JPS582266B2 - 高クロムフエライト系ステンレス鋼 - Google Patents
高クロムフエライト系ステンレス鋼Info
- Publication number
- JPS582266B2 JPS582266B2 JP10705375A JP10705375A JPS582266B2 JP S582266 B2 JPS582266 B2 JP S582266B2 JP 10705375 A JP10705375 A JP 10705375A JP 10705375 A JP10705375 A JP 10705375A JP S582266 B2 JPS582266 B2 JP S582266B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- toughness
- stainless steel
- steel
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は靭性に優れた高クロムフェライト系ステンレス
鋼に関するものである。
鋼に関するものである。
ステンレス鋼の耐孔食性向上にはCr量の増加が有効で
あり、またMoの同時添加によって、この効果が一層大
きくなることが知られている。
あり、またMoの同時添加によって、この効果が一層大
きくなることが知られている。
このため、海水等の塩化物を含有する環境においてはM
oを添加した高クロムフエライト系ステンレス鋼が有効
であるとされている。
oを添加した高クロムフエライト系ステンレス鋼が有効
であるとされている。
しかしながら、Cr量を増加すると耐孔食性等の耐食性
が向上するにもかかわらず、靭性の劣化が著しい。
が向上するにもかかわらず、靭性の劣化が著しい。
この靭性の劣化は、鋼に含有されているCおよびN量と
密接な関%があり、Cr量を増加してもCおよびNを所
定の量以下に低減すれば、劣化をある程度抑制できるこ
とが知られている。
密接な関%があり、Cr量を増加してもCおよびNを所
定の量以下に低減すれば、劣化をある程度抑制できるこ
とが知られている。
このため、近年電子ビーム溶解、真空誘導溶解等の特殊
精錬法によってCおよびNの量をかなり低減した高クロ
ムフエライト系ステンレス鋼が開発され生産されている
。
精錬法によってCおよびNの量をかなり低減した高クロ
ムフエライト系ステンレス鋼が開発され生産されている
。
しかしながらこれらの特殊な精錬法によってもCおよび
Nの低減には限界があるため、これら元素の靭性への悪
影響を完全に取り去ることはできない。
Nの低減には限界があるため、これら元素の靭性への悪
影響を完全に取り去ることはできない。
すなわち、高クロムフエライト鋼のCおよびNの固溶量
は著しく少なく、例えば25%Cr以上の高クロム鋼で
はわずか30PPM程度のC量又1 0 0 PPM程
度のN量でも、通常採用されている約850℃から95
0℃程度の勲処理温度ではCおよびNを完全に溶体化す
ることができず粒界上に炭窒化物が生じそのため十分な
靭性が得られない。
は著しく少なく、例えば25%Cr以上の高クロム鋼で
はわずか30PPM程度のC量又1 0 0 PPM程
度のN量でも、通常採用されている約850℃から95
0℃程度の勲処理温度ではCおよびNを完全に溶体化す
ることができず粒界上に炭窒化物が生じそのため十分な
靭性が得られない。
さらに鋼が徐冷された場合、粒界上の炭窒化物は増加し
、靭性は一層劣化する。
、靭性は一層劣化する。
ところで、靭性の測定に用いられる広く容認された一般
的な方法としては、シャルピーV型切欠衝撃試験法が挙
げられ、この試験結果から得られる情報を参考にして、
鋼が装置材料として具備すべき条件を考えて見ると (1)最適熱処理条件における靭性が優れていること。
的な方法としては、シャルピーV型切欠衝撃試験法が挙
げられ、この試験結果から得られる情報を参考にして、
鋼が装置材料として具備すべき条件を考えて見ると (1)最適熱処理条件における靭性が優れていること。
すなわち最適熱処理条件で処理した後の延性一脆性遷移
温度(以下DBTTと略す)が十分に低く、かつDBT
T以上でのすなわち延性破壊温度範囲内での衝撃値が十
分に大きいこと。
温度(以下DBTTと略す)が十分に低く、かつDBT
T以上でのすなわち延性破壊温度範囲内での衝撃値が十
分に大きいこと。
(2)熱間加工後および熱処理後の高温からの冷却速度
が遅い場合すなわち徐冷の場合、ならびに溶接等の熱影
響を受けた場合における、上記(1)の特性の劣化の傾
向が小さいこと。
が遅い場合すなわち徐冷の場合、ならびに溶接等の熱影
響を受けた場合における、上記(1)の特性の劣化の傾
向が小さいこと。
の2点を同時に備えていることが要求される。
本発明者はこれらの点に留意し、広範な試験と綿密な検
討を重ねた結果十8αIX2)の特性は、CおよびN量
と密接な関係があり、V,AIおよびNb,Taの添加
が、上記(IX2)の特性の改善にそれぞれ特有の効果
を発揮し、そのため、C,Nを極力低減するとともにこ
れらの元素を同時添加することによって、総合的に靭性
の優れた高クロムフエライト系ステンレス鋼が得られる
ことを見出し、本発明に至ったものである。
討を重ねた結果十8αIX2)の特性は、CおよびN量
と密接な関係があり、V,AIおよびNb,Taの添加
が、上記(IX2)の特性の改善にそれぞれ特有の効果
を発揮し、そのため、C,Nを極力低減するとともにこ
れらの元素を同時添加することによって、総合的に靭性
の優れた高クロムフエライト系ステンレス鋼が得られる
ことを見出し、本発明に至ったものである。
さらに詳細に説明すれば、N量に関係した特定量のVの
添加は特に(1)の特性すなわち最適熱処理条件下での
靭件の改善に顕著な効果を有し、■の存在下におけるA
Iの添加はVの効果を一層大きくし、さらに、C量に関
係した特定量のNb及び/又はTaの添加は、特に(2
)の特性すなわち徐冷下での靭性を改善することを見出
し本発明に至ったものである。
添加は特に(1)の特性すなわち最適熱処理条件下での
靭件の改善に顕著な効果を有し、■の存在下におけるA
Iの添加はVの効果を一層大きくし、さらに、C量に関
係した特定量のNb及び/又はTaの添加は、特に(2
)の特性すなわち徐冷下での靭性を改善することを見出
し本発明に至ったものである。
すなわち本発明の提案する高クロムフエライト系ステン
レス鋼は、急冷及び徐冷のいずれの冷却条件においても
優れた靭性を有しており、急冷処理の可能な薄板ばかり
でなく厚板、大型材料等の徐冷処理を要する材料におい
ても充分な靭性を備えた装置材料として最適な鋼である
。
レス鋼は、急冷及び徐冷のいずれの冷却条件においても
優れた靭性を有しており、急冷処理の可能な薄板ばかり
でなく厚板、大型材料等の徐冷処理を要する材料におい
ても充分な靭性を備えた装置材料として最適な鋼である
。
以下に本発明によるステンレス鋼の各種成分組成の限定
理由を詳細に記載する。
理由を詳細に記載する。
(1)Cr
Crは安定な不働皮膜を形成し、耐食性向上に極めて有
効である。
効である。
一方その含有量を増すに従い、475℃脆性σ脆性等の
高クロム鋼特有の脆化現象が起り易くなりかつC,N,
0、等の不純物を低減することが困難となるため、かか
る点を考慮して、25〜33%(%はすべて重量%を表
わす)と限定した。
高クロム鋼特有の脆化現象が起り易くなりかつC,N,
0、等の不純物を低減することが困難となるため、かか
る点を考慮して、25〜33%(%はすべて重量%を表
わす)と限定した。
(2) Mo
Moは耐食性、特に耐孔性、耐隙間腐食性の改善に顕著
な効果を有し、そのためには最低0。
な効果を有し、そのためには最低0。
5%以上とする必要がある。しかしながらその含有量を
増すに従い、σ相X相等の金属間化合物が生じ易くなり
鋼の加工性と機械的性質を害するため上限を4%とした
。
増すに従い、σ相X相等の金属間化合物が生じ易くなり
鋼の加工性と機械的性質を害するため上限を4%とした
。
(3)C,N
フエライト系ステンレス鋼、特にクロムフエライト系ス
テンレス鋼では、C,Nの固容量は極めて、小さく、ま
た一般に原子半径の小さいC,Nの拡散速度は速いため
例えば、通常熱処理条件として採用されている高温で焼
鈍後の水冷処理のような急激な冷却途中においてさえも
炭化物、窒化物あるいは、炭窒化物が粒界上に形成され
る。
テンレス鋼では、C,Nの固容量は極めて、小さく、ま
た一般に原子半径の小さいC,Nの拡散速度は速いため
例えば、通常熱処理条件として採用されている高温で焼
鈍後の水冷処理のような急激な冷却途中においてさえも
炭化物、窒化物あるいは、炭窒化物が粒界上に形成され
る。
この粒界上の析出物のため鋼の機械的性質特に低温域で
の靭性が劣化し、さらにこれら析出物が生じる際に、こ
れらの析出物の近傍ではCr,Mo等の耐食性の向上に
有効な成分の濃度が低下するため、耐食性も劣化する。
の靭性が劣化し、さらにこれら析出物が生じる際に、こ
れらの析出物の近傍ではCr,Mo等の耐食性の向上に
有効な成分の濃度が低下するため、耐食性も劣化する。
かかる点を考慮し、さらにCはNよりも一層有害である
ことを考慮し、c;0.0080%以下N;0.015
%以下と限定した。
ことを考慮し、c;0.0080%以下N;0.015
%以下と限定した。
(4)0
0はそのほとんどが非金属介在物として鋼中に存在し、
切欠きとして作用し、DBTTを高温側に移行させ、か
つDBTT以上の延性破壊領域での衝撃値を低下する傾
向を有するため、低く抑える必要があり、0.010%
以下と限定した(5)Si Siは固溶硬化によりDBTTを高温側に移行させる。
切欠きとして作用し、DBTTを高温側に移行させ、か
つDBTT以上の延性破壊領域での衝撃値を低下する傾
向を有するため、低く抑える必要があり、0.010%
以下と限定した(5)Si Siは固溶硬化によりDBTTを高温側に移行させる。
またSiは靭性を害するσ相の析出を促進する傾向があ
るため0.3%以下と限定した。
るため0.3%以下と限定した。
(6)P
Pは鋼のDBTTを高温側に移行させ、靭性を害するた
め0.025%以下と限定した。
め0.025%以下と限定した。
(7)S
SはOと同様鋼中で非拾属介在物を形成し、DBTTを
高温側に移行させ、かつDBTT以上の延性破壊領域で
の衝撃値を低下するため、0.025%以下と限定した
。
高温側に移行させ、かつDBTT以上の延性破壊領域で
の衝撃値を低下するため、0.025%以下と限定した
。
(8)Ni
NiはH2S04,HC1等に対する耐食性を増すが、
そのためには最大3%で十分であり、またそれ以上の添
加は応力腐食割れ感受性を高めかつσ相の析出を促進す
るため3%以下に限定した。
そのためには最大3%で十分であり、またそれ以上の添
加は応力腐食割れ感受性を高めかつσ相の析出を促進す
るため3%以下に限定した。
(9)Cu
CuはNiと同様、H2S04に対する耐食性を増すが
、やはり応力腐食割れ感授性を高めまた熱間加工性を害
するため、2%以下と限定した。
、やはり応力腐食割れ感授性を高めまた熱間加工性を害
するため、2%以下と限定した。
(9)Al
AIは溶解精錬時に脱酸剤として作用し、0含有量を既
に述べたように0.010%以下とするためには少なく
とも0.03%含有させる必要がある。
に述べたように0.010%以下とするためには少なく
とも0.03%含有させる必要がある。
またAIは微量のVの存在下で、■の効果を倍加し、D
BTT以上での衝撃値を高める効果を有する。
BTT以上での衝撃値を高める効果を有する。
その効果を十分に発揮するためにはAIは0.03%以
上必要である。
上必要である。
しかしながら1%以上のAIは475℃脆性を促進し又
衝撃値をも低下するため0.03以上1%以下とした。
衝撃値をも低下するため0.03以上1%以下とした。
(8)■
高クロムフエライト系ステンレス鋼では、冷却途中の炭
化物、窒化物あるいは炭窒化物の析出ならびに475℃
脆性等による脆化を防ぐため加熱焼鈍後の冷却速度は速
い程好ましく、一般には水冷処理が採用され、そのよう
な熱処理条件が最適とされている。
化物、窒化物あるいは炭窒化物の析出ならびに475℃
脆性等による脆化を防ぐため加熱焼鈍後の冷却速度は速
い程好ましく、一般には水冷処理が採用され、そのよう
な熱処理条件が最適とされている。
■の微量添加はこのような最適熱処理条件での衝撃特性
の改善、特にDBTT以上の延性破壊領域での衝撃値の
改善に顕著な効果を有する。
の改善、特にDBTT以上の延性破壊領域での衝撃値の
改善に顕著な効果を有する。
■の含有量は0.005%未満または窒素含有量のイ倍
未満では衝撃特性を改善するのに充分でなく又0.1%
または窒素含有量の10倍を超えると添加効果は飽和す
る。
未満では衝撃特性を改善するのに充分でなく又0.1%
または窒素含有量の10倍を超えると添加効果は飽和す
る。
よって0.005〜0.1%の範囲で4×N〜10Nの
範囲が適当である。
範囲が適当である。
(IQ)Nb,Ta
NbとTaを単独あるいは複合して添加することによっ
て耐食性と靭性に有害なCが固定され、これらの特性が
改善される。
て耐食性と靭性に有害なCが固定され、これらの特性が
改善される。
その適正添加量はC含有量によって異なり複合の場合N
b%+−a−Ta%が80×C%−0.24%以下では
鋼中のCを充分に固定できないため充分な靭性が得られ
ず一方Nb(ヘ)+−}Ta(資)が80×C%−0.
08%以上では、C,Nは充分に固定されるが過剰のN
bあるいはTaの鋼中への固溶による靭性の劣化が起る
。
b%+−a−Ta%が80×C%−0.24%以下では
鋼中のCを充分に固定できないため充分な靭性が得られ
ず一方Nb(ヘ)+−}Ta(資)が80×C%−0.
08%以上では、C,Nは充分に固定されるが過剰のN
bあるいはTaの鋼中への固溶による靭性の劣化が起る
。
このことはNb ,Ta単独の場合も同様である。
又本発明鋼のC含有量は最大80PPMに抑えているた
め、Nb,Ta含有量は各々0.40%,O.SO%を
こえない。
め、Nb,Ta含有量は各々0.40%,O.SO%を
こえない。
即ち、Nb又は−}Ta又はN b 十+T a (こ
れらをNb及び/又は+Taと表わす)は80×C%−
0.24%以上で80×C%一〇.08%以下でなけれ
ばならない。
れらをNb及び/又は+Taと表わす)は80×C%−
0.24%以上で80×C%一〇.08%以下でなけれ
ばならない。
ここでTaをNbの2倍としたのは原子量が約2倍だか
らである。
らである。
上記範囲内にNbとTaを単独又は複合して添加した場
合は、特に鋼が炭窒化物を析出しやすtzN600〜9
00℃での範囲での冷却速度がゆるやかな場合顕著に靭
性改善効果があらわれる。
合は、特に鋼が炭窒化物を析出しやすtzN600〜9
00℃での範囲での冷却速度がゆるやかな場合顕著に靭
性改善効果があらわれる。
以下実施例によって本発明鋼の靭性改善について説明す
る。
る。
図1はCr29〜30%, Mo 1.8 〜2.0%
,C0.0025〜0.0032%,NbO.11〜0
.12%,NO.0060〜0.0072%,NiO.
13 〜0.15%,CuO.1〜0.2%とほぼ一定
としSi ,S,P,0、についても本発明範囲内のほ
ぼ一定値となるよう20′kg真空誘導溶解炉により■
含有量が0.006〜0.07%の範囲内でAI添加し
た場合(添加量0.20%)としない場合各々7及び9
チャージを溶解し、これらのインゴット(AI含有量0
.13%)を厚さ50mmのビレットに鍛造した後板厚
5朋に熱間圧延し、900℃20分間焼鈍水冷した材料
についてシャルピー衝撃試験(JIS4号2mmV切欠
試験片使用)を行なった際の0℃における衝撃値を示し
たものである。
,C0.0025〜0.0032%,NbO.11〜0
.12%,NO.0060〜0.0072%,NiO.
13 〜0.15%,CuO.1〜0.2%とほぼ一定
としSi ,S,P,0、についても本発明範囲内のほ
ぼ一定値となるよう20′kg真空誘導溶解炉により■
含有量が0.006〜0.07%の範囲内でAI添加し
た場合(添加量0.20%)としない場合各々7及び9
チャージを溶解し、これらのインゴット(AI含有量0
.13%)を厚さ50mmのビレットに鍛造した後板厚
5朋に熱間圧延し、900℃20分間焼鈍水冷した材料
についてシャルピー衝撃試験(JIS4号2mmV切欠
試験片使用)を行なった際の0℃における衝撃値を示し
たものである。
その結果N含有量に対しV含有量が3倍以下では材料と
しての充分な衝撃特性が得られていないが4倍以上では
衝撃値が高くなり一定値に達している。
しての充分な衝撃特性が得られていないが4倍以上では
衝撃値が高くなり一定値に達している。
さらにAIを添加した場合の衝撃値はV単独の場合より
はるかに改善され明らかにVとAIの複合による衝撃特
性の向上が観察される。
はるかに改善され明らかにVとAIの複合による衝撃特
性の向上が観察される。
図2はCr29〜30%, Mo 1.8〜2.0%,
NO.0060〜0。
NO.0060〜0。
0080%,AI0.11〜0.13%,V0.035
〜0. 0 4 0%,NiO.13〜0.15%,
C u 0.1〜0.2%とほぼ一定とし、Si,S,
P,0、についても本発明範囲内の一定値となるように
してNb及びC含有量を各々0〜0.26%及び0.0
011〜0、0060%の範囲内で変化させて真空誘導
溶解炉で22チャージ溶解し、図1の場合同様鍛造、熱
間圧延により5朋板厚とし900℃×20分焼鈍後空冷
処理した材料についてシャルピー衝撃試験を行なった際
の延性一脆性遷移温度をNbとC含有量に対して示した
ものである。
〜0. 0 4 0%,NiO.13〜0.15%,
C u 0.1〜0.2%とほぼ一定とし、Si,S,
P,0、についても本発明範囲内の一定値となるように
してNb及びC含有量を各々0〜0.26%及び0.0
011〜0、0060%の範囲内で変化させて真空誘導
溶解炉で22チャージ溶解し、図1の場合同様鍛造、熱
間圧延により5朋板厚とし900℃×20分焼鈍後空冷
処理した材料についてシャルピー衝撃試験を行なった際
の延性一脆性遷移温度をNbとC含有量に対して示した
ものである。
図の斜線部分が本発明の範囲、即ち前記したNbとのC
の関係式を図示したものである。
の関係式を図示したものである。
図1から明らかなようにC含有量が増加した場合Nb添
加量を本発明範囲に示した一定の比率で増加すると焼鈍
後空冷した材料でも充分低い遷移温度が得られている。
加量を本発明範囲に示した一定の比率で増加すると焼鈍
後空冷した材料でも充分低い遷移温度が得られている。
図3には図2の衝撃試験において得られたθ℃での衝撃
値を示したものであり延性一脆性遷移温度の場合と同様
本発明範囲でC含有量に応じてNbを添加するなら実用
上充分な衝撃値が得られている。
値を示したものであり延性一脆性遷移温度の場合と同様
本発明範囲でC含有量に応じてNbを添加するなら実用
上充分な衝撃値が得られている。
なお、TaについてはNbの2倍量(重量)添加すれば
Nbと全く同様の効果が得られた。
Nbと全く同様の効果が得られた。
従ってこれらを併用しても勿論よい。
【図面の簡単な説明】
図1はAIを添加した場合と無添加の場合におけるV/
Nと0℃における衝撃値の関係図。 図2は延性脆性遷移温度に及ぼすNbとCの関係図、図
3は衝撃値に及ぼすNbとCの関係図である。
Nと0℃における衝撃値の関係図。 図2は延性脆性遷移温度に及ぼすNbとCの関係図、図
3は衝撃値に及ぼすNbとCの関係図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Cr:25〜33%、Mo : 0.5〜4.0%
、C:0.0080%以下、N:0.0150%以下、
0:0.010%以下、Si:0.30%以下、P:0
.025%以下、S:0.025%以下、Ni:3.0
%以下、Cu:2.0%以下、V:0.005〜0.1
0%でかつN量の4倍から10倍、AI:〇,03〜1
.0%、NbとTaは単独または複合でその含有量は次
式の範囲内であり、 80×C%−0.08%≧Nb及び/又は−J!−Ta
≧80×C%−0.24%、残余が実質的にFeよりな
る高クロフエライト系ステンレス鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10705375A JPS582266B2 (ja) | 1975-09-05 | 1975-09-05 | 高クロムフエライト系ステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10705375A JPS582266B2 (ja) | 1975-09-05 | 1975-09-05 | 高クロムフエライト系ステンレス鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5230715A JPS5230715A (en) | 1977-03-08 |
| JPS582266B2 true JPS582266B2 (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=14449301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10705375A Expired JPS582266B2 (ja) | 1975-09-05 | 1975-09-05 | 高クロムフエライト系ステンレス鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582266B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS599149A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-18 | Daido Steel Co Ltd | リ−ドフレ−ム材料 |
| CN102392189B (zh) * | 2011-11-16 | 2013-05-29 | 钢铁研究总院 | 一种高Cr铁素体不锈钢及其制造方法 |
-
1975
- 1975-09-05 JP JP10705375A patent/JPS582266B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5230715A (en) | 1977-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5076658B2 (ja) | 大入熱溶接用鋼材 | |
| JP5709875B2 (ja) | 耐酸化性に優れた耐熱フェライト系ステンレス鋼板 | |
| US20200002779A1 (en) | Hot-rolled ferritic stainless steel sheet and method for manufacturing same | |
| TW202113098A (zh) | 耐磨耗鋼板及其製造方法 | |
| WO2017208946A1 (ja) | 二相ステンレス鋼及び二相ステンレス鋼の製造方法 | |
| JPWO2012121232A1 (ja) | 二相ステンレス鋼 | |
| CN105899702B (zh) | 焊接用钢材 | |
| KR100496830B1 (ko) | 연질의 Cr함유강 | |
| JP4344919B2 (ja) | 予熱なしでの溶接性に優れた高強度鋼板とその製造方法及び溶接鋼構造物 | |
| KR100258128B1 (ko) | 자동차 배기계 기기용 페라이트계 스테인레스강 | |
| JP3684895B2 (ja) | 耐応力腐食割れ性に優れた高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 | |
| JP2015089948A (ja) | 耐ガス切断割れ性および大入熱溶接部靭性が優れた高張力鋼板 | |
| JP5552967B2 (ja) | 溶接部の低温靭性に優れる厚肉高張力鋼板およびその製造方法 | |
| JP2000178692A (ja) | 高耐応力腐食割れ性を有する655Nmm−2級低C高Cr合金油井管およびその製造方法 | |
| JP2001026820A (ja) | 耐応力腐食割れ性に優れた95ksiグレードマルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 | |
| JPS582266B2 (ja) | 高クロムフエライト系ステンレス鋼 | |
| JP3591486B2 (ja) | 高Crフェライト系耐熱鋼 | |
| CN117966019A (zh) | 一种具有优异抗氢脆性能的x80级管线钢板及制造方法 | |
| JP2930772B2 (ja) | 溶接熱影響部靱性の優れた高マンガン超高張力鋼 | |
| JP5935678B2 (ja) | 高靭性高張力鋼およびその製造方法 | |
| JP3779043B2 (ja) | 二相ステンレス鋼 | |
| JP4252645B2 (ja) | 溶体化ままで靭性に優れるクラッド鋼用母材および該クラッド鋼の製造方法 | |
| JPH04280948A (ja) | 靱性および耐食性がともに優れるフェライト系ステンレス鋼 | |
| KR100215727B1 (ko) | 시그마상 형성이 억제된 고내식성 듀플렉스 스테인리스강 | |
| JPH0711389A (ja) | 靱性の優れた極低温用オーステナイト系ステンレス鋼厚板および棒 |