JP7845263B2 - エレベータの脱レール検出システム - Google Patents
エレベータの脱レール検出システムInfo
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- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
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Description
図1を用いて実施の形態1におけるエレベータの全体構成図を説明する。図1は、エレベータの全体構成図である。
かご1の上端には、主ロープ2の一端が接続され、主ロープ2の他端には、釣合おもり3が接続されている。巻上機5は、かご1と釣合おもり3とが互いに相反する方向に昇降するよう主ロープ2の中間部に設置されている。
釣合おもり3は、昇降路の昇降路壁(図示せず)に設置されたガイドレール4、4aに案内されて移動する。
ここで、かご1と釣合おもり3とは、昇降路内を昇降する昇降体と定義する。
制御盤6は、配線ケーブル7により釣合おもり3に設置された機器からの信号を受信する。
ワイヤ12は、釣合おもり3のガイドレール4、4aと平行に張架されている。
図2の“(1)昇降路の上部から見た図(正常状態)”と、“(1a)昇降路の上部から見た図(脱レール状態)”とは、実施の形態1に係るエレベータの昇降路の上部から釣合おもりを見た図である。
図2の“(2)昇降路の側面から釣合おもりを見た図(正常状態)”と“(2a)昇降路の側面から釣合おもりを見た図(脱レール状態)”とは、実施の形態1に係るエレベータの釣合おもりを昇降路の側面から見た図である。
上部貫通検出センサ16と上部ワイヤ接触検出センサ17とは、釣合おもり3の上部に設置され、配線ケーブル7と接続されている。
上部貫通検出センサ16は、上部ワイヤ接触検出センサ17の下側に設置されてもよい。
上部ワイヤ接触検出センサ17は、ワイヤ12が内部を貫通する筒状の検出部を備えており、ワイヤ12と筒状の検出部とが接触したか否かを検出するワイヤ接触検出センサである。ワイヤ接触検出センサが検出したワイヤ接触検出信号は、配線ケーブル7を経由して制御盤6に送られる。
上部貫通検出センサ16と上部ワイヤ接触検出センサ17との検出部の形状は、筒状以外にも多角形の形状であっても良い。
ガイドレール4、4aからの釣合おもり3の脱レールにより、ワイヤ12は、上部貫通検出センサ16と上部ワイヤ接触検出センサ17との検出部に引っ張られ、接触している状態となる。
さらに、図2の(1a)と(2a)とは、釣合おもり3がガイドレール4、4aに対して傾いた状態を示しているが、釣合おもり3がさらに傾いて、ワイヤ12を断線させて、上部貫通検出センサ16の検出部をワイヤ12が貫通しない状態となる。
制御盤6のI/F手段21は、釣合おもり3に設置された上部貫通検出センサ16、及び上部ワイヤ接触検出センサ17から送信される上部貫通検出信号、及び上部ワイヤ接触検出信号を受信して、その受信したそれぞれの検出信号をCPU22に送信する。
ここで、CPU22は、脱レール判定処理手段と定義する。
昇降制御手段24は、CPU22から取得した脱レール判定結果に基いて、かご1の昇降の運転継続、または運転停止のいずれかを行う。
記憶手段23は、SRAM(Static Random access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memorey)などを使用し、データを記憶し、その記憶したデータを読み出せる手段であれば何でもよい。
上部貫通検出センサ16は、ワイヤ12が貫通しているときにON信号を出力し、ワイヤ12が貫通していないときにOFF信号を出力する。また、上部貫通検出センサ16に電源が給電されない時には、OFF信号となる。
CPU22は、上部貫通検出センサ16からON信号を取得した場合は、ステップS3に移行する(ステップS2のYES)。
一方、上部貫通検出センサ16からOFF信号を取得した合は、ステップS6に移行する。
CPU22は、上部ワイヤ接触検出センサ17からON信号を取得した場合は、ステップS4に移行する(ステップS3のYES)。
一方、上部ワイヤ接触検出センサ17がOFF信号を取得した場合は、ステップS6に移行する。
ステップS5において、昇降制御手段24は、CPU22から取得したON信号により、かご1の昇降の運転継続を行う。
ステップS7において、昇降制御手段24は、CPU22から取得したOFF信号により、かご1の昇降の運転停止を行う。
図5のNo.1の「正常動作状態」において、上部ワイヤ接触検出センサ17は、ワイヤ12に接触していない状態(非接触)により、ON信号を出力する。
また、上部貫通検出センサ16は、ワイヤ12が貫通している状態(貫通)により、ON信号を出力する。
図5のNo.1の「正常動作状態」において、脱レール判定結果はON信号となり、釣合おもり3が脱レールしていない非脱レールの状態として、かご1の運転が継続する。
図5のNo.2の「ワイヤと接触を検出」において、脱レール判定結果はOFF信号となり、釣合おもり3が脱レールの状態として、かご1の運転が停止する。
図5のNo.3の「ワイヤが断線し、非貫通状態を検出」において、脱レール判定結果はOFF信号となり、釣合おもり3が脱レールの状態として、かご1の運転が停止する。
図5のNo.4の「ワイヤ接触検出センサがOFF出力継続」において、脱レール判定結果はOFF信号となり、釣合おもり3が脱レールの状態として、かご1の運転が停止する。
図5のNo.5の「貫通検出センサがOFF出力継続」において、脱レール判定結果はOFF信号となり、釣合おもり3が脱レールの状態として、かご1の運転が停止する。
つまり、ワイヤ12が上部ワイヤ接触検出センサ17に接触しても、信号出力回路が故障しているために、上部ワイヤ接触検出センサ17は、ON信号を継続して出力する。
図5のNo.6の「ワイヤ接触検出信号がON出力継続」において、上部貫通検出センサ16の貫通検出信号に基いて、脱レール判定結果がON信号、またはOFF信号のいずれかの状態となり、釣合おもり3のレール設置の状態に基いて、かご1の運転が継続、または停止のいずれかとなる。
つまり、ワイヤ12が上部貫通検出センサ16を貫通していなくても、信号出力回路が故障しているために、上部貫通検出センサ16は、ON信号を継続して出力する。
図5のNo.7の「貫通検出信号がON出力継続」において、上部ワイヤ接触検出センサ17のワイヤ接触検出信号に基いて、脱レール判定結果がON信号、またはOFF信号のいずれかの状態となり、釣合おもり3のレール設置の状態に基いて、かご1の運転が継続、または停止のいずれかとなる。
なお、電源遮断は、上部貫通検出センサ16と上部ワイヤ接触検出センサ17とへの電源給電用配線の断線も含まれる。
さらに、脱レール検出システムには、ワイヤ接触検出センサと貫通検出センサとの複数のセンサを使用することにより、一方の検出センサが故障しても、他方の検出センサにより脱レール判定が実施できるという効果を奏する。
図6を用いて実施の形態2に係る釣合おもりに設置された機器を説明する。
図6の“(1)昇降路の上部から見た図”は、実施の形態2に係るエレベータの昇降路の上部から釣合おもりを見た図である。また、図6の“(2)昇降路の側面から釣合おもりを見た図”は、実施の形態2に係るエレベータの釣合おもりを昇降路の側面から見た図である。
なお、図6の説明において、実施の形態1に係る釣合おもりに設置された機器に相当する部分には、図2と同一符号を付して、その説明を省略する。
下部貫通検出センサ18と下部ワイヤ接触検出センサ19とは、釣合おもり3の下部に設置され、配線ケーブル7と接続されている。
下部貫通検出センサ18は、下部ワイヤ接触検出センサ19の下側に設置されてもよい。
下部ワイヤ接触検出センサ19は、ワイヤ12が内部を貫通する筒状の検出部を備えており、ワイヤ12と筒状の検出部とが接触したか否かを検出するワイヤ接触検出センサである。それぞれのワイヤ接触検出センサか検出したワイヤ接触検出信号は、配線ケーブル7を経由して制御盤6に送られる。
下部貫通検出センサ18と下部ワイヤ接触検出センサ19との検出部の形状は、筒状以外にも多角形の形状であっても良い。
なお、図7の説明において、実施の形態1に係るエレベータの脱レール検出システムのブロック図に相当する部分には、図3と同一符号を付して、その説明を省略する。
下部貫通検出センサ18は、ワイヤ12が貫通しているときに貫通検出信号としてON信号を出力し、ワイヤ12が貫通していないときに非貫通信号としてOFF信号を出力する。また、下部貫通検出センサ18に電源が給電されない時には、OFF信号となる。
CPU22は、上部貫通検出センサ16からON信号を取得した場合は、ステップS13に移行する(ステップS12のYES)。
一方、上部貫通検出センサ16からON信号が取得できなかつた場合は、ステップS18に移行する。
CPU22は、下部貫通検出センサ18からON信号を取得した場合は、ステップS14に移行する(ステップS13のYES)。
一方、下部貫通検出センサ18からON信号が取得できなかつた場合は、ステップS18に移行する。
CPU22は、上部ワイヤ接触検出センサ17からON信号を取得した場合は、ステップS15に移行する(ステップS14のYES)。
一方、上部ワイヤ接触検出センサ17からON信号が取得できなかつた場合は、ステップS18に移行する。
CPU22は、下部ワイヤ接触検出センサ19からON信号を取得した場合は、ステップS16に移行する(ステップS15のYES)。
一方、下部ワイヤ接触検出センサ19からON信号が取得できなかつた場合は、ステップS18に移行する。
ステップS17において、昇降制御手段24は、CPU22から取得したON信号により、かご1の昇降の運転継続を行う。
ステップS19において、昇降制御手段24は、CPU22から取得したOFF信号により、かご1の昇降の運転停止を行う。
さらに、エレベータの脱レール検出システムは、ワイヤ接触検出センサと貫通検出センサとの複数のセンサを使用することにより、一方の検出センサが故障しても、他方の検出センサにより脱レールの判定が実施できるという効果を奏する。
釣合おもり3の上部及び下部に設置されることを特徴とする。
(付記1)
昇降路内を昇降する昇降体の移動空間と干渉しない空間に設置され、釣合おもりの昇降を案内するガイドレールと平行に張架されるワイヤと、
前記釣合おもりに設置され前記ワイヤが内部を貫通しているか否かを検出する貫通検出センサと、
前記釣合おもりに設置され前記ワイヤに接触しているか否かを検出するワイヤ接触検出センサと、
前記貫通検出センサと前記ワイヤ接触検出センサとから出力された信号に基いて脱レール判定処理をおこなう脱レール判定処理手段と、
を備えるエレベータの脱レール検出システム。
(付記2)
前記貫通検出センサは、
前記ワイヤの貫通を検出したときに、貫通検出信号の出力をONし、
前記ワイヤの貫通を検出していないときに、前記貫通検出信号の出力をOFFし、
前記ワイヤ接触検出センサは、
前記ワイヤの接触を検出したときに、ワイヤ接触検出信号の出力をOFFし、
前記ワイヤの接触を検出していないときに、前記ワイヤ接触検出信号の出力をONし、
前記脱レール判定処理手段は、
前記貫通検出信号の出力と前記ワイヤ接触検出信号の出力との少なくとも一方がOFFのときに脱レールと判定することを特徴とする付記1に記載の脱レール検出システム。
(付記3)
前記貫通検出センサと前記ワイヤ接触検出センサとが
前記釣合おもりの上部及び下部に設置されることを特徴とする付記1または付記2に記載の脱レール検出システム。
(付記4)
前記脱レール判定処理手段は、
脱レールと判定したときに、
前記昇降体の昇降を停止させることを特徴とする付記1から3のいずれかの付記に記載の脱レール検出システム。
Claims (4)
- 昇降路内を昇降する昇降体の移動空間と干渉しない空間に設置され、釣合おもりの昇降を案内するガイドレールと平行に張架されるワイヤと、
前記釣合おもりに設置され前記ワイヤが内部を貫通しているか否かを検出する貫通検出センサと、
前記釣合おもりに設置され前記ワイヤに接触しているか否かを検出するワイヤ接触検出センサと、
前記貫通検出センサと前記ワイヤ接触検出センサとから出力された信号に基いて脱レール判定処理をおこなう脱レール判定処理手段と、
を備え、
前記ワイヤは、非通電状態で設置される、
エレベータの脱レール検出システム。 - 前記貫通検出センサは、
前記ワイヤの貫通を検出したときに、貫通検出信号の出力をONし、
前記ワイヤの貫通を検出していないときに、前記貫通検出信号の出力をOFFし、
前記ワイヤ接触検出センサは、
前記ワイヤの接触を検出したときに、ワイヤ接触検出信号の出力をOFFし、
前記ワイヤの接触を検出していないときに、前記ワイヤ接触検出信号の出力をONし、
前記脱レール判定処理手段は、
前記貫通検出信号の出力と前記ワイヤ接触検出信号の出力との少なくとも一方がOFFのときに脱レールと判定することを特徴とする請求項1に記載の脱レール検出システム。 - 前記貫通検出センサと前記ワイヤ接触検出センサとは、
前記釣合おもりの上部及び下部に設置されること
を特徴とする請求項1または2に記載の脱レール検出システム。 - 前記脱レール判定処理手段は、
脱レールと判定したときに、
前記昇降体の昇降を停止させることを特徴とする請求項1または2に記載の脱レール検出システム。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023071379A JP7845263B2 (ja) | 2023-04-25 | 2023-04-25 | エレベータの脱レール検出システム |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Citations (1)
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| WO2014188051A1 (en) | 2013-05-22 | 2014-11-27 | Kone Corporation | Elevator derailment detection system and elevator system comprising the same |
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|---|---|---|---|---|
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- 2023-04-25 JP JP2023071379A patent/JP7845263B2/ja active Active
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