JP7836077B2 - エネルギ情報推定システムおよびエネルギ情報推定方法 - Google Patents
エネルギ情報推定システムおよびエネルギ情報推定方法Info
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Description
この形態のエネルギ情報推定システムによれば、生産期間にエネルギ消費量を取得するための装置を備えることなく、また生産期間にエネルギ消費量を取得することなく、生産期間に生産設備の処理により発生した生産時エネルギ情報を推定することができる。
(2)上記形態のエネルギ情報推定システムにおいて、前記生産管理装置は、さらに、前記生産設備の試験運転時に取得される待機時エネルギ情報であって、前記生産設備が前記処理を待機する待機時間の間に発生した待機時エネルギ情報を記憶する待機時エネルギ情報記憶部を備えてよい。前記設備稼働情報取得部は、さらに、前記検出信号を用いて、前記生産期間の待機時間を前記設備稼働情報として取得してよい。前記エネルギ情報推定部は、さらに、前記待機時エネルギ情報、および前記設備稼働情報として取得した待機時間を用いて、前記生産期間において前記生産設備の待機により発生した生産時ロスエネルギ情報を推定してよい。
この形態のエネルギ情報推定システムによれば、生産期間にエネルギ消費量を取得するための装置を備えることなく、また生産期間にエネルギ消費量を取得することなく、生産期間に生産設備の待機により発生した生産時ロスエネルギ情報を推定することができる。
(3)上記形態のエネルギ情報推定システムにおいて、前記待機時エネルギ情報記憶部は、前記待機時エネルギ情報として、前記生産設備の試験運転時において待機時間の間に発生した待機電力を記憶してよい。前記エネルギ情報推定部は、前記生産時ロスエネルギ情報として、前記生産期間において前記生産設備の待機により発生した生産時ロスCO2排出量を推定してよい。前記生産管理装置は、さらに、前記生産時ロスCO2排出量と、前記待機電力と、前記生産期間での前記生産設備の待機時間との対応関係を示すグラフを生成する指標生成部を備えてよい。
この形態のエネルギ情報推定システムによれば、生産時ロスCO2排出量を改善するにあたり、待機電力と、生産設備に発生する待機時間とのいずれを改善すべきかを容易に把握することができる。
(4)上記形態のエネルギ情報推定システムにおいて、前記検出部は、前記生産設備による処理対象に対する前記処理の開始に対応する第一信号と、前記第一信号とは異なる第二信号であって、前記処理の停止に対応する第二信号とを前記検出信号として出力してよい。
この形態のエネルギ情報推定システムによれば、生産設備の開始タイミングおよび停止タイミングを取得することにより、生産設備の処理時間や待機時間などの設備稼働情報をより正確に算出することができ、エネルギ情報の推定結果をより詳細に把握することができる。
本開示は、エネルギ情報推定システム以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、生産管理装置、エネルギ情報推定方法、生産管理装置やエネルギ情報推定システムの制御方法、その制御方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
図1は、本開示の第1実施形態に係るエネルギ情報推定システムを示す概略構成図である。エネルギ情報推定システム(以下、単に「推定システム100」とも呼ぶ。)は、生産設備の処理あるいは生産設備の待機により発生したエネルギ情報を推定する。本開示において「エネルギ情報」には、生産設備30による電力、ガス、ならびに灯油(ケロシン)や重油を含む液体燃料などの種々のエネルギ消費量に関する情報と、当該エネルギの消費により発生する二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)などの温室効果ガスの排出量に関する情報と、が含まれる。本実施形態では、エネルギ消費量として電力消費量が用いられ、温室効果ガスの排出量としてCO2排出量が用いられる。「生産設備」は、生産設備そのものに加え、例えば、生産設備を含む生産ライン、搬送設備、工場、建屋など、生産設備よりも広い種々の範囲を含み得る。
待機時間=稼働時間-生産数×処理時間 ・・・式(1)
生産時エネルギ情報TEpt1=Ept・PN ・・・式(2)
Ept:処理時エネルギ情報(単位:kWh/個)
PN:稼働時間TTpでの生産数(単位:個)
本実施形態では、処理時エネルギ情報Eptは処理時間あたりの電力消費量(単位:kWh/個)であり、エネルギ情報推定部112は、上記式(2)により電力消費量(単位:kWh)としての生産時エネルギ情報TEpt1を算出する。
生産時エネルギ情報TEpt2=TEpt1・CC ・・・式(3)
CC:CO2排出係数(単位:kg/kWh)
生産時ロスエネルギ情報TEloss1=Eloss・Twt ・・・式(4)
Eloss:待機時エネルギ情報(単位:kW)
Twt:稼働時間TTpのうち待機時間の合計値(単位:時間)
本実施形態では、待機時エネルギ情報は電力(単位:kW)であり、エネルギ情報推定部112は、上記式(4)により電力消費量(単位:kWh)としての生産時ロスエネルギ情報TEloss1を算出する。生産時ロスエネルギ情報TEloss1を「生産時ロス電力消費量」とも呼ぶ。
待機時間の合計値Twt=TTp-PT・PN ・・・式(5)
TTp:稼働時間(単位:時間)
PT:処理時間(単位:時間)
なお、待機時間の合計値Twtは、生産設備30によるサイクルタイムごとの待機時間を取得して累積することによって求められてもよい。
生産時ロスエネルギ情報TEloss2=TEloss1・CC ・・・式(6)
CC:CO2排出係数(単位:kg/kWh)
エネルギ情報の総計Etotal1=TEpt1+TEloss1 ・・・式(7)
エネルギ情報の総計Etotal2=TEpt2+TEloss2 ・・・式(8)
なお、エネルギ情報の総計Etotal1は電力消費量の総計(単位:kWh)であり、エネルギ情報の総計Etotal2はCO2排出量の総計(単位:g)である。
(B1)上記実施形態では、稼働状態取得装置20が、生産設備30による処理の開始タイミングに対応する第一信号と、処理の停止タイミングに対応する第二信号とを生産管理装置10に送信し、生産管理装置10が第一信号と第二信号とを用いて、設備稼働情報および指標を生成する例を示した。これに対して、生産管理装置10は、生産設備30による処理の開始タイミングのみ、すなわち第一信号のみを取得して、開始タイミングのみを用いて設備稼働情報および指標を生成する構成であってもよい。この場合には、稼働状態取得装置20において、検出部25は、生産設備30による処理の開始タイミングを検出し、コントローラ23が検出部25から受信したパルス信号を用いて第一信号のみを生成してよい。稼働状態取得装置20は、第一信号を生産管理装置10に送信するための第一送受信部21と、第二送受信部22とのいずれか一方のみを備えてよい。このようにすることで稼働状態取得装置20を簡易な構成とすることができ、生産管理装置10での処理を簡易化できる。なお、生産管理装置10は、第二信号のみを取得し、停止タイミングのみを用いて設備稼働情報および指標を生成する構成であってもよい。開始タイミングのみを用いて設備稼働情報および指標を生成する場合において、設備稼働情報取得部110は、第一信号からその次の第一信号を受信するまでの期間をサイクルタイムとして取得してよい。
(1)平日と休日
(2)日中と夜間
(3)季節
(4)日照時間や気温を含む工場200の天気
(5)工場200の操業計画
(6)処理対象の種類
「工場200の操業計画」には、例えば、工場200に勤務する従業員の休憩時間と労働時間、工場200の長期停止、生産ラインLnおよび生産設備30の稼働計画などの情報が含まれ得る。複数の処理時エネルギ情報および待機時エネルギ情報は、上記の各種情報のうちの少なくとも一部を含む情報ごとに取得されてもよい。また、生産設備30に代えて生産ラインLnの生産時エネルギ情報および生産時ロスエネルギ情報を準備する場合には、生産ラインLnを構成する複数の生産設備30ごとの稼働計画が考慮されることが好ましい。例えば、休憩時間などの一部の時間帯では、一部の生産設備30のみが待機状態とされる稼働計画である場合には、休憩時間での生産ラインLnの処理時エネルギ情報および待機時エネルギ情報と、労働時間での生産ラインLnの処理時エネルギ情報および待機時エネルギ情報とを個別に取得することが好ましい。また、異なる期間ごとに複数の処理時エネルギ情報および待機時エネルギ情報が取得される場合には、エネルギ情報推定部112は、処理時エネルギ情報および待機時エネルギ情報を取得した期間と、取得した設備稼働情報の期間とを互いに関連付けて演算することにより、生産時エネルギ情報および生産時ロスエネルギ情報を期間ごとに推定する。このように構成することにより、上記の要因により処理時エネルギ情報や待機時エネルギ情報の変動により生産時エネルギ情報および生産時ロスエネルギ情報の推定精度が低減する不具合を抑制することができる。
Claims (4)
- 生産設備の生産により発生したエネルギ消費量と温室効果ガスの排出量との少なくともいずれかを含むエネルギ情報を推定するエネルギ情報推定システムであって、
稼働状態取得装置であって、
生産設備に対して後付けにて装着または前記生産設備の近傍に後付けにて配置される検出部であって、前記生産設備の稼働状態を示す検出信号を出力する検出部と、
前記検出信号を送信するための送信部と、を有する稼働状態取得装置と、
生産管理装置であって、
前記生産設備の試験運転時に取得される処理時エネルギ情報であって、前記生産設備が処理対象に対して予め定められた処理を実行する処理時間の間に発生した処理時エネルギ情報を記憶する処理時エネルギ情報記憶部と、
前記生産設備の生産が行われる生産期間において、前記稼働状態取得装置から受信した前記検出信号を用いて、処理時間を含む前記生産設備の設備稼働情報を取得する設備稼働情報取得部と、
前記処理時エネルギ情報および前記設備稼働情報を用いて、前記生産期間において前記生産設備の処理により発生した生産時エネルギ情報を推定するエネルギ情報推定部と、を有する生産管理装置と、を備え、
前記生産管理装置は、さらに、前記生産設備の試験運転時に取得される待機時エネルギ情報であって、前記生産設備が前記処理を待機する待機時間の間に発生した待機時エネルギ情報を記憶する待機時エネルギ情報記憶部を備え、
前記設備稼働情報取得部は、さらに、前記検出信号を用いて、前記生産期間の待機時間を前記設備稼働情報として取得し、
前記エネルギ情報推定部は、さらに、前記待機時エネルギ情報、および前記設備稼働情報として取得した待機時間を用いて、前記生産期間において前記生産設備の待機により発生した生産時ロスエネルギ情報を推定する、
エネルギ情報推定システム。 - 請求項1に記載のエネルギ情報推定システムであって、
前記待機時エネルギ情報記憶部は、前記待機時エネルギ情報として、前記生産設備の試験運転時において待機時間の間に発生した待機電力を記憶し、
前記エネルギ情報推定部は、前記生産時ロスエネルギ情報として、前記生産期間において前記生産設備の待機により発生した生産時ロスCO2排出量を推定し、
前記生産管理装置は、さらに、前記生産時ロスCO2排出量と、前記待機電力と、前記生産期間での前記生産設備の待機時間との対応関係を示すグラフを生成する指標生成部を備える、
エネルギ情報推定システム。 - 請求項1に記載のエネルギ情報推定システムであって、
前記検出部は、前記生産設備による処理対象に対する前記処理の開始に対応する第一信号と、前記第一信号とは異なる第二信号であって、前記処理の停止に対応する第二信号とを前記検出信号として出力する、
エネルギ情報推定システム。 - 生産設備の生産により発生したエネルギ消費量と温室効果ガスの排出量との少なくともいずれかを含むエネルギ情報を推定するエネルギ情報推定方法であって、
生産設備の試験運転時に、前記生産設備が処理対象に対して予め定められた処理を実行する処理時間の間に発生した処理時エネルギ情報を取得するエネルギ情報取得工程と、
前記生産設備の生産が行われる生産期間において、前記生産設備の稼働状態を示す検出信号を用いて、処理時間を含む前記生産設備の設備稼働情報を取得する設備稼働情報取得工程と、
前記処理時エネルギ情報および前記設備稼働情報を用いて、前記生産期間において前記生産設備の処理により発生した生産時エネルギ情報を推定するエネルギ情報推定工程と、を備え、
前記エネルギ情報取得工程は、さらに、前記生産設備の試験運転時に、前記生産設備が前記処理を待機する待機時間の間に発生した待機時エネルギ情報を取得する工程を含み、
前記設備稼働情報取得工程は、さらに、前記検出信号を用いて、前記生産期間の待機時間を前記設備稼働情報として取得する工程を含み、
前記エネルギ情報推定工程は、さらに、前記待機時エネルギ情報、および前記設備稼働情報として取得した待機時間を用いて、前記生産期間において前記生産設備の待機により発生した生産時ロスエネルギ情報を推定する工程を含む、
エネルギ情報推定方法。
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| JP2023179053A JP2023179053A (ja) | 2023-12-19 |
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