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JPS5817726B2 - 樹木の胴枯病、腐らん病防除用組成物 - Google Patents
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JPS5817726B2 - 樹木の胴枯病、腐らん病防除用組成物 - Google Patents

樹木の胴枯病、腐らん病防除用組成物

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JPS5817726B2
JPS5817726B2 JP55004234A JP423480A JPS5817726B2 JP S5817726 B2 JPS5817726 B2 JP S5817726B2 JP 55004234 A JP55004234 A JP 55004234A JP 423480 A JP423480 A JP 423480A JP S5817726 B2 JPS5817726 B2 JP S5817726B2
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JP
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blight
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エドツアルド・フオン・バルゲン
渡辺俊之助
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Kanesho KK
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Kanesho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は樹木の胴枯病、腐らん病防除用組成物に関し、
詳しくは3・5−ジメチルテトラヒドロ−2H−1・3
・5−チアジアジン−2−チオンを有効成分として含有
することを特徴とする殺菌組成物に関するものである。
樹木の胴枯性病害としては果樹、就中りんごの腐らん病
(Valsa ceratosperma ) 、胴
枯病(Phomopsis truncicola
Miura )、梨の胴枯病(Phomopsis f
ukusnii Tanaka et Endo)、桑
の胴枯病(Diaporthe nomurai
Hara )、栗の胴枯病(Endothia Pa
rasitica P、J、etH,W、 Ande
rson )及びその他樹木では桐の腐らん病(’Va
lsapaulowniae Miyabe etH
emmi )等が顕著なものとして知られているが、こ
れら胴枯性病害は最近の労力不足に起因する栽培管理の
不十分、適確にして有効な防除薬剤の不足、また病害の
特性上菌目体の寄生部位及び罹病患部が樹皮層深部に及
ぶ場合があるため、一般の防除薬剤では効果が滲達し難
いという防除上のむづかしさかあること、或はスピード
スプレーヤー等高性能防除機依存による丁寧な散布がな
されない等の防除上の困難さ等が主な要因となり、これ
ら病害の被害地域は広範囲に及び年々防除の重要性が増
大しつつあることは既知の事実である。
特に果樹の如き永年作物においては結果衝合に至るまで
の栽培管理労力と経費は多額に及ぶにも拘わらず、結果
衝合に至っての、これら胴枯性病害による罹病は生産量
及び樹勢を著しく損ねるばかりでな(、甚だしき多発図
においては廃園の止むなぎに至る場合すらある。
特にりんごの腐らん病の被害は甚大であり、これら胴枯
性病害の適確な防除技術及び防除薬剤開発の要望は極め
て犬である。
本発明者らはかかる観点から各種胴枯性病害に対して巾
広く有効な薬剤探策の研究を実施した結果、3・5−ジ
メチルテトラヒドロ−2H−1・3・5−チアジアジン
−2−チオン(以下TMTTという)を有効成分として
含有する製剤が実用的に障害を来たすような樹木への弊
害を伴うことなく、驚くべき顕著な防除効果を発揮する
事実を発見した。
本発明者らは更に本有効組成物TMTTに固着性補助剤
を加用した組成物は胴枯病、腐らん病に対してより一層
効果を安定させ、著しい効果を発揮する事実を発見した
本発明の、樹木の胴枯病防除用組成物の有効成分である
TMTTは土壌消毒剤として知られており、本化合物を
土壌に処理すると加水分解して殺菌、殺虫性の有効ガス
を発生し、土壌病害、線虫雑草に防除効果を示すが、こ
れを胴枯病、腐らん病にかNっだ樹木の罹病患部に直接
適用することによりこれらの病害を排除しようという試
みは未だなされたことはない。
一般にりんごの腐らん病を薬剤で塗布処理する場合、罹
病患部を切削し切削部分及びその周辺に薬剤を塗布する
のが通例であるが、この切削作業には多大の労力を必要
とし、これが重病防除を困難にしている要因の一つでも
ある。
本胴枯性病害防除組成物はその特徴として上述の切削作
業を行わず、罹病患部上から本組成物の所定濃度薬液を
塗布または噴霧使用することが出来る。
この場合使用時期は樹木の発芽前または果樹の場合収穫
後に限定されるが、本組成物を塗布または噴霧施用する
ことにより、他の健全組織部位に実用的に伺らの悪影響
を及ぼす事な(不要な罹病患部組織のみを枯殺、殺菌せ
しめ、効率的な防除を可能にするため、かかる防除用組
成物による防除は従来の防除方法と較べ、簡便にして効
率的な防除を可能にする大きな利点がある。
元来本有効化合物は上述の通り土壌にのみ施用し加水分
解したガスが効果を発揮するとされて℃る。
特に本有効成分の土壌中での半減期は半H〜1日と極め
て短い特性を有する。
従って本発明者が本発明を完成するに当って最も研究を
要した臓は樹木に散布した場合如何に本則の揮発性を抑
え殺菌効果の持続を付与せしめるかであった。
即ち本発明者らはこのようなTMTTの性状に鑑み、種
々試験検討の結果、使用時TMTT主斉に後記の如き補
助成分を添加することにより、或は予めTMTT主剤に
補助成分を添加しておくことにより更にその効果が増し
、一層効果を安定させ著しい増強効果を発揮する事を発
見した。
こ又にいう効力を増強させる補助剤とは実施例に記載の
如く使用時添加または予めTMTTと共に混合しておき
TMTTを固着或は隠蔽被覆し、効果をより増強させる
ものであり、主剤の剤型により多種のものが効果増強に
寄与した。
即ちパラフィン、醋酸ビニール、ポリオキシエチレン樹
脂酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、合成樹脂
等の高分子エマルション、或は植物油、ポリビニールア
ルコール、アルギン酸、ゼラチン、ソジュームカルボキ
シメチルセルローズ(CMC)などの一種または二種以
上の添加により効力を増強することができた。
即ち本則を実際に製造、使用する場合には実施例に記載
するように現在農薬として一般に使用されている通常の
剤型に製剤し、これを使用することができる。
また上記の通常の製剤に補助剤を添加して使用する場合
、使用時添加することにより容易に調製することができ
また実施例3.5.7等の如く補助剤によっては予めT
MTTと共に混合した剤を作り使用する事も可能である
かかる製剤及び使用方法により腐らん病、胴枯病に対し
すぐれた効果を示し、すぐれた実用性を示すとは全く予
想だにされず、全く知られていなかったところである。
本防除剤及びその使用方法により著しく防除作業が簡便
化、省力化するばかりでなく、そのすぐれた防除効果と
共に従来の防除剤とは全く作用性の異る化合物を交互に
使用する事を可能にする点で耐性菌対策を構する上にも
極めて有用となる。
次に本発明の詳細な説明するために実施例を記載するが
それぞれの配合割合は下記のほか広範囲にかえ得ること
はいうまでもない。
実施例 1 水溶液剤 TMTT(98%)を20重量部、苛性ソーダ(95%
)11重量部水69重量部を混合溶解した水溶液剤を得
た。
使用時水で適宜稀釈して刷毛で塗る。
実施例 2 乳剤 TMTTIO重量部をN−N−ジチルホルムアマイド(
以下DMFと云う)44重量部及びキシレン40重量部
に溶解し、これに乳化剤6重量部を加え混合攪拌して乳
剤を得た。
これを水で稀釈すれば良好なエマルジョンを生成する。
この稀釈液を患部に噴霧または刷毛で塗布する。
実施例 3 油剤 TMTT5重量部をDMF20重量部及びキシレン55
重量部及びアマニ油20重量部に溶解し油剤を得た。
これを噴霧機を使用してそのまま噴霧するかまたは刷毛
で塗布してもよい。
実施例 4 水利剤 TMTT40重量部、クレー40重量部、ベントナイト
10重量部、分散剤10重量部を混合粉砕して水利剤を
得た。
これを水に稀釈、懸濁させて散布または塗布する。
実施例 5 粉末剤 TMTT4重量部、タルク89重量部、ゼラチン粉末4
重量部に分散剤1重量部及びソジュームカルポキシメチ
ルセルローズ(CMC)2重量部を加え混合粉砕して粉
剤を得た。
これに水を加えよく混和してペースト状となし患部に塗
布する。
実施例 6 エアゾール剤 TMTT3重量部をDMF34重量部、キジロール33
重量部に溶解し、これに顔料10重量部、噴射剤20重
量部を加え充填しエアゾール剤を得た。
このエアゾール剤を患部に噴霧する。
実施例 7 ペースト剤 TMTT5重量部にボイル油50重量部、顔料40重量
部及び分散剤5重量部を混合し、ホモジナイザーを使用
して十分均一なペースト剤を得た。
このペースト剤をそのまま患部に塗布する。
次に試験例をあげて本発明の樹木胴枯性病害防除用組成
物及びこれを利用した防除方法の特徴とその防除効果に
ついて更に詳細に説明する。
次に示す試験例では試験例4の塗布法をのぞき、その他
は浸漬法により行なっているが、この浸漬法による各種
試験法はいずれもりんご腐らん病、梨胴枯病、桑胴枯病
への塗布剤、散布剤の実用的効果を判定するに必要な基
礎試験法として公知の方法であり、かつ、これらの病害
に対する塗布剤または散布剤の実用的効果を判定する一
般的試験法として確立されている方法である。
試験例 1 りんご腐らん病菌に対する菌糸侵入阻止効果試験 実施例4に準じて製剤した水和剤を供試した。
太さ約1crrLのりんご新梢(品種土鈴)を12cr
rLの長さに切り、これを供試した。
1区4枝1連制で試験を実施した。
供試枝の中央部に焼傷をつけた後所定濃度薬液に5分間
浸漬し、風乾後室内に放置した。
対照薬剤としては第1回試験では石灰硫黄合剤、第2回
試験では農業用ホルマリン及びベノミル水利剤を用いた
薬液浸漬の当日及び4日後に夫々予め培養したふらん病
菌々叢を5m7ftのコルクポーラ−で打ち抜き、焼傷
をつげた部分に接種し、セロファンテープを巻きつけ密
着させて、これを温室条件で25℃定温室に放置した。
調査は第1回試験は処理11日後、第2回試験は処理1
2日後に夫々病斑の長さを枯れ込み部を除いて測定した
第1回試験 試験例 2 りんご腐らん病菌に対する菌糸伸長阻止効果試験 実施例4に準じて製剤した水利剤を供試した。
太さ約ICrfLのりんご新梢(品種土鈴)を12Cr
rLの長さに切り、これを供試した。
1区4枝1連制とした。
対照薬剤としてホルマリン液剤ベノミル水利剤を供試し
た。
あらかじめ培養した腐らん病菌々叢を5mmのコルクポ
ーラ−で打ち抜き、焼傷なつけた部分に接種し、セロフ
ァンテープを巻きつげ密着させて、これを温室条件で2
5℃定温室に放置した。
接種3日後伸展した病斑の先端部を巾5mmに剥皮し供
試薬剤の所定濃度薬液に5分間浸漬、風乾後湿室状態に
戻した。
調査は薬剤処理の7日後剥皮部分より伸展した病斑の長
さを測定した。
試験例 3 りんご腐らん病に対する治療効果試験 実施例2に準じて製剤した乳剤を供試した。
太さ約ICrrLのりんご新梢(品種土鈴)を12cr
rLの長さに切りとりこれを供試した。
1区4枝1連制。
対照薬剤としてホルマリン液剤を供試した。
あらかじめ培養したりんご腐らん病菌菌叢を5mmのコ
ルクポーラ−で打ち抜き、焼傷をつけた部分に接種し、
セロファンテープで巻きつケ密着させて、これを温室条
件で25℃定温室に放置した。
接種3日後接種した供試枝を夫々の所定濃度薬液に5分
間浸漬し、風乾後湿室状態に戻した。
調査は薬剤処理7日後に行い、薬剤処理後に伸展した夫
々の病斑の長さを測定した。
調査時、病斑部の組織を75%アルコールで表面殺菌し
、PDA培地で培養、腐らん菌の菌糸の伸長を調査し、
殺菌効果の有無を調査した。
試験例 4 りんご腐らん病に対する圃場での効果試験実施例2に準
じて製剤した乳剤を供試した。
りんご(品種ふじ)の10〜15年生に発病した腐らん
病斑を供試した。
1区20病斑を供試。
春(4月)に腐らん病患部(胴腐らん)を紡錘形に削り
とり、その5日後に健全部を含めて薬剤を塗布。
その年の秋(10月中旬)にその治癒状況、カルスの形
成程度及び薬害の有無について調査した。
カルス形成率二剤り取った病斑の周囲の長さを100と
した場合のカルス形成部分の比率。
カルスの形成程度:周囲の盛り上り程度を0.12.3
、の4段階に分けて調査し、その平均値を算出した。
試験例 5 梨胴枯病に対する効果試験 実施例2に準じて製剤した乳剤を供試した。
太さ約1crrLの梨切枝(品種幸水)を20crt′
Lの長さに切りとり、これを供試した。
1区4枝1連制で試験を行った。
あらかじめPDA培地で培養した菌そう片を焼傷をつげ
た部分に接種し、温室状態で25℃定温室に放置した。
接種3日後に供試薬剤の所定濃度液に5分間浸漬した。
調査は薬剤処理7日後に行い薬剤処理後に伸長した病斑
の長さを測定した。
試験例 6 桑胴枯病に対する効果試験 実施例2に準じて製剤した乳剤を供試。
数ケ月冷そう保存した桑古条(品種、−の瀬)を12c
rrLの長さに切断して供試。
供試枝は75%アルコールで軽(表面殺菌し、切口をパ
ラフィンで封する。
供試枝には夫セ3ケ所に電気ゴテで17ILmX1m1
rtの焼傷をつくり、この部分に胴枯病菌柄胞子(菌液
濃度107/ml)を接種した。
接種は縫鉢10本をたばねた鉢先に菌液をつけ、軽く刺
して行った。
接種後直ちに23°Cの温室に保ち、接種3日後に所定
濃度薬液に10分間浸漬して風乾後湿ったおがくず内に
放置した。
調査は処理10日後に進展した病斑の長さを測定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 13・5−ジメチルテトラヒドロ−2H−1・3・5−
    チアジアジン−2チオンを有効成分として含有する樹木
    の胴枯病、腐らん病防除用組成物。 23・5−ジメチルテトラヒドロ−2H−1・3・5−
    チアジアジン−2−チオンを有効成分とし更に固着性補
    助剤をも含有する樹木の胴枯病、腐らん病防除用組成物
JP55004234A 1980-01-18 1980-01-18 樹木の胴枯病、腐らん病防除用組成物 Expired JPS5817726B2 (ja)

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