JPS5833240B2 - 蛋白多糖体aps - Google Patents
蛋白多糖体apsInfo
- Publication number
- JPS5833240B2 JPS5833240B2 JP51134157A JP13415776A JPS5833240B2 JP S5833240 B2 JPS5833240 B2 JP S5833240B2 JP 51134157 A JP51134157 A JP 51134157A JP 13415776 A JP13415776 A JP 13415776A JP S5833240 B2 JPS5833240 B2 JP S5833240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aps
- protein polysaccharide
- polysaccharide
- culture filtrate
- acetone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は抗ウイルス性を有する新規な蛋白多糖体に関す
るものである。
るものである。
近年種々の高等植物や酵母などから抗ウイルス性を示す
多糖類や蛋白多糖類が抽出されることが報告されている
。
多糖類や蛋白多糖類が抽出されることが報告されている
。
しかし、これらの物質はウィルスの生体内への侵入を阻
害するいわゆる感染阻害物質であり、全身病の発病を抑
制する効果は極めて低い。
害するいわゆる感染阻害物質であり、全身病の発病を抑
制する効果は極めて低い。
したがってこれらの物質は学術上興味があるものとして
も実際上の有用性は極めて小さいものである。
も実際上の有用性は極めて小さいものである。
従来報告されてきた微生物により生産される多糖体ある
いは蛋白多糖体は、菌体より抽出されるものがほとんど
であったが、本発明者らは、多種類の糸状菌を培養し、
培養を液についてその抗ウイルス性を研究した結果、ア
スペルギルス(Aspergillus )属に属する
糸状菌が培養P液中に抗ウイルス性を有する蛋白多糖体
を生産することを見出した。
いは蛋白多糖体は、菌体より抽出されるものがほとんど
であったが、本発明者らは、多種類の糸状菌を培養し、
培養を液についてその抗ウイルス性を研究した結果、ア
スペルギルス(Aspergillus )属に属する
糸状菌が培養P液中に抗ウイルス性を有する蛋白多糖体
を生産することを見出した。
本物質はウィルス感染を阻害するのみではなく、植物体
内への浸透移行性を示し、全身病の発病をも抑制する。
内への浸透移行性を示し、全身病の発病をも抑制する。
したがって本発明はウィルス病を防除する新規な蛋白多
糖体を提供することを目的とする。
糖体を提供することを目的とする。
本発明者らは、アスペルギルス・オリゼー(Asper
gillus oryzae NF−1244)菌、微
工研菌寄第3100号(以下NF−1244菌と称する
)を大豆粉培地で培養し、菌体を除去し、培養f液に等
量のアセトンを添加し、沈澱物を除去した上澄を濃縮乾
固し、熱メタノールで洗浄後、残渣を水に再溶解した。
gillus oryzae NF−1244)菌、微
工研菌寄第3100号(以下NF−1244菌と称する
)を大豆粉培地で培養し、菌体を除去し、培養f液に等
量のアセトンを添加し、沈澱物を除去した上澄を濃縮乾
固し、熱メタノールで洗浄後、残渣を水に再溶解した。
この水溶液に80%アセトン水になるようアセトンを添
加し、沈澱を得た。
加し、沈澱を得た。
この沈澱物を水に再溶解し、80%フェノール水で除蛋
白し、水層よりフェノールを除去し、凍結乾燥した。
白し、水層よりフェノールを除去し、凍結乾燥した。
ここで得られた粉末をデキストラン(セファデックス)
濾過クロマトグラフィーにより有効成分を得ることに成
功し、この物質の特徴的性質を解明し、本発明が得られ
た。
濾過クロマトグラフィーにより有効成分を得ることに成
功し、この物質の特徴的性質を解明し、本発明が得られ
た。
** 以下、本発明について詳しく説明する
。
。
本発明の蛋白多糖体APS物質は、白色ないし乳白色を
呈する粉末である。
呈する粉末である。
APSは前記特許請求の範囲に記載された事項により特
徴づけられるものであり、以下順を追って、その特徴的
事項について説明する。
徴づけられるものであり、以下順を追って、その特徴的
事項について説明する。
物理的ならびに化学的性質
(1)元素分析
APSの元素分析結果を第1表に示した。
(2)呈色反応
APSを水に溶解し呈色反応を行った結果を第2表に示
した。
した。
第2表の呈色反応からAPSは、糖類と蛋白質を含有し
、糖類はアルドヘキンースを主成分とし、2−デオキシ
糖、アミノ糖、ウロン糖を含まないことが明らかである
。
、糖類はアルドヘキンースを主成分とし、2−デオキシ
糖、アミノ糖、ウロン糖を含まないことが明らかである
。
(3)溶解性
APSは、メタノール、アセトン、クロロホルム、ベン
ゼン、ヘキサンにはほとんど溶けない。
ゼン、ヘキサンにはほとんど溶けない。
水には溶は易く、吸湿性は強くはないが、湿度が高いと
ころでは外観的変化を起す。
ころでは外観的変化を起す。
この場合、無機物質に見られるような潮解などの現象は
みられない。
みられない。
(4)融点
APSは、197〜203℃間で褐変を起し220〜2
27℃で発泡分解する。
27℃で発泡分解する。
(5) pH値
APSIPをLoomlの水に溶解し、pHを測定した
ところ6.7〜7.0であり、はぼ中性である。
ところ6.7〜7.0であり、はぼ中性である。
(6)旋光度
APSの0.86%水溶液について旋光度を測定し、比
旋光度〔α〕bを求めたところ 33.95±3.02を示した。
旋光度〔α〕bを求めたところ 33.95±3.02を示した。
(7)赤外線吸収スペクトル
APSのKBr 錠剤法による赤外線吸収スペクトルを
添附図面の第1図に示した。
添附図面の第1図に示した。
第1図において3600〜3200crn ’にみられ
るブロードな吸収は種々の度合に水素結合したO−H伸
縮振動に由来するものと考えられる。
るブロードな吸収は種々の度合に水素結合したO−H伸
縮振動に由来するものと考えられる。
このことは試料をメチル化すると減少するところからも
推定できる。
推定できる。
1600〜1700CIrL−1の吸収はアミド吸収で
試料中の蛋白質部分に起因するものと思われる。
試料中の蛋白質部分に起因するものと思われる。
1100〜1000−’のブロードな吸収は、糖質部の
ピラノース環C−O−C結合の非対称的伸縮振動による
ものと考えられる。
ピラノース環C−O−C結合の非対称的伸縮振動による
ものと考えられる。
(8)核磁気共鳴吸収(N−M−R)
本物質について、溶剤として重水を用い2・2−ジメチ
ル−2−シラノペンタン−5−スルホン酸ンーダ(D、
S、S)を内部基準として80 MHz でそのプロト
ンNMRを測定した結果を第2図に示す。
ル−2−シラノペンタン−5−スルホン酸ンーダ(D、
S、S)を内部基準として80 MHz でそのプロト
ンNMRを測定した結果を第2図に示す。
この図において0.5〜2.5ppmの吸収は糖質部分
の側鎖プロトンに起因し、2.5〜6.0ppmの吸収
は糖質部分のプロトンに起因するものである。
の側鎖プロトンに起因し、2.5〜6.0ppmの吸収
は糖質部分のプロトンに起因するものである。
また溶媒として重水を用イシオキサンを内部基準として
80MHz でその13C−NMRを測定した結果を第
3図に示した。
80MHz でその13C−NMRを測定した結果を第
3図に示した。
現在まで知られている多糖体の13C−NMRとは一致
するものがな(、本物質は複雑なヘテロ多糖であろうと
推定されるが、現在のところその結合状態を明確に示す
ことは極めて困難である。
するものがな(、本物質は複雑なヘテロ多糖であろうと
推定されるが、現在のところその結合状態を明確に示す
ことは極めて困難である。
(9)紫外線吸収スペクトル
APSの0.01%水溶液を用い、測定波長190〜3
40nmおよび測定感度Abs、O〜1.1の条件で測
定した。
40nmおよび測定感度Abs、O〜1.1の条件で測
定した。
構造的特徴
APSは、フェノール硫酸法により検出される約90%
の糖質部とローリイ・フォーリン法により検出される約
5%の蛋白質部とにより構成される。
の糖質部とローリイ・フォーリン法により検出される約
5%の蛋白質部とにより構成される。
(1) 糖質部の構成
APSの糖質部の構成糖については、試料に塩酸・メタ
ノールを加え、100℃で16時間メタツリシスを行な
った後、常法によりトリメチルシリル化を行なって、ガ
スクロマトグラフ分析を行なった結果、ガラクトース、
マンノース、グルコース、アラビノースを含有していた
。
ノールを加え、100℃で16時間メタツリシスを行な
った後、常法によりトリメチルシリル化を行なって、ガ
スクロマトグラフ分析を行なった結果、ガラクトース、
マンノース、グルコース、アラビノースを含有していた
。
それらの比率を第3表に示した。
(2)蛋白質部の構成
APSの蛋白質部分のアミノ酸組成を常法に従って加水
分解し、アミノ酸分析装置を用いて分析した。
分解し、アミノ酸分析装置を用いて分析した。
その結果を第4表に示した。(3)分子量
APSの分子量は、ゲル1過法による測定では3000
〜1oooooであり、超遠心法による沈降定数は1.
3S〜1.68である。
〜1oooooであり、超遠心法による沈降定数は1.
3S〜1.68である。
またシュリーレンパターンは第4図に示した通り極めて
対称的なピークが1つしかなく、超遠心的に均一で純度
の高いものであることが認められた。
対称的なピークが1つしかなく、超遠心的に均一で純度
の高いものであることが認められた。
尚、シュリーレンパターンの測定は日立LCAl型を使
用し55430rpmで、基礎生化学実験法第3巻、物
理化学的測定(I)、1975(丸善)、30頁記載の
方法に従って測定を行なった。
用し55430rpmで、基礎生化学実験法第3巻、物
理化学的測定(I)、1975(丸善)、30頁記載の
方法に従って測定を行なった。
蛋白多糖体APSの製造法
アスペルギルスオリゼー(Aspergi 11usO
ryzae) に属するNF−1244菌を、大豆粉
、コーンスチープリカー、廃糖蜜、糖類、有機酸、アミ
ノ化合物、その他の炭素源、窒素源の他、りん酸塩、硝
酸塩、硫酸塩、金属塩などの無機塩類、ビタミン、アミ
ノ酸など、生育必須物質を適宜添加した各種の培地に接
種した後、振盪培養、通気培養、静置培養など、好まし
くは好気的条件下でpH3〜10.温度20〜40℃に
おいて2〜7日間培養すれば、目的とする培養物が得ら
れる。
ryzae) に属するNF−1244菌を、大豆粉
、コーンスチープリカー、廃糖蜜、糖類、有機酸、アミ
ノ化合物、その他の炭素源、窒素源の他、りん酸塩、硝
酸塩、硫酸塩、金属塩などの無機塩類、ビタミン、アミ
ノ酸など、生育必須物質を適宜添加した各種の培地に接
種した後、振盪培養、通気培養、静置培養など、好まし
くは好気的条件下でpH3〜10.温度20〜40℃に
おいて2〜7日間培養すれば、目的とする培養物が得ら
れる。
この培養物は、そのままで抗ウィルス活性を有するが、
その有効成分を精製、濃縮すればAPSとなる。
その有効成分を精製、濃縮すればAPSとなる。
例えば培養液に当量のアセトンを加え、不純物を沈澱さ
せて除き、この上澄に1.5〜2倍量のアセトンを加え
ることにより有効成分を沈澱させて得ることができる。
せて除き、この上澄に1.5〜2倍量のアセトンを加え
ることにより有効成分を沈澱させて得ることができる。
この場合用いる有機溶媒はアセトンに限らない。
さらにこのような有機溶媒による分別だけでなく、ゲル
濾過、限外濾過、透析処理、さらに各種吸着クロマトグ
ラフ法などによってもAPSを得ることができる。
濾過、限外濾過、透析処理、さらに各種吸着クロマトグ
ラフ法などによってもAPSを得ることができる。
さらに詳しくは、APSを生産するNF−1244菌を
大豆粉培地など、菌の生育に適当な培地で培養し、培養
後、滅菌し、または滅菌しないで菌体を除去し、培養P
液を得る。
大豆粉培地など、菌の生育に適当な培地で培養し、培養
後、滅菌し、または滅菌しないで菌体を除去し、培養P
液を得る。
この培養涙液に等量のアセトンを添加し、沈澱物を除去
する。
する。
このアセトン等量処理を行なう場合には、菌体の除去は
必ずしも必要ではない。
必ずしも必要ではない。
この上澄を濃縮乾固し、熱メタノールで洗浄し、残渣を
水に溶解し、80%アセトン水となるようにアセトンを
添加する。
水に溶解し、80%アセトン水となるようにアセトンを
添加する。
ここに生じた沈澱を集め、フェノール水で除蛋白し、さ
らにフェノールをエーテルを用いて除去し、乾燥した後
、セファデックスG−50カラムで分画すればAPSを
得ることができる。
らにフェノールをエーテルを用いて除去し、乾燥した後
、セファデックスG−50カラムで分画すればAPSを
得ることができる。
また、工業的には、前記培養P液を直接あるいはアセト
ン等量処理し、イオン交換樹脂(例えばアンバーライト
IR−120BおよびアンバーライトlR45の両者あ
るいは両者の混合物など)カラム処理を行ない、その通
過液よりAPSを得る方法が有利である。
ン等量処理し、イオン交換樹脂(例えばアンバーライト
IR−120BおよびアンバーライトlR45の両者あ
るいは両者の混合物など)カラム処理を行ない、その通
過液よりAPSを得る方法が有利である。
以下、APSの製造方法および抗ウィルス活性の実施例
を記載する。
を記載する。
実施例 1
アスペルギルスオリゼー(Aspergillusor
yzae )に属するNF−1244菌(微工研菌寄第
3100号)を後記の大豆粉培地※を用いて30℃、約
4日間振盪培養し、培養後120℃、5分間オートクレ
ーブにより滅菌処理し、菌体を除去後、培養涙液に等量
のアセト/を添加し、遠心分離により上澄を得る。
yzae )に属するNF−1244菌(微工研菌寄第
3100号)を後記の大豆粉培地※を用いて30℃、約
4日間振盪培養し、培養後120℃、5分間オートクレ
ーブにより滅菌処理し、菌体を除去後、培養涙液に等量
のアセト/を添加し、遠心分離により上澄を得る。
この上澄を濃縮乾固後、熱メタノールにより洗浄し、不
溶物を水に再溶解し、80%になるようにアセトンを添
加する。
溶物を水に再溶解し、80%になるようにアセトンを添
加する。
80%アセトン水により沈澱した部分を水に溶解して凍
結乾燥し、褐色の粉末を収量約5 r/ 1 、/の培
養濾液の割合で得た。
結乾燥し、褐色の粉末を収量約5 r/ 1 、/の培
養濾液の割合で得た。
このものはAPSを約12%含有していた。
(APSの含有率はセファデックスG−50分画による
高分子部分の面積比より求めた。
高分子部分の面積比より求めた。
)この粉末を試料としてカーボランダム法によりウィル
スを接種し、抗ウイルス性を検定した。
スを接種し、抗ウイルス性を検定した。
検**定植物にはキュウリまたはタバコを供試し、ウィ
ルスにはキュウリモザイクウィルス(以下CMVと略す
)またはタバコモザイクウィルス(以下TMVと略す)
を供試して検定した。
ルスにはキュウリモザイクウィルス(以下CMVと略す
)またはタバコモザイクウィルス(以下TMVと略す)
を供試して検定した。
調査は接種3週間後に行なった。
その結果を第5表と第6表に示した。
上記のとと<APSを含有する物質はCMV病およびT
M’V病に卓効を示し、植物ウィルス病の防除に有用な
物質である。
M’V病に卓効を示し、植物ウィルス病の防除に有用な
物質である。
※ 犬豆粉培地組戒
大豆粉
P
ブドウ糖
01
硫酸アンモニウム
1
炭酸カルシウム
i
燐酸2カリウム
0.5P
水
0001rLlとする。
実施例 2
NF−1244菌を大豆粉培地で30℃5日間振盪培養
し、滅菌後菌体を除去し、培養F液にアセトンを等量添
加し、沈澱物を遠心分離で除去し、アセトン水画分から
アセトンを除去し、イオン交換樹脂(アンバーライトI
R−120BおよびアンバーライトIR−45)で処理
した。
し、滅菌後菌体を除去し、培養F液にアセトンを等量添
加し、沈澱物を遠心分離で除去し、アセトン水画分から
アセトンを除去し、イオン交換樹脂(アンバーライトI
R−120BおよびアンバーライトIR−45)で処理
した。
その通過液を凍結乾燥し、培地成分を含むAPSを約5
0%含有する白色ないし乳白色の粉末を収量およそ[相
][相]700rfLl/l培養濾液の割合で得た。
0%含有する白色ないし乳白色の粉末を収量およそ[相
][相]700rfLl/l培養濾液の割合で得た。
この粉末を試料として抗ウイルス性を検定した。
検定植物にはタバコ(品種:KY−57)、ウィルスに
はCMVを供試し、接種はカーボランダム法による。
はCMVを供試し、接種はカーボランダム法による。
薬剤処理は各濃度ともウィルス接種直後1回散布である
。
。
調査はウィルス接種2週間後に行なった。その結果を第
7表に示した。
7表に示した。
上記のごとくイオン交換樹脂処理によって得られたAP
Sを含有する物質もウィルス病に対して卓効を示し、ウ
ィルス病の防除に有用な物質である。
Sを含有する物質もウィルス病に対して卓効を示し、ウ
ィルス病の防除に有用な物質である。
実施例 3
NF−1244菌を大豆粉培地で約30℃、4日間振盪
培養し、120℃、5分間オートクレーブ処理後、濾過
法により培養P液を得た。
培養し、120℃、5分間オートクレーブ処理後、濾過
法により培養P液を得た。
6Nf(C1でpH4に調整した培養F液にアセトンを
等量添加し、沈澱物を遠心分離により除去し、上澄を濃
縮乾固し、熱メタノールで洗浄後、残渣を遠心分離によ
り集め、水に再溶解した。
等量添加し、沈澱物を遠心分離により除去し、上澄を濃
縮乾固し、熱メタノールで洗浄後、残渣を遠心分離によ
り集め、水に再溶解した。
この水溶液に80%アセトン水となるようにアセトンを
添加し、沈澱物を得た。
添加し、沈澱物を得た。
この沈澱物を水に再溶解し、80%フェノール水で処理
し、水層を採取して、フェノールをエーテルで除去し、
凍結乾燥した。
し、水層を採取して、フェノールをエーテルで除去し、
凍結乾燥した。
ここで得られた粉末を水に再溶解し、セファデックスG
−50を用いてゲル1過し、高分子部分を分取し、その
液を凍結乾燥して白色粉末を130■/l培養瀘液の割
合で得た。
−50を用いてゲル1過し、高分子部分を分取し、その
液を凍結乾燥して白色粉末を130■/l培養瀘液の割
合で得た。
この白色粉末は以下の性状を有していた。
元素分析
炭素
水素
窒素
呈色反応
α−ナフトール・硫酸反応
アンスロン反応
トリプトファン・硫酸反応
オルシン・塩酸反応
フェノール・硫酸反応
システィン・硫酸反応
K11ianiの反応
Morgan −E 1son法
ナフトレゾルシン反応
キサントプロティン反応
ローリイ・フォリン法
ビウレット反応
41.8%
6.8%
0.9%
ジフェニルアミン
融点
197〜203℃
220〜227℃
pH値(1%水溶液)
比旋光度〔α〕
赤外線吸収スペクトル
NMRスペクトル
紫外線吸収スペクトル
構成単糖(モル比)
ガラクトース
マンノース
グルコース
アラビノース
アミノ酸分析(%)
イソロイシン
スレオニン
グルタミン酸
アスパラギン酸
セリン
陰性
褐変
分解
6.8
−33.80
第1図
第2図、第
3図および
第4図
第5図
14.3
13.0
11.8
10.5
9.5
*
* プロリン
バリン
アラニン
グリシン
チロシン
リジン
アルギニン
ヒスチヂン
フェニルアラニン
メチオニン
ロイシン
分子量(XIO3)
7.5
7.8
6.2
3.5
3.2
3.0
1.8
0.5
race
race
race
3〜100
ン
以上からこの白色粉末を蛋白多糖体APSとした。
APSを試料として抗ウイルス性を検定した。
検定植物にはタバコ(品種:KY−57)、ウィルスに
はCMVを供試し、ウィルス接種はカーボランダム法に
よった。
はCMVを供試し、ウィルス接種はカーボランダム法に
よった。
また、ウィルス病の発病調査はウィルス接種2週間後に
行なった。
行なった。
ウィルス接種直後にAPSの薬液を散布した結果を第8
表に、治療効果試験の結果を第9表に、予防効果試験の
結果を第10表に、浸透移行性試験の結果を第11表に
それぞれ示した。
表に、治療効果試験の結果を第9表に、予防効果試験の
結果を第10表に、浸透移行性試験の結果を第11表に
それぞれ示した。
上記のごとく、APSはCMV病に対して全身病微の発
病阻止作用があり、植物体内への浸透移行性があり、ま
た、予防効果とともに治療効果も認められた。
病阻止作用があり、植物体内への浸透移行性があり、ま
た、予防効果とともに治療効果も認められた。
従ってAPSはTMV病等、接触伝染性のウィルス病の
みならず、CMV病等、虫媒伝染性のウィルス病にも卓
効を示すものである。
みならず、CMV病等、虫媒伝染性のウィルス病にも卓
効を示すものである。
第1図は本発明の蛋白多糖体APSの赤外線吸収スペク
トルを示し、第2図はAPSのプロトン核磁気共鳴スペ
クトル、第3図は同炭素−13核磁気共鳴スペクトルを
それぞれ示す。 第4図にはAPSのシュリーレンパターンの写真の複写
図を示す。 第5図はAPSの紫外線吸収スペクトルを示す。
トルを示し、第2図はAPSのプロトン核磁気共鳴スペ
クトル、第3図は同炭素−13核磁気共鳴スペクトルを
それぞれ示す。 第4図にはAPSのシュリーレンパターンの写真の複写
図を示す。 第5図はAPSの紫外線吸収スペクトルを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゲル濾過法による測定により分子量3000〜10
0000を示し、糖質部はガラクトース、マンノース、
グルコース、アラビノースより構成され、蛋白質部分は
、少(ともアスパラギン酸、スレオニン、セリン、グル
タミン酸、プロリン、グリシン、アラニン、バリン、メ
チオニン、インロイシン、ロイシン、チロシン、フェニ
ルアラニン、リジン、ヒスチヂン、アルギニンより構成
され、融点220〜227℃(分解)を示すことを特徴
とする蛋白多糖体APS。 2 超遠心法による沈降定数が1.3S〜1.68を示
す特許請求の範囲第1項記載の蛋白多糖体PS0 3 アスペルギルス・オリゼーに属するNF−1244
菌(微工研菌寄第3100号)を培養し、その濾液より
精製沈澱させて採取することを特徴とする蛋白多糖体A
PSの製造方法。 4 培養濾液の精製沈澱方法として有機溶媒分別沈澱法
を用いることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
蛋白多糖体APSの製造方法。 5 培養濾液の精製方法としてイオン交換樹脂カラム法
を用いることを特徴とする特許請求の範囲。 第3項記載の蛋白多糖体APSの製造方法。 6 培養濾液の精製方法として培養濾液もしくは中間精
製液をゲル濾過による分別法を用いることを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載の蛋白多糖体APSの製造方
法。 7 有機溶媒分別沈澱法に用いる有機溶媒がアセトンで
あることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の蛋白
多糖体APSの製造方法。 8 ゲル濾過法の担体としてデキストランゲルを用いる
ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の蛋白多糖
体APSの製造方法・ 9 蛋白多糖体APSを有機成分として含有する抗ウィ
ルス剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51134157A JPS5833240B2 (ja) | 1976-11-10 | 1976-11-10 | 蛋白多糖体aps |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51134157A JPS5833240B2 (ja) | 1976-11-10 | 1976-11-10 | 蛋白多糖体aps |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5359097A JPS5359097A (en) | 1978-05-27 |
| JPS5833240B2 true JPS5833240B2 (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=15121788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51134157A Expired JPS5833240B2 (ja) | 1976-11-10 | 1976-11-10 | 蛋白多糖体aps |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833240B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2522946B2 (ja) * | 1987-06-18 | 1996-08-07 | 呉羽化学工業株式会社 | 抗レトロウイルス剤 |
| US6015796A (en) * | 1998-03-11 | 2000-01-18 | Zeria Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for treating AIDS |
-
1976
- 1976-11-10 JP JP51134157A patent/JPS5833240B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5359097A (en) | 1978-05-27 |
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