JP7837749B2 - エアゾール用アクチュエータ - Google Patents
エアゾール用アクチュエータInfo
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Description
この特許文献1で公知のエアゾール装置は、正立状態で操作部(押圧体26)を回動させて押釦(18)を押圧することで、ステム(12)を作動させることでエアゾール容器(1)内の内容物を取り出し、流路および噴出管(21)を介して吐出口(噴出路33)から内容物を吐出するものであり、吐出口(噴出路33)の下に人差し指を当てながら親指で操作部(押圧体26)を押すことで、吐出口(噴出路33)から吐出した内容物を、操作部(押圧体26)を操作している手の平に片手で直接塗布することができるものである。
この特許文献2に記載のエアゾール用アクチュエータ(ヘッド部材20)を装着したエアゾール製品(吐出容器)は、本体部(ヘッド本体21)に蓋体(24)を被せた状態でエアゾール用アクチュエータ(ヘッド部材20)を押し込んでステム(16)を作動させ、エアゾール容器(吐出容器本体10)から吐出した内容物を吐出口(吐出孔11)から吐出面(29)に出した後、蓋体(24)を取り外してから手などで掬い取ることができるものであり、正立状態のエアゾール製品(吐出容器)の周方向の向きに関係なく片手で操作できるものである。
また、芯体(25)が吐出筒(流通孔26)に挿入された状態で内容物を吐出することで、吐出面(29)上の特定の箇所に内容物が偏って吐出されることを防ぐものである。
また、操作部と吐出口を親指と人差し指とで挟持して内容物を吐出するため、エアゾール容器が倒れてしまう虞や、必要以上に強い力で挟持して指を滑らせたり、吐出口や操作部を変形させてしまう虞があった。
また、片手で操作する際にエアゾール容器を持ち上げて使用した際、内容物を吐出した際に吐出口を挟持する指に内容物が付着して滑りやすくなり、エアゾール容器を不意に落としてしまう虞があった。
また、エアゾール用アクチュエータの中心から離れた位置から過剰な力で押し込んでしまうと、ステムが傾き、十分にステムが押し込まれない虞や、ステムが曲がったり折れたりしてしまう虞や、エアゾール容器が傾いて倒れてしまう虞があった。
また、操作部は、被操作接触部に側方から接触してノズル作動機構を構成する操作接触部を有しているため、使用者はエアゾール製品を握る方向に力を入れて操作部を側方に押し込むことによってノズル作動機構を作動させてステムを押し下げて内容物を吐出することができ、これによって、使用者はエアゾール製品をしっかりと片手で掴んだ状態を維持して内容物を取り出すことができる。
また、操作部が側面に設けられているため、使用者の爪が長くても爪を引っ掛けることなく容易に操作部を操作できる。
また、ノズル作動機構は、ノズルの中心軸を中心に周方向に複数設けられているため、例えば、ノズルの中心軸を中心に互いに対向するように2つノズル作動機構を設ければ、エアゾール製品に対して前後方向から操作部を操作する場合は、エアゾール製品の向きが使用者から見て正面でも裏面でも向きを変えずにノズル作動機構を作動させることができ、エアゾール製品に対して左右方向から操作部を操作する場合は、右手でも左手でもエアゾール製品の向きを変えずに片手でノズル作動機構を作動させることができる。
また、複数の操作部を同時に押し込むことで、ノズル作動機構を作動させる際の力を分散でき、軽い力でステムを押し下げて内容物を吐出することができる。
請求項4に記載の構成によれば、吐出口は、頂板部よりも上方に位置しているため、例えば、内容物が泡状に吐出される場合、頂板部よりも上方の吐出口の先端に泡状の内容物が付着した状態を維持することができ、これによって、泡状の内容物を下方側から指などで掬い取ることができ、使用後に頂板部上に残る内容物の量を抑えることができる。
また、連通孔の形状や位置を調整することで、内容物の吐出位置や、吐出形態を所望の状態に制御することもできる。
請求項6に記載の構成によれば、本体部は、頂板部の周縁から垂下するスカート壁をさらに有するため、頂板部の周縁から垂れた内容物がエアゾール用アクチュエータの内部側に進入することを抑制でき、スカート壁を拭き取ることで簡単に清掃できる。
請求項8に記載の構成によれば、頂板部の上面は、挿通孔の周縁を最上部とするドーム状に形成されているため、頂板部の上面に内容物が溜まるような凹部が形成されず、吐出した内容物を頂板部の外周縁から中心に向かって指などで擦るように掬い取ることで、使用後に頂板部に残る内容物の量を抑えることができる。
また、挿通孔の周縁部の傾斜が緩くなるため、内容物が頂板部を滑り落ちにくく、吐出した内容物を確実に指などで掬い取ることができる。
環状突起113には、ドーム状のノズルカバー120が被さっており、ノズルカバー120には、ノズルカバー120内外を連通する連通孔121が複数設けられている。
また、作動ガイド116の下部には、径方向内方に向かって突出形成された落下防止突起116aが形成されている。
スカート壁117には、スカート壁117および本体接続部114を側方に貫通する案内部118が設けられ、案内部118は、挿通孔112を中心に周方向に3つ均等配置されている。
また、案内部118には、溝状の支持スリット119が設けられている。
突出部128と被操作接触部129との間には、ガイド干渉面129aが曲面状に形成されている。
被操作接触部129の上面側は、径方向外方に向かって徐々に下方に傾斜している。
ノズル124がステムSに嵌合した状態で、突出部128は本体部110の作動ガイド116内を上下方向に摺動可能に配置されている。
また、吐出口127は、頂板部111の上面よりも上方に位置している。
操作接触部132は、下面側に押込み部131側に向かって徐々に下方に傾斜する操作傾斜面133が設けられており、ノズル124の被操作接触部129とノズル作動機構135を構成している。
操作部130は、本体部110の案内部118内を進退移動可能に挿入される。
このとき、摺動突起134は、支持スリット119内を摺動可能に配置されている。
なお、本実施形態で説明する内容物Mは泡状に吐出されるものとするが、内容物Mの吐出される形態はこれに限定されず、例えば、ジェル状やクリーム状に吐出されるものであってもよい。
このとき、1つの操作部130のみを押し込んでもよいが、複数設けられた操作部130を同時に押し込んでもよい。
また、3つの操作部130は挿通孔112を中心に周方向に均等配置されているため、周方向のいずれの向きからも同じようにアクチュエータを操作することができ、使用時にエアゾール製品Pを回転させて向きを調整するような手間がかからない。
ノズル作動機構135は被操作接触部129および操作傾斜面133が互いに接触しているため、操作部130をノズル124側へ進入させるに従って、ノズル124は徐々に下方へ移動する。
これによって、ノズル124が嵌合しているステムSが押し下げられて、ステムS内の流路(図示しない)の閉塞を解除し、エアゾール容器C内の内容物Mが噴射される。
このとき、突出部128が作動ガイド内を上下方向に摺動可能に配置されているため、ノズル124の上下方向以外への移動を規制でき、例えば、操作部130を1つのみ操作する場合であっても、ノズル124が操作部130から押される方向へ傾くことを防止でき、ステムSを斜めに押し込んで十分にステムSを押下できなかったり、変形させてしまうようなことがない。
なお、本実施形態の場合、操作部130を1つのみ操作すると、ガイド壁部116bにガイド干渉面129aが当接するため、より一層ノズル124が傾くことを防止できるとともに、ノズル124を下方へ移動させることが容易になる。
吐出口127から吐出された泡状の内容物Mは、連通孔121を通ってノズルカバー120上に乗り、内容物Mの形態や吐出量によっては、ノズルカバー120を包み込むように頂板部111上にも内容物Mが乗る。
必要な量の内容物Mを吐出させた後、操作部130の押込みを解除すると、ステムSはバルブユニット∨の内部に設けられた弾性部材(図示しない)の復元力によって上昇するとともに、ステムSの流路(図示しない)が再び閉塞される。
このとき、ステムSに嵌合しているノズル124も上昇し、被操作接触部129に操作傾斜面133を接触させている操作部130も、ノズル124から離脱する方向へ移動し、操作部130押込み前の位置へ戻る。
なお、操作部130をノズル124から離脱する方向へ付勢する付勢部材を設ければ、内容物Mの吐出後に迅速に操作部130を初期位置へ移動でき、ステムSの復帰タイミングも早まるため、必要以上に内容物Mが吐出してしまうことを防止できる。
また、ノズルカバー120上に乗る程度の量の内容物Mのみを使用する場合は、ノズルカバー120の下部から掬い取ることで、ノズルカバー120上の内容物Mを簡単に残すことなく掬い取ることができる。
また、頂板部111を有した本体部110は固定部115によってエアゾール容器Cに固定装着されているため、内容物Mの吐出時にもエアゾール容器Cと頂板部111との相対位置が変わることがなく、頂板部111上に吐出した内容物Mを掬い取る際に頂板部111を押し込むような力を与えてしまったとしても、ノズル124が押し込まれて内容物Mが不意に吐出するようなことがない。
また、吐出口127は挿通孔112から頂板部111の上面よりも上方に出ているが、頂板部111の上面には環状突起113が設けられ、ノズルカバー120が環状突起113に嵌合しているため、不意に吐出口127に指などが触れることがなく、ステムSの誤作動を防止できる。
また、図11に示すようにエアゾール容器Cの肩部Csまで延びるスカート壁117bを形成して、より確実に本体部110内への内容物Mの進入を防止することもできる。
また、複数の操作部130の操作傾斜面133を、それぞれ異なる傾斜角度で構成することで、押し込む操作部130によってノズル作動機構135によるステムSの押し込み量を調整することができ、内容物Mを吐出する量や勢いを調整することもできる。
また、上述した実施形態では、吐出筒の外周面側には、径方向外方に突出形成された突出部および被操作接触部が、吐出筒を中心に周方向に交互にそれぞれ3つ均等配置されているものとして説明したが、突出部および被操作接触部の配置はこれに限定されず、例えば、突出部や被操作接触部が1つのみ設けられていてもよく、複数の突出部や被操作接触部が吐出筒を中心に周方向の所定の位置に集中配置されていてもよく、突出部がなくてもよい。
また、上述した実施形態では、頂板部の外周縁からスカート壁が垂下しているものとして説明したが、本体部の構成はこれに限定されず、例えば、スカート壁がなくてもよく、スカート壁が頂板部の外周縁よりも径方向内方から垂下していてもよい。
また、上述した実施形態では、ノズルには突出部が設けられ、突出部は本体部の作動ガイド内を摺動可能に構成されているものとして説明したが、ノズルおよび本体部の構成はこれに限定されず、例えば、ノズル側に作動ガイドを設けて、本体部側に突出部を設けてもよく、突出部や作動ガイドがなくてもよい。
また、上述した実施形態では、頂板部の上面には環状突起が設けられ、ノズルカバーは環状突起に嵌合しているものとして説明したが、頂板部やノズルカバーの構成はこれに限定されず、例えば、ノズルカバーが挿通孔の内周面に嵌合していてもよく、ノズルカバーが頂板部に一体形成されていてもよく、ノズルカバーがなくてもよく、環状突起がなくてもよい。
110 ・・・ 本体部
111 ・・・ 頂板部
112 ・・・ 挿通孔
113 ・・・ 環状突起
114 ・・・ 本体接続部
115 ・・・ 固定部
116 ・・・ 作動ガイド
116a ・・・ 落下防止突起
116b ・・・ ガイド壁部
117、117b ・・・ スカート壁
118 ・・・ 案内部
119 ・・・ 支持スリット
120 ・・・ ノズルカバー
121 ・・・ 連通孔
124 ・・・ ノズル
125 ・・・ ステム嵌合部
126 ・・・ 吐出筒
127 ・・・ 吐出口
128 ・・・ 突出部
129 ・・・ 被操作接触部
129a ・・・ ガイド干渉面
130 ・・・ 操作部
131 ・・・ 押込み部
132 ・・・ 操作接触部
133 ・・・ 操作傾斜面
134 ・・・ 摺動突起
135 ・・・ ノズル作動機構
P ・・・ エアゾール製品
C ・・・ エアゾール容器
∨ ・・・ バルブユニット
S ・・・ ステム
M ・・・ 内容物
Claims (9)
- エアゾール容器に固定部を介して固定される本体部と、ステムに嵌合するノズルと、前記ノズルを作動する操作部とを有するエアゾール用アクチュエータであって、
前記本体部は、前記固定部よりも上方に設けられた頂板部と、前記頂板部から垂下する本体接続部とを有し、
前記ノズルは、ステムに嵌合するステム嵌合部と、前記ステム嵌合部から上方に延びる筒状の吐出筒と、前記吐出筒の上部に設けられた吐出口と、前記吐出筒の外周面に設けられた被操作接触部とを有し、
前記頂板部には、前記吐出口を挿通する挿通孔が設けられ、
前記操作部は、前記被操作接触部に側方から接触してノズル作動機構を構成する操作接触部を有し、
前記本体接続部は、前記操作部を支持するとともに進退移動を許容する案内部を有し、
前記吐出口は、前記ノズル作動機構で前記ノズルを作動させた際、前記頂板部の上面側に内容物を吐出可能に構成され、
前記ノズル作動機構は、前記ノズルの中心軸を中心に周方向に複数設けられた前記複数の操作部を有し、
前記複数の操作部は、それぞれ独立して前記ノズルを作動する方向に付勢可能に構成されていることを特徴とするエアゾール用アクチュエータ。 - 前記被操作接触部と前記操作接触部の少なくともいずれか一方は、傾斜面で構成された操作傾斜面であることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール用アクチュエータ。
- 前記複数の操作傾斜面は、前記複数の操作部ごとに異なる傾斜角度で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のエアゾール用アクチュエータ。
- 前記吐出口は、前記頂板部よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエアゾール用アクチュエータ。
- 前記頂板部には、前記挿通孔を上方から覆うノズルカバーが設けられ、
前記ノズルカバーには、前記ノズルカバー内外を連通する連通孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエアゾール用アクチュエータ。 - 前記本体部は、前記頂板部の周縁から垂下するスカート壁をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のエアゾール用アクチュエータ。
- 前記頂板部の上面は、前記挿通孔の周縁から径方向外方に向かって下方に傾斜する傾斜面で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のエアゾール用アクチュエータ。
- 前記頂板部の上面は、前記挿通孔の周縁を最上部とするドーム状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のエアゾール用アクチュエータ。
- 前記ノズルの外周面には、径方向外方に突出し上下方向に延びる突出部が設けられ、
前記本体部には、前記突出部を上下方向に案内可能な作動ガイドが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のエアゾール用アクチュエータ。
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