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JP7844082B2 - 接点監視装置 - Google Patents
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JP7844082B2 - 接点監視装置 - Google Patents

接点監視装置

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JP7844082B2 JP2022028085A JP2022028085A JP7844082B2 JP 7844082 B2 JP7844082 B2 JP 7844082B2 JP 2022028085 A JP2022028085 A JP 2022028085A JP 2022028085 A JP2022028085 A JP 2022028085A JP 7844082 B2 JP7844082 B2 JP 7844082B2
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本発明は、接点監視装置に関するものである。
特許文献1に記載されているように、接続される機器の状態を監視するために用いられる接点監視装置が知られている。特許文献1に記載の技術では、機器の接点が開状態から閉状態に切り替わった場合、機器が閉状態になったという状態信号を中継基板が受けると、中継基板は、外部の通信ユニットへ信号を出力するような構造である。このような接点監視装置はバッテリ(乾電池)を使用して中継基板などに電源を供給する。
このような状態監視装置は、例えば、電気機器やセンサが動作したことを接点の開閉動作により検出するもので、接点の開状態から閉状態への状態を、中継基板に入力される信号のレベル(High/Low)により監視している。信号のレベルについては、バッテリから機械接点に負荷電流を流し接点の開閉が行われることで、バッテリとグランド間に電位差の変化が生じるため、その電位差の変化を状態信号として中継基板の入力部に入力し、その状態信号から外部に通知などを行っている。
特開2021-190434号公報
ところで、外部の電気機器に備えられている接点が機械接点であり、固定接点や可動接点の接触により閉状態と開状態を切り替える場合、接点がオフ位置から離れたり接触したりする際に接点間の電圧が高くなると、接点間にアークが生じる。このアークが繰り返されることによって、アークの堆積物として接点に酸化(硫化)被膜が生じる。この酸化(硫化)被膜は絶縁物で電気的な導通を阻害する虞があった。
接点に対して十分な電流や電圧を印加することで、酸化(硫化)被膜を除去する「クリーニング」を行うことで、電気的導通を図ることができるが、十分な電流・電圧を印加させる場合、乾電池などのバッテリの消費が激しいといった問題があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、外部電気機器の接点状態を監視する接点監視装置において、外部電気機器の機械接点で酸化被膜が生じていても接点監視装置に装着されるバッテリを用いて通電できる状態にするとともに、バッテリを長く使用できるようにすることである。
上記課題を解決するため、接続される外部電気機器の機械接点や半導体接点の状態を監視するために用いられる接点監視装置であって、接点監視装置に電源を供給するとともに、外部電気機器の機械接点や半導体接点に電流を流すために用いられるバッテリを装着可能なバッテリ装着部と、バッテリから外部電気機器の機械接点に流される負荷電流を低減させることが可能な電流制限装置と、外部電気機器の機械接点が閉じたか否かを判定可能な信号が入力される中継基板と、を備え、前記中継基板は、入力された信号から、外部電気機器の機械接点が閉じたと判定できる場合に、電流制限装置を動作させるように出力し、前記中継基板からの出力をうけた電流制限装置は、バッテリから外部電気機器の機械接点に流す負荷電流を低減させるように動作する接点監視装置とする。
また、電流制限装置には、第一の抵抗と、第一の抵抗より高い抵抗となる第二の抵抗と、トランジスタを備え、第一の抵抗と第二の抵抗は直列となるように接続され、
トランジスタと第二の抵抗は並列となるように接続され、中継基板からの出力によりトランジスタに電圧を印加するか電流を流すことにより、第一の抵抗を流れる電流が主にトランジスタを通って機械接点に通電する状態から、第一の抵抗を流れる電流が主に第二の抵抗を通って機械接点に通電する状態に切り替えることが可能な構成とすることが好ましい。
また、トランジスタは、電圧を印加することで動作させる電界効果トランジスタであることが好ましい。
また、中継基板に複数の外部電気機器を接続可能な構成とすることが好ましい。
本発明では、外部電気機器の接点状態を監視する接点監視装置において、外部電気機器の機械接点で酸化被膜が生じていても接点監視装置に装着されるバッテリを用いて通電できる状態にするとともに、バッテリを長く使用できるようにすることが可能となる。
実施形態における接点監視装置の斜視図である。 図1に示す接点監視装置の分解斜視図である。ただし、バッテリが装着されている状態である。 図2に示すベースの側面図である。ただし、バッテリが装着されている状態である。 バッテリが装着された接点監視装置と、外部電気機器とが電線で接続された状態を示す図である。ただし、接点監視装置はカバーが外されている状態である。 実施形態における接点監視装置と、外部電気機器との関係を示す図である。 図5に示す機械接点が閉じた状態を示す図である。 実施形態における電流制限装置の構成を表す図である。 外部電気機器の接点が開いた状態から閉じた状態にすることで、電流の流れる経路が変化することを表す図である。 一つの接点監視装置に対して複数の外部電気機器を接続した例を示す図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態の接点監視装置1は、接続される外部電気機器8の機械接点81や半導体接点の状態を監視するために用いられる。この接点監視装置1は、接点監視装置1に電源を供給するとともに、外部電気機器8の機械接点81や半導体接点に電流を流すために用いられるバッテリBaを装着可能なバッテリ装着部11aと、バッテリBaから外部電気機器8の機械接点81に流される負荷電流を低減させることが可能な電流制限装置20と、外部電気機器8の機械接点81が閉じたか否かを判定可能な信号が入力される中継基板30と、を備えている。また、この中継基板30は、入力された信号から、外部電気機器8の機械接点81が閉じたと判定できる場合に、電流制限装置20を動作させるように出力する。そして、中継基板30からの出力をうけた電流制限装置20は、バッテリBaから外部電気機器8の機械接点81に流す負荷電流を低減させるように動作する。このため、機械接点81のクリーニングのために十分な電流を流し、電気的導通が行われた後、機械接点81に流れる消費電流を低減できる。このため、外部電気機器8の接点状態を監視する接点監視装置1において、外部電気機器8の機械接点81で酸化被膜が生じていても接点監視装置1に装着されるバッテリBaを用いて通電できる状態にするとともに、バッテリBaを長く使用できるようにすることが可能となる。
なお、接点監視装置1は、外部電気機器8の接点の開閉状態を検出するために用いられる。このため、外部電気機器8から出力される接点の開閉を検出可能な中継基板30を備えている。また、実施形態の接点監視装置1は、バッテリBaを電源とするものであるため、バッテリ装着部11aを備えている。バッテリ装着部11aに装着されるバッテリBaは、内部に収納される中継基板30の動作電源の供給や外部電気機器8の接点への通電を行うために用いられる。
なお、実施形態では接点監視装置1の内部にバッテリ装着部11aと中継基板30が位置するように設けられている。図1及び図2に示すことから理解されるように、実施形態の接点監視装置1は、ベース11とカバー12を分けることができるように構成されており、バッテリBaの取り付けや取り外しをする際にはカバー12を取り外して作業が行われる。
図2に示す例では、ベース11にバッテリ装着部11aと中継基板30が設けられているが、中継基板30にLEDなどを備え、状況に応じてLEDの光らせ方が異なるものとするのが好ましい。この場合、カバー12を取り付けていてもLEDの変化を把握できるようにするため、カバー12の一部または全部が透明となるように構成するのが好ましい。
なお、実施形態の接点監視装置1では、カバー12とベース11の隙間を塞ぐようなパッキン13が備えられている。このパッキン13は環状となるように取り付けられ、パッキン13で囲まれた部分に異物が侵入しにくいように構成されている。実施形態のパッキン13は防水性能のあるパッキン13であり、防塵性に加えて防水性も高められている。なお、実施形態では、パッキン13はベース11に備えられた溝に嵌るようにして取り付けられている。
実施形態の接点監視装置1は電線91を介して外部電気機器8と接続できるようにするため、電線91を導入可能な導入部11bを備えている(図3及び図4参照)。この電線91は中継基板30に接続され、外部電気機器8と中継基板30を電気的に接続される。なお、図4に示す例では、1つの外部電気機器8に接続する電線91が導入部11bから導入されているが、導入部11bは複数の外部電気機器8の電線91が導入されるものであっても良い。
ここで、実施形態の接点監視装置1を用いて外部電気機器8の接点を監視する方法の例について説明をする。接点監視装置1と外部電気機器8との間を電線91でつなぐことにより、接点監視装置1から外部電気機器8に電気を流すことができるルートと、外部電気機器8から接点監視装置1に電気を流すことができるルートが設定される。
外部電気機器8の接点が開いた状態では、接点監視装置1から外部電気機器8に向けて流す電流が接点監視装置1に戻ってくることはない(図5参照)。一方、外部電気機器8の接点が閉じた状態では、接点監視装置1から外部電気機器8に向けて流す電流が接点監視装置1に戻ってくる(図6参照)。したがって、外部電気機器8の接点の開閉の違いにより、外部電気機器8に出力される部分と外部電気機器8から入力される部分、すなわちバッテリとグランド間に電位差が生じていることになる。
中継基板30は、この電位差の変化を検出することができるようにしており、その検出結果より、外部電気機器8の接点が閉じているのか開いているのかを判定することができる。なお、実施形態では、電位差が所定値以上変化した際または所定値以上変化した後に、所定時間安定した電位差となったことを判定するチャタリング防止回路がマイコン内に形成されている。電位差が安定したことを確認した後で接点の開閉の判定を行うようにすれば、誤判定を抑制することができる。
ところで、電気機器の機械接点81は、使用することによって酸化被膜が形成される。この酸化被膜を破って通電するためには、機械接点81に十分な電流・電圧を印加すればよい。一方、通電後はそこまで大きな電流を流したりする必要はない。そこで、実施形態の接点監視装置1では、通電後に接点に流れる電流を低減させるようにしている。
このようなことを可能とするため、実施形態の接点監視装置1では、バッテリBaの出力側に電界効果トランジスタ(FET)及び複数の抵抗を備えた電流制限装置20が設けられている(図7参照)。より詳しくは、バッテリBaに対して直列となるように、第一の抵抗21と第二の抵抗22が直列接続されている。また、第二の抵抗22をまたぐように電界効果トランジスタ23のソース(S)とドレイン(D)が接続されている。これは、電界効果トランジスタ23の動作制御をすることで、バッテリBaから送られる電流が第二の抵抗22を通過するかしないかを選択できるようにするためである。なお、第二の抵抗22は第一の抵抗21よりも大きい抵抗としている。
なお、本実施形態は、電流制限装置20の構成として電界効果トランジスタを利用している。電界効果トランジスタはゲート(G)に電圧を印加させることで、ソース(S)とドレイン(D)間の導通を決定することができる。より具体的には、本実施形態ではPチャネル型FETを利用しており、ゲート(G)への電圧の印加の有無で主に第一の抵抗21とトランジスタ23を通過する第1の状態と、主に第一の抵抗21と第二の抵抗22を通過する第2の状態とを切り替えることができるようにしている。
なお、電界効果トランジスタの代わりとしてハイポーラトランジスタなども利用できる。その場合、電流を流すことによって、コレクタエミッタ間の導通の可否を選択することができる。しかし、電界効果トランジスタを動作させるためのバッテリBaの消費電流の方が、ハイポーラトランジスタを動作させるためのバッテリBaの消費電流よりも小さくすることができるため、電界効果トランジスタを用いる方が好ましい。
このようなことから理解されるように、電流制限装置20には、第一の抵抗21と、第一の抵抗21より高い抵抗となる第二の抵抗22と、トランジスタ23を備え、第一の抵抗21と第二の抵抗22は直列となるように接続され、トランジスタ23と第二の抵抗22は並列となるように接続され、中継基板30からの出力によりトランジスタ23に電圧を印加するか電流を流すことにより、第一の抵抗21を流れる電流が主にトランジスタ23を通って機械接点81に通電する状態から、第一の抵抗を流れる電流が主に第二の抵抗22を通って機械接点81に通電する状態に切り替えることが可能な構成とすることが好ましい。
トランジスタ23に電界効果トランジスタを用いる構成とすると、例えば、次のような動きをさせることができる。電界効果トランジスタは通常、ソース(S)とドレイン(D)間が接続されているため、バッテリBaから流れる電流は第一の抵抗21を経由した後、主に第二の抵抗22ではなくトランジスタ23を経由する。このため図7に示すように、バッテリBaの電圧を1.5V、第一の抵抗21の抵抗値を10Ω、第二の抵抗22の抵抗値を100000Ωとした場合、通常、機械接点81には150mAの電流が流れる。
一方、電界効果トランジスタに電圧が印加されると、ソース(S)とドレイン(D)間に電流が流れなくなるため、バッテリBaから流れる電流は主に第一の抵抗21と第二の抵抗22の双方を経由する。このため図7に示すように、バッテリBaの電圧を1.5V、第一の抵抗21の抵抗値を10Ω、第二の抵抗22の抵抗値を100000Ωとした場合、電界効果トランジスタに電圧が印加されると、機械接点81には15μAの電流が流れる。
ここで、接点を開いている状態から閉じた状態とした結果、電流の流れる経路が変更になるまでの流れについて説明をする。図8の(1)に示すことから理解されるように、外部電気機器8の接点が開いている状態では、接点監視装置1のバッテリBaから外部電気機器8に電流が流されることはない。しかし、外部電気機器8の接点が閉じたら主に第二の抵抗22を経由しないルートで電流が流れるように待機している。
図8の(2)に示すことから理解されるように、外部電気機器8の機械接点81が閉じた直後は、待機していたルートで電流が流れるため、比較的大きめな電流を流すことができ、機械接点81をクリーニングすることができる。その後、機械接点81を閉じたことにより生じた電位差の変化を継続して検出したら、中継基板30から電界効果トランジスタに電圧を印加する(図8の(3)参照)。電界効果トランジスタへの電圧の印加により、電界効果トランジスタを動かし、主に第二の抵抗22を経由するルートで電流が流れるようにする(図8の(4)参照)。これにより機械接点81に流れる電流値を低下させることができる。
ここまでは、一つの接点監視装置1に対して一つの外部電気機器8を接続した例を説明しているが、一つの接点監視装置1に対して複数の外部電気機器8を接続しても良い。図9に示す例では、四つの外部電気機器8を接続している。なお、図9では接点監視装置1が四つのバッテリBaを備えているように見えるが、実際は一つのバッテリBaである。一つのバッテリBaから複数の外部電気機器8の接点に電流を流す構成とする場合、より一層、流す電流の制限は重要である。つまり、中継基板30に複数の外部電気機器8を接続可能な構成とするのは、より好ましい構成になるといえる。
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、バッテリは、直列接続で複数個装着されるものとしても良い。また、多数の外部電気機器を接続する構成とする場合は、バッテリを装着する個所によって、そのバッテリが電気を供給できる外部電気機器が異なるようにすることも可能である。
1 接点監視装置
8 外部電気機器
11a バッテリ装着部
20 電流制限装置
21 第一の抵抗
22 第二の抵抗
23 トランジスタ
30 中継基板
81 機械接点

Claims (4)

  1. 接続される外部電気機器の機械接点の状態を監視するために用いられる接点監視装置であって、
    接点監視装置に電源を供給するとともに、外部電気機器の機械接点に電流を流すために用いられるバッテリを装着可能なバッテリ装着部と、
    バッテリから外部電気機器の機械接点に流される負荷電流を低減させることが可能な電流制限装置と、
    外部電気機器の機械接点が閉じたか否かを判定可能な信号が入力される中継基板と、
    を備え、
    前記中継基板は、入力された信号から外部電気機器の機械接点が閉じたと判定できる場合であって、前記機械接点が閉じた直後に前記機械接点の酸化被膜を除去するために十分な電流を流した後に、電流制限装置を動作させるように出力し、
    前記中継基板からの出力をうけた電流制限装置は、バッテリから外部電気機器の機械接点に流す負荷電流を低減させるように動作する接点監視装置。
  2. 電流制限装置には、第一の抵抗と、第一の抵抗より高い抵抗となる第二の抵抗と、トランジスタを備え、
    第一の抵抗と第二の抵抗は直列となるように接続され、
    トランジスタと第二の抵抗は並列となるように接続され、
    中継基板からの出力によりトランジスタに電圧を印加するか電流を流すことにより、
    第一の抵抗を流れる電流が主にトランジスタを通って機械接点に通電する状態から、
    第一の抵抗を流れる電流が主に第二の抵抗を通って機械接点に通電する状態に切り替えることが可能な請求項1に記載の接点監視装置。
  3. トランジスタは、電圧を印加することで動作させる電界効果トランジスタである請求項2に記載の接点監視装置。
  4. 中継基板に複数の外部電気機器を接続可能な請求項1から3の何れかに記載の接点監視装置。
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