JP7849219B2 - 情報処理方法、情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
はじめに、情報推薦技術の概要と課題について具体例を示して概説する。情報推薦技術は、ユーザーに対してアイテムを推薦(サジェスト)するための技術である。
ユーザーの行動履歴は、機械学習における「正解データ」と略等しいものである。厳密には、過去の行動履歴から次の(未知の)行動を推論するというタスク設定と理解されるが、過去の行動履歴を基に潜在的な特徴量を学習するのが一般的である。
図3は、推薦システムの典型的な導入フローを示す説明図である。ここでは、ある施設に推薦システムを導入する際の典型的なフローを示す。推薦システムの導入は、まず、目的の推薦タスクを行うモデル14を構築し(ステップ1)、その後、構築したモデル14を導入して運用する(ステップ2)。モデル14を「構築する」とは、機械学習モデルの場合、学習(訓練)用のデータを用いてモデル14の学習を行い、実用レベルの推薦性能を満たす予測モデル(推薦モデル)を作成することを含む。モデル14を「運用する」とは、例えば、ユーザーとコンテキストとの組合せの入力に対して、学習済みのモデル14から推薦アイテムリストの出力を得ることである。
上記の「施設」の違いはドメインの違いの一種である。情報推薦におけるドメイン適応の研究に関する文献である非特許文献3(Ivan Cantador et al, Chapter 27:"Cross-domain Recommender System")では、ドメインの違いが以下の4つに分類されている。
したがって、P(X)、P(Y)、P(Y|X)及びP(X|Y)のうち1つ以上が変わると異なるドメインとなる。
[共変量シフト]説明変数の分布P(X)が異なる場合、共変量シフト(Covariate shift)と呼ばれる。例えば、データセット間でユーザー属性の分布が異なる場合、より具体的には男女比率が異なる場合などが共変量シフトに該当する。
予測あるいは分類のタスクを行う予測/分類モデルは、説明変数Xと目的変数Yの関係性に基づいて推論を行うため、P(Y|X)が変化すれば当然、予測/分類性能は低下する。また、予測/分類モデルを機械学習する際には学習データ内において予測/分類誤差の最小化を行うが、例えば、説明変数がX=X_1になる頻度が、X=X_2になる頻度より大きいとき、つまりP(X=X_1)>P(X=X_2)であるとき、X=X_1のデータの方がX=X_2のデータより多いので、X=X_1の誤差低減はX=X_2の誤差低減より優先して学習される。そのためP(X)が施設間で変化する場合も、予測/分類性能は低下する。
学習したモデル14を実際の施設等に導入する前に、モデル14の性能評価を行うことが多い。性能評価は導入の可否判断や、モデルあるいは学習手法などの研究開発のために必要である。
図7は、機械学習に用いる学習用データと評価用データの例を示す説明図である。あるドメインd1の同時確率分布Pd1(X,Y)から得られるデータセットは、学習用データと、評価用データとに分けられる。学習用データと同一ドメインの評価用データを「第1の評価用データ」といい、図7において「評価用データ1」と表記する。また、ドメインd1と異なるドメインd2の同時確率分布Pd2(X,Y)から得られるデータセットを用意し、これを評価用データとして用いる。学習用データと異なるドメインの評価用データを「第2の評価用データ」といい、図7において「評価用データ2」と表記する。
本実施形態では、モデル学習時および導入前の評価時のいずれにおいても導入先の施設におけるユーザーのアイテムに対する行動履歴のデータを用意できない場合、あるいは、データはあってもデータ数が少なく、モデル評価を行うのに十分な数のデータを用意できない場合などを想定する。
図11および図12は、第1実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。ここでは、候補のモデルとしてモデルM1とモデルM2とが予め用意されている例を説明するが、実際にはさらに多数のモデルが用意されてよい。
ステップ1では、情報処理装置100は、学習施設FA1、FA2および導入先施設FAtのそれぞれの施設の特性を示す情報を抽出する。学習施設FA1、FA2の特性を示す情報は、学習に用いたメタデータ(説明変数)のデータセットDm1、Dm2から統計処理などにより抽出した統計値や分布などであってよい。
ステップ2では、情報処理装置100は、取得した各施設の施設特性情報を基に、各学習施設FA1、FA2と導入先施設FAtとの類似度を評価する。例えば、各施設の施設特性情報は多次元のベクトルとして表現され、類似度はベクトル空間におけるベクトル間のユークリッド距離によって評価される。
ステップ3では、情報処理装置100は、ステップ2にて得られた類似度に基づき、導入先施設FAtとの類似度の高い学習施設で収集されたデータを用いて学習したモデルを選択する。例えば、ステップ2における評価の結果、学習施設FA1と導入先施設FAtの類似度が小さく、学習施設FA2と導入先施設FAtの類似度が大きかった場合、情報処理装置100は、候補のモデルM1、M2のうち、モデルM2を導入先施設FAtに適したモデルとして選択する。
それぞれの学習施設で収集されるデータセットとモデルの関係は、図11及び図12に示すように、データセットごとに、その1つの学習施設のデータセットだけを使って、1データセットから1モデルを学習することが基本的な考え方である。この場合、モデルの学習に用いた1つのデータセットが主たるデータセットとなり、このデータセットの収集元が主たる学習施設である。
図13は、実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の例を概略的に示すブロック図である。情報処理装置100は、コンピュータのハードウェアとソフトウェアとを用いて実現できる。情報処理装置100の物理的形態は特に限定されず、サーバコンピュータであってもよいし、ワークステーションであってもよく、パーソナルコンピュータあるいはタブレット端末などであってもよい。ここでは、1台のコンピュータを用いて情報処理装置100の処理機能を実現する例を述べるが、情報処理装置100の処理機能は、複数台のコンピュータを用いて構成されるコンピュータシステムによって実現してもよい。
図15は、情報処理装置100の動作の例を示すフローチャートである。予め学習した複数のモデルMk(k=1,2・・・n)が用意されているものとする。図15のフローチャートが開始されると、ステップS111において、プロセッサ102は、用意された各モデルMkの学習に用いたデータセットDSkを収集した学習施設kの特性を取得する。
ここでは小売店舗向けの推薦システムの例を説明する。学習に用いるデータとして、店舗1、店舗2、及び店舗3のそれぞれの店舗における行動履歴(購買履歴)データおよびユーザー属性(年齢)とアイテム属性(価格)とがあるものとする。店舗1~店舗3のそれぞれは学習施設であり、本開示における「第1施設」の一例である。新規オープンする店舗4向けの推薦システムを開発することを目指すが、店舗4における行動履歴データはまだ存在していないものとする。その一方で、店舗4にて販売する予定の商品構成は決まっているため、アイテム属性のデータセットはある。また、オープンに先立ち店舗会員を事前募集しているため店舗4のユーザー属性のデータセットもある。店舗4は導入先施設であり、本開示における「第2施設」の一例である。
プロセッサ102は、店舗1から店舗4のそれぞれの特性をユーザー属性とアイテム属性とのデータセットから抽出する。例えば、店舗1から店舗4のそれぞれのユーザー属性から抽出されたユーザーの平均年齢は、店舗1から順にそれぞれ、35歳、45歳、50歳、40歳である(図16参照)。また、例えば、店舗1から店舗4のそれぞれのアイテム属性から抽出されたアイテムの平均価格は、店舗1から順にそれぞれ、500円、300円、600円、400円である(図17参照)。データセットから抽出される店舗の特性は、説明変数などのメタデータから抽出した統計値や分布などであってよい。
次に、プロセッサ102は、店舗1から店舗4のそれぞれの特性を、各店舗のデータセットからではなく、データセットとは別の外部情報から抽出する。プロセッサ102は、メタデータ外の施設関連情報として、例えば、各店舗の床面積と、各店舗が所在する市町村の世帯平均年収と、を取得する(図18参照)。店舗1から店舗4の各店舗の床面積は、店舗1から順にそれぞれ、例えば、1000m2、1500m2、500m2、2000m2である。また、店舗1から店舗4の各店舗が所在する市町村の平均世帯年収は、店舗1から順にそれぞれ、例えば、600万円、400万円、700万円、500万円、である。データセットとは別の外部情報から抽出される店舗の特性は、データセットに含まれていない店舗自体の特性に関する様々なデータがあり得る。各店舗の床面積および各店舗が所在する市町村の平均世帯年収のそれぞれは、本開示における「メタデータ以外の施設関連情報」の一例である。
処理ステップ1および処理ステップ2によって得られた各店舗の特性を示す複数種類の数値から、各店舗の特性は多次元のベクトルで表現される。上述の例の場合、プロセッサ102は、各店舗の特性を、ユーザー平均年齢、アイテムの平均価格、店舗の床面積、および所在市町村の平均世帯年収の4次元のベクトルで表現する。具体的には、店舗1から店舗4の各店舗の特性ベクトルは、(35,500,1000,600)、(45,300,1500,400)、(50,600,500,700)、(40,400,2000,500)である。
次に、プロセッサ102は、各店舗の特性の類似度を求める。店舗の特性を表現するベクトル空間において特性ベクトルの類似度を評価するにあたり、ベクトルの各次元の値の範囲を揃えるために、プロセッサ102は、次元ごとに平均値と標準偏差とを求め、各次元の値から平均値を引いて標準偏差で割ることにより値を標準化する。
プロセッサ102は、処理ステップ4による類似度の評価結果から、類似度が最も高い店舗2のデータセットを用いて学習したモデルを店舗4に適したモデルとして選択する。
図16は、施設の特性としてのユーザー属性の統計情報を抽出する場合の例を示す説明図である。ここでは、施設の具体例として、スーパーなどの小売店の店舗の例を示す。既述のとおり、店舗1~店舗3のそれぞれは学習施設であり、店舗4は導入先施設であるとする。図17および図18においても同様である。
図17は、施設の特性としてのアイテム属性の統計情報を抽出する場合の例を示す説明図である。図17には、店舗1~店舗4の各店舗(施設)のアイテムの属性の1つである「価格」のデータの例が示されている。
図18は、ウェブクローリングによって施設に関する情報を抽出する場合の例を示す説明図である。図18には、店舗1~店舗4の各店舗(施設)についてメタデータ外の施設関連情報である各店舗の床面積と、店舗が所在する市町村の平均世帯年収とを抽出する場合の例が示されている。情報処理装置100は、インターネットで情報をクローリングし、各店舗1~4の床面積の情報と、その店舗が所在する市町村の平均世帯年収の情報とを取得する。店舗の住所、規模(大きさ)、店舗の近隣住民の平均世帯年収などは、その店舗におけるユーザーの行動に関係する店舗の特性となり得る。
図19は、第2実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。図19において、図12と共通する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図12で説明した前提条件は図19においても同様である。第2実施形態では、図12のステップ1の前にステップ0が追加され、図12のステップ3の代わりに、図19のステップ3およびステップ4を含む。
ステップ0では、情報処理装置100または他の機械学習装置は、各モデルを学習した際に、それぞれのモデルの性能を評価しておく。機械学習装置は、情報処理装置100とは異なるコンピュータシステムであってよい。各モデルの予測性能の評価に用いる評価用データは、学習に用いたデータセットと同じ施設で収集されたデータであってよい。モデルの予測性能は、例えば、予測精度などの指標(評価値)を用いて数値化される。情報処理装置100は、各モデルの予測性能の評価値をモデルと関連付けて記憶しておく。例えば、モデルM1の予測性能を示す評価値は0.5、モデルM2の予測性能を示す評価値は0.2であるとする。
ステップ1およびステップ2の処理は、図12と同様である。
ステップ3では、情報処理装置100は、モデルの予測性能と施設間の類似度とによる複合スコアを算出する。ここでは、予測性能の評価値と類似度との積をとって複合スコアを算出する例を示しているが、積の代わりに平均値を用いてもよい。
ステップ4では、情報処理装置100は、ステップ3にて得られた複合スコアに基づき、複合スコアの高いモデルを選択する。図19の例では、情報処理装置100は、モデルM1、M2のうち、複合スコアの高いモデルM1を導入先施設FAtに適したモデルとして選択する。
第2実施形態では、各モデルの予測性能を加味した複合スコアを用いる例を説明したが、モデルの予測性能に代えて、または、これと組み合わせて、導入先施設FAtにおけるモデルの適合性を評価する何かしらの適合性評価値を加味した複合スコアを用いてもよい。適合性評価値は、例えば、導入先施設FAtでのユーザーに対するアンケートの結果などであってもよい。アンケートの結果などに基づく適合性評価値は本開示における「適合性評価情報」の一例である。
契約上の機密情報の破棄などの規定により、学習施設において収集されたデータセットおよびそのデータセットから抽出した特性等のデータについては、学習後に破棄することが要請され、これらデータを保持し続けることができない場合が想定される。
次に、モデルの学習方法について説明する。ここでは、情報推薦において多用される行列分解(matrix factorization)の場合を例に説明する。なお、以下の説明においては、情報処理装置100が学習の処理を実行する例を示すが、学習の処理を実行する装置は、情報処理装置100とは別のコンピュータシステムであってもよい。
P(X)=P(ユーザー属性1,ユーザー属性2,アイテム属性1,アイテム属性2)
P(Y|X)=P(ユーザーのアイテムに対する行動|ユーザー属性1,ユーザー属性2,アイテム属性1,アイテム属性2)
P(X,Y)=P(ユーザー属性1,ユーザー属性2,アイテム属性1,アイテム属性2)×P(ユーザーのアイテムに対する行動|ユーザー属性1,ユーザー属性2,アイテム属性1,アイテム属性2)
P(Y|X)=P(ユーザーのアイテムに対する行動|ユーザーの行動特性,アイテムの特性)×P(ユーザーの行動特性|ユーザー属性1,ユーザー属性2)×P(アイテムの行動特性|アイテム属性1,アイテム属性2)
例えば、ユーザーがアイテムを閲覧(Y=1)する確率を、ユーザー特性ベクトルとアイテム特性ベクトルの内積のシグモイド関数で表現する。このような表現方法は、行列分解(Matrix Factorization)と呼ばれる。なお、シグモイド関数を採用している理由は、シグモイド関数の値が0から1の範囲となって関数の値がそのまま確率に対応するものとなり得るためである。シグモイド関数に限らず、他の関数を用いるモデル表現であってもよい。
・ユーザー特性ベクトル:θu
・アイテム特性ベクトル:φi
・ユーザー属性1ベクトル:Vk_u^1
・ユーザー属性2ベクトル:Vk_u^2
・アイテム属性1ベクトル:Vk_i^1
・アイテム属性2ベクトル:Vk_i^2
ただし、これらのパラメータは、下記の関係を満たす。
・θu=Vk_u^1+Vk_u^2
・φi=Vk_i^1+Vk_i^2
kは属性を区別するインデックス値である。例えば、ユーザー属性1が所属部門10種類、ユーザー属性2が年代6水準、アイテム属性1が商品種類20種類、アイテム属性2が商品価格5種類であるとすると、属性の種類は10+6+20+5=41であるため、kのとりうる値は1から41である。例えばk=1ならユーザー属性1の営業部門に対応し、ユーザーuのユーザー属性1のインデックス値はk_u^1と表される。
ユーザーuがアイテムiを閲覧した場合はYui=1であり、予測確率であるσ(θu・φi)が大きいほどロスLが小さい。逆にユーザーuがアイテムiを閲覧しなかった場合はYui=0であり、σ(θu・φi)が小さいほどロスLが小さい。
説明変数Xと目的変数Yの同時確率分布を表現する手段は行列分解に限らない。例えば、行列分解の代わりに、ロジスティック回帰(logistic regression)、あるいはナイーブベイズ(Naive Bayes)などを適用してもよい。任意の予測モデルの場合も、出力スコアを確率P(Y|X)に近くなるようにキャリブレーションを行うことで、同時確率分布表現の手段に利用できる。例えば、SVM(Support Vector Machine)、GDBT(Gradient Boosting Decision Tree)、および任意のアーキテクチャのニューラルネットワークモデルなども利用可能である。
情報処理装置100における処理機能の一部または全部をコンピュータに実現させるプログラムを、光ディスク、磁気ディスク、もしくは、半導体メモリその他の有体物たる非一時的な情報記憶媒体であるコンピュータ可読媒体に記録し、この情報記憶媒体を通じてプログラムを提供することが可能である。
情報処理装置100におけるデータ取得部220、施設特性取得部230、統計情報抽出部232、メタデータ外施設情報抽出部234、類似度評価部240、およびモデル選択部244などの各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、例えば、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。
上述した各実施形態によれば、モデルの学習に用いたデータセットが収集された施設とは異なる導入先の施設におけるユーザーのアイテムに対する行動履歴のデータをモデルの性能評価に利用できない場合であっても、施設の特性の類似度に基づき、複数のモデルの中から導入先の施設に適したモデルを選択することができる。
上述の実施形態では、小売店の店舗におけるユーザーの購買行動を例に説明したが、本開示の適用範囲はこの例に限らず、例えば、企業における文書閲覧の閲覧、病院などの医療施設におけるに医用画像や各種の文書等の閲覧、あるいはコンテンツ提供サイトにおける動画等のコンテンツの視聴など、用途を問わず、様々なアイテムに関するユーザーの行動予測を行うモデルについて本開示の技術を適用できる。
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
12 予測モデル
14 モデル
100 情報処理装置
102 プロセッサ
104 コンピュータ可読媒体
106 通信インターフェース
108 入出力インターフェース
110 バス
112 メモリ
114 ストレージ
130 施設特性取得プログラム
132 類似度評価プログラム
134 モデル選択プログラム
136 施設情報保存部
138 候補モデル保存部
152 入力装置
154 表示装置
220 データ取得部
222 データ保存部
224 導入先メタデータ保存部
230 施設特性取得部
232 統計情報抽出部
234 メタデータ外施設情報抽出部
240 類似度評価部
244 モデル選択部
DS1 データセット
DS2 データセット
DS3 データセット
Dtg データ
Dm1 データセット
Dm2 データセット
Dmt データセット
Dum1 施設特性
Dum2 施設特性
Dum3 施設特性
LD 施設特性
TG 施設特性
EI1 施設関連情報
EI2 施設関連情報
EIt 施設関連情報
ST1 施設特性情報
ST2 施設特性情報
STt 施設特性情報
TG 施設特性
F22A 式
F22B 式
F22C 式
FR1 枠
FR2 枠
FR3 枠
IT1 アイテム
IT2 アイテム
IT3 アイテム
M1 モデル
M2 モデル
Mn モデル
S111~S114 情報処理装置が行う処理のステップ
Claims (19)
- 1つ以上のプロセッサが実行する情報処理方法であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれにおいて収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴とユーザー属性とアイテム属性とを含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが用意され、
それぞれの前記モデルは、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得することと、
前記取得された前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価することと、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択することと、
を含み、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記モデルの学習に用いられた説明変数であるメタデータのデータセットおよび前記第2施設から収集されたメタデータのデータセットのそれぞれから統計処理を行い、平均値、標準偏差、最頻値、および確率分布のうち少なくとも1つを含む統計情報を抽出し、
前記特性は前記統計情報を含む、
情報処理方法。 - 前記メタデータは、ユーザー属性およびアイテム属性のうち少なくとも一方を含む、
請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記メタデータ以外の施設関連情報を取得することを含み、
前記特性は前記施設関連情報を含む、
請求項1に記載の情報処理方法。 - 1つ以上のプロセッサが実行する情報処理方法であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれにおいて収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴とユーザー属性とアイテム属性とを含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが用意され、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得することと、
前記取得された前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価することと、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択することと、
を含み、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記施設の特性として、前記データセットとは別の外部情報を取得し、
前記外部情報は、前記データセットに含まれるメタデータおよび前記第2施設から収集されたメタデータから抽出できない施設関連情報を含む、
情報処理方法。 - 前記施設関連情報は、ウェブクローリングによって抽出される、
請求項3又は4に記載の情報処理方法。 - 前記1つ以上の前記プロセッサが、
ユーザーインターフェースを介して前記施設関連情報を受け付ける、
請求項3又は4に記載の情報処理方法。 - 前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数のモデルのそれぞれの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設における予測性能の評価値を取得し、
前記類似度と前記予測性能の評価値とに基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記類似度とは別に、前記第2施設に対する前記モデルの適合性に関する評価を示す適合性評価情報を取得し、
前記類似度と前記適合性評価情報とに基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 1つ以上のプロセッサが実行する情報処理方法であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれにおいて収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴を含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが用意され、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得することと、
前記取得された前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価することと、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択することと、
を含み、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記類似度とは別に、前記第2施設に対する前記モデルの適合性に関する評価を示す適合性評価情報を取得し、
前記類似度と前記適合性評価情報とに基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択し、
前記適合性評価情報は、前記第2施設のユーザーに対するアンケートの結果を含む、
情報処理方法。 - 1つ以上のプロセッサが実行する情報処理方法であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれにおいて収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴を含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが用意され、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得することと、
前記取得された前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価することと、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択することと、
を含み、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記第1施設の特性との類似度を評価済みの複数の第3施設の特性を用い、
前記第2施設の特性と前記複数の第3施設の特性との類似度に基づいて前記第2施設の特性と前記第1施設の特性との類似度を評価することを含む、
情報処理方法。 - 前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第3施設の特性と、
前記第1施設の特性と前記複数の第3施設の特性とのそれぞれの類似度と、を記憶装置に記憶しておくことを含む、
請求項10に記載の情報処理方法。 - 前記モデルは、ユーザーに対してアイテムを推薦する推薦システムに用いられる予測モデルである、
請求項1から4および9から11のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数のモデルを記憶装置に記憶しておくことを含む、
請求項1から4および9から11のいずれか一項に記載の情報処理方法。 - 前記1つ以上の前記プロセッサが、
それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性を、前記モデルと関連付けて前記記憶装置に記憶しておくことを含む、
請求項13に記載の情報処理方法。 - 1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上の前記プロセッサに実行させる命令が記憶される1つ以上の記憶装置と、を備える情報処理装置であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれの施設において収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴とユーザー属性とアイテム属性とを含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが前記記憶装置に記憶され、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得し、
前記取得した前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価し、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択する、
情報処理装置であり、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記モデルの学習に用いられた説明変数であるメタデータのデータセットおよび前記第2施設から収集されたメタデータのデータセットのそれぞれから統計処理を行い、平均値、標準偏差、最頻値、および確率分布のうち少なくとも1つを含む統計情報を抽出し、
前記特性は前記統計情報を含む、
情報処理装置。 - 1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上の前記プロセッサに実行させる命令が記憶される1つ以上の記憶装置と、を備える情報処理装置であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれの施設において収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴とユーザー属性とアイテム属性とを含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが前記記憶装置に記憶され、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得し、
前記取得した前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価し、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択する、
情報処理装置であり、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記施設の特性として、前記データセットとは別の外部情報を取得し、
前記外部情報は、前記データセットに含まれるメタデータおよび前記第2施設から収集されたメタデータから抽出できない施設関連情報を含む、
情報処理方法。 - 1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上の前記プロセッサに実行させる命令が記憶される1つ以上の記憶装置と、を備える情報処理装置であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれの施設において収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴を含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが前記記憶装置に記憶され、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得し、
前記取得した前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価し、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択する、
情報処理装置であり、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記類似度とは別に、前記第2施設に対する前記モデルの適合性に関する評価を示す適合性評価情報を取得し、
前記類似度と前記適合性評価情報とに基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択し、
前記適合性評価情報は、前記第2施設のユーザーに対するアンケートの結果を含む、
情報処理装置。 - 1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上の前記プロセッサに実行させる命令が記憶される1つ以上の記憶装置と、を備える情報処理装置であって、
互いに異なる複数の第1施設のそれぞれの施設において収集されたユーザーのアイテムに対する行動履歴を含むデータセットのうち1つ以上を用いて学習された複数のモデルが前記記憶装置に記憶され、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記複数の第1施設とは異なる第2施設および前記複数の第1施設のそれぞれの施設の特性を取得し、
前記取得した前記第2施設の特性と、それぞれの前記モデルの学習に用いた前記データセットが収集された前記第1施設の特性との類似度を評価し、
前記類似度に基づいて前記複数のモデルの中から前記第2施設に適したモデルを選択する、
情報処理装置であり、
前記1つ以上の前記プロセッサが、
前記第1施設の特性との類似度を評価済みの複数の第3施設の特性を用い、
前記第2施設の特性と前記複数の第3施設の特性との類似度に基づいて前記第2施設の特性と前記第1施設の特性との類似度を評価することを含む、
情報処理装置。 - 請求項1、4、9および10のいずれか一項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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