Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7838271B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7838271B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

Info

Publication number
JP7838271B2
JP7838271B2 JP2021210627A JP2021210627A JP7838271B2 JP 7838271 B2 JP7838271 B2 JP 7838271B2 JP 2021210627 A JP2021210627 A JP 2021210627A JP 2021210627 A JP2021210627 A JP 2021210627A JP 7838271 B2 JP7838271 B2 JP 7838271B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
pixels
black
correction
depth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021210627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023094992A (ja
Inventor
悦郎 籾山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2021210627A priority Critical patent/JP7838271B2/ja
Priority to US18/057,136 priority patent/US20230206479A1/en
Publication of JP2023094992A publication Critical patent/JP2023094992A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7838271B2 publication Critical patent/JP7838271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

本開示は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
撮影装置から被写体までの距離(深度)を測定する技術の一つとして、ToF(Time of Flight)方式が知られている。ToF方式を用いたToFセンサは、赤外光による測距光を被写体に向けて照射し、被写体で反射された測距光を赤外線用の撮像素子で受光する。ToFセンサは、照射から受光までの時間差を画素ごとに検出することで、被写体と撮影装置との距離を算出することができる。
関連する技術として、例えば、特許文献1は、第1のタイプのセンサと、第2のタイプのセンサと、制御回路とを含む画像処理装置を開示する。この画像処理装置において、制御回路は、第1のタイプのセンサから入力カラー画像フレームを受け取り、第2のタイプのセンサから入力カラー画像フレームに対応する入力深度画像を受け取る。
特表2021-521543号公報
ToFセンサで得られる被写体までの距離(深度値)は、被写体の色によって測距の精度が異なる。これは、被写体の色によって反射率が異なるためである。そのため、例えば、異なる色の被写体がToFセンサから同じ距離に位置する場合でも、被写体の色によって測定される距離が異なる場合がある。
また、黒い被写体は反射率が小さいため、ToFセンサにおいて深度値を正常に取得できない場合がある。そのため、深度値に基づいて3D画像を生成した場合、黒い被写体の深度値が存在しないこととなり、本来は平面であるべき部分が空洞化したり、平面的な被写体が凸凹のある物体として3D化されたりするなどの問題が生じる。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、被写体の色に応じて深度情報を適切に補正することが可能な画像処理装置及び画像処理方法を提供することにある。
本開示にかかる画像処理装置は、
撮影画像から被写体領域を検出する検出部と、
前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得部と、
前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定部と、
前記色判定部における判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正部と、を備え、
前記補正部は、前記画素が黒画素である場合、前記画素の近傍にある有彩色画素の前記深度情報に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する。
本開示にかかる画像処理方法は、
撮影画像から被写体領域を検出する検出ステップと、
前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得ステップと、
前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定ステップと、
前記色判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正ステップと、を含み、
前記補正ステップでは、前記画素が黒画素である場合、前記画素の近傍にある有彩色画素の前記深度情報に基づいて、前記画素の前記深度情報が補正される。
本開示にかかる画像処理装置及び画像処理方法によれば、被写体の色に応じて深度情報を適切に補正することができる。
実施形態にかかる撮影システムの構成を示すブロック図である。 撮影画像の一例として、複数の被写体を含む撮影画像を示す図である。 被写体領域におけるRGB値及び深度値の配列化の一例を示す図である。 黒画素に対する第1の補正方法の説明図である。 黒画素に対する第1の補正方法の変形例を説明する図である。 黒画素に対する第2の補正方法の説明図である。 黒画素に対する第3の補正方法の説明図である。 黒画素に対する第3の補正方法の説明図である。 黒画素に対する第3の補正方法の変形例を説明する図である。 黒画素に対する第4の補正方法の説明図である。 黒画素に対する第4の補正方法の説明図である。 画像処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。 有彩色画素に対する深度補正処理を示すフローチャートである。
以下では、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されている。説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
図1は、本実施形態にかかる撮影システム1000の構成を示すブロック図である。
撮影システム1000は、RGBセンサ(撮影部)200、測距センサ300、及び画像処理装置100を備えている。撮影システム1000は、RGBセンサ200及び測距センサ300を用いて被写体を撮影し、画像処理装置100において所定の画像処理を行うことが可能な情報処理システムである。
RGBセンサ200は、被写体を撮影して色情報を検出することが可能なセンサである。色情報は、例えばsRGB空間上にて定義されるRGB値である。色情報は、Adobe(登録商標)RGB空間上で定義されるRGB値、又はLab空間上で定義されるLab値などの形式であってもよい。
RGBセンサ200は、オートホワイトバランス(Automatic White Balance、以下AWBと呼ぶ)処理及びオートエクスポージャ(Automatic Exposure、以下AEと呼ぶ)処理の少なくとも一方を含む処理を行い、被写体を撮影する。AWB処理は、撮影対象の光源の状況を自動判断し、適正な色の状態を再現するものである。RGBセンサ200は、AWB処理を常時行ってもよいし撮影準備のタイミングで行ってもよい。AE処理は、撮影視野の輝度情報に基づいて絞り値やシャッタ速度などを制御し、撮影画像の明るさを一定に保つものである。
本実施形態では、RGBセンサ200は、AWB及びAE処理の両方を行い、撮影画像を画像処理装置100に出力する。撮影画像は、静止画像でもよいし動画像でもよい。またRGBセンサ200は、撮影画像の各画素におけるRGB値を画像処理装置100に出力する。RGBセンサ200は、例えば、カラースチルカメラ(例えば、RGBカメラ)又はカラービデオカメラなどである。
測距センサ300は、被写体を撮影して深度情報を検出することが可能なセンサである。深度情報は、被写体の奥行き方向の深さを示す情報である。深度情報は、例えば、測距センサ300からの距離を示す深度値を用いて表される。深度値は、測距センサ300から被写体までの距離がミリメートル等の物理的単位で表現されたものであってもよいし、当該距離を0~1の範囲で正規化表現されたものなどであってもよい。
測距センサ300は、撮影画像の各画素に対応する深度値を画像処理装置100に出力する。測距センサ300は、例えばToFセンサやステレオカメラである。これに限らず、測距センサ300には、測距センサ300と被写体との間の距離を検出可能な種々のセンサが用いられてよい。
画像処理装置100は、RGBセンサ200及び測距センサ300からRGB値及び深度値を取得し、画像処理を行う情報処理装置である。画像処理装置100は、検出部110、取得部120、色判定部130、補正部140、及び記憶部180を備えている。
検出部110は、RGBセンサ200から撮影画像を取得し、撮影画像から被写体領域を検出する。図2は、撮影画像の一例として、複数の被写体を含む撮影画像Pを示す図である。被写体は、人、動物、車両などどのようなものでもよい。撮影画像Pは、被写体として、犬、自転車、及びトラックを含んでいる。なお、本実施形態では、撮影画像Pが3つの被写体を含む例を示しているが、被写体の数は3つに限定されない。被写体は1つであってもよい。
被写体領域は、撮影画像Pにおいて検出対象となる被写体を含む領域である。被写体領域は、例えば被写体の外接矩形内の領域を示すものであってよい。図2に示すように、検出部110は、犬、自転車、及びトラックのそれぞれに対応する被写体領域50a~50cを検出する。
被写体領域の検出には、周知の物体検出技術が用いられてよい。例えば、検出部110は、撮影画像Pに含まれる被写体を検出するように予め学習されたディープニューラルネットワーク(DNN)を用いて被写体の検出を行う。物体検出アルゴリズムとして、例えば、Faster R-CNN(Region-based Convolutional Neural Network)、YOLO(You Only Look Once)、又はSSD(Single Shot Multibox Detector)などが用いられてよい。これらに限らず、検出部110は、任意の方法を用いて被写体領域の検出を行ってよい。
なお、以下では、被写体領域50a~50cをまとめて単に「被写体領域」と称して説明する場合がある。
検出部110は、撮影画像Pから検出した被写体領域を識別するための識別番号を、それぞれの被写体領域に対して付与する。例えば、検出部110は、犬、自転車、トラックに対して「1」、「2」、「3」などのように識別番号を付与する。本実施形態では、上述した「50a」、「50b」、「50c」を識別番号として用いることとする。
図1に戻り説明を続ける。
取得部120は、検出部110で検出された被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを画素ごとに取得し、これらを配列化する。本実施形態では、色情報はRGBセンサ200から出力されたRGB値であり、深度情報は測距センサ300から出力された深度値である。図3は、被写体領域50aにおけるRGB値及び深度値の配列化の一例を示す図である。図3の例では、一例として15行7列の配列を示している。
また、取得部120は、RGBセンサ200からAWB処理に関するAWB情報と、AE処理に関するAE情報を検出部110から取得する。取得部120は、撮影画像に基づいてAWB情報及びAE情報を取得してもよい。
図1に戻り説明を続ける。
色判定部130は、取得部120で取得された色情報に基づいて、各画素の色を判定する。例えば、色判定部130は、まず各画素が黒色であるか否かを判定する。色判定部130は、例えば、各画素のRGB値と所定の閾値とを比較して、各画素が黒色であるか否かを判定する。色判定部130は、厳密な黒(#000000)から所定の閾値までの濃さのグレー(例えば#0C0C0C)を「黒」に含めて各画素が黒色であるか否かを判定してよい。色判定部130は、画素が黒色でないと判定した場合、当該画素がどのような色であるかを識別する。色判定部130は、各画素のRGB値と所定の閾値とを比較して、各画素の色を、赤、青、緑、マゼンタ、黄色、及びシアンのいずれであるかを判定する。同様にして、色判定部130は、画素が白色であるか否かを判定してもよい。黒色の場合と同様、色判定部130は、厳密な白(#ffffff)から所定の閾値までの濃さのグレー(例えば#e2e2e2)を「白」に含めて各画素が白色であるか否かを判定してもよい。なお、各色の判定には、任意の閾値が用いられてよい。色判定部130は、判定結果を各画素と対応付けて記憶部180に記憶する。
なお、以下では、白及び黒のいずれでもない色を「有彩色」と称して説明する場合がある。有彩色は、例えば、赤、青、緑、マゼンタ、黄色、及びシアンである。また、有彩色の画素を「有彩色画素」と称して説明する場合がある。さらに、白の画素を「白画素」、黒の画素を「黒画素」と称して説明する場合がある。
補正部140は、色判定部130おける判定結果に基づいて、各画素の深度情報を補正する。補正部140は、図3に示す被写体領域50aの左上の画素から順に、各画素の深度値の補正処理を行う。具体的には、補正部140は、d[0][0]、d[0][1]、d[0][2]、・・・、d[0][6]、d[1][0]、d[1][1]、・・・の順に補正処理を行う。補正部140は、右下のd[14][6]まで補正処理が完了すると、被写体領域50aと同様にして被写体領域50b及び50cについて補正処理を行う。
補正部140は、補正を行おうとする補正対象画素の色に応じて、異なる補正処理を行う。具体的には、補正部140は、補正対象画素が白画素、黒画素、及び有彩色画素のいずれであるかに応じて異なる補正処理を行う。具体的には、補正部140は、補正対象画素が白画素である場合には深度情報を補正せず、黒画素又は有彩色画素の場合には、以下で説明する方法で深度情報を補正する。
<有彩色画素に対する補正方法>
まず、有彩色画素に対する補正方法について説明する。
補正部140は、補正対象画素が有彩色画素である場合、補正対象画素の色に対応付けられた補正情報に基づいて、補正対象画素の深度情報を補正する。ここで、補正情報は深度情報の補正に関する情報を含むものである。本実施形態では、記憶部180に予め記憶された補正テーブル181を補正情報として用いる。これに限らず、補正情報は任意の形式により設けられてもよい。
補正テーブル181は、例えば、色判定部130において判定される色と、深度情報の補正値とが対応付けられたものである。補正テーブル181は、色ごとに設けられてもよいし、1つのテーブルで複数の色の補正が可能となるように設けられてもよい。また、補正テーブル181は、RGBセンサ200の特性などに応じて複数設けられてもよい。また、撮影環境が屋内であるか屋外であるかに応じて異なる補正テーブル181が設けられてもよい。
また、補正部140は、撮影画像の撮影環境が屋内であるか屋外であるかに応じて、画素の深度情報をさらに補正する。補正部140は、AWB情報とAE情報に応じて撮影環境の色温度と露光量を検出し、これらに基づいて、撮影環境が屋内であるか屋外であるかを判別する。補正部140は、撮影環境に応じて、補正テーブル181による補正量をオフセットし、有彩色画素における深度値をさらに補正する。
<黒画素に対する補正方法>
続いて、黒画素に対する補正方法について説明する。
補正部140は、補正対象画素が黒画素である場合、補正対象画素の近傍にある有彩色画素の深度情報に基づいて、補正対象画素の深度情報を補正する。具体的には、補正部140は、補正対象画素が黒画素である場合、取得部120において取得された補正対象画素の深度情報を破棄する。補正部140は、破棄された補正対象画素の深度情報を、近傍にある有彩色画素の深度情報に基づいて補間することで当該補正対象画素の深度情報を補正する。なお、「破棄する」には、元の値を破棄する場合だけでなく、元の値を記憶したまま、補間した値を用いる態様が含まれ得る。
黒画素に対する補正方法には、破棄された深度情報の補間方法により、以下で説明するように複数のパターンがある。補正部140は、これらのパターンから1つを選択して実行してもよいし、複数を選択して実行してもよい。
なお、以下の説明では、位置1、2、・・・、nに対応する画素を画素1、2、・・・、nと表し、各画素に対応する深度値をD1、D2、・・・、Dnのように表して説明を行う場合がある。
(第1の補正方法)
まず、黒画素に対する第1の補正方法について説明する。
第1の補正方法において、補正部140は、黒画素の上下左右の4方向のそれぞれにおいて近傍にある有彩色画素の深度値に基づいて、補正対象画素の深度値を補間する。
図4は、黒画素に対する第1の補正方法の説明図である。図4に示す配列60aは、上述した被写体領域の一部分の例を示すものであり、以降の図についても同様である。配列60aは、被写体領域内の画素0、1、2、・・・、8を含んでいる。配列60aにおいて、画素4は黒画素である。また、画素4の近傍にある画素0~3、5~8は有彩色画素である。なお、これらの有彩色画素に示す赤、青、黄などの色は一例であり、以降の図についても同様である。
補正部140は、画素4の上下左右の4方向で最も近傍にある有彩色画素を特定する。図4の例では、補正部140は、画素4の上、左、右、下の各方向で画素4に隣接する有彩色の画素1、3、5、7を特定する。補正部140は、取得部120で取得された画素4の深度値を破棄し、特定された有彩色の画素1、3、5、7の深度値に基づいて、破棄された深度値を補間する。具体的には、補正部140は、特定された4つの画素1、3、5、7の深度値D1、D3、D5、D7の平均値が画素4の深度値D4となるように、画素4の深度値を補間する。
補間後のD4は、以下の式(1)のように表される。
D4=(D1+D3+D5+D7)/4 ・・・(1)
なお、補正部140は、上述のように黒画素に隣接する有彩色画素の深度値に基づいて黒画素の深度値を補間することが望ましいが、それに限らず、近傍にある範囲の有彩色画素の深度値に基づいて、黒画素の深度値を補間してもよい。
(第1の補正方法の変形例)
上記第1の補正方法において、補正部140は、黒画素に隣接しない有彩色画素の深度値を用いて式(1)に表される補間を行ってもよい。
図5は、黒画素に対する第1の補正方法の変形例を説明する図である。図5に示す配列60bは、画素10、11、12、・・・、30を含んでいる。配列60bにおいて、画素18~21は黒画素である。また、これらの黒画素近傍にある、黒画素以外の画素は有彩色画素である。
例えば、補正部140が画素18に対する補正処理を行うとする。
画素18の上、左、右、下の各方向には、それぞれ画素11、17、19、25が隣接している。ここで、上述した第1の補正方法と同様にして画素11、17、19、25を特定し、これらの深度値を用いて画素18の深度値を補間するとする。画素18の右方向に隣接する画素19は黒画素であるため、画素19の深度値を用いることで補間後の深度値の精度が低下するおそれがある。
そのため、補正部140は、補間に用いる隣接画素が黒画素である場合、当該隣接画素が位置する方向で最も近傍にある有彩色画素を特定し、特定された有彩色画素の深度値を用いて深度値を補間する。したがって、補正部140は、画素19に代えて、画素18の右方向において最も近傍にある有彩色の画素22を特定し、画素22の深度値を用いて画素18の深度値を補間する。
補正部140は、取得部120で取得された画素18の深度値を破棄し、特定された画素11、17、22、25の深度値D11、D17、D22、D25を用いて、画素18の深度値を補間する。
補間後における画素18の深度値D18は、以下の式(2)のように表される。
D18=(D11+D17+D22+D25)/4 ・・・(2)
また、同様に、補正部140が画素19に対する補正処理を行うとする。画素19は黒画素であり、左方向に隣接する画素18も黒画素である。補正部140は配列順に従い補正処理を行うため、画素19の補正処理を行う際、画素18の深度値は上記の式(2)で表された補間後の深度値D18となっている。そのため、補正部140は、画素19に対する補正を行う場合、左方向に隣接する画素18の深度値D18を用いて画素19の深度値を補間することができる。
なお、画素19の右方向に隣接する画素20は黒画素であり、その深度値は補正前のものである。したがって、補正部140は、右方向においては、上述した画素18の場合と同様、最も近傍にある有彩色の画素22を特定し、特定された画素22の深度値を用いて補間を行う。よって、補正部140は、画素12、18、22、26を特定する。補正部140は、取得部120で取得された画素19の深度値を破棄し、特定された画素12、18、22、26の深度値D12、D18、D22、D26を用いて、画素19の深度値を補間する。
補間後における画素19の深度値D19は、以下の式(3)のように表される。
D19=(D12+D18+D22+D26)/4 ・・・(3)
(第2の補正方法)
続いて、黒画素に対する第2の補正方法について説明する。
第2の補正方法において、補正部140は、黒画素の近傍にある有彩色画素の中で、最も輝度の小さい画素の深度値に基づいて、補正対象画素の深度値を補間する。
図6は、黒画素に対する第2の補正方法の説明図である。図6に示す配列60cは、被写体領域内の画素40、41、・・・、48を含んでいる。配列60cにおいて、画素44は黒画素である。画素44の近傍にある画素40~43、45~48は、それぞれ色1~4、5~8の有彩色画素である。または、画素40~43は、深度値が補間された後の黒画素であってもよい。
以下では、画素44の周囲にある8つの画素40~43、45~48を、まとめて「8画素」と称して説明を行う。
まず補正部140は、各画素のRGB値に基づいて、8画素における輝度値Yをそれぞれ計算する。輝度値Yは、RGBの各成分に基づいて、以下の式(4)により計算することができる。なお、各成分に乗じる係数は下記に限らず、適宜変更されてよい。
Y=0.2126×R+0.7152×G+0.0722×B ・・・(4)
補正部140は、式(4)の計算結果に基づいて、8画素の中で最も輝度値Yの小さい画素を特定し、特定された画素の深度値を用いて補正対象画素の深度値を補間する。図6の例では、8画素の中で画素48の輝度値Yが最も小さいものとする。したがって、補正部140は、画素48を特定する。補正部140は、取得部120で取得された画素44の深度値を破棄し、特定された画素48の深度値D48を画素44の深度値D44とすることで画素44の深度値を補間する。
このようにすることで、輝度が小さい、つまり黒色に最も近い画素の深度値を用いて補正対象の黒画素の深度値を補間することができる。
なお、ここでは補正対象画素の近傍の8画素を用いて説明したが、これに限られない。補正部140は、8画素より多い又は少ない画素の輝度値を用いて深度値を補間してもよい。例えば、黒画素が被写体領域の端部に位置している場合などにおいて近傍の8画素の輝度値を取得できない場合、補正部140は、取得可能な数の輝度値を用いて補間を行ってもよい。
(第3の補正方法)
続いて、黒画素に対する第3の補正方法について説明する。
第3の補正方法において、補正部140は、複数の黒画素が連続する黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素のそれぞれの深度値に基づいて、黒画素領域内における複数の補正対象画素の深度値を補間する。
図7及び図8は、黒画素に対する第3の補正方法の説明図である。図7及び図8に示す配列60dは、被写体領域内の画素50、51、・・・、58を含んでいる。配列60dにおいて、画素52~56は黒画素であり、黒画素領域b1を形成している。黒画素領域b1の左方向には画素50、51があり、右方向には画素57、58がある。画素50、51、57、58は有彩色画素である。
また、以下では説明のために、黒画素領域b1の左方向で隣接する画素を隣接画素c1、右方向で隣接する画素を隣接画素c2と称して説明を行う。図7及び図8の例では、隣接画素c1は画素51であり、隣接画素c2は画素57である。
まず、補正部140は、配列60dにおける各画素の輝度レベルを計算する。輝度レベルは、各画素における輝度の大きさを示すものである。ここでは、上述した式(4)で計算される各画素の輝度値Yを輝度レベルとして用いる。これに限らず、他の方法で輝度レベルを計算してもよい。
図7に示す輝度レベル曲線70は、配列60dにおける各画素の輝度レベルの一例を示すものである。補正部140は、各画素の輝度レベルから、配列60dの輝度レベル曲線70を生成する。また、輝度レベル曲線70のうち、黒画素領域b1に対応する部分を輝度レベル曲線70b1とする。
なお、図7に示すYmax及びYminは、それぞれ黒画素領域b1における輝度値Yの最大値及び最小値である。
図8に示す深度値曲線80は、配列60dにおける各画素の深度値の一例を示すものである。補正部140は、各画素の深度値から、配列60dの深度値曲線80を生成する。
補正部140は、黒画素領域b1の左方向又は右方向に隣接する隣接画素c1、c2を特定する。図7の例では、黒画素領域b1の左端の画素52の左側に隣接する画素51を隣接画素c1として特定し、黒画素領域b1の右端の黒画素56に隣接する画素57を隣接画素c2として特定する。
補正部140は、隣接画素c1及びc2の深度値の差分範囲を求める。隣接画素c1及びc2の深度値をそれぞれDc1、Dc2で表すと、差分範囲は(Dc1-Dc2)により表される。補正部140は、取得部120で取得された黒画素領域b1内の各画素の深度値を破棄し、各画素の深度値が当該差分範囲内に収まるように、黒画素領域b1の各画素の深度値を、図7に示した輝度レベル曲線70b1を用いて補間する。
黒画素領域b1における各画素の位置をnとし、黒画素領域b1内の補正対象の黒画素の輝度値をYn、黒画素領域b1の輝度最小値をYmin、黒画素領域b1の輝度最大値をYmax、隣接画素c1の深度値をDc1、隣接画素c2の深度値をDc2とすると、黒画素領域b1における補正対象の黒画素の深度値Dnは以下の式(5)で表される。
Dn=(Yn-Ymin)×{(Dc1-Dc2)/(Ymax-Ymin)}+Dc2 ・・・(5)
補正部140は、上述の式(5)を用いて黒画素領域b1内の黒画素52~56の深度値を補間する。このようにすることで、補正部140は、黒画素領域b1内の各画素の深度値を、黒画素領域b1の両隣の隣接画素c1、c2の深度値Dc1、Dc2の範囲内に収まるように補間することができる。図8では、補間後の黒画素領域b1内の各画素の深度値を深度値曲線80b1で示している。
なお、図7及び図8では、配列60dとして1行9列の配列を用いて説明したが、これに限られない。第3の補正方法は、複数の行を有する配列に適用されてもよい。したがって、黒画素領域b1が複数行にわたって形成されている場合においても第3の補正方法が用いられてよい。この場合、補正部140は、例えば黒画素領域b1の中で最も左側又は右側にある黒画素に隣接する有彩色画素をそれぞれ隣接画素c1、c2として特定する。
また、黒画素領域b1が複数行にわたって形成される場合、補正部140は、隣接画素c1、c2を黒画素領域b1の左右方向の画素から特定せず、上下方向の画素から特定してもよい。例えば、黒画素領域b1を上方向又は下方向から挟むように隣接する隣接画素c1、c2を特定してもよい。これらに限らず、補正部140は、隣接画素c1及びc2を他の方法で特定してもよい。
(第3の補正方法の変形例)
図9は、第3の補正方法の変形例を説明する図である。
例えば、測距センサ300側に照明が設けられており、照明が被写体に対して照明光を照射しているとする。この場合、測距センサ300と被写体との距離が近くなるほど照明光が強く当たり、距離が遠くなるほど照明光が弱く当たる。
被写体において照明光が強く当たる部分は、測距センサ300から見て手前側に位置している。したがって、輝度値の大きい画素は、輝度値の小さい画素と比べて深度値が小さくなる。一方、被写体において照明光が弱く当たる部分は、測距センサ300から見て奥側に位置している。したがって、輝度値の小さい画素は、輝度値の大きい画素と比べて深度値が大きくなる。これを利用して、補正部140は、補正対象画素の輝度レベルに応じて、第3の補正方法により補正した補正対象画素の深度値をさらに補正してもよい。
補正部140は、例えば図7に示す輝度レベル曲線70b1と、図8に示す深度値曲線80b1とに基づいて、黒画素領域b1内の各黒画素の深度値をさらに補正する。補正部140は、各画素の輝度値が大きくなるにつれて各画素の深度値が小さくなるように、各画素の深度値を変換することにより、各黒画素の深度値をさらに補正する。図9に示す深度値曲線81b1は、変換後の深度値曲線の一例である。このようにすることで、黒画素領域b1内における各画素の輝度レベルの大小関係に基づいて、黒画素の深度値を補正することができる。
(第4の補正方法)
続いて、黒画素に対する第4の補正方法について説明する。
第4の補正方法において、補正部140は、データとデータとの間を補間するためのスプライン補間を用いて補正対象画素の深度値を補間する。
図10及び図11は、黒画素に対する第4の補正方法の説明図である。
図10は、被写体領域内に黒画素領域b2を有する配列60eの深度値をグラフ化したものである。図10において、横軸は配列60eの各画素に対応する座標を示し、縦軸は各画素の深度値を示している。また、図中の白丸は有彩色画素のデータを示し、黒丸は黒画素のデータを示している。
補正部140は、黒画素領域b2を特定し、取得部120で取得された黒画素領域b2内の各画素の深度値を破棄する。補正部140は、破棄された深度値を、近傍の有彩色画素の深度値に基づいて、スプライン補間を用いて補間する。補正部140は、黒画素領域b2の各画素の深度値が近傍の有彩色画素と連続するように、各画素の深度値を補間する。
図11は、スプライン補間を行った後のデータを示す図である。補間後の黒画素のデータを網掛けにより示している。このようにすることで、黒画素の深度値を、近傍の有彩色画素の深度値を用いて補間することができる。なお、これに限らず、補正部140は、例えば線形補間や多項式補間などの周知の補間方法を用いて黒画素の深度値を補間してもよい。
以上が黒画素に対する第1~第4の補正方法である。
補正部140は、これらの補正方法から1つを選択して補正を行ってもよいし、これらの内いくつかの補正方法を組み合わせて補正を行ってもよい。例えば補正部140は、黒画素領域に含まれる黒画素の数や黒画素領域の形状などに応じて、第1~第4の補正方法から1つの補正方法を選択し、補正対象画素の補正を行うようにしてもよい。これに限らず、補正部140は、黒画素の近傍の有彩色画素の数や、被写体領域全体における黒画素又は有彩色画素の比率など、任意の条件に応じて補正方法を選択してよい。
補正部140は、上述したような補正方法を用いて、有彩色画素及び黒画素に対する補正を被写体領域50a内の全ての配列に対して行う。被写体領域50aにおける補正が終了した場合、補正部140は続いて被写体領域50bについて補正処理を行う。撮影画像Pで検出された被写体領域50a~50cについて処理が終了した場合は補正処理を終了する。
図1に戻り説明を続ける。
記憶部180は、各種情報を記憶するための記憶装置である。記憶部180は、上述した補正テーブル181を予め記憶する。また、記憶部180は、画像処理装置100の各機能を実現するためのプログラムを格納する。
続いて、図12を用いて画像処理装置100が実行する処理について説明する。図12は、画像処理装置100が実行する処理を示すフローチャートである。以下で用いる各機能部は、図1と対応するものである。また、図2~図11を適宜参照して説明を行う。
検出部110は、RGBセンサ200から撮影画像を取得する(S11)。ここでは図2に示す撮影画像Pが取得されたものとして説明を行う。なお、撮影画像Pには、RGBセンサ200によりAWB処理及びAE処理が施されているものとする。
検出部110は、周知の物体検出技術を用いて、撮影画像Pから被写体を検出する(S12)。図2に示す例では、検出部110は、被写体である犬、自転車、及びトラックのそれぞれに対応する被写体領域50a~50cを検出する。被写体領域50a~50cは、例えば各被写体の外接矩形内の領域である。
続いて、検出部110は、検出された被写体ごとに識別番号を付与する(S13)。検出部110は、犬、自転車、及びトラックを含む被写体領域のそれぞれについて、識別番号として「50a」、「50b」、「50c」を付与する。
取得部120は、被写体領域50aに含まれる画素の色情報及び深度情報を取得し、図3に示すようにこれらを配列化する(S14)。色情報はRGBセンサ200から出力されたRGB値であり、深度情報は測距センサ300から出力された深度値である。画像処理装置100は、この配列順に従い、被写体領域50a内の補正対象画素に対して以下の処理を実行する。
色判定部130は、取得部120で取得された色情報に基づいて、画素ごとに画素の色を判定する(S15)。例えば、色判定部130は、各画素のRGB値と所定の閾値とを比較して、当該画素が黒色であるか否かを判定する。色判定部130は、画素が黒色でないと判定した場合、当該画素がどのような色であるかを識別する。色判定部130は、各画素のRGB値と所定の閾値とを比較して、各画素の色が、赤、青、緑、マゼンタ、黄色、及びシアンのいずれであるかを判定する。同様にして、色判定部130は、画素が白色であるか否かを判定してもよい。なお、各色の判定には、任意の閾値が用いられてよい。色判定部130は、判定結果を各画素と対応付けて記憶部180に記憶する。
補正部140は、被写体領域50aの左上の画素から順次、各画素を補正対象画素として補正処理を実行する。補正部140は、色判定部130における判定結果を取得し、各画素の色に応じて異なる補正処理を行う(S16)。補正対象画素が白画素である場合(S16の「白」)、補正部140は、補正を行わずにステップS19の処理へ進む。
補正対象画素が黒画素である場合(S16の「黒」)、補正部140は、図4~図11を用いて説明した、黒画素に対する第1~第4の補正方法を用いて、黒画素の深度補正処理を行う(S17)。具体的には、補正部140は、取得部120で取得された黒画素の深度値を破棄し、破棄された深度値を、黒画素の近傍にある有彩色画素の深度値に基づいて補間することにより、黒画素の深度値を補正する。それぞれの補正方法については、既に説明しているため、ここでは詳細な説明を省略し、適宜簡略化して説明する。
第1の補正方法を用いる場合、補正部140は、黒画素の上下左右の4方向のそれぞれにおいて最も近傍にある有彩色画素の深度値に基づいて、画素の深度値を補間する。例えば補正部140は、図4を用いて説明したように、上下左右に隣接する有彩色画素の深度値を用いて補正対象画素の深度値を補間する。また補正部140は、図5を用いて説明したように、黒画素に隣接しない有彩色画素の深度値を用いて補間してもよい。
第2の補正方法を用いる場合、補正部140は、黒画素の近傍にある有彩色画素の中で、最も輝度の小さい画素の深度値に基づいて、画素の深度値を補間する。図6を用いて説明したように、補正部140は補正対象画素の周囲の8画素について、それぞれの輝度値を計算する。補正部140は、最も輝度の小さい画素の深度値を補正対象画素の深度値とするように補間を行う。
第3の補正方法を用いる場合、補正部140は、複数の黒画素を含む黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素のそれぞれの深度値に基づいて、複数の画素の深度値を補間する。図7を用いて説明したように、補正部140は、配列に含まれる各画素の輝度値を計算し、輝度レベル曲線を生成する。補正部140は、黒画素領域の両隣の有彩色画素を特定し、特定された有彩色画素の深度値の差分を求める。補正部140は、図8を用いて説明したように、当該差分範囲以内に黒画素の深度値が収まるように、黒画素領域の各画素の深度値を補間する。また、図9を用いて説明したように、補正部140は、黒画素領域内の黒画素の輝度値が大きいほど、深度値が小さくなるように、補正対象画素の深度値を変換することにより、深度値をさらに補正してもよい。
第4の補正方法を用いる場合、補正部140は、データとデータとの間を補間するためのスプライン補間を用いて補正対象画素の深度値を補間する。図10及び図11を用いて説明したように、補正部140は、黒画素領域における補正前の深度値を破棄し、各画素の深度値が近傍の有彩色画素と連続するように、黒画素領域の深度値を補間する。
図12に戻り説明を続ける。
補正対象画素が有彩色画素である場合(S16の「有彩色」)、補正部140は、有彩色画素の深度補正処理を行う(S18)。
ここで、図13を用いて、有彩色画素の深度補正処理について説明する。図13は、有彩色画素に対する深度補正処理を示すフローチャートである。
補正部140は、補正対象画素の色に対応付けられた補正テーブル181を参照し、補正テーブル181に基づいて補正対象画素の深度値を補正する(S21)。次に、補正部140は、撮影画像Pの撮影環境が屋内であるか屋外であるかを判定する(S22)。例えば補正部140は、RGBセンサ200で行われたAWB及びAEの情報を取得し、撮影画像Pの色温度及び露光量に基づいて、当該判定を行う。
補正部140は、上記の判定結果に応じて、深度値の補正量をオフセットする(S23)。これにより、補正部140は、予め設けられた補正テーブル181を用いた補正に加え、撮影画像Pの撮影環境が屋内であるか屋外であるかに応じて、深度値をさらに補正することができる。
図4に戻り説明を続ける。
補正部140は、被写体領域50aの全ての配列について、補正処理を実行済みであるか否かを判定する(S19)。未処理の配列がある場合(S19のNO)、補正部140は、ステップS16に戻って以降の処理を繰り返す。被写体領域50aの全ての配列について補正処理を実行済みである場合(S19のYES)は次の処理へ進む。
続いて補正部140は、撮影画像Pで検出された全ての被写体について画像処理を実行済みであるか否かを判定する(S20)。全ての被写体について画像処理を実行済みである場合(S20のYES)は処理を終了する。未処理の被写体がある場合(S20のNO)はステップS14の処理に戻って以降の処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態にかかる撮影システム1000では、RGBセンサ200及び測距センサ300が被写体を撮影し、色情報及び深度情報を画像処理装置100に出力する。画像処理装置100において、検出部110は撮影画像から被写体領域を検出し、取得部120は被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを取得して配列化する。
色判定部130は色情報に基づいて各画素の色を判定し、補正部140は判定結果に基づいて、各画素の深度情報を補正する。補正部140は、画素の色に応じて異なる補正処理を行うことができる。例えば補正対象画素が有彩色画素の場合、補正部140は、画素の色に対応付けられた補正テーブル181に基づいて、補正対象画素の深度情報を補正する。また、補正部140は、撮影画像の撮影環境が屋内であるか屋外であるかを判定し、判定結果に応じて補正対象画素の深度情報をさらに補正する。
また、補正対象画素が黒画素の場合、補正部140は、複数の補正方法から1つ以上を選択して、黒画素の深度情報を補正することができる。
例えば、第1の補正方法では、補正部140は、補正対象画素の近傍にある有彩色画素の深度情報に基づいて補正対象画素の深度情報を補正する。補正部140は、黒画素の上下左右に隣接する有彩色画素を特定し、その深度情報を用いて補正を行う。または、補正部140は、隣接する画素が黒画素の場合には、隣接しない有彩色画素で最も近傍にある画素を特定し、その深度情報を用いてもよい。
このようにすることで、補正対象画素の周囲にある有彩色画素の深度情報を用いて黒画素の深度情報を補正することができる。
また、第2の補正方法では、補正部140は、黒画素の近傍にある有彩色画素の中で、最も輝度の小さい画素を特定し、その深度情報に基づいて補正対象画素の深度情報を補正する。
このようにすることで、より黒色に近い有彩色画素の深度情報を用いて黒画素の深度情報を補正することができる。
さらに、第3の補正方法では、補正部140は、複数の黒画素を含む黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素のそれぞれの深度情報に基づいて、複数の補正対象画素の深度情報を補正することができる。例えば補正部140は、黒画素領域の両端の画素に隣接する有彩色画素の深度値の差分を計算し、その差分範囲内に収まるように補正対象画素の深度値を補正する。
このようにすることで、黒画素領域の深度情報を両隣の有彩色画素の深度情報の差分範囲内に収めることができる。また、補正部140は、黒画素領域内の画素の輝度レベルに応じて、さらに補正を行うこともできる。補正部140は、各画素の輝度レベルから被写体が手前側にあるか奥側にあるかを推定することで、各画素の深度値を補正することができる。
そして、第4の補正方法では、補正部140は、スプライン補間などの周知の補間方法を用いて補正対象画素の深度情報を補正することができる。このようにすることで、黒画素領域の深度値と周囲の有彩色画素の深度値とが不連続な場合に、これらが連続するように、黒画素領域の深度値を補正することができる。
このように、本実施形態にかかる撮影システム1000によれば、補正対象画素の色に応じて異なる補正処理を行うことができるので、被写体の色に応じて深度情報を適切に補正することが可能となる。
なお、図1に示される撮影システム1000の構成は一例に過ぎない。撮影システム1000の各構成は、複数の構成が集約された装置などを用いて構成されてもよい。例えば、画像処理装置100、RGBセンサ200、及び測距センサ300の機能の一部又は全部が同一の装置に集約されていてもよい。例えば、RGBセンサ200及び測距センサ300は一方又は両方が画像処理装置100に内蔵されていてもよい。また、画像処理装置100における各機能部は、複数の装置などを用いて分散処理されてもよい。
なお、画像処理装置100は、補正処理の前又は後における撮影画像Pを出力するための出力部(不図示)を備えていてもよい。出力部は、例えばディスプレイなどである。出力部はタッチパネルなどの入力機能を有していてもよい。また、画像処理装置100は、深度値に基づいて3D画像を出力可能に構成されてもよい。
<ハードウエアの構成例>
画像処理装置100、RGBセンサ200、及び測距センサ300の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。例えば、本開示は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、RAM(random-access memory)、ROM(read-only memory)、フラッシュメモリ、SSD(solid-state drive)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、DVD(digital versatile disc)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
なお、本開示は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の説明では、補正部140は白画素の深度値に対する補正処理を行わないものとして説明したが、これに限られない。補正部140は、白画素の深度値に対して何らかの補正を行うようにしてもよい。
100 画像処理装置
110 検出部
120 取得部
130 色判定部
140 補正部
180 記憶部
181 補正テーブル
200 RGBセンサ(撮影部)
300 測距センサ
1000 撮影システム
P 撮影画像
50a~50c 被写体領域
60a~60e 配列
70、70b1 輝度レベル曲線
80、80b1、81b1 深度値曲線
0~8 画素
10~30 画素
40~48 画素
50~58 画素
c1、c2 隣接画素
b1、b2 黒画素領域

Claims (5)

  1. 撮影画像から被写体領域を検出する検出部と、
    前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得部と、
    前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定部と、
    前記色判定部における判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正部と、を備え、
    前記補正部は、前記被写体領域内に前記色判定部が黒色と判定した複数の黒画素が連続する黒画素領域を含む場合、前記黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素をそれぞれ隣接画素として特定し、前記黒画素領域内の各黒画素の前記深度情報を、複数の前記隣接画素の前記深度情報の差分範囲内に収まるように、前記各黒画素の輝度レベルから生成した輝度レベル曲線を用いて補正する
    画像処理装置。
  2. 前記補正部は、異なる方向から前記黒画素領域を挟むように前記黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素を前記隣接画素として特定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補正部は、補正した前記黒画素の前記深度情報を、前記黒画素の輝度レベルに応じてさらに補正する
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記補正部は、補正した前記黒画素の前記深度情報を、前記黒画素の輝度レベルが大きくなるにつれて小さくなるように補正する
    請求項に記載の画像処理装置。
  5. 撮影画像から被写体領域を検出する検出ステップと、
    前記被写体領域に含まれる画素の色情報と深度情報とを前記画素ごとに取得する取得ステップと、
    前記色情報に基づいて、前記画素の色を判定する色判定ステップと、
    前記色判定ステップにおける判定結果に基づいて、前記画素の前記深度情報を補正する補正ステップと、を含み、
    前記補正ステップでは、前記被写体領域内に前記色判定ステップにおいて黒色と判定された複数の黒画素が連続する黒画素領域を含む場合、前記黒画素領域に隣接する複数の有彩色画素をそれぞれ隣接画素として特定し、前記黒画素領域内の各黒画素の前記深度情報を、複数の前記隣接画素の前記深度情報の差分範囲内に収まるように、前記各黒画素の輝度レベルから生成した輝度レベル曲線を用いて補正する
    画像処理方法。
JP2021210627A 2021-12-24 2021-12-24 画像処理装置及び画像処理方法 Active JP7838271B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021210627A JP7838271B2 (ja) 2021-12-24 2021-12-24 画像処理装置及び画像処理方法
US18/057,136 US20230206479A1 (en) 2021-12-24 2022-11-18 Image processing apparatus and image processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021210627A JP7838271B2 (ja) 2021-12-24 2021-12-24 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023094992A JP2023094992A (ja) 2023-07-06
JP7838271B2 true JP7838271B2 (ja) 2026-04-01

Family

ID=87002328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021210627A Active JP7838271B2 (ja) 2021-12-24 2021-12-24 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7838271B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015088833A (ja) 2013-10-29 2015-05-07 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法
JP2016058888A (ja) 2014-09-09 2016-04-21 カシオ計算機株式会社 検出装置、検出方法、及びプログラム
US20170186223A1 (en) 2015-12-23 2017-06-29 Intel Corporation Detection of shadow regions in image depth data caused by multiple image sensors
JP2021032660A (ja) 2019-08-22 2021-03-01 トヨタ自動車株式会社 物体認識装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015088833A (ja) 2013-10-29 2015-05-07 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法
JP2016058888A (ja) 2014-09-09 2016-04-21 カシオ計算機株式会社 検出装置、検出方法、及びプログラム
US20170186223A1 (en) 2015-12-23 2017-06-29 Intel Corporation Detection of shadow regions in image depth data caused by multiple image sensors
JP2021032660A (ja) 2019-08-22 2021-03-01 トヨタ自動車株式会社 物体認識装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023094992A (ja) 2023-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6042814B2 (ja) イメージセンサの信号輝度マッチング法
US7406213B2 (en) Image processing apparatus and method, and computer program
JP6211614B2 (ja) 撮像装置、撮像方法並びに車載撮像システム
JP2003299117A (ja) デジタル画像の自動ホワイトバランス補正方法
CN108024057B (zh) 背景虚化处理方法、装置及设备
US20070047803A1 (en) Image processing device with automatic white balance
CN104067611A (zh) 图像处理设备、图像处理方法及程序
US9813634B2 (en) Image processing apparatus and method
KR20100011772A (ko) 자동 화이트 밸런스 조정 방법
JP5324508B2 (ja) 画像処理装置および方法,ならびに画像処理プログラム
US9979876B2 (en) Imaging apparatus, imaging method, and storage medium
US7454078B2 (en) Method and apparatus for flicker removal from an image sequence
JP4707450B2 (ja) 画像処理装置及びホワイトバランス調整装置
US20130176416A1 (en) Imaging apparatus, method for controlling imaging apparatus, and storage medium
JP2004133919A (ja) 擬似3次元画像生成装置および生成方法並びにそのためのプログラムおよび記録媒体
JP2023531605A (ja) デジタル画像におけるハローの補正およびその補正を実施するためのデバイス
US10863103B2 (en) Setting apparatus, setting method, and storage medium
JP7838271B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US12137308B2 (en) Image processing apparatus
JP2023094991A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US20230206479A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2016208343A (ja) 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置
WO2023195403A1 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR100581514B1 (ko) 가중치 값을 이용한 결함 픽셀 보정 장치 및 방법
JP5693647B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20241202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20250822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20251121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20260217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20260302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7838271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150