JPS582876B2 - カヘンピツチプロペラ ツキ ゲンドウキカン ノ ソウジユウソウチ - Google Patents
カヘンピツチプロペラ ツキ ゲンドウキカン ノ ソウジユウソウチInfo
- Publication number
- JPS582876B2 JPS582876B2 JP48060660A JP6066073A JPS582876B2 JP S582876 B2 JPS582876 B2 JP S582876B2 JP 48060660 A JP48060660 A JP 48060660A JP 6066073 A JP6066073 A JP 6066073A JP S582876 B2 JPS582876 B2 JP S582876B2
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- Japan
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- injection amount
- fuel injection
- speed
- lever
- engine
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、舶用または、稀に陸用に供せられる可変ピ
ッチプロペラ付原動機関の操縦装置にかかる。
ッチプロペラ付原動機関の操縦装置にかかる。
一般に可変ピッチプロペラ付原動機関の操縦装置として
従来行なわれている方式のうち、その代表的のものをあ
げると次の3種が公知である。
従来行なわれている方式のうち、その代表的のものをあ
げると次の3種が公知である。
すなわち、(1)機関出力トルクを一定に保ち、所望の
回転速度が得られるようにプロペラピッチ角を調速機に
より制御させる方式、(2)機関回転速度を調速機によ
り一定に保たせ、プロペラピッチ角を外部から任意に操
作する方式、ならびに、(3)前記両方式の各負荷域に
対する特性を利用して両者を併用した方式である。
回転速度が得られるようにプロペラピッチ角を調速機に
より制御させる方式、(2)機関回転速度を調速機によ
り一定に保たせ、プロペラピッチ角を外部から任意に操
作する方式、ならびに、(3)前記両方式の各負荷域に
対する特性を利用して両者を併用した方式である。
(1)の方式は可変ピッチプロペラの負荷制御とも呼ば
れ、また特に負荷制御という名で呼ばれていなくても過
負荷(オーバピツチ)防止装置というものが設けられて
いる場合、その装置が作動すると、この(1)の方式と
事実上同一か、あるいはこれに近い作用を示すことでも
明らかなように、船体、吃水、天候、風向などの外的条
件の変化にかかわらず常に機関の全出力を安全に最大限
まで引き出すことができる長所があるが、低負荷時に不
安定となること、前後進切替えができないことなどの欠
点がある。
れ、また特に負荷制御という名で呼ばれていなくても過
負荷(オーバピツチ)防止装置というものが設けられて
いる場合、その装置が作動すると、この(1)の方式と
事実上同一か、あるいはこれに近い作用を示すことでも
明らかなように、船体、吃水、天候、風向などの外的条
件の変化にかかわらず常に機関の全出力を安全に最大限
まで引き出すことができる長所があるが、低負荷時に不
安定となること、前後進切替えができないことなどの欠
点がある。
したがって該(1)の方式は高負荷域における連続航行
に適している。
に適している。
これに対し、(2)の方式はピンチ角を直接操作するの
で、前後進切替えは勿論、低負荷から高負荷まで自在に
適応することができ、現に多く用いられている。
で、前後進切替えは勿論、低負荷から高負荷まで自在に
適応することができ、現に多く用いられている。
しかし(2)の方式は、運転時に誤まってオーバピツチ
をとる危険があるので高負荷時には注意を要する。
をとる危険があるので高負荷時には注意を要する。
(3)の方式は、(1)が高負荷に、(2)が低負荷な
らびに前後進切替えに好適なのを利用して、(1),(
2)両方式を併用し、これを負荷域の変化に対応して自
動または半自動式にプログラム的に(1)から(2)へ
、あるいはその逆に切り替える方式である。
らびに前後進切替えに好適なのを利用して、(1),(
2)両方式を併用し、これを負荷域の変化に対応して自
動または半自動式にプログラム的に(1)から(2)へ
、あるいはその逆に切り替える方式である。
しかし、上記のうち(1)および(3)の方式において
は、従来必然的にプロペラピッチ角を制御させるプロペ
ラ調速機を必要としたが、この場合原動機関は元来その
原動機関(同時に主軸)の回転速度保持のため、または
少なくとも原動機関自身のオーバスピードの防止抑制の
ために、調速機は原動機関1台毎に必らず1個は持って
いるから、従来方式では調速機の数は合計最少2個を必
要とすることになる。
は、従来必然的にプロペラピッチ角を制御させるプロペ
ラ調速機を必要としたが、この場合原動機関は元来その
原動機関(同時に主軸)の回転速度保持のため、または
少なくとも原動機関自身のオーバスピードの防止抑制の
ために、調速機は原動機関1台毎に必らず1個は持って
いるから、従来方式では調速機の数は合計最少2個を必
要とすることになる。
このうち原動機関用の調速機は前記のように元来必らず
附属しているものだから問題はないが、プロペラ調速機
を新たに設けることは、それ自身コストアップを招くの
みでなく、従来例えば広く用いられた上記(1)および
(2)の方式のうち少なくとも(2)の方式においては
不要であったという観念があり、また実際問題として可
変ピッチプロペラの変節制御箱部や主軸付近に、その近
傍構造と異質な調速機やその駆動装置を取りつけること
は決してたやすいことではないので、プロペラ調速機を
設けることによるすぐれた効果は充分に期待できるにも
かゝわらずこれの実施は実現され難かった。
附属しているものだから問題はないが、プロペラ調速機
を新たに設けることは、それ自身コストアップを招くの
みでなく、従来例えば広く用いられた上記(1)および
(2)の方式のうち少なくとも(2)の方式においては
不要であったという観念があり、また実際問題として可
変ピッチプロペラの変節制御箱部や主軸付近に、その近
傍構造と異質な調速機やその駆動装置を取りつけること
は決してたやすいことではないので、プロペラ調速機を
設けることによるすぐれた効果は充分に期待できるにも
かゝわらずこれの実施は実現され難かった。
また、前記の問題点にかゝわらず、2個の調速機を設置
したとしても、その2個の調速機の間には所定の特性差
を設けねばならず、そのためこの差を最初に設定すると
ともにこれを使用中長期にわたって正しく保ってゆかね
ばならないという困難な問題が残ることになる。
したとしても、その2個の調速機の間には所定の特性差
を設けねばならず、そのためこの差を最初に設定すると
ともにこれを使用中長期にわたって正しく保ってゆかね
ばならないという困難な問題が残ることになる。
したがって、可変ピッチプロペラ付原動機関の操縦装置
にかんするこれらすべての問題点を解決して操縦性能の
向上とともに簡素化を実現するための新技術の開発は、
当業者の久しく熱望するところであった。
にかんするこれらすべての問題点を解決して操縦性能の
向上とともに簡素化を実現するための新技術の開発は、
当業者の久しく熱望するところであった。
この発明は上記の要望にこたえるために、機関付の1個
の調速機をさらに効果的に利用することによって、従来
プロペラ調速機を特に設け、合計2個の調速機をそなえ
ることにより、はじめて達成していたのと同じ効果を達
成できる操縦装置を実現することを目的とする。
の調速機をさらに効果的に利用することによって、従来
プロペラ調速機を特に設け、合計2個の調速機をそなえ
ることにより、はじめて達成していたのと同じ効果を達
成できる操縦装置を実現することを目的とする。
また、この発明の他の目的は、2個の調速機を併用する
場合における調速機特性の所定の特性差保持のための困
難性を、1個の調速機を使用することによって必然的に
解消することにある。
場合における調速機特性の所定の特性差保持のための困
難性を、1個の調速機を使用することによって必然的に
解消することにある。
これらの目的を達成するための、この発明の要旨とする
ところは、主軸速度に比例した速度で駆動される1個の
調速機と、該調速機の内蔵するパワーピストンが原動機
関の全負荷時の燃料噴射量相当位置をこえて、さらに噴
射量増加の方向へ移動しうるような関係につながらてい
るとともに外力によりパワーピストン位置に相当するよ
りも少ない燃料噴射量を実現できるための弾性機構をそ
のつながれている途中に介在せしめた燃料噴射量調整桿
と、該燃料噴射量調整桿の噴射量増加方向への移動を機
械的に制限する燃糾噴射量リミツタと、該燃料噴射量リ
ミツタによる機械的制限によって該弾性機構に生起せら
れた変位量に比例する値を検出するオーバトルク検出機
構と、該オーバトルク検出機構の検出した値に対応して
可変ピッチプロペラのピッチ角設定値を比例的に減少さ
せるピッチ修正機構とをそなえ、該燃料噴射量リミツタ
が燃料噴射量を制限しないときは、主軸速度はプロペラ
ピッチ角の外部よりの直接操作のもとに、調速機により
原動機関への燃料噴射量を負荷に応じて増減させること
によって調速機の速度セツチング相当の値に制御され、
該燃料噴射量リミツタが燃料噴射量を制限するときは、
主軸速度は制限された燃料噴射量に応じた原動機関出力
トルクのもとに、オーバトルク検出機構によりプロペラ
ピッチ角を負荷に応じて増減させることによって調速機
の速度セツチング相当の値に制御されるようにした可変
ピッチプロペラ付原動機関の操縦装置に存する。
ところは、主軸速度に比例した速度で駆動される1個の
調速機と、該調速機の内蔵するパワーピストンが原動機
関の全負荷時の燃料噴射量相当位置をこえて、さらに噴
射量増加の方向へ移動しうるような関係につながらてい
るとともに外力によりパワーピストン位置に相当するよ
りも少ない燃料噴射量を実現できるための弾性機構をそ
のつながれている途中に介在せしめた燃料噴射量調整桿
と、該燃料噴射量調整桿の噴射量増加方向への移動を機
械的に制限する燃糾噴射量リミツタと、該燃料噴射量リ
ミツタによる機械的制限によって該弾性機構に生起せら
れた変位量に比例する値を検出するオーバトルク検出機
構と、該オーバトルク検出機構の検出した値に対応して
可変ピッチプロペラのピッチ角設定値を比例的に減少さ
せるピッチ修正機構とをそなえ、該燃料噴射量リミツタ
が燃料噴射量を制限しないときは、主軸速度はプロペラ
ピッチ角の外部よりの直接操作のもとに、調速機により
原動機関への燃料噴射量を負荷に応じて増減させること
によって調速機の速度セツチング相当の値に制御され、
該燃料噴射量リミツタが燃料噴射量を制限するときは、
主軸速度は制限された燃料噴射量に応じた原動機関出力
トルクのもとに、オーバトルク検出機構によりプロペラ
ピッチ角を負荷に応じて増減させることによって調速機
の速度セツチング相当の値に制御されるようにした可変
ピッチプロペラ付原動機関の操縦装置に存する。
ここにいう原動機関とはディーゼル機関、蒸気タービン
、ガスタービンなどを総称し、ある回転速度のもとに出
力トルクを加減できるものを含むが、以下主としてディ
ーゼル機関を例とし、機関と略称して説明する。
、ガスタービンなどを総称し、ある回転速度のもとに出
力トルクを加減できるものを含むが、以下主としてディ
ーゼル機関を例とし、機関と略称して説明する。
また、可変ピッチプロペラとは翼の幾何的移動により吸
収トルクが変化するものを総称し、以下プロペラと略称
する。
収トルクが変化するものを総称し、以下プロペラと略称
する。
本発明の構成について、図面によって説明すると、第1
図は本発明装置の実施の一態様を示す説明図であって、
機関1は主軸2を介しプロペラ3を駆動している。
図は本発明装置の実施の一態様を示す説明図であって、
機関1は主軸2を介しプロペラ3を駆動している。
プロペラ3のピッチ角は、レバ4をAH(前進)一杯か
らN(中立)を経てAs(後進)一杯まで動かせば、制
御箱5の内部のサーボ機構によりレバ4に応じた値に無
段階にセットされる。
らN(中立)を経てAs(後進)一杯まで動かせば、制
御箱5の内部のサーボ機構によりレバ4に応じた値に無
段階にセットされる。
機関1は調速機6を有し、その速度セツチングはリモコ
ンスタンド13内の発信器14から、速度信号ライン1
5を経て調速機6に伝えられる。
ンスタンド13内の発信器14から、速度信号ライン1
5を経て調速機6に伝えられる。
また、9は、燃料噴射量調整桿10がつながれている途
中に介在せしめた弾性機構の実施の一態様として使用せ
られたばね筒であり、調速機6の内蔵するパワーピスト
ン(図示しない)の動きは、レバ7、レバ8、バネ筒9
を経て燃料噴射量調整桿10を動かし、燃料噴射ポンプ
11の噴射量を加減して機関発生出力トルクを制御する
。
中に介在せしめた弾性機構の実施の一態様として使用せ
られたばね筒であり、調速機6の内蔵するパワーピスト
ン(図示しない)の動きは、レバ7、レバ8、バネ筒9
を経て燃料噴射量調整桿10を動かし、燃料噴射ポンプ
11の噴射量を加減して機関発生出力トルクを制御する
。
図中+印の矢は、燃料噴射量が増加する方向を示す。
調速機6内のパワーピストンは、公知のように、その全
行程中に燃料噴射量ゼロ位置から全負荷噴射位置までを
含むが、本発明においては特に、全負荷噴射位置よりさ
らに燃料噴射量増加方向への行程上の余裕を設けるよう
に、レバ7および8などを配設する。
行程中に燃料噴射量ゼロ位置から全負荷噴射位置までを
含むが、本発明においては特に、全負荷噴射位置よりさ
らに燃料噴射量増加方向への行程上の余裕を設けるよう
に、レバ7および8などを配設する。
ばね筒9はその内部に燃料噴射量調整桿10を動かすに
充分な力にセットしたばねが組み込まれており、調速機
6がレパ7、レバ8を介して燃料噴射量調整桿10を動
かすときは、ばね筒9は一体のリンクのように忠実に動
きを伝えるが、燃料噴射量調整桿10自体に外部から燃
料噴射量を減少させる方向に力がかゝった場合は、内部
のばねが圧縮され、したがってリンクとしてのばね筒9
はその長さがのびて、調速機6内のパワーピストンやそ
れにつながるレバ7およびレバ8の位置に相当するより
も低い燃料噴射量を許容する。
充分な力にセットしたばねが組み込まれており、調速機
6がレパ7、レバ8を介して燃料噴射量調整桿10を動
かすときは、ばね筒9は一体のリンクのように忠実に動
きを伝えるが、燃料噴射量調整桿10自体に外部から燃
料噴射量を減少させる方向に力がかゝった場合は、内部
のばねが圧縮され、したがってリンクとしてのばね筒9
はその長さがのびて、調速機6内のパワーピストンやそ
れにつながるレバ7およびレバ8の位置に相当するより
も低い燃料噴射量を許容する。
このようなばね筒またはこれに類する弾性機構は、調速
機6の作用に逆らって機関の燃料噴射を遮断し、停止さ
せるため、ふつうにどの機関にも装備されているもので
ある。
機6の作用に逆らって機関の燃料噴射を遮断し、停止さ
せるため、ふつうにどの機関にも装備されているもので
ある。
燃料噴射量リミツタ12は、燃料噴射量調整桿10の十
印矢の方向の動きをある値以上にはさせないように機械
的に制限を加えるもので、機関1の発生出力トルクを制
限する。
印矢の方向の動きをある値以上にはさせないように機械
的に制限を加えるもので、機関1の発生出力トルクを制
限する。
この制限位置は、要求される仕様に応じ、ねじで調整し
たあと固定とするか、あるいは図示のようにリモコンス
タンド13内の発信器16からトルク制限信号ライン1
7を経て遠隔的に可変とすることもできる。
たあと固定とするか、あるいは図示のようにリモコンス
タンド13内の発信器16からトルク制限信号ライン1
7を経て遠隔的に可変とすることもできる。
燃料噴射量調整桿10は、この燃料噴射量リミツタ12
に当らない限りは調速機6により制御されるが、当れば
調速機6のパワーピストン位置に関係なく、燃料噴射量
リミツタ12が制限する位置にあることになる。
に当らない限りは調速機6により制御されるが、当れば
調速機6のパワーピストン位置に関係なく、燃料噴射量
リミツタ12が制限する位置にあることになる。
換言すれば、機関1の燃料噴射量あるいは発生出力トル
クは、調速機6が制御する値か、あるいは燃料噴射量リ
ミツタ12が制限する値かのいずれかより少ない方の値
に従って決まる。
クは、調速機6が制御する値か、あるいは燃料噴射量リ
ミツタ12が制限する値かのいずれかより少ない方の値
に従って決まる。
オーバトルク検出機構は本発明の中枢をなすもので、燃
料噴射量調整桿10が燃料噴射量リミツタ12に当った
とき、その結果として発生するばね筒9の伸びの量を検
出する働きをするが、図ではレバ18、検出器19で表
現されている。
料噴射量調整桿10が燃料噴射量リミツタ12に当った
とき、その結果として発生するばね筒9の伸びの量を検
出する働きをするが、図ではレバ18、検出器19で表
現されている。
レバ18の上端は、レバ8の上方延長部と、リンク31
によりつながれている。
によりつながれている。
また、レバ18の下端は、燃料噴射量調整桿10にビン
でつながれている。
でつながれている。
したがって、レバ18の中央部にあるピン20の位置は
、燃料噴射量調整桿10が燃料噴射量リミツタ12に当
らず、したがってばね筒9が伸びずに一体のまゝで、燃
料噴射量調整桿10が調速機6の指示どおりに動くとき
には、レバ18の上端と下端は互いに反対方向に動くた
め不動である。
、燃料噴射量調整桿10が燃料噴射量リミツタ12に当
らず、したがってばね筒9が伸びずに一体のまゝで、燃
料噴射量調整桿10が調速機6の指示どおりに動くとき
には、レバ18の上端と下端は互いに反対方向に動くた
め不動である。
しかし、ばね筒9が伸びると、レバ18は、上端が動か
なくても、下端がばね筒9の伸びた量に応じて図中の右
方向へ動くことになるので、また下端が動かなくても上
端が図の右方向へ動くことになるので、何れもピン20
の位置は右方向へ移動する。
なくても、下端がばね筒9の伸びた量に応じて図中の右
方向へ動くことになるので、また下端が動かなくても上
端が図の右方向へ動くことになるので、何れもピン20
の位置は右方向へ移動する。
これを検出器19が、オーバトルク量として検出する。
この検出されたオーバトルク量は、上記のように燃料噴
射量リミツタ12の機械的制限により、純粋にばね筒9
が伸びた量のみに関するものであって、伸びの発生した
周辺状況、すなわち燃料噴射量リミツタ12がどの制限
位置にセットされ、したがってどの位置で燃料調整桿1
0が燃料噴射量リミツタ12に当ったかについてはなん
らの影響をうけない。
射量リミツタ12の機械的制限により、純粋にばね筒9
が伸びた量のみに関するものであって、伸びの発生した
周辺状況、すなわち燃料噴射量リミツタ12がどの制限
位置にセットされ、したがってどの位置で燃料調整桿1
0が燃料噴射量リミツタ12に当ったかについてはなん
らの影響をうけない。
このため、機関1の燃料噴射量すなわちその結果として
の機関発生出力トルクが、調速機6の速度セツチング相
当の回転速度を維持するに必要なだけの大きさになるよ
うに、調速機6のパワーピストンの指示どおりに制御さ
れている限りでは、即ちばね筒9が伸びないならば、ピ
ン20の位置は一定であり不動でアッテ、検出器19は
オーバトルクを検出しない。
の機関発生出力トルクが、調速機6の速度セツチング相
当の回転速度を維持するに必要なだけの大きさになるよ
うに、調速機6のパワーピストンの指示どおりに制御さ
れている限りでは、即ちばね筒9が伸びないならば、ピ
ン20の位置は一定であり不動でアッテ、検出器19は
オーバトルクを検出しない。
しかし、燃料噴射量すなわち機関発生出力トルクの値の
如何にかかわらず、燃料噴射量リミツタ12によってそ
の値がある値に制限され、その結果ばね筒9が伸びたと
すれば、それは調速機6の速度セツチング相当の回転速
度を維持するに足るだけの燃料噴射量、すなわち機関発
生出力トルクが得られていない状態、いわゆるオーバト
ルク状態となっていることを意味する。
如何にかかわらず、燃料噴射量リミツタ12によってそ
の値がある値に制限され、その結果ばね筒9が伸びたと
すれば、それは調速機6の速度セツチング相当の回転速
度を維持するに足るだけの燃料噴射量、すなわち機関発
生出力トルクが得られていない状態、いわゆるオーバト
ルク状態となっていることを意味する。
この場合、規定回転速度を維持するに足る機関発生出力
トルクが得られないため、プロペラ3のピッチ角が変ら
なければ実際の回転速度は調速機6の速度セツチング相
当値よりも低下し、その低下によりプロペラ3の負荷ト
ルクが、制限された機関発生出力トルクと等しくなる点
まで低下すれば、そこではじめて平衡する。
トルクが得られないため、プロペラ3のピッチ角が変ら
なければ実際の回転速度は調速機6の速度セツチング相
当値よりも低下し、その低下によりプロペラ3の負荷ト
ルクが、制限された機関発生出力トルクと等しくなる点
まで低下すれば、そこではじめて平衡する。
そこで機関1は、オーバトルクにより調速機6に与えら
れた速度セツチング相当値よりも小さい回転速度で運転
されるので、調速機6のパワーピストンは、燃料噴射量
を増加して回転速度を規定値まで復帰させようとする。
れた速度セツチング相当値よりも小さい回転速度で運転
されるので、調速機6のパワーピストンは、燃料噴射量
を増加して回転速度を規定値まで復帰させようとする。
しかし、該パワーピストンの動きは、単にばね筒9をさ
らに伸ばし、レバ18の上端を図中の右方向へ、したが
ってピン20をも右方向へ動かして、検出器19にオー
バトルク検出を行なわせるのみとなる。
らに伸ばし、レバ18の上端を図中の右方向へ、したが
ってピン20をも右方向へ動かして、検出器19にオー
バトルク検出を行なわせるのみとなる。
ピッチ修正機構は、第1図に示した実施例においては、
レバ25と受信器26とで表現されている。
レバ25と受信器26とで表現されている。
プロペラ3のピッチ角は、リモコンスタンド13の発信
器28からピッチ信号ライン21、受信器22、レバ2
3の順で伝達され、制御箱5のレバ4をAn■N■As
間の任意の位置に動かすことによってセットされること
はすでに述べたとおりであるが、レバ23はその長手方
向の溝内を摺動しうるピン24を有し、またレバ25は
その下端においてピン24に係合して、オーバトルクの
検出器19の指令を受ける受信器26の動きにより、そ
の支点を中心にして振子運動をする。
器28からピッチ信号ライン21、受信器22、レバ2
3の順で伝達され、制御箱5のレバ4をAn■N■As
間の任意の位置に動かすことによってセットされること
はすでに述べたとおりであるが、レバ23はその長手方
向の溝内を摺動しうるピン24を有し、またレバ25は
その下端においてピン24に係合して、オーバトルクの
検出器19の指令を受ける受信器26の動きにより、そ
の支点を中心にして振子運動をする。
さて、ピン20は、ばね筒9が伸びない間は一定位置を
占め、オーバトルクとなってばね筒9が伸びると、それ
にしたがって図の右方向へ移動することはすでに述べた
とおりであるが、このピン20の右方向への動きが検出
器19からオーバトルク信号ライン27により受信器2
6に伝えられ、レバ25を同じく右方へ振らせる作用を
する。
占め、オーバトルクとなってばね筒9が伸びると、それ
にしたがって図の右方向へ移動することはすでに述べた
とおりであるが、このピン20の右方向への動きが検出
器19からオーバトルク信号ライン27により受信器2
6に伝えられ、レバ25を同じく右方へ振らせる作用を
する。
したがってオーバトルク状態でないときは、レバ25お
よびピン24は図中の左の方向へ振り切っており、レバ
23はこのときのピン24の位置に相応するレバ比のも
とに、発振器28、ピッル信号ライン21および受信器
22を経て到来するピツチ角操作量をレバ4に伝達して
ピッチ角を変化させる。
よびピン24は図中の左の方向へ振り切っており、レバ
23はこのときのピン24の位置に相応するレバ比のも
とに、発振器28、ピッル信号ライン21および受信器
22を経て到来するピツチ角操作量をレバ4に伝達して
ピッチ角を変化させる。
これを+1正常な+1ピッチ角伝達とする。しかし、オ
ーバトルクになると、そのオーバトルク量に応じてピン
24が右方へ移動するので、レバ23のレバ比は小さく
なり、到来するピッチ角操作量を縮少してレバ4に伝達
する。
ーバトルクになると、そのオーバトルク量に応じてピン
24が右方へ移動するので、レバ23のレバ比は小さく
なり、到来するピッチ角操作量を縮少してレバ4に伝達
する。
すなわち、オーバトルク量が大きければ大きいほど、A
Hの場合においてもASの場合においても、N方向へピ
ッチ角を減少せしめる度合は強くなる。
Hの場合においてもASの場合においても、N方向へピ
ッチ角を減少せしめる度合は強くなる。
ピン24が極端に右方へ移動すると到来するピッチ角操
作量のいかんにかゝわらずレバ4はほとんどNに近い値
となる。
作量のいかんにかゝわらずレバ4はほとんどNに近い値
となる。
リモコンスタンド13からは、発信器14,16および
28からそれぞれ速度信号ライン15、トルク制限信号
ライン17およびピッチ信号ライン21が引き出されて
いるが、これらに使用される伝達手段としては機械的、
電気的、あるいは空気、圧油などの流体媒体によるもの
などがある。
28からそれぞれ速度信号ライン15、トルク制限信号
ライン17およびピッチ信号ライン21が引き出されて
いるが、これらに使用される伝達手段としては機械的、
電気的、あるいは空気、圧油などの流体媒体によるもの
などがある。
さて、速度信号ライン15は、調速機6の速度セツチン
グの高低を制御する。
グの高低を制御する。
トルク制限信号ライン17は、燃料噴射量リミツタ12
の位置を制御することによって、燃料噴射量調整桿10
の燃料噴射量制限値の大小を制御するが、この制限値は
一般に高負荷から中負荷までの間であって、低負荷まで
制限するようなことはしない。
の位置を制御することによって、燃料噴射量調整桿10
の燃料噴射量制限値の大小を制御するが、この制限値は
一般に高負荷から中負荷までの間であって、低負荷まで
制限するようなことはしない。
また、ピッチ信号ライン21は、受信器22、レバ23
を経てプロペラ3のピッチ角を制御する。
を経てプロペラ3のピッチ角を制御する。
これら3個の信号ラインの制御値の組合わせは、船体お
よび機関の特性に適合させ、プログラム化して一括操作
するのが便利である。
よび機関の特性に適合させ、プログラム化して一括操作
するのが便利である。
すなわち第1図では、操縦レバ29により一斉にカムを
動かせて発信器14,16および28をプログラム的に
操作できるようにしたものが示されているが、この場合
カムを立体型とし、副操縦レバ30を設けてそれにより
カムを軸線方向にずらせるようにすれば、特性変化に適
応するようプログラムを修正することができ、第1図は
その構成を示している。
動かせて発信器14,16および28をプログラム的に
操作できるようにしたものが示されているが、この場合
カムを立体型とし、副操縦レバ30を設けてそれにより
カムを軸線方向にずらせるようにすれば、特性変化に適
応するようプログラムを修正することができ、第1図は
その構成を示している。
機関1がプロペラ3のほかに、たとえば交流発電機を同
時に駆動するような場合は、プロペラ負荷(したがって
船速)の大小にかゝわりなく回転速度を一定に保つ必要
があり、この場合には回転速度のリモコンは不要なので
速度信号ラインは省略してよい。
時に駆動するような場合は、プロペラ負荷(したがって
船速)の大小にかゝわりなく回転速度を一定に保つ必要
があり、この場合には回転速度のリモコンは不要なので
速度信号ラインは省略してよい。
また、燃料噴射量リミツタ12の制限値は、全負荷燃料
噴射量付近の一点に固定するのみで、可変制御の必要が
ないことがあるが、このときはトルク制限信号ラインは
省略される。
噴射量付近の一点に固定するのみで、可変制御の必要が
ないことがあるが、このときはトルク制限信号ラインは
省略される。
第2図は、一般的な場合として3本の信号ラインをそな
えたプログラムの例を示したプログラム図である。
えたプログラムの例を示したプログラム図である。
図において、横軸は操縦レバ29の位置であり、N(中
立)から(+)方向にAH(前進)、(−)方向にAs
(後進)となっていて、その位置に応じ実線に示した信
号がプログラムされている。
立)から(+)方向にAH(前進)、(−)方向にAs
(後進)となっていて、その位置に応じ実線に示した信
号がプログラムされている。
図中の番号は第1図における符号と共通の個所を示し、
理解の便をはかつてある。
理解の便をはかつてある。
第2図の下から上に向って順番に、調速機6の速度セツ
チング、燃料噴射量リミツタ12の制限量、受信器22
のピッチ角の信号プログラムを示す。
チング、燃料噴射量リミツタ12の制限量、受信器22
のピッチ角の信号プログラムを示す。
本図において示されるように、調速機6の速度セツチン
グの最大値は、機関の全速(定格回転速度)と同じか、
あるいはS1だけわずかに高くする。
グの最大値は、機関の全速(定格回転速度)と同じか、
あるいはS1だけわずかに高くする。
燃料噴射量リミツタ12の制限量は、低負荷(図では操
縦レバ29の目盛+4〜−4の範囲)では機関1がプロ
グラムされた回転速度(図の下の実線6)のもとに、同
じくプログラムされたプロペラピッチ(図の上の実線2
2)で運転されるときの負荷に相当する燃料噴射量調整
桿10の位置(図の中央の点線10)よりもS2だけ多
い燃料噴射を行ないつるようにし、なおかつ操縦レバ2
9の最大目盛6および−6の位置では全負荷位置に合わ
せるものとする。
縦レバ29の目盛+4〜−4の範囲)では機関1がプロ
グラムされた回転速度(図の下の実線6)のもとに、同
じくプログラムされたプロペラピッチ(図の上の実線2
2)で運転されるときの負荷に相当する燃料噴射量調整
桿10の位置(図の中央の点線10)よりもS2だけ多
い燃料噴射を行ないつるようにし、なおかつ操縦レバ2
9の最大目盛6および−6の位置では全負荷位置に合わ
せるものとする。
また、ピッチ角(実線22)は、操縦レバ29のN点に
ては中立、目盛6および−6ではその目盛における機関
1にプログラムされた回転速度(図の下の実線6)のも
とに同じくプログラムされた燃料噴射量制限位置(図の
中央の実線12)一杯の燃料噴射量にて運転されるとき
に、一般的に適合するピッチ角より83だけ大きいピッ
チ角になるようにする。
ては中立、目盛6および−6ではその目盛における機関
1にプログラムされた回転速度(図の下の実線6)のも
とに同じくプログラムされた燃料噴射量制限位置(図の
中央の実線12)一杯の燃料噴射量にて運転されるとき
に、一般的に適合するピッチ角より83だけ大きいピッ
チ角になるようにする。
これらの線の高さや勾配は、必要に応じ副操縦レバ30
により修正できるものとする。
により修正できるものとする。
いま、運転状態にて第2図の操縦レバ29を−4から+
4までの目盛範囲に置いた場合、調速機6は機関1をそ
の操縦レバ29の位置相当の中低速回転とするように燃
料噴射量を制御しようとする。
4までの目盛範囲に置いた場合、調速機6は機関1をそ
の操縦レバ29の位置相当の中低速回転とするように燃
料噴射量を制御しようとする。
一方、受信器22が受けるプロペラピッチ角は、Nを中
心としたいわゆる低ピッチであるから、回転速度が比較
的低速であることと相まって、調速機6が制御する燃料
噴射量は、第2図の中央の鎖線で示すように充分低く、
燃料噴射量リミツタ12が制限する位置までにはS2だ
けの余裕がある。
心としたいわゆる低ピッチであるから、回転速度が比較
的低速であることと相まって、調速機6が制御する燃料
噴射量は、第2図の中央の鎖線で示すように充分低く、
燃料噴射量リミツタ12が制限する位置までにはS2だ
けの余裕がある。
したがって、第1図にて明らかなように、燃料噴射量調
整桿10は燃料噴射量リミツタ12に当ることはなく、
これと無関係に、すなわちばね筒9は一体のまゝレバ7
、レバ8を通じ、調速機6の制御するとおりに動く。
整桿10は燃料噴射量リミツタ12に当ることはなく、
これと無関係に、すなわちばね筒9は一体のまゝレバ7
、レバ8を通じ、調速機6の制御するとおりに動く。
これは第2図の中央に、燃料噴射量調整桿10の実際の
動きである点線10が、調速機6の動きを示す鎖線6に
沿っていることで示されている。
動きである点線10が、調速機6の動きを示す鎖線6に
沿っていることで示されている。
ふたゝび第1図において、この場合はね筒9は一体の状
態で伸びていないから、オーバトルク状態ではなく、レ
バ18上のピン20は図の左方向へ振り切った状態にあ
り、その動きは検出器19、オーバトルク信号ライン2
7、受信器26およびレバ25を経てピン24を図の左
方向へ押し付けているので、ピッチ受信器22の動きは
その才5正常にレバ4に伝えられ、実際のピッチ角は第
2図の上方の点線4に示すように受信器22の線に沿っ
た値となる。
態で伸びていないから、オーバトルク状態ではなく、レ
バ18上のピン20は図の左方向へ振り切った状態にあ
り、その動きは検出器19、オーバトルク信号ライン2
7、受信器26およびレバ25を経てピン24を図の左
方向へ押し付けているので、ピッチ受信器22の動きは
その才5正常にレバ4に伝えられ、実際のピッチ角は第
2図の上方の点線4に示すように受信器22の線に沿っ
た値となる。
したがって、この操縦レバ29を−4から+4までの目
盛範囲に置いた場合、プロペラ3の実際のピッチ角はプ
ログラムのとおり(中ピッチのAH)■(N)■(中ピ
ッチのAs)の間を自在に変化し、機関1または主軸2
の実際の回転速度も、調速機6が与えられた速度セツチ
ングどおりになるよう燃料噴射量を制御してプログラム
どおりの値に保たれる。
盛範囲に置いた場合、プロペラ3の実際のピッチ角はプ
ログラムのとおり(中ピッチのAH)■(N)■(中ピ
ッチのAs)の間を自在に変化し、機関1または主軸2
の実際の回転速度も、調速機6が与えられた速度セツチ
ングどおりになるよう燃料噴射量を制御してプログラム
どおりの値に保たれる。
したがってこの状態は、燃料噴射量リミッタ12が燃料
噴射量を制限しないため、機関ないし主軸速度は、プロ
ペラピッチ角の外部よりの直接操作のもとに、調速機6
が機関1の燃料噴射量を負荷に応じて増減させて調速機
6に与えられた速度セツチング相当の値に制御される状
態である。
噴射量を制限しないため、機関ないし主軸速度は、プロ
ペラピッチ角の外部よりの直接操作のもとに、調速機6
が機関1の燃料噴射量を負荷に応じて増減させて調速機
6に与えられた速度セツチング相当の値に制御される状
態である。
すなわち、前記(2)の機関の回転速度を調速機により
一定に保たせ、プロペラピッチ角を任意に操作する方式
であるから、ピッチ角N(中立)を中心としてAH(前
進)およびAs(後進)の操作が自体に直接に行なえる
ことになる。
一定に保たせ、プロペラピッチ角を任意に操作する方式
であるから、ピッチ角N(中立)を中心としてAH(前
進)およびAs(後進)の操作が自体に直接に行なえる
ことになる。
つぎに、第2図において、操縦レバ29を+4から+6
までの目盛範囲に進めた場合を考える。
までの目盛範囲に進めた場合を考える。
(−4から−6にする場合については、ピッチ角が同じ
大きさで、方向がAs方向となるだけであり、他は全く
同じであるから省略する)調速機6は機関1を操縦レバ
29の位置相当の高速回転にまで上げるように燃料噴射
量を増加させようとするが、受信器22が受けるプロペ
ラピッチ角が大きいので、かゝる高速回転のもとでは図
中中央の鎖線6で示すような大きい燃料噴射量を以って
しなければ所定の速度セツチング相当の回転速度を維持
できない。
大きさで、方向がAs方向となるだけであり、他は全く
同じであるから省略する)調速機6は機関1を操縦レバ
29の位置相当の高速回転にまで上げるように燃料噴射
量を増加させようとするが、受信器22が受けるプロペ
ラピッチ角が大きいので、かゝる高速回転のもとでは図
中中央の鎖線6で示すような大きい燃料噴射量を以って
しなければ所定の速度セツチング相当の回転速度を維持
できない。
しかし、プログラムにより、燃料噴射量リミツタ12が
噴射量を制限しているので、実際の燃料噴射量は、調速
機の指示する鎖線6よりS4だけ少ない点線10に抑制
されてしまい、回転速度をプログラム値に維持できない
。
噴射量を制限しているので、実際の燃料噴射量は、調速
機の指示する鎖線6よりS4だけ少ない点線10に抑制
されてしまい、回転速度をプログラム値に維持できない
。
これはすなわちオーバトルク状態であって、噴射量の差
S4は燃料噴射量リミツタ12の燃料噴射量制限ニヨる
調速機6のパワーピストンと、燃料噴射量調整桿10と
の動きの差であり、この差は、ばね筒9が伸びることに
より許容されたものである。
S4は燃料噴射量リミツタ12の燃料噴射量制限ニヨる
調速機6のパワーピストンと、燃料噴射量調整桿10と
の動きの差であり、この差は、ばね筒9が伸びることに
より許容されたものである。
このばね筒9の伸び量は、オーバトルク検出機構である
レバ18のビン20が、第1図の右方向ヘ移動すること
により、検出器19によって検出され、これによりオー
バトルク信号ライン27、受信器26を経てレバ25を
右方へ振らせ、ピン24を同じく右方へ移動させる。
レバ18のビン20が、第1図の右方向ヘ移動すること
により、検出器19によって検出され、これによりオー
バトルク信号ライン27、受信器26を経てレバ25を
右方へ振らせ、ピン24を同じく右方へ移動させる。
するとプログラムに応じて受信器22に与えられたピッ
チ角は、ピン24の移動とともにレバ4をNに近づく方
向へ移動させてオーバトルクを減少させる。
チ角は、ピン24の移動とともにレバ4をNに近づく方
向へ移動させてオーバトルクを減少させる。
この減少は第2図の上部に、プログラム22に対する実
ピッチ角として、S3だけピッチ角を減少した点線4に
示されている。
ピッチ角として、S3だけピッチ角を減少した点線4に
示されている。
ピッチ角の減少量S3は、ばね筒9の伸び量で検出され
るオーバトルクS4に比例する。
るオーバトルクS4に比例する。
機関1の燃料噴射量すなわち発生出力トルクは、燃料噴
射量リミツタ12により操縦レバ29の位置に応じた一
定の値に保たれ、オーバトルク状態がおこればオーバト
ルクがすくなくなるように実ピッチ角がS3だけ減少さ
せられる。
射量リミツタ12により操縦レバ29の位置に応じた一
定の値に保たれ、オーバトルク状態がおこればオーバト
ルクがすくなくなるように実ピッチ角がS3だけ減少さ
せられる。
すなわち実ピッチ角はオーバトルクがすくなくなる値、
すなわち、プログラムされた燃料噴射量で、プログラム
された回転速度を保つことができる値に近づくように、
調速機6のパワーピストンが全負荷噴射位置よりさらに
燃料噴射量増加方向への余裕行程をばね筒9の伸びとし
て働らかせる。
すなわち、プログラムされた燃料噴射量で、プログラム
された回転速度を保つことができる値に近づくように、
調速機6のパワーピストンが全負荷噴射位置よりさらに
燃料噴射量増加方向への余裕行程をばね筒9の伸びとし
て働らかせる。
こうしてばね筒9の伸びにより実ピッチ角が自動的に減
少せしめられるが、この減少量S3は、海面、吃水、風
向などの船の運航条件の程度によって変化する。
少せしめられるが、この減少量S3は、海面、吃水、風
向などの船の運航条件の程度によって変化する。
なお、調速機6には、スピードドループ(静的速度変動
率または速度調定率ともよばれ、回転速度の低下に比例
してパワーピストンの位置が移動する、本質的な公知の
性質)があるため、減少させたS3の量に比例した速度
の残留偏差S1が残るが、これはあらかじめプログラム
に見込んでおけばよく、また見込みが違ってくれば副操
縦レバ30で修正させるようにもできる。
率または速度調定率ともよばれ、回転速度の低下に比例
してパワーピストンの位置が移動する、本質的な公知の
性質)があるため、減少させたS3の量に比例した速度
の残留偏差S1が残るが、これはあらかじめプログラム
に見込んでおけばよく、また見込みが違ってくれば副操
縦レバ30で修正させるようにもできる。
したがって、この状態は、燃料噴射量リミツタ12が燃
料噴射量を制限するため、機関ないし主軸速度は、制限
された燃料噴射量に応じた機関出力のもとに、オーバト
ルク検出機構がプロペラピッチ角を負荷に応じて増減さ
せて、調速機に与えられた速度セツチング相当の値に制
御される状態である。
料噴射量を制限するため、機関ないし主軸速度は、制限
された燃料噴射量に応じた機関出力のもとに、オーバト
ルク検出機構がプロペラピッチ角を負荷に応じて増減さ
せて、調速機に与えられた速度セツチング相当の値に制
御される状態である。
すなわち、機関出力トルクを一定に保ち、所望の回転速
度が得られるようにプロペラピッチ角を調速機により制
御させるという、前記従来技術の(1)の方式となるか
ら、したがって高速高負荷時において、船体、吃水、天
候風向などの変化にかゝわらず常に機関の全出力あるい
は所望の出力を安全に、自動的に引き出すことができる
状態に置くことができる。
度が得られるようにプロペラピッチ角を調速機により制
御させるという、前記従来技術の(1)の方式となるか
ら、したがって高速高負荷時において、船体、吃水、天
候風向などの変化にかゝわらず常に機関の全出力あるい
は所望の出力を安全に、自動的に引き出すことができる
状態に置くことができる。
上記の説明においては、機関1台が1個のプロペラを駆
動する場合を示したが、2台以上の機関が同時に共通の
プロペラを駆動する、いわゆるマルチプル機関配置の場
合にも勿論適用される。
動する場合を示したが、2台以上の機関が同時に共通の
プロペラを駆動する、いわゆるマルチプル機関配置の場
合にも勿論適用される。
たとえば、公知の親子調速機方式の場合には、親調速機
を本説明文の調速機6に置きかえればよい。
を本説明文の調速機6に置きかえればよい。
そのほか種々の方式の場合についても、それぞれ各機関
に対する燃料噴射量制御の基準となる調速機について、
本説明に開示された関連装置を連継することにより、き
わめて容易に本発明の操縦装置の理念を具現せしめるこ
とができる。
に対する燃料噴射量制御の基準となる調速機について、
本説明に開示された関連装置を連継することにより、き
わめて容易に本発明の操縦装置の理念を具現せしめるこ
とができる。
本発明は前記のように、たゞ1個の調速機を用いること
によって、従来最少2個の調速機を用いないと実現不可
能であった、高負荷時の機関出力トルクを一定に保ち、
所望の回転速度が得られるようにプロペラピッチ角を調
速機により制御させる方式と、低負荷時の機関回転速度
を調速機により一定に保たせ、プロペラピッチ角を外部
から直接に、任意に操作して前後進切換および低負荷安
定航走を可能とする方式の二つを行なわしめ、しかもそ
の二つの方式の切換えは、単に燃料噴射量調整桿が燃料
噴射量リミツタに任意の位置で当ることのみにより、簡
単・円滑に行なわせつるようにし、また、これを1本の
操縦レバにより、容易にプログラム的に制御できる構造
にしたので、1個の調速機を用いて、従来の2個の調速
機を用いる方式と全く同等の性能を発揮せしめうるのみ
でなく、その1個の調速機も特別の構造を有するもので
はないので、従来機関に装着されている調速機をそのま
ゝ利用することができ、また調速機が1個であるため、
2個の場合のように調速機相互間の特性差の調整維持や
、特性差のくずれによる操縦性能の低下をきたすことな
く、さらに従来設置の困難さの故に敬遠される傾向の強
かったプロペラ調速機の問題も解消されて、簡単にして
しかも安価に、大きい性能上の効果を収めつるものであ
る。
によって、従来最少2個の調速機を用いないと実現不可
能であった、高負荷時の機関出力トルクを一定に保ち、
所望の回転速度が得られるようにプロペラピッチ角を調
速機により制御させる方式と、低負荷時の機関回転速度
を調速機により一定に保たせ、プロペラピッチ角を外部
から直接に、任意に操作して前後進切換および低負荷安
定航走を可能とする方式の二つを行なわしめ、しかもそ
の二つの方式の切換えは、単に燃料噴射量調整桿が燃料
噴射量リミツタに任意の位置で当ることのみにより、簡
単・円滑に行なわせつるようにし、また、これを1本の
操縦レバにより、容易にプログラム的に制御できる構造
にしたので、1個の調速機を用いて、従来の2個の調速
機を用いる方式と全く同等の性能を発揮せしめうるのみ
でなく、その1個の調速機も特別の構造を有するもので
はないので、従来機関に装着されている調速機をそのま
ゝ利用することができ、また調速機が1個であるため、
2個の場合のように調速機相互間の特性差の調整維持や
、特性差のくずれによる操縦性能の低下をきたすことな
く、さらに従来設置の困難さの故に敬遠される傾向の強
かったプロペラ調速機の問題も解消されて、簡単にして
しかも安価に、大きい性能上の効果を収めつるものであ
る。
なお、オーバトルク検出機構とピッチ修正機構とその関
連部は、理解を容易にするために本説明においてはレバ
・リンクで示したが、綜合的な電子式で置きかえても同
効であることはいうまでもない。
連部は、理解を容易にするために本説明においてはレバ
・リンクで示したが、綜合的な電子式で置きかえても同
効であることはいうまでもない。
第1図は本発明装置の実施の一態様を示す説明図、第2
図は同装置のプログラム図である。 1……機関、2……主軸、3……可変ピッチプ口ベラ、
4……レバ、5……制御箱、6……調速機、7,8……
レバ、9……ばね筒、10……燃料噴射量調整桿、11
……燃料噴射ポンプ、12……燃料噴射量リミツタ、1
3……リモコンスタンド、14……発信器、15……速
度信号ライン、16……発信器、17……トルク制限信
号ライン、18……レバ、19……検出器、20……ピ
ン、21……ピッチ信号ライン、22……受信器、23
……レバ、24……ピン、25……レバ、26……受信
器、27……オーバトルク信号ライン、28……発信器
、29……操縦レバ、30……副操縦レバ、31……リ
ンク。
図は同装置のプログラム図である。 1……機関、2……主軸、3……可変ピッチプ口ベラ、
4……レバ、5……制御箱、6……調速機、7,8……
レバ、9……ばね筒、10……燃料噴射量調整桿、11
……燃料噴射ポンプ、12……燃料噴射量リミツタ、1
3……リモコンスタンド、14……発信器、15……速
度信号ライン、16……発信器、17……トルク制限信
号ライン、18……レバ、19……検出器、20……ピ
ン、21……ピッチ信号ライン、22……受信器、23
……レバ、24……ピン、25……レバ、26……受信
器、27……オーバトルク信号ライン、28……発信器
、29……操縦レバ、30……副操縦レバ、31……リ
ンク。
Claims (1)
- 1 主軸の回転速度に比例した速度で駆動される1個の
調速機と、該調速機のパワーピストンが原動機関の全負
荷時の燃料噴射量相当位置をこえて、さらに噴射量増加
の方向へ移動しうるような関係につながれているととも
に、外力によりパワーピストン位置に相当するよりも少
ない燃料噴射量を実現できるための弾性機構をそのつな
がれている途中に介在せしめた燃料噴射量調整桿と、該
燃料噴射量調整桿の噴射量増加方向への移動を機械的に
制限する燃料噴射量リミツタと、該燃料噴射量リミツタ
による機械的制限によって、該弾性機構に生起せられた
変位量に比例する値を検出するオーバトルク検出機構と
、該オーバトルク検出機構の検出した値に対応して可変
ピッチプロペラの外部からのピッチ角設定値を比例的に
減少させるピッチ修正機構とをそなえたことを特徴とす
る、可変ピッチプロペラ付原動機関の操縦装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48060660A JPS582876B2 (ja) | 1973-05-30 | 1973-05-30 | カヘンピツチプロペラ ツキ ゲンドウキカン ノ ソウジユウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48060660A JPS582876B2 (ja) | 1973-05-30 | 1973-05-30 | カヘンピツチプロペラ ツキ ゲンドウキカン ノ ソウジユウソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS508291A JPS508291A (ja) | 1975-01-28 |
| JPS582876B2 true JPS582876B2 (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=13148703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48060660A Expired JPS582876B2 (ja) | 1973-05-30 | 1973-05-30 | カヘンピツチプロペラ ツキ ゲンドウキカン ノ ソウジユウソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582876B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59173980U (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-20 | アンプ インコ−ポレ−テツド | コネクタ用密封栓 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54120195A (en) * | 1978-03-10 | 1979-09-18 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Control system for controlling output of prime mover of ship equipped with variable pitch propeller |
| JPS59111797U (ja) * | 1983-12-08 | 1984-07-27 | 石川島播磨重工業株式会社 | 可変ピツチプロペラを装備した船舶の主機出力制御装置 |
-
1973
- 1973-05-30 JP JP48060660A patent/JPS582876B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59173980U (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-20 | アンプ インコ−ポレ−テツド | コネクタ用密封栓 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS508291A (ja) | 1975-01-28 |
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