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JPS5833293B2 - コウクロムコウノセイゾウホウホウ - Google Patents
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JPS5833293B2 - コウクロムコウノセイゾウホウホウ - Google Patents

コウクロムコウノセイゾウホウホウ

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JPS5833293B2
JPS5833293B2 JP14241975A JP14241975A JPS5833293B2 JP S5833293 B2 JPS5833293 B2 JP S5833293B2 JP 14241975 A JP14241975 A JP 14241975A JP 14241975 A JP14241975 A JP 14241975A JP S5833293 B2 JPS5833293 B2 JP S5833293B2
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JP
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steel
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vacuum
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less
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JP14241975A
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洋一 広瀬
巌 十倉
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/005Manufacture of stainless steel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空誘導溶解炉(以下VIPと記す)による(
Cr)25〜40%(重量%、以下同じ)炭素(C)0
.0050%以下の高クロム鋼の製造方法に関する。
一般に高クロム鋼においてはCr量を増加するとともに
耐食性、耐酸化性は向上するが、その反面、加工性及び
靭性が劣化する。
この加工性と靭性の劣化は鋼に含有されているCの量と
密接な関係がありCr量を増加しても、Cを所定の量以
下に低減すれば、劣化をかなり抑制できることが知られ
ている。
しかしながら、CrはFeに比較してCとの親和力が強
くCの活量を低下させるため、Cr量を増加するにつれ
て、Cを低減するのは困難となる。
一方、一定の加工性及び靭性を得るのに必要なC量はC
r量の増加とともに低下する傾向があり、工業的な規模
での極低炭素の加工性と靭性の優れた高クロムフェライ
ト鋼の製造は至難とされている。
例えば25%以上のCrを含む高クロム7エライト鋼に
おいて室温において十分な靭性と溶接性を含む十分な加
工性を得るためにはCは50ppl+以下とする必要が
ある。
このような極低炭素の高クロム鋼を比較的安定して得る
方法としてはVIPによる溶製法が挙げられる。
この場合、平衡篩によればCを低減するための方法とし
て次の二つが考えられる。
第一に雰囲気のC0分圧を下げる方法が挙げられ、より
具体的には真空度を上げるかあるいはArガス等の不活
性ガスで溶湯表面を覆いCOガスを希釈するといった方
法が一般に採用される。
第二に溶鋼中の酸素濃度を増す方法が挙げられ、そのた
めには酸素、CO2等の酸化性ガスの吹込みあるいはF
e2O3、Cr2O3等の酸化物を添加するといった方
法が採用される。
このような方法を採用することにより、溶解量100k
g以下の実験室頬模のVIPにて精錬する場合、25%
以上の高クロム鋼において安定してCを50ppmQ下
とすることは容易であるが、上記方法を採用しても、溶
解量1000kg以上の工業的規模のVIPにて精錬す
る場合、現実には電解クロム、電解鉄等の高純度の原料
を使用しなければ、安定してCを50pp!Il以下と
するのは極めて難かしい。
周知のように溶湯(溶鋼)中のCは次の反応式で溶湯表
面よりCOガスとなり、系外に排出される。
C+0−+CO しかしながら、このCOガスの一部は溶湯表面から蒸発
し、飛散しつつある蒸気圧の比較的高くまた活性である
原子状のマンガン(Mn)およびCrと次式に従い反応
し、Cに還元され、真空容器内壁、ルツボ壁およびルツ
ボ蓋に付着する蒸着物中に含まれる。
Mn + Co −) MnO+ C(1)2Cr+3
CO−+Cr2O3+3C(2)モしてCを含有した蒸
着物のうち特に真空容器内壁に付着したダスト状の蒸着
物は成長するとともに、常時、真空容器内壁より剥離し
、その一部は溶湯上に落下し、溶湯中に溶込むため、十
分長時間真空下で溶湯を保持しても、平衡論的に計算さ
れるC濃度に到達せず、平衡C濃度よりもかなり高い値
で脱炭速度は著しく低下し、飽和する傾向が見られる。
さらに、ルツボ内壁に付着した蒸着物の一部は出鋼時に
溶湯に洗われ、溶湯に溶込み、また、真空容器内壁に付
着したダストは出鋼時の急激な輻射熱の増大により、相
当量が剥離落下し、溶湯内に溶込むため、出鋼前の溶湯
で十分Cが低下している場合でも、出鋼後のインゴット
で安定してCを50ppI11以下とするのは極めて難
しい。
実験室規模の小型炉では概してルツボの大きさに対する
真空容器の大きさの比率が大きいのに対して、工業的規
模の大型炉ではその比率が比較的小さく、上述した現象
のうち特に真空容器に付着した蒸着物の剥離落下による
C汚染の程度は大きく、その影響を無視しえない。
特にこのような現象によるC汚染は蒸着物の清掃除去を
省略し、連続的に運転を行なった場合に顕著になり、こ
のため、炉の稼動率を上げることが極めて困難となる。
本発明はCr : 25〜40%を含有する高クロム鋼
を製造するにおいて、Cを0.0050%以下にするこ
とを目的とし、そのために特定の条件下で精錬するもの
である。
以下これらについて詳細に説明する。
先ず、VIPにて真空下又は不活性ガス雰囲気下で原料
を溶解してCr、25〜40%の7エロクロム溶鋼を得
る。
原料にはCr ;25〜40%の7工ロクロム合金を用
いてもよく、また通常のさらにクロムの高い低炭素フェ
ロクロム合金と工業用純鉄あるいは鉄スクラツプ等の鋼
材とを用いて成分調整し、Crを前記範囲に入るように
してもよい。
この際の溶湯の溶解時のC量、即ち溶落ちC量(cII
Lで表わす)及びMn量は一定値以下に抑える必要があ
る。
Cは真空精錬時にCOガスとして溶鋼から排出されるが
、このCOガスは前記したように同時に溶鋼表面から蒸
発しつつある蒸気圧が高くかつ酸素との親和力の強いM
n、Crと反応し、還元され、主にこれらの揮発性元素
よりなる蒸着物中に遊離のCの状態で含有される。
これが成長とともに剥離したり、或いは溶は込んだりす
るためインゴットではCは上昇する傾向にある。
このような現象に起因する真空精錬時の到達C濃度の上
昇及び出鋼時のCの上昇を防止し、インゴットでCを安
定して0.0050%以下とするためには溶湯の溶解時
のC量、即ち溶落ちC量(CIIL)は目標値の20倍
以下、即ち0.1%以下、Mnは0.2%以下と限定す
る必要がある。
MnはCrに較べて著しく蒸発し易く、しかも酸素との
親和力より強いため、蒸着物中に含有されるCのうちM
nによるCOガスの還元反応によって生ずるCの占める
割合が比較的大きく、高クロム鋼においてもMnを0.
2%以下、Cを0.1%以下に限定すれば安定してイン
ゴット中のCを0.0050%以下に低減することが可
能である。
精錬温度については1600℃以下では脱炭速度が著し
く遅くなり、目標のC;0.0050以下まで下げるの
に相当の時間を要するため、経済的でない。
一方、高温程、脱炭速度は速くなるが、1700℃以上
では耐火物の寿命が著しく低下する。
また、Mn、Cr等の蒸発の活性化エネルギーは脱炭反
応の活性化エネルギーよりも大きいため、温度依存性が
大きく、高温では、脱炭反応が速まる以上に、Cr、M
nの蒸発が盛んになり、蒸着物の発生量および蒸着物中
に含まれるCの総量も増加し、出鋼時のC汚染を十分に
抑制することが不可能となる。
かかる点を考慮し、真空精錬時の溶湯温度を1600℃
〜1700℃に限定した。
次に精錬時の真空度について説明する。
真空精錬において真空度I Torr以上では気相中で
のCOガスの拡散が抑えられ、これか律速とな・るため
、脱炭速度が遅くなる。
一方、1o−3Torr以下では脱炭速度の増加は飽和
し、Mn 。
Cr等の蒸発はさらに促進される傾向があるため、Mn
、Crの蒸発を極力防止し、十分な脱炭速度が得られる
真空度として、10”Torr以上が適当である。
次に脱炭のために必要な精錬時間について述べると、C
;0.1%以下、Cr;25〜40%を含む高クロム鋼
の真空誘導溶解における脱炭速度は十分な近似で次式で
与えられる。
ここで、d C/d を脱炭速度 (%/5e
c)Kc脱炭の物質移動係数(crIL/5eC)L平
均溶湯法さ (n) CC濃度 (%) Cs実質的に脱炭速度が零となる C飽和値 (%) であり、既に述べた本発明の溶湯組成、真空度及び温度
の精錬条件の範囲内では 0.0015%< Cs≦0.0040% (5)
0.01cIrL/Sec≦Kc≦0.050crrL
/Sec (6)である。
(3)式を積分することにより溶落ちC%をCmとする
と、Cを目標Co%に下げるのに要する時間t(分)は
次式で与えられる。
2.303 L Cm t = −X−1o g−(7) 60 Kc C。
(但しCo>Cs、0.01≦Kc≦0.05 )Co
は本発明では0.0050%以下としておりまた0、0
015%より低くはならないので0.0015%< C
o≦0.0050% (8)の範囲内で、かつ目的
とするC濃度に応じて選択する。
Kcは本発明の範囲内において、温度が低い側であり、
かつ真空度が悪い場合に0.01 cIrL/secに
近くなり、反対の場合は0.05 cm/secに近い
値がとられる。
温度及び真空度の組合わせによって0、01〜0.05
cIrt/secの範囲内で適宜選択する。
(7)式で与えられる時間以下では、溶鋼のC濃度が十
分低下しないため、当然目標とするC濃度の鋼塊を得る
ことは不可能となる。
またそれ以上むやみに精錬時間を引き伸ばしても、脱炭
速度が低下(特にCof−Csとした場合)する一方で
、Cr、Mn特にCrの単位時間当りの蒸発量はほとん
ど変化せず一定であるため、炉内の付着ダストの層は厚
くなり、剥離落下し易くなるため、出鋼時のC汚染も一
層起き易くなり、本発明の目的からして適当でない。
次に特許請求の範囲2について説明する。
既に述べたようにCを含んだ主にMn、Cr等の揮発性
の元素で構成される蒸着物の一部はルツボの内壁にも付
着する。
またルツボの内壁には装入原料の溶落ち過程あるいは真
空精錬初期のCO,ガスあるいはH2ガス等の脱ガス反
応に起因する沸湯現象により未精錬の比較的C濃度の高
い溶滴も飛散し付着する。
これらの付着金属のうち、出鋼口側の一部は出鋼の際溶
鋼に洗われ溶鋼内に溶は込むため、C濃度は増加する傾
向にある。
その影響は本発明のような極低炭素鋼を製造する場合は
取除くことが好ましい。
このような原因による出鋼時のC汚染を極力防止するた
めには、真空精錬の途中において、溶鋼が流れ出さない
範囲で可能な限すルツボの出鋼口側を前傾し、その状態
で付着金属が十分に溶けるまで保持し、その後、炉を直
立の状態に復帰し、引き続き精錬を行えば良い。
炉を前傾する回数は溶落ちのC濃度が0.03%以下溶
落ちのMn濃度が0.1%以下と低い場合には、真空の
精錬の中手に1回行なえば十分である。
C濃度及び/又はMn濃度が比較的高く、上記条件を満
足しない場合は炉の前傾操作を適宜2回以上行なうのが
望ましく、そのうち、最終の前傾操作は溶鋼のC濃度が
0.02〜0.01%の範囲内にはいる時間を見計らっ
て行なうのが適当である。
本発明の高クロム鋼はCrが25〜40%の範囲内であ
ればフェライト系に限らず、Niを含むオーステナイト
系あるいはオーステナイト相とフェライト相の両相を有
する2相の鋼種でもよい。
これらの最終的な高クロム鋼製品とするには本発明によ
って目的とするC量に下げた後、通常の方法によって、
例えばAI系やCa系の脱酸剤を溶鋼に加え脱酸し、そ
の後出鋼する。
また高クロム鋼の特性改善のため適当量のM。
あるいは少量のNb、Ta、V、Ti 、Zr、Cu、
AI等の合金元素を加えることも勿論可能であり、これ
らも本発明に含まれる。
実施例 1 40KWの真空溶解炉を用いて、低炭素フェロクロム、
電解鉄、電解マンガンを原料として、溶解量20kg、
CrとMnの組成がそれぞれ30%及び0.04%とな
るように配合して、l気圧のArガス中にて溶解を行な
った。
引き続きこの溶鋼に高炭素フェロクロム(約8%C)を
適当量添加することによって配合のC濃度を0.03%
から0.2%まで変化させた。
その後、真空度;5X10−3〜1O−2Torr1溶
鋼温度;1630〜1670℃の条件下で1時間真空精
錬を行ない約100TorrのArガス雰囲気下で出鋼
した。
鋼塊とルツボが十分に冷却後、炉内を大気に開放し、真
空容器に付着したダストを採集し、このダストと鋼塊に
ついてCr、Mn、Cの分析を行なった。
なお、1気圧のArガス中での溶解では本実験の範囲内
では脱炭及びMnの蒸発反応はほとんど無視することが
でき、従って溶落ちのC濃度とMn濃度はそれぞれ配合
のC濃度とMn濃度にほぼ等しいことをあらかじめ確認
した。
表1にそれぞれの配合C%における、鋼塊組成、ダスト
組成、ダスト量、ダスト中C量(絶対量)、及びダスト
中C量の溶解量に対する百分率を示す。
なお、ダスト量は真空精錬時のMnの蒸発量を配合Mn
%と真空精錬後の鋼塊のMn%との差から求め、この値
をダスト中のMn%で割って求めた。
表1から配合C%、従って溶落ちC%が増すに従って、
ダスト中のC濃度及びダスト中に含まれるCの絶対量も
増し、Cが0.0050%以下の極低炭素鋼を得ようと
する場合、真空精錬後半及び出鋼時のダストの落下によ
るC汚染を無視しえなくなることが知られる。
実施例 2 配合組成をCr ;30%、C;0.06%と固定し、
Mnの組成を0.04〜0.5%の間にて変化させ、そ
の他については実施例1に準じて溶解を行なった。
表2にそれぞれの配合Mn%における、鋼塊組成、ダス
ト組成、ダスト量、ダスト中C量(絶対量)、及びダス
ト中Ciの溶解量に対する百分率を示した。
表2から、表1の配合C%を増したとき見られる傾向と
同様に、配合Mn%、従って溶落ちMn%を増すに従っ
て、ダスト中のC濃度及びダスト中に含まれるCの絶対
量が増すことが知られ、やはり、真空精錬後半及び出鋼
時のダストの落下によるC汚染を無視しえなくなること
が知られる。
実施例 3 900J溶解量2000 kgの真空溶解炉にて、低炭
素フェロクロム、低炭素フェロニッケル、低炭素フェロ
モリブデン及び工業用純鉄を主原料として、30Cr−
2Mo、25Cr−2ONi+及び26Cr−6Ni−
2Moの3種類(夫々の数字は重量%を示す。
)の鋼について、表3に示した本発明の範囲内の条件A
及び範囲外の条件Bで、それぞれの鋼種及び条件につい
て、連続で3回ずつ溶解を行なった。
いずれの場合も真空精錬時の真空度を8X10−’〜4
X 10 ” Torr及び溶鋼温度を1620〜1
670℃の範囲内に保った。
精錬途中、適宜サンプリングを行ない、Cについて、迅
速分析を行ない、Cが十分0.0050%以下に低減し
たのを確認した上で、0.2%のアルミショットを添加
して脱酸し、出鋼した。
なお脱炭精錬に要した時間から計算した脱炭速度の物質
移動系数Kcはそれぞれの合金について、 30 Cr −2Mo Kc =0.023〜0
.029(1%/’3ec25Cr−2ONi
Kc=0.027〜0.034伺Aec26Cr−6N
i−2MoKc=0.020−0.028q−氏であり
、いずれの合金においても0.01≦Kc≦0.05の
範囲である。
なお本実験のいづれの場合においても真空精錬途中の炉
の前傾操作は行なわなかった。
図1に、それぞれ条件A及び条件Bの場合における鋼塊
のC分析値を示した。
図1から本発明の範囲内にある条件Aの場合、各同量の
炉内付着ダストの清掃除去を省略し、連続して溶解を行
なっても鋼塊で安定してCを0.0050%以下に低減
することが可能であるが、一方本発明の範囲外の条件B
の場合特に連続して溶解を行なった場合、2回目あるい
は3回目で、出鋼前の溶鋼のCは0.0050%以下で
あるにもかかわらず、出鋼時のC汚染によって鋼塊で安
定してCを0.0050%以下とするのは、困難である
ことが知られる。
実施例 4 真空精錬途中における炉の前傾操作が鋼塊のC濃度に及
ぼす影響を調べることを目的として、30Cr−2Mo
鋼の表3の条件Aの場合について、実際に炉の前傾操作
を採用した溶解実験を連続して3回行なった。
前傾回数はいづれの場合も各2回であり、真空精錬に約
3時間装したため、真空精錬開始して1時間後と2時間
後に実施した。
その他の条件については実施例3に準じて行なった。
図2に炉の前傾操作を採用した場合のC濃度を実施例3
の採用しなかった場合のC濃度と比較L7て示した。
この図から前者の場合後者に比べてCが約0.0005
%〜約0.0010%低く、真空精錬途中の炉の前傾操
作が出鋼時のC汚染を防止し、鋼塊のC濃度を下げる上
で効果が大きいことが知られる。
【図面の簡単な説明】
図1は溶解回数と0%の関係を示す図、図2は前傾操作
を採用した場合と採用しない場合における溶解回数と0
%の関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロム25〜40%の高クロム鋼を製造する方法に
    おいて、真空誘導溶解炉にて真空下あるいはアルゴンガ
    ス等の不活性ガス雰囲下で、炭素0.1%以下、マンガ
    ン0.2%以下、クロム25〜40%の溶湯を得、次い
    で引き続き温度1600〜1700℃、真空度10−”
    〜I Torrの条件下で、前記溶湯中の炭素量Cm
    (%)、目標とする高クロム鋼の炭素量co(%)及び
    溶湯平均深さL(α)に関係する次式の時間t(分)保
    持し、2.303 L Cm t= 60 XKclogC。 (但し、0.01≦Kc≦0.05.0゜0015<C
    o≦0.0050 )脱炭精錬することにより、炭素量
    を0.0050%以下とすることを特徴とする方法。 2、特許請求の範囲の第1項の方法において、t(分)
    間保持している間に少なくとも1回溶解炉のルツボの出
    鋼口側を前傾することにより、脱炭精錬中に飛散あるい
    は蒸発によりルツボ内面に付着した比較的炭素濃度の高
    い出鋼口側の金属を溶かし、引き続き精錬を行う工程を
    加えたことを特徴とする方法。
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