JPS5829705B2 - 成層構造体上に絶縁部材を一体に固着成形する方法および機械 - Google Patents
成層構造体上に絶縁部材を一体に固着成形する方法および機械Info
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- JPS5829705B2 JPS5829705B2 JP51155585A JP15558576A JPS5829705B2 JP S5829705 B2 JPS5829705 B2 JP S5829705B2 JP 51155585 A JP51155585 A JP 51155585A JP 15558576 A JP15558576 A JP 15558576A JP S5829705 B2 JPS5829705 B2 JP S5829705B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一つまたはそれ以上の数の巻回コイルを有する
電気機器、特に、この種の電気機器における巻線収容用
の成層構造体上に絶縁部材を一体に固着成形するための
方法および機械に関するものである。
電気機器、特に、この種の電気機器における巻線収容用
の成層構造体上に絶縁部材を一体に固着成形するための
方法および機械に関するものである。
なお、以下においては記述を簡潔にするために電動機を
例にとって説明する。
例にとって説明する。
分数馬力電動機その他の比較的安価な電動機の多くはは
KTJ字形の成層鉄心を備えており、たとえば、米国特
許第3014140号および同第3024377号明細
書に開示されているように、そのU字形鉄心の継鉄部(
中闘部)に回転子を挿入するための側口が設けである。
KTJ字形の成層鉄心を備えており、たとえば、米国特
許第3014140号および同第3024377号明細
書に開示されているように、そのU字形鉄心の継鉄部(
中闘部)に回転子を挿入するための側口が設けである。
上場米国特許に記述されているタイプの電動機の構造は
当該技術分野において周知であるので、ここでその一般
的な特長や性能について詳述するのを避けるが、本発明
の説明の便宜上必要な限りで上記米国特許の明細書の記
述を引用する。
当該技術分野において周知であるので、ここでその一般
的な特長や性能について詳述するのを避けるが、本発明
の説明の便宜上必要な限りで上記米国特許の明細書の記
述を引用する。
ところで、いくつかのコイルで構成される巻線が電動機
の巻線収容構造体上に収容配置されるのであるが、その
際一般に知られているように巻線を巻線収容構造体から
絶縁する必要がある。
の巻線収容構造体上に収容配置されるのであるが、その
際一般に知られているように巻線を巻線収容構造体から
絶縁する必要がある。
このために従来からさまざまな方法および技術が用いら
れており、たとえば、巻線収容構造体の特定部分に絶縁
材をおく方法もその一つである。
れており、たとえば、巻線収容構造体の特定部分に絶縁
材をおく方法もその一つである。
米国特許第3270227号明細書に開示されている電
動機の場合には、電動機の巻線収容部材に「−俸給縁(
integral 1nsulation )Jなる
ものを施して接地絶縁構造とすることが行われている。
動機の場合には、電動機の巻線収容部材に「−俸給縁(
integral 1nsulation )Jなる
ものを施して接地絶縁構造とすることが行われている。
さらに、巻線を熱硬化性樹脂で被覆して絶縁外皮を形成
し、かかる絶縁外皮でおおわれた巻線が前記の巻線収容
部材に固定配置される。
し、かかる絶縁外皮でおおわれた巻線が前記の巻線収容
部材に固定配置される。
絶縁テープをはりつけたり、ブラッシングないしは浸液
法により感熱性絶縁物質をコーティングして接地絶縁を
施すやり方もある。
法により感熱性絶縁物質をコーティングして接地絶縁を
施すやり方もある。
しかし、これらの方法を現実に実施するにはかなりの費
用を要する。
用を要する。
さらに、上に述べたやり方では、少なくとも成層鉄心上
に接地絶縁物が完全に形成されるまで当該成層鉄心を一
体に保持しておく手段が必要とされる。
に接地絶縁物が完全に形成されるまで当該成層鉄心を一
体に保持しておく手段が必要とされる。
このためにリベットを用いたり溶接を施したりするが、
電動機の製作費が増大するのみならず、運転中の電動機
の鉄損が増加する。
電動機の製作費が増大するのみならず、運転中の電動機
の鉄損が増加する。
電動機の巻線と巻線収容部材たる成層鉄心とを電気的に
絶縁する方法として分数馬力電動機程度の大きさのもの
において実施されている他の方法は、成層鉄心の周囲に
成形コイルボビンを取付けることである。
絶縁する方法として分数馬力電動機程度の大きさのもの
において実施されている他の方法は、成層鉄心の周囲に
成形コイルボビンを取付けることである。
コイルボビンは一個の成形部品で組み立てられる場合も
あれば、複数の成形部品で組み立てられる場合もある。
あれば、複数の成形部品で組み立てられる場合もある。
米国特許第3189772号明細書にその一例が開示さ
れている。
れている。
絶縁性の成形ボビンを用いることは経済的見地からみれ
ば好ましいのであるが、構造的には必ずしも満足できる
ものではない。
ば好ましいのであるが、構造的には必ずしも満足できる
ものではない。
成層鉄心を構成する成層板の形が単純でなく、たとえば
、前掲米国特許第3024377号明細書に示されてい
るように、成層板の両端の幅がその中間部分の幅より大
きい場合と、逆に成層板の中間部分の幅がその両端部分
の幅より大きい場合には、この成層鉄心にはめ入れるボ
ビンの内径は少なくとも幅の大きな部分を通すに足るも
のでなければならない。
、前掲米国特許第3024377号明細書に示されてい
るように、成層板の両端の幅がその中間部分の幅より大
きい場合と、逆に成層板の中間部分の幅がその両端部分
の幅より大きい場合には、この成層鉄心にはめ入れるボ
ビンの内径は少なくとも幅の大きな部分を通すに足るも
のでなければならない。
しかし、そうするとその幅の大きな部分以外においては
ボビンと成層鉄心の間に大きな空隙ができ、巻線から成
層鉄心への熱の伝達率が低下するのみならず、巻線が励
磁されたときに誘起される磁束密度も蓄るしく減退する
。
ボビンと成層鉄心の間に大きな空隙ができ、巻線から成
層鉄心への熱の伝達率が低下するのみならず、巻線が励
磁されたときに誘起される磁束密度も蓄るしく減退する
。
さらに、巻線収容部材たる成層鉄心がほぼ長方形の成層
板で構成される場合でも、ボビンを成層鉄心にはめ入れ
るためにはある程度の製造公差を認める必要があり、こ
の製造公差が存在する故にボビンと鉄心のあいだに伺ら
かの空隙が生じる。
板で構成される場合でも、ボビンを成層鉄心にはめ入れ
るためにはある程度の製造公差を認める必要があり、こ
の製造公差が存在する故にボビンと鉄心のあいだに伺ら
かの空隙が生じる。
成層鉄心の製造中に生じる寸法上の差異はかなり大きく
、このため問題はより深刻になる。
、このため問題はより深刻になる。
特に、成層鉄心が多くの成層板を一体に接着して形成さ
れる場合に著るしい。
れる場合に著るしい。
のみならず、ボビンを用いる方法では、まずボビンをあ
らかじめ成形しておき、これを成層鉄心に組み入れる必
要があり、作業経費が増大する。
らかじめ成形しておき、これを成層鉄心に組み入れる必
要があり、作業経費が増大する。
さらに、ボビンを成層鉄心にはめ入れるにしても、その
前に成層鉄心を一体に保持するための手段が必要である
。
前に成層鉄心を一体に保持するための手段が必要である
。
そして、ボビンを成層鉄心にはめ入れた後には、接着剤
を用いてボビンを成層鉄心に固着させなければならない
。
を用いてボビンを成層鉄心に固着させなければならない
。
以上においては従来方法を分数馬力電動機に実施した場
合の問題点を指摘したのであるが、分数馬力電動機以外
の電気機器に応用する場合にも同様の問題が生じる。
合の問題点を指摘したのであるが、分数馬力電動機以外
の電気機器に応用する場合にも同様の問題が生じる。
従って、これらの問題点を解決し得る方法が切に望まれ
る。
る。
本発明によれば成層磁気構造物と、この成層構造物上に
一体に形成配置されて当該構造物の一定表面と緊密に接
合する絶縁部材とからなる巻線収容構造物を製造する方
法および機械が提供される。
一体に形成配置されて当該構造物の一定表面と緊密に接
合する絶縁部材とからなる巻線収容構造物を製造する方
法および機械が提供される。
なお、ここで1巻線」とは導電性導体を一回ないしは複
数回巻回してなる一つないしは複数のコイルを意味し、
「巻線収容構造物ないしは構造体」とは一つまたは複数
の巻線を支えるか、他の伺らかの方法で保持するための
構造物を意味し、その際巻線が直列に接続されていると
並列に接続されているとを問わず、また、これらの巻線
が誘導的に結合されていると否とを問わない。
数回巻回してなる一つないしは複数のコイルを意味し、
「巻線収容構造物ないしは構造体」とは一つまたは複数
の巻線を支えるか、他の伺らかの方法で保持するための
構造物を意味し、その際巻線が直列に接続されていると
並列に接続されているとを問わず、また、これらの巻線
が誘導的に結合されていると否とを問わない。
次に、本発明により製造される一体成形の絶縁部材を備
えた成層構造物を簡単に説明すると、多数の成層板で構
成される巻線収容部材たる成層構造物、たとえば、成層
鉄心は不規則な形ないしは外形を有し、当該成層鉄心は
これと一体に形成された新規な絶縁部材により組み合せ
状態に保持される。
えた成層構造物を簡単に説明すると、多数の成層板で構
成される巻線収容部材たる成層構造物、たとえば、成層
鉄心は不規則な形ないしは外形を有し、当該成層鉄心は
これと一体に形成された新規な絶縁部材により組み合せ
状態に保持される。
絶縁部材は一対の側板ないしはフランジを有し、これに
より巻線が巻線収容部材上の所望の位置に保持される。
より巻線が巻線収容部材上の所望の位置に保持される。
双方のフランジには巻線の終端を収容保護するための容
器が少なくとも一つだけ作っである。
器が少なくとも一つだけ作っである。
絶縁部材の全体的な大きさは固定されており、この絶縁
部材のうちで成層構造物の一方の端面を形成する成層板
と接する部分の厚さも一定に定められている。
部材のうちで成層構造物の一方の端面を形成する成層板
と接する部分の厚さも一定に定められている。
しかし、この絶縁部材により一体に組み立て保持される
成層構造物の厚さく高さ)は成層構造物毎に変えること
が可能である。
成層構造物の厚さく高さ)は成層構造物毎に変えること
が可能である。
絶縁部材の全体的な大きさが一定されているので、この
絶縁部材により組み立て保持され得る成層構造物の最大
許容厚もあらかじめ定まる。
絶縁部材により組み立て保持され得る成層構造物の最大
許容厚もあらかじめ定まる。
従って、個々の成層構造物の厚さがこの最大許容厚より
小さい場合には両者のあいだには伺がしかの寸法上の偏
差が生じるが、この寸法差は絶縁部材のうちで成層構造
物の上記端面とは反対側の端面を形成する成層板と接す
る部分の厚さによって適当に埋め合わされる。
小さい場合には両者のあいだには伺がしかの寸法上の偏
差が生じるが、この寸法差は絶縁部材のうちで成層構造
物の上記端面とは反対側の端面を形成する成層板と接す
る部分の厚さによって適当に埋め合わされる。
さらに、本発明によれば、巻線収容部材たる、成層構造
物の一定表面に一体に密着する絶縁部材を形成するため
の方法および機械が提供される。
物の一定表面に一体に密着する絶縁部材を形成するため
の方法および機械が提供される。
つの好ましい実施例方法では、まず成層構造を成形空間
に配置し、この成形空間を形成する成形部材を密閉保持
しつつ、成形空間内の成層構造物をあらかじめ定められ
た圧縮力により位置決め面に対して抑圧保持する。
に配置し、この成形空間を形成する成形部材を密閉保持
しつつ、成形空間内の成層構造物をあらかじめ定められ
た圧縮力により位置決め面に対して抑圧保持する。
その際に成形部材を密閉保持するために加えられる力と
成層構造物を押圧保持するために加えられる力とは相互
に実質上独立しており、無関係に加えられる。
成層構造物を押圧保持するために加えられる力とは相互
に実質上独立しており、無関係に加えられる。
次に、密閉成形空間に未硬化絶縁物質が注入され硬化せ
しめられる。
しめられる。
注入絶縁物質が硬化すると、成層構造物の周囲に絶縁部
材が当該成層構造物と一体構造に成形される。
材が当該成層構造物と一体構造に成形される。
以上の方法を実施するのに用いる機械は複数の成形部品
より構成される成形部材を有し、これらの成形部品は駆
動装置により開閉駆動されて一つの成形空間ないしは成
形室を形成することができる。
より構成される成形部材を有し、これらの成形部品は駆
動装置により開閉駆動されて一つの成形空間ないしは成
形室を形成することができる。
本発明機械は、さらに、一定範囲内の厚さを有する成層
構造物0位置決めを行うための手段を備えており、成形
部材には、成形空間内で収容可能な成層構造物の厚さと
現実に収容されている成層構造物の厚さとのあいだの差
違を埋め合せるための手段が設けである。
構造物0位置決めを行うための手段を備えており、成形
部材には、成形空間内で収容可能な成層構造物の厚さと
現実に収容されている成層構造物の厚さとのあいだの差
違を埋め合せるための手段が設けである。
以下添付図面を参照して、本発明の若干の実施例につい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
図面には本発明を隅取り型電動機10に実施した例が示
しである。
しである。
隅取り型電動機10に固定子11と回転子12を有し、
回転子12に固定子11の継鉄部13に形成しである一
対の相対する磁極面のあいだに配置されている。
回転子12に固定子11の継鉄部13に形成しである一
対の相対する磁極面のあいだに配置されている。
電動機10の巻線収容用成層磁気構造体すなわち固定子
11の鉄心部16に電気巻線14が支持されており、こ
の巻線14が励磁されたときに生じる磁束により回転子
12が回転せしめられる。
11の鉄心部16に電気巻線14が支持されており、こ
の巻線14が励磁されたときに生じる磁束により回転子
12が回転せしめられる。
電動機10の始動時には、磁束は固定子の継鉄部13お
よび相対する磁極面のあいだを通過する。
よび相対する磁極面のあいだを通過する。
磁適面の末端には周知の隅取りコイル17が取り付けら
れる。
れる。
回転子シャフト21の両端を支えるための軸受が電動機
の端枠18,19により保持されるが、第1,2図では
それらの軸受はオイルカバー22゜23に隠されてみえ
ない。
の端枠18,19により保持されるが、第1,2図では
それらの軸受はオイルカバー22゜23に隠されてみえ
ない。
軸受の構造については米国特許第3168663号明細
書に記述されている。
書に記述されている。
電動機10のその他の構造についても上場米国特許明細
書に詳しく述べられているので、ここではこれ以上言及
せず、必要な記述だけ引田すると、回転子12の成層鉄
心のスロットにはかご形巻叢が挿入配置されており、固
定子11の継鉄部13は多数の磁気成層板を、たとえば
、第1,2図に示すごとくリベット24.26.27.
28で成層状態に一体に保持することによって形成され
る。
書に詳しく述べられているので、ここではこれ以上言及
せず、必要な記述だけ引田すると、回転子12の成層鉄
心のスロットにはかご形巻叢が挿入配置されており、固
定子11の継鉄部13は多数の磁気成層板を、たとえば
、第1,2図に示すごとくリベット24.26.27.
28で成層状態に一体に保持することによって形成され
る。
第3〜7図に示すのは鉄心部16を作るのに用いられる
巻線収容構造体である。
巻線収容構造体である。
この巻線収容構造体は巻線収容成層板を積層してなる成
層体上に一体に形成してあり、当該成層体(7)特定の
表面域に緊密に接している絶縁部材を有している。
層体上に一体に形成してあり、当該成層体(7)特定の
表面域に緊密に接している絶縁部材を有している。
図示の実施例においては、この絶縁部材30は成層体3
2の表面に緊密に接触する本体部31を有し、後に述べ
るように、これにより巻線の放熱性が高められ、漏れ電
流特性も向上する。
2の表面に緊密に接触する本体部31を有し、後に述べ
るように、これにより巻線の放熱性が高められ、漏れ電
流特性も向上する。
絶縁部材30はさらに側板ないしはフランジ33.34
として示した一対の突出素子を有し、各フランジ33゜
34には巻線の終端を受は入れるための凹所35゜36
が作っである。
として示した一対の突出素子を有し、各フランジ33゜
34には巻線の終端を受は入れるための凹所35゜36
が作っである。
また、これらのフランジ33゜34は巻線14を鉄心部
16上の所定の位置に保持する働きをする。
16上の所定の位置に保持する働きをする。
なお、鉄心部16に電動機巻線と一緒に変圧器巻線も配
置される場合のように、二つまたはそれ以上の数の巻線
を相互に分離する必要がある場合には、さらに一つまた
はそれ以上の数のフランジを設ければよい。
置される場合のように、二つまたはそれ以上の数の巻線
を相互に分離する必要がある場合には、さらに一つまた
はそれ以上の数のフランジを設ければよい。
巻線14を鉄心部16に配置したあと巻線に絶縁テープ
37を巻きつけて当該巻線の外側のターンを保護する。
37を巻きつけて当該巻線の外側のターンを保護する。
第3図に示す絶縁部材30を用いることによる特に顕著
な特長は、この絶縁部材自体が複数の成層板32を一体
に結合保持するための締付手段として機能するので従来
のようにリベット、溶接その他の手段を必要としなくな
ることである。
な特長は、この絶縁部材自体が複数の成層板32を一体
に結合保持するための締付手段として機能するので従来
のようにリベット、溶接その他の手段を必要としなくな
ることである。
従って、成層板を締結するためにリベットを打ち込んだ
り、溶接を施したりする労力も省ける。
り、溶接を施したりする労力も省ける。
また、絶縁部材30を成層板締結手段として用いれば、
成層体の内部あるいは成層体に沿ってリベット孔をあけ
たり整合キーを入れる通路を設ける必要がなくなるので
、成層鉄心の有効磁気断面積が減少することがなくなる
。
成層体の内部あるいは成層体に沿ってリベット孔をあけ
たり整合キーを入れる通路を設ける必要がなくなるので
、成層鉄心の有効磁気断面積が減少することがなくなる
。
それ故、絶縁部材30によって成層体を締結保持すれば
当該成層体の磁束保有能力はこれと同じ形状、大きさで
あってリベット孔が貫通している成層鉄心の磁束保有能
力にくらべて著るしく高められる。
当該成層体の磁束保有能力はこれと同じ形状、大きさで
あってリベット孔が貫通している成層鉄心の磁束保有能
力にくらべて著るしく高められる。
上記の特長を評価する基礎資料を提供するために、第3
〜6図に図示の戒層鉄心部16と同じ構造を有する鉄心
、これと同様の構造であるがリベット孔があけである鉄
心、および従来から知られている構造になる鉄心のそれ
ぞれの磁気飽和特性を比較検討してみた。
〜6図に図示の戒層鉄心部16と同じ構造を有する鉄心
、これと同様の構造であるがリベット孔があけである鉄
心、および従来から知られている構造になる鉄心のそれ
ぞれの磁気飽和特性を比較検討してみた。
第3図に図示のものと同じ構造の鉄心の場合、成層板3
2を積層してなる成層体の高さは約12.7at(0,
5in )で、成層板32には約0.635mm(0,
025in )の薄鉄板を用いた。
2を積層してなる成層体の高さは約12.7at(0,
5in )で、成層板32には約0.635mm(0,
025in )の薄鉄板を用いた。
巻線には直径0.20321ti(0,0080in)
の銅線を1800回巻いたものを用いた。
の銅線を1800回巻いたものを用いた。
多数の成層板32は一体成形の絶縁部材により締結保持
した。
した。
従って、成層板にはリベット孔は存在しない。
この鉄心に係わるデータは表1において「タイプIJの
欄に掲げである。
欄に掲げである。
タイプ1の鉄心と同じ構成であるが、直径約3Ill!
π(1/8in)のリベット孔が二つあけである鉄心に
関するデータは表Iの「タイプ■」の欄に記入しである
。
π(1/8in)のリベット孔が二つあけである鉄心に
関するデータは表Iの「タイプ■」の欄に記入しである
。
リベット孔を鉄心を貫通しており、相互に約25.4關
(0,5in )離れている。
(0,5in )離れている。
絶縁部材の整合路39.41からは約12.7mmへだ
たつている。
たつている。
この鉄心を絶縁部材30と同様の成形絶縁物により一体
に締結保持した。
に締結保持した。
鉄心には直径0.2032mmの銅線を1800回巻き
つけて巻線を作った。
つけて巻線を作った。
表Iでは、さらに、「タイプIJの欄に第三の鉄心に関
する実験データを記した。
する実験データを記した。
この鉄心はタイプ■におけると同じ薄鉄板を高さ約12
.7mynに成層したもので、直径3關のリベットをリ
ベット孔に打ち込んでこれを一体に締結保持させた。
.7mynに成層したもので、直径3關のリベットをリ
ベット孔に打ち込んでこれを一体に締結保持させた。
従って、タイプIの鉄心ではタイプ■のものと異って二
つのリベット孔は強磁性体で埋っている。
つのリベット孔は強磁性体で埋っている。
そして、鉄心には従来から知られているように「−俸給
縁」物を施し、そのあとタイプff、Iにおけるのと同
じ巻線を配置した。
縁」物を施し、そのあとタイプff、Iにおけるのと同
じ巻線を配置した。
実験中に実験による誤差が生じるのを避けるために、鉄
心を通る連続磁気回路を形成するための特別な磁気装置
を作った。
心を通る連続磁気回路を形成するための特別な磁気装置
を作った。
この磁気装置はほぼC字形の成層板を12.7mmの高
さに積層したもので、実験に際しては各々の供試鉄心を
この装置に組み込んだ。
さに積層したもので、実験に際しては各々の供試鉄心を
この装置に組み込んだ。
これは、実際の電動機に組み込んで実験したのでは、回
転子および固定子の相違、ならびに回転子と固定子のあ
いだのギャップの相違に基づく実験結果の誤差が生じる
ので、これを防止するためである。
転子および固定子の相違、ならびに回転子と固定子のあ
いだのギャップの相違に基づく実験結果の誤差が生じる
ので、これを防止するためである。
テストは以下の手順によって行った。
まず、テスト毎に一つの供試鉄心を上に述べた磁気テス
ト装置に取り付け、巻線の両端を60Hz電源につない
だ。
ト装置に取り付け、巻線の両端を60Hz電源につない
だ。
次に、四つの異なるレベルの電圧を印加し、各印加電圧
毎に巻線の入力をワット数で測定した。
毎に巻線の入力をワット数で測定した。
巻線に印加した電圧は90V、115■、130■およ
び140Vであった。
び140Vであった。
各供試鉄心につき数回測定を行い、得られたデータを印
加電圧を縦軸、入力を横軸としてグラフに表わした。
加電圧を縦軸、入力を横軸としてグラフに表わした。
印加電圧90V、115V、130V1140Vにおけ
る各供試鉄心の巻線入力値を表Iに示す。
る各供試鉄心の巻線入力値を表Iに示す。
上記のデータは4別の磁気回路装置を用いて得たもので
あるので、実際の電動機における動作と正確には一致し
ない。
あるので、実際の電動機における動作と正確には一致し
ない。
しかし、上記のデータは本発明の成層構造体、なかんず
く成層鉄心を用いた電動機と、全〈従来の構造になる鉄
心を用いた電動機とのそれぞれの磁気飽和特性の相対的
関係を忠実に反映するものである。
く成層鉄心を用いた電動機と、全〈従来の構造になる鉄
心を用いた電動機とのそれぞれの磁気飽和特性の相対的
関係を忠実に反映するものである。
表Iから理解できるように、本発明の最も好ましい実施
形態になるタイプ■の鉄心と従来技術になるタイプIの
鉄心とを比較すると、磁気回路においてはゾ同一の磁束
密度を得るに要する巻線の入力はタイプ■の鉄心の方が
タイプIの鉄心よりも少なくてよい。
形態になるタイプ■の鉄心と従来技術になるタイプIの
鉄心とを比較すると、磁気回路においてはゾ同一の磁束
密度を得るに要する巻線の入力はタイプ■の鉄心の方が
タイプIの鉄心よりも少なくてよい。
いいかえれば、他の条件が一定であるとすると、タイプ
■の鉄心はより能率的に動作する。
■の鉄心はより能率的に動作する。
さらに、印加電圧が115V以下の場合には、磁束通路
が他のものより制限されているタイプ■の鉄心が、リベ
ットが打込んであるタイプIの鉄心とはゾ同等に動くよ
うである。
が他のものより制限されているタイプ■の鉄心が、リベ
ットが打込んであるタイプIの鉄心とはゾ同等に動くよ
うである。
これは、タイプIの鉄心ではリベットを打ち込んだため
に内部応力が生じてヒテリシス特性が悪影響を受け、ま
たリベットにおいて渦電流損が生じるために能率が低下
し、そのため磁束通路が制限されているタイプ■の鉄心
との差異が減少するためであると考えられる。
に内部応力が生じてヒテリシス特性が悪影響を受け、ま
たリベットにおいて渦電流損が生じるために能率が低下
し、そのため磁束通路が制限されているタイプ■の鉄心
との差異が減少するためであると考えられる。
第1〜7図に示す絶縁部材30には巻線の終端を受は入
れるための凹所35,36が設けであるが、そのような
凹所を作らず巻線の終端は周知の方法、たとえば溶接等
の方法により外部リード線に接続するようにしてもよい
。
れるための凹所35,36が設けであるが、そのような
凹所を作らず巻線の終端は周知の方法、たとえば溶接等
の方法により外部リード線に接続するようにしてもよい
。
しかし、凹所3536を設けるときには巻線リード線を
通すためのスロット42,43を作るのが望ましい。
通すためのスロット42,43を作るのが望ましい。
・そして、巻線の内端リード線が巻線の外層にあるター
ンと接触するのを防ぐために、その内端リード線をスロ
ットに入れる。
ンと接触するのを防ぐために、その内端リード線をスロ
ットに入れる。
先に述べたように、一体に成形される絶縁部材を用いれ
ば、リベットその他の締結手段およびそれに伴う費用労
力が不要となる。
ば、リベットその他の締結手段およびそれに伴う費用労
力が不要となる。
それだけではなく、巻線収容構造体に一体絶縁被覆を施
す場合のように多大な費用をかけて絶縁被覆を検査した
り補修したりする必要もなくなる。
す場合のように多大な費用をかけて絶縁被覆を検査した
り補修したりする必要もなくなる。
さらに、絶縁性成形ボビンを使用する場合のように別個
独立の部品を取扱う必要もない。
独立の部品を取扱う必要もない。
また、図示の成層板32のようなコの字形の成層板の場
合に本発明の絶縁部材30を用いれば別個に側板を備え
る必要はなくなる。
合に本発明の絶縁部材30を用いれば別個に側板を備え
る必要はなくなる。
絶縁部材30は後に詳述するように成層体の特定の表面
域に緊密に接着する(これによりボビンは必要でなくな
り、鉄心に密隙が生じなくなる)ので、成層体の高さに
寸法上の誤差があっても埋め合される。
域に緊密に接着する(これによりボビンは必要でなくな
り、鉄心に密隙が生じなくなる)ので、成層体の高さに
寸法上の誤差があっても埋め合される。
後に詳しく説明するように、成層体の高さにあらかじめ
予定されていた高さより成層板1枚の厚さに相当するだ
け増減があっても不都合なしに用いることができる。
予定されていた高さより成層板1枚の厚さに相当するだ
け増減があっても不都合なしに用いることができる。
第6,7図には公称厚が0.635間(0,025in
)である成層板により構成される成層体の高さく厚さ
)の許容範囲が図示しである。
)である成層板により構成される成層体の高さく厚さ
)の許容範囲が図示しである。
これらの図において巻線収容部材たる絶縁部材の全高O
Aはあらかじめ定まっており不動である。
Aはあらかじめ定まっており不動である。
さらに、絶縁物の最少厚も固定されている。
しかし、成層体の実際の高さは公称値より一定範囲内で
変動する。
変動する。
その許容範囲は公称値から成層板二枚の厚さに相当する
範囲内であるのが望ましい。
範囲内であるのが望ましい。
第6図において成層体の実際の高さHlと絶縁壁の実際
の厚さT1を示す。
の厚さT1を示す。
TIは少なくとも最小厚tに等しくなければならない。
第6図から理解できるように、絶縁壁の実際の厚さTI
(紙面に沿って成層体を縦断する方向に測ったもの)は
、絶縁部材の全高OAからあらかじめ定められた絶縁壁
の厚さtと成層体の実際の高さHlの合計を引いたもの
に実質上等しい(通常の測定誤差を含む)。
(紙面に沿って成層体を縦断する方向に測ったもの)は
、絶縁部材の全高OAからあらかじめ定められた絶縁壁
の厚さtと成層体の実際の高さHlの合計を引いたもの
に実質上等しい(通常の測定誤差を含む)。
すなわち、TI=OA−(t+H1)
また、絶縁壁の実際の厚さは、あらかじめ定められた厚
さに成層体の実際の高さHlとあらかじめ定められた最
大許容高さとのあいだの差を加えたものに実質上等しい
。
さに成層体の実際の高さHlとあらかじめ定められた最
大許容高さとのあいだの差を加えたものに実質上等しい
。
第6図に図示の成層体の実際の高さHlは最大許容高さ
にはゾ等しく、従って、両者のあいだの差異ははゾゼロ
である。
にはゾ等しく、従って、両者のあいだの差異ははゾゼロ
である。
第7図には成層体の実際の高さH2がはゾ最小許容高さ
に等しい例が示してあり、従って高さの許容誤差範囲の
下限を示すものである。
に等しい例が示してあり、従って高さの許容誤差範囲の
下限を示すものである。
そして、絶縁壁の垂直方向に測った厚さT2は最大許容
値にはゾ等しい。
値にはゾ等しい。
ただし、H2、T2、OAのあいだの関係は第6図に示
して述べたHl、T1、OAのあいだの関係と同じであ
る。
して述べたHl、T1、OAのあいだの関係と同じであ
る。
このような寸法関係を確定することにより、公称値には
ゾ等しい高さを有する一群の成層板を迅速に積層するこ
とが可能となり、あらかじめ定められた数の成層板を所
定の高さに精確に積層しようとする場合に付随する費用
を省くことができる。
ゾ等しい高さを有する一群の成層板を迅速に積層するこ
とが可能となり、あらかじめ定められた数の成層板を所
定の高さに精確に積層しようとする場合に付随する費用
を省くことができる。
次に、本発明の機械によって成層構造体を迅速かつ経済
的に組み立てるための方法を第17〜22図を参照して
詳しく説明するが、そのまえに第8〜16図について簡
単に説明する。
的に組み立てるための方法を第17〜22図を参照して
詳しく説明するが、そのまえに第8〜16図について簡
単に説明する。
第8〜10図に示すのは馬蹄形ではなくはマ長方形の成
層板46を複数枚積層してなる成層体44に絶縁部材4
7および一対の測板ないしはフランジ48.49を一体
に成形した例である。
層板46を複数枚積層してなる成層体44に絶縁部材4
7および一対の測板ないしはフランジ48.49を一体
に成形した例である。
また、各側板48,49には端子ブロック63゜67が
一体に形成してあり、その部分に巻線の終端およびそれ
につないである外部リード線を受は入れるための凹所5
1.52,53.54が作っである。
一体に形成してあり、その部分に巻線の終端およびそれ
につないである外部リード線を受は入れるための凹所5
1.52,53.54が作っである。
さらに、スロット56.57,58゜59も作っである
。
。
これらは第3図におけるスロット42.43と同じ目的
に利用する。
に利用する。
端子ブロック63の端面61,62および端子ブロック
87の端面64,66において凹所51〜54に対応す
る位置に径の異なる孔があけである。
87の端面64,66において凹所51〜54に対応す
る位置に径の異なる孔があけである。
すなわち、凹所51を例にとると、この凹所の低面に連
らなる小径孔68とその反対側の端面に開口する大径孔
69とである。
らなる小径孔68とその反対側の端面に開口する大径孔
69とである。
このように、端子ブロックの両端面に開口する径の異な
る孔を設けることにより、端子ブロックを巻線と外部リ
ード線とを機械的ストレスを加えることなく接続するた
めの手段として用いることができる。
る孔を設けることにより、端子ブロックを巻線と外部リ
ード線とを機械的ストレスを加えることなく接続するた
めの手段として用いることができる。
たとえば、巻線の終端部を小径孔68を通して大径孔6
9から引き出し、外部リード線をその終端部に溶接、挟
持コネクタ等に接続する。
9から引き出し、外部リード線をその終端部に溶接、挟
持コネクタ等に接続する。
その後、接続部分を元の大径孔69に戻し入れると当該
接続部分が大径孔69に納った状態で固定される。
接続部分が大径孔69に納った状態で固定される。
従って、外部リード線を引張っても巻線の終端に力が加
わることがない。
わることがない。
第8〜10図では四つの凹所51〜54しか図示してい
ないが、各側板48,49の各隅に三つまたはそれ以上
の数の凹所を作ることができ、それにより少なくとも2
4の接続部を設けることができる。
ないが、各側板48,49の各隅に三つまたはそれ以上
の数の凹所を作ることができ、それにより少なくとも2
4の接続部を設けることができる。
これは、巻線収容用の成層構造体を、複数の巻線を有す
る多速度電動機の鉄心として使用する場合などに有利で
ある。
る多速度電動機の鉄心として使用する場合などに有利で
ある。
変圧器あるいは映写機の駆動上−タと点灯装置の組み合
せのように変圧器とモータを組み合せた機器の鉄心とし
ても使用できる。
せのように変圧器とモータを組み合せた機器の鉄心とし
ても使用できる。
第11図にはさらに別の例が示しである。
ここでは、成層体70は第8〜10図に図示のものと同
様の成層板46で構成されており、そのうえに絶縁部材
が一体に成形しである。
様の成層板46で構成されており、そのうえに絶縁部材
が一体に成形しである。
絶縁部材は側板71.72、凹所73およびスロット7
4を備えている。
4を備えている。
第14〜16図には第1〜7図に図示の成層板32と実
質上同一の成層板からなる成層板30が示しである。
質上同一の成層板からなる成層板30が示しである。
成層体80には絶縁部材が一体に成形してあり、その本
体部81は成層体80の一定の表面部分に接している。
体部81は成層体80の一定の表面部分に接している。
本体部81は成層体80を締結保持するとともに、接地
絶縁部材となる。
絶縁部材となる。
この絶縁部材には第11〜13図に図示の凹所およびス
ロット73.74に類似の凹所およびスロットが設けで
ある。
ロット73.74に類似の凹所およびスロットが設けで
ある。
以上に述べた各成層体においては、絶縁部材は一体に成
形され、巻線の位置を決めるための手段を必要としない
。
形され、巻線の位置を決めるための手段を必要としない
。
成層体はあらかじめ定められた高さを有し、絶縁部材の
少なくとも一つの壁は厚さを変えることができる。
少なくとも一つの壁は厚さを変えることができる。
その厚さは成形中に巻線収容構造物が全体として所定の
高さになるべく定められる。
高さになるべく定められる。
一体成形された絶縁部材は成層体を一体に締結保持する
動きを有し、従って、それ以外の締結手段を必要としな
い。
動きを有し、従って、それ以外の締結手段を必要としな
い。
ただし、他に手段を用いることはかまわない。
また、絶縁部材を成層体上に直接に一体成形することに
より、これまで重要と考えられてきたが、維持するのに
費用を要した種々の関係(たとえば、成層体の高さと成
形ボビンの口径との関係)などは必要でなくなる。
より、これまで重要と考えられてきたが、維持するのに
費用を要した種々の関係(たとえば、成層体の高さと成
形ボビンの口径との関係)などは必要でなくなる。
さらに、以下にも述べるように、さまざまな形状および
大きさの絶縁部材を容易に作ることができるようになる
。
大きさの絶縁部材を容易に作ることができるようになる
。
それ故、本発明によって一体成形の絶縁部材を備えた成
層体を造れば従来においては成形ボビンを用いることに
よって達成可能であったさまざまな利点をそれに付随し
ていた欠点を回避した形で実現することができる。
層体を造れば従来においては成形ボビンを用いることに
よって達成可能であったさまざまな利点をそれに付随し
ていた欠点を回避した形で実現することができる。
しかも、成層板の形がたとえば馬蹄形のような不規則な
ものであっても同様である。
ものであっても同様である。
次に、第17〜22図を参照して本発明の成層構造体を
造るための機械および方法について説明する。
造るための機械および方法について説明する。
同図に図示の機械および方法においては成層板32によ
り構成された成層体88が成形機90の内部に配置され
、その成形機内の密閉成形室において成層体88の周囲
に所望の形の絶縁部材が一体に成形される。
り構成された成層体88が成形機90の内部に配置され
、その成形機内の密閉成形室において成層体88の周囲
に所望の形の絶縁部材が一体に成形される。
第17図に示すように、成形機90は基台92に支えら
れた下部成形部材91と、上部成形部材92と、駆動装
置とからなる。
れた下部成形部材91と、上部成形部材92と、駆動装
置とからなる。
駆動装置には加圧ヘッド94とロッド98およびロッド
を駆動する油圧シリンダ(図示せず)のどとき1駆動器
より構成され、上部成形部材93を開閉駆動する。
を駆動する油圧シリンダ(図示せず)のどとき1駆動器
より構成され、上部成形部材93を開閉駆動する。
上下成形部材91.93は成形空所97,9Bを有し、
両者が接合すると内部に成形室ができる。
両者が接合すると内部に成形室ができる。
成形機90の運転中に際しては、まず、加圧ヘッド94
により成形部材93を持ちあげ、あらかじめ定められた
範囲内の高さを有する成形体88を整合ピン99,10
1のあいだに落し入れる。
により成形部材93を持ちあげ、あらかじめ定められた
範囲内の高さを有する成形体88を整合ピン99,10
1のあいだに落し入れる。
その際、成形体88の位置決め路39.41(第3図参
照)が整合ピン99,101とはまり合って、成形体を
下部成形部材91上の所定の位置に案内する。
照)が整合ピン99,101とはまり合って、成形体を
下部成形部材91上の所定の位置に案内する。
上に述べたように配置すると成層体88は位置決め面1
02の上に載る。
02の上に載る。
その結果図示の成形機械の場合にはできあがる絶縁部材
の下部側壁の厚さは約0.811mとなる。
の下部側壁の厚さは約0.811mとなる。
この厚さは第6図のtに対応し、絶縁成形材としてナイ
ロンを用いた場合にはこの厚さで十分に満足できる。
ロンを用いた場合にはこの厚さで十分に満足できる。
成形部材と成層体との空間関係は第17図と第22図と
を対比すれば容易に理解できる。
を対比すれば容易に理解できる。
成層体88を下部成形部材91内に配置したあと、あら
かじめ定められた力で上部成形部材93を下部成形部材
91に押しつける。
かじめ定められた力で上部成形部材93を下部成形部材
91に押しつける。
その時、上下成形部材91,93の相対する端面104
が互いに密接し合って内部の成形室の成形用絶縁材が外
に漏れるのを防ぐ。
が互いに密接し合って内部の成形室の成形用絶縁材が外
に漏れるのを防ぐ。
第3図に示す絶縁部材を作る場合には上下成形部材91
.93を30トンプレスで押圧密閉しながら、温度約3
04°C(580”F)の未硬化ポリアミド樹脂を約5
443kg(12000lb/1n2)の加圧下で成形
室に注入する。
.93を30トンプレスで押圧密閉しながら、温度約3
04°C(580”F)の未硬化ポリアミド樹脂を約5
443kg(12000lb/1n2)の加圧下で成形
室に注入する。
成形用絶縁物質としての樹脂にはナイロンが利用できる
。
。
容易に入手できるナイロンには、たとえば、デュポン社
から「ZY計01」の商品名で市販されているものがあ
る。
から「ZY計01」の商品名で市販されているものがあ
る。
ただし、適当な感熱性物質、すなわち熱可塑性または熱
硬化性の物質であれはどれでも使用できる。
硬化性の物質であれはどれでも使用できる。
成形部材の押圧密閉力は成形室内表面の面域、成形室の
内圧、所用する未硬化成形物質の粘度、許容し得る漏洩
成形物質の量等によって定まる。
内圧、所用する未硬化成形物質の粘度、許容し得る漏洩
成形物質の量等によって定まる。
従って粘度の低い成形部質を真空吸引によって成形室に
導入する場合に必要な成形部材の押圧密閉力は上に述べ
た物質を上に述べた加圧下で導入する場合よりも小さく
てよい。
導入する場合に必要な成形部材の押圧密閉力は上に述べ
た物質を上に述べた加圧下で導入する場合よりも小さく
てよい。
説明を簡略にするために、図では下部成形部材91が固
定基台92に支持されているように示しであるが、基台
は可動自在であって定められた経路を移動するものであ
ってもよい。
定基台92に支持されているように示しであるが、基台
は可動自在であって定められた経路を移動するものであ
ってもよい。
また、図示の機械においては成形室が一つしか設けられ
ていないが、複数個存在してもかまわない。
ていないが、複数個存在してもかまわない。
図からもわかるように、成層体88は成形室内の位置決
め面102とクランプピン103のあいだにおいて「浮
んでいる」。
め面102とクランプピン103のあいだにおいて「浮
んでいる」。
従って、これを成形室内で保持するにはクランプピン1
03によって成層体88に適度の大きさの力を加えれば
よい。
03によって成層体88に適度の大きさの力を加えれば
よい。
その際、この力は上下成形部材を押圧保持するための力
とは別個独立して加えるのが望ましい。
とは別個独立して加えるのが望ましい。
成形体88を位置決め面102に押しつけるために加え
る力は一定の大きさ以上にならないことが望ましいが、
その理由は誘導機器における磁束路を作るのに用いる鉄
心に求められる緒特性を思い出せば明らかになる。
る力は一定の大きさ以上にならないことが望ましいが、
その理由は誘導機器における磁束路を作るのに用いる鉄
心に求められる緒特性を思い出せば明らかになる。
よく知られているように、一定の電気入力を受けている
ある成層磁気鉄心に一定の磁束密度が生じると、熱が発
生する。
ある成層磁気鉄心に一定の磁束密度が生じると、熱が発
生する。
この現象は「鉄損」と呼ばれる有害な特性の結果で、成
層鉄心内の機械的応力が増大すると鉄損も増大する。
層鉄心内の機械的応力が増大すると鉄損も増大する。
そこで、はとんどの磁気鉄心では焼入れを行って成層板
および鉄心そのものの内部応力を取り除いている。
および鉄心そのものの内部応力を取り除いている。
このことから、成層体上に絶縁部材を成形している時に
、当該成層体に余り大きな力、たとえば、伺百キログラ
ムという力を加えるのは好ましくないことがわかる。
、当該成層体に余り大きな力、たとえば、伺百キログラ
ムという力を加えるのは好ましくないことがわかる。
もし、そのような大きな力を加えて押圧すると、成層鉄
心に永久変形が生じ、内部応力が増大するとともに鉄損
が増加する。
心に永久変形が生じ、内部応力が増大するとともに鉄損
が増加する。
また、成形部材を押圧密閉するに用いられるような大き
な力で成層体を加圧した状態で絶縁部材を硬化成形する
と、成形室から取り出した後も成層体ができあがった絶
縁部材により必要以上に加圧保持されることになり、鉄
損が増加する原因となる。
な力で成層体を加圧した状態で絶縁部材を硬化成形する
と、成形室から取り出した後も成層体ができあがった絶
縁部材により必要以上に加圧保持されることになり、鉄
損が増加する原因となる。
もつとも、数トンという大きな力で成層体88を圧縮す
ると実際にどの程度の鉄損増加が生じるかについて定量
的に分析を行ったイ)けではない。
ると実際にどの程度の鉄損増加が生じるかについて定量
的に分析を行ったイ)けではない。
しかし、成層体を締結保持するための絶縁部材を密閉成
形室内で作ることによって得られる他の利点は容易に理
解し得る。
形室内で作ることによって得られる他の利点は容易に理
解し得る。
たとえば、この方法によれば成層体の高さがあらかじめ
定められた範囲内にありさえすれば必要な絶縁部材を一
体に成形することができ、そのために特に労力と費用を
かけて成層体の高さを定められた通りに精密に設定する
必要はない。
定められた範囲内にありさえすれば必要な絶縁部材を一
体に成形することができ、そのために特に労力と費用を
かけて成層体の高さを定められた通りに精密に設定する
必要はない。
再び第17.18図を参照して、成層体88がどのよう
にして密閉成形室内で「浮遊状態」に保持されるかにつ
いて詳しく説明する。
にして密閉成形室内で「浮遊状態」に保持されるかにつ
いて詳しく説明する。
上部成形部材93が下部成形部材90から引き離され、
下部成形部材内に成層体88が挿入配置されると、上部
成形部材93が下部成形部材91に向けて移動せしめら
れる。
下部成形部材内に成層体88が挿入配置されると、上部
成形部材93が下部成形部材91に向けて移動せしめら
れる。
上部成形部材93が下部成形部材91に接合する直前に
クランプピン103が成層体88に接してこれを定めら
れた力で位置決め面102に付勢する。
クランプピン103が成層体88に接してこれを定めら
れた力で位置決め面102に付勢する。
このピン103の付勢力は成形部材91.93を一体に
密閉保持するための力よりはるかに少さい。
密閉保持するための力よりはるかに少さい。
第17,18図に図示の成形機では、クランプピン10
3はバネ105を介して上部成形部材93に連結されて
いる。
3はバネ105を介して上部成形部材93に連結されて
いる。
そして、このバネ105の介在によりクランプピン10
3と上部成形部材93とのあいだにほから動きが生じ得
る。
3と上部成形部材93とのあいだにほから動きが生じ得
る。
バネ105は上部成形部材93内に設けたバネ収容孔1
51におさめである。
51におさめである。
上部成形部材93が下部成形部材91に接し、クランプ
ピン103が成層体88に接すると、バネ105は取付
ネジ107とクランプピン103の頭部とのあいだで圧
縮される。
ピン103が成層体88に接すると、バネ105は取付
ネジ107とクランプピン103の頭部とのあいだで圧
縮される。
第17〜20図では2本のクランプピン103しかみえ
ないが実際には4本のピンが上部成形部材93に設けて
あり、その位置は後述の押出ピン121の位置にほぼ対
応する。
ないが実際には4本のピンが上部成形部材93に設けて
あり、その位置は後述の押出ピン121の位置にほぼ対
応する。
上記の構成により、成形部材に密閉圧を加える機構と成
層体の間に圧力解除手段が介在することとなる。
層体の間に圧力解除手段が介在することとなる。
ただし、成層体を成形部材に加えられる密閉力から実質
上完全に分断することができさえすれば、磁気力やその
他の圧力吸収装置を利用してもよい。
上完全に分断することができさえすれば、磁気力やその
他の圧力吸収装置を利用してもよい。
図示の例では成層体を支える位置決め面102が一方の
成形部材にのみ作ってあり、成層体を加圧するクランプ
ピン103が他方の成形部材に作ってあり、成層体は両
者の間ははさまれるようになっているが、成形部材を2
個以上使用しそのうちの1つに位置決め面とクランプピ
ンの双方を備えるようにしてもよい。
成形部材にのみ作ってあり、成層体を加圧するクランプ
ピン103が他方の成形部材に作ってあり、成層体は両
者の間ははさまれるようになっているが、成形部材を2
個以上使用しそのうちの1つに位置決め面とクランプピ
ンの双方を備えるようにしてもよい。
さらに、成層体の端面を支えるのではなく、側縁を支え
るようにしてもよい0 図示の成形機90の内部で高さ12.7mrn、19、
1 mtn、25.4mmの成層体を保持する場合には
、クランプピン103を約22ky(50ポンド)の力
で付勢すれば良好な結果が得られる。
るようにしてもよい0 図示の成形機90の内部で高さ12.7mrn、19、
1 mtn、25.4mmの成層体を保持する場合には
、クランプピン103を約22ky(50ポンド)の力
で付勢すれば良好な結果が得られる。
この時成形部材がたとえ約30トンの力で密閉されても
成層体88には約90kg(200lb )の加圧しか
加わらない。
成層体88には約90kg(200lb )の加圧しか
加わらない。
成形層90の成形室内にナイロン樹脂のごとき未硬化熱
可塑性物質を注入するための注入路が第21.22図に
示しである。
可塑性物質を注入するための注入路が第21.22図に
示しである。
すなわち未硬化成形物質は注入路111,114,11
6を経て四つの注入口から成形室に注入される。
6を経て四つの注入口から成形室に注入される。
成層体88および巻線終端を受は入れる凹所を成形する
ための挿入突起118,119の周囲に未硬化の成形物
質で満たされたら、成層体と完全一体の絶縁部材が成形
されるに到るまでこれを硬化させる。
ための挿入突起118,119の周囲に未硬化の成形物
質で満たされたら、成層体と完全一体の絶縁部材が成形
されるに到るまでこれを硬化させる。
このようにして絶縁部材が一体に成形された成層体を成
形室から取り出すのを容易にするために押出し機構を設
ける。
形室から取り出すのを容易にするために押出し機構を設
ける。
第17〜20図、第22図に示すように、押出し機構は
駆動子129とこれに取付けた四本の押出ピン127か
らなり、駆動子129を機械力、油圧力ないしは空気圧
を用いて駆動するとピン127がコイルバネ128の付
勢力に抗して成層体88の底面にあたり、これを上に持
ちあげる。
駆動子129とこれに取付けた四本の押出ピン127か
らなり、駆動子129を機械力、油圧力ないしは空気圧
を用いて駆動するとピン127がコイルバネ128の付
勢力に抗して成層体88の底面にあたり、これを上に持
ちあげる。
第19図には第17.18図に図示のものと同じ成形機
90が示しであるが、内部には許容され得る最低限の高
さを有する成層体132が収めである。
90が示しであるが、内部には許容され得る最低限の高
さを有する成層体132が収めである。
第6,7図に関して述べた処から明らかなように、多数
の成層板32で構成されている成層体132を下部成形
部材91の内部に配置すると、成層体はクランプピン1
03により位置決め面102に押圧保持され、第19図
に示すように、第18図に図示の場合と異って上部成形
部材93内により大きな空間が残される。
の成層板32で構成されている成層体132を下部成形
部材91の内部に配置すると、成層体はクランプピン1
03により位置決め面102に押圧保持され、第19図
に示すように、第18図に図示の場合と異って上部成形
部材93内により大きな空間が残される。
成層体132にはクランプピン103により約22kg
(50lb)の力が加えられており、その間に成形室内
の空間に絶縁成形物質が注入される。
(50lb)の力が加えられており、その間に成形室内
の空間に絶縁成形物質が注入される。
以上かられかるように、本発明の方法はあらかじめ定め
られた範囲内の高さを有する成層体を成形室内において
位置決め面上に配置する工程と、成形部材を密閉するの
に加えられる力が成層体に実質士別わることがないよう
にした状態で成層体を加圧保持する工程と、成形室に成
形物質を注入して成層体上に一体に絶縁部材を成形する
工程とで構成される。
られた範囲内の高さを有する成層体を成形室内において
位置決め面上に配置する工程と、成形部材を密閉するの
に加えられる力が成層体に実質士別わることがないよう
にした状態で成層体を加圧保持する工程と、成形室に成
形物質を注入して成層体上に一体に絶縁部材を成形する
工程とで構成される。
第20図には第18図に図示の成層体の約2倍の厚さを
有する成層体133が示しである。
有する成層体133が示しである。
この成層体を受は入れるために上部成形部材にはより深
い空所を有するもの(参照符号135で示す)が用いで
ある。
い空所を有するもの(参照符号135で示す)が用いで
ある。
上部成形部材135の構造はあらゆる点で前述の成形部
材93と同じであるが、クランプピン150は絶縁部材
の成形中に成層体133に約90kg(2001b)の
力を印加する。
材93と同じであるが、クランプピン150は絶縁部材
の成形中に成層体133に約90kg(2001b)の
力を印加する。
このようにより大きな力を加えるにはバネ151に強力
なもつを用いればよい。
なもつを用いればよい。
本発明によって造られた成層構造体は従来のものにくら
べて優れた緒特性を示した。
べて優れた緒特性を示した。
そのうちで重要なものの一つは、巻線(たとえば、第1
図の巻線14)から成層鉄心(たとえば、第1図の鉄心
部分16)を通じて漏洩する電流の量に係わるものであ
る。
図の巻線14)から成層鉄心(たとえば、第1図の鉄心
部分16)を通じて漏洩する電流の量に係わるものであ
る。
漏洩電流を測定するために、第1図に図示のものと同じ
構造の電動機と、これに対抗し得る市販の電動機を供試
電動機とし、各電動機の巻線と成層鉄心にねじ入れた接
地接続部とのあいだに60Hz、115Vの電圧を印加
した。
構造の電動機と、これに対抗し得る市販の電動機を供試
電動機とし、各電動機の巻線と成層鉄心にねじ入れた接
地接続部とのあいだに60Hz、115Vの電圧を印加
した。
巻線と電源のあいだには1オームの精密抵抗器を直列に
入れ、この抵抗の両端間の電圧降下を高インピーダンス
電圧計で測定した。
入れ、この抵抗の両端間の電圧降下を高インピーダンス
電圧計で測定した。
これにより漏洩電流値を直読した。
このテストに用いた装置およびテスト方法は非営利の試
験所において用いられているテスト方法および装置とほ
とんど同じであった。
験所において用いられているテスト方法および装置とほ
とんど同じであった。
精密抵抗器の両端間の電圧降下は、巻線からアースに到
る漏洩電流として電圧計から直読できた。
る漏洩電流として電圧計から直読できた。
最初のテストは温度約21℃、相対湿度35%の空気中
で行った。
で行った。
まず、供試電動機を温度38℃、相対湿度95〜100
%の湿潤キャビネット内に入れ、24時間の経過の後に
取り出して上記条件の室内で漏洩電流テストを繰り返し
た。
%の湿潤キャビネット内に入れ、24時間の経過の後に
取り出して上記条件の室内で漏洩電流テストを繰り返し
た。
漏洩テストを行う毎に供試電動機を再び温度38℃、相
対湿度95〜100%の湿潤キャビネットに入れ、3日
目、7日目、9日目および155日目終りにさらに漏洩
電流テストを行った。
対湿度95〜100%の湿潤キャビネットに入れ、3日
目、7日目、9日目および155日目終りにさらに漏洩
電流テストを行った。
テストに用いた電動機は冷蔵庫の冷却室に空気を循環さ
せるのに使用するもので、実際の使用条件においては7
日以上にわたって高温度にさらされることがないと思わ
れるので、表■においては24時間経過後および1週間
経過後の漏洩電流の読取値のみが掲載しである。
せるのに使用するもので、実際の使用条件においては7
日以上にわたって高温度にさらされることがないと思わ
れるので、表■においては24時間経過後および1週間
経過後の漏洩電流の読取値のみが掲載しである。
テストに供した電動機は上にも述べたように第1図に図
示のものと同じ電動機、およびこれに匹敵する市販の電
動機であって、鉄心に米国特許明細書第2010869
号に開示されている如き「はめ入れタイプ」のナイロン
ボビンが備えであるものであった。
示のものと同じ電動機、およびこれに匹敵する市販の電
動機であって、鉄心に米国特許明細書第2010869
号に開示されている如き「はめ入れタイプ」のナイロン
ボビンが備えであるものであった。
本発明に従って製造した電動機における巻線と成層鉄心
を分離する接地絶縁物は少なくとも約0.81mm(0
,032in )の厚さを必要とし、対比のため使用し
た市販電動機のナイロンボビンに必要な最小厚もこの程
度と思われる。
を分離する接地絶縁物は少なくとも約0.81mm(0
,032in )の厚さを必要とし、対比のため使用し
た市販電動機のナイロンボビンに必要な最小厚もこの程
度と思われる。
テストによって得られたデータが表■に示しである。
これらのデータは各テストグループの読取値の平均値で
ある。
ある。
テストグループAでは本発明を実施してなる11台の電
動機を試験し、テストグループBでは本発明を実施して
なる16台の電動機を試験し、テストグループCでは絶
縁部材としてはめ入れタイプのナイロンボビンが用いで
ある市販の電動機io台を試験し、テストグループDで
は絶縁部材としてはめ入れタイプのナイロンボビンが用
いである市販の電動機5台について試験を行った。
動機を試験し、テストグループBでは本発明を実施して
なる16台の電動機を試験し、テストグループCでは絶
縁部材としてはめ入れタイプのナイロンボビンが用いで
ある市販の電動機io台を試験し、テストグループDで
は絶縁部材としてはめ入れタイプのナイロンボビンが用
いである市販の電動機5台について試験を行った。
人間が電気ショックを感じる電流レベルは普通の条件下
で200μA1特殊な条件下で50μAであることを想
起すれば、上の表に記されている数値の意義を容易に理
解できると思われる。
で200μA1特殊な条件下で50μAであることを想
起すれば、上の表に記されている数値の意義を容易に理
解できると思われる。
そこで、上表中のデータについて検討すると、相対湿度
100%の状態に24時間放置した後の本発明を実施し
た電動機の漏洩電流は特殊な条件下において入間が知覚
できるレベル以下であり、他方テストグループDの供試
電動機の場合には知覚できる電流レベルより上である。
100%の状態に24時間放置した後の本発明を実施し
た電動機の漏洩電流は特殊な条件下において入間が知覚
できるレベル以下であり、他方テストグループDの供試
電動機の場合には知覚できる電流レベルより上である。
さらに驚くべきは、95〜100%の相対湿度条件下に
7日間も放置した後の結果である。
7日間も放置した後の結果である。
テストグループAおよびBに層する供試電動機の漏洩電
流の平均測定値は依然として特殊な条件下で人間が感じ
ることのできる電流値以下であり、これに対し、テスト
グループC,Dの電動機の平均漏洩電流値は通常の条件
下で人間が知覚できるレベル以上である。
流の平均測定値は依然として特殊な条件下で人間が感じ
ることのできる電流値以下であり、これに対し、テスト
グループC,Dの電動機の平均漏洩電流値は通常の条件
下で人間が知覚できるレベル以上である。
しかも、グループDに属する電動機のいくつかに関して
は保護ヒユーズが飛んだために漏洩電流の測定さえでき
なかった。
は保護ヒユーズが飛んだために漏洩電流の測定さえでき
なかった。
第1図は本発明によって固定子鉄心上に一体成形された
絶縁部材を備えた電動機の一部を欠損して示す端面図、
第2図はその側面図、第3図は第1図の電動機を組み立
てるのに用いられる絶縁部材が一体に固着成形しである
巻線収容用成層構造体の平面図、第4図はその側面図、
第5図はその端面図、第6図は第4図のVI−VI線に
沿って切断した断面図、第7図は第6図と本質的に同じ
構造であるが高さが第6図のものよりも低い巻線収容用
成層構造体およびそのうえに一体に固着成形した絶縁部
材の断面図、第8図は他の実施例になる巻線収容用成層
構造体およびそれに一体に固着成形された絶縁部材の平
面図、第9図はその側面図、第10図はその端面図、第
11図はさらに他の例になる巻線収容用成層構造体およ
びそれに一体に固着成形された絶縁部材の平面図、第1
2図はその側図、第13図はその端面図、第14図はさ
らに別の例になる巻線収容用成層構造体およびそれに一
体に固着成形しである絶縁部材の平面図、第15図はそ
の側面図、第16図はその端面図、第17図は第3〜7
図に図示の成層構造体を造るのに用いる成形機の断面図
、第18図はその機械に収容し得る最大限の高さを有す
る巻線収容用成層構造体を配置した状態を示す断面図、
第19図は第18図のものより高さの低い成層構造体を
収容した成形機の断面図、第20図は第18図に図示の
ものより高い成層構造体を収容した成形機の断面図、第
21図は第18図に図示の成形機内の成形室に絶縁性成
形物質を注入するための注入路の構成を概略的に示す図
、第22図は第17図のXXII−XXII線に沿って
切断した断面図である。 10・・・・・・電動機、11・・・・・・固定子、1
2・・・・・・回転子、14・・・・・・巻線、16・
・・・・・鉄心部、30・・・・・・成形絶縁部材、3
2・・・・・・成層板、33.34・・・・・・フラン
ジ、35,36・・・・・・巻線の終端を入れる凹所、
39.41・・・・・・整合路、OA・・・・・・絶縁
部材の全高、Hl 、H2・・・・・・成層体の高さ、
T2.t・・・・・・絶縁部材の絶縁壁の厚さ、88・
・・・・・成層体、90・・・・・・成形機、91・・
・・・・下部成形部材、92・・・・・・基台、93・
・・・・・上部成形部材、94・・・・・・加圧ヘッド
、97.98・・・・・・成形空所、99,101・・
・・・・整合ピン、102・・・・・・位置決め面、1
03・・・・・・加圧ピン、105・・・・・・コイル
バネ、111.114゜116.121・・・・・・成
形物質。
絶縁部材を備えた電動機の一部を欠損して示す端面図、
第2図はその側面図、第3図は第1図の電動機を組み立
てるのに用いられる絶縁部材が一体に固着成形しである
巻線収容用成層構造体の平面図、第4図はその側面図、
第5図はその端面図、第6図は第4図のVI−VI線に
沿って切断した断面図、第7図は第6図と本質的に同じ
構造であるが高さが第6図のものよりも低い巻線収容用
成層構造体およびそのうえに一体に固着成形した絶縁部
材の断面図、第8図は他の実施例になる巻線収容用成層
構造体およびそれに一体に固着成形された絶縁部材の平
面図、第9図はその側面図、第10図はその端面図、第
11図はさらに他の例になる巻線収容用成層構造体およ
びそれに一体に固着成形された絶縁部材の平面図、第1
2図はその側図、第13図はその端面図、第14図はさ
らに別の例になる巻線収容用成層構造体およびそれに一
体に固着成形しである絶縁部材の平面図、第15図はそ
の側面図、第16図はその端面図、第17図は第3〜7
図に図示の成層構造体を造るのに用いる成形機の断面図
、第18図はその機械に収容し得る最大限の高さを有す
る巻線収容用成層構造体を配置した状態を示す断面図、
第19図は第18図のものより高さの低い成層構造体を
収容した成形機の断面図、第20図は第18図に図示の
ものより高い成層構造体を収容した成形機の断面図、第
21図は第18図に図示の成形機内の成形室に絶縁性成
形物質を注入するための注入路の構成を概略的に示す図
、第22図は第17図のXXII−XXII線に沿って
切断した断面図である。 10・・・・・・電動機、11・・・・・・固定子、1
2・・・・・・回転子、14・・・・・・巻線、16・
・・・・・鉄心部、30・・・・・・成形絶縁部材、3
2・・・・・・成層板、33.34・・・・・・フラン
ジ、35,36・・・・・・巻線の終端を入れる凹所、
39.41・・・・・・整合路、OA・・・・・・絶縁
部材の全高、Hl 、H2・・・・・・成層体の高さ、
T2.t・・・・・・絶縁部材の絶縁壁の厚さ、88・
・・・・・成層体、90・・・・・・成形機、91・・
・・・・下部成形部材、92・・・・・・基台、93・
・・・・・上部成形部材、94・・・・・・加圧ヘッド
、97.98・・・・・・成形空所、99,101・・
・・・・整合ピン、102・・・・・・位置決め面、1
03・・・・・・加圧ピン、105・・・・・・コイル
バネ、111.114゜116.121・・・・・・成
形物質。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気鉄心の成層体を、その成層体に直接作用しない
所定の高い保持力により一体に維持された複数の成形部
材が形成する成形空間内に挿入し、前記成形空間内に硬
化或能な絶縁物質を注入して前記磁気鉄心の成層体にお
ける所望の表面を覆うようにし、前記閉じられた成形空
間内の前記絶縁物質を硬化させると共に、前記表面に位
置する絶縁体を有する前記磁気鉄心の成層体を前記成形
空間から除去することにより、磁気鉄心の成層体上に直
接形成された絶縁部材を含む磁気構造物を製造する方法
において、 前記磁気成層体を前記成形部材の少くとも一つつ関して
直接に支持することなく、シかも前記成形空間内におい
て前記成形部材の前記保持力からは独立したそれより小
さい圧縮力により結束して定位置に維持することを特徴
とする成層構造体上に絶縁部材を一体成形してなる電磁
機器用磁気構造物の製造方法。 2 成層体の束を挿入すると共に、成形可能な絶絶物質
を注入するための成形空間を画成するための少なくとも
二つの成形部材を備え、前記少なくとも二つの成形部材
は前記物質の注入時において強い密閉力により一体に維
持され、前記磁気成層体は前記絶縁物質が配置されるべ
き位置における前記成形部材の壁面から分離した状態に
おいて前記成形空間内の定位置に維持されるようにした
磁気鉄心の成層体上に直接成形される絶縁体を有する磁
気構造物の製造機械であって、 磁気成層体の束88.132又は133を保持するため
に、これらの戒層体束に係合する少なくとも一つの成形
部材中に弾性支持手段103゜150を装備したことを
特徴とする機械。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US9904970A | 1970-12-17 | 1970-12-17 | |
| US000000099049 | 1970-12-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52135001A JPS52135001A (en) | 1977-11-11 |
| JPS5829705B2 true JPS5829705B2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=22272314
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10316271A Pending JPS4712672A (ja) | 1970-12-17 | 1971-12-20 | |
| JP51155585A Expired JPS5829705B2 (ja) | 1970-12-17 | 1976-12-22 | 成層構造体上に絶縁部材を一体に固着成形する方法および機械 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10316271A Pending JPS4712672A (ja) | 1970-12-17 | 1971-12-20 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US3709457A (ja) |
| JP (2) | JPS4712672A (ja) |
| AU (1) | AU473328B2 (ja) |
| DE (1) | DE2162231C2 (ja) |
| FR (1) | FR2118184B1 (ja) |
| GB (2) | GB1382055A (ja) |
| IT (1) | IT943938B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US3854691A (en) * | 1971-05-03 | 1974-12-17 | Gkn Sankey Ltd | Apparatus for moulding plastic articles |
| US3933334A (en) * | 1973-06-18 | 1976-01-20 | Nibco, Inc. | Butterfly valve seat mold |
| US4140452A (en) * | 1974-05-28 | 1979-02-20 | Dunlop Limited | Tire manufacture |
| JPS615343B2 (ja) * | 1974-06-03 | 1986-02-18 | Gen Electric | |
| JPS5373307A (en) * | 1976-12-10 | 1978-06-29 | Hitachi Ltd | Motors |
| US4128370A (en) * | 1977-05-12 | 1978-12-05 | Fred M. Dellorfano, Jr. And Donald P. Massa, Trustees, The Stoneleigh Trust | Manufacture of electroacoustic transducers which require molding an elastomer to the surface of the transducer material |
| JPS5818455Y2 (ja) * | 1977-06-14 | 1983-04-14 | ソニー株式会社 | モ−タのコイル取付け構造 |
| JPS5648122A (en) * | 1979-09-26 | 1981-05-01 | Ikeda Denki Kk | Production of bobbin |
| JPS57183235A (en) * | 1981-05-06 | 1982-11-11 | Fudo Kagaku Kogyo Kk | Forming method of insulation coating layer for stator core of motor |
| US4730178A (en) * | 1986-09-25 | 1988-03-08 | General Electric Company | Bobbins coils with terminal housing |
| US4771257A (en) * | 1984-03-28 | 1988-09-13 | General Electric Company | Ballast transformer with bobbins coils |
| US4721935A (en) * | 1984-03-28 | 1988-01-26 | General Electric Company | Bobbins coils with terminal housing |
| US4515544A (en) * | 1984-03-29 | 1985-05-07 | International Business Machines Corporation | Mold protection device |
| JPH01138938A (ja) * | 1988-08-27 | 1989-05-31 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 誘導電動機の固定子 |
| JPH01138939A (ja) * | 1988-08-27 | 1989-05-31 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 誘導電動機の固定子 |
| JPH01138941A (ja) * | 1988-08-27 | 1989-05-31 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 誘導電動機の固定子 |
| JPH0268669U (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-24 | ||
| DE4110585C2 (de) * | 1991-04-02 | 1994-06-30 | Hohenloher Spulenkoerper | Vorrichtung zur Herstellung eines mit einer Isolationsschicht versehenen Kerns einer elektrischen Spule sowie mit der Vorrichtung herstellbarer Kern |
| JP2695352B2 (ja) * | 1992-07-27 | 1997-12-24 | 株式会社日立製作所 | 多層セラミック基板の製造装置 |
| DE19719906C1 (de) * | 1997-05-13 | 1998-09-03 | Siemens Ag | Vorrichtung zum Verbinden von flachen elektrischen Bauelementen variabler Größe |
| US7096566B2 (en) * | 2001-01-09 | 2006-08-29 | Black & Decker Inc. | Method for making an encapsulated coil structure |
| US6946758B2 (en) * | 2001-01-09 | 2005-09-20 | Black & Decker Inc. | Dynamoelectric machine having encapsulated coil structure with one or more of phase change additives, insert molded features and insulated pinion |
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