JP7840922B2 - 鉄化合物と糸状菌エンドファイトを含む資材、植物の生育を促進する方法、及び植物から得られる作物を生産する方法 - Google Patents
鉄化合物と糸状菌エンドファイトを含む資材、植物の生育を促進する方法、及び植物から得られる作物を生産する方法Info
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Description
前記糸状菌エンドファイトが、フザリウム属(Fusarium sp.)及びレカニシリウム属(Lecanicillium sp.)からなる群から選択される少なくとも1種以上を含む、資材である。
[2] [1]に記載の資材は、上記鉄化合物が、3価の鉄化合物である。
[3] [1]又は[2]に記載の資材は、上前記鉄化合物の含有量が、上記資材の10~50,000ppmである。
[4] [1]~[3]のいずれか1項に記載の資材は、上記糸状菌エンドファイトがシデロフォアを産生する。
[5] [1]~[4]のいずれか1項に記載の資材は、上記糸状菌エンドファイトがインドール-3-酢酸を産生する。
[6] [1]~[5]のいずれか1項に記載の資材は、不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸を含む原材料を含む。
[7] [1]~[6]のいずれか1項に記載の資材は、上記原材料が、汚泥の焼成物である。
[8] [1]~[6]のいずれか1項に記載の資材は、上記糸状菌エンドファイトが乾燥固体培養物の粉砕物である。上記資材は、体積粒度分布における累積50%粒子径(D50)が100~900μmである。上記資材は、累積90%粒子径(D90)が1000~5000μmである。
[9] [1]~[6]のいずれか1項に記載の資材は、植物の生育の促進のために用いられる。
植物の根圏又はその周辺環境の鉄化合物に糸状菌エンドファイトを接触させることを含む。上記方法は、上記糸状菌エンドファイトが、フザリウム属(Fusarium sp.)及びレカニシリウム属(Lecanicillium sp.)からなる群から選択される少なくとも1種以上を含む。
[11] [10]に記載の方法は、上記鉄化合物が3価の鉄化合物である。
[12] [10]又は[11]に記載の方法は、上前記鉄化合物の含有量が、上記植物を生育する土壌の10~50,000ppmである。
[13] [10]~[12]のいずれか1項に記載の方法は、上記植物の根圏又はその周辺環境の不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸に前記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む。
[14] [10]~[13]のいずれか1項に記載の方法は、上記植物の根圏又はその周辺環境の汚泥の焼成物に、上記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む。
[15] [10]~[14]のいずれか1項に記載の方法は、上記植物の根圏又はその周辺環境の重金属に上記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む。
[16] [10]~[15]のいずれか1項に記載の方法は、上記重金属が、カドミウム及び/または鉛を含む。
植物の根圏又はその周辺環境の鉄化合物に糸状菌エンドファイトを接触させ、前記植物を生育することを含む。上記方法は、上記植物から得られる作物を収穫することを含む。上記方法において、上記糸状菌エンドファイトは、フザリウム属(Fusarium sp.)及びレカニシリウム属(Lecanicillium sp.)からなる群から選択される少なくとも1種以上を含む。
[18] [17]に記載の方法は、上記鉄化合物が3価の鉄化合物である。
[19] [17]又は[18]に記載の方法は、上記鉄化合物の含有量が、上記植物を生育する土壌の10~50,000ppmである。
[20] [17]~[19]のいずれか1項に記載の方法は、上記植物の根圏又はその周辺環境の不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸に上記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む。
[21] [17]~[20]のいずれか1項に記載の方法は、上記植物の根圏又はその周辺環境の汚泥の焼成物に、上記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む。
[22] [17]~[21]のいずれか1項に記載の方法は、上記植物の根圏又はその周辺環境の重金属に上記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む。
[23] [17]~[22]のいずれか1項に記載の方法は、上記重金属が、カドミウムおよび/または鉛を含む。
本発明者等は、鉄化合物をキレートする作用を発揮する新規の糸状菌エンドファイトを見出した。これらの糸状菌エンドファイトが産生する鉄化合物をキレートする因子により、鉄化合物が可溶化し、それを取り込む植物の生育が促進される。本発明は、かかる新たな糸状菌エンドファイトの発見に基づくものである。
一実施形態は、植物生育促進用又は土壌改良用資材を製造する方法に関する。上記方法は、不溶性又は難溶性の鉄化合物及び/又は不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸を含む原材料と糸状菌エンドファイトとを混合することを含む。本実施形態の製造方法において、原材料及び糸状菌エンドファイトの詳細については、上述したとおりである。
本実施形態の製造方法では、前述のように、予め糸状菌エンドファイトを培養した培養物を用意し、これを原材料と混合することが好ましい。糸状菌エンドファイトの培養条件は制限されない。例えば液体培養でも固体培養でもよい。
糸状菌エンドファイトを固体培養した場合、固体培養物を乾燥してもよい。乾燥は、エアコン、除湿器など汎用の機器を用いて行えばよい。例えば、25℃、50%RHの環境で3日間放置することにより行うことができる。
本実施形態の製造方法において、原材料と糸状菌エンドファイトの培養物との混合比率は制限されない。一態様によれば、原材料と糸状菌エンドファイトの培養物との合計量に対する糸状菌エンドファイトの培養物の量の比率は、例えば10質量%以上、又は20質量%以上、又は30質量%以上、又は40質量%以上とすることができ、また、例えば95質量%以下、又は90質量%以下、又は80質量%以下、又は70質量%以下とすることができる。
一実施形態は、植物の生育を促進する方法に関する。本実施形態の方法は、植物の根圏又はその周辺環境の鉄化合物及び/又は不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸に、糸状菌エンドファイト及び/又はそれを含む資材を接触させることを含む。具体的には、植物の根圏又はその周辺環境に存在する土壌又は資材に、糸状菌エンドファイトの培養物を施用することにより、植物の根圏又はその周辺環境の鉄化合物及び/又は不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸を可溶化させればよい。本実施形態の方法において使用される糸状菌エンドファイト、及び適用対象となる植物の詳細については、上述したとおりである。
フザリウム・ソラニ(Fusarium solani):15-B株(NITE P-03991)
レカニシリウム属(Lecanicillium sp.):100-1株(NITE P-03984)
(1)以下の組成からなるDYGS培地を作製し、121℃、20分間オートクレーブ滅菌した。
(3)25℃、暗所にて4日間、スターラーで攪拌しながら培養した。
(4)上記(3)の培養液を回収し、φ0.22μmのシリンジフィルターで濾過し、濾液を獲得した。
(5)以下の組成からなる50×Salkowski’s reagentを作製した。
(7)上記(4)の培養液の濾液2mlに2×Salkowski’s reagentを2ml加えて、それをアルミホイルで遮光し、室温で30分間静置した。
(8)上記(7)を実施した後の混合物について、分光光度計を用いて波長526nmの吸光度を測定した。純水2mLに2mlの2×Salkowski’s reagentを加えて室温で30分間静置して基準液を調製した。また、100μg/ml IAA 2mLに2mlの2×Salkowski’s reagentを加えて室温で30分間静置して標準液を調製した。基準液と標準液を用いて、検量線を作成した。
F. solaniの代わりにLecanicillium sp.の種菌寒天を3片加えたこと以外は、<実施例1>と同様に実験を行った。
種菌寒天を加えなかったこと以外は、<実施例1>と同様に実験を行った。
上記実験の結果、培養後のインドール-3-酢酸(IAA)の産生量は以下の通りとなった。
(1)以下の組成からなるNBRIP培地を作製した。
(3)NBRIP培地をPPビンに20mlずつ分注した。
(4)(3)のPPビンを121℃、20分間オートクレーブ滅菌した。
(5)十分に冷ましたあと、F. solaniの菌糸で満たされた約5mm角の種菌寒天を1片ずつ、1種のリン酸源につき3本のPPビンに添加した。
(6)(5)のPPビンを25℃、100rpmで振とうしながら培養した。
(7)TCP、AP、DCPは4日目に、リン鉱石と下水汚泥焼成灰は5日目に振とうを止め、培養液をフィルター濾過して回収した。
(8)試験管に純水を7.6ml、培養液を400μL加えた。また、標準液として100μg/ml KH2PO4を、ブランクとして純水をそれぞれ使用した。
(9)トルオグ法発色試薬Aを1ml/sample、トルオグ法発色試薬Bを0.085g/sample加え、完全に溶解して発色試薬を作製した。
(10)発色試薬を試験管に1ml加え、タッピングで混和したのち、10分間静置した。
(11)土壌分析機でリン酸量を計測した。
F. solaniの種菌寒天を加えなかったこと以外は、<実施例3>と同様に実験を行った。
F. solaniの菌種寒天の代わりにLecanicillium sp.を加えたこと以外は、<実施例3>と同様に実験を行った。
F. solaniの種菌寒天を加えなかったこと以外は、<実施例3>と同様に実験を行い、<実施例4>と同時に行った。
上記実験の結果、培養後の水溶性リン酸の可溶化量は以下の通りとなった。
<実施例5>
(1)Solution I、Solution II、Solution IIIをそれぞれ作製した。
・Solution I
(i)純水110μLにHCl(12mol/L)を10μL加え、1mol/L HClとした
(ii)純水9.9mlに、1mol/L HCLを100μL加え、10mM HClとした。
(iii)10mM HClに0.003gのFeCl3・6H2Oを加えた。
・Minimal Media 9(MM9) Salt Solution
(5)(4)で得られた溶液にPIPES 6.44gを少しずつ加えながら溶解させ、NaOH溶液でpHを6.0、6.3、6.55となる3種類の溶液を調製した。
(6)細菌用寒天3gを(5)で得られた溶液に加え、121℃、20分間オートクレーブ滅菌した。
(7)(6)で得られた溶液に6mlのカザミノ酸溶液と2mlの20%グルコース溶液を加えた。
(8)(7)で得られた溶液に20mlのBlue Dye Solutionを、容器の壁面につたえながらゆっくりと加えた。
(9)(8)で得られた溶液を泡立たないように振り混ぜ、シャーレ10枚に分注し、CAS Agar培地とした。
(10)F. solaniの菌糸で満たされた約5mm角の種菌寒天をCAS Agar培地に載せ、25℃、70%RHで5日間静置した。
F. solaniの代わりにLecanicillium sp.の菌糸で満たされた約5mm角の種菌寒天を載せたこと以外は、<実施例5>と同様に実験を行った。
<実施例7>
(1)以下の組成を有する液体培地を作製し、121℃、20分間オートクレーブ滅菌した。
(3)(2)の液体培地をスターラーで25℃、700rpm、3日間攪拌培養した。
(4)(3)において培養した液体培地を回収し、φ0.22μmシリンジフィルターで濾過した。
(5)Blue Dye Solution 2mlに純水8mlを加え、5倍希釈した。
(6)(4)の濾液2mlと5倍希釈Blue Dye Solution 2mlを試験管で混和した。
(7)(6)の溶液に0.2M 5-スルホサリチル酸を10μL加え、室温で30分間静置した。
(8)(7)の溶液を分光光度計を用いて、波長626nmの吸光度を測定した。
(9)以下の式により、シデロフォア産生量を算出した。
%シデロフォアユニット = (Ar-As) / Ar x 100
Ar = 培地の吸光度
As = サンプルの吸光度
F. solaniの代わりにLecanicillium sp. を加えたこと以外は、<実施例7>と同様に実験を行った。
F. solaniの種菌寒天を加えなかったこと以外は、<実施例7>と同様に実験を行った。
(1)5mg/L 硝酸カドミウム四水和物の水溶液を、チューブに30ml加えた。
(2)(1)にF. solaniの菌糸粉末を50mg加えた。
(3)(2)で得られた溶液を室温、100rpmで60分間振とうした。
(4)(3)で得られた溶液をφ0.22μmのシリンジフィルターで濾過した。
(5)(4)で得られた溶液について、ICPでカドミウム(Cd)の濃度を測定した。
F. solaniの代わりにLecanicillium sp. の菌糸粉末を加えたこと以外は、<実施例9>と同様に実験を行った。
菌糸粉末を加えなかったこと以外は、<実施例9>と同様に実験を行った。
<実施例9>および<実施例10>に含まれるカドミウムの量が<比較例5>よりも少ないことから、菌糸にカドミウムが吸着されたことが示唆された(表15)。また、F. solaniよりもLecanicillium sp.で高い吸着能を示した。この値は先行研究である非特許文献4の値と比較しても遜色ない値であり、同等のカドミウムを吸着することが期待される。
(1)10mg/L 硝酸鉛水溶液を、チューブに30ml加えた。
(2)(1)にF. solaniの菌糸粉末を10mg加えた。
(3)(2)で得られた溶液を室温、100rpmで60分間振とうした。
(4)(3)で得られた溶液をφ0.22μmのシリンジフィルターで濾過した。
(5)(4)で得られた溶液について、ICPで鉛(Pb)の濃度を測定した。
F. solaniの代わりにLecanicillium sp. の菌糸粉末を加えたこと以外は、<実施例11>と同様に実験を行った。
菌糸粉末を加えなかったこと以外は、<実施例11>と同様に実験を行った。
<実施例11>および<実施例12>に含まれる鉛の量が<比較例6>よりも少ないことから、菌糸に鉛が吸着されたことが示唆された(表15)。また、Lecanicillium sp.よりもF. solaniで高い吸着能を示した。
(1)ブドウ糖ペプトン培地2.85gに純水を100ml加えた。
(2)(1)の溶液を121℃、20分間、オートクレーブで滅菌した。
(3)(2)の溶液にF. solaniの菌糸で満たされた約5mm角の種菌寒天を3片加え、700rpmのスターラーで3日間、25℃にて攪拌しながら培養した。
(4)フスマ500gに純水500mlを加えてよく混ぜ、フィルターつき菌床袋に移した。
(5)(4)を121℃、60分間、オートクレーブで滅菌した。
(6)(3)で得られたF. solaniの培養液100mlを(5)で滅菌した菌床袋に加えて密封した。
(7)25℃、70%RHで5日間静置した。
(8)袋から菌床を取り出して破砕し、25℃で3日間乾燥した。
(9)乾燥物をフードプロセッサーで粉砕し、φ2mmの篩で篩過した。これを「Fusarium資材」とした。
(10)Fusarium資材1gを純水10mlに懸濁し、これを10倍希釈液とした。
(11)(10)で得られた10倍希釈液から1ml回収し、9mlの純水を加えて102倍希釈液とした。以降、同様の手順で105倍希釈液まで作製した。
(12)DRBC培地15.75gに純水500mlを加え、121℃、20分間、オートクレーブで滅菌した。
(13)プラスチックシャーレに流し込み、静置して固めた。
(14)(11)で作製した103~105倍希釈液を1ml、DRBC固形培地に塗布した。
(15)25℃、70%RHで2日間静置した。
(16)形成されたコロニーの数を計測した。
F. solaniの代わりにLecanicillium sp. の菌糸で満たされた約5mm角の種菌寒天を加え、(15)において3日間静置し、さらに完成した資材を「Lecanicillium資材」としたこと以外は、<実施例13>と同様に実験を行った。
<実施例13>および<実施例14>から、資材1g中に含まれるコロニーはそれぞれ約10~17x108個、2~5x106個であった(表17)。
(1)無栄養の培土とバーミキュライトを容積比1:1で混合して、栽培土を作製した。
(2)(1)の栽培土1000mlに、窒素源として硫安270mg、リン酸源として過リン酸石灰450mg、カリウム源として加里270mg、<実施例13>で作製したFusarium資材2gを加え、よく混合した。
(3)直径9cmの栽培ポットに(2)で作製した栽培土を100mlずつ配り、サラダ菜(岡山サラダ菜)を播種した。
(4)播種から60日間、ポットで栽培した。
Fusarium資材の代わりに<実施例14>で作製したLecanicillium資材を加えたこと以外は、<実施例15>と同様に実験を行った。
Fusarium資材またはLecanicillium資材のどちらも加えなかったこと以外は、<実施例15>と同様に実験を行った。
<実施例15>は、<比較例7>と比較して可食部の収穫重量が約1.21%上昇した。更に、生育のばらつきが抑えられ、標準偏差が小さくなった。<実施例16>は、<比較例7>と比較して可食部の収穫重量が64.46%上昇した。
本発明は、植物の生育を促進する糸状菌エンドファイトの利用を提案するものであり、農作物の健全な生育と、収穫量の増加に寄与するものである。似たような先行研究として特許文献1が挙げられるが、本発明は菌による植物生育促進の作用機序について、より詳細に解析されており、より多くの機能が期待されるものである。
NITE P-03984
Claims (16)
- 鉄化合物と糸状菌エンドファイトを含む資材であって、
前記糸状菌エンドファイトが、レカニシリウム属(Lecanicillium sp.)を含む、資材。 - 前記鉄化合物が3価の鉄化合物である、請求項1に記載の資材。
- 前記鉄化合物の含有量が、前記資材の10~50,000ppmである、請求項1に記載の資材。
- 前記糸状菌エンドファイトがシデロフォアを産生する、請求項1に記載の資材。
- 前記糸状菌エンドファイトがインドール-3-酢酸を産生する、請求項1に記載の資材。
- さらに、不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸を含む原材料を含む、請求項1に記載の資材。
- 前記原材料が、汚泥の焼成物である、請求項6に記載の資材。
- 前記糸状菌エンドファイトが乾燥固体培養物の粉砕物であり、体積粒度分布における累積50%粒子径(D50)が100~900μmであり、累積90%粒子径(D90)が1000~5000μmである、請求項1に記載の資材。
- 植物の生育を促進する方法であって、
植物の根圏又はその周辺環境の鉄化合物に糸状菌エンドファイトを接触させること
を含み、
前記糸状菌エンドファイトが、レカニシリウム属(Lecanicillium sp.)を含む、方法。 - 前記植物の根圏又はその周辺環境の不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸に前記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む、請求項9に記載の方法。
- 前記植物の根圏又はその周辺環境の汚泥の焼成物に、前記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む、請求項9に記載の方法。
- 前記植物の根圏又はその周辺環境の重金属に前記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む、請求項9に記載の方法。
- 植物から得られる作物を生産する方法であって、
植物の根圏又はその周辺環境の鉄化合物に糸状菌エンドファイトを接触させ、前記植物を生育すること、および
前記植物から得られる作物を収穫すること
を含み、
前記糸状菌エンドファイトが、レカニシリウム属(Lecanicillium sp.)を含む、方法。 - 前記植物の根圏又はその周辺環境の不溶性リン酸及び/又はク溶性リン酸に前記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む、請求項13に記載の方法。
- 前記植物の根圏又はその周辺環境の汚泥の焼成物に、前記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む、請求項13に記載の方法。
- 前記植物の根圏又はその周辺環境の重金属に前記糸状菌エンドファイトを接触させることを含む、請求項13に記載の方法。
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