以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<1.本発明の一実施形態による情報処理装置1000の概要>
本発明の実施形態は、ユーザの操作により、商品購入時の会計処理を受け付ける多様な情報処理装置に適用され得る。多様な情報処理装置として、例えば、スーパーマーケットまたはドラッグストア等の小売店において用いられるセルフレジまたはセルフ精算機等が挙げられる。あるいは、上記情報処理装置は、スマートフォン、携帯電話、または、パーソナルコンピュータ等であってもよい。本明細書では、主に本発明の実施形態の適用先が、スーパーマーケット等の小売店において用いられるセルフ精算機に適用される例を説明するが、本発明の実施形態の適用先が小売店において用いられるセルフ精算機に限定されないことは上述した通りである。以下では、まず、本発明の実施形態における、情報処理装置1000の概要を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による情報処理装置1000の概要を説明する説明図である。情報処理装置1000は、スーパーマーケット等で商品を購入しようとするユーザの操作に基づいて、金銭の取引を実行する顧客操作型端末である。情報処理装置1000は、例えば、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、ホテル、ショッピングセンター、病院、アミューズメントパーク、飲食店などの多様な施設に設置されてもよい。なお、情報処理装置1000のユーザは、必ずしも顧客自身でなくてもよく、施設のスタッフ(例えば、小売店の店員)などであってもよい。
情報処理装置1000は、ユーザの操作に基づいて、ユーザが購入したい商品の会計処理を行う機能を有する。また、情報処理装置1000は、図1に図示しない、クレジットカード会社システム、または、各種電子マネー等の電子決済事業者のシステムと通信を行うことにより、決済を依頼する機能を有する。このような情報処理装置1000は、図1に示したように、操作表示部1040、バーコードリーダ1050、非接触型IC(Integrated Circuit)カードリーダ1060、接触型ICカードリーダ1070、キー操作部1080、印刷部1090、および、自動釣銭機1100を備える。これらの構成の詳細な説明は、<2.機能構成例>の項にて詳細に説明する。
(課題の整理)
ここで、従来のセルフ精算機では、一度の会計手続において、現金、電子マネー、クレジットカード等の決済手段のうち、いずれか1つの決済手段が選択されて会計処理が行われる。そのため、例えばユーザが商品ごとに決済手段を分けたい場合には、決済手段毎に別々に会計手続を行う手間が発生していた。このような場合の一例として、ユーザが電子マネーで支払を行いたいと考えたが、商品の合計金額が電子マネーの残高または利用限度額を上回るために、電子マネーとその他の決済手段を併用して会計を行わざるを得なくなる場合が考えられる。または、ユーザが他の依頼者から現金を預かってある商品の購入を依頼され、当該商品とユーザ自身が購入したい商品を一度に会計し、商品ごとに決済手段を分けたいような場合等も考えられる。
そこで、本発明は、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本発明の実施形態によれば、会計時におけるユーザの利便性を向上させることが可能である。以下、このような本発明の一実施形態による情報処理装置1000の機能構成例および動作を、順次詳細に説明する。
<2.機能構成例>
図2は、本実施形態による情報処理装置1000の機能構成例を示すブロック図である。情報処理装置1000は、ユーザの操作に基づいて、商品情報およびユーザが会計に利用する決済手段情報を読み取り、会計処理を行う機能を有する。図2に示したように、本実施形態による情報処理装置1000は、通信部1010、制御部1020、記憶部1030、操作表示部1040、バーコードリーダ1050、非接触型ICカードリーダ1060、接触型ICカードリーダ1070、キー操作部1080、印刷部1090、および、自動釣銭機1100を有する。
(通信部1010)
通信部1010は、制御部1020の制御に従って他の装置と通信を行う機能を有する。通信部1010は、例えば、インターネットなどの通信網に接続するためのデバイス等で構成された通信インターフェースにより実現される。また、通信部1010は、通信部1010は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であってもよいし、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。例えば、通信部1010は、非接触型ICカードリーダ1060または接触型ICカードリーダ1070により読み取りが行われた決済手段の種別に応じて、クレジットカード会社システムまたは電子決済事業者のシステムと通信を行うことにより、決済依頼を送信する機能を有する。
(制御部1020)
制御部1020は、情報処理装置1000の動作全般を制御する機能を有する。制御部1020は、CPU(Central Processing Unit)またはGPU(Graphics Processing Unit)などの演算装置を含み、ROM(Read Only Memory)により記憶されているプログラムがRAM(Random Access Memory)に展開されて上記演算装置により実行されることにより、その機能が実現され得る。このとき、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。あるいは、これらのブロックは、専用のハードウェアにより構成されてもよいし、複数のハードウェアの組合せにより実現されてもよい。
ここで、図3は、本実施形態による情報処理装置1000の制御部1020が有する機能の機能構成例を説明するブロック図である。図3に示したように、制御部1020は、取得部1022、決済制御部1024、決済処理部1026、および、表示制御部1028としての機能を有する。
(取得部1022)
取得部1022は、操作表示部1040およびキー操作部1080から、操作表示部1040およびキー操作部1080において検出されたユーザの操作の検出結果を取得する機能を有する。例えば、取得部1022は、操作表示部1040において行われる、ユーザによる商品ごとの決済手段の選択操作の検出結果を、操作表示部1040から取得する。または、取得部1022は、キー操作部1080において入力されたクレジットカード決済に用いられる暗証番号の入力値を、キー操作部1080から取得する。
また、取得部1022は、バーコードリーダ1050等によって取得された商品情報を取得する機能を有する。商品情報は、各商品の名称、金額情報、および、商品の種類を含んでいてよい。取得部1022は、取得した商品情報を決済制御部1024および表示制御部1028に供給する。
さらに、取得部1022は、非接触型ICカードリーダ1060および接触型ICカードリーダ1070から、非接触型ICカードリーダ1060および接触型ICカードリーダ1070が読み取った決済手段情報を取得する機能を有する。決済手段情報は、上述したように、非接触型ICカードリーダ1060または接触型ICカードリーダ1070が読み取ったクレジットカードまたは電子マネー等の決済手段による決済に用いられる各種情報である。例えば決済手段情報は、氏名情報および決済手段の種別を少なくとも含む。また、接触型ICカードリーダ1070がクレジットカードから決済手段情報を読み取った場合には、決済手段情報は、さらにクレジットカード番号および有効期限を示す情報を含んでいてよい。または、非接触型ICカードリーダ1060が電子マネーに係る決済手段情報を読み取った場合には、決済手段情報は、さらに当該電子マネーの残高情報または利用限度額を示す情報を含んでいてよい。利用限度額は、例えば、電子マネーの1日の利用限度額であってもよいし、1週間または1か月など、所定の期間における利用限度額であってもよい。
(決済制御部1024)
決済制御部1024は、取得部1022から取得した商品情報に基づいて、ユーザにより登録された1以上の商品ごとに、複数の決済手段のうち1の決済手段を選択する機能を有する。さらに、決済制御部1024は、取得部1022から取得した各商品の金額情報に基づいて、決済手段ごとに選択した商品の金額の決済処理を、決済処理部1026に行わせる制御を行う。このとき、上記決済手段は、互いに種類が異なる2以上の決済手段を含むことが出来る。例えば、決済手段は、現金決済、クレジットカード決済、または、電子マネー決済のうちの1つであってもよく、2つ以上の組合せであってもよい。現金決済、クレジットカード決済、または、電子マネー決済は、第一の決済手段または第二の決済手段の一例である。
決済手段選択の一例として、決済制御部1024は、操作表示部1040において検出されるユーザの選択操作に基づいて、上記1以上の商品ごとに決済手段を選択する。より具体的には、例えば1以上の商品が商品Aおよび商品Bの2つの商品であった場合、かつ、商品Aの決済手段として現金決済を選択する操作がユーザによって入力され、商品Bの決済手段として電子マネー決済を選択する操作がユーザによって入力された場合を想定する。かかる場合、決済制御部1024は、操作表示部1040において検出されたユーザの選択操作に基づいて、商品Aの決済手段に現金決済を選択し、商品Bの決済手段に電子マネー決済を選択する。
例えば、情報処理装置1000のユーザは、操作表示部1040に表示される、商品ごとの決済手段の選択操作を受け付ける決済手段選択画面において、商品ごとの決済手段を選択することが出来る。このような決済手段選択画面およびユーザの選択操作の詳細は、後に動作例の中で詳細に説明する。
決済手段選択の他の一例として、決済制御部1024は、取得部1022から取得した商品情報に含まれる金額情報または商品の種類に基づいて、登録された1以上の商品ごとの決済手段を自動選択してもよい。このとき、決済制御部1024は、取得部1022から取得した、非接触型ICカードリーダ1060により読み取られた決済手段情報に含まれる残高情報に基づいて、上記1以上の商品ごとの決済手段を自動選択してもよい。例えば、決済制御部1024は、商品の金額が非接触型ICカードリーダ1060により読み取られた決済手段情報に係る電子マネーの残高の範囲内におさまる商品を特定し、当該商品の決済手段に電子マネーを選択してもよい。このような決済制御部1024による商品ごとの決済手段の選択については、後に動作例の中でより詳細に説明する。
(決済処理部1026)
決済処理部1026は、決済制御部1024の制御に従って、各決済手段の決済処理を行う機能を有する。例えば、決済処理部1026は、通信部1010を介してクレジットカード会社または電子決済事業者のシステムに決済依頼を送信することにより、各決済手段の決済処理を行う。また、決済処理部1026は、上記クレジットカード会社または電子決済事業者のシステムから、通信部1010を介して決済の結果を受信し、決済制御部1024に供給する。または、決済制御部1024は、自動釣銭機1100の動作を制御することにより、現金による決済の決済処理を行ってもよい。
(表示制御部1028)
表示制御部1028は、操作表示部1040に出力させる各種画面を生成する機能を有する。また、表示制御部1028は、生成した画面を操作表示部1040に出力することにより、生成した画面の操作表示部1040による表示を制御する。例えば、表示制御部1028は、操作表示部1040に、決済手段選択画面を表示させる。または、表示制御部1028は、取得部1022から取得した商品情報に基づいて、バーコードリーダ1050が読み取った商品の一覧画面を生成し、ユーザが視認可能な態様で操作表示部1040に表示させる。
(記憶部1030)
記憶部1030は、制御部1020が使用するプログラムおよび演算パラメータ等を記憶する。また、記憶部1030は、制御部1020の実行において使用するプログラム、および、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶してもよい。このような記憶部1030は、RAM、ハードディスクドライブまたフラッシュメモリ等のメモリによって構成されてよい。
(操作表示部1040)
操作表示部1040は、上述したように、ユーザによる操作の誘導画面を表示する表示部の機能、および、ユーザによる操作を検出する操作検出機能を兼ね備える。表示部の機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作検出機能は例えばタッチパネルにより実現され、ユーザにより情報が入力される入力部の機能が含まれていてもよい。なお、図1においては表示部の機能および操作検出機能が情報処理装置1000において一体的に構成される例を示しているが、表示部の機能および操作検出機能は分離して構成されていてもよい。このような操作表示部1040は、出力部の一例である。
(バーコードリーダ1050)
バーコードリーダ1050は、上述したように、ユーザによりバーコードリーダ1050にかざされた商品のバーコードを読み取り、読み取ったバーコードに基づいて商品情報を取得する機能を有する。商品情報は、例えば、当該商品の名称、金額情報、および種類を含んでいてもよい。情報処理装置1000のユーザは、商品に付されたバーコードをバーコードリーダ1050にかざすことにより、購入したい商品に関する商品情報を情報処理装置1000に登録することが出来る。ここでは、商品情報が、バーコード自体に含まれている場合を主に想定する。しかし商品情報の取得はこれに限らず、バーコードには、商品を識別するための商品コードが含まれており、バーコードリーダ1050は、商品コードを制御部1020に出力し、制御部1020が、商品コードに基づいて、商品コードに対応する商品情報をマスタ情報から取得してもよい。または、商品情報の取得は商品に取り付けられたRF(Radio Frequency)タグに記憶された商品情報を読み取ることが可能なRFID(Radio Frequency IDentifier)リーダにより実現されてもよい。バーコードリーダ1050は、読み取った商品情報を制御部1020に供給する。または、商品情報の取得は、操作表示部1040に表示された複数の商品の中からユーザにより選択された商品の商品コードに基づいて、制御部1020が、当該商品コードに対応する商品情報をマスタ情報から取得することにより実現されてもよい。または、商品情報の取得は、後述するキー操作部1080でユーザにより入力された商品コードに基づいて、制御部1020がマスタ情報から商品コードに対応する商品情報を取得することにより実現されてもよい。商品情報のうち商品金額の取得は、キー操作部1080においてユーザにより入力された商品金額を制御部1020が取得することにより実現されてもよい。
(非接触型ICカードリーダ1060)
非接触型ICカードリーダ1060は、非接触型ICカードリーダ1060にかざされたプリペイド電子マネー等のICカードから、当該ICカードによる決済処理に必要な決済手段情報を読み取る。決済手段情報は、例えば、氏名情報、決済手段の種別、および残高情報を含んでいてもよい。また、非接触型ICカードリーダ1060は、ICカードの他に、スマートフォンまたはスマートデバイス等と近距離無線通信によって通信を行うことにより、当該スマートフォンまたはスマートデバイスから決済手段情報を読み取ってもよい。非接触型ICカードリーダ1060は、読み取った決済手段情報を制御部1020に供給する。
(接触型ICカードリーダ1070)
接触型ICカードリーダ1070は、カード挿入口を有し、ユーザにより当該カード挿入口に挿入されたクレジットカードに記録された決済手段情報を読み取る機能を有する。接触型ICカードリーダ1070は、読み取った決済手段情報を制御部1020に供給する。
(キー操作部1080)
キー操作部1080は、ユーザによる入力操作を受け付ける機能を有する。キー操作部1080は、図1に示した例では、0~9の数字に対応したテンキーである。または、キー操作部1080は、文字入力に対応したハードウェアキーボードにより実現されてもよいし、タッチパネルにより実現されてもよい。例えば、ユーザはキー操作部1080を操作することにより、クレジットカード決済に必要な暗証番号を情報処理装置1000に入力することが出来る。
(印刷部1090)
印刷部1090は、会計処理の終了時に媒体(例えば、印刷用紙など)に取引内容などを印字し、印字後の媒体をレシートとして出力する。
(自動釣銭機1100)
自動釣銭機1100は、紙幣釣銭機1102および硬貨釣銭機1104により構成され、決済処理部1026の制御に従って、ユーザからの現金の入金、および、ユーザへの釣銭の払出しを行う。紙幣釣銭機1102は、ユーザによる紙幣の入金口および出金口である紙幣入出金口1102aを含む。また、硬貨釣銭機1104は図1に示すように、ユーザによる硬貨の入金口である硬貨入金口1104a、ユーザへの硬貨の出金口である硬貨出金口1104b、およびリジェクト硬貨を排出する硬貨リジェクト口1104cを含む。
また、自動釣銭機1100は、図示しない釣銭制御部を備えていてもよい。釣銭制御部は、紙幣釣銭機1102および硬貨釣銭機1104に投入された現金の計数を行う機能を有する。また、釣銭制御部は、当該計数結果を、決済処理部1026に出力する。このような釣銭制御部は、CPUなどの演算装置を含み、ROMにより記憶されているプログラムがRAMに展開されて実行されることにより、その機能が実現され得る。このとき、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。あるいは、これらのブロックは、専用のハードウェアにより構成されてもよいし、複数のハードウェアの組合せにより実現されてもよい。
以上、図2および図3を参照して、本実施形態による情報処理装置1000の機能構成例を説明した。続いて、図4~図27を参照して、本実施形態による情報処理装置1000の動作例および画面例を説明する。
<3.動作例>
図4は、本実施形態による情報処理システムの動作例の前半部を説明するフローチャート図である。まず、情報処理装置1000の表示制御部1028は、バーコードリーダ1050が取得した商品情報に基づいて、商品登録画面を生成して操作表示部1040に表示させる(S101)。ユーザは、当該商品登録画面に表示される案内に従って、商品に付されたバーコードをバーコードリーダ1050に読み取らせることにより、購入したい商品の商品情報を情報処理装置1000に登録することが出来る。表示制御部1028は、登録された商品情報に基づいて、上記商品登録画面を生成して操作表示部1040に表示させる。商品登録画面には、例えば商品名称、数量、金額等の情報が表示される。ユーザは、商品登録画面を確認しながら、商品情報の登録作業を行うことが出来る。
図5は、操作表示部1040に表示される商品登録画面の一例を示す説明図である。図5に示したように、商品登録画面D1は、「商品のバーコードをスキャンして下さい」という案内文言、および、商品一覧表T1を含む。
商品一覧表T1には、1列目から右側に向かって順に、番号、商品名、数量および金額の項目が含まれる。また、当該表の最下行には、合計金額が示されている。図5に示した例では、未だユーザによる商品情報の登録が行われていない状態であるため、商品一覧表T1の商品名、数量、金額および合計金額欄に何も表示されていないことが理解される。
次に、ユーザは、購入したい商品に付されたバーコードをバーコードリーダ1050にかざすことにより、上記商品の商品情報を情報処理装置1000に登録する(S102)。このとき、バーコードリーダ1050は、バーコードを読み取って商品情報を取得すると、都度、当該商品情報を制御部1020に供給する。さらに制御部1020の取得部1022は、バーコードリーダ1050から取得した当該商品情報を表示制御部1028に供給する。表示制御部1028は、当該商品情報に含まれる商品名および金額情報に基づいて、商品登録画面の表示を更新する。例えば、表示制御部1028は、登録された各商品の商品名、数量、金額を商品登録画面に表示させる。さらに、表示制御部1028は、登録された全ての商品の合計金額を算出し、当該合計金額を商品登録画面の合計金額欄に表示させる。
本動作例では、S102において、商品A、商品B、商品C、商品D、および商品Eの5つの商品に付されたバーコードを、バーコードリーダ1050が読み取ったものとする。
図6は、商品情報が登録された後に表示制御部1028により更新された商品登録画面の一例を示す説明図である。図6に示したように、商品登録画面D2では、商品登録画面D1と比較して、商品一覧表T1に、番号1~5までの5つの商品名、数量、および金額が表示されたことが理解される。また、商品一覧表T1の最下行には、登録された商品A~商品Eの5つの商品の合計金額が表示されたことが理解される。
また、図6に示した商品登録画面D2には、商品登録画面D1と比較して、戻るボタンB1および精算ボタンB2が表示されたことが理解される。表示制御部1028は、1以上の商品が登録された状態になると、商品登録画面上に戻るボタンB1および精算ボタンB2を表示する。操作表示部1040において戻るボタンB1の押下が検出された場合には、表示制御部1028は、操作表示部1040に表示させる画面を、いずれの商品も登録されていない状態の画面である商品登録画面D1に遷移させる。
表示制御部1028は、操作表示部1040において精算ボタンB2の押下が検出されるまで、ユーザにより登録された商品情報を、商品登録画面に反映させる制御を継続する(S103/NO)。
操作表示部1040において精算ボタンB2の押下が検出されると(S103/YES)、表示制御部1028は、操作表示部1040に表示させる画面を、ユーザによる一括精算または分割精算の選択操作を受け付ける、精算方法選択画面へ遷移させる(S104)。
図7は、操作表示部1040に表示される精算方法選択画面の一例を示す説明図である。図7に示したように、精算方法選択画面D3は、案内文言M1、金額表示M2、一括精算ボタンB3、および、分割精算ボタンB4を含む。
案内文言M1は、ユーザに一括精算か分割精算のいずれかを選択する操作を促す案内文言である。また、金額表示M2は、商品登録画面D2で示されていた合計金額(3,597円)と、商品情報が登録された商品の合計数量(5点)を示していることが理解される。
精算方法選択画面D3に示した一括精算ボタンB3が押下されたことが操作表示部1040において検出された場合(S105/YES(一括))、表示制御部1028は、操作表示部1040に表示させる画面を、登録済みの商品の全てを1の決済手段で精算するための画面に遷移させる制御を行う。この場合、本実施形態による情報処理システムは、図30に示したフローチャートF5に進み、一括精算による会計処理を行う。本明細書において、一括精算とは、商品情報が登録された全ての商品について、情報処理装置1000により、同一の1の決済手段により決済処理が行われることを指す。例えば、一括精算が選択された場合、情報処理装置1000に商品情報が登録された商品A~商品Eの5つすべてについて、情報処理装置1000が現金決済での決済処理を行う。このように、S105において一括精算が選択された場合の動作例は、後に詳細に説明する。
精算方法選択画面D3に示した分割精算ボタンB4が押下されたことが操作表示部1040において検出された場合(S105/NO(分割))、表示制御部1028は、操作表示部1040に表示させる画面を、分割精算方法選択画面に遷移させる(S106)。なお、本明細書において、分割精算とは、商品情報が登録された商品について、決済制御部1024が、商品ごとに複数の決済手段の中からいずれか一つの決済手段を選択すること、および、決済手段ごとに選択された商品の金額情報に基づいて、決済制御部1024が決済処理部1026に決済処理を行わせることを指す。例えば、分割精算が選択された場合、情報処理装置1000は、商品情報が登録された商品A~商品Eの5つのうち、商品A~商品Cについては現金決済を選択し、商品Dおよび商品Eについてはその他の決済手段(例えば、電子マネー)を選択してもよい。
図8は、操作表示部1040に表示される分割精算方法選択画面の一例を示す説明図である。図8に示したように、分割精算方法選択画面D4は、案内文言M3、現金と電子マネーボタンB5、および、現金とクレジットボタンB6を含む。なお、クレジットボタンはクレジットカードボタンとも換言され得る。
案内文言M3は、ユーザに対して、分割精算に用いる決済手段を選択するよう促す案内文言である。なお、本明細書および図面において、操作表示部1040に表示される画面例上においては、決済手段を支払方法と称する場合もある。例えば図8に示した例では、案内文言M3として、「分割精算のお支払方法を選択して下さい。」という文言が表示される。
このような分割精算方法選択画面D4では、ユーザは、決済に用いたい2以上の決済手段を選ぶことが出来る。本動作例では、図8に示したように、ユーザは現金および電子マネーの組合せによる決済、または、現金とクレジットの組合せによる決済のいずれかを選択できるものとする。
現金と電子マネーボタンB5が押下されると(S107/A:現金と電子マネー)、本実施形態による情報処理システムは、図9に示したフローチャートF1に進む。または、現金とクレジットボタンB6が押下されると(S107/B:現金とクレジット)、本実施形態による情報処理システムは、図20に示したフローチャートF3に進む。フローチャートF1、および、フローチャートF3のそれぞれに進んだ場合の本情報処理システムの動作は、後に順に説明する。
以上、図4を参照して、本実施形態による情報処理システムの動作例の前半部を説明した。続いて、上記説明したS105またはS107における分岐に応じて、本実施形態による情報処理システムの動作例の後半部を説明する。
(A:現金と電子マネーによる分割精算時の動作例)
続いて、図9および図10を参照して、本実施形態による情報処理システムの動作例の第一の後半部を説明する。本動作例は、図4に示したフローチャートのS107において、ユーザにより分割精算の支払方法として現金と電子マネーが選択された場合(S107/A(現金と電子マネー))の動作例である。
図9は、本実施形態による情報処理システムの、分割精算時の第一の動作例を説明する1つめのフローチャート図である。また、図10は、本実施形態による情報処理システムの、分割精算時の第一の動作例を説明する2つめのフローチャート図である。まず、図9に示したように、表示制御部1028は、操作表示部1040に、ユーザに対して利用したい電子マネーに係るICカードを非接触型ICカードリーダ1060に読み取らせるよう誘導する画面を表示させる(S109)。情報処理装置1000は、非接触型ICカードリーダ1060が、ICカードから、当該ICカードによる決済処理に必要な決済手段情報を読み取るまで待機する(S110/NO)。
非接触型ICカードリーダ1060がICカードから決済手段情報を読み取ると(S110/YES)、表示制御部1028は、ユーザによる商品ごとの決済手段の選択操作を受け付ける決済手段選択画面を生成する。表示制御部1028は、当該決済手段選択画面を、操作表示部1040に表示させる(S111)。このとき、電子マネーは第一の決済手段の一例である。また、現金は、第二の決済手段の一例である。
図11は、操作表示部1040に表示される決済手段選択画面の一例を示す説明図である。図11に示したように、決済手段選択画面D5は、商品一覧表T2、現金会計金額表示M4、電子マネー会計金額表示M5、残高表示M6、および戻るボタンB7を含む。
商品一覧表T2は、図11に示したように、番号、商品名、数量、金額、および、お支払方法を含む。なお、図11において、番号、商品名、数量、および金額については、上記で図6を参照して説明した商品一覧表T1の同項目と同一の内容であるので、ここでの詳細な説明を省略する。
商品一覧表T2には、図6に示す商品一覧表T1と比較して、最右列の2列に、新たにお支払方法が表示されていることが理解される。お支払方法とは、各商品の決済手段を指す。図11に示した例では、お支払方法には、番号1~5の商品ごとに、現金ボタンおよび電子マネーボタンが表示される。ユーザは、操作表示部1040において表示されている商品一覧表T2の現金ボタン、または、電子マネーボタンを押下することで、各商品の決済手段に、現金または電子マネーのいずれかを選択することが出来る。図11に示した例では、いずれの商品についても未だ決済手段が選択されていない状態である。
現金会計金額表示M4は、商品一覧表T2において決済手段として現金が選択された商品の合計金額を示す表示である。表示制御部1028は、いずれかの商品について現金ボタンが押下されたことが操作表示部1040により検出されると、都度、現金を選択済の商品の金額の合計を算出し、現金会計金額表示M4の表示を当該合計の金額に更新する。図11に示した例では、未だいずれの商品にも現金が選択されていないので、現金会計金額表示M4は0円を示していることが理解される。
電子マネー会計金額表示M5は、商品一覧表T2において決済手段として電子マネーが選択された商品の合計金額を示す表示である。表示制御部1028は、いずれかの商品について電子マネーボタンが押下されたことが操作表示部1040に検出されると、都度、電子マネーを選択済の商品の金額の合計(第一の合計金額)を算出する。そして、表示制御部1028は、電子マネー会計金額表示M5の表示を当該合計の金額に更新する。図11に示した例では、未だいずれの商品にも電子マネーが選択されていないので、電子マネー会計金額表示M5は0円を示していることが理解される。
残高表示M6は、非接触型ICカードリーダ1060により取得された決済手段情報に係る決済手段に設定された決済可能額を示す表示である。本動作例では、残高表示M6は、電子マネーの残高を示す。表示制御部1028は、上記決済手段情報に含まれる残高情報に基づいて、決済手段選択画面D5内の残高表示M6の表示を生成する。図11に示した例では、残高表示M6は、電子マネーの残高が2,700円であることを示していることが理解される。
戻るボタンB7は、ユーザが各商品の決済手段の選択操作を取りやめて、前の表示画面に戻りたい場合に押下するボタンである。表示制御部1028は、戻るボタンB7が押下されると、操作表示部1040に表示させる画面を、図8に示した分割精算方法選択画面D4に遷移させるとともに、S106以降の処理を繰り返してもよい。または、表示制御部1028は、戻るボタンB7が押下された場合、操作表示部1040に表示させる画面を、図7に示した精算方法選択画面D3、または、図6に示した商品登録画面D2に遷移させてもよい。
ユーザは、決済手段選択画面D5のお支払方法に表示された現金ボタン、または、電子マネーボタンのいずれかを押下することにより、各商品の決済手段の選択操作を行う(S112)。本動作例では、ユーザにより、商品Aおよび商品Cの決済手段として電子マネーの選択操作が行われたものとする。また、ユーザにより、商品B、商品D、および商品Eの決済手段として現金の選択操作が行われたものとする。
図12は、ユーザにより全ての商品の決済手段が選択された後の決済手段選択画面の画面例を示す説明図である。図12に示したように、決済手段選択画面D6は、商品一覧表T2、現金会計金額表示M4、電子マネー会計金額表示M5、残高表示M6、戻るボタンB7、および、精算ボタンB8を含む。
図12に示したように、決済手段選択画面D6では、図11に示す決済手段選択画面D5と比較して、商品Aと商品Cのお支払方法の電子マネーボタンがハイライトされていることが理解される。また、商品B、商品D、および商品Eのお支払方法については、現金ボタンがハイライトされていることが理解される。
また、決済手段選択画面D6において、現金会計金額表示M4は954円を示している。従って、表示制御部1028により、決済手段として現金が選択された商品B、商品D、および、商品Eの金額の合計が算出され、当該合計が現金会計金額表示M4に表示されことが理解される。
また、決済手段選択画面D6において、電子マネー会計金額表示M5は2,643円を示している。従って、表示制御部1028により、決済手段として電子マネーが選択された商品A、および、商品Cの金額の合計が算出され、当該合計が電子マネー会計金額表示M5に表示されたことが理解される。なお、残高表示M6の表示は、決済手段選択画面D5における表示から不変である。
さらに、決済手段選択画面D6では、決済手段選択画面D5と比較して、精算ボタンB8が新たに表示されている。表示制御部1028は、商品一覧表T2に表示されているすべての商品について決済手段が選択済の状態となった場合に、決済手段選択画面D6上に精算ボタンB8を表示させる。
表示制御部1028は、操作表示部1040において決済手段選択画面D6の精算ボタンB8が押下されたことが検出されるまで、操作表示部1040の表示画面を次の画面に遷移させない(S113/NO)。
操作表示部1040において決済手段選択画面D6上の精算ボタンB8が押下されたことが検出されると(S113/YES)、操作表示部1040は、決済制御部1024に、ユーザによる各商品の決済手段の選択操作の検出結果を出力する。決済制御部1024は、出力されたユーザによる選択操作の検出結果に基づいて、商品情報が登録された1以上の商品ごとに、現金または電子マネーのうちのいずれかの決済手段を選択する。本動作例では、図12の決済手段選択画面D6に示したように、商品Aおよび商品Cの決済手段については、ユーザにより、電子マネーの選択操作が行われたことが検出される。また、商品B、商品D、および商品Eの決済手段については、ユーザにより、現金の選択操作が行われたことが検出される。従って、決済制御部1024は、商品Aおよび商品Cの決済手段に電子マネーを選択する。また、決済制御部1024は、商品B、商品D、および商品Eの決済手段に現金を選択する。
次に、決済制御部1024は、電子マネーが選択された商品の合計金額が利用限度額以内であるか否かを判定する。電子マネーが選択された商品の合計金額が利用限度額を上回ると判定された場合(S114/NO)、再度、S112およびS113の処理が行われる。このとき、決済制御部1024は、S114における判定の結果を表示制御部1028に出力する。表示制御部1028は、当該判定の結果に基づいて、操作表示部1040に表示させる画面の表示を更新してもよい。例えば、表示制御部1028は、決済手段選択画面D6内に、ユーザに対して商品の決済手段を選択しなおすよう促す誘導文言を表示する。例えば、表示制御部1028は、「電子マネーの利用限度額を上回っています。お支払方法を選択しなおして下さい」という文言を決済手段選択画面D6内に表示してもよい。
電子マネーが選択された商品の合計金額が利用限度額以内であると判定された場合(S114/YES)、決済制御部1024は、電子マネー残高が、電子マネーが選択された商品の合計金額以上であるかを判定する。電子マネー残高が、電子マネーが選択された商品の合計金額未満であると判定された場合(S115/NO)、再度、S112、S113、およびS114の処理が行われる。このとき、決済制御部1024は、S115における判定の結果を表示制御部1028に出力する。表示制御部1028は、当該判定の結果に基づいて、操作表示部1040に表示されている決済手段選択画面D6の画面の表示を更新してもよい。例えば、表示制御部1028は、「電子マネーの残高を上回っています。お支払方法を選択しなおして下さい」という文言を決済手段選択画面D6内に表示してもよい。
電子マネー残高が、電子マネーが選択された商品の合計金額以上であると判定された場合(S115/YES)、決済制御部1024は、各商品の金額情報に基づいて、現金または電子マネーの決済手段ごとに選択した商品の金額の決済処理を決済処理部1026に行わせる指示を出力する。同時に、決済制御部1024は、電子マネー残高が商品の合計金額以上であるとの判定の結果を、表示制御部1028に出力する。決済処理部1026は、上記指示に基づいて、自動釣銭機1100の動作を制御し、まず現金の決済処理を行う。また、表示制御部1028は、決済制御部1024から当該判定の結果が出力されると、現金投入画面を表示する(S116)。
図13は、操作表示部1040に表示される現金投入画面の一例を示す説明図である。図13に示したように、現金投入画面D7は、紙幣入出金口1102aおよび硬貨入金口1104aの位置を強調した態様の情報処理装置1000の模式図を含んでいてもよい。このような模式図により、ユーザは、現金をどこに投入すればよいかを視覚的に理解することが出来る。
また、現金投入画面D7は、現金会計金額表示M7を含む。現金会計金額表示M7には、決済手段選択画面D6において表示されていた現金会計金額表示M4の金額(954円)が表示されていることが理解される。
自動釣銭機1100は、決済処理部1026の制御に従い、現金が投入されるまで待機する(S117/NO)。紙幣入出金口1102aおよび硬貨入金口1104aにおいて現金が投入されたことを検知すると、自動釣銭機1100は、投入された現金の計数を行い、計数結果を決済処理部1026および表示制御部1028に出力する。表示制御部1028は、当該計数結果に基づいて、現金投入画面上に、投入された現金の計数結果を示す預り金額を表示する(S118)。
決済処理部1026および表示制御部1028は、預り金額が、現金会計金額表示M7に示した現金会計金額未満である場合(S119/NO)、預り金額が現金会計金額以上となるまで、S117およびS118の処理を繰り返す。表示制御部1028は、預り金額が、現金会計金額表示M7に示した現金会計金額以上である場合(S119/YES)、現金投入画面上に、確定ボタンを表示する(S120)。
ここで、図14は、現金投入後に操作表示部1040に表示される画面の一例を示す説明図である。なお、図14において、現金会計金額表示M7は、上記で図13を参照して説明した通りであるのでここでの詳細な説明を省略する。
図14に示したように、現金投入画面D8は、預り金額表示M8、釣銭金額表示M9、および、確定ボタンB9を含む。預り金額表示M8は、表示制御部1028により、投入された現金の計数結果に基づいて表示される預り金額である。図14に示した例では、預り金額表示M8には、1,000円と表示されている。従って、ユーザにより、現金1,000円が投入されたことが理解される。
また、表示制御部1028は、預り金額が現金会計金額を上回る場合には、釣銭の金額を釣銭金額表示M9として表示する。図14に示した例では、現金会計金額954円に対して現金1,000円が投入され、釣銭金額表示M9には46円と表示されていることが理解される。
確定ボタンB9は、預り金額が現金会計金額以上になると表示される。ユーザは、現金会計金額表示M7、預り金額表示M8、および釣銭金額表示M9に表示された内容を確認して、確定ボタンB9を押下する。
情報処理装置1000は、S120において表示された確定ボタンが押下されたことが、操作表示部1040により検出されるまで待機する(S121/NO)。確定ボタンが押下されたことが検出されると(S121/YES)、情報処理装置1000は、図10に示したフローチャートF2に進む。
図10に進んで説明を続ける。上記説明したS121において確定ボタンが押下されたことが検出されると(S121/YES)、決済処理部1026は、釣銭が有るか判定を行う。情報処理装置1000は、釣銭が無い場合(S122/NO)、S126へ進む。
釣銭が有る場合(S122/YES)、自動釣銭機1100は、決済処理部1026の制御に従って、紙幣入出金口1102aおよび硬貨出金口1104bから釣銭を出金する(S123)。表示制御部1028は、釣銭の出金と同時に、操作表示部1040に釣銭出金画面を表示させる(S124)。
図15は、操作表示部1040に表示される釣銭出金画面の一例を示す説明図である。図15に示したように、釣銭出金画面D9には、現金投入画面D8と比較して「おつりをお取り下さい」という文言が新たに表示される。また、釣銭出金画面D9には、図15に示したように、釣銭が出金される紙幣入出金口1102aおよび硬貨出金口1104bの両方またはいずれかを強調表示した態様の情報処理装置1000の模式図が含まれていてもよい。また、釣銭出金画面D9には、現金投入画面D8と同様に、現金会計金額、預り金額(お預り金額)、および、釣銭金額(おつり)が表示される。
自動釣銭機1100は、紙幣入出金口1102aおよび硬貨出金口1104bのいずれかまたは両方に、出金された釣銭の現金が残っていないことを検出すると、ユーザにより釣銭の受取が完了したと判定する。自動釣銭機1100は、釣銭の受取が完了したと判定されるまで待機する(S125/NO)。
自動釣銭機1100は、釣銭の受取が完了したと判定すると(S125/YES)、釣銭の受取が完了したことを決済処理部1026および表示制御部1028に通知する。決済処理部1026は、当該通知を受け取ると、決済制御部1024に、現金による決済処理が完了したことを通知する。
決済制御部1024は、表示制御部1028から現金による決済処理が完了したことの通知を受信すると、現金会計レシートを発行する(S126)。より具体的には、決済制御部1024は、現金会計金額、投入された現金の預り金額、および釣銭の金額等の、現金による取引内容の明細を現金会計レシートとして生成する。決済制御部1024は、生成した当該現金会計レシートを、印刷部1090に印刷させる。印刷部1090による現金会計レシートの印刷と同時に、表示制御部1028は、操作表示部1040にレシート発行画面を表示させる(S127)。
図16は、操作表示部1040に表示されるレシート発行画面の一例を示す説明図である。図16に示したように、レシート発行画面D10は、「レシートをお取り下さい」などのユーザへの案内文言を含んでいてもよい。また、レシート発行画面D10は、図16に示したように、レシートが排出される印刷部1090の位置を強調表示した態様の情報処理装置1000の模式図を含んでいてもよい。また、レシート発行画面D10には、釣銭出金画面D9と同様に、現金会計金額、預り金額(お預り金額)、および、釣銭の金額(おつり)が表示されていてもよい。
印刷部1090は、印刷したレシートがユーザにより受け取られたか否かを、レシートが印刷部1090の排出口に残っているか否かを検出することにより判定する。レシートがユーザにより受け取られたと判定されるまで、印刷部1090は待機する(S128/NO)。レシートがユーザにより受け取られたと判定されると(S128/YES)、印刷部1090は、決済制御部1024および表示制御部1028に通知する。表示制御部1028は、当該通知を受け取ると、操作表示部1040に、電子マネー精算画面を表示させる(S129)。
図17は、操作表示部1040に表示される電子マネー精算画面の一例を示す説明図である。図17に示したように、電子マネー精算画面D11は、電子マネーによって決済される金額の確認をユーザに促す案内文言を含む。図17に示した例では、「電子マネーの精算内容を確認して下さい」および「よろしければ確認ボタンを押して下さい」という文言が表示されていることが理解される。
また、電子マネー精算画面D11は、電子マネー会計金額表示M10、電子マネー種別表示M11、精算後残高表示M12、および、確認ボタンB10を含む。電子マネー会計金額表示M10には、フローチャートF1のS111において決済手段として電子マネーが選択された商品の合計金額が表示される。図17に示した例では、図12の決済手段選択画面D6において表示されていた電子マネー会計金額表示M5と同じ金額(2,643円)が、電子マネー会計金額表示M10に表示されていることが理解される。
電子マネー種別表示M11には、フローチャートF1のS110において非接触型ICカードリーダ1060が読み取った電子マネーに係る決済手段情報に基づいて、電子マネーの種別および会員番号等の識別情報が表示される。図17に示した例では、電子マネーの種別を示す「ABCマネー(電子マネー)」という文言と、会員番号が表示されていることが理解される。
精算後残高表示M12には、フローチャートF1のS110において非接触型ICカードリーダ1060が読み取った電子マネーにかかる残高情報に基づいて、当該電子マネーの精算前の残高と、精算後の残高が表示される。図17に示した例では、電子マネーの精算前の残高として、2,700円と表示されていることが理解される。また、電子マネーの精算後の残高として、精算前の残高(2,700円)から電子マネー会計金額(2,643円)を減算した金額(57円)が、精算後の残高として表示されていることが理解される。
ユーザは、電子マネー会計金額表示M10、電子マネー種別表示M11、および、精算後残高表示M12に表示された内容を確認して、確認ボタンB10を押下する。
決済処理部1026は、操作表示部1040において、電子マネー精算画面D11上に表示された確認ボタンB10が押下されたことが検出されるまで待機する(S130/NO)。操作表示部1040において確認ボタンB10が押下されたことが検出されると(S130/YES)、決済処理部1026は電子マネーによる決済処理を行う。より具体的には、決済処理部1026は、取得部1022により取得された電子マネーの決済手段情報に基づいて、当該電子マネーの決済事業者のシステムに、当該電子マネーによる決済依頼を送信する。決済処理部1026は、当該決済事業者のシステムから決済結果を受信すると、当該決済結果に基づいて、電子マネーの決済処理が完了したか否かを決済制御部1024に通知する。本動作例では、上記電子マネーによる決済が正常に完了したものとする。
決済制御部1024は、決済処理部1026から電子マネーの決済処理が完了したことを示す通知を受け取ると、電子マネー会計レシートを発行する(S131)。より具体的には、決済制御部1024は、電子マネー会計金額および電子マネーの精算後の残高等の、電子マネーによる取引内容の明細を、電子マネー会計レシートとして生成する。決済制御部1024は、生成した電子マネー会計レシートを、印刷部1090に印刷させる。印刷部1090による電子マネー会計レシートの印刷と同時に、表示制御部1028は、操作表示部1040にレシート発行画面を表示させる(S132)。
図18は、操作表示部1040に表示されるレシート発行画面の一例を示す説明図である。図18に示したように、レシート発行画面D12は、「レシートをお取り下さい」などのユーザへの案内文言を含んでいてもよい。また、レシート発行画面D12には、電子マネー精算画面D11と同様に、電子マネー会計金額、電子マネーの種別、電子マネーの精算前残高、および、電子マネーの精算後残高が表示されていてもよい。
図19は、決済制御部1024により発行されるレシートの一例を示す説明図である。図19に示した現金会計レシートR1および電子マネー会計レシートR2は、本実施形態による情報処理システムにおいて、現金および電子マネーを用いた分割精算が行われた場合に発行されるレシートである。
現金会計レシートR1は、上記説明したS126において発行される。図19に示したように、現金会計レシートR1は、情報処理装置1000が設置されている小売店等の名称および日時を表示していてもよい。また、現金会計レシートR1は、上記説明したS112において決済手段に現金が選択された商品の明細を含む。図19に示した例では、現金会計レシートR1には、商品B、商品Dおよび商品Eの3つの商品の名称、数量、および金額が表示されていることが理解される。さらに、当該明細の下部には、決済手段として現金が選択された商品の合計点数および合計金額が表示されていることが理解される。さらに、現金会計レシートR1の最下部には、現金の預り金額および釣銭金額が表示されていることが理解される。
電子マネー会計レシートR2は、上記説明したS131において発行される。図19に示したように、電子マネー会計レシートR2は、現金会計レシートR1と同様に、小売店頭の名称および日時を表示していてもよい。また、電子マネー会計レシートR2は上記説明したS112において決済手段に電子マネーが選択された商品の明細を含む。図19に示した例では、商品Aおよび商品Cの二つの商品の名称、数量、および金額が表示されていることが理解される。さらに、当該明細の下部には、決済手段として電子マネーが選択された商品の合計点数および合計金額が表示されていることが理解される。さらに、電子マネー会計レシートR2の最下部には、電子マネーの種別および会員番号等の識別情報と、電子マネー会計金額と、電子マネーの精算後の残高が表示されていることが理解される。
以上、図9および図10を参照して、図4に示したフローチャートのS107において、ユーザにより分割精算の支払方法として現金と電子マネーが選択された場合の動作例を説明した。
(B:現金とクレジットカードによる分割精算時の動作例)
続いて、図20および図21を参照して、本実施形態による情報処理システムの動作例の第二の後半部を説明する。本動作例は、図4に示したフローチャートのS107において、ユーザにより分割精算の支払方法として現金とクレジットカードが選択された場合(S107/B:現金とクレジット)の動作例である。
図20は、本実施形態による情報処理システムの、分割精算時の第二の動作例を説明する1つめのフローチャート図である。なお、図20において、S116~S128は、上記で図9および図10を参照して説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。また、図21は、本実施形態による情報処理システムの、分割精算時の第二の動作例を説明する2つめのフローチャート図である。
まず、図20に示したように、表示制御部1028は、決済手段選択画面を操作表示部1040に表示させる(S134)。
図22は、操作表示部1040に表示される決済手段選択画面の他の一例を示す説明図である。図22に示したように、決済手段選択画面D13は、商品一覧表T3、会計金額表示M13、および、戻るボタンB11を含む。
商品一覧表T3は、上記で図11を参照して説明した商品一覧表T2と同様に、番号、商品名、数量、金額、および、お支払方法を含む。また、図22に示した商品一覧表T3の項目のうち、番号、商品名、数量、および金額には、商品一覧表T2と同一の内容が表示されている。一方、お支払方法には、商品一覧表T2と異なり、現金ボタンおよびクレジットボタンが表示されていることが理解される。図22に示した例では、いずれの商品についても未だ決済手段が選択されていないことが理解される。
会計金額表示M13には、決済手段に現金またはクレジットカードが選択された商品の金額の合計が、それぞれ表示される。
戻るボタンB11は、ユーザが各商品の決済手段の選択操作を取りやめて、前の表示画面に戻りたい場合に押下するボタンである。表示制御部1028は、戻るボタンB11が押下されると、操作表示部1040に表示させる画面を、図8に示した分割精算方法選択画面D4に遷移させるとともに、S106以降の処理を繰り返してもよい。
ユーザは、決済手段選択画面D13のお支払方法に表示された現金ボタン、または、クレジットボタンのいずれかを押下することにより、各商品の決済手段の選択操作を行う(S135)。本動作例では、ユーザにより、商品Cにクレジットカードが選択されたものとする。また、ユーザにより、商品C以外の商品に、現金が選択されたものとする。
図23は、ユーザにより全ての商品の決済手段が選択された後の決済手段選択画面の画面例を示す説明図である。図23に示したように、決済手段選択画面D14では、決済手段選択画面D13の会計金額表示M13と比較して、現金会計金額表示M14およびクレジット会計金額表示M15の金額表示が更新されていることが理解される。また、決済手段選択画面D14は、決済手段選択画面D13と比較して、新たに精算ボタンB12を含む。表示制御部1028は、商品一覧表T3に表示されているすべての商品について決済手段が選択済の状態となった場合に、決済手段選択画面D14上に精算ボタンB12を表示させる。
表示制御部1028は、操作表示部1040において決済手段選択画面D14の精算ボタンB12が押下されたことが検出されるまで、操作表示部1040の表示画面を次の画面に遷移させない(S136/NO)。
操作表示部1040において決済手段選択画面D14上の精算ボタンB12が押下されたことが検出されると(S136/YES)、操作表示部1040は、決済制御部1024に、ユーザによる各商品の決済手段の選択操作の検出結果を出力する。決済制御部1024は、出力されたユーザによる選択操作の検出結果に基づいて、商品情報が登録された1以上の商品ごとに、現金またはクレジットカードのうちのいずれかの決済手段を選択する。本動作例では、図23の決済手段選択画面D14に示したように、商品Cの決済手段については、ユーザによるクレジットカードの選択操作が行われたことが、操作表示部1040により検出される。また、商品A、商品B、商品D、および商品Eの決済手段については、ユーザによる現金の選択操作が行われたことが、操作表示部1040により検出される。従って、決済制御部1024は、商品Cの決済手段にクレジットカードを選択する。また、決済制御部1024は、商品A、商品B、商品D、および商品Eの決済手段に現金を選択する。
決済制御部1024は、各商品の金額情報に基づいて、現金またはクレジットカードの決済手段ごとに選択した商品の金額の決済処理を決済処理部1026に行わせる指示を出力する。同時に、決済制御部1024は、決済手段の選択結果を、表示制御部1028に出力する。決済処理部1026は、上記指示に基づいて、自動釣銭機1100の動作を制御し、まず現金の決済処理を行う。続いて、S116~S128の処理が行われる。
S128において、ユーザが現金会計レシートの受取を完了したことが判定されると(S128/YES)、情報処理装置1000は、図21に示したフローチャートF4に進む。
図21に進んで説明を続ける。まず、表示制御部1028は、印刷部1090から、レシートがユーザにより受け取られたことを示す通知を受け取ると、操作表示部1040に、ユーザに対して利用したいクレジットカードを接触型ICカードリーダ1070に投入するよう誘導する、クレジットカード投入画面を表示させる(S150)。
図24は、操作表示部1040に表示されるクレジットカード投入画面の一例を示す説明図である。図24に示したように、クレジットカード投入画面D15は、クレジットカードの投入を促す案内文言、および、決済手段としてクレジットカードが選択された商品の金額の合計の表示を含んでいてもよい。
接触型ICカードリーダ1070は、クレジットカードが投入されたことを検知するまで待機する(S151/NO)。
接触型ICカードリーダ1070は、クレジットカードが投入されたことを検知すると(S151/YES)、当該クレジットカードから決済手段情報(カード情報)を読み込む(S152)。接触型ICカードリーダ1070は、取得した決済手段情報を、取得部1022に供給する。次に、表示制御部1028は、操作表示部1040に、暗証番号入力画面を表示させる(S153)。
図25は、操作表示部1040に表示される暗証番号入力画面の一例である。図25に示したように、暗証番号入力画面D16は、クレジットカードが選択された商品の合計金額を含んでいてもよい。また、暗証番号入力画面D16は、S152において接触型ICカードリーダ1070が読み込んだ決済手段情報に基づき、クレジットカードの種別を表示してもよい。さらに、暗証番号入力画面D16は、支払回数の表示を含んでもよい。
ユーザは、操作表示部1040に表示された暗証番号入力画面D16の案内に従い、キー操作部1080を操作して暗証番号を入力する。キー操作部1080は、ユーザにより暗証番号が入力されたことが検出されるまで待機する(S154/NO)。
キー操作部1080は、ユーザにより暗証番号が入力されたことを検出すると(S154/YES)、決済処理部1026に、検出された暗証番号の入力値を出力する。決済処理部1026は、当該暗証番号の入力値、および、取得部1022により取得された各商品の金額情報および決済手段情報に基づいて、クレジットカード会社のシステムへ照会を行う(S155)。
決済処理部1026は、クレジットカード会社のシステムから決済可能であるとの照会結果を受け取ると(S156/YES)、上記照会結果を、決済制御部1024および表示制御部1028に通知する。表示制御部1028は、決済処理部1026から上記通知を受け取ると、操作表示部1040にクレジット精算画面を表示させる(S157)。
図26は、操作表示部1040に表示されるクレジット精算画面の一例を示す説明図である。図26に示したように、クレジット精算画面D17は、クレジット会計金額表示M16、クレジット情報表示M17、および、確認ボタンB13を含む。ユーザは、クレジット会計金額表示M16およびクレジット情報表示M17に表示された内容を確認して、確認ボタンB13を押下する。
決済処理部1026は、操作表示部1040により、クレジット精算画面D17上に表示された確認ボタンB13が押下されたことが検出されるまで待機する(S158/NO)。操作表示部1040により、クレジット精算画面D17上で確認ボタンB13が押下されたことが検出されると(S158/YES)、決済処理部1026はクレジットカードによる決済処理を行う。より具体的には、決済処理部1026は、取得部1022により取得されたクレジットカードの決済手段情報に基づいて、当該クレジットカード会社のシステムに、当該クレジットカードによる決済依頼を送信する。決済処理部1026は、当該クレジットカード会社のシステムから決済結果を受信すると、当該決済結果に基づいて、クレジットカードの決済処理が完了したか否かを決済制御部1024に通知する。本動作例では、上記クレジットカードによる決済が正常に完了したものとする。
決済制御部1024は、決済処理部1026からクレジットカードの決済処理が完了したことを示す通知を受け取ると、クレジット会計レシートを発行する(S159)。より具体的には、決済制御部1024は、クレジット会計金額等の、クレジットカードによる取引内容の明細を、クレジット会計レシートとして生成する。決済制御部1024は、生成したクレジット会計レシートを、印刷部1090に印刷させる。印刷部1090によるクレジット会計レシートの印刷と同時に、表示制御部1028は、操作表示部1040にレシート発行画面を表示させる(S160)。
図27は、操作表示部1040に表示されるレシート発行画面の他の一例を示す説明図である。図27に示したように、レシート発行画面D18は、クレジット会計金額、クレジットカードの種別または会社名等の識別情報(ABCクレジットなど)、および、支払回数(一回払い)等の情報の表示を含む。
図28は、決済制御部1024により発行されるレシートの他の一例を示す説明図である。図28に示した現金会計レシートR3およびクレジット会計レシートR4は、本実施形態による情報処理システムにおいて、現金およびクレジットカードを用いた分割精算が行われた場合に発行されるレシートである。
現金会計レシートR3は、フローチャートF3のS126において発行される。現金会計レシートR3は、上記で図19を参照して説明した現金会計レシートR1と同様の項目を含んでいてよい。例えば、現金会計レシートR3は、上記説明したS135において決済手段に現金が選択された商品の明細を含む。図28に示した例では、現金会計レシートR3には、商品A、商品B、商品Dおよび商品Eの4つの商品の名称、数量、および金額が表示されていることが理解される。さらに、当該明細の下部には、決済手段として現金が選択された商品の合計点数および合計金額が表示されていることが理解される。
クレジット会計レシートR4は、上記説明したS159において発行される。図28に示したように、クレジット会計レシートR4は、上記説明したS135において決済手段にクレジットカードが選択された商品の明細を含む。図28に示した例では、商品Cの名称、数量、および金額が表示されていることが理解される。さらに、当該明細の下部には、決済手段としてクレジットカードが選択された商品の合計点数および合計金額が表示されていることが理解される。さらに、クレジット会計レシートR4の最下部には、クレジットカードの種別および会員番号等の識別情報、クレジットカード会社により付与される承認番号、支払区分(支払回数)、支払金額等が表示されていることが理解される。
印刷部1090は、印刷したレシートがユーザにより受け取られたか否かを判定する。レシートがユーザにより受け取られたと判定されるまで、印刷部1090は待機する(S161/NO)。レシートがユーザにより受け取られたと判定されると(S161/YES)、情報処理装置1000は、現金およびクレジットカードによる分割精算の処理を終了する。
S155で決済処理部1026によりクレジットカード会社への照会が行われた後、決済処理部1026がクレジットカード会社から決済不可であるとの照会結果を受け取ると、(S156/NO)、決済処理部1026は、当該照会結果を操作表示部1040および表示制御部1028に出力する。
表示制御部1028は、決済処理部1026から上記照会結果を受け取ると、操作表示部1040に、カード決済不可時の決済手段再選択画面を表示させる。ユーザは、当該決済手段再選択画面において、カード決済不可となったために決済が完了しなかった商品の決済手段を選択しなおすことが出来る。このとき、表示制御部1028は、当該決済手段再選択画面において、当該商品の決済手段にクレジットカードを選択することが出来ないような表示を生成してもよい。
図29は、操作表示部1040に表示されるカード決済不可時の決済手段再選択画面の一例を示す説明図である。図29に示したように、決済手段再選択画面D19は、クレジットカードによる決済が出来なかった旨および支払方法を再選択する操作を誘導する案内文言M19を含んでいてもよい。また、図29に示したように、決済手段再選択画面D19は商品一覧表T4、会計済金額M20、会計未済金額M21、戻るボタンB15、および精算ボタンB16を含む。
図29に示したように、商品一覧表T4のお支払方法では、図23に示した商品一覧表T3と比較して、現金による決済が完了している商品には「ご精算済」の文言が表示されていてもよい。また、商品一覧表T3において決済手段にクレジットカードが選択されていた商品Cのお支払方法には、クレジットボタンB14が選択できないような状態で表示され、かつ、現金ボタンのみ押下可能に表示される。ユーザは、商品一覧表T4において、商品Cの決済手段に現金を選択しなおすことが出来るが、商品Cの決済手段に、決済不可であったクレジットカードを選択することは出来ない。
さらに、表示制御部1028は、決済手段再選択画面D19内に、現金による会計が完了した商品の合計金額を、会計済金額M20のように表示してもよい。また、表示制御部1028は、クレジットカードの決済が不可であったために会計未済である商品の合計金額を、会計未済金額M21のように表示してもよい。
続いて、フローチャートF3のS135、S136、および、S116~S128の処理が順に行われる。この動作により、分割精算において各商品の決済手段として選択された決済手段のうち、クレジットカード等の一方の決済手段が決済不可となった場合、ユーザは、当該商品の決済手段に現金等の他方の決済手段を選択して決済を行うことができる。
以上、図20および図21を参照して、本実施形態による情報処理システムの動作例の第二の後半部を説明した。
(C:一括精算時の動作例)
続いて、図30を参照して、本実施形態による情報処理システムの動作例の第三の後半部を説明する。本動作例は、図4に示したフローチャートのS105において、ユーザにより一括精算が選択された場合(S105/YES(一括))の動作例である。
図30は、本実施形態による情報処理システムの一括精算時の動作例を説明するフローチャート図である。なお、図30において、S109およびS110は、上記で図9を参照して説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
まず、表示制御部1028は、操作表示部1040に、一括精算に用いられる決済手段のユーザによる選択操作を受け付ける、一括精算の決済手段選択画面を表示させる(S201)。
図31は、操作表示部1040に表示される一括精算の決済手段選択画面の一例を示す説明図である。図31に示したように、一括精算の決済手段選択画面D20は、現金ボタンB17、電子マネーボタンB18、およびクレジットボタンB19を含む。また、一括精算の決済手段選択画面D20は、ユーザに一括精算に用いる決済手段の選択を促す案内文言と、登録された商品情報に係る商品の合計点数および合計金額の表示を含んでいてもよい。図31に示した例では、「精算方法を選択してください」という文言が表示されていることが理解される。また、一括精算の決済手段選択画面D20の中段には、商品の合計点数を示す「合計 5点」の文言と、商品の合計金額を示す「3,597円」の文言が表示されていることが理解される。
ユーザは、一括精算の決済手段選択画面D20に表示された現金ボタンB17、電子マネーボタンB18、または、クレジットボタンB19を押下することにより、一括精算に用いる決済手段を、現金、電子マネーまたはクレジットカード(一括払い)のなかから選択することが出来る。なお、図31に示した例では、クレジットカードによる決済の回数が一括払いに限られている例を示しているが、情報処理装置1000は、一括払い以外の決済回数が選択できるようにしてもよい。
操作表示部1040において、現金ボタンB17が押下されたことが検出された場合(S202/YES)、上記で図9を参照して説明したフローチャートF1のS116~S121の処理が実行される。
続いて、上記で図10を参照して説明したフローチャートF2のS122~S128の処理が実行される。以上の動作により、商品情報が登録された商品A~商品Eの全ての商品について、現金による決済処理が実行される。
操作表示部1040において、現金ボタンB17が押下されたことが検出されなかった場合(S202/NO)、S204に進む。操作表示部1040において、電子マネーボタンB18が押下されたことが検出された場合(S204/YES)、S109およびS110が実行される。続いて、上記で図10を参照して説明したフローチャートF2のS129~S133の処理が実行される。以上の動作により、商品情報が登録された商品A~商品Eの全ての商品について、電子マネーによる決済処理が実行される。
操作表示部1040において、電子マネーボタンB18が押下されたことが検出されなかった場合(S204/NO)、S206に進む。操作表示部1040において、クレジットボタンB19が押下されたことが検出された場合(S206/YES)、上記で図21を参照して説明したフローチャートF4のS150~S171が実行される。以上の動作により、商品情報が登録された商品A~商品Eの全ての商品について、クレジットカードによる決済処理が実行される。
操作表示部1040において、クレジットボタンB19が押下されたことが検出されなかった場合(S206/NO)、S202以降の処理が繰り返される。
以上、図30を参照して、本実施形態による情報処理システムの動作例の第三の後半部を説明した。
なお、上記では、現金および電子マネーによる分割精算時の情報処理装置1000の動作例として、先に現金の決済処理が行われた後に、電子マネーの決済処理が行われる例を説明した。しかし、情報処理装置1000は、先に電子マネーの決済処理を行ってから、現金の決済処理を行ってもよい。同様に、情報処理装置1000は、現金およびクレジットカードによる分割精算時の動作においても、先にクレジットカードの決済処理を行ってから、現金の決済処理を行ってもよい。この場合、電子マネーまたはクレジットカードが決済不可であった場合でも、全ての商品の決済手段に現金を選択しなおせば、決済処理部1026による現金の決済処理が一回で完了する。従って、ユーザにとっても、現金の投入、釣銭の受取等の現金の決済処理に係る動作を2回行う手間がなくなるので、会計時における利便性がさらに向上する。さらに、1人あたりのユーザの会計に要する時間が短縮されることも期待される。
<4.作用効果>
上記説明した本発明によれば、多様な効果が得られる。例えば、本実施形態による情報処理装置1000の決済制御部1024は、取得部1022により取得された商品情報に係る1以上の商品について、商品毎に、現金、電子マネー、およびクレジットカード等の複数の決済手段のうち1の決済手段を選択する。さらに、決済制御部1024は、取得部1022により取得された商品情報に含まれる各商品の金額情報に基づいて、上記複数の決済手段ごとに選択した商品の金額の決済処理を、決済処理部1026に行わせる。この構成により、情報処理装置1000に登録された1以上の商品について、商品毎に異なる決済手段を用いて決済処理が行われ得る。従って、セルフ精算機を利用するユーザが商品ごとに決済手段を分けたい場合、決済手段ごとに別々に会計手続を行う手間が発生しない。さらに、決済手段ごとに別々に会計手続を行う場合と比べて、会計手続にかかる時が短縮される。従って、会計時におけるユーザの利便性をさらに向上させることが出来る。
<5.変形例>
(第一の変形例)
なお、上記では、ユーザにより現金および電子マネーによる分割精算が選択された場合の動作例において、電子マネーが選択された商品の合計金額が、当該電子マネーの利用限度額または電子マネー残高を上回ると判定された場合、表示制御部1028は、操作表示部1040に表示させる画面を、決済手段選択画面に遷移させるとした。さらに、表示制御部1028は、当該決済手段選択画面内に、上記合計金額が上記利用限度額または電子マネー残高を上回ること、および、決済手段を選択しなおすよう促す案内文言を表示するとした。しかし、本発明は係る例に限定されない。例えば、フローチャートF1のS112において、操作表示部1040は、電子マネーを選択済の商品以外の他の商品に、電子マネーを選択する選択操作が新たに入力されたことが検出された場合、決済制御部1024に通知を行ってもよい。決済制御部1024は、当該通知を受け取る都度、電子マネーがすでに選択された商品の金額と、新たに電子マネーが選択された商品の金額との合計(第二の合計金額)が、利用限度額または電子マネー残高を上回るかを判定してもよい。さらに、当該合計が、利用限度額または電子マネー残高を上回ると判定された場合、表示制御部1028は、操作表示部1040に、既に電子マネーが選択済であった商品以外の他の商品には電子マネーを選択不可とした決済手段選択画面を表示させてもよい。
図32は、本実施形態による第一の変形例において操作表示部1040に表示される決済手段選択画面の一例を示す説明図である。図32に示した決済手段選択画面D21は、フローチャートF1のS112において、表示制御部1028の制御に従って操作表示部1040に表示される。図32に示したように、決済手段選択画面D21では、商品Aおよび商品Cに、既に電子マネーが選択済であることが理解される。また、商品Bおよび商品Dには、既に現金が選択済であることが理解される。ここで、商品Eには未だ決済手段が選択されていなかったとする。
ユーザが、さらに電子マネーボタンB20を押下し、新たに商品Eに電子マネーを選択する操作を行った場合、決済制御部1024は、既に電子マネーが選択済の商品Aおよび商品Cと、商品Eの合計金額を算出する。さらに、決済制御部1024は、算出された当該合計金額が、電子マネー残高2,700円を上回るか否かを判定する。図32に示した例では、決済制御部1024は、当該合計金額が、電子マネー残高を上回ると判定する。すると、表示制御部1028は、電子マネーボタンB20を選択不可とする表示を生成して、操作表示部1040に表示させる。図32に示した例では、電子マネーボタンB20上に斜線が表示されていることが理解される。また、ユーザは、決済手段選択画面D21において、商品Eの決済手段に電子マネーを選択することができなくなっている。
このような構成により、例えば、ユーザが電子マネーの残高を上回ることに気付かずに各商品の決済手段に電子マネーを選択してしまい、精算ボタン押下後の残高不足表示が行われてから再度各商品の決済手段を選択しなおす手間を省くことができる。
(第二の変形例)
また、上記では、決済制御部1024による決済手段選択の一例として、決済制御部1024が、操作表示部1040において検出されるユーザの選択操作に基づいて、1以上の商品ごとに決済手段を選択する場合の動作例を説明した。しかし、本発明は係る例に限定されない。決済手段選択の他の一例として、決済制御部1024は、取得部1022から取得した商品情報に含まれる金額情報および電子マネー等の決済手段の残高情報に基づいて、商品ごとの決済手段を自動選択してもよい。
例えば、決済制御部1024は、図9を参照して説明したフローチャートF1のS110において、非接触型ICカードリーダ1060による電子マネーの読み取りが完了した後に次のような順序で決済手段選択の処理を行ってもよい。まず、決済制御部1024は、登録された商品情報に係る1以上の商品の金額情報および上記電子マネーの残高情報を取得部1022から取得する。決済制御部1024は、当該金額情報および当該残高情報に基づいて、商品情報が登録された各商品のうち、金額の合計が当該残高情報の示す決済可能額以下となる1または複数の商品を特定する。決済制御部1024は、特定された商品の決済手段として、電子マネーを選択する。また、決済制御部1024は、特定された商品以外の他の商品の決済手段には、現金を選択する。表示制御部1028は、決済制御部1024による各商品の決済手段の選択結果に基づいて、決済手段選択画面を生成し、操作表示部1040に表示させる。
図33は、第二の変形例において操作表示部1040に表示される決済手段選択画面の一例を示す説明図である。図33に示した決済手段選択画面D22は、フローチャートF1のS111において操作表示部1040に表示される。図33に示したように、決済手段選択画面D22は、図11を参照して説明した決済手段選択画面D5と比較して、案内文言M22をさらに含む。また、決済手段選択画面D22では、決済手段選択画面D5と比較して、番号1~5の各商品のお支払方法に、現金または電子マネーのいずれかがすでに選択された状態であることが理解される。例えば、商品Aについては、電子マネーボタンB30がハイライトされた状態であることが理解される。同様に、商品Cについても、電子マネーボタンがハイライトされた状態であることが理解される。また、商品Aおよび商品C以外の各商品については、現金ボタンがハイライトされた状態であることが理解される。
まず、決済制御部1024は、電子マネーの残高が2,700円であることを示す残高情報を取得部1022から取得する。決済制御部1024は、商品A~商品Eのうち、金額の合計が2,700円以下となる1または複数の商品を特定する。このとき、決済制御部1024は、商品A~商品Eのうち、金額の合計が2,700円以下かつ最大となる1または複数の商品を特定してもよい。図33に示した例では、決済制御部1024は、商品A~商品Eのうち、商品A(768円)と商品C(1,875円)の合計金額2,643円が2,700円以下かつ最大となることから、商品Aおよび商品Cを特定する。決済制御部1024は、特定された商品Aおよび商品Cの決済手段に電子マネーを選択する。さらに、決済制御部1024は、商品Aおよび商品C以外の各商品の決済手段に現金を選択する。表示制御部1028は、決済制御部1024による各商品の決済手段の選択結果に基づいて、図33に示した決済手段選択画面D22を生成し、操作表示部1040に表示させる。ユーザは、操作表示部1040に表示された決済手段選択画面D22の内容を確認して、適宜、各商品の決済手段を変更してもよい。
このような第二の変形例によれば、プリペイド電子マネー等の、決済可能額が設定されている決済手段が用いられる場合は、決済制御部1024は、当該決済可能額の範囲内となる商品の組合せを特定する。さらに、決済制御部1024は、特定した商品の決済手段に、プリペイド電子マネー等の上記決済手段を選択する。表示制御部1028は、決済制御部1024による各商品の決済手段の選択結果に基づいて、各商品の決済手段が上記決済手段の選択結果の通りに初期表示されるように、決済手段選択画面を生成する。この構成により、会計時におけるユーザの利便性をさらに向上させることが出来る。
(第三の変形例)
または、決済手段選択の他の一例として、決済制御部1024は、取得部1022により取得された各商品の金額情報と、予め設定された所定の金額に基づいて、決済手段選択の処理を行ってもよい。例えば、情報処理装置1000のユーザにより、予め、電子マネーによる決済については、所定の金額を1,000円とする設定が行われていてもよい。例えば、図4に示したフローチャートのS106においてユーザによる現金および電子マネーの選択操作が行われた場合、表示制御部1028は、S109の処理に進む前に、ユーザによる上記所定の金額の設定操作を受け付ける画面を操作表示部1040に表示させてもよい。さらに、制御部1020は、上記画面で設定された上記所定の金額を、S109~S110の処理において取得される上記電子マネーの識別情報と関連付けて記憶部1030に記憶させてもよい。この構成により、情報処理装置1000は、非接触型ICカードリーダ1060において上記電子マネーと同一の電子マネーの読み取りが行われる都度、記憶部1030を参照して、当該電子マネーの設定済の上記所定の金額の情報を読み出すことが出来る。さらに、決済制御部1024は、商品情報が登録された1以上の商品の金額情報に基づいて、1以上の商品の中から、合計金額が上記所定の金額の範囲内となる1または複数の商品を特定してもよい。例えば、決済制御部1024は、1以上の商品の中から、合計金額が上記所定の金額の範囲内である1,000円以下となる1または複数の商品を特定してもよい。
図34は、第三の変形例において操作表示部1040に表示される決済手段選択画面の一例を示す説明図である。図34に示した決済手段選択画面D23は、フローチャートF1のS111において操作表示部1040に表示される。図34に示したように、決済手段選択画面D23は、図11を参照して説明した決済手段選択画面D5と比較して、案内文言M23をさらに含む。また、決済手段選択画面D23では、決済手段選択画面D5と比較して、番号1~5の各商品のお支払方法に、現金または電子マネーのいずれかがすでに選択された状態であることが理解される。例えば、商品Aについては、電子マネーボタンB31がハイライトされた状態であることが理解される。同様に、商品Dについても、電子マネーボタンがハイライトされた状態であることが理解される。また、商品Aおよび商品D以外の各商品については、現金ボタンがハイライトされた状態であることが理解される。
まず、決済制御部1024は、商品A~商品Eのうち、金額の合計が所定の金額(1,000円)の範囲内となる商品を特定する。このとき、決済制御部1024は、商品A~商品Eのうち、金額の合計が所定の金額の範囲内である1,000円以下かつ最大となる商品を特定してもよい。図34に示した例では、決済制御部1024は、商品A(768円)および商品D(132円)の合計金額(900円)が所定の金額の範囲内である1,000円以下かつ最大となることから、商品Aおよび商品Dを特定する。決済制御部1024は、特定された商品Aおよび商品Dの決済手段に電子マネーを選択する。また、決済制御部1024は、商品Aおよび商品D以外の各商品の決済手段に現金を選択する。表示制御部1028は、決済制御部1024による各商品の決済手段の選択結果に基づいて、図34に示した決済手段選択画面D23を生成し、操作表示部1040に表示させる。ユーザは、操作表示部1040に表示された決済手段選択画面D23の内容を確認して、適宜、各商品の決済手段を変更してもよい。
(第四の変形例)
さらに、決済手段選択の他の一例として、決済制御部1024は、商品情報が登録された1以上の商品の種類に基づいて、決済手段選択の処理を行ってもよい。例えば、ユーザにより、現金と電子マネーの組合せによる分割精算が選択されたとする。決済制御部1024は、1以上の商品の種類が所定の種類である場合に、当該所定の種類の商品の決済手段として電子マネーを選択してもよい。さらに、決済制御部1024は、当該所定の種類の商品の電子マネーによる決済額に応じて、ユーザに与えられる報酬値を算出してもよい。なお、報酬値は、現金金額であってもよいし、現金金額と交換可能な値(ポイント)であってもよい。
図35は、第四の変形例において操作表示部1040に表示される決済手段選択画面の一例を示す説明図である。図35に示した決済手段選択画面D24は、フローチャートF1のS111において操作表示部1040に表示される。図35に示したように、決済手段選択画面D24は、図11を参照して説明した決済手段選択画面D5と比較して、案内文言M24および報酬値表示M25をさらに含む。案内文言M24には、決済によってユーザに報酬値が与えられる、商品の種類「食料品」、および、決済手段の種類「電子マネー」などが含まれる。また、決済手段選択画面D24に含まれる商品一覧表T5は、決済手段選択画面D5に含まれる商品一覧表T2と比較して、種類列をさらに含む。
商品一覧表T5の種類は、各商品の種類を示す情報である。表示制御部1028は、取得部1022から取得した商品情報に含まれる各商品の種類に基づいて、商品一覧表T4の種類の表示を生成する。図35に示した例では、商品Aおよび商品Bの種類は食料品であることが理解される。また、商品Cの種類は電化製品であることが理解される。さらに、商品Dおよび商品Eの種類は雑貨であることが理解される。
また、決済手段選択画面D24では、決済手段選択画面D5と比較して、番号1~5の各商品のお支払方法に、現金または電子マネーのいずれかがすでに選択されていることが理解される。例えば、商品Aおよび商品Bについては、電子マネーボタンB32がハイライトされた状態であることが理解される。また、商品C~Eについては、現金ボタンがハイライトされた状態であることが理解される。
まず、決済制御部1024は、商品A~商品Eのうち、種類が所定の種類である商品を特定する。例えば、所定の種類が食料品であるとする。この場合、決済制御部1024は、種類が食料品である商品Aおよび商品Bを特定する。決済制御部1024は、特定された商品Aおよび商品Bの決済手段に電子マネーを選択する。また、決済制御部1024は、種類が食料品ではない商品C~商品Eの決済手段には、現金を選択する。
さらに、決済制御部1024は、種類が食料品である商品Aおよび商品Bの金額情報に基づいて、ユーザに与えられる報酬値を算出してもよい。例えば、種類が食料品である商品の決済手段に電子マネーが選択された場合に、決済制御部1024は、当該商品の金額と所定の割合(以下、「報酬還元率」とも言う。)の例としての2.5%とを乗算し、乗算結果に対して端数処理を行って得られた値を、ユーザに与えられる報酬値として算出してもよい。図35に示した例では、商品Aおよび商品Bの合計金額と報酬還元率の例としての2.5%との乗算結果に対して小数点以下を切り捨てた値である25ポイントが、ユーザに与えられる報酬値として算出されたものとする。
表示制御部1028は、決済制御部1024による各商品の決済手段の選択結果および報酬値の算出結果に基づいて、図35に示した決済手段選択画面D24を生成し、操作表示部1040に表示させる。このとき、表示制御部1028は、当該報酬値の算出結果に基づいて、決済手段選択画面D24内に、報酬値表示M25を表示させる。ユーザは、操作表示部1040に表示された決済手段選択画面D24の内容を確認して、適宜、各商品の決済手段を変更してもよい。なお、算出された報酬値に応じた報酬のユーザへの提供は、情報処理装置1000によって自動的に行われてもよい。例えば、情報処理装置1000は、算出した報酬値を既にユーザに対応付けられた報酬値に加算してもよい。あるいは、情報処理装置1000は、報酬値が記載された媒体(例えば、紙媒体など)を発行してもよい。
このような構成により、会計時におけるユーザの利便性をさらに向上させることが出来る。また、情報処理装置1000を設置する小売店の経営者またはオーナー等にとっても、ユーザに与えられるポイント等のインセンティブを設けることにより、所定の決済手段の利用を促進できるというメリットがある。従って、例えば情報処理装置1000を設置している小売店の経営者またはオーナー等が、特定の決済手段の利用を促進したいといったビジネス上のニーズを有している場合に、本発明を適用することが可能である。
(第5の変形例)
また、上記で説明した、「A:現金と電子マネーによる分割精算時の動作例」においては、図9に示したフローチャートF1を参照し、S111で表示される決済手段選択画面においてユーザによる各商品の決済手段選択操作が行われる前に、非接触型ICカードリーダ1060による電子マネーの読み取りの処理(S109およびS110)が行われるとした。しかし、本発明はこの例に限定されない。例えば、情報処理装置1000は、ユーザによる各商品の決済手段の選択操作が完了して、分割精算に用いられる決済手段の各々の決済金額が確定した後に、S109およびS110の処理を実行してもよい。
<6.むすび>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、ユーザが情報処理装置1000において選択できる決済手段が現金、電子マネー、またはクレジットカードである例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、情報処理装置1000においてユーザが選択できる決済手段は、QRコード(登録商標)決済等のコード決済を含んでもよい。また、上記決済手段は、さらに商品券、ギフト券、ビール券等の金券を含んでいてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザが分割精算を選択した場合、現金および電子マネー、または、現金およびクレジットカードのいずれかから決済手段が選択されるとした。しかし、本発明は係る例に限定されない。例えば、情報処理装置1000は、ユーザが、分割精算に用いる決済手段として、電子マネーおよびクレジットカードの組合せ、種類または登録内容の異なる2の電子マネー、または、種類または登録内容の異なる2のクレジットカードの組合せを互いに異なる決済手段として選択できるようにしてもよい。なお、本明細書において、互いに異なる決済手段には、次の組合せが含まれる。まず、上記実施形態で説明した、現金と電子マネーの組合せ、または、現金とクレジットカードの組合せが互いに異なる決済手段に含まれる。さらに、決済機能の提供元事業者が異なる2の電子マネーの組合せが互いに異なる決済手段に含まれる。また、決済機能を提供する提供元ブランドが異なる2のクレジットカードが互いに異なる決済手段に含まれる。提供元ブランドとは、例えば、VISA(登録商標)ブランド、JCB(登録商標)ブランド等の、クレジットカードのブランドを指す。また、上記提供元ブランドが同一であっても、クレジットカードの発行元の会社または金融機関が異なる2のクレジットカードも、互いに異なる決済手段に含まれる。さらに、上記提供元ブランド、および、発行元の会社または金融機関が同一の2のクレジットカードであっても、登録情報(例えば、カード名義人または請求先住所など)が異なる2のクレジットカードは、互いに異なる決済手段に含まれる。
また、上記実施形態では、ユーザが分割精算を選択した場合、2つの決済手段を用いて分割精算が行われる例を説明した。しかし、本発明は係る例に限定されない。例えば、情報処理装置1000は、ユーザが分割精算を選択した場合、3つ以上の互いに異なる決済手段を選択できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザがいずれかの商品の決済手段に電子マネーを選択したが、当該電子マネーが、残高不足または上限金額超過によって決済不可となった場合、表示制御部1028は、操作表示部1040に、各商品の決済手段の選択しなおしを誘導する決済手段選択画面を表示させるとした。しかし、本発明は係る例に限定されない。例えば、情報処理装置1000は、操作表示部1040に表示される決済手段選択画面において、ユーザが、非接触型ICカードリーダ1060に読み取らせた電子マネーの残高をチャージできるようにしてもよい。この場合、決済処理部1026が、自動釣銭機1100の動作を制御してユーザからチャージ希望金額の現金投入を受け付けるとともに、当該電子マネーの決済事業者のシステムに上記電子マネーの残高をチャージするための処理の依頼を送信してもよい。
また、上記実施形態では、図9に示したフローチャート図のS110において、非接触型ICカードリーダ1060がICカードから決済手段情報を読み取ることにより、電子マネーの決済手段情報が取得されるとした。しかし、電子マネーの決済手段情報の読み取り方法として、情報処理装置1000は、次のように動作してもよい。一例として、表示制御部1028は、S109において、ユーザに対して利用したい電子マネーに係るICカードを非接触型ICカードリーダ1060に読み取らせるよう誘導する画面を操作表示部1040に表示させる際に、利用したい電子マネーの種別の選択操作を促す案内文言および種別選択ボタンを、上記画面に表示させてもよい。そして、ユーザによる電子マネーの種別の選択操作が操作表示部1040において検出された場合、操作表示部1040は、検出結果を制御部1020に出力してもよい。決済制御部1024は、非接触型ICカードリーダ1060において読み取られた電子マネーの決済手段情報、および、操作表示部1040から出力された上記検出結果に基づいて、決済処理部1026に対する決済処理の実行の指示を出力してもよい。この構成により、決済制御部1024は、決済処理部1026に決済依頼を送信させる送信先の決済事業者を、ユーザによる選択操作が行われた電子マネーの種別に基づいて判別することが出来る。
または、決済制御部1024は、非接触型ICカードリーダ1060がICカードから決済手段情報を読み取った場合、ユーザによる電子マネーの種別の選択操作を受け付けることなく、所定の種別の1の電子マネーを選択して、決済処理部1026への決済処理の依頼を行ってもよい。所定の種別は、情報処理装置1000の操作者により、情報処理装置1000の設置時に予め設定されていてもよい。この場合、決済処理部1026は、非接触型ICカードリーダ1060により取得された決済手段情報を、上記所定の種別の電子マネーの決済手段情報として、決済処理を行う。決済処理部1026は、上記所定の種別の電子マネーのシステムから決済不可との決済結果を受信した場合には、表示制御部1028に当該決済結果を出力する。表示制御部1028は、決済不可との決済結果が決済処理部1026から出力された場合に、ユーザに対して利用したい電子マネーの種別の選択操作を促す案内文言および種別選択ボタンを、操作表示部1040に表示させてもよい。
または、決済制御部1024は、非接触型ICカードリーダ1060がICカードから決済手段情報を読み取った際に、読み取られた決済手段情報に基づいて、当該決済手段情報に係る電子マネーの種別を判別してもよい。さらに、決済制御部1024は、当該電子マネーの種別が、決済処理部1026による決済処理が可能な種別の電子マネーであるか否かを判定してもよい。
または、ユーザが非接触型ICカードリーダ1060にかざした媒体(例えばスマートフォン)に複数の種別の電子マネーの決済手段情報が含まれており、非接触型ICカードリーダ1060が複数の種別の電子マネーの決済手段情報を読み取った場合に、表示制御部1028は、上記説明したような、ユーザに対して利用したい電子マネーの種別の選択操作を促す案内文言および種別選択ボタンを、操作表示部1040に表示させてもよい。
また、上記実施形態では、本発明が、スーパーマーケットまたはドラッグストア等の小売店の店頭に設置されたセルフ精算機に適用される例を説明した。しかし、本発明の好適な適用先が小売店に設置されたセルフ精算機に限定されないことは、上記で説明した通りである。例えば、本発明は、オンライン商店等で用いられるオンライン決済にも適用可能である。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本発明に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
また、本実施形態による情報処理装置1000の動作の処理におけるステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、情報処理装置1000の動作の処理における各ステップは、フローチャートに記載した順序と異なる順序で処理されてもよく、並列的に処理されてもよい。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した情報処理装置1000が有する構成と同等の機能を発揮させるための1以上のプログラムも作成可能である。