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JPS5835680B2 - S−ノルニコチンの製造法 - Google Patents
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JPS5835680B2 - S−ノルニコチンの製造法 - Google Patents

S−ノルニコチンの製造法

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JPS5835680B2
JPS5835680B2 JP18040281A JP18040281A JPS5835680B2 JP S5835680 B2 JPS5835680 B2 JP S5835680B2 JP 18040281 A JP18040281 A JP 18040281A JP 18040281 A JP18040281 A JP 18040281A JP S5835680 B2 JPS5835680 B2 JP S5835680B2
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JP
Japan
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nornicotine
nicotine
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JP18040281A
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進 前田
節子 内田
卓郎 木佐木
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Japan Tobacco Inc
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Japan Tobacco and Salt Public Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は培養法によるS−ノルニコチンの製造法に関す
る。
S−ノルニコチンは、S−ニコチンなどとともに葉たば
こ中に含有されるアルカロイドの1種で、その含有量は
葉たばこの種類によって異なるが、通常栽培種葉たばこ
中にはo、i〜2.5重量斜、野生種葉たばこ中には3
〜4重量φ程度含有されている。
周知のようにS−ニコチンは、たばこの喫煙による満足
感を賦与する上で極めて重要な因子とされているが、最
近の研究によれば、S−ノルニコチンもS−ニコチンと
同様たばこの喫味満足感の賦与に有効であり、かつ、S
−ノルニコチンを少量種々のたばこ原料に添加すること
により、たばこ煙の悪癖を抑え喫味をまろやかにするな
どの品質改良効果を有することが判明している。
しかも、S−ノルニコチンの生理作用はS−ニコチンに
比して弱いので、近年開発が進められている人工たばこ
あるいは脱ニコチン処理を施した再生たばこ等に対する
喫煙満足感の賦与および香喫味改良の観点からS−ノル
ニコチンの利用は極めて有効であると考えられる。
さらに、S−ノルニコチンと種々の糖類との加熱縮合物
は、すぐれたたばこの香喫味改良剤となることが知られ
ており(特公昭54−6639号)、S−ノルニコチン
の用途は今後拡大することが期待される。
従来、ノルニコチンの製造方法としては、次の2方法が
考えられる。
すなわち、第1の方法は葉たばこを栽培し収穫した葉た
ばこからS−ノルニコチンを抽出精製する方法であり、
第2の方法はミオスミンを化学的に合成し、これを還元
することによりノルニコチンを得る方法である。
第1の方法によれば、S−ノルニコチンを直接抽出しう
る利点があるが、葉たばこ中のS−ノルニコチン含量は
極めて少量であるためS−ノルニコチン含量の比較的高
い葉たばこの野生種にコチアナ・グルチノーザ等)を栽
培するとしても、野生種の収量は栽培種にくらべ畑の面
積当り上程0 度の収量であり、また野生種のアルカロイドはS−ノル
ニコチンやS−ニコチンなどの混合物であるため、抽出
、分離、精製の工程が複雑となる。
第2の方法ではラセミノルニコチンが製造され、これを
光学分割することは知られていないのでS型のノルニコ
チンのみを得ることは現状では不可能である。
本発明者等は、上記の方法によることなく、培養法によ
ってS−ノルニコチンを製造する方法について鋭意研究
を重ねた結果、S−ニコチンを分解してS−ノルニコチ
ンを生成する菌株を見出し、本発明をなすにいたった。
すなわち、本発明はSニコチンを加えた培地にペリキュ
ラリア フィラメントーザに属するニコチン分解菌を接
種培養して得られる培養物からS−ノルニコチンを抽出
採取する方法である。
S−ニコチンを分解してS−ノルニコチンを生成する菌
としては、現在までに不完全菌であるカニングハメラ
エキニュラータ(Cunninghamellaech
inulata)が報告されている(Applied
andEnvironmental Microbi
ology、38.836(1979))。
しかし、この菌によるSノルニコチン生成量は極めて低
く、分析機器を用いて検出できる程度にすぎない。
しかるに、本発明者等が見出したS−ニコチン分解菌は
、効率よくS−ニコチンからS−ノルニコチンを生威し
、極めて実用性に富むものである。
本菌株は、1978年に日本専売公社岡山試験場圃場で
分離されたペリキュラリア フイラメントーザ(Pel
licularia filamentosa )J
TS−208(以下、本菌株ともいう)で、工業技術院
微生物工業技術研究所に受託香号第5955号として寄
託されている公知の菌で、従来タバコ腰折病菌として知
られているものである。
その菌学的性質は中村壽夫著、煙草植物病学P、78〜
81、(1955年)朝食書店発行に述べられている通
りである。
次に本発明の詳細な説明する。
まず、オートクレーブ等を用いて第1表の組成のMY培
地を常法により加熱加圧滅菌する。
第1表の培地組成はカビ、酵母保存用MY培地として公
知である。
次に、外径18mm試験管内のジャガイモ・グルコース
寒天培地(以下PDA培地という。
)に、あらかじめ20〜30°C15〜10日間、望ま
しくは1週間培養した本菌株の試験管1本分の菌体を、
31容の三角フラスコ中に第1表の培地11を加え滅菌
したものに無菌的に接種し、温度20〜30℃で好気的
に振盪培養する。
3〜5日間、望ましくは4日間培養を行い、菌体がほぼ
最大量になった時に、あらかじめr過滅菌したS−ニコ
チン水溶液(塩酸でpH5,5に調整)を約0.1重量
φ以下の濃度になるように添加−培養を継続する。
S−ニコチン濃度が培地の0.1重量多以上になると、
菌の生育が阻害されるので望ましくない。
培養期間はS−ニコチン添加後7〜20日間の範囲がよ
い。
7日未満ではS−ノルニコチンの生成量が不充分であり
、また20日以上培養を継続してもS−ノルニコチン生
成量の増加はわずかである。
この培養操作によって、基質としてのS−ニコチンの約
10%をS−ノルニコチンに変換させることができる。
又、本菌株によるS−ニコチンからS−ノルニコチンの
変換は常法によりジャーファーメンタ−中で、通気攪拌
によっても行うことができる。
次いでこの培養液中に生成したS−ノルニコチンを抽出
する。
すなわち、培養終了後の液に炭酸カリウム、苛性ソーダ
などのアルカリを加えてpHを約10以上に調整した後
、有機溶媒を加えて抽出する。
この有機溶媒層にpH3以下の塩酸水溶液を加えてさら
に抽出しS−ノルニコチン2塩酸水溶液を得る。
抽出用有機溶媒としてはエーテルまたはクロロホルムな
どを使用することができる。
また抽出に先立って培養終了後の液を減圧濃縮したのち
溶媒抽出を行うことにより、使用する有機溶媒等を節約
できる。
この塩酸水溶液をエバポレーター等を用いて減圧濃縮す
る。
しかしこの方法ではS−ノルニコチンと共にS−ニコチ
ンも抽出される。
従ってS−ノルニコチンと残存S−ニコチンとの分離は
薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー
又は蒸留などの常法によって行う。
本発明によるS−ノルニコチンの製造法は培養法である
ため、操作を常温常圧下で実施することができ、葉たば
こより抽出する方法に比し高収率で簡易に製造すること
ができる利点がある。
次に本発明を実施例によって説明する。
実施例 1 オートクレーブを用いて121°Cで加圧加熱滅菌した
第1表の組成のMY培地51を入れた三角フラスコに、
前もって試験管5本の滅菌済みPDA斜面培地に28℃
で7日間培養しておいた本菌株を滅菌水を10m1ずつ
添加して試験管からかきとって加え混合し、これを滅菌
済み31容三角フラスコ5個に11ずつ無菌的に分注し
、288Cで4日間振盪培養した。
ついで塩酸でpHを5.5に調節した滅菌済み10%S
−ニコチン水溶液をそれぞれS−ニコチンとして0.5
gずつになるように加え同様の条件で14日間培養を行
なった。
この培養済み液全量51の中のS−ノルニコチン平均濃
度は0.055 m97m1(基質S−ニコチンの12
φ(モル比)に相当)であった。
この培養済みの溶液51をガーゼでe過して菌体を除い
たのち10重量係の炭酸カリウム水溶液を用いてpH1
0に調節し、全量約21のクロロホルムを用いて3回に
分けて抽出し、クロロホルムを合せたものを0.5規定
の塩酸水溶液700m1で抽出した。
この塩酸水溶液を東京理化学製エバポレーク−を用いて
減圧濃縮し、メルク社製シリカゲル60の薄層プレート
(厚さ5mff1)に展開剤としてクロロホルム:メタ
ノール:58ダアンモニア水の混合比が60:10:1
の溶液を用いて上昇法で展開させ、展開終了後、風乾さ
せたものの片すみに、0.2%イサチン(5饅酢酸水に
溶解させたもの)をスプレーびんを用いてスプレーさせ
たのち、110℃で15分間加熱し、青色に発色した位
置と同じRf値の部分をかきとって、1規定の塩酸水溶
液50m1で抽出し、エバポレーターで減圧濃縮を行い
、S −ノルニコチン2塩酸塩0.3759〔S−ニコ
チンの11饅(モル比)に相当〕を得た。
実施例 2 第1表のMY培地71を調製し丸菱理化装置研究所製の
101容MD 500回発酵槽に入れオートクレーブで
121℃、15分間加圧加熱滅菌した。
前もって試験管7本の滅菌済みPDA斜面培地に本菌株
を接種し、25°C17日間培養後、谷試験管に滅菌水
を10m1ずつ添加して菌体をかきとりこの全量を滅菌
済み発酵槽中の培地に添加して25°C13日間攪拌通
気培養した。
攪拌用プロペラの回転数は30C)rl)In、通気量
は0.5VVMとした。
この培地に滅菌済みS−ニコチンに3.!Ill添加し
、同一条件下で7日間培養を続けた。
この培養終了後のS−ノルニコチン量は0.415g(
基質s−ニコチンの13多(モル比)に相当〕であった
この培養済みの溶液71をヌッチェを用い東洋沢紙嵐1
の1紙で1過して菌体を除去した。
エバポレーターを用い約11になるまで減圧濃縮を行っ
たのち10%炭酸カリウム水溶液でpH10に調節しエ
ーテル31で3回に分けて抽出し、さらにこれを0.5
規定の塩酸水溶液11で抽出した。
エバポレーターを用い塩酸水溶液を約10m1に濃縮し
たものを、米国ウォーターズ社製の高速液体クロマトグ
ラフでマイクロボンダパックCI8カラム、溶媒として
メタノールと0.05モル重炭酸アンモニウム水溶液の
1=1混合物を1分間に2mlの流速で流して、S−ノ
ルニコチン相当部分のピーク部分の溶媒を0.5規定の
塩酸水溶液に捕集し、減圧濃縮して約20m1とした。
この濃縮液は再度2N苛性ソーダでpf−111に調製
後、クロロホルム30m1と0.5規定の塩酸水溶液1
0Tnlで抽出し、減圧濃縮を行い、S−ノルニコチン
2塩酸塩0.55gC基質S−ニコチンの11.5%(
モル比)に相当〕を得た。
S−ノルニコチンは反応性に富み、不安定な物質である
ため、S−ノルニコチン2塩酸塩の形で保存し、使用す
る直前にアルカリ性溶媒を用いてS−ノルニコチンとし
て使用に供する。
なお本発明においてS−ノルニコチンの定量法は次の方
法によった。
すなわち、培養液に等量のメタノールを加えて遠心分離
器を用いて毎分s、o o 。
回転で菌体と沈澱物を除いた上澄を、ウォーターズ社製
の高速液体クロマトグラフ、マイクロボンダパックCI
8カラム、溶媒としてメタノールと0.05モルの重炭
酸アンモニウム水溶液1:l、検出器として波長254
r/L11に調整した分光光度計を用いて、チャートの
ピーク面積からS−ノルニコチンの量を求めた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 S−ニコチンを加えた培地にペリキュラリアフィラ
    メントーザに属するニコチン分解菌を接種培養して得ら
    れる培養物からS−ノルニコチンを抽出採取することを
    特徴とするS−ノルニコチンの製造法。 2 ニコチン分解菌がペリキュラリア フイラメントー
    ザJTS−208菌株である特許請求の範囲第1項記載
    のS−ノルニコチンの製造法。
JP18040281A 1981-11-12 1981-11-12 S−ノルニコチンの製造法 Expired JPS5835680B2 (ja)

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JPH04334774A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Kajima Corp コンクリートポンプ装置 
JPH0736694U (ja) * 1993-12-17 1995-07-11 マシナリ−株式会社 食品搬送用ポンプ

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