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JP7843915B2 - 除湿装置 - Google Patents
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JP7843915B2 - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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Description

この技術は、除湿装置に関するものである。特に、蒸発器を通過した空気を、さらに再熱器に通過させて空気の除湿を行う除湿装置に係るものである。
従来から、除湿対象空間となる室内に設けられた再熱器および蒸発器を利用して、室内空気の除湿を行うヒートポンプ式の除湿装置がある。除湿装置では、蒸発器が空気を冷却して空気中の水分を凝結させて除き、さらに、再熱器が再熱(レヒート)することで、湿度を低くした空気を室内に送る。
ここで、空気から除いた水分が蒸発器に霜として付くと、除湿装置の除湿能力が低下する。そこで、除湿装置は、定期的または冷媒温度の変化に基づいて、霜を取り除く除霜運転を行う。
特開2020-085390号公報
近年、冷蔵領域において除湿を必要が高まるなど、除湿装置の使用範囲の拡大および低温域における除湿能力の向上が求められている。しかしながら、室内空気の温度が低いなどの場合、蒸発器に付く霜の量が多くなり、除湿能力が著しく低下する。このため、除霜運転の頻度が増えるなどし、除湿装置における除湿運転の効率が低下する。
そこで、除霜運転の効率を高めることができる除湿装置を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本開示に係る除湿装置は、冷媒を圧縮する圧縮機、冷媒を減圧する膨張弁、除湿対象空間に送り出す空気と冷媒との熱交換を行う熱交換器、熱交換器を通過した空気を冷却して除湿を行う蒸発器および蒸発器を通過した空気を加熱して除湿対象空間に送り出す再熱器が配管接続され、冷媒が循環する冷媒回路と、熱交換器が空気を冷却する状態1の流路と、熱交換器が空気を加熱する状態2の流路とに、冷媒回路内の流路を切り替える流路切替装置とを備えるものである。
開示に係る除湿装置によれば、除湿運転における冷媒の流路を、熱交換器が冷媒を冷却する状態1と熱交換器が空気を加熱する状態2とに切り替える流路切替装置を備える。このため、蒸発器を通過する冷媒の蒸発温度を高くすることにより、蒸発器における着霜を抑制することができる。また、このとき、熱交換器において除霜を行うことができる。このため、除霜運転における除霜時間を短くすることができ、除霜の効率を高めることができる。
実施の形態1に係る除湿装置100の構成を示す図である。 実施の形態1に係る状態1の除湿運転モードにおける冷媒の流れを説明する図である。 実施の形態1に係る状態2の除湿運転モードにおける冷媒の流れを説明する図である。 実施の形態1に係る状態3の除霜運転における冷媒の流れを説明する図である。 実施の形態2に係る制御装置400の除湿運転において状態を切り替える処理を説明する図である。 実施の形態2に係る制御装置400の運転モードを切り替える処理を説明する図である。 実施の形態3に係るサイドフロー型の除湿装置100における機器配置について説明する図である。 実施の形態3に係るトップフロー型の除湿装置100における機器配置について説明する図である。
以下、実施の形態に係る除湿装置について、図面などを参照しながら説明する。以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。また、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、圧力および温度の高低については、特に絶対的な値との関係で高低が定まっているものではなく、装置などにおける状態および動作などにおいて相対的に定まるものとする。また、添字で区別などしている複数の同種の機器などについて、特に区別したり、特定したりする必要がない場合には、添字などを省略して記載する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る除湿装置100の構成を示す図である。実施の形態1に係る除湿装置100は、圧縮機110、再熱器120、膨張弁130、蒸発器140および熱交換器150を配管接続して冷媒回路を構成する。また、除湿装置100は、送風機160を有する。
圧縮機110は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。特に、実施の形態1においては、圧縮機110は、一定速度で駆動する。再熱器120は、除湿対象空間となる室内に送り出す室内空気と冷媒とを熱交換し、冷媒を凝縮して液化させる。このとき、再熱器120は、室内空気を加熱する。膨張弁130は、冷媒を圧力調整し、減圧して膨張させ、また、流量を調整する減圧装置となる。
蒸発器140は、冷媒を蒸発させ、気化させる。このとき、蒸発器140は、室内空気を冷却して、空気中の水分を凝結させる。また、熱交換器150は、室内空気と冷媒とを熱交換する。ここで、除湿装置100が後述する状態1の除湿運転モードでの運転を行うときには、熱交換器150は蒸発器として機能し、後述する状態2の除湿運転モードでの運転を行うときには、熱交換器150は凝縮器として機能する。実施の形態1における除湿装置100では、冷媒回路において、蒸発器140と熱交換器150とは、互いに並列になるように配管接続される。ここで、一般的には、蒸発器より凝縮器の方が容量が大きい。このため、後述する状態1および状態2の除湿運転モードにおいて、再熱器120、蒸発器140および熱交換器150は、再熱器120>蒸発器140+熱交換器150の関係を満たす容量とする。また、ここでは、蒸発器140と熱交換器150とにおける容量は同じであるものとして説明する。ただし、これに限定するものではない。
送風機160は、蒸発器140、熱交換器150および再熱器120に室内空気を送って通過させる。実施の形態1における送風機160は、熱交換器150、蒸発器140、再熱器120の順に、室内空気を通過させる位置に設けられる。ここで、送風機160は、たとえば、軸を中心に回転する軸流ファンである。
また、実施の形態1における除湿装置100は、運転モードによって、冷媒回路内を流れる冷媒の流路を切り替える流路切替装置200を備える。実施の形態1における流路切替装置200は、たとえば、第1電磁弁210、第2電磁弁220、第3電磁弁230および第4電磁弁240並びに第1逆止弁250および第2逆止弁260を有する。
第1電磁弁210、第2電磁弁220、第3電磁弁230および第4電磁弁240は、後述する制御装置400の指示に基づいて開閉する開閉弁となる装置であり、配置された配管における冷媒の流れを通過または遮断させる。第1電磁弁210は、圧縮機110の吐出側と再熱器120との間の配管に配置される。第2電磁弁220は、圧縮機110の吐出側と蒸発器140との間の配管に配置される。第3電磁弁230は、圧縮機110の吐出側と熱交換器150との間の配管に配置される。第4電磁弁240は、圧縮機110の吸入側と熱交換器150との間の配管に配置される。
また、第1逆止弁250および第2逆止弁260は、設置された配管における冷媒の流れを一方向にする弁である。第1逆止弁250は、蒸発器140と熱交換器150とを接続する配管において、熱交換器150から蒸発器140に冷媒が流れないようにする。また、第2逆止弁260は、圧縮機110の吐出側と再熱器120とを接続する配管と、熱交換器150とを接続する配管であり、第3電磁弁230が配置された流路とは別のバイパス配管270において、圧縮機110の吐出側から熱交換器150に冷媒が流れないようにする。
また、実施の形態1における除湿装置100は、後述する制御装置400が判定を行う際に用いる物理量を検出するセンサを有する。空気温度センサ300は、室内空気の温度を検出するセンサである。たとえば、空気温度センサ300は、送風機160の駆動によって、除湿装置100内に吸い込まれる室内空気の温度を検出する。また、膨張弁下流温度センサ310は、除湿運転において、膨張弁130を通過した冷媒の温度を検出するセンサである。ここでは、膨張弁下流温度センサ310は蒸発温度センサとなり、膨張弁下流温度センサ310が検出する温度は、後述する蒸発温度ETとなる。吸入温度センサ320は、圧縮機110の吸入側における冷媒の温度である吸入側温度を検出するセンサである。そして、空気湿度センサ330は、室内空気の湿度を検出するセンサである。
制御装置400は、除湿装置100内の機器を制御する。ここでは、特に、制御装置400は、流路切替装置200における第1電磁弁210~第4電磁弁240の開閉制御を行い、冷媒回路における冷媒の流路を制御する。そこで、実施の形態1における制御装置400は、状態判定部410、流路制御部420および計時部430を有する。状態判定部410は、センサから送られる信号中の物理量のデータに基づき、運転モードを変更するかどうかを判定する。また、流路制御部420は、状態判定部410の判定に基づいて、第1電磁弁210~第4電磁弁240を開閉させ、流路を切り替える。計時部430は、タイマーを有し、計時を行う。計時部430が計時した時間などは、状態判定部410が判定を行う際などに用いる。
ここで、制御装置400は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)などの制御演算処理装置を有するマイクロコンピュータなどで構成されているものとする。そして、制御装置400が、プログラムに基づいて処理を実行し、処理を実現する。また、制御装置400は、データを一時的に記憶できるRAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置(図示せず)およびデータおよびプログラムを長期的に記憶できるフラッシュメモリなどの不揮発性の補助記憶装置(図示せず)を有する。
図2は、実施の形態1に係る状態1の除湿運転モードにおける冷媒の流れを説明する図である。図2の矢印は、冷媒回路内の流路が状態1のときの除湿運転モードでの運転における冷媒の流れを示している。状態1の除湿運転モードでは、熱交換器150は蒸発器として機能する。状態1の除湿運転モードでは、除湿装置100は、蒸発器140および熱交換器150が室内空気を冷却することで、通常の除湿運転を行う。状態1においては、制御装置400は、第1電磁弁210および第4電磁弁240を開放させ、第2電磁弁220および第3電磁弁230を閉止させる。図2において、塗りつぶされた弁は、冷媒の流れを遮断している弁である(以下の図においても同じ)。
圧縮機110により圧縮されて吐出された高温および高圧のガス冷媒は、第1電磁弁210を通過し、再熱器120に流入する。そして、冷媒は、室内空気と熱交換することで凝縮し、液化する。液化した冷媒は、膨張弁130を通過する。膨張弁130を通過する際、冷媒は減圧され、気液二相状態となる。膨張弁130で減圧されて気液二相状態となった冷媒は、蒸発器140および第1逆止弁250を介して熱交換器150を通過し、室内空気と熱交換して蒸発し、ガス化する。
そして、蒸発器140および熱交換器150において、室内空気と熱交換して蒸発し、蒸発器140を流出したガス化した冷媒は、圧縮機110に吸入される。また、熱交換器150を流出したガス化した冷媒は、第4電磁弁240を通過して圧縮機110に吸入される。
図3は、実施の形態1に係る状態2の除湿運転モードにおける冷媒の流れを説明する図である。図3の矢印は、冷媒回路内の流路が状態2のときの除湿運転モードでの運転における冷媒の流れを示している。状態2の除湿運転モードでは、熱交換器150は凝縮器として機能する。
前述したように、熱交換器150は、送風機160から送られる室内空気の流れにおいて、上流側(風上側)に位置する。このため、熱交換器150によって加熱された室内空気が蒸発器140を通過することで、蒸発器140への着霜を抑制する。また、熱交換器150が上流側に位置することで、蒸発器140よりも着霜しやすい。そこで、状態2において、熱交換器150が室内空気を加熱することで、除湿装置100は、除湿運転を行いつつ、熱交換器150の除霜を行うことができる。状態2においては、制御装置400は、第3電磁弁230を開放させ、第1電磁弁210、第2電磁弁220および第4電磁弁240を閉止させる。
圧縮機110により圧縮されて吐出された高温および高圧のガス冷媒は、第3電磁弁230を通過し、熱交換器150に流入する。冷媒は、室内空気と熱交換することで気液二相状態となる。気液二相状態となった冷媒は、バイパス配管270および第2逆止弁260を通過し、再熱器120に流入する。再熱器120を通過した冷媒は、凝縮し、液化する。
液化した冷媒は、膨張弁130を通過する。膨張弁130を通過する際、冷媒は減圧され、気液二相状態となる。膨張弁130で減圧されて気液二相状態となった冷媒は、蒸発器140を通過し、室内空気と熱交換して蒸発し、ガス化する。蒸発器140を流出したガス化した冷媒は、圧縮機110に吸入される。
図4は、実施の形態1に係る状態3の除霜運転における冷媒の流れを説明する図である。図4の矢印は、冷媒回路内の流路が状態3のときの除霜運転モードでの運転における冷媒の流れを示している。状態3の除霜運転モードでは、除湿装置100は、蒸発器140を除霜する除霜運転を行う。状態3においては、制御装置400は、第2電磁弁220を開放させ、第1電磁弁210、第3電磁弁230および第4電磁弁240を閉止させる。また、制御装置400は、膨張弁130を閉止させる。
圧縮機110により圧縮されて吐出された高温および高圧のガス冷媒は、第2電磁弁220を通過し、蒸発器140に流入する。ガス冷媒は、蒸発器140に付いた霜と熱交換して霜を溶かして、蒸発器140から除く。蒸発器140を流出した冷媒は、圧縮機110に吸入される。
以上のように、実施の形態1における除湿装置100は、冷媒回路において、互いに並列に配管接続された蒸発器140および熱交換器150を有する。そして、制御装置400が流路切替装置200の第1電磁弁210~第4電磁弁240を制御して、除湿運転における冷媒の流路を、状態1と状態2とに切り替える。状態2の除湿運転のときには、熱交換器150が室内空気を加熱し、蒸発器140には温度が上がった室内空気が通過するため、蒸発温度ETを高めることができる。このため、蒸発器140の着霜を抑制することができる。また、このとき、熱交換器150は、室内空気を加熱しつつ、除霜を行うことができる。このため、除湿装置100が除霜運転を行った場合でも、蒸発器140の除霜を行うだけでよく、除霜運転の時間を短くすることができる。このため、実施の形態1における除湿装置100は、除湿の効率を高めることができる。限定するものではないが、低温多湿の空気の雰囲気である冷蔵空間などの除湿を行う場合には、特に有効である。
また、実施の形態1における除湿装置100の圧縮機110は、回転数が一定となる一定速の圧縮機である 。このため、速度可変の圧縮機と比べて、安価な構成で除湿運転の効率を高めることができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る制御装置400の除湿運転において状態を切り替える処理を説明する図である。制御装置400は、蒸発温度ET[℃]に基づいて、冷媒回路における冷媒の流れを、実施の形態1において説明した状態1または状態2に切り替える判定処理を行う。
制御装置400は、現在の冷媒回路の流路状態が状態1による除湿運転モードであるかどうかを判定する(ステップS1)。制御装置400は、状態1であると判定すると、さらに、蒸発温度ET[℃]が、設定時間t1[秒]の間、継続して第1制御温度To[℃]を下回っているかどうかを判定する(ステップS2)。ここで、設定時間t1[秒]は、あらかじめ任意に設定された時間である。第1制御温度Toは、あらかじめ任意に設定された温度であり、たとえば、0[℃]である。
制御装置400は、ステップS2の条件を満たしていると判定すると、蒸発器140および熱交換器150に着霜が進行しやすい運転状態であるとする。そして、制御装置400は、第3電磁弁230を開放させ、第1電磁弁210および第4電磁弁240を閉止させて、冷媒回路の流路を状態2に切り替える(ステップS3)。一方、制御装置400は、ステップS2の条件を満たしていないと判定すると、状態1を継続する(ステップS4)。
一方、制御装置400は、ステップS1において、状態1でないと判定すると、さらに、蒸発温度ET[℃]が、設定時間t1[秒]の間、継続して第2制御温度To+α[℃]を上回っているかどうかを判定する(ステップS5)。ここで、αは、状態1または状態2への切り替えが頻繁に行われないように、裕度として設定する値である。
制御装置400は、ステップS5の条件を満たしていると判定すると、蒸発器140および熱交換器150に着霜が進行し難い運転状態であるとする。そして、制御装置400は、第1電磁弁210および第4電磁弁240を開放させ、第3電磁弁230を閉止させて、冷媒回路の流路を状態1に切り替える(ステップS6)。一方、制御装置400は、ステップS5の条件を満たしていないと判定すると、状態2を継続する(ステップS7)。
図6は、実施の形態2に係る制御装置400の運転モードを切り替える処理を説明する図である。制御装置400は、蒸発温度ET[℃]に基づいて、除湿運転モードまたは除霜運転モードを切り替える判定処理を行う。
制御装置400は、除湿運転モード(状態1または状態2)であるかどうかを判定する(ステップS11)。制御装置400は、除湿運転モードでの運転でないと判定すると、現在の状態による運転を継続し(ステップS13)、処理を終了する。
一方、制御装置400は、状態2の除湿運転モードでの運転であると判定すると、さらに、蒸発温度ET[℃]が第3制御温度Td[℃]を下回っており、かつ、圧縮機吸入過熱度SHが設定温度Tshを下回っている状態が、設定時間t2[秒]の間、継続しているかどうかを判定する(ステップS12)。ここで、圧縮機吸入過熱度SHは、吸入温度センサ320が検出する吸入側温度と膨張弁下流温度センサ310が検出する蒸発温度ETとの差となる温度である。設定温度Tshは、あらかじめ任意に設定された温度である。また、第3制御温度Tdは、第1制御温度Toより低い値が設定される。そして、設定時間t2[秒]は、あらかじめ任意に設定された時間である。設定時間t2は、設定時間t1より長く設定される。
制御装置400は、ステップS12の条件を満たしていないと判定すると、現在の状態による運転を継続し(ステップS13)、処理を終了する。一方、制御装置400は、ステップS12の条件を満たしていると判定すると、第2電磁弁220を開放させ、第1電磁弁210、第3電磁弁230および第4電磁弁240を閉止させて、冷媒回路の流路を状態3に切り替えて(ステップS14)、処理を終了する。
以上のように、実施の形態2における除湿装置100においては、制御装置400の状態判定部410が、冷媒回路の蒸発温度ETに基づき、状態1の除湿運転モードまたは状態1の除湿運転モードでの運転の切り替えについて判定する。蒸発温度ETが低い状態が一定時間続くときには、状態2の除湿運転モードでの運転を行うことで、蒸発温度ETの温度が高くなり、着霜を抑制することができる。
また、状態判定部410は、蒸発温度ETおよび圧縮機吸入過熱度SHに基づき、状態3の除霜運転モードによる運転を行うかどうかを判定する。このため、除湿装置100は、より適切な条件で除霜運転を行うことができ、除湿運転の効率を高めることができる。このとき、実施の形態2における除湿装置100では、制御装置400は、状態2の除湿運転モードを経て状態3の除霜運転モードに切り替わるように制御を行う。このため、除霜運転終了後の熱交換器150における霜の溶け残りを防ぐことができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係るサイドフロー型の除湿装置100における機器配置について説明する図である。また、図8は、実施の形態3に係るトップフロー型の除湿装置100における機器配置について説明する図である。
図7に示すサイドフロー型の除湿装置100は、筐体側面に室内空気の吹き出し口を有する。そして、図7の除湿装置100は、送風機160の回転軸が水平方向に配置され、室内空気を側面の方向に吹き出す。また、図8に示すトップフロー型の除湿装置100は、筐体上面に室内空気の吹き出し口を有する。そして、図8の除湿装置100は、送風機160の回転軸が鉛直方向に配置され、室内空気を上面の方向に吹き出す。
図7および図8に示すように、除湿装置100は、サイドフロー型およびトップフロー型のいずれの型式であってもよい。どちらの型式であっても、熱交換器150、蒸発器140、再熱器120の順に室内空気が流れる構造であればよい。
また、図7および図8の除湿装置100は、圧縮機110を内蔵した構成としているが、これに限定するものではない。たとえば、装置の構造または大きさの都合上、圧縮機110を1つの筐体に内蔵できない場合は、圧縮機110を別の筐体に内蔵させて、再熱器120などと配管接続してもよい。
ここでは、除湿装置100は、蒸発器140および熱交換器150の2台の蒸発器を並列に配管接続するものとして説明したが、3台以上の蒸発器140と熱交換器150とを並列に配管接続してもよい。そして、たとえば、制御装置400は、状態2の除湿運転モードでの運転において、流路切替装置200を制御して流路を切り替えたときに、空気の流れに対して最上流(最も風上)となる蒸発器などが室内空気を加熱するようにしてもよい。
また、実施の形態1および実施の形態2では、膨張弁下流温度センサ310が検出した温度を蒸発温度ETとしたが、これに限定するものではない。たとえば、冷媒回路の圧縮機110の吸入側に圧力センサを設け、圧力センサが検出した圧力から換算した飽和温度を蒸発温度ETとしてもよい。また、制御装置400の状態判定部410が、直接、圧力センサが検出した圧力を判定に用いてもよい。
さらに、実施の形態1および実施の形態2では、制御装置400の状態判定部410は、蒸発温度ETを判定に用いたが、これに限定するものではない。たとえば、状態判定部410は、除湿装置100に流入する室内空気の温度または湿度などを用いて判定を行ってもよい。
そして、実施の形態1および実施の形態2の除湿装置100は、流路切替装置200の第1電磁弁210~第4電磁弁240により、状態1~状態3に流路を切り替えるようにしたが、これに限定するものではない。たとえば、三方弁など、別の種類の弁を用いて、冷媒回路における流路を状態1~状態3に切り替えるようにしてもよい。
実施の形態1などにおいて、除湿装置100は単体の装置として説明したが、これに限定するものではない。たとえば、空気調和装置、冷却装置または冷凍装置などにおける装置の一部として構成することができる。また、システムの一部の装置として構成することもできる。
100 除湿装置、110 圧縮機、120 再熱器、130 膨張弁、140 蒸発器、150 熱交換器、160 送風機、200 流路切替装置、210 第1電磁弁、220 第2電磁弁、230 第3電磁弁、240 第4電磁弁、250 第1逆止弁、260 第2逆止弁、270 バイパス配管、300 空気温度センサ、310 膨張弁下流温度センサ、320 吸入温度センサ、330 空気湿度センサ、400 制御装置、410 状態判定部、420 流路制御部、430 計時部。

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機、前記冷媒を減圧する膨張弁、除湿対象空間に送り出す空気と前記冷媒との熱交換を行う熱交換器、前記熱交換器を通過した前記空気を冷却して除湿を行う蒸発器および前記蒸発器を通過した前記空気を加熱して前記除湿対象空間に送り出す再熱器が配管接続され、前記冷媒が循環する冷媒回路と、
    前記熱交換器が前記空気を冷却する状態1の流路と、前記熱交換器が前記空気を加熱する状態2の流路とに、前記冷媒回路内の流路を切り替える流路切替装置と
    を備える除湿装置。
  2. 前記流路切替装置は、前記蒸発器を除霜する状態3の流路に前記冷媒回路内の流路を切り替える請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記再熱器と前記熱交換器とを接続するバイパス配管と、
    前記流路切替装置は、前記圧縮機の吐出側配管と前記熱交換器との間および前記圧縮機の吐出側配管と前記再熱器との間にそれぞれ設置される開閉弁を有し、
    前記状態2の流路のときは、前記圧縮機の吐出側配管と前記熱交換器との間の前記開閉弁を開き、前記圧縮機の吐出側配管と前記再熱器との間の前記開閉弁を閉じ、前記圧縮機が吐出した前記冷媒が、前記熱交換器、前記再熱器、前記膨張弁および前記蒸発器の順に通過する流路とする請求項1または請求項2に記載の除湿装置。
  4. 前記冷媒回路の蒸発温度を検出する蒸発温度センサと、
    前記流路切替装置の流路切替を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記蒸発温度に基づいて、前記流路切替装置の流路切替を制御する請求項1または請求項2に記載の除湿装置。
  5. 前記制御装置は、前記蒸発温度が、あらかじめ定めた設定時間t1の間、継続してあらかじめ設定された制御温度Toよりも低いと判定すると、前記流路切替装置に、前記状態1の流路から前記状態2の流路に切り替えさせる請求項4に記載の除湿装置。
  6. 前記冷媒回路の蒸発温度を検出する蒸発温度センサと、
    前記圧縮機の吸入側温度を検出する吸入温度センサと、
    前記流路切替装置の流路切替を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記蒸発温度と前記吸入側温度との差となる温度および前記蒸発温度に基づいて、前記流路切替装置による前記状態3の流路への流路切替を制御する請求項2に記載の除湿装置。
  7. 前記制御装置は、前記蒸発温度が、あらかじめ定めた設定時間t2の間、継続してあらかじめ設定された制御温度Tdよりも低いと判定すると、前記流路切替装置に、前記状態2の流路から前記状態3の流路に切り替えさせる請求項6に記載の除湿装置。
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