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JPS5811647B2 - 減圧弁 - Google Patents
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JPS5811647B2 - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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Publication number
JPS5811647B2
JPS5811647B2 JP13011977A JP13011977A JPS5811647B2 JP S5811647 B2 JPS5811647 B2 JP S5811647B2 JP 13011977 A JP13011977 A JP 13011977A JP 13011977 A JP13011977 A JP 13011977A JP S5811647 B2 JPS5811647 B2 JP S5811647B2
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JP
Japan
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valve
cylinder
pressure
water
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP13011977A
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English (en)
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JPS5463430A (en
Inventor
森岡季義
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MARUMAN KOGYO KK
Original Assignee
MARUMAN KOGYO KK
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Publication date
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Priority to JP13011977A priority Critical patent/JPS5811647B2/ja
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Publication of JPS5811647B2 publication Critical patent/JPS5811647B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、上流側の一次圧力にかかわらず常に下流側
の二次圧力を一定に保持でき得る減圧弁に関し、さらに
この減圧弁に適度な配管を施すことにより下流のパイプ
や機器接続部等が地震や地盤沈下などの予知し得ない災
害や事故によって破裂したり、あるいは漏水等によって
生じた異常低圧に対して自動的に閉弁止水できる減圧弁
に関する。
従来の減圧弁吉しては第5図及び第6図に示すようなも
のが知られている。
これらの減圧弁はいずれも、弁箱1の入水口2と出水口
3の間に設けた連通孔4の真上の弁箱1に、上端部に上
部摺動筒9を形成したシリンダー8を固着し、該シリン
ダー8の上端部にはシリンダー蓋25を固着すると共に
上部摺動筒9内には下端に前記連通孔4を開閉する弁体
5を固定した弁棒11の上方に固着した上部ピストン1
2を摺動昇降可能に挿入し、該上部ピストン12の下方
に設置したスプリング17によって同ピストン12を上
方へ持ち上げる力を調節できる機構を有しており、かつ
又出水口3と上部摺動筒9が途中に逆IE弁32及び仕
切弁37を設置したパイプ31によって連結されてなる
ものであって、第5図の減圧弁では入水口2側の一次圧
力が弁体5を閉じる方向に作用する弁箱構造とされてい
るのに対し、第6図の減圧弁では一次圧力が弁体5を開
く方向に作用する弁箱構造とされている点で相違する。
ところで、入水口2側の一次圧力をPl、出水口3側の
二次圧力をP2 (ただしP2<PI)、バネ17の反
撥力をW1弁体5の受圧面積をA1、上部ピストン12
の受圧面積をA2とすると、第3図の減圧弁では、バラ
ンス状態にあるとき次式(I〕が成立し、従ってバネ1
7の反撥力Wは次式〔■〕で表わされる。
PA+PA=PA+W ・・・・・・〔I〕W−P
、A1+P2(A2−A1) ・・・・・・〔■〕
上記式〔■〕において、A1及びA2−A1 は一定で
あるから、今、一次圧力P1が一定である場合はPlA
lが一定となり、バネ17の反撥力Wは二次圧力P2の
増減に比例して増減することになる。
つまり、二次圧力P2が増大すれば、それに比例してバ
ネ17の反撥力Wが増大するところまで上部ピストン1
2が下降し、逆に二次圧力P2が減少すれは、それに比
例してバネ17の反抗力Wが減少するところまで上部ピ
ストン12が上昇するのである。
従って、一次圧力P1が一定の場合は、二次圧力P2が
増大するとピストン12の下降により弁体5の開きが小
さくなって流量が減少し、逆に二次圧力P2が減少する
とピストン12の上昇により弁体5の開きが大きくなっ
て流量が増大するので、この流量変化によって二次圧力
P2を自動的にほぼ一定に保つことができるのである。
けれども、一次圧力P1が一定でなく変化する場合は、
上記式(II)から明らかなようにバネの反撥力Wは一
次圧力P1と二次圧力P2の双方の影響を受けて増減す
るから、二次圧力P2が増減してもそれに比例してバネ
17の反撥力Wは増減することはない。
つまり、二次圧力P2が増減しても、それに比例してバ
ネ17の反撥力Wが増減するようにピストン12が上下
動しないのである。
従って、一次圧力P1が変化する場合は、二次圧力P2
の増減に追従して弁体5の開き具合が変化しないので、
二次圧力P2を自動的にほぼ一定に保つことができない
のである。
一方、第6図の減圧弁では、バランス状態にあるとき次
式CI)が成立し、従ってバネ17の反抗力Wは次式(
IV)で表わされる。
P A+P A、 =P A+W ・・・・・・
(1)W=P2A2−(P、−P、2 ) A1
・・・・・・〔lV’)式〔I■〕から、二次圧力P2
を一定に保持するためには、たえずバネ17の反撥力W
が正となるように差圧(p、−p2)の大きさに応じて
上部ピストン12の受圧面積A2を大きく設定する必要
がある。
つまり、この減圧弁では、一次圧力P1と二次圧力P2
との差圧(pt P2)に応じて上部ピストン12の
径を変える必要があり、変えない場合は一次圧力P1に
比例して二次圧力P2が同じ差圧となるように変化する
ので、二次圧力P2をほぼ一定に保つことは不可能であ
る。
更に、これら第5図及び第6図の減圧弁は、二次圧力P
2が異常に低下した場合に、自動的に閉弁止水すること
も不可能である。
この発明はこのような従来の減圧弁の欠点を是正し、一
次圧力の変化にかかわらず常に下流側の二次圧力を一定
に保持することができる減圧弁を提供することを目的と
し、さらに従来の減圧弁においては構造的にも不可能で
あった下流側の異常低圧に際し自動的に瞬時に止水閉弁
する減圧弁を提供することを目的とする。
即ちこの発明は、前述の如き従来減圧弁に於て、第3図
に示すように、シリンダー8の下端部に弁体5と同面積
を有しかつ弁体11に固着された下部ピストン13が摺
動昇降できる下部摺動筒10を形成し、入水口2と上部
摺動筒9を途中で仕切弁36及びシリンダー34に導か
れている二次圧力が一定圧力以下になると自動的に開弁
する開閉弁33を設置したパイプ29で連結し、かつパ
イプ31に入水側と出水側の圧力差が一定以上になると
自動的に止水閉弁する逆止弁32を設置したことを要旨
とする減圧弁を第1発明とし、更に第4図に示すように
、シリンダー8の下端部に弁体5と同面積を有しかつ弁
棒11に固着された下部ピストン13が摺動昇降できる
下部摺動筒10を形成し、入水口2と上部摺動筒9を途
中に仕切弁36及びシリンダー34に導かれている二次
圧力が一定圧力以下になると自動的に開弁する開閉弁3
3を設置したパイプ29を連結し、さらに、該開閉弁3
3と上部摺動筒9の間に上部摺動筒9内の圧力水を放出
できる仕切弁38を設置し、又前記シリンダー34に空
気を抜くための仕切弁39を設置し、かつパイプ31に
入水側と出水側の圧力差が一定以上になると自動的に止
水閉弁する逆止弁32を設置した減圧弁を第2発明とす
るものである。
上記構成の第1発明の減圧弁では、入水口2側の一次圧
力をPい出水口3側の二次圧力をP2(ただし、P2<
Pl)、バネ17の反抗力をW1弁体5の受圧面積をA
1、上部ピストン12の受圧面積をA2、下部ピストン
13の受圧面積をA3とすると、バランス状態にあると
きは次式(V’)が成立するが、下部ピストン13の受
圧面積A3と弁体の受圧面積A1が等しいので次式(V
Oが成立し、従ってバネ17の反撥力Wは次式亘で表わ
される。
P1A1+A2P2−・P1A3+P2A1+W ・・
・[、■]AP=PA+W ・・・〔■
〕22 21 W=−P2(A2−A1) ・・・(ロ)
上記式亘において、弁体5の受圧面積と上部ピストン1
2の受圧面積の差(A2−AI)は一定であるから、こ
の発明の減圧弁では、バネ17の反撥力Wは二次圧力P
2の増減に比例して増減し、一次圧力P1の影響は全く
受けないことになる。
つまり二次圧力P2が増大すれば、一次圧力P1の変化
に関係なく、バネ17の反抗力Wが比例して増大するよ
うに上部ピストン12が下降し、逆に二次圧力P2が減
少すれは、それに比例してバネ17の反撥力が減少する
ように上部ピストン12が上昇するのである。
従って、二次圧力P2が増大すればそれに比例して弁体
5の開きが小さくなって流量が減少し、逆に二次圧力P
2が減少すれば弁体5の開きが大きくなって流量が増大
するので、この流量変化によって二次圧力P2を自動的
にほぼ−・定に保つことができるのである。
また、二次圧力が異常低下した場合は、出水口3と関連
しているパイプ31内の圧力は急に減圧となり、シリン
ダー34も減圧され従って同シリンダー34内のピスト
ンは上昇するので開閉弁33は開となり、上流側の一次
圧力はパイプ29を通じてシリンダー8の上部摺動筒9
内に導かれ上部ピストン12を下方へ押圧し、逆上弁3
2まで導かれる。
同弁32は出水側と入水側の圧力差が一定以上より大き
くなると閉弁するようになっているので一次圧力は逃げ
道を塞がれる。
したがって、一次圧力は上部ピストン12にかかるので
、弁棒11は下方に押されて止水閉弁されるのである。
スプリング17の弾力は最大の場合でも一次圧力よりも
小さくなるようになされているので、いかなる場合にも
完全に止水閉弁される。
第2発明の減圧弁も、上記の第1発明の減圧弁と全く同
様に作用するが、この第2発明の減圧弁の場合は、既述
したように、仕切弁38及び39を更に追加して設けで
あるため、下流側の異常低圧の原因が除去され、再び通
水開弁の状態に戻す場合には、仕切弁36を閉じ仕切弁
38を開とすると、上部摺動筒9内に残溜している圧力
水が外へ放出されるので上部ピストン12にかかる圧力
がなくなりスプリング17によって弁棒11が上方へ移
動して通水開弁の状態となり、パイプ31を通って二次
圧力が上部摺動筒9へ導かれると、再び仕切弁38を閉
じ仕切弁36を開とすることにより異常低圧以前の状態
に容易に戻すことができ、また、シリンダー34に空気
が入っても、仕切弁39を開いて空気を除去できるので
、二次圧力の変化に正確に対応して開閉弁33を作動さ
せることができる。
この発明の減圧弁は、以上のように一次圧力に関係なく
二次圧力を自動的に一定に保持し、かつ二次圧力が異常
降下したときに自動的に閉弁止水するものであるから、
下流のパイプや機器接続部等が地震や地盤沈下などの予
知し得ない災害や事故によって破裂したり、あるいは漏
水等を生じても、直ちに給水を停止して洪水等の二次災
害を未然に防止することができる。
また、バネを取替えたり、シリンダーやピストンを替え
たりする必要がなく、一次圧力の変化に対する汎用性が
あるため、生産性が向上すると共に使用においても簡単
に圧力調節ができ、しかもバネ式開放弁33は、任意の
所定圧力に設定できるので、減圧弁の下流側の正常下限
圧力設定を自由に選定することができる。
更に下流側に火災などが発生し、消火活動のため大量の
水が必要な場合にも、極めて簡単な操作で、弁を全開通
水することができる。
この発明の一実施例を図面の記載に基づいて説明すると
、第1〜2図に示すように、弁箱1には入水口2と出水
口3との間に連通口4を設け、同口4の内周面には連通
口4を境として入水口2側り弁箱1内に収納した弁体5
に対する弁座6を嵌着すると共に、同弁座6の中心部に
通水を阻止しない弁体ガイド7を弁座6と一体形成して
いる。
連通口4の上方の弁箱1に穿設している開孔口にはシリ
ンダー8をボルト等によって一体固着している。
そして、該シリンダー8の上端部には上部摺動筒9、下
端部には下部摺動筒10をそれぞれ形成しており、かつ
上部摺動筒9内には弁棒11の上端部に嵌着した上部ピ
ストン12を摺動昇降可能に嵌合し、下部摺動筒10内
には弁体5を下端に嵌着した前記弁棒11の中央部付近
に嵌着した弁体5と同じ受圧面積を有する下部ピストン
13を摺動昇降可能に嵌合している。
そして、それぞれのピストン12.13には、互いに向
い合う面に椀皮14を敷いてピストン12,13が上1
下部摺動筒9,10内を緊密に摺動昇降できるようにす
ると共に、回度14が剥離しないように凹成14上に椀
皮押え15を載せてナツト16でもってそれぞれ弁棒1
1に締め付は固定している。
シリンダー8の縦方向中央部には、上部ピストン12を
上方へ押し上げるための中央に弁棒11を挿通したスプ
リング17の下端にあって弁棒11に上下に摺動移動可
能に嵌合されたスプリング受18を上下に移動させてス
プリング17の上部ピストン12への押し上げる弾力を
調節する弁棒11に摺動可能に嵌合され外周に雄ネジ溝
を有する調整ネジ19を螺合把持する空気孔20を穿設
した把持腕21を有している。
又、この調整ネジ19の下端部には、調整ネジ19を回
転昇降させるための棒穴22を形成している。
シリンダー8の把持腕21の下方側面は、前記空気孔2
0から漏れた空気をシリンダー8外へ逃がしかつ調節ネ
ジ19を回転させるための棒を差し込み回転できるよう
に開口部23がもうけられている。
シリンダー8の下端部にある弁箱1の上端の開孔口の内
周面には、中心部で弁棒11を上下に摺動可能に把持す
るための弁棒ガイド24を嵌着する。
又、シリンダー8の上端面にはシリンダー蓋25を設置
し、該蓋25には同蓋25の両側端面からそれぞれ同下
面に連通ずる導水孔26及び連通孔27を穿設して、上
部摺動筒9内の上部ピストン12上の間隙に弁箱1の入
水口2側の側壁面に穿設した取水孔28からパイプ29
を通じて導水孔26から同間隙に水を導くことができる
ようにし、一方弁箱1の出水口3側の取水孔30からパ
イプ31を通じて連通孔27から同間隙に水を導き、か
つ同間隙の水を出水口3側へ排出することができるよう
にしている。
32はパイプ31の連通孔27の出口付近に設置された
バネ式リフト逆止弁であって、通常は上部摺動筒8内の
圧力水をパイプ31へ逆流させないためのものであるが
、量弁32の入水側と出水側の水圧の差が一定以上にな
ると自動的に止水閉弁する弁である。
33はパイプ29に設置されたバネ式開閉弁であって、
量弁33の上方部のシリンダー34は前記バネ式リフト
逆止弁32の連通孔27側と反対側のパイプ31とパイ
プ35でもって連結されていて、弁箱1の出水口3の圧
力が異常に低圧になったときシリンダー34内のピスト
ンが上方に移動してバネ式開閉弁33を開として入水口
2側の水をパイプ29、導水孔26を通じてシリンダー
8内へ導くようにしている。
36はパイプ29の入水口2とバネ式開閉弁33の間に
設置された仕切弁又はコック、37はパイプ31の出水
口3とバネ式リフト逆止弁32の間に設置された仕切弁
又はコック、38はパイプ29に設置したバネ式開閉弁
33と導入孔26の間から分岐したパイプに設置した仕
切弁又はコック、39はシリンダーの上方と連結してい
るパイプに設置した仕切弁又はコックである。
尚、弁体5の出水口3に面する底面には、漏水を防止す
るための弁パツキン40及びパツキン受け41がナツト
42によって弁棒11に係上せられている。
又、43は下部摺動筒10内にゴミ等が入らないように
するためのゴム板である。
次に上記構成からなるこの発明の減圧弁を設置するには
、まず入水口2を上流側の管と連結し、出水口3を下流
側の管と連結する。
すると、上流側からの水は入水口2を経て弁箱1内に入
り、下部ピストン13及び弁体5に一次圧力を加える。
この時、下部ピストン13と弁体5の受圧面積は等しい
ので、弁棒11には上下に等しい力が作用して打ち消さ
れる。
仕切弁37を開にしておくと下流側の二次圧力は出水口
3の取水口30からパイプ31及びバネ式リフト逆止弁
32を通って、連通孔27からシリンダー8の上部摺動
筒9に導かれて上部ピストン12を下方へ押圧するが、
同ピストン12はスプリング17によって上方へ押され
ているので、一定のところで静止する。
二次圧力を大きくする場合には、調整ネジ19を上方へ
移動させて上部ピストン12に下方から加わるスプリン
グ17の弾力を強める。
すると、上部ピストン12が上方へ移動し従って弁棒1
1も上方へ移動するので弁体5と弁座6の間隙が大きく
なって連通口4から下流側へ大量の水が流れて二次圧力
を上昇させることができる。
このとき、二次圧力は上部ピストン12を下方へ押し下
げるようにも働し1でいるが、スプリング17によっで
ある一定のところで静止する。
逆に、二次圧力を低くする場合には調整ネジ19を下方
へ移動させて上部ピストン12に下方から加わるスプリ
ング17の弾力を弱める。
すると、上部ピストン12が下方へ移動して弁棒11も
下方へ移動するので弁体5と弁座6の間隙が小さくなっ
て連通口4からの水量が少くなり二次圧力を下降させる
ことができる。
このように、この発明の減圧弁によると、上流側の一次
圧力に全く無関係に減圧された二次圧力を得ることがで
きるので、下流側においては常に一定の水圧を得ること
ができる。
次に、下流側の二次圧力が異常低下した場合について説
明する。
仕切弁36、37が開、仕切弁38.39が閉でかつ通
水開弁時(第1図の状態)において、下流側の二次圧力
が急に低下すると、出水口3と連結しているパイプ31
内の圧力は急に減圧となり、従って同パイプ31と連結
しているパイプ35内も減圧になってシリンダー34も
減圧され従って同シリンダー34内のピストンは上昇す
るのでバネ式開閉弁33は開となり、上流側の一次圧力
はパイプ29を通じて導水孔26からシリンダー8の上
部摺動筒9内に導かれ上部ピストン12を下方へ押圧し
、かつ連通孔27を通ってバネ式リフト逆止弁32まで
導かれる。
量弁32は出水側と入水側の圧力差が一定以上より大き
くなると閉弁するようになっているので一次圧力は逃げ
道を塞がれる。
したがって、一次圧力は上部ピストン12にかかるので
、弁棒11は下方に押されて止水閉弁されるのである(
第2図の状態)。
スプリング17の弾力は最大の場合でも次圧力よりも小
さくなるようになされているので、いかなる場合にも完
全に止水閉弁される。
下流側の異常低圧の原因が除去され、再び通水開弁の状
態に戻す場合には、仕切弁36を閉じ仕切弁38を開と
する。
すると、上部摺動筒9内に残溜している圧力水が外へ放
出されるので上部ピストン12にかかる圧力がなくなり
スプリング17によって弁棒11が上方へ移動して通水
開弁の状態になり、パイプ31を通って二次圧力が上部
摺動筒9へ導かれると、再び仕切弁38を閉じ仕切弁3
6を開とすることにより異常低圧以前の状態に戻って通
常の減圧弁として使用できる。
このときバネ式開閉弁33は、シリンダー34に二次圧
力が加わることにより再び自動的に閉弁止水して一次圧
力をシリンダー8内に入れないようにしている。
すなわち、上部摺動筒9内には二次圧力のみが作用して
いる状態になる。
仕切弁37は、弁体5と弁座6の間隔を最大にして通水
を最大にする場合に使用するもので、仕切弁37.36
を同時に閉とし、仕切弁38を開として上部摺動筒9内
の圧力水を外部へ放出すると、上部ピストン12はスプ
リング17によって上方へ移動し従って弁体5も上方へ
移動するからである。
仕切弁39は、空気抜き用のものである。このようにこ
の発明によると、下流側の二次圧力が異常低圧になった
場合には完全に止水閉弁するものであるから、下流のパ
イプや機器接続部等が地震や地盤沈下などの予知し得な
い災害や事故によって破裂したり、あるいは漏水等によ
って生じた異常低圧に対し自動的に瞬時して完全に閉弁
止水して、洪水などの二次災害を未然に防止するもので
ある。
又、この発明によると、下流側に火災などが発生し、消
火活動のために大量の水が必要な場合にも極めて簡単な
操作で、弁を全開通水することができるので、従来の減
圧弁と比較して著しい利点効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の実施例を示すもので、第
1図は通水開弁時の状態、第2図は止水閉弁時の状態を
示し、また第3図及び第4図はいずれもこの発明の説明
図、第5図及び第6図はいずれも従来例の説明図である
。 1……弁箱、2……入水口、3……出水口、4……連通
孔、5……弁体、8……シリンダー、9……上部摺動筒
、10……下部摺動筒、11……弁棒、12……上部ピ
ストン、13……下部ピストン、17……スプリンク、
25……シリンダー蓋、29……パイプ、31……パイ
プ、32……逆止弁、33……開閉弁、34……シリン
ダー、38……仕切弁、39……仕切弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弁箱1の入水口2と出水口3の間に設けた連通孔4
    の真上の弁箱1の開口孔に、上端部に上部摺動筒9を形
    成したシリンダー8を固着し、該シリンダー8の上端部
    にはシリンダー蓋25を固着すると共に上部摺動筒9内
    には下端に前記連通孔4を開閉する弁体5を固定した弁
    棒11の上方に固着した上部ピストン12を摺動昇降可
    能に挿入し、該上部ピストン12の下方に設置したスプ
    リング17によって同ピストン12を上方へ持ち上げる
    力を調節できる機構を有しており、かつ又出水口3と上
    部摺動筒9が途中に仕切弁37を設置したパイプ31に
    よって連結されてなる減圧弁において、シリンダー8の
    下端部に弁体5と同面積を有しかつ弁棒11に固着され
    た下部ビス1−ン13が摺動昇降できる下部摺動筒10
    を形成し、入水口2と上部摺動筒9を途中に仕切弁36
    及びシリンダー34に導かれている二次圧力が一定圧力
    以下になると自動的に開弁する開閉弁33を設置したパ
    イプ29で連結し、かつパイプ31に入水側と出水側の
    圧力差が一定以上になると自動的に止水閉弁する逆止弁
    32を設置した減圧弁。 2 弁箱1の入水口2と出水口3の間に設けた連通孔4
    の真上の弁箱1の開孔口に、上端部に上部摺動筒9を形
    成したシリンダー8を固着し、該シリンダー8の上端部
    にはシリンダー蓋25を固着すると共に上部摺動筒9内
    には下端に前記連通孔4を開閉する弁体5を固定した弁
    棒11の上方に固着した上部ピストン12を摺動昇降可
    能に挿入し、該上部ピストン12の下方に設置したスプ
    リング17によって同ピストン12を上方へ持ち上げる
    力を調節できる機構を有しており、かつ又出水口3と上
    部摺動筒9が途中に仕切弁37を設置したパイプ31に
    よって連結されてなる減圧弁において、シリンダー8の
    下端部に弁体5と同面積を有しかつ弁棒11に固着され
    た下部ピストン13が摺動昇降できる下部摺動筒10を
    形成し、入水口2と上部摺動筒9を途中に仕切弁36及
    びシリンダー34に導かれている二次圧力が一定圧力以
    下になると自動的に開弁する開閉弁33を設置したパイ
    プ29で連結し、さらに、該開閉弁33と上部摺動筒9
    の間に上部摺動筒9内の圧力水を放出できる仕切弁38
    を設置し、又前記シリンダー34に空気を抜くための仕
    切弁39を設置し、かつパイプ31に入水側と出水側の
    圧力差が一定以上になると自動的に止水閉弁する逆止弁
    32を設置した減圧弁。 3 開閉弁33がバネ式の開閉弁である特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の減圧弁。
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