JPS5837814B2 - 保温性,除湿性,無滴性に優れた農業用被覆材及びその製造方法 - Google Patents
保温性,除湿性,無滴性に優れた農業用被覆材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS5837814B2 JPS5837814B2 JP55076353A JP7635380A JPS5837814B2 JP S5837814 B2 JPS5837814 B2 JP S5837814B2 JP 55076353 A JP55076353 A JP 55076353A JP 7635380 A JP7635380 A JP 7635380A JP S5837814 B2 JPS5837814 B2 JP S5837814B2
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- JP
- Japan
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- nonwoven fabric
- dehumidification
- polyvinyl alcohol
- heat retention
- synthetic resin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
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- Laminated Bodies (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は保温性、除湿性、無滴性に優れた農業用被覆材
ならびにその製造方法に関するものである。
ならびにその製造方法に関するものである。
戦後、我が国の農業は施設農業を中心にめざましい発展
を遂げて来たが、最近の石油を取り巻く厳して環境下、
異常ともいえる重油価格の高騰の為、従来同様の重油に
依存する施設栽培では農業経営は成立できない状況下に
ある。
を遂げて来たが、最近の石油を取り巻く厳して環境下、
異常ともいえる重油価格の高騰の為、従来同様の重油に
依存する施設栽培では農業経営は成立できない状況下に
ある。
力八る厳しい状況下、省エネルギー農業実現の為のあら
ゆる対策が国公立の研究機関及び栽培農家を中心に検討
されているが、より保温性の高い農業用被覆材の開発並
びにその利用方法の検討もその一つである。
ゆる対策が国公立の研究機関及び栽培農家を中心に検討
されているが、より保温性の高い農業用被覆材の開発並
びにその利用方法の検討もその一つである。
又、一方、作物の施設栽培に於ける従来からの重大な課
題として被覆内の過湿化、多湿化、結露発生の防止対策
がある。
題として被覆内の過湿化、多湿化、結露発生の防止対策
がある。
即ち、作物の繁茂した密閉環境下に於では常に湿度が8
0〜90%以上の多湿状態となり易く、この多湿条件が
作物の病源菌の繁殖を助長し作物の安定生育を阻害する
ばかりか場合によっては枯死により全滅に至ることさえ
ある。
0〜90%以上の多湿状態となり易く、この多湿条件が
作物の病源菌の繁殖を助長し作物の安定生育を阻害する
ばかりか場合によっては枯死により全滅に至ることさえ
ある。
特に低温期に於では各種の果菜類を侵す灰色カビ病を筆
頭にトマトの疫病、キューりのベト病、菌核病等が多湿
、過湿条件によって誘発されるし作物体自身も多湿条件
下では軟弱生育となる為、できるだけ湿度を下げる努力
が払われており特に前記した如く省エネルギー農業の実
現が不可欠な今後に於では益々この多湿・過湿化、結露
発生の防止は重要な問題となってくる。
頭にトマトの疫病、キューりのベト病、菌核病等が多湿
、過湿条件によって誘発されるし作物体自身も多湿条件
下では軟弱生育となる為、できるだけ湿度を下げる努力
が払われており特に前記した如く省エネルギー農業の実
現が不可欠な今後に於では益々この多湿・過湿化、結露
発生の防止は重要な問題となってくる。
上記説明の如き最近の農業経営の環境下、省エネルギー
農業の実現及び密閉被覆内の多湿・過湿化、結露発生防
止の為の保温性、除湿性農業用被覆材としてポリエステ
ル、ポリプロピレン等の合成繊維よりなる不織布が利用
されているが、かかる不織布は以下に述べるような欠点
を有しており前記目的に合致した農業用被覆材としてま
だ必らずしも満足すべきものとはいえない。
農業の実現及び密閉被覆内の多湿・過湿化、結露発生防
止の為の保温性、除湿性農業用被覆材としてポリエステ
ル、ポリプロピレン等の合成繊維よりなる不織布が利用
されているが、かかる不織布は以下に述べるような欠点
を有しており前記目的に合致した農業用被覆材としてま
だ必らずしも満足すべきものとはいえない。
即ち、先ず第一に致命的な欠点として空隙部を有し通気
性である為、対流伝熱及び6〜17μ波長域の赤外線の
透過により日中蓄熱された太陽エネルギーを夜間に放出
し易く保温性が不充分であり、例えばポリエステル不織
布を例にとると被覆内の湿度によっても異るが、湿度6
0〜70%の状態で農業用被覆材として保温性の低いポ
リエチレン合成樹脂フイルム程度であり、又湿度80〜
90%以上の状態ではポリエチレン合成樹脂フイルムよ
り劣る保温性を有しているに過ぎない。
性である為、対流伝熱及び6〜17μ波長域の赤外線の
透過により日中蓄熱された太陽エネルギーを夜間に放出
し易く保温性が不充分であり、例えばポリエステル不織
布を例にとると被覆内の湿度によっても異るが、湿度6
0〜70%の状態で農業用被覆材として保温性の低いポ
リエチレン合成樹脂フイルム程度であり、又湿度80〜
90%以上の状態ではポリエチレン合成樹脂フイルムよ
り劣る保温性を有しているに過ぎない。
一方、空隙部をなくし非通気性としたのでは後でも述べ
るが素材に吸湿性、透湿性、吸水性が無い為に除湿性が
全く損われ、多湿・過湿化、結露発生の防止に何らの効
果も発揮しない。
るが素材に吸湿性、透湿性、吸水性が無い為に除湿性が
全く損われ、多湿・過湿化、結露発生の防止に何らの効
果も発揮しない。
更に又、他の欠点は従来の不織布による農業用被覆材は
通気性のある空隙部による透湿性、或いは毛細管現象に
よる保水性で被覆内の多湿・過湿化、結露発生を防止し
ようとするものであるが素材自身には吸湿性、吸水性が
無い為に、その効果も又充分満足できるものではないこ
とにある。
通気性のある空隙部による透湿性、或いは毛細管現象に
よる保水性で被覆内の多湿・過湿化、結露発生を防止し
ようとするものであるが素材自身には吸湿性、吸水性が
無い為に、その効果も又充分満足できるものではないこ
とにある。
本発明者らは既存の不織布からなる農業用被覆材の上記
諸欠点を解消すべく鋭意検討の結果、本発明を完成する
に至ったのであって、その目的とするところは保温性、
除湿性、無滴性に優−れた新規農業用被覆材を提供する
にある。
諸欠点を解消すべく鋭意検討の結果、本発明を完成する
に至ったのであって、その目的とするところは保温性、
除湿性、無滴性に優−れた新規農業用被覆材を提供する
にある。
又、本発明の他の目的は乾燥時、例えば日中においては
空隙を有して通気性を具有するが、膨潤時、例えば夜間
においては自動的に空隙の大部分を閉止し、保温性、除
湿性、無滴性を兼ね備えた優れた農業用の被覆材を提供
することにある。
空隙を有して通気性を具有するが、膨潤時、例えば夜間
においては自動的に空隙の大部分を閉止し、保温性、除
湿性、無滴性を兼ね備えた優れた農業用の被覆材を提供
することにある。
更に、本発明のもう1つの目的は前記新規な農業用被覆
材を製造するための熱処理を含む効果的な製造方法を提
供することにある。
材を製造するための熱処理を含む効果的な製造方法を提
供することにある。
本発明の更に他の目的ならびに効果は以下の記述により
順次明らかにされるであらう、しかし本発明はその目的
を免脱しない限りにおいて適宜、改変が許容されること
は勿論である。
順次明らかにされるであらう、しかし本発明はその目的
を免脱しない限りにおいて適宜、改変が許容されること
は勿論である。
しかして上述の目的を達或する本発明の特徴は先ず第1
に気孔率0.01〜0.7の不織布を基材とし、その構
成繊維又は/及びその交叉部に該不織布重量に対し0.
3〜3倍の熱処理されたポリビニルアルコール合戒樹脂
皮膜を形成被覆せしめた農業用被覆材によって達成され
、更に前記被覆材を製造する方法は気孔率o.oi〜0
.7の不織布にポリビニルアルコール合成樹脂を主成分
とする溶液を施与した後、一たん該ポリビニルアルコー
ル合成樹脂を固化せしめ次いで140〜220℃の温度
で熱処理を行い、該不織布繊維又はその交叉部に該不織
布重量に対して0.3〜3倍の熱処理ポリビニルアルコ
ール合成樹脂皮膜を形成被覆せしめる方法によって達成
される。
に気孔率0.01〜0.7の不織布を基材とし、その構
成繊維又は/及びその交叉部に該不織布重量に対し0.
3〜3倍の熱処理されたポリビニルアルコール合戒樹脂
皮膜を形成被覆せしめた農業用被覆材によって達成され
、更に前記被覆材を製造する方法は気孔率o.oi〜0
.7の不織布にポリビニルアルコール合成樹脂を主成分
とする溶液を施与した後、一たん該ポリビニルアルコー
ル合成樹脂を固化せしめ次いで140〜220℃の温度
で熱処理を行い、該不織布繊維又はその交叉部に該不織
布重量に対して0.3〜3倍の熱処理ポリビニルアルコ
ール合成樹脂皮膜を形成被覆せしめる方法によって達成
される。
本発明で使用される不織布はポリエステル、ポリオレフ
イン、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリアクリ
ロニトリル等の合成樹脂繊維、レイヨン、アセテート等
の化学繊維或いは綿、麻等の天然繊維からなり、これら
の繊度が1〜10デニール、好ましくは2〜6デニール
のものを公知ノ方法例えばニードルパンチ法、ステイツ
チ法、接着剤法,スパンボンド法等によって交絡結合し
て得られるものであるが、好ましくは後でも述べるよう
に吸湿性、吸水性の点で親水性繊維例えばポリビニルア
ルコール、レーヨン、アセテート等の繊維からなる不織
布であることが好適である。
イン、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリアクリ
ロニトリル等の合成樹脂繊維、レイヨン、アセテート等
の化学繊維或いは綿、麻等の天然繊維からなり、これら
の繊度が1〜10デニール、好ましくは2〜6デニール
のものを公知ノ方法例えばニードルパンチ法、ステイツ
チ法、接着剤法,スパンボンド法等によって交絡結合し
て得られるものであるが、好ましくは後でも述べるよう
に吸湿性、吸水性の点で親水性繊維例えばポリビニルア
ルコール、レーヨン、アセテート等の繊維からなる不織
布であることが好適である。
更に又、本発明で用いる前記の如き不織布の重要な性質
として気孔率が0.01−0.7程度、好ましくは0.
03〜0.5程度であることが肝要である。
として気孔率が0.01−0.7程度、好ましくは0.
03〜0.5程度であることが肝要である。
ここにいう気孔率とはみかげ比重を真の比重で除したも
のであって、いわば嵩高さを示すものであるが、この値
としては厚みも関連するので一義的な定義は難しいが、
気孔率が0.01よりも小さいと骨格として不充分であ
り強度的性質の点で好ましくなく、又、気孔率が0.7
より大きいとポリビニルアルコール合成樹脂を主成分と
する溶液を施与した場合、不織布構成繊維又はその交叉
部に該ポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を完全且つ均
一に形成被覆せしめる事が困難な上、得られるものが柔
軟性に欠けて実用性に乏しくなり、何れも好ましくない
。
のであって、いわば嵩高さを示すものであるが、この値
としては厚みも関連するので一義的な定義は難しいが、
気孔率が0.01よりも小さいと骨格として不充分であ
り強度的性質の点で好ましくなく、又、気孔率が0.7
より大きいとポリビニルアルコール合成樹脂を主成分と
する溶液を施与した場合、不織布構成繊維又はその交叉
部に該ポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を完全且つ均
一に形成被覆せしめる事が困難な上、得られるものが柔
軟性に欠けて実用性に乏しくなり、何れも好ましくない
。
本発明でいうポリビニルアルコール合成樹脂を主戒分と
する溶液とは、耐水性の点で好ましくは平均重合度1
000以上、鹸化度98%以上のポリビニルアルコール
合成樹脂を主成分とし、これに必要に応じて無機或いは
有機着色料、殺菌剤、繊維粉、気孔形或助剤等を配合し
たものからなる溶液を意味する。
する溶液とは、耐水性の点で好ましくは平均重合度1
000以上、鹸化度98%以上のポリビニルアルコール
合成樹脂を主成分とし、これに必要に応じて無機或いは
有機着色料、殺菌剤、繊維粉、気孔形或助剤等を配合し
たものからなる溶液を意味する。
このポリビニルアルコール合成樹脂は吸湿性、透湿性、
吸水性に優れると共に、6〜17μ波長域の赤外線透過
の阻止能力にも優れ、更に又吸湿、吸水時に膨潤する性
質を有しており、この特定のポリビニルアルコール合成
樹脂を主成分とする溶液を施与し不織布構成繊維又はそ
の交叉部にポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を形成・
被覆せしめることが後でも述べるが本発明に於ける最も
肝要な要件であり、他の素材からなる皮膜を形成被覆せ
しめたのでは本発明同様の効果は奏し得ないのである。
吸水性に優れると共に、6〜17μ波長域の赤外線透過
の阻止能力にも優れ、更に又吸湿、吸水時に膨潤する性
質を有しており、この特定のポリビニルアルコール合成
樹脂を主成分とする溶液を施与し不織布構成繊維又はそ
の交叉部にポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を形成・
被覆せしめることが後でも述べるが本発明に於ける最も
肝要な要件であり、他の素材からなる皮膜を形成被覆せ
しめたのでは本発明同様の効果は奏し得ないのである。
更に又、本発明の肝要な要件はポリビニルアルコール合
或樹脂を主成分とする溶液を不織布に施与した後、一た
ん固化せしめ次いで140〜220℃の温度で熱処理を
行うことにある。
或樹脂を主成分とする溶液を不織布に施与した後、一た
ん固化せしめ次いで140〜220℃の温度で熱処理を
行うことにある。
即ちポリビニルアルコール合成樹脂は前記の如き特性を
有しているのであるが、耐水性に乏しく吸湿、吸水によ
り溶出及びプロツキングする為に唯単に不織布繊維又は
その交叉部にポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を形成
・被覆せしめたのでは実用的に問題があり、少くとも1
40℃の温度で熱処理を行い実用的な耐水性を賦与せし
めることが肝要であって、140’Cより低い温度では
結晶化が不充分で実用的な耐水性の点で好ましくない。
有しているのであるが、耐水性に乏しく吸湿、吸水によ
り溶出及びプロツキングする為に唯単に不織布繊維又は
その交叉部にポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を形成
・被覆せしめたのでは実用的に問題があり、少くとも1
40℃の温度で熱処理を行い実用的な耐水性を賦与せし
めることが肝要であって、140’Cより低い温度では
結晶化が不充分で実用的な耐水性の点で好ましくない。
しかし220℃を越えるとポリビニルアルコール合成樹
脂が分解し易くなるので同様に好まし《ない。
脂が分解し易くなるので同様に好まし《ない。
又ポリビニルアルコール合成樹脂を耐水化する方法とし
て、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等のアルデヒ
ドを用い硫酸、燐酸等の触媒存在下にアセタール化する
方法があるが、かかる方法でハ耐水性は賦与できるもの
のポリビニルアルコール合成樹脂の有するOH基が減少
する為、吸湿性、透湿性、吸水性が著し《低下し且つ吸
湿、吸水時の膨潤性にも欠けるので本発明同様の効果は
期待できない。
て、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド等のアルデヒ
ドを用い硫酸、燐酸等の触媒存在下にアセタール化する
方法があるが、かかる方法でハ耐水性は賦与できるもの
のポリビニルアルコール合成樹脂の有するOH基が減少
する為、吸湿性、透湿性、吸水性が著し《低下し且つ吸
湿、吸水時の膨潤性にも欠けるので本発明同様の効果は
期待できない。
本発明に係る農業用被覆材は前記説明の不織布構成繊維
又はその交叉部あるいは両者を含め、熱処理ポリビニル
アルコール合成樹脂を主成分とする皮膜を形成被覆せし
めてなるものであるがその一態様及び効果について説明
すると次の通りである。
又はその交叉部あるいは両者を含め、熱処理ポリビニル
アルコール合成樹脂を主成分とする皮膜を形成被覆せし
めてなるものであるがその一態様及び効果について説明
すると次の通りである。
第1図〜第3図は本発明農業用被覆材の1例を示す説明
図であり図中、1は不織布構成繊維、2は該不織布構成
繊維の交叉部、3は熱処理ポリビニルアルコール合成樹
脂皮膜、4は構成繊維間の空隙部、5は気孔部、6はア
ルミニウム粉末を示し第1図に示す農業用被覆材は不織
布構成繊維とその交叉部に熱処理ポリビニルアルコール
合或樹脂皮膜(以下ポリビニルアルコール合成樹脂をP
VAと略記する)を形成被覆せしめたものであり第2図
に示す農業用被覆材はPVAを主成分とする溶液に気孔
形成助剤を配合して前記熱処理PVA皮膜に気孔部を形
成せしめたものであり、又、第3図に示す農業用被覆材
はPVAを主成分とする溶液に更にアルミニウム粉末を
配合して前記熱処理PVA皮膜に気孔部及びアルミニウ
ム粉末を保有せしめたものであるが、その他必要に応じ
て更にこれらに着色料、殺菌剤、繊維粉等を配合せしめ
ても良い。
図であり図中、1は不織布構成繊維、2は該不織布構成
繊維の交叉部、3は熱処理ポリビニルアルコール合成樹
脂皮膜、4は構成繊維間の空隙部、5は気孔部、6はア
ルミニウム粉末を示し第1図に示す農業用被覆材は不織
布構成繊維とその交叉部に熱処理ポリビニルアルコール
合或樹脂皮膜(以下ポリビニルアルコール合成樹脂をP
VAと略記する)を形成被覆せしめたものであり第2図
に示す農業用被覆材はPVAを主成分とする溶液に気孔
形成助剤を配合して前記熱処理PVA皮膜に気孔部を形
成せしめたものであり、又、第3図に示す農業用被覆材
はPVAを主成分とする溶液に更にアルミニウム粉末を
配合して前記熱処理PVA皮膜に気孔部及びアルミニウ
ム粉末を保有せしめたものであるが、その他必要に応じ
て更にこれらに着色料、殺菌剤、繊維粉等を配合せしめ
ても良い。
本発明農業用被覆材の特性,効果は上記のようにして得
られた熱処理PVAを主成分とする皮膜を不織布繊維又
はその交叉部に形成・被覆せしめることに存しておりこ
れによって所期の効果を発揮するが、次にこれについて
説明する。
られた熱処理PVAを主成分とする皮膜を不織布繊維又
はその交叉部に形成・被覆せしめることに存しておりこ
れによって所期の効果を発揮するが、次にこれについて
説明する。
先ず熱処理PVAは極めて吸湿性、透湿性、吸水性に優
れているので本発明農業用被覆材は空気中水分との親和
性に高く、且つ従来不織布からなる農業用被覆材の空隙
部による透湿性及び毛細管現象による保水性に加えて熱
処理PVA自身が優れた保水性を発揮する為に除湿性、
無滴性の高い農業用被覆材となるのである。
れているので本発明農業用被覆材は空気中水分との親和
性に高く、且つ従来不織布からなる農業用被覆材の空隙
部による透湿性及び毛細管現象による保水性に加えて熱
処理PVA自身が優れた保水性を発揮する為に除湿性、
無滴性の高い農業用被覆材となるのである。
この場合不織布を構成する繊維素材は前にも述べた如く
特に限定されるものではないが除湿性、無滴性の点で吸
湿性、吸水性の良好な親水性繊維素材例えばポリビニル
アルコール、レーヨン、アセテート等の繊維素材である
ことがより好適となるのである。
特に限定されるものではないが除湿性、無滴性の点で吸
湿性、吸水性の良好な親水性繊維素材例えばポリビニル
アルコール、レーヨン、アセテート等の繊維素材である
ことがより好適となるのである。
又、熱処理PVAは6〜17μ波長域の赤外線透過率が
低く夜間の放射冷却の阻止能力が高いので本発明農業用
被覆材は従来不織布からなる農業用被覆材に比し保温性
に優れたものとなるが更に保温性に関する重要な特性.
効果は次の点にある。
低く夜間の放射冷却の阻止能力が高いので本発明農業用
被覆材は従来不織布からなる農業用被覆材に比し保温性
に優れたものとなるが更に保温性に関する重要な特性.
効果は次の点にある。
即ち熱処理PVAは熱処理温度によって異るが吸湿、吸
水時に膨潤する為、本発明農業用被覆材は夜間の温度低
下時に結露する水分を吸水して膨潤し不織布の空隙部の
全部又は殆んど大部分をうめて密閉化する為に従来の不
織布からなる農業用被覆材の最大の欠点であった空隙部
の通気性の為の対流伝熱或いは6〜17μ波長域の赤外
線透過による保温性不足が解消され上記特性とあいまっ
て極めて保温性の優れた農業用被覆材となるのである。
水時に膨潤する為、本発明農業用被覆材は夜間の温度低
下時に結露する水分を吸水して膨潤し不織布の空隙部の
全部又は殆んど大部分をうめて密閉化する為に従来の不
織布からなる農業用被覆材の最大の欠点であった空隙部
の通気性の為の対流伝熱或いは6〜17μ波長域の赤外
線透過による保温性不足が解消され上記特性とあいまっ
て極めて保温性の優れた農業用被覆材となるのである。
夜間の温度低下時に不織布の空隙部をうめて密閉化でき
るようにするには不織布の気孔率、熱処理PVAO熱処
理温度、換言すれば膨潤度及び被覆量を適宜設計組合せ
ることが有効である。
るようにするには不織布の気孔率、熱処理PVAO熱処
理温度、換言すれば膨潤度及び被覆量を適宜設計組合せ
ることが有効である。
なお第2図に示す本発明農業用被覆材の如くPVAを主
成分とする溶液に気孔形成助剤を配合して熱処理PVA
皮膜に気孔部を形成せしめたものはこの気孔部が断熱層
として働く為に更に保温性の高い農業用被覆材となるし
、更に又第3図に示す本発明農業用被覆材の如く更にア
ルミニウム粉末を配合して熱処理PVA皮膜中に気孔部
及びアルミニウム粉末を保有せしめたものはアルミニウ
ムの優れた6〜17μ波長域の赤外線遮蔽性が加わり更
に一段と保温性の優れた農業用被覆材となり好適である
。
成分とする溶液に気孔形成助剤を配合して熱処理PVA
皮膜に気孔部を形成せしめたものはこの気孔部が断熱層
として働く為に更に保温性の高い農業用被覆材となるし
、更に又第3図に示す本発明農業用被覆材の如く更にア
ルミニウム粉末を配合して熱処理PVA皮膜中に気孔部
及びアルミニウム粉末を保有せしめたものはアルミニウ
ムの優れた6〜17μ波長域の赤外線遮蔽性が加わり更
に一段と保温性の優れた農業用被覆材となり好適である
。
以下、本発明方法の具体的な実施態様について更に詳述
すると、先ず好ましくは平均重合度1000以上、鹸化
度98%以上のPVAを単独或いは適宜混合したものを
水に溶解して10〜15%程度の水溶液としこれに必要
に応じて無機或いは有機着色料、気孔形成助剤、繊維粉
、殺菌剤等を加えてPVAを主或分とする溶液とする。
すると、先ず好ましくは平均重合度1000以上、鹸化
度98%以上のPVAを単独或いは適宜混合したものを
水に溶解して10〜15%程度の水溶液としこれに必要
に応じて無機或いは有機着色料、気孔形成助剤、繊維粉
、殺菌剤等を加えてPVAを主或分とする溶液とする。
気孔形成助剤を混合するときは例えば重炭酸ソーダ、ブ
タンガスマイクロカプセル等一定温度で分解発泡してガ
スを発生するものが適用できるが溶液調整段階での分解
発泡を防ぐ為に分解発泡温度以下の温度で配合せしめる
ことが肝要である。
タンガスマイクロカプセル等一定温度で分解発泡してガ
スを発生するものが適用できるが溶液調整段階での分解
発泡を防ぐ為に分解発泡温度以下の温度で配合せしめる
ことが肝要である。
又、アルミニウム粉末を配合せしめる場合は用いるアル
ミニウム粉末の平均粒子径が10〜50μであることが
好適であり10μより小さいと光反射性に欠け6〜17
μ波長域の赤外線遮蔽性に劣り又50μより太きいと付
着性に欠け脱落し易いので何れも好ましくない。
ミニウム粉末の平均粒子径が10〜50μであることが
好適であり10μより小さいと光反射性に欠け6〜17
μ波長域の赤外線遮蔽性に劣り又50μより太きいと付
着性に欠け脱落し易いので何れも好ましくない。
かくして得られたPVAを主成分とする溶液を不織布に
施与するには通常の液体施与法が何れも使用し得、例え
ば浸漬ヨ咬り法、スプレー法、コート法等があり又、後
例の場合適宜絞りロール・ドクター等で均整、含浸化を
行うことも良い。
施与するには通常の液体施与法が何れも使用し得、例え
ば浸漬ヨ咬り法、スプレー法、コート法等があり又、後
例の場合適宜絞りロール・ドクター等で均整、含浸化を
行うことも良い。
尚、施与量は固化、熱処理後の熱処理PVA皮膜の形成
・被覆量が不織布重量に対して0.3〜3倍となるよう
に適宜原液濃度、絞り量、スプレー量等を調節してやれ
ば良《0.3倍より少いと吸湿、吸水、保水性に乏しく
且つ吸湿、吸水時の膨潤量が小さくて好ましくなく3倍
より多いと得られるものが柔軟性に乏しく実用性の点で
好ましくない。
・被覆量が不織布重量に対して0.3〜3倍となるよう
に適宜原液濃度、絞り量、スプレー量等を調節してやれ
ば良《0.3倍より少いと吸湿、吸水、保水性に乏しく
且つ吸湿、吸水時の膨潤量が小さくて好ましくなく3倍
より多いと得られるものが柔軟性に乏しく実用性の点で
好ましくない。
以上の如くして得られたPVAを主成分とする溶液を施
与された不織布に対し湿式法若しくは乾式法でPVAを
固定せしめ次いで熱処理を行ってPVAに耐水性を賦与
せしめる。
与された不織布に対し湿式法若しくは乾式法でPVAを
固定せしめ次いで熱処理を行ってPVAに耐水性を賦与
せしめる。
乾式法で固化せしめるには80〜100℃程度の温度下
でシリンダー乾燥或いは熱風乾燥等で行えば良く又湿式
法で固化させるには硫安、芒硝等PVAに対して凝固能
力の高い塩類の飽和水溶液中に常温〜80℃程度の温度
下に浸漬して固化させれば良いが後者の湿式法に於では
塩類を除去する為に充分なる水洗を行う必要がある。
でシリンダー乾燥或いは熱風乾燥等で行えば良く又湿式
法で固化させるには硫安、芒硝等PVAに対して凝固能
力の高い塩類の飽和水溶液中に常温〜80℃程度の温度
下に浸漬して固化させれば良いが後者の湿式法に於では
塩類を除去する為に充分なる水洗を行う必要がある。
又、熱処理の条件は前にも述べたが140〜220℃の
温度範囲で適宜温度設定して行えば良いが短時間で結晶
化を進め有効なる耐水性を賦与するには熱風によるオー
プン法よりも加熱シリンダー法による方が望ましいとさ
れる。
温度範囲で適宜温度設定して行えば良いが短時間で結晶
化を進め有効なる耐水性を賦与するには熱風によるオー
プン法よりも加熱シリンダー法による方が望ましいとさ
れる。
気孔形成助剤を配合し気孔部を形成させる場合は上記説
明のPVAの固化若しくは熱処理時に分解発泡せしめて
行えば良い。
明のPVAの固化若しくは熱処理時に分解発泡せしめて
行えば良い。
かくして得られる本発明農業用被覆材は不織布の繊維又
はその交叉部にPVAを主成分とする皮膜を特定比で形
戒・被覆せしめたものであり、その厚さは通常、57n
11L以下で、3關前後が実用に適しPVAのもつ高い
吸湿性、透湿性、吸水性によって優れた除湿性、無滴性
を発揮すると共にPVAの6〜17μ波長域の赤外線の
非透過性及び夜間の温度低下時の吸湿、吸水膨潤化によ
る密閉化によって極めて良好な保温性を発揮する等の利
点を有し゛(省エネルギー農業及び多湿・過湿・結露防
止用の被覆材として好適で、露地トンネル用、ハウス内
カーテン用、ノ・ウス内小トンネル用等に広く利用でき
るものである。
はその交叉部にPVAを主成分とする皮膜を特定比で形
戒・被覆せしめたものであり、その厚さは通常、57n
11L以下で、3關前後が実用に適しPVAのもつ高い
吸湿性、透湿性、吸水性によって優れた除湿性、無滴性
を発揮すると共にPVAの6〜17μ波長域の赤外線の
非透過性及び夜間の温度低下時の吸湿、吸水膨潤化によ
る密閉化によって極めて良好な保温性を発揮する等の利
点を有し゛(省エネルギー農業及び多湿・過湿・結露防
止用の被覆材として好適で、露地トンネル用、ハウス内
カーテン用、ノ・ウス内小トンネル用等に広く利用でき
るものである。
以下、本発明を実施例によって説明する。
尚、実施例中の諸物性値は以下の方法によって測定した
ものである。
ものである。
(吸湿率)
20℃、65%RH条件下に24時間試料を放置した時
の重量(W1 )と同試料を50℃で10時間真空乾燥
した時の絶乾重量(WO )を測定し次式より求めた
。
の重量(W1 )と同試料を50℃で10時間真空乾燥
した時の絶乾重量(WO )を測定し次式より求めた
。
(最犬保水率)
20℃の水中に10時間試料を浸漬後引上げ水滴の落下
間隔が10秒以上になった時の重量(W,)と同試料を
70℃で24時間真空乾燥した時の絶乾重量(Wo )
を測定し次式より求めた。
間隔が10秒以上になった時の重量(W,)と同試料を
70℃で24時間真空乾燥した時の絶乾重量(Wo )
を測定し次式より求めた。
(吸水速度)
試料を10X150mmに切断し、試料を下部より20
關の所に基線を引き基線より5Qmmの所に更に線を引
く。
關の所に基線を引き基線より5Qmmの所に更に線を引
く。
試料を20゜Cの水に基線まで漬け水が基線より50關
上の線まで浸透する時間(砂)をストップウオッチで測
定して表示シタ。
上の線まで浸透する時間(砂)をストップウオッチで測
定して表示シタ。
(保温度)
間口約1.2mm,高さ約0.6m、全長約20mのト
ンネル式被覆下の夜間最低温度(t1)と無被覆下の夜
間長低温度(t2)を地上10CrILの高さでそれぞ
れ測定し次式より求めた。
ンネル式被覆下の夜間最低温度(t1)と無被覆下の夜
間長低温度(t2)を地上10CrILの高さでそれぞ
れ測定し次式より求めた。
(使用性)
30人に試料を配布し、
トンネル被覆及びノ・ウ
ス内カーテン張りで実用試験を行い展張性、開閉性など
についてのアンケートより分類整埋した結果である。
についてのアンケートより分類整埋した結果である。
(耐久性)
保温度と同じトンネル被覆にて3ケ月間展張試験を行い
雨風等による破損状態を調べた結果である。
雨風等による破損状態を調べた結果である。
実施例 1
平均重合度1700、鹸化度99.9%の完全鹸化PV
Aを水に分散させ、攪拌しながら98℃に加熱して溶解
させ40℃に冷却してPVA9%水溶液を作製した。
Aを水に分散させ、攪拌しながら98℃に加熱して溶解
させ40℃に冷却してPVA9%水溶液を作製した。
一方、繊維長507I17l、繊度3デニール、気孔率
0.1のポリエステル不織布をロール巻にしたものを準
備し、該不織布を前記PVA水溶液中に連続的に導いた
後、2本のロール間で絞り一定量のPVA水溶液を含浸
せしめた。
0.1のポリエステル不織布をロール巻にしたものを準
備し、該不織布を前記PVA水溶液中に連続的に導いた
後、2本のロール間で絞り一定量のPVA水溶液を含浸
せしめた。
次いでテフロンコーティングのされた蒸気加熱シリンダ
ーを用いて表面温度100℃でPVA水溶液を固化せし
めた後、エツソサーム加熱シリンダー上で30秒間熱処
理を行い本発明品を製造した。
ーを用いて表面温度100℃でPVA水溶液を固化せし
めた後、エツソサーム加熱シリンダー上で30秒間熱処
理を行い本発明品を製造した。
この場合、熱処理温度が160℃である本発明品l、1
80℃である本発明品2、200℃である本発明品3を
得た。
80℃である本発明品2、200℃である本発明品3を
得た。
尚、PVAの付着量は本発明品1〜3何れも不織布重量
に対して1.2倍であった。
に対して1.2倍であった。
この本発明品1〜3について夫々吸湿性、吸水性、保温
性を調べ、得られた結果を第1表に示した。
性を調べ、得られた結果を第1表に示した。
又、比較の意味で本発明品1〜3に用いた不織布のみ及
び従来農業用被覆材として用いられているポリエステル
不織布(ユニチカ製、商品名ラフシ一ト)、ポリオレフ
イン不織布(三井石油化学製、商品名シンテツクスシー
ト)についても同様な測定を行い得られた結果を第1表
に併記した。
び従来農業用被覆材として用いられているポリエステル
不織布(ユニチカ製、商品名ラフシ一ト)、ポリオレフ
イン不織布(三井石油化学製、商品名シンテツクスシー
ト)についても同様な測定を行い得られた結果を第1表
に併記した。
この第1表にみられるように、本発明による製品は従来
品に比し極めて吸湿性、吸水性及び保温性に優れており
、厳寒期の作物栽培にとって好適な被覆材であることが
明らかである。
品に比し極めて吸湿性、吸水性及び保温性に優れており
、厳寒期の作物栽培にとって好適な被覆材であることが
明らかである。
実施例 2
実施例1と同様にして本発明品を製造するに際し熱処理
温度を180℃一定とし、用いるPVA水溶液がPVA
9%水溶液に2%のブタンガスマイクロカプセル(発泡
温度70℃)を添加したものである本発明品4、PVA
9%水溶液に2%のブタンガスマイクロカプセルと5%
のアルミニウム粉末(平均粒子径20〜30μ)を添加
したものである本発明品5を得た。
温度を180℃一定とし、用いるPVA水溶液がPVA
9%水溶液に2%のブタンガスマイクロカプセル(発泡
温度70℃)を添加したものである本発明品4、PVA
9%水溶液に2%のブタンガスマイクロカプセルと5%
のアルミニウム粉末(平均粒子径20〜30μ)を添加
したものである本発明品5を得た。
本発明品4〜5について吸湿性、吸水性、保温性を夫々
さきの記載に従って測定しその測定結果を第2表に示し
たが表より明らかなように本発明品4〜5は吸湿性、吸
水性に於では本発明品1〜3と同程度で良好であり、保
温性に於では形威された気孔による断熱性、更にはアル
ミニウム粉末による6〜17μ波長域の赤外線の遮蔽性
の為に本発明品1〜3より更に1段と高い保温性を発揮
し、より好適な農業用被覆材であることが首肯される。
さきの記載に従って測定しその測定結果を第2表に示し
たが表より明らかなように本発明品4〜5は吸湿性、吸
水性に於では本発明品1〜3と同程度で良好であり、保
温性に於では形威された気孔による断熱性、更にはアル
ミニウム粉末による6〜17μ波長域の赤外線の遮蔽性
の為に本発明品1〜3より更に1段と高い保温性を発揮
し、より好適な農業用被覆材であることが首肯される。
実施例 3
実施例1に於で熱処理温度を160℃一定とし使用する
不織布を種々変更する他は同様にして本発明品を製造し
た。
不織布を種々変更する他は同様にして本発明品を製造し
た。
この場合使用する不織布として繊維長70mm、繊度3
デニール、気孔率0.1のポリビニルアルコール繊維(
ビニロン繊維)よりなる不織布を用いた本発明品6及び
繊維長50am、繊度5デニール、気孔率0.1のレー
ヨン繊維よりなる不織布を用いた本発明品7を得た。
デニール、気孔率0.1のポリビニルアルコール繊維(
ビニロン繊維)よりなる不織布を用いた本発明品6及び
繊維長50am、繊度5デニール、気孔率0.1のレー
ヨン繊維よりなる不織布を用いた本発明品7を得た。
本発明品6〜7は、保温性に於ては本発明品1〜3と同
程度の良好な性能を発揮して更に吸湿性、吸水性に於で
は測定結果を第3表に示した如く親水性繊維からなる不
織布を用いた為に本発明品1〜3より優れた性能を示し
より好適な農業用被覆材である。
程度の良好な性能を発揮して更に吸湿性、吸水性に於で
は測定結果を第3表に示した如く親水性繊維からなる不
織布を用いた為に本発明品1〜3より優れた性能を示し
より好適な農業用被覆材である。
実施例 4
実施例1に於で熱処理温度を160℃一定とし、PVA
水溶液の施与量を種々変更する他は同様にして本発明品
8〜10及び比較品1〜2を製造した。
水溶液の施与量を種々変更する他は同様にして本発明品
8〜10及び比較品1〜2を製造した。
得られたものについて吸湿性、吸水性、保温性及び使用
性について調べ得られた結果を第4表に示した。
性について調べ得られた結果を第4表に示した。
第4表にみられるように不織布とPVA付着量の重量比
がある範囲内で特に効果的*木なことがわかる。
がある範囲内で特に効果的*木なことがわかる。
実施例 5
気孔率が第5表の如く種々異る不織布を用いる他は実施
例1と同様にし160℃の温度で熱処理を行って本発明
品11〜13及び比較品3〜4を※※製造した。
例1と同様にし160℃の温度で熱処理を行って本発明
品11〜13及び比較品3〜4を※※製造した。
得られたものについて吸湿性、吸水性、保温性、使用性
及び耐久性について調べた結果を第5表に示したが表よ
り明らかなように不織布の気孔率が或る範囲内で良好な
結果が得られている。
及び耐久性について調べた結果を第5表に示したが表よ
り明らかなように不織布の気孔率が或る範囲内で良好な
結果が得られている。
第1図乃至第3図は何れも本発明農業用被覆材の実施例
を示す説明図である。 1・・・・・・不織布繊維、2・・・・・・不織布繊維
の交叉部、3・・・・・・熱処理PVA皮膜、4・・・
・・・空隙部、5・・・・・・気孔部、6・・・・・・
アルミニウム粉末。
を示す説明図である。 1・・・・・・不織布繊維、2・・・・・・不織布繊維
の交叉部、3・・・・・・熱処理PVA皮膜、4・・・
・・・空隙部、5・・・・・・気孔部、6・・・・・・
アルミニウム粉末。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 気孔率0.01〜0.7の不織布に、該不織布構成
繊維又は/及びその交叉部に該不織布重量に対し0.3
〜3倍の熱処理ポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を形
成被覆せしめてなり、該皮膜は乾燥時、前記不織布の構
成繊維間隙に空隙を保有するが、膨潤したときは、少く
とも該空隙の殆んど大部分を閉ざし、全面にわたり実質
上、非通気状態を呈することを特徴とする保温性、除湿
性、無滴性に優れた農業用被覆材。 2 不織布が親水性繊維からなる不織布である特許請求
の範囲第1項記載の保温性、除湿性、無滴性に優れた農
業用被覆材。 3 不織布と熱処理ポリビニルアルコール合成樹脂皮膜
からなる被覆材の厚さが5■以下である特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の保温性、除湿性、無滴性に優れ
た農業用被覆材。 4 気孔率0.01〜0.7の不織布にポリビニルアル
コール合成樹脂を主戒分とする溶液を施与した後一旦、
該ポリビニルアルコール合成樹脂を固化せしめ次いで1
40〜220℃の温度で熱処理を行い、該不織布構成繊
維又は/及びその交叉部に該不織布重量に対し0.3〜
3倍の熱処理ポリビニルアルコール合成樹脂皮膜を形成
被覆せしめてなる保温性、除湿性、無滴性に優れた農業
用被覆材の製造方法。 5 不織布が親水性繊維からなる不織布である特許請求
の範囲第4項記載の保温性、除湿性、無滴性に優れた農
業用被覆材の製造方法。 6 ポリビニルアルコール合成樹脂を主成分とする溶液
が気孔形成助剤を含むものである特許請求の範囲第4項
又は第5項記載の保温性、除湿性、無滴性に優れた農業
用被覆材の製造方法。 7 ポリビニルアルコール合成樹脂を主成分とする溶液
が平均粒子径10〜50μのアルミニウム粉末を含むも
のである特許請求の範囲第4項第5項又は第6項記載の
保温性、除湿性、無滴性に優れた農業用被覆材の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55076353A JPS5837814B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 保温性,除湿性,無滴性に優れた農業用被覆材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55076353A JPS5837814B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 保温性,除湿性,無滴性に優れた農業用被覆材及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS572623A JPS572623A (en) | 1982-01-08 |
| JPS5837814B2 true JPS5837814B2 (ja) | 1983-08-18 |
Family
ID=13602990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55076353A Expired JPS5837814B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | 保温性,除湿性,無滴性に優れた農業用被覆材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837814B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61180623U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-11 |
-
1980
- 1980-06-05 JP JP55076353A patent/JPS5837814B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61180623U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS572623A (en) | 1982-01-08 |
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