以下、各実施形態のコンテンツ販売装置、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムについて、添付図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1において、ネットワーク20には、コンテンツ販売サーバ10A、画像送信装置30、購入者端末40a~40cが接続されている。典型的には、ネットワーク20はインターネットである。購入者端末40a~40c及びその他の購入者端末のうちのいずれかを特定しない任意の購入者端末を購入者端末40と称することとする。ネットワーク20に接続される購入者端末40の数は任意である。購入者端末40は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンのいずれでもよい。
コンテンツ販売サーバ10Aは第1実施形態に係るコンテンツ販売装置であり、第1実施形態に係るコンテンツ販売方法を実行する。コンテンツ販売サーバ10Aはコンピュータによって構成することができ、中央処理装置(CPU)が非一時的な記憶媒体に記憶されている第1実施形態に係るコンテンツ販売プログラムを実行してもよい。
コンテンツ販売サーバ10Aは、販売制御部100、通信部101、画像記憶部102、合成画像生成部103、中心点設定部104、カメラ角度情報記憶部105、分割角度設定部106、管理台帳保持部107、決済処理部108、時間管理部109を備える。
画像送信装置30には例えば8台のカメラC0~C315が接続されている。図2に示すように、一例として、カメラC0~C315は、同心円状に等角度間隔で、撮影領域Saの内側に向けて配置されている。ここでは、カメラC0~C315は、撮影領域Saの中心点Ctrに向けて配置されている。カメラC0~C315のうちのいずれかを特定しない任意のカメラをカメラCと称することとする。カメラCが中心点Ctrに向けて配置されているとは、カメラCの画角の水平方向の中央において画角と直交する線が中心点Ctr上に位置するということである。
第1実施形態における中心点Ctrは固定である。中心点CtrとカメラC0~C315とを結ぶ方向の角度を、それぞれ、0度、45度、90度、135度、180度、225度、270度、315度とする。カメラCは任意の複数台であればよい。複数のカメラCは楕円状に配置されていてもよいし、必ずしも等角度間隔で配置されていなくてもよい。
図1に戻り、カメラC0~C315は中心点Ctrに位置する被写体を上記の互いに異なる角度の方向から撮影して、画像データを画像送信装置30に供給する。画像データは動画像データである。画像送信装置30は、ネットワーク20を介して画像データをコンテンツ販売サーバ10Aに送信する。コンテンツ販売サーバ10Aは、カメラC0~C315が生成した画像データまたはカメラC0~C315が生成した画像データに基づいて生成した合成画像データをコンテンツとして購入者に販売する。
コンテンツ販売サーバ10Aに、カメラC0~C315が生成した画像データが直接供給されるように構成されていてもよい。
通信部101は、画像送信装置30より送信された画像データを受信する。画像記憶部102は、受信した画像データを記憶する。コンテンツ販売サーバ10Aがコンテンツをライブ配信する場合には、画像記憶部102は画像データを一時的に記憶する。コンテンツ販売サーバ10Aがコンテンツをオンデマンド配信する場合には、画像記憶部102は画像データを貯蔵する。
合成画像生成部103は、画像記憶部102に記憶(貯蔵)された画像データに基づいて合成画像データを生成することがある。中心点設定部104には、中心点Ctrの平面上の座標が設定されている。カメラ角度情報記憶部105は、カメラC0~C315の各角度情報を記憶している。
カメラ角度情報記憶部105は、予め設定した各角度情報を記憶してもよい。カメラ角度情報記憶部105は、カメラC0~C315の平面上の各座標を記憶しており、中心点Ctrの座標とカメラC0~C315の各座標とに基づいて各角度を計算した角度情報を記憶してもよい。販売制御部100がカメラC0~C315の各角度情報を計算して、カメラ角度情報記憶部105が角度情報を記憶してもよい。
分割角度設定部106には、図2における中心点Ctrから周方向を見たときのコンテンツとして販売する画像データの角度の単位が設定されている。即ち、分割角度設定部106には、360度の周方向の何度ごとに画像データをコンテンツとして販売するかが設定されている。分割角度設定部106に5度と設定されている場合には、コンテンツ販売サーバ10Aは、0度、5度、10度、15度、20度…、335度、340度、345度、350度、355度の画像データをコンテンツとして販売することができる。
コンテンツの販売とは、コンテンツの所有権を譲渡するという意味であってもよい。
管理台帳保持部107は、各コンテンツのIDと購入者のIDとを対応付けて管理する管理台帳を保持する。決済処理部108は、コンテンツを販売するときの決済を処理する。時間管理部109は、コンテンツの時間を管理する。コンテンツ販売サーバ10Aがコンテンツをライブ配信する場合には、時間管理部109は現在時刻が進行する時間を管理する。コンテンツ販売サーバ10Aがコンテンツをオンデマンド配信する場合には、時間管理部109はコンテンツの開始から終了までの時間を管理する。
コンテンツを購入しようとする購入者は、いずれかの購入者端末40で、コンテンツを購入する角度を選択する。通信部101がいずれかの購入者端末40から例えば角度0度のコンテンツの購入希望を受け取ると、販売制御部100は、画像記憶部102に記憶されている角度0度に配置されているカメラC0が生成する画像データを販売する。通信部101が角度45度のコンテンツの購入希望を受け取った場合も同様に、販売制御部は、画像記憶部102に記憶されている角度45度に配置されているカメラC45が生成する画像データを販売する。
このように、販売制御部は、通信部101が、カメラC0~C315が配置されているいずれかの角度のコンテンツの購入希望を受け取った場合には、画像記憶部102に記憶されている、そのいずれかの角度に配置されているカメラCが生成する画像データを販売する。
図2に示すように、通信部101が例えば角度45度と角度90度との間の角度θのコンテンツの購入希望を受け取った場合には、販売制御部100は、合成画像生成部103が、カメラC45が生成する画像データとカメラC90が生成する画像データとに基づいて生成する合成画像データを販売する。合成画像生成部103が周方向に隣り合う少なくとも2つのカメラCが生成する画像データに基づいて生成する合成画像データは、周方向に隣り合う2つのカメラCの間の位置から、中心点Ctrに位置する被写体を撮影した画像データに相当する。
このように、販売制御部100が、周方向に隣り合う2つのカメラCが配置されている角度の間の角度θのコンテンツの購入希望を受け取った場合には、販売制御部100は、合成画像生成部103が、2つのカメラCが生成する画像データに基づいて生成する合成画像データを販売する。
上記のように、購入者は、カメラC0~C315が配置されているいずれかの角度以外では、分割角度設定部106に設定されている角度ごとである、5度、10度、15度、20度…、335度、340度、345度、350度、355度の合成画像データを購入することができる。
各角度の画像データまたは合成画像データを購入できる購入者は、1つの時間帯において一人のみである。一例として図3に示すように、角度0度のコンテンツにおいては、コンテンツの開始時刻である時刻t0から時刻t2までの時間、購入者端末40aを所有する購入者が画像データを購入している。時刻t2から時刻t4までの時間、購入者端末40bを所有する購入者が画像データを購入し、時刻t4からコンテンツの終了時刻である時刻t5までの時間、購入者端末40cを所有する購入者が画像データを購入している。
角度5度のコンテンツにおいては、時刻t0から時刻t5までの全ての時間、図1では図示されていない購入者端末40dを所有する購入者が合成画像データを購入している。角度10度のコンテンツにおいては、時刻t0から時刻t1まで、時刻t1から時刻t3まで、時刻t3から時刻t5までの各時間、それぞれ、図1では図示されていない購入者端末40e、40f、40gを所有する購入者が合成画像データを購入している。
販売制御部100は、管理台帳保持部107に保持されている管理台帳によって、図3のように角度ごと、時間帯ごとのコンテンツのIDと購入者のIDとを対応付けて管理する。管理台帳には、角度ごと、時間帯ごとのコンテンツのIDと購入者のIDとが対応付けて記録される。各角度の画像データまたは合成画像データを購入できる購入者は、全ての時間で一人のみとしてもよい。この場合、管理台帳には、角度ごとのコンテンツのIDと購入者のIDとが対応付けて記録される。
隣り合う2つのカメラCが生成する画像データに基づいて生成する合成画像データは、カメラC0~C315が生成する画像データよりも画質が劣る。従って、コンテンツ販売サーバ10Aは、合成画像データを販売するときの販売価格をカメラC0~C315が生成する画像データをそのまま販売するときの販売価格よりも安く設定するのがよい。決済処理部108は、カメラC0~C315が生成する画像データ及び合成画像生成部103が生成する合成画像データを販売するときの販売価格を管理する。
合成画像データの販売価格は均一であってもよいし、5度、40度、50度等のカメラC0~C315の角度に近い角度で他の角度よりも販売価格が高く設定されていてもよい。角度ごとに個別の販売価格が設定されていてもよい。
図4に示すフローチャートを用いて、コンテンツ販売サーバ10Aが実行するコンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムが販売制御部100に実行させる処理を説明する。コンテンツ販売サーバ10Aが動作を開始すると、販売制御部100は、ステップS1にて、いずれかの購入者端末40からコンテンツの購入希望があるか否かを判定する。コンテンツの購入希望がなければ(NO)、販売制御部100はステップS1の処理を繰り返す。
ステップS1にてコンテンツの購入希望があれば(YES)、販売制御部100は、ステップS2にて、購入する角度が選択されたか否かを判定する。購入する角度が選択されなければ(NO)、販売制御部100はステップS2の処理を繰り返す。購入する角度が選択されれば(YES)、販売制御部100は、ステップS3にて、選択された角度はカメラCが配置されている角度であるか否かを判定する。
ステップS3にて選択された角度がカメラCが配置されている角度であれば(YES)、販売制御部100は、ステップS4にて、カメラCが生成する画像データの販売価格を購入者端末40に提示して処理をステップS6に移行させる。ステップS3にて選択された角度がカメラCが配置されている角度でなければ(NO)、販売制御部100は、ステップS5にて、合成画像データの販売価格を提示して処理をステップS6に移行させる。
販売制御部100は、ステップS6にて、コンテンツが購入されたか否かを判定する。コンテンツが購入されなければ(NO)、販売制御部100は、ステップS1~S6の処理を繰り返す。コンテンツが購入されれば(YES)、販売制御部100は、ステップS7にて、決済処理部108によって決済処理を実行させ、続けて、ステップS8にて、購入者にコンテンツを送信する。販売制御部100は、ステップS9にて、管理台帳に購入されたコンテンツのIDと購入者のIDとを対応付けて記録して管理台帳を更新する。
販売制御部100は、ステップS10にて、コンテンツの販売を終了するか否かを判定する。コンテンツの販売を終了しなければ(NO)、販売制御部100は、ステップS1~S10の処理を繰り返す。コンテンツの販売を終了すれば(YES)、販売制御部100は処理を終了させる。なお、図4に示すフローチャートにおいては、角度が選択されると販売値段が示されるフローになっているが、先に角度と販売値段との複数の組がユーザインタフェースで示されて、購入者がいずれかの組を選択するようなフローとなっていてもよい。角度がグラフィカルに表現され、購入者が角度ごとの画像を確認した上でコンテンツを購入できるようになされていてもよい。
以上のように、第1実施形態に係るコンテンツ販売装置であるコンテンツ販売サーバ10Aは、販売制御部100、画像記憶部102、合成画像生成部103を備える。画像記憶部102は、撮影領域Saに設定されている中心点Ctrを向くように配置されている複数のカメラCが中心点Ctrに位置する被写体を撮影するときの各カメラCが生成する画像データを記憶する。合成画像生成部103は、複数のカメラCにおける周方向に隣り合う少なくとも2つのカメラCが生成する画像データに基づいて、周方向に隣り合う2つのカメラの間の位置から被写体を撮影した画像データに相当する合成画像データを生成する。
コンテンツの購入者が、複数のカメラCのうちのいずれかのカメラCが位置する方向の角度を選択してコンテンツを購入するとする。このとき、販売制御部100は、画像記憶部102に記憶されている選択された角度に対応するカメラCが生成する画像データをコンテンツとして販売する。購入者が複数のカメラCのうちのいずれかの周方向に隣り合う2つのカメラCの間の方向の角度を選択してコンテンツを購入するとする。このとき、販売制御部100は、合成画像生成部103が生成する合成画像データをコンテンツとして販売する。
販売制御部100は、画像記憶部102に記憶されている画像データを第1の販売価格で販売し、合成画像生成部103が生成する合成画像データを第1の販売価格より低価格の第2の販売価格で販売するのがよい。
分割角度設定部106は、中心点Ctrから見た撮影領域Saにおける所定の方向の角度を0度として、360度の周方向におけるコンテンツを販売する角度の単位を設定する。よって、コンテンツを販売する角度は1度単位でも5度単位でも任意に設定可能である。販売制御部100は、分割角度設定部106に設定されている角度の単位でコンテンツを販売する。よって、コンテンツ販売サーバ10Aは、任意の角度の単位でコンテンツを販売することが可能である。
販売制御部100は、各角度のコンテンツを、1つの時間帯において一人の購入者のみに販売するのがよい。販売制御部100は、各角度のコンテンツを、全ての時間で、一人の購入者のみに販売してもよい。
第1実施形態に係るコンテンツ販売方法は、画像記憶部102が画像データを記憶し、合成画像生成部103が合成画像データを生成する。第1実施形態に係るコンテンツ販売方法は、販売制御部100が、画像データをコンテンツとして販売し、合成画像データをコンテンツとして販売する。第1実施形態に係るコンテンツ販売方法は、画像記憶部102に記憶されている画像データを第1の販売価格で販売し、合成画像生成部103が生成する合成画像データを第1の販売価格より低価格の第2の販売価格で販売するのがよい。
第1実施形態に係るコンテンツ販売プログラムはコンテンツ販売サーバ10Aが備えるコンピュータに、画像データを記憶するステップ、合成画像データを生成するステップを実行させる。第1実施形態に係るコンテンツ販売プログラムはコンテンツ販売サーバ10Aが備えるコンピュータに、画像データをコンテンツとして販売するステップ、合成画像データをコンテンツとして販売するステップを実行させる。第1実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、画像データを第1の販売価格で販売するステップ、合成画像データを第1の販売価格より低価格の第2の販売価格で販売するステップを実行させるのがよい。
第1実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10A、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムによれば、コンテンツの購入者の要望に応じたコンテンツを販売することができる。第1実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10A、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムにおいて、コンテンツの状態に応じて適切な価格でコンテンツを販売してもよい。ここでのコンテンツの状態とは、角度に応じた画質の良否または画質の程度である。
<第2実施形態>
図5において、ネットワーク20には、図1に示すコンテンツ販売サーバ10Aに代えて、コンテンツ販売サーバ10Bが接続されている。図5において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略することがある。コンテンツ販売サーバ10Bは第2実施形態に係るコンテンツ販売装置であり、第2実施形態に係るコンテンツ販売方法を実行する。コンテンツ販売サーバ10Bは第2実施形態に係るコンテンツ販売プログラムを実行する。
図5に示すように、コンテンツ販売サーバ10Bは特定対象追従部110を備える。特定対象追従部110は、撮影されている被写体のうちの特定の対象を追従する。購入者端末40は、カメラC0~C315が生成する画像データのいずれかを受信し、購入者は特定の対象を指定する。購入者端末40は、色または形状等で特定の対象を指定することが可能である。特定の対象とは、カメラC0~C315によって撮影される特定のパフォーマ等である。
販売制御部100は、通信部101より指定された特定の対象の情報を受けて、特定対象追従部110に特定の対象の追従を指示する。販売制御部100は、中心点設定部104に特定対象追従部110が追従する特定の対象のいずれかの位置を中心点と設定するよう指示する。
図6に示すように、中心点設定部104は、特定対象追従部110が追従する特定の対象に基づいて移動中心点Mctrを設定する。移動中心点Mctrは、所定の大きさを有する特定の対象の例えば中心点でよい。図6に示すように、移動中心点Mctrは、黒丸で示す位置から二点鎖線で示す位置へと移動する。特定の対象が移動するのに応じて、移動中心点Mctrが移動する。
販売制御部100は、角度θのコンテンツの購入希望を受け取ると、移動中心点Mctrの位置にかかわらず、角度θの画像データまたは合成画像データを購入者に販売する。第2実施形態においては、購入者が例えば角度θとして0度のコンテンツを購入したとしても、移動中心点Mctrの位置によって合成画像データを販売する必要がある。そこで、第2実施形態においては、画像データと合成画像データとで販売価格を異ならせず、一律の販売価格とするのがよい。
図7に示すフローチャートを用いて、コンテンツ販売サーバ10Bが実行するコンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムが販売制御部100に実行させる処理を説明する。図7において、図4と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
コンテンツ販売サーバ10Bが動作を開始すると、販売制御部100は、ステップS1にて、いずれかの購入者端末40からコンテンツの購入希望があるか否かを判定する。コンテンツの購入希望がなければ(NO)、販売制御部100はステップS1の処理を繰り返す。ステップS1にてコンテンツの購入希望があれば(YES)、販売制御部100は、ステップS21にて、特定の対象が中心点として設定されたか否かを判定する。
ステップS21にて特定の対象が中心点として設定されれば(YES)、販売制御部100は、ステップS22にて、特定の対象のいずれかの位置を移動中心点Mctrに設定するよう中心点設定部104に指示する。続けて、販売制御部100は、ステップS23にて、購入する角度が選択されたか否かを判定する。購入する角度が選択されなければ(NO)、販売制御部100はステップS23の処理を繰り返す。購入する角度が選択されれば(YES)、販売制御部100は、ステップS24にて、コンテンツの販売価格を提示して処理をステップS6に移行させる。
ステップS21にて特定の対象が中心点として設定されなければ(NO)、販売制御部100は、ステップS25にて、図2と同様の固定の位置を中心点Ctrに設定して、処理をステップS2に移行させる。ステップS2~S10の処理は、図4のステップS2~S10と同じである。
以上のように、第2実施形態に係るコンテンツ販売装置であるコンテンツ販売サーバ10Bは、複数のカメラCによって撮影されている被写体のうちの特定の対象を追従する特定対象追従部110を備える。中心点設定部104は、特定対象追従部110が追従する特定の対象のいずれかの位置を中心点Mctrとして設定する。合成画像生成部103は、移動することがある特定の対象の中心点Mctrから所定の方向を角度0度として、中心点Mctrからいずれかの方向である所定の角度の位置から被写体を撮影した画像データに相当する合成画像データを生成する。
販売制御部100は、コンテンツの購入者が中心点Mctrからいずれかの方向の角度を選択してコンテンツを購入するとき、画像記憶部102に記憶されている画像データまたは合成画像生成部103が生成する合成画像データをコンテンツとして販売する。
第2実施形態に係るコンテンツ販売方法は、特定対象追従部110が、複数のカメラCによって撮影されている被写体のうちの特定の対象を追従し、中心点設定部104が、特定対象追従部110が追従する特定の対象のいずれかの位置を中心点Mctrとして設定する。第2実施形態に係るコンテンツ販売方法は、コンテンツの購入者が中心点Mctrからいずれかの方向の角度を選択してコンテンツを購入するとき、画像記憶部102に記憶されている画像データまたは合成画像生成部103が生成する合成画像データをコンテンツとして販売する。
第2実施形態に係るコンテンツ販売プログラムはコンテンツ販売サーバ10Bが備えるコンピュータに、被写体のうちの特定の対象を追従するステップ、特定の対象のいずれかの位置を中心点Mctrとして設定するステップを実行させる。第2実施形態に係るコンテンツ販売プログラムはコンテンツ販売サーバ10Bが備えるコンピュータに、画像記憶部102に記憶されている画像データまたは合成画像データをコンテンツとして販売するステップを実行させる。
第2実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10B、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムによれば、移動することがある中心点Mctrを中心点として設定する場合であっても、コンテンツの購入者の要望に応じたコンテンツを販売することができる。
<第3実施形態>
図8において、ネットワーク20には、図5に示すコンテンツ販売サーバ10Bに代えて、コンテンツ販売サーバ10Cが接続されている。図8において、図5と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略することがある。コンテンツ販売サーバ10Cは第3実施形態に係るコンテンツ販売装置であり、第3実施形態に係るコンテンツ販売方法を実行する。コンテンツ販売サーバ10Cは第3実施形態に係るコンテンツ販売プログラムを実行する。
図8に示すように、コンテンツ販売サーバ10Cは特定対象消失判定部111を備える。図9に示すように、中心点Mctrが黒丸で示す位置から二点鎖線で示す位置へと移動したとする。黒丸で示す中心点Mctrは、カメラC0の視野角Va内に位置している。図示していないが、黒丸で示す中心点Mctrは、カメラC45の視野角Va内に位置している。中心点Mctrが黒丸で示す位置に位置していて、購入者が選択した角度が図9に示す角度θであるとき、合成画像生成部103は、カメラC0及びC45が生成する画像データに基づいて合成画像データを生成することができる。
ところが、中心点MctrがカメラC0の視野角Vaから外れる二点鎖線で示す位置に移動すると、合成画像生成部103は、カメラC0及びC45が生成する画像データに基づいて合成画像データを生成することができない。すると、合成画像生成部103は、カメラC45が生成する画像データのみに基づいて合成画像データを生成したり、カメラC45が生成する画像データと他のカメラCが生成する画像データとに基づいて合成画像データを生成したりしなければならない。他のカメラCは、二点鎖線で示す位置に位置している中心点Mctrが視野角に入っているカメラCであり、例えばカメラC315である。
特定対象消失判定部111は、各カメラCの視野角の情報を有し、中心点設定部104で設定する移動する中心点Mctrの位置の情報を受ける。特定対象消失判定部111は、特定対象追従部110が追従する特定の対象が、周方向に隣り合う2つのカメラCのうちの一方のカメラCの視野角から外れることによる、画質劣化の状態の発生の有無を判定する。特定対象消失判定部111は、販売制御部100内に設けられていてもよい。
販売制御部100は、特定対象消失判定部111が画質劣化の状態が発生したと判定したときの合成画像データの販売価格を、画質劣化の状態が発生したと判定しないときの合成画像データの販売価格よりも割り引いた割引価格で販売するのがよい。販売制御部100は、画質劣化の状態が発生している時間の長さに応じて割引率が設定された割引価格で合成画像データを販売するのがよい。
図10に示すフローチャートを用いて、コンテンツ販売サーバ10Cが実行するコンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムが販売制御部100に実行させる処理を説明する。図10において、図4または図7と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
特定対象消失判定部111は、ステップS23に続けて、ステップS31にて、特定の対象が2つのカメラCのうちの一方のカメラCの視野角から外れることによる画質劣化が発生する時間があるか否かを判定する。画質劣化が発生する時間がなければ(NO)、販売制御部100は、ステップS32にて、コンテンツの通常の販売価格を提示して、処理をステップS6に移行させる。画質劣化が発生する時間があれば(YES)、販売制御部100は、ステップS33にて、コンテンツの割引価格を提示して、処理をステップS6に移行させる。ステップS6~S10の処理は、図7のステップS6~S10と同じである。
図10においては、図7のステップS25、及びS2~S5の図示を省略している。
以上のように、第3実施形態に係るコンテンツ販売装置であるコンテンツ販売サーバ10Cは、特定対象消失判定部111を備える。特定対象消失判定部111は、中心点Mctrの撮影領域内の位置により、中心点Mctrが周方向に隣り合う2つのカメラCのうちの一方のカメラCである第1のカメラの視野角から外れた状態の発生の有無を判定する。この状態は、画質が劣化した合成画像データを生成せざるを得ない状態である。これにより、特定対象消失判定部111は、画質劣化の状態の発生の有無を判定する。
合成画像生成部103は、特定対象消失判定部111が画質劣化の状態が発生すると判定しないときには、周方向に隣り合う2つのカメラCが生成する画像データに基づいて合成画像データを生成する。
合成画像生成部103は、特定対象消失判定部111が画質劣化の状態が発生したと判定したときには、第2のカメラが生成する画像データ、または第2のカメラが生成する画像データと第3のカメラが生成する画像データとに基づいて合成画像データを生成する。第2のカメラとは、周方向に隣り合う2つのカメラのうちの中心点Mctrが視野角から外れていない他方のカメラCである。第3のカメラとは、第1及び第2のカメラ以外のカメラCであって中心点Mctrが視野角内にある任意のカメラCである。
第3実施形態に係るコンテンツ販売方法は、コンテンツ販売サーバ10Cが備える特定対象消失判定部111が、特定の対象が2つのカメラCのうちの一方のカメラCの視野角から外れることによる画質劣化の状態の発生の有無を判定する。第3実施形態に係るコンテンツ販売方法は、特定対象消失判定部111が画質劣化の状態が発生したと判定したときには、第2のカメラが生成する画像データのみ、または第2のカメラが生成する画像データと第3のカメラが生成する画像データとに基づいて合成画像データを生成する。
第3実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、コンテンツ販売サーバ10Cが備えるコンピュータに、特定の対象が2つのカメラCのうちの一方のカメラCの視野角から外れることによる画質劣化の状態の発生の有無を判定するステップを実行させる。第3実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、コンピュータに、画質劣化の状態が発生したと判定したときには、第2のカメラが生成する画像データのみ、または第2のカメラが生成する画像データと第3のカメラが生成する画像データとに基づいて合成画像データを生成するステップを実行させる。
第3実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10C、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムによれば、移動することがある中心点Mctrを中心点とする場合であっても、コンテンツの購入者の要望に応じたコンテンツを販売することができる。さらに、第3実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10C、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムによれば、中心点MctrがカメラCの視野角から外れても、他のカメラC等の画像データを用いて合成画像データを生成することができる。
<第4実施形態>
図11において、ネットワーク20には、図1に示すコンテンツ販売サーバ10Aに代えて、コンテンツ販売サーバ10Dが接続されている。図11において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略することがある。コンテンツ販売サーバ10Dは第4実施形態に係るコンテンツ販売装置であり、第4実施形態に係るコンテンツ販売方法を実行する。コンテンツ販売サーバ10Dは第4実施形態に係るコンテンツ販売プログラムを実行する。
図11に示すように、中心点設定部104には、固定の中心点として第1の中心点と第2の中心点とが設定されている。中心点設定部104に3つ以上の中心点が設定されていてもよい。図12に示すように、撮影領域Sa内には、固定の中心点Ctr1及びCtr2が設定されている。コンテンツの購入者は、中心点Ctr1及びCtr2のうちのいずれかの中心点を選択して、選択した中心点からいずれかの方向の角度を選択してコンテンツを購入することができる。
図12において、中心点Ctr1では角度θ1が選択され、中心点Ctr2では角度θ2が選択されている。仮に角度θ1と角度θ2とが同じであっても、中心点Ctr1と中心点Ctr2とが異なる位置であるから、購入者に提供されるコンテンツは互いに異なるコンテンツとなる。従って、コンテンツ販売サーバ10Dによれば、後述する例外を除き、中心点Ctr1と中心点Ctr2とで別々の購入者にコンテンツを販売することができる。
図13を用いて例外を説明する。図13において、中心点Ctr1と中心点Ctr2とを連結した連結線を連結線CCLと称する。購入者が中心点Ctr1において角度θを選択したとする。図13において、購入者が選択した角度θの方向は、連結線CCLの方向と一致する。仮に、他の購入者が中心点Ctr2において角度θを選択したとする。すると、中心点Ctr1において角度θを選択した購入者が購入するコンテンツと、中心点Ctr2において角度θを選択した購入者が購入するコンテンツとは実質的に同じコンテンツとなってしまう。
そこで、販売制御部100は、中心点Ctr1及びCtr2のうちの選択した中心点から選択した方向が、中心点Ctr1及びCtr2を連結した連結線CCLの方向と一致するとき、中心点Ctr1及びCtr2で、選択した方向の角度θのコンテンツを1つの時間帯において一人の購入者のみに販売する。連結線CCLと一致する方向の角度θのコンテンツは一人の購入者のみに販売するので、通常の販売価格よりも高い割増価格とするのがよい。
図14に示すフローチャートを用いて、コンテンツ販売サーバ10Dが実行するコンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムが販売制御部100に実行させる処理を説明する。図14において、図4と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
販売制御部100は、ステップS1に続けて、ステップS41にて、中心点及び角度が選択されたか否かを判定する。中心点及び角度が選択されなければ(NO)、販売制御部100はステップS41の処理を繰り返す。中心点及び角度が選択されれば(YES)、販売制御部100は、ステップS42にて、選択された角度の方向は、選択された中心点と他の中心点とを結ぶ連結線CCLの方向と一致するか否かを判定する。
ステップS42にて両者が一致しなければ(NO)、販売制御部100は、ステップS43にて、コンテンツの通常の販売価格を提示して、処理をステップS6に移行させる。ステップS42にて両者が一致すれば(YES)、販売制御部100は、ステップS44にて、コンテンツの割増価格を提示して、処理をステップS6に移行させる。ステップS6~S10の処理は、図4のステップS6~S10と同じである。
以上のように、第4実施形態に係るコンテンツ販売装置であるコンテンツ販売サーバ10Dの中心点設定部104には、複数の中心点が設定されている。コンテンツの購入者は、複数の中心点のうちのいずれかの中心点を選択し、選択した中心点からいずれかの方向の角度を選択してコンテンツを購入する。販売制御部100は、選択された中心点における選択された角度に対応する、画像記憶部102に記憶されている画像データまたは合成画像生成部103が生成する合成画像データをコンテンツとして販売する。
第4実施形態に係るコンテンツ販売方法は、選択された中心点における選択された角度に対応する、画像記憶部102に記憶されている画像データまたは合成画像生成部103が生成する合成画像データをコンテンツとして販売する。第4実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、コンテンツ販売サーバ10Dが備えるコンピュータに、選択された中心点における選択された角度に対応する、画像記憶部102に記憶されている画像データまたは合成画像データをコンテンツとして販売するステップを実行させる。
第4実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10D、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムによれば、複数の中心点それぞれで、コンテンツの購入者の要望に応じたコンテンツを販売することができる。
<第5実施形態>
図15において、ネットワーク20には、図1に示すコンテンツ販売サーバ10Aに代えて、コンテンツ販売サーバ10Eが接続されている。図15において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略することがある。コンテンツ販売サーバ10Eは第5実施形態に係るコンテンツ販売装置であり、第5実施形態に係るコンテンツ販売方法を実行する。コンテンツ販売サーバ10Eは第5実施形態に係るコンテンツ販売プログラムを実行する。
図15に示すように、コンテンツ販売サーバ10Eは障害物判定部112を備える。障害物判定部112は、画像記憶部102より供給される各カメラCが生成した画像データに基づいて、中心点Ctrに位置する被写体を撮影する妨げとなる障害物の有無を判定する。例えば、カメラCによって撮影されている被写体がある時刻において消失し、所定の時間後に再び現れれば、その時間において障害物によって被写体の撮影が妨げられたと判定できる。被写体の色または形状等の特徴を登録すれば、被写体が消失したことを検出することができる。
図16において、購入者がカメラC0とカメラC45との間の角度θを選択した状態で、中心点CtrとカメラC45との間に障害物Obsが存在するとする。このとき、合成画像生成部103は、カメラC0が生成する画像データとカメラC45が生成する画像データとで合成画像データを生成することができない。この場合、合成画像生成部103は、例えば、カメラC0が生成する画像データのみに基づいて合成画像データを生成する。合成画像生成部103は、カメラC0が生成する画像データと、例えばカメラC90が生成する画像データとに基づいて、合成画像データを生成してもよい。
カメラC0の前に障害物Obsが存在する場合には、カメラC0は中心点Ctrに位置する被写体を撮影した画像データを生成することができない。この場合、合成画像生成部103は、カメラC0を除く2つのカメラCが生成する画像データに基づいて、カメラC0が生成する画像データの代用としての合成画像データを生成すればよい。
図17に示すフローチャートを用いて、コンテンツ販売サーバ10Eが実行するコンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムが販売制御部100に実行させる処理を説明する。図17において、図4と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。図17に示すフローチャートは、コンテンツをオンデマンド配信する場合の処理を示している。
販売制御部100は、ステップS2に続けて、ステップS51にて、障害物が存在する時間があるか否かを判定する。障害物が存在する時間がなければ(NO)、販売制御部100は、ステップS52にて、コンテンツの通常の販売価格を提示して、処理をステップS6に移行させる。障害物が存在する時間があれば(YES)、販売制御部100は、ステップS53にて、コンテンツの割引価格を提示して、処理をステップS6に移行させる。ステップS6~S10の処理は、図4のステップS6~S10と同じである。
以上のように、第5実施形態に係るコンテンツ販売装置であるコンテンツ販売サーバ10Eは、各カメラCが被写体を撮影するときに被写体の撮影の妨げとなる障害物の有無を判定する障害物判定部112を備える。障害物判定部112が、合成画像データを生成するために選択したカメラCが被写体を撮影するときに障害物があると判定する。このとき、合成画像生成部103は、障害物の影響を受けることなく被写体を撮影することができる他の1またはそれ以上のカメラCが生成する画像データに基づいて合成画像データを生成する。
販売制御部100は、障害物が存在するときの合成画像データの販売価格を、障害物が存在せず、選択した周方向に隣り合う2つのカメラCが生成する画像データに基づいて生成した合成画像データの販売価格よりも割り引いた割引価格で販売するのがよい。販売制御部100は、障害物が存在して、カメラC0~C315が生成する画像データの代用としての合成画像データを販売する場合も割引価格で販売するのがよい。
第5実施形態に係るコンテンツ販売方法は、コンテンツ販売サーバ10Eが備える障害物判定部112が、各カメラCが被写体を撮影するときに被写体の撮影の妨げとなる障害物の有無を判定する。第4実施形態に係るコンテンツ販売方法は、コンテンツ販売サーバ10Eが備える合成画像生成部103が、障害物の影響を受けることなく被写体を撮影することができる他の1またはそれ以上のカメラCが生成する画像データに基づいて合成画像データを生成する。
第5実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、コンテンツ販売サーバ10Eが備えるコンピュータに、各カメラCが被写体を撮影するときに被写体の撮影の妨げとなる障害物の有無を判定するステップを実行させる。第5実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、障害物の影響を受けることなく被写体を撮影することができる他の1またはそれ以上のカメラCが生成する画像データに基づいて合成画像データを生成するステップを実行させる。
第5実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10E、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムによれば、被写体の撮影の妨げとなる障害物が存在しても、コンテンツの購入者の要望に応じたコンテンツを販売することができる。第5実施形態において、中心点Ctrに代えて移動中心点Mctrとしてもよい。
<第6実施形態>
図18において、ネットワーク20には、図1に示すコンテンツ販売サーバ10Aに代えて、コンテンツ販売サーバ10Fが接続されている。図18において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略することがある。コンテンツ販売サーバ10Fは第6実施形態に係るコンテンツ販売装置であり、第6実施形態に係るコンテンツ販売方法を実行する。コンテンツ販売サーバ10Eは第6実施形態に係るコンテンツ販売プログラムを実行する。
図19に示すように、第6実施形態においては、複数のカメラCが撮影領域に設定されている中心点Sctrを囲むように3次元的に配置されている。ここでは、複数のカメラCをカメラC1~C13の13台としているが、カメラCの台数は限定されない。水平面H1の中心点Hctrから高さ方向にzの距離だけ離れた位置に中心点Sctrが設定されている。中心点Hctrの座標を(x,y)とすれば、中心点Sctrの座標は(x,y,z)である。
各カメラCは、中心点Sctrを向くように配置されている。カメラCが中心点Sctrに向けて配置されているとは、カメラCの画角の水平方向及び垂直方向の中央において画角と直交する線が中心点Sctrに向かっているということである。
図18に示すように、コンテンツ販売サーバ10Fは、カメラ角度情報記憶部105に代えてカメラ位置情報記憶部115、分割角度設定部106に代えて3次元分割角度設定部116を備える。カメラ位置情報記憶部115は、図19に示すカメラC1~C13の3次元的な位置を記憶している。3次元分割角度設定部116は、中心点Sctrを中心とする所定の半径の球S1を設定し、後述するように3次元的な角度を設定する。球S1の半径は例えば1mである。
図20Aに示すように、3次元分割角度設定部116は、球S1の表面を所定の面積を有する単位領域Uaで分割し、中心点Sctrと各単位領域Uaの中心Uctrとを結ぶ方向で球S1に対して3次元的な複数の角度を設定する。図20Aに示す例では単位領域Uaを円形としているが、多角形であってもよい。
図20Bは、複数の角度を設定する他の方法を示している。図20Bに示すように、中心点Sctrと、球S1に設定した複数の緯線と複数の経線との交点Intとを結ぶ方向で、3次元的な角度が設定されている。3次元的な角度は、経度方向の角度θと、緯度方向の角度φとで表される。図20Bのように3次元的な複数の角度を設定すると、両極に近付くほど交点Intが密集するので、角度を均等に設定することができない。よって、図20Aに示す方法で複数の角度を設定することが好ましい。
図18において、画像記憶部102は、各カメラCが中心点Sctrに位置する被写体を撮影することにより生成する画像データを記憶する。合成画像生成部103は、複数のカメラCにおける隣り合う少なくとも2つのカメラCが生成する画像データに基づいて、隣り合う2つのカメラCの間の位置から被写体を撮影した画像データに相当する合成画像データを生成する。
コンテンツの購入者が、複数のカメラCのうちのいずれかのカメラCが位置する方向の角度を選択してコンテンツを購入するとする。このとき、販売制御部100は、画像記憶部102に記憶されている選択された角度に対応するカメラCが生成する画像データをコンテンツとして販売する。コンテンツの購入者が、複数のカメラCのうちのいずれかの隣り合う2つのカメラCの間の方向の角度を選択してコンテンツを購入するとする。このとき、販売制御部100は、合成画像生成部103が生成する合成画像データをコンテンツとして販売する。
販売制御部100は、画像記憶部102に記憶されている画像データを第1の販売価格で販売し、合成画像生成部103が生成する合成画像データを第1の販売価格より低価格の第2の販売価格で販売するのがよい。
図21に示すフローチャートを用いて、コンテンツ販売サーバ10Fが実行するコンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムが販売制御部100に実行させる処理を説明する。図21において、図4と同一の処理には同一の符号を付し、その説明を省略することがある。
販売制御部100は、ステップS1に続けて、ステップS61にて、購入する3次元的な角度が選択されたか否かを判定する。3次元的な角度が選択されなければ(NO)、販売制御部100はステップS61の処理を繰り返す。3次元的な角度が選択されば(YES)、販売制御部100は処理をステップS3に移行させる。ステップS3~S10の処理は、図4のステップS3~S10と同じである。
以上のように、第6実施形態においては、複数のカメラCが撮影領域に設定されている中心点Sctrを囲むように3次元的に配置され、複数のカメラCにおける各カメラは中心点Sctrを向くように配置されている。コンテンツの購入者は、中心点Sctrからの3次元的な角度を選択する。
第6実施形態に係るコンテンツ販売装置であるコンテンツ販売サーバ10Fにおける販売制御部100は、画像記憶部102に記憶されている選択された3次元的な角度に対応するカメラCが生成する画像データを販売する。また、販売制御部100は、選択された3次元的な角度に対応する、合成画像生成部103が生成する合成画像データを販売する。
コンテンツ販売サーバ10Fは、球S1を所定の面積を有する単位領域Uaで分割し、中心点Sctrと各単位領域Uaの中心とを結ぶ方向で球S1に対して3次元的な複数の角度を設定する3次元分割角度設定部116を備えることが好ましい。販売制御部100は、3次元分割角度設定部に116設定されている角度ごとにコンテンツを販売する。
第6実施形態に係るコンテンツ販売方法は、コンテンツ販売サーバ10Fが備える販売制御部100が、画像記憶部102に記憶されている選択された角度に対応するカメラCが生成する画像データをコンテンツとして販売する。第6実施形態に係るコンテンツ販売方法は、合成画像生成部103が生成する合成画像データをコンテンツとして販売する。
第6実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、コンテンツ販売サーバ10Fが備えるコンピュータに、画像記憶部102に記憶されている選択された角度に対応するカメラCが生成する画像データをコンテンツとして販売するステップを実行させる。第6実施形態に係るコンテンツ販売プログラムは、コンテンツ販売サーバ10Fが備えるコンピュータに、合成画像データをコンテンツとして販売するステップを実行させる。
第6実施形態に係るコンテンツ販売サーバ10F、コンテンツ販売方法、及びコンテンツ販売プログラムによれば、コンテンツの購入者の要望に応じた、3次元的な角度に対応したコンテンツを販売することができる。
本発明は以上説明した第1~第6実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。