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JP7841366B2 - バリ取り工具 - Google Patents
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JP7841366B2 - バリ取り工具 - Google Patents

バリ取り工具

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JP7841366B2 JP2022101522A JP2022101522A JP7841366B2 JP 7841366 B2 JP7841366 B2 JP 7841366B2 JP 2022101522 A JP2022101522 A JP 2022101522A JP 2022101522 A JP2022101522 A JP 2022101522A JP 7841366 B2 JP7841366 B2 JP 7841366B2
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Description

本発明は、鋳造品の貫通孔に形成されたバリを好適に除去するバリ取り工具に関する。
従来、鋳造時に、鋳造品に貫通孔を設けようとした場合、貫通孔を塞ぐように、バリが形成されることがある。このようなバリは、膜バリと言われ、バリ取り工具で除去される。たとえば、特許文献1には、このようなバリを除去する工具として、バリが発生している貫通孔側から、回転軸に所定の角度で傾斜させながら回転させることにより、バリを除去するバリ取り器材(バリ取り工具)が、提案されている。
特開2007-054898号公報
しかしながら、特許文献1に示すバリ取り工具でバリを除去する際には、貫通孔の中心軸に対してバリ取り工具を傾斜させながら、バリ取り工具をバリが発生した貫通孔の縁部に押し当てるため、貫通孔の縁部が過度に面取りされるおそれがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、貫通孔の縁部に形成されたバリを除去しつつ、その縁部が過度に面取りされることを抑えることができるバリ取り工具を提供することにある。
前記課題に鑑みて、本発明に係るバリ取り工具は、鋳造品の貫通孔に形成されたバリを除去するバリ取り工具であり、前記バリ取り工具の先端部に形成され、前記貫通孔の一方の開口から、前記貫通孔の他方の開口に向かって、前記先端部を挿通することにより、前記他方の開口に形成されたバリを打ち抜く打ち抜き部と、前記打ち抜き部よりも前記バリ取り工具の基端側において、前記打ち抜き部に隣接した位置に設けられ、前記バリ取り工具の長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形であり、前記基端側に進むに従って、前記円形の外径が減少したテーパ形状であり、前記貫通孔の前記他方の開口の縁部に当接した状態で、打ち抜かれたバリを除去するバリ除去部と、前記バリ除去部よりも前記バリ取り工具の基端側において、前記バリ除去部から離間した位置に設けられ、前記長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形となる円柱形状であり、前記バリ除去部が前記貫通孔の前記他方の開口の縁部に当接した状態で、前記貫通孔の側壁に接触することにより、前記バリ除去部による前記他方の開口の前記縁部の面取りを抑制する面取り抑制部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、バリ取り工具の先端部に形成された打ち抜き部を、鋳造品の貫通孔の一方の開口から、貫通孔の他方の開口に向かって挿通することにより、他方の開口に形成されたバリを打ち抜くことができる。次に、貫通孔の他方の開口の縁部に、バリ除去部を当接させながら、他方の開口の縁部に沿って、バリ除去部を移動させることにより、打ち抜かれたバリを除去することができる。このとき、面取り抑制部が、貫通孔の側壁に接触することにより、バリ除去部による他方の開口の縁部の面取りが抑制される。このような結果、貫通孔の縁部に形成されたバリを除去しつつ、その縁部が過度に面取りされることを抑えることができる。
本発明の実施形態に係るバリ取り工具と、バリ取り工具によりバリが除去される鋳造品とを説明するための模式図である。 図1に示すバリ取り工具により、バリを打ち抜いた状態を説明するための模式図である。 図1に示すバリ取り工具により、バリの除去を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態に係るバリ取り工具を図面に基づき詳細に説明する。
1.バリ取り工具10について
図1に示すように、本実施形態に係るバリ取り工具10は、鋳造品20の貫通孔21に形成されたバリを除去する工具である。鋳造時に、鋳造品20に貫通孔を設けようとした場合、貫通孔21を塞ぐように、バリ(膜バリ)24Aが形成されることがあり、このバリ24Aを、バリ取り工具10で除去する。
図1および図2に示すように、バリ取り工具10は、先端側から、打ち抜き部11、バリ除去部12、逃がし部13、面取り抑制部14が、シャフト本体15に形成されている。シャフト本体15は、その基端側において、工具取り付け治具(図示せず)を介して、駆動装置(図示せず)に取り付けられている。
駆動装置は、工具取り付け治具とともに、バリ取り工具10を、貫通孔21に対して、前進および後退させる直動機構(図示せず)と、貫通孔21の他方の開口23の縁部23aに沿って、バリ取り工具10を旋回させる旋回機構(図示せず)と、を有している。これらの機構を選択し、選択された機構に対して、駆動装置の駆動源(図示せず)を起動することで、バリ取り工具10の直動運動および旋回運動を選択的に行うことができる。
図1および図2に示すように、打ち抜き部11は、鋳造品20の貫通孔21の一方の開口22から、貫通孔21の他方の開口23に向かって、先端部を挿通することにより、他方の開口23に形成されたバリ24Aを打ち抜くものである。打ち抜き部11は、バリ取り工具10の先端部に形成され、バリ取り工具10の長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形であり、先端が先細となった円錐台状の部分である。打ち抜き部11は、貫通孔21の直径よりも小さく、バリ24Aを打ち抜くことができる大きさであれば、特にその大きさは限定されない。
図2および図3に示すように、バリ除去部12は、貫通孔21の他方の開口23の縁部23aに当接した状態で、打ち抜かれたバリ(返りバリ)24Bを除去するものである。バリ除去部12は、打ち抜き部11よりもバリ取り工具10の基端側において、打ち抜き部11に隣接した位置に設けられている。バリ除去部12は、バリ取り工具10の長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形であり、基端側に進むに従って、円形の外径が減少したテーパ形状である。
図3に示すように、面取り抑制部14は、バリ除去部12が貫通孔21の他方の開口23の縁部23aに当接した状態で、貫通孔21の側壁25に接触することにより、バリ除去部12による他方の開口23の縁部23aの面取りを抑制するものである。具体的には、面取り抑制部14は、バリ除去部12よりもバリ取り工具10の基端側において、バリ除去部12から離間した位置に設けられ、長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形となる円柱形状であり、バリ24Bの取り時には、貫通孔21の側壁25に当接する。
逃がし部13は、バリ除去部12と面取り抑制部14との間に形成されており、面取り抑制部14が、貫通孔21の側壁25に当接した状態で、側壁25に対して非接触の状態となる部分である。逃がし部13は、面取り抑制部14側からバリ除去部12側に進むに従って、直径が減少するように形成されている。このような逃がし部13を設けることにより、面取り抑制部14を貫通孔21の側壁25に当接した状態で、バリ除去部12を、貫通孔21の他方の開口23の縁部23aに当接させることができる。
2.バリ取り工具10によるバリ取り方法について
本実施形態では、図1および図2に示すように、バリ取り工具10の先端部に形成された打ち抜き部11を、鋳造品20の貫通孔21の一方の開口22から、貫通孔21の他方の開口23に向かって挿通する。これにより、他方の開口23に形成されたバリ24Aを打ち抜くことができる。
次に、図2および図3に示すように、貫通孔21の他方の開口23の縁部23aに、バリ除去部12を当接させながら、他方の開口23の縁部23aに沿って、バリ除去部12を移動させる(旋回させる)ことにより、打ち抜かれたバリ24Bを除去することができる。
なお、このとき、バリ取り工具10を、軸心の周りに回転させず、旋回させるのみで、バリ24Bを除去することができる。このように、バリ取り工具10を一方向から貫通孔21に挿通し、これを旋回させることで、膜バリである裏バリ(バリ24A)の打ち抜きから、これにより発生した返りバリ(バリ24B)の除去までを、簡単に行うことができるため、バリ除去のサイクルタイムの増加を抑えることができる。
バリ24Bを除去するタイミングで、面取り抑制部14が、貫通孔21の側壁に接触することにより、バリ除去部12と他方の開口23の縁部23aとの位置関係が一定に保たれる。これにより、バリ除去部12による他方の開口23の縁部23aの面取りが抑制される。このような結果、貫通孔21の他方の開口23の縁部23aに形成されたバリ24A、24Bを除去しつつ、その縁部23aが過度に面取りされることを抑えることができる。このような結果、貫通孔21の他方の開口23の縁部23aの加工精度を高めることができる。
10:バリ取り工具、11:打ち抜き部、12:バリ除去部、14:面取り抑制部、20:鋳造品、21:貫通孔、22:一方の開口、23:他方の開口、23a:縁部、24A,24B:バリ

Claims (1)

  1. 鋳造品の貫通孔に形成されたバリを除去するバリ取り工具であり、
    前記バリ取り工具は、シャフト本体を有しており、前記シャフト本体には、前記バリ取り工具の長手方向に沿って、前記バリ取り工具の先端から基端側に向かって、打ち抜き部、バリ除去部、逃がし部、および面取り抑制部の順に形成されており、
    前記打ち抜き部は、前記バリ取り工具の先端部に形成され、前記貫通孔の一方の開口から、前記貫通孔の他方の開口に向かって、前記先端部を挿通することにより、前記他方の開口に形成されたバリを打ち抜く部分であり、
    前記打ち抜き部分は、前記長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形であり、先端が先細となった円錐台状の部分を有しており、
    前記バリ除去部は、前記貫通孔の前記他方の開口の縁部に当接した状態で、前記バリ取り工具の軸心の周りに前記バリ取り工具を回転させず、前記バリ取り工具を前記他方の開口の縁部に沿って旋回させるのみで、前記打ち抜き部で打ち抜かれたバリを除去するとともに、前記他方の開口の縁部の周りに沿って、前記他方の開口の縁部の面取りを行う部分であり、
    前記バリ除去部は、前記打ち抜き部に隣接した位置に設けられ、前記長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形であり、前記基端側に進むに従って、前記円形の外径が減少したテーパ形状であり
    前記面取り抑制部は、前記バリ除去部が前記貫通孔の前記他方の開口の縁部に当接した状態で、前記貫通孔の側壁に接触することにより、前記バリ除去部による前記他方の開口の前記縁部の面取りを抑制する部分であり、
    前記面取り抑制部は、前記バリ除去部よりも前記バリ取り工具の基端側において、前記逃がし部を挟んだ位置に設けられ、前記長手方向に対して垂直方向の断面形状が円形となる円柱形状であり、前記円柱形状の前記面取り抑制部の円周面を前記長手方向に沿って延長した位置に、前記テーパ形状の前記バリ除去部の傾斜面が存在しており、
    前記逃がし部は、前記バリ除去部と前記面取り抑制部との間に形成されており、前記面取り抑制部が、前記貫通孔の側壁に当接した状態で、前記側壁に対して非接触の状態となる部分であり、
    前記逃がし部は、前記面取り抑制部と前記バリ除去部とに隣接しており、前記面取り抑制部側から前記バリ除去部側に進むに従って、直径が減少するように形成されていることを特徴とするバリ取り工具。
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