、内視鏡検査が開始される場合にバーコードリーダ40によって読み取られる。バーコードリーダ40は、バーコード42を読み取って得た内視鏡IDを情報処理装置本体38に出力する。
なお、バーコードリーダ40は、被検者に対して一意に割り当てられたバーコード(図示省略)も読み取ることが可能である。被検者に対して割り当てられるバーコード(以下、「被検者バーコード」とも称する)は、被検者を一意に特定可能な被検者IDが暗号化された情報であり、例えば、被検者の手首等に取り付けられたバンド(例えば、リストバンド)に付されている。内視鏡検査が開始されるタイミングで、バーコードリーダ40によって被検者バーコードが読み取られる。
情報処理装置本体38は、被検者IDにより特定される被検者に関する各種情報と各種IDとが対応付けられた内視鏡検査情報44を内視鏡部門管理装置12に出力する。ここで、各種IDとは、バーコードリーダ40によってバーコード42が読み取られることで得られた内視鏡ID、及びバーコードリーダ40によって被検者バーコードが読み取られることで得られた被検者IDを指す。ここでは、各種IDとして、内視鏡ID及び被検者IDを例示しているが、本開示の技術はこれに限定されず、内視鏡IDのみであってもよい。
また、ここで、被検者に関する各種情報としては、例えば、内視鏡プロセッサ装置32によって生成された画像、検査開始時刻、及び検査終了時刻等が挙げられる。情報処理装置本体38は、クロック(例えば、リアルタイムクロック)を有しており、クロックから、検査開始時刻及び検査終了時刻を取得する。例えば、検査開始時刻は、検査開始ボタン38Aがオンされた時刻であり、検査終了時刻は、検査開始ボタン38Aがオフされた時刻である。
用手洗浄設備16は、用手洗浄室46及びシンク48を備えている。シンク48は、用手洗浄室46内に設置されており、シンク48内で内視鏡スコープ24に対する用手洗浄が行われる。ここで、用手洗浄とは、内視鏡検査従事者が、洗浄剤、ブラシ、及びスポンジ等を使って手作業で物理的に内視鏡スコープ24の汚れを取り除く作業を指す。
自動洗浄設備18は、洗浄機室50、複数の洗浄機52、及び洗浄機管理装置54を備えている。複数の洗浄機52及び洗浄機管理装置54は、洗浄機室50に設置されている。洗浄機52は、用手洗浄が行われた内視鏡スコープ24を機械的に洗浄する装置である。複数の洗浄機52には、1本の内視鏡スコープ24のみを洗浄可能な1本用洗浄機と、2本の内視鏡スコープ24をまとめて洗浄可能な2本用洗浄機とが含まれている。1本用洗浄機は、慣用的に1本掛け洗浄機とも称されており、2本用洗浄機は、慣用的に2本掛け洗浄機とも称されている。
1本用洗浄機には、1本の内視鏡スコープ24が投入される洗浄槽が1つのみ設けられているのに対し、2本用洗浄機には、第1洗浄槽56及び第2洗浄槽58が設けられている。第1洗浄槽56及び第2洗浄槽58には、内視鏡スコープ24が1本ずつ投入される。以下、1本用洗浄機の洗浄槽、第1洗浄槽56、及び第2洗浄槽58を区別して説明する必要がない場合、符号を付さずに「洗浄槽」と称する。
洗浄機52は、受付デバイス60を備えている。受付デバイス60は、複数のボタン及びダイヤルを有する。複数のボタンには、洗浄開始ボタン60Aが含まれている。洗浄開始ボタン60Aは、洗浄機52に対して洗浄槽内の内視鏡スコープ24の洗浄を開始させる指示を受け付けるボタンである。洗浄開始ボタン60Aがオンされると、洗浄機52は稼働を開始する。洗浄機52が稼働すると、洗浄機52は、洗浄槽内の内視鏡スコープ24に対して洗浄剤による洗浄、濯ぎ、及び脱水等を既定のプログラムに従ってシーケンシャルに行う。
洗浄機52による洗浄時間、すなわち、洗浄機52の稼働時間は、受付デバイス60に含まれるダイヤルが操作されることによって指定される。ダイヤルが操作されることによって指定された時間が経過すると、洗浄機52は稼働を停止する。
洗浄機管理装置54は、洗浄機管理装置本体62及びバーコードリーダ64を備えている。洗浄機管理装置本体62は、プロセッサ及び記憶デバイスを有するコンピュータを含んで構成されている。プロセッサとしては、例えば、CPUが挙げられる。記憶デバイスとしては、EEPROM、SSD、及び/又はHDD等の不揮発性メモリと、RAM等の揮発性メモリとの組み合わせが挙げられる。
洗浄機管理装置本体62には、複数の洗浄機52が接続されており、洗浄機管理装置本体62は、複数の洗浄機52を一元的に管理する。例えば、洗浄機管理装置本体62は、クロックを有しており、クロックから、複数の洗浄機52の各々の洗浄開始時刻及び洗浄終了時刻を取得する。洗浄開始時刻は、洗浄機52の洗浄開始ボタン60Aがオンされた時刻であり、洗浄終了時刻は、洗浄機52の稼働が停止した時刻(例えば、洗浄槽内の内視鏡スコープ24の洗浄が終了した時刻)である。
なお、ここでは、洗浄機管理装置54によって複数の洗浄機52が一元的に管理される形態例を挙げて説明しているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、複数台の洗浄機管理装置54のそれぞれが複数の洗浄機52を個別に管理するようにしてもよいし、1台の洗浄機管理装置54が複数の洗浄機52を一元的に管理するようにしてもよい。
また、ここでは、洗浄開始時刻として、洗浄開始ボタン60Aがオンされた時刻を例示しているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、例えば、内視鏡部門管理装置12等の洗浄機管理装置54以外の装置に対して与えられた指示に従って洗浄開始時刻が決められてもよい。更に、ここでは、洗浄終了時刻として、洗浄機52の稼働が停止した時刻を例示したが、これは、あくまでも一例に過ぎず、洗浄時間を管理するタイマによる計時が終了した時刻を洗浄終了時刻としてもよいし、洗浄開始ボタン60Aがオフされた時刻であってもよい。
複数の洗浄機52の各々には、洗浄機52を特定可能なIDである洗浄機IDが付与されており、洗浄機管理装置本体62は、複数の洗浄機52を、洗浄機IDを用いて一元的に管理している。
洗浄機管理装置本体62には、バーコードリーダ64が接続されている。洗浄機管理装置本体62には、内視鏡部門管理装置12が接続されており、洗浄機管理装置本体62は、内視鏡部門管理装置12の制御下で動作し、複数の洗浄機52及びバーコードリーダ64の動作を制御する。
用手洗浄が行われた内視鏡スコープ24のバーコード42は、バーコードリーダ64によって読み取られる。バーコードリーダ64は、バーコード42を読み取って得た内視鏡IDを洗浄機管理装置本体62に出力する。
洗浄機管理装置本体62は、洗浄機52に関する各種情報と、洗浄機52によって洗浄された内視鏡スコープ24に対応する内視鏡IDとが関連付けられた洗浄情報66を内視鏡部門管理装置12に出力する。ここで、洗浄機52に関する各種情報としては、例えば、洗浄機ID、洗浄開始時刻、及び洗浄終了時刻等が挙げられる。
なお、内視鏡スコープ24、情報処理装置36、及び洗浄機52は、何れも、内視鏡取扱業務で用いられる医療機器である。以下では、説明の便宜上、内視鏡スコープ24、情報処理装置36、及び洗浄機52を区別して説明する必要がない場合、符号を付さずに「医療機器」とも称する。
内視鏡部門管理装置12は、医療施設内の内視鏡取扱業務を担う部門(内視鏡部門)を管理する装置である。内視鏡部門管理装置12は、内視鏡部門管理装置本体68、受付デバイス70、及びディスプレイ72を備えている。ディスプレイ72は、本開示の技術に係る「提示デバイス」の一例である。
詳しくは後述するが、内視鏡部門管理装置本体68は、コンピュータを含んで構成された装置である。内視鏡部門管理装置本体68には、受付デバイス70が接続されている。受付デバイス70は、キーボード、マウス、及び/又はタッチパネル等を有しており、内視鏡部門管理装置12のユーザ等の指示を受け付ける。内視鏡部門管理装置本体68には、ディスプレイ72が接続されている。ディスプレイ72は、内視鏡部門管理装置本体68の制御下で、各種情報を表示する。なお、ディスプレイ72としては、例えば、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ又は液晶ディスプレイ等が挙げられる。
内視鏡部門管理装置本体68は、情報処理装置本体38から出力された内視鏡検査情報44、及び洗浄機管理装置本体62から出力された洗浄情報66を取得し、取得した内視鏡検査情報44及び洗浄情報66を用いた処理を実行する。なお、以下では、説明の便宜上、内視鏡検査情報44及び洗浄情報66を区別して説明する必要がない場合、符号を付さずに「管理対象情報」と称する。
本実施形態において、内視鏡部門管理装置12は、ネットワーク22を介して医療業務支援装置20と接続されている。ネットワーク22は、例えば、インターネットである。なお、ネットワーク22は、インターネットに限らず、WAN(Wide Area Network)、及び/又は、イントラネット等のLAN(Local Area Network)等であってもよい。また、内視鏡部門管理装置12と医療業務支援装置20が一体的に形成され、医療業務支援装置20が内視鏡部門管理装置12の少なくとも一部の機能を有していてもよい。
内視鏡部門管理装置本体68は、ネットワーク22を介して医療業務支援装置20との間で情報の授受を行う。医療業務支援装置20は、クラウドコンピューティングによって実現される。ここでは、クラウドコンピューティングを例示しているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、例えば、医療業務支援装置20は、メインフレームによって実現されてもよいし、フォグコンピューティング、エッジコンピューティング、又はグリッドコンピューティング等のネットワークコンピューティングによって実現されてもよい。
医療業務支援装置20は、支援管理サーバ74及び管理情報記憶装置76を備えている。支援管理サーバ74には、管理情報記憶装置76が接続されている。
支援管理サーバ74は、ネットワーク22を介して内視鏡部門管理装置本体68と接続されており、内視鏡部門管理装置本体68からの要求に応じた処理を行い、処理結果を内視鏡部門管理装置本体68に提供する。
内視鏡部門管理装置本体68は、内視鏡検査情報44を匿名化し、匿名化した内視鏡検査情報44と、洗浄情報66とを支援管理サーバ74に送信する。内視鏡検査情報44の匿名化とは、内視鏡検査情報44に含まれる被検者IDから特定される被検者の匿名化を意味する。
支援管理サーバ74は、内視鏡検査情報44及び洗浄情報66を受信し、受信した内視鏡検査情報44及び洗浄情報66を管理情報記憶装置76に記憶する。支援管理サーバ74は、必要に応じて管理情報記憶装置76から内視鏡検査情報44及び洗浄情報66を選択的に取得し、取得した情報を用いた処理を実行する。
図2には、内視鏡検査従事者によって行われる内視鏡取扱業務の流れの一例が示されている。なお、以下では、説明の便宜上、使用可能な内視鏡スコープ24(例えば、洗浄機52によって洗浄済みの内視鏡スコープ24)が医療施設内の保管室(図示省略)に内視鏡検査従事者によって保管されることを前提として説明する。
図2に示す内視鏡取扱業務において、先ず、ステップST10では、内視鏡検査従事者によって保管室から内視鏡スコープ24が取り出され、複数の検査室30のうちの何れかの検査室30内に搬送される。
次のステップST12では、検査室30内の情報処理装置36に対して光源装置31及び内視鏡プロセッサ装置32を介して内視鏡スコープ24が接続される。
次のステップST14では、検査室30内でバーコードリーダ40によって内視鏡スコープ24のバーコード42が読み取られる。これにより、内視鏡スコープ24の内視鏡IDが情報処理装置36によって取得される。
次のステップST16では、情報処理装置36の検査開始ボタン38Aがオンされる。また、内視鏡プロセッサ装置32にも検査開始ボタン(図示省略)が設けられており、内視鏡プロセッサ装置32の検査開始ボタンがオンされる。これにより、内視鏡検査が開始される。ここでは、一例として、ステップST14の処理がステップST16の処理よりも先に行われる形態例を挙げているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、ステップST14の処理よりも先にステップST16の処理が行われるようにしてもよい。すなわち、ステップST14とステップST16の順番が逆であってもよい。
なお、以下では、説明の便宜上、検査開始ボタン38Aがオンされたことを条件に内視鏡検査が開始されることを前提として説明するが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、内視鏡プロセッサ装置32も情報処理装置36の検査開始ボタン38Aと同様の検査開始ボタンを有し、情報処理装置36の検査開始ボタン38Aがオンされ、かつ、内視鏡プロセッサ装置32の検査開始ボタンもオンされたことを条件に内視鏡検査が開始されるようにしてもよい。この場合、内視鏡プロセッサ装置32及び情報処理装置36が、本開示の技術に係る「情報処理装置」の一例である。
次のステップST18では、内視鏡スコープ24を用いた検査(内視鏡スコープ24の撮像部24Bによる被観察部位の撮像等)が医師等によって行われる。これにより、情報処理装置36は、撮像部24Bによって撮像されることで得られた撮像信号に基づく画像を生成する。
次のステップST20では、情報処理装置36の検査開始ボタン38Aがオフされる。また、内視鏡プロセッサ装置32の検査開始ボタンもオフされる。これにより、内視鏡検査が終了する。情報処理装置36が稼働している時間は、ステップST16で検査開始ボタン38Aがオンされてから、ステップST20で検査開始ボタン38Aがオフされるまでの時間であり、内視鏡検査が行われている時間(以下、「検査時間」とも称する)に相当する。
なお、以下では、説明の便宜上、検査開始ボタン38Aがオフされたことを条件に内視鏡検査が終了することを前提として説明するが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、情報処理装置36の検査開始ボタン38Aがオフされ、かつ、内視鏡プロセッサ装置32の検査開始ボタンもオフされたことを条件に内視鏡検査が終了されるようにしてもよい。
次のステップST22では、ステップST18で用いられた内視鏡スコープ24に対する用手洗浄が行われる。次のステップST24では、洗浄機室50で用手洗浄済みの内視鏡スコープ24のバーコード42がバーコードリーダ64によって読み取られる。これにより、内視鏡スコープ24の内視鏡IDが洗浄機管理装置54によって取得される。
次のステップST26では、洗浄機52の洗浄槽に内視鏡スコープ24が投入される。次のステップST28では、洗浄開始ボタン60Aがオンされる。
なお、内視鏡検査が終了してから、洗浄機52が内視鏡スコープ24の洗浄を開始するまでの時間、すなわち、ステップST20で検査開始ボタン38Aがオフされてから、ステップST28で洗浄開始ボタン60Aがオンされるまでの時間は、洗浄機52が内視鏡スコープ24の洗浄を開始するまでの洗浄待ち時間である。洗浄待ち時間は、内視鏡スコープ24に対して用手洗浄が行われる時間でもある。以下では、説明の便宜上、洗浄待ち時間、すなわち、内視鏡スコープ24に対して用手洗浄が行われる時間を、「用手洗浄時間」とも称する。
次のステップST30では、ステップST26で洗浄槽に投入された内視鏡スコープ24に対する洗浄機52による洗浄が開始される。次のステップST32では、ステップST28で洗浄開始ボタン60Aがオンされてから、指定された時間が経過すると、ステップST26で洗浄槽に投入された内視鏡スコープ24に対する洗浄機52による洗浄が終了し、1回の内視鏡取扱業務が終了する。
なお、ステップST28で洗浄開始ボタン60Aがオンされてから、ステップST32で内視鏡スコープ24に対する洗浄機52による洗浄が終了するまでの時間は、内視鏡スコープ24に対して洗浄機52による洗浄が行われる時間に相当する時間(以下、「自動洗浄時間」とも称する)である。
次のステップST34では、洗浄機52から内視鏡スコープ24が取り出され、取り出された内視鏡スコープ24が保管室に保管される。
なお、Nを自然数とした場合、特定の検査室30において、N回目の内視鏡検査が終了した時点(N回目の内視鏡取扱業務に含まれるステップST20で検査開始ボタン38Aがオフされた時点)から、N+1回目の内視鏡検査が開始された時点(N+1回目の内視鏡取扱業務に含まれるステップST16で検査開始ボタン38Aがオンされた時点)までに要する時間は、特定の検査室30で内視鏡検査を待機している時間に相当する時間(以下、「検査待機時間」とも称する)である。ここで、N回目の内視鏡検査は、本開示の技術に係る「N回目の内視鏡手技業務である第1内視鏡手技業務」の一例であり、N+1回目の内視鏡検査は、本開示の技術に係る「N+1回目の内視鏡手技業務である第2内視鏡手技業務」の一例である。
一例として図3に示すように、内視鏡部門管理装置本体68は、CPU78、ストレージ80、メモリ82、支援装置用通信I/F(Interface)84、複数の検査室用通信I/F86、及び洗浄機用通信I/F88を備えている。CPU78、ストレージ80、メモリ82、支援装置用通信I/F84、複数の検査室用通信I/F86、及び洗浄機用通信I/F88は、バス90に接続されている。
CPU78は、内視鏡部門管理装置本体68の全体を制御する。ストレージ80は、各種プログラム及び各種パラメータ等を記憶する不揮発性の記憶装置である。ストレージ80としては、例えば、EEPROM、SSD、及び/又はHDD等が挙げられる。メモリ82は、一時的に情報が記憶されるメモリであり、CPU78によってワークメモリとして用いられる。メモリ82としては、例えば、RAMが挙げられる。
支援装置用通信I/F84は、ネットワーク22に接続されており、CPU78と支援管理サーバ74との間の情報の授受を司る。例えば、支援装置用通信I/F84は、CPU78からの要求に応じた情報を、ネットワーク22を介して支援管理サーバ74に送信し、支援管理サーバ74から送信された情報を受信し、受信した情報をCPU78に出力する。
検査室用通信I/F86は、検査室30毎に設けられており、検査室30内の情報処理装置本体38に接続されている。検査室用通信I/F86は、CPU78と情報処理装置本体38との間の情報の授受を司る。例えば、検査室用通信I/F86は、CPU78からの要求に応じた情報を、複数の情報処理装置本体38のうち、CPU78によって指定された情報処理装置本体38に送信する。また、検査室用通信I/F86は、情報処理装置本体38から内視鏡検査情報44を取得し、取得した内視鏡検査情報44をCPU78に出力する。
洗浄機用通信I/F88は、洗浄機管理装置本体62に接続されており、CPU78と洗浄機管理装置本体62との間の情報の授受を司る。例えば、洗浄機用通信I/F88は、CPU78からの要求に応じた情報を洗浄機管理装置本体62に送信する。また、洗浄機用通信I/F88は、洗浄機管理装置本体62から洗浄情報66を取得し、取得した洗浄情報66をCPU78に出力する。
一例として図4に示すように、内視鏡部門管理装置本体68において、ストレージ80は、管理装置制御プログラム92を記憶している。CPU78は、ストレージ80から管理装置制御プログラム92を読み出し、読み出した管理装置制御プログラム92をメモリ82上で実行することで管理装置制御処理(図10参照)を行う。管理装置制御処理は、CPU78が管理装置制御プログラム92に従って受信部78A、送信部78B、記憶制御部78C、及び表示制御部78Dとして動作することによって実現される。受信部78A、送信部78B、記憶制御部78C、及び表示制御部78Dによる具体的な処理内容については、図10を用いて後述する。
ストレージ80には、内視鏡検査管理データベース94及び洗浄機管理データベース96が構築されている。記憶制御部78Cは、検査室用通信I/F86(図3参照)を介して内視鏡検査情報44(図1及び図3参照)を取得し、取得した内視鏡検査情報44を内視鏡検査管理データベース94に記憶する。また、記憶制御部78Cは、洗浄機用通信I/F88(図3参照)を介して洗浄情報66(図1及び図3参照)を取得し、取得した洗浄情報66を洗浄機管理データベース96に記憶する。なお、以下では、説明の便宜上、内視鏡検査管理データベース94及び洗浄機管理データベース96を区別して説明する必要がない場合、「医療施設側管理データベース」とも称する。
一例として図5に示すように、内視鏡検査管理データベース94には、複数の検査室30の各々に設置されている各情報処理装置本体38から記憶制御部78Cによって取得された内視鏡検査情報44が記憶されている。内視鏡検査管理データベース94では、内視鏡ID毎に、かつ、情報処理装置ID毎に、検査開始時刻及び検査終了時刻が対応付けられている。また、検査開始時刻又は検査終了時刻に対して被検者IDが対応付けられている(図示省略)。
一例として図6に示すように、洗浄機管理データベース96には、洗浄機管理装置本体62から記憶制御部78Cによって取得された洗浄情報66が記憶されている。洗浄機管理データベース96では、内視鏡ID毎に、かつ、洗浄機ID毎に、洗浄開始時刻及び洗浄終了時刻が対応付けられている。
一例として図7に示すように、支援管理サーバ74は、CPU98、ストレージ100、メモリ102、及び通信I/F104を備えている。CPU98は、本開示の技術に係る「プロセッサ」の一例であり、メモリ102は、本開示の技術に係る「メモリ」の一例である。
CPU98、ストレージ100、メモリ102、及び通信I/F104は、バス106に接続されている。また、バス106には、管理情報記憶装置76が接続されている。管理情報記憶装置76としては、例えば、EEPROM、SSD、及び/又はHDD等が挙げられる。管理情報記憶装置76には、匿名化された管理対象情報が記憶されている。
CPU98は、支援管理サーバ74の全体を制御する。ストレージ100は、各種プログラム及び各種パラメータ等を記憶する不揮発性の記憶装置である。ストレージ100としては、例えば、EEPROM、SSD、及び/又はHDD等が挙げられる。メモリ102は、一時的に情報が記憶されるメモリであり、CPU98によってワークメモリとして用いられる。メモリ102としては、例えば、RAMが挙げられる。
通信I/F104は、ネットワーク22を介して内視鏡部門管理装置本体68に接続されており、CPU98と内視鏡部門管理装置本体68との間の情報の授受を司る。例えば、通信I/F104は、内視鏡部門管理装置本体68から送信された情報を受信し、受信した情報をCPU78に出力する。また、通信I/F104は、CPU98からの要求に応じた情報を、ネットワーク22を介して内視鏡部門管理装置本体68に送信する。
一例として図8に示すように、支援管理サーバ74において、ストレージ100は、医療業務支援処理プログラム108を記憶している。なお、支援管理サーバ74は、本開示の技術に係る「コンピュータ」の一例であり、医療業務支援処理プログラム108は、本開示の技術に係る「プログラム」の一例である。
CPU98は、ストレージ100から医療業務支援処理プログラム108を読み出し、読み出した医療業務支援処理プログラム108をメモリ102上で実行することで医療業務支援処理(図11参照)を行う。医療業務支援処理は、CPU98が医療業務支援処理プログラム108に従って受信部98A、送信部98B、取得部98C、記憶制御部98D、導出部98E、生成部98F、及び特定部98Gとして動作することによって実現される。受信部98A、送信部98B、取得部98C、記憶制御部98D、導出部98E、生成部98F、及び特定部98Gによる具体的な処理内容については、図11を用いて後述する。
CPU98は、医療業務支援処理を行うことで、検査サイクル及びスコープサイクルに基づいて内視鏡スコープ24の必要本数(以下、単に「必要スコープ本数」とも称する)を導出し、導出した必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報を出力する。
ここで、検査サイクルとは、内視鏡検査に要する検査時間の平均値と、検査待機時間(図2参照)の最短時間として選定された最短待機時間との和を指す。また、スコープサイクルとは、内視鏡検査に要する検査時間の平均値と、内視鏡検査が終了してから内視鏡スコープ24の洗浄が終了するまでの洗浄時間の平均値との和を指す。ここで、内視鏡検査が終了してから内視鏡スコープ24の洗浄が終了するまでの洗浄時間の平均値は、用手洗浄時間(図2参照)の平均値と、自動洗浄時間(図2参照)の平均値との和である。説明の便宜上、以下、内視鏡検査に要する検査時間の平均値を単に「平均検査時間」とも称し、内視鏡検査が終了してから内視鏡スコープ24の洗浄が終了するまでの洗浄時間の平均値を単に「平均洗浄時間」とも称し、用手洗浄時間の平均値を単に「平均用手洗浄時間」とも称し、自動洗浄時間の平均値を単に「平均自動洗浄時間」とも称する。
なお、平均検査時間は、本開示の技術に係る「標準手技業務時間」の一例であり、最短待機時間は、本開示の技術に係る「標準待機時間」の一例であり、平均洗浄時間は、本開示の技術に係る「標準洗浄時間」の一例である。また、平均用手洗浄時間は、本開示の技術に係る「第1洗浄時間」の一例であり、平均自動洗浄時間は、本開示の技術に係る「第2洗浄時間」の一例である。
詳しくは後述するが、医療業務支援情報は、必要スコープ本数を特定可能な情報を含む情報である。医療業務支援情報には、必要スコープ本数を特定可能な情報を含む情報として、医療業務支援画面114(図12参照)を示す画面情報が含まれている。
一例として図9に示すように、管理情報記憶装置76には、支援装置管理データベース113が構築されている。支援装置管理データベース113は、内視鏡検査管理データベース110及び洗浄機管理データベース112を有する。内視鏡検査管理データベース110には、匿名化された内視鏡検査情報44が記憶されており、洗浄機管理データベース112には、洗浄情報66が記憶されている。
記憶制御部98Dは、通信I/F104(図7参照)を介して内視鏡部門管理装置本体68から、匿名化された内視鏡検査情報44を取得し、取得した内視鏡検査情報44を内視鏡検査管理データベース110に記憶する。記憶制御部98Dは、通信I/F104(図7参照)を介して内視鏡部門管理装置本体68から洗浄情報66(図6参照)を取得し、取得した洗浄情報66を洗浄機管理データベース112に記憶する。
次に、医療業務支援システムの動作について説明する。
図10には、内視鏡部門管理装置12のCPU78によって行われる管理装置制御処理の流れの一例が示されている。なお、本実施形態において、以下では、医療機器として情報処理装置36を例に挙げて説明する。
図10に示す管理装置制御処理では、先ず、ステップST100で、受信部78Aは、管理対象情報が検査室用通信I/F86(図3参照)又は洗浄機用通信I/F88(図3参照)によって受信されたか否かを判定する。ステップST100において、管理対象情報が検査室用通信I/F86又は洗浄機用通信I/F88によって受信されていない場合は、判定が否定されて、管理装置制御処理はステップST114へ移行する。ステップST100において、管理対象情報が検査室用通信I/F86又は洗浄機用通信I/F88によって受信された場合は、判定が肯定されて、管理装置制御処理はステップST102へ移行する。
ステップST102で、記憶制御部78Cは、ステップST100で検査室用通信I/F86又は洗浄機用通信I/F88によって受信された管理対象情報を医療施設側管理データベースに記憶する。すなわち、内視鏡検査情報44は、内視鏡検査管理データベース94(図4及び図5参照)に記憶され、洗浄情報66は、洗浄機管理データベース96(図4及び図6参照)に記憶される。ステップST102の処理が実行された後、管理装置制御処理はステップST104へ移行する。
ステップST104で、送信部78Bは、ステップST100で受信された管理対象情報を、支援装置用通信I/F84(図3参照)を介して支援管理サーバ74に送信する。ステップST104の処理が実行された後、管理装置制御処理はステップST106へ移行する。
ステップST106で、送信部78Bは、ディスプレイ72(図1及び図3参照)に対して医療業務支援画面114(図12参照)を表示させる条件である支援画面表示条件を満足したか否かを判定する。支援画面表示条件の第1の例としては、受付デバイス70(図1及び図3参照)によって、ディスプレイ72に対して医療業務支援画面114を表示させる指示が受け付けられたという条件が挙げられる。また、支援画面表示条件の第2の例としては、予め指定された時刻(例えば、22時)が到来したという条件が挙げられる。更に、支援画面表示条件の第2の例としては、医療施設側管理データベースに記憶されている管理対象情報の情報量が既定の情報量に達したという条件が挙げられる。
ステップST106において、支援画面表示条件を満足していない場合は、判定が否定されて、管理装置制御処理はステップST114へ移行する。ステップST106において、支援画面表示条件を満足した場合は、判定が肯定されて、管理装置制御処理はステップST108へ移行する。
ステップST108で、送信部78Bは、支援装置用通信I/F84(図3参照)を介して支援管理サーバ74に対して医療業務支援情報の送信を要求する。ステップST108の処理が実行された後、管理装置制御処理はステップST110へ移行する。
ステップST108の処理が実行されると、図11に示す医療業務支援処理に含まれるステップST206~ステップST222の処理が支援管理サーバ74によって実行され、ステップST220が実行されることによって支援管理サーバ74からネットワーク22を介して内視鏡部門管理装置12に医療業務支援情報が送信される。
ステップST110で、受信部78Aは、支援管理サーバ74から送信された医療業務支援情報が支援装置用通信I/F84(図3参照)によって受信されたか否かを判定する。ステップST110において、医療業務支援情報が支援装置用通信I/F84によって受信されていない場合は、判定が否定されて、ステップST110の判定が再び行われる。ステップST110において、医療業務支援情報が支援装置用通信I/F84によって受信された場合は、判定が肯定されて、管理装置制御処理はステップST112へ移行する。
ステップST112で、表示制御部78Dは、ステップST110で支援装置用通信I/F84によって受信された医療業務支援情報を用いて医療業務支援画面114(図12参照)を生成し、ディスプレイ72(図1及び図3参照)に対して、医療業務支援画面114を表示させる(図12参照)。ステップST112の処理が実行された後、管理装置制御処理はステップST114へ移行する。
ステップST114で、表示制御部78Dは、管理装置制御処理を終了させる条件(以下、「管理装置制御処理終了条件」と称する)を満足したか否かを判定する。管理装置制御処理終了条件としては、例えば、管理装置制御処理を終了させる指示が受付デバイス70(図1及び図3参照)によって受け付けられたという条件が挙げられる。
ステップST114において、管理装置制御処理終了条件を満足していない場合は、判定が否定されて、管理装置制御処理はステップST100へ移行する。ステップST114において、管理装置制御処理終了条件を満足した場合は、管理装置制御処理が終了する。
図11には、支援管理サーバ74のCPU98によって行われる医療業務支援処理の流れの一例が示されている。
図11に示す医療業務支援処理では、先ず、ステップST200で、受信部98Aは、図10に示す管理装置制御処理に含まれるステップST100の処理が実行されることによって送信された管理対象情報が通信I/F104(図7参照)によって受信されたか否かを判定する。ステップST200において、管理対象情報が通信I/F104によって受信されていない場合は、判定が否定されて、医療業務支援処理はステップST222へ移行する。ステップST200において、管理対象情報が通信I/F104によって受信された場合は、判定が肯定されて、医療業務支援処理はステップST202へ移行する。
ステップST202で、記憶制御部98Dは、ステップST200で通信I/F104によって受信された管理対象情報を支援装置管理データベース113に記憶する。すなわち、内視鏡検査情報44は、内視鏡検査管理データベース110(図9参照)に記憶され、洗浄情報66は、洗浄機管理データベース112(図9参照)に記憶される。ステップST202の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST204へ移行する。
ステップST204で、受信部98Aは、図10に示す管理装置制御処理に含まれるステップST108の処理が実行されることによって内視鏡部門管理装置12から医療業務支援情報の送信が要求されたか否かを判定する。ステップST204において、内視鏡部門管理装置12から医療業務支援情報の送信が要求されていない場合は、判定が否定されて、医療業務支援処理はステップST222へ移行する。ステップST204において、内視鏡部門管理装置12から医療業務支援情報の送信が要求された場合は、判定が肯定されて、医療業務支援処理はステップST206へ移行する。
ステップST206で、特定部98Gは、内視鏡検査管理データベース110(図9参照)を参照して、医療機器の稼働状況がピークの日(以下、「稼働ピーク日」とも称する)を特定し、かつ、稼働ピーク日において医療機器の稼働状況がピークの検査時間帯(以下、「稼働ピーク時間帯」とも称する)を特定する。
本実施形態において、稼働ピーク日は、事前に指定された期間(例えば、ユーザ等によって指定された期間)内において、全ての検査室30に設置されている全ての情報処理装置36(以下、「全ての情報処理装置36」とも称する)の稼働状況がピークの日を指す。また、本実施形態において、稼働ピーク時間帯は、稼働ピーク日において全ての情報処理装置36の稼働状況がピークの検査時間帯を指す。以下では、説明の便宜上、稼働ピーク日及び稼働ピーク時間帯を「稼働ピーク日時」とも称する。なお、稼働ピーク日時は、本開示の技術に係る「内視鏡手技業務を含む内視鏡取扱業務で用いられる医療機器の稼働の度合いが基準度合い以上の時期」の一例である。なお、医療機器の稼働の度合いは、医療業務支援装置が取得できる医療機器の稼働の割合を示す情報を示し、例えば、内視鏡検査の回数に基づく値で示される。内視鏡検査の回数に基づく値とは、例えば、1日毎又は1時間毎等の所定期間毎の内視鏡検査回数を示す。また、内視鏡検査の回数に基づく値とは、医療業務支援装置が取得できる医療機器が複数である場合、複数の医療機器によって実行される内視鏡検査の所定期間毎の総数を示す。内視鏡検査の回数に基づく値は、内視鏡検査管理データベースを参照して、各内視鏡検査の開始時刻及び検査終了時刻の情報から求めても良い。基準度合いは、基準値である。より具体的には、稼働ピーク日または稼働ピーク時間等の内視鏡検査が集中的に行われている期間を判別するための基準値である。基準値は、予め設定された固定値であっても良いし、ユーザの入力に従って変更される可変値であってもよい。また、基準値は、過去に実施された内視鏡検査回数に基づき算出される変動値であっても良い。基準値は、例えば、過去に実施された内視鏡検査回数の平均値や、過去に実施された内視鏡検査回数の最大値、又は最大値に所定値を加算又は乗算した値であっても良い。さらに、医療機器の稼働の度合いが第1期間(例えば、1日)毎の内視鏡検査回数を示す場合において、第1期間より長い第2期間(例えば、1週間)における第1期間毎の内視鏡検査の回数の内、最も大きい値を基準値としても良い。
ここでは、内視鏡検査が行われた回数の最多日が稼働ピーク日とされている。また、稼働ピーク日での全ての情報処理装置36の稼働時間の平均値が最大の検査時間帯が稼働ピーク時間帯とされている。このようにして得られた稼働ピーク日時は、本開示の技術に係る「内視鏡手技業務の回数に基づく値が基準値以上の時期」の一例である。また、ここでは、稼働ピーク日及び稼働ピーク日時を例示しているが、これはあくまでも一例に過ぎず、稼働ピーク日及び稼働ピーク日時に代えて、ユーザ等によって指定された日又は日時を用いてもよい。
内視鏡検査が行われた日は、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44の検査開始時刻又は検査終了時刻から特定可能である。従って、本ステップST206では、内視鏡検査が行われた回数の最多日は、内視鏡検査管理データベース110に含まれる内視鏡検査情報44の検査開始時刻又は検査終了時刻から特定部98Gによって特定される。また、全ての情報処理装置36の稼働時間も、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44の検査開始時刻及び検査終了時刻から特定可能である。従って、本ステップST206では、稼働ピーク時間帯は、内視鏡検査管理データベース110に含まれる内視鏡検査情報44の検査開始時刻及び検査終了時刻から特定部98Gによって特定される。
なお、稼働ピーク日は、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44から特定可能な全ての期間を対象にして特定されてもよいし、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44から指定された期間(例えば、指定された数年間、指定された数か月、又は指定された数日)であってもよい。期間の指定は、例えば、内視鏡部門管理装置12の受付デバイス70(図1及び図3参照)を介してユーザ等によって行われる。
また、稼働ピーク時間帯は、全ての情報処理装置36の稼働時間の平均値に限定されるものではなく、稼働している情報処理装置36の台数が最多の検査時間帯であってもよいし、情報処理装置36の稼働時間の中央値が最大の検査時間帯であってもよく、情報処理装置36の台数及び/又は稼働時間の統計値に基づく値から選定される検査時間帯であればよい。
また、ここでは、稼働ピーク日時を例示しているが、これはあくまでも一例に過ぎず、稼働ピーク日時に代えて、稼働ピーク日を適用してもよい。
次のステップST208で、導出部98Eは、支援装置管理データベース113(図9参照)を参照して、ステップST206で特定された稼働ピーク日時について、スコープサイクルを算出する。ステップST208の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST210へ移行する。
本ステップST208で算出されるスコープサイクルは、ステップST206で特定された稼働ピーク日時の平均検査時間、ステップST206で特定された稼働ピーク日時の平均用手洗浄時間、及びステップST206で特定された稼働ピーク日時の平均自動洗浄時間の和である。
本ステップST208において、スコープサイクルに含まれる平均検査時間は、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている全ての内視鏡スコープ24に対応する全ての検査時間の平均値である。ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている内視鏡スコープ24に対応する検査時間は、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44(図5参照)に含まれる全ての検査開始時刻及び全ての検査終了時刻のうち、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている内視鏡スコープ24に関する内視鏡IDに対応付けられている検査開始時刻及び検査終了時刻から導出部98Eによって算出される。
本ステップST208において、スコープサイクルに含まれる平均用手洗浄時間は、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている全ての内視鏡スコープ24に対応する全ての用手洗浄時間の平均値である。ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている内視鏡スコープ24に対応する用手洗浄時間は、検査終了時刻及び洗浄開始時刻から導出部98Eによって算出される。用手洗浄時間の算出に用いられる検査終了時刻は、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44(図5参照)に含まれる全ての検査終了時刻のうち、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている内視鏡スコープ24に関する内視鏡IDに対応付けられている検査終了時刻である。また、用手洗浄時間の算出に用いられる洗浄開始時刻は、洗浄機管理データベース112に記憶されている洗浄情報66(図6参照)に含まれる全ての洗浄開始時刻のうち、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている内視鏡スコープ24に関する内視鏡IDに対応付けられている洗浄開始時刻である。
本ステップST208において、スコープサイクルに含まれる平均自動洗浄時間は、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている全ての内視鏡スコープ24に対応する全ての自動洗浄時間の平均値である。ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている内視鏡スコープ24に対応する自動洗浄時間は、洗浄機管理データベース112に記憶されている洗浄情報66(図6参照)に含まれる全ての洗浄開始時刻及び洗浄終了時刻のうち、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に用いられている内視鏡スコープ24に関する内視鏡IDに対応付けられている洗浄開始時刻及び洗浄終了時刻から導出部98Eによって算出される。
なお、ここでは、スコープサイクルの一例として、平均検査時間、平均用手洗浄時間、及び平均自動洗浄時間の和を挙げているが、本開示の技術はこれに限定されず、スコープサイクルは、平均検査時間、平均用手洗浄時間、平均自動洗浄時間、及び最短待機時間の和であってもよい。
ステップST210で、導出部98Eは、内視鏡検査管理データベース110(図9参照)を参照して、ステップST206で特定された稼働ピーク日時について、検査サイクルを算出する。ステップST210の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST212へ移行する。
本ステップST210で算出される検査サイクルは、ステップST206で特定された稼働ピーク日時の平均検査時間と、ステップST206で特定された稼働ピーク日時の最短待機時間との和である。
本ステップST210において、検査サイクルに含まれる平均検査時間は、ステップST208のスコープサイクルに含まれる平均検査時間と同一である。
本ステップST210において、検査サイクルに含まれる最短待機時間は、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44(図5参照)に含まれる全ての内視鏡IDに対応する全ての検査開始時刻及び検査終了時刻から導出部98Eによって算出される。すなわち、全ての内視鏡スコープ24についてのN回目の内視鏡検査に関する検査終了時刻からN+1回目の内視鏡検査に関する検査開始時刻までの時間のうち、最短の時間が検査サイクルに含まれる最短待機時間として用いられる。
ステップST212で、特定部98Gは、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に内視鏡検査が行われている検査室30の部屋数(以下、「検査室数」とも称する)を特定し、かつ、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に行われている内視鏡検査の種類(以下、「検査種類」とも称する)を特定する。ステップST212の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST214へ移行する。
本ステップST212において、検査室数は、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に稼働している情報処理装置36の台数と一致している。なぜならば、各検査室30に対して情報処理装置36が1台ずつ設置されているからである。従って、特定部98Gは、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44から、全ての情報処理装置IDのうちのステップST206で特定された稼働ピーク日時に対応する情報処理装置IDの個数を特定することで検査室数を特定する。すなわち、情報処理装置IDの個数が検査室数として特定部98Gによって認識される。
本ステップST212において、検査種類は、例えば、検査種類導出テーブル(図示省略)から特定部98Gによって導出される。例えば、検査種類導出テーブルは、内視鏡IDと内視鏡検査種類情報とが対応付けられたテーブルである。内視鏡検査種類情報とは、内視鏡IDから特定される内視鏡スコープ24が用いられる内視鏡検査の種類を示す情報を指す。内視鏡検査の種類とは、例えば、内視鏡スコープ24の用途を意味する。内視鏡検査の種類としては、例えば、上部消化器検査、膵管検査、胆管検査、十二指腸検査、大腸検査、脳内検査、耳鼻咽喉検査、気管支検査、経口式内視鏡検査、及び経鼻式内視鏡検査等が挙げられる。
特定部98Gは、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に対応付けられている内視鏡IDに対応する内視鏡検査種類情報を検査種類導出テーブルから導出することで、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に行われている内視鏡検査の種類を特定する。
なお、ここでは、特定部98Gが検査種類導出テーブルを用いて内視鏡検査の種類を特定する形態例を挙げているが、これはあくまでも一例に過ぎず、特定部98Gは、内視鏡検査情報44から内視鏡検査の種類を特定してもよい。この場合、例えば、内視鏡検査種類情報が、内視鏡検査情報44の検査開始時刻及び/又は検査終了時刻に対して内視鏡部門管理装置12又は情報処理装置36によって対応付けられるようにすればよい。これにより、特定部98Gは、ステップST206で特定された稼働ピーク日時に対応する検査開始時刻及び/又は検査終了時刻に対して対応付けられている内視鏡検査種類情報から内視鏡検査の種類を特定することが可能となる。
ステップST214で、導出部98Eは、ステップST208で算出したスコープサイクル、ステップST210で算出した検査サイクル、及びステップST212で特定された検査室数に基づいて、必要スコープ本数を算出する。ステップST214の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST216へ移行する。
本ステップST214において、必要スコープ本数は、検査サイクルに対するスコープサイクルの割合に基づいて導出部98Eによって導出される。具体的には、必要スコープ本数は、“{(スコープサイクル)/(検査サイクル)}×検査室数”という式から算出される。すなわち、必要スコープ本数は、ステップST210で算出した検査サイクルに対するステップST208で算出したスコープサイクルの割合に対して、ステップST212で特定された検査室数が乗じられることで得られた値である。なお、本ステップST214において、検査室数は、本開示の技術に係る「内視鏡手技業務が行われる医療現場の数」の一例である。
また、本ステップST214では、ステップST210で算出した検査サイクルに対するステップST208で算出したスコープサイクルの割合を例示したが、ここで用いられる検査サイクル及びスコープサイクルのうちの少なくとも1つには、微調整用の時間が加えられていてもよいし、減じられていてもよいし、微調整用の係数が乗じられてもよい。
ステップST216で、生成部98Fは、ステップST214で算出された必要スコープ本数を報知する報知情報を生成する。報知情報は、医療業務支援画面114(図12参照)内に可視化して表示される。ステップST216の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST218へ移行する。
ステップST218で、生成部98Fは、ステップST214で算出された必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報を生成する。ステップST218の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST220へ移行する。
本ステップST218において、医療業務支援情報には、稼働ピーク日時、検査室数、検査種類、スコープサイクル、検査サイクル、平均検査時間、平均用手洗浄時間、平均自動洗浄時間、最短待機時間、及び報知情報が含まれている。
医療業務支援情報は、提示デバイス(ここでは、一例として、ディスプレイ72)によってコメント、図、及び表等で表現可能な情報であり、医療業務支援画面114(図12参照)を示す画面情報を含む。なお、ここでは、画面情報が医療業務支援装置20によって生成される形態例を挙げているが、これは、あくまでも一例に過ぎず、例えば、画面情報は、内視鏡部門管理装置12等の他の装置によって生成されるようにしてもよい。
ステップST220で、送信部98Bは、ステップST218で生成された医療業務支援情報を、通信I/F104(図7参照)を介して内視鏡部門管理装置本体68に送信する。ステップST220の処理が実行された後、医療業務支援処理はステップST222へ移行する。
ステップST222で、送信部98Bは、医療業務支援処理を終了させる条件(以下、「医療業務支援処理終了条件」と称する)を満足したか否かを判定する。医療業務支援処理終了条件としては、例えば、医療業務支援処理を終了させる指示が受付デバイス(図示省略)によって受け付けられたという条件が挙げられる。
ステップST222において、医療業務支援処理終了条件を満足していない場合は、判定が否定されて、医療業務支援処理はステップST200へ移行する。ステップST222において、医療業務支援処理終了条件を満足した場合は、判定が肯定されて、医療業務支援処理が終了する。
ステップST220の処理が実行されることによって医療業務支援情報が送信されると、上述したように、内視鏡部門管理装置12の支援装置用通信I/F84によって医療業務支援情報が受信される(図10に示すステップST110参照)。そして、図10に示すステップST112に示すように、内視鏡部門管理装置12の表示制御部78Dによって、医療業務支援情報に基づいて医療業務支援画面114(図12参照)が生成され、生成された医療業務支援画面114がディスプレイ72に表示される(図12参照)。
一例として図12に示すように、医療業務支援画面114には、画面タイトル表示欄114A、必要スコープ本数算出対象日表示欄114B、平均検査時間表示欄114C、平均用手洗浄時間表示欄114D、平均自動洗浄時間表示欄114E、最短待機時間表示欄114F、必要スコープ本数表示欄114G、参考情報表示欄114H、注意情報表示欄114I、検査種類表示欄114J、及び検査支援コメント表示欄114Kが表示されている。
画面タイトル表示欄114Aには、医療業務支援画面114が、必要スコープ本数の見積もりを表す画面であることが認識可能なタイトルが表示されている。図12に示す例では、画面タイトル表示欄114Aに「必要スコープ本数の見積もり」と表示されている。
必要スコープ本数算出対象日表示欄114Bには、図11に示すステップST206で特定された稼働ピーク日時が表示されている。図12に示す例では、「対象日:20XX/2/10(月)11時台」というように、稼働ピーク日時が年月日、曜日、及び時間帯で表現されている。
平均検査時間表示欄114Cには、図11に示すステップST208のスコープサイクルの算出及び図11に示すステップST210の検査サイクルの算出で用いられた平均検査時間が表示されている。平均用手洗浄時間表示欄114Dには、図11に示すステップST208のスコープサイクルの算出で用いられた平均用手洗浄時間が表示されている。平均自動洗浄時間表示欄114Eには、図11に示すステップST208のスコープサイクルの算出で用いられた平均自動洗浄時間が表示されている。最短待機時間表示欄114Fには、図11に示すステップST210の検査サイクルの算出で用いられた最短待機時間が表示されている。
必要スコープ本数表示欄114Gには、図11に示すステップST214で算出された必要スコープ本数が表示されている。また、必要スコープ本数表示欄114Gには、必要スコープ本数の算出で用いられた式、スコープサイクル、検査サイクル、及び検査室数が表示されている。
参考情報表示欄114Hには、参考情報が表示されている。図12に示す例では、参考情報の一例として、スコープサイクルの算出方法(図12に示す例では、「スコープサイクル=平均検査時間+平均用手洗浄時間+平均自動洗浄時間」)及び検査サイクルの算出方法(図12に示す例では、「検査サイクル=平均検査時間+最短待機時間」)が示されている。
注意情報表示欄114Iには、注意情報が表示されている。図12に示す例では、注意情報の一例として、必要スコープ本数表示欄114Gに表示されている必要スコープ本数がシミュレーション上の値であり、保証値ではないことを示すコメントが表示されている。
検査種類表示欄114Jには、図11に示すステップST212で特定された検査種類、すなわち、稼働ピーク日時に各検査室30で行われている内視鏡検査の種類を示す情報が検査室30毎に表示されている。
検査支援コメント表示欄114Kには、検査サイクル及びスコープサイクルに基づいて算出された必要スコープ本数に関するコメントが表示されている。図12に示す例では、検査支援コメント表示欄114Kに「検査サイクル及びスコープサイクルに基づくと、約8本の内視鏡スコープが必要となる可能性があります。」というコメントが表示されている。
以上説明したように、本実施形態に係る医療業務支援装置20では、平均検査時間、平均用手洗浄時間、平均自動洗浄時間、及び最短待機時間に基づいて必要スコープ本数が導出される(図11に示すステップST214参照)。そして、医療業務支援装置20では、導出された必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報が内視鏡部門管理装置12に送信される(図11に示すステップST220参照)。内視鏡部門管理装置12では、医療業務支援情報に基づいて医療業務支援画面114が生成されてディスプレイ72に表示される(図10に示すステップST112参照)。医療業務支援画面114には、医療業務支援情報が可視化された状態でユーザ等に提示されるので、ユーザ等は、必要スコープ本数を把握することができる。従って、本構成によれば、内視鏡手技業務の効率的な実施を支援することができる。
また、必要スコープ本数は、検査室数、平均検査時間、平均用手洗浄時間、平均自動洗浄時間、及び最短待機時間に基づいて算出される。従って、本構成によれば、平均検査時間、平均用手洗浄時間、及び平均自動洗浄時間のみから内視鏡スコープ24の必要な本数をユーザ等に予測させる場合に比べ、内視鏡スコープ24の必要な本数として高精度な本数をユーザ等に把握させることができる。
また、必要スコープ本数は、検査サイクルに対するスコープサイルクの割合、すなわち、平均検査時間及び最短待機時間の和に対する平均検査時間、平均用手洗浄時間、及び平均自動洗浄時間の和の割合に基づいて算出される。従って、本構成によれば、検査サイクル又はスコープサイクルのみから内視鏡スコープ24の必要な本数をユーザ等に把握させる場合に比べ、内視鏡スコープ24の必要な本数として高精度な本数をユーザ等に把握させることができる。
また、スコープサイクルには、平均用手洗浄時間及び平均自動洗浄時間が含まれている。従って、本構成によれば、スコープサイクルに平均用手洗浄時間及び平均自動洗浄時間のうちの少なくとも1つが含まれてない場合に比べ、高精度な必要スコープ本数を得ることができる。
また、医療業務支援情報は、ディスプレイ72を介して医療業務支援画面114として可視化されて提示される。従って、本構成によれば、ユーザ等に対して医療業務支援情報を視覚的に把握させることができる。
また、医療業務支援情報には、必要スコープ本数を報知する報知情報が含まれている。医療業務支援情報は、ディスプレイ72を介して医療業務支援画面114として可視化されて提示されるので、医療業務支援画面114を介して必要スコープ本数がユーザ等に対して報知される。従って、本構成によれば、ユーザ等に対して必要スコープ本数を把握させることができる。
また、医療業務支援装置20では、稼働ピーク日時の必要スコープ本数が導出される。そして、内視鏡部門管理装置12では、稼働ピーク日時の必要スコープ本数が医療業務支援画面114に表示される。従って、本構成によれば、ユーザ等に対して、稼働ピーク日時の必要スコープ本数を把握させることができる。
また、稼働ピーク日は、内視鏡検査が行われた回数の最多日であり、稼働ピーク時間帯は、稼働ピーク日での全ての情報処理装置36の稼働時間の平均値が最大の検査時間帯である。従って、本構成によれば、内視鏡検査が行われた回数の最多日のうち、全ての情報処理装置36の稼働時間の平均値が最大の検査時間帯の必要スコープ本数をユーザ等に対して把握させることができる。
なお、上記実施形態では、内視鏡検査の種類に関わらず、稼働ピーク日時の必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報が支援管理サーバ74のCPU98によって生成されて出力される形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、支援管理サーバ74のCPU98は、検査サイクル及びスコープサイクルを内視鏡検査の種類毎に取得し、内視鏡検査の種類毎に検査サイクル及びスコープサイクルに基づいて必要スコープ本数を導出し、内視鏡検査の種類毎に、必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報を出力するようにしてもよい。
この場合、例えば、図13に示す医療業務支援処理がCPU98によって行われる。図14に示すフローチャートは、図11に示すフローチャートに比べ、ステップST206~ステップST220に代えてステップST206A~ステップST220Aを有する点が異なる。
図13に示すステップST206Aで、特定部98Gは、内視鏡検査管理データベース110(図9参照)を参照して、検査種類毎に稼働ピーク日時を特定する。なお、検査種類の特定方法は、図11に示すステップST212Aでの特定方法と同一である。
ステップST208Aで、導出部98Eは、支援装置管理データベース113(図9参照)を参照して、ステップST206Aで特定された稼働ピーク日時について、検査種類毎にスコープサイクルを算出する。
ステップST210Aで、導出部98Eは、内視鏡検査管理データベース110(図9参照)を参照して、ステップST206Aで特定された稼働ピーク日時について、検査種類毎に検査サイクルを算出する。
ステップST212Aで、特定部98Gは、ステップST206Aで特定された稼働ピーク日時について、検査種類毎に検査室数を特定する。
ステップST214Aで、導出部98Eは、ステップST208Aで算出したスコープサイクル、ステップST210Aで算出した検査サイクル、及びステップST212Aで特定された検査室数に基づいて、検査種類毎に必要スコープ本数を算出する。
ステップST216Aで、生成部98Fは、ステップST214Aで算出された必要スコープ本数を報知する報知情報を検査種類毎に生成する。
ステップST218Aで、生成部98Fは、ステップST214Aで算出された必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報を検査種類毎に生成する。
ステップST220Aで、送信部98Bは、ステップST218Aで生成された医療業務支援情報を、通信I/F104(図7参照)を介して内視鏡部門管理装置本体68に検査種類毎に送信する。
図13に示すステップST220Aの処理が実行されることによって検査種類毎に医療業務支援情報が送信されると、図10に示すステップST110では、内視鏡部門管理装置12の支援装置用通信I/F84によって検査種類毎に医療業務支援情報が受信される。そして、図10に示すステップST112では、内視鏡部門管理装置12の表示制御部78Dによって、検査種類毎に、医療業務支援情報に基づいて医療業務支援画面116(図14参照)が生成され、生成された医療業務支援画面116が検査種類毎にディスプレイ72に表示される(図14参照)。この場合、例えば、検査種類毎の医療業務支援画面116が頁単位でディスプレイ72に表示される。
図14には、内視鏡検査の種類が上部消化器検査の場合の医療業務支援画面116の一例が示されている。
なお、上部消化器検査の場合の医療業務支援画面116は、あくまでも一例に過ぎず、他種類の内視鏡検査に関する医療業務支援画面116も存在している。医療業務支援画面116の表示内容を他種類の内視鏡検査に関する表示内容に切り替える場合、例えば、受付デバイス70(図1及び図3参照)によって受け付けられた指示に応じて、表示制御部78D(図4参照)が、医療業務支援画面116の表示内容を他種類の内視鏡検査に関する表示内容に切り替える。
一例として図14に示すように、医療業務支援画面116には、画面タイトル表示欄116A、必要スコープ本数算出対象日表示欄116B、平均検査時間表示欄116C、平均用手洗浄時間表示欄116D、平均自動洗浄時間表示欄116E、最短待機時間表示欄116F、必要スコープ本数表示欄116G、参考情報表示欄116H、注意情報表示欄116I、検査種類表示欄116J、及び検査支援コメント表示欄116Kが表示されている。
画面タイトル表示欄116Aには、医療業務支援画面116が、特定の内視鏡検査の種類(ここでは、一例として、上部消化器検査)の必要スコープ本数の見積もりを表す画面であることが認識可能なタイトルが表示されている。図14に示す例では、画面タイトル表示欄116Aに「上部消化器検査の必要スコープ本数の見積もり」と表示されている。
必要スコープ本数算出対象日表示欄116Bには、上部消化器検査について、図13に示すステップST206Aで特定された稼働ピーク日時が表示されている。
平均検査時間表示欄116Cには、上部消化器検査について、図13に示すステップST208Aのスコープサイクルの算出及び図13に示すステップST210Aの検査サイクルの算出で用いられた平均検査時間が表示されている。平均用手洗浄時間表示欄116Dには、上部消化器検査について、図13に示すステップST208Aのスコープサイクルの算出で用いられた平均用手洗浄時間が表示されている。平均自動洗浄時間表示欄116Eには、上部消化器検査について、図13に示すステップST208Aのスコープサイクルの算出で用いられた平均自動洗浄時間が表示されている。最短待機時間表示欄116Fには、上部消化器検査について、図13に示すステップST210Aの検査サイクルの算出で用いられた最短待機時間が表示されている。
必要スコープ本数表示欄116Gには、上部消化器検査について、図13に示すステップST214Aで算出された必要スコープ本数が表示されている。また、必要スコープ本数表示欄116Gには、上部消化器検査について、必要スコープ本数の算出で用いられた式、スコープサイクル、検査サイクル、及び検査室数が表示されている。
参考情報表示欄116Hには、参考情報が表示されている。図14に示す例では、参考情報の一例として、上部消化器検査についてのスコープサイクルの算出方法(図12に示す例では、「スコープサイクル=平均検査時間+平均用手洗浄時間+平均自動洗浄時間」)及び上部消化器検査についての検査サイクルの算出方法(図12に示す例では、「検査サイクル=平均検査時間+最短待機時間」)が示されている。
注意情報表示欄116Iには、注意情報が表示されている。図12に示す例では、注意情報の一例として、必要スコープ本数表示欄116Gに表示されている上部消化器検査についての必要スコープ本数がシミュレーション上の値であり、保証値ではないことを示すコメントが表示されている。
検査種類表示欄116Jには、稼働ピーク日時に各検査室30で行われている内視鏡検査の種類(ここでは、一例として、上部消化器検査)を示す情報が検査室30毎に表示されている。
検査支援コメント表示欄116Kには、上部消化器検査についての検査サイクル及び上部消化器検査についてのスコープサイクルに基づいて算出された必要スコープ本数に関するコメントが表示されている。
図13に示す例では、平均検査時間、平均用手洗浄時間、平均自動洗浄時間、及び最短待機時間に基づいて必要スコープ本数が検査種類毎に導出される(図13に示すステップST214A参照)。そして、導出された必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報が検査種類毎に内視鏡部門管理装置12に送信される(図13に示すステップST220A参照)。また、内視鏡部門管理装置12では、医療業務支援情報に基づいて医療業務支援画面116が生成されてディスプレイ72に表示される。医療業務支援画面116には、検査種類に応じた医療業務支援情報が可視化された状態でユーザ等に提示されるので、ユーザ等は、検査種類に応じた必要スコープ本数を把握することができる。従って、本構成によれば、検査種類毎に、内視鏡手技業務の効率的な実施を支援することができる。また、医療業務支援画面116に検査種類に応じた医療業務支援情報が表示されるので、検査種類に応じた必要スコープ本数をユーザ等に認識させることができる。
上記実施形態では、必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報が生成される形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、支援管理サーバ74のCPU98は、内視鏡スコープ24の現有本数を取得し、必要スコープ本数及び現有本数に基づく情報を含む情報を医療業務支援情報として出力するようにしてもよい。
この場合、一例として図15に示すように、生成部98Fは、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44(図5参照)に含まれる内視鏡IDの個数から、内視鏡スコープ24の現有本数を取得する。なお、ここでは、内視鏡検査管理データベース110に記憶されている内視鏡検査情報44に含まれる内視鏡IDの個数を内視鏡スコープ24の現有本数とみなしているが、本開示の技術はこれに限定されず、実際に、医療施設が実際に保有している内視鏡スコープ24の本数を内視鏡スコープ24の現有本数としてもよい。
生成部98Fは、導出部98Eから必要スコープ本数を取得する。そして、生成部98Fは、必要スコープ本数と現有本数とに基づく情報(以下、「第1本数関連情報」とも称する)を含む医療業務支援情報を生成する。第1本数関連情報は、例えば、必要スコープ本数と現有本数との相違度(例えば、必要スコープ本数と現有本数との差、及び/又は、必要スコープ本数と現有本数との大小関係)を示す情報である。
送信部98Bは、第1本数関連情報を含む医療業務支援情報を内視鏡部門管理装置12に送信する。第1本数関連情報を含む医療業務支援情報が内視鏡部門管理装置12に送信されると、内視鏡部門管理装置12の支援装置用通信I/F84によって、第1本数関連情報を含む医療業務支援情報が受信される。図10に示すステップST112では、内視鏡部門管理装置12の表示制御部78Dによって、第1本数関連情報を含む医療業務支援情報に基づいて第1本数関連情報付き医療業務支援画面が生成され、生成された第1本数関連情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示される。
第1本数関連情報付き医療業務支援画面は、医療業務支援画面114及び116に比べ、必要スコープ本数と現有本数との相違度を示す情報がコメント(例えば、必要スコープ本数と現有本数との相違度を表現したコメント)、図(例えば、必要スコープ本数と現有本数とを対比可能なグラフ)、及び/又は表(例えば、必要スコープ本数と現有本数とを対比可能な表)等で表示されている点が異なる。
このように、図15に示す例によれば、支援管理サーバ74のCPU98によって、内視鏡スコープ24の現有本数が取得され、必要スコープ本数及び現有本数に基づく情報を含む第1本数関連情報を含む医療業務支援情報が内視鏡部門管理装置12に送信される。そして、第1本数関連情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示される。従って、必要スコープ本数及び現有本数に基づく情報をユーザ等に把握させることができる。しかも、必要スコープ本数及び現有本数に基づく情報は、必要スコープ本数と現有本数との相違度を示す情報であるので、必要スコープ本数と現有本数とがどの程度乖離しているのかをユーザ等に把握させることができる。
また、第1本数関連情報は、検査種類毎に生成され、検査種類毎に内視鏡部門管理装置12に送信され、検査種類毎に第1本数関連情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示されるようにしてもよい。
図15に示す例では、現有本数を例示したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、支援管理サーバ74のCPU98は、既定期間内での内視鏡スコープ24が使用された本数を取得し、必要スコープ本数と、既定期間内での内視鏡スコープ24が使用された本数とに基づく情報を医療業務支援情報として出力するようにしてもよい。
この場合、一例として図16に示すように、生成部98Fは、内視鏡検査管理データベース110を参照して、既定期間内に使用された実績がある内視鏡スコープ24の使用本数(以下、単に「使用本数」とも称する)を取得する。既定期間の一例としては、稼働ピーク日時が挙げられる。稼働ピーク日時以外にも、稼働ピーク日であってもよい。また、既定期間は、例えば、受付デバイス70(図1及び図3参照)によって受け付けられた指示に応じて定められた期間を指す。既定期間は、年単位、月単位、日単位、曜日単位、時間単位、分単位、及び/又は秒単位等で規定可能な期間であり、固定期間であってもよいし、ユーザ等によって与えられた指示、又は、特定条件(例えば、指定された時刻が到来した、という条件)を満足した場合に変更される可変期間であってもよい。
生成部98Fは、導出部98Eから必要スコープ本数を取得する。そして、生成部98Fは、必要スコープ本数と使用本数とに基づく情報(以下、「第2本数関連情報」とも称する)を含む医療業務支援情報を生成する。第2本数関連情報は、例えば、必要スコープ本数と使用本数との相違度(例えば、必要スコープ本数と使用本数との差、及び/又は、必要スコープ本数と使用本数との大小関係)を示す情報である。
送信部98Bは、第2本数関連情報を含む医療業務支援情報を内視鏡部門管理装置12に送信する。第2本数関連情報を含む医療業務支援情報が内視鏡部門管理装置12に送信されると、内視鏡部門管理装置12の支援装置用通信I/F84によって、第2本数関連情報を含む医療業務支援情報が受信される。図10に示すステップST112では、内視鏡部門管理装置12の表示制御部78Dによって、第2本数関連情報を含む医療業務支援情報に基づいて第2本数関連情報付き医療業務支援画面が生成され、生成された第2本数関連情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示される。
第2本数関連情報付き医療業務支援画面は、医療業務支援画面114及び116に比べ、必要スコープ本数と使用本数との相違度を示す情報がコメント(例えば、必要スコープ本数と使用本数との相違度を表現したコメント)、図(例えば、必要スコープ本数と使用本数とを対比可能なグラフ)、及び/又は表(例えば、必要スコープ本数と使用本数とを対比可能な表)等で表示されている点が異なる。
このように、図16に示す例によれば、支援管理サーバ74のCPU98によって、内視鏡スコープ24の使用本数が取得され、必要スコープ本数及び使用本数に基づく情報を含む第2本数関連情報を含む医療業務支援情報が内視鏡部門管理装置12に送信される。そして、第2本数関連情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示される。従って、必要スコープ本数及び使用本数に基づく情報をユーザ等に把握させることができる。しかも、必要スコープ本数及び使用本数に基づく情報は、必要スコープ本数と使用本数との相違度を示す情報であるので、必要スコープ本数と使用本数とがどの程度乖離しているのかをユーザ等に把握させることができる。
また、第2本数関連情報は、検査種類毎に生成され、検査種類毎に内視鏡部門管理装置12に送信され、検査種類毎に第2本数関連情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示されるようにしてもよい。
上記実施形態では、内視鏡スコープ24の更新(例えば、買い替え)の要否を問わずに医療業務支援情報が生成部98Fによって生成される形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、内視鏡スコープ24の種類が、更新が不要な種類と更新が必要な種類とに類別されており、支援管理サーバ74のCPU98が、内視鏡スコープ24の属性に基づいて、更新が必要な種類を特定可能な特定情報を出力するようにしてもよい。
この場合、一例として図17に示すように、スコープ属性データベース118には、医療施設が保有している全ての内視鏡スコープ24に関する複数の内視鏡IDと、内視鏡スコープ24の属性を示す属性情報とが対応付けられた状態で記憶されている。
ここで、内視鏡スコープ24の属性とは、例えば、累積使用回数を指す。なお、累積使用回数は、あくまでも一例であり、内視鏡スコープ24の属性は、累積稼働時間、使用頻度、修理履歴、修理回数、修理頻度、故障率、修理金額、購入金額、及び/又は診療報酬等であってもよい。
生成部98Fは、内視鏡検査管理データベース110から、稼働ピーク日時に使用された実績がある内視鏡スコープ24に関する内視鏡IDを取得し、取得した内視鏡IDに対応する属性情報をスコープ属性データベース118から取得する。
生成部98Fは、内視鏡検査管理データベース110から取得した属性情報を参照して、内視鏡検査管理データベース110から取得した内視鏡IDから特定された内視鏡スコープ24が、更新が必要な内視鏡スコープ24であるか否かを判定する。例えば、属性情報が累積使用回数である場合、累積使用回数が閾値(例えば、1万回)を超えていた場合に更新が必要であると判定する。累積使用回数と比較される閾値は、例えば、内視鏡スコープ24のメーカが保証する値であってもよいし、ユーザ等が指定した値であってもよい。
生成部98Fは、内視鏡検査管理データベース110から取得した内視鏡IDから特定された内視鏡スコープ24が、更新が必要な内視鏡スコープ24であると判定した場合、更新を要する内視鏡スコープ24を特定可能な要更新スコープ特定情報を生成する。要更新スコープ特定情報には、更新が必要と判定された内視鏡スコープ24に関する内視鏡IDが含まれている。
生成部98Fは、要更新スコープ特定情報を含む医療業務支援情報を生成する。送信部98Bは、要更新スコープ特定情報を含む医療業務支援情報を内視鏡部門管理装置12に送信する。要更新スコープ特定情報を含む医療業務支援情報が内視鏡部門管理装置12に送信されると、内視鏡部門管理装置12の支援装置用通信I/F84によって、要更新スコープ特定情報を含む医療業務支援情報が受信される。図10に示すステップST112では、内視鏡部門管理装置12の表示制御部78Dによって、要更新スコープ特定情報を含む医療業務支援情報に基づいて要更新スコープ特定情報付き医療業務支援画面が生成され、生成された要更新スコープ特定情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示される。
要更新スコープ特定情報付き医療業務支援画面は、医療業務支援画面114及び116に比べ、更新が必要と判定された内視鏡スコープ24を特定可能な情報がコメント、図、及び/又は表等で表示されている点が異なる。また、要更新スコープ特定情報付き医療業務支援画面には、更新が必要と判定された内視鏡スコープ24を特定可能な情報に対して関連付けた状態で、内視鏡スコープ24の更新(例えば、買い替え)をユーザ等に促すコメント等が表示されるようにしてもよいし、最新の内視鏡スコープ24を紹介する画面がディスプレイ72に表示されるようにしてもよい。
このように、図17に示す例によれば、支援管理サーバ74のCPU98によって、属性情報に基づいて、更新が必要な内視鏡スコープ24を特定可能な要更新スコープ特定情報が内視鏡部門管理装置12に送信される。そして、要更新スコープ特定情報付き医療業務支援画面がディスプレイ72に表示される。従って、更新が必要と判定された内視鏡スコープ24をユーザ等に把握させることができる。
上記実施形態では、内視鏡検査が行われた回数の最多日を稼働ピーク日とする形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、稼働ピーク日は、検査待機時間(図2参照)が閾値(例えば、3分)を下回った回数が基準回数以上の日であってもよい。この場合、内視鏡検査が行われた回数を把握することができなくても、稼働ピーク日を特定することができる。なお、閾値及び基準回数は、固定値であってもよいし、ユーザ等によって変更される可変値であってもよい。言い換えると、医療機器の稼働の度合いは、検査待機時間が閾値を下回った回数に基づく値で示され、基準度合いが基準回数で示されても良い。検査待機時間が閾値を下回った回数とは、例えば、1日毎又は1時間毎等の所定期間毎の検査待機時間が閾値を下回った回数を示す。また、検査待機時間が閾値を下回った回数とは、医療業務支援装置が取得できる医療機器が複数である場合、複数の医療機器における検査待機時間が閾値を下回った回数の総数を示す。なお、閾値とは、医療施設において内視鏡検査終了から次の内視鏡検査開始までの間に必要な準備期間に対応し、固定値であってもよいし、ユーザ等によって設定又は変更される可変値であってもよい。また、閾値は、過去に実施された内視鏡手技業務の検査待機時間に基づき算出される変動値であっても良い。例えば、過去に実施された内視鏡手技業務の検査待機時間の平均値、過去に実施された内視鏡手技業務の検査待機時間の最低値、又は最低値に所定値を加算又は乗算した値としても良い。また、基準度合いに対応する基準回数は、既定値である。より具体的には、ピーク日またはピーク時間等の内視鏡検査が集中的に行われている期間を判別するための既定値である。既定値は、予め設定された固定値であっても良いし、ユーザの入力に従って変更される可変値であってもよい。また、既定値は、過去の検査待機時間が閾値を下回った回数に基づき算出される変動値であっても良い。例えば、既定値は、過去の検査待機時間が閾値を下回った回数の平均値、又は、過去の検査待機時間が閾値を下回った回数に基づき算出される変動値、例えば、過去の検査待機時間が閾値を下回った回数の最大値又は最大値に所定値を加算又は乗算した値であっても良い。さらに、医療機器の稼働の度合いが第1期間(例えば、1日)毎の検査待機時間が閾値を下回った回数を示す場合において、第1期間より長い第2期間(例えば、1週間)における第1期間毎の検査待機時間が閾値を下回った回数の内、最も大きい値を既定値としても良い。
上記実施形態では、稼働ピーク日を例示したが、本開示の技術はこれに限定されず、稼働ピーク月又は稼働ピーク年等のように、日以外の他の時間単位で稼働ピーク時期が規定されるようにしてもよい。
上記実施形態では、稼働ピーク日時として、全ての情報処理装置36の稼働状況がピークの日時を例示したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、全ての内視鏡スコープ24の稼働状況がピークの日時を稼働ピーク日時としてもよいし、全ての洗浄機52の稼働状況がピークの日時を稼働ピーク日時としてもよい。
上記実施形態では、標準洗浄時間として、平均洗浄時間を例示したが、本開示の技術はこれに限定されず、平均洗浄時間に代えて、予め定められた期間(例えば、稼働ピーク日時)の洗浄時間の中央値、最頻値、最大値、最小値、又はパーセンタイルなどの統計値であってもよく、内視鏡検査が終了してから内視鏡スコープ24の洗浄が終了するまでに要する標準的な時間として導出された時間であればよい。
上記実施形態では、第1洗浄時間として、平均用手洗浄時間を例示したが、本開示の技術はこれに限定されず、平均用手洗浄時間に代えて、予め定められた期間(例えば、稼働ピーク日時)の用手洗浄時間の中央値、最頻値、最大値、最小値、又はパーセンタイルなどの統計値であってもよく、内視鏡スコープ24に対する用手洗浄に要する標準的な時間として導出された時間であればよい。
上記実施形態では、第2洗浄時間として、平均自動洗浄時間を例示したが、本開示の技術はこれに限定されず、平均自動洗浄時間に代えて、予め定められた期間(例えば、稼働ピーク日時)の自動洗浄時間の中央値、最頻値、最大値、最小値、又はパーセンタイルなどの統計値であってもよく、洗浄機52による内視鏡スコープ24の洗浄に要する標準的な時間として導出された時間であればよい。
上記実施形態では、標準待機時間として、最短待機時間を例示したが、本開示の技術はこれに限定されず、予め定められた期間(例えば、稼働ピーク日時)の検査待機時間の中央値、最頻値、最大値、最小値、又はパーセンタイルなどの統計値であってもよく、N回目の内視鏡検査が終了してからN+1回目の内視鏡検査が開始されるまでに要する標準的な時間として導出された時間であればよい。
上記実施形態では、標準手技業務時間として、平均検査時間を例示したが、本開示の技術はこれに限定されず、予め定められた期間(例えば、稼働ピーク日時)の検査時間の中央値、最頻値、最大値、最小値、又はパーセンタイルなどの統計値であってもよく、N回目の内視鏡検査が開始されてから終了するまでに要する標準的な時間として導出された時間であればよい。
上記実施形態では、検査開始ボタン38Aがオンされることによって情報処理装置36の稼働が開始され、検査開始ボタン38Aがオフされることによって情報処理装置36の稼働が停止される形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。バーコードリーダ40によってバーコード42が読み取られたことを条件に情報処理装置36の稼働が開始され、バーコードリーダ40によってバーコード42が再び読み取られたことを条件に情報処理装置36の稼働が停止されるようにしてもよい。なお、洗浄機52の稼働の開始及び停止についても同様のことが言える。
情報処理装置36の稼働の開始及び稼働の停止が、検査開始ボタン38Aの押し下げにより実行される場合を例示したが、これは、あくまでも一例に過ぎない。検査開始ボタン38Aは物理ボタンに限らず、タッチパネル・ディスプレイのように、タッチパネル上に表示される少なくとも1つのソフトキーへの近接を検知することで情報処理装置36の稼働が開始されたり情報処理装置36の稼働が停止されたりするようにしてもよい。また、情報処理装置36の稼働の開始及び稼働の停止は、音声入力及び/又はジェスチャー入力によって制御されてもよい。更に、検査室30の既定領域又は情報処理装置36等に非接触式人感センサを設け、非接触式人感センサによって人体が感知されることによって情報処理装置36の稼働が開始されたり情報処理装置36の稼働が停止されたりするようにしてもよい。なお、洗浄機52の洗浄開始ボタン60Aによる稼働の開始及び稼働の停止の制御についても同様のことが言える。
上記実施形態では、内視鏡部門を対象として、必要スコープ本数に基づく医療業務支援情報が生成される形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されず、診療科(例えば、内科又は外科など)又は医療機関(例えば、診療所又は総合病院)単位で内視鏡検査が行われる場合の必要スコープ本数に基づいて医療業務支援情報が生成されるようにしてもよい。
上記実施形態では、検査室30を例示したが、必ずしも1つの部屋でなくてもよく、1つの部屋をカーテン及び/又は衝立等で区切って得られるようなスペースであってもよい。
上記実施形態では、内視鏡プロセッサ装置32と情報処理装置36とが別体とされているが、本開示の技術はこれに限定されず、内視鏡プロセッサ装置32と情報処理装置36とが一体化されていてもよい。この場合、例えば、内視鏡プロセッサ装置32に対して情報処理装置36に相当する装置が組み込まれるようにしたり、情報処理装置本体38に対して内視鏡プロセッサ装置32に相当する装置が組み込まれるようにしたりすればよい。
上記実施形態では、ディスプレイ72によって医療業務支援画面114及び116が表示されることで医療業務支援情報が可視化されてユーザ等に提示される形態例を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されない。例えば、上述したディスプレイ72による可視提示に代えて、又は、可視提示と共に、音声再生装置によって医療業務支援情報が音声で出力されるようにしてもよいし、プリンタによって医療業務支援情報が記録媒体(例えば、用紙)に印字されて出力されるようにしてもよい。
上記実施形態では、本開示の技術に係る「内視鏡手技業務」の一例である内視鏡検査を含む内視鏡取扱業務を挙げて説明したが、本開示の技術はこれに限定されず、内視鏡検査以外の医療機器手技業務を含む医療機器取扱業務であってもよい。例えば、内視鏡手技業務は内視鏡手術及び/又は内視鏡治療を含む業務であってもよい。内視鏡手術としては、例えば、腹腔鏡を用いた手術及び/又は治療、胸腔鏡を用いた手術及び/又は治療、膀胱鏡を用いた手術及び/又は治療、胆道鏡を用いた手術及び/又は治療、脊椎内視鏡及び/又は治療、血管内視鏡を用いた手術及び/又は治療、並びに、硬膜外腔内視鏡を用いた手術及び/又は治療等が挙げられる。
上記実施形態では、医療機器の一例として、内視鏡スコープ24、情報処理装置36、及び洗浄機52を挙げたが、本開示の技術はこれに限定されず、医療機器は、内視鏡スコープ24、情報処理装置36、及び洗浄機52以外の医療機器であってもよい。内視鏡スコープ24、情報処理装置36、及び洗浄機52以外の医療機器としては、例えば、情報処理装置36に相当する医用管理装置(例えば、プロセッサ及びメモリを有する装置)、情報処理装置36に対して内視鏡スコープ24が着脱可能に接続されるのと同様に医用管理装置に対して着脱可能に接続される医用付属機器(例えば、交換式の超音波プローブ及び/又は歯科治療に用いられる交換式の治療具等)、及び内視鏡スコープ24を洗浄する洗浄機52と同様に医用付属機器を洗浄する洗浄機が挙げられる。
上記実施形態では、バーコード42及び被検者バーコードを例示したが、バーコード42及び被検者バーコードのうちの少なくとも何れかに代えて、QR(Quick Response)コード(登録商標)等の他の二次元コードであってもよいし、RFID(Radio Frequency Identification)技術を用いた非接触式記憶媒体であってもよい。また、この場合、バーコードリーダ40及び64に代えて、これらの二次元コード及び/又は非接触式記憶媒体を認識することで内視鏡スコープ24又は被検者を特定可能な情報を取得することができる装置を適用すればよい。
上記実施形態では、医療業務支援装置20を例示したが、医療業務支援装置20に代えて、オンプレミスで内視鏡部門管理装置12と共に用いられるコンピュータに医療業務支援処理プログラム108(図8参照)を実行させるようにしてもよい。また、管理情報記憶装置76も、オンプレミスで内視鏡部門管理装置12と共に用いられるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ストレージ100に医療業務支援処理プログラム108が記憶されている形態例を挙げて説明したが、医療業務支援処理プログラム108は、SSD又はUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの任意の可搬型の記憶媒体に記憶されていてもよく、医療業務支援処理プログラム108は、非一時的記憶媒体に記憶されていればよい。非一時的記憶媒体に記憶されている医療業務支援処理プログラム108は、例えば、支援管理サーバ74等にインストールされる。
また、上記実施形態では、CPU98、ストレージ100、及びメモリ102を含む支援管理サーバ74を例示したが、本開示の技術はこれに限定されず、支援管理サーバ74に代えて、又は、支援管理サーバ74と共に、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、及び/又はPLD(Programmable Logic Device)を含むデバイスを適用してもよい。
上記実施形態で説明した医療業務支援処理を実行するハードウェア資源としては、次に示す各種のプロセッサを用いることができる。プロセッサとしては、例えば、ソフトウェア、すなわち、プログラムを実行することで、医療業務支援処理を実行するハードウェア資源として機能する汎用的なプロセッサであるCPUが挙げられる。また、プロセッサとしては、例えば、FPGA、PLD、又はASICなどの特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路が挙げられる。何れのプロセッサにもメモリが内蔵又は接続されており、何れのプロセッサもメモリを使用することで端末側処理を実行する。
医療業務支援処理を実行するハードウェア資源は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせ、又はCPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、医療業務支援処理を実行するハードウェア資源は1つのプロセッサであってもよい。
1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが、医療業務支援処理を実行するハードウェア資源として機能する形態がある。第2に、SoC(System-on-a-chip)などに代表されるように、医療業務支援処理を実行する複数のハードウェア資源を含むシステム全体の機能を1つのICチップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、医療業務支援処理は、ハードウェア資源として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて実現される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路を用いることができる。また、上記の端末側処理はあくまでも一例である。従って、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
以上に示した記載内容及び図示内容は、本開示の技術に係る部分についての詳細な説明であり、本開示の技術の一例に過ぎない。例えば、上記の構成、機能、作用、及び効果に関する説明は、本開示の技術に係る部分の構成、機能、作用、及び効果の一例に関する説明である。よって、本開示の技術の主旨を逸脱しない範囲内において、以上に示した記載内容及び図示内容に対して、不要な部分を削除したり、新たな要素を追加したり、置き換えたりしてもよいことは言うまでもない。また、錯綜を回避し、本開示の技術に係る部分の理解を容易にするために、以上に示した記載内容及び図示内容では、本開示の技術の実施を可能にする上で特に説明を要しない技術常識等に関する説明は省略されている。
本明細書において、「A及び/又はB」は、「A及びBのうちの少なくとも1つ」と同義である。つまり、「A及び/又はB」は、Aだけであってもよいし、Bだけであってもよいし、A及びBの組み合わせであってもよい、という意味である。また、本明細書において、3つ以上の事柄を「及び/又は」で結び付けて表現する場合も、「A及び/又はB」と同様の考え方が適用される。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。