JP7855082B2 - 鞄 - Google Patents
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Description
本発明は、収納物を収納する鞄に関する。
従来、上部が開口され、持ち手を備えるトートバッグが知られている(例えば特許文献1参照)。この種のトートバッグによれば、常に内部(収納空間)に直接アクセスできるため、ユーザーは収納物を容易に出し入れすることが可能である。
しかし、従来のトートバッグでは、上部が常に開口されているため、収納物が雨に濡れたり埃で汚れたりするなど外的要因の影響を受け易くなる。また、収納物を外的要因の影響から保護するために、トートバッグ内で密閉可能な収納ケースに収納物を収納することが考えられるが、この場合、収納物を収納ケースに収納する際及び収納物を収納ケースから取り出す際に手間がかかってしまう。
本発明の目的は、収納物を保護しつつ、収納物を収納する際及び取り出す際の手間を軽減することが可能な鞄を提供することにある。
本発明の一の態様に係る鞄は、上部が開口可能な鞄本体と、前記鞄本体の内側に設けられる収納部と、を備え、前記収納部は、開口部を有する収納部本体と、前記収納部本体にオーバーラップして設けられ、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、前記蓋部は、前記開口部を閉姿勢に維持する姿勢維持部を備える。
本発明の他の態様に係る鞄は、上部が開口可能な鞄本体と、前記鞄本体の内側に設けられる収納部と、を備え、前記収納部は、前部と後部と開口部とを含む収納部本体と、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、前記前部及び前記後部のそれぞれに弾性部材が設けられることにより前記開口部を閉姿勢に維持する。
本発明によれば、収納物を保護しつつ、収納物を収納する際及び取り出す際の手間を軽減することが可能な鞄を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[鞄10]
本実施形態に係る鞄10は、本発明の鞄の一例である。なお、本発明の鞄は、例えばトートバッグ、ハンドバッグ(手提げバッグ)、持ち手のないバッグなど各種の鞄である。本実施形態では、持ち手(ショルダーベルト)を有するショルダー型(肩掛け可能)のトートバッグを例に挙げて説明する。
本実施形態に係る鞄10は、本発明の鞄の一例である。なお、本発明の鞄は、例えばトートバッグ、ハンドバッグ(手提げバッグ)、持ち手のないバッグなど各種の鞄である。本実施形態では、持ち手(ショルダーベルト)を有するショルダー型(肩掛け可能)のトートバッグを例に挙げて説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る鞄10の全体構成を示す外観斜視図である。図2は鞄10の正面図であり、図3は鞄10の背面図であり、図4は鞄10の左側面図であり、図5は鞄10の右側面図であり、図6は鞄10の平面図であり、図7は鞄10の底面図である。
図1は、実施形態1に係る鞄10の全体構成を示す外観斜視図である。図2は鞄10の正面図であり、図3は鞄10の背面図であり、図4は鞄10の左側面図であり、図5は鞄10の右側面図であり、図6は鞄10の平面図であり、図7は鞄10の底面図である。
鞄10は、鞄本体1と持ち手2とを備えている。鞄本体1は、底部13と、底部13から前方側において上方に立ち上がる前部11と、底部13から後方側において上方に立ち上がる後部12とを備え、上部に開口14(図1及び図6参照)が形成されている。
鞄本体1は、例えば1枚の縦長の布生地を中央で折り返し、側縁同士を縫い合わせることにより袋状に形成されている。図1、図4及び図5において、符号1Lは、布生地の前面側(前部11に相当)と後面側(後部12に相当)とを縫い合わせた左側の縫着部を示し、符号1Rは、布生地の前面側(前部11に相当)と後面側(後部12に相当)とを縫い合わせた右側の縫着部を示している。なお、鞄本体1の生地には、天然繊維、化学繊維、合成繊維など各種の素材を利用することが可能である。
底部13は、前後方向に所定の幅を有する矩形状のマチを備えている。前記マチは、例えば布生地の中央部分の側縁を折り返して縫い合わせることにより形成される(図7参照)。鞄10は、前記マチにより自立可能となっている。鞄本体1の作製方法は、上記方法に限定されず、例えば複数枚の布生地をつなぎ合わせる方法であってもよい。底部13は、例えば左右方向の幅が略300mmであり、前後方向の幅が略100mmである。なお、底部13のサイズはこれに限定されず、鞄10全体のサイズに応じて適宜決定される。
前部11及び後部12の上端には開口14が形成されており、鞄10の上方から開口14を介して鞄本体1の内部の収納空間にアクセス可能となっている。また前部11及び後部12の上端の内側には、全周に亘って補強部1a(図1参照)が設けられている。補強部1aは、前部11及び後部12を構成する1枚の布生地とは別体の布生地を、前部11及び後部12の内周縁部に縫い合わせることにより形成される。なお、補強部1aは、前部11及び後部12を構成する1枚の布生地の上端部を折り返して縫い合わせることにより形成されてもよい。
前部11の前方側の表面(外装面)には、収納ポケット15、16が設けられている。例えば収納ポケット15、16は、前部11の外装面に縫い合わせることにより固定(縫着)される。収納ポケット15の上部には、収納ポケット15の開口部を開閉可能な蓋部151が設けられている。蓋部151は、上端部のみが前部11に縫い合わせることにより固定されている。また、蓋部151は、下方の一部が開口部を覆うように収納ポケット本体の上部をオーバーラップして設けられている。また、収納ポケット15、16は、それぞれの下端部が鞄本体1の下端部の位置に略一致するように鞄本体1の下方に配置されている。また、収納ポケット15、16は、例えば鞄本体1の高さの略半分の高さを有する。また、収納ポケット15、16を合わせた横幅は、前部11(底部13)の横幅と略同一である。収納ポケット15、16の上記構成によれば、鞄本体1の重心位置が下がり、また左右方向のバランスが維持され易く、さらに前部11が補強されるため、鞄10の自立姿勢を安定させることができる。
収納ポケット15、16の外形サイズ(横幅及び高さ)は互いに略同一であり、例えば収納ポケット15の蓋部151の上端部と、収納ポケット16の開口部の上端部とが略同一の高さになっている(図2参照)。このため、収納ポケット15の収納ポケット本体の開口部の上端部は、収納ポケット16の開口部の上端部よりも低くなっている(図1参照)。収納ポケット15、16の高さを揃えることにより、鞄10全体における統一感を出すことができる。収納ポケット15、16のそれぞれの横幅は例えば略150mmであり、それぞれの高さは略210mmであり、蓋部151の高さは例えば略75mmである。なお、収納ポケット15、16のサイズはこれに限定されず、鞄10全体のサイズに応じて適宜決定される。
他の実施形態として、収納ポケット15、16は、横幅が互いに異なってもよい。また、収納ポケット16に、蓋部151と同様の蓋部が設けられてもよい。また、収納ポケット15において、蓋部151が省略されてもよい。また、収納ポケット15、16は、後部12に設けられてもよいし、前部11及び後部12の両方に設けられてもよい。収納ポケット15、16は、例えば小物類の収納物を収納可能である。
持ち手2は、前後方向それぞれに一つ設けられている。具体的には、前側の持ち手2は、持ち手2の両端部が前部11の上端と補強部1aとの間に挿入された状態で縫い合わせることにより固定されており、後側の持ち手2は、持ち手2の両端部が後部12の上端と補強部1aとの間に挿入された状態で縫い合わせることにより固定されている。持ち手2は、幅が例えば略25mmであり、肩に掛けることが可能な長さ、例えば鞄本体1の上端から持ち手2の上端までの長さ(高さ)が略270mmである。持ち手2のサイズはこれに限定されない。また、持ち手2の生地には、鞄本体1と同様に、天然繊維、化学繊維、合成繊維など各種の素材を利用することが可能であり、特に限定されない。
鞄本体1の内部には収納部17が設けられている(図1及び図6参照)。収納部17は、鞄本体1に固定されており、収納物を出し入れ可能な開口部を備えている。収納部17は、例えばPC(ノートパソコン、タブレット端末など)、書類、郵便物などを収納可能である。なお、収納部17が収納可能な収納物は、これらに限定されない。収納部17の具体的構成については後述する。
また、鞄本体1の内部には、ペットボトル、水筒などのドリンク容器を収容可能なドリンクホルダー18が設けられている(図1及び図6参照)。ドリンクホルダー18は、本発明の収容部の一例である。本発明の収容部は、ドリンクホルダー18に限定されず、例えば折り畳み式傘などを収容可能な構成であってもよい。ドリンクホルダー18は、一方の側端部が収納部17とともに後部12に固定され、他方の側端部が縫着部1Rに固定されており、これにより筒状の収容空間を形成している(図1及び図6参照)。
[収納部17]
次に、収納部17の具体的構成について説明する。図8は図6のA-A断面図であり、図9は図6のB-B断面図であり、図10は図6のC-C断面図である。図11は図8のA1部分の拡大図であり、図12は図9のA2部分の拡大図である。
次に、収納部17の具体的構成について説明する。図8は図6のA-A断面図であり、図9は図6のB-B断面図であり、図10は図6のC-C断面図である。図11は図8のA1部分の拡大図であり、図12は図9のA2部分の拡大図である。
収納部17は、鞄本体1内の後部12の内面(内壁面)に縫い合わせることにより固定されている。例えば図8に示すように、収納部17の左側端部17a、右側端部17b、下端部17c、及び上端部17dのそれぞれが後部12の内面に縫着されて固定されている。
収納部17は、開口部17s(図12参照)及び収納空間を有する収納部本体170と、収納部本体170にオーバーラップして設けられ、開口部17sを開閉可能な蓋部173とを備えている。収納部本体170は、前部171と後部172とを備えており、前部171及び後部172との間に収納空間が形成される。収納部17の前部171は、左側端部171a、右側端部171b、下端部171c、及び上端部171d(図12参照)により構成されており、左側端部171a、右側端部171b、及び下端部171cが鞄本体1の後部12に固定されている。収納部17の後部172は、左側端部(不図示)、右側端部(不図示)、下端部(収納部17の下端部17cに相当)、及び上端部(収納部17の上端部17dに相当)により構成されており、左側端部、右側端部、下端部、及び上端部が鞄本体1の後部12に固定されている。図12に示すように、収納部17の前部171の上端部171dは、鞄本体1の後部12等に固定されておらず、これにより上端部171dにおいて、前部171と後部172との間に開口部17sが形成される。
蓋部173は、左側端部173a、右側端部173b、下端部173c、及び上端部(収納部17の上端部17dに相当)を備えており(図8参照)、左側端部173a、右側端部173b、及び上端部が鞄本体1の後部12に固定されている。図12に示すように、蓋部173の下端部173cは、鞄本体1の後部12に固定されていない。すなわち、蓋部173は、左辺と右辺と上辺の3辺が鞄本体1に固定され、下辺のみがいずれにも固定されていない構成を備えている。これにより、蓋部173の下端部173cを下から上に捲るように引き上げて開口部17sを露出させることによって、収納部17の収納空間へのアクセスが可能になる。
また、図12に示すように、前部171にはクッションC1が設けられ、後部172にはクッションC2が設けられている。クッションC1、C2は、前部171及び後部172の略全面に亘ってそれぞれ設けられている。また、クッションC1、C2は、前部171及び後部172のそれぞれの内部に挿入されてもよいし、前部171及び後部172のそれぞれの収納空間側の内壁面に固定されてもよい。クッションC1、C2は、収納部17に収納される収納物G1を保護する機能を有している。クッションC1、C2は、ウレタン、スポンジ、ゴムなどの弾性を有する部材(緩衝材)であり、本発明の弾性部材の一例である。
次に、収納部17の作製方法及び鞄本体1に固定する方法の具体例を説明する。なお、収納部17の作製方法及び固定方法は、以下の方法に限定されず他の方法であってもよい。
収納部17は、例えば1枚の布生地を折り返して側縁同士を縫い合わせることにより袋状に形成される。具体的には、1枚の縦長の布生地を中央(下端部17cに相当)で折り返すとともに、一方側(後部172側に相当)の端部の所定幅の部分(蓋部173に相当)を他方側(前部171側に相当)に折り返す。このとき、折り返した部分の端部(蓋部173の下端部173cに相当)が他方側(前部171側に相当)の端部(前部171の上端部171dに相当)にオーバーラップするように折り返す。このようにして折り返した布生地の側縁同士を合わせて固定部17x、17y(補強部)(図8参照)とともに鞄本体1の後部12に縫い合わせることにより固定する。また、布生地の中央部分(下端部17cに相当)を固定部17x(補強部)(図8参照)とともに鞄本体1の後部12に縫い合わせることにより固定する。また、布生地の上端部分(上端部17dに相当)を鞄本体1の後部12に縫い合わせることにより固定する。
これにより、収納部17の前部171の左側端部171aと後部172の左側端部(不図示)と蓋部173の左側端部173aとが、固定部17xによって互いに鞄本体1の後部12に固定され、収納部17の前部171の右側端部171bと後部172の右側端部(不図示)と蓋部173の右側端部173bとが、固定部17yによって互いに鞄本体1の後部12に固定され、収納部17の前部171の下端部171cと後部172の下端部(不図示)とが、固定部17xによって互いに鞄本体1の後部12に固定される(図8参照)。
また、蓋部173は、下方の一部が前部171の上方の一部にオーバーラップするように固定される。また蓋部173は、上端部が収納部17の上端部17dに固定され、左側端部173aが収納部17の左側端部17aに固定され、右側端部173bが収納部17の右側端部17bに固定され、下端部173cが収納部17に固定されない。例えば図11に示すように、前部171が高さL1(内寸)を有し、蓋部173が高さL2を有する場合、蓋部173と前部171とは、高さL3だけ前後方向に重なり合っている。また、蓋部173の左側端部173a及び右側端部173b(高さL2に相当する全体)が、固定部17x、17yによって、後部172の上部の高さL2に相当する部分と、前部171の上部の高さL3に相当する部分とに固定される。また、蓋部173の左側端部173a及び右側端部173bは、前部171よりも前方(鞄本体1の収納空間側)に配置されて固定される。高さL2は、例えば略45mmであり、高さL3は、例えば略15mmである。但し、高さL2、L3はこれに限定されない。
上記構成によれば、図12に示すように、収納部17の通常状態(例えば鞄10を肩に掛けたり手で持ったりした状態)において、蓋部173は、前部171よりも前方に位置して開口部17sを覆うことが可能になる。これにより、収納部17の収納空間が外気に晒されることがないため、収納物G1が雨に濡れたり埃で汚れたりすることを防ぐことができる。
また、上記構成によれば、図11に示すように、蓋部173の左側端部173a及び右側端部173bは、それぞれ前部171にオーバーラップした状態で前部171とともに鞄本体1に固定されているため、収納部17の通常状態において、開口部17sを閉じた姿勢(閉姿勢)に維持することが可能になる。
このように、蓋部173は、開口部17sを閉姿勢に維持する姿勢維持部を備えている。ここで、一部が前部171にオーバーラップする左側端部173a及び右側端部173bが、前記姿勢維持部に相当する。また、クッションC1、C2は、弾性力により前部171及び後部172の自立姿勢を維持する機能を有しており、これにより開口部17sの閉姿勢の状態を維持し易くなる。すなわち、クッションC1、C2は、前記姿勢維持部に相当する。このように、クッションC1、C2は、収納物を保護する機能と、開口部17sを閉姿勢に維持する機能とを有している。
なお、収納部17は、例えば本体高さL0(内寸)が略350mmであり、蓋部173の高さL2が略40mmであり、前部171の高さL1(内寸)が略325mmであり、蓋部173と前部171との重なり部分の高さL3(オーバーラップ量)が略15mmであり、横幅が略290mmである。なお、収納部17のサイズはこれに限定されず、鞄10全体のサイズに応じて適宜決定される。
収納部17は、上述した開口部17sを閉姿勢に維持する機能(姿勢維持機能)に加えて、開口部17sを開閉する開閉機能を備えている。以下、開口部17sの開閉機能の具体例(開閉機能1~4)について説明する。
[開口部17sの開閉機能1]
図13及び図14には、鞄10の使用状態の一例を示している。具体的には、図13及び図14には、鞄10の収納部17に収納物G1(例えばノートパソコン)を収納した状態を示している。また、図13はユーザーが鞄10を持った状態を示し、図14はユーザーが鞄10の開口14を広げた状態を示している。また図15には、図14のA3部分の拡大図を示している。
図13及び図14には、鞄10の使用状態の一例を示している。具体的には、図13及び図14には、鞄10の収納部17に収納物G1(例えばノートパソコン)を収納した状態を示している。また、図13はユーザーが鞄10を持った状態を示し、図14はユーザーが鞄10の開口14を広げた状態を示している。また図15には、図14のA3部分の拡大図を示している。
図13に示すように、例えばユーザーが収納部17に収納物G1を収納して持ち手2を肩に掛けたり把持したりすると、鞄本体1の前部11と後部12とが互いに近付いて開口14が前後方向(D1方向及びD2方向)に狭まる。これにより、鞄本体1の側面が左右方向(D3方向及びD4方向)に押し出されることにより、収納部17の前部171、後部172、及び蓋部173が左右方向に引っ張られる。蓋部173が左右方向に引っ張られると、蓋部173の下方(オーバーラップ部分)が前部171に密着するため、開口部17sが閉姿勢になる。このように、ユーザーが鞄10を持った状態では、収納部17の開口部17sが閉姿勢に維持される。
これに対して、図14に示すように、例えばユーザーが収納部17に収納物G1が収納された状態で鞄本体1を前後方向(D5方向及びD6方向)に広げると、鞄本体1の前部11と後部12とが互いに遠ざかって開口14が前後方向に広がる。これにより、鞄本体1の側面が左右方向(D7方向及びD8方向)から内側に押されることにより、収納部17の前部171、後部172、及び蓋部173が左右方向から内側に押される。蓋部173がD5方向に引っ張られ、かつD7方向及びD8方向から押されると、蓋部173の中央部分がD5方向に折れ曲がって蓋部173の前部171に重なる部分(オーバーラップ部分)が前部171から外れ、開口部17sが露出した状態(開姿勢)になる。このように、ユーザーが鞄10を広げると、収納部17の開口部17sが開姿勢に変化する。
なお、鞄本体1にD5方向の力が作用すると、収納部17のうち鞄本体1の後部12(図12参照)に固定されている後部172及び蓋部173がD5方向に引っ張られるが、収納部17の前部171は上端部171dが鞄本体1の後部12(又は収納部17の後部172)に固定されていないため、D5方向に引っ張られることがない。このため、図14に示すように鞄本体1が広げられると、開口部17sが開姿勢に変化する。特に、収納部17に収納物G1が収納された状態では、収納物G1により収納空間が維持され易くなるため、収納部17の前部171がD5方向に引っ張られたり、D5方向に折れ曲がったりすることがないため、図14に示すように鞄本体1が広げられると、開口部17sが開姿勢に変化し易くなる。
図14に示す開姿勢の状態からユーザーが鞄を持つと(例えば持ち手2を肩に掛けると)、図13に示すように開口部17sが閉姿勢に変化する。具体的には、図15に示すように、開口部17sが開姿勢の場合、前部171の端部及び蓋部173の端部のみがオーバーラップした状態になるため、オーバーラップ部分R1において、前部171及び蓋部173には相反する方向の力が加わる。すなわち、前部171のオーバーラップ部分R1には蓋部173からD5方向の力が加わり、蓋部173のオーバーラップ部分R1には前部171からD6方向の力が加わる。この状態で、例えばユーザーが持ち手2を肩に掛けることによって、図13に示すように、鞄本体1がD1方向及びD2方向に押されると、オーバーラップ部分R1の力が作用して、前部171の上端部171d全体が蓋部173の内側に押し込まれる。これにより、開口部17sが開姿勢から閉姿勢に変化する。
このように、収納部17は、ユーザーが鞄10の開口14を閉じることにより閉姿勢に変化し(図13参照)、ユーザーが鞄10の開口14を開くことにより開姿勢に変化する(図14参照)。収納部17は、ユーザーによる鞄10の開閉動作に応じて開姿勢及び閉姿勢の姿勢変化を行うことが可能な機能を備えている。よって、ユーザーは、収納部17における収納物の出し入れを容易に行うことができる。
[開口部17sの開閉機能2]
収納部17は、前部171及び後部172のそれぞれにクッションC1、C2を備えている。この構成によれば、例えばユーザーが鞄10の開口14を開くと(図14参照)、後部172がD5方向に引っ張られるが、前部171は鞄本体1の後部12に固定されておらず、かつクッションC1の弾性力が作用するため、前部171が平坦状態を維持しようとする。このため、開口部17sが開姿勢に変化し易くなる。
収納部17は、前部171及び後部172のそれぞれにクッションC1、C2を備えている。この構成によれば、例えばユーザーが鞄10の開口14を開くと(図14参照)、後部172がD5方向に引っ張られるが、前部171は鞄本体1の後部12に固定されておらず、かつクッションC1の弾性力が作用するため、前部171が平坦状態を維持しようとする。このため、開口部17sが開姿勢に変化し易くなる。
また、例えばユーザーが鞄10の開口14を開いた状態では(図14参照)、クッションC1、C2には自身の弾性力によって元の状態(平坦状態)に復帰しようする力が作用する。このため、ユーザーが鞄10の開口14を閉じると(図13参照)、クッションC1、C2の弾性力によって前部171及び後部172が通常の平坦状態に復帰し易くなる。これにより、開口部17sが開姿勢から閉姿勢に変化し易くなる。よって、クッションC1、C2を備えることにより、ユーザーによる鞄10の開閉動作に応じた開姿勢及び閉姿勢の姿勢変化をより容易に行うことが可能になる。よって、収納物の出し入れがより容易になる。
[開口部17sの開閉機能3]
図8に示すように、鞄10は、収納部17の開口部17sの幅W1(左右方向の間口)が、鞄本体1における持ち手2の取付位置の間隔W2よりも広い構成(W1>W2)を有している。この構成によれば、例えば図14に示すように、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、鞄本体1の後部12における持ち手2の取付位置にD5方向に引っ張られる力が作用する。そして、この力の作用点が開口部17sの幅W1の内側(中央側)に位置することによって、収納部17の蓋部173において、蓋部173の横幅のうち中央側に前記力が集中して作用する。このため、前記力が作用する蓋部173の中央側がD5方向に大きく引っ張られるため、開姿勢に変化し易くなる。
図8に示すように、鞄10は、収納部17の開口部17sの幅W1(左右方向の間口)が、鞄本体1における持ち手2の取付位置の間隔W2よりも広い構成(W1>W2)を有している。この構成によれば、例えば図14に示すように、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、鞄本体1の後部12における持ち手2の取付位置にD5方向に引っ張られる力が作用する。そして、この力の作用点が開口部17sの幅W1の内側(中央側)に位置することによって、収納部17の蓋部173において、蓋部173の横幅のうち中央側に前記力が集中して作用する。このため、前記力が作用する蓋部173の中央側がD5方向に大きく引っ張られるため、開姿勢に変化し易くなる。
これに対して、例えば開口部17sの幅W1が持ち手2の取付位置の間隔W2よりも狭い構成(W1<W2)の場合、前記力が蓋部173の横幅よりも外側に作用することになるため、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、蓋部173の全体がD5方向に引っ張られるため、開姿勢に変化し難くなる。
よって、上記構成(W1>W2)を採用することにより、ユーザーによる鞄10の開閉動作に応じた開姿勢及び閉姿勢の姿勢変化をより容易に行うことが可能になる。よって、収納物の出し入れがより容易になる。なお、実施形態1に係る鞄10は、例えばW1が略290mmであり、W2が略160mmである。W1及びW2はこれに限定されず、鞄10全体のサイズに応じて適宜決定される。
[開口部17sの開閉機能4]
鞄10は、収納部17の蓋部173が、鞄本体1の上方に位置する構成を有している。例えば図11及び図12に示すように、蓋部173は、鞄本体1の上端部に設けられる補強部1aに近接して配置される。この構成によれば、例えば図14に示すように、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、鞄本体1の上端部が大きく広がる。すなわち、鞄本体1は、下方から上方にいくほど前後方向の開口幅が大きくなる。このため、蓋部173が下方に配置されるよりも上方に配置された方が、D5方向に引っ張られる力が大きくなる。よって、上記構成によれば、蓋部173が鞄本体1の下方に位置する構成と比較して、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、開姿勢に変化し易くなる。また、ユーザーが鞄10の開口14を閉じた場合にも、同様に蓋部173がD1方向に大きな力で押されるため(図13参照)、開口部17sが閉姿勢に変化し易くなる。よって、上記構成を採用することにより、ユーザーによる鞄10の開閉動作に応じた開姿勢及び閉姿勢の姿勢変化をより容易に行うことが可能になる。よって、収納物の出し入れがより容易になる。
鞄10は、収納部17の蓋部173が、鞄本体1の上方に位置する構成を有している。例えば図11及び図12に示すように、蓋部173は、鞄本体1の上端部に設けられる補強部1aに近接して配置される。この構成によれば、例えば図14に示すように、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、鞄本体1の上端部が大きく広がる。すなわち、鞄本体1は、下方から上方にいくほど前後方向の開口幅が大きくなる。このため、蓋部173が下方に配置されるよりも上方に配置された方が、D5方向に引っ張られる力が大きくなる。よって、上記構成によれば、蓋部173が鞄本体1の下方に位置する構成と比較して、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、開姿勢に変化し易くなる。また、ユーザーが鞄10の開口14を閉じた場合にも、同様に蓋部173がD1方向に大きな力で押されるため(図13参照)、開口部17sが閉姿勢に変化し易くなる。よって、上記構成を採用することにより、ユーザーによる鞄10の開閉動作に応じた開姿勢及び閉姿勢の姿勢変化をより容易に行うことが可能になる。よって、収納物の出し入れがより容易になる。
なお、図1等に示した鞄10では、収納部17が、上述した開口部17sの開閉機能1~4の全てを備えているが、本発明の鞄はこれに限定されない。本発明の鞄において、収納部17は、開閉機能1~4のうちいずれか一つ又は複数を備えて構成されてもよい。
[実施形態1の作用効果]
以下、上述した実施形態1に係る鞄10の各構成及び各構成により奏する効果について説明する。
以下、上述した実施形態1に係る鞄10の各構成及び各構成により奏する効果について説明する。
実施形態1に係る鞄10は、上部が開口可能な鞄本体1(鞄本体)と、鞄本体1の内側に設けられる収納部17と、を備える。また、収納部17は、開口部17sを有する収納部本体170と、収納部本体170にオーバーラップして設けられ、開口部17sを開閉可能な蓋部173とを備える。また、蓋部173は、開口部17sを閉姿勢に維持する姿勢維持部を備える。
上記構成によれば、収納空間の開口部17sを蓋部173により覆うことができ、また開口部17sを閉じた状態を維持することができるため、収納物が雨に濡れたり埃で汚れたりするなど外的要因の影響を受け難くすることができる。また、蓋部173は開口部17sを開閉可能にオーバーラップして設けられる構成であり、開口部17sを密閉するように固定する構成ではないため、ユーザーが収納物を出し入れする際に手間がかかることもない。よって、収納物を保護しつつ、収納物を収納する際及び取り出す際の手間を軽減することが可能な鞄10を実現することが可能になる。また、開口部17sの閉姿勢を維持するために別途の固定部材(ファスナー、ジッパーなど)を設ける必要がないため、収納部17の構造の簡略化及び低コスト化を図ることも可能である。
また、実施形態1に係る鞄10において、収納部本体170は、前部171及び後部172を含み、前部171及び後部172のそれぞれがクッションC1、C2(弾性部材)を備えている(図12参照)。
上記構成によれば、クッションC1、C2の弾性力によって収納物を保護することが可能になる。また、クッションC1、C2の弾性力によって、前部171及び後部172の自立姿勢を維持することができるため、開口部17sの閉姿勢の状態を維持することができる。さらに、例えばユーザーが鞄10を開いた状態(図14参照)から閉じると(図13参照)、クッションC1、C2の弾性力によって前部171及び後部172が平坦状態に復帰し易くなるため閉姿勢に変化し易くなる。このように、クッションC1、C2は、収納物を保護する機能と、開口部17sを閉姿勢に維持する機能と、開口部17sを開姿勢から閉姿勢に変化させる機能とを有している。
なお、他の実施形態として、鞄10は、クッションC1、C2が省略されてもよいし、いずれか一方のみを備えてもよい。
また、実施形態1に係る鞄10において、収納部17は、鞄本体1の長手方向(図1の左右方向)の側部(前部11又は後部12)の内面側に固定されている。これにより、鞄10の側部(前部11及び後部12)に加えられる開閉動作の力によって(図13及び図14参照)、開口部17sを姿勢変化させることが可能になる。また、収納部17が鞄本体1に固定されることにより収納部17が鞄本体1内で安定するため、収納物を容易に出し入れすることができる。なお、収納部17は、収納物を保護し易くするため、及び、鞄10を肩に掛けたときにバランスを維持し易くするために、後部12に固定されることが望ましい。
また、実施形態1に係る鞄10において、蓋部173の左側端部173a(第1側端部)と収納部本体170の左側端部17a(第1側端部)とが互いに固定されており、蓋部173の右側端部173b(第2側端部)と収納部本体170の右側端部17b(第2側端部)とが互いに固定されている。例えば図8及び図11に示すように、蓋部173全体の高さL2に対応する左側端部173a全体と右側端部173b全体とが固定部17x、17yを介して収納部本体170(前部171及び後部172)に固定されている。また、蓋部173の上端部は、収納部本体170の上端部17dに固定されており、蓋部173は、収納部本体170の前部171よりも前方に位置し、蓋部173の下端部173cは、収納部本体170に固定されておらず、前部171の上端部171dよりも下方に位置している。
上記構成によれば、収納部17の前部171の上端部171dが蓋部173にオーバーラップされた状態で蓋部173の両端部が固定されるため、開口部17sの閉姿勢を維持し易くなる。すなわち、前部171にオーバーラップする左側端部173a及び右側端部173bは、前記姿勢維持部として機能する。
上記構成において、蓋部173は、収納部本体170の上端部17dよりも下方の位置で固定されてもよい。換言すると、蓋部173の上部(上辺)の縫着位置(固定位置)が、収納部本体170の上端部17dよりも下方の位置であってもよい。例えば、蓋部173の上端部が収納部本体170の上端部17dに位置し、蓋部173の上側の縫着位置が前部171の上端部171dと収納部本体170の上端部17dとの間に位置してもよい。すなわち、蓋部173の上部は、少なくとも前部171の上端部171dよりも上方の位置に固定(縫着)されていればよい。
また、本実施形態に係る鞄10において、蓋部173は弾性部材(クッションなど)を有していない。この構成によれば、例えば図14に示すように、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、蓋部173が中央付近で容易に外側(D5方向)に折れ曲がることができるため、開口部17sを容易に開姿勢に変化させることができる。なお、他の実施形態として、蓋部173は、クッションC1、C2よりも弾性力が弱い(例えば厚みの薄い)クッションを備えてもよい。
また、実施形態1に係る鞄10において、鞄本体1の上部に持ち手2が取り付けられており、収納部17は、鞄本体1における持ち手2が取り付けられる面(例えば後部12)に固定されており、収納部17の開口部17sの幅W1が、鞄本体1における持ち手2の取付位置の間隔W2よりも広くなっている(図8参照)。この構成によれば、上述の[開口部17sの開閉機能3]に示したように、例えばユーザーが持ち手2を持って鞄10を開いた場合に、鞄本体1の後部12における持ち手2の取付位置にD5方向に引っ張られる力が作用して、当該取付位置に対応する蓋部173の中央側がD5方向に大きく引っ張られるため、開姿勢に変化し易くなる。よって、開口部17sを容易に開姿勢に変化させることができる。
また、実施形態1に係る鞄10において、蓋部173は、鞄本体1の上方に位置している。この構成によれば、上述の[開口部17sの開閉機能4]に示したように、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に、鞄本体1の上端部が大きく広がり、これにより蓋部173がD5方向に大きな力で引っ張られるため(図14参照)、開口部17sが開姿勢に変化し易くなる。また、ユーザーが鞄10の開口14を閉じた場合に、蓋部173がD1方向に大きな力で押されるため(図13参照)、開口部17sが閉姿勢に変化し易くなる。よって、ユーザーによる鞄10の開閉動作に応じた開姿勢及び閉姿勢の姿勢変化をより容易に行うことが可能になる。
また、実施形態1に係る鞄10において、蓋部173が鞄本体1の上方に位置し、かつ収納部本体170の下端部17cが鞄本体1の下方(底部13近傍)に位置してもよい。すなわち、収納部17は、鞄本体1の一側面(例えば後部12)の高さ方向の全面に形成されてもよい(図8等参照)。また、収納部17の左右方向の幅は、鞄本体1の底部13の左右方向の幅と略同一であってもよい(図8等参照)。これにより、鞄10内において収納物G1が偏ることがないため重量バランスを向上させることができる。
また、実施形態1に係る鞄10は、収容物(例えばドリンク容器)を収容可能な収容部(例えばドリンクホルダー18)を備えてもよい。また、前記収納部の一方の側端部は、収納部本体170の一側端部に固定されてもよい。また、前記収納部の他方の側端部は、鞄本体1の縫着部1R(図6参照)に固定されてもよい。これにより、筒状の収納空間を形成することができるため、例えばドリンク容器を収納することが可能になる。また、上記固定方法によれば、ドリンクホルダー18の強度を高めることができる。また、上記構成の鞄10によれば、図16に示すように、収納部17にPCを収納しつつ、ドリンクホルダー18にドリンク容器を収納することができる。
また、実施形態1に係る鞄10は、鞄本体1の内部に小物類を収納可能な収納ポケット19を備えてもよい(図9及び図10参照)。収納ポケット19は、例えば鞄本体1の前部11に縫い合わせることにより固定されてもよい。
[他の実施形態]
本発明は上述の実施形態に限定されない。以下、本発明の他の実施形態について説明する。
本発明は上述の実施形態に限定されない。以下、本発明の他の実施形態について説明する。
本発明の他の実施形態として、鞄10は、上部が開口可能な鞄本体1(鞄本体)と、鞄本体1の内側に設けられる収納部17と、を備える。また、収納部17は、前部171と後部172と開口部17sとを有する収納部本体170と、開口部17sを開閉可能な蓋部173とを備える。また、前部171及び後部172のそれぞれにクッションC1、C2(弾性部材)が設けられることにより開口部17sを閉姿勢に維持する。すなわち、収納部本体170は、収納空間を形成する両側面(前部171及び後部172)に、開口部17sを閉姿勢に維持するクッション(弾性部材)を備えている。上記構成の鞄10では、蓋部173が省略されてもよいし、蓋部173がマジックテープ(登録商標)などの面ファスナーで構成されてもよい。
上記構成によれば、収納物をクッションC1、C2の弾性力により保護することができる。また、クッションC1、C2の弾性力により前部171及び後部172の姿勢を直立姿勢に維持することができるため、収納物が収納された場合であっても開口部17sが不要に広がることがなく閉姿勢を維持することができる。また、開口部17sの閉姿勢を維持するために別途の固定部材(ファスナー、ジッパーなど)を設ける必要がない。よって、収納物を保護しつつ、収納物を収納する際及び取り出す際の手間を軽減することが可能な鞄10を実現することが可能になる。クッションC1、C2は、前記姿勢維持部として機能する。
また、上記構成によれば、上述の[開口部17sの開閉機能2]に示したように、例えばユーザーが鞄10の開口14を開くと(図14参照)、後部172がD5方向に引っ張られるが、前部171は鞄本体1の後部12に固定されておらず、かつクッションC1の弾性力が作用して前部171が平坦状態を維持しようとするため、開口部17sが開姿勢に変化し易くなる。
また、例えばユーザーが鞄10の開口14を開いた状態では(図14参照)、クッションC1、C2には自身の弾性力によって元の状態(平坦状態)に復帰しようする力が作用するため、ユーザーが鞄10の開口14を閉じると(図13参照)、クッションC1、C2の弾性力によって前部171及び後部172が通常の平坦状態に復帰し易くなる。すなわち、開口部17sが開姿勢から閉姿勢に変化し易くなる。よって、ユーザーによる鞄10の開閉動作に応じた開姿勢及び閉姿勢の姿勢変化をより容易に行うことが可能になる。
なお、上記構成において、鞄10は、クッションC1、C2のうちいずれか一方のみを備えてもよい。
上述の各実施形態では、鞄10が持ち手2を備えているが、他の実施形態として、鞄10は、持ち手2が省略されてもよい。例えば鞄10は、上述した鞄本体1の単体で構成されてもよい。
また、本発明に係る鞄は、収納部17の単体で構成されてもよい。例えば、本発明に係る鞄は、上述した各実施形態に係る収納部17のみで構成された鞄であってもよい。また、本発明に係る鞄は、上述した各実施形態に係る収納部17に持ち手2が取り付けられた鞄であってもよい。すなわち、鞄10及び収納部17は、それぞれ本発明の鞄の一例である。鞄が収納部17単体で構成される場合、本発明の鞄は、開口部17sを有する収納部本体170と、収納部本体170にオーバーラップして設けられ、開口部17sを開閉可能な蓋部173とを備え、蓋部173は、開口部17sを閉姿勢に維持する姿勢維持部を備えて構成される。また、他の実施形態として、本発明の鞄は、前部171と後部172と開口部17sとを含む収納部本体170と、開口部17sを開閉可能な蓋部173とを備え、前部171及び後部172の少なくともいずれかにクッション(弾性部材)が設けられることにより開口部17sを閉姿勢に維持する構成を備える。
また、本発明に係る鞄は、収納部17を構成する後部172が、鞄本体1の後部12の一部であってもよい。すなわち、鞄本体1の後部12が、収納部17の後部を兼ねてもよい。この場合、収納部17の収納部本体170は、前部171と鞄本体1の後部12とにより構成され、前部171は固定部17x、17yにより鞄本体1の後部12に固定され、蓋部173は鞄本体1の後部12に直接固定されてもよい。なお、上記構成において、蓋部173の上部は、前部171の上端部171dよりも上方の位置において鞄本体1の後部12に固定(縫着)されていればよい。
また、本発明に係る鞄において、収納部17は鞄本体1に着脱可能であってもよい。例えば、収納部17は、鞄本体1内の後部12の内面(内壁面)に、マジックテープ(登録商標)などの面ファスナーにより着脱可能であってもよい。また、例えば、収納部17が上端部にフックを備え、当該フックを鞄本体1の上端部(補強部1a)に引っ掛けることにより収納部17を鞄本体1に装着可能な構成であってもよい。
[実施形態2]
本発明の実施形態2について、図面を用いて以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1において示した要素と同一の機能を有する要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。また、実施形態1において定義した用語については特に断らない限り本実施の形態においてもその定義に則って用いるものとする。
本発明の実施形態2について、図面を用いて以下に説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1において示した要素と同一の機能を有する要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。また、実施形態1において定義した用語については特に断らない限り本実施の形態においてもその定義に則って用いるものとする。
図17は、実施形態2に係る鞄10の図6のA-A断面図である。図18は図17のB1部分の拡大図である。
実施形態2に係る鞄10は、蓋部173の形状が実施形態1の蓋部173の形状とは異なっており、その他の構成は実施形態1の鞄10と同一である。具体的には、図17に示すように、蓋部173は、左右方向の中心部が下方に突出するように湾曲した下端部173cを備えている。例えば、下端部173cは、左側端部173a及び右側端部173bのそれぞれから左右方向の中心位置に近付くに従って蓋部173の高さLaが高くなるように下方に湾曲している。蓋部173の左側端部173a、右側端部173b、及び上端部は鞄本体1の後部12に固定されており、下端部173cは、鞄本体1の後部12に固定されていない。すなわち、蓋部173は、左辺と右辺と上辺の3辺が鞄本体1に固定され、下辺のみがいずれにも固定されていない構成を備えており、これにより、蓋部173の下端部173cを下から上に捲るように引き上げて開口部17s(図12参照)を露出させることによって、収納部17の収納空間へのアクセスが可能になる。
また図18に示すように、蓋部173は、下方の一部が収納部17の前部171の上方の一部にオーバーラップするように固定される。具体的には、蓋部173は、左側端部173a及び右側端部173bのそれぞれから左右方向の中心位置に近付くに従って前部171とのオーバーラップ量が多くなるように固定される。また、蓋部173は、上端部が収納部17の上端部17dに固定され、左側端部173aが収納部17の左側端部17aに固定され、右側端部173bが収納部17の右側端部17bに固定され、下端部173cが収納部17に固定されない。例えば図18に示すように、前部171が高さL1(内寸)を有し、蓋部173が最大高さLb(左右方向の中心位置の高さ)を有する場合、蓋部173と前部171とは、中心位置において高さLdだけ前後方向に重なり合っている。また、左側端部173a及び右側端部173bでは、蓋部173と前部171とは、高さLcだけ前後方向に重なり合っている。すなわち、蓋部173と前部171とのオーバーラップ量は、左右方向の中心位置に近付くに従って多くなっている。また、蓋部173の左側端部173a及び右側端部173b(高さL2に相当する全体)が、固定部17x、17yによって、後部172の上部の高さL2に相当する部分と、前部171の上部の高さLcに相当する部分とに固定される。また、蓋部173の左側端部173a及び右側端部173bは、前部171よりも前方(鞄本体1の収納空間側)に配置されて固定される。
左側端部173a及び右側端部173bのそれぞれの高さL2は例えば略45mmであり、最大高さLbは例えば略75mmであり、左側端部173a及び右側端部173bのそれぞれのオーバーラップ量Lcは例えば略15mmであり、中心部分のオーバーラップ量Ld(最大オーバーラップ量)は例えば略50mmである。但し、高さL2、最大高さLb、オーバーラップ量Lc、Ldはこれに限定されない。
上記構成によれば、実施形態1と同様に、図12に示すように、収納部17の通常状態(例えば鞄10を肩に掛けたり手で持ったりした状態)において、蓋部173は、前部171よりも前方に位置して開口部17sを覆うことが可能になる。これにより、収納部17の収納空間が外気に晒されることがないため、収納物G1が雨に濡れたり埃で汚れたりすることを防ぐことができる。
また、上記構成によれば、図18に示すように、蓋部173の左側端部173a及び右側端部173bは、それぞれ前部171にオーバーラップした状態で前部171とともに鞄本体1に固定されているため、収納部17の通常状態において、開口部17sを閉じた姿勢(閉姿勢)に維持することが可能になる。
このように、蓋部173は、開口部17sを閉姿勢に維持する姿勢維持部を備えている。ここで、一部が前部171にオーバーラップする左側端部173a及び右側端部173bが、前記姿勢維持部に相当する。また、蓋部173は、左右方向の中心位置に近付くに従って全部71とのオーバーラップ量が多くなるため、特に蓋部173の左右方向の中心部分も前記姿勢維持部として機能する。すなわち、実施形態2では、蓋部173全体が前記姿勢維持部に相当する。
[開口部17sの開閉機能]
図19には、実施形態2に係る鞄10の使用状態の一例を示している。具体的には、図19には、鞄10の収納部17に収納物G1(例えばノートパソコン)を収納した状態を示している。また、図19はユーザーが鞄10の開口14を広げた状態を示している。また図20には、図19のB3部分の拡大図を示している。
図19には、実施形態2に係る鞄10の使用状態の一例を示している。具体的には、図19には、鞄10の収納部17に収納物G1(例えばノートパソコン)を収納した状態を示している。また、図19はユーザーが鞄10の開口14を広げた状態を示している。また図20には、図19のB3部分の拡大図を示している。
例えばユーザーが収納部17に収納物G1を収納して持ち手2を肩に掛けたり把持したりした場合には、実施形態1(図13参照)と同様に、鞄本体1の前部11と後部12とが互いに近付いて開口14が前後方向(D1方向及びD2方向)に狭まる。これにより、鞄本体1の側面が左右方向(D3方向及びD4方向)に押し出されることにより、収納部17の前部171、後部172、及び蓋部173が左右方向に引っ張られる。蓋部173が左右方向に引っ張られると、蓋部173の下方(オーバーラップ部分)が前部171に密着するため、開口部17sが閉姿勢になる。このように、ユーザーが鞄10を持った状態では、収納部17の開口部17sが閉姿勢に維持される。
これに対して、図19に示すように、例えばユーザーが収納部17に収納物G1が収納された状態で鞄本体1を前後方向(D5方向及びD6方向)に広げた場合、鞄本体1の前部11と後部12とが互いに遠ざかって開口14が前後方向に広がる。これにより、鞄本体1の側面が左右方向(D7方向及びD8方向)から内側に押されることにより、収納部17の前部171、後部172、及び蓋部173が左右方向から内側に押される。ここで、実施形態2に係る蓋部173は、実施形態1とは異なり、下端部173cが左右方向の中心位置において下方に湾曲しているため、蓋部173がD5方向に引っ張られ、かつD7方向及びD8方向から押されて、蓋部173の中央部分がD5方向に折れ曲がったとしても、蓋部173の前部171に重なる部分(オーバーラップ部分R1)が前部171から外れ難くなるため、開口部17sは依然として閉姿勢に維持される。このように、ユーザーが鞄10を広げた場合でも、収納部17の開口部17sが閉姿勢に維持され易くなる(開姿勢に変化し難くなる)。
以上のように、実施形態2に係る収納部17は、ユーザーによる鞄10の開閉動作に関わらず閉姿勢を維持することが可能な機能を備えている。よって、収納部17に収納した収納物を確実に保護することができる。なお、蓋部173は下端部173cが前部171にオーバーラップしているだけで固定されてはいないため、ユーザーは、下端部173cを捲って収納物を容易に出し入れすることができる。
上述の通り、実施形態1に係る鞄10は、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に開口部17sを開姿勢に変化させ易くする構成(図14及び図15参照)を備えることにより、収納物の出し入れを容易にする効果を得られるものであり、実施形態2に係る鞄10は、ユーザーが鞄10の開口14を開いた場合に開口部17sを閉姿勢に維持させ易くする構成(図19及び図20参照)を備えることにより、収納物をより確実に保護する効果を得られるものである。
実施形態1及び2の他の実施形態として、蓋部173は伸縮素材で形成されてもよいし、蓋部173内部に補強材(クッションなど)が設けられてもよい。
また、実施形態2の他の実施形態として、図21及び図22に示すように、収納部17の前部171にスリット180が設けられてもよい。スリット180は、蓋部173の下端部173cを挿入可能に形成されている。例えば、ユーザーは、収納物を収納部17に収納した後に蓋部173の下端部173cをスリット180に差し込むことにより、蓋部173が開き難くなり、開口部17sをより確実に閉姿勢に維持することができる。なお、蓋部173は、全体的に下方に湾曲した形状であって、かつスリット180に挿入される部分に矩形状の突出部を備えてもよい。
また、実施形態2に係る蓋部173の形状は湾曲形状に限定されず、左右方向の中心部のみが下方に突出した形状であってもよい。
実施形態1に示した他の各構成は、実施形態2にも適用可能である。
[発明の付記]
以下、上述の各実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
以下、上述の各実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
上部が開口可能な鞄本体と、
前記鞄本体の内側に設けられる収納部と、
を備え、
前記収納部は、開口部を有する収納部本体と、前記収納部本体にオーバーラップして設けられ、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、
前記蓋部は、前記開口部を閉姿勢に維持する姿勢維持部を備える、鞄。
上部が開口可能な鞄本体と、
前記鞄本体の内側に設けられる収納部と、
を備え、
前記収納部は、開口部を有する収納部本体と、前記収納部本体にオーバーラップして設けられ、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、
前記蓋部は、前記開口部を閉姿勢に維持する姿勢維持部を備える、鞄。
<付記2>
前記収納部本体は、前部及び後部を含み、
前記前部及び前記後部のそれぞれは弾性部材を備える、
付記1に記載の鞄。
前記収納部本体は、前部及び後部を含み、
前記前部及び前記後部のそれぞれは弾性部材を備える、
付記1に記載の鞄。
<付記3>
上部が開口可能な鞄本体と、
前記鞄本体の内側に設けられる収納部と、
を備え、
前記収納部は、前部と後部と開口部とを含む収納部本体と、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、
前記前部及び前記後部のそれぞれに弾性部材が設けられることにより前記開口部を閉姿勢に維持する、鞄。
上部が開口可能な鞄本体と、
前記鞄本体の内側に設けられる収納部と、
を備え、
前記収納部は、前部と後部と開口部とを含む収納部本体と、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、
前記前部及び前記後部のそれぞれに弾性部材が設けられることにより前記開口部を閉姿勢に維持する、鞄。
<付記4>
前記蓋部は、前記収納部本体にオーバーラップして設けられている、
付記3に記載の鞄。
前記蓋部は、前記収納部本体にオーバーラップして設けられている、
付記3に記載の鞄。
<付記5>
前記収納部は、前記鞄本体の長手方向の側部の内面側に固定されている、
付記1~3のいずれかに記載の鞄。
前記収納部は、前記鞄本体の長手方向の側部の内面側に固定されている、
付記1~3のいずれかに記載の鞄。
<付記6>
前記蓋部の第1側端部と前記収納部本体の第1側端部とが互いに固定されており、
前記蓋部の第2側端部と前記収納部本体の第2側端部とが互いに固定されている、
付記1~5のいずれかに記載の鞄。
前記蓋部の第1側端部と前記収納部本体の第1側端部とが互いに固定されており、
前記蓋部の第2側端部と前記収納部本体の第2側端部とが互いに固定されている、
付記1~5のいずれかに記載の鞄。
<付記7>
前記蓋部は、前記収納部本体の前部よりも前方に位置し、
前記蓋部の上部は、前記収納部本体における前記前部の上端部よりも上方の位置に固定されており、
前記蓋部の下端部は、前記収納部本体に固定されておらず、前記前部の上端部よりも下方に位置している、
付記6に記載の鞄。
前記蓋部は、前記収納部本体の前部よりも前方に位置し、
前記蓋部の上部は、前記収納部本体における前記前部の上端部よりも上方の位置に固定されており、
前記蓋部の下端部は、前記収納部本体に固定されておらず、前記前部の上端部よりも下方に位置している、
付記6に記載の鞄。
<付記8>
前記蓋部は、さらに左右方向の中心部が下方に突出するように湾曲している、
付記7に記載の鞄。
前記蓋部は、さらに左右方向の中心部が下方に突出するように湾曲している、
付記7に記載の鞄。
<付記9>
前記蓋部は、前記弾性部材を有しない、
付記1~8のいずれかに記載の鞄。
前記蓋部は、前記弾性部材を有しない、
付記1~8のいずれかに記載の鞄。
<付記10>
前記鞄本体の上部に持ち手が取り付けられており、
前記収納部は、前記鞄本体における前記持ち手が取り付けられる面に固定されており、
前記開口部の幅は、前記鞄本体における前記持ち手の取付位置の間隔よりも広い、
付記1~9のいずれかに記載の鞄。
前記鞄本体の上部に持ち手が取り付けられており、
前記収納部は、前記鞄本体における前記持ち手が取り付けられる面に固定されており、
前記開口部の幅は、前記鞄本体における前記持ち手の取付位置の間隔よりも広い、
付記1~9のいずれかに記載の鞄。
<付記11>
前記蓋部は、前記鞄本体の上方に位置している、
付記1~10のいずれかに記載の鞄。
前記蓋部は、前記鞄本体の上方に位置している、
付記1~10のいずれかに記載の鞄。
<付記12>
収容物を収容可能な収容部をさらに備え、
前記収容部の一側端部は、前記収納部本体の一側端部に固定されている、
付記1~11のいずれかに記載の鞄。
収容物を収容可能な収容部をさらに備え、
前記収容部の一側端部は、前記収納部本体の一側端部に固定されている、
付記1~11のいずれかに記載の鞄。
Claims (16)
- 上部が開口可能な鞄本体と、
前記鞄本体の内部の収納空間と、
前記収納空間を形成する前記鞄本体の内壁面に設けられる収納部と、
前記鞄本体の本体前部の上端の左右方向に所定の間隔を空けて取り付けられる第1持ち手と、
前記鞄本体の本体後部の上端の左右方向に前記間隔を空けて取り付けられる第2持ち手と、
を備え、
前記収納部は、前記本体前部又は前記本体後部の前記内壁面に設けられており、前記内壁面側の後部及び前記収納空間側の前部を備え、前記前部及び前記後部の間に形成される開口部を有する収納部本体と、前記収納部本体の上部にオーバーラップして設けられ、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、
前記開口部の左右方向の幅は、前記第1持ち手及び前記第2持ち手のそれぞれの前記間隔よりも広く、
前記蓋部は、
前記開口部を閉姿勢に維持可能な姿勢維持部を備え、かつ、
前記第1持ち手及び前記第2持ち手に前記収納空間が広がる方向に力を加えた場合に、前記後部の外方への変形に追従して変形することによって前記開口部を開姿勢に変化させ、
前記開姿勢において前記第1持ち手及び前記第2持ち手に前記収納空間が狭まる方向に力を加えた場合に、前記後部が平坦状態に復帰する際の変形に追従して変形することによって前記開口部を前記閉姿勢に変化させる、鞄。 - 前記蓋部は、前記第1持ち手及び前記第2持ち手に前記収納空間が広がる方向に力を加えた場合に前記開口部が前記開姿勢になり、前記開姿勢において前記第1持ち手及び前記第2持ち手に前記収納空間が狭まる方向に力を加えた場合に前記開口部が前記閉姿勢になる高さに設定される、
請求項1に記載の鞄。 - 上部が開口可能な鞄本体と、
前記鞄本体の内部の収納空間と、
前記収納空間を形成する前記鞄本体の内壁面に設けられる収納部と、
前記鞄本体の本体前部の上端の左右方向に所定の間隔を空けて取り付けられる第1持ち手と、
前記鞄本体の本体後部の上端の左右方向に前記間隔を空けて取り付けられる第2持ち手と、
を備え、
前記収納部は、前記本体前部又は前記本体後部の前記内壁面に設けられており、前記内壁面側の後部及び前記収納空間側の前部を備え、前記前部及び前記後部の間に形成される開口部を有する収納部本体と、前記収納部本体の上部にオーバーラップして設けられ、前記開口部を開閉可能な蓋部とを備え、
前記開口部の左右方向の幅は、前記第1持ち手及び前記第2持ち手のそれぞれの前記間隔よりも広く、
前記蓋部は、
前記開口部を閉姿勢に維持可能な姿勢維持部を備え、かつ、
前記第1持ち手及び前記第2持ち手に前記収納空間が広がる方向に力を加えた場合に、前記後部の外方への変形に追従して変形した場合でも前記開口部が前記閉姿勢に維持される形状を有する、鞄。 - 前記蓋部は、前記第1持ち手及び前記第2持ち手に前記収納空間が広がる方向に力を加えた場合、及び、前記第1持ち手及び前記第2持ち手に前記収納空間が狭まる方向に力を加えた場合のそれぞれにおいて、前記開口部が前記閉姿勢に維持される高さに設定される、
請求項3に記載の鞄。 - 前記前部及び前記後部のそれぞれは弾性部材を備える、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 前記収納部は、前記鞄本体の長手方向の側部の内面側に固定されている、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 前記蓋部の第1側端部と前記収納部本体の第1側端部とが互いに固定されており、
前記蓋部の第2側端部と前記収納部本体の第2側端部とが互いに固定されている、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 前記蓋部は、前記収納部本体の前記前部よりも前記収納空間側の前方に位置し、
前記蓋部の上部は、前記前部の上端部よりも上方の位置に固定されており、
前記蓋部の下端部は、前記収納部本体に固定されておらず、前記上端部よりも下方に位置している、
請求項7に記載の鞄。 - 前記蓋部は、さらに左右方向の中心部が下方に突出するように湾曲している、
請求項3に記載の鞄。 - 前記蓋部は、前記弾性部材を有しない、
請求項5に記載の鞄。 - 前記蓋部は、前記鞄本体の上方に位置している、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 収容物を収容可能な収容部をさらに備え、
前記収容部の一側端部は、前記収納部本体の一側端部に固定されている、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 前記蓋部は、左右方向の両端部における所定高さを有する両端辺が前記内壁面に固定された状態で前記開口部を開閉可能に構成されている、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 前記収納部は、前記内壁面における前記第1持ち手又は前記第2持ち手が取り付けられる面に固定されている、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 前記蓋部が前記収納部本体にオーバーラップする左右方向の幅は、前記間隔よりも広い、
請求項1又は3に記載の鞄。 - 前記収納部の左右方向の幅は、前記鞄本体の底部の左右方向の幅と同一である、
請求項1又は3に記載の鞄。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2023075662 | 2023-05-01 | ||
| JP2023075662 | 2023-05-01 | ||
| PCT/JP2024/013574 WO2024228313A1 (ja) | 2023-05-01 | 2024-04-02 | 鞄 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2024228313A1 JPWO2024228313A1 (ja) | 2024-11-07 |
| JPWO2024228313A5 JPWO2024228313A5 (ja) | 2025-04-09 |
| JP7855082B2 true JP7855082B2 (ja) | 2026-05-07 |
Family
ID=
Citations (9)
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| JP2006181177A (ja) | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Ryukichi Adachi | 保冷材カバー |
| WO2006082659A1 (ja) | 2005-02-07 | 2006-08-10 | Super Planning Co., Ltd. | ノートパソコン用バッグ |
| WO2006082660A1 (ja) | 2005-02-07 | 2006-08-10 | Super Planning Co., Ltd. | 多目的バッグ |
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