JP7838271B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法Info
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Description
撮影画像から被写体領域を検出する検出部と、
前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得部と、
前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定部と、
前記色判定部における判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正部と、を備え、
前記補正部は、前記画素が黒画素である場合、前記画素の近傍にある有彩色画素の前記深度情報に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する。
撮影画像から被写体領域を検出する検出ステップと、
前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得ステップと、
前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定ステップと、
前記色判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正ステップと、を含み、
前記補正ステップでは、前記画素が黒画素である場合、前記画素の近傍にある有彩色画素の前記深度情報に基づいて、前記画素の前記深度情報が補正される。
撮影システム1000は、RGBセンサ(撮影部)200、測距センサ300、及び画像処理装置100を備えている。撮影システム1000は、RGBセンサ200及び測距センサ300を用いて被写体を撮影し、画像処理装置100において所定の画像処理を行うことが可能な情報処理システムである。
なお、以下では、被写体領域50a~50cをまとめて単に「被写体領域」と称して説明する場合がある。
取得部120は、検出部110で検出された被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを画素ごとに取得し、これらを配列化する。本実施形態では、色情報はRGBセンサ200から出力されたRGB値であり、深度情報は測距センサ300から出力された深度値である。図3は、被写体領域50aにおけるRGB値及び深度値の配列化の一例を示す図である。図3の例では、一例として15行7列の配列を示している。
色判定部130は、取得部120で取得された色情報に基づいて、各画素の色を判定する。例えば、色判定部130は、まず各画素が黒色であるか否かを判定する。色判定部130は、例えば、各画素のRGB値と所定の閾値とを比較して、各画素が黒色であるか否かを判定する。色判定部130は、厳密な黒(#000000)から所定の閾値までの濃さのグレー(例えば#0C0C0C)を「黒」に含めて各画素が黒色であるか否かを判定してよい。色判定部130は、画素が黒色でないと判定した場合、当該画素がどのような色であるかを識別する。色判定部130は、各画素のRGB値と所定の閾値とを比較して、各画素の色を、赤、青、緑、マゼンタ、黄色、及びシアンのいずれであるかを判定する。同様にして、色判定部130は、画素が白色であるか否かを判定してもよい。黒色の場合と同様、色判定部130は、厳密な白(#ffffff)から所定の閾値までの濃さのグレー(例えば#e2e2e2)を「白」に含めて各画素が白色であるか否かを判定してもよい。なお、各色の判定には、任意の閾値が用いられてよい。色判定部130は、判定結果を各画素と対応付けて記憶部180に記憶する。
まず、有彩色画素に対する補正方法について説明する。
補正部140は、補正対象画素が有彩色画素である場合、補正対象画素の色に対応付けられた補正情報に基づいて、補正対象画素の深度情報を補正する。ここで、補正情報は深度情報の補正に関する情報を含むものである。本実施形態では、記憶部180に予め記憶された補正テーブル181を補正情報として用いる。これに限らず、補正情報は任意の形式により設けられてもよい。
続いて、黒画素に対する補正方法について説明する。
補正部140は、補正対象画素が黒画素である場合、補正対象画素の近傍にある有彩色画素の深度情報に基づいて、補正対象画素の深度情報を補正する。具体的には、補正部140は、補正対象画素が黒画素である場合、取得部120において取得された補正対象画素の深度情報を破棄する。補正部140は、破棄された補正対象画素の深度情報を、近傍にある有彩色画素の深度情報に基づいて補間することで当該補正対象画素の深度情報を補正する。なお、「破棄する」には、元の値を破棄する場合だけでなく、元の値を記憶したまま、補間した値を用いる態様が含まれ得る。
なお、以下の説明では、位置1、2、・・・、nに対応する画素を画素1、2、・・・、nと表し、各画素に対応する深度値をD1、D2、・・・、Dnのように表して説明を行う場合がある。
まず、黒画素に対する第1の補正方法について説明する。
第1の補正方法において、補正部140は、黒画素の上下左右の4方向のそれぞれにおいて近傍にある有彩色画素の深度値に基づいて、補正対象画素の深度値を補間する。
D4=(D1+D3+D5+D7)/4 ・・・(1)
なお、補正部140は、上述のように黒画素に隣接する有彩色画素の深度値に基づいて黒画素の深度値を補間することが望ましいが、それに限らず、近傍にある範囲の有彩色画素の深度値に基づいて、黒画素の深度値を補間してもよい。
上記第1の補正方法において、補正部140は、黒画素に隣接しない有彩色画素の深度値を用いて式(1)に表される補間を行ってもよい。
画素18の上、左、右、下の各方向には、それぞれ画素11、17、19、25が隣接している。ここで、上述した第1の補正方法と同様にして画素11、17、19、25を特定し、これらの深度値を用いて画素18の深度値を補間するとする。画素18の右方向に隣接する画素19は黒画素であるため、画素19の深度値を用いることで補間後の深度値の精度が低下するおそれがある。
D18=(D11+D17+D22+D25)/4 ・・・(2)
D19=(D12+D18+D22+D26)/4 ・・・(3)
続いて、黒画素に対する第2の補正方法について説明する。
第2の補正方法において、補正部140は、黒画素の近傍にある有彩色画素の中で、最も輝度の小さい画素の深度値に基づいて、補正対象画素の深度値を補間する。
以下では、画素44の周囲にある8つの画素40~43、45~48を、まとめて「8画素」と称して説明を行う。
Y=0.2126×R+0.7152×G+0.0722×B ・・・(4)
続いて、黒画素に対する第3の補正方法について説明する。
第3の補正方法において、補正部140は、複数の黒画素が連続する黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素のそれぞれの深度値に基づいて、黒画素領域内における複数の補正対象画素の深度値を補間する。
なお、図7に示すYmax及びYminは、それぞれ黒画素領域b1における輝度値Yの最大値及び最小値である。
補正部140は、黒画素領域b1の左方向又は右方向に隣接する隣接画素c1、c2を特定する。図7の例では、黒画素領域b1の左端の画素52の左側に隣接する画素51を隣接画素c1として特定し、黒画素領域b1の右端の黒画素56に隣接する画素57を隣接画素c2として特定する。
Dn=(Yn-Ymin)×{(Dc1-Dc2)/(Ymax-Ymin)}+Dc2 ・・・(5)
図9は、第3の補正方法の変形例を説明する図である。
例えば、測距センサ300側に照明が設けられており、照明が被写体に対して照明光を照射しているとする。この場合、測距センサ300と被写体との距離が近くなるほど照明光が強く当たり、距離が遠くなるほど照明光が弱く当たる。
続いて、黒画素に対する第4の補正方法について説明する。
第4の補正方法において、補正部140は、データとデータとの間を補間するためのスプライン補間を用いて補正対象画素の深度値を補間する。
図10は、被写体領域内に黒画素領域b2を有する配列60eの深度値をグラフ化したものである。図10において、横軸は配列60eの各画素に対応する座標を示し、縦軸は各画素の深度値を示している。また、図中の白丸は有彩色画素のデータを示し、黒丸は黒画素のデータを示している。
補正部140は、これらの補正方法から1つを選択して補正を行ってもよいし、これらの内いくつかの補正方法を組み合わせて補正を行ってもよい。例えば補正部140は、黒画素領域に含まれる黒画素の数や黒画素領域の形状などに応じて、第1~第4の補正方法から1つの補正方法を選択し、補正対象画素の補正を行うようにしてもよい。これに限らず、補正部140は、黒画素の近傍の有彩色画素の数や、被写体領域全体における黒画素又は有彩色画素の比率など、任意の条件に応じて補正方法を選択してよい。
記憶部180は、各種情報を記憶するための記憶装置である。記憶部180は、上述した補正テーブル181を予め記憶する。また、記憶部180は、画像処理装置100の各機能を実現するためのプログラムを格納する。
補正対象画素が有彩色画素である場合(S16の「有彩色」)、補正部140は、有彩色画素の深度補正処理を行う(S18)。
ここで、図13を用いて、有彩色画素の深度補正処理について説明する。図13は、有彩色画素に対する深度補正処理を示すフローチャートである。
補正部140は、被写体領域50aの全ての配列について、補正処理を実行済みであるか否かを判定する(S19)。未処理の配列がある場合(S19のNO)、補正部140は、ステップS16に戻って以降の処理を繰り返す。被写体領域50aの全ての配列について補正処理を実行済みである場合(S19のYES)は次の処理へ進む。
例えば、第1の補正方法では、補正部140は、補正対象画素の近傍にある有彩色画素の深度情報に基づいて補正対象画素の深度情報を補正する。補正部140は、黒画素の上下左右に隣接する有彩色画素を特定し、その深度情報を用いて補正を行う。または、補正部140は、隣接する画素が黒画素の場合には、隣接しない有彩色画素で最も近傍にある画素を特定し、その深度情報を用いてもよい。
このようにすることで、補正対象画素の周囲にある有彩色画素の深度情報を用いて黒画素の深度情報を補正することができる。
このようにすることで、より黒色に近い有彩色画素の深度情報を用いて黒画素の深度情報を補正することができる。
このようにすることで、黒画素領域の深度情報を両隣の有彩色画素の深度情報の差分範囲内に収めることができる。また、補正部140は、黒画素領域内の画素の輝度レベルに応じて、さらに補正を行うこともできる。補正部140は、各画素の輝度レベルから被写体が手前側にあるか奥側にあるかを推定することで、各画素の深度値を補正することができる。
画像処理装置100、RGBセンサ200、及び測距センサ300の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。例えば、本開示は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
110 検出部
120 取得部
130 色判定部
140 補正部
180 記憶部
181 補正テーブル
200 RGBセンサ(撮影部)
300 測距センサ
1000 撮影システム
P 撮影画像
50a~50c 被写体領域
60a~60e 配列
70、70b1 輝度レベル曲線
80、80b1、81b1 深度値曲線
0~8 画素
10~30 画素
40~48 画素
50~58 画素
c1、c2 隣接画素
b1、b2 黒画素領域
Claims (5)
- 撮影画像から被写体領域を検出する検出部と、
前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得部と、
前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定部と、
前記色判定部における判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正部と、を備え、
前記補正部は、前記被写体領域内に前記色判定部が黒色と判定した複数の黒画素が連続する黒画素領域を含む場合、前記黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素をそれぞれ隣接画素として特定し、前記黒画素領域内の各黒画素の前記深度情報を、複数の前記隣接画素の前記深度情報の差分範囲内に収まるように、前記各黒画素の輝度レベルから生成した輝度レベル曲線を用いて補正する
画像処理装置。 - 前記補正部は、異なる方向から前記黒画素領域を挟むように前記黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素を前記隣接画素として特定する
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記補正部は、補正した前記黒画素の前記深度情報を、前記黒画素の輝度レベルに応じてさらに補正する
請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記補正部は、補正した前記黒画素の前記深度情報を、前記黒画素の輝度レベルが大きくなるにつれて小さくなるように補正する
請求項3に記載の画像処理装置。 - 撮影画像から被写体領域を検出する検出ステップと、
前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得ステップと、
前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定ステップと、
前記色判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正ステップと、を含み、
前記補正ステップでは、前記被写体領域内に前記色判定ステップにおいて黒色と判定された複数の黒画素が連続する黒画素領域を含む場合、前記黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素をそれぞれ隣接画素として特定し、前記黒画素領域内の各黒画素の前記深度情報を、複数の前記隣接画素の前記深度情報の差分範囲内に収まるように、前記各黒画素の輝度レベルから生成した輝度レベル曲線を用いて補正する
画像処理方法。
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2021
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