JPS583969B2 - アルミナ製造法 - Google Patents
アルミナ製造法Info
- Publication number
- JPS583969B2 JPS583969B2 JP55059904A JP5990480A JPS583969B2 JP S583969 B2 JPS583969 B2 JP S583969B2 JP 55059904 A JP55059904 A JP 55059904A JP 5990480 A JP5990480 A JP 5990480A JP S583969 B2 JPS583969 B2 JP S583969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- alumina
- separated
- bauxite
- sodalite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ボーキサイトをアルミン酸ナトリウム溶液で
処理してアルミナを製造する、いわゆるバイヤー法にお
いて残渣として排出される赤泥を酸化鉄やチタニアのよ
うなアルカリ不溶の成分とソーダライト組成物のような
脱硅生成物とに分離する方法に関するものである。
処理してアルミナを製造する、いわゆるバイヤー法にお
いて残渣として排出される赤泥を酸化鉄やチタニアのよ
うなアルカリ不溶の成分とソーダライト組成物のような
脱硅生成物とに分離する方法に関するものである。
良く知られでいるように、バイヤー法において多量の赤
泥が排出されるが、現在の処では道路用材料などとして
僅かな量が利用されているに過ぎない。
泥が排出されるが、現在の処では道路用材料などとして
僅かな量が利用されているに過ぎない。
この理由は赤泥の脱水が困難なこと、取扱いが不便なこ
となどの他に、後出の表1に示す代表的な分析例から明
らかなように赤泥は種々の成分から成っており、何れの
成分の特徴も活かすことができないからである。
となどの他に、後出の表1に示す代表的な分析例から明
らかなように赤泥は種々の成分から成っており、何れの
成分の特徴も活かすことができないからである。
表1に示された赤泥成分のなかで、R−8102(粘土
型のシリカ)はアルカリ可溶であり、石英質のSiO2
(この量とR−8102量の合計がT一8102)、酸
化鉄および酸化チタンは実質的にアルカリ不溶である。
型のシリカ)はアルカリ可溶であり、石英質のSiO2
(この量とR−8102量の合計がT一8102)、酸
化鉄および酸化チタンは実質的にアルカリ不溶である。
従って赤泥をアルカリ可溶分とアルカリ不溶分に巧みに
分離できれば、前者は各種充填剤、軽量骨材、吸着剤な
どとしての応用面が開かれ、一方後者はセメントや製鉄
の副原料、顔料などとしで利用され易くなり、従来廃棄
に種種の問題を生じていた赤泥が有効に活用されること
になる。
分離できれば、前者は各種充填剤、軽量骨材、吸着剤な
どとしての応用面が開かれ、一方後者はセメントや製鉄
の副原料、顔料などとしで利用され易くなり、従来廃棄
に種種の問題を生じていた赤泥が有効に活用されること
になる。
赤泥中の各種成分の分離は、排出後の赤泥を公知の方法
で適宜処理することによって容易に行なうことができる
が、このように別の工程で処理する方法は、経済性を考
慮すれば工業的実施は殆ど不可能なことは明らかである
。
で適宜処理することによって容易に行なうことができる
が、このように別の工程で処理する方法は、経済性を考
慮すれば工業的実施は殆ど不可能なことは明らかである
。
一方、バイヤー法はアルカリ側で操業が行われるわけで
あるから、同法の工程の中に上記成分の分離を行なう工
程を巧みに組み込むことができれば、工業的にその分離
を行なうことができる筈である。
あるから、同法の工程の中に上記成分の分離を行なう工
程を巧みに組み込むことができれば、工業的にその分離
を行なうことができる筈である。
ボーキサイト中のSi02を予め除く方法としてR−S
iO2含有量の大きなボーキサイトを高温で焼成し、希
薄アルカリ液で溶出除去するLautawerk法が知
られているが、莫大な熱エネルギーと、アルミナの特定
抽出条件を必要とし、通常のボーキサイトに適用するこ
とは経済性から見て不可能である。
iO2含有量の大きなボーキサイトを高温で焼成し、希
薄アルカリ液で溶出除去するLautawerk法が知
られているが、莫大な熱エネルギーと、アルミナの特定
抽出条件を必要とし、通常のボーキサイトに適用するこ
とは経済性から見て不可能である。
バイヤー法において、ボーキサイトからのアルミナ抽出
液に対するR−8102の挙動は、次のようであること
が判っている。
液に対するR−8102の挙動は、次のようであること
が判っている。
すなわち、それは一旦アルミン酸ナトリウム溶液に溶出
するが、溶液中のシリカ濃度が一定値を超えるとソーダ
ライト等の核が発生して、これが種子効果を示し、シリ
カがソーダライトを主成分とする組成物として析出する
ようになる。
するが、溶液中のシリカ濃度が一定値を超えるとソーダ
ライト等の核が発生して、これが種子効果を示し、シリ
カがソーダライトを主成分とする組成物として析出する
ようになる。
R−8102のアルミン酸ナトリウム溶液に対する溶解
速度はアルミナと同様であって、抽出液の温度、ソーダ
濃度およびNa20/Al203モル比(以下単にモル
比と称する)が高い程、大きくなるが溶解したR−81
02がソーダライト化合物となって析出する臨界濃度は
、抽出液の温度が低い程、ソーダ濃度が高い程、そして
モル比が低い程高くなり、このような条件では析出速度
も小さくなる。
速度はアルミナと同様であって、抽出液の温度、ソーダ
濃度およびNa20/Al203モル比(以下単にモル
比と称する)が高い程、大きくなるが溶解したR−81
02がソーダライト化合物となって析出する臨界濃度は
、抽出液の温度が低い程、ソーダ濃度が高い程、そして
モル比が低い程高くなり、このような条件では析出速度
も小さくなる。
従って、原理的にはR−SiO2が溶解するが析出しな
い条件でボーキサイトを抽出液で処理した後濾過し(こ
の工程を以後R−8102溶出工程と称する)、濾滓を
通常のバイヤ一工程へ、また濾液に必要に応じて種子を
添加して溶解しているR一Si02をソーダライト等の
組成物として析出せしめたのち、濾過し(この工程を以
後R−8102析出工程と称し、上記工程と合わせた全
工程を脱硅工程と称する)、濾液を、このプロセスに循
環するようにすれば、R−Si02成分の分離が行われ
るようになる。
い条件でボーキサイトを抽出液で処理した後濾過し(こ
の工程を以後R−8102溶出工程と称する)、濾滓を
通常のバイヤ一工程へ、また濾液に必要に応じて種子を
添加して溶解しているR一Si02をソーダライト等の
組成物として析出せしめたのち、濾過し(この工程を以
後R−8102析出工程と称し、上記工程と合わせた全
工程を脱硅工程と称する)、濾液を、このプロセスに循
環するようにすれば、R−Si02成分の分離が行われ
るようになる。
然しなから、このようなプロセスにおいて、R−SiO
2溶出工程でR−8102の析出を避けるためには、例
えば抽出液のソーダ濃度を高くするか、あるいは大量の
抽出液を用いるようにしなければならず、そうなると、
R−SiO2析出工程でのR−Si02の析出が困難と
なる。
2溶出工程でR−8102の析出を避けるためには、例
えば抽出液のソーダ濃度を高くするか、あるいは大量の
抽出液を用いるようにしなければならず、そうなると、
R−SiO2析出工程でのR−Si02の析出が困難と
なる。
また、このようなピロセスをバイヤ一工程の前工程とし
で組み入れ、その工程内でアルカリ溶液を循環せしめる
と、この工程内の循環液はアルミナで直ちに飽和するの
で、最早ボーキサイト中のアルミナを溶解しなくなり、
その結果ボーキサイト粒子が崩壊しなくなってR−Si
02の溶解量も低下するので、この工程のなかに循環液
からアルミナを抜く工程が必要となって来る。
で組み入れ、その工程内でアルカリ溶液を循環せしめる
と、この工程内の循環液はアルミナで直ちに飽和するの
で、最早ボーキサイト中のアルミナを溶解しなくなり、
その結果ボーキサイト粒子が崩壊しなくなってR−Si
02の溶解量も低下するので、この工程のなかに循環液
からアルミナを抜く工程が必要となって来る。
上記したように、バイヤ一工程を利用して赤泥をR−S
i02含有物とアルカリ不溶性物の二種に分離すること
は実際面で多くの困難があり、従来は工業規模で実施さ
れでいない。
i02含有物とアルカリ不溶性物の二種に分離すること
は実際面で多くの困難があり、従来は工業規模で実施さ
れでいない。
本発明は、通常のバイヤー法において排出される赤泥を
、通常のアルミナ生産能率を維持しつつ、アルカリ可溶
部分とアルカリ不溶部分に効果的に分離することを目的
としたものであって、通常のバイヤー法の工程の前段に
脱硅工程を設け、この工程をアルミナ抽出工程と有機的
に結びつけ、赤泥成分の分別とアルミナの抽出とを同時
に行なうことを、その要旨とするものである。
、通常のアルミナ生産能率を維持しつつ、アルカリ可溶
部分とアルカリ不溶部分に効果的に分離することを目的
としたものであって、通常のバイヤー法の工程の前段に
脱硅工程を設け、この工程をアルミナ抽出工程と有機的
に結びつけ、赤泥成分の分別とアルミナの抽出とを同時
に行なうことを、その要旨とするものである。
すなわち、本発明方法は、ボーキサイトをアルミン酸ナ
トリウム溶液(以下単に溶液という)で処理して不溶解
残渣を赤泥としで排出し、一方赤泥を分離した溶液から
水酸化アルミニウムを析出せしめ、これを焼成してアル
ミナとし、水酸化アルミニウム分離後の溶液を循環使用
する、いわゆるバイヤー法において、ボーキサイトを溶
液で処理してアルカリ可溶性シリカを溶出せしめ、溶出
したシリカをソーダライト組成物として析出分離する脱
硅工程と、該脱硅処理されたボーキサイトを溶液で処理
してアルミナを抽出する主工程を設け、主工程の水酸化
アルミニウムを分離した溶液と、脱硅工程の析出したソ
ーダライト組成物を分離した溶液の少なくとも一部との
混合溶液を脱硅工程用の溶液とし、残余の溶液を主工程
用の溶液とすることを特徴とするものである。
トリウム溶液(以下単に溶液という)で処理して不溶解
残渣を赤泥としで排出し、一方赤泥を分離した溶液から
水酸化アルミニウムを析出せしめ、これを焼成してアル
ミナとし、水酸化アルミニウム分離後の溶液を循環使用
する、いわゆるバイヤー法において、ボーキサイトを溶
液で処理してアルカリ可溶性シリカを溶出せしめ、溶出
したシリカをソーダライト組成物として析出分離する脱
硅工程と、該脱硅処理されたボーキサイトを溶液で処理
してアルミナを抽出する主工程を設け、主工程の水酸化
アルミニウムを分離した溶液と、脱硅工程の析出したソ
ーダライト組成物を分離した溶液の少なくとも一部との
混合溶液を脱硅工程用の溶液とし、残余の溶液を主工程
用の溶液とすることを特徴とするものである。
本発明方法を、回分方式の実施態様に基づいて詳細に説
明するが、連続方式による実施も可能であることは言う
までもない。
明するが、連続方式による実施も可能であることは言う
までもない。
第1図は、本発明方法の一つの実施態様を示した概略の
工程図で、左側の系が脱硅工程、そして右側の系が主工
程である。
工程図で、左側の系が脱硅工程、そして右側の系が主工
程である。
ボーキサイトAは、R−SiO2溶出槽1において、R
−Si02溶出処理を受けた後、濾過機2によって濾液
と濾滓(すなわち脱硅されたボーキサイト)に分離され
る。
−Si02溶出処理を受けた後、濾過機2によって濾液
と濾滓(すなわち脱硅されたボーキサイト)に分離され
る。
濾液は次のR−8102析出槽3に送られ、必要に応じ
てソーダライト種子が添加されて溶存しているシリカが
ソーダライト組成物として析出する。
てソーダライト種子が添加されて溶存しているシリカが
ソーダライト組成物として析出する。
析出が終った液は濾過機4によってソーダライト組成物
Bと濾液に分離され、濾液は一部を分岐され、残余は貯
槽12に入れられる。
Bと濾液に分離され、濾液は一部を分岐され、残余は貯
槽12に入れられる。
脱硅されたボーキサイトは、通常のバイヤー法と全く同
様に処理される。
様に処理される。
すなわち、蒸煮缶5においてアルミナ溶出処理を受けた
後、シックナー6によって鉄分含有量の高い残渣を含む
泥漿とアルミナ含有量の高い溶液とに分けられる。
後、シックナー6によって鉄分含有量の高い残渣を含む
泥漿とアルミナ含有量の高い溶液とに分けられる。
前者は濾過機7において、鉄分含有量の高い残渣C(従
来の赤泥よりもシリカ分の少ないもの)と濾液に分離さ
れるが、濾液はそのなかの微粒子の回収のため、シツク
ナー6に循環される。
来の赤泥よりもシリカ分の少ないもの)と濾液に分離さ
れるが、濾液はそのなかの微粒子の回収のため、シツク
ナー6に循環される。
アルミナ含有量の高い溶液は、水酸化アルミニウム析出
槽8において、水酸化アルミニウム種子が添加されで、
溶存しているアルミナ分が水酸化アルミニウムとして析
出する。
槽8において、水酸化アルミニウム種子が添加されで、
溶存しているアルミナ分が水酸化アルミニウムとして析
出する。
析出が終った液はシックナ−9において水酸化アルミニ
ウムを含む泥漿と清澄液に分けられ、前者は濾過機10
によって濾過された後、水酸化アルミニウムはロータリ
ーキルン11によって焼成されてアルミナDとなり、後
者は必要に応じて蒸発濃縮(図示せず)などの処理を受
けた後、貯槽12に入れられる。
ウムを含む泥漿と清澄液に分けられ、前者は濾過機10
によって濾過された後、水酸化アルミニウムはロータリ
ーキルン11によって焼成されてアルミナDとなり、後
者は必要に応じて蒸発濃縮(図示せず)などの処理を受
けた後、貯槽12に入れられる。
この実施態様において、溶液は次のように循環利用され
る。
る。
すなわち、脱硅工程における濾過機4の濾液(以下脱硅
工程終了液という)の一部は、主工程用の溶液として用
いられ、残余の脱硅工程終了液は、主工程におけるシツ
クナー9の清澄液(以下主工程終了液という)と混合さ
れて脱硅工程用の溶液としで用いられる。
工程終了液という)の一部は、主工程用の溶液として用
いられ、残余の脱硅工程終了液は、主工程におけるシツ
クナー9の清澄液(以下主工程終了液という)と混合さ
れて脱硅工程用の溶液としで用いられる。
このような循環利用の仕方をすることによって、脱硅工
程において望ましいモル比を持った溶液を得ることがで
きると共に、脱硅工程でシリヵと同時に溶出したアルミ
ナ分は、主工程におけるアルミナ生産に有効に利用され
るという利点が得られる。
程において望ましいモル比を持った溶液を得ることがで
きると共に、脱硅工程でシリヵと同時に溶出したアルミ
ナ分は、主工程におけるアルミナ生産に有効に利用され
るという利点が得られる。
第2図は、もう一つの実施態様を示したものである。
本態様は、上記第1図に示した実施態様と溶液の循環方
法が異なるのみであるから、工程の説明は省略する。
法が異なるのみであるから、工程の説明は省略する。
本態様においては、脱硅工程終了液と主工程終了液は貯
槽12において混合され、その一部が主工程用に、また
残余が脱硅工程用に用いられる。
槽12において混合され、その一部が主工程用に、また
残余が脱硅工程用に用いられる。
この方法は、溶液の循環操業が容易になるという利点が
あるが、脱硅工程の操業の自由度が減ずるという欠点も
あるので、これを回避するためには脱硅工程終了液の一
部を抜き出して、それを主工程用溶液に加えるようにす
ればよい。
あるが、脱硅工程の操業の自由度が減ずるという欠点も
あるので、これを回避するためには脱硅工程終了液の一
部を抜き出して、それを主工程用溶液に加えるようにす
ればよい。
このような方法を採れば、第1図における方法と同様の
効果を挙げることができることは明らかである。
効果を挙げることができることは明らかである。
以上述べたことから判るように本発明方法によるときは
、通常の赤泥をソーダライト組成物と鉄分含有量の高い
成分とに容易に分離し得るのみならず、バイヤ一工程に
付加する設備は簡単であって、しかもアルミナ生産能率
には何等影響を与えないという効果を挙げることができ
る。
、通常の赤泥をソーダライト組成物と鉄分含有量の高い
成分とに容易に分離し得るのみならず、バイヤ一工程に
付加する設備は簡単であって、しかもアルミナ生産能率
には何等影響を与えないという効果を挙げることができ
る。
本発明方法における脱硅工程の好ましい操業条件は、次
のようである。
のようである。
1.R−8102溶出条件
(1)后液
Na20濃度 90〜200g/INa20/A
1203モル比 2.0 〜4.0(2)溶液とボーキ
サイトの比 5〜30m3/t(3)反応温度
60〜110℃(4)反応時間
0.5〜10hr2,ソーダライト組成物析出条件 (1)温度 90〜2oo℃(2)反
応時間 0.1〜1ohr上記において
、溶液のモル比および溶液/ボーキサイトの比は、それ
ぞれ大きい程好ましいが、あまり大きくすると工程全体
のバランスが取り難くなるので、生産するアルミナの品
種または生産能率を考慮して、上記範囲で適宜決めれば
よい。
1203モル比 2.0 〜4.0(2)溶液とボーキ
サイトの比 5〜30m3/t(3)反応温度
60〜110℃(4)反応時間
0.5〜10hr2,ソーダライト組成物析出条件 (1)温度 90〜2oo℃(2)反
応時間 0.1〜1ohr上記において
、溶液のモル比および溶液/ボーキサイトの比は、それ
ぞれ大きい程好ましいが、あまり大きくすると工程全体
のバランスが取り難くなるので、生産するアルミナの品
種または生産能率を考慮して、上記範囲で適宜決めれば
よい。
なお、本発明方法において、ボーキサイト中のR−Si
02の一部は未溶解のまま主工程へ入り、蒸煮缶の中で
アルミナと共に溶出するが、シリヵ濃度が低いためソー
ダライト組成物としては析出し難いので、この一部は水
酸化アルミニウムと共に析出して製品アルミナを汚染す
ることもある。
02の一部は未溶解のまま主工程へ入り、蒸煮缶の中で
アルミナと共に溶出するが、シリヵ濃度が低いためソー
ダライト組成物としては析出し難いので、この一部は水
酸化アルミニウムと共に析出して製品アルミナを汚染す
ることもある。
このようなシリカ分を除く必要がある場合には、主工程
の前において、脱硅されたボーキサイトに溶液を加え、
例えば泥漿濃度6oog/1、Na20濃度130g/
l1温度90〜140℃の条件で1〜20hr処理すれ
ば、未溶解のR−Si02は溶解し、ついで、ソーダラ
イト組成物として析出し、これは蒸煮によっても溶解し
ないので、鉄分含有量の高い赤泥とともに排出される。
の前において、脱硅されたボーキサイトに溶液を加え、
例えば泥漿濃度6oog/1、Na20濃度130g/
l1温度90〜140℃の条件で1〜20hr処理すれ
ば、未溶解のR−Si02は溶解し、ついで、ソーダラ
イト組成物として析出し、これは蒸煮によっても溶解し
ないので、鉄分含有量の高い赤泥とともに排出される。
以下に本発明方法を回分方式で実施した例を示す。
実施例1
三水和物型ボーキサイト(シーバ鉱)を用い、第1図に
示された工程図に従ってアルミナ生産(但し水酸化アル
ミニウムの焼成は不実施)を行なった。
示された工程図に従ってアルミナ生産(但し水酸化アル
ミニウムの焼成は不実施)を行なった。
9メッシュ以下に紛砕したボーキサイト2tをR−81
02溶出槽に入れ、これにNa20:135、g/x、
モル比2.40の溶液28m3を加えて100℃で2h
r処理し、直ちに加圧葉状濾過機を用いて濾過して、脱
硅ボーキサイト濾液に分離した。
02溶出槽に入れ、これにNa20:135、g/x、
モル比2.40の溶液28m3を加えて100℃で2h
r処理し、直ちに加圧葉状濾過機を用いて濾過して、脱
硅ボーキサイト濾液に分離した。
モル比2.0となった濾液28m3をR−Si02析出
槽に送り、350メッシュ以下のソーダライト種,子2
00kgを添加しで、140℃でlhr処理したのち、
加圧葉状濾過機で濾過して、ソーダライト組成物正味(
種子添加量を除いた量。
槽に送り、350メッシュ以下のソーダライト種,子2
00kgを添加しで、140℃でlhr処理したのち、
加圧葉状濾過機で濾過して、ソーダライト組成物正味(
種子添加量を除いた量。
以下同じ)152k9を得た。
この濾液(モル比2.00)28m’のうち14m’.
を主工程に分岐し、脱硅処理されたボーキサイトととも
に蒸煮缶において150℃でlhr処理し、シツクナー
および真空回転型濾過機によってモル比1.50の濾液
と高鉄分の赤泥とに分離した。
を主工程に分岐し、脱硅処理されたボーキサイトととも
に蒸煮缶において150℃でlhr処理し、シツクナー
および真空回転型濾過機によってモル比1.50の濾液
と高鉄分の赤泥とに分離した。
上記濾液を析出槽に入れ、これに150メツシユ以下の
水酸化アルミニウム種子1,400kgを添加し、60
℃から50℃まで自然冷却させながら、48hr析出処
理を行なった。
水酸化アルミニウム種子1,400kgを添加し、60
℃から50℃まで自然冷却させながら、48hr析出処
理を行なった。
析出終了後シツクナーおよび真空回転型濾過機によって
、モル比3.00の濾液14m3と水酸化アルミニウム
正味1,506kg(アルミナ換算985kg)に分離
した。
、モル比3.00の濾液14m3と水酸化アルミニウム
正味1,506kg(アルミナ換算985kg)に分離
した。
シツクナーから得られた濾液吉、脱硅工程終了液の残り
(モル比2.00)14m3を貯槽において混合し、モ
ル比2、40の溶液28m3を得た。
(モル比2.00)14m3を貯槽において混合し、モ
ル比2、40の溶液28m3を得た。
(脱硅工程用の溶液となる)
本実施例においで得られた高鉄分赤泥の組成を表1に、
ソーダライト組成物の組成を表2に、それぞれ示す。
ソーダライト組成物の組成を表2に、それぞれ示す。
実施例2
実施例1と同じボーキサイトを用い、第2図に示された
工程図に従ってアルミナ生産(但し水酸化アルミニウム
の焼成は不実施)を行なった。
工程図に従ってアルミナ生産(但し水酸化アルミニウム
の焼成は不実施)を行なった。
9メッシュ以下に粉砕したボーキサイト2tをR−Si
O2溶出槽に入れ、これにモル比2.25の溶液28m
3を加えてIQO℃で2hr処理し、直ちに加圧葉状濾
過機を用いて濾過して、脱硅ボーキサイトと濾液に分離
した。
O2溶出槽に入れ、これにモル比2.25の溶液28m
3を加えてIQO℃で2hr処理し、直ちに加圧葉状濾
過機を用いて濾過して、脱硅ボーキサイトと濾液に分離
した。
モル比2.00となった濾液28m3をR−8102析
出槽に送り、350メッシュ以下のソーダライト種子2
00kgを添加して140℃でlhr処理した後、加圧
葉状濾過機で濾過して、ソーダライト組成物正味144
k9を得た。
出槽に送り、350メッシュ以下のソーダライト種子2
00kgを添加して140℃でlhr処理した後、加圧
葉状濾過機で濾過して、ソーダライト組成物正味144
k9を得た。
この溶液(モル比2.00)28mとモル比3.DOの
主工程終了液14m3を貯槽において混合し、モル比2
.25の溶液42m゜を得た。
主工程終了液14m3を貯槽において混合し、モル比2
.25の溶液42m゜を得た。
該溶液のうち、脱硅工程に用いた残りの14m3を脱硅
ボーキサイトとともに蒸煮缶に入れ、140℃でlhr
処理した後、シツクナーおよび真空回転型濾過機によっ
て、モル比1.50の濾液と高鉄分の赤泥とに分離した
。
ボーキサイトとともに蒸煮缶に入れ、140℃でlhr
処理した後、シツクナーおよび真空回転型濾過機によっ
て、モル比1.50の濾液と高鉄分の赤泥とに分離した
。
上記濾液を析出槽に入れ、これに150メッシュ以下の
水酸化アルミニウム種子L400kgを添加し、60℃
から50℃まで自然冷却させながら、48hr析出処理
を行なった。
水酸化アルミニウム種子L400kgを添加し、60℃
から50℃まで自然冷却させながら、48hr析出処理
を行なった。
析出終了後、シツクナーおよび真空回転型濾過機によっ
て、モル比3.00の濾液14m3と、水酸化アルミニ
ウム正味1,502kg(アルミナ換算982kg)に
分離した。
て、モル比3.00の濾液14m3と、水酸化アルミニ
ウム正味1,502kg(アルミナ換算982kg)に
分離した。
本実施例によって得られた高鉄分赤泥の組成を表1に、
またソーダライト組成物の組成を表2にそれぞれ示す。
またソーダライト組成物の組成を表2にそれぞれ示す。
以上の実施例から判るように本発明方法によれば、従来
のバイヤ一工程に簡単な設備を付加するだけで、いわゆ
る赤泥をソーダライト組成物と鉄分含有量の多い成分に
容易に分離することができ、しかも実施例において得ら
れた正味の水酸化アルミニウム析出量のボーキサイト量
に対する比は、通常のバイヤー法のそれとほぼ同じであ
るから、生産性においても問題のないことは明らかであ
る。
のバイヤ一工程に簡単な設備を付加するだけで、いわゆ
る赤泥をソーダライト組成物と鉄分含有量の多い成分に
容易に分離することができ、しかも実施例において得ら
れた正味の水酸化アルミニウム析出量のボーキサイト量
に対する比は、通常のバイヤー法のそれとほぼ同じであ
るから、生産性においても問題のないことは明らかであ
る。
第1図および第2図は、それぞれ本発明方法の実施態様
を示す概略の工程図である。 図中、l:R−Sin2溶出槽、3:R−SIO2析出
槽、5:蒸煮缶、8:水酸化アルミニウム析出槽をそれ
ぞれ示す。
を示す概略の工程図である。 図中、l:R−Sin2溶出槽、3:R−SIO2析出
槽、5:蒸煮缶、8:水酸化アルミニウム析出槽をそれ
ぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ボーキサイトをアルミン酸ナトリウム溶液で処理し
て不溶解残渣を赤泥として排出し、一方赤泥を分離した
溶液から水酸化アルミニウムを析出せしめ、これを焼成
してアルミナを製造する方法において、 ボーキサイトをアルミン酸ナトリウム溶液で処理しで、
アルカリ可溶性シリカを溶出せしめ、溶出したシリカを
ソーダライト組成物として析出分離する脱硅工程と、脱
硅処理されたボーキサイトをアルミン酸ナトリウム溶液
で処理してアルミナを抽出する主工程とを設け、主工程
の析出した水酸化アルミニウムを分離した溶液と、脱硅
工程の析出したソーダライト組成物を分離した溶液の少
なくとも一部との混合溶液を脱硅工程用の溶液とし、残
余の溶液を主工程用の溶液とすることを特徴とするアル
ミナ製造法。 2 主工程の析出した水酸化アルミニウムを分離した溶
液と、脱硅工程の析出したソーダライト組成物を分離し
た溶液の一部との混合溶液を脱硅工程用の溶液とし、後
者の残余の溶液を主工程用の溶液とすることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のアルミナ製造法。 3 主工程の析出した水酸化アルミニウムを分離した溶
液と脱硅工程の析出したソーダライト組成物を分離した
溶液とを混合し、その一部を脱硅工程用の、また残余を
主工程用の溶液とすることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のアルミナ製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55059904A JPS583969B2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | アルミナ製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55059904A JPS583969B2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | アルミナ製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56160321A JPS56160321A (en) | 1981-12-10 |
| JPS583969B2 true JPS583969B2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=13126570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55059904A Expired JPS583969B2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | アルミナ製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583969B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993020251A1 (fr) * | 1992-04-03 | 1993-10-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Procede de production concernant une composition d'un materiau servant a la fabrication du fer et comprenant un residu de dissolution de la bauxite |
| CN105217903A (zh) * | 2014-06-26 | 2016-01-06 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种赤泥沉降分离洗涤工序的设备配置方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102600791A (zh) * | 2012-04-01 | 2012-07-25 | 昆明理工大学 | 一种粒状赤泥吸附剂及其制备方法 |
-
1980
- 1980-05-08 JP JP55059904A patent/JPS583969B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993020251A1 (fr) * | 1992-04-03 | 1993-10-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Procede de production concernant une composition d'un materiau servant a la fabrication du fer et comprenant un residu de dissolution de la bauxite |
| CN105217903A (zh) * | 2014-06-26 | 2016-01-06 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种赤泥沉降分离洗涤工序的设备配置方法 |
| CN105217903B (zh) * | 2014-06-26 | 2017-11-10 | 沈阳铝镁设计研究院有限公司 | 一种赤泥沉降分离洗涤工序的设备配置方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56160321A (en) | 1981-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE2218464C3 (de) | Verfahren zum Aufbereiten des bei der Tonerdeherstellung nach Bayer anfallenden Rotschlammes | |
| US2806766A (en) | Process of purifying caustic aluminate liquors | |
| DE2906646A1 (de) | Verfahren zur herstellung von reinem aluminiumoxid | |
| US4177242A (en) | Method of obtaining pure alumina by acid attack on aluminous minerals containing other elements | |
| US4474736A (en) | Treatment of aluminous materials | |
| DE2923756C2 (de) | Verfahren zur Herstellung von Tonerde | |
| US4024087A (en) | Method of preparing coagulant for purification of water from mechanical admixtures | |
| EP0938452A1 (en) | Value improvement of clays | |
| US4130402A (en) | Method for producing coarsely crystalline alumina | |
| JPH0336766B2 (ja) | ||
| US3383166A (en) | Process for producing iron-free aluminum nitrate solutions | |
| US1992547A (en) | Diatomaceous product and method of making the same | |
| US3642437A (en) | Production of alumina and portland cement from clay and limestone | |
| US2467271A (en) | Process for production of ammonium alum from acid liquors | |
| JPS583969B2 (ja) | アルミナ製造法 | |
| US6299846B1 (en) | Process for producing aluminum hydroxide from alumina-containing ore | |
| US4758412A (en) | Production of rare earth hydroxides from phosphate ores | |
| US4031182A (en) | Recovery of aluminum from alunite ore using acid leach to purify the residue for bayer leach | |
| US4518571A (en) | Process for desilication of aluminate liquors in the production of alumina | |
| US1916902A (en) | Adsorbent | |
| EP4450657A1 (en) | Recovery method of lithium ion | |
| US3000699A (en) | Purifying lithium salts | |
| JPH02111627A (ja) | 赤泥の処理方法 | |
| EP0564659B1 (en) | Process for producing aluminum hydroxide from alumina-containing ore | |
| US2209131A (en) | Process for the preparation of beryllium compounds |